
総合評価
(577件)| 321 | ||
| 183 | ||
| 32 | ||
| 4 | ||
| 1 |
powered by ブクログ実に700ページ近くもの間赤松氏の苦労を読んできただけに、ラストの感動もひとしおでした。企業人としては沢田氏や井崎氏の気持ちもよく分かりますが、赤松氏のよいに正しいものが正しく生きられる世の中であってほしいと願います。
0投稿日: 2012.01.12
powered by ブクログ下巻も面白かった。超オススメです。 ちなみに読み終わった後にドラマも見たけど、これもよく出来てて面白かった。
0投稿日: 2012.01.12
powered by ブクログ中小企業の運送会社社長が大手自動車メーカーに立ち向かい不正を暴く物語。社長の赤松の生き様に尊敬出来る。こんな人柄の上司の元で仕事をしたいと思った。上・下巻共に読み応えあり。
0投稿日: 2012.01.11
powered by ブクログフィクションなのにノンフィクションかのような錯覚に陥るくらいストーリーと人間模様が旨く描写されています。お勧めできる秀作です。
0投稿日: 2012.01.07
powered by ブクログ今年36,37冊目。 そして、今年最後。 直木賞作品「下町ロケット」 を読む前にこの小説。 走行中のトラックからタイヤが外れ、 母子が死傷する事件が起こる。 事故後の車両検査では、 車両の整備不良との判断が下った。 被疑者となった運送会社の社長は、 整備に不良があるはずがないと、 財閥系列の大手自動車メーカーを相手に、 真相を暴いていく。 無駄な抵抗。 勝算のない戦い。 圧倒的な組織力。 伝わらない温度。 働く大人には 身に覚えのある場面がいくつかあるはずです。 ありそうで、あるべきではない、 そんなお話でした。 組織というものの構造って 興味深い。 大小関わらず、 企業は、製品は、お金は、 必ず、人が操っている。 この小説は夜中のドキュメンタリー番組を 見てるみたいで、 すらすらと上下巻が読めてしまいました。 私なんかよりも、 働くおじさんたちは もっと楽しく読めるハズ。 私は始まって30ページで 涙しました。 面白かった。
0投稿日: 2011.12.31
powered by ブクログつ、疲れたー! でも面白かったーー! ノンストップで読み進めてずっと心臓バクバクでした! 色々思うところはあるけど勧善懲悪はやっぱり好き。 きれいに終わってとてもうれしかったです。 沢田の動きに「そうじゃなきゃ!」と心の中で拍手喝采してしまう楽天的な私。 この人の他の作品も読みたいなぁ!
0投稿日: 2011.12.31
powered by ブクログ不正を働く巨大企業に闘いを挑む、中小企業の話。 ホープ自動車と懸命に戦う赤松にとても好感が持てる。企業の「ご都合主義」に抗おうとする筆者の姿勢に賞賛を送りたい。 ただ、善悪の区別が極端過ぎる気がした。たとえば、やたらと美化される柚木も、結局は自分勝手ではないか。ぎこちない文体の影響もあるのか、どこか表面的で、上手くのめり込めなかった。 ともあれ、直木賞受賞作の下町ロケットもぜひ読んでみたい。
0投稿日: 2011.12.26
powered by ブクログ新穂高温泉への道中に読破。 「下」よりも「上」のほうがよかったなぁ。 自分自身も金融機関に勤務していますが、ホープ自動車の社員と同様の対応をしていることも思い当たり、なんて嫌な自分なんだろうと・・。 自分の父親も、自営業だったので大変だったんだろうなぁ。
0投稿日: 2011.12.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
池井戸2作目。DVDを借りて観るべきか本を読むべきか?レンタル屋へ行ったら貸し出し中。で、読み始めて2Wで上下完読。勧善懲悪的題材だが懲悪会社にも会社人と個人の良心のジレンマに揺れる人が居る。そして銀行論理に翻弄される懲悪会社。清張の「空の城」にもこんな構図があったな。企業小説の風合いもあって面白い作品だった。次の池井戸作品はロケットの予定。
0投稿日: 2011.12.17
powered by ブクログまた池井戸さん。 欠陥トラックの脱輪事故に関する自動車メーカーのリコール隠しを題材にした小説。ミステリーなのかどうかと言われると良くわからないけど、何しろ面白かった! 堅そうな題材なのに、なんのストレスもなくぐいぐい読める。 この人の作品はいつもそうだけど、テレビドラマ見ているような感覚であっという間に読み終わってしまった。
0投稿日: 2011.12.14
powered by ブクログ三菱リコール隠し事件をモデルに書かれた小説。人々の野心が渦巻く大企業という組織の複雑さ、めんどくささ、そして面白さ。
0投稿日: 2011.12.13
powered by ブクログ現実にあった事柄がリンクされて、引き込まれていく。 文章表現として苦手な部分があるけど、一気に読めちゃう力強さが、いい。
0投稿日: 2011.12.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
文句なしに面白い小説。単純に小説として面白い。 しかしながらこの人の小説、醍醐味はサラリーマンとしてどの視点で読むかということにあると思う。 大企業サラリーマン?経営者? 中小企業勤務者?経営者? メガバンク?担当者?経営職階? 中堅銀行? 何かしらあてはまる人が多いし、自分の立場によって、苦く感じるか、励まされるかの 「あるあるネタ」の観点が違うのではないかと思う。 非常に良作。
0投稿日: 2011.12.05
powered by ブクログ押し潰されそうな重圧と緊張感の連続。自分ならこの逆境に耐えることが出来るのか、切り抜けられるのか。目が離せない。三菱自工が許せない思いも残る。
0投稿日: 2011.11.30
powered by ブクログこの作家さんの作品は初めてでしたが、想像以上でした。 ベースはあの会社のトラックが脱輪して起きた死亡事故ですが、大企業病というか、旧財閥病を持った会社がいかに社会と適合していないか、を深くえぐり出している作品です。 でも、ノンフィクションではなくフィクションらしいですけど。 一度は読むべき本の一冊です。
0投稿日: 2011.11.16
powered by ブクログ長編なのに長編さを感じさせない面白さ!!う~ん、期待以上でした。 中だるみ的な展開もなく最後まで面白かったです。 そして、「ただの小説の世界」と言いきれない組織体制。隠蔽行為。 これは、何故か妙にリアルな世界。大手ほど派閥や暗黙のルール的な事もあり、まさにこんな展開になってる会社もありそう。。。。 文章はそれぞれの立場の視点で話が切り替わるのに、すぐ感情移入出来て良かったです。融資の答えが出されたシーンでは涙ぐんでしまいました。実際にこういう状態まで追い詰められたら誰がここまで頑張れるんだろうとか思ってしまった。 池井戸さんの他の作品も読んでみたいと思いました。
0投稿日: 2011.11.09
powered by ブクログ官ぶりの大企業。 ま、とはいえ、巻の半ばあたりから、ようやく本当の光明が見えてきて、まぁ予定調和ということなんでしょうけど、あまりにも続きを読みたかったので、上下巻ものを珍しく通読してしまいました。 著者は今年の直木賞作家ということで、初めて読ませてもらったんですが、さすが・・・ということでした。 (2011/11/4)
0投稿日: 2011.11.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
赤松の会社のトラックが走行中に外れたタイヤが通行人に当たって死亡事故を起こしてしまう。自動車会社の鑑定の結果、整備不良とされた結論に納得がいかない赤松は独自の調査をすすめるが、取引の停止や系列の銀行からの融資拒否・即時返済の要求などに遭う。 自動車会社は四年前にもリコール問題で大打撃をうけており、更なる欠陥は会社存続の危機でもあった。自らの非は認めず、各地で起こっている事故に対しては「整備不良」として頬被りを決め込んでいたが、社内抗争のあおりで事故隠しの情報がリークされ、全てが明るみに出る。
0投稿日: 2011.11.02
powered by ブクログ大手自動車会社と系列グループの銀行。それらに立ち向かう中小企業の運送会社。 真実は必ず暴かれる!自分や社員を信じろ! 何度も挫け、諦めそうになる心に鞭打って踏ん張る赤松運送の社長。 大企業だからと態度が横柄な鼻持ちならない自動車会社や系列銀行の担当者たち。 そして、事故の究明に携わる刑事。 いろんな人物のそれぞれの立場や気持ちが交錯する。
0投稿日: 2011.10.30
powered by ブクログ下巻に期待してたので裏切られたら嫌だなと思いつつ読んだけれど期待以上に面白かった。リアリティーとラストに向けての盛り上がり。 赤松社長の人間らしさと大企業の冷徹さが対比で描かれていて、関係性は単純。 様々な視点に飛ぶわりに読みやすくて一気読み。 ほんとに面白かった!!
0投稿日: 2011.10.30
powered by ブクログWOWOWドラマで観て以来、この作家に注目しだした。銀行物その他読んでから、いよいよ本丸突入の気分で読み始め、上下一気読み。やはり良かった、面白かった。
0投稿日: 2011.10.30
powered by ブクログ池井戸さんってすごい。 苦しみ、憎しみ、焦り、歓び、、 いろんな情を感じながら、何時の間にか主人公を応援していた。 正義を信じて。 あくまでフィクション、小説ではあるけれど、まさに現実だと思った。 下町ロケットより好きだな。
0投稿日: 2011.10.27
powered by ブクログ経済小説・・・。 私が食指を伸ばさない分野なので、取っつきにくいかと思っていたら、 非常にわかりやすく、重い内容なのに上下巻あっという間に読み終わりました。読み始めたら止まりません! 読後感も最高です。
0投稿日: 2011.10.25
powered by ブクログ某メーカーのトラックの車輪脱落による死亡事故をモデルにした話と思わされるが、本作はフィクションとのこと。 「下町ロケット」を読み終わった勢いで、続けざまに本作も一気に読んでしまった。 「下町ロケット」でもそうだったが、本作も街の中小企業が銀行、大企業、警察などととやり合うシーンは痛快。 中小企業の経営者の方には(もちろんそうじゃない方も)、ぜひ読んでみてもらいたいと思ってしまう一冊です。
2投稿日: 2011.10.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
上巻にレビューは記載。 あっという間に読める経済小説でした。 「下町ロケット」と比較しても遜色ないくらい面白い内容。
0投稿日: 2011.10.24
powered by ブクログ夢中で読んだ・・・ きっとこうなるはずだから・・・ 読み手である自分さえも 正義を信じ続けていた すっかり引き込まれてしまった
0投稿日: 2011.10.22
powered by ブクログ心臓を擦り減らされる思いで上下巻読了。エンタテイメント小説なのかもしれないけど「真理だ」と思わせる一文も散りばめられており満足しました。所謂「悪い」とされる企業側の人間がとことん憎たらしく描かれているため憎く思うけれど、歴史を抱えた規模の大きな所に身を置く側のドラマもあるだろうなと思ったりも。ジャック・ウェルチみたいに大企業のCEOでありながら官僚主義に唾棄するのもカッコいいけど。 読んで良かったと思う大満足の本でした。タイトルが秀逸。
0投稿日: 2011.10.21
powered by ブクログ題材がネガっぽく、「読むのやめようか?」とも思ったが、一気に読めた。 フィクションのようだが、違うらしい。妙にリアルだ。お勧めの2冊。
0投稿日: 2011.10.21
powered by ブクログ人間のいやらしさ、ずるさ、純粋さや弱さといったいろんな感情が見え隠れし、とてもしんどくなる。 それぐらい入り込んで読んでしまう。 今年一番よかった作品。
0投稿日: 2011.10.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
赤松の熱血漢ある性格が、いい。すっきりする。また、家族愛を何回も感じさせる場面があり何度も泣いてしまった。また、会社の倒産の危機という窮地の中で繰り広げられる、仲間との絆の強さにも感動する。仕事に熱く取り組む姿勢が眩しすぎるぜ!! どっきりスペイン旅行中に読み終わった一冊。
0投稿日: 2011.10.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
上巻に続き、寝る間も惜しんで一気に読んでしまった。テーマとなった事件を知っているだけに、最後はどうなるか分かっているけれど、下巻に入ってもなかなかその道筋が見えない。先がどうなるか、気になって本当にページをめくることをやめられなかった。 本当に面白い小説だ。
0投稿日: 2011.10.13
powered by ブクログ一気に読んでしまった。 最後は胸のすく展開で、すがすがしい気分になった。 フィクションということであるが、実際の大企業も似たような感じなのだろうと思った。 久しぶりに熱中した小説だった。
0投稿日: 2011.10.13
powered by ブクログ読み進むにつれて小さな運送会社を応援していく。企業間、企業内の争いに引き込まれる。極上のエンターテイメントといっていいのかというほどのリアリティ。
1投稿日: 2011.10.12
powered by ブクログ銀行とのやり取りはさすが元銀行マン。リアルです。 それに負けず劣らず大企業の保身に走る人たちのストーリーもリアルです。 しかし大企業って何でこうなんでしょう。
1投稿日: 2011.10.06
powered by ブクログ下町ロケットで直木賞を受賞された池井戸潤さんの作品。 下町ロケットがあまりにも面白かったので、他の作品も読んでみたくなり、本屋さんで衝動的に購入しました。(笑) こちらは、かつて世間を騒がせた、三菱自動車のリコール隠しをモチーフにした作品で、テーマとしては重いのですが、そこは池井戸作品ならではのエンタメ感満載の作品に仕上がっており、あっという間に読み終えてしまいました。すんごく面白いです!! 読むと元気になれる作品です。会社組織で働く人には特におすすめですよ!
1投稿日: 2011.10.05
powered by ブクログ「根拠もなく信じることは途轍もなく難しいことだった。その難しさは,信じようとした人にしかわかるまい」 「銀行では規定が全てだ。たとえどんなに多額の利益を得ようと,それが不正によって導かれたとすれば評価されない。たとえどれだけ損失を被ろうと,それが正しい手続で行われていれさえすれば,何の責任も問われない。それが銀行の論理だ。世間ではとかく悪く言われることが多いが,銀行の論理にだって正義はある。結果に左右されないという利点がある。…君が結果を怖れる必要はないということだ。正しい道筋で導き出した判断は,理由なく曲げるな」 「主観と客観,その2つは必ずしも一致しない。…主観と客観が両立したとき,夢は実現する。あるいは,夢が実現したとき,主観と客観は両立している」 「名門を汚すのは,リコールじゃない。不正なんだ」 「私たちにとって何が一番大切なのか考えたんです。過去は変えられない。だったら未来を変えていくしかない。私はもうこれ以上,あのホープ自動車という会社に人生をかき回されたくありません。これ以上闘うと,妙子との楽しい思い出まで歪んでしまうような気がする。」 どん底でどうしようもなくなって,ちょっとだけ光明が見えて,でもそれも閉ざされて,助けになってくれる人が現れたと思ったら上手くいかなくて…そんな感じで戦っていく話。ハッピーエンドなのが良い。主人公が3人いるような感じで進んでいく。組織の理不尽さがリアル。とても面白かった。
0投稿日: 2011.10.03
powered by ブクログ下町ロケットが面白かったので、こちらも読みました。心が熱くなる物語ですね。いつのまにか善悪の構図が出来てしまう、とても映画的な話で、最後は感動してしまいます。中盤から続きが知りたくて知りたくて、ついつい夜更かししてました。作者がそういう企業経験者なので、細かいディテールも研究されてて、仕事をしている人にもなるほどっと勉強になります。
0投稿日: 2011.10.02
powered by ブクログ2011.9.22 続きが気になって、 ページをめくる手が早くなって、 でも大事に読みたいからまた数ページ戻って読み直して。。。 こんなことを繰り返しながら読み終えました。 本当に面白かった!! 大逆転の場面でボロボロ涙が出て、でもまた逆転されちゃうんじゃないかとハラハラして、 現実ではこんなにうまく行かないんだろうけど、だからこそ小説はいい!と再確認出来ました。 本物のエンターテイメントだと思います。 沢田さん、すーーっごく嫌な奴だけど、家に戻ると素敵なご夫婦で。 きっとみんなこうなんだろうな。 また絶対に読み直したい作品になりました。
0投稿日: 2011.09.23
powered by ブクログ久々に読んだ小説。引き込まれました。 実際に起こった事件をもとにしたお話。それぞれの立場での人の考え方、行動がうまく描かれていて、悔しいけど、そうであってはならないけど、う~ん、これが現実なんだろな・・と思った。組織の在り方についても考えさせられる。
0投稿日: 2011.09.20
powered by ブクログ下町ロケットに続いて、読んでみました。 感想は、下町ロケットに負けないぐらい面白い! 事件が起こってから不幸続きの社長。 それでも真相を明らかにするために懸命に頑張る社長。 幾多の困難を乗り越えた先のさまざまな人たちのそれぞれの幸せ。 人生こんなにうまくいくことはそうそうないだろうけど、明日からも頑張ろうという気持ちにさせられました。
0投稿日: 2011.09.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
圧倒的面白さ。銀行、大企業、中小零細企業、警察、マスコミ、弁護士・・・それぞれにドラマがある。そこで働く人間に、イラつきや共感を得ることができる。大企業の内しか見ない社内の常識や銀行の論理、それに対して闘う零細運送会社の姿勢に、感情を揺さぶられた。
0投稿日: 2011.09.12
powered by ブクログ下町ロケットで直木賞を受賞した池井戸潤さんの作品。 この作品は運搬会社の社長赤松が扱っているトラックのタイヤが走行中にいきなりタイヤが飛んでしまい、不運にもその飛んだタイヤは近くを歩いていた子供に直撃し死者を出してしまう。 その事故にはどうやら何か疑問店がいくつかあり、その謎を赤松が探りだし、その影には大企業の……。 中小企業VS大企業の実際の事件を参考にした話。 上下巻を一気に読んでしまうほど引き込まれる作品だった。
0投稿日: 2011.09.06
powered by ブクログ下町ロケットで直木賞を受賞された池井戸潤さんの代表作。トラックのタイヤが突如外れ通り掛りの母子を襲った。なぜそのような事件が起きてしまったのか。整備不良が原因として容疑者扱いをされた運送会社社長の赤松は、真相を探るため奔走するが…。 大企業の闇を見せつけられ思わず体が震える。赤松の確固たる意志と被害者家族の思いに心を打たれました。
0投稿日: 2011.09.03
powered by ブクログ下町ロケットと同一内容。中小企業vs大企業、取引銀行に見捨てられかけるが救いの手が現れる、従業員最高。エンターテイメントとしては否定しないが、文学作品としては評価しがたい。
0投稿日: 2011.08.31
powered by ブクログ上巻で、ぐんぐん引き込まれたまま、下巻は一気に読んでしまいました。 飛んだタイヤで事故に巻き込まれた家族はもちろん被害者ですが、その車を所持していた運送会社社長も、さらなる被害者。 ぎりぎりのところで踏ん張る社長魂と、それを支える家族、社員。 そして、リコール隠ぺいをしている大企業の社員も、貸し付けをしている銀行も、取引先も、マスコミも警察も、それぞれのドラマがあり登場人物が多いながら、すっきりと読ませるパワーがある小説でした。 面白いです!
0投稿日: 2011.08.28
powered by ブクログ久しぶりに貪るように本を読んだ。 池井戸潤は「下町ロケット」の作家と知っていた程度で、「空飛ぶタイヤ」の作者とは知りませんでした。 物語は登場人物それぞれの目線で語られ、正義と悪とがはっきりしている。なんといっても、「悪」が憎たらしい!でも我慢して我慢して我慢して最後はまあ、程よくとっちめてくれて後味も悪くなく気持ちの良い終わり方でした。 この本が初池井戸潤。他の作品も読んでみよっと☆
0投稿日: 2011.08.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これは面白かった。 この間読んだ「ザ・リコール」と同様にリコール隠し問題を題材とした小説で、三菱自動車の事件がモデルになってる。 コレが会社が企業の不正のみの派閥抗争のみだったら ちょっと面白くなかった。 中堅の運送会社の保有するトラックのタイヤが走行中に突然外れ、 そのタイヤが飛んで、 運悪く歩行者に当たり死なせてしまったことが物語の発端。 トラックの整備不良を主張する財閥系自動車会社と、 主人公である運送会社の社長との間の闘いの描写が中心。 ここが面白い。 不正って言うのがどういう風に「生きている人を困らせるのか」が如実。 地に足のついた倫理、道徳、心意気というものが貫いていて、小説として経済小説の中身を何重にもふくよかに面白くしている。
0投稿日: 2011.08.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
下巻も一気読みです。面白かった! 被害者、中小企業の運送会社社長、大企業、運送会社を支援する人たち、企業に融資する銀行員…それぞの立ち位置でそれぞれの思惑があっての立ち回り。 やっぱり「善が悪を打ち負かす」 正しく生きていれば、正しい評価が与えられると信じたいものです。 フィクションか?と思ったけど、題材だけでノンフィクションだそうで…。小説家ってすごい。 この人の本はテンポがいい。この上下巻の長い本でも中だるみなく、グイグイと進みます。
0投稿日: 2011.08.16
powered by ブクログ案の定、一気読みしてしまいました。 「リコール」や「貸し剥がし」など、ニュースの中で何となく耳にしたことがある言葉も、物語を通してどういう意味かがよく理解できました。平易にわかりやすく書こうという作者の姿勢がよく伝わってきます。 それに、物語が熱かった!会社あるいは人としての「正しさ」や「モラル」を貫くために、どれだけの困難が待ち受けているか、そして、困難と戦うためにどれだけの意志と勇気が必要とされるかが、最初から最後まで描かれていたと思います。 自分は企業で働く人ではないので、物語は外の世界のお話といった感じでしたが、物語と同じような世界で実際に働く人にとって、この小説がどう感じられるのか聞いてみたい気がします。
0投稿日: 2011.08.14
powered by ブクログトレーラーの脱輪による死傷事故。 運送会社の整備不良が原因とされるも、整備の問題はないこと、同様の事故が同じ自動車会社の車で起きていることなどから、中小の運送会社の社長が大手財閥系自動車会社に挑んでいく。 「下町ロケット」ではロケットを飛ばしたいという夢が基盤になっていたが、本書では死傷事故が元にあるので、問題がひとつひとつシビア。そして財閥系大企業のありがちな体質。働くとは何か。正しいことは何か。正しいことをすればいいのか。組織のため?自分のため?正義のため?出世のため?一歯車である人間はどう動くべきなのか。あらゆる立場の人間の心模様が手に取るようにわかる、読みやすいけれども硬派な企業小説。命に始まり、命に終わる組み立てはとてもよかった。
1投稿日: 2011.08.07
powered by ブクログ個人的にスゴく身近に感じられ読み進めた。 実家が運送会社で連鎖倒産のピンチを経験していた時の父にオーバーラップする部分がかなり有った。 最近ニュースになった事件などの制度を悪用してしまう時の当人の状態なんかは正にこの作品で取り上げられている様な状況になった時に噴出するのだろう。 それと、大企業の中の人の奢りは当人でも気がついていないかもしれないくらい根深いものが有り、逆にそうでない中小起業の劣等感ももっと露骨な部分が有るように思う。 そこが無くならないと大きなところと、小さなところの規模での勝負になってしまい、正常な取引が成立しなくなるというのを肌で感じる。 戦わなければいけないのだろうが、戦える立場にいない人がほとんどだろうと思う。 そう言った人に、気持ちよく読むことの出来る作品だと思う。
0投稿日: 2011.08.01
powered by ブクログ上下巻合わせて、一気に読みました。いやぁとにかくとても面白かった!!登場人物みんなの個性が明確で、すごくわかりやすいし。池井戸潤さん、ハマりそうです。
0投稿日: 2011.07.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本好き・読書好きなら既にご存知だろうが、 「ブクログ」というコミュニティサイトがある。 僕もずいぶん前に偶然発見し以来愛用している。 「ブクログ」のランキング、レビューは参考になるので 本を選ぶときにも参考にしている。 僕もデジタルノートに書いた書評を100冊ほど掲載している。 殿堂入りランキング1位に 池井戸潤『下町ロケット』があった。 僕は作者も作品も知らなかったが 興味を惹かれてレビューを読むと、 この日の朝、この作品で直木賞受賞が決まった。 既に作者・作品のファンである読者が いくつもレビューを書いていて僕は知ったのだ。 Amazonを検索すると既に品切れ。 さすが直木賞を受賞すると売れ行きに直結する。 二週間ほどで届くので注文しておいた。 成田空港の書店をふと覗くと 同じ作者の代表作『空飛ぶタイヤ』(上・下)が 運良く棚に残っている。 Amazonでは同じく品切れだった。 旅の友に迷わず買った。 これがべらぼうにおもしろい。 こんなワクワクする小説を読むのはいつ以来か。 まじめに小規模の運送屋を経営していた主人公が 社員の起こした事故で人を死なせることになり地獄を見る。 ところが、それは整備不良でなく 大手ホープ自動車製トラックの構造的欠陥だった。 主人公は大企業に立ち向かうが、その壁はひどく堅固だ…… 文章、構成、人物描写。 どれをとっても一流である。 職人の父に育てられ大学教育まで受けさせてもらった僕は、 どうしたって弱い立場の主人公に肩入れしたくなる。 大企業が時として見せる不条理に負けないでほしい…… ジンときて涙が何度もにじみかけた。 悪役の親玉を演ずるホープ自動車狩野常務の描写が素晴らしく、 それがこの物語に奥行きを与えた。 またひとり、今後の活躍が楽しみな作家ができた。 (文中敬称略)
0投稿日: 2011.07.21
powered by ブクログめちゃ面白かった。中小企業、大企業とそれぞれの立場に感情移入でき、上下いっきに読めた。かなりお勧めです。
0投稿日: 2011.07.19
powered by ブクログ次々と起きる問題にも立ち向かう赤松社長の姿にエールを送りながら読み進み、後半からは一気読みしてしまった
1投稿日: 2011.07.13
powered by ブクログそれぞれの登場人物が、それぞれの所属する組織の利害を背負いながら行う交渉場面は迫力があった。 また、会社の論理や利害とそこで働く社員個人の利害や倫理観、葛藤が描かれており、読み応えがあった。
0投稿日: 2011.06.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「ホープ自動車」という企業を中心に色んな企業の人間の思惑だったり動きなどが面白い。 打倒「ホープ自動車」というような感じなのに、登場人物が多く、様々な動きがあって「どうなっていくんだろう」と読み進めずにはいられない。
0投稿日: 2011.06.03
powered by ブクログ縁があって読んだ本。 しょっぱなから泣きそうになってしまいました。 だけど、この本は御涙頂戴的な一冊ではないので!←重要(笑) 数年前に起きた某財閥系企業のリコール隠し問題について書かれた本。 題材はちょっと小難しく聞こえるんだけど、面白かった!!! 中小企業の社長、サラリーマン、銀行マン、事故で家族を失った被害者、様々な立場からのストーリー展開がまたまた私を引き込んでいきました。 長編小説なんだけど、結構スラスラ読んでしまった一冊でした。
0投稿日: 2011.04.28
powered by ブクログこの作品はなんといっても、赤木運輸の社長のパーソナリティがよかった。 いやいや、そんな事故の調査して営業はどうしてんだ?という疑問は消えないけど、この社長の誠実さというのは心打つものがあります。
0投稿日: 2011.03.22
powered by ブクログ非常に面白かった。上巻を読み終え、何も考えられずに下巻を読み始めた。 大円団のカタルシス。勧善懲悪の物語。予定調和を感じさせないハラハラ加減。先が読めず、一歩進んだら落とし穴が待っていて、上ったと思ったら別のところから突き落とされる。 中小企業の社長という立場、大企業の社内の派閥こもごも、エリート意識……様々な人。振り返ってみるとエンターテイメント小説なんだけど、単なるエンタメと言い放てない何かがある。
0投稿日: 2011.03.21
powered by ブクログタイヤ脱輪による死亡事故を起こした弱小運送会社社長が大財閥グループに立ち向かう爽快系エンタメ。エンドが痛快! リコール隠しの為、マスコミのスクープ潰し、系列銀行の貸し剥がし、不正の証拠隠滅などグループ力を結集する自動車会社 運送会社社長も徐々に支援者、銀行、担当刑事の理解の下、真相究明へ近づく中、決め手となる筈の警察の強制捜査も決定的な証拠を掴めず膠着状態 そんな中、自己欲の為に会社に魂を売った一課長の腹いせ目的の内部告発により、急転直下、自動車会社は身売りに追い込まれる エンタメとして王道の起承転結。お宅のタイヤは空飛ぶのかい? 切り札となる証拠を内部告発した男が、純粋な正義からではなく、自己欲実現を阻む組織への腹いせで動く辺りがリアル 組織人たるものこうでなくっちゃあね、人間そんなもんでしょ…
0投稿日: 2011.01.25
powered by ブクログあまりに気になりすぎ、睡眠時間をけずってまで読んでしまった。 環境が整ってたら、上下巻あってもすぐに読んでしまえると思う。 下巻でも、はるな銀行の進藤さんにグッときた。 たぶん、垢抜けないおじさん設定なのに。 どうしようもない、ホープの感じ、イライラしたなあ。 読者にそんな臨場感を味わわせてくれるなんて、すごいぞ。池井戸さん。 最後、沢田が商品開発部で悔しい思いをちょっとしたくらいで良いほうに転がってったのには、私がちょいと悔しい思いをした。 池井戸さん作品、今後も読んでいこう!
0投稿日: 2011.01.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
心にズシリと刺さった一節。 「いいですね、大企業は」 「潰れそうになれば助けてもらえる。余裕じゃないですか」 --- 「長岡さんよ、あんた舐めてるだろう。自分たちはホープ自動車だから、なんとかなるって。エリートだっておごり高ぶってな。だけどはっきりいっておくが、世間の人間にとってホープだろうが関係ない。いくつかある自動車会社の一つなんだ。ホープだから、許してやろうなんて考えてる消費者はほとんどいない。許されると思ってるのはあんたたちだけなんだよ」
0投稿日: 2010.12.30
powered by ブクログ上巻を読了した段階で「面白い小説」との形容は相応しくないのではと危惧したが、全て読み終えた時点ではハッキリと言い切れる。「実に面白い小説で、ややもすれば10年に1つクラスの傑作だ」と。この作品を『勧善懲悪』と受け止める読者も少なくないようだが、それはきっと違う。ホープ自動車の組織は確かに腐敗しきっているものの、狩野も沢田も三浦も、典型的な日本のサラリーマン像なのだから。残念ながら現実の社会は青臭い綺麗事ばかりではない。それを理解して読むかそうでないかで、この作品の深みは断然変わってくる気がしてならない。
0投稿日: 2010.11.16
powered by ブクログ結末はわかっている。実際の社会でもこういった類の出来事はままある。冤罪をかぶせられた非力な人びとが、強大な権力に立ち向かいときに苦境に立ちながらも最後には勝利する。人間ドラマである。現実社会では新聞面を見てわれわれは判断する、悪い奴だ。冤罪だった時は気の毒にと。巨大企業が倒れれば悪は最終的には滅びるんだと。私たちはその時々でその時々に適した考えを立てる。だがしかし、それに直面したものたちの苦闘がどれほどのものか、永遠という地獄をさまよう戦いがどれほどつらいものか、そこまでの想像力で事件をみることはおそらくないだろう。この小説は圧倒的なリアリティでその普段みえない部分をえぐり出してくる。エンターテイメントとして優れているものはリアリティでも優れていることを気づかせてくれた。
0投稿日: 2010.10.29
powered by ブクログラストはスカッと締めてくれます! 登場人物たちがそれぞれの信念や野望を持ち、起こす行動や心理描写がとてもリアルです。 企業小説となるとなんだか敷居が高そうと思ってましたが、この本は銀行や企業のことをリアルに描きながら、きちんと作品をエンターテイメントに仕上げられていて、とても良かったです!
0投稿日: 2010.10.22
powered by ブクログ2009年に読んだ本のなかで、文句なしにNo1の本でした。それまでにこの人の本を一冊(株価暴落)を読んだのですが、たいして面白さを感じませんでした。でも、この本が映画化されるということを知って、もう一度だけこの著者の本を読んでみようと思って読んだのですが、読み始めたら止まりません。途中、このくらいでそろそろ・・・というこちらの予測をことこどく覆し、決して内容に妥協しない、徹底的に追求する著者の意気込みが伝わってきました。他の著者でリコール関係の小説を読みましたが、比較にならないリアルでした。現時点の著者の最高傑作だと思っています。
0投稿日: 2010.10.17
powered by ブクログ実事件を題材に巨大企業のリコール隠しというテーマを扱いながらも、各キャラクターの背景や心情を丁寧に描いたリアルな人間ドラマ。財閥グループ内に於ける勢力抗争や同社内での部署間の軋轢、資金を巡っての銀行との駆け引きなど、経済小説としての要素は保ちながらも、非常に読みやすい表現であったりコミカルな部分もあったりするしでスムーズに小説の世界へと引き込まれていった。 ストーリー展開では赤松社長視点だけでなく、大企業に勤めるサラリーマンの立場や銀行の窓口担当者等々の視点からもそれぞれの関係性や動きが良く分かるように描かれていて、如何に赤松社長が窮地に陥っていくのか、そしてどのように中小企業の社長が巨大企業に立ち向かっていくのかを最大の見所になるように盛り上げられている。その過程で何だかんだの思惑・偽装・出世志向・スクープ等が渦巻くものの、次々に巻き起こるトラブルに翻弄されながらも家族、社員、遺族のために真実へ突き進んでいく赤松社長の熱い姿を描いた娯楽大作だったのではないだろうか。。。 一方の事件性では、実際の事件でもこのようなコトが行われていのたのかと思うと寒気がしてしまう。もちろん、この小説はフィクションだろうから全く同じ背景ではないだろうが、国交省への虚偽報告等のリコール隠しは本書のように企業営利や個人の利害を優先したが故の結果だったのだろうから。。。 しかも、たかが8年前の事件で既に世にもコンプライアンスって言葉が飛び交っていた時分に企業側のモラルがこの程度だったとは。。。確かにキレイごとだけでは済まない事情はどこの会社でもあるのだろうが、もう少し賢い経営判断ができる人はいなかったのだろうか…。本書にもよく出てくる"コンプライアンス"、その言葉を自分たちの都合の良い解釈で盾や逃げとして使われてるのは小説内だけではないので、現実社会でもモラルが低下しないような企業努力はしてほしいものだとつくづく思う。 …とまぁ、色々な意味で面白い作品だったし、何よりもこの内容にしてタイトルを「空飛ぶタイヤ」としたセンスも抜群な傑作であった。
0投稿日: 2010.09.15
powered by ブクログ特異なエリート意識に凝り固まった人達が起こした犯罪。一般常識からかけ離れたその行動が一市民を苦しめる。でも希望を失わず社長として、父として、人として誠意をつくして戦った赤松はかっこよかった。
0投稿日: 2010.08.15
powered by ブクログおおっ、と唸る程おもしろかった。事故をめぐり、銀行、運送会社、自動車メーカー、被害者、警察など、フィクションとは思えないくらい精緻な群像劇。
0投稿日: 2010.07.19
powered by ブクログ現時点での 池井戸潤の最高傑作ではないだろうか。企業、銀行etcそれぞれの立場の人間の闘い様と感情を描ききった素晴らしい作品だと思う。赤松運送には中小企業の現場の人間の働く誇り、銀行にはバンカーとしての誇り、マスコミにはマスコミの誇りがあり、「人間は何のために働くのか」を深く考えさせられる。赤松運送が熱く結束して闘う様子には感服、感動。結論の持っていきかたも、ただのハッピーエンドというよりは、よりリアルな形での表現でありながら企業のあり方を最後にまた考えさせるものとなっており、十分満足。本作を読むと「鉄の骨」も読みたいなあと思う。図書館の予約数がすごいのでいつになるかは不明だが。。[BOOKデータベースより] 事故原因の核心に関わる衝撃の事実を知り、組織ぐるみのリコール隠しの疑いを抱いた赤松。だが、決定的な証拠はない―。激しさを増すホープグループの妨害。赤松は真実を証明できるのか。社員、そして家族を守るために巨大企業相手に闘う男の姿を描いた、感動の傑作エンターテインメント小説。
0投稿日: 2010.03.31
powered by ブクログ中小運送会社が起こした死亡事故が契機となり明るみになる、財閥系自動車会社のリコール隠し。 大企業の自己保身的な対応とそれに翻弄される事故当事者の対立構造。これを踏まえて織り成す人間模様が読者を引き付けて離さないのではないでしょうか。 また、登場人物の一人ひとりが実はどこかで自分自身の一面の映し鏡になっているような気もします。だれもが主人公の赤松のような振る舞いは理想としつつもやはり自分の置かれた立場が沢田であったり小牧であったりする場合もあり、その時果たして内部告発が自分には人生・キャリアを賭してできるか・・・。 難しい問いをつい自分に問いかけてしまいます。
0投稿日: 2010.01.11
powered by ブクログ組織に生きるって難しいね。 ただ整備不良の烙印を押されたいち運送会社が、 財閥系大手自動車メーカーからリコール隠しを引きずり出すのは、 現実には不可能なんじゃないかとさえ思えます。 このお話では警察が比較的協力的ですが、実際にはここにももっと大きな政治的力が働くような気もするし。 しかしこういう組織は結局内側から崩れていくものですよね。 遅かれ早かれ。
0投稿日: 2009.12.28
powered by ブクログ実際にあった事故をベースにしているものの、完全にエンターテイメント。ホープの対応もまさに「ありがち」だし、銀行の対応も「ありがち」。それでありながら、その中で働くサラリーマンたちに若干ながら共感するポイントがあるも上手いかな、と。2つも3つもストーリーが絡んでいくのはおもしろいし、途中で最後は想像できるものの、やりきったぜ!みたいな達成感を味わえる読書。ただ、実際の事故をこうやってエンターテイメントへと変えてしまっていいのかという根本的な違和感が拭えない。
0投稿日: 2009.12.02
powered by ブクログ久しぶりに読み進めるにつれ主人公に不愉快さを増す作品でした。 作者はリコール隠しの企業のスタンスを『悪』ととらえ表現したかったのかと思いますが 主人公の赤松社長様の短絡的感情、相手企業や警察と交渉する場面での常識人を逸脱した言葉遣いには腹が立つことを通り越して呆れるばかり。 この人物像は山崎豊子大先生の沈まぬ太陽の恩地を彷彿させられ 沈まぬ太陽と同等の最低な作品となってしまった。
2投稿日: 2009.11.09
powered by ブクログ社会正義、家族愛といったテーマを正面に据えてきちんと読みきれる本は、あまりない。どうしても偽善的な匂いがして嘘くさくなってしまうから。家族や社員を守り、正義を貫く普通の中年男性が、かっこいい。この本に、参りました。ありがとうございます
0投稿日: 2009.09.25
powered by ブクログ主人公は中小運送会社の2代目社長。熱しやすい性格だが、先代からの社員達と誠実な経営を行ってきた。ところが会社のトラックが起こした不可解な親子死傷事故の原因が「整備不良」とされたことで会社も家庭も崩壊の危機に。自分達は間違っていないという信念で、真の原因を追及するためにメーカー、銀行、警察、PTAと闘う。 財閥系大企業内部のいやらしさ、PTAの「女王蜂」等、ステレオタイプを忠実に誇張しながら、「そうそう、その通り」とうなずけるように描かれていて、面白い。
0投稿日: 2009.09.19
