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後妻業
後妻業
黒川博行/文藝春秋
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総合評価

114件)
3.8
22
47
32
3
0
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    表紙に書いてあるとおり  ぶっちぎりの悪女が出てきました 悪 悪 金 金…でした こんなにも悪い人がいるんだなぁと読んでいて怖かったです そして そんな怖い人を調べると 怖い事実がどんどん出てくる 警察は保険金がらみじゃないと 不審死扱いしないの? 怖いわーね

    6
    投稿日: 2025.10.26
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    限りなく5に近い4 読み応えバッチリな作品。 徹底的な悪女の小夜子を中心に描かれているが小夜子のコントロール役の柏木と彼等の所業を調べ尽くし、挙げ句の果てに強請ろうとまでするする本多も主役級に描かれている。 三者三様とも一筋縄ではいかず、追いつ追われつする様に手に汗握る感じが止まらない! 小夜子と柏木はチームではあるのだがお互いを全く信用していないことがよくわかるやり取りを読んでだからこそここまで後妻業を続けられたのかなと妙に納得してしまった。 ただ、最後がかなりあっけなく拍子抜けだったので梯子を外された感も否めなかったので☆5にはできなかった。 黒川作品としては軽妙さが少なくかなり硬派な作品。 映画もいつか観てみよう。

    30
    投稿日: 2025.10.01
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    なかなか面白い犯罪小説でした。主人公の女性はサイコパスですね。 後妻業がどのように行われ、そしてその犯罪がどのように明かされていくかが詳細に描写されており興味深い。それらを取り巻くさまざまな人間がストーリーに深みを与えている。

    15
    投稿日: 2025.08.27
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    先日読んだ小説『後妻業』…お金に関する執着心と、あまりにも腹黒い輩たちの争いを描くセンセーショナルな内容だったので、映画も観てきました。 いやいや、大竹しのぶは恐ろしい女優です…昔、保険金殺人の『黒い家』でも怪演でしたが、今回はそれに拍車がかかった吐き気を催す怪演でした(^_^;)尾野真千子との髪の毛摑み合い取っ組み合う喧嘩シーンは見ものです。 娯楽作品と割りきって観れば面白いですが、ノンフィクションだとしたら最低最悪の映画でした…。(似たような事件が実際にありますが)

    1
    投稿日: 2025.03.07
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    夜の商売あるあるで騙すやつは騙されるし、貢がせたやつほど誰かに貢ぐ。 小夜子も柏木もその歳になって尚、自分に空いている虚しい穴を埋める努力をしない。(そもそも認識していないか) 誰かに愛されたい気持ちはあっても、根本テイカーなことに加え自分に今何をしたか(短期的)でしか判断できない。

    1
    投稿日: 2025.01.29
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    感想 後妻業恐ろしいな。保険金がないと殺人しても警察が調べないとかあり得そう。 あらすじ 中瀬耕造は91歳。妻に先立たれ、後妻として小夜子を迎えた。ある日、耕造は脳梗塞で倒れる。小夜子が血液凝固剤を飲ませていたのだ。 耕造の二人の娘のうち、妹は小夜子を怪しんでいる。小夜子は資産家の老人の資産を奪うべく、それを目的とした柏木が経営する結婚相談所から派遣された女だったのだ。 小夜子は、耕造が脳梗塞で入院している間に、金庫を開けて株や投資信託を現金化する。その後は耕造を空気注射で殺したのだった。 中瀬の娘たちは同級生の弁護士を頼って、探偵社に依頼して小夜子のことについて調べ始める。小夜子が何度も結婚を繰り返し、後妻業を隠そうとしてきた実態が見えてくる。 柏木と小夜子は、娘たちの捜査と元マル暴調査員の調べによって追い詰められていく。小夜子は、刑務所から出所した弟の黒澤に殺され、柏木と黒澤がそれを処理する道すがら警察に逮捕される。

    12
    投稿日: 2024.12.21
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    金の猛者たちが金の匂いを嗅ぎつけて自分達だけが潤おうとする、こんな世界観は黒川さんしか描くことできん。面白すぎて旅先でもページを捲る手が止まらなかった。 よって、星5つです。

    19
    投稿日: 2024.11.22
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    妻に先立たれた後期高齢者の耕造は、六十九歳の小夜子を後妻に迎えていた。ある日耕造は脳梗塞で倒れ、一命を取り留めるも喋れない状態に陥る。耕造の遺産を狙う小夜子は結婚相談所を経営する柏木と結託し、早急に耕造の金庫から銀行の総合口座通帳と銀行印を奪い取り、三千九百万円をあっさり手にした。数日後、耕造の容体が急変する。耕造の娘である尚子、朋美は病院へ駆けつけるがそこにはすでに小夜子の姿が――。 今作は前科持ちの結婚相談所の所長柏木と海千山千の女性小夜子がコンビを組んで、妻に先立たれた老年の資産家男性たちをターゲットに彼らの遺産を狙う、その名も「後妻業」。そのやり口は、籍を入れることなく自らの家財を運び込み実質的な妻として振るまうことで妻としての地位を確立し、ひそかに遺言書を作成してしまうというやり口だった。そして頃合いを見て男性を殺害し遺産は山分けをする。順調に行っていたかに見えた「後妻業」の影に横たわる資産家たちの不審死の闇。遺族も気づかなかったその巧妙なやり口に遺族とその同級生の弁護士も気づくのだが……。内情は真っ黒な行政書士、元刑事の興信所所員、ムショ帰りの小夜子の兄、そして柏木の知られざる過去などが絡み、ストーリーは思わぬ方向へと転がっていく。

    1
    投稿日: 2024.10.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    めっちゃおもしろかった!あっという間に読了 ラストは意外でした 柏木にも小夜子にも逃げ切ってほしかったなあ 感情移入できる、好感の持てる登場人物は誰一人いなかったけど引き込まれまくりました 大満足!

    1
    投稿日: 2024.09.08
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    メチャクチャ楽しめた。悪い人が多数登場。 胸糞悪い後妻業の女、資産家の年寄を供給する結婚相談所の所長、その二人を追い詰める探偵、サオ師の悪いオヤジ、小銭で情報を横流しする警察、出所したてのヤクザ、 悪い人が登場するたびに期待がバク上がり、そしてハラハラドキドキ。 映画化の影響で何となく手に取る事を避けてしまっていましたが、素直に、もっと早く読んでおくべきでした。 面白かった、オススメです。

    53
    投稿日: 2024.08.09
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    さすが黒川先生、軽妙なテンポと関西弁で、後妻業をいきいきと描いていました。終盤は無理矢理結論に持っていった感は否めませんが、疫病神シリーズ同様、楽しく読ませて頂きました

    10
    投稿日: 2024.07.25
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    以前、テレビドラマで「後妻業の女」として木村佳乃主演のドラマがあったが、原作はもっとエグい ドラマのラストは主役2人がフェリーで逃げ切ったが、原作のラストはまた違う これ以上は言わないが… 資産家の老人が不審死を遂げる… 結婚詐欺とは違う 籍を入れたり内縁の妻だったり 戸籍に書き足されることは厭わない 何とも恐ろしい限りだが、それがいつまでも続くとは限らないのが世の常なわけで、そこを探偵が追い込んでいくところが興味深い 元々は相続人の弁護士から依頼された案件なのに、元刑事の探偵がその性格からかどんどん操作にのめり込んでいく もちろん探偵はお金も家庭も全て幸せな境遇では共感できないわけで、そこそこすさんだ生活をしている ラスト 報われないところが何故かホッとする作品

    5
    投稿日: 2024.05.30
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    読みやすさ★★★ 学べる★★★★ 紹介したい★★★★ 一気読み★★★★ 読み返したい★★★ 関西の闇社会を画かせたら天下一品の黒川ワールド。カネと欲望が行動原理の登場人物たち。女は何歳になっても身体を張れるようだ。 元より、結婚詐欺は立証が難しいと聞く。死人に口無しならなおのこと。被害者家族は恥ずかしくて大きな声を出せない。死というナイーブな事象だからこそ、きっちりと死ぬ前に書類を整えなければならない。 業の深い人間が画策するカネ勘定は、最初は面白いように計画通りに上手く行く。途中から歯車が少しずつ崩れて行く様子も楽しませてくれる。 本作に感化され、両親や自分の死を考えて、この度相続・贈与の本を買ってしまった。他人事ではないなと思わせる細部まで作り込まれた一冊。

    0
    投稿日: 2024.05.13
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    別の所で作者がこの話の8割は本当だと言ってました。 こわいですね〜。 でも独り身になった男性の気持ちもわかるな、 でも財産がないから殺される心配はないが しかしワルだらけです。 面白かったです。

    1
    投稿日: 2024.04.19
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    映画を見たのでストーリーも結末も分かっているはずなのにサクサク進んでおもしろかった! 関西弁でザクザクと切り捨てるような会話が好きなのか黒川さんの小説ハマります! 結婚相談所の会員のおじいさんを騙して遺産を奪うというはなし まぁお年寄りで奥さんもいなくて寂しい毎日に、演技とは言え自分を好きと言ってもらえたら騙されちゃうのかなー 人の弱いところを突くのがうまいのかなー やっていることは悪いが、小夜子のように思ったことを思ったままに言ったり行動できればストレスないだろうなーある意味うらやましい

    10
    投稿日: 2024.02.08
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    ラストは唐突に訪れた感じだけど、面白かった。 60代のとき、相談所で棺桶に肩まで浸かった爺さんを見つける。結婚する。おじじ死後、莫大な遺産相続。初めて読んだはずなのに、あれ?なんかすごい既視感… 筧千◯子?木嶋◯苗??違う。……うちのばあちゃんや!!(※祖父は老衰です) この小説のおかげで、自分のばあちゃんがとんでもBBAだったことに気付きました。ありがとうございます。

    1
    投稿日: 2023.12.10
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    みんな悪いなー。 映画を先に見ていたので、大竹しのぶと豊川悦司の顔を思い浮かべながら読んだ。 守屋弁護士が誠実で唯一まともな印象。

    7
    投稿日: 2023.12.07
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    序盤はあまりのゲスっぷりにドン引きしていたが、本多が登場してから物語が一気に加速し調査を進めていくなかで小夜子や柏木の正体が判明していき点と点が線になる瞬間がミステリの種明かしをされたときのように気持ちよく、そこからは夢中で読み進めた。 ハードボイルド要素を含むサスペンスとエンタメの中間のような小説で非常に面白いが、読んでいる途中でこの小説に類似した例の事件報道を思い出して背筋が凍った。 また、登場人物の話す関西弁から生み出される独特の雰囲気と本多の人物造形の上手さがこの小説の面白さを底上げしているように感じた。

    1
    投稿日: 2023.12.03
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    セリフで物語が進むところが多いからか、私には読みにくかった。犯罪多すぎて、名前変わりすぎて、ごっちゃになってくる笑 しばらくLINEが変な関西弁になってたのは、この本の営業だったか?

    1
    投稿日: 2023.04.23
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    「ごさいぎょう」と読む。知らなかった。遺産やらの財産目当てに老人と婚姻、あるいは内縁関係を結び、その人が死ぬのを待つ。時に、早死にするように仕向けていく。高齢化社会で、どちらかに先立たれた老夫婦が再婚するケースも増えていくだろう。気をつけなければならないのは、お金の事だ。 この小説のお陰で、公正証書遺言や遺留分減殺請求権の存在を知った。乱暴にいうと、遺言により血縁なき自らに遺産の相続権を公的に主張するためのものと、血縁ある遺族側が本来の自分の相続分を主張するためのもの。故人が近親者ではない仲の良い人に遺産譲るわーと亡くなった後、家族がそれは困るというケース、稀にあるのだろう。 それを利用した悪人たちによるハードボイルドな展開。悪人から強請ろうとする悪人。それぞれの悪人も巻き込んだ抗争劇がスピード感もあって目を離せない。年末に、面白い小説を読んだな、と。

    3
    投稿日: 2022.12.25
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    91歳の耕造は妻に先立たれ、69歳の小夜子を後妻に迎えていた。ある日耕造が倒れ、小夜子は結婚相談所の柏木と結託して早々に耕造の預金を引き出す。さらに公正証書遺言を盾に、遺産のほぼすべてを相続すると耕造の娘たちに宣言した―。 高齢の資産家男性を狙う“後妻業”を描き、世間を震撼させた超問題作。結婚相談所所長の柏木と会員で後妻業のパートナー小夜子が、高齢の資産家に公正証書遺言書で自分に遺産が行くように言葉巧みに書かせ、なかなか死なない資産家を事故や病気に見せかけて殺す手管、元刑事の探偵が後妻業の柏木と小夜子を追いつめていくサスペンス、小夜子と遺族の遺産の遺留分を巡っての駆け引き、小夜子と柏木の末路、金と欲に眩んだ人々のコミカルな描写特に小夜子の突き抜けた銭ゲバぶりもあって痛快なピかレスク小説に仕上がっています。

    4
    投稿日: 2022.12.22
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    本を読んでいるというよりセリフを追っかけてるみたいな。勢いが。というか行間が端折られてるのを空気を読むみたいな。 というわけで婆さんと爺さんの壮絶なる戦いである。老いてなお盛んと言葉にすると簡単だけど、特に舟山と小夜子とかもうなかなかのもの。いやあっちが良いから昨日は2回もやったのよと言われましても。というのはまだ小夜子の歳には遠い若造には分からぬ境地なのであろう。 親がこんなのに引っかかったら、やっぱり泣けるよなぁ。いやー、色んな意味で精神的ダメージを与える後妻業、恐るべしである。

    3
    投稿日: 2022.10.29
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    ロードショーされてる時に映画を見に行ったことがありすごく面白かった記憶があるが、原作もかなり面白かった。 欲に塗れた悪人たちを徐々に追い詰めていく展開はスカッとしたが、追い詰めていく側の人間も実は...。 金銭に突き動かされる人間って、ここまで罪悪感なく罪を犯してしまうのか。逆に清々しいというか。(身近には絶対いてほしくないけど) そういう人間は、傍から見ると本当に滑稽だし、哀れだ。 結局最後は全部自分に返ってくるんですよね。世の中そんなうまいこと行きません。 地元周辺が舞台になっていて、今自分が住んでいる周辺に小夜子が住んでいたり、その辺も面白かった。 解説でもあるように、リアリティがあり土地の匂いを感じることができた。違和感のない大阪弁も相まってテンポが良く、スピード感もあり読みやすかった。 面白い本をちびちび読み終えると、一気読みすればよかった...と後悔することがよくあるが、後妻業もそう感じた一冊。

    6
    投稿日: 2022.08.24
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    登場人物がほぼ全員色んな種類の悪人である意味気持ち良かった。テンポの良いやりとりと早い展開で読みやすかった。あっけなく物語が終わってしまう所も私は話の雰囲気と合ってたと思った

    3
    投稿日: 2022.03.07
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    老人の保険金狙いで結婚離婚を繰り返し、殺人までしている後妻業の女とその協力者たちの悪事を暴いていく話。本多といい、守屋といい、頼りになる人ばっかりで、悪者が詰められていく様子が気持ちよかった。ラストが個人的には、納得しつつももどかしさが残った。ドラマや映画にもなってるみたい?なので見てみようと思った。地名も関西住みだから知ってる名前ばかりで、読みやすくて良かった。

    4
    投稿日: 2022.01.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    後妻業 (文春文庫) 文庫 – 2016/6/10 2019年5月31日記述 黒川博行氏による著作。 2016年6月10日第1刷発行。 初出別冊文藝春秋2012年3月号~2013年11月号 単行本2014年8月 文藝春秋刊 参考文献 黒い看護婦 福岡四人組保険金連続殺人 森功 新潮社 木嶋佳苗法廷証言 神林広恵+高橋ユキ 宝島社 装画・黒川雅子 デザイン・多田和博 社会的な事件となった婚活詐欺とも呼べる事件を調べ作品化している。 舞台が大阪を中心とした場所で個人的に大阪市在住なのでよりリアリティを持って楽しめた。 作者曰く知らない土地に関しては匂いと言ったものを 文章で表現しにくいからとか。 表紙の男性の絵もインパクトがある。 業深き人間ばかりが出てくる。 ビートたけし氏のアウトレイジではないが、 全員悪人という言葉が似合うなと読後思った。 元大阪府警の探偵業本多もまとまった金が必要で 柏木、小夜子両人を脅していくが・・・ 後妻業という単語を一般化させた意味でも大きな影響を世の中に与えた作品と言える。 後妻業をやっている女も許しがたいが、 冒頭で登場する中瀬耕造という爺にも殆ど同情できない。 実際にニュースになった後妻業の犠牲になった男性が 地元で普段、俺はこの町一番の金持ちだと公言してはばからないという解説をニュースで聞いて、何を言うてるのや?と強い疑問を持った。 やっぱりかという感じもする。 全体を通してみて、思いやりを持って正しい適切な言い方、伝え方でコミュニケーションを取りましょうねという結論が浮かび上がってくる。 人を騙さず、正直に生きる。(バカ正直ではなく) そんな人物は一人もいない。 柏木も本多を殺さなくてはならないと覚悟したなら 下手に小夜子の弟(クズ)にやらせるのでは無かった。 突き詰めるとプロの丁寧な仕事は細部に渡っているのだ。 素人仕事では駄目だ。 普段やるような事ではない為、無理が出る。 そして失敗する。 何事も十分な準備、情報収集、適切な判断が必要。 小夜子の死体をそのまま深夜に運び出そうとしたのも ミスだった。冷静に考えれば職務質問される危険性も ありえる時間帯なのだ。 普段しない慣れない仕事ほど慎重に丁寧にこなす必要があるという教訓を示している。 印象に残った部分を列挙してみると ヤクザが代紋をなくしたら、あっというまに行き詰まる。 それまで五分のつきあいをしていた仲間が反目に立ち、貸した金も踏み倒される。 ターゲットは女より男。それも妻に先立たれた老人だった。 彼らはイベントやパーティにせっせと参加し、紹介された相手の容貌や気立てがどうあろうと、一言優しい言葉をかけられれば、ほぼ例外なく交際を望んで驚くほど容易に金を出す。子供や孫に資産を残してやろうという考えは薄く、老い先短い現世に固執し、孤独が癒やされれば、あとはどうでもいい。 たとえ老人でなくても、主導権と選択権は常に女のほうにあり、寂しい男ほど騙しやすいものはないと思い知った。 もし朋美が死んだら、司郎は半年で誰かと付き合いはじめて、二、三年後にはいっしょに暮らすだろう。 男とはそういう生き物だ。 (ここは思わず突っ込んだ。そりゃ一部とちゃうんかと。大半は新しい女と一から関係を築くエネルギーはない。それか全く出会いがないと思う) (朋美の設定も細かい。大阪府立天王寺高校卒。大阪 市立大学の建築学科出身と。  高校時代の友人、弁護士の守屋は阪大法学部  司法試験合格まで4年かかったと。  実に細かい。  ただ検死に出てくる医学部は全て架空だった) 柏木は小夜子から空気注射の手口を聞いたことがある。 なぜ、それが凶器になり、殺しの痕跡が残らないかを。 静脈内に注射された空気は血液の流れとともに心臓の右心房から右心室にたまっていく。大量の空気が心室にたまれば、心臓のポンプ機能が損なわれ、心臓から肺動脈に血液を送れなくなって酸欠状態を招く。そうして、その状態が長くつづけば、ひとは窒息して死に至る 爺さんの左腕は点滴の穴だからやし、注射のあとなんか分からへん。それに、わたしが帰って容体が変わったんやから、ほんまの完全犯罪や。 後妻業の必須三条件 住民票、家具持ち込み、顔出し 提訴のとき、弁護士が地裁の司法記者クラブに声かけるんや。 記者は訴状に興味があったら、会見場に集まる。 警察は世論で動く。三浦事件、愛犬家殺人事件、婚活殺人事件、どれも始めは週刊誌やテレビが取り上げたんや。 「女は強いですよ。いくつになっても、ここで稼げる」 金井は股間に手をやって、「男はバカだから、からめとられて金を吐き出す。騙されてると分かっていても、ずるずる貢ぐのが男です」 「結婚はやっぱり経済力ですか」 (結婚は)「生計を維持できる定収入です」

    3
    投稿日: 2021.12.09
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    悪い人たちがいっぱい集まりました! 騙し騙され、外道が集まるとこうなってしまうのか…。どこにも救いがない気がした。 寂しい老後を少しでも明るくなれば…結婚相談所に登録したご老人をターゲットにする後妻業が想像上の犯罪ではない所がまた怖いし気持ち悪い。 被害者家族は悔しくても金輪際関わりたくない気持ち分かる。どうにもならない人はいるものだ。

    11
    投稿日: 2021.10.14
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    映画を見てから読んだ。映画はラストが違ってたしブラックコメディみたいになっていたけど、小説のほうはさすがにより現実感がある感じ。おもしろかった。 世のなかいろんなワルがおるもんや。出てくる人、出てくる人、まったくの善人はいなかった感じがする。身内のことやお金のことがからんでくるときれいなままではいられないってことかな。

    3
    投稿日: 2021.05.08
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    小夜子の年齢が原作とテレビでは違うが、ストーリー展開も早く、一気に読み終えました。この本で黒川博行さんを知り、国境も読みましたが、こちらも息つく間のない展開で非常に楽しめ、おすすめです

    3
    投稿日: 2021.05.04
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    毎日の楽しみは就寝前の1時間、発泡酒を飲みながら読むエンタメ本。亀田の6:4ではなく、私の理想とする3:7の柿ピーをアテに飲む淡麗ほど美味しいものはないと思います。 で、黒川博行さんの後妻業。面白かったーー!読み始めたらやめられず、寝る時間を削ってしまいました。 とにかく、登場人物殆どがクセがありキャラが立っています。本作は69歳の小夜子が結婚相談所を根城に、相談所の所長と組んで再婚を希望する資産家を物色することが物語の中心。小夜子の全財産掠奪を阻止しようとする資産家の娘、興信所の探偵が絡み、先の展開が気になる一級の娯楽小説になっています。会話は99%大阪弁。この大阪弁がエグい物語展開をさらにエグくしています。 とにかく、面白いです。特に還暦過ぎは後妻業の恐ろしさを知る為に読んだ方がいいかもです。女性に優しくされて、公証遺言状をねだられたら後妻業の心配をしましょう。

    6
    投稿日: 2021.05.01
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    内容としては面白く、どんどん読み進めることができました。 しかし、ラストが微妙な終わり方で、結局被害者も何とも言えない感じで終わりました。 又少し専門用語が出てくるので、読みにくい人もいるかもしれません。

    3
    投稿日: 2021.03.26
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    初読みの作家さん。大阪の地名がわからなくて少し苦労したけど、会話のテンポが良く、読みやすかった。怖いんだけど、小夜子や柏木が腹立たしくて仕方ないんだけど、先が気になってどんどん読んでしまう。ただ、ラストがなんだか呆気なくて、うーん…という感じだった。

    0
    投稿日: 2021.02.26
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    初の黒川作品。 テンポも良く読みやすかったけど、ラストがちょっと呆気なかったかな。 小夜子がとにかく胸糞悪かった。笑

    5
    投稿日: 2020.06.04
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    91歳の父親が死亡し、財産のほとんどは内縁の妻に相続するという公正証書を見せられたことから、娘2人は納得がいかず弁護士に相談する。弁護士は興信所に内苑の妻の調査わ依頼すると、数年単位で入籍と死別を繰り返していることがわかった。この内縁の妻は結婚相談所の経営者と組んで、財産のある高齢者をカモにした後妻業を営んでいた。 真相に迫っていく一方、この情報を金に変えようとする者もあり、泥仕合が展開されていく。 とにかく登場人物のほとんどが悪人。人を殺してまで遺産を手にすることに罪悪感を感じない男女、自分の都合で情報を金に変えようとする男、勢いだけで人を殺すチンピラなど、クズだらけ。特に内縁の妻の神経の図太さ、金への執着はひどく、絶対関わりたくないタイプ。 結局最終的には誰も幸せにならないし、一部の悪い奴は罰せられないのが、なんともすっきりしないが、世の中こんなもんなのかもという気もしたりする。

    3
    投稿日: 2020.02.29
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    次から次から大悪党小悪党。会話文がたくさん。関西弁。短いセンテンスでポンポン進むやり取り。間や呼吸を十二分に堪能できるのは関西弁を母語とする者の有利点。

    0
    投稿日: 2020.02.21
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    映画やテレビドラマ化されたどぎついお話。実際にも似たような事件が世間の話題になったのも記憶に新しい。後妻を生業とするのだから、本から下心ありで全く罪悪感などなしでドライその物です。騙された殿方はすっかりその気になり、言いなりに貢ぐ構図が造られます。まあ本人がそれで幸せなら良いのでしょうが、その陰には人を殺しても金をむしり取ろうとする畜生の世界。 結婚相談所を営む柏木と9回も結婚を繰り返している主人公の小夜子という69歳の女性がグルになり、夫となった老人の財産を横取りしていきます…そこに絡むのはこれも元マル暴対策の刑事で、いわゆる裏社会を見てきた男性、小夜子たちの素性を追っていきます…果ては悪はどこかで歪みを生じさせ、彼らは自滅していきます。 怖いものみたさ、人間の欲望を究極にえぐり出すこの小説ですが、何故か読んでしまうのでした。

    2
    投稿日: 2020.02.10
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    はびきの羽曳野市 ひさし庇のような睫毛のせいだ 学徒出陣 多臓器不全 空気注射 ひきだし抽斗 ネゴシエーションが利く 宗旨が浄土真宗 河内長野市 東大阪市瓢箪山町 翠が丘 阿倍野の証券会社 内縁の妻武内小夜子…に包括して遺贈する 通い妻 藤井寺駅 西天満 ネックは公正証書遺言 遺留分減殺請求権 公序良俗に反する違法性が認められる 海千山千うみせんやません かどま門真市 ことひら金刀比羅宮は香川県 新地の務め 浪速署 慈母観音 内妻 マル暴 悪に手を染める人間の言動にこそ人間の本音、本質が出る、というのである。同時にそれは時代への鋭い風刺となっている。

    2
    投稿日: 2019.06.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ネタバレ。 小夜子と柏木の胸クソ悪いコンビにムカムカしながら読んでいたので最後に破滅してくれてスっとした。 探偵の本多は悪党2人を追い詰める大活躍だったが、欲をかいて金儲けに失敗。 被害者も含め誰も金が手に入らない結末は、世の中こんなもんかもと思わせられた。 それにしても出てくるのはこずるいやつばっかり(笑)

    1
    投稿日: 2019.05.07
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    黒川博行さん「後妻業」読了。高齢の資産家に近づき、後妻として資産を奪う「後妻業」。遺言書を盾に全ての資産を自分の物にしようと企む小夜子。対決を決意した中瀬家の朋美。同級生の弁護士、守屋へ連絡するのだが。。とてもスピーディーな展開で面白かったです。守屋が調査を依頼した元マル暴担当刑事の本多。昔の伝手を使って貪欲に捜査していく過程や裏で糸を引いている人々との駆け引きが良い。普段、読まないジャンルなので、貸してもらえて良かったです。

    3
    投稿日: 2019.04.07
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    テレビドラマ化で話題なったので、手に取りました。 高齢化社会になるとここまでいかなくても、親の再婚に伴うトラブルって増えるんでしょうね。

    3
    投稿日: 2019.02.24
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    前半、小夜子&亨の掛け合いがとても良かった。 2人とも悪事に罪悪感など持たないクズ人間だが、小説というフィクションだからこそ、楽しめた。 現実に周りにいたらもちろん関わり合いになりたくないが。 後半少しバタバタしたが強引さは感じなかったしきれいに終わったと思う。納得のいくラストだった。 小説を読んだ後映画をテレビで見たが、所々違うかな。ラストも違うか。映画は、小説よりもポップにリズミカルに作られていた。あの濡れ場いるかな?笑

    5
    投稿日: 2019.02.13
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    TVドラマ化に合わせて購入。 軽快な大阪弁に合わせて、最初のページからテンポ良くどんどん読める小説。 主人公小夜子が、高齢の資産家を狙い、結婚し財産を得ては離縁を繰り返すが、現実にも似た話は多数あるのだろう。

    4
    投稿日: 2019.02.06
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    2019年1月6日読了。 477ページ。 映画化、ドラマ化されるのでブックオフで買う。 (ドラマの原作は本書かどうかは確認していない) 疫病神に代表される、黒川作品。 大阪を舞台に、結婚相談所の柏木と後妻業のプロ小夜子が爺を嵌めていく。 父の死と不自然な相続を不審に思い、同級生の弁護士に相談した姉妹と、弁護士、その弁護士の依頼を受けた興信所の調査員が柏木と小夜子の後妻業を暴いていく。 まぁ、エンターテイメントだね。 小気味よく読める秀作。

    2
    投稿日: 2019.01.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白ろかった。テンポよく進むし、読みやすい。セリフの掛け合いもこぎみよくて 一気に読んだ。 小夜子はサイコパスッぷりをよくあらわしていると思う、罪悪感がないけど危機感もない、人の視線がまったく気にならない。木嶋佳苗の事件参照にしているとあった。 柏木の破滅にむかっていくラスト。本多のデカ魂。カッコよかった

    2
    投稿日: 2019.01.02
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    図書館で。 例の事件はこの作品の後だったんだ。知らなかったなぁ。 男性の方が子孫に残そうとか社会貢献とかではなく、自分のために預金を使おうと思ってるというのがなんかスゴイ納得でした。まあ女性でもそういう人は居るとは思うけど。 寂しい独身男性を騙すって…結婚詐欺(でもないけど)も色々進化?してるんだなぁなんて思いました。 公正証書かぁ… まあでも人生の最後をちょっと楽しく過ごせる対価なら良かったんじゃないと思わなくもないけど… 騙されて殺されてさらにお金を取られるのはちょっと割が合わないか。

    3
    投稿日: 2018.12.11
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    めちゃくちゃ面白かったな。中盤で探偵が登場して三つ巴の構図になってからのスピード感が凄い。全く中だるみなしで一気に読まされた。しかも出てくる悪党が誰も勝ち逃げしないで終わるラストもなかなか良い。実際には被害者置いてけぼりなんだけども。黒川博行ならでは。

    7
    投稿日: 2018.12.06
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    財産を手に入れるために結婚し、金を奪い取っていく女と共犯者のお話。 話としては面白かったが、苦労せずに人が大金を手にしてしまうお話を読んでも内容的には面白くないというか、、、(笑)

    2
    投稿日: 2018.12.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    展開の早さに引き込まれる。久々にノワールの世界を楽しんだ。何かに没頭してひとときでもいやなこと(たとえば仕事)を忘れたい人におすすめ。

    2
    投稿日: 2018.10.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画をみた後に読んだので、映画の出演者がちらつく。が変な関西弁を聞かないでいいので本の方が世界感が伝わって、コミカルな雰囲気が削られて後妻業が悪質な犯罪と感じられた。

    2
    投稿日: 2018.09.14
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    凄い怖いとかではないけれど、どんどん犯人達を追い詰めていく感じとか、犯人がほぼ後ろめたそうではない辺りが面白いかったですー!

    2
    投稿日: 2018.08.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一気読み!実際にあった事件を小説仕立てにしてるだけあって、読みごたえ抜群。確かに、裏側にこんなプロが関わってたんだろうなぁと想像。。

    2
    投稿日: 2018.07.29
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    うーん、ありそうな話…。記憶に新しい「木嶋香苗」の事件が参考文献になっているせいか、妙にリアルだった。故に、凄く盛り上がったり、勧善懲悪でスッキリ、というのもなかったが、読み終わった後、「気を付けよう」と…。 小夜子や柏木が、行き当たりばったりに次々と犯行を繰り返すのを読んで、意外とバレないものなのかな、と。実際起こっても、被害者に身寄りがなかったり、いても疎遠だったり、身内の恥と口をつぐんでしまっては、表には出てこないだろうな、 本多の活躍が頼もしかった。ちょっとダーティーなのも気に入った。面白かった。

    3
    投稿日: 2018.06.20
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    ずっと、読みたかったやーつ!w おもしろかった!! ちょっと、ラストは淡泊だったけどww 黒川さんの作品、もっと読みたくなった! 表紙の画は、奥さんの作品なんだって!! ますます興味沸くし!ww 次々、読みたい感じー♪

    2
    投稿日: 2018.05.30
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    登場人物がそれぞれの欲をこれでもかと撒き散らす物語。結末は予想通りで、その描き方も唐突でややあっさり。

    1
    投稿日: 2018.03.21
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    裕福な老人の後妻になって遺産をかっさらう。そんな人たちのお話です。大阪が舞台なので関西弁でバリバリ進みます。それにしても、こんな人に騙されないように気を付けなければ。

    2
    投稿日: 2018.03.05
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    寝るのも忘れて一気に読んでしまう小説。 もうこれ以上はないだろと言いたくなるような下衆を見事に描く。本当にゲス。ここまで読者を小説の世界に引き込むなんて黒川博行の文才に頭が下がります。 読書なんてつまんねー、と思う方はぜひこの人の小説を読んでください。

    2
    投稿日: 2017.09.30
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    小夜子に騙される男性達の気持ちが全く理解不可能。 どういう育ち方をしたら、こんな残酷な人間ができるのか… 話題なのでつい読んだけど、何とも救いようのない話でした。

    1
    投稿日: 2017.09.26
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    1ページ読んで・・・・というか・・・・ 2行読んで、読みたくないと思ってしまってやめてしまった。 つるべさんとしのぶさんの映画の宣伝はおもしろそうやったけど、本は読めんわ(-_-;) スマン

    0
    投稿日: 2017.09.16
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    怖い物見たさというか、、、、どんどん引き込まれて行く。 現在、本当にこの小説と同様な事件が起きて、裁判になっている。 作者自体 知人の姉妹の年老いた父親に内妻が、公正証書を楯に遺産相続をしたことが、小説の発端になったのかもしれない。 誰も、自分の父親が、性欲ボケで、騙されて結婚していたことや、財産が、どれぐらいあったかを、他人に知らせたくないと、思う所から、、、泣き寝入りしていて、うやむやになっていたのかもしれない。 大阪を地盤として書かれているので、理解しやすい部分が多々あり、今の青酸化合物で、次から次へと毒殺して、何億もの相続した事件が、本と重なるようであった。 興信所、結婚相談所、元マル暴担当刑事、悪徳弁護士、 ハードボイル的要素もあり、だましだまされていく様が、次から次へと、展開されて、少し分厚いかな?と、思っていたが、読み終えてしまった。

    0
    投稿日: 2017.09.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    急いで書いたのか、全体的に詰めが甘いような。最後に出て来る東大阪の見合い相手はどうなったんだとか。 最後に小夜子は弟に殺されるのだが、それもかなり唐突で、「金をせびりにいったのに断られたから」というのも、かなり取ってつけたような感じ。 着想はいいので、もう少し構想を練ってから書いて欲しかったというのは、上から目線なんでしょうねぇ。

    0
    投稿日: 2017.08.26
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    面白かったです。映画を先に観ていたのですが、映画より強烈でした。後妻業、本当にありそうだと思わされます。小夜子の魅力がわからなかったのですが、ころっと騙される人もいるんだろうな。もう主軸の2人が映画キャストの大竹しのぶさんと豊川悦司さんで再生されるのですがぴったり。お金お金と、気持ちが殺伐としてしまうのですが、テンポよく読めました。関西弁の効果もあるのかもです。こんな業界あるんだろうなと思う程、リアリティがありました。

    2
    投稿日: 2017.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まぁ何とも気持ち悪い本だった。人はいっぱい死ぬし、悪い奴ら多いし。でも探偵さんが出てきて、「やってくれる感」があったから楽しくなったかな。これ、ほぼ実話らしいけど、こんな話あるんだねぇとしみじみ。 悪い奴らって頭良いね。

    1
    投稿日: 2017.08.24
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    何ともすっきりしない終わり方…… これが現実ってことかな 出てくる人がみんな屑っぽくてやりきれない かなりの人数の殺人に関わっているが 全く良心の呵責のない小夜子は、 根っからのサイコ。 それにしても元刑事の本多は バイオレンス過ぎないか

    1
    投稿日: 2017.08.20
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    ・凶悪(ドキュメント)の後に読みました。 ・上記に続き、現代の闇のような部分に関する本を続けて読んだ形です。・上記の本の後だったので読みやすく、また、すんなり入れました。 ・事前に見ていた評価であまり良いことが書かれてなかったのでハードル下げて読んでた分、そこまで悪くないんじゃないかなという感想です。 世の中知らなくて良いこと、知らない方が幸せなこともあるのかもしれないと、以前より実感を持って感じ始めました。身を守るための知識として知ることは大事だと思いますが…。

    1
    投稿日: 2017.07.09
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    映画は見ていないけど、大竹しのぶを思いうかべながら読みました ぐいぐい読めておもしろかった、んが!ろくでなしオーラにあてられたのか読後のげんなり感が何ともいえず、次は普通に愉快なお話を選んで読もうと思いました、まる

    1
    投稿日: 2017.05.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画版は、そこそこ面白かったけれど期待したほど面白くはなかったというのが率直な感想。やはり大阪人だと大阪弁に聞き入ってしまうから、ちょっとでも違和感があると、ちょっと冷めた目で映画を観てしまうんです。 映画版と原作は大筋では一緒。映画のキャストを併記すると、結婚相談所の所長・柏木亨(豊川悦司)と会員の武内小夜子(大竹しのぶ)がタッグを組み、婚活パーティーに参加した金持ち老人たちの遺産を狙う。老人の後妻におさまって相手が死ぬのを待つどころか、時には手をかける「後妻業」。小夜子の手によって少しずつ弱らせられた中瀬(津川雅彦)がついに死亡。中瀬の長女・尚子(長谷川京子)と朋美(尾野真千子)に対し、小夜子が全遺産を想像すると言い放つ。朋美は同級生だった弁護士・守屋(松尾諭)に相談。守屋から事務所を通じて依頼を受けた元刑事の探偵・本多(永瀬正敏)が調査を開始する。すると過去に小夜子が何人もの老人の後妻におさまっていたことがわかり……。 キャストの印象が強烈だったため、原作を読むと役者の顔がちらついて仕方ありません。映画を観たとき、どうも大竹しのぶの大阪弁に力が入りすぎているのが気になって、原作を読んでもそれが思い出されてしまう。この辺のことを知っている大阪人は「千里(せんり)のマンションで仕事」とは言わんのよ、千中(せんちゅう=千里中央)やで、と些細なことばかり気になってしまい(笑)。 テンポは良くて読みやすいから500頁近くてもあっというまに読めます。が、強欲な人間ばかりが出てくる話はなんだか嫌。誰にも共感が持てず、映画同様、品がない。 以下、ネタバレを含みます。 映画版では死んだはずの小夜子が生きていて、スーツケースに押し込まれても死んでいなかったってどうなのよと思いましたが、原作ではしっかりお陀仏。生きていたからといって映画版では笑えなかったので、きちんと死んでいてくれた原作のほうがオチとしてはよかったです。 映画の感想はこちら→http://blog.goo.ne.jp/minoes3128/e/fe6a26d813c1f40ea9c663055a7c3f6a

    2
    投稿日: 2017.04.27
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    本多さんが出てきた所ぐらいから、面白くなってきた。 読み始めはきつかったです。 小夜子=大竹しのぶさんのイメージになってしまって ずっと大竹さんが頭に浮かんでいました。 実際ある事件にも共通するし 寂しいお年寄りにつけ込んで怖いなぁと 嫌な世相を反映している1冊でした。

    2
    投稿日: 2017.04.22
  • こんなん絶対騙されないわ~と思っていても、当事者になったら意外に。。。なんてことありそう

    黒川氏の作品を読むのは初めて。 文章のほとんどが会話文で構成されており、読みやすく 個々の登場人物の心情や考えがわかりやすかったです。 結婚相談所を通じて資産家の後妻となり、遺産をもらうことを繰り返すことを「後妻業」という職業とし、 その手口、経歴が細かく記されています。 保険金殺人は知っていたけれど、いやいやさらに巧妙でうまいやり方だ。(語弊がありますが) 感心しました。 最後はあっという間の収束で、読後感も悪くなかったです★

    11
    投稿日: 2017.04.11
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    大阪弁も、土地名も馴染みがある。 悪人すらも愛嬌があるように思う。 原作を読んで、映画の配役を見返すとお見事。 誰も幸せにならないのも、現実ぽくて納得。

    1
    投稿日: 2017.04.05
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    かつては結婚詐欺や男女間での詐欺事件は、圧倒的に男が加害者であることが多かったらしい。 だが、最近は事件化するものは女が加害者であることが多い。 もしかしたら件数的にはそれほどではないのかもしれないが、犯行を繰り返す場合、被害者たちは命を落すケースが多いように思う。 この物語が初めて出版されたのは2014年8月。 そして「関西連続不審死事件」の犯人が逮捕されたのは2014年11月。 まさに物語を地で行くような事件が起きている。 資産家の老人をターゲットにし、命を奪い遺産を手にする。 「後妻業」は恐ろしさがページをめくるごとに迫ってくるような物語だ。 強欲でしたたかで計算高い小夜子は、次々と老人たちを篭絡し遺産を手にしていく。 悪女という形容がピッタリとくるような小夜子だけれど、強欲さにつけこまれ柏木に利用されていたようにも読み取れる。 「後妻業」のプロとして生きてきた小夜子が、逆に騙される側になることもある。 小夜子によって命だけでなく遺産も奪われた老人たちも、小夜子自身も、もしかしたらとても孤独だったのではないだろうか。 満たされない気持ちをお金で満たそうとした。 そんなふうにも感じてしまった物語だった。 それにしても、物語さえも軽々と越えてしまう現実が怖ろしい。

    2
    投稿日: 2017.03.23
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    実際にこういう事件、いくつかあったもんなあ……。 事件になってないだけで、いまも進行中のこういうの、たくさんありそう。 映画化されているので、そのキャストに当てはめて読んでました。 大竹しのぶさんはピッタリ。

    2
    投稿日: 2017.03.16
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    2016/10/29読了。 高齢の資産家男性を狙う後妻業のお話。 めっちゃ面白かったー! 映画は大竹しのぶと豊川悦司だっけ。 これは映画も観たい。

    1
    投稿日: 2017.02.10
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    91歳の耕造は妻に先立たれ、69歳の小夜子を後妻に迎えていた。ある日耕造が倒れ、小夜子は結婚相談所の柏木と結託して早々に耕造の預金を引き出す。さらに公正証書遺言を盾に、遺産のほぼすべてを相続すると耕造の娘たちに宣言した―。高齢の資産家男性を狙う“後妻業”を描き、世間を震撼させた超問題作。 ---------------------------- いやー非情極悪の世界で先がどうなるのかどんどん読めた。極道の世界にはやっぱり大阪弁という感じでやり取りも面白かった。本当にこういう事件あるんだもんね・・・男と女はいくつになっても男と女・・・怖い。

    2
    投稿日: 2017.02.10
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    結婚相談所で知り合った女性にこんなことされて老後の資金全部身ぐるみはがされたらどうしますか。絶望しかないですが登場人物の会話が軽妙洒脱でそこんところの暗さを和らげてる。むしろ大阪弁のリズムでズンズン面白く読めました。

    2
    投稿日: 2017.01.17
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    すっごいスピード。 で、引っ張られるように読み進めていけるんやけど、、、。 結末が、あっけなくて肩透かしを食らった感が満載、、、。 うん、面白かったんやけど、、、。 うん。

    0
    投稿日: 2017.01.04
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    再読。 資産家の高齢男性の後妻に入り遺産を狙う「後妻業」。 小夜子は結婚相談所を経営する柏木と結託し、後妻業を繰り返すが・・・ やっぱり怖かった。 2016.3.6 とにかく怖かった。 後妻業に狙われたら、寂しい高齢男性はひっかかってしまうだろうな。 ラストはあっけなかった。

    1
    投稿日: 2016.12.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    黒川博行は初読。 大阪弁が多く、少し読みづらい印象はあったけど、内容が面白く引き込まれた。映画は見てないけど、展開とかあぁ、確かに映画になりそう!って感じ。配役を知ってから読んだので、頭にはずっと大竹さんの顔が浮かんでた。 転籍したら結婚歴とかわかんないんだ!?っとか、相続のこととか、ちょっと勉強になりました☆ ちょっと現実感を感じないほどの悪だったけど、実際あり得るのかなぁ~??登場人物が多く、しかもおじいちゃんおばあちゃんばかりで...多少混乱。。 ラストはあまりにも唐突だったけど、悪の自滅は因果応報かなってところで私的にはすっきり。

    1
    投稿日: 2016.11.22
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    面白かったけど、思ってたのとはちょっと違ったかな。 資産家老人を狙った後妻業、とくれば、このオバサンは一体どんな手練手管で何人ものじいさんをたらしこむのか?そこが普通気になるとこじゃない?って思うんだけど、その辺の描写はほとんどなく、裏で糸を引く悪徳結婚相談所の方に重点を置いちゃってるし、最後はちょっと肩透かしな終わり方だった。 この作家の作品は初めてでしたが、とても読みやすい文章だったとは思います。 映画の方も観てみたいですね。

    1
    投稿日: 2016.10.30
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    羽田から熊本までの移動時間で読破できるくらい疾走感があって読みやすい。でも黒川作品に読後の爽快感はない。そこがいいところなんですけどね。

    2
    投稿日: 2016.10.17
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    黒川博行の初読み。 「読ませる力」は、十二分。気分の悪くなる題材に、胸くそ悪くなるような登場人物たちが動き回る……でも、結末が気になり読む手を止めさせてくれない。 そんな一冊。 ただし、結末も含め、不満も多数。 主な登場人物はじいさんばあさんと悪党のみ。 悪党どもが自滅していくのは、まあよしとしても…… ●あまりに唐突な、あの結末はね。。。 ●序盤で主人公と思わされた資産家の娘に、建築家としての仕事描写は、必要あったのか? ●思わせぶりに登場した“棹師”は、ろくにストーリーには絡まないし…… 死亡フラグの立ちまくっていた元刑事の悪徳調査員は…… ●死にもせず、金も掴めず。中途半端。 ★3つ、7ポイント。 2016.10.12.新。 巻末解説文は、久しぶりに面白い文章に出会えた。作家・黒川博行の人となりや夫婦愛の描写に、本編でささくれ立った心が癒やされた。 また、思わず読んでみたくなるような、過去作品の紹介も。 一気読みさせられはしたけれど不満も多いこの作品を読み終えて……。 この巻末解説文が無かったら、黒川博行は二度と手に取ることは無かっただろうけれど、おかげで、紹介されていた警察小説のシリーズは読みたくなったもの。 ※映画化記念の特別表紙が被せられてたモノを購入。豪華キャストの顔写真がズラリ。 ……他のキャストはまあ、さして影響されもしなかったけれど・・・読中、脳内で“小夜子”はずうっと大竹しのぶのまんま。存在感デカすぎっ(笑)。 ……↑こんなにも読後感が悪かった作品なのにも関わらず、大竹しのぶの演技を見るためだけにでも、映画を観てみたくなった(笑)。 ま、レンタルでいいけれど。

    4
    投稿日: 2016.10.12
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    罪悪感まるっきりなしの開き直りと軽快なツッコミの大阪弁のせいか、命を奪う悪巧みも軽く聞こえて小夜子たちにあまり嫌悪感を感じずにラストまできてしまう。小夜子の金に対するがめつさとか博司のコテコテのヤクザ口調とか憎めない人間くささがあって、怒りを通り越して笑えてくる魅力に抗えない。そう思わされるのもよくよく考えるとまた怖い話。 悪に浸かった濃い人生の結末はあっけなかったけれど、因果応報でスッキリ収まった。 本多と冴子、本多と橋口の人情を感じる関係がよかったな。

    1
    投稿日: 2016.10.09
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    大阪クライムノベル。強欲ババア、おっさん、元刑事の探偵、小心者司法書士、しっかりもの妹と呑気な姉、新地のキャバ嬢。キャラ描写が面白く一気に読める。後半のスピード感はハンパ無い。梅田周辺のホテル、堀江のタワマン、四国のレンタカー屋、江坂の結婚相談所。映画も面白そう。

    2
    投稿日: 2016.10.07
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    (好みではないだけで本として面白くないことはない、と前置きしておきます) 性的なもの、暴力シーンのどぎつい表現にどぎまぎしたり、(大阪出身なので)しっている地名や住所がたくさん出てニンマリしたり、なかなか心忙しい本でしたが、最後には悪いことしたらこうなるねんな、いうことをありありと思いしらせてもらいました。。 夜中に読んでいたのもあり、ハッピーじゃないエンディングにその後なかなか寝付けませんでした。。 もうね、小夜子が口も行いも悪くて悪くて悪くて悪くて!こんな人ほんまにいるんかいなと、そこに気悪くなりました。 映画版のTVCMを見て勝手にポップな感じで本を読んだのですが、全然違います。

    2
    投稿日: 2016.10.06
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    割と単純なストーリーなので読みやすい。 弁護士、司法書士、金融機関、相続、、、についてそこそこ知っている者としては「いやいや、それはないでぇ」と言いたくなる場面も多々あるが、それは刑事さんたちが読んでも同じように思う場面があるんだろうなと。 後妻業がメルヘンではなく実際に簡単に実行可能(実際の事件もあったし)なのでリアリティがあって引き込まれた。

    2
    投稿日: 2016.10.02
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    映画化されている「後妻業の女」の原作 義父が面白いから読んでと貸してくれました。 義父は大丈夫だろうか…と少し心配になる(笑) テンポ良く展開されるが、最後はやはり悪いことをするとこうなるのか…と思う結末に。 一つ気になるのは今、銀行業界こんなに簡単にはお金は払い出しできないはずなんだよなぁ。

    1
    投稿日: 2016.10.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    結局最後は誰も得することなく終わるのか。 金の亡者になってはいかんね。 展開もスピーディーで面白いんだけど、出てくる人、出てくる人、みんな金、金、金で、いまいち気分悪い。

    1
    投稿日: 2016.10.02
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    映画化されてからこの原作を知って読んでみた。 リアルにこういう事ってあるんだろうなぁと思ってちょっと恐ろしいけど、作品として面白かった。 黒川博行さんはリアルにこだわり、関西を舞台にした作品しか書かないとあとがきにあったけど、関西弁が見事にこの話にハマってる! 別に関西人だけが後妻業をするわけじゃないけど、周りの人物にワルが多く、この作品は本当に関西弁がバッチリ。 映画も観たけど、ラストは映画の方が好きかな。 小夜子が息を吹き返し、また次の獲物を求め。 何より探偵の本多が本だと書かれてないけど、きっと恐喝や傷害で道づれになって捕まりそう。 映画はなんでこのまま?って思うけど、後味的には映画の方がいいな。 ま、R12指定だったけど、12歳以上でもとても未成年に見せようとは思わないけど。 大人にはオススメ。

    2
    投稿日: 2016.09.24
  • テンポ良い作品です

    どこかでちらっと見た書評がそこそこ良さそうだったのと、映画化したらしいという情報があったので読んでみました。 著者は恐らく初めて読むのですが、関西弁含むテンポや登場人物のキャラ立ちなどなかなか面白かった。最後はまぁあんなものだろうなぁ、って感じ。

    1
    投稿日: 2016.09.09
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    映画「後妻業の女」原作。現実に遺産目的の事件が大きく報道されたときに単行本で出版されていた。色と欲は衰え知らず!

    2
    投稿日: 2016.09.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    題名と映画化に惹かれて読んでみた。 とっても面白くハラハラする場面と物語のアップテンポさが心地良い。 「後妻業」と要するに結婚詐欺の極悪非道なだましを業とすることだったのだけれど、これは是非、臨場感あふれる映画で観てみたい。 久々の日本版ハードボイルド!!

    1
    投稿日: 2016.09.04
  • 予想外の展開

    もし自分の身内が亡くなった時にこんなことに巻き込まれてしまったとしたら。 想像するだけでも恐ろしいです。 なんとか遺産の一部だけでも取り返そうとする姉妹に共感し、 自分だったら姉妹のどっちの立場になるだろうとつい考えてしまいます。 高齢の資産家男性を騙す後妻業の女とそれを裏から指図する結婚相談所の所長。 なんとか遺産を取り戻そうとする姉妹。後妻業の女と結婚相談所の所長の 弱みを握って金銭をせしめようとする元マル暴の刑事。 各々の思惑が入り乱れて、読み始めた時に想像していた展開とは 全く違ったエンディングになります。 すごくスリリングな展開で一気に読めるすごく面白い作品です。

    4
    投稿日: 2016.09.02
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    図書館での長い予約の末、 映画公開のこのタイミングでの読了。 いやぁ、下品だ。とっても下品。 小夜子という女も結婚相談所の社長も からみつく爺さんも。 これ、この、下品な感じ、 大竹しのぶとか上手なんだろうねぇ、と思いつつ読む。 小説の中での後妻業の女は69歳。 新地のホステスが、「そんなおばあちゃんが。。。」と思わずいうのだけれど 69歳という年齢がとてもリアル。 濃いキャラクターばかりで 悪くない人も悪そうな気がしてくる。 資産家の娘だって、色々ありそうだし。 騙される側の気持ちは一切書かれていなかったけれど、 おじいちゃん達はどう思っていたんだろう。 案外、娘にだけは渡したくない財産。。なんてことも あったんじゃないかしらとか、 意地悪く考えてしまった。

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    投稿日: 2016.09.01
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    テンポ良い場面展開に大阪弁での会話文がスピードを上げさせ、一気に読んでしまった。法律用語にもその都度説明を持たせ、何よりも小夜子と柏木の後妻業の実態を追う本多とその周辺のわかりやすいストーリーが作品への印象を重厚且つ引き締め、疾走感が高まっている。ただMAXなスピードのままゴールを駆け抜けていってしまったので、爽快感は得られたが余韻に浸れなかった。もっと読みたかった一冊。大阪の土地鑑があればもっと楽しめそう。

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    投稿日: 2016.09.01
  • 関西弁の圧倒的迫力ドラマ

    読んでいるうちに、まともな生活がバカらしくなるほど浮き世ばなれした関西弁のドラマ。果てしなく続くかと思いきや、アッサリと物語をたたむ鮮やかさ。爽快感すら残る。

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    投稿日: 2016.08.28
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    さて今月も良いペースで読み続け、次は何をと思った時に、丁度、今日から公開される映画のCMを見て、この本にしてみた。 前から気にかかっていながら、ちょっと厚いのがいやだったのだけど、パラパラ中を覗けば会話が多く、これならサクサクいきそうね。 高齢の寡夫に取り入り、早めにあの世へ逝かせ、財産を掠め取る。 結婚紹介所のトヨエツと後妻業のエース・大竹しのぶ、って、どうしても映画の映像が目に浮かぶ。文庫本のカバーも掛け替えられて、これはなかなか豪華キャスト。 のっけから、死にかけのターゲットに一服盛ったり、娘二人と諍ったり、金庫は破るは、貯金はおろすは、家の権利は丸めるは。 作中に『一言優しい言葉をかけられれば、ほぼ例外なく交際を望んで驚くほど安易に金を出す』とあるけれど、男というのは本当にどうしようもないねぇ。う~ん、私も自信なし? 91歳で見た目大往生の後に来る遺産分け。公正証書遺言を盾に全てを我が物にしようとする婆に、娘姉妹の依頼を受け追い縋る弁護士、警察崩れの血が騒ぐ興信所の調査員。更に現われた、どういう役回りか、婆をも誑かす下半身丈夫。 法律を盾にした戦いはまずまず面白い展開で、調査員が真相に迫っていく過程を楽しみながら、深入りしていく危うさに物語の結末を予感する。 危うさの均衡が崩れる終章は、かなりホロ苦、遣る瀬無い。

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    投稿日: 2016.08.27
  • 憎めない悪役たち。「人間って、ほんまあほやなぁ」

    おもしろかった。資産家の老人の後妻に入り、彼の死後、遺産を総取りするのが後妻業。それを生業とする小夜子が主人公。彼女と結託する結婚相談所の所長を始め、悪い奴が次から次へと出て来る。彼らは金をだまし取るのは朝飯前で、金のためには殺人もいとわない。でも、なんだか憎めないんだよね。みんな金がほしいという欲望に正直な”純”な感じがするし、各人に愛嬌がある。全ての会話がユーモラスな大阪弁で進められるのも一因。作者の「人間って、ほんまあほやなぁ」という気持ちが伝わってくる。

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    投稿日: 2016.08.25
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    映画の宣伝をみて気になったので図書館で借りた。 続きが気になり、さくさくあっという間に読みおわる。 原作だと不快感強いけど、映画はどうなるのかな~ 他の作品もよんでみたい

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    投稿日: 2016.08.23
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    テンポのいい関西弁の掛け合いは黒川作品らしいですが、内容は、今までとちょっと違う雰囲気でした。 登場人物が多すぎて、ちょっと混乱します。(笑)

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    投稿日: 2016.08.22
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    「後妻業」。字をみればどんな職業かはわかるけれど、わかっていても話にのめり込めました。ただ、話を手広く広げたわりには最後が予想以上にあっさり過ぎて拍子抜け。もう少し濃い感じのラストを期待してしまいました。

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    投稿日: 2016.08.14
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    地元感満載でリアル。人間の底なしの欲求が溢れてて、物語の中身は非常に濃厚なのにこの空虚感は何なのか…。

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    投稿日: 2016.08.03