Reader Store
スティーブ・ジョブズ II
スティーブ・ジョブズ II
ウォルター・アイザックソン、井口耕二/講談社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

410件)
4.4
195
134
39
2
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やはりⅡの方が内容も良かった気がするので★5ですね。 US版の物も書店で見かけるが、やはり写真等がかなりUS版の方が沢山有って良いですね(もちろん英語は???ですが)

    0
    投稿日: 2012.03.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    文句なしに面白い。 ジョブズの生き方は到底普通の人に真似できるものではないし、下手にロールモデルにしようとすべきものでもない。 それでも周りの空気など考慮せず自分らしさを徹底的に貫き続ける彼の生き方に魅せられずにはいられない。 ウォルター・アイザックソンが本当に引き込まれるような文章の書ける人なのだということもよく分かる。 ジョブズが創造し、遺した製品を現在進行形で享受できること、そんな時代を生きられることを嬉しく思う。

    0
    投稿日: 2012.03.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「交差点にビジネスあり」は実感です。また、研ぎ澄まされた機能美は人に感動を与えます。自転車を機能美の例に出したのは全く同感です。ブロードバンドも電話とインターネット、有線と無線の交差点です。その次は、生物学とテクノロジーの交差点、激しく同意です。

    0
    投稿日: 2012.03.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    第1巻を読み第2巻へと来た。ややスティーブ・ジョブズに対する免疫が出来たのかもしれない。第1巻に比べてゆっくりと読むことができた。あまりに有名だし同時代に生きているだけにその流れは予備知識があったが、細部を知るということはますます興味深い。iPod,iPhone,iPadと今身の回りにある製品たちのバックグラウンド。これは読み手をアップルファンにさせるマジックだ。「死せる孔明、生ける仲達を走らす」というが、死んでもなおスティーブ・ジョブズはアップルを広告しているかのようだ。ただ本人も聞きたくないこと読みたくないことが満載で、礼賛の書にならぬようにしたいとの遺志もあるので、其れを狙ったというわけではないのであろうが。 スティーブ・ジョブズという人物はあまりにも明と暗はっきりとしている。ただそういう人物がいて、アップルという会社を永続させたいと思い、とびきりの製品を届けたいと、妥協せずに生きたという物語である。いつの日かこれを読む子供たちが第二のスティーブ・ジョブズになることを夢見るのだろうか。

    0
    投稿日: 2012.03.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    偉大だと思う。読み終わった後にその言葉がずっと頭に浮かんでました。自分の人生の中でできることは限られているけれど、その中で何を大事にするかってとても当たり前だけだ重要なことだと思う。

    0
    投稿日: 2012.03.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    Ⅰを読んで読んでから時間が経ってしまった。 ジョブス復活。最近のアップルの快進撃と表にはあまり出ていなかったけど病気との戦い。 懐かしさではⅠ。最近のことを知りたければⅡ。 クレージーなくらいのこだわりが、今の製品を産んだんだと納得。 彼に変わる人は出てくるのかなぁ。

    0
    投稿日: 2012.03.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    スティーブジョブズは確かにすごい。でも、誰もがスティーブジョブズのようになることができるそんな創造者なんだと思う。才能もあるがそれ以上に製品へのこだわりや妥協を許さないスタイルが素晴らしい製品の想像へつながったんだと思う。

    0
    投稿日: 2012.02.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前回の1に続く時代のスティーブジョブス。 本当に時代を駆け抜けたんだなぁと。 世の中に残る1つの製品を出すのも大変なのに 15年で世界を変えてしまったパワーを感じた。 既成概念にとらわれず、僕も精一杯今日という日を生きようと思った。

    0
    投稿日: 2012.02.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ジョブスIから続くジョブスによる強烈な個性と情熱。 それはジョブスIIまで続くがiPhone、iPadとアップルをさらに押しあげる時期を迎えるとともにジョブス自身先が長くないことから刺の先が丸くなっていく。 健康状態に関する世間の噂や心配は相変わらずの勢いではねけようも免れられない死は近づく。 ジョブスの目指すものはiPadで結実しているように見えるが、その先はあったのか。アップルはそれを未来の僕らの中にもたらしてくれるのか。 ジョブスIから読んできた人は最後の痛々しいジョブスの姿と過去のジョブスを思い返しなんとも言えない感情に包まれるのではないでしょうか。 「あ、逝くのか・・・。」 そんな感じ。 子供に大金と会社とわがままを許し続けた結果がジョブスのような人物だとは思うが、明確なビジョンをそれもまさに子供のように追い続けていたからこそ、彼の家族、会社、ファンに愛されるじょうになったんじゃないでしょうか。 有名なスピーチにある「点と点が線でつながる」。 2冊読んでそれがしみじみとわかるようでした。

    0
    投稿日: 2012.02.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    彼が居ない間に次々とリリースされたラインナップは、私を含むMacユーザーを混乱に陥れていた。26章iMacにある「バック・トゥ・ザ・フューチャー」という副題は、ジョブズがMacに施した革命を端的に表していると思う。 彼程の人でも、出す製品・サービスが片っ端から失敗する経験を持っているのだから、やっぱり挑戦心を忘れちゃいけないってことやね!

    0
    投稿日: 2012.02.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    表紙が白と黒という対称的な二枚組のスティーブ・ジョブズ物語。 2冊完読すると、やはりこの方はPCの進化において、無くてはならない方だったのだと、あらためて痛感しました。 黒の第2巻は、事業が花開いていく40歳からのジョブズの軌跡が描かれていました。 マックPCから離れてどんどんと音楽や映像の世界へ入り込んで行くジョブズ。ここから、iPodやiPhoneやiTuneストアそして iPad といった今の私たちの周りで良く見かけるデジタル音楽機器が登場してきます。 PCでは私もWindows派。マックは印刷や画像処理に優れたPCだと噂で聞いているのみでしたので、正直なところ「スティーブ・ジョブズ」の名前はこのiPhone・iTunesストアから馴染みのあるものになりました。 ユーザーが求める機能をジョブズは、天才的なひらめきと直感で察知して研究し、次から次へとハイテクノロジーな機器として生みだして行きます。怒りっぽく独断的で人の気持ちも考えない奇人さんなのに、機械を目にすると人格が変わるようです。 どうすれば使いやすいものになるのか、どんな機能をプラスすればもっとスタイリッシュに美しい機械になるのかと、いつもユーザーの気持ちで機械と接しているのです。 ものごとに判定を下すときは「白」か「黒」。どちらかの判定しか出さなかったというジョブズの徹底した決定力。冷たすぎますが、リーダーには絶対の条件だといいます。失敗や辛酸を幾度か味わい、それでも我が道を突っ走ったジョブズ。通常の人が見えないところが見え、できないことができたのも「奇人」というべき性格だったからだと思います。 そして自分の仕事への「こだわり」と「執着心」があったからこそ、デジタル業界に一大改革を起こすことができたのでしょう。 癌と戦い仕事にまっとうしながらも、家族や友人たちに愛情を注げるようになったジョブズですが、自分の仕事においては、まだまだやりたいことが山のようにあったと言います。 そのプランは必ずいつの日か、製品となって世にあらわれることでしょう。 ジョブズのプレゼンテーションやスピーチも聞く方に訴えかけるものがあります。容姿ばかりか、自分の考えを表明することにかけても、ジョブズは天才的だったのだと思いました。人類はどんどん進化する…。第2・第3のジョブズの出現も待ち遠しいものです。

    0
    投稿日: 2012.02.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    テクノロジー系のものって、なんだかごたごたしていて、美しくない。 俗っぽくて乱雑。 それは仕方ないことなのかと思っていました。 ジョブズは、美からほど遠いように思えたテクノロジーを、シンプルで一貫性のある、美しいものに変えた。 モノが消費されて、使い捨てられていき、心にも残らないのは、持っていて楽しいと思えるデザインではないことも大きいのだと思いました。 モノを大切にするためには、持ち主だけではなく、作り手が商品への愛情を持つことも大切なのでしょう。 アップルの立て直しや、iPodやiPhoneといった新しい商品を生み出す過程が怒涛の流れで圧巻されました。 強いリーダーシップと、完璧な商品のためにゼロからのやり直しも厭わない姿勢が、数々の偉業に結び付いたのだと思います。 目標を強くイメージし、目標のために手段を選ばない。 常人であれば足が引けていた場面でも、ジョブズはその性格もあって、強引に進めていける。 あたらしいものを作るためには、表面的な知識や、一つの分野に専攻しているだけではダメで、理数系でも人文系の考え方を持っている人は強い、というのも思い知りました。

    0
    投稿日: 2012.02.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2分冊は結構長い。長い間読んだおかげで洗脳されて自分もiphoneユーザーになる始末。 彼の後半生を描いた。最後の文章にやられた。著者のウォルター・アイザックソンはエンターテイメントとしてスティーブ・ジョブズを描ききった。

    0
    投稿日: 2012.02.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    決して「人格者」ではないが、自身の情熱に真っ直ぐに突き進んだ姿が、詳細に描かれている。 勇気を持ってチャレンジする、言うのは簡単だがなかなか実践できないことの大切さを思い知らされる。

    0
    投稿日: 2012.02.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    Appleを追放されてどうしたもんかという状況になり、 ピクサーで成功を掴み、俺の人生これでいいかも!と ぼんやり思っていたところにAppleから戻ってきてくれと言われて悩む。 Appleのお手伝いはするよ!と言っていたが、 結局自分でやらないと気が済まないので、暫定CEOになり結局はCEOになり。 性格も丸くなることはなく相変わらず。 そして、何はともあれ前に進もうとするエネルギーは衰えず。 こういう人間だったのか、と感心した。

    0
    投稿日: 2012.02.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    昨年10月,MacintoshやiPhoneの生みの親スティーブ・ジョブズの突然の訃報が流れました。間をおかずして出版されたこの伝記には,ジョブズという天才の激しさと暗部,そして輝きが綴られています。

    0
    投稿日: 2012.02.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ☆4.5なのだけれど、ないので。まだ1巻は読んでいませんが、2巻は『マネジメント』を読んだくらい、頭をフルに使って読みました。 すごくおもしろかった~。 間違いなくこれからの行動や思考を変える一冊。

    0
    投稿日: 2012.02.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ブクログ書くまでが読書! …と言聞かせつつ… (^^; 執拗なまでに完璧を追い求めるジョブズ。思いの強さから、時には現場を混乱に陥れることもあることは、この伝記から十分に伝わってくる。そな完璧主義の彼の意思で作成されながらも、口出ししなかったモノがある。本書だ。ジョブズは著者に伝記を書いてほしいと依頼しながら、内容にはほとんど関与しなかったそうな。だからこそ、ジョブズに都合のいいことばかりでなく、客観視した内容が綴られた、リアルな伝記に仕上がった良書だと思う。 彼が偉業を成し遂げたことは間違いない。だが、彼は聖人君主でもない。多くの欠点を持った一人の人間であったことを知ることができたことが、この本の最大の功績だと思う。 「彼は偉人だが、一緒に仕事をするのは嫌だ」という話を聞くことが多いのだけど、私は逆の感想を持った。既成概念上の優秀な人材 (品行方正、成績優秀…な感じ) を求める人が多い中、ケンカしながらでも貪欲に結果を求めるジョブズの世界観は、"正しい" と思ったのだ。その境遇にいれば、かなりしんどいだろうとは思うけど…。 一度しかない人生。行けるところまで行ってみたい。英語圏にいたとしても、彼の要求水準に達しなかったかもしれないので、"現実歪曲フィールドで遊びたかった…" などとゆー無い物ねだりはしないとして…。今の状況を鑑みつつ、最大限におもしろいことにチャレンジしようぢゃないの。 ^^ 冥府でジョブズに会った時に、オレの方がおもしろかったよと、自慢してやりたいね。 ^^ ジョブズの冥福を祈りつつ…。

    0
    投稿日: 2012.02.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    スティーブジョブズがどのような人物であり、どの様なビジョンを持っていたか非常に良く理解する事ができました。 加えて、現在のIT業界に対する理解も深まり、多くの事を学べる本だったと感じます。

    0
    投稿日: 2012.02.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     先に読んだ「スティーブ・ジョブズⅠ」に続くジョブズ伝の後半です。  1997年1月、ジョブズがアップルに戻ってきました。非公式・非常勤のアドバイザーという立場です。そのあと程なくCEOに就任、早速、プロダクトとブランドの建て直しに取り掛かります。ジョブズ伝説第二章の幕開けです。iMac、iPod、iTunes、iPhone、iPad、iCloud・・・、ジョブズはプロダクトだけでなく、新たなライフスタイルをも先導し創造したのでした。  そして、彼は、「ジョブズ・ウェイ」を貫き通しました。

    0
    投稿日: 2012.02.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    p372 Steaveが奥さんに結婚20周年に送った言葉に涙でそうになった。 「 20年前はお互い、あまりよく知らなかったよね。 あのころ僕らは自分の心に導かれていた。 僕は一目で君に夢中になったんだ。 アワニーで結婚したとき、外は雪がふっていたね。 月日が流れ、子供たちが生まれた。 いいときも厳しいときもあった。 でも悪いときはなかった。 僕らの愛も敬意も時の流れに耐えて成長した。  ふたりで本当にいろいろなことを経験したね。 そしていま、僕らは、20年前にふたりで歩き始めた場所に戻ってきた。 --年を取り、賢くなって--顔にも心にもたくさんのしわを刻んでね。 僕らは人生の喜びも苦しみも驚きもたくさん経験して、 その上でこうしていっしょにいるんだ。  僕はいまも君に夢中だ。 」

    0
    投稿日: 2012.02.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ジョブズの伝記その2。 アップルに戻ってから今に至るまでの彼の功績を辿ります。 iPod/iPhone/iPad・・・Apple製品には興味なかった自分も、 彼のビジョンと産み出してきたものは尊敬出来るように。 読んでて楽しかった、とは言えないけれど、 メーカー技術屋ならば教養本として読んでみると良いかも。

    0
    投稿日: 2012.02.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ジョブズは精神的に病んだ人間ではあるけれど相反する立場の人も惹きつける何かを持った人間であった。と証明するのがテーマかな。 個人的には使い物にならないRIOから乗り換えたいのにiPodはMacでしか使えなくて悔しかった事を思い出した。iTunesをwinで使えるようにしたからこそ、今日の大成功があったのだと思う。

    0
    投稿日: 2012.02.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    スティーブ・ジョブズの exclusive な伝記.exclusive な会社 Apple にふさわしいかも.とても読みやすい文章で長い二巻本がすぐに読めてしまう. 企業人というより芸術家ですね,この人は.この人にしかできないことをやった.これを企業が引き継ぐのはとても難しいだろう.どんなに優れた人が束になっても一人の天才芸術家ができるわけではないから. ジョブズがカウンターカルチャーから出発して常に反逆者的態度を取り続けたというのは私には意外だった.(禅というのは製品をみてて感じることがある).私はそういった精神を UNIX により強く感じる.そして,その UNIX をもとにした OS をApple が作っているのには私は違和感をおぼえる. ついでに書いておくと,ジョブズがこだわったデザインはたしかに格好がいいが,それによって犠牲になっているところもある.私が一番思うのはキーボード.今打っているストロークの浅いキーボードにはいつも不満を感じてしまう.MacBook に Thinkpad のキーボードが付いてればいいのに.

    0
    投稿日: 2012.02.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ジョブズ公認伝記の第二部です。ここでは彼がアップル復帰からその最期の直前までが記されておりますが、彼のたどった人生の強烈さと今回はじめて明かされた家族との深い絆に感動しました。これは必読の書です。 ここに記されているのは彼がアップルに戻ってからその時価総額を世界一に会社にもっていき、私生活ではがんの治療に苦しみながら、寸暇を惜しんで全速力で駆け抜けていった一人の男の生き様が記されておりました。ビジネスの事に関しては他にもさまざまな方が書いているので詳しくは書きませんが、ここで初めて公開された妻のローリーンや子供たち、昔の彼女との間に生まれたリサや長男で自身の通っていた大学にちなんで名づけたリード。ローリーンとの間に生まれたイブとエリンの二人の娘との関係や、彼が膵臓癌に倒れたときの3度の闘病生活。一度目に膵臓を切除したときにはすでに肝臓に腫瘍が転移していて、2度目の病気療養をしてありとあらゆる手段を講じていたときにはいつ死んでもおかしくない状態であったということ。彼の『最期』になってしまった3度目の病気療養にいたっては全身の痛みに苦しみ、子供たちの誕生日を祝ってあげられないことに大泣きし、専属のコックが彼を思って作った料理を前にしても、じっと座って自分のひざを見つめている、という彼の描写は、本当に壮絶でした。 ビジネスの面ではiPodの発表を皮切りにiPhone、iPad、そしてiCloudと立て続けにヒットを連発するその開発の舞台裏が描かれていて、その一線を越えたある種の狂気に度肝を抜かれたことと、ティム・クックや彼とともにデザインを考え出すジョナサン・アイブ、マーケティングを担当するフィル・シラーなどの幹部たちがよく彼のむちゃくちゃさについていけるもんだなと思いながら、『世界を変えるんだ』という情熱をジョブズとともに分かち合ったからこそ、アップルはあそこまで大きな会社になりえたのかな、とさえ思ってしまいました。 僕にとってのハイライトは、ジョブズの寿命が燃え尽きんとするときに、盟友であり、またライバルであるマイクロソフトのビル・ゲイツ氏がジョブズの自宅に訪れて二人だけで会談した、という場面でした。ともに同い年で業界の先端を走り続けた人間同士にしか分かり合えないものが、行間からにじみ出て来るような気がして、胸が熱くなってしまったことを思い出します。 有名なスタンフォード大学でのスピーチで 「ハングリーであれ、愚かであれ」 と卒業生を叱咤し、そのほかにも数々の名言を残した彼ですが、この本には数々の『彼の言葉』がちりばめられており、彼の、アップル製品のファンはもちろんのこと、彼の死後に彼のことを知った人間にも、ぜひ読んでいただければな、と思っております。

    1
    投稿日: 2012.02.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    第2巻は、アップル復帰からitunes、ipod、iphone、ipad。 そしてガンとの闘い。。。 最後は少し泣けてきた。とにかくもう少し生きて、もっともっとすごい製品を世に送って欲しかったなと切に思った。 とにかく時間が結構かかるので、一気に読んだほうがいいです。 時間がない方は、本の最初に載っている写真だけでも楽しいですよ。 おすすめ度は5点中、3点。重たいので通勤には向きません。

    0
    投稿日: 2012.02.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    仕事、組織、人生、家族、アップル&そのライバル、そしてジョブズについて学べ、かつ考えさせられる本。  何気なく日頃使っているiPhoneやMacがこれほどまでに直感的でありながら機能性にも優れそれでいてシンプル、そして多くの人に愛され利用されている所以ーすなわちマイクロソフトやソニーのビジネスモデルが失墜した理由が、少なくとも本書を読む以前よりかは分かった気がする。  そうした背景には「禅」の思想が原点にあるというのが、何とも興味深かった。少なくとも、日本のものづくりもその素養があるはずなのに、残念ながらアップルほどすばらしいプロダクトは生み出せていない。  それは、ジョブズは利益ではなく製品に徹底的に情熱を注いできたから。多くの企業は目先の利益を優先するあまりデザインやソフト面ハード面が統一された製品に事欠くが、ジョブズは徹底的にそれにこだわった。  一方でその代償として異常とまでに人に厳しく、そして結果的に命を削ってまでに仕事に打ち込んだ。それでもジョブズなりに家族を想っているところが何とも人間らしい。  本書はエンジニアとして、一方でアーティストとして、そして人間としてのジョブズの半生、いや結果的には彼の一生を良くも悪くも鮮やかに描いている。久々に人生のバイブルにしたいと思った一書。

    0
    投稿日: 2012.02.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やっと読み終わった。iPhoneでちょっとずつ読んだんだけど、読んでるだけでちょっとずつ元気になる。

    0
    投稿日: 2012.02.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    途中から自分の記憶があるような時代になってきたのでそこからが興味津津で読めました。 読んだあと思ったのは中学生くらい?(まぁ年齢はどうでもいいのですが)の人とかに読ませてみたいなぁと。自分が子どもの時、なぜか伝記にはまっていて良く読んでいたのですが、その時の感想って「すげぇなやっぱり偉い人は品行方正なんだなぁ(当時はこんな言葉知りませんでしたが)」という風にしか思えなかったのですが、そんなことを思ってしまう子どもにそっとこの本を差し出したいです。そして「すげぇことをやる人は、多少は人に嫌われてもいいんじゃないかな」と思ってもらえいたいなぁと。 まぁ現実歪曲フィールドはあれだけどねw

    0
    投稿日: 2012.02.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アップル再来~iPod/iTunes~iPhone~直近まで。 ガラス素材(ゴリラガラス)を追求して特許を取得してる話。こういうレイヤーにまで妥協を許さない姿勢。 iPadの背面のカーブについて。 -- 気軽でフレンドリーな感じがせず、なにげなく取り上げてさっと持っていく気にならないのだ。 「片手でさっと持てる」とユーザーに訴える必要があるのだ。背面側の角を少し丸め、そっと持ち上げなくても「すくう」感じで手に取れるようにする。 --

    0
    投稿日: 2012.02.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ネクストでの成功からアップルへの帰還とimac・ipod・iphoneの成功と上巻に比べて成功に重きを置いた内容。上巻と合わせて、今まで漠然とプレゼンの天才としかイメージがなかったスティーブジョブズの激しい性格や人間関係、仕事の進め方まで深く記載されていて非常用に興味深かった。

    0
    投稿日: 2012.02.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    少しは知っているSteveの詳細がわかった感じ。 ただ、ⅠとⅡでかなり長いかな、、、。 かなりのボリュームだった。

    0
    投稿日: 2012.02.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    前巻もそこそこ面白かったのですが、こちらの方がアップル復活からの話なので勢いに乗って読むことができました。学生生協でマックが売られており、とても興味を引かれたのですが、当時日本はPC98全盛期で卒論研究をするにもこれが無いと効率が悪いという時代でした。色々そんなことを思い起こしながら、なるほどあの時期のApple製品はこんな経緯で作り出されたんだと読み進められ、Appleやスティーブという人間を身近に感じることができたと思います。 良くも悪くもスティーブという人柄が赤裸々に書かれており、伝記としては非常に良い仕上がりだと思います。

    0
    投稿日: 2012.02.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いろんなジョブズ本があるけどこれに勝る書籍はない。本人公認の伝記。彼のアップル製品に対する愛情がたくさん伝わってきます。いい製品のためには決して妥協を許さずたくさんの人を傷つける。巷ではなぜソニーが同じ製品を作れなかったんだろうなんて雑誌記事があるけどこれを読むとあまり意味なく感じます。それだけアップルの製品開発とマーケが飛び抜けていることがわかります。 文中面白いエピソードがたくさんあってアップルユーザーならずとも楽しめる。 私はiPadとiPhone4Sを使っていますが、公私ともに手放せなくなっており、この本でその理由が少しわかりました。 余談ですが、わが社のCEOはiPad2の純正カバーを使用しているのですが、これにもジョブズの思い入れがあるとわかり感動。とにかく美しいカバーで絶対一緒に買った方がいいです。 長くなりましたが、この伝記はノンフィクションの金字塔。世界中で売れているのも納得です。

    0
    投稿日: 2012.02.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    Apple復活から、逝去の直前までが描かれる下巻。 改めてジョブズの偉大さを痛感する本。 周りとの軋轢をものともせずに、我が道を進む突破力と、 時代を見据えた先見の明・・・ ジョブズはこの2つの能力に長けていたと思う。 ジョブズなき後のAppleがどうなっていくのか? 次のプロダクトは何か? 本書を読了したことで、別の意味での楽しみも増えた。

    0
    投稿日: 2012.02.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    先人が遺してくれたあらゆる成果に感謝する。その流れに何かを追加する。-それは自分ができる方法で心の奥底の感情を表現すること。

    0
    投稿日: 2012.02.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自らの作品は素晴らしく、それ以外はクソで、何もわかっちゃいない、と悪態をつき、死の直前まで伝記の取材を受けていた、という点において、マイルス・デイヴィス自叙伝と近いものを感じた。

    0
    投稿日: 2012.02.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    あまたあふれる名言集とは違って(そういう面もありますが)、スティーブジョブズという類いまれなるエキサイティングな生涯の冒険譚のおうな本作。下巻では、なじみ深い製品もいっぱい出てきて面白く、かつそれと平行して進行していく病魔との闘いも壮絶。最後まで筆者まかせにしない最終章が素晴らしく、中でも「ぷっつり切れる人生が不思議だと思う、アップル製品にオンオフボタンがないのもそのせいかな」という終わり方が軽妙。彼の偉業は人々の中で残り、決してオフボタンでまったく無になったりしない。

    0
    投稿日: 2012.01.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前巻はジョブズの歩み、この巻はiMac以降の製品の歩みみたいな感じ。伝記って感じは薄い。それだけ製品とジョブズの思いが直結してるということかな? 確かにジョブズがこだわり続けてできたiphoneの方がAndroidよりも使い易いと感じる。ipad欲しいなー…

    0
    投稿日: 2012.01.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    死に向かって行く部分が泣ける。どんなに偉大な人物でも死には勝てない。その日の前にビルゲイツも病室を訪れる。印象的な会話。ゲイツが言う「普及するのはオープンな水平モデルだと思っていた。でも統合された垂直モデルもすごいのだと君が示してくれた」ジョブスも言う「もちろん、彼の分断モデルは成功したさ。でも本当にすごい製品は作れなかった。」ソニーがiPODを作れなかった理由も同じ。ソニーには消費家電があり、音楽部門もあったのにエンドツーエンドのサービスが作れなかった。70年代のウォークマンの成功は単なる消費家電の成功だった点が根本的に大きく違う。それとデザイン「デザインとは表面的にどう見えるかだけの問題ではない。製品の本質を反映させていなければならない。」APPLEの製品には本質が見える。

    0
    投稿日: 2012.01.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    シンプルになること、一つのことに集中することの強さを感じました。 自分はappleの製品を多く使っていて、ジョブズに関する本は数冊読んだけれど、この本が一番。 HDとソフトウェアが同じ会社でつくることがどんなにいいかは、macを使っていて実感。これは、マイクロソフトやGoogleの考え方とは真逆になってそれぞれの良さがあるんだけど、やっぱり自分にはジョブズの考え方の方が好き。同じだかこそ、全てを把握しておきたいジョブズだからこそ、創れた会社なんだなぁ。  あと繰り返し書かれていることととして、ジョブズが「人間性と技術の交差点にたっていたこと」技術者ながら美術的な部分にかなりこだわっていた点、技術だけではなくてその見た目、触った感覚、人の感じ方を大切にしていたことが強みだったとあります。  自分を豊かにしてバランスを保つこと。このバランスが難しいんだよなぁ。  禅からかなり影響を受けていること。必要ではあるけれど、人をとことんののしり、追い込むこと、そんな意外な一面もたくさん見られました。  一緒のプラットフォームでものづくりができる(そうなることをジョブズが信じて進めてきたということもあるのだが)唯一の企業となったapple。ジョブズなき今、ジョブズが望んだような「ずっと輝き続ける企業」にappleがなれるのか、これからに期待しています。

    0
    投稿日: 2012.01.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    下巻の方が面白いな。上巻を読めばJobsの人柄はわかる。下巻の方はその時代がよく分かり、リアルタイムの事も分かったので、面白かった。

    0
    投稿日: 2012.01.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    第40章「第3ラウンド たそがれの苦悩」は、涙でてきます。 もっと早くジョブズやアップルを知っていればよかった。 というのが、率直な感想。 そして、ジョブズが語ったその言葉で、この本を読んでみたくなりました。 「くそったれ」ってのを何て言ってたのかとか。 自分の今の仕事との関連でいえば、この本で描写されている「取締役会」での議論が興味深いです。会社経営・ガバナンスなどなど、アップルは興味津々。そこで内部監査人がどんな思いで仕事してるのか(いや、まったく相手にされてないかもしれないけど)。 募集はしてないようなんだわ。 アメリカに行く機会があったら、ぜひクパチーノとか訪問してみたい。 あとは、「できない理由」ばかりあげてちゃあ、ダメだってこと。 もちろん、その目指す方向、姿が目指す価値のあるという信念をリーダーは強く示さねばならんことは言うまでもないと思うけど。

    0
    投稿日: 2012.01.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    強烈な個性 強い意思 独善 自分は特別という思い込み。発達障害だという人もいるらしいけど、そうなのかもしれない。ジョブスの真似なんてとてもできそうにないけれど、誰にもできるものではないと思うけど、企業人の端くれとしては考えさせられる本でした。ジョブス亡き後アップルはどうなって行くのだろう

    0
    投稿日: 2012.01.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ジョブズの言葉の中にいくつか印象に残るものがあった。しかし、ジョブズのすごさはいうまでもないとしてこれだけ強い個性を受け入れられるシリコンバレーはやはり特異な場所なんだなあ、と感心した。

    0
    投稿日: 2012.01.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ジョブズさんの伝記、後編。アップルに復帰し、iPod、iPhone、iPadを生み出し、そして死と向き合うまで。 今となっては当たり前になった、ジョブズさんが生み出したツール。本当に世界を変えた人なんだなぁと改めて思った。常識の一部になるってすごい。 彼はものすごくワンマンな人だったんだろうけれど、そうでなければ世界は変えられなかった。もっと人の話に耳を傾ける人だったら、ここまでこだわった製品は生まれなかった。なんだか不思議なものだなぁ。

    0
    投稿日: 2012.01.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     現実歪曲フィールド。スティーブ・ジョブズ Ⅰ 、Ⅱを読みました。  実買して1週間で2冊を読了し、その後、3人に輪番で貸し出し中です。

    0
    投稿日: 2012.01.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後は泣きながら読みきった。 372ページ目で涙してからはページをめくるのが大変だった。 iPodの話題になると今では目にしない僕が唯一持っている アップル製品 第4世代iPodを自然と手にしていた。 どのような過程で世に出てきたのか、開発の裏話が面白い。 iPhoneやiPadをジョブズがどうやってGOを出してきたのか・・・ 携帯電話やPCを壊れるまで買い換えなかった僕も 近いうちに手にしているだろう、そう全く違うモノだから。 普通なら次世代モデルが欲しくなるが、これを読むと ジョブズがGOを出したモデルが欲しい。 精神的な道しるべにもなるので何ヵ月後かにもう一度読みたい本だ!

    0
    投稿日: 2012.01.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    Appleのプロダクトデザイナー、ジョニー・アイブとの物作り、ピクサーの章は特に感動しました。デザインに携わる人、ビジネスをしている人にはIIがオススメ。

    0
    投稿日: 2012.01.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    テクノロジーとリベラルアーツの交差点を生きる。ジョブズの信念はこれに尽きるんだろう。 本の最後で引用されているジョブズの言葉が印象深い。何度も読み返したい言葉だ。

    0
    投稿日: 2012.01.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自分について語るという自伝ではなく、他者がジョブズも含め、ジョブズと関わった人物に丁寧に取材をし、ジョブズに密着して書いた評伝なので、非常に客観的で事実が見えやすいように感じました。 Ⅰが少年時代~アップル設立~アップル追放。 Ⅱがアップル再臨~数々の成功~癌との戦い。 以上のような構成になってます。 読んでわかるのは、ジョブズがすごい人だということです。 プレゼンテーション能力の高さ、イノベーションを起こす力。 だけど、私が一番尊敬すべきだと思ったのは、完璧主義と製品に対する情熱です。 すごいものを作るっていう情熱をすごいものを作り終えたあとも維持して、 さらにすごいものを作り出したっていうのは本当に素晴らしいと思います。 すごいものを作ったらそれで満足して燃え尽きてしまうのに、そうじゃなかった。 その情熱が全ての原動力だったっていうのはうらやましい部分です。 そして、完璧主義。 全力で完璧なものを作ろうとすると、途中で疲れてしまったり、 完璧じゃない箇所を見つけると途端に嫌になったりしてしまうのに、 最後まで完璧を貫いて、しかも商品の発売予定とかそういうものも全部無視して、 自分の美学を信じて完璧主義に徹していたというその姿勢もなかなかできることじゃないなと思いました。 あとは、これだけ高い能力を持って、数々の成功を導いた人物であるにもかかわらず、一方ではないがしろにしていたりできていなかったりする弱い部分もあって、全てをスマートにこなしてた人じゃないことも書かれています。 できない部分もちゃんとある、血の通った人間だったんだなっていうのにほっとしました。

    0
    投稿日: 2012.01.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やっと読み終わった!自分の上司だったらとても耐えられないと思うけど、人間的にはものすごく魅力的な人だったんだなと改めてわかった。

    0
    投稿日: 2012.01.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    スティーブ・ジョブズは、素晴らしい業績を残した人物だが 、個人的にはあまり付き合いたくないし、部下にもなりたくない。 文中でソニーのことを語るところがある。ソニーが低迷している理由として、部門部門はそれぞれすごい技術を持っているにもかかわらず、全体を見て、それらを統合して、ひとつの革新的な商品を作る経営者がいなかったのだ。 彼があまり偉大だったため、彼に替わる人物はアップルには出てこないだろう。それが幸か不幸か、分からないが。

    0
    投稿日: 2012.01.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     私はアップル製品はipodくらいしか使ったことがないが、スティーブとその周りの人々の製品に懸ける情熱に感動し、次は絶対iphoneを購入しようと決めた。 また、ウィンドウズが様々なPCのOSとして利用されているのに対し、アップルがそうでない理由についてもよく分かった。最高のユーザー体験を提供するためには、ソフトとハードの両方を掌握していなければいけないという発想はすごい!もちろんその考えにはユーザーが自分でカスタマイズできないという弊害もあるわけだけれど、私はアップルのその姿勢を支持する。

    0
    投稿日: 2012.01.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人間ジョブズを詳細に描いた伝記。 これまで、企業経営・ビジネスの成功事例として、アップルに関する書籍・情報を多数読んできたが、この本はジョブズ個人の人柄や考え、行動を詳細に描いている点で非常に興味深く読んだ。 奇人、天才、偏執狂的性格・・・一つ間違えるととんでもない迷惑な人物になる(周囲の人にはそうだったかも)が、彼がリーダーとして創出した商材は、AppleⅡ、iMac、iPod、iTunes、iPhone、iPadとどれもその後のITサービスの標準となった画期的な機器・サービスばかりで、改めて、その偉大さを痛感せざるをえない。 コンピュータやインターネット関連の壮大なビジネス群が、ヒッピー文化と絡み合って生まれてきた点も興味深い。

    0
    投稿日: 2012.01.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    すごい製品をつくることに全ての情熱をかける姿勢に感動。 涙でます。 メモ ミニマリズム 自然はシンプルさと一貫性を愛する 1世代あるいは2世代あとであっても意義のある会社をつくること。 僕らは自分が持つ才能を使って心の奥底にある感情を表現しようとするんだ。 僕らの先人が遺してくれた、あらゆる成果に対する感謝を表現しようとするんだ。 そして、その流れに何かを追加しようとするんだ。 そう思って。僕は歩いてきた。

    0
    投稿日: 2012.01.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    目次:口絵 ジョブズ家のファミリーアルバムから、第22章再臨、第23章王政復古、第24章シンク・ディファレント、第25章デザイン原理、第26章iMac 、第27章CEO 、第28章アップルストア、第29章デジタルハブ、第30章iTunesストア、第31章ミュージックマン、第32章ピクサーの友人、…他

    0
    投稿日: 2012.01.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2は現在市場に出ている製品の開発秘話! Apple製品にハマっている私は、 とても興味深く読めた。 そして、闘病! 天才は永く生きられないのかな? ここでも信長と重なった! 彼の人生は幸せだっただろう。 周りの人は大変だったと思うが… でも、亡くなった今、 周りの人もきっと感謝しているだろう! 彼の冥福を心から祈る。

    0
    投稿日: 2012.01.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    昨年から読み始めてしばらくジョブズワールドにすっぽりとはまっていましたがやっと読み終えた。 本の中でも書かれてますが、この人は経営者というよりはアーティストという感じ。iPodもiPadも製品というよりは芸術作品という気がします。 また経営面ではとにかく「選択と集中」を徹底させ、その中にはもちろん当たり外れがあり、それでも新しい物を作り続けた結果として凄い製品ができているという印象。選択と集中もせず、なんとなく既製品の真似ばかりしているだけの企業では生き残れないんだろうなと思いました。 この第二巻では死の直前までが描かれてますが、会社を建て直すところやビルゲイツとのバトルなど見所がたくさんあり面白かったです。 本全体としてジョブズの悪いところも容赦なく書かれており、本物を追求するスティーブ・ジョブズのこだわりは死語の本にまで及んでいるなと思った。

    0
    投稿日: 2012.01.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    仕事に対してそこまで情熱を注げるのはやはりすごい。周りに気を使うことなく、自分の考えをはっきり言葉にできるのはある意味すごい。アップルが成功したのは、彼が製品のデザインに対して執拗なほどこだわりを持ち周りのエンジニアを動かすチカラか優れてたことと、その頑固で傲慢な考えについていけたエンジニアがいたからだと思う。技術的には、ソフトとハードを一つの会社一貫して開発することが非常に重要だと分かった。

    0
    投稿日: 2012.01.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    上下2巻あわせて読んでみて、スティーブ・ジョブズという人物を言葉で表現するならば以下になると思う。 「自分の心に従って、自分を曲げることなく、好きなことに全力に向かって進んだ人物」 最後は心半ばで癌で無くなり、無念だったと思うが、ここまで自己を表現できて幸せだったと思う。

    0
    投稿日: 2012.01.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    スティーブ・ジョブズ氏のアップル復帰~現在までの自伝。 Iと異なり、ここ10数年の出来事の為、iMac、iPod、iPhone、iPadなど様々なアップルが世に送り出し、かつ自分にも直接なじみのある製品が続々と出てきたので、大変楽しく読めた。 それにしても「アップル=クール」という企業イメージを作り出し、かつそれを実現している姿は見事である。 個人的に、なぜメディアも、ハードも両面持ち合わせているSONYがiPodを生み出せなかったのかについては、大変興味深かった。またオープンvsクローズドの論争が、マイクロソフトvsアップルから、グーグルvsアップルへと移行しているのも、時代の移り変わりとして大変おもしろかったです。 個人的にはアップルのような素晴らしい、クールなクローズドの世界を提供してくれるのなら、クローズドの世界も存在するべきだと思いますが、だからと言ってオープンを全く否定すると、時代の進行が遅れる結果にもなると思うので、やはり両者は共生すべきだと思いました。 またIIについては、ジョブズの家族とのかかわりについても、Iより深く描かれており、興味深く読めました。 最後に、この世に様々なクールな製品を世に送り出し、世界を変えたスティーブ・ジョブズに哀悼の意を評し、また今後もアップルが世にクールな製品を送り続けてくれることを祈りつつ締めくくりたいと思います。

    0
    投稿日: 2012.01.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    私がはじめて持ったコンピュータ、それがMacintoshのPowerBook(漢字Talk7)でした。それが生まれた背景や当時のジョブスはどんな戦略をもとにそれを生み出していったのかがわかり、とても入り込めました。文系と理系の交差点など彼の発見や視点が製品と同様にすばらしいということもわかりました。(ただ、ほんと一緒に働くのはだいぶ寿命が縮まりそうですがw)40章あたりでゲイツとジョブスが家で昔を振り返るくだりがあるのですがなぜか涙がでてきました。(ネタバレのため多くは書きませんがw)

    0
    投稿日: 2012.01.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    1より2の方が読んでいて楽しい。1で「うーん」となってしまった人にもお勧めできる。 2も登場人物が多く、思い出しながら読むのは大変。ただ、ipodやiphoneといった、PCではない製品がappleから次々出されていたころの話だから、1よりは自然に本の中に入っていける。 やっぱり身近にあるものの開発秘話なり設計思想といった物語を読むのは面白いと思う。

    0
    投稿日: 2012.01.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ((前巻の感想から続く)) 何が言いたいのか。 アップルは、というか、スティーブ・ジョブスは、常に新しいものを生み出してきた。マッキントッシュであり、iPodであり、iPhoneであり、iPadだ。しかし、僕と同じような経験をしている人は多いと思うのだけれども、それらは、何年かすると、他の会社が出した似たような機能を持ったマシンにだいたい追いつかれている、ということだ。 マッキントッシュは素晴らしいけれども、たいていのサラリーマンは会社でウィンドウズマシンを使っているだろうので、それとの互換を考え、家でもウィンドウズマシンを買うだろう。また、たいていの会社のIT部門はマックOSをサポートしてくれないので、マックを買っても、会社のネットワークにつなげない、という問題もある。そうこうしている内に、ウィンドウズの性能も上がり始め、マックに近いものになっていく。iPodにも同じことが起きたのではないか、と思うし、iPhoneにも同じことが起きようとしていて、iPadにも同じことが起きるのではないか、と思う。僕はiPhoneもiPadも使っているけれども、電話はiPhoneでなくても良いや、って今では思っている。iPadはもう少し続くかもしれないが、そのうちに、同じようなことが起きる気がする。 ウィンドウズというか、マイクロソフト、というか、ビル・ゲイツのやり方とアップル、すなわち、スティーブ・ジョブスのやり方は好対照である。 ゲイツは、「どのマシン上でも同じように動く」ウィンドウズというOSをつくることを選択した。それはオープンな世界だ。 ジョブスは、ソフトウエアとハードウエアは一体となって初めて、ユーザーの満足の得られる機能を果たすことが出来ると考えた。従って、マックOSは他のコンピューター上では動かないし、コンピューター(あるいはiPodやiPhoneやiPadもそうだけれども)自体のデザインにも非常にこだわる。アップルのサービスはアップルの製品でしか享受できない、ということが設計思想であり、基本的にはクローズドな世界だ。 僕を含めたユーザーは、最初、そのソフトとハードが一体となった製品の魅力にひきつけられる。最初マックを使っていた頃は、ウィンドウズを心底バカにしていた(それはポーズではなく、本当にそう思うのだ)。が、マイクロソフトは粘り強い。マックのレベルに近いものを、何年か遅れでつくってくる。オープンである分だけ、ウィンドウズOS上で動作するソフトをつくる会社は多く、逆に、ウィンドウズ上でないと動作しない、魅力的なソフトウェアも生まれてくる。そうやってウィンドウズはアップルを、少なくとも規模の上では圧倒的に凌駕してきた。 同じことが、今後も続くとすれば、かつ、アップルがこれまで通りのソフトとハード一体のクローズドな世界で製品をつくっていくのだとすれば、アップルはどうすれば良いのか。 アップルは、世の中にない新しく魅力的なものを作り出し続けていく以外に生きる道がないのである。何年後かに追いつかれるかもしれないことが分かっていても、そうするしかない。その何年かの間に充分に儲け、次の革新の原資にしていくということを続けていくしかないのだ。かつてのソニーはそうだったのではないか、と思うが、今は、規模こそ大きいが、そういう革新的な会社ではなくなってしまった。 それはスティーブ・ジョブスという異能の人がいたから出来たことなのか、それとも、アップルという会社がそういうことが出来る能力を持った会社であり続けられるのか、は注目に値すると思う。 この本は、僕がここ数年に読んだ数百冊の本の中で、(僕的には)トップ10に確実にはいる本だ。 スティーブ・ジョブスという異能の人のドラマチックな生涯を扱っているから、要するに題材が良かったから、ということもあるのだけれども、伝記を書いたウォルター・アイザックソンという人の作家としての腕前も相当のものだと思う。 分厚い本をずっと読み進み、その上で、下巻の424ページからのジョブスの言葉を紹介したパートを読んだときには、不覚にも涙が出そうになったくらいだ。

    1
    投稿日: 2012.01.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ジーンときて泣きそう。 変? ひらりんの求める何かが見つかった気がした。 こういう人にはなれないけど、 ジョブズが示してくれたマインドを追い求めたい。 真似とかではなく、自分の中に持っていた感覚の先が、答えが、 ジョブズの示してくれたことの中にある気がしたんだ。

    0
    投稿日: 2012.01.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    伝記とは思えない面白さだった。 パソコン・スマフォ関係に興味のある方は楽しめると思う。 すごく多くのものをこの世に残してくれて、確実に情報系の技術を先に進めてくれた人物。本当に惜しい人を亡くしたものだと読むほどに実感できる。 最後の方はぐっと来るものがありました。

    0
    投稿日: 2012.01.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    スタンフォードショッピングセンター、ヴァリフェアモール、デアンザカレッジ、オルソンチェリー、ホールフーズなどなど、クパチーノの身近な場所や店が沢山出てくると、ジョブスも身近な存在に感じてしまう。歴史上の偉人ではなく、今の時代の偉人なんだな〜と感じる。クローズ対オープン、ユーザの全ての体験に責任を持つ、長く続く会社にしたい、アートと技術の交差、自分の信念を強く持っている。センスと決断力、実行力、諦めない信念、反面、相手に対する共感を持とうとしないところはマネージャーではなく、リーダーなのだと感じる。

    0
    投稿日: 2012.01.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    1/7読了。ipad2で本中に出てくるプレゼンやcmをみながら読むとより面白い。下巻の方がよりビジネス寄りで勉強になった。

    0
    投稿日: 2012.01.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    2012/1/8読了、Ⅰではジョブズの生い立ちや奇人とも言える人間くさい部分を多く描いていたが、ⅡではAppleへの復帰から、iMac、アップルストア、iTunes、iPod、iPhone、iPad、iCloudと、世間的には良く知られている成功ストーリーがメイン。並行してガンの闘病生活や、家族に対する想い、家族からの想いなども詳しく書かれている。歳や経験を重ねても激しい性格は相変わらずだが、ガンになり少しずつ家族への想いや、今まで自分が他の人に助けてもらったり導いてくれたことに感謝したりと、少しずつ変わっていった様子がうかがえる。また度々登場する永年のライバル、ビル・ゲイツとの対話も面白い。この本の筆者にゲイツは「スティーブが舵を握っているあいだは統合アプローチがうまくいきましたが、将来に勝ち続けられるとは限りません」と言い、ジョブズは「もちろん、彼の分断モデルは成功したさ。でも本当にすごい製品は作れなかった。そういう問題があるんだ。大きな目で見るとね。少なくとも長い目で見るとね。」今まさに、iOSとAndroidがこの闘いをしており、今後の展開が気になります。iPhoneやiPadですっかりAppleファンになってしまった私にとっては、ジョブズ無き後もAppleにはAppleらしいクールなデバイスやサービスに期待しています。しかし、本音としてはジョブズが描く未来をもっともっと見ていたかったなぁ・・・。

    0
    投稿日: 2012.01.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    研ぎすまされた自分の中の感性。論理的でない事。その為に人に影響されない。世の中の策士に振り回されて生きている自分たちからするとまったくうらやましい生き方だ。それなりの覚悟がないとこんな風には生きられない。

    0
    投稿日: 2012.01.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ようやく読み終えた。iPod、iTunesの件、sonyにもチャンスがあったのに残念だったのね。先日のカンブリア宮殿で出井さんがsonyもやるべきだったと言っていた。ザ・縦割り組織の弊害。

    0
    投稿日: 2012.01.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    Ⅰに続いてとても面白かった。自分にとってはⅡの方が知らなかった事実も多く、興味深かった。特に家族との関係や闘病生活については、他の本でここまでかかれているものは無かったですね。

    0
    投稿日: 2012.01.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これを読んでから、アップル製品に対する見方が変わった。 その製品1つにしても、ジョブスの想いが込められているのがわかり、 これだけテクノロジーの発達した現代においては、機能がどうとか、価格がどうとかよりも、その製品のストーリーやバックグラウンドによって決めることのほうが納得感がある。 どう生きたのか、どう生きるべきなのかは、とても考えさせられる

    0
    投稿日: 2012.01.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    大きな意味を持つごく少数のものに集中する力、優れたユーザーインタフェースを作る人材を確保する力、製品を革新的にしてマーケティングする力、という意味で、スティーブ・ジョブズはとにかくすごい 部門ごとの独立採算性を取ってる会社は部門間の連携で相乗効果を生むのは難しい。 共食いを恐るな 自分で自分を食わなければ、他人に食われるだけだ。

    0
    投稿日: 2012.01.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    最後にあるジョブズ自身の言葉が心に残る。 人より早く激しく生きて何かを遺した人は薄命なのか・・・。

    0
    投稿日: 2012.01.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    本人公認伝記の下巻。 下巻からは他の本にも書かれていることが多く、新鮮味は少し薄れる。が、闘病に関しては本書しか書けないであろう点が多く、壮絶であったことが文章から読み取れる。 読んでいると、あまりの壮絶さに涙をこらえるのに必死だった。 が、闘病中でもジョブズの気性の激しさ、細かいところまでこだわり尽くすところは変わらず。30歳の時はそれが裏目に出てアップル追放となったのだが、復帰後はそれが現在のアップルを作り上げているということは人生何が起きるか分からない。 ジョブズ死去、数々のジョブズ本が出版されているが、恐らく本書を越えることはないだろう。ジョブズについて外からも内からも記されているのは本書だけ。そして、そのことを迫力いっぱいに記している著者そして訳者。すべてにおいてこの上下巻は必ず読んでおきたい。

    0
    投稿日: 2012.01.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    もしあなたの毎日に不安や不満―無視できないくらいの―があるならば、この本を読んでみるといい。読んで何かを感じ取れたならその直感に従うもよし、逆に自分には縁のない世界だと思ったなら、大人しく元の日常に戻るもよし。伝記とは昔の偉人のものだけではないということを教えてくれる一冊です。アップル復帰から数々の新製品の発表、そして「その日が来てしまいました」まで。

    0
    投稿日: 2012.01.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    Apple社とその製品、なんであれほど使いにくいかと思ってた なるほどこういうわけかと、納得 ジョブズ氏のものすごいこだわりと、エネルギー 尊敬はできないが、なるほど確かに『凄い人』だ ハブとしてのコンピュータのあたりからしか 世代としては「すごい!!」と思った経験がないもんだから そのすごさがいまいち伝わり切ってなかったんだなぁ

    0
    投稿日: 2011.12.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    年内にようやく読み終わりました。 1よりもこちらの方がほとんどの製品を知ってるだけにとっつきやすかった。それだけに、自分が普段使っている製品に、彼のこだわりがどれほど込められているかを理解することができた。 彼だけがApple製品を作っているわけではないけど、彼亡き後の製品がどうなっていくのか見物です。結局買っちゃうんだろうけれど(笑)。

    0
    投稿日: 2011.12.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    記憶に残った台詞は「パックがあった場所ではなく、パックが行く先に滑るようにしている」と言ったウェイン・グレツキー。かっこいいです。fucking dickless assholeは「役立たずのタマなしクソッタレ」という訳。まあ、そんなところでしょう。グールドのゴールドベルグは僕も2回目の録音が好き。U2のVertigoのCMはyoutubeで繰り返し見ました。本当にカッコいいですね。ヨーヨマの人間業とは思えない神がかり的な演奏は聞いたあとの感想は、原書で読んで感動した所だったので、回りくどい日本語訳にがっかりしました。でもゲイツとの対談の前に言った「地獄の業火に焼かれている人に冷たい氷水をあげている気分だよ」っていうのはものすごく上手な訳だったと思うし、やっぱり笑えました。ものすごいエネルギーで短くも火傷するほど熱い人生を疾走した人ですね。 それにしても良いオーディオ・セットとiPadが欲しくなってしまった。こういう本はいけませんな、まったく。

    0
    投稿日: 2011.12.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    上巻の後半はジョブズの奇行に読者も右往左往させられて、これをどこまで読ませられるのだろうとうんざりしかかったけれども、下巻後半の、誰もが記憶に新しいAppleの近年の業績にさしかかってくると、その裏でささやかれたいろいろな噂について、なぜAppleはそのように行動したか、よりいっそう理解できてよかった。

    0
    投稿日: 2011.12.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    Steve Jobsの公式伝記。アメリカで2011年もっとも売れた本、の訳書。 基本的には時系列に沿って、ジョブズの一生を描いている。メディアで知るようになったのもここ数年なので、ジョブズがこんなに”くそったれ”とは知らなかった。 全体を通して人物描写がきわめて一貫しているので、非常に読みやすい。同時に、著者の(加えて訳者)のジョブズに対する愛情がビシビシ伝わってくるものなんかよい。スラングが多くて読みにくそうだが、時間さえ許せば原文でも読んでみたい。 デザインに関する考え方、消費者の体験のすべてをコントロールしたいという情熱、自己分析と禅の思想、ActiveでEmotionalな働き方、ジョブズの周りでイノベーションを起こし続ける人々の姿勢、””最愛のライバル達”との接し方、どれもこれも勉強になった。参考にはしないと思うけど。 2冊とも紀伊国屋新宿本店で購入。外人の名前が覚えられず、すぐに眠気が襲ってくるのはなんとかしたい

    0
    投稿日: 2011.12.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    iMacからiPadまでの流れはリアルタイムで知ってるし、知ってる内容以上のものはなかった。 Amazonのレビューで誤訳がどうこう書いてあったけど、確かに読んでてなんか変なところあったな。。。

    0
    投稿日: 2011.12.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ・以前、別の伝記で、ジョブスが一度アップルを去る所までは読んでいたので、その後の話が興味深く読んだ。 ・アップルを去った後、ネクストで失敗。ピクサーで成功。その後、アップルに復帰して、iMac(あったなー、半透明のPC)→iPod→iTune→iPhone→iPadと立て続けに成功。 ・iPodなどの開発秘話は、興味深かった。デザインへのこだわり。試行錯誤。アイデア。などなど。少し、欲しくなったかも^^;  →iPodなど、包装の箱のデザインまでこだわり、購入したユーザが、商品を箱から取り出す時の体験を重視するなど、そこまでやるかと驚いた。  →アップル製品を持ってる人は、自分の持ってる商品の開発秘話が読めるので、オススメかも。 ・アップルとマイクロソフトとのアプローチの違い  アップル →クローズドシステム。垂直統合。エンドツーエンド。製品(ハード、ソフト、コンテンツ)を自社で一括管理。ユーザが製品をイジることを許さない。消費者文化。  マイクロソフト →オープンシステム。水平分散。製品(ハード、ソフト、コンテンツ)は、それぞれ得意な会社が管理。ユーザは製品を自由にイジって良い。ハッカー文化。  ※PCでは、マイクロソフト(オープンシステム)が成功し、音楽プレイヤー(コンテンツ)ではアップル(クローズドシステム)が成功した。  これは、PC=限られた消費者=詳しい人相手の商売=余計なサービスは不要。音楽プレイヤー=一般消費者=詳しくない人相手の商売=余計な手間は不要。という違いなのだろうか。 ・「何が欲しいかと顧客に尋ねていたら、『足が早い馬』と言われた筈だ」ヘンリー・フォード ・「顧客が欲しいものを提供しろ」と言うのは間違い。顧客は自分達が何が欲しいか分かってない。だから、市場調査には頼らない。  →自分の考えが絶対正しい=正義。一歩間違えば、危険(=ネクスト時代?)。

    0
    投稿日: 2011.12.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これまでApple製品をもっていませんでしたが、早速iPhone4Sを注文しました。きっとiMac、iPadも買ってしまいそう。。   個人的には大のSonyファンですが、SonyのCEOになってくれていたらと思います。 SonyならApple以上になれたはずなのに。。 日本勢、頑張らないと。。  響いた言葉> ースライドが必要なのは、自分の話がわかっていない証拠。 ー違法ダウンロードをしている人の80%はやりたくてやっているのでは無い、方法的なやり方を知らないだけ ー部門ごとの独立採算性を採用すると弊害が出る。 ー自分で自分の市場を食わないと誰かに食われてしまうだけ。 ー議論を活発にするためにわざと反対意見を言う。その方がいい結果が出る場合もある。 ー若い連中にとって、世界はどこも同じ。世界はひとつ。 ーEnd to end の統合 が出来ているのは自動車メーカー ー顧客が今後何を望むようになるのかそれを顧客本人よりも早くつかむのが俺の仕事。 ー1世代、2世代あとであっても、意義ある会社をつくる。 ーーー  こんな上司がいたら、必死で仕事するのだろうと思う。 一度話をしてみたかった。 

    0
    投稿日: 2011.12.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    後半はついにアップル復帰から大逆転までの一大スペクタクル。広い視野を持って10年先を読みながら事業を進めることの大切さを学びました

    0
    投稿日: 2011.12.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    Macが高すぎて手に入れられなかった90年代。12インチの発表と共に購入したPowerBook G4とiPod。それ以来、アップルのイノベーションをリアルタイムで経験してきたことは幸せでもあり、もっと長く続いて欲しかったと残念にも思う。その成功の裏側をこうやって読むことができたのも、ジョブズの先見性のひとつなんだろうなあ。京都の思い出のシーンでは涙ぐんでしまった。

    0
    投稿日: 2011.12.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ■スティーブ・ジョブズ 1.長続きする会社は自ら再発明するものだ。 2.きちんと経営された会社は個人と比べものにならないほどイノベーションを生み出せる。 3.何をしないかを決めるのは、何をするのかを決めるのと同じく大事だ。 4.より少なくより良く。 5.シンプルにする、つまり、背景にある問題を本当に理解し、エレガントなソリューションを考え出すというのは、とても大変な作業なんだ。 6.製品を中心にするのではなく、人々がしたいことを中心にレイアウトすべき。 7.大好きじゃなければ、もう少しだけがんばるなんてできない。 8.自分で自分を食わなければ、誰かにくわれるだけだからね。 9.人生を左右する分かれ道を選ぶとき、一番頼りになるのは、いつか死ぬ身だと知っていることだと私は思います。ほとんどのことがー周囲の期待、プライド、ばつの悪い思いや失敗の恐怖ーそういうものがすべて、死に直面するとどこかに行ってしまい、本当に大事な事だけが残るからです。自分はいつか死ぬという意識があれば、何かを失うと心配する落とし穴にはまらずにすむのです。人とは脆弱なものです。自分の心に従わない理由などありません。 10.欲しいものを見せてあげなければ、みんな、それが欲しいなんてわからないんだ。

    0
    投稿日: 2011.12.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アップル製品やスティーブ・ジョブズに特に興味があったわけではないのですが、流行みたいなので読んでみました。 結論としては、読んでみてよかったです。 感想・印象に残ったことを整理すると、以下のようなことが挙げられます。 ・クローズド V.S. オープンの対立 ウィンドウズなどは、1990年代後半から現在にわたり、オープン戦略をとり、成功した例として認識されています。一般的に、世の中は標準化する方向にあると信じられています。私もそう信じています。しかし、アップルの製品は、OS、アプリケーション、ハードウェアすべてを自社のコントロール化において、ユーザの使用感を最適化する戦略をとり、現在大きな成功を収めています。一見、あるべき姿(オープン化、標準化)と逆行していますが、確かにiPhone、iPadのように使用感のすばらしい製品はこのような作り方でないと達成できないのかもしれない、という気もしてきます。 クローズド対オープンという、2つのパラダイムについて、より深く考察したくなります。 ・東洋思想 V.S. 西洋思想 上記と似ていますが、クローズド対オープンは、東洋思想対西洋思想という二項対立にも波及しているような気がします。 すべてが渾然一体となる東洋的思想に対して、近代合理主義の具現化させた西洋思想との対立で、東洋思想的なジョブズが、西洋思想的なゲイツを一歩出し抜いた、とも考えられるような気もします。 ・スティーブ・ジョブズという人間について 読めば読むほど、破天荒な人間ですね(笑) こんな人間が身の回りにいなくてよかった、と私などは思ってしまいます。 しかし、歴史に名を刻む人間というのは、概してこのような性質があるのかもしれないですね。 また、この人間性は、ニーチェのいう「超人」、またはマキャベリのいう「君主」とも近いような気がします。このへん、そういう観点で分析してみると面白いかもしれない、と思いました。 (※Ⅰ、Ⅱともに同じレビューです)

    0
    投稿日: 2011.12.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ビル・ゲイツとスティーブ・ジョブズ。 今世紀を代表する2人の天才。 死に瀕したジョブズを訪問したゲイツ。 このときの会話で、2人は、お互いを認め合う。 2人が築いた1つの時代が終わりを告げようと していたように思える。 数年後、何かに行き詰った時に もう一度読み直してみたい。 To Infinity and beyond.

    0
    投稿日: 2011.12.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やっと読み終わった。iPhoneやiPadを使っているわりには、この商品の製作背景を知らなかった。ジョブズの生き様や理念が、そのままの製品化されている。天才的な感性が奇行とおもわれ、極限までのコダワリが凄い商品を生み出し、妥協しながら生きている自分を反省する。また、新たな元気と可能性と挑戦する気力をもらった、

    0
    投稿日: 2011.12.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アップルに復帰して以降の話は読んだことがなかったけど、結局創業時と同じ それを続けられることがすごい! 素晴らしいビジョナーです 同世代として人類の歴史の残るような人がいたことを誇りに思います まあ、個人的に知り合いになりたかったどうかは別だけど・・・ しかし、改めて読み終わってアップルが心配です 彼がいたからこその会社だよねえ・・・ もうダメかも・・・ それはそれで残念なんだけど・・・ by Macユーザでない私

    0
    投稿日: 2011.12.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    スティーブ・ジョブズの苦悩や人間的魅力、類い稀なカリスマ性と徹底的な自己愛を持つ矛盾した夢想家の素顔など、伝記作家ウォルター・アイザックソン氏の優れた筆力も素晴らしいです。感動しました。

    0
    投稿日: 2011.12.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アップル信者ではない。マックユーザーでもない。したがって、基本的な知識を持たない素の状態で読んだ。すると1人の男性の評伝はいつの間にか純文学へと変身していた・・・。小説『1Q84』を読むような感覚で手にするといいのではないかと思いました。

    0
    投稿日: 2011.12.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「営業畑の人間が会社を動かすようになると製品畑の人間は 重視されなくなり、その多くは嫌になってしまう。」 経験から納得し、自戒を込めて。

    0
    投稿日: 2011.12.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読書会の課題本として読了。 ipodやiphoneの話がでてきて、知ったりきいたことある話題もちらほら。 多分信者にとっては面白いんだろうなと思いました。 個人的には「うーん」。

    0
    投稿日: 2011.12.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ようやく1−2巻とも読了しました。ジョブスの偉大さは、成し遂げた仕事や作品により明らかですが、その性格、振る舞い、行動がよく理解できました。とにかく周囲の人々が大変であったということにつきます。彼の業績からプラスマイナスすればプラスであることは明らかですが、部下として仕事をされた方、家族、親戚、友人の方々、本当にお疲れ様でした。おかげさまで、楽しいマックライフを過ごせることができます。ありがとうございました。

    0
    投稿日: 2011.12.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    爽やかです。 意外にさわやかな読後感です。 読む前には全く予想できませんでした。 以前「スティーブ・ジョブズ-偶像復活」を読んだ時とは随分印象が違います。 稀代のカリスマであり、天才であることに変わりは無いのですが・・何と言ったらいいのでしょう?・・生きている時と亡くなった後の違い・・そう言ってしまっては元も子もないですが。 前書が出てからの5年余りの間の彼の生き方・・自らの死が現実味を増してくる中での彼の思考や行動が、私の気持ちに入り込んできた・・そんな感じです。 私も1955年生まれですから、同い年なんですよね。 この年で死ぬということは、ジョブズも相当無念であったと・・しかし彼が遺したものは大きいですね。 凡人に真似の出来ることではありませんが、私も何か遺すことをそろそろ考えなければ・・なんて思っています。 是非読んでみるといいですよ。

    0
    投稿日: 2011.12.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    今週末にある東京アウトプット勉強会の課題本です ついに読み終わりました。 とにかく楽しかったです。 ジョブズは織田信長だと思います。 クレージーな天才だと思いました 直前にフェイスブックの本を読んでいたのですが 共通するのはとにかく新しいものを作る!! っていう魂を感じました。 もしかしてこれは日本企業がすっかり忘れたものでは? なんか今の閉塞感の原因が少しわかったような気がしました。

    0
    投稿日: 2011.12.15