
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公:赤松徳郎の「守る」という執念が強く表現されていました。 この小説のモデルとなった事故のことは今でもよく覚えております。あれは衝撃的でした。この小説は事故の経緯やその後の自動車会社のリコール隠しも書いてあって改めて事故の衝撃を思い出させてくれました。 自分もこれほどではないけど似たような経験があります。学生時代の時ですが、バスを待っているときにそばを走っていたダンプカーのタイヤが突然パンクして、その破片が自分の顔に飛んできたことがあります。怪我はその時はなかったですけど、危ない!と思いました。今現在、自分は国道のそばに住んでいて、トレーラーやダンプカーなどの大型自動車がバンバン行き交っています。万が一にも大型自動車のタイヤがぶつかってきたらって考えた時に怖くなりました。もっと周囲を注意しないとって思いました。 下巻も上巻と同じく、ヒューマンドラマです。で構成されていました。赤松が金沢の運送会社の社長からもらった資料が決め手となって自動車会社のリコール隠しがバレたのですが、「守る」ということはどういうことなのかをこの小説を読んで改めて考えさせられました。事故が起きると、被害者加害者双方の家族、職場の人間、取引先の顧客、融資を受けている銀行に多大な影響が出ることを思い知らされ、「自分はヒーローだ」のような目立ったことはしなくて、地味だが一歩一歩自分の足で動いて行動する重要性を感じました。自分もそうでありたいと思います。 この小説が直木賞候補になったことは素晴らしいのですが、それ以上にこの小説や小説のモチーフとなった事故について改めて自分の人生の中での衝撃の一つだったことを感じさせる話でした。 素晴らしい小説でした。
1投稿日: 2026.01.11
powered by ブクログどこを見て仕事をすべきか。顧客を見るべき。だから顧客を騙すことは絶対に悪なのだ。こわいのは保身の気持ちで、判断を誤らせる。この本が大事なことを教えてくれた。
0投稿日: 2026.01.03
powered by ブクログ読み終えてスッキリした。 あの事件が題材とのことだけれど、事件の裏側にはそういう事も有ったのかもと考えると、スルスルと読み進められた。 勧善懲悪の戦隊ヒーローものと一緒にしては失礼だと思うが、そういう話が大好きだ。
0投稿日: 2025.12.29
powered by ブクログ本日、読了。 大企業側の面々、中小企業の社長を馬鹿にした人たちにもっとガツンとやっても良かったんじゃないかな? 話は一貫して面白いし、どんどん読めてしまいます。
0投稿日: 2025.12.21
powered by ブクログ読み始めたら止まらない。止まりたくない。 だって、少しの希望が見えて来たら、すぐに困難に立たされて、一体いつになったら相手をぎゃふんとやっつけてくれるのかとやきもきしていたら、続きが気になって気になって読むのを止められるわけがない。 でも、無情にも最寄りの駅に到着。 行きと帰りの電車の中が読書の時間である自分にとって、駅に着いてしまうのが残念なほど、この本に熱中していた。 集中しすぎて駅を乗り過ごしそうになること、数度。 内容は勧善懲悪。 本当にスカッと気持ちよくさせてくれた。 でも、浮かれて終わりではなく、しっかりと現実的な落とし所もあって最後まで感心しっぱなし。 大きく広がった話も全て決着を見せてくれた。 諦めずに最後まで頑張っていれば、結局は人情、人との繋がりだって、現実はそんなにうまく行かないってわかっているけれども、この話の人の何十分の一でもいいから頑張って、自分の信念貫いて生きていけたら格好いいなとちょっと思う。
1投稿日: 2025.12.11
powered by ブクログ大企業に立ち向かう中小企業の社長が、様々な不運や困難、妨害工作などにより窮地に陥るが、社員や家族に支えられてやがて大企業に一矢報いる。 このストーリーは面白いのだが、やはり二番煎じにも感じられてしまい評価4とした。
0投稿日: 2025.12.02
powered by ブクログ未だ全部読んで無いが、組織犯罪に、一般人が、巻き込まれ、中小企業が、廃業に追い込まれる大事件と、日本を代表する、言わば四菱グループの一企業が、3年前にリコール隠ししたのに、その役員が、又リコール隠しは、あり得ないし、リコール隠しが単純過ぎる、とは言っても、一気呵成に読み終える内容ではあるなー 事故原因の革新に関わる衝撃の事実を知り、組織ぐるみのリコール隠しの疑いを抱いた赤松。だが、決定的な証拠がない。激しさを増す、大ホープグループの妨害工作。家族と社員を守るために、赤松はどうしても真実を証明しなければならないのだ――。歯をくいしばって闘う男の姿を描いた感動長編。(講談社文庫)
5投稿日: 2025.10.20
powered by ブクログ自分の会社の事だから、世間一般の人とは違う、どこか特別な視点で作品を読んでいた気がする。 作中で描かれるような卑しさは、二年目の私にはまだ感じられない。だがもしまた同じような状況に会社が陥った時、普段我々が見ないもう一つの体質が顔を覗かせるかもしれない。 勿論、不祥事から会社全体を悪だと決めつけることは出来ないが、長年一つの会社で働いていると、その邪悪な体質に気付かぬうちに飼い慣らされていくのも事実だと思う。 結構な長編小説なので、途中飽きが来ることもあったが、最後はじんわりと目頭が熱くなるのを感じた。 会社に守られた私は、死に物狂いで働いたことはあったか?何をしても自分の生活は安泰だというこの意識そのものが、サラリーマンなのだと感じる。 自分のいる環境について一度立ち止まって思いを巡らすには良い体験だったと思う。 •どんなことがあろうと、常に目指すべきはことの本質だ。形式や先入観にとらわれた時、その本質は見失われ、安直だが見当違いな結論だけが目の前にぶら下がってるわけだ。 •大企業にいる時に周囲を囲っていた見えないバリアが取り払われ、世の中の荒波と強風がまともに吹き付ける中、大型客船から帆船に乗り換えたようなものだ。生きることとはこういうことかと思った。その厳しさを認識こそすれ、嘆く暇も恨む余地もなく、ただひたすらがむしゃらに、無骨に奔走してきたのだ。 •会社の都合と個人の都合を使い分け、体よく、つつがなく、定年まで勤め上げようというサラリーマンそのものだ。
7投稿日: 2025.10.04
powered by ブクログ実話ではないと知り驚きを隠せない。大企業のエリート気取りサラリーマンが実際にいると思ってしまう。それだけ感情移入できたし想像できる内容であった。終始赤松社長の筋の通った姿勢に感銘した。自分では信念を貫き通せない、諦めてしまうだろうと思った。苦しい場面に遭遇しても赤松社長を思い出し、自分の信念を曲げずに頑張りたいと思わせる作品であった。
0投稿日: 2025.09.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
さてさて、続きです。入院中に読破してしまった「空飛ぶタイヤ」文庫下巻。 なんだよー!解決の糸口は週刊誌のスクープかと思ったら違って、警察のやる気でした。それなら最初からちゃんと捜査してくれればいいやん!と思いました。 日本の警察は、本当に圧力に屈したりはしないのかな、そこ、マジで心配。 あと、赤松社長と三菱…いや、失礼、ホープ自動車との闘いの物語と思ってずっと読んでいたのに、銀行の融資の話がかなり大きなウェイトを占めていた! ちょうど最近、「奇跡の経済教室」という本を読んで、銀行が融資をすることで将来的な価値を生み出している、ということを理解し、非常に興味深いと思っていたところだったので、それと合わせてかなり面白く読めました。 赤松運送の整備士の門田くんが好きです。人は見かけで判断してはいけないっていう教訓を得ました(あ、これは上巻の部分だな)。沢田の奥さんもちょっとしか出てこないけどいいキャラよね。映像化したときに、こういう人をうまく描いて欲しいけど、出てくるのかな。 退院したけどしばらく動けないから、映画も観ようかね。
10投稿日: 2025.09.22
powered by ブクログスッキリする結末は良かったけど、 もしも大企業サイトが一枚岩で 関係者の不満なく対応していたらどうなっていたのか。 現実に置き換えるとこわい。
0投稿日: 2025.09.22
powered by ブクログ池井戸作品を読むのは2作目だが、今作のような悪代官をとっちめる構図作品は初めて。 半沢直樹など映像としては見ていたのでその構図は把握していたが、やはり爽快感がありますね。 その結果に至るまでの苦労を知ればこそよりその爽快感が増します。 今更ながら他の池井戸作品も読んでいこう
37投稿日: 2025.09.12
powered by ブクログ事態の解決まであとどれくらいかかるんだろうというくらい上巻も下巻も長いが、中弛み感が全くなく気づいたら読み終わっていた。 赤松に比べたら私の悩みは大したことないなと元気になれちゃいそう
1投稿日: 2025.06.16
powered by ブクログ【ここだけ】お返しは良くないんだね。(あれ?倍返しだ!!は?) 【感想】大企業病、派閥問題、社員の慢心。だからと言って中小企業がいいのか。どこでもいいから自分の信じられる人や組織に貢献していきたいと思った。 会社資金繰り、遺族との関係、PTA、子供問題、私はこれらを並行で処理できんです。 最後はハッピーエンドでよかったよかった。 ゆぎ…強い。お金ではない、ホープに掻き乱されたくない。未来のために生きていきたい。
8投稿日: 2025.05.22
powered by ブクログこういったスカッとする企業小説は読んでいて気持ちがいい。様々な人達から裏切られ、罵られ、馬鹿にされてフリにフリまくった後の大逆転。 ただ自分の性格的にそれまで馬鹿にしてきた奴らにもっと反撃してほしかった。 特に片山、相模マシナリー、そして柚木。 奥さんが亡くなってしまったとはいえ全く赤松のことを信じず完全に犯罪者扱い、無責任呼ばわりなどひどい言いようの柚木にはもっともっと言い返してほしい。 「ほらね、言っただろ。あんたあの時全く信じなかったよな?責任逃れだなんだ言ってたけど違っただろ?なぁ?今更謝られても遅いんだよ。あの時すぐ信用してくれてたらこんな嫌いになることはなかった。」こんな具合に。
0投稿日: 2025.05.17
powered by ブクログただの隠蔽を解決するストーリーではなく、人の感情も豊かに事細かに書かれていてとても良かった。 主人公の赤松社長は感情の起伏が激しく男臭い、不器用で情に熱いところがなんとも言えないかっこよさがあった。 ホープ自動車の品証部にしっかり腹が立ったのでそこも良かったです。 被害者の柚木親子には幸せになってもらいたいと感じた。
0投稿日: 2025.04.24
powered by ブクログ沢田ーー!!!ってなる笑(色んな意味で) 彼も含め人間味があって、ドロドロした話なのになぜか生き生きとしてて羨ましくも思えてくる。 映画と元の題材も気になってしまう作品でした
0投稿日: 2025.04.11
powered by ブクログ組織ぐるみのリコール隠しを疑う赤松だが、決定的な証拠はない。 赤松社長は真実を証明できるのか? 中小企業の困難さ、大企業との理不尽なやりとり。 物語の展開はテンポよく、次々と明かされる事実に引き込まれる。 ハラハラドキドキしながら、上下巻とも一気に読了しました。
0投稿日: 2025.02.08
powered by ブクログ内部告発の企業小説はスリリング。警察との対応もあってこれはなかなか秀逸。池井戸作品をもっと読みたくなったよ。
1投稿日: 2025.01.13
powered by ブクログ何度も何度も、なぜいつもこうも上手くいかないのか、いつか報われるのか、と悲しみながらも希望を捨てきれずにいました。主人公や、その周囲の人々の気持ちに入り込み、絶望も希望も喜びも悲しみも味わうことができる小説だと思います。 最後のどんでん返しでやっとすっきりすることができましたが、その全ての過程でも飽きることがなく引き込まれ続けて、早く続きが読みたい!知りたい!となりました。
2投稿日: 2024.10.25
powered by ブクログこれぞエンターテイメント小説! 主人公の社長が男くさくて、泥にまみれて、情に厚くて。 これでもか!と苦しめられて、残りのページを確認しながら「本当にハッピーエンドになるのだろうか?」と不安を抱えながら読んだよ。 でも、流石。最後にはちゃんと敵役の人も懲らしめられて、溜飲を下げる事が出来た。 池井戸小説ってパターンわかっているのに、おもしろいってすごいな。
16投稿日: 2024.10.24
powered by ブクログ面白い!今から18年程前の作品ですが、今も尚起きるであろう大手企業の悪事と隠蔽、立ち向かう下請け中小企業、絡み合う人間模様、そういった関係性や構図がとても分かりやすくリアルに描かれてます。本当に腹が立ってイライラしながら読みましたが(読書として良い意味で)そのストレスが一気読みを加速させてくれます。きっと良いゴールが待っているであろう前提では読んでいましたので、早くスッキリしたい早くスッキリしたい、その一心で読み進めていました。しかし池井戸作品によく出てくる、あの悪い役員達や銀行員はホント腹立ちますね。企業がどうあるべきか、守るべきものは何なのか、屈しない強さ、色々と励みにはなりますが、現実はなかなかそう上手くはいかないものです、、、ただ、小説というエンタメとして楽しみながら、少しでも勇気づけられたり、やっぱあともう少し頑張ってみようかなと、ちょっとしたキッカケを与えてくれる感じがとても好きです。とても素晴らしい作品に出会えたと思います。この後、映画版も観たいと思います。
36投稿日: 2024.10.15
powered by ブクログ気持ちが晴れた。 というのが、読み終えた直後の感想だ。 登場人物が置かれた様々な環境で葛藤する人々。信念を貫くことの大切さ、正しいことを正しく実行することの大切さを改めて感じた。ただ、それらを愚直に実行するには多くの葛藤が伴うこともある。 だけれども、結果は自ずとついてくる。 そう感じた作品です。
15投稿日: 2024.09.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
過去に映画を見たことがあったが、初めてのように楽しめた。上の中盤から結果は見えているところはあるが、しっかり下で展開し、紆余曲折してから結末に行くとても面白い内容だった。悪事がしっかり成敗される爽快感がとても心地よかった。このような現実感の強く、企業がらみの作品を読むことも少ないので、池井戸作品をもっと読みたいと思った。
1投稿日: 2024.09.14
powered by ブクログ面白かった!落ちるところまで落ちたけど最後はスカッとした。仕事とか勉強が出来ても、人として小さい人間にはなりたくないなと思う。
0投稿日: 2024.07.04
powered by ブクログ苦しい時も決して諦めず、読んでる側が苦しくなるくらいだった。悪を倒す痛快さより、誠実を貫く精神力に憧れたし、とても面白かった。
0投稿日: 2024.05.17
powered by ブクログ【初投稿】上下巻ともページを捲る手が止まらず、気づいたら読了してました。中小企業である赤松運送の赤松社長が大企業ホープ自動車を相手に苦しみながらも臆することなく闘っていく姿からは勇気をもらえます。また、様々な登場人物の思惑と心情の描写が緻密で、面白いストーリーと相まって心揺さぶられます。 次の池井戸シリーズ読むのが楽しみです。
0投稿日: 2024.04.19
powered by ブクログあっという間の読了。 エンタメ小説の側面と別にビジネス書のケーススタディとしても学びが多い。 規模は違えどこんな内向き組織はある。自分の現在の組織も他人事ではない。結局、組織に働く慣性は簡単に変わるものではないということを痛感させられる。自分への戒めとして、定期的な読み直しをしようと思った。
0投稿日: 2024.03.15
powered by ブクログAmazonオーディブルで「空飛ぶタイヤ」下巻を聴き終えた。 最後はスッキリと清々しい気持ちで終わって良かったけど、それまでの鬱屈がすごい。 特に上巻の前半はつらい。 東京ホープ銀行の人はずっとブレなかった。 はるな銀行はちょっとファンタジーが過ぎるような…。 ホープ自動車の狩野と学校のモンスターペアレントにはイライラさせられた。 PTAパートは要らなかったような…世間の風当たりの強さというより、単にモンスターペアレントが異常なだけだし、あそこで他の作品1本できちゃうよね(^_^;) 聴いてるときは楽しかったけど、聴き終えると、「文学性に乏しい」という理由で直木賞に落選したことに納得してる。 確かに聴き終えて残るものがない。 たくさんの登場人物もそれぞれの立場でしかない感じだし…。 でも面白いから、十分か。
6投稿日: 2024.02.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
・メインストーリー ・サブストーリー ・構成 ・特に印象的な場面など 沢田が英里子に異動の旨を伝えた後の英里子の反応。(p.34) ・気づき
0投稿日: 2023.10.29
powered by ブクログ上下巻とも読んでの感想 池井戸潤さんの有名作 読もう読もうと思っていたが何だかんだで他の作品を手に取ってしまい今更読了 同作者で超人気ドラマ「半沢直樹」シリーズの痛快さとまではいかないが、それでも負けず劣らず 大企業ホープ社に対し零細企業の赤松運送がリコール問題の追求をするというのが物語 世間からの風評被害、取引先の離反、ホープ社からの妨害等様々な逆境で会社が潰れかけていく中、赤松は正義を貫き通すことが出来るのか 推理小説しかほとんど読んでこなかった自分がエンタメ小説を楽しめることが出来るか疑問だったがそんな心配無用 超絶オススメ作品 赤松の一本気な人柄が色々な人間を取り込んで逆境に立ち向かうことが出来たんだろうなぁ
5投稿日: 2023.08.28
powered by ブクログ仕事がら概要は以前からなんとなく知っていたけど、ちゃんと読んだ事がなかった。メディアで取り上げられないであろう当事者達の思い描かれていた。しかも池井戸先生の勧善懲悪的な痛快ストーリーで最後はスカッとする。映画化やドラマ化されているのでどちらもオススメかも。
2投稿日: 2023.07.02
powered by ブクログ町の中小企業が大企業の不正を真っ向から暴いていく。大企業と銀行のやり取りなど様々な思惑が交差する様は読んでいて興奮とスリルを感じた。 とっかかり辛かった池井戸潤作品は初めてだったが読みやすく閉塞感漂う現代に生きる中で前向きな気持ちにさせてくれる。傑作だった。
1投稿日: 2023.06.15
powered by ブクログ感動しました! 勉強など二の次。 大切なことは、人様に迷惑をかけないこと、友達を大事にすることだと教えられた。 親はいつまでも生きていられない。困った時に頼れるるのは友達だぞ。 だから友達はたくさん作れ。 そして大事にしろ。
2投稿日: 2023.06.09
powered by ブクログサラリーマンだなぁと感じさせる上下左右の人間関係や会話が面白かった。超大手企業と取引ややり取りある人にはわかる、自分たちはエリート、ていう態度、本当あるんだよねぇ。個人的には販売会社の人の描写が、まさにあの人のことみたい!と思わせるリアリティがあった。 赤松社長をはじめとして、ビジネスなのに口調が荒すぎてそこは現実味なかったけど、20年前くらいのイメージ?だとそんなもんだったのかな。個人的には好きなタイプの人間ではなかった。1番好きなのは沢田かな。(みんなそうかな笑) ドラマの半沢直樹と下町ロケットを見てて、こんな口調の人いるか〜??ドラマだから大袈裟なのかな、と思ってたけど、この方の本に出てくる人はわりとこうゆう感じなのね笑
0投稿日: 2023.05.07
powered by ブクログこれは、1日で一気読み。 それほど面白かった。 まるで映画を見ているようだ。 ドラマにもなったようですね。 たしかにこれをもとにドラマにしたら面白そうだもんな。 普通に走行しているトラックの前輪が外れ、側を歩行中の主婦に直撃、死亡してしまう所から物語りが始まる。 トラックの運送会社(50人程度の規模)の社長が主人公。 整備不良が疑われるが、社員の仕事を信頼する社長はメーカーに問い合わせるもけんもほろろ。 警察からは容疑がかけられ、運送の仕事も取り消され、銀行からは融資回収を迫られ、窮地に立たされる。 メーカーは整備不良として処理。 しかしながら、以前より同様の事故が発生しており、本来はリコール対象になるものの隠蔽している。 そういう状態から、だんだんと解決していくんだけど、最後は正義が勝つのだ。 上下巻800ページを超える長編小説だけど、とても読みやすいので中学生ぐらいからでも楽しめるんじゃないかな。 とてもお勧めです。
0投稿日: 2023.05.01
powered by ブクログ(上下巻合わせてのレビューです。) 三菱自動車のリコール隠しが元ネタのフィクション。 フィクションだけれども、どこまでもリアル。 登場人物の考えていること・感情がよく表現されている。 この本は是非、三菱自動車で働く人たちに読んでもらいたい。 三菱は諸悪の根源のように書かれていて、 なかなか読むのがためらわれるかもしれない。 それでも、リコール隠しによって、 苦しんだ人たちのことを切実に知るためには、 ときには毒薬も必要かと。 この本を読んで感じたのは、 「嘘をつけばもう後には戻れない」ってこと。 決して嘘をつくことを否定はしないけれど、 つく場合はそれ相応の覚悟を持ってつかないといけないということ。 特に企業の不正については、正直が一番かな。 自分が可愛いのは皆同じだから、難しい選択ではあるけれど。。 あっという間に読んでしまいました。 ★4.5個って感じ。
6投稿日: 2022.09.21
powered by ブクログ上巻からの続き。スッキリ。三菱か?逆転まで時間がかかったなあ。 難易度 中 感動★★★☆☆ 涙線★★★☆☆ 興奮★★★☆☆ 感心★★★☆☆ 伏線★★★☆☆
2投稿日: 2022.09.12
powered by ブクログ難局に直面したときに、人頼みにせず、自身で解決への道筋をつないでいくことの大切さを感じた小説。何事に対しても、傍観者ではなく当事者として最大限の努力をすることが、最善の結果を生み出すことになるのだろう。
3投稿日: 2022.09.10
powered by ブクログ人は偉くなればなるほど、自分のことしか考えなくなるらしい。保身や自分の利益、損得のことで頭がいっぱい。 子どものままの純粋な心でいろなんて言わない。きれい事だけでは世の中すまされないのも知ってる。けど、汚れすぎだろ。 もうこんなことが二度と起こらないことを、心から祈りたい。 けど人間はバカだから、同じ過ちを繰り返すのだろうけれど。
3投稿日: 2022.08.13
powered by ブクログ4時起きで茨城県栗橋の河川敷ゴルフ場へ。 2R周ったら日焼けで顔が真っ赤っか。 曇りだと思って油断してた。 帰ったらカミさんに、顔がタコ八郎になってると言われた。懐かしい名前だ。 日焼けで熱った顔で池井戸潤を読む。 池井戸潤といえば半沢直樹シリーズが定番。テレビドラマは欠かさず見たが、小説はそんなに読んでない。 久しぶりに何か読んでみようと思ったら、彼の作品では「空飛ぶタイヤ」が断トツの傑作という、とある作家のコメントを発見。図書館で借りてきた。 勧善懲悪、ドラマチック。最後は正義が勝つ。痛快な小説だ。大企業幹部の悪人振りにリアリティを感じる。 面白すぎて夜中の1時過ぎまで夜更かして読んだ。 中小企業をなめんなよ!の展開は池井戸潤の十八番。 フィクションと言いながら、あまりにも現実を連想させる内容だ。現実での出来事の暴露って勘違いしそう。 さて次は何を読もうかなと小説を探すのが好きだが、 「小説は構想され空想された物語なので、真実がないから面白くない」っていうコメントが、最近の日経新聞の読書欄にあった。 そっかーそういう人もいるんだな、そんなこと考えたこともなかったと、しみじみ思った。
5投稿日: 2022.04.19
powered by ブクログおもしろい。上は悔しい話ばかり、下も途中までは悔しいけど最後はスッキリ。本当にリコール隠しはあったみたいだからとんでもないなと思った。実際は赤松運送は廃業してしまったらしくそこはとても残念。
0投稿日: 2022.01.17
powered by ブクログ最後は感動。 やっぱり人間力ある人の元にはステキな人が集まる。 下巻は、クライマックスに向けてスカッとなる場面がたくさんあった。 散々ひどい扱いを受けてきた社長:赤松をはじめ正しい方に自分の想い(力)を発揮する人は魅力的。 必ず見てる人はいるし結果報われるのがいい。 いち社会人としてどうゆう人になるべきか、目指したい人間力を学んだ1冊。 映画化されてるのでこちらも観たい。
24投稿日: 2022.01.04
powered by ブクログ面白いだろうとは分かっていたがホントに面白かった。次々と暗転好転を繰り返す展開、主人公の諦めない姿や容疑が晴れた時にはじーんと胸が熱くなり、逮捕状が出た瞬間などは爽快そのもの。 これだけの長い道のりを経た上でのラストも泣けます。まるで一つの映画や長編ドラマを見終わった後の様な満足感でした。池井戸さんすごい。
0投稿日: 2021.12.29
powered by ブクログこの本のタイトルと表紙から航空機事故のお話かと思ってたら、自動車のリコール隠しのお話だった 旧財閥系巨大企業の殿様体質と消費者に対する無責任さを、中小企業の社長さんが撃破 ほんと読むのが止まらないくらい面白かった
0投稿日: 2021.11.21
powered by ブクログ現実にありそうな大企業の社内事情、中小企業の奮闘が鮮明に描かれている。自分が社会人になったからかもしれないが、こういった社内事情、人事事情が面白い。
1投稿日: 2021.10.23
powered by ブクログなぜか感想書き忘れてました。上下巻合わせての感想になります。 モチーフは間違いなく○菱の話ですね。 学生時代、初めて車買おうと検討したときに「○菱車は論外」のイメージがあったのを思い出しました。 お手本のようなモラル欠如で、会社のコンプライアンス研修なんかでも毎回のように事例として出てきます。 ここまで露骨に史実の話をモチーフにしてるわけですから、作品の内容もある程度はノンフィクションなんでしょうね…改めて○菱は論外だと再認識…。 それ以上に、会社員として働く自分としても、もし自分が関係者になってしまったら…と色々考えさせられる内容でした。 最悪職を失い家族を路頭に迷わせるリスク背負ってまで正しい行動が取れるか? そんな会社だと知った上で定年まで勤めるのか? うちのモノづくりは世間に胸を張って送り出せるシロモノか?など…。 (もちろん被害者や遺族の方もですが)全く事情を知らないまま一生懸命働いてた○菱の従業員の方々が可哀想で仕方がありません。 間違いを認める勇気、大事ですね。
6投稿日: 2021.10.21
powered by ブクログ悪役側と描かれている登場人物たちも唯の会社員で、自分がその立場であったとしても正義を貫くことは出来ないだろうなと思いました。
0投稿日: 2021.10.05
powered by ブクログ大企業にうずまく論理。 プライドとぬるま湯。 その中で、出世するには、政治力が必要。 こうした論理にふりまわされ、 翻弄される中小企業や、 事故の被害者たる一般消費者、 そして、大企業にいる組織人。 こうした関係性を見事に描いている
1投稿日: 2021.08.10
powered by ブクログ何回も不運なことが起きて、それ以上はもう無理だと思ってもまた不運なことが起きる。それでも負けずに踏ん張る社長の姿に心打たれる。
0投稿日: 2021.06.20
powered by ブクログ面白い。でも話の展開が遅いし、オチも読めていたため読破するのに時間がかかった。 ・人生いろんなことがあるよ、楽しまなきゃ ・私たちにとってなにが1番大切なのか考えたのです。過去は変えられない。だったら未来を変えていくしかない。私はもうこれ以上、あのホープ自動車という会社に人生をかき回されたくありません。これ以上闘うと、妙子との楽しい思い出まで歪んでしまうような気がする。私には他にするべきことがあると思うんです。
0投稿日: 2021.04.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
そして下巻。 赤松運送がどうなっちゃうのか気になって、どんどん読んでしまうだろう。まさに池井戸小説。 またこの本では事故の被害者、中小企業の実情、銀行の論理、硬直化した巨大組織のなれのはて、また子供の社会、親の社会などいろいろなリアルがいろいろな角度で描かれている。 そういう意味で一挙に読まされてしまったし、勧善懲悪は胸がすく思いがする一方、実際この勧善懲悪はとてもリアルではないとも思った。 現実はそう気持ちよく終わることは少ない。 実際逮捕された取締役のモデルである宇佐美氏は罰金20万円が確定しただけだったし、三菱ふようの会長になり辞任時に退職金ももらっている。 三菱自動車は日産とともにルノーの配下になったのちも、2016年燃費データ改ざんをおこない会社体質はなーんも変わっていなかったことを露呈させました。 またなくなられた方の遺族に支払われた賠償金は小説にあるように550万円程度しかなく、それもやりきれない話なのですが、そのお金も弁護士が弁護士報酬だといって遺族に渡さなかったりともう世も末だと思ったものだったと記憶している。 すっとするのは池井戸小説の中だけで、それもどうかとおもうけど市井の僕には仕方がないので。
0投稿日: 2021.03.03
powered by ブクログストレス大だったが、面白かった。 銀行の貸し剥がしには、腹が立った、○菱自動車の株をかって、大損したことを思いだした。赤松社長の忍耐力に脱帽。
0投稿日: 2021.03.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
完膚なきまでの勧善懲悪に、胸の爽快感が尋常じゃない!沈んでいく船を描き出す様が、本当に丁寧で慎重で、逆に浮かび上がる飛行船の模様も、これ以上ないほどに美しく描き出されている。それは多分、綿密な苦悩と奮闘の描写に支えられて、深く深く読んでいる者の心に染み込んでくる。途中、先の展開が気になり、微細な描写(車の部品などの専門的な箇所)を飛ばして読んでしまうほどであった。読んでもよく分からんしね。これは名作。池井戸潤の小説ってプロットが大体同じなんだけど、でもどれを読んでもワクワクする。遺伝子にそういう要素が組み込んであるのかしら。本能を刺激されるような逸品だった。
3投稿日: 2020.11.02
powered by ブクログ水戸黄門で言うお代官様の、ホープ自動車の 狩野常務。わかりやすく悪役で何とか罰せられないかと やきもきしながら読み進めました。 越後屋、そちも悪よのぉみたいな人も出てきます。
0投稿日: 2020.08.28
powered by ブクログ面白かった!社内の派閥争いであったり、権力を振りかざした情報操作であったり、知りたくない世のドロドロのなかで、真実を見つめられる人の格好よさが際立つ。PTA会長というこれまた大変な役職から、子供やママさんの事情なども描かれているところがまたよかった。 世論や風潮に流されず、きちんと自分の目で見て、頭で考えて、判断できる人はかっこいいなあ。
3投稿日: 2020.06.22
powered by ブクログ下巻になってもまだ続く、赤松運送の危機、ホープ自動の欺瞞。 そこからの大逆転。 すべての罪が明らかに、赤松運送が浮かび上がる様が描かれるのは爽快の一言に尽きる。 ジェットコースターのような展開。 ホープ自動車に対する怒りが昇華していく。 実際の自動車会社を彷彿とさせる。
4投稿日: 2020.05.13
powered by ブクログあー、すっごく泣いた。 通勤電車で何度も何度も上を見上げた、涙が溢れないように。本当に気持ちの熱さが伝わるリアルな物語。あー、小説をいっぱい読みたい!って思わせてくれる。 2012/3/21
1投稿日: 2020.05.08
powered by ブクログ池井戸潤、なんだかちょっと苦手かも、、 とてもよく出来た話だけど、なんだかちょっとヒューマン感が強くて、あまり気が進まない感じだった
0投稿日: 2020.04.08
powered by ブクログこれだけの登場人物の1人1人を無駄にせずに、 話の最後に向けて進んでいく様。 すごいの一言。 ここまで長い話を読むのは初めてだったけど 止まることなく読み進めました。 映画見ようっと!
12投稿日: 2020.03.26
powered by ブクログここまで来るのにたくさん不幸がありました。 しかし、いつまでも悪がのさばるわけにはいきません。 赤松社長の諦めない精神力で、ホープ自動車の不正を追い詰めていきます。 赤松家には少しずつ平和がもどり、反対にホープ自動車ではこのやり方に疑問を持つ職員からの内部告発で逮捕者が出て終焉を迎えた。 最後の方は駆け足だったが、全てが片付いて綺麗な終わり方だったと思う。 ここまでよく耐え忍んだと、その熱い精神力に読み手の心もグッとわし掴まれた気分でした。
7投稿日: 2020.03.24
powered by ブクログ〇学んだこと 1.「執念」をもって仕事に取り組む 2.必ず「味方」は現れる 3.自身の「正義」を確立すること
2投稿日: 2020.03.12
powered by ブクログ図書館で見つけたので手に取ってみた。以前映画で見たのでストーリーは把握できていたが、小説だとより引き込まれていった。当方もメーカーの技術職なのだが、大企業の典型的な内情がデフォルメされてうまく表解されていたので引き込まれた。1つの出来事にまつわる、社長業、銀行業、メーカー、父親、旦那、と様々な人々の立場をうまく表現して、うまくまとめて行ったことに感動。小説家の実力、想像力、取材力、感嘆した。
4投稿日: 2020.02.09
powered by ブクログ実際の事件が下敷きになっている。新聞で読んで、トレーラーのタイヤのボルトが外れるなんて、なんと杜撰なことか、と憤慨した記憶がある。だがその後の話は知らなかった。フィクションにしても現実感をもって読んだ。 乱歩賞候補になったが、この事件の判決が降りてなかったためか、見送りになり、「破線のマリス」が受賞したとか。 野沢尚さんの「破線のマリス」(若くして亡くなった野沢尚さん;;)を読んだのは随分前だと感じるかその頃書かれたものかと、それなら時代遅れの話になってしまった。 赤松運送のトレーラーの前輪のタイヤが外れて、歩いていた親子にあたり母親が亡くなった。140トンのタイヤが外れて暴走した大事故だった。 事故原因は運送会社の整備不良だと、メーカーに決め付けられる、しかし社長の赤松は納得できなかった。 この事故が原因で得意先に取引停止を言い渡され、事故車のメーカー系列だった銀行からは、融資も断られ、挙句には融資決済の請求書が来る。 破産寸前の赤松は真相究明に奔走する。 しかし、赤松の前で、財閥企業の資金系列にある製造元は、自社の車の欠陥は見当たらず、と突っぱねる。 一方同じ車の事故が多発していることに、不審を抱いた週刊誌記者から、資料を渡され、それを調べるうちに、赤松は大手自動車メーカーのリコール隠しの実態に気付き、新たな証言も得ることができた。 巨大企業は同じ系列の傘下企業を抱えて成長してきた。 持ちつ持たれつの関係は今も変わらない、企業名さえあれば無理も通った。 企業人としてのプライドは愛社精神という隠れ蓑の下では、傲慢な態度や慢心となり、ついに社員は会社名に負ぶさって腐敗した企業倫理に犯されていた。 零細企業対巨大企業。大企業名を笠に着たエリート意識対小企業の経営者、組織内の個々の軋轢など読み所も多い。 企業系列の銀行、ただ一行に頼ってきた現実。弱みを握れば、銀行マンは利益保全に徹する変わり身の技。 捜査する警察内部の葛藤なども面白い。 登場人物は多いが煩雑さが感じられない、内部事情や人間関係の面白さ。本音を隠して組織に帰属するしかない社員の生き方も興味深い。 企業、銀行といえども、動かすのは人間であって、人としての幅の広さ底の深さが危機にあっては如実に現れるものだと感じる。 ただそういう立場に立ったときにしか発揮することができないという、身分制度、肩書きの弱さもある。 企業に入ると言うことは会社の利益の前では誰しも自分をなくすことかもしれない。 この作者は実にうまい。緩急に長けて、たまに人情劇というような涙を誘われる話を入れる。 確かに、話に入り込んでしまうとそこで力が入り、泣けてくる場面もある。 赤松という社長が、破産瀬戸際で、社員や家族を背に、見得を切るせりふがたまらない。 話に引き込まれていると、思わず快哉を叫びたくなる。 題名だけ読んだときはSFかと思った
2投稿日: 2020.01.30
powered by ブクログザ池井戸潤といった印象。王道。正義は勝つ。 とても読み易く面白い。 流れが変わり始めて、形勢逆転に向かって加速していく時、とても熱くなった。
4投稿日: 2020.01.02
powered by ブクログあとがきの解説によると、半沢直樹が世に出る前の作品なんだそうだ。読後にそれを知った。 勧善懲悪ビジネス小説では著者の右に出るものはおらず、そんな結末だろうと高を括って安心して読もうと思っていた。ところが、だ。ジリジリ追い込まれていく赤松社長。どこに突破口があるのか気になって気になって仕方ない。わかったフリで読み始めたことを申し訳なく思いながら、下巻のページ残り僅かなところでやっとひと息つけた。 ホープの社章に似た実在の企業の営業担当を数年務めたことがある。もう10年以上前の話だ。選民意識の強い、どこか人を小馬鹿にしたようなアイツらの顔が思い出され、当時の不愉快な気持ちまで蘇ってしまった。 今ごろ、不幸になっているといいな笑
4投稿日: 2019.12.22
powered by ブクログやっと解決編。無事に終わってよかった。下町ロケットほどのすっきり感がなくて少し残念。この作品に出てくる悪役はほんまにリアルで、やからこそめっちゃ腹が立つ。その中でも保護者片山はほんまに腹立った。こいつの件がイマイチすっきりしなかったから、全体通してすっきりせんかったのかもしれん。
6投稿日: 2019.11.29
powered by ブクログ泣けます。結末が気になって寝る間を惜しんで最後まで一気に読んでしまいました。ドラマにもなっているし映画にもなっていてそちらにも興味が湧いてきたので是非見たい。久しぶりに読書で寝不足。やっぱり、活字は映像より好きかもしれません。そんなことを思い出させてもらいました。最後のメイン銀行との決別のシーン最高です!
3投稿日: 2019.09.13
powered by ブクログ1906 涙無しでは語れない文句無しの面白さ。悩みながらももがきながらも、その姿勢と生きざまがカッコいい!!
3投稿日: 2019.06.23
powered by ブクログちょっとした構成の違いで、印象が変わる。映画化作品との比較もしながら読んだが、なかなか興味深い。取り調べのシーンは映画の方がインパクト大。PTAのくだりは残念ながらリアリティに欠ける。
3投稿日: 2019.06.16
powered by ブクログ一気に読まされてしまいました。人物描写が鋭くて赤松社長や運送会社の社員はもちろん、内部の沢田の揺れる気持ちも手に取るように伝わってきました。登場人物が生きているので感情移入がしやすかったと思います。企業、マスコミ、警察。組織に属する人間が自分の信じる所を貫くことがどれだけ難しいのかも感じさせられました。読後感はいいですが、亡くなった被害者家族の日常が戻るわけではないのはやはり悲しいです。
0投稿日: 2019.06.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人間描写が上手い。 池井戸氏の本を読むと、クライマックスで、 青空の下で太陽を見上げた時のような爽快感が体を抜けていく。 メーカーの傲慢さと赤松社長の描写が最高に面白い。
1投稿日: 2019.05.27
powered by ブクログ勧善懲悪――水戸黄門をはじめとする時代劇に代表されるように、日本人はこの手の話が大好物であろう。『空飛ぶタイヤ』もまた、時代背景は江戸、平成と異なるが、この系譜に名を連ねる、いわば甘い汁を吸う悪代官をやっつける町人の味方という構図に当てはまる物語であった。 空飛ぶタイヤは奇しくも自分にとって、平成最後に読了した本ということになったが、世の中が十連休に浮かれ、その間に年号が「令和」に変わり、一見平和が訪れたかに見える日常も、ニュースでは連日暴走した車の犠牲となった痛ましく、理不尽で、憐れな人たちが報じられている。これらの「事実」は、ニュースではあっという間に消費され、風化してしまう。だからこそ、この物語の存在が重要なのである。 事実を下敷きとして、池井戸氏はそのディテールをおのが想像力を駆使して物語に仕立て上げた。この想像力こそが作品にリアリティをもたらしている。そして、リアリティは読者の読むことへの推進力となるのである。 事実(と呼ばれるもの自体、実は多分に脚色されていることも多いが)を伝えるニュースでは感じ取れない勧善懲悪を、久しぶりに思う存分楽しめた。組織という巨人をバックに自己正当化を繰り返し試みる奴らに下される鉄槌こそ、最高のカタルシスであることをこの本は教えてくれる。
9投稿日: 2019.05.07
powered by ブクログ某自動車会社の事件を素材に、企業の不祥事という重いテーマを描いた作品だが、中小企業の赤松運送の社長が、大企業のホープ自動車に立ち向かうという構成で、読んでいる間ずっと赤松運送を応援している自分がいた。ストーリー展開も良いが、登場人物一人一人の感情や人間味が描かれているので、つい感情移入してしまう。夢中になって読んだ。
3投稿日: 2019.05.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
上巻に比べると、展開のスピード感などは失速した印象です。 登場人物が多く多少の物足りなさなどは感じました。 折角ついた弁護士も正義の味方ではなく読んでいて苦しいです。 実際の横浜母子3人死傷事故では、三菱自工が欠陥を認めるまでの間 事故車両を運転していた運転手男性の自宅に対して「人殺し」などの中傷ビラが家の壁に貼られたり、無言電話などの嫌がらせが相次いだ上、男性が経営していた運送業は廃業しているという事実が恐ろしいです。
3投稿日: 2019.05.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ついにホープ自動車の欠陥の隠蔽が明るみに出てくる。赤松運送や赤松自身が長い闘いから決着が着く。 会社組織のエリート意識なんて世間から見れば大したことではない。むしろ通用なんかしない。信頼は一瞬にして崩れさる。
2投稿日: 2019.04.18
powered by ブクログ面白かった。組織の中で、どう振る舞うべきか考えさせられました。闘うこと、馴れ合うこと、流されること、そして自分で前に進むこと。さて、どう生きますかね
2投稿日: 2019.04.01
powered by ブクログ上巻で暗いスタートで読み進めようか躊躇したけど、結果良かった。最後まで飽きることなくグッと引き込むストーリー展開はさすが。(資金繰りの大変さ、自分の心配のないサラリーマンでいることの安寧さを感じた)
1投稿日: 2019.03.31
powered by ブクログ想定の範囲内であるが、スカッとした。 裁判での決着は時間がかかる上、納得できる可能性は低い。柚木さんの変化に一番驚いた。
2投稿日: 2019.03.31
powered by ブクログ下巻に入ってから夢中になって読んだ。 銀行員、ホープ自動車社員、事故被害者、ユーザーのあらゆる視点で書かれていて面白い。1つの事件でこんなにも行動や捉え方が異なるのか。正義は絶対に勝つんだと信じていいのだと思った。
2投稿日: 2019.03.23
powered by ブクログ正直、沢田が決定的な証拠を握ってからの展開が“いつ出すんだよ”とイライラしてしまう。ストーリーはすごく面白いのだが、ちょっと引っ張り過ぎかなぁ...。
2投稿日: 2019.03.19
powered by ブクログ映画やドラマで話題になった作品なので、手を出しそびれていましたが、読み出したら止まらなかったですね。 中小企業と財閥系巨大企業の対比を軸に、ぐいぐい引き込まれました。赤松社長を、これでもかと苦難が襲います。いや〜、中小企業の経営者って大変なんですね。
4投稿日: 2019.03.10
powered by ブクログ横中バスの間引き運転の証拠をつかめ!と前作でも大騒ぎだったその婦人から見た、多田さんと行天さんが、なんとも言えなかった。。。 行天さんが抱えているモノ、いつかちゃんと軽くなるといいな^^ あ!星くんって、案外ステキかも!?(笑)
2投稿日: 2019.03.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
勧善懲悪、主人公は中小企業など正義にこだわるちっぽけな存在で、その敵は組織防衛に凝り固まった大企業、パターン化しているとはいえ、やっぱり最後まで読ませる腕は流石。三菱グループに勤めている人にとってどうなんだろ
2投稿日: 2019.02.12
powered by ブクログタイトルと映画の予告で面白そうと感じて原作を購入。一気に読ませる魅力はあるも、登場人物はややステレオタイプな感があり、中盤の盛り上がりに比べて収束が予定調和なところも否めないかなあ。余り現代小説は読まないので、それがエンタメ小説と言われれば肯んずるしかないのだが。
3投稿日: 2019.01.28
powered by ブクログ命の重さがかかわってるためか、企業小説の大逆転という爽快さは感じられない。大企業の甘さ、ずるさ、価値観の違い、自分本位など、読んでいてはらがたつこと満載なのだが、この立ち位置は息子さんの学校内でのPTAに当てはまるんだろうなと思えた。会社に残った沢田さんたちが、この事件を風化させることなく、生かして、組織改革することを願いたい。
2投稿日: 2019.01.06
powered by ブクログ骨太中小企業対大企業がメインストーリー。 リコール隠しや、次々に降りかかる問題、家宅捜索、損害賠償、大手の事故隠蔽、主要銀行の回収、取引先の撤退、子供のいじめやモンスターペアレンツ、一つの事件から派生したそれぞれの不協和音が一つに収束していく。大手の内部崩壊を引き起こすラストは爽快感がある。 リアルの断片をつなぎ合わせたファンタジーのようだ。
2投稿日: 2019.01.01
powered by ブクログスッキリしたー。 前半のぐぬぬ感を完全に打破してくれる。 車を売る会社、その車で加害者にされてる運送会社、お金を貸す銀行。 この3分野での登場人物も、切り口も、 ごちゃごちゃしそうなのに、 スッと入ってくる人物描写。 自分らしくあるために、夢を叶えるために、周りを守るために、大事な決断をこなしていく登場人物達。 駆け引きもあるし、立場もあるしでややこしくなるけど、自分が信じる決断をしていくことこそ、大事なんやなぁと思う。
2投稿日: 2018.12.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
上巻の続きで一気に読了。 自動車事故によって失われた命は戻ってこないものの、仕事も家庭も折り合いが付き、読了感はそれなりに良い一冊。 一点気になったのは、映画版だと主人公が長瀬智也、奥さんが深田恭子なんですが、外から見ると家庭がトラブルに巻き込まれてもビジュアル的に抜きん出すぎててなんか感情移入できない…。ロクヨンの批評でも触れたけど、イメージよりも出演者が美形すぎると見ててなんか違和感があるんですよね…。小説と関係ないけど、気になったのでここで触れておきました。
2投稿日: 2018.12.09
powered by ブクログ明け方まで読んでしまった こんなの久しぶり あの会社か、とわかって読むと、今はどうなんだろう(渦中だし) とてもおもしろかった!
2投稿日: 2018.12.03
powered by ブクログ組織に翻弄されながらも、逞しく前に進む沢田。絶望に打ちひしがれながらも、土俵側で力を発揮する赤松と彼を支える人々がとても良い。面白かったです。
6投稿日: 2018.11.27
powered by ブクログ久しぶりに感動できて面白い本に当たりました! 下巻は特に面白い展開で一気に読みました! 普段、小説を読んだ本は映画化されたら見ない派でしたが、この話は映画も見てみたいなとなぜか思ってしまいました。
3投稿日: 2018.11.27
powered by ブクログ下巻は、あらゆる膨大なストレス・プレッシャーの中、主人公赤松社長の驚くほどのド根性・熱意・精神的タフさ! 気が強くてハッキリ物を言うのが格好いい。読んでいると私の胸も熱く灯る。赤松社長が乗り移ったよう。それにしても自分なら間違いなく耐え切れないわ....。池井戸作品は何作か楽しく読んできたが、泣いたのは本作が初。上巻はエリート自動車会社社員の沢田の立ち回りや葛藤を丁寧に書いていたので、やや読むのに時間がかかったが、下巻はイッキ読み。この熱い思いを胸に、しばらく余韻に浸ります....面白かった!
2投稿日: 2018.11.08
powered by ブクログ躍動感溢れるストーリーで端から端までひとっとびで一気に突き抜けた。 どの角度からも臨場感と一人一人の立場の感情が読み解かれていて素晴らしい物語。 人の生死に関わる事件にしょうがないなんてことがあっていいはずがない。最後に勝つのは真実と正義だけだ。
2投稿日: 2018.11.03
powered by ブクログ三菱トラックの脱輪死亡事件をベースに、運送会社VSメーカーだけでなく、事件を利用した社内抗争や作者お得意の銀行ストーリーを織り交ぜ、ストーリーをリアルさを出しつつ、読者をそのサイドストーリーでも引き込む。一見関連のない学校のPTAに絡む話も良い。骨太なストーリーでありながら、ホロリとさせられる。文句無しの作品。
2投稿日: 2018.10.16
powered by ブクログ下巻は、要所要所で思わず泪が(T_T)何でそんなに上手くいかないんだろう?って分かっていながらもジレンマに苛まれ、池井戸作品だから、最後はハッピーエンドがくるって信じて読み進みました(^^;)実際にあった事故を取り上げて構成されているので、ノンフィクションぽかったですが、実はすべてフィクションのようです!そう思うと、悪を悪として印象づけるテクニックは驚嘆です。にしてもあぁ〜良かった!(^^)!
1投稿日: 2018.10.15
powered by ブクログ今年度直木賞受賞の池井戸潤氏の作品 どうしても池井戸氏の作品が読みたくて、書店にて手に取ったのが本書!(本書自体は、第136回直木賞候補) さて、下巻を読み終えての感想だが、『勧善懲悪なストーリーだからこそ、最終的にはスカッと爽快!!』というのが率直な感想。 働いていると、組織と個人であったり、大企業と中小企業の間には、格差と言うか何かと理不尽な事が多いと思うが、主人公の赤松が自分の信念を貫き、家族や従業員の為に、ひたむきに真相究明に奔走する姿や巨大な権力に立ち向かい戦い続ける姿は非常に勇気を与えてくれる。 また、本書はあくまでフィクションだが、題名の通り"空飛ぶタイヤ"に纏わる某企業のリコール隠し事件を題材にしている為、実際に当時の事件の渦中にいた人々の心境が綴られている様に思えた。 最近だと東京電力の原発問題や中国での新幹線の脱線事故が起きているが、そういう有事の時の対応こそが、その企業の真の価値を問われているのであると真に思うし、やはり最終的には正義が勝って欲しいものだとつくづく感じた。 【内容】 事故原因の核心に関わる衝撃の事実を知り、組織ぐるみのリコール隠しの疑いを抱いた赤松。だが、決定的な証拠はない―。激しさを増すホープグループの妨害。赤松は真実を証明できるのか。社員、そして家族を守るために巨大企業相手に闘う男の姿を描いた、感動の傑作エンターテインメント小説。
2投稿日: 2018.10.12
powered by ブクログ半沢直樹の池井戸潤氏による実際の事件をモチーフにしたフィクション小説。色々な思いが渦巻く読後感が続いているがここには書けない。理由は…察して下さい。
1投稿日: 2018.10.09
powered by ブクログ「一難去ってまた一難」。 まさにそんな一冊。 「下町ロケット」の舞台が変わった感じだが、これまた面白い! 最初は展開が重いため、読むのが辛くなるけど、途中から止まらなくなります。 英語も観てみよう♪
2投稿日: 2018.09.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初池井戸潤!おもしろかった! 腐敗した企業と闘う話は沈まぬ太陽で最近読んだけれど、あれの悲惨さや報われない最後と比べて、本作は読みやすく勧善懲悪なのでスッキリした!実話が元になってるのは驚きです。
1投稿日: 2018.09.25
