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風の歌を聴け
風の歌を聴け
村上春樹/講談社
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総合評価

1130件)
3.7
223
343
336
96
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    初めて村上作品を手にした記念すべき一冊。そのときはレポートのために何回も読んだけど、意味不明だった。いろんな村上作品を読んだ上で、今回久しぶりにこれを読んですごくわかった感というか繋がった感があった。四部構成の一部なのにもう他部がほのめかされとんがさすが!読めば読むほど発見がありそうな気がする。

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    投稿日: 2006.03.18
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    言わずと知れた 村上春樹氏のデビュー作。 夏(残暑きびしいあたり)に もう1度読みたい。 風の歌を聴けというタイトルですが、風の声を聴けではなくなぜ歌なのか。 今の僕に答えはわからないけど、そんな疑問をもちました

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    投稿日: 2006.03.16
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    「条件はみんな同じなんだ。故障した飛行機に乗り合わせたみたいにさ。もちろん運の強いものもいりゃ運の悪いものもいる。タフなものもいりゃ弱いのもいる、金持ちもいりゃ貧乏人もいる。だけどね、人並み外れた強さを持ったやつなんて誰もいないんだ。みんな同じさ。何かを持っているやつはいつかなくすんじゃないかとびくついているし、何も持っていないやつは永遠に何も持てないんじゃないかと心配している。みんな同じさ。だから早くそれに気づいた人間がほんの少しでも強くなろうと努力すべきなんだ。振りをするだけでもいい。そうだろ?強い人間なんてどこにもいやしない。強い振りのできる人間が居るだけさ。」という登場人物のセリフが心に残りました。

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    投稿日: 2006.03.11
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    僕は個人的に春樹臭の強い小説は苦手なので、この本を読んでいる間ずっと鼻をつまんでいたら手がつった。やれやれ。

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    投稿日: 2006.03.07
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    多分、人生でもっとも影響を受けた一冊。そして、一生大事に出来るであろうと唯一思える本。 読み返すと、思春期のあのどこか満たされなかった心が、今の僕の生活の中に頭をもたげて来てしまう。

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    投稿日: 2006.02.21
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    ハルキワールド森の入り口 デビュー作です。 彼の小説の登場人物は固定されない感じがしていて、 脆さ、葛藤、果敢なさなどを持っているのです。 それが自分という視点を通して読むたびに色合いを変えて私たちに印象をもたせるのです。 風の歌が気まぐれであるかのように。 DJの言葉が好き。 DJが、素直にマイクに向って語った言葉

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    投稿日: 2006.01.31
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    第1作目。全ての村上作品の原点となる物語。思春期の「僕」と「ねずみ」がJ'sBARでビールを飲み続ける。ジェイはいいヤツで、ねずみはクールで最高の相棒だ。しかし、夏休みの間だけの関係がbestなのかもしれない。「ねずみ」の孤独はこの夏の終わりから始まったのかも知れない。

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    投稿日: 2006.01.27
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    先輩から学生のうちに一度は読んでおきな!と言われ読んでみた。どの辺りが学生のうちに読んでおいた方がいいのかわからなかったからもう一度、ゆっくり読んでみたい

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    投稿日: 2006.01.25
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    以下のページで触れています。http://blog.livedoor.jp/subekaraku/archives/50211095.html

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    投稿日: 2006.01.21
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    村上春樹さんのデビュー作です。この本はすごく読みやすくて何度も読み返しています。 台詞で「自分自身のために書くか、それとも蝉のために書くか」っていうのがあるんですが、すごく気に入ってブログのタイトルにもしてしてしまいました。

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    投稿日: 2006.01.17
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    「あらゆるものは通りすぎる。誰にもそれを捉えることはできない。僕たちはそんな風にして生きている」という文章が心にしみた。時の流れや、その中で自分が存在することの儚さが切なくて悲しいけど、それでも存在するのが人間であるのだと思った。村上春樹の作品は、読み進めていくのがとても楽しくて、ワクワクするけど、読み終わった後に何とも言えないモヤモヤ感が残る気がする。でも、それが好きでやめられない。

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    投稿日: 2005.12.21
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    村上春樹デビュー作。 他の村上作品を読んでから読むと異色。 他の村上作品が現代ファンタジーと言うカテゴリに分類されるとすればこれは現代文学と言えよう。これから読み始めるのはあまりオススメはしません。 とは言え、村上作品独特の「味」があるのは確か。 ★三つと言ったところか。

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    投稿日: 2005.12.17
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    映画をみて気になって読みました。でも結構映画の評判よくないんですね。私は好きですが。映画オリジナルの鼠が『ホール』っていう映画をとっているっていうシーンとか。真行寺君枝もぴったり。

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    投稿日: 2005.12.07
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    村上さんの作品では珍しく、すんなり読める作品です。こういうトリックアート的(自分的にですが/汗)な作品はすごく好きです。淡々とした、でも独特の空間が心地よくて、好きです。

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    投稿日: 2005.12.04
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    高校時代はじめて手に取った春樹作品。ぜい肉を極限まで削ぎ落としたストーリー、淡々とした"どこか他人事"な文体にしびれました。原文は実は英語だった、と言われても信じてしまいそうな春樹文体のデビュー作。

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    投稿日: 2005.12.04
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    これで卒論書きました。 さらさらと読めるようで色々な罠がある作品。デレク・ハートフィールドに要注目。

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    投稿日: 2005.11.28
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    青春。 三部作その壱。 気負わないかんじがいい。 なんども読み返してしまう。 世界の終わりやカフカ、また、ノルウェーの森なんかとも違う気負わないかんじがすきです。

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    投稿日: 2005.11.25
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    村上春樹の「風の歌を聴け」を読んでいた。通して読んだのは3回目。 でも何故か、また新しい一冊を買って読んだ。3回目だけど、内容は覚えている部分もあれば 覚えていない部分もある。でもなんかこの、ニヒリスティックな物語がたまらない作品。 そんな本をなぜ、3度も購入しなくてはいけなかったのか。。ちょっとした挿話。 ボクが19歳と、23歳の時に購入した1冊目と2冊目はたぶん今でも同じ女性の元にある。 一冊目。ボクは当時付き合っていた彼女に読み終えたこの本を貸した。そして返ってくること はなかった。彼女とは別れたからだ。 2冊目は、もうすでに人の妻となっていた彼女に偶然再会し、そして偶然そのとき、2度目の 「風の歌を聴け」を読み終えたばかりのボクは、以前と同じように彼女に。 当然そのまま戻ることはない。 そして、26歳のボクは3度目を読み終えて。。いや、それはないだろう(´ー`)ノ。 本作の中のように「ハートフィールド再び」はきっとない。

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    投稿日: 2005.11.20
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    村上春樹のデビュー作。しかし、初めて読んだ編集者は「なんだこいつ?!」ってたまげただろうな…。あとの小説世界の大元になる世界が出来上がっています。

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    投稿日: 2005.10.27
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    国分寺駅の近くの、建物の外側の階段を下りた地下に入っていたバーが閉店したあと、原稿用紙を引っ張り出してきて夜な夜な書かれたという、村上春樹の処女作は、いわば引き篭もり文学。

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    投稿日: 2005.10.25
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    確か、「ピンボール」→「ノルウェイ」ときて、3冊目に読んだ村上春樹作品だと思う。この本と「ピンボール」が、私の好きな村上春樹的な青春小説である。情景描写はなんとなく作り物というかんじがするが、とりわけ人やエピソードの描写がいい。へぇ、というわけでも、すごぃ!というわけでも、泣ける!というわけでも、こころにしみる、というわけでもないが、なんとなく心に残る人間やエピソードの描写が好きだ。無口だったのが突然しゃべりだした後普通の子供になったという主人公のエピソードやバーテンダーのジェイとか、ラジオのDJのおしゃべりの感じが好きだ。あー、また読み返したくなった。

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    投稿日: 2005.09.22
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    この作品は青春めいた物を描いているが、単にさわやかで刹那的なモノに収まらないユーモアと滑稽さとシニカルさがある。それはこのシリーズの底に流れるもので、オフビートながらも軽やかさがあり、一度触れたらその世界観の為のスペースが自分の中にできてしまい、それを“補充”したくて何度も読み返すことになる。この作品はそういった意味合いで村上春樹の魅力を端的に表している作品といえるかもしれない

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    投稿日: 2005.05.29
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    青春三部作の一作目。難解です。春樹の内面の尖った部分が前面に押し出されています。理解するには時間がかかるかな。

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    投稿日: 2005.05.27
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    村上春樹のデビュー作。なんか、読み始めはまだるっこしいんだけど、慣れるとこの口調になんともはまってくるのが不思議。

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    投稿日: 2005.04.02
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    10代の頃に読んで、それから村上春樹にはまったきっかけがこの本。やばいぐらい何回も読んだ。「あらゆるものは通り過ぎる。誰にもそれをとらえることはできない。僕たちはそんなふうに生きている」

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    投稿日: 2004.12.05
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    「僕は・君たちが・大好きだ。」今も夜の空気から聞こえてきそうな言葉。僕が過ごすことのなかった大学時代がここにある。ビール飲めるようになりたいなぁ。

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    投稿日: 2004.11.03
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    ほんとうの意味で、わたしの「読書」のスタート地点。 これを読み始めた頃から、ものの見方も変わったし、じぶんという人間についても少しは冷静に見れるようになった気がする。 喪失感、がなんともいえない。

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    投稿日: 2004.10.12
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    1回貸してもらって読んで、なかなか良いと思った。さわやか。でも2回目読んだとき、内容をすごい忘れててびっくりした。村上春樹の本って内容をサクサク忘れていってしまうみたい。私は。

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    投稿日: 2004.10.08
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    群像新人賞を受賞したデビュー作。 私と春樹さんの小説との出会いの作品。 下にも続くこの作品全部が、同じ主人公です。

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    投稿日: 2004.10.07
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    村上春樹のデビュー作。彼が文章を書くようになったきっかけのようなことも書いてあって面白い。英語版も持ってるよー。

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    投稿日: 2004.09.24