
総合評価
(530件)| 139 | ||
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powered by ブクログ4つの話があった。繋がってると思ったら繋がってなかった。一つ一つがほんとにいい話だった、さいこう。高校生の青春みたいな話でいいがんじ。
0投稿日: 2025.11.09
powered by ブクログ高校生がメインの青春恋愛小説の短編集。 いずれの作品も、恋愛に奥手なやや陰キャの主人公による初々しい雰囲気のお話たち。 自ら告白して始まる能動的な恋愛には二の足を踏んでしまうような高校生たちのために、作者が用意した偶然の出会い・結びつきはなかなかに趣向にとんだもの。 どうしても短編であるが故の消化不良を感じ、もっと紆余曲折あっての盛り上がりを欲してしまうのですが、その意味でも短編集としては成功なのかな。(単純にこの読者本人が短編集向きでない人間なのかもしれません)
8投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
表題作である「百瀬、こっちを向いて。」を含めた4つの短編小説で構成されている。どの内容もしっかりしていて面白かった。その中でも、「キャベツ畑に彼の声」と「小梅が通る」はもう1回読みたい。面白さは、ストーリーと登場人物全員がしっかりしているからこそだと思う。
0投稿日: 2025.09.05
powered by ブクログ★★★☆☆少女マンガのような恋愛小説。甘々に浸らせて貰えました。短編4話。さらっと読了。読後感も良好。
0投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログうーん、不完全燃焼。 ところどころ好きな部分もあるんだけど、それはどうなの?ってとこもあるし、可もあり不可もあり。
0投稿日: 2025.08.04
powered by ブクログ結論から言えば、僕には合わなかったです。表現が映像的ではなかったし、キャラクターの個性がいまひとつ立たなかったので、読んでいてしんどさがありました。 僕が好きな作家は村上春樹さんなので、イメージが先行していて、ウィットに富んだ表現がたくさん出てきて、比喩でイメージを飛ばせる文章が好みなので、それらがない文章は正直に言ってしんどかったです。表現するなら村上春樹さんの文章は高速道路、中田永一さんの文章は信号の多い地道だと感じました。つまり文章にリズムがなく、平坦でベタッとしているそんな感じです。 結果的にどういった作品なのかもいまいちつかみきれませんでした。僕の悪いところは興味がなくなると文章を読んでいても、現実の諸問題の方に思考のキャパシティが割かれてしまい、一行前になにが書かれていたのかわからなくなってしまうところです。わからないので、また物語をさかのぼって読みはじめるのですが、またしても同じことを繰り返してしまうので、これは時間の無駄だと思い途中で読むことを諦めてしまいました。 一体なにが書かれていたのだろう?僕には、最後まで物語の核心をつかむことができませんでした。
0投稿日: 2025.06.08
powered by ブクログ実家に眠っていた未読本なので結構前の作品。 他の方も書いてましたが、女の子視点での物語なのでなんか、もやもやしました。特に最後の「小梅が通る」は、どんなに甘酸っぱいお話だったとしてもありえないというか。ルッキズムの描写、わからなくもないがちょっと無理がある設定だなと思ってしまいました。 「キャベツ畑に彼の声」はよかったです! 若い男性の先生に対する憧れ、片思い、すごくよくわかるし描写も美しかったなと。順番的にこれが最後だったらよかったのかも。 スイスイ読めるし、つまらないわけでは決してないけれどもなんか腑に落ちない...男性作家(なんですよね?)が書く女性描写か、っていう自分が勝手にかけてるバイアスがありました。
0投稿日: 2025.06.01
powered by ブクログ爽やか!!切なくて辛い恋なんてしなきゃよかったって思う事もあるけど、恋って自然に落ちるものなんだよね。人間誰しもピュアな頃があって、その頃を思い出させるそんなステキな短編集でした。
0投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログ表題作だけの本を読んだ。良かった。サラッと読める青春物語って感じ。 表題作含めて4つ話がある(?)のは知らなかった、表題作以外は読んでない。
0投稿日: 2025.02.24
powered by ブクログ偽装カップルから生まれる本物の恋「百瀬、こっちを向いて」、意識不明だった少女の恋「なみうちぎわ」、覆面作家とその正体を知る少女の恋「キャベツ畑に彼の声」、ブスメイクをする美少女の恋「小梅が通る」。4つの恋を描いた作品。 特に「なみうちぎわ」が良かった。3作目の主人公が2作目の本を読んでいるとわかる描写があってとても良かった。どの作品もハッピーエンドで終わらせず、先を想像させられるような形で終わっていた。私的には結末までみたいと感じてしまった。
12投稿日: 2025.02.20
powered by ブクログほっとするような恋愛短編。 個人的に胸に刺さったのは「なみうちぎわ」「キャベツ畑に彼の声」 どの話も初恋のやるせなさだとか、恋をしているときの空気感とか、その時じゃないと出せない情景が溢れていて懐かしさを感じた。 爽やかな朝に読みたい本。
1投稿日: 2024.12.30
powered by ブクログ学生の甘酸っぱい恋愛パターンが4パターン楽しめる短編集。表題作より一番最後の短編の『小梅が通る』が一番好みでした。
1投稿日: 2024.12.18
powered by ブクログ2025/12/15 4つの短編からなる小説で、それぞれの話は独立しているが、青春時代の恋や、人を思う気持ちについてのほんのりした話が多い。 タイトルは1番最初の話。 先輩からの依頼で百瀬という女子と恋人のフリをすることになった男の子についてのストーリーである。 その後に収められている3つの話も人が惹かれていく過程を少しミステリアスに、少しユーモアを交えて、少し現実味を持たせて展開されている。 とても読みやすく、そう感じる要因もあとがきに書いてあって納得。 別の作品も読んでみたいなと思いました。
1投稿日: 2024.12.17
powered by ブクログ結構良かった。 後2、3ページ読みたい、、!って思わせる話がいっぱい。 それが逆に色々想像出来て良かったりした。
1投稿日: 2024.11.10
powered by ブクログどの話もよかった 小梅が通るの主人公の柚木と松代さん土田さんの三人とも魅力的に思えたし、関係性も素敵でした!
1投稿日: 2024.10.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
4つの恋愛のストーリーが書かれており、普段あまり恋愛小説を読まない私にとってはちょうどいいお話の長さで読みやすかったです。 特に1番好きなのは「小梅が通る」で、読んだ後は思わず笑顔になってしまいました。 真っ直ぐでピュアなお話しで、青春時代に戻ったような、そんな気分にさせてくれました。 あと「百瀬、こっちを向いて。」で主人公の友人である田辺くんが主人公の辛い恋愛体験について「尊いことだよ」「大切にするべきことだ」というワンシーンがとても大好きです。 言葉選びや考え方がとても素敵だなと思いました。
2投稿日: 2024.06.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2024年 鑑賞作品 No.22 《感想》 どこかさびしく切ない恋を描いた短編4話 心がキュッと締め付けられるようなこの気持ちはなんだろう… 個人的には4話目の物語が一番好き。 結論だけ見れば、やんちゃな男子が物静かな女子に恋するというありきたりで平凡な作品ではあるが、そこに至るまでの過程が愛おしい。 主人公の女の子が、街ゆく全ての人を釘付けにするほどの美少女でありながら、学校ではブサイクメイクをして真の顔を隠しているという設定に驚く。 そんなことあるか!と突っ込みたくなるところだか、それがこの物語の核心だろう。 人は他人を見た目で判断するということ、そしてそれによって傷つく人がいるということをリアルに描いている。誰もが、相手の中身を見て好きになることが素敵だ、とは思っているがそれは理想の域を出ない。 でも人が人の心を好きになることを願っている人がいることも事実。 だからこそこの物語が多くの人に愛されるのだろう。
1投稿日: 2024.06.04
powered by ブクログ『私は存在が空気』を読んだ際、こちらの紹介がされておりうっすらと記憶に残っていました。 ある日本屋に行き、本棚を眺めていると『百瀬、こっちを向いて』という見覚えのある題名が。読んでみたい気持ちがずっと心のどこかにあり、すぐに手に取り購入しました。 読みやすく楽しみながら読めました。中田さんの他の作品もまた読んでみようと思います。
4投稿日: 2024.05.24
powered by ブクログよく作者名を見ずに読んでいたのだけど、男が書いた女の話という感じだなあと終始なんとなく思っていたら、やはり男性の作家さんだった。なんでわざわざ女の子を主人公にした話にするんだろう??シチュエーションにも感情の動きにもリアルさがなくて、どの登場人物にも共感できないままなんとか読了。
2投稿日: 2024.04.05
powered by ブクログ表題作の映画をみて買った文庫本。ちなみに短編集 印象に残った「先輩はニルアドミラリなんだ」って台詞、映画オリジナルだったんだね。良き。 表題作も好きだけど、 #なみうちぎわより の方が好きかも! 水難事故により五年間眠り続けてた女の子が目覚めて、 かつて勉強の面倒を見ていた生意気な年下の男の子との関係の変化を描いたお話。 ソーダ水のような、それこそ波打ち際のように感じる淡い記憶みたいな優しい気持ちで読める。 敢えてひらがなで書いてあるのが多いのもその理由なのかな。素敵な本でした。
0投稿日: 2024.03.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【その人を好きになることもある。】 4つのショートストーリーが収められている。人を好きになる過程が人ぞれぞれ、というか、まず恋愛以前に、個人レベルでその人を考えたり、思ったり、想像したり、そんな時間を他の人よりも断然長く過ごすことになる何かしらのきっかげがそれぞれなのかなーとか思った。どこで落ちたのかは分からなかったり。落ちてるかも信じられなかったり。だからそれが現実の恋愛になってもならなくても、等価値だと思った。人を思うことって美しいと思った。 「愛とは状態のことで、恋とは状態が変化するときに放出される熱なのではないか。」
2投稿日: 2024.03.01
powered by ブクログ後ろの解説にもありますが、簡単な言葉でも漢字ではなくひらがなで書かれるのが私には読みにくかったです。 恋愛小説に今まで触れてこなかったので、読んでいて普段使わない胸の内のキュン受容回路が動く感じがしてハイカロリーでした。 物語の最後で謎が解ける時の気持ち良さが、短編なのに満足感があって良かったです。 かなり好き。最後の書き下ろし「小梅が通る」が1番好きです。
1投稿日: 2024.02.09
powered by ブクログ興味をそそるような設定の中で展開されるピュアな恋愛小説集。性的な描写もなく健全です。そんな小説を斜め読みしている自分はずいぶん汚れてしまっていると思いかなしくなる。 年配な人達もたまにはこんな小説で昔の気持ちを取り戻すのもいいかも、とも思った。
6投稿日: 2024.01.27
powered by ブクログ「なみうちぎわ」と「小梅が通る」が面白かった。 短編いいけど、長編に慣れるとやっぱり少し物足りなさ感じるな〜。 読書初心者でも読みやすいかも。
0投稿日: 2024.01.03
powered by ブクログブクログの評価を元に、大量にAmazonでポチった。 知らんうちにたくさんポチってた(笑) 多分酔っ払いの時の私がやったのだろう。。。 何故この作品を買ったのか、全く記憶が無い(-。-; 今日は娘に誘われて、仕事の休みを合わせてディズニーシーに行ってきた(*^▽^*) 幸せだ。幾つになっても楽しい。 ばばあでも猛烈に楽しい。。。 浜松から新幹線で東京に行ったわけだが、行き帰りの時間でちょうど読み終わった(^^) 短編じゃーん、時間かかるかなぁ。。。って思ったが、最初の作品から面白い。 心掴まれた。 表題作、百瀬、こっちを向いて。 人間レベル2のどインキャ男が主人公。 まるで私じゃないか!わかる、わかる、わかるよーーー(笑) そんなどインキャ男が、かっこいい大先輩のお願いを聞くことになるのだが、、、 2作目のなみうちぎわ 背表紙には恋愛小説集と書いてあるのだ、この作品は単なる恋愛では終わらない。 高校生の頃、小学生の男の子の家庭教師をしていた姫子だが、ある日水難事故に遭い、意識不明になる。 これはちょっとミステリ要素ありますね(^^) これもなかなか良かった。 3作目はキャベツ畑に彼の声 黒いセルフレームのメガネの26歳男性国語教師を意識してしまう小林。 バイトでテープおこしをした際、ある事に気づいてしまう。 これも良かった(*^▽^*) えー、そっちーーー!?なるほどー。 4作目小梅が通る これが一番好きだった! 春日井柚木は実はとても可愛いのだが、ブスメイクをして目立たないよう、地味な友達と、クラスの底辺で大人しく学校生活を送っていた。 休みの日、ブスメイク無しの時に同級生に遭遇してしまい、、、 こういうの大好き。 外見じゃなくて、内面重視なの、最高(*^^*) 最後にいい気分になった時、新幹線が浜松に到着した。 ディズニーは最高だし、帰りの読書も最高で、気分もかなり上がった1日になった(*^o^*)
115投稿日: 2023.12.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
4つのお話からなる。 百瀬、こっち向いて。 自称「人間レベル2」の相原ノボル。 宮崎瞬(ノボルの幼馴染)の浮気相手兼ノボルの彼女役。 神林という完璧彼女がいながら。 この4人の奇妙な関係、本当の役者は誰だったのか? ダブルデートをしたとき、拾った鬼灯を瞬に手渡した神林はどこまで知っていたのか。 百瀬との間は、役が終わった後も繋がっている。 なみうちぎわ 1997年、高校一年の姫子。 姫子は登校拒否をしている小太郎(小6)の家庭教師をする。 9月。小太郎が溺れたのを姫子が見つけて助けるが、逆に姫子が溺れた。 意識が戻らぬ5年。ずっとそばで見ていた小太郎は、姫子に恋心を抱いてた。姫子はそれに答える。 キャベツ畑に彼の声 女子高生の久里子は26歳の国語教諭本田の秘密に気づく。 本田は北川誠二を名乗るゴーストライター。 書くのは妹の可奈子。 久里子は秘密を守りながら、生徒をしている。 憧れが好きという気持ちになり、抑えておけずに手紙を手渡す。 小梅が通る 高校二年の美少女春日井柚木。 彼女は周りの目を引くのを嫌い、ブスメイクを施して学校に通う。 ふとしたことから同クラスの山本寛太に話しかけられる。 寛太のバイト先で、柚木は素顔を見られてしまい、とっさに子役のときの芸名「小梅」と告げる。 柚木の心に傷を作ったのは中学の同級生。 救ったのは高校の友人達。ブスメイクにも気づいてた。 寛太の弟である慎平はすぐにブスメイクを見抜くが、寛太は判らない。 寛太は小梅と勘違いしながら、柚木に告白する。 焦れったい青春だなぁ・・・ この人に、恋愛書かせるとこういう風になるんだ。
1投稿日: 2023.12.20
powered by ブクログ短編、どれも面白かったです! 百瀬の話をもう少し長編でみたいなと思った。 いろんな恋愛の仕方があるんだなあ 出会いとはどこから降ってきてどこでつかむのか計り知れないから面白い。
1投稿日: 2023.11.10
powered by ブクログ文章は繊細で表現も秀逸ですべての短編に嘘を隠した恋の作品ではあったけど、あまり好みではなかった。作者の恋愛や女の子に対する願望が、創作だからいいだろうという思考にとけて混ざっているような気がした。
0投稿日: 2023.09.05
powered by ブクログ8月に入ってすぐ読んだ。短編で、全体的に青い空と白い雲の透き通った空を思い浮かべるような、そんな青春恋愛小説だった。
2投稿日: 2023.08.25
powered by ブクログ短編集。生まれたばかりの恋愛を語る本。お気に入りは、「なみうちぎわ」と「小梅が通る」。短編で一気にすらすら読めちゃう。
0投稿日: 2023.08.24
powered by ブクログ恋愛小説が読みたくて手に取った。でも、自分が思っているような甘酸っぱい感じではなく、これを恋愛小説と言っていいのか、というような話ではあった。まあ話ひとつひとつは読むには場面が想像しやすいので星3。
0投稿日: 2023.08.04
powered by ブクログ全体的に物足りない感じがしました。 まぁ、短編集なのだから当然なんですが…。 全体的に読みやすいのは間違いないですね。 スルスルと読み終わりました。 おっちゃん的には百瀬の話を、もう少し引っ張ってもよかったのでは? 捉え方は、それぞれですもんね^^;
0投稿日: 2023.08.02
powered by ブクログ短編4編、どの話も濃縮されていて素晴らしい。読後感も爽やか。かなりよかった。 第一印象は大事だけど、人としてのつきあいがあって、いろんなことに気づく。甘酸っぱい。
36投稿日: 2023.07.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
百瀬、こっちを向いて。 相原ノボル 高校一年生。薄暗い電球のように覇気がなく、学力も運動能力も平均以下で、社交能力は五歳児以下、髪の毛もぼさぼさて服装もださださのクラスの底辺。 百瀬陽 野良猫を思わせる瞳。 髪の毛は真っ黒でまるで野生動物のようにシンプルな格好良さがある。 神林徹子 高校三年生。高校で一番の美人。背が高く、髪の毛は腰まである。 宮崎瞬 高校三年生。バスケットボール部。徹子と付き合っている。ノボルとは家が近所で母親同士が仲がよかった。ノボルにとっては兄のような存在だった。 田辺 ノボルのクラスメイト。ノボルが高校に入って唯一できた友人。 なみうちぎわ 餠月姫子 小太郎の家庭教師を引き受ける。 百合子 ひとつ年上の姉。 灰谷小太郎 登校拒否している小学六年生。入江で泳いでいた少年。 井原 いはらだが、いばっているからイバラと呼んでいる小太郎の担任。不登校の原因。 キャベツ畑に彼の声 本田先生 高校の国語教師。二十六歳。 小林久里子 テープおこしのアルバイトをしいる。十七歳。 可奈子 本田先生の妹。 小梅が通る 山本寛太 クラスメイト。 春日井柚木 しもぶくれ顔、ホクロ人間。地味で目立たない女子グループの一員。 松代 背が高く、幸の薄い顔をしている。地味で目立たない女子グループの一員。 土田 ふくよかな体型。地味で目立たない女子グループの一員。 山本慎平 寛太の弟。
1投稿日: 2023.07.25
powered by ブクログ百瀬:さえない男子が百瀬と偽装恋人に。偽りの恋で胸が痛むのが瑞々しく,野良猫みたいな百瀬がキュート。 波打際:水難事故,植物状態から目覚め キャベツ畑:テープおこしと覆面ライター 小梅:不細工メイク
19投稿日: 2023.06.30
powered by ブクログ少し前にブク友さん達が次々にレビューをあげていて、読みたかった一冊。 著者の本は「くちびるに歌を」「吉祥寺の朝日奈くん」に続き3冊目ですが、これが一番好き!! 4つの短編が収録されていて、どれも自己肯定感の低いタイプの高校生が主人公。 自分のことを“人間レベル2”と自虐したり、教室の中で存在を消したり… そんな彼らの甘酸っぱい恋愛体験は、切なくてちょっと苦しいのです。 まず、表題作「百瀬、こっちを向いて。」 の最後の一文に、ズキューンと胸を撃ち抜かれました。 うわぁ~、なにこれ? 最高なんだけど!? そして、4編どれも終わり方が良い。 読者がその先を想像してしまう。 余韻を楽しむ時間がまた胸キュンなのです。 また、主人公の友人達も存在感がある。 特に不可欠なのは「百瀬、こっちを向いて。」の田辺くんでしょう。 あと「小梅か通る」の松代さんと土田さん。 優しさと友情には思わず涙が溢れます。 この4編のテイストを、 「ソーダ水のような、ちょっぴり刺激のある、爽やかな甘味」 と解説の瀧井朝世さんが表現していますが、まさにその通り! またまた青春時代に戻れた読書時間でした❥❥(´ε` )
64投稿日: 2023.06.19
powered by ブクログ読んで、「うっっっ」となって、高校生の頃の彼氏の夢を一晩でたくさん見た。私も彼氏も大変イけてなくクラスでは黒板消しより存在感がなく、とにかく陽キャの皆さんにウザ絡みされないことをひたすら願って過ごする存在だったか、私の中では彼氏は寡黙で優しくて心が広くてかっこよかった、ちょうど主人公の友人たちのように。 だから、それぞれの場所でそれぞれ呼吸をしているから、何も恥じることなく人を大好きになれば良いんだ。
11投稿日: 2023.06.19
powered by ブクログ表紙の美しさに一目惚れして買いました。 全体に表紙に引けの取らないとても爽やかな物語と感じました。 どれも良いのですが、表題ではない話の方が好きでした汗 溢れる気持ちを畑に例えて出荷する とかの表現が、んもおおおおっ!って声にでてしまうくらい可愛くて素敵で感動しました。 小梅の彼との掛け合いも大好きでした。
1投稿日: 2023.06.13
powered by ブクログ主人公とその周りの人達がみんな優しくて温かい。人の温かさを感じた後は、心が穏やかになり、その人のことを好きになる。どれも後味が良かった。読み終わったらなんだか寂しく感じた。
0投稿日: 2023.06.11
powered by ブクログ図書館から本が押し寄せているのに、ここで中田さんを読んでる場合じゃないのに、我慢できずに読んでしまいました。 本当は「朝比奈〜」を読みたかったけど売ってなかったから、「百瀬〜」を10年振りに。 本当だっ、全四話とも嘘をついたりつかれたり。 中田さんて“甘酸っぱい青春物語”ってだけじゃないんですよね。 自虐的な登場人物たちが面白く愛しい。 会話のやりとりの面白さや、心の声がリアルなんだけど重たすぎない、そういうところが好きです。 みずみずしさをとても感じるのに、淡々と時間が進みシュールな雰囲気が堪らない。 「ウソカノ」をまた読みたくなってしまった。 漢字とひらがなの使い分けがとても気になるけど、発声の強弱?重軽?漢字だと堅過ぎる? ??? 百瀬、こっちを向いて。 さり気なくてとっても良い〜ここで言うのね〜 「なみうちぎわ」の取り戻せないものの大きさがすごい、小太郎よ 日の当たる道を歩くんだぞ… 作中に出てくるテープ起こしをやってみたいと思ったけど、聴くのは好きな声や話し方とは限らないし、考えれば考えるほどイライラする自分しか浮かんでこなかったので却下。
56投稿日: 2023.06.11
powered by ブクログ高校生たちが主人公の、とてもみずみずしい恋愛小説集でした。 登場人物たちそれぞれの立場を、こんなに生き生きと鮮やかに描けるなんて。 これは傑作だと思う。胸キュンしちゃいます。 文章の構成が素晴らしくて、面白くて、一気読み間違いなしです。 読み終わって印象に残ったのは、「百瀬、こっちを向いて。」のノボルの友人の田辺と、「小梅が通る」の柚木の友だちの土田さんと松代さん。 ほんとにいい子たちだよねぇ。友人にかけられた言葉は一生心に刻まれるのだから。 宝物掘り当てたみたいに感動しちゃいました。 私、純粋無垢な感じのこの子たちのこと、絶対忘れないと思う。
37投稿日: 2023.05.31
powered by ブクログなんも、密かに流行している乙一まつりに参加しようなんて、気持ちはサラサラなくて、単に古本屋の本棚に白い背表紙が目立っていた、だけ。 文庫本では、中田永一紹介に、本書がデビュー作とある(発行当時は未だ覆面作家中)。初中田永一、初(小説としては)乙一。そうか、中田永一って、こういう作風なんだ。デビュー作には、作家の資質のほとんどが出てくる。 ⚫︎そうか、「百瀬、こっちを向いて。」の台詞をそのタイミングで出すか。テクニシャンだよね。 ⚫︎「なみうちぎわ」、そうか、一応恋愛小説っぽい話だけど、ミステリなんだ。 ⚫︎「キャベツ畑に彼の声」、そうか、これはまるまる和山やま「女の園の星」のパクリだ。じゃない、「女の園の星」がか! ⚫︎「小梅が通る」そうか、キュンキュンさせるという恋愛小説。確実に確信犯だ。 だとすると、 ぼくはまだ誰も気がついてないことに気がついてしまった。 百瀬たちは「刑事ジョン・ブック 目撃者」を、いつ観たのか?公開は1985年である。という事は8年後の現代パートでも1993年という事になってしまう。携帯出てこないから、多分確定だ。 その次の話は、1997年と2002年が交互に描かれる。初出は2006年である。 次の話では、PHSへの買い替えや、テープのダビングが描かれる。おそらく90年代終わりだ。初出は2007年である。 その次の話は、サティが主な舞台になる。しめしめ、時代がわかるぞ、と思ったら、2006年イオンに統合されるまで細々と続いていたらしい。「ナルト」も99年から14年まで連載しているので同定できない。でも多分2000年代前半である。初出は2008年である。 つまり、長くて10数年、短くて4年前のお話を作っているのである。「花束みたいな恋をした」が最初から過去譚として描かれたように、キュンキュン譚は過去譚として描かれないと、リアルにならない。何故ならば、今現在、隣の若者がキュンキュンされたら、とても見ようという気にならないからである。それを見越して中田永一は確信犯として恋愛小説を作った。計算づくのテクニシャンと彼を呼ぼう。
96投稿日: 2023.05.22
powered by ブクログ表題作を含む四篇からなる甘酸っぱい恋愛短編集。 特に「小梅が通る」が良かった。 全体的に優しい雰囲気で、文体も柔らかく読みやすかった。
2投稿日: 2023.05.03
powered by ブクログ本作は2008年刊行、中田永一さんのデビュー作(乙一さんデビュー12年後?)とのこと。同一人物の名義違いデビュー作、ホラーと恋愛の違いや如何に! と勝手な興味・関心で手にしました。 本作には4つの短編が収められており、全部独立した作品として楽しめます。共通点として、主人公が高校生であること。それも目立たず自己肯定感の低い人物だということが挙げられます。なので、若い読者からみると自己投影しやすく共感度も高いのではないでしょうか? 青春が遠い過去の読者(おい、差別だろ!)でも瑞々しく〝映える〟気がします。 また、ひらがな表記が多いのも特徴で、若者対象の読みやすさへの功を奏しているとは思いますが、それ以上に文章表現のやわらかさと繊細さが伺えます。 さらに、ミステリー的な要素や斬新な設定、驚きの展開もあり、乙一さんっぽさを感じさせてくれる場面もあります。これらと、高校生の淡い恋愛感情の揺らぎ表現の巧みさが相まって、いわゆる、単なる恋愛ものとは一線を画していると感じました。 そうです。安心してください! この恋愛小説、甘過ぎないんです! というわけで、中田永一さんのデビュー作は、乙一さんのデビュー作に負けず劣らずの素晴らしい作品でした。と言うか、名義違いによる作品を、変に勘ぐったり詮索したりするべきものではなく、ミステリーやホラー小説も恋愛小説も、2人の書き手として名手であることに間違いなし! ですね。
49投稿日: 2023.03.17
powered by ブクログ短編小説から映画化した作品の原作。僕は映画は見てないけど、元ももクロの早見あかりがキャストなのは知ってました。あと高校生のときにWEAVERめっちゃ好きだったのでその流れでこの映画を知ったんだよなーって当時を思い出しながら懐かしく感じました。 そして2023年の2月でWEAVERが活動休止した事実を知り感慨深い気持ちになりました。 内容は十代の恋愛がテーマの青春小説。どの話も非現実的な内容ではあるけれど、どことなく似た感覚を知ってる気がしてくるのは、十代のときに誰もが感じた悩みや苦難が大人になった今、遠くてボンヤリとしたモノになってしまったからなのかな、なんて思いながら読みました。 僕はこの本に登場する4作品の順番がすごく好きで、この感覚はこの順番じゃなければ得られなかった気がします。 ちなみに僕は「小梅が通る」が好きです。 勝手な想像ですけど、今だったら百瀬役は広瀬すずをキャストするのかなーなんて思ったりしました。
5投稿日: 2023.03.10
powered by ブクログ中田永一、恋愛アンソロジー4編。 偽装の嘘。偽証の嘘。擬装の嘘。扮装の嘘。 若い彼らが、本心を隠す為、選んだ擬態。 各短編、苦しくなるような、ほのかだけど確かな恋模様。ミステリー的な仕掛けまで入れ込んで、楽しませていただきました。 個人的乙一系統過去一小説。 一応、「百瀬、こっちむいて」の、ノボルは、D瓶さん仕立で読んでみました。
52投稿日: 2023.03.074つの初恋話
「百瀬、こっちを向いて。」 「なみうちぎわ」 「キャベツ畑に彼の声」 「小梅が通る」 高校生世代の初々しい恋心を普通じゃない設定で描いた4編。 普段の私は朝の犬の散歩が終わって車で出勤するまで少し時間がある。前夜睡眠前に読み始めた話の続きを出勤前の時間に読む、短編集を電子書籍で読んでいるので各話があと何ページで終わるのかわからない。どうなるのか気になるやん。出勤のぎりぎりまで読んでてもう時間がないと家を飛び出す羽目に。で職場で休憩時間に続きを読もうとしたらわずか2、3ページほどでエンディング。(笑) 気分が乗らないと本を読まない私が結局1日1話4日間で読み終わってしまった。恋愛の相手が美男美女である必要はあるのかとは思うけど、私を一気に最後まで読ませてしまったのだから良作。
0投稿日: 2023.02.07
powered by ブクログ若者たちの青い恋愛 現実にあるのかなと思える恋愛ストーリーが4編で構成されている 「キャベツ畑に彼の声」の あり得難い設定の ちょっと上から目線のドキドキに 引き込まれてしまった
7投稿日: 2023.01.18
powered by ブクログ「吉祥寺の朝日奈くん」を読んだ勢いで、こちらのデビュー作に行ってみる。 表題作は、自己肯定感が低く教室での存在感も薄いノボルが、ある事情で百瀬という美少女と学校の中だけ付き合っているふりを始めて…というお話。 話の行き先は想像がつくのだが、そこに行き着くまでの、自分の気持ちを計りかね、自分の心を否定したり、否定できない感情に苦しんだりというノボルの姿が、何と言うか、かわいらしい。 そんなノボルに対して自分の心に素直に向き合うように背中を押してくれる、地味仲間の田辺くんがナイス。 最後に明かされるほおづきの花言葉がちょっとしたサプライズ。 作者の地元を舞台に展開するお話は、私も近くに住んでいたので、舞台の雰囲気はよく知れた。(久留米の高校生はあんな風には喋らないけどね) 続く、海での事故から5年間も意識がなかった女性が目覚めるところから始まる「なみうちぎわ」とテープ起こしのバイトから覆面作家の正体に気がつく「キャベツ畑に彼の声」も、人付き合いが苦手で一人で学校生活を送っている女子高生が主人公。 それぞれの事情から深く関わらざるを得なくなった人が身近な人になっていくに従って自分の心に起きる感情に戸惑いながら、その正体に気づいていく、こちらも切なさ一杯のお話。 ここでも終盤に結構な秘密が明かされて、話の印象が深まる。 最後の「小梅が通る」も似たような雰囲気ではあるのだけれど、この話だけは屈折した主人公の設定にちょっとトリッキーな展開で少し味変。 ここでも唯一の友人だった松代さん・土田さんがいい味で、これも嬉しいサプライズ。 そして、山本寛太(あえて呼び捨て)の純情さと鈍感力が微笑ましい。 自分の10代の頃を思い起こすと、こんな甘酸っぱいこととは無縁だったのが、今更ながらちょっと残念。(って、何年前の話だ)
25投稿日: 2022.12.27
powered by ブクログ乙一氏の作品は大好きで、 「箱庭図書館」以降、 もう著者の恋愛もの読めないのかなって 思ってたいたので、 この、切な優しい物語にまた出会えたことが 素直に嬉しく思った。 著者独特の優しさが本当に大好きです。 感動も、笑いも、少しの驚きもあり 終わってしまうのが悲しくなりました。
65投稿日: 2022.12.20
powered by ブクログ何年も前からず〜っと積読だった 百瀬、こっち向いて。 この小説にでてくる女の子みんな可愛くて 少女漫画読んでる時のときめきがあったなぁ。 どの話もミステリアスな部分もありつつ 素敵なお話、登場人物だった! うんうん、で、その後どうなったの〜? って終わり方がより良かった! あ〜、可愛い!
3投稿日: 2022.11.18
powered by ブクログ✨あらすじ✨ 「人間レベル2」の僕は、教室の中でまるで薄暗い電球のような存在だった。野良猫のような目つきの美少女・百瀬陽が、僕の彼女になるまでは―。しかしその裏には、僕にとって残酷すぎる仕掛けがあった。「こんなに苦しい気持ちは、最初から知らなければよかった…!」恋愛の持つ切なさすべてが込められた、みずみずしい恋愛小説集。─「BOOK」データベースより ✨感想✨ 『百瀬、こっちを向いて』 大人で言う不倫の隠蔽を子どもに置き換えるとなんでこうもみずみずしく生き生きとしているのだろう。 その前に子どもの堂々たる二股を作品にするなんて、なんて面白いんだろうと思った。 渡したくなんかない。でも、所詮自分は2番手。でも彼は私を好きって言ってくれて…たったそれだけでうぬぼれる私を君はただ寂しそうに見つめてくるから、余計にそっちを向けないよ…、みたいな作品。 『なみうちぎわ』 まるで秋なのにひとりぼっちで生えているまっすぐな若葉のような作品。 寂しさの中に誰にも犯せない柔らかな領域がある。 『キャベツ畑に彼の声』 読後、胸の中が透き通っていくのを感じました。まだ制服が板に着いている少女の秘めたる恋。その相手は学校の教師でり、憧れの作家でもあった。テープ起こしで何度も聞こえてくる先生の声。窓から見えるまだ幼いキャベツ。作品の細やかな描写ひとつひとつに味わいや意味があり、とくんとくん、と鼓動が穏やかに波打った作品。 どの作品も終わり方からの続きが気になる作品で、余韻が心地よかったです。
1投稿日: 2022.09.20
powered by ブクログなみうちぎわが1番良かったです。 地味目の小太郎の人物像が印象的でした。 最後の小梅が通るは美人あるあるでしたね。 美人も美人の苦労があるんですね? 確かに生まれ持った美しさはうらやましいけど、 年をとるとその人の行動に魅力を感じるのは私だけかしら? 追記 最近 ツルゲーネフのはつ恋読みました。
2投稿日: 2022.09.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
表紙のシンプルさと、タイトルに惹かれて図書館で借りた。4つの話が収録された短編集である。「百瀬、こっちを向いて」は先輩の浮気の疑惑を晴らすためにカップルのふりをするという話であるが、じつは神林先輩は浮気に気づいており、演技に付き合っていたことを知りドキッとした。また、演技を通じて友達になった百瀬との関係が今後どうなるのかを想像させる終わり方だった。1番好きな話は、「小梅が通る」で、本当は美少女だが、周りに注目されることが苦手で、他人が顔によって態度を変えることを恐れる柚木が主人公の話である。初め、山本は彼女がいると見栄を張るだけにクラスの女子に告白したり、小梅を利用したりしているのかと思い、いい印象は抱かなかった。しかし、次第に小梅への想いが本当のものに感じられ、最後に山本が実は柚木のことが気になりだしているという告白を受けた柚木の気持ちを思うと、心が温かくなった。
2投稿日: 2022.08.22
powered by ブクログ恋愛って尊いぃって心から思えてしまう作品。セリフのひとつひとつが切なくて愛しい。「小梅が通る」がお気に入り。
1投稿日: 2022.08.15
powered by ブクログとある恋愛アンソロジーで知った著者の初作品集。表題を含む短編4作収録。表題作は、そのアンソロジーに収録されていたもの。学生の、恋愛とはほど遠い生活を送っている子たちが持つ、ささやかで瑞々しい気持ち。少しだけひねりが効いた設定はやり過ぎ感がなく、だからこそ身近に感じられて心に残る。
1投稿日: 2022.08.14
powered by ブクログ“百瀬、こっちを向いて。”で一冊なのかと思ってた。まさかの短編小説集。 個人的に、“なみうちぎわ”が一番すき。“キャベツ畑に彼の声”もいい意味で期待を裏切られる。“小梅が通る”は切なくて、でも温かくなる。 これといってとても面白かったわけではなかったけど、たまにはこういうのを読んでみるのも良いな、と。
1投稿日: 2022.08.10
powered by ブクログ四篇の短編で構成されている小説。 「恋愛未満小説」とでも言えばいいのだろうか。 十代の恋愛がテーマのようで、全編に若さが滲んでいる。 ベタな設定の短編ばかりなのに今時の新しさを感じる。おそらく「会話表現の上手さ」と「ミステリー的な構成」、「登場人物たちの葛藤が現代的」なためだろう。 逆に言うと設定がベタでも、登場人物の抱える課題が現代的であれば充分に新しい小説になる、ということだ。 淡い恋心が生み出す恋愛未満小説。とても楽しめた。 ●百瀬、こっちを向いて ●なみうちぎわ ●キャベツ畑に彼の声 ●小梅が通る
1投稿日: 2022.08.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
恋愛の短編集。学生が主人公の4つの物語があった。 最初の3つは、全部最後の方に「え!そうなの!?」っていう、なんというか前提が変わるみたいな仕組みがあって、2度読みしちゃう感じだった。 最後の1つの「小梅が通る」は、個人的に1番好きだった。あと、キュンキュンした。 (この話は、他の3つと違って、最初の方で「え!」みたいなびっくりポイントがあった。) イケてるグループなのかどうかとか、周りからどう見られるかがすごく気になる学生時代、自分も「美人に生まれたかった」と思ってたわ。。 大人になると、美人じゃないことで守られていたんだっていう部分や、柚木ちゃんの友達の、自分の世界を持っていることや思いやりがある人の強さに気づいて、もったいないことしたなーと思うんだけど。 きっと学生の時に読んだら、違う感覚の感想を持ったんだろうな。なんか本当に学生時代の気持ちを思い出すような物語だった!
1投稿日: 2022.06.15
powered by ブクログ初めましての中田さん。 4編の恋愛短編集。どれも全然違ってるのに共通するのは、読み終えたとき、もっと続きを読んでみたいと思わせられること。 展開も、感情にも、特別大きな起伏があるわけではないけど、静かに後をひく感じがよかった。 ただ、物足りないと感じる人はいるかもしれない。 特に好きだったのは「小梅が通る」 プライベートで関わることのあまりない先生と生徒、ちょっとした偶然からの展開、「声」、いろんな要素が好みでした♪ どの作品も、読んだあと思わずその先を想像してしまう楽しみを感じさせてくれました。 軽い読み心地の恋愛短編集もたまには良いもんだなぁと思いました。
6投稿日: 2022.04.28
powered by ブクログ私には合わなかった。解説にも書かれていたように、中田さんの文章はひらがなが多い。それが私には読みづらくて、作風自体があまり合わなかった。心理描写が細かく書かれているのは良かった。だけど、特に「小梅が通る」はあまりにも現実味がないように感じてあまり小説に入り込めなかった。個人的には「なみうちぎわ」が1番好きだった。あまり現実味がないことに変わりはないけど、姫子と小太郎の距離感や空気感が心地良かった。小太郎の罪悪感、姫子が失った5年間。それを全て受け入れて乗り越えた末に、二人でいることを選んだことが、ただただ嬉しかった。
0投稿日: 2022.04.21
powered by ブクログ話の展開や物語の構成についてツッコミどころが多々あるなぁと感じながら読んでいましたが、どこか切なくなるストーリーが心に残る作品でした。
1投稿日: 2022.04.05
powered by ブクログ中田さん、もとい乙一さんの書かれる小説が本当に大好きなんですが、その大きな理由として、主人公の強い劣等感に優しく寄り添って描いている点があると思っています。 青春恋愛小説と甘酸っぱさ全開そうな本作の登場人物たちも一様に、引け目負い目を持っていて”キラキラ!”で終らないところがとても好き。 表題作「百瀬、こっちを向いて。」は正にその真骨頂で、主人公のどこまで卑下する姿がコミカルながらも哀愁を誘います。というか私は彼そっくりなマインドなので感情移入しまくりです。百瀬、こっちを向いてあげてー そしてもう一つ好きな理由がミステリー要素。本編にもそれはスパイスとして存分に活かされています。「なみうちぎわ」、「キャベツ畑に彼の声」も、さらりと明かされる”真実”が更なるドラマを生んでいて唸らされます。 「小梅が通る」では美人過ぎるが故に悩む女子高生が’ブスメイク”をする、ちょっと反感を買いかねないストーリーですが、読んでいるうちにちゃんと彼女を、そして相手役も応援させてしまうのはさすが。 全体に淡い切なさが漂いながらも、軽やかな文体で読みやすく青春・恋愛小説どちらもあまり読まない私も非常に楽しめました。
1投稿日: 2022.04.01
powered by ブクログうまい。うまいよねえ。人によってはうますぎて鼻につくとか宣うレベル。迂生はそういうことは言わずに、素直に賛嘆いたします。例えば「小梅が通る」でヒロインが小梅に嫉妬してしまう辺り、ニヤニヤが止まりませんわ。
1投稿日: 2022.02.26
powered by ブクログ4作の恋愛に関する短編。いずれも自己評価の低い人が主人公です。びっくりするような伏線はないんですが、ほのぼのとした内容で読みやすかったです。
0投稿日: 2022.01.25
powered by ブクログ4作の短編集で、学生時代の不思議な青春物語。 すごく読みやすくて、少女漫画を読んでるみたいだった。 登場人物たちの会話のテンポがよくてクスッと笑える。 読書より漫画派(少女漫画)の人におすすめしたい。
1投稿日: 2021.12.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
やっぱり表題の「百瀬、こっちを向いて」が面白かった 名前だけ知っていて、少し悲しい話なのかと思ってたので読むとこんな話だったんだと意外だった 他の話も面白かった
2投稿日: 2021.12.27
powered by ブクログ学生時代に読んでお気に入りだった本を再読。大人になって読むと、なみうちぎわの良さが分かるな〜。感動。キャベツ畑に彼の声を読んで学校の先生ってかっこいいって思ったのを思い出しました。やっぱりかっこいい。小梅が通るが昔は一番好きだったけど、今読んでも好きだなあ。設定は少女漫画みたいだけど、自分に感情移入はできないから、勝手に柚木は橋本環奈ちゃんをイメージして読んでる。かわいい子にはかわいいなりの苦悩があるよね。
1投稿日: 2021.12.19
powered by ブクログ4.0 →どれも切なくて、でもキュンキュンするお話でした。 文章がすごくキレイで、読んでいて素敵な気持ちになりました。 個人的には『小梅が通る』が1番好みでした☺︎
6投稿日: 2021.12.18
powered by ブクログ全部で4つの恋愛短編集 なみうちぎわが感動した 小梅が通るは少女漫画にありそうな設定で楽しく読めた そこで終わる??って感じのものもあったけど、言葉選びとか描写は好きだった
0投稿日: 2021.12.16
powered by ブクログ見た目のスッキリさに手を取り、中学生の娘が好きそう、私も読んでみようと購入。どのお話も、キラキラした感じではなく、青春時代の若者の心模様を表現していて、青春時代を思い返しました。大勢ではなくても、心通う理解し会える人に出会えるというのは大事ですね。とてもいい本でした。
1投稿日: 2021.12.08
powered by ブクログ切ない。 恋をしているから、自分の気持ちを押し殺して 相手の幸せを願う登場人物たち。 感情移入したら、涙が止まらなくなる作品。
2投稿日: 2021.12.07
powered by ブクログ「百瀬、こっちを向いて。」 誰が一番欺いていたか。 どのタイミングで気付いたのかは分からないが、どこか皆の態度に違和感を感じていたのだろうな。 彼女自身が言い出さなければ、真実は一生知られないままなんだろうな。 「なみうちぎわ」 誰にも言えなかった事。 結果を予想出来たとしても、一度考えついた案を捨てて進むには心が幼すぎたのかもしれないよな。 鈍感なのか態としているのか分からないが、流石に気付くのではないか。 「キャベツ畑に彼の声」 ゴーストライターの彼。 余程特徴的な声をしていなければ、テープ起こし中の音声だけで特定することなんて難しいのでは。 ただでさえ身分を隠しているというのに、全てが嘘だというのは意外だ。 「小梅が通る」 偽りの顔を晒して歩く。 外見も内面も良かろうと、人の目に映り判断されるのは見た目だからこそ人より苦労するのかもな。 最後まで勘違いしていた彼だが、種明かしをする瞬間が見ものだろうな。
0投稿日: 2021.11.30
powered by ブクログ初々しさがあって、新鮮さを感じる短編集、ひらがなを多用した簡潔な文章は詩的。学園ものながら、意外なプロットも面白い。
2投稿日: 2021.11.17
powered by ブクログ短編集はあまり読まないが、これは1つ1つのお話に読み応えがあって面白かった。特に、第4話目が衝撃で面白かった。
0投稿日: 2021.10.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どのお話も面白くてよかったと思う。 青春時代独特のみずみずしい感覚、初々しい雰囲気。自分のことを振り返ってもこんな素敵な話は1つもなかったけど、なぜか友達や先輩、クラスのことや先生のこと、いろんなことが思い出されて、懐かしいようなくすぐったいような気持ちになった。 恋愛で自分なりに駆け引きしたり、あったなぁーって。思い出は美化される、からかもしれないけど、どれもかけがえのない思い出だ。 個人的には「小梅が通る」が好きだったかな。人は、顔が全てじゃないよね。
0投稿日: 2021.10.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
序盤かなり飛んだところから始まることがおおく、設定を理解するのに難易度が高く、時間がかかる。何回も読み返した。 ◆百瀬、こっちを向いて。 「友達の二股を隠滅するために浮気相手と付き合う振りをするはなし。」 神林先輩(友達の本カノ)が2手も3手も上手をいっていた。花言葉で想いを伝えるとはおそろしい。 野良猫のような目とはどんな目だろう。これからのふたりについては読者の想像に委ねられている感が著者らしい。 ◆なみうちぎわ 「わざと溺れた振りをして、助けに行った女の子が意識障害になる話。目覚める。」 人魚の住む家を思い出した。小太郎の感情が難しかった。どういうことだろう。 ◆キャベツ畑に彼の声 「国語の先生が作家なのを偶然発見してしまうJKのはなし。」 先生がゴーストライターだったのはまさかの展開すぎて読めなかった。 最後の数行の例えが独特すぎて私にはよくわからなかった。国語の授業のようだ。 文中にでてくるはつ恋という作品にも含みがあるのが気になる ◆小梅が通る 「超絶美少女がブスメイクをして学校に通っている。ひょんなことから同級生にばれてしまい、妹ということにするが、、!?」 山本寛太がいい人すぎてないてしまう。顔で小梅を選ぶのではなく、柚木を選ぶのがとても好きであった。 友人二人が柚木がほんとうは美人だと知っていても変わらずに接してくれるところが1番好きだった。 ラストシーンがきゅんきゅんしすぎてたおれそうだった
0投稿日: 2021.09.19
powered by ブクログ甘々な恋愛小説ではなく、巻末の解説にも書かれている『ソーダ水のような、ちょっぴり刺激のある、爽やかな甘味』。まさしくそれ。 どの主人公も異性や恋愛に対して距離を置いていて、それが 少し不器用で甘すぎない恋愛模様を見せてくれる気がします。 読んだ後、フッと微笑んでしまうような穏やかな気持ちになれる一冊でした。 2021.8.19 読了
0投稿日: 2021.09.18
powered by ブクログ読了。4つの短編。主人公が高校生なので、どれもちょっと切なくて、むずがゆくて、若いなぁと思わせる話でした。 #読了 #読書好きな人と繋がりたい
0投稿日: 2021.09.08
powered by ブクログ"恋愛の持つ切なさのすべてが込められた、みずみずしい恋愛小説集"という表現が完璧。「キャベツ畑に彼の声」がかなり好みだったが、4編全て好き。
0投稿日: 2021.08.04
powered by ブクログさくっと読みやすい作品でした。 自分の不覚と言われればそれまでなのだが、、、、 短編集だったとは。笑
0投稿日: 2021.07.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
表紙も素敵だし内容も甘酸っぱくて切なーい感じがいい! 土田さんと松代さんみたいな友達欲しい笑 どの話も最後未来が見えるような感じがいい。 キャベツ畑のやつとか、久里子がアタックできるようになった!と思ったらそこで終わりで、なんかそこにキュンとした笑笑 これからいい感じになってくんでしょ?みたいな笑 いろんな想像が膨らんで、楽しい。人の恋バナ聞いてるみたいな気持ちになった笑
1投稿日: 2021.06.28
powered by ブクログ百瀬、こっちを向いて。 2020/12/4 すごく素敵なタイトルだと思う。なんとなく、数年に一度読み返してしまう。 いろんな感情を優しく刺激される短編集。 百瀬、こっちを向いて。というラストシーンは想像しただけで百瀬かわいい!以外の感情を失うし、鬼灯の意味を話すシーンでは女ってこええ・・・ってなるし、宮崎先輩の選択には何かを捨てて何かを得ることの意味を考えさせられる。もちろん、主人公が恋をしていく描写は共感以外の何物でもない。 100ページに満たない文量でこの満足感、凝縮されている。 ▶︎pick up 「あんなやつ、知らなけりゃよかった。ずっと他人だったらよかったのに」 彼女はなんてことをしてくれたんだろう。ほんとうにひどいことを百瀬はしてしまったのだ。 僕と手をつないで、母と話してくれて、髪を切ってくれるなんて、罪深いにもほどがある。 思い出のひとつひとつが、後で僕をどん底につきおとすにちがいない。 ほんとそれな。知らなければ、何も無ければ傷つくことなんてないんだよ。でも求めちゃうよね、縋っちゃうよね。 恋は毒だ。麻薬だ。用法用量を守らないと死ぬ 最近失恋した僕にはこの文章、エグいぐらいに刺さる。でもさ、やっぱり出会って好きになったことをなかったことになんてしたくないし、後悔なんかしちゃいけないんだよね。分かってるはずなんだけどなあ・・・。
0投稿日: 2021.06.14
powered by ブクログネタギレで新刊が出ないのだとばかり思っていた好きな作家さんが、こんなとこで別名義で書いてたなんて。嬉しい驚き。の話も好きだったけど、最後の小梅ちゃんの話はもう頬がゆるみっぱなしだった。柚木と寛太の会話が楽しい。短編/百瀬、こっちを向いて/なみうちぎわ/キャベツ畑に彼の声/小梅が通る
1投稿日: 2021.06.14
powered by ブクログ이 소설은 고교 시절을 배경으로한 서로 다른 4가지 단편 이야기가 묶여있는 옴니버스 형식이다. 이야기의 공통된 특징은 주인공들은 학교 내의 ‘잘난’그룹에 속한 완벽한 인물이 아니고 ‘눈에 띄지 않는’ 그룹에 속한 너무나도 평범한 외모의 평범한 성격을 가진 사람들이다. 어쩌면 우리 주변 대부분의 사람들이고 또 나 자신이다. 그런점이 참 좋았다.
1投稿日: 2021.04.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
百瀬、こっちを向いて なみうちぎわ キャベツ畑に彼の声 小梅が通る 短編集って普段わりとすぐどれがどんな話だったか忘れちゃうんだけど、これは2週間経ってもくっきりと覚えているからすごい。どれも一人称の語り口調で、なんだか青春の1ページに一緒に連れて行ってもらうような感覚で読めた。 何よりどの話もきゅんとする恋愛ストーリーの中に、いろんな秘密が隠されているのが楽しかった。中田さんの別の作品も読んでみたいな。 やっぱり「百瀬、こっちを向いて」が好きかなあ。 最後の神林先輩の秘密がたまらなかった。花言葉ねえ。 なみうちぎわ、素敵だったなあ。 姫子と小太郎と一緒に海辺の街を見ていたような感覚。 ただ、小太郎の気持ちになって苦しくなるから、ハッピーエンドがうれしい一方、都合が良いフィクションだなあと思ってしまう節もある。介護がいかに大変なことか、その間の家族や小太郎の気持ちは良い側面ばかり語られていた気がして。 キャベツ畑に彼の声 綺麗なお話ばかりの中、失恋のお話。よかった。 階段の踊り場に置かれた机と椅子で先生と喋る時間を想像して、淡いなあと思った。 小梅が通る、設定は面白いなあと思うけど、わざわざ美人の顔を醜く見せる人がいるだろうかって女として苦笑いしてしまう。
1投稿日: 2021.04.21
powered by ブクログどれも面白くてすいすい読めたけど、なみうちぎわが1番好きだったかな。相手の男の子の名前と話し方が好き。 どの主人公もどちらかと言うとクラスで地味なグループに属するような子で、とても自信がなく自分を恋愛とは遠い位置に置いているような中、じわじわとくるキュンが心地よかったです。
4投稿日: 2021.03.06
powered by ブクログ4編の短編集。百瀬こっちを向いて。が1番面白かった。恋人のフリをしているうちに相手のことが好きなっちゃったパターンで、よくある話のように思えて、終盤では驚かされる描写もある。短編なので深く入り込まない部分は多いが、構成がきれいで、とにかく震えた。他の作品見ても思うけど、この人、天才って思う。
0投稿日: 2021.03.06
powered by ブクログ4つの短編から成る本書。 乙一さんの別名義に惹かれて読んでみた。 個人的に好きなのは「なみうちぎわ」かな。 純愛とは言えない歪みがあるけど でも心から強く愛し合ってるのが凄く良かった。
1投稿日: 2021.03.05
powered by ブクログきれいな起承転結ですごく読みやすかった、で面白かった。主人公がどの話も卑屈なのが少し引っかかったけど読み終えたら何かスッキリしてる。表題の話、短編じゃなくてその先が読みたくなった。
0投稿日: 2021.03.02
powered by ブクログ読みたいとずっと思っていましたが、高校生たちの恋愛短編集ということで24歳にもなった自分が今さら読んでもなぁ…となんとなく避けていました。 でも読んでみるとどんどん引き込まれ、気付いたら夢中でページを繰っていました。 なぜこんなに引き込まれるのかと疑問に思いましたが、最後の解説が素晴らしくその謎を解き明かしてくれています。 それは、すべてサクセスストーリーではなく、少し甘酸っぱいような切ない話だから。 いきなり好きな人と付き合って幸せになるような話ではなく、むしろ主人公が傷つき成長していく話なのです。 コミカルでも叙情的で、登場人物がとても魅力的。 そんな話だから惹かれてしまったのだと納得しました。 またちょっと予想のつかない展開があったことも、ミステリ好きの自分としては面白かったです。
16投稿日: 2021.01.08
powered by ブクログのたうち回る程の青春。いいですなあ。恋愛下手(人間関係の築き方が下手)な少年少女の恋愛物語。不器用なんだけど精一杯真っ直ぐなのがいいです。ええ年したおっちゃんが読んでもキュンキュンしますよ。 少し突飛な設定や、生き方の不器用な人間の不器用さの描き方や、ミスリードで引っ張っていく手法などが巧いんですね。
1投稿日: 2021.01.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「百瀬、こっちを向いて」、「なみうちぎわ」、「キャベツ畑に彼の声」、「小梅が通る」からなる短編集。 語り口はあっさりとしていて、最初は物足りなくも思ったけど、現実の「ひとりごと」だとしたらこんな感じだよな、と納得して読めた。 別名義の作品のファンとしては、表題作の秘密に「あー、この感じ」と天を仰いだ。
0投稿日: 2020.12.27
powered by ブクログそれぞれの短編が場面を思い描けるほどの筆力を持って描かれていて面白かった。 この筆者は覆面作家らしいが、もっと小説を描いてもらいより熟練した作品を読んでみたい。
22投稿日: 2020.12.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
短編集。少女マンガにありそうな設定だなと思った。 設定は自然でスルスルと読めるが、全体的に心理描写が薄く、読み終えたときにやや物足りなさを感じた。 「百瀬、こっちを向いて。」 三角関係を隠すため、百瀬の彼氏役を務める「僕」。いつしか百瀬のことが本当に好きになってしまう。 「小梅が通る」 美しすぎる顔のせいで女友達から妬まれることを恐れ、わざとブスメイクを施す柚木。偶然、素顔を見てしまったクラスメイトの山本寛太は、柚木と気づかず、妹の「小梅」だという柚木の言葉を信じてしまう。 最初は小梅に会わせろと柚木にまとわりつく山本だったが、いつの間にか柚木本人のことが気になり出して…。 この話が一番好き。最後の、山本寛太がまだ小梅の正体に気づかないまま「柚木のことが好きなんだ。」と告白するシーンがキュンとした。
0投稿日: 2020.12.11
powered by ブクログ百瀬、こっちを向いて。 なみうちぎわ キャベツ畑に彼の声 小梅が通る の4本 青春万歳! おばちゃん、そういう感覚昔過ぎてちょっと最初面食らったよ。あらら最後まで読みきれるかな?と。 でも、ちゃんと読んだよ。読んでいるうちに、若い頃の切ない感覚思い出してきたよ。 百瀬も良かったけど、最後の小梅さんの話も良かった。小梅さんとは逆の立場で思い当たる経験があって、身につまされたよ。最後、落とされたらイヤだわと思ったらちゃんと救ってくれた。良かった。。 じんわり温かい。 おばちゃんでも面白かったけど、若いうちに読んだ方がより面白く読めると思いますねぇ。
1投稿日: 2020.12.01
powered by ブクログ恋愛小説の短編集が4作品。 どの話も、どんでん返しとまではいかないが、心にジーンとくる意外な展開がオチになっており、読んだ後に心温まる本。 他の作品も読んでみたい。
0投稿日: 2020.11.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
表題作と「なみうちぎわ」、「キャベツ畑に彼の声」、「小梅が通る」が収録されている。 表題作の映画を見て興味を持ち読んでみた。 映画も原作に割と忠実でとても良かったが、 ラストなど原作の方がより好きだった。 青春のもどかしい感じがリアルだ。 はっきりしたラストではないところが自分は好みだ。 乙一さんの別名義だというのは知らなかった。 言われてみれば納得、ちょっと奇抜な設定、軽快な読み味 は共通している。 キャベツ畑~が設定なども含めて特に好き。
0投稿日: 2020.11.06
powered by ブクログ百瀬、こっちを向いて。 著作者:中田永一 発行者:祥伝社 タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 みずみずしい恋愛小説集
0投稿日: 2020.10.22
powered by ブクログどの作品も瑞々しくて儚くて素敵だ こんな「あの頃」があったのかなんて定かじゃないけど、それでもこんな風にキラキラしてたあの日常に戻ってみたいなって思うな 今の自分なら何を思うのかな 「キャベツ畑に彼の声」がとってもお気に入り。 「もちろん小梅が通る」も。
0投稿日: 2020.10.12
