
総合評価
(1130件)| 223 | ||
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powered by ブクログ主人公が行きずりの女性とセックスしない、射精しない、ジャズを聴かないという、村上春樹の体調が良くない日に書かれたのだろうと訝ってしまう作品。 主人公の台詞に気障なところはあるが、そこまで気にならなかった。 ファンタジー要素を廃し、一人の青年の一生の一か所を抜き出した一冊。
5投稿日: 2016.04.07
powered by ブクログ村上春樹の作品で最初に読んだ一冊。独特の文体にすぐに夢中になったけど、まさかこの後「鼠」との関わりが何作品も続くとは思わなかった。 神戸出身の作者が青春時代を思い起こしながら書いた作品だけに、神戸の近くの街のイメージがあるとすごくすんなり入ってくる。震災の後は町並み自体が変化してしまったからなかなかそうもいかないだろうけど。 作中で彼らが飲むビールは、どこで飲むとしても缶でもジョッキでもなければグラスでもなくロングネック瓶のような気がしていたのだけれど、実際には缶ビールも山ほど飲んでいた。個人的なイメージが作品のディテールを作り変えてしまったことになる。変なの。
0投稿日: 2016.03.16
powered by ブクログ羊をめぐる冒険を先に読み、そこから三部作が気になり戻って読んだ本。 酒、音楽、女という要素を含んだ気障でクールな雰囲気は相変わらず。 羊をめぐる冒険に比べ動きは少ない分、比較すると多少読みにくいかなとは思った。 今回の女性は、左手の小指の無い女の子。 毎回登場する、どこか陰のある雰囲気の女性に何故かとても心惹かれる。 <印象に残った言葉> ・もしあなたが芸術や文学を求めているのならギリシャ人の書いたものを読めばいい。真の芸術が生み出されるためには、奴隷制度が必要不可欠だからだ。夜中の3時に寝静まった台所の冷蔵庫を漁るような人間には、それだけの文章を書くことはできない。 (僕 P13) ・生きるためには考え続けなくちゃならない。明日の天気のことから、風呂の栓のサイズまでね。そうだろ? (鼠 P17) ・時々ね、誰にも迷惑をかけないで生きていけたらどんなに素敵だろうって思うわ。できると思う?(小指の無い女の子 P93)
0投稿日: 2016.03.11
powered by ブクログ村上春樹さんのデビュー作とのこと。不思議な話は変わらないなあと思いつつ、最後まで読み進めてしまう不思議な魅力。ビールとフライドポテト食べたい。
0投稿日: 2016.02.28
powered by ブクログ2016年2月27日 読了 ストーリー自体は単調で特に心に残る場面や台詞もないけれど、村上春樹の文体が好きなのか、スラスラと読めた。 「僕」と鼠と指が4本しかない女性との故郷での一夏の思い出。夏が終わって僕が東京に戻る最後の場面はちょっぴり切ないかな。 ※ ビーチボーイズ/カリフォルニアガールズ
1投稿日: 2016.02.28
powered by ブクログやっぱりわからん。ということで今回も書評を読んでみて、この世界ってその世界なのかぁ〜と納得する部分と全くわからん部分が入り混じる感じ。そのように読める完成にびっくりです。
0投稿日: 2016.02.26
powered by ブクログ[2016年6冊目] 先輩に村上春樹氏の名作だと薦められ手に取った。 どこか知らない地を旅した後の、少しの感傷が残るような作品。「僕」が何かについ真剣に答えを出そうとしている描写がほぼなく、浮遊しているように話が進む。けども断片的な描写がふと思い出させる不思議な話だった。
0投稿日: 2016.02.14
powered by ブクログ東京への飛行機 帰りの飛行機。 二回に分けて読みました。 空の上で読む村上春樹は気絶しそうなほど素敵でした。
0投稿日: 2016.02.11
powered by ブクログお勧めされて初めて村上春樹さんを読んだ。 どんな方か全く分からなかったので、小説なのかなんなのか疑問がつきまといながら読んでました。翻訳の小説を読んでるような感じ。様々な表現力がすごい。でも慣れないせいか読むのにすごく時間がかかった。
0投稿日: 2016.01.01
powered by ブクログ「昼の光に、夜の闇の深さがわかるものか。」 作家デレク・ハートフィールドの墓碑に刻まれたニーチェの引用で、この小説は終わる。 まるで短編集のような、全体的に見るとストーリーがバラバラに配置されている。けれど、それらは同じ方向を向いているようだ。 何が伝えたいのか伝わってこない小説。あるいは、それを読者が勝手に想像する自由を許された小説。今の時代には貴重な形ではなかろうか。
0投稿日: 2015.12.24
powered by ブクログ四本指の女の子との一夏が描かれているのだけど、物憂くてセンチメンタルな雰囲気に溢れているところに夏の寂しさを感じた。しかしちゃんと理解しきれなかったのが正直なところ…。独特の比喩表現や文章は楽しめたので、今度は初期三部作の二つ目を読んでみようと思う。
0投稿日: 2015.12.13
powered by ブクログ村上春樹デビュー作。自分の生まれた年にリリースされたその世界の空気感が興味深い。複雑性と個々の人生の裏に潜む背景やさだめは以降の村上作品に通じている感あり。America、Brazil、China、Denmarkっていいね。Eはなんだろう。
0投稿日: 2015.12.01
powered by ブクログ職業という名の小説家を読んで行くにあたり、なんだか急に読みたくなり購入。 デビュー作であるが、彼らしさもあり 今よりもすっきりしてて読みやすい印象だった。最近はエッセイばかりだったので(現にエッセイの方が村上春樹が話してる想像が頭の中で出来て読みやすい)古い作品から順番に読んだら、それはそれで面白いかもと思った。
0投稿日: 2015.11.28
powered by ブクログ村上春樹のデビュー作。 随分前に読んで、彼の作品をいくつか読んだ後に再読してみたのだが、この小説には後の作品にも含まれているいろいろなものが散りばめられているように感じた。火星にある水脈から外れている井戸に男が降りる話は、ねじまき鳥クロニクルを思い出さざるを得ない。 ねじまき鳥といえば、たしかあの作品に登場する笠原メイが、知り合い(確か親戚)に指が四本の女の子がいるという話をしていた。村上春樹作品に登場する人物は皆かなり変わっているがひょっとして全員血族で、変人の血と変な物事に関わってしまう血が流れているのかも? と馬鹿馬鹿しい想像をしてしまった。 ところで再読してみたら鼠の出番が思ったより少ないことに驚いた。記憶の中ではこの作品の大部分を鼠が占めていたのに。不思議な魅力があるキャラクターだ。 しかし村上作品は、私にとっては考えさせられるとか感銘を受けるとかいうよりも、単純に読んでいて楽しい。最初に彼の作品を読んだ時の感想は「読んでいるとバーでジャズを聴きながら酒を飲んでいる気分になる」(作中場面が昼の新宿でも)。後になって村上春樹が過去にジャズ・バーをやっていたと知って驚いた後苦笑した。 彼が人に提供する感情にはぶれがないんだなあ、と。
0投稿日: 2015.11.19
powered by ブクログ多分これは、初めての村上春樹。 大学生の時だったのかなぁ、ふと空白の気分の時があって、一人で江ノ島にこの本持って行った…ような。江ノ電乗った…ような。 多分ノルウェーの森がめったやたらに流行ってて、でも流行りものには乗り切れず、いやちょっとページをめくってみたんだったっけ…のような。でも村上春樹を試してみたくてコレを手に取った理由は薄かったから?最初の本だったから?なにはともあれ、イケると思ったんだった。でもこういうニュートラルな時だから受け入れられるんだとも冷静に思ったんだった。 で、その後の村上春樹は人伝てに渡ってくるもので到底受け入れ難いものだったんだけれど、このところ、マラソン以降かエッセイ的なものはかなり姿勢を正していいなと吸い込んでいるついでにbookoffしてみた。鼠が出てくるくだりで「コレ読んだ気がする」とピンときて。 結構オトナになった今、ゆっくり村上春樹と向き合えそう。とはいえ、膨大な著書に加え、引用文献などにも興味があり、本読みの愉しみは計り知れない。 bookoff ¥108
0投稿日: 2015.11.12
powered by ブクログ作者のエッセイを読んでから、その人の作品に初めて触れるというちぐはぐさ。 新宿や山の手といった日本の地名がはっきり出ているにもかかわらず、物語の隅々に欧米の雰囲気が浸透していると強く感じた。作中に出てくるミュージシャンだったり小説家だったりが日本のものではないから、ではなく、主に会話のやり取りから、これでもかと言わんばかりに漂っている。 それを感じ取ることが出来たのは、「職業としての小説家」を読んで、村上春樹が海外の小説に慣れ親しんでいた事を知っていたからだと思う。お陰ですんなりと読み進めることもできた。
1投稿日: 2015.10.29
powered by ブクログ村上春樹の処女作。のちの作品に見られる重層的な物語の展開の端緒がこの作品にも現れている。現代社会と比べると、良き時代だったのだなぁと思わず感じてしまう。文量もそれほど多くなく、読みやすい。
0投稿日: 2015.10.25
powered by ブクログ中学2の夏以来実に3年ぶりの再読。 何故だか分からないけど、妙に鼠に惹かれた。前読んだときには全く印象に残らなかったのに。
0投稿日: 2015.10.12
powered by ブクログ冒頭の一文をはじめ、印象に残る文章がたくさんある。ちょっとした会話を初めとした、作品が醸し出しているおしゃれ度もかなり高い。恐らく近年の村上春樹作品しか知らない読者が読んでも、違和感はあまり感じないのではないか。その意味ではデビュー作の段階で既にあの独特な文体は完成されていたのだなあと実感。 前述の通り作品全体を包む雰囲気はとても素敵なのだけど、肝心のストーリーがあっさりし過ぎというか、個人的にはあんまり・・・。主人公の「僕」と友人の「鼠」との関係はなかなか興味深かったんだけど。 ちなみに小説内に登場する作家「デレク・ハートフィールド」は架空の人物だが、ヴォネガットはともかくラグクラフトもイメージしていたとの事でちょっとびっくりした。
0投稿日: 2015.09.05
powered by ブクログ「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」、この有名な文章で物語は始まる。 村上春樹のデビュー作であり、荒削りさはあるものの、蕩けるような巧みなプロットと小洒落たアーティストの唐突な引用は、いまの春樹節に繋がるものを感じさせる。 本作単体だとスタイリッシュさが嫌に鼻につくが、これから続く春樹の作品を考えると原点として読んでおくべき作品だろう。
0投稿日: 2015.08.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
村上春樹のデビュー作であり、彼の特徴が出ている本と聞いて読んでみた。 彼の本は洋楽のレコードや小説名、その他ウイスキーなどの酒やたばこの銘柄等を羅列して、昭和時代のしゃれた感を出そうとしている。 このしゃれている感を出しているのが自分にとっては読みづらい。文章が感情的に書かれることはほぼなく、淡々と物語が進んでいき、そして終わる。起承転結のようなメリハリがなくすべて平坦な感じ。 裏表紙の内容紹介がほんとにすべてをようやくしているといった感じ。内容はほんとにこれだけ。表現を楽しめる人じゃないとこの本は理解できない。 自分には面白くなかった。
0投稿日: 2015.08.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
村上春樹さんデビュー作です。 海辺の町での不思議でちょっと切ないお話でした。 細かい部分で、よくわからないところはありましたが、 全体を通して、大学生の繊細な感情とか、どこに向かっていったらいいのかわからない不安定さなどが、詰め込まれていたように感じます。 引用される言葉の一つ一つが素敵でした。 短い話ですので、何度か読み返してみたいかなって思います
0投稿日: 2015.07.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
青春のヒトコマ。 金持ちなんてみんな糞食らえだ。 金持ちになるにはすこしばかり頭がいるけどね、金持ちであり続けるためには何もいらない。 なんかぐっとささった。
0投稿日: 2015.06.28
powered by ブクログ初めての村上春樹作品。 読みやすいと聞いたので読んでみた。 1日でさらりと読めた。 好きでした。 もう一回読みたいな。
1投稿日: 2015.06.15
powered by ブクログ本を読むのが苦手な僕が変わるきっかけになった一冊。 ページ数が少ないので読みやすいかと思い手に取ったのが切っ掛けだったが 現在を生きる僕にとっては懐かしいというよりはSFにも似た世界観に感じ魅力的に感じた。
0投稿日: 2015.06.13
powered by ブクログ初めての村上春樹。雑誌か何かで、初めての人にオススメの作品のひとつとしてオススメされていたので。 なんとか読みきったけど、かなり苦戦...。 独特の世界観。 このこ洒落た感じが、なんともムズムズとしてしまう。 他の作品もチャレンジしてみようと思う。
0投稿日: 2015.05.26
powered by ブクログ実質初めての村上作品だった。ずっと読もうと思っていたけれど何から読むか決まらず先送りにしていた。結局デビュー作に決めた。村上春樹独特の物憂い空気が全体に共通してはいるのだけれど、さりげない描写や言葉の選び方によって夏の初めから終わりまでが微妙に書き分けられていることに感動した。特に後半の夏の終わりの雰囲気は圧倒的。女の子が一人で泳ぐプールと「凍りついたような白い飛行機雲を残して」飛ぶジェット機。そのプールサイドで交わされる「鼠」との会話。この言葉の使い方とこの世界観は、多くのファンを生むのも納得。
0投稿日: 2015.05.25
powered by ブクログデレク.ハートフィールドの本を探して 本屋に出かけようか。 いや、、あ。 便利な時代ってドラマを殺すのかもしれないね。笑 というのは本編とは少し、別のおはなし。 軽いストーリーだと思っていた。 てもそうではないようだ。 本を読むとは能動的なものではなく、 自らを探偵と、役者と、哲学者にすることなのだとおもう。
0投稿日: 2015.05.23
powered by ブクログあなたのレビュー レビューを編集 ミステリーもなく、けれども淡々と読ませる技術はすごい。そして相変わらず空気がダイレクトに伝わってくる
0投稿日: 2015.05.07
powered by ブクログ嘘と沈黙は現代社会にはびこる2つの大きな罪、どんなに惨めなことからでも人は学べるし、だからこそ少しずつでも生き続けることができる等、考えさせられる言葉が多かった。 物語自体は終始不思議な感じ、現実的な話なのでイメージしながら読めた。最後は明るい方向で終わっていると思う。
0投稿日: 2015.05.06
powered by ブクログ冒頭の語りは、村上春樹の信条を訴えかけられている気がする。 物語の構成、登場人物の台詞、一つ一つが綿密に考え抜かれているのではないだろうか。 村上春樹は、「書く人」である前に「考える人」であったことに気づかされる作品。 小説を読みながらも何かしらの思想にふれている感じがする。
0投稿日: 2015.04.11
powered by ブクログ部屋の整理をしていたら発見。再読です。多国籍でありファッショナブルな拘りのある文体でまたフィクションでありながらエッセイ的表現が多くボリュームを見て即読了かと思うと結構時間がかかります。 大学時代「ノルウェイの森」の空前のヒットで齧ってみようとチャレンジ。苦戦の末、読了できなかった村上氏でした。今回も掴みどころがなく苦戦しました。
0投稿日: 2015.03.29
powered by ブクログ村上作品は深く考えずに読めるところがとても好きだ。この作品を例にしてもそれがよくわかる。ストーリーを分からせようという気がほぼないし、読む人の解釈でどうにでもなる。でも解釈なんかしなくても読めてしまう。きっとそれは重大な出来事も何でもないように書いたり、妙に外国っぽい台詞回しだったり、いろんな要素を含んだ村上作品の特徴なのだろう。私は読み方を固定しないその特徴が好きなのだ。
0投稿日: 2015.03.23
powered by ブクログはじめての村上春樹。 生まれる前の昭和だけど、 なんとなく、雰囲気はわかる。 学生の頃の心も、なんとなく。 いちばん印象に残ったのは、 「ねえ、あなたに迷惑かけてないかしら?」 っていう台詞。 ああ、このことばに会うために、 この本を選んだんだな、わたし。
0投稿日: 2015.03.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」 最初の6ページは非常に読みにくかった。それ以降は、いつもながらの村上春樹さん。本書は、氏のデビュー作である。 話の途中に、セックスと人が死なない作品が良い、と出てくる。しかし、氏の作品はセックスがメタファーとして使われるし、人も多く死ぬ。そういった表現は、この処女作に対する挑戦なのだろうか。氏は、この本は良い出来ではないと言う。だから、翻訳もされていない。それから考えるに、セックスと人の死は、作品を展開していく上でやはり外せない要素なのだろう。あえて、セックスと人の死なない作品が良い作品と言ったのは、その重要性に気づいていたからこそか。それを否定したかったのか。 7ページ目からは読みやすい。また、分量も少ない。
0投稿日: 2015.02.21
powered by ブクログ難解で、よく意味がわからなかったけれど、なんだか引き込まれた。 やっぱり村上春樹は上手だと思う。 羊男が好きなので、そのシリーズも読んでみたい(●^o^●)
0投稿日: 2015.02.21
powered by ブクログ村上春樹デビュー作。 よく「スカした文章」と揶揄されるように、 確かにスカした作品なのですが笑、 とても読みやすく、肌に合う人には合うと思います。 「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」「ダンス・ダンス・ダンス」へと読み進めましょう。
0投稿日: 2015.02.15
powered by ブクログ2015年の干支は、羊。 だから、『羊をめぐる冒険』を読もうと思ったのだが、せっかくだから“青春三部作”を最初から読もうと、8年ぶりに本棚から出してみた。 久方ぶりに読んで感じたことは、私は今でも“ノーベル文学賞に最も近い日本人”の処女作を批評するほどの引き出しを有していない、ということだ。 これまで読んだ村上春樹の作品で最も好きな一文は、 「一夏中かけて、僕と鼠はまるで何かに取り憑かれたように25メートル・プール一杯分ばかりのビールを飲み干し…」 である。 ひょっとしたら忘れているだけで、もっと好きな文章があったかもしれない。 ただ、ビールやウイスキー、ホット・ケーキにコカ・コーラを注いだ不気味な食物を好むようになったのは、この作品の“僕”に憧れたからに他ならない。 気付くと、作中の“僕”と同じ29歳になっていた。 同い年となった今でも、そして、これからも彼のようでありたいと憧れ続けるのであろう。 やれやれ、と僕は思った。
0投稿日: 2015.01.29
powered by ブクログ村上作品、初めて読んだ。これが村上作品という言葉とイコールで繋がるものではないはず、とは思う。 正直、著者の自己満的思考の垂れ流し感が否めない。それなのに、不快感なく夢中で2時間ぶっ通しで読了。逆にすごい。著者の筆力だと思う。 よくわからないのに、他の作品も読みたいと思わせる。
0投稿日: 2015.01.29
powered by ブクログ2007/02/24 2015/01/14 一度読んでいたのをすっかり忘れていた。 軽いテンポの読みやすい物語。
0投稿日: 2015.01.16
powered by ブクログ村上春樹さんのデビュー作を遅ればせながら読んだ。 全体的に漂う乾いた空気感は以後の村上作品に共通してるんじゃないかとなんとなく思う。海辺の町に帰省した<僕>が<鼠>とビールを飲むシーン、多用される「うんざり」とは裏腹に、人生っていいな、小説って素敵だなという読後感。
3投稿日: 2014.11.29
powered by ブクログ村上春樹さんの35年前に出版された作品を今頃読もうと思ったのは、小説の舞台が芦屋と神戸という阪神間だったから。 自分の中で少しでも引っかかるキーワードがあれば読んでみる、というスタンス。 1970年の阪神間のストーリーは村上氏の大学生の頃の話なのかもしれない… 小説に出てくる馴染みのBAR… 20歳前後にそういったBARがあれば通ってたかもしれない。 さ、 「1Q84」読むか!(笑)
0投稿日: 2014.11.19
powered by ブクログサラダ油のような軽さ。僕もいろいろ考えたり他人の話を聞いたりして最終的にはこう思ったんだ。これは「上澄み」なんだってね。
0投稿日: 2014.11.16
powered by ブクログ羊をめぐる冒険を先に読んでいたので、「お、鼠だ!」とか「お、ジェイだ!」という感動があった。再会できた感じというか、過去を垣間見ることができたというか、そういう感動。 心に響く会話や文章がいくつもあった。忘れないようにメモしておく。 「立派な人間は自分の家のゴタゴタなんて他人に話したりしないわ。そうでしょ?」 「君は立派な人間?」 15秒間、彼女は考えた。 「そうなりたいとは思っているわ。かなり真剣にね。誰だってそうでしょ?」 「でも、話した方がいい」 「何故?」 「第一に、どうせいつかは誰かに話すことになるし、第二に僕ならそのことについて誰にもしゃべらない」 (p.79) 「不思議ね、何も覚えてないわ」 「相手の男のことよ。すっかり忘れちゃったわ。顔も思い出せないのよ」 「好きになれそうな気がしたの。ほんの一瞬だけどね。……誰かを好きになったことある?」 (p.143) ここらへんの言葉すごく好き。泣きそうになった。 村上春樹は本当に美しいなぁ。気障だけど好きだ。
0投稿日: 2014.11.01
powered by ブクログ村上春樹のデビュー作。 本当この人の文体は好みじゃないけどクセになる、といった感じ。 独特の台詞回しも重なって途中まで外国が舞台だと勘違いしていた。村上春樹作品初心者あるある。 そして作中に登場する作家、ハートフィールドの著書に少し興味があったので今度探してみようかななどと思っていましたが実在しないんですね。やられた。 これもまた村上春樹クオリティか。
0投稿日: 2014.10.31
powered by ブクログ『完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。』 村上春樹のデビュー作。
0投稿日: 2014.10.30
powered by ブクログ「僕」は人生に意味がないことを知っていて、人生に意味を求めていない。その生き方が魅力的でもあり、空虚にも感じられる。それが村上春樹の作品世界に通底している寂寥感であり、魅力でもあるのかもしれない。 登場人物は皆何かを抱えながらそれぞれ生きている。あのラジオパーソナリティも。 ひとりぼっちの火星で、井戸に腰かけて、オレンジの巨大な太陽を眺めながら、風の声を聴く少年はどんな気持ちだったんだろう。
0投稿日: 2014.10.14
powered by ブクログ再読をしました。 読んだのがちょうど一年前の今頃だったのですが、ストーリーとか色々と忘れてたので新鮮でした。 最初の一行目、とても有名ですが、グっと入り込ませる…とてもかっこいい文章から始ります。 そして、やはり鼠かっこいいですね。 潔いというか、とても良いキャラクターです。 とくにストーリー上何か起こるとかいうものではありませんが、最後に心の中に風がフッと吹くような感覚が得られて、不思議な本です。 本当に心の中に風が吹きます。
0投稿日: 2014.10.14
powered by ブクログ『完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望がそんざいしないようにね。』で始まったこの小説に初めは戸惑った。 村上作品は、これで四作目だか、どれも対人関係の描写がテンポ良く引き込まれていく。 この作品はデビュー作であり、量的に1日で読むには丁度よくあっという間に読み終えた。
0投稿日: 2014.10.11
powered by ブクログ無口でビール好きな主人公が鼠と称する友人と語る中で、死や生きている意味、絶望と難しいことをテーマにし、私にはついていけない。人生とは、そんなに難しく生きなければいけないのか。
0投稿日: 2014.10.08
powered by ブクログ僕は「ダンス~」だか「ノルウェイの森」だか「世界の終り~」だかから村上春樹を読み始めてキャリアを遡っていったのだけれど、初読時、このデビュー作には躓いた。80年代村上春樹の代名詞とも言うべき「やれやれ」が薄いと感じたからだ。 だが、読み返して思う。 ここにあるのは強がりだ。主人公の(そして作者の?)若さが諦観を見えにくくしている。虚勢を張って、必死に覆い隠そうとしているのだ。 鼠の古墳と小説を語るくだりと、ラジオDJの「僕は・君たちが・大好きだ」の台詞に泣きます。
1投稿日: 2014.10.07
powered by ブクログ前から読んでみたかったデビュー作。特別に著者のファンではないのに、ひどく書かれている言葉に共感する。 決して主人公と似たような人生を送り訳でもないのに。 デビュー作を読んで自分なりのスタイルを作ろうとして苦労しているのを勝手に感じた。
0投稿日: 2014.10.05
powered by ブクログ一番印象に残ったくだり。 p95 僕が三番目に寝た女の子は、僕のペニスのことを「あなたのレーゾン・デートゥル」と呼んだ。 それから主人公は物事の数値を数えずにいられない奇妙な性癖にとりつかれるが、結局は存在理由を見失い、ひとりぼっちになった。 読後に鮮やかな印象は残るが、どんな話なのかうまく説明できない。鼠も僕もひねくれ者である。 ただ、無性にビールと煙草が呑みたくなった。
0投稿日: 2014.10.03
powered by ブクログ面白かったのだけれど、どんな話だったかと言われると説明できない。でも決して面白くなかったわけではなくて、すいすいと読んでいけました。 筋がある物語というよりも、丁寧に鮮やかに切り取られた一部分を見せてもらったような話。 軽くて心地よくて冷たいような雰囲気。
0投稿日: 2014.10.02
powered by ブクログ何だかとても不思議な話で評価をつけないことにした。読み易い小説ではあるけれども、内容がよく分からない。でも何となく村上春樹っぽい。読む度に感じることが変わりそうだ。
0投稿日: 2014.09.28
powered by ブクログ村上春樹のデビュー作であり、僕と鼠の青春三部作の第一作目。 どんな話だったかと聞かれれば、特に何かが起こるわけではない青年の日常の物語だった、と言うことになるが、村上春樹らしさがあって、それでいてまだ青っぽい感じがあって面白かった。 ボリュームは少ないので読みやすい。 シリーズ二作目の『1973年のピンボール』は未読だが、先に読んだ三作目の『羊をめぐる冒険』に至る時点で文章は強化され、ストーリー自体も洗練されていたので、それまでの過程を楽しみたい。 物語の中に登場するジェイズ・バーでギムレットを飲む女が登場したが、これはやはり村上春樹が翻訳もやったフィリップ・マーロウシリーズの影響だろう。 -- Memo: p18 みんないつかは死ぬ。でもね、それまでに50年は生きなきゃやらんし、いろんなことを考えながら50年生きるのは、はっきり言って何も考えずに5千年生きるよりずっと疲れる。 p22 「何故本ばかり読む?」「フローベルがもう死んじまった人間だからさ。」「生きてる作家の本は読まない?」「生きてる作家になんて何の価値もないよ。」 p113 かつて誰もがクールに生きたいと考える時代があった。 高校の終わり頃、僕は心に思うことの半分しか口に出すまいと決心した。(中略)そしてある日、僕は自分が思っていることの半分しか語ることのできない人間になっていることを発見した。 121 強い人間なんてどこにも居やしない。強い振りのできる人間が居るだけさ。
0投稿日: 2014.09.28
powered by ブクログ中学1年生の初夏に少し読んで挫折した本。理解するには早すぎたかも。今読んでみたら、いい話だと思った。
0投稿日: 2014.09.21
powered by ブクログ何も起こらないんだけど、読み終わった時にすごく心が苦しい。 今や東京にいる側の人間だけど、地方にいたときは、何も起こりえない、絶望にも似た世界の片隅感に苛まれていた。人生はそんなもんなはずがなかった。 いろいろ知ってしまった今、随分と見方は変わった。 ノスタルジーに浸るのも悪くないけど、そればっかりでは居たくない。 人生は素敵やと思ってたい。たぶんこの先も。
0投稿日: 2014.09.14
powered by ブクログ村上春樹の作品は、あっちの世界とこっちの世界が描かれるものが多い。 その要素が感じられないこのデビュー作は、新鮮味があった。 なぜなら私は、村上作品は「海辺のカフカ」から入り、「ねじまき鳥クロニクル」や「ノルウェーの森」といったように、発行年代を全く無視した順で読んできた人間だからである。 若いってこういうことなのか。
0投稿日: 2014.09.14
powered by ブクログ読み方が悪いのか序盤とほとんどラスト以外、まったく意味を感じ取れなかった。でも初のハルキ完読だし、決して嫌いな部類ではなかった。
0投稿日: 2014.08.31
powered by ブクログひどく蒸し暑い南国の離島で5年ぶりに風の歌を聴けを読んだ。 最初に読んだのはまだ17歳の時だった。 年を重ねる毎に鼠の想いに共感が増していく。 地方や東京、海外に飛び出していく人々の背中を見ながら、眈々と日常をこなすことの鬱々とした環境。 夏、しかもお盆に帰省して読む小説ではないのかもしれない。
0投稿日: 2014.08.17
powered by ブクログ村上春樹の面白さがいまいち分からない私~~~。お子様なんかな~~。 鼠は割と好きなんだけど、結局主人公に共感できないのかも。
0投稿日: 2014.08.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
あなたのレーゾン・デートゥル! さすが村上春樹、寝た女の子に○○○をレーゾン・デートゥル(存在理由)と呼ばせるとは。 日本人の僕、名前はまだない(というか無い)。 名前はほぼ出てこない。 鼠だの、4本指の女だの、三番目に寝た女だの... 幾人もの女が出てくるから非常に分かり辛い。 そして、BGMやバーが洋物のせいか、日本が舞台という気がしない。生気の感じられない僕でさえ金髪碧眼になっているイメージ。 「ライ麦畑でつかまえて」のホールデンとさして変わらない感覚。 この感情が一切ない静かな小説にも慣れてはきたが、ぱっと読んだ感じでは記憶に残らない。 僕に多大な影響を与えたとして作中に出てくるデレク・ハートフィールド。 ストーリーは出鱈目、テーマは稚拙だけど文章を武器にして戦うことができる作家。 そしてヒトラーの肖像を抱えながらエンパイアステートビルから投身自殺した話が出てくる。 気になるから本でも借りてみようかと思ったのだが、民名書房よろしく架空の人物だったようだ。 そりゃそうだよな。 風の歌を聴けというタイトルに対して、宇宙で吹いた風のようなものしか作中に出てこなかったが、人の存在なんて宇宙の進化の一部という壮大なテーマから来ているのだろう...けれど壮大すぎて伝わってこなかったが。 徹頭徹尾、村上春樹作品だった。
0投稿日: 2014.07.20
powered by ブクログ村上春樹のデビュー作品である『風の歌を聴け』。 村上春樹の小説は今まで4,5作読んでいる。 村上春樹の小説自体は「好き!」と言えるほど好きではなく、かと言って独特の春樹節が嫌いなわけでもなく。。 ただこれまで読んだ作品で、村上春樹が題材としていたこと(デタッチメント・コミットメントなど)には共感するところや、考えさせられる部分が多く比較的好んで読んでいる。 この『風の歌を聴け』は2chのまとめサイトで「村上春樹のオススメベスト10」というスレを見て、その1位だったので読んでみた。 読んでみての感想は、確かにデビュー作品ということもあり「春樹らしさ」MAX。 以後春樹の小説に共通する部分である「人と関わりを持てば持つほど、孤独感を感じる」主人公。 やはりこれが主題で、それを引き立たせるためのあえての非現実感(貧乏と言う割に毎日バーで何杯もビールを飲む。貧乏大学生なのに車を持っている。何もしていないのにモテる。などなど)が僕は割と好きです。 という感じで確かにいかにも春樹という小説で悪くはなかったが、もう一度読むかと言われると、微妙。 「村上春樹ってどんなだ?」っていう人にはオススメ出来る作品かもしれない。
0投稿日: 2014.07.19
powered by ブクログ主人公が帰省したある1ヶ月の物語。 登場人物やその背景は「羊をめぐる冒険」に繋がっている。 「僕」が影響を受けた人物として要所々に登場するデレク・ハートフィールドなる人物は、調べたところ、架空の人物なのだとか。 当本が村上春樹の処女作ということもあり、このフェイクはいい味の印象を残してくれた。
0投稿日: 2014.07.07
powered by ブクログ久しぶりに村上作品を読んだ。 理解力が乏しい私には内容を把握できたとはいえないが、登場人物が少なく短いのでストレスを感じず読み切れて充実感がある。
0投稿日: 2014.07.01
powered by ブクログ一番初めに読んだ村上春樹さんの本です。 内容は難解ですが、とにかく比喩表現が「これしかないな」と思えるものばかりで気持ちがいいです。 するする理解できる本ではないからこそ、何度でも読み返したくなる本です。
0投稿日: 2014.06.29
powered by ブクログ人はそれぞれの物語の中で生きているが、その中で出会い別れ、お互いに風のように通り過ぎて行くだけだ。「我々には生もなければ死もない。風だ」と作中で書いたデレク・ハートフィールドの影響を受けた筆者が諦念の後に吹く乾いた風のような文体と、若い感性が生みだすウイットに富んだ会話で読者を惹きつけるデビュー作。
1投稿日: 2014.06.26
powered by ブクログ初めて読んだときはなんだかばらばらな作品だなぁと思ったけれど、 今回ははまる時期だったようでとてもとてもおもしろかったです。 みんな素直に生きたがっていて、 でもできなくて、 それが辛そうで、読んでてせつなかったです。 繊細な作品でした。
0投稿日: 2014.06.23
powered by ブクログ初めて村上春樹さんの本を読み切った... 短いから読めた...カフカに比べれば... 相変わらずなんの事件も起きず、 登場人物は少なく、 心が温まる展開も起きないし、となかなか抵抗を感じますが、いつかは良さが解る時が来ると期待してこれからも定期的に村上春樹さんの本を読んでいきたいです。
0投稿日: 2014.06.21
powered by ブクログ後の作品と比べると荒削り感があり、すごいデビュー作って感じがする。けど、この頃から村上春樹ワールドは存在していてすごくおもしろい。このあとの作品に鼠がどう出てくるのかがすごく気になるところ。
0投稿日: 2014.06.12
powered by ブクログ風から潮の香りがする1970年夏のとある18日間。 〈僕〉は行きつけのBARでビールを飲みながら本を読み、友人の話を聞き、女の子と仲良くなる。 レコードの音楽と気ままな雰囲気が流れる暮らし。少しだけ物憂げな暮らしの何処かにでも確かにある生きるという言葉。
0投稿日: 2014.05.25
powered by ブクログハルキストの友達推奨作品。 デビュー作らしく、圧倒的。ゆるくゆるく、放さない。 「存在理由」についての部分。目が釘付けになりました。意味をつけたがる人間のどーしようもない悪あがき。それがうちの存在理由に対する印象で。でもそんなうちのどーしようもない偏見を打破した考え方。 「他人に伝える何かがある限り僕は確実に存在しているはずだと。」 揺るぎないものだと、受け売りであっても自信をもっていたものを一瞬で引っこ抜かれました。 性癖についての文章で、彼女が死んだ年や、煙草の数を死ぬホド自分で計算していたのはアタシだけ??笑 この本読んだら、脳みそ乾きました。 乾いたら欲しくなる。だから読まずにはいられなかったかな。
0投稿日: 2014.05.11
powered by ブクログオシャレ。主人公が実際に自分の身に起こったこととある程度の距離をとっている様子が、斜に構えているように感じてあまり好きになれない。寧ろ鼠のほうが好感をいだける。強いやつはいない。強くあろうとする振りができるやつがいるだけ、という主人公の台詞に対して、嘘だと言ってくれないか?と返したこの一言に鼠の人間性が凝縮されている気がした。題にある風の歌とはなんのことなのか。火星の井戸の中を潜り進んでいった男がそこから抜け出たときに風は言う。我々には生もなければ死もない。風だ。これどういうこと?これが風の歌?恐らく挿入され、様々な曲を流すDJこそ風の隠喩。でもその先が分からない。うーん…
0投稿日: 2014.05.03
powered by ブクログ初の村上春樹。 デビュー作からが良いと言われ、知人に借りて読んだ。 巷で色々言われる春樹評がなんとなく分かったような。 とりあえず難解。 文章そのものは難しくないのでサクサク読めるけれど、書いてあることの意味を咀嚼するのに時間がかかる。 比喩というか、寓話なのか?と思うほどで、結局その謎は最後まで解明されず、モヤモヤ感が残った。 しかしつまらないというわけでもなく、評価が難しい。 文中に度々登場するデレク・ハートフィールドなる作家は架空の人物らしい。 作者の自伝的小説の風合いが強いので、実在するのかと思ってググったら架空の人物と判明。 大学図書館などでは、彼の著作を読みたいという学生からの問い合わせに司書が首をかしげることも少なくないとか。 あとがきに筆者の名前入りで再びその作家について語り、参考文献(これも架空)まで提示していたら、読者が間違えるのも無理ないと思うが。
1投稿日: 2014.05.02
powered by ブクログ村上さんのデビュー作。 話が飛ぶんで読みづらい人は読みづらいけど、あんま考えないで読めるクールな小説です。ページも180Pぐらいだし。
1投稿日: 2014.04.17
powered by ブクログつくづく、自分は小説を読む感性が決定的に欠如しているな、と思う。 この本を読んでも、イマイチ、いやイマニ、イマサンか、ストーリーがつかめない。なぜ、そっちへ展開するの、という驚きの連続である。 しかし、少なくとも私にとって、それほどつかみにくい話を、これほどまでに楽しく読ませてしまう、この本の魅力は、すごい。何が、とは解説できないけれど…。 実に、不思議な本である。
0投稿日: 2014.04.09
powered by ブクログ喪失の物語を読みたくなって再読。作者の個人史に即した、トラウマ的経験をめぐって書かれた(らしい)世界にダイブする。現実以上にリアルかつ心理的な原風景に、物語のフィルタを通して、読者は個人的記憶を再構築しているのだとか。アドレッセンスの喪失の物語は、読む度に色を変えそうではあるけれど、やはりどこか懐かしく。胸を打つ。ピンボールへ。
0投稿日: 2014.04.07
powered by ブクログ時は過ぎ去っていく。これは、その過ぎ去っていく日々の記録のような小説だ。 ただ毎日が過ぎていくなかで、私たちは様々な経験をし、想いをもち、生きている。 ただ流れていく。 誰もとどめることはできない。
0投稿日: 2014.03.25
powered by ブクログ一九七〇年の夏、海辺の街に帰省した“僕”は、友人の“鼠”とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。二人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、“僕”の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。群像新人賞受賞。 再読。三部作を一気読みするべく再読しました。 相変わらず、犬の漫才師が良い所を持っていきますね。 僕も鼠もジェイもなかなか良いキャラクターをしてると思う。 介抱してあげた女の子は笠原メイやみどりちゃんと被ってしまう。 たまに出てくるミドリ的キャラ。 わるくない。
0投稿日: 2014.03.03
powered by ブクログ自分という人間への不安、自分の存在への嫌悪や疑念、生への疑い等々をそれこそ切実に感じたからこそ、「宇宙の複雑さに比べれば、この我々の世界などミミズの脳味噌のようなもの」であって欲しいという彼の願いも腑に落ちる。デビュー作というだけあって?彼の他の作品よりも心に訴えかけてくるものを直接的に感じた。
1投稿日: 2014.02.06
powered by ブクログうーん… 私の理解力が及びませんでした。 なんかこんな時は小説に申し訳ない… ごめんなさい。 ちょいちょいフランス語がでてきて 教養を感じました。さすが。 レゾン・デートル。 存在理由。 いい単語やね。
0投稿日: 2014.02.05
powered by ブクログ色彩を持たない〜がすごく面白買ったので、彼のデビュー作を読んでみたくなった。ちなみに、海辺のカフカ、ノルウェーの森は読了。1Q84は一巻で読むのを止めた。 感想、よく分からないけど、なんかスタイリッシュ?だった笑 夏、ビール、女の子そんな感じの話笑 まあ、面白かったです。 夏にビールのみたくなる
0投稿日: 2014.01.15
powered by ブクログしかし、この小説は非常に難解です。 特有の表現や言い回しが多く、重層的でこみいった構造を持ち読み解きにくい。 なんか読み終わった後はしっくりこない感じでした。 てかこの後にまだ続編があるからそういう風に次に続く感じの終わり方なんやろうけど、それでもしっくりこん。
0投稿日: 2014.01.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
懐かしい。 今回は出てくる音楽を全部聞いてみた。 --- 一九七〇年の夏、海辺の町に規制した〈僕〉は、友人の〈鼠〉とビールを飲み、開放した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。二人それぞれの愛の屈託をさりげなく受け止めてやるうちに、〈僕〉の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。群像新人受賞。
0投稿日: 2014.01.06
powered by ブクログ僕の読書はここから始まった。どうしてこの作品を手にとって読んだのか、それは忘れてしまったのだけれど。
0投稿日: 2014.01.02
powered by ブクログ前にも読んだと思ってたけど、何も覚えてなかった。短いからさらっと読めた。 特に何かが起こるわけでもない。場面が変わり、話があちこち飛ぶ。内容は深まらない。それでも引き込まれるのが不思議。 ハルキ熱再燃しそう。
0投稿日: 2013.12.28
powered by ブクログ高校の時に読んだ。小説って面白いと思えた最初の作品かも。独特の世界観と読んでいる最中のふわっとした感覚は村上春樹ならでは。
0投稿日: 2013.12.27
powered by ブクログそりゃ新人賞受賞しますわなってくらいに斬新な構成と文体。何度も読めるね薄いし。いや、内容は濃いんだろうけどさ。
0投稿日: 2013.11.26
powered by ブクログなんとも言えない読後感。 ただ共感は出来る。なんてことのない出会いと別れがあって。 忘れられない季節の空気があって、人がいて、会話があって。 それでも時間は過ぎ去っていって、それぞれ別々の生活を営んでいく。 二度と合わない人がいて、未だに繋がりのある人がいる。 131124 再読 再読してみるとハートフィールドの小説の 火星の地下道を探索し、再び地上に出た時に聞いたのが風の声なんだなあと思った。 それから鼠が女の子と山に登った時、 古墳を見て悟った自然観みたいなものが、この小説のテーマなんじゃないかと思った。 140721
1投稿日: 2013.11.24
powered by ブクログさすがにちょっと厳しかった。作者に興味がなかったら途中で投げ出していたかもしれない。デビュー作を読んだという事実しか残らないと思う。
0投稿日: 2013.11.10
powered by ブクログ学部の時に映画と比較する授業があり、読んだ。映画版は、小説を書こうとして書けない、という所を「映画を~(以下同文)」に替えていた。だいぶ意味合いが違ってくるのでは…と思った。…元気なときなら再読したい。(『ダンスダンスダンス』と『世界の終わりと~』と、一部の短編以外は苦手なハルキ読者。)
0投稿日: 2013.11.09
powered by ブクログノルウェイの森の、病的な透明感が合わずに苦手意識を持っていた村上春樹。 夏らしい小説に紹介されていたので今回手にとったら、意外にも面白かった。 やはり圧倒的な透明感、異常を感じさせるような描写・・はあるのだが、主人公や夏という独特の気だるさの中に隠れていたので、あまり気にせずに読み進めることができた。 さらり、と読了したものの、1週間ほど心になにかがつっかかる。簡潔な澄み切った文と文の間に、描かれていないなにかを想像しようと、頭がぐるぐるしていた。 村上春樹作品への苦手意識が薄まった作品。
3投稿日: 2013.11.06
powered by ブクログ高校時代に初めて読んでから、何度も読み返した作品。色んな事があって淡々と過ぎ去るけど、その時の感情の高ぶりを吐き出したり飲み込んだりして生きている。とビールを好きになったのはこの本のせいかな。
0投稿日: 2013.11.04
powered by ブクログ久しぶりの村上春樹 一時期たくさん読みすぎて、 最近離れていたけれど やっぱり好きだなあって思いました 全部読み終わった後、改めて題名を読むと、 風ってそういうことなんだ、って。
0投稿日: 2013.11.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2013 10/4読了。Amazonで購入。 自分内 村上春樹を読みなおそう企画 そのいくつか。 この時期のは素直に面白く感じる。
0投稿日: 2013.11.02
powered by ブクログ中学生のとき読んで以来の再読。これは子供に分かる内容じゃなかった。ハートフィールドが架空の作家だということも今回知った。 人とは誠実に向き合わなければならない。けれどどこまで行っても誰かを理解することはできない。これは完璧な絶望ではないのか。
0投稿日: 2013.11.01
powered by ブクログ「文章を書くという作業は、とりもなおさず自分と自分をとりまく事物との距離を確認することである。必要なものは感性ではなく、ものさしだ。」(p.10)とハートフィールドは言った。僕は僕のものさしで、距離を確認できるようになるまでに8年間かかっている。彼女が自殺してから僕がレーゾン・デートウルを取り戻すまでにかかった時間だ。 完璧な文章など存在しないが、完璧な絶望もまた存在しない。ものさしを持たないあなたへ。
0投稿日: 2013.10.19
powered by ブクログ村上春樹のデビュー作。 透明感のある文体なのに、なぜか心に残る文章。会話に比喩が多用されているが、嫌味を感じさせない。むしろお洒落な会話であり、このあたりは伊坂幸太郎と同じ匂い。
0投稿日: 2013.10.19
powered by ブクログ「僕はノートのまん中に一本の線を引き、左側にその間に得たものを書き出し、右側に失ったものを書いた。失ったもの、踏みにじったもの、とっくに見捨ててしまったもの、裏切ったもの・・・・・・僕はそれらを最後まで書き通すことはできなかった。」 この小説で描かれている大きなテーマを挙げるなら、「<現実の肯定>と<現実の否定>」ではないだろうか。 (ただし、それは、「肯定vs否定」といったような安直な「二項対立」の形では描かれない。) 筆者である村上春樹が、「現実を肯定すべきか、それとも否定すべきか」という問いに対して、どちらの答えを提示したのか、はあえてここでは書かない。 そんなことよりもはるかに重要なことは、村上春樹が1979年に立てた、この問い、を今度は読者自身が自らに突き立ててみることではないだろうか。 「僕がここに書きしめすことができるのは、ただのリストだ。小説でも文学でもなければ、芸術でもない。まん中に線が一本だけ引かれた一冊のただのノートだ。」
0投稿日: 2013.10.18
