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百瀬、こっちを向いて。
百瀬、こっちを向いて。
中田永一/祥伝社
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総合評価

530件)
4.0
139
215
106
19
3
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    ただ、胸をキューンとさせながらも、その味わいはチョコレートのようなベタ甘ではなく、ソーダー水のような、ちょっぴり刺激のある、爽やかな甘味なのである。

    0
    投稿日: 2011.12.16
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    読みごこちが良すぎて、少し物足りないような……。 こういう恋愛ものはもうハマらない年齢にきてしまったのかもしれない。

    0
    投稿日: 2011.12.08
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    カバーが真っ白だし、シリアスな作品かと思ったら、なかなか軽いタッチで読みやすかった。鳥肌のたつような仕掛け。ほおずきにはやられたよね。

    0
    投稿日: 2011.12.07
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    脇役の、田辺くん、土田さん、松代さんがとてもステキだった。 田辺くんのセリフ、いいね。 土田さん、松代さんの優しさ、いいね。 「なみうちぎわ」と「小梅が通る」が特に好き。

    0
    投稿日: 2011.12.07
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    さらりと読めて、小さな痛みを感じる作品。あとから、某有名作家さんが別名で書いたものだと知り、なるほど…と思った。

    0
    投稿日: 2011.12.05
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    一定のリズムでトントンと話が進むので、あっという間に読みきれる。熱くなりすぎず、感情的にならない恋愛短編。答えを出しきらない余韻、謎が物語のスパイス。

    0
    投稿日: 2011.11.10
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    人生はそんなに劇的な恋なんてそうそうない。 他の恋愛小説をバラの花に例えるなら、この小説は野原に咲いているような花かもしれない。 少しきゅんとして、すっと胸の晴れる終わりで読みやすい。

    0
    投稿日: 2011.11.06
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    なんといっても表題作がいい!世界の片隅感が。学生時代のランクづけの感じがすごいよくわかる。絶対主役とかにはなれないんだけど、こっそりひっそり進んでく物語が良い(^^)いろいろ小説読んでて思うけど、現実世界では目立たず脇役みたいな人たちの方が、実はいろんなドラマを持ってる気がする。ひけらかさないだけで。それをすごい感じる小説。この人、好きだー!

    1
    投稿日: 2011.10.29
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    面白かった。 読みやすかったし、入り込みやすい作品でした。 タイトルの作品と、なみうちぎわがすきだったかな。 ちょっとだけ感情を書きすぎてるようなところもあるけど、 ぼちぼちですかね。 すべて、よくあるようなストーリーでした。

    0
    投稿日: 2011.10.21
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    恋愛とは無縁の少年少女たち。その彼らの切ない、ほのかに甘い恋愛小説4編。表題作、「百瀬、こっちを向いて」では、最後の小さなどんでん返しで、一気に物語がガラッと変わり、もう一度違う視点から物語を味わう事が出来る。気に入ったのは「小梅が通る」。主人公、友達、少年全員に愛着が沸き、最後は微笑ましいハッピーエンド。読み終えた時にはほっこり温かい気持ちになりました。

    1
    投稿日: 2011.10.16
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    主人公が、自己否定しながらも、恋の引力に抗えない様子が、とてもコミカルに描かれています。色々理由をつけたって、無謀だと思われる恋だっていいじゃないか。好きになる理由なんて、後からついてくる。そういう本。

    0
    投稿日: 2011.10.12
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    短編は苦手だけど、みんないい話だった。 読後はほんわかあったかいものが残る感じ。 この作者の、他の本も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2011.10.10
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    どの物語も、派手ではなく、共感できる登場人物ながら、最後には「そういうことだったのか」と大袈裟にならないほどのサプライズが用意されているところが小気味いい。

    0
    投稿日: 2011.10.10
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    アンソロジーで読んだ表題作が面白かった印象があったのと 白に泊押しの表紙が素敵で購入した1冊。 文章の読み心地がすごくいい。 丁寧で情景が浮かぶ描写がいい。 ちょっとしたトリックも素敵。 さわり心地が良くてあったかいタオルみたいな印象。 面白かったー。 そして他の方のレビューを読んで正体が気になっちゃったのでこれから調べる!

    0
    投稿日: 2011.09.25
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    個人的には小梅が通るが好きですが、百瀬、こっちを向いて。はなんだか甘酸っぱくて青春だなというかんじ。百瀬は憎めなくて好き。

    0
    投稿日: 2011.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ベタだけど、百瀬みたいな女の子が好き。「なみうちぎわ」の2人も好き。重すぎず、甘すぎない恋愛小説。ミステリー風のスパイスも効いていて、すっきり読めた。

    0
    投稿日: 2011.09.16
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    若い。設定がなんかくさすぎる。 胸きゅん要素はいっぱいだし、三話ともこれからの未来を感じさせるようなおわりかたが、またきゅんでよかった。けど、なにしろ設定が全部古いとゆうかべたとゆうか…微妙であったー。

    0
    投稿日: 2011.09.13
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    某有名作家が別名で書いた作品。 どの作品も普通に面白い。スラスラ読むことができた。 ただ、まっすぐ過ぎた気もする。もっとアッと言わせてほしかった。

    0
    投稿日: 2011.09.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編なのについ話にのめり込んだ 「僕たち四人の中で一番演技が上手だったのはだれだろう。」 でもわたしは終わりがはっきりしてるほうが好きです…

    0
    投稿日: 2011.09.07
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    面白い。 恋愛小説ってこれだよね!ってドキドキする。 この話がすき!ってのじゃなく 全部すき。みんな好き。

    0
    投稿日: 2011.09.07
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    短編集なんだけど、あたしは最後の「小梅が通る」が一番好きだなぁ。題名にもなってる「百瀬、こっちを向いて。」は、うーん……って感じでした。嫌いな話ではなかったんですけどね。 恋愛小説なら、もう少し甘いほうが好みです。でも、他の作品も、読んでみたいなぁと思いました。

    0
    投稿日: 2011.09.04
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    なんとなく買ってみた短編集。全体的に妙に奇想天外な設定の割に落としどころは普通というか、オチが読めるというか。普通に娯楽作品としては読めるけど、恋愛小説って感じじゃないな。へんに卑屈な主人公ばっかりで気疲れした。思ってたのと違ったっていう意味でこんな感想なんだろう。

    0
    投稿日: 2011.08.26
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    余波が残る話が多いです。話が終わっても登場人物たちの物語はまだ続いていくんだろうなという気持ちになりました。

    0
    投稿日: 2011.08.24
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    高校生の恋愛ものの短編集。 ラストの「小梅ちゃん」の話が印象に残った。 顔がモデルばりに良すぎるために女子にいじめられ、コンプレックスになってしまった女の子が高校でブスメイクデビュー☆ 顔にひかれるんじゃなくて、その人柄を好きになってくれる男の子を見つけるまでの話。 なるほど。顔はよすぎるとまた難しいんだな。 私には関係ないが(笑) ちなみにこの作者、初めて読むわと思ったが、実は乙一さんが恋愛ものを書くときのペンネームだそうで。 おおおーーー、この作品、乙一さんなんだ!! と、またひとつびっくり。

    0
    投稿日: 2011.08.24
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    さすが、の一言。 恋愛がテーマなんだけど、ちょっとしたミステリーにも似た要素に翻弄される感覚がたまらない。 きらっきらのハッピーエンドではないのに、ラストはどれも俯いていた顔を上げて前を見据えるような確かな希望を予感させてくれる。 個人的には、「なみうちぎわ」がいちばん好きです。

    0
    投稿日: 2011.08.20
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    すごく静かで、優しい 丸い文体の短編集。 漢字とひらがなの使い分け、情景描写がすごく綺麗なのが印象的だった。 ストーリー自体には、ミラクルは起こらないから派手さはないのだけれど、それだけに爽やかな文体がひきたっている様に感じた。

    0
    投稿日: 2011.08.07
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    いろんなウワサのある覆面作家さんですが…。クライマックスの、少しだけぞくっとする感じの小さなミステリ感がさすがだなあ、と思います。

    0
    投稿日: 2011.07.31
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    恋愛小説はあまり好きではないが、これは読みやすかった。 何だか懐かしく、爽やかな新鮮な気持ちになれた様な。 まず、本のタイトルに惹かれる。 そしてこのレビューを書きながら、覆面作家だったと知って、ホントに驚いた!!! あんな恐ろしい物語を書く著者と同一人物だったとは。

    0
    投稿日: 2011.07.29
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    2011.07.20 読破。 僕にとっては猛毒だぞ。僕はもう弱くなってしまった。一人でいることが普通であたりまえのはずだったのに。

    0
    投稿日: 2011.07.20
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    【ストーリー】 「人間レベル2」の僕は、教室の中でまるで薄暗い電球のような存在だった。野良猫のような目つきの美少女・百瀬陽が、僕の彼女になるまでは―。しかしその裏には、僕にとって残酷すぎる仕掛けがあった。 「こんなに苦しい気持ちは、最初から知らなければよかった……!」  恋愛の持つ切なさすべてが込められた、みずみずしい恋愛小説集。

    1
    投稿日: 2011.07.18
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    『I LOVE YOU』にあった、「百瀬、こっちを向いて」がまた読みたくなり購入。 表題にもなっている同作はやっぱり‥良かった。 短編がいくつか入っているが、その中では「百瀬、こっちを向いて」と「小梅が通る」が好きだった。さくさく読める一冊。

    0
    投稿日: 2011.07.14
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    ん〜素敵。若々しくて、青春で、純粋で。読み終えた今、忘れかけていた無垢な気持ちを再び取り戻せたような感じ。

    0
    投稿日: 2011.07.13
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    恋愛小説集と紹介されているけれど、 恋愛ものというよりは、青春もの、という印象。 小中学生向けの本だと思う。 表題作の「百瀬、こっちを向いて」、「なみうちぎわ」、 「キャベツ畑に彼の声」は、ミステリの要素もあって、 特に表題作が秀作。 (初)恋や恋の始まりを切なく描いているが どれも優しい終わり方で温かい気持ちになれる一冊。

    1
    投稿日: 2011.07.10
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    どのお話も主人公が目立つ、というわけではなくて彼らの周りにいる人間も存在感がある(^o^)読み終わったとき、ほっこりする一冊です

    0
    投稿日: 2011.07.03
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    相原ノボルは大学卒業を前にした時期、故郷の博多へ一時戻ったとき、神林先輩にばったり会う。 ノボルが高校1年の頃、評判の美人だった上級生。 ノボルはその先輩の前で、同学年の百瀬陽と付き合っている振りをした。 野良猫のように鋭い目つきをした百瀬。 目立たない自分には釣り合わない彼女だが。 幼なじみの兄のような先輩・宮崎瞬に浮気隠しを頼まれたのだ。 瞬兄ちゃんには、子供の頃に、崖から落ちたのを助けられたことがあった。 先輩の彼女が神林徹子で、お似合いのカップル。 自分はかっこよくなれないと諦めて生きていた主人公だが…? 地味でおっとりしている友達の田辺と、何となく3人で百瀬と会ったり。 だんだん百瀬を好きになってしまい、ひどいことになったと思うノボル。 だが田辺はそんな経験を「尊いことだよ」というのだ。 ちょっと変わっているけど、あり得なくはないシチュエーションで、共感をそそります。 他2編もなかなか、いい感じです。 「なみうちぎわ」は水難事故で寝たきりになり、意識もなくしていた主人公・姫子。 奇跡的に回復するが、気がついたときには5年もたっていた。 家庭教師をしていた男の子がおぼれかけるのを見て、助けに行ったのだ‥ その男の子・小太郎はすっかり大きくなって、いつも見舞いに来ていた。 「小梅が通る」は子供の頃、小梅の名前でモデルをしていた主人公。 男の子に注目されすぎて、女の子の反感を買い、親友と思っていた子にも最後に裏切られる。 高校ではわざと野暮ったい髪型にし、ホクロを描いて、頬に綿を含んでまで、目立たないようにしていた。 クラスでも一番地味な女子達と友達になる。 ややお調子者のクラスメート、山本寛太に素顔を目撃され、親戚と思いこまれたので、妹の小梅と偽るが‥? 平成20年発行。

    0
    投稿日: 2011.07.01
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    4つの短編集ですが、どれもすごく読みやすくて、内容もおもしろかったです。 どの作品も恋愛もので、でも、ちょっとミステリー要素があって、私は一気に読みました。

    0
    投稿日: 2011.06.26
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    不器用な高校生たちの、甘酸っぱい恋の物語を集めた短編集です。 モテない、目立ちたくない、そういう心情が妙にリアル(笑)2chの喪女板でも見たのかと。 「百瀬、こっちをむいて。」☆5 「なみうちぎわ」☆4 「キャベツ畑に彼の声」☆3 「小梅が通る」☆2 主役の子が、ほんとにモテナイ女の子たちに対して上から目線なのが、引っかかりました。

    0
    投稿日: 2011.06.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公は皆、恋愛に疎い高校生。自分の外見を気にし、教室の隅の方で、存在を消す作業に勤しむ。どうせボクなんか、ワタシなんか。しかし、ひょんなきっかけから、自分の中に芽生え始める恋心に気が付き、少しずつ殻を破っていって・・・。 ひょんな出来事というのが、またあまりにわざとらしい。「ありふれた日常」というが、全くありふれてなんかいない。テレビドラマの見過ぎ。そして主人公達の、「ひょっとするとこれが恋ってやつなのか」なんていう言葉の一つ一つに、リアリティーが無く、ただの台詞の棒読み・・・。 ・・・いや、本当にそれでいいのか・・・?! 『ゼロ年代を代表する恋愛小説』 紀伊国屋新宿本店の掲げたPOPは、皮肉にもあまりにその通りだった。小説家の描くリアルの多様性、まんが・アニメ的リアリズムの実用例を、目の当たりにしてしまった。文学部生時代から逃げてきたんだと思う、だって書評が書けないんだもの。リアリティーがない、だなんて、そんなのはそもそもリアルの次元が違うんだから、全く的を射ない感想であって、力不足な自分に星2つ!そして多分、これは乙一の戦略!!

    0
    投稿日: 2011.05.29
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    良かったっす。いわゆる“もてない”人たちが主人公で、 その劣等感や消極性を嫌みなく書いてるところがさわやかでした。 恋愛モノのイメージって、極端に言えば愛憎渦巻くというか、ドロドログチャグチャが基本で、かつ作者の蘊蓄や主張がところどころ見えてしまうものだけど、 そういうのから解放された、スッキリしている話ばかり。スッキリ。

    0
    投稿日: 2011.05.21
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    2011 15 なみうちぎわ が好き 久しぶりにラブコメ読むから免疫が弱くなってたけどおもしろかった

    0
    投稿日: 2011.05.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ああ、この人乙一さんだったのか。納得。 個人的には最後の「小梅が通る」がおすすめ。 友人にも顔を隠し通そうとしていた点とか、自分の姿をわざと不細工にして周りに溶け込もうとする点は、なかなかに卑怯な手だけれども、むしろそれが年頃の人間らしくていい。

    0
    投稿日: 2011.05.05
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    4つの短編から成る。恋愛モノ。 好きな順に言うと、「なみうちぎわ」「小梅が通る」「百瀬、こっちを向いて。」「キャベツ畑に彼の声」。 短編が多いから、軽く読める。 なみうちぎわもそうだったけど、どこかミステリの要素がある恋愛小説だった。 この人の話すごく好き。 今後も追いかけて行きたい作家さんです。

    0
    投稿日: 2011.04.29
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    恋愛ものだけど、一般的なドロドロしているとか、美男美女の物語ではないので新鮮☆繊細で爽やかな表現でとても読みやすく面白かった^^短編の中では「小梅が通る」が一番良かった♪乙一らしい作品ですね。

    0
    投稿日: 2011.04.29
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    表題の百瀬がいちばんすき。 みんな片思いで、みんな想いが叶わない。 けど、清清しくてすきだ。

    0
    投稿日: 2011.04.23
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    なみうちぎわ がすごく好き。 小太郎と姫子の関係にドキドキする。 もうこの話で一本書いて欲しいくらいです。

    0
    投稿日: 2011.04.19
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    華やかな子に焦点を当てた恋愛小説ではなかったので、新鮮でした。 短編集です。最後の短編、小梅が通る、はなんだか私は心が温まりました。

    0
    投稿日: 2011.04.19
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    「百瀬、こっちを向いて。」は、表題作と「なみうちぎわ」を読んだ。表題作は過去にアンソロジーで読んでいるが、特に印象は変わらず。 「なみうちぎわ」は、ファンタジー的な設定が乙一らしいところ。ある意味では時間ものの恋愛小説かもしれない。相変わらず優しいお話だ。淡々とした一人称の中に、ふっと笑えるユーモアが出てきてニヤリ。 中田永一「百瀬、こっちを向いて。」読了。全体として、著者側の冴えない位置にいる人々と、普通に学生生活を送れる人々との交流を描いた作品集のようにも見える。 ともかく、書き下ろしの一編「小梅が通る」で完全にノックアウト。漫画的な設定なのだけれど、本人の感情やトラウマが描かれているため、嘘っぽく見えない。クスッとくる笑いの要素にもなっているし。しかしまぁ、シンプルな構成なの短編なのに、なんでこうグッとくるのかなぁ。いやはや、お見事。素敵な恋愛小説でございました。

    0
    投稿日: 2011.04.18
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    どれもいい。 甘すぎずとてもさわやか。 ベタベタな青春ものは苦手だけど. これはすらすら読めた。 本当にサイダーみたいな本。

    0
    投稿日: 2011.04.13
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    何かを隠している少年、少女の話。 容姿や想い、正体などを隠す登場人物たちが紡ぐ物語は、ともすればミステリー、誰かを悲しませかねないものになってしまう。しかしこの短編集に収められたお話では、隠していることが露見してしまっても、淡々とした日常が途切れることはない。凄いことなんて起こらない。ただ当たり前のように過ぎていく毎日。 百瀬かわいい!

    0
    投稿日: 2011.04.01
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    覆面作家さんだということを知らずに読みました。 実はベテラン作家さんだということで納得の安定感でした。 どれも最後の方でちょっとはっとさせられるような事実がわかって ミステリっぽさもある恋愛小説でした。 そういえば十代の頃って確かにこうだった!ってことを 当たり前のようにすらすらと書いてあるのですが、 作者さんの感性の高さに驚かされます。 わざと漢字をひらいてあるのも素敵でした。

    0
    投稿日: 2011.03.30
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    とても読みやすい文章ですし、短編集ということもありすらすら読めます。 どのストーリーも10代の多感なお年頃目線で、 ある種の甘酸っぱさや浅はかさ、不安定さが懐かしく感じられます。 あと、この人特有の逆設定がが私は結構好きです。 (影が光に憧れるのではなく、光が影に憧れる的な…) そうゆうところが某○一さんぽいなあ、と勝手に思っているのですが笑 あと個人的には「キャベツ畑に彼の声」で、 声だけで彼だと解ってしまう心境に激しく共感しました。 好きなひとの声ってどうしてすぐに解ってしまうんでしょう(´•ω•` *)

    0
    投稿日: 2011.03.27
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    どのお話しもストーリー性があって、 トリックがおもしろかった。 中田永一、覆面作家なんだ。。 男かな、女かな?

    0
    投稿日: 2011.03.22
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    ○これまたTSUTAYAでいい感じのPOPされてて読みたくなったので、あとで購入。 最初の「百瀬、こっちを向いて。」は、友達•田辺くんも気持ちもわかるし、主人公•相原の気持ちもわかる。 ひとりでいるさみしさから離れてまたひとりでいきること、 知らないほうがよかった、ずっとひとりだったら苦しまなかった。という相原 一度もその感情を知らない、知らないことのほうがつらいのかも。という田辺 それが恋愛なのかな。 ふたつめの「なみうちぎわ」読んだことあるなー、と思ったら解説読んで恋愛アンソロジー「I LOVE YOU」に「百瀬、こっちを向いて。」が入ってたというので、「なみうちぎわ」も入ってたような気がした。とにかくなにかで読んだってわかったのに、作家に見覚えがなかった。 「キャベツ畑に彼の声」は覆面作家が国語教師なのでは?と疑惑を持つ女の子の話。 「小梅が通る」は美しい子なのに、あえてブスメイクで学校にいく子がクラスメイトに素をみられて妹だということが始まりとなってクラスメイトとの関係が少しずつ変わってく話。 全部、淡い恋で、素敵な恋愛の始まりっぽかったかなぁ。 (あ、なみうちぎわは恋の始まりって程でもなかったか)

    0
    投稿日: 2011.03.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    甘酸っぱい青春がとても美味しかったです。 四篇とも好きだなって思いました。 シンプルな表紙に惹かれて購入したのですが、損はなかった。 『なみうちぎわ』が一番気に入りました。 少年の一途さが胸に沁みた……。 本を読んでいる最中、何度もあまずっぺーと頭の中で連呼していました。 あとちょっとときめいたりした。 ひらがなが多いからなのか、優しさを感じる。

    0
    投稿日: 2011.03.10
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    どれも読みやすいちょっと甘酸っぱく心に残る恋の短編集。 話の中で出てくる本や、漫画の題名がハリーポッターだったりNARUTOだったりと割と新しいものを登場させているなとか思ったり・・・・ さっくり手軽にちょっと甘酸っぱい気分になりたいなら是非読んでみると良い本です。

    0
    投稿日: 2011.03.07
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    ガチオタ・非リア充の弟オススメ。彼の本にしては、なんとロマンチックな… 対象年齢低めだが素晴らしい青春小説だ!珍しくヒット!と弟に伝えよう。 切ないのだが、突き放される感じはなく、かと言って大円満でもない、余韻がいいです。 非リアの願望。 「百瀬、こっちを向いて。」、「なみうちぎわ」、「キャベツ畑に彼の声」、「小梅が通る」収録

    0
    投稿日: 2011.03.06
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    卑屈さを、書くのがうまいなあと思った。 それから、地味さと。 いわゆる「地味」なほうが落ち着く人間なので、 それがわざわざ小説になって、 きらきらと平積みされていることがおもしろい。 ジュ●ク堂で平積みされていたので、立ち読みました。むしろ座り読み。 こういう恋愛ものを久々に読んだなあ。

    1
    投稿日: 2011.03.05
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    友人から「きゅんとするよ!」と言われ借りてみました。四つの短編が収録されています。 ほんわかするような柔らかい雰囲気の作品でした。 個人的には「なみうちぎわ」がすきです。

    1
    投稿日: 2011.03.01
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    なみうちぎわと小梅が好き。百瀬は終わりの一文が好き。さらっと読める。少女漫画みたいな雰囲気で、高尾滋先生や谷川史子先生イメージ…透き通ってる。 西鉄久留米駅が舞台になっててちょっと興奮した。

    1
    投稿日: 2011.02.26
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    すらすら読めました。 全て彼らのこれからが気になる風に終わっててムズムズするんだけどそれがいい。 彼らの行く末が幸せに満ちてるといいな。

    0
    投稿日: 2011.02.23
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    友達おすすめの恋愛小説。 4つの短編。 「百瀬、こっちを向いて」 「なみうちぎわ」 「キャベツ畑に彼の声」 「小梅が通る」 日陰の人間に起こる、ほんのちょっとした奇跡が与えるささやかだけど温かい恋愛の物語。 その奇跡からの戸惑いだったり、そこから踏み出す一歩だったりが丁寧に描かれていて、すき。 題材そのものはよくある恋愛小説、というか少女マンガのような設定なのだけれど、そこに混ぜ込まれたミステリ要素に他と違う面白さがあって素敵。 ほっこりする一冊。 個人的には「なみうちぎわ」と表題作がすき。 登場人物は4作品ともみんな素敵で、すきになれる。 また中田さんの他の作品も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2011.02.21
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    乙一の本を読んだことがないので 似てるかどうかはわかりませんが、 表題作が特によかった。 「なみうちぎわ」は、どっかで読んだことあるなぁ と思ってたら以前読んだアンソロジーに 収録されてたみたいです

    0
    投稿日: 2011.02.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    甘々な恋愛小説ではないけれど、とても後味のよい短篇集。主人公たちが皆クラスの中心から離れたところにいるひとだからか、読んでいて胸を締め付けられた。 「薄暗い電球のように覇気がない」「社交能力が五歳児以下」「底辺」という言葉を読んでいると、もうやめて!私のライフも人間レベルもゼロよ!!ってなってしまい苦しくて、枕に顔をうずめてジタバタしたかった。 人間レベルが低い人にも高い人にも読んでもらいたい小説。

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    投稿日: 2011.02.17
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    読み終わってから知った。乙一なんやぁ〜。なるほど。 だからオチ的なものがあって、おもしろかったんやなぁ。 さらっと読めるのに、きゅんとさせてくれて大満足。

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    投稿日: 2011.02.16
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    若々しいかわいらしい物語でした。でもその分ちょっと物足りなさや、先が読めてしまう感がありました。 また文体が「・・・いた。(過去形)」の連続で子供の作文のような幼稚さも感じました。 忘れてたピュアな気持ちを思い出す、という意味では読みやすくていいと思います。

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    投稿日: 2011.02.13
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    4作からなる短編集。 どの話にも中田永一らしい、どんでん返し、本田先生流に言うとオチがちりばめられている。 それがどれも幸せな気持ちにさせてくれる。 恋愛小説をこんなに楽しく読んだのは初めてかもしれない。 すごくいい!!『中田永一』のファンになりました

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    投稿日: 2011.02.08
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    「告白したいことがある。よびかけてもこたえない人形みたいな姫子さんと、ふたりきりで部屋にのこされたとき、キスしたんだ」

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    投稿日: 2011.02.06
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    切ないようで心に明かりが灯る様な恋愛短編小説。 どれも好きだった。 悲しいんだけど憧れるような、なんとゆうかそんな感じ。 なんとなく表紙がシンプルで、だけど何かを語られてるようで買った。 中田 永一の他の作品も読んでみようと思う。

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    投稿日: 2011.01.31
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    今年最初の一冊。 「なみうちぎわ」が良かった。 「小梅が通る」が王道(?)少女漫画風でイヤだった・・・

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    投稿日: 2011.01.18
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    よかった。 主人公がみんな冴えないところが共感できる。 気に入ったのは、「百瀬、こっちを向いて。」と「小梅が行く」(だっけ?)。 なんか、映像がすごい思い浮かぶ。 漫画的なところがあると思う。

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    投稿日: 2011.01.16
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    誰しも経験のある初恋。それを「初恋」と呼べるようになるのは、きっとその瞬間ではなく、何かが変わってしまった後なのかもしれない。「好き」という感情が素直さ、誠実さだけでは埋められないものなのか、と思った。 「しあわせ」の感じ方がそれぞれにあるように、人生における「好き」もカタチは人それぞれなのだと感じた。

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    投稿日: 2011.01.16
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    なんのもやもやもなく、さわやかに読み終えた恋愛短編集。 だからといって話に起伏がなかったわけではなく、どんでん返すところもあったからこそ、良い流れだったわけです。爽やかソーダ水的な良さ。 わたしは「なみうちぎわ」がすきー。キュンキュンした!

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    投稿日: 2011.01.15
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    ドラマチックなシチュエーションから自然に物語が展開していく。キャラのべたな設定は、マンガっぽい感じだけれど、とても読みやすい。ちょっと気になる国語の教師が、実は覆面作家だということに気付いてしまうという「キャベツ畑」。親友だと思っていた女の子から卒業間際に「あなたは顔だけですかれているだけなのよ」というような呪いのような言葉に、美少女なのに学校ではぶすに見えるような化粧をほどこして、できるだけ目立たないようそっと生活していた女の子が、ある日クラスメイトに素顔を見られてしまい「妹」だということにしてしまう「小梅がとおる」。この最後の二作が特に良かった。

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    投稿日: 2011.01.15
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    いいと聞いて手に取りました! 表題作含め、内気な?あまり目立たない人が主人公。 そんな主人公がどう恋をするのか。 最後に少しの驚きがあるところも好きです。 純粋な気持ちになれる恋ですね!

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    投稿日: 2011.01.14
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    噂の本、今回の里帰りでゲット。 甘くなく、かなり楽しめた。 個性的な登場人物達、 思春期の半分大人半分子供の心の揺れがよく描かれてるなぁ、と思った。 ほかも読んでみたい。

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    投稿日: 2011.01.13
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    少年少女達の4編の淡い恋物語り。  自分なんかと卑下する主人公達が背中を押され一歩踏み出して行く。 ドロドロした恋愛小説は苦手です。色々考えてしまうので。 この物語りは真っ直ぐな気持ちが清々しく、愛らしく、 気持ちを暖かくしてくれます。 私のように純粋な心に飢えている方にお勧めです(笑)

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    投稿日: 2011.01.12
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    胸キュン恋愛小説4編。 どの作品も主人公は地味で恋愛経験皆無な少年少女達なのですが、そんな彼ら彼女らの恋愛感情の芽生えが可愛いくって読んでるこっちが恥ずかしくなってしまうくらい。ギュッと抱きしめたくなりますね。4編ともそれぞれ味があって好きだけど、表題作の「百瀬、こっちを向いて。」が一番好き。もうちょっと読みたいってところですぱっと終わる潔さが逆に余韻を残していい!ラブコメ全開の「小梅が通る」もいいなあ。好き!

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    投稿日: 2011.01.09
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    恋愛アンソロジー『I LOVE YOU』 *************************************************** 内容紹介 クラスの中で最も「人間レベル」が低い“僕”は、いわば教室の障害物のようなものだった。いつもできるだけひっそりと気配を消している僕は、このまま女の子と手を繋ぐこともなく、生涯を終えるのだろう…と思っていたが、とあるきっかけで日常ががらりと変わることに。 僕の尊敬する先輩で、学校中の人気者である宮崎瞬先輩…かつては瞬兄ちゃんと呼んでいたが、今はとてもそんなに気安く呼べない…から、ひとつの頼み事をされる。 宮崎先輩とつきあっているこれまた美人の神林先輩が、宮崎先輩に憧れている後輩の百瀬陽との仲を疑っている、ついては僕にその百瀬とつき合っているふりをしてくれないか…ということだった。 女の子とろくに会話すらしたことのないこの僕が、百瀬のような美少女とつきあうふりができるのだろうか? こうして二人の擬装された学園生活が始まった。 …しかしそうやってお互い徐々に距離が近づくうち、僕の中に、初めて知った息苦しい感情が芽生え出す。僕は自分にこういい聞かせる。 おまえの気持ちは錯覚だ。おまえは演技にのめりこみ過ぎているんだよ。 いっしょにいてたのしい、うれしい、といった気持ちを遮断するんだ。この騒動が終わったら、またおまえは一人になるんだからな…。(「百瀬、こっちを向いて」) 圧倒的な叙情と奇想! 大型新人が贈る傑作恋愛小説集。

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    投稿日: 2011.01.09
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    こっちを向いてよ、という一途な想いは残酷なほどに綺麗だ。大事な言葉が伝えられない。離れていくのが嫌だ。だって、怖いから。これがきっと人を好きになるってことなんだろうな。ああ、なんだか切ない

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    投稿日: 2010.12.29
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    全部読んで、どの話が特に好きだ、とか、印象深い話があった訳ではない。けれど、表題作の主人公の友人・田辺の言葉に救われるような気がした。いわゆる『両思い』になることだけが正解ではなくて、10代の頃の片思いも、私事だが、10年ぶりに人を好きになったことも、そう悪いことばかりではなかったかな、と思えるような作品だった。

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    投稿日: 2010.12.19
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    最後の最後解説読んで覆面作家と知った。 ん~まあ、覆面だろうがなかろうが、いい作品書いてくれればそれでよい。 誰かがよくある恋愛小説を巧く魅せてるだけ、みたいに書いてたけど、それでいいと思う。 恋愛の形は様々かもしれないけれど、本筋はそんなに大差ない。 そこを肉付けをどう上手くやってくかだから。 すごく枝葉が良かった。 繊細に書き込まれているとか、 描写が丁寧だとか という印象はなかったけど、繰り返して読ませるだけの力があった。 読み終わるのがもったいないくらいの物語たちだった。 なみうちぎわかな、 いちばんは。

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    投稿日: 2010.12.15
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    I LOVE YOU収録の表題作で中田さんを知り、気になる作家のひとりだった。しばらくしてもともと好きな作家さんだったと知り納得。どれも確かに彼らしい。 とにかくひらがなづかいがたまらない!個人的にはなみうちぎわの「ほんとうのきもちがたしかになるまで」のひらがなにやられました。秀逸。 シンデレラストーリーだけど、好きです。

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    投稿日: 2010.12.09
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    ジャケ買い。 あまりにもシンプルでステキな装丁だったから。 タイトルになっている「百瀬、こっちを向いて」よりも 他の3作品の方が個人的には好きだった。 ベタな恋愛小説ではなく、すっきりした爽やかなもので とても読みやすかった。 大人になったから読んでよかった作品。

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    投稿日: 2010.12.07
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    2010.12.3 図書館。 少女マンガっぽい感じだけど、読みやすくて、ちょっとしたひねりも効いてていいです。「なみうちぎわ」が一番良いです。

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    投稿日: 2010.12.06
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    どれも短編だけど、プロットっていうかオチの付け方が巧いなぁという感じ。 表題作も良かったけど、「なみうちぎわ」が個人的には一番好きかな。あと「小梅が通る」はすごく少女マンガだった。 にしても「なんか知ってるなこの感じ」て思ったら、中の人乙一なの??言われてみたら話の作り方とかめっちゃ似てるけど、本当だったらびっくり(゜Д゜)

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    投稿日: 2010.12.03
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    恋愛小説。みんな少しずつ歪んでる。傷つくのを恐れて世界を遠ざけているのに、きっかけが、眩しくて暖かくて触れずにはいられない何かがどうしたってやってくる。また傷を増やす恐怖をはらみながら。踏み出せ。

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    投稿日: 2010.12.03
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    恋愛小説ってものを 読んだことがなかった。 だけど タイトルにきゅんとして 思わず買ってしまう。 なるほど。 タイトルどおり、 なんだかきゅっと しかしさわやかな 恋愛小説の本です。

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    投稿日: 2010.11.27
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    すごく素敵な表紙 恋愛小説っていうのは卑猥だとばかりだと思っていたのですが中身はとてもさわやかでよみやすかったです。ハッピーエンドでもなくゆるくおわるかんじが個人的には好きでした。 ハッピーエンドになったらやだっていうのもなんかやだね。ひがみっぽい^^; 「死ねよっていつもおもってた」がすごく頭にのこってる。

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    投稿日: 2010.11.19
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    ベッタベッタの恋愛小説は背中がゾワゾワするので(悪い意味で)苦手です。けれど、この作品はそんな生理的嫌悪感もなく。程よく甘く、程よく苦い。まるで上質なチョコレートを食べたような満足感があるばかりです。主人公たちは皆、教室の隅で地味に目立たない存在で、恋愛毎に関しては冷めていると言ってもいいほどの消極さを発揮しています。彼らの恋は、少女漫画やドラマのように派手でも情熱的でもないけれど、その分、恋愛っていいよね、とじんわりと思えるものでした。好きな相手のことになると、どんな些細な行動や言葉でもひどく敏感に反応してしまいますよね。中田さんの文章では、その様が絶妙なタイミングで織り込んであって、その度に甘い気持ちになりました。これを計算でやっているとしたら非常に頭のいい人だと思います。逆に、感覚的に書いているのだとしたら、おおげさですが、小説を書くために生まれたような人だな、と。そして、この小説の凄いところは恋愛だけでも面白いのに、そこにミステリ要素を絡めてきたことですね。ただ単に甘いだけじゃなく、苦さがあることで美味しさが引き立つってやつです。お気に入りは「キャベツ畑に彼の声」。あのオチ、簡単に騙されちゃってました。ま、単純に王道な教師×生徒、好きなだけかもですが(笑)

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    投稿日: 2010.11.16
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    ≪あらすじ≫ 『百瀬、こっちを向いて。』 命の恩人である先輩の頼みから、仕方なく偽装恋愛をすることになったノボルは、徐々に百瀬という少女に心惹かれていく。 『なみうちぎわ』 海での事故から5年間も意識の無かった少女と、彼女を見守り続けた年下の少年との交流。 『キャベツ畑に彼の声』 覆面作家の正体が、自分の高校の国語教師ではないかと疑いはじめる久里子。彼に接触する中で淡い恋心が芽生える。 『小梅が通る』 絶世の美少女である柚木は、あえて醜くみせるような化粧を施し路傍の石ころのような生活をしている。素顔をクラスメイトの寛太に見られてしまったところから、彼との奇妙な交流が始まる。 ≪感想≫ シンプルな表紙に見合うような、あっさりとした4つの短編恋愛小説。 若干無理があるんじゃないかと思わせるような設定も、4人の主人公に共通する奥ゆかしさ(というか謙虚さ、というか地味さ)がそれを相殺し、あまり反発せずに最後まで読み進めることができました。 登場人物の会話の軽さや、日常を切り取ったような押し付けがましくない描写が妙に心地よく、心が大きく揺さぶられるような物語ではないものの、読後にほっこりと温かくなれるような、可愛い小説だと思います。特に表題作の終わり方が素敵です。 作者の中田永一は覆面作家で、実は有名なミステリー作家だという噂もあるみたいですが・・・色々詮索するのも野暮なので、今後の活躍を期待して見守りたいと思います。

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    投稿日: 2010.11.14
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    久しぶりにキュンキュンした作品。 ことばの使い方がおもしろくて、でも心にすんなりと入ってくる。 切ないだけではなくちょっとした(でも分かりやすい)ミステリーが入っているのもポイント。他の作品も読んでみなければ。 こちらもタイトルが秀逸。

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    投稿日: 2010.11.08
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    素敵な作品でした。 自分の学生時代を思い浮かべながら あんなこともあったな と 感情移入する場面も多々ありました。 設定が 恋愛とはかけ離れた 少し 世間からみると奥手な人物が主人公になっていますが  そうすることで 派手な展開はなく 絶妙な恋愛模様が描かれていて 甘酸っぱいストーリーが読み取れます。 こういう気持ちになることはこの先もうないだろうな と思いながら 過去の自分を振り返る良い時間になりました。

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    投稿日: 2010.11.06
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    シンプルな装丁に惹かれて読んでみた。どの作品も自分は「人間レベル」が低いと感じて世の中に対しては控えめ過ぎる存在の主人公たち。そんな彼らが、ほんのちょっと前進するのってどんだけエネルギーがいるんだろうか。表題作主人公の友人、田辺くんや、「小梅が通る」の土田さんと松代さん達が主人公にかける言葉はとても暖かい。文章で印象的なのはやはり、「ひらがな」がかなり意識して多用されていること。それだけで時間がゆったり流れていくような気がする。個人的には「なみうちぎわ」が好みかな

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    投稿日: 2010.11.04
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    4つのお話からなる恋愛小説集。 どれも良い意味で「作られすぎていない」のが良かったです。 そのため登場人物の淡い恋心に実に共感できました。 個人的には4つ目のお話が大好きです。 友人の松代さんと土田さんが背中を押してくれるシーンに超絶感動しました! さわやかな気分になります。

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    投稿日: 2010.11.03
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    短編集、「そういうことか!」とか「恋のくるしみだな」「じんとくること言うね」など思った。中田さんうまい!!気に入った。 ・百瀬、こっちを向いて ・なみうちぎわ ・キャベツ畑に彼の声 ・子梅が通る

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    投稿日: 2010.10.28
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    乙一らしい。てか伊坂さんにはまってたときに買ってたアイラブユーに表題載ってたけど記憶になし。スラスラ読めたけど、恋愛小説らしいときめきもあまりなく、ファンタジーっぽいというか同人っぽいというか。期待してたから、ちょっと残念。

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    投稿日: 2010.10.27
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    TSUTAYAのPOPに 乙一が名前を変えて書いた恋愛小説、と 書いてあったので 『死にぞこないの青』と一緒に購入。 乙一さんの小説を まだまだ読み込んでないから そこまでピン、とは来なかったけど 甘すぎず、かと言って無理矢理感も無い 素敵なお話だった。 表題作を読んだら このタイトル、何だかきゅんと来ちゃうね。 真っ白な表紙がすごく良い。

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    投稿日: 2010.10.25
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    ほんとうに、この人は、人の心の「くらい」部分を書くのがすごいウマイ。 人間レベルってw んなこと考えてる時点で暗いし、 この本の中のどの章にでてくる主人公も暗い。 救いようないわ~ そして、嘘。 小さい嘘なんだけど、人間が暗いから、その嘘がなんか大それた嘘に感じるというか・・・ 暗い主人公だからこそ、私は好きだったな~~ 薄暗い電球みたいなコだって、そのうち恋もするし、 そしてそんな時があったな、って思い出になるんだよなー あーーー青春って一度きりだね。 だからこそまた美しいな~。 これ、2回読むとまた面白い。 POPを書きなおします^^

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    投稿日: 2010.10.24
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    タイトルは素敵 中身は三文小説 ラノベっぽいというか、設定に面倒くささと軽薄さしか感じなかった。。。マンガで読んだら面白そうな軽さ。 恋愛小説の傑作ってなんだろう?

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    投稿日: 2010.10.17
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    ラブストーリーなんて滅多に読まないのだけれどこれは面白かったです。 なんというか、ドラマチックさが少ないというか、そんな感じです。 そのありえないことはありえないということがこの作品を面白くさせている点だと思います。 そしてちょっと暖かい気持ちにもなれます。

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    投稿日: 2010.10.13