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星やどりの声
星やどりの声
朝井リョウ/KADOKAWA
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総合評価

223件)
3.9
52
90
57
6
1
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    このレビューはネタバレを含みます。

    単なるハッピーエンドで終わらないところが凄いところだと思う。一見何事もなく楽しそうに生きているように見えても、葛藤やちょっとした悩み事を抱えていて、それを自分なりにどうやって乗り越えていくかが読んでいて心惹かれた。朝井リョウは誰しもが抱えている日常の中にある負の感情をドロドロせずに描くのが本当にうまいと思う。ラストの「星やどりに」隠された意味には思わず「おおっ!」となってしまったし、100%のハッピーエンドでないのに気持ちの良い読後感だった。

    2
    投稿日: 2021.08.19
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    2021.08.07.読了。 喫茶店を営む早坂家の家族がテーマの作品。六人兄姉それぞれの視点で章が別れている。 あまり、この手の本は読まないが何度か目頭が熱くなるシーンもあったり読んで良かったなぁと思う。 「星やどり」って店名の理由は心が温かくなった。楽しかった。

    1
    投稿日: 2021.08.07
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    海の見える街で、喫茶店「星やどり」を営む早坂家。母ひとりと六人兄弟。 六人それぞれの視点で時系列順に描かれるストーリーは、家族愛に溢れて目頭の熱くなるシーンが多かった。 六人全員が優しくて家族想い。そしてお父さんのことが誰より大好きだった。だからこそその回想シーンで何度も泣きそうになった。 そして、最後に明かされる父が喫茶店「星やどり」とその天窓にこだわった理由に、納得とともに感動した。 全体的にあっさりとしていて、朝井リョウさん特有の嫌な人間味みたいなのがなくて良くも悪くも読みやすかった。

    0
    投稿日: 2021.07.12
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    6人のきょうだいそれぞれの目線で章が分かれていて読みやすい。家族の優しい物語。 私の父は、誰のおかげで飯が食えると思ってんだタイプなので、この「家族みんな父のことが大好き」という前提から共感できなかった。 最後は少しさみしいけど、家族の輪はいつまでも続いていくというのは素敵。

    1
    投稿日: 2021.06.19
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    鎌倉あたりが舞台と思われるところに住む6人兄弟。それぞれの視点で物語が進む。 数年前に亡くなった父を中心に家族の問題を兄弟で乗り越えていく。

    1
    投稿日: 2021.04.30
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    なんて美しい。輪が繋がっていたなんて。言葉にならない。全ての登場人物が愛おしい。お父さんが調和を作るという建築家であるという意味で物語の象徴を担っている。

    1
    投稿日: 2021.04.25
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    星やどりの声(角川文庫) 著作者:朝井リョウ 発行者:角川書店 タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 若き直木賞作家渾身の卒業論文

    1
    投稿日: 2021.03.23
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    お初の浅井さん。 こんなに素敵な文章を書く方だったんですね。 例えや比喩表現がまとを得ていて澄んだ文章でした。 円になっている家族って最高だな。

    0
    投稿日: 2021.03.13
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    可愛いお話、という感じでした。 (当方45歳主婦、どちらかというとお母さんのほうが年齢近い) 兄弟姉妹それぞれの視点で書かれているからか、青春小説で清涼飲料水のような爽やかさと、もう少しほろ苦さのある内容もあり、色々感じられてお得な感じ…というか。 読み終わった時は随分昔で、この作者さんきっと繊細な青年なんだなぁと思ったのですが、まさか同じリトルトゥースだったとは。共感バシバシでした。

    0
    投稿日: 2021.01.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    はじめは何て大家族、と思いながら読み進めましたが、みんなどんなにバカでも考えをもって生きていて、最後の星則→星やどり→星成で輪が途切れずに続いていくところはじんときました。お店はなくなっても家族の輪は途切れないですね。

    0
    投稿日: 2020.11.04
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    ここで描かれる家族愛・家族の絆に感動した。「星やどり」という言葉も意味を知って、とても素敵な言葉だと思った。3男3女それぞれに優しさがあり、心の葛藤や気持ちが描かれながらも、清涼感を感じられる良い物語でした。兄弟姉妹っていいものだと感じた。

    0
    投稿日: 2020.08.25
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    星やどりという名の喫茶店を切り盛りする母と、彼女の6人の子供たちの家族の物語。 小6から26歳までの6人の兄妹たちは、昔、病気で亡くなってしまった父親を思いながら、そしてそれぞれの悩みと向き合いながら賢明に生きていく。 それぞれの章で視点が変わり、物語が進んでいく。 兄妹たちと両親、星やどりを繋ぐ物語。 朝井さんは若者たちをリアルに描くのが上手い人だ。 私は、不器用だけど優しい長男、光彦が好きかな。

    0
    投稿日: 2020.07.19
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    2020/7/12読了 喫茶店「星やどり」を営む家族の様子を6人の子供の視点から描かれたお話。 みんなお父さんのことを思い、お父さんもみんなのことをよく見てるんだなと。 みんな心の綺麗な人ばかりで、家族愛が溢れていた。 綺麗なお話ばかりで心温まる一冊でした。

    0
    投稿日: 2020.07.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    星やどりの声読了。 朝井リョウさん学生最後の作品。 星やどりという喫茶店を営む大家族の物語とあるが兄弟それぞれの視点で物語が進められていきとても引き込まれる作品だった。 早くに父親を亡くした子供達がそれぞれの悩みを抱えているものの亡き父を思いながら成長していく様が絶妙に描かれていてすごく感情移入しながら読めた。 それぞれの年代特有の悩みしかも男女関係なく本当にうまく表現していて朝井さんらしさが出ていた。 父がいない寂しさだけではなく、最後は新たな命に対する希望を描いていてとても前向きな作品で心打たれました。 この作品がのちの作品にも生かされていると思うとより楽しめて良かったです! 次はどの朝井作品を読もうかな!

    4
    投稿日: 2020.05.31
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    読み始めて、青い感じがする小説だなと思った。 悪い意味ではなく、未完成なゆえの尊さ、未熟だからこそ愛しい、みたいな感覚。 その感覚は最後まで続き、第一印象そのままだった。 最後のネタバレ的なところは、割と早い段階で気づいてはいたが、細かい意味合いを知りなるほど〜となった。 お父さん、とてもロマンチストだわ。 家族1人1人が生き生きと描かれ、住んでいる町の光景もたやすく目に浮かぶような描写は、とても読みやすく気持ちが良い。 よい小説だとは思うが、桐島〜を読んだ時の衝撃がすごく、そのレベルで考えると朝井さんの小説の中ではイマイチな方になるのかな。

    0
    投稿日: 2020.04.24
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    ブックオフで300円だったので買ったけど。 ちょっとイマイチ。 家族がみんなファザコン過ぎて気持ち悪い。 早くに父親を失ったらそんなにもとらわれてしまうものなんかもしれんけど。 まお?の友達との関わりのところは好き。 さすが何者の作者らしく、 就活に苦しむ学生についてとか、男同士の会話や心理についての描写は上手い。 でもやっぱり 何者とか、桐島とかよりは劣ると思う。 とか言って、ちょっと泣いた気もするけど。

    4
    投稿日: 2020.04.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    だんだん星が増えていくと思ったら…。 最後の早坂家の輪にはおぉ!と思った。 父との約束は尊いけれど重い。そこから少しずつ解き放たれていく様がよかった。

    1
    投稿日: 2020.01.18
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    6人きょうだいとシングルマザー。 母親は父が残した喫茶店で朝から夜まで働き通し。 父が亡くなる前に店の名前を『星やどり』に変えたわけとは。きょうだい1人ずつが主体となる各章で構成されている本作。 家族のつながりを伝えるのであれば出来ればきょうだいだけでなく、母親父親も主体の章があったほうが良かったかな。

    0
    投稿日: 2019.10.25
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    三男三女がいる家族の物語。 海沿いの街を背景に、きょうだい達がそれぞれの道でもがく姿が、とても爽やかな印象でした。 1「すごくうるさい。すごくうるさいけれど、その中に入ってしまえば気にならない。 こういうとき何も考えずにいられる人間のほうが、きっと、社会に出てからたくましく生きていける。」 この感覚は、とても共感しました。 何も考えずに楽しめばいい時に、ネガティブなことを考えてしまい、一瞬、温度が冷めてしまう。 その結果、さまざまな場面で損をしてしまった経験が、自分には多いと思った。 2「学費は親に出してもらって、バイクだって買ってもらって、自分の行きたい大学に行って、ストリートライブをして、好きな時に好きなように曲を作る。そんな佑介のそばにいて、確かめたいことがあった。 お金と自由、その二つを持っていても、夢はかなわないということもあること。」 自分も佑介のような立場なので、心が痛かった。 経済的に恵まれない環境下で、自分勝手なことができない小春は苦しかっただろうと思う。 でも、お父さんがくれた夢だけは捨てられない。 小春ほど、夢に向かって、めげずにひたむきに頑張っている人はいないと思う。 3「お父さんは、ほしのり、が欠けて途切れてしまう輪を、ほしやどり、で繋ごうとしたの。」 きょうだい6人と、夫婦2人の名前のしりとりで作られた輪。 その輪から、父がいなくなる。だからその代わりに作られたのが、ほしやどりだった。 朝井さんの作品の中では珍しい、ロマンチックな結末だったと思う。

    3
    投稿日: 2019.08.26
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    《引用》 「だってビーフシチュー、おごってくれるって言いましたよね。お父さんもそんなに好きだったんなら、どれだけおいしいのか楽しみ。約束守ってくださいね」 「理由それかよ!」 親指で涙を拭ってぐるりと振り返ると、あおいは楽しそうに笑った。 「先生のお父さんだって、スーツ似合ってなかったですよ。リフォームが完成したときに一回だけ着てきたの、私、覚えてます。びっくりしたんです。似合ってなくて。」 だから大丈夫ですよ、と言って網戸を開けたあおいは、「風つよーい」と黒髪を揺らした。 開けられた窓から吹き込んで来た海風が、涙の跡の上を撫でていく。細い冷たさだけが光彦の頬の上をもう一度伝っていった。

    3
    投稿日: 2019.06.24
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    うわー、わかるわかるとツボなエッセーか、チア男子みたいな青春キラキラか、ブラックな小説しか書かない人と思ってて手に取った本が、クスッともウルッともモヤッともしない物語でした。わたしに取っては新しい朝井リョウさんでした。 総じて好きなお話でした。

    1
    投稿日: 2019.05.03
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    最初は少し退屈かなと思ってたけど、最後クライマックスで描きたかったであろうものを見れて、この人の書くものやっぱ好きだなって思った。優しい小説だと思う。 主人公達兄弟の周りを囲む脇役も魅力的だった。

    1
    投稿日: 2019.03.16
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    「ほしやどり」という名前の喫茶店を舞台に三男三女と母1人の家族の物語。 兄弟6人のそれぞれの目線から話が構成されていて、長男のみつひこの話が一番共感できた。 全体を通して意外とあっさりしている感じで、最後も穏やかに終わった感じ。 読みやすさもあったが、少し退屈に感じる部分も多かった。 感動作品とうたっていたが、感動する場面は少なかったかな。 「何者」が面白かっただけにハードルが少し上がったから、あんまり楽しめなかったのかも。

    1
    投稿日: 2019.01.27
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    1章ごとに、6人兄弟の一人ずつが主人公となって、物語が進んでいく。 最後の長女・琴美の章で、泣きそうになった。 父が亡くなってから、母と弟、妹たちを支えるために頑張ってきた一番上の姉。 「ことみ」と、家族で唯一自分の名前で呼んでくれる母の声に、私の心も緩んでほぐれた。 喫茶店『星やどり』の天窓に隠された父の想いが明かされた時、家族の絆が一層強まった気がした。

    1
    投稿日: 2018.12.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    作品の主題は”家族愛”だろうか。 父を亡くし、三男三女の大所帯をまとめる母。 喫茶店を営む母を手助けする、子ども達。そして、母の決断と新たなる旅立ち。 最終章で明かされる、家族の本当の絆は心温まるものであった。

    0
    投稿日: 2018.11.29
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    星やどりという喫茶店とその町を舞台にした6人の姉弟、その両親からなる家族の話。 姉弟みんな父親が大好きで、その亡き父親に対する葛藤を描きながらストーリーが進行。 家族それぞれがお互いを想いあっている。家族の思いやりの絆の強さが感じられる素敵な小説でした。

    0
    投稿日: 2018.09.30
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    朝井リョウってやっぱりすごい。 一人一人の描き方が上手くて、読んでてすっと感情移入できる。 この物語には、家族とか兄弟姉妹の関係について考えさせられた。 家族からの卒業ってなんだろうなと思う若い人には、特におすすめです。

    1
    投稿日: 2018.09.22
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    店名が変わり店の構造が変わる 兄弟は父の想いを知ることになる。。。 6人兄弟の話し。亡くなった父の想いとは おもしろかった

    1
    投稿日: 2018.06.22
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    だいっすきな小説 今まで読んできた数多くの本の中で確実に一番読み返してるし大好き お父さんが最期に子どもたち一人ひとりに話しかけるところは絶対に泣いてしまう

    1
    投稿日: 2018.06.07
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    母子家庭の6人兄弟の話し。1人ずつが一人称になって順々に語られていく。 皆のまとめ役母のような琴美、就活中の長男光彦、ギャル系女子高生の小春、真面目系のるりの双子の姉妹、ザ男子高生の凌馬、内向的な末っ子真歩。それぞれの亡くなった父への想いが語られていく。文章表現の仕方を人物によって変えているように思った。朝井リョウは会話とモノローグのバランスが良く言葉の選び方も素敵。 亡くなる前の父が語る言葉に涙。 読後温かい気持ちになった。 みんな離れてそれぞれの人生を送るようになっても家族は繋がっている。 家族っていいなと思わせられる作品

    1
    投稿日: 2018.05.12
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    家族のひとりひとりが主役。そしてひとりひとり家族を卒業してまた新しい家族を作っていくんだなぁ。優しい物語でした。

    2
    投稿日: 2018.03.08
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    家族の1人1人の葛藤や成長が見えてくるような本でした。特に双子の姉妹のところが印象に残っています。家族の絆の重みや、それがあることによって生まれる強さを感じました。

    1
    投稿日: 2018.01.07
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    朝井リョウらしく爽やかに最後まで読めた 兄弟一人一人の話が書かれているけど人数が多いからもうちょい絞りこんで深く書かれてた方がよかったかも

    1
    投稿日: 2017.06.10
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    海のある小さな町の、ひとつの家族の物語。 母と、6人の兄弟姉妹が織りなす物語は、いつもにぎやかで明るくて、だけどどこか繊細でほろ苦い。 くだらないことで喧嘩したり、バカなことしたり、時には傷つけて、また一緒に笑う・・・。 当たり前の日々が大切だと思える、そんな優しい場所。 癌で亡くなった父が残した、純喫茶『星やどり』と、小さな秘密・・・。 そんな淡い光を頼りに、残された子供たちは成長していく。 父が残した小さな謎は、残された家族への贈り物でした。 点と点がつながって、そして今夜、夜空に輝く星座になる・・・ 初めて読んだ作家さんでした。 表現がいちいち綺麗。 『空の青を洗い流したような色の海』とか、 『花びらで作った色水のようにゆらめく夏の夕空』とか。 自分には綺麗すぎてちょと苦手ではあったけど(心が汚れているのか!?)読みやすいし、1人ひとりの繊細な心の動きの表現が絶妙。 家族って、やっぱりいいよね。

    0
    投稿日: 2017.05.22
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    仲の良い家族だから生まれる苦しさという側面が描かれていて嘘くささがない。 終わらせることが本当の終わりではなく始まりであると教えてくれた。

    0
    投稿日: 2017.01.02
  • オムニバス型式で描かれたある家族の風景

     まずこのタイトルにひかれますよね。星やどりって何だろ?でも、なんか響がいいなぁ、そして、その声とは、どういうことなんだろうと、読み始めるわけです。  星やどりの意味はすぐわかります。始めは家族構成がよくわからず、兄弟姉妹の性別と年齢順を理解するのに苦労しましたが、次第に、それぞれの今時の?子供達を主人公にしたオムニバスに引き込まれていきます。  そして、とても素敵なフレーズ、たとえば、「まっしろな牛乳は糸を引くように体の中を巡る」とか「息をひそめて体操座りをしているような冷蔵庫」とか「女子は磁石に似ている。気が合うもの同士はなかなか離れない。だけど、何かの拍子で裏返しになってしまった子は、もう二度と仲間になれない。」等という台詞に浸りながら読み進めていくと、とてもとても愛しくなるような結末が待っていたという仕掛けになってます。  あまり内容を書くと読む楽しみがなくなってしまいますが、書籍説明にあるとおり、ある家族が「家族」を卒業する話です。でも、それは決してバラバラになってしまうと言うことではなく、新たなる輝かしい旅立ちのお話で、感動!と言うよりも、あーちょっといいなぁ、といった感じの小説でありました。

    7
    投稿日: 2016.12.31
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    なんていうかキレイすぎていまいち好きになりきれないところもあるけど…でもその甘さが好きじゃなくても、最後までページをめくらせる、ある種の物語としての力があるのかも。うむ。

    0
    投稿日: 2016.12.01
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    浅井作品2作目。やはり好きだわ、と思いました。空気感を文章で作りだすのが天才的に上手だと思う作家さんです。

    0
    投稿日: 2016.11.20
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    朝井リョウという作家がグッと好きに。 線の細い情景描写は綺麗に脳内再生されるし、短編を繋ぐ物語も6人兄弟それぞれの視線がうまく交差していて、お話の世界観に浸りつつ、心穏やかにスラスラ読めた。こういうお話を書くのは女性作家に多い気がしていたのでメディアでみるご本人の印象とギャップがあるなぁと。売れっ子なのがわかる気がする。

    0
    投稿日: 2016.11.01
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    朝井リョウさんの作品を初めて読んだ。 6人きょうだいとその母が、亡くなった父を心から愛して尊敬して、その不在をそれぞれに心に抱えながらも生活していたが、あるできごとをきっかけに次のステージへと家族が再生していく。 誰もが魅力的で、誰もがやさしくて生き生きしていて、そして「星やどり」の意味が分かるとき、胸がぐっと熱くなる。 とても好きな本、他の作品も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2016.10.16
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    早坂家の子ども6人それぞれの視点から、父の喪失感が語られる。一応群像劇の範疇。 基本的な時間軸を保ち、共通テーマを抱えながら、それぞれの心情を語るのは好きなタイプの小説。登場人物も個性があり、深い事情を抱えていそうなところもいい。 ただ、店名を星やどりに変えた理由や母が密会していた男性の謎はあまりスッキリしない。そもそも謎としての力は弱い。 明らかになる真実に驚くというよりも、あくまで登場人物たちの会話や心情を楽しむ小説だ。

    0
    投稿日: 2016.10.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「雨やどり」ならぬ「星やどり」。雨を避けるのではなく、満点の星の光を避けるために改名した喫茶店。 物語は、父が残したこの喫茶店に込められた本当の深い意味である家族愛を、妻、子供たちの成長とともに家族が一つになって、そして離れていくけれど、家族は広がり再び家族愛という輪廻の世界に繋がっていく。 ラストは、そんな家族を天井からいつまでも見守る父がいる、いつでも家族を見れるように天窓を考えた父、その優しさは妻といつまで経っても子供たちの成長を楽しみにしている父の思いやりだった。 子供を持つ父親にはお涙ぽろりの1冊。

    2
    投稿日: 2016.10.02
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    姉からのお勧めで初めて読んだ朝井リョウくんの小説。昔、友達に学生の気持ち知るには朝井リョウいいよって勧められたことがある。 確かに現代の子達がどんなこと考えてるか少しわかった気がした。 家族の話は基本的には好きでこの作品もその一つ。

    0
    投稿日: 2016.09.18
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    エッセイがとても面白かった朝井リョウさんの小説。 本屋で見つけ、購入、読了。 海の見える喫茶店「星やどり」を舞台にした物語。 亡き父の後を継ぎ、母、子(三男三女)で喫茶店を営んでいる。 常連客のおじいちゃんが店に姿を見せなくなった頃から、家族に少しずつ変化が訪れるが… 6章構成で、三男三女それぞれの視点からストーリーが展開される。 それぞれに「家族」・「恋愛」・「友人」等の悩みを抱えている。 各登場人物の想いに共感しながら、悩み苦しむことは恥ずべきことでは無いのだと、静かに肯定されているような気持ちになる。 無理やりではなく、自然と気持ちを前向きにさせてくれるような、そんな作品。 個人的には、長男・光彦のヘタレっぷりに1番共感した(笑) あと、あおいちゃんが現世にいたらすぐに好きになると思う。 <印象に残った言葉> ・嘘ばっかりだ、俺。ほんとに毎日厳しい練習してたらさ、こんなふうにしゃがんだりしただけで膝が鳴ったりしねえよな。飲み会だって、ほんとはそんなに楽しくねえ。みんなすげえ騒いでるけど。でも、誰かに会いたかった。(p46 光彦) ・誰もね、自分でわざわざ悩みを作ったりなんかしないのよ。みんな、いろんなことに悩んで悩んで、それでも生きてるの。そうしていく中で、授業サボったりとか、煙草とか、そういうものに頼ってしまったりする人もいるのよ。(P241 琴美)

    0
    投稿日: 2016.08.02
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    喫茶「星やどり」を営む早坂家の物語。大工だった父が亡くなり、母親と6人の子供達の家族の繋がりを描く。一人一人のキャラがしっかり立っていて登場人物が一緒に集まっている時もごちゃごちゃしない。そしてみんな優しい。最後に星やどりにまつわる秘密が明かされけど、とても優しい気持ちになれた。朝井リョウ、やるな。

    0
    投稿日: 2016.07.11
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    よっちゃんオススメの帯に惹かれて買った。 とても好きな本だ。 早坂家が大好きだ。 お父さんへの想い。 お父さんの想い。 家族っていいわ〜〜

    0
    投稿日: 2016.07.09
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    最後に「星やどり」に意味がつながったとき、よくできてるなぁ、と思った。 双子の姉妹がわざと見た目を変えた理由が切なくて泣きそうになった。 家族の繋がりを想いながら亡くなったお父さんの気持ちが、家族を繋げてるんだなって感じる温かい物語だった。

    0
    投稿日: 2016.07.04
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    それぞれの視点から書かれる家族の物語。 何度も途中うるうるしながら読み終えた。 家族って、兄弟って凄くいいものだなと心から感じた。

    0
    投稿日: 2016.06.20
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    1つ1つのストーリーはまぁまぁなんだけど、それが合わさった時に奏でる場面が素敵だった。 あとは真歩が笑わない理由のストーリー二番目のかなりグッときた。死をきちんと認識できない小さな子供に死は思わぬ形で影響を与えるのだよね。 2016.6.17

    0
    投稿日: 2016.06.17
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    お父さんが亡くなった6人兄弟、それぞれの視点で描かれる家族の再生?再構築?のお話し こんな話は、僕としては江國香織が書きそうなイメージだけど、文章はまったく違うのでかえって新鮮 しっかりものの長女、頼りなさそうに見えて実はちゃんと考えてる長男、それぞれの個性に悩む双子姉妹、歳相応に健全な男子中学生、かなり賢くて実は一番脆い小学生 それぞれのキャラクターがいいよね 朝井リョウの小説の登場人物はとてもリアルだと思ってたけど、この小説に関してはフィクションっぽさを感じる(いい意味で) 兄弟の名前はハンターハンターのゾルディック家みたいだと途中で気付いたけど 実はそんなオチだとは気づかなかった あともう一歩だったね 朝井リョウは桐島と何者を読んで、「二つとも同じ構図じゃないか」と思って作家としての引き出しの狭さを感じたけど この小説で評価は変わった 是非とも他の小説も読んでみたいね

    0
    投稿日: 2016.06.13
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    星則、律子、琴美、光彦、小春、るり、凌馬、真歩 父母六人兄弟と喫茶星やどりを取り巻く家族の輪のはなし。個人個人の家族への愛のカタチが感じられる。 まるで〜、〜のようなが多くて、ちょっと読むのに疲れます。

    0
    投稿日: 2016.05.04
  • それに気付くのはパトロールさん

     家族をつなぐ6人兄妹の物語。6兄妹それぞれの視点で同じ時期を語ります。もちろんお父さんとお母さんも入れた家族なのですが、お父さんの「想い」を中心に、まとまり、離れ、そして「継いで」いく流れがとても美しい。悪意のある人は登場しないのですが、兄妹だけではなく周りの人物たちも、それぞれの立場や思いを乗せて生きていることが伝わって、まとまりのよいお話でした。素直に感動。  若い登場人物の「若者言葉」も無理なく自然に収まっています。作者の力量がうかがえます。すばらしい。

    11
    投稿日: 2016.04.25
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    今どき6人兄弟というのは珍しいと思うが、それぞれが家族のことを思う気持ちがよく伝わってきて、読んでいるこちらまで優しい気持ちにさせられる小説。 また描写されている風景が美しく、特に海が印象的に登場してくる。 あと、読むにつれビーフシチューが無性に食べたくなってくる。

    0
    投稿日: 2016.04.18
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    東京ではない海の見える町で、喫茶店「星やどり」を営む早坂家。三男三女母ひとり。亡き父が残した名物のビーフシチューの香りに包まれた生活には、慎ましやかながらも確かな幸せがあった。しかし、常連客のおじいちゃんが店に姿を見せなくなった頃から、家族に少しずつ変化が。各々が葛藤を抱え息苦しくなる早坂家に、父が仕掛けた奇跡が降りそそぐとき、一家は家族を卒業する。著者が学生最後の夏に描いた、感動の物語。

    0
    投稿日: 2016.03.15
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    家族一人ひとりがこんなにも思い合うことができるのは、やはり父親星則の愛情で育まれた家族だからかなと思った。たとえ店がなくても、きっとその輪は壊れることのない、そんな家族が想像できて微笑ましかった。

    0
    投稿日: 2016.02.22
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    家族の絆が感じられる心温まる話。 6人の葛藤が繊細に描かれていた。 6人全員が亡くなったお父さんとの思い出があって性格や考え方が形成されている。 度々登場するビーフシチューがおいしそうだった。

    0
    投稿日: 2016.02.21
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    6人の子どもたちと、父と母と、それを支える人たちのお話 最後の最後に、こういう風に「つながる」ことと、 星やどりの天窓の秘密を知って思わずほろり ビーフシチューとか食べ物出してくるのが あざといなぁとか思ったりもしましたが、 完璧すぎないハッピーエンドがすごくすっと入ってきて 読了感爽やかな一冊でした

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    投稿日: 2016.02.11
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    いつもこの人の作品を読むと、登場人物の誰かに自分を重ねてしまう。友達といるときの気持ち、誰かに不安を聞いてほしい気持ちなど共感することがたくさんあった。色や体言止めでの文章がすとんと自分の中に落ちてくる。 お父さんはもういないけど、みんなお父さんからもらったものを大切に生きている。わたしはどれくらい家族を大切にしているのだろうか。 たくさん泣いて最後は星やどりの意味にまた感動したお話だった。

    0
    投稿日: 2016.01.27
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    父を亡くした6人兄弟と母の話。 6人順番に視点を交代させる章組みを用い、登場人物を並列に扱いながらもきれいに物語をまとめ上げる手法は、年齢を感じさせない巧みさを感じます。作品全体に漂う優しさは、小路幸也氏の作品に似た魅力がありました。

    0
    投稿日: 2015.12.23
  • 家族の絆

    久しぶりに電車で泣きました(笑) どこにでもあるような何気ない日常を6人の兄弟姉妹それぞれの視点で1章ずつという構成になってます。 子供の成長を見届けられなかった父親の無念を想うと涙が止まりませんでした。両親の想いはしっかりと子供たちみんなに伝わってて、またそこで涙が・・・ 「星やどり」って最初は変な言葉だなぁと思ってたのに最後には”いいなぁ”って思えます。 朝井リョウさんってもっと毒をはく作者だと思ってました(笑)

    12
    投稿日: 2015.12.16
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    星やどりの秘密。 星則、律子、琴美、光彦、小春、るり、凌馬、真歩。 泣いたー! いままで読んできた朝井リョウのテイストとはちょっと違うけど、これはこれですごくよかった。

    0
    投稿日: 2015.11.30
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    この本ももちろんいいけど、朝井リョウは短編集のほうが好き。星やどりって、そういう意味か。ラストは少し安っぽさを感じてしまったけど、そこまでにいたるストーリーは文句なしでおもしろかった。

    0
    投稿日: 2015.10.21
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    今の自分と同じ年齢の主人公が登場してきて、とても共感できました。 何人かの人をそれぞれ主人公にした、短編集でしたが、それぞれの考え方の違いなどが、すごくよく表れていて、最後にはみんなが結びついていく。計算されたように思えてしまいますが、あまりにも綺麗に結びついていくので、その違和感のなさに感動しました。 心の中に、ひっそりと、しっかりと残るお話でした。

    2
    投稿日: 2015.09.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    エッセイから入ったけど…小説もいいじゃないかー!朝井リョウ!!好きな作家の一人になりました。 皆の得意なことが店を守るのに繋がったり、「星やどり」に込められたお父さんの想いに鳥肌! 最後の方、いっぱい泣きました。 <2020.4.16再読> 東京ではない海の見える町。三男三女母ひとりの早坂家は、純喫茶「星やどり」を営んでいた。家族それぞれが悩みや葛藤を抱えながらも、穏やかな毎日を過ごしていたが…。 朝井さんの人物描写はほんとすごい! リアルなんだよな~。 星則→律子→琴美→光彦→小春→るり→凌馬→真歩→星則…… お父さんから名前がしりとりになって、またお父さんに戻って、家族が輪になる。 お父さんからお母さんもしりとりになってるのすごいよね。 自分が居なくなることを知って、店の名前を「星やどり」にして輪を繋げた。 最初に読んだ時の衝撃はすごかったけど、再読してもやっぱりすごい。 <2025.7.10再再読> 冒頭の一文からいいよね。 “まっしろな牛乳は糸を引くように体の中を巡る。寝返りをうつたびにばらばらになってしまった体内のパーツを正しい位置に戻しながら、指先にまで冷たい白は染みわたっていく。” 他にも好きな表現がたくさん。 “見えない冷たいてのひらが自分の体を撫でては離れ、撫でては離れていく。夏の電車の冷房は、長時間乗るには温度が低すぎる。” “花びらで作った色水のようにゆらめく夏の夕空を見て、真歩は背筋をぴんと伸ばした。” “海が、波を揺らしながら夕陽を溶かしていく。この町のオレンジが溶けきった海は、夜になるまでの短い時間を堂々とゆらめく。” “からっぽのグラスは朝陽を吸いこんで、この世に悲しいことなど何もないというような顔をしている。” “星型の天窓。切り取られた小さな空。小春は、本当はあそこに色を塗りたかった。夜の一番深いところを絞った濃紺に、光が生まれる根元のような輝く金色をまぶす。” 琴姉が夢で見たことが翌日現実になり、皆の困りごとに気づく。 妊娠している時に不思議なことが起こる人はけっこういるらしい。 “「子どもがいるってわかったとき、お腹の子があの夢を見せてくれてたんだろうなって思った。この子が、私たち家族がバランスを保てるように助けてくれていたんだなって」” 家族の名前がしりとりになってて、それが輪になっているって素敵。

    0
    投稿日: 2015.09.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    海の見える町に、喫茶店『星やどり』がある。早坂家が営む喫茶店は、ビーフシチューが美味しいと評判だった。 早坂家の三男三女、母一人がささやかな幸せ感じながら生活していたが、ある常連客が来なくなってから、家族の何かが変わり始めた。 各章が兄弟姉妹の視点から書かれた、家族への思いと、自分たちの気持ちの葛藤が胸に痛みを感じる。だけど、どこか優しい。 浅井リョウさんの文章が、染みてきます。いいお話だなぁ、と。

    0
    投稿日: 2015.09.11
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    素敵なお話だった。 お父さんが完璧すぎて、登場人物がみんな好い人過ぎて。 こんなのは現実にはあり得ないけど、だからこそほっとさせてもらえた。

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    投稿日: 2015.09.05
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    6人きょうだいそれぞれの視点から話が進められる。みんなの大好きだった父が亡くなってから、母は星の形の天窓?のある喫茶店を続け、長女は結婚した後も家族を支え続け…みんな魅力的でまたすぐ読み返したくなった。

    2
    投稿日: 2015.09.05
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    早坂家の6人の子どもたちやその母がそれぞれの抱える悩みや葛藤に徐々に向き合っていく姿と、亡き父の思い出やメッセージが、少しずつ解き明かされながらかみ合っていく。家族が少しずつ前に進んでいく様子は、心に明かりが灯るような暖かさを感じた。

    0
    投稿日: 2015.09.02
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    すごくステキな家族のお話。父を早くに亡くした6人姉兄妹弟の視点で展開していく。年の差のある兄弟だけにそれぞれに抱える悩みや家族への思いはそれぞれですが、お互いを思いやる気持ちに溢れていて全てが温かい。 朝井リョウさんのビターな部分が好きな私としては若干物足りなさも感じた。 さらに女手一つで6人の子どもを育ててお店を切り盛りしている母親にスポットを当てて欲しい気もする。 でも、そんなこと盛り込んだらぜんぜん違うテイストになっちゃうね。

    0
    投稿日: 2015.08.04
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    ただただ、いいお話でした。 家族に会いたくなり、今この瞬間がすごく素晴らしいものだって気付かされました。

    0
    投稿日: 2015.07.26
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    文句なし!!今まで会話の部分にちょっと好きじゃないところが多い朝井氏でしたが今回は流れも良く感動モノの作品です!

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    投稿日: 2015.07.26
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    どんなに仲がいい家族でも、ずっと同じところに留まってはいられない。 それでも、この家族はずっと強い絆で結ばれているのだろうなと思えるエンディングでした。 父親が母親の経営する喫茶店の名前を変えてしまうのも、店に天窓を作る理由も素敵でした。 朝井さんの作品は、フランクすぎる会話文だとか、文章に♪を使っている部分だとか、苦手な部分もあるのですが、若さゆえの繊細さの表現が素晴らしい。 今回の作品では、海辺の町の情景もとてもよかった。

    0
    投稿日: 2015.07.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【あらすじ】 東京ではない海の見える町で、亡くなった父の遺した喫茶店を営むある一家に降りそそぐ奇蹟。若き直木賞受賞作家が、学生時代最後の夏に書き綴った、ある家族が「家族」を卒業する物語。 【感想】 初めは、登場人物が多くて困惑したけれど、ひとりずつがどんなひとなのかわかってくると、物語にのめり込むことができた。どのひともそのひとらしさ、考え方、容姿、行動が違って、その違いが面白かった。家族の繋がり、そして絆には、本当に感動した。しばらくしたらまた、読み返したいなあと思った。

    1
    投稿日: 2015.07.12
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    「星やどり」の秘密を知った時、涙が止まりませんでした。今は亡き父、星則さんが家族に残した秘密はあまりにも優しくて、早坂家全員を抱きしめたくなります。 兄弟6人それぞれが「1人の人間」として綺麗に描かれていて、そしてその6人が「星やどりの声」という一つの物語を作っていました。 1人かけてもできない。家族全員がいないと途切れてしまう。そんな早坂家の輪は、どんな星よりも強く優しくそして美しく輝き続けると思います。

    2
    投稿日: 2015.06.18
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    母親と三男三女が、亡くなった父が残した喫茶店を営む中で、 徐々に家族から卒業する、ほんわかした話です。 それぞれ兄弟姉妹の話が進み、最後は少し泣けてしまいました。 通勤電車で読んでいましたが、電車で読んではいけません。 涙でちゃいますから。

    0
    投稿日: 2015.05.11
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    「お前が生まれたそのときに、俺とお母さんは、親になったんだ」 当たり前だけど忘れがちな事実。 1歳の誕生日はママも1歳の誕生日っていうCMを思い出した。 親ってがんばってるんだな。

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    投稿日: 2015.05.06
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    好きな本に入れることにした。涙がでた。 大好きだ、こういうの。すっごく好きだ。 どうしてこうも、次のページをめくるのを楽しみにさせてくれるのだろう。 今晩は、星を見ながらビーフシチューを食べよう。

    0
    投稿日: 2015.05.01
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    そう来たか。 途中、少し予想がつきながらだったけれど、父の思いとパトロールの思いに泣けた。 個人的には「星やどり」の結末には残念。本当に行ってみたいと思った。本当にあったら常連さんになりたいあったかい場所だ。 みんなそれぞれ色々ある…ほんと。その通り。 やっぱり朝井リョウさん、さすがです

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    投稿日: 2015.04.16
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    遠くにいても、離れても、別れを告げても、家族。 朝井リョウにしては、ちょっと時代性が薄めというか、あまり世代ピッタリ感がなかった。なんとなく、児童文学のような雰囲気。でも、きょうだい皆でがんばったら奇跡が起こって喫茶店が盛り返して……ではないところが妙に現実的で、そこは(わたしの感じる)朝井リョウなのかも。 死んだ父親の遺したものと向き合う、それがきょうだいそれぞれが担当する共通課題ではないか。この課題はちょっと重たい。どんなに愛していても、どんなに素晴らしくても、遺したものはしょせん鎖になって、残された者たちを縛ってしまうのだ。父親の遺した鎖からの解放と、新しい絆の創生がこの作品のテーマではないかと思う。父親からの旅立ち、亡くなってはいるが、それは親離れであり、どんな親子にも訪れる瞬間のはずだ。

    0
    投稿日: 2015.04.08
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    6人兄弟羨ましい。 素敵な物語だったけど、ちょこちょこ現代っ子な言葉が心の狭い私には許せない。 結局一番初めの話が一番好きでした。

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    投稿日: 2015.03.31
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    朝井リョウの小説は言葉がキラキラしていて、とてもすき。 とくにこれは、海辺の町が舞台とあって、とても素敵。

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    投稿日: 2015.02.06
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    家族の話。父親を亡くした6人兄弟、それぞれの語りで章が進んでいく。最終章は見事。しかし母の章はなく、もう少し家族に結託していてもらいたかった。 心情的にはハッピーエンド、現実はこれからどうなるか。のびしろあり、今後作家読みの価値あり

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    投稿日: 2015.02.04
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    最後の最後でどんどんかけらが 集まっていくようなお話だった。 また、それぞれ考え方や生き方。 謎が解けていくように物語が 進むので読んでいてずっと続きが 気になった。 またそれぞれの考え方や生き方だけ でなく、18の私から見てもとても 共感するところが多く、家族のあり方。 母親に対する愛情や嫌悪。 心に染み込んできた。

    0
    投稿日: 2015.01.30
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    お父さん役は小日向文世さんで脳内再生されてた。 重力ピエロの影響だと思う。 こんな素敵な兄弟いいな。家族がたくさんいるって大変なことが多いけど、楽しいことも多いんだなーって。 出てくる人みんなを好きになれる。

    1
    投稿日: 2015.01.23
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    海の見える町の喫茶店『星やどり』 お店を切り盛りする母と、三男三女の子供たち。 家族の成長、葛藤や決断が、それぞれの視点で語られる全6章からなる物語。 10年前、父の病気が見つかった頃、亡くなった時から今まで、そして未来。 どの章にも、父の愛情がいっぱい詰まっていて、深く深く呼吸しながら読みました。 父が病気になってから作った天窓や、お店の名前に隠された意味。 朝井さんの詩のように流れる描写によって、家族への想いが優しく降り注ぎます。。。 子供が成長して、家族から卒業して行く時こそ、家族の輪は深まっていくものなんですね。。。(;_;)

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    投稿日: 2015.01.15
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    亡くなった父親に兄弟姉妹がそれぞれ思いを寄せ、その感情をそれぞれの視点から書き、家族の絆を考えさせるものであった。読みやすく、心に入り込むものであった。

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    投稿日: 2015.01.10
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    以前からおすすめされていたので読んでみたら、思っていたよりも好みの話だったので、嬉しくなった。 とても仲の良い家族。 それぞれに事情があって、ちょっとした謎があって。 どの子も憎めない。そして、最後にはうるっとくる。 誰が読んでも「良いお話」だと言ってもらえそう。 万人受けする話だと思う。 個人的には小春の章が気に入った。 佑介と小春の話をもっと読んでみたい。 小春が言っていたことは本心であったとしても、きっと語られていない気持ちもあるのだろうし。 彼が今後どうなっていくのかも気になる。 あおいちゃんや孝史さんなど、兄弟以外の話ももっと読んでみたくなった。

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    投稿日: 2015.01.07
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    六人兄弟の成長の物語、でいいのでしょうか。長男視点の第一話から、涙腺が緩んでボックスティッシュとゴミ箱必携の小説でした。 ただ気になったのが、校正が入っていないのか、爆笑を誤用していたり、最終話で、珈琲の代わりに紅茶を淹れているところです。何故末っ子と同じオレンジジュースではないのか。珈琲がダメなら紅茶もアウトです。 ストーリーはとても素敵でした。

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    投稿日: 2015.01.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    6人きょうだいそれぞれの視点で 喫茶店を営む父親不在の 家族について書かれる連作短編。 この作品(というか作家の書き方が?)、 一文一文に全て意味が込められているというか、 丁寧に書かれているという印象。 文章がハイセンス。 話の内容は大家族つながりで なぜかあだち充の作品 (「虹色とうがらし」やら「クロスゲーム」やら) を連想させられた。 以下、きょうだい毎の感想。 光彦:ザ、就活生&冴えない長男。一番頼りなさそうに見えて、一番キャパシティがありそう。 真歩:大人びすぎてる末っ子。一番達観しているようで、一番脆い。 小春:双子の片割れ。まっすぐなギャル。ポストエスパー。 凌馬:健全な男子高校生。健全にバカやって、健全に誤解して、健全に片想い。 るり:双子の片割れ。皆が知ってる情報のアンテナは低いけど、誰も知らない情報は持ってる感じ。 琴美:きょうだい達の主である長女。責任感強いキャラであるのも相まって、最後の流れがもう…。

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    投稿日: 2014.12.22
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    『桐島、部活やめるってよ』の映画がとても好きだが、原作を読んだことがない。 部活ヒエラルキーをありありと小説に書いた、ということから、それだけで、朝井リョウさんは多分リア充の分類なんだろうと勝手に思いながら、ずっと読みました。 引っかかってる何かが、ストーンとほどけて、 そこからぐいぐい前進していく登場人物たちがいいなと思いました。 一度ほどけさえすれば進めるというのは、根がまっすぐだからなんだ。 それは、家族に愛されてるからだよね。 と、思った。大事なことだなと思った。

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    投稿日: 2014.12.08
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    海の見える町・連ヶ浜で喫茶店「星やどり」を営む早坂家。今は母ひとり三男三女だが、店の経営者兼建築家だった亡き父が残した店だ。物語は、六人の子供たちが一章ずつ今の思いを綴る連作短篇方式だが、父の影響力が尋常なほど大きくて、悪い言い方をすれば「いつまでも死者に縛られている」という感じさえする。 ただし、最終章で長女琴美の苦悩が決して一人のものでなく、家族全員の「家族という呪縛からの解放」に繋がる展開は流石の一言。また、名脇役あおいちゃんと食べたくなるビーフシチューの存在感がたまらない。

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    投稿日: 2014.12.05
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    父を亡くした兄弟たちの、それぞれの物語。 彼らの目に映る情景が、悲しみや痛みがにじんでそれでいてきらきらと輝く言葉たちで描かれています。 何もかも知っているわけではなく、別々の人間同士なのに、 心のどこかで通じ合っている兄弟たちの物語が、ひとつの終わりに向かって集まっていきます。 とてもあたたかい物語です。

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    投稿日: 2014.10.19
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    6人きょうだいの物語。 人間の感情がにじみ出ているのに暑苦しく感じないのが朝井リョウの作品の良さ。 「星やどり」に隠された意味にははっとさせられた。 【201409】

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    投稿日: 2014.10.14
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    家族のつながりの物語。 6人の兄弟姉妹がそれぞれに、ちょっと家族を疎ましく思って、でもやっぱり家族っていいよねって。 鎌倉が舞台なのかなと思わせる描写と、素敵な理想のお父さんが描かれていて、読んでてホッコリしました。

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    投稿日: 2014.10.06
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    友人に、泣けたと言われ、読みました。私は、そんなに泣けなかったけど、ドラマとかになりそうかな?なんて思いました。最後は予想通りでした。

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    投稿日: 2014.10.06
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    なんて素敵な兄弟なんだろ。 そしてビーフシチューが食べたくなる! ナポリタンも食べたくなったけど… 特に凌馬とあおいの関係はなんか高校生な感じでキュンとしました。

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    投稿日: 2014.10.01
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    引っ越してから電車通学の時間がなくなったので、 なかなか読書の時間が取れませんでしたが、 読み終えるまでに時間がかかったのはそれだけが理由ではないはず。。 タイトルで惹かれた作品でしたが、表現が深くて読んだ部分を振り返って考えることもしばしば。 全体的に優しい印象でした。

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    投稿日: 2014.09.30
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    家族の成長物語。どこの家族にもあることを改めて描く感じ。 大事なことを大事にする分だけ、身動きが取れなくなることもある。 おそらく抑え込むより噴出した方がいい。家族なんだから。 読後が心地いい。

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    投稿日: 2014.09.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ラストでふいに涙が出そうになった。 自分が死んでも家族の輪をつなぎとめていられるだろうか。 建築家として生きてきた父親が最後に作ったカフェ、店名を急に「ほしやどり」と変え、天井に星型の天窓を作った。 癌を告知された父親が早坂家に残したものはなんだったのか。 6人兄弟それぞれにストーリーがある。 父親の死から10年が経つ。 父親の命日の日に次女、小春がファミリーレストランで母親と知らない男が相席しているのを見つけ激怒した。 母は何かを隠している。 6人兄弟がバラバラに動いているように見えて、その裏でしっかりとつながっている。 父親が遺したメッセージを理解するには、10年の歳月が必要だった。 人が死に面した時、何か思いを残せるか。そして思いを受け継ぐ人がいるか。 もしそれが実現できたなら、幸せな人生だったと言えるのだろうな。

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    投稿日: 2014.09.21
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    無理してる・・・ よくあること。 無理を続ける・・・ だんだん耐えられなくなっていくこと。 無理がたたる・・・ 大切ななにかを引きずるのは悲しいと言うこと。

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    投稿日: 2014.09.19