
総合評価
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powered by ブクログM社のリコール隠しをモチーフにした、企業小説。ノンフィクションの史実も多く含まれているフクション。この人の小説は悪者は徹底的に悪く、正義は最後に勝つという勧善懲悪的に色合いが強いが、それがわかっていても読ませる筆力あり。
0投稿日: 2013.11.29
powered by ブクログ子どもの頃から三菱自動車のイメージが悪く、ぼんやり不祥事を起こしたという感じと、乗ったら死ぬ、というイメージがありました。 「財閥、銀行、重工」などのワードに、あれ、これもしかしてと思って検索したらほぼ同じ事例が出てきて驚きました。三菱自動車がモデルだったんですね。リコールという言葉は理解できていませんでしたが子どもながらに怖かったんだなと思いました。 肝心の感想ですが、本当に面白かった! 実例があるので面白かったという表現は正しいのが分かりませんが… 下巻はすぐに反撃開始してくれると思っていたんですが中々始まらず早く早く!とページをどんどんめくっていました(笑) 報われた時は涙が出ました。赤松運送のみんなが報われたのが本当に嬉しかったです。本当に良かった!門田(涙) 経済小説というジャンルをよく分かっていなかったのですがこういうものなんですね。半沢シリーズも経済小説ですがそうとは分からず読んでいました。 経済小説とてもいいですね!スカッとする! これからは池井戸さん以外の経済小説も読んでみようかなと思いました。
0投稿日: 2013.11.28
powered by ブクログ面白かった。 友人が貸してくれた二冊の分厚い文庫本。私は本の貸し借りがあまり好きではない。人から勧められた本が必ずしも自分にとって面白いとは限らず、読み始めて途中で放置し、ついつい返しそびれてしまうから。返してもらえないから。 この本もそんな不安を抱えながら読み始めた。上下巻を数日で一気に読んでしまった。 主人公と一緒に、怒り、悲しさ、やるせなさを感じ、のめり込んでいく。そして、その一体感を持ったまま、大逆転勝利へ。 あの半澤直樹を産み出した著者の筆はすごいの一言。
1投稿日: 2013.11.23
powered by ブクログ中小企業の社長vs大企業サラリーマンの戦いというところに意味が集約できるかもしれない。登場人物の動きや心情の変化がここまでか、というほど詳細に描かれて勉強になった。
1投稿日: 2013.11.18
powered by ブクログ初の池井戸潤。実際にあった事故がモチーフになっているので話の筋が分かりやすく面白いです。事故車両を所有していた運送会社、事故車両のメーカーそれぞれに主人公がいて、どう結びつくのか引き込まれました。後半にいくにつれて、何となくハッピーエンドに収束する感が見えるのだけ若干マイナスです。
0投稿日: 2013.11.17
powered by ブクログ「倍返しだ」を見て、読みたいと思っていた池井戸さんのシリーズ。初本だったが脱帽してしまった。大手企業対中小企業の対立を様々な人々を通して書かれているのにダレる部分が一つもない。凄すぎる。次々に舞い込む負の連鎖にも負けない赤松は針のしっかりとした社長。教育現場で湧き上がる子供の問題にも真っ直ぐに立ち向かうとても勇敢な男性だ。今でもこんな社長いるのかなあ、なんて思ってしまうがすっかり応援する立場になってしまう。ホープ自動車の沢田は自分の夢と会社の不正で揺れ動くサラリーマン。この人は実に人間くさくて、赤松よりも現実味のある人物に感じられた。銀行員の井崎は飄々として掴みにくいなあと思っていたら、ラストでカウンターを食らった。この人、きっとモデルいるんだろうなと苦笑。恐るべし。 まだ読んでいないがドラマで見た半沢直樹といい、勧善懲悪ものが多いのかもしれない。企業体質を問いながらも個人的な一人に悪役を絞ってゆくのは同じつくりだ。集中して一気に読まないと人物の名前を忘れそう。そのくらい様々な人物の思考が渦巻いているのに一人も部外者が出てこなかったことにも驚かされた。 文庫で読んだので、大沢さんのあとがきも楽しめた。確かに出たよ、大きな話題を生む作品が。そしてヒーローも誕生してしまったよ。
0投稿日: 2013.11.17
powered by ブクログ最後まであきらめずに信念を貫き、巨大組織に立ち向かい、ねじ伏せたそのパワーを自分にもあったらと感じる。スッキリした。最後の所は、電車で読んでいたが、胸が熱くなって泣きそうになった。。
0投稿日: 2013.11.16
powered by ブクログ今回の悪役企業、ホープ自動車やホープ銀行自由が丘支店に加え、PTAの片山等の悪役振りの見事な描写に思わず怒りを覚え、主人公の逆襲を早く読みたくて急ぎページをめくってしまう。 後半のホープ自動車家宅捜索のシーンが熱いっ。 池井戸氏の作品に共通して言えるが四文字熟語など文中の色々な語彙が勉強になります。
2投稿日: 2013.11.12
powered by ブクログ父親に勧められて読んだ本。 読み終わって何故父親が私にこの本を勧めたかを考えてぐっときました。 私の父親は中小の経営者です、この本の主人公は小さな運送会社の社長。 池井戸さんらしい作品でした。
3投稿日: 2013.11.11
powered by ブクログ実在の企業をモロに連想させられるあたり、山崎豊子さんの小説を彷彿とさせられました。こっちのほうが、よりエンターテイメントに徹して描かれている印象です。半沢好きなら間違いなし(笑)
0投稿日: 2013.11.05
powered by ブクログ素直な感想は、微妙。その原因は恐らく過度の期待からのズレと、小説の長さによるものかと。話としては良くできているなと思うれども、小説としてはどうなんだろうと読み終わった直後の感想です。上巻もそうだが、下巻でも半分まで主人公の精神の擦り減り描写は辛かった。あとでスッキリさせてくれるんだろうなという期待のまで最後まで読み切りました。私としては小説に現実的な部分を織り交ぜるのは良いと思うが、あくまで小説なのでもう少し華やかにスッキリと描いてほしかったなと思いました。物語の最後に登場人物が「これが小説なら〜〜」という言葉を口にするがまさにその通りだと。小説なのだからそんなに現実に固執せずにより面白い展開も選べたのになぁと。ほんとに現実的ならとっくに主人公は自殺している気もしますが(笑) ただ、人によって現実的な話がいいと思う方、面白い!と思う部分は人それぞれ違うと思うのであくまで私個人の感想です。
0投稿日: 2013.11.04
powered by ブクログすごく面白かったです。読むまで勝手ながら勘違いしておりました。死傷事故を起こした自動車会社がリコール隠ししていたのを暴く、半ノンフィクション的な社会派小説だと。 読んでみると、家族での父親としてのポジション、取引先や社会に対する仕事人としてのポジションと男が生きていく上で立たざるを得ない立場に思いっきり感情移入しつつ、時には涙も流しつつ、読書そのものを楽しめました。 登場人物の心理描写にのめり込んでしまいました。
0投稿日: 2013.11.02
powered by ブクログ凄く面白かった.豊富な登場人物それぞれの心情が細かく描写されていた. 社長としての赤松 と 父親としての赤松 の対比が,物語の奥行きを持たせていて良かった・ この点に関しては ドラマ半沢直樹 と同じ臭いが感じ取れた. 物語が終盤になるにつれて,自分がどんどん引き込まれていくのがわかった. 周囲からの反感を買いながらも終始信念を貫いた赤松には,感極まりました.
1投稿日: 2013.11.01
powered by ブクログテーマがテーマだけに半沢シリーズよりも世界観がよく伝わってきた。メーカー側も運送会社側も細部まで描かれていて、情景が浮かびやすかった。まあ、実際の事件を元にしているわけですが・・・ 前半にメーカーを憎らしく書くほど、後半の「反撃」の爽快感が増すんだろうなあ。
0投稿日: 2013.10.31
powered by ブクログ面白かった。 大企業は戦艦で中小企業は帆船という例えが作中にされてたけどまさにそんな感じなんだろうと思う。 戦艦に乗るか帆船に乗るかで人生は違って来るんだけどどっちが面白いかなと思いを巡らせることが出来たのも良かった。
0投稿日: 2013.10.30
powered by ブクログ素晴らしかった!!登場人物一人ひとりに、その人物の人となりや価値観をしっかりと設定されているから、彼らの心情や行動がとてもリアルです。赤松社長と一緒にハラハラドキドキ手に汗握り、気づけば頑張れ!頑張れ!と応援し、さらには一緒に涙を流していました。
1投稿日: 2013.10.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大企業vs中小企業。脱輪事故の真相をめぐるお話。 ホープ自動車のコストを抑えるためのリコール隠しや事実の隠蔽工作、罪を認めようとしない態度など色々な場面で「このやろう!いい加減にしろ!」と感じました。 企業は利益を追求するものであるが、同時に社会的責任も持たねばならないと思います。ホープ自動車の自分さえ良ければ他はどうなろうが知ったこっちゃないというような態度は信用をなくしてしまうと思います。今や車は誰もが利用する時代なのに、構造的欠のある車などはまさに走る凶器…。 本当に名門を汚すのはリコールではなく、不正だと思います。 最後は赤松の努力、警察のプライドを捨てた捜査、沢田の内部告発などてんこ盛りでホープ自動車を成敗。気持ちの良いラストでした。
0投稿日: 2013.10.22
powered by ブクログ全体のプロットから細かい表現まで、きちんとしていてレベルが高いと思う。何より2日程で通して読める面白さがあった。 あえて言えば、正義のヒーローと悪の枢軸という構図がはっきりしすぎていて、短絡的な印象を受ける。読者が期待する通りの展開になるというか。。まあ、結果面白いと思うのだから、こういう書き方もありなのかもしれない。
0投稿日: 2013.10.20
powered by ブクログ社会派の小説としてかなりおもしろい作品。 人間の汚なさ弱さ素直さ色んな側面がリアルに描かれている。それでいて正義は勝つ的なスカッとさもある!! めちゃくちゃおもしろい。
0投稿日: 2013.10.20
powered by ブクログ下巻の2/3を読んだ位から盛り上がってくるけど、半沢直樹を読んだ直後だったせいか何か物足りない。。。確かに良い話なんだけども。
0投稿日: 2013.10.14
powered by ブクログ下巻一気に読み切りました。 個人的には沢田課長の苦悩とアクションが良かったです。人間らしくて。 あと、これも面白かったのは、巻末の論評で大沢さんが語っていた、 「著者はまさにリーチがかかっている状態。近々大ヒットを」的な表現に、まさに!、と思いました。2006年の作品で、ここから池井戸小説の躍進が始まっていくのです。
0投稿日: 2013.10.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かったです。 ラストはちょっと現実と違ったけど、小説的にはこの方が、落ちがいいのかな。 ホープ自動車に家宅捜索が入った時、赤松運送の人たちが喜ぶシーンが一番よかった。
0投稿日: 2013.10.13
powered by ブクログいや。面白かったっす。 巨大組織とは、かくあるものかと・・・つか、心あたりありすぎる。この小説のモデルとなった事件の元財閥のMグループには申し訳ないけど、実際仕事でM社と関わりをもつと、この小説に書かれている内情と大差ないんじゃないかと想像する。相変わらず登場人物が多くて、さらっと読めちゃう文体だけに「あれ、この人どこの部門だったっけ」とたまに振り返ることもあったけど、池井戸作品の勧善懲悪的な安定のカタルシスが楽しめました。 一番好きな登場人物は刑事部長の長瀬俊朔。2ページ足らずの登場だが「業務上過失致死傷じゃないのかね、君」にはシビレタ!!
0投稿日: 2013.10.13
powered by ブクログ主人公に感情移入してしまう。そして、同じようにホープを憎み、不安になり、最後にはホッとしてしまう。非常に面白かった。
0投稿日: 2013.10.13
powered by ブクログ池井戸さんの本で、一番泣いた! 悔しかったり、悲しかったり、時に嬉しすぎて涙ぐむ。 一つの物語で、ここまでいろいろな感情が楽しめたことがまず、うれしい。 何よりも話も面白い! 様々な問題が同時に解決して行く下巻は本当爽快です。
0投稿日: 2013.10.09
powered by ブクログ最高におもしろい!!最後にどんでん返しがあって、心がスカッとした☆また池井戸さんの小説読みたいと思った。
0投稿日: 2013.10.08
powered by ブクログのっけから人情溢れる展開に泣いた。 そっからはぐいぐい引き込まれてあっという間に、上下巻を読破してしまった。 本書では、数年前に起きた実際の「三菱リコール隠し」事件を下地に、物語は展開。 当時のニュースを見ていたが、本当にひどいことをしていたのだなと再認識させられた。 いろんな年代の人が呼んでいるかもしれないが、沢田に自分を重ねるサラリーマンは多いのではないかなと思った。
1投稿日: 2013.10.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
引き続き「空飛ぶタイヤ」、今回は下巻について。 とにかく上巻の振りがあまりに秀逸だったため、読み進めが 速いったら無い。起承転結で言うと間違いなく転と結の部分。 物語の性質上、結に関しては明らかに予想が付くのだけど、 転での大ピンチ続出部分にはマジで手に汗。 完全に運送会社社長を大応援している自分に気付く。 もし自分がその立場だったら、と考えると、本当に恐ろしい のだけど。 同じく中小企業を扱った下町ロケットと違うのは、銀行サイド の登場人物にヒールとベビーが存在し、彼らが全くブレずに その役割を全うしていること。 メガバンク側のヒールはどこまでも悪党で、その所業は ザ・小悪党といった風情。さながらクルト・フォン・ヘスとか ハリウッド・ブロンドスみたいな感じ。 同好の氏であれば解ってくれると思うけど(^^;)。 とにかく上巻・下巻共にダークながらスパッと筋の通った快作。 ロケットとは違った清々しさが感じられるかと。 オススメです!
0投稿日: 2013.10.07
powered by ブクログお付き合いしてる人がドラマ「半沢直樹」の熱に浮かされ購入してきた本でした。 年頃(?)の男性にはたまらん内容のようで是非読んでくれと頼まれ渋々読むことに。 もちろん池井戸さんの名前は知っていましたが、バリバリの社会派といった印象も手伝って自ら手を出すには至っておりませんでした。 けれど読んでみて驚きました。 会社だ組織だコンプライアンスだなんだに縛られる男社会を描いた話にも関わらず20代そこそこの女が読んでもとても読みやすい! なるほどこれは男性からしたらたまらん話のようです。いや、女からしてみてもたまらん勧善懲悪ストーリー。 もちろん実社会でこんなに上手くいくことがどれだけ難しいことなのかは読者のほとんどが理解しているはずです。 しかし。それでも。やはり! 正直者が莫迦にされない社会を、せめて、小説ぐらいには求めていたいのですね。 読まず嫌いのままではあまりにも勿体ない作家さんであったと今さら痛感しました。 2013.10.05
0投稿日: 2013.10.06
powered by ブクログ面白かった。 ノンフィクションを題材にしたフィクションだそうで、この作品が受賞できなかったのは何らかの圧力がかかったのではないか、とか想像をかきたてられてしまう。 女王蜂のキャラがなかなか良い。 おいおい、黄色いスーツ着せちゃったよ、とか思ってしまった。 クルマ!
0投稿日: 2013.10.03
powered by ブクログ私のブログです。 http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?entry_id=5052675
0投稿日: 2013.09.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
やっぱりね、スッキリしたよ。正義は勝つのさ。実社会では必ずしも正義が勝とは限らないから、せめて本の中ではね!大沢在昌さんの解説「待っている」には頷くことしきり。半沢直樹の誕生を予言してます。
1投稿日: 2013.09.23
powered by ブクログ自動車会社の幹部をもっとコテンパンにして欲しかった。 解決が少しあっさりしていた。 それくらい敵のあくどい描写がうまかった。
0投稿日: 2013.09.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
後半少し飽きてしまった。 展開が予想できて長編になるならもう少し何かほしいところ。 企業はよく書かれてると思うけど人物描写が物足りなく感じた。その人達が実在する感じがしないというか、”果つる底なき”でも感じたけど人物に厚みがないというか。特に被害者家族の描写とかヒドい。 とりあえず入行組を読もうっと。
0投稿日: 2013.09.22
powered by ブクログ何度も逆境に立たせられる赤松社長が、いつか真実が明らかになることを信じて、愚直にも現実と闘う姿に勇気をもらいました。ノンフィクションノベルと思っていたのに、うまく読み手に希望が持てるよう、小説に仕立てあげるところが池井戸作品のうまさだと思います( ^ω^ )
0投稿日: 2013.09.22
powered by ブクログ巷では半沢さんが人気ですが、こちらはこれが初の池井戸作品でした。 上巻からぐいぐい引き込まれ、下巻は一気読み。いや、ほんと傑作だと思います。
1投稿日: 2013.09.21
powered by ブクログいやー、間が空いての読書になりましたが一気読みしてしまいました。 息をつかせぬ展開は、見事です。 最後まで登場人物がしっかり書かれており、登場人物のディテールもきちんと書かれているのでリアリティもあり話に厚みがある物語になっていると思います。 いや、もっと早く読めば良かった。 半沢以外の他の本が読みたいな。 一回書いたのが消えてしまって、あとなに書いてたか忘れてしまった。
0投稿日: 2013.09.21
powered by ブクログ実に良かった。赤松社長の闘い方は皆にエネルギーを分けてくれる。 半沢直樹の最終回が近い。次回ロスジェネの逆襲までは、この本でつなげ!です。
1投稿日: 2013.09.20
powered by ブクログお父さんの真似して勇気を出した息子くんがツボでした!後、終盤では、沢田、行け!!と叫んでました…。赤松運送社員みんなで泣いてる場面では涙…でした!狩野をはじめ、憎たらしいヤツを書くのがうまいですね!いやぁ、面白かった!!
1投稿日: 2013.09.19
powered by ブクログ上巻に引き続き面白い。人が、嘘くさくないのが良い。 現実的な出来事がたくさん起こる小説だから、最後はどんな終わり方をするんだろうと…心配だったけど、とても良かった。私はこういう後味の良い終わり方が好きだ。
0投稿日: 2013.09.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
事故のニュースは覚えていたので、本当の話と思っていたら、フィクションで驚いた。そのくらいに現実の物語に思えるのだ。 財閥系はこういう価値観・世界なんだと思うとともに、報道の裏の側面もあって、世の中の矛盾とか、そういったものがひしひしと描かれていた。銀行の矜持が感じられて、そこがなんだか救いでした。
0投稿日: 2013.09.14
powered by ブクログ下巻に入っても苦しい状況は改善しない。あてにしていた週刊誌の記事は揉み消され、メインバンクからは融資回収を求められ、さらに事故の影響は家族にまで及ぶ。八方塞りの状況の中にあって、社会正義を貫く決心をした赤松は同様の事故を起こした会社への聞き取り調査を独自に進める。その結果、解決への糸口となる事例に行き当たり、全てが一挙に動き出す。やがてリコール隠しの中心人物らは逮捕へ到り、赤松運送会社の容疑は晴れた。事件立証の決め手となったのが、内部告発なのが何とも皮肉。
0投稿日: 2013.09.13
powered by ブクログ上巻に引き続き、文句無しに最高 赤松社長の奮闘する姿に 途中何度も泣けます 何度もくじけて、何度も窮地に立たされて… でも赤松社長はめげない。 大企業、中小企業、会社って なんなんだろうと考えてしまう。 誰も不正は起こしたくないし だけど大きな塊でいる以上、 故意でなくても起きてしまうのは致し方ない現実。 どう対処して行くかが重要なんでしょうか。 そして 熱い気持ちを持って仕事をする姿は 改めてかっこいいと痛感しました。 ワークライフバランスというより プライベートの時間は重要だと私は思うので 仕事のときにいかに集中力を持って 通常の数倍の働きをすることが 大きいのだと思います。
0投稿日: 2013.09.13
powered by ブクログ池井戸潤の小説のテーマは何だろう?大企業や、銀行をはじめとする組織の不条理だろうか?著者の本を読んでいると、怒りが増してくる。そして、最後に大企業のエリートたちが手痛いしっぺ返しを受けると、胸がすっとするのである。
0投稿日: 2013.09.11
powered by ブクログ大傑作。まさかフィクションとは。ドラマも素晴らしかったけど、原作もさらに良かった。素直に主人公の気持ちにのめり込めた。
0投稿日: 2013.09.10
powered by ブクログ2013/9/7読了。前日夜に上巻を読み終えて、今日午後から一気に読了。前半は事故に関する事も、学校での事も先が見えないトンネルに入ったような苦しさがあるけど、後半は少しずつ光が見えてきて最後に大逆転!多くの人はゆがんだ組織や社会の中でもがき苦しんでいるけど、半沢直樹みたいに熱い気持ちを持って逆境に立ち向かう人たちが、運送会社にも、自動車会社にも、銀行にも、そして家庭にもいる。年齢を重ねる毎に、何事にも妥協や諦めることが増えている気がしますが、この作品を読んで、時には自分の信念を貫き通すことも必要だなとあらためて思いました。数ある池井戸作品の中で、最も印象に残った本。お薦めです。
0投稿日: 2013.09.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
詳細は上巻に記載 http://booklog.jp/users/schnittke/archives/1/4062764520
0投稿日: 2013.09.05
powered by ブクログあっという間に読み終わった。というより、寝ることも忘れて読みふけってしまった。池井戸潤の最高傑作ではないか。この本、某大手の本屋で探したら、欠品になっていた。講談社文庫の他の本はたくさんあるのに。別の本屋では池井戸ブームで山のようにあったのに。まさか、まだ隠蔽工作しているんじゃないよね?ホープは... WOWOWでドラマ化されていたが、民放ではスポンサー的に無理なんだろうね。
1投稿日: 2013.09.05
powered by ブクログ面白い。最後はスカッとさせてくれる池井戸潤さんの本は好きです。あくまでもフィクションですが、正直なところかなり事実に近いのではないでしょうか?
0投稿日: 2013.09.03
powered by ブクログ痛快!赤松社長と悔しさと苦労を共にした社員か、はたまた奥さんかのような気持ちで読了。いやぁ、面白かった。大手、中小、それぞれの勤め人の群像劇が今までに読んだ事がない感じで、とても新鮮でした。正しいことが報われるお話には元気をもらえる。世の中、ものすごく理不尽な事がたくさんあるけれど、この痛快さは、読んでよかったなぁって思わせてくれる本でした。世の頑張ってるお父さんたちに人気なのも頷ける。他の作品も読んで行こうと思います。
1投稿日: 2013.09.03
powered by ブクログ特に下巻は、一気読みしてしまった。赤松社長の人柄に惹かれながら、一緒に挫折を味わい、苦しい思いをしてもがきながら、でも最後は…! 何があっても諦めない姿勢見習いたいです。 それにしても、池井戸さん、昔銀行に勤めていただけあって銀行の裏側を書くの本当にお上手。フィクションと聞いてびっくりしたぐらいリアルでした。
0投稿日: 2013.08.28
powered by ブクログ人事を尽くすということがどういうことかと学んだ一冊。 筆者の様々な組織やそこにいる人々を描くその描写力に脱帽。 主人公の赤松社長の苦しみもがきながらも諦めない姿勢、その行動力と周囲への影響力が見事。 赤松社長に入り込みすぎて途中何度も苦しくなり、読んでいるだけなのにいいようのない挫折感や疲労を味わうことになったが、ある意味いろいろと学ぶことができた。 やり遂げるとはまさしくこれのこと。ここまで尽くさねば人事を尽くしたとは言えないのかと、その厳しさに気が遠くなる思いを味わう。 仕事とはどうあるべきか、何のために仕事をするのかという理想と、それに相反する現実の両面をうまく描き纏めているその技倆は素晴らしい。
1投稿日: 2013.08.25
powered by ブクログ上巻を読み終えたのが前日の22時。 そのまま下巻を手に取り、読み始めてしまった。 日中ひどく疲れたのに、眠る気になれないほど夢中になって読む。 正義と生活。 夢と現実。 あちらの思惑とこちらの思惑。 もしこんな人と並んで会合に出ていたら、後ろからボールペンの先でつついてやりたくなるようなイヤなやつ。 読み終えたのは午前3時。 ああ、面白かった。 公務員は安穏としているといわれて、ふざけるなと思ってきたけれど、ここに描かれている世界が現実なら、確かに安穏としているかもしれない。私では生き延びられない。 明日、池井戸作品を大人買いしてこよう。
0投稿日: 2013.08.24
powered by ブクログ上巻に続いて、あっという間に読み切った\(^o^)/ やっぱりあの会社のリコール隠しを元にした作品なんですね。
0投稿日: 2013.08.23
powered by ブクログ横浜で起こった記憶に残る不幸な事故。走行中の大型トレーラーからタイヤがはずれ歩行中の母子にあたり母親が亡くなったという事故の真相は・・ この小説でも当初、この事故の原因はトレーラーを所有していた運送会社の整備不良とみられていたのですが、父親から引き継いだこの中小運送会社の経営を、日夜奮闘して維持してきた社長、赤松徳郎はその事実が俄かには信じられませんでした。赤松の会社はこの事故のため経営が悪化、倒産の危機を何度も迎えます。PTA会長を引き受けていた息子の小学校でも、このことを巡ってトラブルが没発・・事故の原因究明に立ち向かおうとする彼を疲弊させます。 反対に事故車を製造していた旧財閥系列の大企業ホープ自動車の内部では、死者が出たことなどどこ吹く風で自分たちの利益のために、ひたすら内向きの論理を展開させ権謀術を繰り広げていたのでした。 読んでいくうちに赤松同様に義憤に駆られます。理不尽にも何度も打ちのめされそうになる主人公の赤松になり代わって、ホープ自動車の役員らに天誅を下したくなる気持ちになります。 ・・どうなってんだ、この自動車会社は。タイヤが外れる前に、こいつらの心からもっと大切な部品が外れちまったんじゃないか?・・この一文は名言です。 組織は人で成り立っています。名声やブランドではありません。この小説ではホープ自動車社員である沢田という課長の思いや動きを初めから終わりまで通して追っていくことで、個人の利益と会社の利益のバランス、企業の存在意義とは何かを考える場面が何度も登場します。 それにしても、大企業病ともいうべき危機に疎い、麻痺した思考回路が招いた結果で、何と多くの組織が枯れ、多くの人々が取り返しのつかない被害に会ったでしょう。(最近では東京電力さん・・・放射能の汚染水がいまだに・・)
0投稿日: 2013.08.22
powered by ブクログそれぞれの登場自分物の気持ちに共感する。自分の夢をとるか、人の信用をとるか。それは難しい選択だ。しかし、信念を曲げず、苦しくてもひたすらにもがき、信じることによって道はひらける。そう思わせてくれた一冊であった。
0投稿日: 2013.08.21
powered by ブクログ赤松社長と一緒に何度も光明とどん底を味わい、そして最後に迎える最高のスッキリ感…! 悪い奴をやっつける話というよりはむしろ、過酷な漂流生活から生還した勇者の話のような壮快さがありました。 途中まどろっこしく感じていたPTAとの闘いも、仕事と生活の両方があって人生だということが実感できる、大事なファクターだったなと思います。 先代の父の背中を追いかける赤松社長と、またしっかりとその背中を見ていた息子。父子三代の絆にぐっときました。
0投稿日: 2013.08.20
powered by ブクログ想像と期待通りにスカッとした。 著者は憎たらしい奴の描写が上手い。本当に憎たらしく描いた奴を、見事にやっつけてくれる。このやっつけ感が何ともいえない。
0投稿日: 2013.08.17
powered by ブクログ上巻からの流れで一気に読めます。 マスコミが騒ぎ出してからでは遅いというのはまさにその通り! 初めは不遜な対応に終始しながらも、形勢が悪くなると手のひらを返したように態度を変えるホープ自動車。 巨大悪に負けじと果敢に立ち向かう赤松運送。 現実の三菱自動車のリコール隠し事件とエンディングが異なるのは、ホープ自動車は事実上消滅したこと。
0投稿日: 2013.08.16
powered by ブクログ赤松社長がんばれ!と応援したくなるという時点で、もう池井戸潤の手の内に収まってしまったということか。 久しぶりの☆4つ。
0投稿日: 2013.08.15
powered by ブクログ登場人物それぞれに、わかる、こういう人いるよって感じで、この作品も一気読み。まっとうな人達が報われる話っていいわぁ。
0投稿日: 2013.08.13
powered by ブクログ読後感がスカッとします。「下町ロケット」もそうでしたので、それを期待しながら読みましたが、期待は裏切られませんでした。 実際にあった話がベースにあるようですが、大企業の論理とは一体なにもの?憎々しく描かれていて、それにまた引き込まれるのですが。 ドラマ「半沢直樹」で、著者は一層注目されそうですが、期待は裏切られません。
0投稿日: 2013.08.09
powered by ブクログ説明が長すぎることでテンポが悪くなっていたり、強調しすぎて展開が読めてしまったりするのは残念だったけど、それを差し引いても面白かった!特に下巻は上巻に比べテンポもよくなって1日で読んでしまった。 (2013年8月)
0投稿日: 2013.08.06
powered by ブクログ赤松運送の社長:赤松徳郎は、次から次に起こる邪魔や障害に苛まれながらも、事故の革新に関わる事実に、徐々に迫っていく。 事故で亡くなった母親、残された夫と子ども情景は、読みながらもついつい涙してしまう。
0投稿日: 2013.08.04
powered by ブクログ次々に襲う困難から赤松や家族、会社を支えるのは、赤松を信頼する妻であり、子であり部下だった。そして、真相を追求しようとする赤松の周囲には、同じように大企業の論理に抵抗しようとする人が集まり協力してくれる。逆に、既得権や私利私欲を求める人の周囲にも、同じような人が集まり醜い駆引きが行われる。思いがけないことで前を塞がれた時、その壁を突破できるかどうか、自分を信頼してくれる人々の協力得られるかどうかは、それまでの人生で積み重ねてきた誠実さと熱意が問われる。物語の結末では、どのような審判が下るのだろうか
0投稿日: 2013.07.26
powered by ブクログこれほどのジェットコースター的展開を体験したことがなかった。 ずっとやきもきしながら、鬱憤を抱えながら、何度も様々な色の涙が溢れるのを必死に堪えた。 多くの登場人物の思惑・行動が複雑に絡み合いながらあるべき着地点に収斂していくさまは圧巻。 あきらかに素晴らしい作品。 作品の展開が素晴らしいことに加え、「組織」の抱える問題をこれでもかと見せつけてくれるところも一組織人としては惹きつけられずにはいられなかった。 一言でいうと「縦割り」ということになるのかもしれないが、これが「個人」と「部門」の複雑な方程式に代入されると、とんでもないことでもさも当然であるかのように感じてしまう。 組織内政治を根絶する方策を探し求めるべきなのか、その存在を前提としてそれを組織全体の利益に繋がる方策を探すべきなのか。 この小説から考えさせられる限り、後者から道を探るほうが生産的であるように思う。
0投稿日: 2013.07.17
powered by ブクログ読後に震えるような感動を覚える作品には、なかなか出会えない。この作品がまさにその一つである。 上巻の感想にも書いたのだが、財閥系大企業のコンプライアンスに深く斬り込んだ傑作小説。赤松という熱血漢の愚直な社長が率いる中小企業と財閥系大企業の闘いが、学校、警察、出版社、銀行をも巻き込み、ダイナミックに描かれている。 赤松の勝利も嬉しいのだが、事件を巡る被害者遺族、赤松の家族、赤松運送社員の大きな変貌も非常に嬉しかった。 また、逆の見方をすれば、品質上の大きな欠陥を隠蔽しようとする大企業の失墜の過程も非常に興味深いものであった。
8投稿日: 2013.07.17
powered by ブクログ巨大な組織の力の前に、リコール隠しを暴こうとする小さな運送会社は風前の灯火。 会社の存亡の大事な時を、何度も潰されそうになりながらも乗り越えようとする社長。 それを支える家族と従業員、新たに現れた取引銀行。 力になってくれる人が少しずつ現れ、それらが繋がって大企業の隠蔽が暴かれていきます。 窮地の時に真っ先にそっぽを向いて保身を図った取引先。 エリート意識に凝り固まり腐敗体質にどっぷり浸かった財閥系社員と、 そんな体質に疑問を抱きながらも組織人であるため、行動に制限された社員。 それぞれの行動に合ったそれぞれの結末が用意されていて、胸がすく思いです。 感動したり、怒ったり、すっきりしたりと、読み応えがありました。
1投稿日: 2013.07.15
powered by ブクログ腐った組織内にも正義を貫く活きがいい奴らもいるんだね。さておき、、波乱万丈、満身創痍、綱渡り、…運送会社・社長の中小企業魂の意地と執念は天晴れ!感動しました♪
0投稿日: 2013.06.26
powered by ブクログ最早説明の必要もないかもしれないけれど、某自動車メーカーのリコール隠しを題材にしていて、ノンフィクション中心の中にもフィクションが散りばめられている。巨大企業で働く高慢なエリート達と、その中、あるいは外から戦おうとするドラマ。 さすがに山崎豊子には負けるけど、個々を生き生きと描く事をとおして会社、社会を大きな生き物のように描いているのはなかなか楽しめました。「組織は人で出来ている」という至極当たり前だけれどともすれば忘れがちなことを改めて認識させてくれます。
1投稿日: 2013.06.23
powered by ブクログ最後まで一気に読んでしまった。大企業VS中小企業。主人公の赤松社長はホンモノの経営者だ。世論に叩かれ、家族や信頼する従業員以外味方もいない状況でも、逆境に負けず、家族や従業員のことを考え、信念を曲げずに最後まで懸命に戦う姿に心を打たれた。そして、警察や被害者など、様々な登場人物が織りなすドラマが、最終的に終結に向かっていく段階からは、休憩なしで食い入る様に読み耽った。面白かった。
0投稿日: 2013.06.16
powered by ブクログこの小説を読んで、すっかり池井戸潤の小説にハマりました。 正しいことが勝つ、そんな当たり前のことを思い出させてくれる。 主人公・赤松のように清く熱く生きるビジネス人生を送りたいと、励まされる。涙する。元気になる。そんな一冊です。 こんな面白い作品、ハゲタカのようにNHKでドラマにでもしたらいい、と思っていたら、すでにwowowでドラマになっていたのね・・・ちょっともったいない? 「だがな、泣き寝入りはしないぜ」 ---そうだ、直木賞作家を読もう。 全然関係ないけど、本の帯に書かれてた一言が好き。
1投稿日: 2013.06.15
powered by ブクログ「下町ロケット」が有名な池井戸さんの、「空飛ぶタイヤ」です。 上巻からのレビューの続きです。 http://booklog.jp/users/kickarm/archives/1/4062764520 社会を風刺したような雰囲気の中で、“正義は勝つ!”と言う王道を組み合わせて、ジリジリとさせられ、スカッとして。 銀行のネチネチとした陰湿な感じも、本当に腹が立つ。善悪を明確にしつつも、割り切れない微妙な感じとか、上手いですね。 確か、この通りの事故が現実にありましたよね? そして、財閥系の自動車会社と言う書き方ですが、明らかに現実にクレーム隠しを行った三菱自動車の事だし。 出版に関して、かなり苦労されたのでは?と思わずにはいられません。 そんな事とは関係なく、 弱者の正義が最後は勝つ。腐った組織にも正義の芽があり、再生を目指す。 希望のある読了感が心地いいです。 こう言う小説を多くの人が求めるって事は、それだけ現実が・・・って事の裏返しなのでしょうか? 面白かった。これはオススメです。
2投稿日: 2013.06.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
書店で平積みされているのに今まで手に取ることをしなかった。それを後悔するような、本当に楽しめるストーリー。 --- 事故原因の核心に関わる衝撃の事実を知り、組織ぐるみのリコール学士の疑いを抱いた赤松。だが、決定的な証拠はない--。激しさを増すホープグループの妨害。赤松は真実を証明できるのか。社員、そして家族を守るために巨大企業相手に戦う男の姿を描いた、感動の傑作エンターテインメント小説。
0投稿日: 2013.06.10
powered by ブクログすっごく面白かった。 官僚的大企業の病理をうまく描いていて思わずあるあるーとうなづいてしまった。一方で、中小企業の経営者の置かれている不安定な立場もよく描けていて面白い。 銀行の役割も非常に考えさせられる。
0投稿日: 2013.06.09
powered by ブクログ1日で上・下 読みおえてしまった。 スゴイ楽しんで読めました。 しかし、 かなしいかな、事実を元ネタとしてかかれている。もちろんフィクションなのだろうが、根本的なところは、ノンフィクションなのではなかろうか・・・
1投稿日: 2013.06.07
powered by ブクログおもしろかったぁ~~!!! 発端の事件が、実際に起こったことだったので、おもしろかったなんて言っちゃいけない気もするけど。。。 ノンフィクションではないってことでしたが、実際の事件についつい重ねて読み進めてしまいました~! 池井戸作品を読むと、いつも、こんな派閥争いの激しい会社じゃなくてよかった・・・と思ってしまいます。 ・・・が、リアルすぎて、純粋に楽しめないことも~( ̄ω ̄;) でも、「正義は勝つ」的な小説は好きですね♪安直だとつまらないけど。 池井戸作品には、痛快さがあります♪
1投稿日: 2013.06.04
powered by ブクログ上下巻でなかなかのボリュームです。 長いけど飽きることなく読めました。 運送会社のトラックのタイヤが脱輪事故を起こし、一人の主婦の命が幼子の前で奪われます。 整備不良か製造上のミスか・・・何年か前に実際に起きた大手自動車メーカーのリコール隠しがモデルとなっています。 不当な責任を押し付けられた中小企業の赤松運送の社長を中心に話は進んでいきます。財閥系大手企業のホープ自動車の社員、同系列グループのホープ銀行の調査員、事件を担当している刑事などのそれぞれの視点や立場での計算であったり、苦悩であったりが話に厚みを持たせています。 大手企業のブランドに安座した弱い立場の人への傲慢な態度、圧力をかけたもみ消しや隠ぺい体質は嫌気がさすほどしっかり描かれていて、何度もギリギリへ追い込まれる赤松社長を応援する一心で読み進めました。 下町ロケットのほうが好きですが、こっちもスカッとする小説です。 しいて言うならば、PTAの部分がちょっと過剰すぎるかな・・・。
0投稿日: 2013.05.28
powered by ブクログ【そういうサラリーマン人生を送ってもらいたいと思う。そのためにあなたは、いろんなことを犠牲にして、もしかしたら誰か裏切りのかも知れない。だけど夢を掴もうとする人のことを、誰も非難できないよ。だってその努力は本物だもん】 結局、悪いことをしたものが救われるという結末ではない。 が、これだけの長編でありながら飽きさせることなく、とても面白かった。 サラリーマンという軸はとても身につまされるし、それ以外であればなるほどなぁという視点で読めた。 伊坂作品のように少し斜め上を行くようなことはないけれど、物語として純粋に楽しめる一冊。
0投稿日: 2013.05.26
powered by ブクログ様々な会社、立場、人間の思惑が行き交う話。生きるとは?働くとは?仕事とは?会社とは?父親とは?夫とは?… そんなことを考えながら読むと、一つ一つのシーンや文章が心に刻まられる。 特に印象に残ったのは2つ。1つ目は、父親の真似をしたと言い勇気を出した息子。2つ目は、仕事はカッコでもなく建前でもないという、沢田の妻、えりこの言葉。この2つにはありたい姿が詰まっていると感じた。震えるような瞬間を味わう、人生を送りたい。
1投稿日: 2013.05.25
powered by ブクログ小さな運送会社を父から受け継ぎ、愚直に社長業を頑張ってきた赤松。 ある日、赤松運送のトラックが脱輪し、飛んだタイヤが直撃した主婦が死亡した。 トラックメーカーのホープ自動車の調査結果は整備不良。 納得できない赤松は、会社の瀬戸際の運転をしながら、潔白を証明するために闘い続ける。 自動車会社によるリコール隠しを題材に、大企業の腐敗と、中小企業の葛藤を描く大作。 上下二冊を四日間で読破した。それくらい引きずりこまれる。 絶対忘れない一作になること間違いなし。必読。
0投稿日: 2013.05.23
powered by ブクログ結末にむかうにつれて大興奮でした。 どうやら嫁さん曰く、「赤松運送頑張れ!!」と寝言まで言ってたらしいです。
0投稿日: 2013.05.23
powered by ブクログやはり、期待を裏切らない面白さだった。 正義は勝つ‼ 忘れていた事を思い出させていただきました。 池井戸潤先生の本を読む度に、ファンになります。次の本が楽しみ
0投稿日: 2013.05.19
powered by ブクログ上巻~下巻まで一気読み。「正義は必ず勝つ!」って言ったら照れてしまうが、まさにそんな心震わす物語。ラストに向かって力入りました。人生、まっすぐ生きるよ~(((笑)))
1投稿日: 2013.05.12
powered by ブクログまさに三菱自動車のリコール隠しが原作で フィクションとはいうものの現実と重なって、とてもリアルに感じる。 よく出版できたなぁと思えるくらい切り込んでて面白かった。
0投稿日: 2013.05.02
powered by ブクログようやくホープ自動車の目を少しは覚まさせることが出来たんでしょうか。今回一番のお手柄は杉本さんだったのでは・・・。一生懸命頑張った人にが報われる結果で良かったです。
0投稿日: 2013.04.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
昨日、古本屋で上下巻購入して、2日間で一気に読んでしまいました。 とにかく手に汗を握る展開の連続で、途中で 思わず「とうとう、家宅捜索が入ったー!」って叫んだほど。 自動車会社、銀行の内部の複雑さにはこっちが疲れるほどでした。 いいたいことも言わせてもらえないような空気だけれども これが現実なんだと思わないといけないと、割り切る沢田のつぶやき。 案外沢田のような人現実にいそうだな。
1投稿日: 2013.04.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
走行中のトレーラーのタイヤが外れて歩行者の親子を直撃しお母さんが死亡。 … 中小企業の赤松運送vs古い体質の巨大グループのホープ自動車 粘る中小企業 自己保身・組織保身の大企業 … 週刊誌の記事で、ホープを揺さぶり始めたところで、下巻に続く。 …… 以上、上巻のレビューより …… 上巻は、問題の部品を返してくれ、駄目だの押し問答が結構続き、 間延びした感がありましたが、 下巻になって、色々とめまぐるしく進展しました。 子どものいじめ、PTA問題も 融資も 週刊誌も そうなると遺族問題も 赤松さん側にトントンといい方向に。 赤松さんはもちろんすごいけれど、 沢田さんもなかなか… 下巻は面白くなってきたので、★を1つ追加
0投稿日: 2013.04.12
powered by ブクログ続きが気になって、あっという間に読破。大企業の論理・常識は、世の中の非常識であることが多かった。最近はそうではないが・・・。いくら法令遵守・コンプライアンスを強化しても、その会社に根ざした風土はなかなか変わらない。私自身考えさせられる一冊でした。
0投稿日: 2013.04.10
powered by ブクログ運送会社の社長は週刊誌の記者から貰った事故リストを元に数十件の運送会社を訪ねて周り、決定的戸なる証拠を手に入れた。それを警察に持って行き、警察も重い腰を上げて、大手メーカーのリコール隠し暴く。また、自動車メーカーの内部告発もあり、自動車メーカーは吸収合併される結末で、まさに、蟻が象を倒すということになる。正義は必ず勝つ!悪事はいつか暴かれる...
0投稿日: 2013.04.04
powered by ブクログ上巻の続き。横浜トラック死亡事故が織りなすヒューマンドラマ。組織とは、会社員とは、人とはなど様々なことを考えさせられる。ネタバレになってしまうので割愛するが登場人物それぞれが本当に実在するかのように描写されており面白かった。
0投稿日: 2013.04.01
powered by ブクログ上巻と合わせて。夢追う中小企業、黒い大企業、ドライな銀行、勇敢な弁護士、守るべき家族・・・下町とほぼ同パターンだけどw、やっぱりハマった。組織は難しい。
1投稿日: 2013.03.20
powered by ブクログやっぱりおもしろいよなー、という感じです。 中小企業VS大企業、個人VS企業。 いろんな見方はあるんでしょうが、非常にすっきりする話に仕上がっています。 もちろん、勧善懲悪だからある程度筋は見えてくるけど、それでもおもしろいものはおもしろいし、感動はあります。 安心して、小説を楽しめる、いい時代に生まれたと思います。
0投稿日: 2013.03.20
powered by ブクログ終盤の畳み掛け方が秀逸。門田ではじまって最後に彼がまたでてくるところ。社長でよかった、っていうところ。泣けた。しみじみいい話だった。
0投稿日: 2013.03.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ベタベタな展開。先の展開は読める。読めるのに面白い!こんなにも引き込まれるなんて。。。脱帽です。 個人的には門田が幸せになった所が分かって嬉しい。
1投稿日: 2013.03.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
某自動車メーカートラック車輪脱落事故のリコール隠しがモデル。名門企業の自己保身・組織保身が何ともいえずリアル・・・。
0投稿日: 2013.03.03
powered by ブクログ面白かったです。厚めの上下巻だけど(文庫)、一気読みでした。登場人物も、多すぎず少なすぎず。 それぞれの倫理と野望で事は遅々として進まないけど、やはり悪は裁かれるのか。リアリティのある話で(実際にあった事件が基になっている)、のめりこみました。 欲を言えば、最後は内部告発ではなく、町工場の社長さんの動きで解決に向かってほしかった。
0投稿日: 2013.02.27
powered by ブクログ後半戦に入って話は益々ヒートアップ!整備不良疑惑に苦しむ赤松運送にとって状況が好転するかなっと思うと必ず新たなる障害が生じる。そしてこの展開がくどいほど繰り返される。読者を離さない連ドラ的手法か?人物造形は善玉/悪玉が分れていて分り易い。但、その分登場人物に深みはなく、読み易さとストーリー展開の妙で引っ張るタイプの小説。勧善懲悪のエンディングを望むなら、ホープ自動車の完全解体となるが、その社会的影響を考えるとフィクションとは言え現実的でない。どうするかと思っていたら、最後に大技を持ってきました。余は満足!
1投稿日: 2013.02.12
powered by ブクログ面白かった~!! 勝つとは分かっていたが、本当に後ちょっと、がんばれ~。踏ん張れ~~っと。 感動しました。 勝ったという余韻のまま終わる小説も多い中、敗者の結末も書かれており、そうでなくちゃ!っと思った本です。 正義は本の中だけでも勝ってくれないと♪
2投稿日: 2013.02.11
powered by ブクログ初池井戸潤。面白くて一気読み。読みながら、あれ?この話、、と思ったらあの事件を描いたフィクションだったのね。 人間関係が面白くて、何だかんだ言って、男も怖いよね~と。覇権争いの醜さは女のドロドロよりたち悪い。
0投稿日: 2013.02.07
