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総合評価

227件)
4.1
72
103
35
4
1
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主観を替えてくる構成に、最後はなるほど、そうかぁと唸った。それだけ、作品に引き釣り込まれて、これはあの人主観だよねって、章変わりにこちらが確認してた読み方が、後につながるとは。。 そうだよ、言及はなかったけど、こちらの勝手な思い込みだった。それだけに、読後の余韻は大きい。 最後のある人物からの主観として、琴子の後ろ姿、野崎の深い礼、真琴の泣いてる姿のちょっとした描写は、ストーリーには関係ないけど、嬉しかったなぁ。

    0
    投稿日: 2025.12.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まずホラー要素でいえば、作中作の『ずうのめ人形』によって創作と現実の境界が曖昧になり、藤間の一人称視点でどんどん追い詰められていく。これがわかりやすく怖しかった。加えてこのシリーズが好きな理由はミステリ要素で、里穂と藤間の二つの視点でが絡み合うことで見える世界が変わってくるという構成もミステリらしくて、その質も高かった。さらに里穂の鬱描写もそうだし、真相のヒトコワ的な展開とかラストの救われなさとか、そういうリアルな怖さも含まれた作品だった。

    1
    投稿日: 2025.12.11
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    比嘉姉妹シリーズ第2弾です。 なかなか知ってるキャラが出てこなくって、本当にシリーズものなのか‥。とちょっと疑いました笑 なんか不気味な投稿小説‥。 その小説は都市伝説の話でその話を聞いてから4日目にずうのめ人形がやってきて殺される。ずうのめ人形に殺されないようにするにはおまじないの歌を唱えないといけないという。 でもなぜか、おまじないを唱えてもずうのめ人形は帰ってくれなくなって、人が殺される。 ホラー&ミステリーでした。 そして最後にどんでん返しが‥。 面白かったです! 小説の話しが始めはすごい昔のことかと思ったけど、15年くらい前の話でそんなに前では無かった。 今回は比嘉家の2番目の姉、美晴登場です。 琴子はちょっとだけ出てます。 真琴と野崎は活躍してます! やっぱり怖いのは人だなとは最後につくづく思いました。

    29
    投稿日: 2025.12.09
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    怖面白かった!1~3章で話の焦点が違う感じ。どんどん怪異とその原因?の解像度が上がってきて面白い。 澤村伊智さんは、人間が嫌いな気がする…(?)

    1
    投稿日: 2025.12.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「ぼぎわんが、来る」に続く「比嘉姉妹シリーズ」の第2作目。 シリーズものだと2作目以降が微妙……という印象が強いけど、私は前作よりも今作のほうが好き。このようなホラー作品はテーマとなる呪いを解き明かす過程がミステリー小説の展開に似ているが、この作品はそれが特に顕著だから私の嗜好に刺さったのだろう。 2作目にして「こんなんどうにもならんやん……」というレベルの呪いだったので、主要人物が助かったのは幸運としか言いようがないのだが、でもそのレベルの呪いをたった一人の人間が作り出していたことを考えるとホント人間って恐ろしい存在だなと…… ホラー小説を読むと毎回思うことだけどやっぱり怪異なんかよりも、それを作り出して自分の都合のいいように利用している人間が1番怖いっすね。

    16
    投稿日: 2025.11.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ずうのめ人形→そう ぶんぜ この言葉通り消えた記憶は全部嘘。都合のいいように書き換えられた記憶。だからずうのめ人形の本体はそっちじゃなかった。今回も最後の紐解きが凄かった!途中から彼が彼女で彼女が彼で、あの人がこの人でわーーーーって駆け抜けて、、、スカッと!するかと思った!が!私は真実が歪んで他人の記憶に残ってしまった事がもどかしくてもどかしくてもやもやして読み終わり。そっかー井原くんが上手く話せないってことは、もう彼女の本性を知り得る人は1人もいないから、なんで呪いが解かれたかもわかってないんだ。ヤングケアラーさせてる母親、中学生と風呂入りたがる父親、被虐待児の歪んだ愛着。可哀想な私。その拠り所に書かれてた彼と彼女は“憂さ晴らしの的”。確かにあの原稿だけでは、母親の彼女以外消されてた真実は知り得ない。今回も言葉のトリックに見事ひっかかり、後半違和感を覚えた頃には確かに最初からハッキリとそうとは一度も書かれてなかった!って気付いたので。2周目必須です。

    1
    投稿日: 2025.11.24
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    比嘉姉妹シリーズ ホラーだけども相変わらずミステリーやヒトコワ的な怖さがある 悪意のある人が何よりも怖いし恐ろしい 家庭や学校に潜む生きづらさ、救いの無さがひたひたと迫る感じ 某人物にまんまと騙された! 同情すべき点はあるけれども人は話したいことしか話さないし見たいものしか見ない 自分に都合が悪いことは消してしまうんだよね 色々と思い込みで気持ち良く騙されて最後に別視点から見るとそうだったのか…となるストーリーが面白かった 最後の最後まで読まないと全てが繋がらないハラハラ感 リングを読んでる人は特に楽しめるのでは

    0
    投稿日: 2025.11.16
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    面白かった!怖さも良きかなw ミステリー要素あり、読後のスッキリ感&納得感あり、久々な星5つ。 映像化したらチョー怖いだろうな、と思う反面、そうするとラストシーンを変えないといけないだろうな、と思う。 だって、主人公藤間くんがあの人にそんな想いを持ってたなんて、ラストシーンにならないと分からないのだから。 まさに本という言語で書かれたものの特性と、読者のバイアスを上手く使ってるなぁ、と思う。 読み終わって「しまった!」と思ったのは、「ほぎわんが、来る」との3部作で、本作が2部目だったということw まあ、支障なくは読めるけど。

    17
    投稿日: 2025.11.15
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    あー、面白かった。 怪異を扱ったホラーではあるんだけど、構造がミステリーなんだね、やはり。怖いというより先を見に行きたい欲が勝ってズンズン読み進めたくなる。 物語の核になってる哀愁。愛執、あ、こっちの字も雰囲気だな。心に響く物語が心地よい、ホラーなのに。 著作を読み進めるにつけて、作者の底力に感服しかり。こういう巧みな構成力を見せつけられると、昨今のモキュメンタリー形式の作品はまだまだだなと思ったりして。 主軸に都市伝説があるのも、いま並行して解体センターのゲームやってる身としては馴染みやすかったか。 刊行順で行くと次は短編らしい。これも楽しみだ、くふふふふふふ。

    0
    投稿日: 2025.11.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    後半、まさかあの人が〇〇だったなんて、、と鳥肌が立った。 ぼぎわんよりもさらに人間性にフォーカスが当てられてる気がする。 怪異の正体は結局分からないままだったのが気になるけど、まあそれが都市伝説だよね

    1
    投稿日: 2025.11.03
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    2018年。 山村貞子と鮎井侑介へって(#^^#) これだけでオマージュなのかな期待してしまた。前作リングに似ている、言われたことから、リングぽくしたらしい。強気の姿勢が良い。 「サダコ」中学生の里穂の鬱々毎日と、現代の呪いで殺される話が交差する。ずうのめは小学生ユカリの作り話だったのだが・・・ 「ミハル」里穂と同じ学校に比嘉美晴(琴子の妹。真琴の姉)がいた。そしてずうのめにやられていた。 「ユカリ」現在の里穂。そうくるか、というオチかなぁ。そういわれれば伏線あったな。この親にしてこの子あり、みたいな感じでちょっとなぁ。 あいかわらずコワイ。夜中に読むのがオススメ。

    0
    投稿日: 2025.11.02
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    都市伝説がテーマのこの作品、最後はまさかのああいう展開で終わるんだ…って感心してしまった。 途中の呪われて人形が迫ってくるあたりとかは近くに人形きてない?って確認してしまうし、ぼぎわんよりこっちの方が日常に近くて怖かったな。 最後のオチに関しては推理小説をよく読む自分にはよく出会うパターンでホラー小説でもこんなのくるんだなぁって。面白かった。

    1
    投稿日: 2025.10.09
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    面白い。ぼぎわんがくるにハマり比嘉姉妹シリーズ読みたくなって読み始めましたが、物語の構成も面白かった。 ん?ちょっと待てよ??って何回もなる。いい意味で。あとは、書き方も、難しい言葉は使ってないからこそ想像できてしまう。だからゾワゾワっ!とする。ぼぎわんがくるは救えないわぁ!って感じでした。これもそうだけどどちらかと言ったらヒトコワ要素もあるかも。

    0
    投稿日: 2025.10.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どうにもなんねー!!という感想。元凶の子の凶暴性があったから呼び寄せられた怪異なんでしょうけど、父親がクソすぎるし母親の彼ピもクソすぎる。もちろん本人が騙った話なのでどこまでが本当かは分かりませんが、子供に対する父親の風呂のシーン、あんな反吐の出そうなシチュされてなきゃ出てこないでしょと思うと報復されてしまったのが悲しくもありました。もちろん自分の子供の自殺の原因になった相手に復讐するのは分かるんですけどね…頑張って幸せを掴んだのに最期は復讐されて終わりは世の無常ですか。やったらやり返されるのはしゃーなしですが、怪異の大暴走で読んだら勝手に死んでいくし、止めることも出来ないのオワリすぎるでしょ。元凶の子が凶暴性を持つに至った理由も考えると、本当はもっとどうにかなったのかもしれないと思うと悲しいですね。 話はもちろん面白かったです。新しいお姉ちゃんも出てくるし、最初のプロローグがお姉ちゃん視点だったのも気づいた時はおおっ!と感心しました。ずうのめ、の仕掛けも面白かったです。個人的には2冊目のこちらの方が好きだったかもです!

    0
    投稿日: 2025.09.27
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    シリーズ2作目。 今作はずうのめ人形という怪奇が呪われた人に迫ってくる。 作中でも紹介される『リング』の貞子のような、何をしても逃れられない恐怖がいい感じ。 シリーズ自体の主人公である霊能者姉妹の真琴は今作も優しいけど、怪奇と戦うには実力は弱く、この弱さもいい感じ。 だんだんハマってきました。

    16
    投稿日: 2025.09.19
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    自分が悪いんだが刻み読みし過ぎた… 記憶が薄れたらもう一度ちゃんと読みたい 怖さはあまり無かったが、エンターテイメントとしては面白い

    0
    投稿日: 2025.09.09
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    シリーズの2作目ということでちょっと不安がありましたが1作目を超える怖さとミステリー要素にページをめくる手が止まりませんでした。 もっとあの世界に入っていたい。。。 少し都合が良すぎると感じた部分もありましたが、面白さが上回りました。 個人的にはお姉ちゃんの活躍がもっと見たい!

    1
    投稿日: 2025.09.08
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    面白かったです。ぼぎわんを先日読んで面白かったのと、まだ暑さ厳しい夏ですし、、本作も評価の高い作品でしたので手にしてみました。怖いし面白い。呪いの人形の話ですが、それにしてはやたらページ数があるなと読む前思っていましたが、読んで納得です。ぼぎわんもそうですが、しっかりとしたミステリー要素のある作品で単純なホラーの怖がらせ方とはまた違う濃厚な作品。どんでん返し感があるのもとても素晴らしい。そして登場人物の描写が丁寧で、人間模様がとても良く描かれています。一体どう解決されるのか、はたまたされないのか、気になって特に後半からは一気読み。すごいエンタメ作品だなと思います。澤村さんの他の作品も読んでいってみたいと思います!

    44
    投稿日: 2025.08.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    実際に自分にも降りかかるのではと思うのが、感染する呪いの怖い部分である。 この話は、まさしくその部分に焦点を当てていたものであった。 人形が迫ってくる描写などは怖かった。 ただ、呪いの解け方は唐突であったし、あえてそうしたのか、呪いの正体が最後まではっきりとはわからなかったのはすっきりはしなかった。

    0
    投稿日: 2025.08.25
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    比嘉姉妹シリーズ第二弾。 怪異の発端は、不審死を遂げたライターが残した原稿。それを読んだ者が次々と異常な死を遂げるという、いわば都市伝説的な“呪い”の拡散の恐怖。 作中にもそのタイトルがたびたび登場し、どこか『リング』を思わせる雰囲気も漂います。過去のJホラーへのリスペクトを感じさせる構成です。 前作『ぼぎわんが、来る』と比べると、ホラーの方向性はかなり異なります。こちらはじわじわとくる不気味さと、不可視の恐怖が中心(人形は見えちゃうけど)。作者の表現の幅広さを感じました。 野崎と真琴が婚約しているのには少し驚きましたが、おめでたいので自然に受け止められました。シリーズとしての連続性を保ちつつ、一作ごとのジャンル感が違うのは、今後の展開への楽しみでもあります。 ラストで語られる“100人の死”にはやや唐突さもありましたが、あえての曖昧さからくる恐怖に重きをおいた構成だったのかもしれません。ホラーとしての完成度は高く、読後に恐怖の余韻が残る印象的なラストでした。

    107
    投稿日: 2025.08.21
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    恐ろしくおぞましい化け物の物語りなのに背景には悲しい人間模様が描かれていてとても素晴らしい作品でした 前作では第1章が男性視点、第2章がその妻の視点で全く違った前章の男性の人物像を捉えていて最後の3章にかけての盛り上がりは本当に感動しました 今作では冴えない編集者とその編集者が手に入れた原稿に描かれている「里穂」の視点と交互に読めるものでした 物語り中盤まではあまりにも悲惨な里穂の家庭環境や周囲に同情するこの編集者と共に私もお願いだから幸せになってくれ!と願いながら読んでいましたが物語りの後半、その終盤戦で明かされる衝撃の事実に鳥肌がずっと立っていて真夏のこの時期(2025/08/21)に寒気が止まりませんでした 澤村伊智先生は家庭の中の男女の歪みを描くのがなんて上手なんでしょう 前作から感じていましたが今回で大ファンになりしました 当時の社会情勢もうまく汲み取っていて読了後の満足感が満たされます ホラーを題材にした作品ですがこの作品の中の人間模様が繊細で本当に素晴らしい作品と作者に出会えました 最後に前作で大好きになったの野崎と真琴ちゃんの深い絆が描かれていて口角があがります

    0
    投稿日: 2025.08.21
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    比賀姉妹シリーズは全部読んでるけど、やっぱりこれが1番怖かった。怪異以上に、その怪異の元となっている人間が本当にこわい。 何を言ってもネタバレになりそうで、何も言えない一作。とても面白かった。

    1
    投稿日: 2025.07.24
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    ミスリードの誘い方がうまい。 登場人物どうしの、人間の因縁が濃く描かれている。 また、原稿部分と現在進行の物語部分との配分が良い。 最後は霊能力者と怪異のバトル、といった展開にならない点で前作「ぼぎわん」より人に薦めやすいか。

    0
    投稿日: 2025.07.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今作は前作と比べて圧倒的に怖い。と思うのは単純に和ホラーの方が怖いと思う自分の主観なのだが、人形を題材としているだけあってじわじわと迫りくる恐怖、直接的な害はなくても末路の想像が付く展開がシンプルにヤバい化け物に付け狙われていた前作より断然に怖かった。 加えて終盤の真相開示シーンがしっかりホラーだと感じられたのも大きい。元凶と対峙し制裁を下す展開なのは同じだが、差はおそらく人間の力か呪いの利用かの違いだと思う。真実を読み解き、的確に自爆特攻を行った手際がホラーの枠を超えない範囲で見事な戦闘だったと感じる。あと、真相自体もゆかりちゃん周りは一切想定しなかった角度で殴られた驚愕もデカい。 ホラー周り以外だと、普通に推しカプだった野崎と真琴が距離感近づいてるし婚約もしてるしでニヤってなりました。

    1
    投稿日: 2025.05.05
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    面白い。ホラーアイテムとしての日本人形を使いかたが秀逸。ホラーとミステリーと化け物のいいとこ取りエンタメとして面白い。描いているテーマもぼぎわんから通底しており作者の熱量を感じる。

    0
    投稿日: 2025.04.05
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    ストーリーはよくある怖い話をアレンジしたもので真新しさはない。 もう少し霊に対して対抗する描写があればよかったなと思った。

    0
    投稿日: 2025.03.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ずうのめの人形 えらい面白い比嘉姉妹シリーズ2作目。 都市伝説ずうのめの人形の呪いを解くためにその都市伝説が書かれた小説について調査していく。 作中でも登場するリングと同様に制限時間があり、期限までに呪いが解けるかハラハラしながら読めました。 なぜ呪いが存在し、小説が書かれ、どうして拡散されたのか、後半の謎解きパートで全てが明かされるのですがそこがめちゃくちゃ面白い。ホラーですがミステリ感が強いのはリング、残穢とあえて似せているところでしょうか。 エンタメホラーとしてとても楽しく、それでいて おどろおどろしい恐怖を感じられる良い作品でした。

    0
    投稿日: 2025.03.28
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     前作とは少し経路が違って、色んな角度から怪異を描くというよりは、ある種の入れ子構造のように、作中作と現実の話が並行して進み、交錯していく様子が面白かった。  話が進むにつれ、同じ出来事でも見え方が全く異なってくる面白さは健在。  個人的に、伝奇に求める面白さは『ぼぎわんが、来る』の方が詰まっていたけれど、背筋が薄ら寒くなる感じ、自分も巻き込まれてしまうんじゃないか、という怖さはこちらの方が強かった。

    0
    投稿日: 2025.03.09
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    ホラーでありながら、叙述トリックの含まれたミステリーでもあり、後半はずっとワクワクしながら一瞬で400p読破。 比嘉姉妹シリーズは全部読み切ります。

    3
    投稿日: 2025.02.09
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    比嘉姉妹シリーズ第2作目。 前作「ぼぎわんが、来る」よりも ミステリー要素強めでこちらのが好み。 今作は読むと死に至る原稿。 読んでしまうと赤い糸で顔を巻かれた 日本人形が徐々に迫ってきて・・・。 時間が経つにつれ迫ってくる緊迫感。 霊能者である真琴も霊能者モノによくある 勝ち確の最強ポジションというわけではない危うさ。 このハラハラ感が読む手を止めさせてくれない。 作中にも頻回に登場する見た者を死に追いやる 某有名ホラー作品を彷彿させるが、 似て非なるストーリー展開となっている。

    26
    投稿日: 2025.02.04
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    一巻を読んで凄く怖かったので覚悟して読んだので、一巻よりは恐怖はきませんでした。学校で流行ってたチェーンメールとか呪いの手紙の平成ぽさと、和服の人形の昭和ぽさがクロスしてエモかったです。 比嘉家がますます気になって、怖いけど三巻見ようと思います。

    0
    投稿日: 2025.01.18
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    話が怖かったのはもちろん、ホラーを媒介として伝わる人間の醜さみたいなのが書かれててスゴかった… 話に出てくる人間がほとんど嫌な感じで、自分もこれしてるかもしんないな、って思って辛かった 人形の正体っていうのもびっくりした

    0
    投稿日: 2025.01.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    比嘉シリーズ第二弾。今回も面白かった…。 私が一番ホラーの中でも苦手とする呪いの伝播系がテーマとなっていて本当に怖かった(自分にも来るんじゃないかと思って怖い) そして主人公達にも降りかかるタイムリミット、作中にも出てきたが『リング』を思い起こされる。 自分の姉が呪いによって殺されているのを真琴ちゃん辛かったろうなと思った。真琴ちゃん夫妻が死ななくて本当によかった…。 途中から藤間の心情でおや…?みたいに違和感があったが最後の最後でやってくれたな…。やっぱり呪いは呪いを伝播していくんだよ…。

    3
    投稿日: 2024.12.23
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    リングとのつながり、ホラー好きなサダコちゃんがイジメられるのだけど、本人は最初そんな気なくて本当に貞子だったっていうところメタ的だし、悲しすぎるし、泣きそうになった。 ただ、それが悪意によって、驚きのために、"悪い人間"でしたとされているような気がして少し心痛い。そのまま悲劇として扱われていたら号泣。ただし、ホラーのミステリーとしてエンタメとしてそうしたい気持ちもわかるから、複雑。 お姉さん全然出てこなかったなぁ 「下から来る」っていうのが、急に物理的な話になって笑っちゃった。でもそのフィジカル面が強いのは面白い。 ラストのビルの巻き添えかわいそすぎる。笑 四谷怪談を引っ張ってきて、虚構が現実に侵食し、人様を呪うって原理は面白いし、着眼点好き。 てことは、貞子も…?だよね

    1
    投稿日: 2024.12.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    リングをオマージュというか…カウントダウン型の呪いはどうしても同じ様なことになるのね。 幸せを知らず、人との関わり方を練習できずに大人になったら、こう言うサイコな虐待野郎になるのかな。主人公も道を踏み外さずにいてほしい。 落ちは全く予想外だったので楽しめた。 赤い糸の化け物が何者だったのかもう少し掘り下げしてほしかった。 貞子が呪いの媒介になった時に、たまたま心を占有していた「怖い話の人形」が呪いのビジョンとして採用されただけって感じかな? 呪死した人の目がないのは自分でくり抜いたの?顔に糸が巻き付いてそれを引き剥がそうとしてえぐり取った的なことかな?

    4
    投稿日: 2024.12.12
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    「ぼぎわんが、来る」に続いて比嘉姉妹シリーズ2作目。 前作ほどドンパチしないものの、誰もが経験したことのある拡散される怪異の身近な恐怖はぼぎわんといい勝負でした。 そしてやっぱり怪異よりも、人間の醜悪さを描くのが飛びぬけてうまいです。 グロテスクな死に方をするシーンよりも、人間の嫌な面が描かれるシーンの方が心に来ます。 前作と違って琴子姉さんがいないとこんなに不安になるんだな…とドキドキしました。

    0
    投稿日: 2024.12.07
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    怖い、面白い、ページを捲る手が止まらない。 ホラーでありながら、ミステリー小説を読んでいるような……点と点が繋がっていく感覚に身震いしながら読んでいました。 しかし、真琴ちゃんと野崎が揃うと安心しますね。ふたりが幸せになってくれたら嬉しいです。

    6
    投稿日: 2024.12.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    リングの様な感染する呪い。ずうのめ人形はその呪いの標準として呪いにかかった人に近づいてくる。 その呪いは、特に由来もなく1人の女の子の創作から創り出されたという事は逆に新鮮。その女の子の同級生で当日止めようとして失敗した琴子と真琴の間の姉が登場する。 この女の子が当時“遊んでいた”女の子と男の子に起きたこと、呪いを創り出した女の子、呪いにかかった男性と野崎と真琴、その関係者、それらが絡み合い最後繋がるのが見事。 怪異の恐ろしさと人間の恐ろしさが入り混じりぼぎわんと同じ読み応えがありました。

    0
    投稿日: 2024.11.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    野崎と真琴の婚約そして結婚まじ嬉しすぎて裏のあらすじだけでにんまりした。 終盤死ぬか生きるかの時自分自身よりお互いのことを、死んでほしくないって思い合うの尊すぎた!好きなカップルすぎる。 真琴がフラつく瞬間野崎が瞬で受け止めるとこ何回かあったけどまじ尊い。 あと野崎が背高い設定なんだ。岡田くんのイメージついちゃってたからちょっとびっくり。 里穂の幼少期は父の虐待といじめとどうしようもない母とって辛いことばっかすぎて心臓痛くなる。 彼女が自分より力のないもの、弱いものを自分がされたように痛めつけてたのはある意味ではあり得るというか それでも絶対やっちゃいけないことだけど、情状酌量的なとこもあるなと。最悪だけど。 ここの描写が辛すぎて、もう一度読みたいとは思えないけどホラー小説としては最高だった。 ラストのどんでん返し。 戸波編集長が女性だった事も、ゆかりちゃんの母だったことも度肝抜かれた。 まさかまさかすぎて、確かに自然と男性だと思って読んでたけど性別については言及されてなかった。しかも基本は藤間目線だったから特に。戸波編集長を女性としてみないよう努めてたって書いてあったから、そういうことなんだね。 戸波編集長亡くなったの辛すぎたけど、最後に娘の自殺の真相を聞けて、その原因となった人間を突き止めることができて少しでも救いになってたら私も救われる。 ずうのめ人形の対処法も結構シンプルでよかった。 途中里穂のこといじめっ子って言ってた人がいたり、美晴の井原みたいに?って言葉でなーーんとなく予測はしてたけどちゃんと回収してくれたし秀逸だった。 結局ずうのめ人形の話はほんとにゆかりちゃんの創作話だったってことでいいのかな? そんなふざけた怖い話に、里穂の心のスキマ、家庭のスキマとかが相まって呪いやオバケが呼び寄せられたってことかな?呪いの媒介って言われてたけど、里穂以外の人間がそれになる可能性もあるってことか、、 ラスト藤間がネットの世界にずうのめ人形の話を解き放ったかどうかは描かれてないんだけど、やりかねない怖さが残ってそこも秀逸。この世のどこかにあるかも、、?て思っちゃう。 結婚式の終わりに琴子現れたっぽいとこめちゃ良い。

    0
    投稿日: 2024.11.28
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    善良なカップルの野崎と真琴はいつも死にそうな目に遭ってる! しかし二人が揃っていると安心感が半端ない 琴子さんもいればなお心強い

    2
    投稿日: 2024.11.15
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    2024-11-14 うん、ちゃんと怖い。とても良く練られたヒトコワホラー。構成もヒキがあって、読む手が止まらない。 まあ、野崎と真琴のラブラブっぷりが、あ、でも、ああいう関係なので仕方ないか。ここは素直に(ほんの少し)明るくなった2人を祝福しよう。

    0
    投稿日: 2024.11.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    呪禁の囀り、ずうのめ人形。 明確な「殺意」は、4日かけて、じわじわと近寄り、対象のいる空間上にいる全ての生命を確殺する。 とあるホラー好きな少女が過ごした思春期。映画「リング」が流行って、Jホラーの人気が高まり、各所でスピリチュアルや都市伝説が沸騰した時代。 学校では「貞子」とさげすまれ、孤独に過ごしていた少女は、図書館で友達ができた。年下のホラー好きの女児だった。 その子が話す怖い話の一つに「ずうのめ人形」の話があった。その話を知った日から、確実な殺意を持って「ずうのめ人形」に襲われるようになった。赤い糸に絡め取られ、痛みを感じながらも一命を取り留めた少女は、女児に「ずうのめ人形」とは何なのかを問いただす。しかし、その日を境に女児は少女の目の前から姿を消した。 同様に、少女から「ずうのめ人形」の話を聞いた人たちも、どんどん死んでいった。少女をいじめていたクラスメイトも、少女を所有したい両親も、少女を初めて守ってくれた友達も。 少女は大人になり、とある雑誌でやっていた新人作家オーディションに「ずうのめ人形」の話を投稿した。「ずうのめ人形」に友達が殺された話を。 その作品を読んだ審査員が次々に怪死した。 死んだ審査員の一人の家で、その原稿を読んだ編集部の社員が、自宅の2階で死んだ。1階にいた社員の両親も死んでいた。 「ずうのめ人形」は女児の作り話だった。この話を広め、呪禁を拡散させ、大量殺戮を実行したのはかつて少女だった女。 この本の清々しいところは、本当に救いようのない奴が、救われてほしい人に追い込まれるところ。 しかも、救われた奴が、自ら踏襲しようとするところなど、前作「ぼぎわんが、来る」とは一変して、人間の歪みを穿った作品になったと思った。それでも、ホラーのテイストは崩していないところは、澤村節と言えると感じた。 分厚いけど、一気に読めた。

    12
    投稿日: 2024.11.03
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    比嘉姉妹シリーズ2作目。 個人的にこのシリーズの楽しみはタイトルの由来と意味を探しながら読める所。 怪異も恐いけど、出てくる人達もやっぱりどこか不気味な所があって恐怖をより一層感じる。

    5
    投稿日: 2024.11.02
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    比嘉姉妹シリーズ2作目。 めちゃくちゃ怖かった…都市伝説も色々あるのをこの作品で初めて知った。 シリーズものだとは知らなかったけど話は完結するので問題なく読めた。 ぼぎわんが、来る も読んでみようかな。 最後まで怖くて驚きもあって面白かった〜

    0
    投稿日: 2024.10.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「ぼぎわん」に次ぎ2作品目。 正直な感想は「ホラー要素じゃないところがしんどい」です。 イヤミス寄りな感じがしました。 ネタバレにならない程度に話すと、 物語の中にとある原稿が登場して、その内容と本編が交互に展開されてくるのが大まかな流れなのですが、その原稿の内容がしんどい。 「いじめ」「DV」などにトラウマがある方は正直、読むことはオススメしないレベルです。 「ホラー要素のために読んでいるんだけど、このエグい描写を乗り越えないとホラーにたどり着けないのか……」というのが正直なところ。 深読み、考察を主体にした物語を読み慣れているならヒントも豊富に用意されているため、展開も大枠は想定範囲内。 しかも比嘉姉妹は今回、前回ほどには活躍せず……。 物語としてはギミックを凝らしてあって素晴らしいものなのですが、テーマが個人的には苦手なものでした。 三作目を読んでみて、読み続けるかどうか判断しようと思います。

    0
    投稿日: 2024.10.13
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    ぼぎわん同様、ずうのめってなんだ…という気持ちから読み始めた。 この作者さんの書く登場人物は(野崎や真琴は別として)なんとなく嫌な奴という属性が付与されているな。岩田お前、前作は役に立ってたのに…まだ野崎が唐草と繋がりがあるのが意外だった。あいついつか死ぬんじゃないかな。 チェンメは自分も昔送られてきたことがあったけど、恐怖が勝手に独り歩きするという視点はなかった。でも都市伝説ってそういうものだし、海外のもそういう感じだよな。それが意思を持ったり人の感情の集合体になったり…というように怪異や現象がキャラクターになったゲームもあるくらいだし。 人形の描写はそこまで怖くなかったけど、主に里穂関連の人間関係が読んでいて苦痛だった。 終盤で戸波が言っていたように、そして前作の英樹の語りの違和感のように、確かに里穂の手記に「あれ?」と思うところはあった。そしてそれは藤間達が里穂を探している時に辿り着いた彼女の元同級生の言葉で合致した。いじめっ子といじめられっ子を間違うはずないんだよな。 子ども時代の里穂に全ての責任があるとは思えないけど、まともな環境で育たなかった最悪の末路という感じ。いじめられっ子がいじめっ子に、不遇な目に遭った人は損した分の帳尻を合わせようと自分より弱い立場の人を虐げるようになりがち、その典型。 男女差別、アンコンシャスバイアス良くないと思っていたのに、見事にジェンダーバイアスに引っかかってそこにちょっと凹んだ。ミスリードなんだろうけど隠し方上手いな! 里穂に少しでも後悔や償いの気持ちがあったのなら結果こうはならなかったと思う。彼女が過去を全て忘れる、切り捨てる選択をした時点で、失うものがない無敵の戸波に対抗できるはずもなく、因果応報で関係ない息子も巻き込まれてしまった。 この辺りを読んだ時は気がつかなくて(読み飛ばしてた)他の人の感想を見てようやく気付いたけど、タワマンの住人全員滅んだ事実はすごいな。戸波は呪いの仕組み知らなかったもんな…という気持ちなんかより、里穂と戸波だけが死んでたら「あの時里穂に会いに行った」という事実を証明するコンシェルジュがいるから戸波だけが犯人に仕立て上げられてしまうし、むしろ全員死亡で逆に良かったんじゃないか…と思ってしまった。 藤間の気持ちわかるよ…みんなに大切な人がいる、帰る場所があるって認識すると自分の孤独さが浮き立つよね。行動には移さないけど、それを実行しそうな未来を予感させる不気味なラスト。 実行したら多分巡り巡って因果が自分に向かって死ぬだろうから、岩田のようになりたくなかったらその気持ちを抑えるんだぞ…

    0
    投稿日: 2024.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    澤村先生の作品って本人主観と周りからの見え方がだいぶ違う嫌な奴がよく出てくるなーという印象なのですが、今作の辻村ゆかりさんもなかなか……。 作家性メタ読みで「この人もしかして?」って予想は立ててたのですが、思った以上にやばい奴でしたね まさかせっかくできた趣味の合う友達までいじめるとは。 ホラーとしての怖さは「ぼぎわん」のほうが上かなって感じだけど、ミステリー的な面白さがあって今作も面白い!

    2
    投稿日: 2024.09.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初「かわいそ(´•ᴗ•̥`)」なのに最後「この悪魔!!!!」ってなったすごすぎるその他もろもろ叙情トリック めちゃくちゃ引き込まれる…!!! ぼぎわんも面白いけど、2作目の方がすごい作品とは……

    0
    投稿日: 2024.09.10
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    今回もすげえ…。 ドンデン返しっていうと陳腐かもしれないけど、何度もアッと言わされてしまう。 ホラーなんだけど、ミステリでエンタメで、どうしようもねえクソだな!!みたいな人間のエゴも満載で、それでいて、ちゃんと怖い。 都市伝説ものって、田舎者なもんであんまり分からんのだけど、なるほどそういう切り出し方で恐怖を煽れるのか…すごい…。

    0
    投稿日: 2024.08.19
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    続きが気になりすぎて一気に読めました。 人形の描写が本当に気持ち悪くて、ゾワゾワしました。 話の展開もテンポが良くて面白かったです。

    0
    投稿日: 2024.08.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    来るがすきでこちらも読了 ぼぎわんの時とは違い人が怖いね系でした。 怖さの方向性が違いましたがこちらも好みです。 でも最後はまさかのまさかで思わず前のページまで戻って確認してしまいました。 ラストを知った状態でまた読みたいです。

    0
    投稿日: 2024.08.03
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    澤村伊智さんの第二作目。 前作の「ぼぎわんが、来る」で魅了されて、二作連続読みをしたけど、個人的には前作を超えるような怖さはなかったかなぁ、、、 前作は得体の知れないぼぎわん自体が怖くて、それを取り巻く人々も怖く、また、章によって書き手の目線が変わり、物語の時間が進行し、謎が解けていくところが面白かった。 今回は章が変わるごとに焦点が当てられる人物は変わるけど、そこまで章による大きな変化は見られない。 そしてずうのめ人形自体の怖さはそんなに無い。 特に挙げられるのは、ずうのめ人形の呪いによって死ぬ間際、赤い糸の描写がなんだか非現実すぎたり、少しチープに感じられるところもちらほら、、、 それに、真琴によって"ずうのめ人形を照準としたヤツは下からくる"と言った解説がなされており、てっきりぼぎわんのような化け物が来るのかとばかり思っていた。しかし、実際は実態を持たない"呪い"が迫ってくると言うもの。個人的にそこもあまり好きではなかったから、余計前作の方が好きだったのかも(>人<;) かと言って駄作であるかと言われればそれは違う! 本書で特に見事だと思ったのは、戸波さんがまさかの女性であったこと。 そして彼女がかなりのキーパーソンとなること!! 初めは編集長として現れた戸波さんは性別自体が伏せられてはいたものの、てっきり喋り口調から男性だと勘違いしていた。 そしてそれらも全て澤村さんの計算だと言うところに驚いた、、、! 自分の勘違いや見落としだと思っていたけど、事実そのような計算であったことが何よりも本書の面白いポイント!!! 次回作もいつか読んでみようと思う(´-`).。oO

    0
    投稿日: 2024.07.13
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    比嘉姉妹シリーズ2作品目。 導入がぼぎわんと違ってちょっと長いかなーと思った。ただ、終盤に向けてのたたみかけが良い! 「気持ち悪いなぁ」と思う描写、文章がうますぎる。

    0
    投稿日: 2024.07.11
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    初ホラー作品。 電車中でのみ、読みました。こわかったので。 呪いのこわさと、呪われていない人間の心理的なこわさ、どちらもこわい。

    18
    投稿日: 2024.07.05
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    間違いなく面白い作品だとは思うのだが、諸々の描写が極端かつ悪い意味で戯画的に読めるところがあり、少し露悪趣味にすら感じられてしまった。

    1
    投稿日: 2024.07.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    気持ち悪い音をタイトルにするのが上手だなぁ。 このシリーズはいつも何かへのオマージュがあるのかな?今年読み初めの『リング』はやっぱりホラー界の金字塔。(老害風に)ホラーをイメージしたら避けて通れないもの。だけど原作中には無かったのだ。明確な「貞子」像が。 ホラーって迫害ジャンルだったのか… みんな幼児青少年期にハマるもんだと思ってた… 崩壊家庭で育つとアカン人間になるということなのか… 琴子さんの登場は一瞬。 真琴ちゃんが幸せになったのはいいんだが…藤間くんはなんで闇堕ちするのだ… ちょっと散らかってた印象。

    3
    投稿日: 2024.06.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とある怪談を聞いた人の所に人形が少しづつ近づいてきて、4日目には…と、リングみたいな話かな〜と思ったら人に話しても助からないし、この本を読んだ人も怪談の全貌を強制的に読まされるから私も巻き込まれてるやん!怖い!と思いつつ一気読み。 一連の騒動の元凶と対峙する人が真琴達だけじゃなくて、まさかの人でびっくりしました。あの人も自分の大事な存在が傷つけられてなんとかしようとして、乗り込んだんですよね。自分も巻き込まれるのは承知での攻撃で最後のシーンは怖かったけど、いいぞ!頑張れ!と思いながら読みました。 でも下のフロアの人達、百人単位の犠牲が出てるのはぞっとしたけど。

    2
    投稿日: 2024.05.22
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    「ぼぎわんが、来る」に続いて第二作目。 比嘉姉妹シリーズとして、ぼぎわんとも登場人物の関連がいくつかあるので、続けて読んで正解でした。 今作は正直言ってそんなに怖くはないです。 ミステリー要素が主体となって、「リング」に対するオマージュのような、感染する呪いの話し。 怖さを期待していたので若干の肩すかしがあり、そしてミステリーとしても後半のどんでん返しは、単純な騙し技を使われた感じでちょっと強引な気がしました。(個人的に伏線回収やどんでん返し自体が好きじゃないからかもしれませんが、、) とはいえただのチープなサブカル系のホラーに収まらない、本格的な質を保っているホラー小説だと思います。

    2
    投稿日: 2024.05.12
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    ぼぎわんが、来る。の続編。 ホラーを読んでる筈なのに(勿論恐怖はあるけど)伏線と回収が凄い! 面白かった〜!

    1
    投稿日: 2024.05.06
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    『ぼぎわん』に続き、澤村作品二作目。比嘉姉妹シリーズ。喪服の人形がだんだん近づいてくる——これだけでもう恐ろしいですよね…。「ずうのめ人形」という都市伝説(?)の謎、作中作の少女たち、そしてホラーではお馴染みの"死"へのカウントダウン…等。巧みに構成された展開にミステリィ要素もあいまって面白かったです(^^) 星三つ半。

    3
    投稿日: 2024.05.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

     本編と作中作の関係はどんなものなのか?創作からなぜ本物の怪異が生まれたのか?といった謎が分かっていく過程は「ホラーの怖さを描写しつつ、ミステリーとしての面白さや人間の怖さも上手く描写している。」という感想を抱き、怖さを感じつつも面白く読めた。それにしても、犠牲者が百人越えでえげつないのと、ラストの藤間の行動は「悪いことが起きる予感しかしない。」という後味の悪い終わりかただった。

    5
    投稿日: 2024.04.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    感想 真琴がずうのめ人形に立ち向かえるのか?強力そうだけど大丈夫なのか!? 結末としては今回は比嘉の活躍ではなく、完全に他力本願な結末だった。心のスキマに呪いが宿るというのが著者の見解か。笑うセールスマン? あらすじ オカルト雑誌のライターが不審死を遂げる。ライターは目がえぐりとられていた。編集者はライターの部屋にあった原稿を持ち出し、それを読む。そこにはずうのめ人形と呼ばれる都市伝説的な物語が書かれていた。 その物語を読んだものは日に日に人形が迫ってきて、4日後に死ぬ。野崎と真琴は、ライターから相談を持ちかけられ、その物語が事実であると知る。そこには真琴のすぐ上の姉が登場し、ずうのめ人形に呪殺されていた。 ずうのめ人形の原稿を書いたであろう里穂を探すべく。野崎たちは謎に迫る。里穂は料理研究家として有名になっていた。野崎たちの助けにも応じず、追い返すが、ホラー雑誌の編集長の戸波が家を訪ねてくる。彼女も里穂の関係者だったのだ。そして、戸波に呪いがかかる時、里穂も巻き添えになり呪いの連鎖は断ち切られる。

    12
    投稿日: 2024.03.30
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    【2024年35冊目】 いやー面白かった〜。読むと死んでしまう呪いの原稿。まるで「リング」の貞子のようにふりかかる呪い。当然のように原稿の内容も書かれているので「あっ、これ読者も巻き添えにするぞみたいな感じ?」と思いながらも、読む手を止められませんでした。 今作の面白いところは、怪異の怖さや不可解さだけでなく、しっかりと理由も書かれていることがまず上げられますが、登場人物の感情もきっちりと描かれているので、世界観に浸ったまま読み進められることにあるのではないかと思います。 唯一今作では呪った理由だけちょっとうーんって感じもしましたが、表面的な理由というだけで、本質のところはもっと複雑なのかもしれないなぁと思ったり。 ホラーの要素が強めなミステリーを読んでいるのではないかと思うほど、先の展開が予想もつかず、「もうダメでは」と終盤までハラハラしました。 人を呪わば穴二つ…呪いも怪異も怖いけど、やっぱり一番怖いのは人間ですよね。

    9
    投稿日: 2024.02.13
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    以下の順番らしいです。 ぼぎわんが、来る→読んだ ずうのめ人形→読んだ などらきの首 ししりばの家 ぜんしゅの跫 ばくうどの悪夢 さえづちの眼

    14
    投稿日: 2024.02.11
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    「ぼぎわんが、来る」の続編というか、霊能者の真琴ちゃんシリーズ2作目。 赤い糸で顔がぐるぐる巻きになっている「ずうのめ人形」にまつわる都市伝説の話。 怪異自体はそんなに怖くないんだけど、最後に大量に殺していったのはちょっと笑ってしまった。大騒ぎになるだろ…。 親子の話、舟木の話は本当に胸糞だった。舟木みたいなやついるよな…

    3
    投稿日: 2024.02.09
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    ホラーと謎解きミステリのテイストが絶妙な塩梅でした。野崎と真琴は、岡田准一と小松菜奈で脳内再生しました。

    0
    投稿日: 2024.02.01
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    「ぼぎわんが、来る」に続いて読みました。 ホラーとしても恐ろしいのはもちろんだけれども、それだけではなく、人間の執念、恨み、つらみの恐ろしさもしっかり描かれていて、そちらの方がより恐ろしかった気がします…。 真実に近づいていく過程は、ドキドキしっぱなしでした…。

    10
    投稿日: 2024.01.18
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    姉妹シリーズの2作目。 感染する呪いとタイムリミットに追われながら。呪いの元を探すお話。 やな奴の描写とその後に待ち受けるものを想像できるので、怖いと言うよりワクワクしてしまう場面もあった。 呪いが作られる事への思い込みのせいか、感染とタイムリミットから想像してしまったアレのせいなのか、呪いの元がわかった時に、そっち!と思ってしまった。負の感情から生まれるものとはいえ、いつも正義側というわけではないのだと知った。

    2
    投稿日: 2024.01.10
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    比嘉シリーズ2作目! ずうのめの人形の話を読んだ者は、4日後に死ぬ。 ミステリー要素が強め。 小説では隠されていた、人間の裏の顔が怖かった。 1作目同様面白かったです!個人的に戸波さんが好きでした。

    1
    投稿日: 2024.01.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    原稿を読んでいきながら、呪いの正体を探っていく過程が面白かった。 原稿を読んでから四日間というリミット、呪いの解除法を探すというハラハラ感。それはホラーというよりも、ミステリー要素や真相に近づいていくワクワクの方が強く、楽しんで読めた。 途中、原稿の中の中学生の里穂が受けていた仕打ちを読む時はとても辛かった。けれどあれは主観でしかないのだと、自分に都合の悪いことは省かれているのだと分かった時、二重に辛かった。すべてが悪循環していて、誰も幸せになれない。戸波さんが復讐を果たせたのは良かったのかもしれないのだけれど、多くの人が死んだという結果が用意されていて重くのしかかるものがあった。 三作目は琴子が大きく登場してくれるのを期待!

    2
    投稿日: 2023.12.30
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    あー、面白い。面白いんだけど…また眠れなくなったらどうしよう…泣笑 今夜眠れることを祈る。 まだ続編はあるようだけど、怖いのでこの2巻目で止めときます。 ミステリ的なのがいいんだよなぁ〜。最後のどんでん返しがたまらない。

    1
    投稿日: 2023.12.26
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    「ぼぎわんが来る」に続き、比嘉姉妹シリーズ第2作目。 前作より怖さはマイルドだけど、文章が上手なのでジワジワと追い詰めてくる。 姉の琴子が今回でてきていないので、これからどうなるか気になるー。

    7
    投稿日: 2023.11.27
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    色んな視点で語られる全貌がおもしろい! ぼぎわんが来るをみた後だから余計キャラクターに愛着があるし、続きが気になって仕方なかった!そりゃとなみさん好きになるわな!

    3
    投稿日: 2023.11.19
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    前作が面白く、ホラー活劇を期待してたのでミステリー色が強く最初は肩透かしを感じたけど、読み進めるほどのめり込み結局大満足でした(笑)

    1
    投稿日: 2023.11.03
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    他の作品の名前を出して恐縮ですが、子どもの頃にぬ〜べ〜が勝てない妖怪が出た時に感じた絶望感の様な感情を久しぶりに味わえました。

    3
    投稿日: 2023.10.22
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    飽きさせない展開で、最後の最後まで目が離せなかった。伏線の張り方も実に巧みで秀逸。真相のヒントが絶妙に配置されている。なにより一人称の語りの使い方が抜群に上手い。騙された、けれど納得という感じ。『ぼぎわん』に続き、この作品にも随所に《歪んだ家族観》が出てくるのが特徴的。 ホラーというフィクションの中でも突拍子もない世界において、読後に腑に落ちる感覚って大事なんだなと思った。

    4
    投稿日: 2023.10.11
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    2023年73冊目 澤村伊智さん/ずうのめ人形 以前紹介した「ぼぎわんが、来る」に続く比嘉姉妹シリーズ。 不審死を遂げたライターが残した原稿が呪いを呼ぶ、ミステリー&ホラー。 #読了

    0
    投稿日: 2023.09.16
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    「ぼぎわんが、来る」も良かったが、 こちらも相当面白かった。 ぼぎわん、ずうのめ、ししりば。 作者は本当に、不吉なワードを創作するのが巧い。

    1
    投稿日: 2023.09.14
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    前作とともに、スキマと無意識から出た本体と媒介がテーマでしょうか? ほぼイッキ読みでしたが、作者の筆力でグイグイ読めます。 そして、最後に序章に繋がるという見事な構成。

    1
    投稿日: 2023.08.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

     「ずうのめ人形」今回も、そのタイトルからして、おどろおどろしい。 「ずうのめ」後ろから読むと……。喫茶店の看板に書かれている店名。  ホラー好きの少女が書いた小説を読むと、読者は呪われて、四日後にずうのめ人形が殺しに来る。その死体には、目が無い。  小説を読んで呪われた人だけが、ずうのめ人形が見える。「リング」のビデオを見ると呪われるのと同じ設定だが、作中にも「リング」「罪穢」などのホラーの傑作が出てくる。  本書を読み進めるうちに、思わぬ展開が起こる。次はどうなるのだろうと、どんどん読み進めてしまう。最後に、どんでん返しが起こる。ミステリーの要素も含まれている。面白かった。

    1
    投稿日: 2023.08.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    めちゃくちゃおもしろかった!都市伝説を題材にしてるから、身近すぎて余計怖い。 野崎さんと真琴ちゃんが結婚したの嬉しい☺️

    0
    投稿日: 2023.08.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いやー面白かった。評判通りの秀逸なホラー・ミステリー。『リング』のようなスリルとじわじわと嫌な怖さが残るオチがセットになっている。あまり読んだ事はないが、これが昨今人気の嫌ミスというやつかもしれないとも思った。 確かに「老害」ほど無自覚なもんだし、加害者ほど被害者づらするものだ。あんなにDVな父親を嫌悪していた里穂が、大人になったら親父そっくりのDVママさんになってしまった事に、全く気づいていないのがリアルだった。理想的な家庭というイメージに執着して、目の前の家族が見えていない恐ろしさ。機能不全家庭の連鎖、暴力の連鎖こそ呪いであると描かれているように読めた。 とにかく、無自覚加害者のサンプル達がリアルすぎて、ホラーでゾクゾクさせられつつ、なんとも言えない嫌〜な気分になった。とても他人事でいられない感じがした。人の心が1番の闇であり、地獄の釜の蓋なのだなと、ホラー小説読みながら真面目に反省してしまうほどには怖かった。 できる限り己の悪行を自覚しつつ、他には慈悲の心を忘れず、ヤバい人とは関わらずに生きたい。くわばらくわばら。南無阿弥陀仏。

    2
    投稿日: 2023.08.22
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    ミステリー小説として読むと面白い 結末には少し不満 章毎に視点が変わることプラス、小説の中に小説(原稿)が有り、その原稿の中身を追いかける様を登場人物の共有できることで、疾走感や圧迫感が伝わってくる。グイグイと読まされた。

    1
    投稿日: 2023.08.22
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    久々の長編ホラー、おもしろくて息を詰めながらザクザク読んでしまった。 まちがえて先に続編を読んでしまっていたので、ここで繋がるんだ〜と感慨深く。 原稿の中の小説にも、呪いが迫る主人公たちの話にも没頭して読めた。

    1
    投稿日: 2023.08.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。 続きが気になって一気に読んでしまった。 人形とタイトルにあったので、呪いの人形の話なのかと思いきや全く違った。 伝播するタイプのホラーは、もしかしてを想像してゾクッとする。答え合わせまで、ゾクゾクワクワクとにかく楽しかった。 なぜ呪いを産めるのか、そこだけが明らかにならずだったけれど、スッキリしてしまうのも勿体ないので十分。前作より更に内容に引き込まれた。シリーズの次作も早く読もうと思う。

    0
    投稿日: 2023.08.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    怖いとか面白いより気分が悪いが勝つ 結局ずうのめ人形が生まれたのは偶然なの? 呪いとして強すぎる気もするけど、 あといじめとか殺人とか色々あったにしてはすんなり終わらせたなって感じ。 もっと苦しんで死んで欲しかったし、息子は生きててもよかったと思う。

    0
    投稿日: 2023.07.18
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    これ、人形じゃなくて人間の大きさだったらもっともっと怖かっただろうなと思う。当事者からすれば死そのものだから震え上がるだろうけど、頭で想像するとちょっとかわいいな…と思ってしまう。 2回読んでも、やはり里穂には少なからず同情してしまう。サイコDV父と安きに流れるヒステリック母に挟まれ、きょうだいの一番上で弟妹を守らなければならない立場で、誰にも庇護されていない。学校にも居場所がない。まだ中学生だ。これだけの環境にいれば、(かなりやり過ぎなので必要な治療をすべきだが)こうなってしまっても仕方ないかもしれないと思う。暴力を受けた子は暴力を振るうようになる。彼女の加虐性は彼女のせいだけじゃないのだ。こわいけど。もうこれは病気。 ただ、ホラー業界への憎しみや恨みはあまりに唐突でよく分からない。強いて言うなら、惨めだった自分、弱いものいじめをしていた自分、父親を殺した自分、結果としていじめっこトリオとミハルと弟妹を死なせなことなど全ての自分の過去を否定し葬り去る過程で、心の避難所だったホラーもそれに漏れなかったというところか。つまりは八つ当たりだ。それはダメだと思う。不特定多数が苦しんで死ぬと分かっていてやっている。情状酌量の余地があっても死刑案件だ。あんな時代を過ごしたのなら、今の幸せに固執し守りたくなる気持ちは分かる。でもやっていることが凶悪過ぎだ。 戸波には、彼女を道連れに殺す権利がある。夫と娘を殺されているからだ。階下の人間まで巻き込むことになると、予想出来たかは微妙なところだ。「周りの人間を巻き添えにする」ことはバイトくん家族の死に様で分かっていた。けど下から来るとまでは考えてなかったのかな。野崎-真琴カップルみたいに祓う前提で考察していたわけじゃないだろうし、自分の命の期限も迫っていたからね。細かいことは考えなかったんじゃないかと。里穂(とその息子は仕方ないとして)だけ道連れに出来ていたら気持ち良く終われたんだけど…やり過ぎだよ…と考えながら出した結論です。 里穂の小説の雰囲気だと念動力っぽいイメージで殺されるのかな〜と思っていたけど、実際出てきたら赤い糸で出来た棘みたいな化け物に物理的に殺されるんだな…っていうのがなんか面白かった。遺体に糸で締め付けられた後とか残らんのかな。あの状況からなんで自分の手で目抉り出すことになるんだろう。操られるのかな。澤村ホラー、いつも最後は物理! 主人公の孤独が埋まらなくてしんどいラスト。確かに、一緒に生き残ったけどあと二人がラブラブカップルで結婚式見せられたら孤独感強まるかもねww 結局ずうのめは真琴の手には負えなさそうだったので、戸波さんがやってなきゃ三人とも死んでた、と考えるとお人好しカップルはもう少し心を鬼にした方がいいと思う。

    0
    投稿日: 2023.07.15
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    全く脈絡ない人が、ホラー小説読んだだけで呪われて数日後に死んでしまう。。 でも実は、フィクションの小説はノンフィクションで。。 結構怖いし、被害者だと思っていた人が実は。。みたいな展開もとても怖い。 幽霊や呪いは結局人が作り出す物という、前回「ぼぎわんが来る」に共通する怖さ。 比嘉姉妹も回を増すごとに、色々明らかになってくる。kindleでセット割活用!次読み進めます。

    0
    投稿日: 2023.07.06
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    星4.5 ホラーとしても小説としても秀逸としかいえない。 私的に黒い家と同じくらいの衝撃をうけた。 中盤あたりでこれ全部読まないと 私も呪われるかも…と現実味のない謎の不安感に包まれ恐怖と好奇心のままページをすすめ 気づいたらぶっとうし5時間かけて読了 最後の伏線回収に一本とられたと思ったら 二本、三本と騙されに騙されたの。 胸糞と恐怖と爽快感が一気に押し寄せてくる表現できないあの感じ。 非常に面白い作品でした。 陰湿な女には気をつけよう。

    1
    投稿日: 2023.07.01
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    映画【来る】を見直して、比嘉姉妹の他の話も見たくなって購入。 面白すぎてずんずん読み進められて数時間で完走! 久しぶりの読書にしてはすごーくいいペース! ちょうどこの本を読み終わった後に映画【母性】を見たけど、1つの物事にはA面B面…があって、様々な人の視点から描かれてやっと真実がわかるみたいな話の進め方が私は好きなんだなぁと気づいた。 【ずうのめ人形】もそういう描かれ方がされてるからこそ読者である私もより物語に入り込んで楽しむことができたなって思った。 個人的にはもっとミハル視点での物語を読みたいなって思った。琴子に対する想いやミハル自身の人生について。 映画から作品を知った私は 琴子=松たか子 真琴=小松菜奈 なので頭の中でその2人が活躍してる姿を考えながら読むのも楽しかった! 比嘉姉妹シリーズとしてまた映画化してくれないかな〜という個人的な願望と希望を込めて続編も読み続けます。

    0
    投稿日: 2023.06.19
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    あるライターの死、傍らにあった原稿、それを読んだものもまた死に至り、読んだものだけ見える人形、迫る人形、残された時間は4日。 原稿に書かれた「ずうのめ人形」なる都市伝説を巡り、新人ライターの藤間と前作で結ばれた野﨑と真琴が奮闘していく。 物語の大部分が「ずうのめ人形」の書かれた過去の時間軸とそれを読み対策を練る現在の時間軸を交互に展開するという手法を取り、幕間的に挟まる謎の記述など随所にミステリ的な技巧が見て取れる。 呪いの源を叩くために人を殺すまでに膨張した悪意の出どころを探す彼ら、それは殺人事件の捜査のような論理性は無いにしろ一種の謎解きであることに変わりはない。 そして少なくとも読者に対しては数多の伏線が見え隠れしている。 終盤の展開に驚かされ途中に挟まった意味深な記述の意味を知る時の歓びはミステリそのもの、前作の「ぼぎわん」からホラー色を一切薄めることなくミステリ調の作品に昇華された一作。

    1
    投稿日: 2023.06.04
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    朝宮運河さんおすすめ本第二弾。って、これも解説書いてるじゃん(笑)。もう、商売人!まんまと読んでしまいましたよ。面白かった〜。 澤村伊智は前作『ぼぎわんが、来る』を読んでいたが、その時は面白かったけど次はいいかなという印象だった。でも今作を読み、彼のリーダビリティーは本物だなとわかった。 この作品は二人の視点から描かれている。 オカルト雑誌のアルバイト編集員藤間。連絡が取れなくなったライターの湯水を訪ねて、彼の遺体を発見してしまう。目玉をくり抜かれた異様な遺体。焦げ跡がついた小説原稿。勝手に持ち出した岩田に勧められて、藤間もその原稿を読む。 小説の主人公は来生里穂。父親から逃れて隠れるように母親と弟妹四人で暮らしている。学校でも友人は少なく、図書館でホラーやオカルトの本を読み、映画『リング』を観に行くのを楽しみにしている少女。しばらくはその小説と藤間の現実が交互に描かれる。 先に原稿を読み終えた岩田がやはり湯水と同じ壮絶な死を遂げたときには、小説内に書かれた都市伝説「ずうのめ人形」の呪いに藤間も囚われていた。 前作でぼぎわんと戦ったライター野崎とその婚約者である霊能者比嘉真琴が再登場、藤間とともに小説の謎を探るのだが、小説内で明かされる絶望的な真実と現実に迫り来る人形が突きつけるタイムリミットに先が気になり、ページをめくる手が止まらない(笑)。そこで最悪な、出来れば選びたくない最終手段があると提示される。「呪いの根本を叩く」ことだ。それを選べなかった野崎たちに代わって、意外な人物が「呪いの根本」の前に現れる。そうか、この人があのときの!と小説と現実が繋がるカタルシスがすごい。しかも小説では巧みに隠されていた「あること」を突きつけ、根本を追いつめていくのだ。 あらためて思ったのは、人物描写が上手いなということ。前作の妻の側から見るとわかる似非イクメンと同様、今回も周囲には被害者面をしつつ精神的に家族を支配していた父親(しかも無自覚)、話を聞くふりをして結局自論を押しつけてくる老害オタクである母親の恋人など厭だけどいるよなって人が出てくる。イヤミスを読む感覚と似てるかもしれない。里穂の隠されていた正体も含め、オカルト的な怖さ以上にヒトコワの部分が大きかった。

    10
    投稿日: 2023.05.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作『ぼぎわんが、来る』よりもミステリ要素が強くて面白い。後半の語り手がころころ入れ替わる展開は読んでてつんのめる感があるけど。

    0
    投稿日: 2023.05.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    話の中でホラー小説好きなら知っているであろう作品名が出てきて嬉しい。 ずうのめ人形、真琴も苦戦する呪いだった。 来生里穂という少女が語る不運な物語と進行形の呪いに対処する野崎さんたちの物語の他に娘を自殺で亡くした母の復讐の物語の3本立て。 復讐の話で明かされる里穂のおぞましい姿よ。 色んな恐怖がいっぺんに味わえた

    0
    投稿日: 2023.05.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    怖くて面白かった! 戸波さんの人生が切なすぎて辛い。復讐成功してスッキリしたけど、それが藤間さんの新たなスキマになってしまうという皮肉。辛すぎる。 里穂の言葉にしにくい陰湿な感じが伝わりすぎる。で、里穂本人も思い出補正したままでフタ閉めてるかんじがリアル。 舟木の女性はホラー読まないっしょ〜みたいな偏見がムカついた。と思いきや自分も戸波が男だと勝手に思い込んでた…。ブーメランじゃん…。 濃かった。

    1
    投稿日: 2023.04.02
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    比嘉姉妹シリーズ2作目。 こちらも再読。ホラーとミステリのバランスもちょうどよく、現時点ではシリーズでいちばん好きな作品かもしれません。 子どもの頃に感じた、メリーさんとか口裂け女とかの都市伝説や怖い話を初めて聞いた時の背筋が寒くなるような、夜眠る時に思い出してとんでもない不安に襲われるような嫌な感じがします。 媒体が原稿なので、自分まで一緒に呪われるのでは…という感覚があります。 前作よりミステリ要素も強くて、初読の時は色々な意味で騙されました。

    1
    投稿日: 2023.03.30
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     読んだら4日後に死ぬ原稿と非常にわかりやすい呪いでありながら、原稿自体が呪いの誕生の経緯や関係者やらについて書かれた小説であり呪いを解く手がかりでもあるというのが面白い!  ちゃんと小説なっていて意味不明な言葉が書かれた魔術書ではないというのが個人的に大好き。このおかげで小説の物語がどうなってしまうのか?と呪いを解くヒントはこの中にあるのか?と2つの視点で読むことができ、2つの面白さが味わえる。オカルトミステリーだが単純にミステリーとしても面白い。   オカルトの部分で怖がらせながらもミステリーとして技工を凝らす。ミステリーの部分をオカルトだから濁さずガッツリ書くことで、そうだったのか!だからこうだったのか!と気づきと面白さのダブルパンチで思わずうなりたくなる。  思わずバカ!と叫びたくなるツッコミドコロもあるが、一切ネタバレ踏まずに今作と出会えたことに感謝したくなる

    4
    投稿日: 2023.03.21
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    比嘉姉妹シリーズ第二弾。 「ぼぎわん」に続く今回の敵は、真っ黒な振袖に身を包み、赤い糸を操る「ずうのめ人形」。 ずうのめ人形の都市伝説に纏わる原稿を読んだ者は確実に命を狙われる。 タイムリミットは四日間。 前作より、もののけのイメージが浮かびやすく、期限がある事でより恐怖を感じた。 また本作では、いじめや差別、家族間の確執など人間の悪意に重点が置かれており、その相乗効果で恐怖が倍増した。 比嘉姉妹シリーズと銘打たれているが、姉妹の活躍で一件落着となる安易なパターンではない所も新鮮。 終盤ではサプライズもあり面白かった。

    0
    投稿日: 2023.03.01
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    ちょっとずつ読むつもりが一気読みしてしまった。ホラーは苦手だったけど、比嘉姉妹シリーズは怖いのに読みやすい。キャラクターが立っていて描写がイメージしやすい。どんでん返し要素とても好み。続編もすぐ読みます。

    1
    投稿日: 2023.02.27
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    ぼぎわんがおもしろすぎて、読み終えてすぐ本屋に行ってこの本を読ませていただきました♡ 冒頭から、読んでてずーっと気になる♪ワクワク♪そして、ゾクっとさせてくれて、何回か「面白いわぁ〜」って思わず声を漏らしてた(*´-`) 作中に自分でも知ってる作品を出してくれたり、読書があまり得意ではない自分でも、わかりやすくシンプルに、だけどしっかり伝えたいことを伝えてくれて、、とにかく楽しませてくれる澤村さんの描き方がすごい好きで、もう推してます。すでに。 怖いだけじゃない。あったかい部分もある。だからこそのゾクっとがより気持ち悪くて最高に楽しい。本当すき。 姉妹シリーズ?の「ししりばの家」「などらきの首」も今から買ってきて読みたいと思います♡ 本当楽しかったー♡ありがとぉ澤村さん♡

    3
    投稿日: 2023.02.09