Reader Store

総合評価

427件)
3.8
79
207
91
19
7
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一気読み。話の先がめちゃくちゃ気になってしまう話の展開方法が秀逸ですよね。 達也というキャラクターの悪辣ぶりに戦慄するしかなかったです。とにかくサイコパスモンスター。 周囲の善良な人々を不幸のどん底に突き落としていくその卑劣な手口に、ただ震えました… しかも、小学生の頃からとか怖すぎる。生まれながらの悪魔です。達也の様々な悪事に吐き気を感じるばかりでした。 そんな達也に自分の人生を壊されてしまった圭輔。ふつうの感覚の持ち主だと思いました。圭輔はこんなストーリーには必然であってほしい強くたくましい正義のヒーローではないけれど、あんな目に遭いながらも卑屈になることなく前を向いて生きて、弁護士の道に進んだことに感動しました。 そこまでには弱さだったり迷いがいっぱいあったようだけど、圭輔は寿人という友人に出逢えたことで自分を見失わずに生きてこれたんだろうなと思いました。 寿人がいなかったら、真相に迫ることはできなかったんじゃないかと。寿人いい人だった…圭輔は真琴より寿人とつきあったほうがいいよ… どこかに達也のようなモンスターがいるんじゃないかと思ってしまう生々しさがある、まさにイヤミスと呼べるストーリーでした! 他の作品も読んでみたくなりました。

    1
    投稿日: 2019.10.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    とにかく終始イライラしたが、最後はページをめくる手が止まらず一気読み。目が疲れた… しかし、達也という野郎は最悪なヤツなんだ。まず、コイツでイライラ。あまりにもイライラして、前半はほぼ流し読み。また圭輔は圭輔で何も言い返せず、こっちもこっちでイライラ。 だが、圭輔が弁護士となり、達也が警察に逮捕され圭輔に弁護を依頼するところから話が進む進む。 結局はそうなるよねという感じにはなるんだけど、それまでの進め方が私の好みでした。

    1
    投稿日: 2019.09.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    まだ読み始めたところですが  読み進むにつれてイライラしてきますね この達也という子どもとその家族に いろんな物語を読んだつもりですが、架空のストーリーにここまで感情を移入させられることはなかった 見方を変えればよく書かれた物語なんでしょう

    1
    投稿日: 2019.09.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2回目。 本書は二部構成で、 1部は主人公・圭輔の子供時代の話。遠縁の親戚浅沼道子・達也との関係や両親を亡くした後の境遇が書かれている。 2部は圭輔が大人になり、弁護士としての物語。達也が逮捕され、その弁護をして欲しいと依頼が来るのだが…達也の本性に迫っていく。 何年か振りに読んでみた。内容はほとんど覚えていなかったが、やはり印象は強烈である。 自分の手は決して汚さず、言葉巧みに周囲を動かし、自分の望む結果へと持っていく… 狡猾過ぎる程の達也と圭輔はどう対峙するのか。 読み応え抜群。 きっと達也の様な人間は気づかないだけで自分の周囲にも居るのではなかろうか、と感じるほどである。

    1
    投稿日: 2019.09.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読んでいて辛くなるほどの仕打ち… 平穏な親子三人の家庭に、突然降りかかる悲劇は読み進めれば進めるほど、心がきゅーっと締め付けられていきます。二部構成の一部は、中学校三年生までが描かれています。 二部は、彼が弁護士になってから、なんの因果か弁護を指名され、あれよあれよと彼の手中に。 決して、自ら手はかけることはない彼、どうやってその息の根をとめるのか。

    1
    投稿日: 2019.08.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    背筋鳥肌立てながら一気読み。おぞましい小学生〜中学生時代の1部を経て、主人公が新米イソ弁として国選弁護人をする第2部となる構成。前半の展開が丁寧に書かれていたのに比較すると、悪役を懲らしめる終盤が淡白に進みすぎるのは今ひとつだったが一応大円団。

    2
    投稿日: 2019.08.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    一応、勧善懲悪になるのだろうか。達也の悪人ぶりは凄まじい。ここまで読んでいる人間を苛々させる登場人物も珍しい。その反感が大きければ大きいほど、物語の中に没入してしまう。ただ、タイトルの代償を大きく活かすのであれば、圭輔の「代償」を遥かに上回る辛苦を味あわせなければいけない。読み手として、それだけを期待して読み進めてきたわけだし、パラコートで苦しむ描写を詳細に書いてこそ胸がスッとするものだ。中華料理店を主人公たちが去った後ではなく、まさにその目の前で毒で苦しむ様子が見たかったと思う私は、歪んだ正義感が強めなのだろう。

    2
    投稿日: 2019.07.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ページをめくるのが怖くなるくらい、リアルな悪が書かれていた。正直、胸糞が悪くなるシーンが多かったが、そこが見所だろう。最後は、どのような制裁が下るのだろうかとどきどきしながら読んでいた。刺激を受けるミステリー本だった。

    4
    投稿日: 2019.07.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    啓文堂激推しも、悪い奴はトコトン悪いと言うこと、がわかったくらいか。ページを捲るのももどかしい本はなかなかないよな。

    1
    投稿日: 2019.06.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    悪の権化のはずなのに、現場で何もせずに「やめろよ」なんて声をかける。これが犯罪者にならないという事実。とにかく人の心を操るのが上手いんですね。不幸な事故をきっかけに、子供の頃彼と彼の母親の理不尽な悪意に翻弄された圭輔が弁護士となり、容疑者となった彼に弁護を依頼されます。彼は全く変わっていない。相変わらず人を操り弁護人の彼すら翻弄します。今度こそ圭輔は過去の事件を含め彼の尻尾をつかめるのか。法廷ミステリと思いきや後半は意外としっかり本格です。ああ、現実の世界ではこんな男が野放しにならないことを信じたい。

    0
    投稿日: 2019.06.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いいかげんにしろ、おもしろすぎるわ。と、謎の罵倒が脳裏で生まれる。明日は昼一から会議があるのに、こんな夜更けまで。 特に第1章はしんどい祭り。2章もしんどさが積み重なっていきます。それがこんなにおもしろい。 達也が勾留中にもかかわらず「圭輔!うしろー!」と怯えながら読むこともありましたが、そんな事あるはずもなく。つまりはただの人間。魔法使いでもなければ、馬鹿みたいな戦闘能力を持つ大きなヤクザのトップでもない。人脈も含め、常識の範囲内の力で、根っから腐り狂っている。それが怖い。 サイコパスの余韻を残したまま眠ります。

    2
    投稿日: 2019.06.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公の圭輔は、事故で両親を一度に亡くしただけではなく、親戚の家に居候させられ、ひどい扱いを受ける。大人になった圭輔は弁護士となるが、親戚の達也の弁護をすることになる。 幼少期に両親を亡くすだけでも絶望に見舞われるだろうに、居候先には不気味な同級生達也がいて絶望的な毎日を送る。私だったらぐれてしまうところだが、頑張って弁護士になり、自分の道を歩むようになる。いろんな不幸を境遇のせいにしてはいけないという教訓だと思う。次にどうなるか、はらはらドキドキで一気読みしてしまう小説。

    1
    投稿日: 2019.06.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    第1章読むのが辛くて(ムカつきのあまり)、第2章でやれやれと思ったのもつかの間、大変ムカつきました!最後の最後でようやくちょっぴり一泡…てな感じですがまあ達也はサイコパスだから収監よりも後遺症くらいがいいのかな。

    1
    投稿日: 2019.06.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初めて読んだ作家だが、とても面白かった。 根っからの悪人であり、自分では手を汚さず他人の心を操って犯罪を犯させる達也は、『けものの城』のヨシオを連想させた。自分自身の手で犯罪を犯すより、他人をマインドコントロールして犯罪を犯させる方が、たちが悪いと思う。そのような人が世の中に実在するのは恐ろしい。 最後まで気が抜けずに読み進み、最後の方になって勧善懲悪の結末となったのにほっとしたが、少年時代の火事は達也が仕込んだことなのか、達也に毒を盛ったのは道子なのか、最後まではっきりとわからなくて、読み終わってもすっきりしない。

    2
    投稿日: 2019.05.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    こんなに胸糞悪い悪役がいただろうか。読むに堪えない。 そして、こんなに不甲斐ない主役がいただろうか。 これで弁護士か。 しかし、心揺さぶられ、気になり、ページをめくる手が止まらない。 これはやられた。

    2
    投稿日: 2019.04.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    こんな悪人には、どうか見るも無残な最期をと願いながら、最期に続くページをめくり続けた。結末は見るも無残な最期ではなかったが、それなりの罰が当たった。胸糞以外の言葉が思いつかないくらいの「悪」を詰め込んだ達也。正直これでは物足りないと思うラストだったが、そこがまたノンフィクションのようで現実味が増す。コテンパンに罰が当たるラストはスカッとする。でもその余韻から引き戻された時に、そっかフィクションだもんなって思わされる。これからジワジワと、そして一生続くであろう罰こそがリアルを帯びて後味が悪い、いい意味で。

    9
    投稿日: 2019.04.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    短いタイトルっていいですよねっ! タイトルが長くて、いい小説って、あんまりない気がするけど、気のせいかな?w あと、装丁も大事! 最近、イラストってゆーか、漫画ちっくなの多いけど、なんか軽く見えるー。 ま、それで当たりなのかもしれないけどっ!?www さて、こちらの小説ですが、私にしては珍しくお初の作家さんの作品をジャケ買い!w いやー、大当たり!!こーゆーの、引けたら嬉しい!! なーんて、実は傑作として知られてたりしたら面目ない! ・・・って、ググってみたら、ドラマ化もされてたー!情報も大事~!www んで、肝心の中身ですが・・・いやー、かなりムカムカとけったくそ悪い内容が 延々と続くので途中で読むの嫌になってきちゃうんだけど、主人公の弁護士くんに 負けるな!頑張れ!ってな気持ちで。 って、全然おススメな感じになってませんが、けったくそ悪いでも途中で放り投げない よー、という読み手の方はぜひ!おススメです!!

    4
    投稿日: 2019.03.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前半の胸糞悪さは今までで一番なんじゃないかな。本当に本を閉じて読むの辞めようか一瞬悩んだくらい。ただそこまでのものを読者に植え付けるほどインパクトはある一冊。後半のスッキリ具合が前半の重さに比例して軽い感じだったので4つ。

    2
    投稿日: 2019.03.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    やっと読み終えた。 とにかく登場人物がクズで、腹が立ってイライラして、なかなか読み進まなかった。 それにしても、あんなにも嫌なヤツに描けるというのがすごい。 主人公がタフだ。途中メンタルクリニックに通ったりもするが、基本的にタフだ。 だからなのか、終盤は次から次へと展開が早い気がした。

    0
    投稿日: 2019.02.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    二重になっている宣伝用カバーの煽り文句に惹かれて店頭購入。 確かにグイグイ読み進められるのだけど、一部及び二部の半分くらいまでほんとにムカムカが止まらない。 果てはなぜにこんな人間の思うようにされてしまうのかとイライラも頂点に達しようかと思っていたら、ようやく形勢か変わってきたか?と思えるようになったのがほんとに終盤。 最後はほんとに一気読みでした。 まさかまた覆されたり?とか、なかなかうまくいくのかハラハラして途中で止まることはできなかった。 なかなかに面白い本だったけど、ほんとにずっとイライラしてしまったので、☆は4つとします。

    4
    投稿日: 2019.02.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公の幼少期はページを捲っても捲っても救われず、不幸の谷にどんどん落ちていく。その中で暖かい人たちに触れる瞬間がとてもいとおしく、思わずもらい泣きしそうになることもしばしば。 後半は、よくもスレずにいい大人になってくれたとただただ嬉しく、誰が代償を払うことになったのかが分かったときは、ようやく報われたか…と心の底からほっとした。

    1
    投稿日: 2019.01.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    圧倒的な悪に埋め込まれた心の闇に、弱者として描かれる主人公が向き合っていく物語。 第1部は心の闇が出来上がった様子 第2部はリーガルストーリーとして展開される、その心の闇に主人公が、逃げたくなるけど向き合っていき、カタをつけていく様子 が描かれてます。 力強い、ブレない主人公とは反対の本作の主人公:圭輔。 不遇な運命に翻弄されながら、最後は希望を持てる終わりでした。 イヤミス、と言うけど、 絶対的な悪として書かれてる達也には嫌悪感を感じるけれど、でも総じて引き込まれた本でした。 450pのボリュームにしては、短期間で読み終えることができた作品でした。

    2
    投稿日: 2019.01.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    書下ろし長編ミステリ、初めての伊岡瞬。 不幸な境遇で、一時同じ家で暮らした少年二人が、弁護士と被告の立場で再会し、強盗殺人の真相に迫る内容です。 こう書くと正義の弁護士が無実の幼馴染を・・・と思うかもしれませんが、全く違います(^_^;) ネタバレになるので詳細書きませんが、とにかく一気読みの快作!ですが、なかなかのイヤミス!!法廷劇としても面白さもプラスされ、私的はキライじゃありません!!・・・ま、ちょっと落とし所に首をひねりましたが・・・ 好き嫌いの分かれる作品です。ある程度エログロと悪人描写に耐性のある方以外にはオススメしません(^^)

    0
    投稿日: 2019.01.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    純粋な主人公が可哀想で読むのが嫌になりました。買ったからには最後まで読みましたが、私は好きではない内容。 好き嫌いは人それぞれなので1度読んでみてください

    2
    投稿日: 2019.01.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    素直な心をもつ主人公が、生まれつきの悪人に子供時代も大人になってからも翻弄されるお話し。前半は読んでいて気分が悪くなってくるが、後半の推理・探偵の場面になってからはだいぶ読みやすくなった。この世には絶対に関わってはいけないタイプの悪人がいることを教えてくれる小説。

    1
    投稿日: 2019.01.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    同じ家で育った二人の少年。一人は弁護士に、一人は犯罪者となった。この犯罪者側の達也は、第一部で描かれるように小学五年生ながら狂った人格で、巧みに人の心を操りたくさんの人を貶める根っからの極悪人。この達也を、弁護士である圭輔がどうやっつけていくのか、というお話。 この達也があまりにも切れ者で、このままなんの処罰も受けず社会に野放しにされるんじゃないかと思ってしまうのだけれど、やはり最後は圭輔と、彼を助けてくれる寿人がきちんと懲らしめてくれる。弁護士を題材にした話だと、冤罪を被った被告人を救うというような話が大半だと思うのだけれど、本作ではまた新しい切り口からのストーリーで、本の分厚さから敬遠していたけれど読み始めたら一気に読めてしまった。

    0
    投稿日: 2019.01.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    胸糞が悪くなるーーーーー!!! 読みながら、私だったら…と、仕返しを考えてしまうくらいに。 そんなこんなでページをめくる手は止まらないのでした。

    1
    投稿日: 2018.12.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    今までの小説でダントツの悪役が登場し読むたび、気分が悪くなるほど嫌な展開が続いた。 誰もが過去に過ちを犯した代償を負っていく姿が描かれていた。主人公の圭輔とは真反対といえるくらいの達也。全ての行動が怪しく感じ、そして伏線も張られているサスペンスミステリーだった。初めて推理小説を読んで頭を使いながら読めた。達也も今までの罪を全て贖えたかどうかはわからないが、バチが当たってよかった。本を読むようになって伏線をなんとなく回収できるようになった。サイコサスペンスなども読んでいきたい

    1
    投稿日: 2018.12.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    出逢った当初から危険信号が出ていた遠縁の親戚親子。同学年で家が近いという事情から、何かと接触の機会が多かったが、知れば知るほど不気味な家族だった。そして主人公宅を襲った不幸な事故。その後、奴らに引き取られることになるが…。 読後感が悪いという表現はよくあるが、そういう言い方をするならば今作は読“中”感が非常に悪い。読んでいてこんなにムカムカ〜イライラ〜してしまう作品も少ないです。が、だからと言って面白くないかと言えば、めちゃくちゃ面白い。夢中で最後まで一気読みしてしまうくらい。と言うか、この胸のムカつきは、どう最後で消化してくれるんだろうと一気読み。伊岡瞬さんは初読みですが、楽しませて頂きました!

    2
    投稿日: 2018.11.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    半年くらい前に本屋で買って一部まで読み、面白かったんだけど間空いてしまったので、また一部から読み始めた。面白くて新生児育児の合間を縫って5日ほどで読了。 あらすじ書くとネタバレしてしまうので、触れないでおくが、やや都合が良すぎるような、、と頭をひねる箇所もいくつかあり。 なかなか予想のできない奇想天外なミステリー設定なだけに、登場する人物たちの人間の書き方が粗いような。。色々とうまくできすぎてる感じが否めない。 最後白石弁護士とはどうなるのか。

    1
    投稿日: 2018.11.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人は人の気持ちをコントロール出来るものなんだろうか… 知らず知らずのうちに 自分の行動が自分の意志でなく他人から影響されたもので動かさせたものだったら… そう考えると、自分の意思に自信が持てなくなりそうで少し怖くなった

    1
    投稿日: 2018.11.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    悪が悪過ぎて。 良心が心細くて苦しかった。 面白かったのか・・・ 最後までスッキリな終わりではなく、どんより。

    2
    投稿日: 2018.10.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    第一部、平凡な家庭で育った圭輔の遠縁の達也が接近、父母の事故死、達也家で抑圧された生活を送ることに。第二部、弁護士となった圭輔のもとに、達也からの依頼、有罪確定のはずが鉄壁のアリバイ、弁護士生命が危ぶまれることに。 評判のいい悪人>評判は悪いけど見える罪は犯さない悪人>悪い悪人。まだまだ中レベルだ。

    0
    投稿日: 2018.10.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    前半はグラスに排水溝の奥のヘドロをなみなみとついで、目の前に置かれたような話。 後半からガラッと雰囲気は変わるものの、やはり酷さは変わらない。最後まで不快な気持ちはスッキリしなかった。 読後に、あれ?代償って何だったんだろうって思った。あの程度では、全く、ざまーみろとも思えなかった。それくらい達也の代償は私からしてみたら軽すぎる。達也があっさり死ななかっただけまだマシか。 主人公が少年の頃、きちんと達也と距離を取りたいと意思表示しなかった代償はあまりに重すぎる。家のお金がなくなってる時に、達也に対処しなかった主人公の両親の代償も重すぎる。しかし、仮に、なにかした所で、達也達は1度目をつけたターゲットを逃すわけがないかとも思う。 じゃあ、どうすればよかったの?考えても答えは出なかった。

    2
    投稿日: 2018.08.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公が子供の頃の話と大人になってからの話の2部構成になっているのだが、第一部の子供の頃の悲惨さな一気に読ませる迫力がある。 が、達也のことをそんな小学生がいるのか?という具合に思ってしまった。 でも、素直に面白く読めた。

    1
    投稿日: 2018.08.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    著者初読み。火事がきっかけで同居することとなった圭輔と達也。中学に入り、お互いの関係が崩壊し、達也の母親が補佐人となり、死神の存在が更に家庭は崩壊していく。残酷な思春期を送った圭輔はその後、弁護士となり、同級生の達也は被告人という立場で再会する。達也の言動やサイコパスな性格からの末路に恐怖を感じてしまう。死神と呼ばれた男性の死体が発見されその容疑で母親が捕まり、サイコパスだと後味が悪い。圭輔は同級生との弁護の件で失意のどん底に落ちてしまったが、弁護士事務所の他の弁護士らの尽力で一矢報われ、安堵な読後。

    1
    投稿日: 2018.08.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    達也のような小学生が本当に存在するのであれぼ、恐ろしいことだと思った。 どうやって罰せられるのか気になりとまらなくなりました。

    1
    投稿日: 2018.07.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    するする読めた。悪者が救いようのない悪すぎて何度吐き気がしたか分からない笑 悪を悪としか定義しない物語も好き(この作者さんもあとがき曰くわざとそう描いている)だけど、宮部みゆきの「模倣犯」とか薬丸さんの作品とか読むと、胸の悪くなるような犯罪者も、そうなるまでの辛い境遇などがあるんだなとやりきれない。

    7
    投稿日: 2018.06.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    全体的におどろおどろしい感じの本。「グロテスク」を読んだ時と同じ救いのなさを感じたな…私は本でも映画でも、悪役にもどこか共感したいという気持ちがあって、でもこの悪役には1ミリも共感できなかったから凄く苦しかったな。何度も読むの諦めようと思ったけど救いを求めて読み進めました。でも「代償」が、奴が人生通してやったことに対しては甘すぎたので救われなかったし悶々とした…この本を読んだ後はしばらくドッと疲れた。

    2
    投稿日: 2018.06.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公は気弱な中流階級の圭輔で、親戚で友人である男との因縁の物語です。 1部が幼少期、2部が成人期と話が2部構成で、話の舞台がガラッと変わる。 えげつない話もチラホラと入っているので、そう言うのが嫌いで無ければ、大丈夫かと。 こんな人間と関わったら自分はどうなるだろうかと考えてしまいました。

    1
    投稿日: 2018.06.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    不快。ただひたすら不快。 達也にいちいちイライラしながらも続きが気になり一気読み。まさに帯に書いてある通り一気読み絶対保証。 そして解説を読んでなるほど、と思った。 「根っからの悪を書いてみたいと思い書き始めた」 作者の思惑通り達也には始終イライラさせられました…。 最後も思ったほどスッキリしなかった。 正直、好みの話ではないけど面白かった。

    2
    投稿日: 2018.06.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あっという間に読んでしまった。勧善懲悪な展開はやはり清々しい。ただ、内容自体は二時間ドラマ的なので宣伝文句ほどの衝撃はなかったかも。主人公よりも相棒が有能なパターン…。

    6
    投稿日: 2018.06.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ずっと悪い同級生が何をしでかすのか、いい緊張感のおかげで一気読み。著者の他作品もチェックしたくなった。

    1
    投稿日: 2018.06.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    読んでいて気持ちが悪くなるくらい達也という人間が許せませんでした。 こんなサイコパス野郎にはとことんひどい罰を与えてほしい…と心の底から願いながら読みました。 圭輔は、過去の一回だけの過ちを後悔し続け、それゆえにいつになっても達也につけ込まれてしまう。。 けれど、昔の関係とはもう違う。 圭輔は自分の努力で、達也と道子の罪を暴き、二人に代償を支払わせる道が見えてきた。 達也にはもっともっと酷い目にあってほしかったですが(苦笑)圭輔が前向きになれたようで良かったです。

    8
    投稿日: 2018.06.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    新幹線車中で一気読みです。すごく評価されていい作品。 両親が不幸にも火災でなくなり親類に引き取られた主人公と引き取り先の同年代の親類の物語。 目を背けたくなるような場面も多いですが臨場感あり最後まで飽きません。欲をいえばラストはちょっと残念かな。もう少し捻ってほしかった。

    2
    投稿日: 2018.06.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白くて一気に読んだ。冒頭を読み進めながら、「俺はこの話が勧善懲悪的に終わらなかったら作者を死ぬほど恨むだろうな」と思った。鮮やかなまでの悪とどう立ち向かうのか、これ以上不幸が起きないで欲しい、とラストまでスリリングに読んだ。ラストはページが足りないんじゃないか?と不安になったけど、直接対決を経て、もう少しスカッとするかと期待してたんだけどな、と言うくらい綺麗に終わった。もっとバタバタやどんでん返しがあるかと最後まで油断できなかったし、その筆力は素晴らしい。終わってみれば本当に、猿蟹合戦に匹敵するようなド勧善懲悪的な物語だった。しかし久々に見るくらいな気持ちいい悪役だった。

    5
    投稿日: 2018.05.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ここまで悍ましい犯罪者を描いた作品も珍しいのではないかと思う。 主人公の置かれた立場があまりにつらすぎて、毎日少しずつしか読み進められず、気が滅入り何度も挫折しかけた。この辛すぎる状況を作った犯罪者に、絶対「代償」を払わせてやれるのだと固く信じて、何とか1部を読み終える。 少年期は唐突に終わり、やっと復讐できるのかと2部を読み進めるも、なかなかその機会が訪れないばかりか、反対に窮地に陥れられる主人公。まさか、こんな極悪人が野放しになってしまうのか。胸を抉られるような辛い展開だったが、作者の良心を信じ、最後まで読んでどうにか救われた。不本意ながら、面白かった、と言わざるを得ない。全く心は晴れなかったが。

    20
    投稿日: 2018.05.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    いわゆる「嫌ミス」の部類に入ると思うが、幼いころに虐待を受けた主人公が成長していく姿は読みごたえがあった。幼馴染の親友が謎解役として活躍するのはミステリーの基本プロセスすぎて少しひねりが欲しかった。小栗旬主演のドラマとはだいぶストーリが違うよう(見てはいないが・・・。)神木隆之介を主人公に据えて映画化して欲しい。

    2
    投稿日: 2018.05.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    昔できてしまった運命は大人になってもなかなか変えられず、それを自分の一部として生きていくしかないもの。 クズはクズ。そんな人間と離れるのも一苦労。

    2
    投稿日: 2018.04.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    正直キツかった…。 平凡な家庭で育った圭輔が転落させられていく様が、どうにも見ていられなかった。 達也の悪どさに毒されました。 抗えなそうな悪意に強い恐怖を覚えると共に、頭が良くないと出来ない事だよなぁ、と変なところで感心してしまう。 達也がやった事を考えると、どんな償いをしても『代償』を払うことなんか無理なんではないかと。 神経を削られた一冊でした。

    1
    投稿日: 2018.04.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    帯通り一気読み。 まぁ、胸糞悪い内容ですが… 初めは達也はそんなに悪い奴ではなく…とも思っていたが、、、 でも達也も被害者だと思う。あんなくそ親元にいたら自分をどう上手く守っていくなってしまう。 話の進め方も内容もスラスラ入ってくるので読みやすい小説で、登場人物も分かりやすく小説の内容に対し無駄な話しもなくと面白かったです。 圭輔と寿人の友情に感動!!

    1
    投稿日: 2018.04.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    内容が気分悪すぎて高評価する気になれません。終わりよければ全て良しってわけじゃない。なんとも嫌な気分になる本でした

    2
    投稿日: 2018.04.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    道子と達也の母子が他人の心を支配する怖さと、彼らに翻弄される人たちの無力感の表現が巧みです。 不快なのに続きが気になる質の高い作品なので高評価を付けますが、自分の好みとはとても言えないです。もっと徹底的に溜飲が下がるラストでもよかったかな。

    1
    投稿日: 2018.03.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白い?ので一気読み。最後まで興味深く読むことができた。星が4なのは描かれている悪が共感できるところがまったくない悪だったから。アンチヒーローなどの愛すべき悪に慣れているとしたら、今一度、純度の高い悪を知るのにいいかもしれない。

    2
    投稿日: 2018.03.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    火災によって両親を失った圭輔は、遠縁にあたる達也の家で暮らすことに。達也は計算高く、自らの手を汚さないものの、周囲の人々を不幸にさせる悪人であった。中学に入り寿人という友人を得て、悲惨な状況を抜け出した圭輔は、大学を卒業し弁護士となる。そして、ある日達也から弁護の依頼が・・・ 少年時代のこれでもかと続く悪事は、気分が悪くなるような箇所も。最後はそれまでの重たい悪事に比べるとわりとあっさりだが、救いがもてた。

    13
    投稿日: 2018.03.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    悪役の姑息で嫌な存在としての描かれ方が飛び抜けていて、本当に胸糞悪くなる。※褒め言葉です 裁判の展開や最後はすっきりさせてくれるところなど、爽快感も有る。

    2
    投稿日: 2018.03.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    売れている本はやっぱり面白い、ドラマ化もされている。本で読めば映像で観たいとおもわないのだが、こちらは楽しめそうだ。最後まで結末のよめない展開にハラハラさせられた。第二部で、達也の弁護を引き受ける圭輔だが、その理由がなんとなく希薄な気がるすのはわたしだけでしょうか・・・関わらなければトラブルにも巻き込まれなかったはず笑 それじゃ小説にならないし、致し方ない。

    4
    投稿日: 2018.03.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    記録 圭輔の境遇が辛すぎて辛すぎて。 でも親友と呼べるような寿人と美果に会えて 本当に救われたと思う。 達也と道子の残酷さや気持ち悪さ、すごい。 自分に返ってくるっていう言葉は あながち間違いじゃない。 代償は怖い。

    2
    投稿日: 2018.03.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    レビューで評価の高かった本書を古本屋で見つけ手に取る。 中盤まで複雑な家庭環境に育ってきた達也と、ごく一般的な中流家庭で不自由なく育った圭輔を中心に進む。 中盤にかけ読むに堪えない達也の言動・キャラクタ設定と、達也を取り巻く人間関係。後半はそれに対し圭輔・寿人チームがその裏側を暴いていく。なかなかにすっきりしない結末ではあるが、世の中には達也のような人間が比較的身近に実在するのだろうと思えてくる。

    5
    投稿日: 2018.02.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    以前から気になってた作品。 ツタヤ行ったらドラマ化されてる! ということで、先にドラマで拝見。 ゾクゾクしたので、本にも手を出してみた。 やっぱり悪人は最後まで悪やねー。 ドラマと本では若干設定も違ったけど、 どちらも疾走感溢れてた。 リーガルミステリー?に近いやんね。 圭輔バーサス達也。残酷。 一気読み。

    4
    投稿日: 2018.02.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「一気読み絶対保証!!」なんていう帯に魅せられて・・・ 平凡な家庭で育ち幸せな生活を送っていた小学生の圭輔は、 不幸な出来事で両親を亡くし、遠縁の家に引き取られる事になる。 しかし、そこでの暮らしは、ひどいもので、 圭輔には、食事も衣類も何もかも、最低限のものしか与えられず、 まるで、奴隷のように扱われる。 そして、ここには、圭輔と同い年の達也がいて、 これがまた、冷酷でひどい人間で、 あぁ・・・もぉー!!  この家族って、いったい何なの!! などと、怒りがわくと同時に、 背中がゾクリとする、何とも言えない恐怖を感じた。 第一部は、こんな感じで、 何とも気持ちが収まらない・・・ で、第二部に突入。 ここからは、時が流れ、成長した圭輔が弁護士になっていて、 ある事件で逮捕された達也から、弁護の依頼が舞い込むのだが、 巧妙な罠が仕掛けられていて、 どうなる!?圭輔!? とにかく、ページをめくる手が止まりません。 興奮して、感情的になって、夢中で読みました。 衝撃のサスペンスでした。

    4
    投稿日: 2018.02.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    第1部では、温かい家庭で育ち幸せな生活を送っていた小学生の「圭輔」は、遠縁の親戚の同級生「達也」のせいで、一変してどん底な小学生〜中学生生活を送るはめに。 本題の第2部では「圭輔」は弁護士になるが、「達也」が逮捕され、弁護を依頼された。 二度と会いたくないと思っていた人物と再会し、辛い過去を再び向き合うこととなった。 先が気になって一気に読んだ。 面白かったけど、胸くそ悪い話だから読み返すことはしばらくないかな。

    2
    投稿日: 2018.01.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    続きが気になってしまい、一気に読んだ。 主人公である圭輔の人生が本当にしんどかった。 読むのもつらいほどだった。 それでも引き込まれてしまったのは展開が読みにくく、おもしろかったからだと思う。

    2
    投稿日: 2018.01.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    かなりダークだけど、面白かった。 実際にこんな家庭があるんだったら酷いと思うけど、ありそうな気もするし、こわいなあ。

    2
    投稿日: 2018.01.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後が物足りなかった。 もっとスッキリする終わり方を期待していたが。 しかし、終始先が気になり一気に読んでしまった一冊だった。 冒頭からソワソワ感が続き、達也一家への怒りや復讐心を 駆り立てられる。 さらに、主人公が達也を弁護する立場に立つという展開。 人生を賭し、復讐により達也をどん底まで陥れる様を 期待したが、、、。 全般的に引き込まれた一冊だったので今回は星四つの評価とさせていただきました。

    1
    投稿日: 2018.01.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    先が気になり、忙しいながらも一気に読破。 とても面白かったが、内容はとても暗く、暗い気持ちになるので再読はないかな、ということで星は4つ。 実際にそんな人と関わることになったら、、、

    2
    投稿日: 2017.12.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    こんな悲惨な物語は読みたくなかったのに…という第一部をようやく乗り越え、何ともじれったさが残る第二部へ。死んで楽をさせるなよという思いを最後はなんとか叶えてもっらたものの、それでも”代償”では言葉の意味として弱いのではないかと思う。こんな悪魔は死刑の上をいく苦しみを与えて、生まれてきたことを後悔させる必要がある。悪意を持った計画的な犯罪者、特に少年の同様の犯罪者にはこうした例は多々あるのではないかと思う。そんな奴らに人権などはない。少年であれ更生などさせる必要はなく、世の中からの排除が正しい処置だと思う。

    1
    投稿日: 2017.12.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白かった。前半は胸くそ悪い話ばかりだし、それは後半もそのままなんだけど、なるほどそういう展開か。最後の農薬は、自分で飲んだんじゃないかな。きっと。

    2
    投稿日: 2017.12.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    何年も活字を追っていなかった。 久しぶりに本を読んでみて思うのは、スマホで追う活字に比べ紙に印刷された活字はなんて優しいのかと。 さて本題の内容は 今の世の中だからなのか、それともこんなことは昔からあったのか。 背筋が寒くなり、とにかく首謀者にムカムカするという感覚を久しぶりに味わうほど、リアルな感覚を持たせてくれた。 初めから犯人は分かっているので、危ないから近づくな、そっちはダメだという声が出そうなそんな小説だった。世の中の本当に悪い奴というのが生々しく描かれているそんな作品でした。

    2
    投稿日: 2017.12.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読みながらとーーーんでもなくいらいらして腹立たしかった。こんなにいらいらしたのも久しぶりぐらい。第二部以降もう達也の悪人ぶりが板につきすぎてて逆に好感持てるぐらいやった。最後はこてんぱんにやられててすっきりーってかんじ、そこに持ってくまでがすごい苦痛な本やったけど一気読みでした。達也もまあ境遇は可哀想やけど同情はできひんかなー

    1
    投稿日: 2017.12.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白くて一気読み。悲惨な少年時代から一転輝かしい弁護士時代が来るのか、と期待していたがそうはならず。内容は本当に面白いけど、後半の尻すぼみ感は否めない。

    0
    投稿日: 2017.11.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    続きが気になって最後まで読んでしまった。達也だけでなく、小さなものから大きなものまで色んな代償があったように感じる。 達也みたいなやつは命ある限りなん度も繰り返すだろう。そんな人がいることが悔しい。自分もこれから出会うかもしれないと思うと恐ろしい…

    1
    投稿日: 2017.11.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    伊岡瞬『代償』角川文庫。 評判を耳にし、読んでみた。しかも、初読みの作家。面白い。これまで読んでいなかったことが悔しいくらいの面白さだった。 第一部に描かれた多感な時期に主人公の圭輔を襲った悲劇。圭輔が行動を共にする達也への疑念。そして第二部に描かれる達也の悪魔のような本性と弁護士となった圭輔の正義のための闘い… 善と悪の対決。不謹慎ながら、悪が徹底的に悪として描かれれば、描かれるほど物語の面白さは増すようだ。気付けば、まるで自分が悪に魅入られてしまったのではないかと錯覚するほど、物語の中にどっぷり浸かっていた。 平凡な家庭に育った小学生の圭輔は突然、両親を失い、遠縁の達也と暮らすことになる。達也の継母の道子に身ぐるみを剥がされ、悲惨な人生を歩む圭輔は、長じて弁護士となる。ある日、弁護士となった圭輔に強盗殺人容疑で逮捕された達也から弁護を依頼される…

    23
    投稿日: 2017.11.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    序盤かなり胸糞悪くて、何でこの本を選んだのか…と後悔もしたけど、展開が変わっていく中でどんどん引き込まれていきました。所々、動悸がしたりして、緊張感も半端なかった! 私は空いた時間に少しずつ読みすすめたのですが、一気読みすると更に面白く読めたんだろうなぁーとおもいました。

    2
    投稿日: 2017.11.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読んでいて第一部は中々辛かった。 そうなると思っていても読み進めるのが辛かった。 第二部に入ると引き込まれる様になっていった。 「達也」という人物のモンスター振りが少々作られ過ぎてるいる感じと、「圭輔」という人物のどうしてそっちの方向に行ってしまうのかという思いが混じり、現実離れしている思いはあるが、かなり面白い作品だ。

    9
    投稿日: 2017.11.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    典型的なサイコパスの犯人にじりじりと追い詰められていく恐怖を描いた作品。 サイコパスといいうと、こういった天才的な犯罪者ばかりが取りざたされるが、逆に凄い業績を残す才人も同じサイコパスとしての資質を備えているらしいが・・・才能の使いどころを間違えると大変なことになるなとつくづく思う。 読んだ後に知ったのだが、本作はドラマ化されているらしいが、話の筋は本作とは違っているそうだ。ドラマの方も見てみようと思う。

    4
    投稿日: 2017.11.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    内容は読んでいて嫌悪感がありますが、一気読みです。圭輔に少しもどかしさを感じますが、達也の存在に圧倒されます、出来すぎ感はありますが。

    0
    投稿日: 2017.11.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いわゆるイヤミスにあるような胸糞が悪くなるような展開がある一方で、終いには善意や正義感がなんとか悪を成敗する救いがあって、読み始めると止まらなくなる作品だった。 主人公には憎んでも憎みきれない母子がいた。少年時代に両親を失火で亡くして依頼、数年身を寄せた遠縁、道子と達也だ。実は「失火」にも達也が関わっていたのだが、まぁこの母子が根っからの犯罪者で理性や人格のカケラもない二人なのだ。自分たちの利益のためなら人を陥れることを何とも思わない、あげくには殺すことも厭わない感覚の持ち主たちだ。さらに悪いことに達也には人の心を揺さぶる天性の才覚があり、直接的に手を下さずに周りの人間をつかって数多くの犯罪を繰り返し、しかしながら自らはお縄になることがなかった。 身を寄せた数年、財産を奪われ散々に虐げられた主人公は心ある友人とその親戚により母子から解放され人並みの生活を手に入れる。従来の勤勉さを発揮し弁護士になるのだが、ある日、もう二度と会いたくないと思っていた達也から弁護依頼が舞い込む。逃れられない宿命で、強盗殺人罪に問われていた達也の弁護を引き受けるのだが、実は達也には決定的なアリバイがあり、真犯人の存在が明らかになる。しかしそのアリバイを事前相談なく直接裁判で訴えるなど、主人公の弁護士としての実績に傷をつけることに成功する達也に断罪を下すべく、自分を救ってくれた友人と手を組み奔走するのだ。 母子の犯した犯罪が次々と明らかになり、今まで達也に洗脳されていた関係者が目を覚まし、遂に二人が代償を払う瞬間がやってきた時の、「報われた気持ち」はやはり爽快だ。

    0
    投稿日: 2017.10.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「なんで!」「やめてあげて!」と本当に思いながら読んだ。こんな現実があったらゾッとする。 正直、読んでいて精神的に疲れたが、読むのがやめられない小説でした。

    1
    投稿日: 2017.10.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    展開が引き込まれ読み進んだが、あまりにも悪人の行動の少し気分が悪くなったが、結末を知りたくて一気に読み終わった。

    0
    投稿日: 2017.10.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前半はとても胸くそ悪い展開で途中読むのやめようかと思ったけどどうにか読み進めると、2部からは一転、一気読みさせられた。 リーガルミステリ、というのか、すごく面白かった。

    1
    投稿日: 2017.09.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自力で生きて行くのには幼すぎる。 理不尽な大人の元にいるしかない。 縁を切りたくても切れない人達。 そんな物から逃げたくても逃げられない…。 苦しすぎるよぉ

    1
    投稿日: 2017.09.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    同情、応援、嫉妬  ありえないほどあまりにひどい犯人は別にして、主人公の悲惨な人生に同情する第一部。幼き頃の天敵と対峙する主人公を思わず応援する第二部。いったいどないなんねん?  準主役というか、仲間が増えてからの主人公は自身のタバコの葛藤を抱えたまま天敵を追い詰めていく。でも、結果はあまりにあっけない。そして、超美人にモテるところに至っては嫉妬しかないな。  少し非現実的に過ぎる感じがあるのと、言い訳はあるものの淡々と過ぎ去った過去の事件処理があまりにずさんに感じる点以外は良く出来た筋書きで一気読みしちゃいましたよ。銭湯行けなくなったよ。

    0
    投稿日: 2017.09.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最初は心が痛くって最後まで読み切ることができるか心配になるほどだったけれど どんどんひきこまれる。 悪人は予想以上にこれでもかというくらいに悪事を働き、善人はとことんお人好しなくらいに素直で真っ直ぐ。 対比する人間模様の交錯が浮き彫りになるほどに先が気になって 裏切らないストーリー展開。 読み応えバッチリで読後もわだかまりもなく胸にストンと落ちて 読了したという達成感でいっぱいに。

    1
    投稿日: 2017.09.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    幸せな家庭で不自由なく育った圭輔が、不幸な事件をきっかけに 遠縁の道子、同級生の達也の家の居候の身になり・・・ 圭輔の人生は一体どうなるの!? 不幸な事件の真相とは!?道子の夫の行方は!? 一気読み必至と帯に書いてあったが、これは本当に一気読みしてしまった。 途中でやめてしまうには辛すぎて。 本当に辛すぎる。 それなのに、この主人公の心の美しさと言ったら。 優しすぎるよ。お人よし過ぎるよ。 何て良い子なのだろう。。。 題名が「代償」なのだから、どこかに明るい未来が待ってるはず。 それを読者である自分も必死で追いかけてしまっていた。 兎に角苦しい途中で読書を終われない。何とか少しでも光が差すまで!! とついついページを捲ってしまう。 読んでいて苦しい時間も長いが、最後はす~っと胸のすく思い。 最初から最後まで、圭ちゃんはいい人だった。 これは単純な復讐物語でなく、主人公から学ぶべきものはとても多い気がした。 なるほど、全く復讐ではなく、これは代償なのだろう。 読後のスッキリ感と言ったら◎

    22
    投稿日: 2017.08.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読み進めていくうちに、真っ暗な嫌な気持ちが募っていく。 達也とはそういう人間だった。本当の「悪」とは、そういうものなのか。 自らは手を下さず、思いのままに世界を支配する達也。彼の巧妙な計画に周囲の人は巻き込まれていく。 読み進めらと嫌な気持ちになるのに、続きが気になって仕方ない。そのジレンマに苦しみながらも、読んでよかったと思える作品だった。

    1
    投稿日: 2017.08.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    何気なく本屋で立ち読みしたら、 止まらなくなり100ページも読んでました。 そのままレジに直行です。 あいにくレジが混んでて、 そこでも読んでました。 そのくらい止まらない内容です。

    2
    投稿日: 2017.08.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    201708/面白かった、一気読み。ヤドカリ一家(藤子Aの魔太郎)をさらに凶悪化したような達也一家。圭輔の努力(というにはあまりにも過酷だけど)で弁護士となってからはもう少し強気に出られないのかと、耐えるだけの主人公圭輔に苛立ちを感じる場面もあったけど、ずっと続くとそうなってしまうよね…。そして周囲にわずかだけど支える人々がいてよかった。書店ポップで気になり買ったけど、「代償」っていうタイトルは、表紙買いするにはちょっと弱いかなと思った。

    0
    投稿日: 2017.08.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    代償 伊岡瞬さん。 一気に読めました。 ビックリするくらい一気に。 大好きな作家さん。 薬丸岳さんに、匹敵するくらい。 感情移入しすぎて、 主人公圭輔が、あまりに可哀想で。 目が腫れるくらい 泣きながら読みました。 達也の鬼畜さ。サイコ的。恐ろしさ。 こわかった。 こんな人に目をつけられたら。 お終いだーと、 本なのに震えました。 孤独な主人公圭輔に、 話しかけて友達になってくれた寿人。 良い人だー。 最後まで、ドキドキハラハラ。 最後尻切れとんぼに、 なる作品が多い中。 よい形で、終わったので、 読み切った感があり。 面白かったです。

    1
    投稿日: 2017.08.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最初、なんだが重くてイライラしてなんとなく嫌な感じだなぁと思う文体というか雰囲気で、途中ようやく息を吐くんだけどやっぱり終わりかた含めて残念というか……わたし結構嫌ミスとか大丈夫なんだけど、今回作品肌に合わないのかなぁ。 多分主人公にイライラするんだと思う。 当たり前の反応なんだろうけどお前弁護士になんでなったんや!としか思えないというか。 決意して達也と対峙するという場面が明らかに薄いせいだとも思う。 あくまで個人感想で、好き嫌いの話です。

    0
    投稿日: 2017.07.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    達也と母道子の変な関係にあんぐりって感じ。火事で両親を亡くした圭輔が弁護士に出世し、寿人と一緒に真相を暴く部分は一気読みした。 最後は2人とも裁かれて一安心。

    0
    投稿日: 2017.07.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    著者初読み。 ブクログで話題になっていたので、読んでみた1冊。 レビューでイヤミスであることは理解して読み始めたが、どこまでも広がる悪意に気分が悪くなる。 第1部で描かれる圭輔と達也の中学時代。そして、第2部では弁護士となった圭輔が達也の弁護を頼まれる様子が描かれる。 どこまでも、悪人である達也の圭輔に対する嫌がらせは目をそむけたくなるほど。しかし、どこかで圭輔が救われるのではないかと、つい先が気になり、ページをめくる手が止まらない。ラストは期待したような内容ではなかったが、それはそれでイヤミス作品として成り立つのかもしれない。

    11
    投稿日: 2017.07.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本は通勤中に読んでいるのだが、朝からイヤな物を読んでしまった感。一旦引いて、更に悪化する展開に心が重くなってくる。 普通の家に暮らしていた主人公が、気の合わない親戚の同級生が泊まりに来た日に、火事で両親と家を無くしてしまう。その同級生の家に引き取られるが、苦痛の生活を強いられる。 話としては物足りなさを感じる。タイトルに引っ張られたかな「代償」、まあそうだけど。もう少しひねりというか、意外な展開が欲しかった。まあ「代償」だけども。

    0
    投稿日: 2017.07.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    たまたま目にとまったので、購入。 早く解決してくれ〜〜〜って思いながら、ドンドン読めちゃいました。 途中読んでいるこっちが心折れそうになりましたが、続きが気になってサクサク読めちゃう作品。

    1
    投稿日: 2017.06.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一気読みしようという意識なく気付いたらもはや最後のページだったレベルの「一気読み」。サスペンスでイヤミス

    0
    投稿日: 2017.06.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あまりにも過酷すぎる主人公の思春期の受難劇を描いた第一部は、読み進むのをためらいたくなる。 しかし、彼の運命はどうなるのか読み進みたいし、彼の行動諸共もどかしい思いを引きずりながら、頁を捲らざるを得なかった。 嫌ミスとも思える第一部に対し第二部は、思春期の関係を断ち切れずに、悪魔的犯罪者と主人公が法廷で争うリーガルミステリーとなっている。 決着はどうつけるのか、題名通りどういう代償を与えられるのか、息を持つかせぬサスペンス溢れる展開に、読書の醍醐味を味わう。 これまでも、小説その他でいろいろな犯人・悪人が登場しているが、これほど悪魔的な存在が描かれているのは稀有ではないか。 「まったく人を顧みない、全く反省しない根っからの悪を書いてみたい」という、著者の思いは、見事に果たされている。

    17
    投稿日: 2017.06.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前半は結構しんどいこと書いてあって。実際にもいるんだろうね、子供でもああいうサイコパスのような。怖いなあ。よくまあ、しっかりと人物設定して書けてました。

    2
    投稿日: 2017.05.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    家族を失い遠縁の達也の元で過酷な生活することになった圭輔。弁護士になった圭輔のもとに殺人の弁護の依頼をかけてきたのは達也だった。 宮部みゆきの模倣犯を思い出し、犯人の網野と達也が重なりました。親切そうに相手に近づきいたぶるところがでしょうか。 途中、圭輔の元から友人の寿人や美果が離れていき孤独に悩まされる圭輔を見てられませんでした。 最後はきちんと寿人と一緒に、達也に代償を払わせたと言えるかは分からないけど、失ったものも大きすぎたかな。だからこそ真琴との中が上手くいきそうな最後の展開は嬉しかったです。

    0
    投稿日: 2017.05.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    こんなに悪い奴、憎い奴がいるのかと思ってしまった!悪役キャラの悪党ぶりが物凄い! 胸糞悪い!笑 しかし物語は手が止まらない一気読み! これは是非とも読んでいただきたい! 読んだらわかる!!笑

    4
    投稿日: 2017.05.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    借り物。読んでいる間ずっとモヤモヤとイライラが止まらないという、恐ろしいほどのクズ野郎が出てくる。が、最後にそのモヤモヤとイライラを払拭できるほどの結末が待っているかといえばそうでもない。決して面白くないわけではないけど、読んでいる間の感覚が酷すぎて読後感が薄い。とにかく色々な意味でもやっとする一冊でした。

    0
    投稿日: 2017.04.29