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空飛ぶタイヤ(上)
空飛ぶタイヤ(上)
池井戸潤/講談社
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総合評価

477件)
4.4
242
154
46
4
1
  • がなのアイコン
    がな
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    【なぜ】同僚からのおすすめ。オーディブルで。 【ここだけ】世の中、人との繋がり。しかし、繋がりすぎも危ない。 【感想】主人公のように強く生きられる人がどれほどいるか。 大企業へ勤めること=勝手に世の中のエリートになったつもりになる 古くから抱える日本の悪いところが凝縮された大企業病。失敗の本質を思い出した。 しかし、主人公役は長瀬なのか。もっとおっさんのイメージしちゃったな。

    7
    投稿日: 2025.05.22
  • どんのアイコン
    どん
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    さすが池井戸潤さん! 各々の事情や心情が事細かく書かれていて長いですが飽きずに読むことができます。 下巻も楽しみです!

    0
    投稿日: 2025.04.23
  • りりのアイコン
    りり
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    初池井戸潤小説! 半沢直樹のドラマは中学の頃見てたけど、なんであれが好きだったか思い出すドロドロ感、そして情熱的な男たち。 やるせなさに胸が詰まるけど読むのを辞められない。

    0
    投稿日: 2025.04.11
  • りーちのアイコン
    りーち
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    小さな運送会社の社長が歯を食いしばって大企業の理不尽に立ち向かう 他の池井戸潤作品では何度か出てくる構図だが、死亡事故が出てること、そしてそれが現実の腐敗した組織の自動車メーカー(三菱)で起きていた隠蔽だということが、この作品をさらに重々しくしている この小説が話題作になってもなかなか映像化されなかったのは大口スポンサーの自動車メーカーに忖度したのではと言われているのも、小説を地で行っている

    1
    投稿日: 2025.03.20
  • メジのアイコン
    メジ
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    作家:池井戸潤を世に知らしめた小説『空飛ぶタイヤ』が6月に映画化されるので、小説を『おさらい読み』した。映画では主人公の赤松社長は、TOKIOの長瀬が演じるようだ。(WOWOWドラマでは仲村トオル。熱い演技だった) アコギな大企業と対峙する中小企業の意地とプライド。八方ふさがりの状況から、糸口を見つけ大逆転する勧善懲悪。 この胸のすく涙腺ユルユル状態になる感動は、サラリーマンなら誰もが感情移入できる。そしてやがて『下町ロケット』や『ルーズベルトゲーム』『陸王』などの池井戸作品に繋がっていくのであった! この映画、たぶん泣くだろうな。それはそれで楽しみです(笑)

    1
    投稿日: 2025.02.28
  • 行政書士いわたの本棚のアイコン
    行政書士いわたの本棚
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    走行中のトレーラーのタイヤが外れ歩行者の母子を直撃した。 車両の製造元であるホープ自動車が出した結論は、「運送会社の整備不良」。 納得できない運送会社社長・赤松徳郎は、真相を追及しようとする。 赤松社長の家族や社員を大切にする心、辛抱強く真実を追求する姿に心打たれる。 息づまる攻防、中小企業の資金繰りの大変さで、ドキドキさせられます。

    1
    投稿日: 2025.02.08
  • kalitanのアイコン
    kalitan
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    このレビューはネタバレを含みます。

    三菱自動車リコール隠し事件をヒントにしたエンタメ小説。事件解明の進展と複数の場所で起こる人間ドラマを巧みに構成、テンポよく読めて面白い。 作者はビジネス界隈の世情に詳しいのだろう、ストーリーの骨子はなるほどありそうというリアリティを持っている。 ただ、悪役があからさまに悪役として描写されたりといった定型的な勧善懲悪パターンを小説で読むのはちょっと鬱陶しいし、リアリティを損なってしまう。エンタメに振り切るには有効な手であるけれど、これなら漫画で読みたいかなーと思ったのだった。

    2
    投稿日: 2024.12.15
  • Kuriのアイコン
    Kuri
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    池井戸作品はテレビドラマで幾つか見たが、本では2作品目。自動車事故の原因究明の話だが、品質やコンプライアンスの話は人ごとではない。 主人公の運送会社社長・赤松は自動車会社との闘いに際し「だが、立ち止まるわけにはいかない。前進しなければならない」と述べる。アメリカの詩人ホイットマンの詩「さあ出発しよう!決められた決勝点は取り消すことができないのだ」に通じる。ストーリーも面白いが、登場者の心意気も学んでいきたい。

    2
    投稿日: 2024.11.13
  • Kura Naokiのアイコン
    Kura Naoki
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    久しぶりの池井戸潤。 定番の面白さだね。 大企業の理不尽、傍若無人な振る舞いに苛立ちを覚える。 これをスカッとさせてもらえるんだから、やめられない。 下巻、期待しています。

    20
    投稿日: 2024.10.19
  • たっきーのアイコン
    たっきー
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    登場人物が多く、私はしっかりと理解しながら読み込む必要があったが、構成やストーリーは整理されていると感じた。 各局面で登場人物の思惑や倫理観、思いなど、ダイレクトに伝わってくるところが素晴らしいと感じた。 前半は正しいことが正しい成果につながらない状況に残念な気持ちでいっぱいであったが、後半好転してきたように感じた。さて、下巻の1ページを開くぞ! 楽しみで仕方ない

    11
    投稿日: 2024.09.26
  • 奈良県立図書情報館ビブリオバトル部のアイコン
    奈良県立図書情報館ビブリオバトル部
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    #33奈良県立図書情報館ビブリオバトル「休日」で紹介された本です。チャンプ本。 2部構成で第1部は通常回。 2部は、発表のコツと題した観覧者も交えた交流会でした。 2013.9.21 http://eventinformation.blog116.fc2.com/blog-entry-1005.html?sp

    0
    投稿日: 2024.09.25
  • えび天天のアイコン
    えび天天
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    このレビューはネタバレを含みます。

    トラックのタイヤが外れて歩行者を死亡させてしまう事故が発生。果たして原因は何なのか。池井戸さん特有の大きな力で隠された企業の悪と向き合う正義が今回も登場。どんどん新事実が登場して、物語が急速に進んでいくのがとても楽しい。

    0
    投稿日: 2024.09.14
  •   ちみ太のアイコン
    ちみ太
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    しっかり調べて作り込まれた作品という感じで、池井戸潤さんならではかなと思いました。 長いお話しですが、黙々と読むことができます。

    0
    投稿日: 2024.09.13
  • toto73のアイコン
    toto73
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    200ページ目あたりでちょっと飽きてきたが、更に読み進めたら加速感出てきて1日で読了。池井戸作品は初めてだが、これからハマるかもしれない。とりあえず、下巻買う!

    2
    投稿日: 2024.05.05
  • 美濃のアイコン
    美濃
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上下巻読んでの感想。三菱ふそうのリコール隠しをモデルにした社会派経済小説。ある日神奈川県の運送会社が運転していた大型トレーラーのタイヤが外れ、母子3人に突撃、死亡させてしまうという痛ましい事故が起きた。当初、原因は運送会社の整備不良とされたが、実際は自動車メーカーのリコール隠しだった。巨大な大手自動車メーカーと銀行の理不尽に中小運送会社の社長が挑む。池井戸潤らしい痛快な展開である一方、これのモデルとなった事件が本当に起きていることを知りいたたまれない気持ちになった。

    2
    投稿日: 2024.04.03
  • せきゆうのアイコン
    せきゆう
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    このレビューはネタバレを含みます。

    理不尽な大企業や銀行に対して必死に争おうとする中小企業の闘いと善戦虚しく押し寄せてくる現実が表されていて素晴らしいと思います

    2
    投稿日: 2024.02.23
  • 小寅のアイコン
    小寅
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    Amazonオーディブルで「空飛ぶタイヤ」上巻を聴き終えた。 三菱リコール隠し事件を元にした小説。 走行中のトラックのタイヤが外れて母子死傷事件が起こり、整備不良が原因とされた運送会社の社長が自社の過失ではないことを明らかにしようと必死に努力する。 序盤の赤松パートがストレスフルだったけど、自動車メーカーパートや銀行パートは面白かった。 三菱重工(ではないけど)から独立した三菱自動車社員の間違ったプライド、エリート意識、同じ財閥系列企業のヒエラルキー、社内での権謀術数等々。 弁護士が全然出てこなくてヤキモキしてたら、被害者遺族から運送会社に対して懲罰的慰謝料請求の訴訟が提起されて、そこでやっと運送会社社長が弁護士にアクセスした。 でも、その弁護士は大丈夫か?と変な心配をして読んでる(大丈夫そう)。 モデルになった運送会社は廃業、被害者遺族の代理人弁護士は請求金額を勝手に?高くして、それに合わせた弁護士報酬をもらうために賠償金を1円も依頼者に渡さずに業務停止の懲戒処分を受けるという現実のひどさにドン引きしてる。

    12
    投稿日: 2024.02.03
  • しほのアイコン
    しほ
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    トラックのタイヤの脱輪により母子死傷という悲しい事故を起こしてしまった小さな運送会社。事故の原因を調査してもらうも、整備不良と診断され、世間からのバッシングもあり、窮地に立たされてしまう。だがしかし、本当は原因を調査した自動車メーカーが何か隠蔽しているのではないかと、疑惑が膨らみ、下巻へ続く。 運送会社はまだまだ窮地に立たされていて、見えた希望も潰えてしまいかねないし、死亡事故になってしまったのは事実なので、下巻でどうまとめるのか楽しみ。

    0
    投稿日: 2023.10.29
  • G_sunのアイコン
    G_sun
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    7章構成 社会派小説 ・メインストーリー とある運送会社が、タイヤの脱輪により 母子の死傷事故(事件)を引き起こした。 運送会社社長は、事故の要因に納得できず、 その真相追究に奔走する話。 ・サブストーリー 小学校のモンスターペアレント処理 ・構成 運送会社視点、銀行視点、大企業の販促部視点、 品証保証部視点など、今回の事件に絡みあう 様々な立場の視点から物語が描かれていく。 ・特に印象的な場面など 物語中盤以降に描かれたワンシーン(p.325,326) 主人公の赤松が遺族の法事に参列した際に 涙を堪えながら遺族に向かって事故への向き合い方・償い方を発言するシーン。 事故を起こしてからの赤松の血の滲むような努力や、赤松本人がどれだけ事故に真摯に正義感を強く持って向き合ってきたか、、 赤松に強く感情移入してしまった。 ・気づき 中弛みするため少し忍耐力がいる。 色々なポジションの人が出てきて、登場人物の名前も多いので、覚えるのが難しい気がするが、 それぞれ登場人物の個性や特徴が分かりやすく書かれていて、自分の中でのイメージと名前を結びつけやすく、意外と覚えれる。

    2
    投稿日: 2023.10.28
  • こってんのアイコン
    こってん
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    このレビューはネタバレを含みます。

    序盤からタイヤが飛び人が死ぬ。 逆境から始まり、少しずつ本当に少しずつ追い風を吹かせ、最後には大逆転! 池井戸さんの書く作品の爽快感が大好きだが、この作品は逆転までがとても長い。ただ、複数の視点からそれぞれの戦いを描くので、長くても飽きがこない。 それぞれの置かれた場所で、各々が本音と建前を繰り広げ、最後に勝つのは1番正直で真っ直ぐな主人公。現実もこうであって欲しいなと思う。

    3
    投稿日: 2023.09.03
  • ヤエのアイコン
    ヤエ
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    上下巻とも読んでの感想 池井戸潤さんの有名作 読もう読もうと思っていたが何だかんだで他の作品を手に取ってしまい今更読了 同作者で超人気ドラマ「半沢直樹」シリーズの痛快さとまではいかないが、それでも負けず劣らず 大企業ホープ社に対し零細企業の赤松運送がリコール問題の追求をするというのが物語 世間からの風評被害、取引先の離反、ホープ社からの妨害等様々な逆境で会社が潰れかけていく中、赤松は正義を貫き通すことが出来るのか 推理小説しかほとんど読んでこなかった自分がエンタメ小説を楽しめることが出来るか疑問だったがそんな心配無用 超絶オススメ作品 赤松の一本気な人柄が色々な人間を取り込んで逆境に立ち向かうことが出来たんだろうなぁ

    7
    投稿日: 2023.08.28
  • 岳東のアイコン
    岳東
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    池井戸さんの作品は面白いですね。 この作品、題名から想像すると未来の自動車みたいな感じですね。 ハラハラドキドキしながら読み終えました。 素晴らしい^_^

    34
    投稿日: 2023.08.18
  • みえはるのアイコン
    みえはる
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    下町ロケットに続いて読むの2作目の池井戸潤作品。なんとなく話の流れは下町ロケットに似てるけど面白い。下巻へ

    1
    投稿日: 2023.08.13
  • みつるのアイコン
    みつる
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    仕事がら概要は以前からなんとなく知っていたけど、ちゃんと読んだ事がなかった。メディアで取り上げられないであろう当事者達の思い描かれていた。しかも池井戸先生の勧善懲悪的な痛快ストーリーで最後はスカッとする。映画化やドラマ化されているのでどちらもオススメかも。

    2
    投稿日: 2023.07.02
  • KIKI|のアイコン
    KIKI|
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    初めての池井戸潤 結末がどうなるか分からないワクワクを味わいながら読む本とは違い、目的達成の為の過程を読んでいる感覚。 個人的には結末が分からないワクワクの方が好きなのだと再確認しました。

    1
    投稿日: 2023.06.15
  • ゆうのアイコン
    ゆう
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    これは面白い小説。大企業の不正を暴く街の中小企業との戦い。それぞれの思惑が交差する展開は興奮へと誘う。1日半で読み終えてしまった。 後半が楽しみである。

    0
    投稿日: 2023.06.11
  • sanbankan303のアイコン
    sanbankan303
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    池井戸作品は読んだ事がなかったが、こんなに面白いとは思わなかった。所謂、企業小説に分類されるのかもしれないが、大企業サラリーマンの心情を、何故こんなに把握しているのか関心すばるばかり。ハラハラドキドキ、勧善懲悪ハッピーエンドの読後感も悪くない。評価が高いのも頷ける。audibleで聴了

    1
    投稿日: 2023.06.08
  • 43streetのアイコン
    43street
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    2002年、走行中のトラックの左前輪が外れ、歩道を歩いていた母子を直撃し、母親が死亡した事件をモチーフにした小説。 ってか、事実そのものってな感じ。 リコール隠しを暴いていく。 ここまで、財閥系企業をこき下ろしちゃって大丈夫か? 山崎豊子の作風に似ていて、大変面白い。 まだ下巻があるので楽しみ。

    1
    投稿日: 2023.05.01
  • pumpkindadのアイコン
    pumpkindad
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    大企業の論理に支配された社員の行動は、当事者意識を麻痺させて、あってはならない状況を次々と生み出していく。それが、正に社外から見れば非常識極まりないことであっても、当然とるべき行動として遂行されていく。 たとえば、会議などで少し極端な意見をぶち込むことで、当たり前と考えていたことを見直すきっかけになればと思った。 また、伏線として走らせる子供の学校での事件で描かれる親子関係も、なかなかの見せ場となっている。

    0
    投稿日: 2022.09.09
  • 中村圭児のアイコン
    中村圭児
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    経済系好きなら池井戸作品ですね。タイヤが空を飛ぶ?そういうことか、、、まだ上巻なのてどうなるか楽しみ。 難易★★☆☆☆ 感動★★☆☆☆ 涙線★★☆☆☆ 興奮★★★☆☆ 感心★☆☆☆☆ 伏線★★★☆☆

    0
    投稿日: 2022.08.31
  • ベル  のアイコン
    ベル
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    読み進めるのがつらかった。つらい理由は憤るから。 真面目に真摯にお客様や従業員に向き合ってきた会社が、こんな目にあうなんて。そしてこの物語が実話を元にしているなんて。 四面楚歌、八方塞がり、崖っぷち。そんなどこを向いても出口がないような状況で、社長はくじけない。諦めない。戦う。ホントにこんなことがあったんだ。私が社長だったら戦えただろうか。そんなことを考えるとまたつらくなった。

    1
    投稿日: 2022.08.13
  • Mickeyのアイコン
    Mickey
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    かなり長かったけど、面白くてすらすら読んじゃった。 悪意ある大企業に立ち向かって闘う、赤松の強さがカッコよかった。実話に基づいているというのもあって、大企業の不正とかたまにニュースで見るけど、それによって苦しい思いをしてる人がいるんだなっていうのをはじめて考えさせられた。

    0
    投稿日: 2022.01.27
  • satokoのアイコン
    satoko
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    フィクションだけどノンフィクションのような大企業による隠蔽工作に翻弄される運送会社社長を主役とした物語。 上下巻かつ複数の企業や人が関わっているので読みごたえありますが、面白いのでサクサク読めました。 『整備不良』と決めつけられて四面楚歌となっても家族のため、社員のために奮闘する社長:赤松の底力・人間力がすごい! ただ状況は悪くなるばかり。大企業でぬるま湯体制につかる人たちに負けないでほしい。 人や取引先も離れ、不利な状況のなか出てくる希望の光。上巻読んだら続きが気になってすぐ下巻を読み始めました。

    17
    投稿日: 2022.01.04
  • あけちゃんのアイコン
    あけちゃん
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    七つの会議同様、企業のリコール隠しを題材とした小説ですが冒頭被害者の追悼文から始まるため、問題の重みを感じながら読み進める事となるのが七つの会議とは違った赴きとなっている。 登場人物それぞれの立場や心情が巧みに表され、関わりあって様々な事件や問題が発生しハラハラする展開は、相変わらずの面白さでさすがとしか言いようがない。赤松が補償金1億円を提示された時は「魂を売らないで!」と心で思ってしまったほど(笑)。 上巻でこんなに濃厚なのに同じくらい、いやそれ以上の展開が下巻であるのかと思うと楽しみだったり気合が入ったりするのですwww

    0
    投稿日: 2021.12.25
  • すずらんのアイコン
    すずらん
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    いいと言われてる本は面白いんだな。 話の展開は初めから分かるけど面白い話。 それぞれの登場人物の心情が丁寧に描かれてて良かったと思う。

    0
    投稿日: 2021.06.06
  • van613のアイコン
    van613
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一応はフィクションですが、基本は三菱ふそうのトレーラータイヤ脱落事故(リコール隠し)に関するお話。三菱グループという超大財閥企業と中小企業の運送会社との闘争という事で、「いくら何でもそれは勝ち目無いだろ」と思いながら読み始めてみましたが、かなりリアリティがある感じで非常に面白かったです♪ なお、上巻では主に運送会社赤松の視点とホープ自動車(三菱ふそう)の社員である沢田の視点、東京ホープ銀行(東京三菱銀行)の社員である井崎の視点から描かれていますが、とっても嫌な奴であるはずの沢田がなかなかにしてキーマンな感じで、ただの人情劇みたいな感じの仕上がりでは無い点が見事!!まだ下巻は図書館の予約待ちですが、早く続きが読みたいです☆

    0
    投稿日: 2021.03.24
  • 風を食む本を食む のアイコン
    風を食む本を食む 
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2002年に横浜市瀬谷区の中原街道でおこったトラック脱輪母子死傷事故。実在したそれを下敷きに三菱自動車を「ホープ自動車」として書かれた小説です。あの事故は鮮明に覚えている。こんなことがほんとにあり得るのか、そう愕然とした事件だった。 池井戸氏のフィールドである銀行・巨大企業・そしてその内輪の論理にうごめく有象無象と、中小企業や市井の人という弱きものそれぞれのキャラをお得意の設定で描いている。 一気に読ませる展開もさすがだし、感情移入せざるをえない。そして下巻に。

    0
    投稿日: 2021.03.03
  • あちのアイコン
    あち
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    トラック運送会社を営む赤松は、タイヤ脱落事故の原因とされる整備不良の責任を問われる。中小企業の赤松が、巨大企業に立ち向かい事故原因の核心に迫る。伝統企業でありがちな、縦社会が生み出す隠蔽工作。被害者家族に嫌厭され巨大企業から門前払いを食いながらも、家族や社員の生活を守るために諦めず真実を暴こうと奮闘する。

    0
    投稿日: 2021.02.14
  • nasunonasuoのアイコン
    nasunonasuo
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とまらない。早く早くと次が読みたくなる。奇想天外な展開も奇抜なキャラも存在しないが、ただ予定調和的な勧善懲悪の中にこんなにも面白さを描き出せるなんてすごい。登場人物が、全員「人」だと感じた。人間を構成する概念の一つ一つを抽出して、それぞれの描き出したような、幅広くて深い小説だと思う。理想と現実の狭間でもがく姿は、泥臭くて美しくて、何より強い。

    1
    投稿日: 2020.11.02
  • heresinceのアイコン
    heresince
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    トラックのタイヤが外れて歩いていた母子に当たり若い母親が亡くなった実際の事件を元に書かれている。トラックを所有していた運送会社の赤松社長は整備士の門田の詳細な整備記録を信じ、原因がホープというトラックの製造会社が欠陥のある部品を使っていたことを倒産の危機に追い込まれながらも最後まで諦めずに追求し、ついに警察を動かしホープ幹部の逮捕、また犠牲者の理解を得る。社員や家族、また自分自身の名誉や生活を守るためにも決して負けないで奮闘した赤松社長と彼を信じた周りの人々との信頼関係に感動した。

    0
    投稿日: 2020.10.29
  • 松影 倫明のアイコン
    松影 倫明
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なかなか進まない感もあるのと、沢田に品質保証部のパソコンが渡された時点で最後のキーアイテムになるだろうと程度予測できる部分がいくつかあったが、上下巻あるにも関わらず話は面白いので一気に読めた。 何名かの視点で話が進められるが、話の纏めて方がうまく人物名がなくとも数行読み進めると誰の視点なのか理解でき、ごちゃごちゃにならないのが解説されている池井戸潤の巧さなのだと思う。

    1
    投稿日: 2020.09.14
  • おにぎりと饂飩のアイコン
    おにぎりと饂飩
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    水戸黄門でいうお代官様の、ホープ自動車の狩野常務 わかりやすく悪役で、どうにかして悪事を裁けないのか やきもきしながら読み進めました。 越後屋、そちも悪よのぉみたいな人も出てきます。

    0
    投稿日: 2020.08.28
  • よしのアイコン
    よし
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    上下巻の長編作だが、終始どハマりでドキドキして読んでた。犠牲者を出した脱輪事故を巡り、大手自動車会社VS中小の運送会社。各々の人間性も企業内の関係性も企業の傲慢体質も、色々と上手く描かれてるなぁと感心するし、最近だと日産なんかのニュースが思い起こされた

    0
    投稿日: 2020.08.25
  • YUYAのアイコン
    YUYA
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    このレビューはネタバレを含みます。

    オーディオブルで耳読。 池井戸潤作品は、やはり面白い。 ナレーションが、内容を更に引き込ませる。 映画も見たが、内容が本の方が断然濃い。 下巻もすごく楽しみ。

    0
    投稿日: 2020.07.24
  • pirlossoのアイコン
    pirlosso
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    登場人物が多くて、頭の整理は大変。企業の闇に暗い気持ちになるけれど、温かい人情味もあってどんどん続きを読まされる。割と分厚めだけど一気読み!下巻も楽しみ。

    0
    投稿日: 2020.06.21
  • KITARIのアイコン
    KITARI
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    序盤から中盤、後半ギリギリまで主人公がずっと追い込まれている状況が続くので(途中ちょっとしたステップはあるものの、、、)かなり見ていて重い印象があり、池井戸潤さんの他の作品よりも爽快感はなかった。最後の最後ではしっかり回収していくが、なかなか道のりが長かった。

    0
    投稿日: 2020.05.19
  • *はなとしずく*のアイコン
    *はなとしずく*
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    友人おすすめの本。 出てくる警察署行ったことあるなーとか自分の身近なものにどうしても置き換えてしまいます。

    1
    投稿日: 2020.05.14
  • ともてぃのアイコン
    ともてぃ
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    ずっとイライラして読んでいた。 リコール隠しをする自動車会社。 顧客や安全、コンプライアンスを無視し、社内にばかりに目を向ける体質。 人の生命が奪われ、巻き添えを食らった会社が存続の瀬戸際に立っているというのに。 とことん悪材料は出尽くした。 これから逆転。 下巻に期待。

    1
    投稿日: 2020.05.12
  • bookdogのアイコン
    bookdog
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    タイヤが飛ぶとは?とタイトル買いした本。読み終えた後の安堵感が良い。爽快感とは違うが、それに近い感覚を覚える内容でした。半澤、下町ロケットシリーズにハマった私のお気に入りです。

    4
    投稿日: 2020.04.13
  • Ryusuke Kokajiのアイコン
    Ryusuke Kokaji
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    池井戸潤、なんだかちょっと苦手かも、、 とてもよく出来た話だけど、なんだかちょっとヒューマン感が強くて、あまり気が進まない感じだった

    0
    投稿日: 2020.04.08
  • Danielのアイコン
    Daniel
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    運行中のトラックのタイヤが外れて、歩道を歩く母親に直撃。そのまま帰らぬ人となった。 赤松運送会社に突きつけられた、整備不良、そして殺人という思い罪。 取引先がなくなり、銀行にも見放され、従業員の退職、息子のイジメ、ホープ自動車の部品変換拒否…、 次々に襲い来る不幸に、赤松運送会社のたどる運命やいかに…! 下巻に続きます。

    5
    投稿日: 2020.03.24
  • (S&U)のアイコン
    (S&U)
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    〇学んだこと 1.部下を信じること 2.逆境に負けない心の強さを身につけること 3.汗水たらして働く人を尊敬すること

    1
    投稿日: 2020.03.12
  • Masanoriのアイコン
    Masanori
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    走行中のトレーラーのタイヤが外れて歩行者の母子を直撃した。ホープ自動車が出した「運送会社の整備不良」の結論に納得できない運送会社社長の赤松徳郎

    0
    投稿日: 2020.03.06
  • かおりのアイコン
    かおり
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    面白い!!!!結末を知っていても、ハラハラしたり、怒ったり、泣きそうになってしまう。 下巻を早く読みたい。

    4
    投稿日: 2019.12.20
  • tafuのアイコン
    tafu
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    とても面白く下巻を早く読みたい。 登場人物が多いので人物をメモしておかないと、日にちが空いてから続きを読むと誰が誰か忘れてしまう。

    3
    投稿日: 2019.12.15
  • 審のアイコン
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    良いことがほとんどない、イライラする上巻。ひたすら劣勢な赤松運送が下巻でどんな巻き返しをするのか楽しみやけど、めっちゃイライラした。

    3
    投稿日: 2019.11.25
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    gaku0014
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    走行中のトラックのタイヤが突然外れて、歩道にいた母子を襲う。そして母親は…命を落としてしまう。そんな場面から物語は始まる。その事故を起こした主人公の会社赤松運送を襲う悲劇。果たして、整備不良なのかトラックの構造的欠陥なのか。社会派サスペンスドラマというかヒューマンドラマです。最後まで読むと続きを読みたい衝動に駆られる作品です。

    4
    投稿日: 2019.09.13
  • mao125のアイコン
    mao125
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    被害者である、運送会社の赤松社長が世間から追い詰められていく様は 心が痛い。 しかし最後は正義が勝つ!で後味スッキリ! 数年前に実際に起きた、三○自動車の二度に渡る消費者を裏切る不正を風化させたくない。って作者の気持ちもあるのかな。。

    2
    投稿日: 2019.07.14
  • hy343のアイコン
    hy343
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    池井戸潤の企業小説を2冊(「七つの会議」「空飛ぶタイヤ」)読む。 重要部品の強度偽装や、クルマのリコール隠しなどを題材に、大企業の奢りや欺瞞と、中小企業の弱さ(と強さ)を描く。 2冊それぞれに舞台設定は違うけれども、モチーフは似通っている。最後には血が通っている方の組織の「胸のすく」勝利が用意されているわけではあるけども、そこに至るプロセスや、特に大組織の「木で鼻をくくったような」態度があまりにも迫真で身につまされる。 レベルこそ違うけどねえ、けっこうそういうのは目にしているし、時々粉はふりかかってくるしで、心底ワクワクする話ではないのでありますよ(笑)。 しかし、特に「空飛ぶタイヤ」の方は(M菱自動車をモデルにしている)、こういうような事件があったにも関わらずまた燃費偽装とか跡を絶たないわけで、しかも大手自動車メーカーによる救済なんていう話も作中で予見されていて、その描写は余りにもサスガなのである。

    3
    投稿日: 2019.06.24
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    アマガエル
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    1906 冒頭からのめり込みました。登場人物も多いが、それぞれの立場でそれぞれの思惑で動き一つの方向へ収束していく感じが面白い。

    2
    投稿日: 2019.06.23
  • herbteaのアイコン
    herbtea
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    突然タイヤが外れて母子を直撃した現実に起きた事件。あれをニュース報道で知った時の衝撃は今でも思い出されます。あの事故を私はもちろん被害者となった家族に自分を重ねて見ていました。読み始めて被害者家族にとっては原因が何で誰が悪かろうと亡くなった人は戻ってこない、とフィクションだとわかっていてもとても重い気持ちになりましたが、この本では運送会社も被害者であり、社長が会社のため、社員のため家族のために諦めまいとする姿に、そして本当にありそうな大企業の実態に、完全に取り込まれ一気に読んでしまいました。

    0
    投稿日: 2019.06.14
  • TAZのアイコン
    TAZ
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白い。リコール隠しの中に垣間見える人間模様の描写が非常に現実的で、人間臭い。そしてあいかわらずのスピード感。

    2
    投稿日: 2019.05.27
  • イワトビペンギンのアイコン
    イワトビペンギン
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    このレビューはネタバレを含みます。

    題材は言わずと知れた三菱自動車工業のリコール隠しである。日産自動車を瞬く間に再建したと思ったら、逮捕されてしまったC・ゴーン氏のニュースが連日報道され、あるいは年寄りが運転した車が罪なき親子を死に追い込む殺人マシンと化したり、路線バスが勝手に走り出して、あまつさえ赤信号も無視した挙げ句歩行者に突っ込んだりしている昨今、今こそこの小説を読むべきだと、長らく本棚で温めていた本書を手にとった。そういえば、C・ゴーンは、三菱自工の取締役もしていたことを思い出した。 勧善懲悪の物語であることは言うまでもない。純粋にそのことだけを楽しむ、という気持ちで読み進めるのもありだ。三菱自工の悪どい経営姿勢を知るために、ノンフィクションに近いフィクションとして読んでもいい。あるいは日本の中小企業が、いかに大企業に足蹴にされているかを知るために読むか。さらには、日本の企業風土を典型的に示唆する話としても読める。いろいろな視点で読めてしまうのが『空飛ぶタイヤ』という小説である。 上巻を読み終わったところなので、物語としては半分しか読めていない。まだ結論もわからない。 しかし事故に巻き込まれ、運命の波にあえぐ中小企業(赤松運送)の視点、臭い物にはフタを(それも決して臭いが外部に漏れないような厳重なフタを)する姿勢を組織ぐるみで貫く大企業(ホープ自動車)の視点――さまざまな場面が交互に現れる構成は、読む者の心をゆさぶるだろう。ついつい、読んでいるうちに感情が昂ってくるのがわかる。感情移入とは、こういう状態を指すのだろう。 池井戸潤氏の文章はリーダビリティも高いし、感情移入もしてしまうので、気が付いたら読み終えている。ここまで感情的に読んだ物語は久しぶりだと思う。 大企業は、その規模ゆえに多くの人間が組織に属しており、組織の中でそれぞれが全然異なる役割を担っているが、その役割によっても事故への感じかたが違ってくる。池井戸氏はそこもまた見事に書き分けている。その役割(とそこから派生する感じ方の違い)から生じる組織内の不協和音が、大企業を自らの手で崩壊させてしまうのではないかというハラハラ感も楽しむことができる。 下巻ではどんな大団円が待っているか。それを楽しみに、早速続きを読んでみたいと思う。

    10
    投稿日: 2019.04.25
  • おぼろのアイコン
    おぼろ
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    このレビューはネタバレを含みます。

    赤松運送vs.ホープ自動車。横浜の事故からリコール隠しの疑惑が出てくる。そして、T会議なるものが存在する。 また、赤松がPTA会長を務めていて、子どもの盗難事件もあったりと、公私ともに崖っぷちの状況に追い込まれる。 果たして、その後光が見えるのか?下巻に続く。 印象的な一節は、大切なことは、人様に迷惑を掛けないことと、友達を大事にすることだと教えられた。「親はいつまでも生きていない。困ったときに頼れるのは友達だぞ。だから友達はたくさん作れ。そして、大事にしろ」

    2
    投稿日: 2019.04.03
  • TかもTのアイコン
    TかもT
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    大企業病がテーマ。 これから大企業で働く人達に読んでほしい。目先の利益のために手を抜いて内規に従うだけではなく、自分の心に正直に生きることで得られるものもあるよということを感じ取ってほしい。

    5
    投稿日: 2019.04.03
  • jinma46のアイコン
    jinma46
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    池井戸さんを初めて読むが面白い。ただ、この小説…。思うところがいろいろあって感想が書きにくいな…(-_-;)

    2
    投稿日: 2019.04.01
  • マストのアイコン
    マスト
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    初の池井戸作品。 製造業のストーリーとはいえ、銀行が重要な役割を担うのは彼の作品らしさと言える。 赤松社長に次々と襲いかかる苦難。 下巻が楽しみ。

    1
    投稿日: 2019.03.24
  • maki♪のアイコン
    maki♪
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    映画封切を前に再読。 そしていつものごとく、どうなるんだっけ?とドキドキ。。 自分の保身ばかりはかる能天気ホープ上層部に怒る。。。 赤松社長、がんばれ!! そんなでも、最初の方で、赤松社長が門田くんに公園に謝りにいくシーンがグッとくる。こうありたい。 そして、1億円の口止め料を… がんばれ!赤松運輸!! そして沢田さんの身の振り方はいかだったか? ドキドキと下巻に続きます。 初読:2012.6.6

    2
    投稿日: 2019.03.08
  • mikahayashiのアイコン
    mikahayashi
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    2002年に起きた大型車のタイヤ脱落事故と、自動車会社のリコール隠しをテーマにした作品。あまりに不幸な事故だったことから記憶にも残っていて、フィクションなのだけれど読んでいて生々しかった。 運送会社を経営する赤松。会社の大型トラックのタイヤが脱落し、そのタイヤの直撃を受けた若い母親が死亡した。車の整備は正しくされていたにも関わらず、自動車会社からの検査報告は「整備不良」。 なぜタイヤが脱落したのか? 車の構造上の欠陥ではないのか? 事故の加害者のレッテルを貼られ、倒産の危機に迫られながら、トラックの製造会社である巨大自動車会社と戦う赤松。 自動車会社内部の覇権争いや、旧態依然とした会社の体質に反発する動き。 自動車会社の経営改善されない状況に、支援を続けてよいのか苦悩するグループ会社の一員でもあるメインバンク。 そこに赤松の子供が通う小学校でのモンスターペアレンツが加わり、次から次へと難題が湧きあがり、てんこ盛り状態。 でも、最後の最後には、正義をきちんと行う人が救われるんだよね。 面白くて、あっという間に読了。おまけに読後感も実に清々しい。

    2
    投稿日: 2019.02.19
  • hanakongのアイコン
    hanakong
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    自動車メーカーの描かれ方がかなりリアル。 上下巻、1日で読み切ってしまうほどの興奮と疾走感。また読み返したい。

    2
    投稿日: 2018.12.28
  • harutomo0307のアイコン
    harutomo0307
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    これでもか、これでもかという苦難の連続。 仕事でも、家庭でも。 社長としても、父親としても くじけそうになりながら、模索しては悩む。 そんな後半への助走。

    2
    投稿日: 2018.12.23
  • espimasのアイコン
    espimas
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おそらく、三菱自動車のリコール隠し問題が題材にした池井戸小説。自動車事故の責任を背負わされた中小企業のおやじが、大企業に立ち向かっていくという分かりやすいストーリーで、面白かったです。 家庭に帰っても、いろいろとトラブルが起きていることが既婚者の方にとってはリアルなのでしょうか… 下巻に続く。

    2
    投稿日: 2018.12.09
  • yuusou21のアイコン
    yuusou21
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    映画化されていたのは知っていたけれど、久々の池井戸作品 前半はまあまあだったけれど、一人一人を描くのがうまいな、と 池井戸作品を読み慣れているからか、先は読めるけれど、それでもどうすかっとした気持ちにさせてくれるのか、読みたくなる さすがだなぁ

    2
    投稿日: 2018.12.03
  • dekadannaのアイコン
    dekadanna
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    財閥系企業の実態が垣間見える本。よくぞそこまで内向きで、会社が存続するものだと思う。自分の会社もあんな風になっていってしまうのだろうか?

    1
    投稿日: 2018.11.12
  • sayaのアイコン
    saya
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    このレビューはネタバレを含みます。

    予備知識がなく、タイトルを聞いただけで全く内容を知らなかったのですが 三菱自動車のリコール隠しが下敷きになっていると聞いて手に取りました。 正直、読んでいて辛い話ばかりで気が滅入ります。 もちろん、小説としては大変面白いです。 赤松氏だけが”まとも”であり、リコール隠しに挑む人々は他にもいますが 正義感からストレートに立ち上がるわけではないので 勧善懲悪のわかりやすいストーリーではなくどす黒いものがうずまいた 複雑な物語に仕上がっています。 ”加害者”の子供が学校で虐めに遭うというパターンに 放置子やモンスターペアレントの問題も織り込まれ 非常に読み応えがある内容です。 弁護士がつき、なんとか部品返却をホープ自動車に迫っており 学校の事件もなんとか片が付きそうではありますが まだまだ二転三転しそうなところ。 下巻が気になります。

    3
    投稿日: 2018.11.12
  • たけやんのアイコン
    たけやん
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    映画を観たのでストーリーは知っての読書。トレーラー脱輪死亡事故により、中小運送会社は窮地に立たされる。一方その自動車メーカーは内部より『リコール隠蔽』との疑惑が持ち上がる。果たして責任の所在は如何にーという物語。映画では社長は長瀬君。『しょぼい中年』という描写のわりにカッコ良すぎでは?とはじめ思ったが、気が強くて熱血漢という感じなのはよい。エリート自動車メーカー社員はディーンさん。これはハマってた。上巻は苦悩する運送会社、エリート会社の社内駆け引き、立ち回り等見どころが多く、面白い。長いけど。下巻へ~

    2
    投稿日: 2018.11.08
  • soniagandhiのアイコン
    soniagandhi
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    大企業故に起こる、組織的な隠し。どこの国でもどこの会社でも行われる利権行使の潰し。弱者として、資本主義に食われるか倫理道徳をもって立ち向かうか。 この本は、ありきたりなスーパーヒーローの映画をリアルな社会を通じて物語っているように感じる。最後に通すべきなのは金や権力ではなく、人と人が真摯に向き合い信頼すべき関係を持つことである。

    2
    投稿日: 2018.11.03
  • mp_qmのアイコン
    mp_qm
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    やるせない気持ちですね。 走行中のトレーラーのタイヤが突然外れて歩行中の母子を直撃し、その原因は運送会社の整備不良の結論( -_-) 真相を追求する運送会社の社長は、家族の大黒柱であり、小学校のPTA会長でもあり、様々な立場で様々な苦境に立たされ、乗り越えていく、そんな社長に思わず、頑張れ(^^)/って声をかけたい!

    1
    投稿日: 2018.10.15
  • atsushin1001のアイコン
    atsushin1001
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    今年度直木賞受賞の池井戸潤氏の作品 どうしても池井戸氏の作品が読みたくて、書店にて手に取ったのが本書!(本書自体は、第136回直木賞候補) 話のテンポが非常に良いためどんどんと読み進めてしまう… 上巻読み終わるまでの期間僅かに二日ばかり…この勢いで下巻を読みたいと思います。 作品全体の感想は、下巻読了時に…。 【内容】 走行中のトレーラーのタイヤが外れて歩行者の母子を直撃した。ホープ自動車が出した「運送会社の整備不良」の結論に納得できない運送会社社長の赤松徳郎。真相を追及する赤松の前を塞ぐ大企業の論理。家族も周囲から孤立し、会社の経営も危機的状況下、絶望しかけた赤松に記者・榎本が驚愕の事実をもたらす。

    1
    投稿日: 2018.10.12
  • あみのアイコン
    あみ
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    どうしよう、超面白い✨ タイヤは本当に飛んだのです。 腐った大手会社 弱小企業 会社は?社長は?社員は? ドロドロで、泥臭い。 醜くて、でも、温かい。 500ページをぶっ通しで読見終えた満足感、心地よい。 今はただ下巻が気になる。

    1
    投稿日: 2018.09.29
  • rinaのアイコン
    rina
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いつもながら遅れて話題作にハマる。読み易く、かつ読み応えがあって非常に好きな小説。 個人的には、沢田の視点でだんだん様子が見えてくる流れがおもしろい。気づいたら自分も「中にいる」なかで、普通なら蓋を開けたくないと思いそうなものを、自ら開けに行くところに、正義感と野心、それから好奇心が見えて絶妙な立場だと思った。事実に気づかないこともできる、気づくこともできる、かつ北村のような気づかない人もいる、という環境の中で彼の「出来る」ところも違和感なく表れていて、沢田の視点からホープを描き始めるところが秀逸だと思った。 門田のエピソードですぐに赤松の人柄が明確に伝えられ、不器用、愚直、正直者、というような主人公像が出来上がり話に入りやすかった。 宮代の、赤松の弱さも頑固さも分かってうまく背中を押してくれるような言葉が心に沁みた。スラムダンクでいう木暮のような存在。先代の姿を語りながら、弱気を見せる赤松を優しくかつ厳しく、引っ張るのではなく押し上げるように前を向かせる場面が良かった。宮代の言葉を聞いたときの、どうしようもない自分の弱さ、情けなさ、恥ずかしさ、でも同時にじわじわ湧いてくる勇気のような赤松の気持ちが自分の中で感じられるようだった。そしてなぜか木暮くんがスリーを決めた場面を思い出した。

    2
    投稿日: 2018.09.12
  • shoriのアイコン
    shori
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    2018/08上下巻読了。半沢直樹然り、スカッとくる作品。リコール隠し、グループ会社の関係など勉強にもなる。赤松の信念ある行動、社員を大切にする気持ちが強く感じられて読み応えのある作品と感じた

    3
    投稿日: 2018.08.30
  • momonohanabiraのアイコン
    momonohanabira
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    大企業ならその力で事を隠蔽出来ると思っているホープ自動車は腐った組織。今後、どう崩壊していくのか見ものだ。 対する小さな運送会社の社長赤松は社員想いの人。逆境に負けないでほしい。下巻ではどんなどんでん返しが待っているのかワクワクする。 何時もながら安定した面白さでした。では、下巻を読みます。

    3
    投稿日: 2018.08.18
  • はなこのアイコン
    はなこ
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    しっかりした話だけど、池井戸さんの話のパターンに少し食傷ぎみだったので。お話は本当に面白いと思います。

    3
    投稿日: 2018.07.10
  • megyuのアイコン
    megyu
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    文句なしの星5つ。面白い。下巻読むのが楽しみ。 池井戸さんって不正とか腐った組織とか書くのがすごい上手(ありそう…っておもってしまう)。そしてそこに立ち向かう人間が、情熱的で魅力的。スーパーマン的なありえない設定でなく、ふつうにいそうな会社員とかが自分の正義とか使命感のようなもので自分を奮い立たせ、立ち向かっていく様が描かれているからこそ、多くの普通の人たちがハマるんだろうね。 私も普通の会社員のため、自分の中の何かがくすぶられ、たくさん感情移入してしまった。 映画観に行こうかな。

    3
    投稿日: 2018.07.06
  • xiahstarmamiのアイコン
    xiahstarmami
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    映画の公開に合わせて観ました。 原作があるものは、できるだけ原作を読んでから映画を観ることにしているのですが、すでに公開され、予告も流れているので赤松、沢田、井崎は、それぞれ配役が頭の中で動いています。 リコール隠し、欠陥隠ぺい、どれもが当時のことを思い出させます。 迷い揺れながらも大企業に抗う赤松の姿は 企業人としての良心であり 譲れない生き方は思わず応援したくなります。 記録になく、記憶になければないということが通る世の中で 映画が公開され、再び原作が読まれる意義を感じます。 さあ、下巻です。

    3
    投稿日: 2018.06.22
  • kinutinesisのアイコン
    kinutinesis
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    やっぱり池井戸さん最高に話がうまい。 特に下巻は、これぞ!というシーンを何度も読み返してしまいました。映画楽しみ!

    3
    投稿日: 2018.06.22
  • sugar-bookのアイコン
    sugar-book
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    映画化と聞いて久々の池井戸作品以前から気になっていたのですが、寝不足になりそうです。上巻一気読み、下巻に突入です!

    2
    投稿日: 2018.06.21
  • 講談社文庫のアイコン
    講談社文庫
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    【公式談話室企画】投票締切 2018年7月2日まで!池井戸潤作品、初の映画化!好きな池井戸作品を投票してくれたかたの中から抽選で『空飛ぶタイヤ』上・下巻セットを5名様へ! https://booklog.jp/q/7799 【池井戸潤作品、初の映画化!2018年6月15日(金)公開!】 http://soratobu-movie.jp/ その事故は事件だった!直木賞候補の話題作 トレーラーの走行中に外れたタイヤは凶器と化し、通りがかりの母子を襲った。原因は「整備不良」なのか、それとも……。圧倒的エンターテインメント巨編! 父親の後を継ぎ運送会社を経営している赤松徳郎だが、自社トラックがタイヤ脱輪事故を起こして死傷者を出してしまった。原因を整備不良とされ警察からの追及を受ける赤松。会社も信用を失い、倒産寸前の状態に追い込まれてしまう。しかし自社の無実を信じる赤松は、トラック販売元、巨大企業ホープ自動車の欠陥を疑う。

    1
    投稿日: 2018.06.14
  • zuumiiのアイコン
    zuumii
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    仕事に対してのスタンスが大事。 何を大切にしているのか、信念は何か。 猛烈のピンチの中でも諦めずにいればチャンスがある。 勧善懲悪のストーリーとは分かっているのに、貶める奴らに腹が立ってしょうがない。早く懲らしめてやりたい。 下巻楽しみ。

    3
    投稿日: 2018.05.25
  • p-chanのアイコン
    p-chan
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    突然、トラックのタイヤが脱輪して歩行中の母子に激突。幸い子供は無事だったけど、母は死亡。 運送会社とトラックメーカーの過失に関しての争いを書いた企業もの下克上な話。 上下巻で何時もの池井戸潤のストーリーより濃密だった。死亡事故を扱っているだけあって内容が濃かった。

    4
    投稿日: 2018.05.11
  • はるのアイコン
    はる
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    自分の利益を優先し、やってはいけないことはしない組織の一員でいたいと思う。しかし、赤松社長や沢田のように、強く行動できるだろうか。正しい行動をするのは難しいのかもしれない。さて、悪は一掃されるのか、ちゃんと痛い目を見てくれるのか、後半に注目だ。

    4
    投稿日: 2018.05.06
  • ナッキーのアイコン
    ナッキー
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    WOWOWでドラマは観ましたが、原作は読んでなかったです。 池井戸さんの著書は、ほとんど読んでいるのに、これを読んでなかったのは不覚(;^ω^) 映画化されるということで、文庫本の上下巻を買って読みました。 ドラマもおもしろかったですが、本はまたさらにおもしろい。 2冊を一気読みしちゃいました。 気づいたら、ちょっと首が痛いぐらい下を向いてました。 4時間ぐらいぶっ通し読み。 巨大自動車会社のリコール隠しが主要テーマで まだ大企業が悪いことをするはずがない、と考えられていた時代だけに 今から思うとだいぶ昔な感じもします。 今読むとまた別の感慨も浮かぶ物語です。 映画を観るのもまた楽しみになりました。

    3
    投稿日: 2018.03.31
  • madoromi72のアイコン
    madoromi72
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    いつものように、痛快逆転ホームランが待っているはずだ!とわかっていても 辛い… 現実にありそうなので余計に辛い… 後半の倍返しに期待!

    3
    投稿日: 2018.02.28
  • Rafのアイコン
    Raf
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    昨今の企業不正の根源を探るに、避けて通れない一冊だと思った。池井戸潤は決して表現力の高い作家ではないと思うが、事象を多面的にかつ整合性を取りながら再現する力に長けている。故に、作中の登場人物も多くなり、それぞれの利害、立場から物語りを構成していく。それはまるで、仕事そのものが企業や社会における様々な役割の中で珠玉のように作り上げられるように、どんな事件も決して単調ではない事を示してくれている。 企業不正は、企業の論理が社会の要求に反し、それを無視した際に、発生してしまう。会計不正、品質不正、労基違反、偽装、隠蔽。物語りは実話をなぞるが、身勝手な企業人の論理はあまりにも…。階級制を有する組織の論理で生きる人間は、それ以外のルールよりも、その組織の論理を優先させる。そうした組織は、生活を保障する生殺与奪の権を握り、転勤の発令により生活の場所を決める権利を持ち、承認欲求を満たしあるいは残酷なまでに否定する力を持つ。個人にとって会社組織とは、漠然とした社会と比較するには、あまりにも絶対的なものだ。この力関係を是正しなければ、会社の論理に従うしかない。願わくば、不正が結果的に不利益だからと、会社が自ら適切な判断を取るような社会を。

    5
    投稿日: 2018.02.04
  • takeshidesuyoのアイコン
    takeshidesuyo
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    自分も家族も会社も見通しがまったくない状況からのスタート・・・ さてさて,後半はどうなるのでしょう? 気になります~

    2
    投稿日: 2018.01.27
  • machinobuのアイコン
    machinobu
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    走行中のトラックのタイヤが歩行中の母子を直撃し、不幸にも、母親が命を失う。 小さな運送会社の社長、赤松を襲う様々な苦難。 銀行の融資打ち切り、取引先の取引停止などに、会社は最大の危機に見舞われる。 メーカーのホープ自動車は、赤松運送の整備不良を主張し譲らない。 しかし、トラックそのものに構造上の欠陥があり、リコール隠しをしているのではないか、との疑惑が... 様々な立場、様々な登場人物、息をのむストーリー展開に、ページを読む手が止まりません。 被害者の息子さんの追悼文集が、涙を誘います。

    3
    投稿日: 2018.01.07
  • rhodonのアイコン
    rhodon
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    走行中のトレーラーからタイヤが脱輪し歩行者が死亡。事故を起こした運送会社は整備不良を疑われて窮地に立たされるが、日本中で同様の事故が起きていたことがわかり……。 大企業によるデータ改ざんなどの不正問題が発覚したばかりの日本。ものづくりの本質が問われるなかでタイムリーな小説に出合えた。社会的なバッシングを浴び、倒産の危機にさらされながらも、真摯に原因を追求していく運送会社の赤松社長の姿をとおして、いまの日本になにが足りないのかが見えてくる。

    1
    投稿日: 2017.12.12
  • 風太郎のアイコン
    風太郎
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     走行中のトレーラーのタイヤが外れて歩行者の母子を直撃。トレーラーの運送会社の社長が自社の潔白を証明するため、大企業の不正に闘いを挑む。  読み進めていくうちにこの事故が事件になっていく展開に目が離せませんでした。  関わった人たちがみな不幸になる事故を巡って、それぞれの立場で対応していく中で、一人一人の人間性が浮き彫りになっていく様子に引き込まれました。  自分がどの立場にいるかによって、その対処の仕方は違ってくるのでしょうが、人としての強さが試される場面が数多くあって、とても考えさせられました。  大企業の論理と中小企業の必死さが対照的で、下巻でその考え方がどのように変わっていくのか楽しみです。

    2
    投稿日: 2017.12.03
  • ma777のアイコン
    ma777
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    久しぶりに読むのを辞められない本に出会った。 テレビドラマのような展開だが、この人間模様は小説でしか味わえない。 すぐに次を読みたいのでこのくらいにしておく。

    2
    投稿日: 2017.12.02