
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
7篇の短編集、大トリックなどは無し 東京、学校の屋上プールからの転落事故 過ぎた正義、元非行少年たちの死 右では殴らない、違法薬物による男たちの死 シンメトリー、電車事故と遺族団体 左だけ見た場合、携帯電話の謎 悪しき実、植物ネタ 手紙、OL殺人事件。姫川が巡査部長の時の回想談
0投稿日: 2025.10.06
powered by ブクログ<姫川玲子>シリーズの短編集。表題作を含め7編からなる。その中にはTVシリーズでドラマ化されたものもある。TVドラマでは尺の関係もあってか、原作にないエピソードや描写があった。原作の方が簡潔でいいと思った。それから目次に注目。表題作を真ん中に左右対称に配置されている。文字数もほぼ合わせてある。「遊び」として面白い。 それから姫川玲子のイメージは、やはり竹内結子さんだな。身長は170㎝もないけど。作者がモデルにしたのは、松嶋菜々子さんらしい。
37投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログ姫川玲子シリーズ3作目。短編集で主に姫川が過去に携わった事件が多いか。どの話も姫川の人間性に人間性を深く掘り下げつつ、読み進めやすかった。
30投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログストロベリーナイトの流れから久しぶりに短編小説。長ければ長いほど好きな自分からすると短編小説っちゅうのはなんともあっさりしてて感情移入も難しく、少し躊躇する部分があるんだけどもこれはどの話しもうまいことまとまってて面白かった。さすがです。 姫川がもう竹内結子さんでしかない。そんでもって女子高生にそこまで言わんでもと思ってしまった。笑
0投稿日: 2025.07.06
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内容濃い短編集。 解説読んで目次を見返して驚き。全く気がつかなかったです。 『過ぎた正義』はドラマの印象が強くて、ここで終わるのかと驚きました。 『右では殴らない』が良かったです。取調室でのやり取りも圧巻。姫川がかっこいい。そしてオチが最高でした。
2投稿日: 2025.05.30
powered by ブクログストロベリーナイト、ソウルケイジに続く、姫川令子シリーズの第三弾で、短編集。 捜査本部ができるまでもない、姫川主任の日常の捜査風景が書かれていて、あっさりしていて読みやすく、結果が早く知りたくて、一話を一気に読んでしまいました。 ただ、この七つの短編の中でどれが一番面白かったかと聞かれると、答えに困ります。どれも決め手にかけるのです。 これが解説にも書かれている、作者の「毎回最高の一作を書こうと思っていない」ということにつながるのかと思いました。 この後、ドラマを見たことがなかったので見てみたした。犯人役やチョイ役に今は主役をやってる人が出てたりして、面白かったです。
1投稿日: 2025.05.17
powered by ブクログ今回は姫川玲子シリーズの短編集。 1作目、2作目の長編に比べると重厚感には欠けますが、日頃の姫川玲子の姿を見れた感じで、ちょっと新鮮でした。
1投稿日: 2025.05.11
powered by ブクログ2008年初版。短編集、読みやすかったです。映像作品から入ってますので、姫川玲子は竹内結子さんのイメージが強いです。短編ですが内容は濃いです。楽しめました。
26投稿日: 2025.04.27
powered by ブクログ姫川玲子シリーズの短編集。 全般的にあっさりとしてて読みやすかった。 個人的に『右では殴らない』のオチが好みだった。
27投稿日: 2025.03.27
powered by ブクログテンポよく読みやすかった 短編ですが人間模様や心情が深く伝わってくる ただ、この話が続くのかなーと思ってたらつぎの事件になってたのがモヤモヤしました 姫川さんのうまい立ち回りと考察力が読んでいて心地良い
2投稿日: 2025.03.12
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7編から成る短編集 ほとんどがドラマ化されており、以前観た内容であったがそれでも細部を忘れていたので充分楽しめる内容であった。7編それぞれ、玲子の様々な顔がみられる作品。 玲子が援交していても悪ぶれない女子高生を追い詰める『右では殴らない』と元警官が息子が犯した罪に苦しむ『過ぎた正義』が好み。 『手紙』の若き日の玲子は手柄が欲しくてかかり気味であり、嫌な部分が出ていた。本来、被害者のPCは玲子が調べる前にもっと念入りに調べるのではないだろうか、とも思った。
3投稿日: 2025.02.10
powered by ブクログ姫川玲子の短編集。読み易いが私は長編の方がいいかなー。でも若い頃の玲子ちゃんや、まわりの人たちとの出会いとか、いろんなエピソードがあって良かった。 東京 過ぎた正義 右では殴らない シンメトリー 左だけ見た場合 悪しき実 手紙
16投稿日: 2025.02.06
powered by ブクログシリーズ初の短篇集。 読みやすくて意外性もあって面白かった。 長篇に慣れているせいか若干物足りない気もするけど、人間描写が秀逸なので満足。 どの犯人も嫌いじゃないんだよねえ。 『過ぎた正義』では犯人側に肩入れしたくなるし。 でも『右では殴らない』は逆。 あそこまで締め上げた玲子に拍手を送りたいぐらいだった。
3投稿日: 2025.01.21
powered by ブクログ姫川玲子シリーズ3作目にして、初めての短編集。 姫川玲子の過去の物語があったりと、それぞれが独立したストーリーとなっています。 サクサク読めました。
2投稿日: 2025.01.12
powered by ブクログシリーズ3作目にして初の短編集。7話収録。それぞれのストーリーが50ページ弱の短さなので割とあっさりした印象だった。姫川玲子がまだ所轄署で巡査長や巡査部長だった頃に捜査にあたった事件についても描かれていてそこは興味深く読めた。先輩刑事からの指導を受ける玲子、階級は同じだが年上の女性刑事と組まされ出し抜こうとする玲子など本編では読めないエピソードが新鮮。今泉係長と出会い捜査一課に引っ張られるきっかけになった『手紙』が好き。後味が良い締め方。あ、なんか物足りないと思ったら井岡がいない。次作で会えるかな?
4投稿日: 2024.12.29
powered by ブクログ表題作も良いが『右では殴らない』が一番のお気に入り。賢いお小遣い稼ぎ感覚で売春し、自分がばら撒いたクスリで死人を出しても何の責任も感じない少女に喝を入れる姫川が好き。グロさがないので本書から読み始めるのもアリだと思う。『過ぎた正義』は中途半端な終わり方だが、倉田はまた出てくるんだったか。『左だけ見た場合』は青春時代をガラケーと共に過ごした年代にはすぐピンと来るかも。悪くはないが別に姫川が主人公でなくてもいい事件ばかりなので、やはり姫川シリーズは長編の読み応えがある。
3投稿日: 2024.12.09
powered by ブクログ姫川玲子の過去の事件の短編集かな?調度仕事が忙しくあまり本を読めてないので短編でちょうどよかったかも。一つ一つの話もそれなりに満足感あり楽しめました⭐︎なんだかこのシリーズの本続けて読んでたら自分が姫川玲子の部下になったような気分になってきた笑。
23投稿日: 2024.11.21
powered by ブクログ短編でサクサク話が進むので読みやすかったです。 最後の「手紙」はシリーズでは珍しく救いのあるお話でした。
1投稿日: 2024.10.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
短編集。 長編の方が犯人の感情だったり、物語の伏線が沢山ちりばめられていて面白かった。 東京 姫川が品川署にいた時の出来事。 利充は殉職かと思ったけど病気で亡くなったのね。タバコを買いに行かなくていいみたいなところで察したけど物語そのものが短めなのですぐ病気だということが分かる。余命1年で2年生きたとちうところが好き。 ・小暮利充 品川署強行犯捜査係巡査部長刑事。 ・小暮景子 利充の妻。 ・秋葉伸由 品川署強行犯捜査係巡査長。 ・栗原知世 15歳。水着のまま転落。 ・水谷彰子 少年係主任。 ・大柴 強行犯係長。 ・池田 鑑識係長。 ・中村義男 強行犯係主任。 ・市村、吉井 強行犯係の刑事。 ・内海 刑事課鑑識係巡査部長。 ・多田美代子 虐められていた。 ・篠和恵 木下のことが好き。 ・今井多恵 ・西本亜紀 ・木下圭介 多田のことが好き。 過ぎた正義 吾妻と大場の死と倉田の息子の犯罪。 若さや詐病で刑を免れたもの達。 倉田の気持ちをおもうと複雑。吾妻や大場の事件に携わり被害者の気持ちを理解しながら自分の息子が彼らと似た犯罪を起こし、さらにはその被害者の父が復讐として自分の妻を殺してしまうという。 姫川がいるから倉田は息子を殺さないとおもう。 ・倉田修司 警部補。 ・吾妻照夫 3人の高校生を誘拐監禁殺人。 ・大場武志 4人の女子中学生を強姦し、うち2人を殺害。 ・春山弘和 巡査部長。 右では殴らない 右では殴らないのタイトルは怒った姫川が壁を殴り恐らく骨をやってしまったからなのか。 ・綱島信彦 29歳。 ・三沢光浩 35歳。 ・北原萌子 杉並署生活安全課の若い女性巡査。 ・下坂勇一郎 49歳。専業主婦の妻明子と17歳の高校生の娘美樹がいる。 ・宇田川浩一 美樹に薬を渡した。 シンメトリー 列車事故の原因となった男への復讐。 シンメトリーが解決のための糸口に。 ・小川小春 定期を落とした女子高生。 ・横山友紀 電車の事故で死亡。 ・米田靖史 飲酒運転によって電車の事故を起こす。 ・徳山和考 左だけ見た場合 指紋が残されていなかったなぞ。超能力を信じない姫川だけに不思議なラスト。 ・渡辺繁 吉原秀一の電話帳に登録されていた。 ・青木伸介 渡辺同様吉原の電話帳に登録されていた。 ・田山敦志 吉原の隣人。 ・相良康江 高島平署刑事組織犯罪対策課強行犯捜査係員。 悪しき実 岸谷が自殺したあとに寄り添っていた春川を思うと切ない。 ・春川美津代 110番通報をして消えた女。 ・岩倉孝信 白楼会の若頭。 ・中谷優子 会社社長。 ・木村純一 シャブの密輸。 ・岸谷清次 手紙 明らかに武田が怪しかった。 殺された杉本のいじめが怖すぎて武田が可哀想。 ・杉本香苗 42歳。ワダ電設で働く。 ・高野真弓 34歳。盗犯係員。 ・伊藤静江 41歳。事務員。 ・中村知子 35歳。事務員。 ・武田由貴 28歳。事務員。 ・田口俊一 香苗に携帯を渡された男。 ・斉藤雅治 ワダ電設の社員。
1投稿日: 2024.09.28
powered by ブクログ姫川シリーズ1作目から読み進めてきて、あんまり自分にはこの作家さんは合わないなと思ったけれど、この短編集は良かった。主人公の恋愛とか余計な要素省いてるのが気持ちよく読める。 解説は相変わらず軽い文体でナナメ読みすらする気にならない文章で辟易するが。
2投稿日: 2024.08.27
powered by ブクログ本のタイトルにもなっている「シンメトリー」、原作だとどんな感じだろうと、この本手に取りましたが、短編集と気付き少し拍子抜け。 でも、これはこれで面白かったです。 サクサクと読めて、すぐ読み終わりました。 右では殴らない、の姫川と女子高生の取調室でのやり取りは笑ってしまいました。
1投稿日: 2024.07.25
powered by ブクログ右では殴らない、の姫、かっこよかったー!相手を冷静に観察してる時の心の声が好き。ただ短編より長編の方が私は好き。次はインビシブルレイン楽しみ。
2投稿日: 2024.07.21
powered by ブクログ7編からなる短編 短編のためひとつひとつの事件に関する奥行きは浅い。 ただ、人物の相関図も改めて確認出来てこれはこれで良かった。
12投稿日: 2024.07.08
powered by ブクログ昔子供ながらに観ていたドラマ版がとても面白かったので、今回手に取りました。 短編集で読みやすかったですが、どの話もとても読み応えがありました。
2投稿日: 2024.06.21
powered by ブクログ東京は姫川玲子シリーズで初めて泣きました。左だけ見た場合が中でも引き込まれました。当分姫川玲子から離れられないこと確定(笑)
2投稿日: 2024.06.15
powered by ブクログ『ソウル』に続き、誉田作品六作目。シリーズ第三弾。短編集。短篇って基本的に嫌いなのであまり読まないのですが、これは良かったですね(^^) 玲子が今までどんな事件に出会い、どう思ってきたのか——より深く彼女を知ることが出来て、ますます好きになりました!シリーズものにはこういう短編集が必要なんだなぁと初めて感じた、そんな作品。
8投稿日: 2024.05.18
powered by ブクログソウルケイジとは異なり短編集のようなストーリーで、一つ一つの話は繋がってはいませんでした。それでも十分に楽しめる内容でした。 Audiobookを利用しました。
6投稿日: 2024.04.30
powered by ブクログ姫川シリーズの短編集。 「シンメトリー」で最後に少しだけ出てきて犯人を言い当てる姫川がクール。 前に文庫を読んでいたが、今回audiobookで聞いた。声優さんがいいです。
2投稿日: 2024.04.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
短編ということで、姫川の勘が鋭すぎて私には理解不能なところがあり、何で犯人ってわかったの〜となった。特にシンメトリー。「昨夜その腕を向けられたときに、確信しました」ってどういう意味??何で分かったの??◇「悪しき実」と「手紙」がお気に入り。次は長編みたいなので楽しみ〜
0投稿日: 2024.03.14
powered by ブクログ短編集なので読みやすく、一気に読破出来た。 ドラマが好きで何回も観てたので、全てがネタバレだったけど楽しめた。 特にすきなのは、悪しき実。 ドラマで観たシキミ地蔵の場面、思い出して泣けた。
6投稿日: 2024.03.12
powered by ブクログ結構面白かったけど好き!になれないのは主人公の姫川玲子のキャラがあんまり…やったからかな。 短編集やったけど1番良かったのは「悪しき実」。 やっぱりスポットライト当たってたのが女性で、その女性の行動とかに共感できたからかな。 好きになった男性への気持ちとか、だからこその行動とか…これ以外の短編集に関しては特に恋とか愛とかそういうのは無かったから1つだけ印象に残ったのもあるのかも。 全体的にサラッと解決してくから読みやすいしテンポも良くてよかった。 シリーズものを途中から読んじゃったけどこれだけ読んでも全然いけたし、逆に他のを読みたい!とはならんかったな。 ストロベリーナイトは有名やし1作目でヒットしたから読んどいてもいいかも。
0投稿日: 2024.03.05
powered by ブクログ安定でした。短編なだけにひとつひとつサクッと読めます。 でもやっぱり長編にはかなわないかなあー、、 あっさり過ぎたけど、終わり方が妙に心残りする感じが誉田さんの上手い所だなあと思わせられました。
10投稿日: 2024.02.16
powered by ブクログあれ...っと思ったら、短編でした。でも、疾走感と、主人公である姫川の勘のよさは健在。啖呵もかっこよく結構楽しめるものの、ちょっと期待とは違ったかな。特に表題作のまとめ方とか、「らしくない」という印象が強かった。
0投稿日: 2023.12.24
powered by ブクログ私は女子高生との話 ドラマを見てしまったので、私の中では情景が具体的すぎるけど、人間と社会との関わりのくだりが、わかりやすい。 自分はこの女子高生の頃はもっと幼くて、親がただひたすら怖かったけど、今の時代は思う以上に早熟だから、教育もそれを見越して変化していかなければ。先生や親が思うほど子供の世界は小さくないけど、一方向に歪なんだろうなあ。 いろいろ興味深くて面白かった。
0投稿日: 2023.11.17
powered by ブクログ【2023年93冊目】 再読、ですがどのお話も全く覚えておらず、新鮮な気持ちで読みました。目次の左右対称が美しい。解説を読んでから気づくというお粗末さがありましたが…目次一つ侮れないですね。犯人の気持ちにシンクロする系刑事の姫川、電車の事故の話が一番おおっと思いました。かっこつけたとのことでしたが、うん、かっこいい。 7つの事件をさくさく読めるのでとても良かったです。
4投稿日: 2023.08.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
姫川玲子シリーズの短編集 短編というボリューム感の読みやすさと 一つ一つの物語がちゃんと面白い 本のタイトルにもなっている短編の1つ、『シンメトリー』 車との衝突による電車の脱線事故をきっかけにした殺人 『シンメトリー』の意味を持つ描写を全て把握できたか分からない 答え合わせが出来るならしてみたいと思った
4投稿日: 2023.07.26
powered by ブクログどの作品も面白かった〜!短編だからサクッと読めるのも良いところ。でも読後の満足感は長編作品並みにあって、さすが誉田先生だな〜と思いました。
0投稿日: 2023.07.20
powered by ブクログドラマが好きだったから読みたかった作品の1つ。 短編だから読みやすかったけど 終わり方が曖昧なモノもあって気になったり… 短編でミステリーは難しいのかな。
0投稿日: 2023.04.16
powered by ブクログたぶんテレビドラマで見た時の記憶なのでしょう。お話しを読んでいると鉄道レールの死体を見下ろす効果の上にいる竹内結子さんが脳裏に浮かびました。
0投稿日: 2023.01.16
powered by ブクログ姫川シリーズ第3弾。今回は短編集でした。しかも、姫川の活躍が大いに取り上げられています。個人的には、「右では殴らない」で見せた、玲子の熱い言動にしびれました。
0投稿日: 2023.01.08
powered by ブクログ無理な大どんでん返しとか、衝撃のラストとかではなく、ひたすら臨場感があるのも良いです。→インビジブルレインへ
13投稿日: 2022.12.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
魚住シリーズより姫川シリーズの方がキレがある。 キャラが立っているからかイメージがしやすいからか、物語が映像の様に展開する。 章立てもシンメトリーになっている。 作品紹介・あらすじ 百人を超える死者を出した列車事故。原因は、踏切内に進入した飲酒運転の車だった。危険運転致死傷罪はまだなく、運転していた男の刑期はたったの五年。目の前で死んでいった顔見知りの女子高生、失った自分の右腕。元駅員は復讐を心に誓うが…(表題作)。ほか、警視庁捜査一課刑事・姫川玲子の魅力が横溢する七編を収録。警察小説No.1ヒットシリーズ第三弾。
19投稿日: 2022.12.12
powered by ブクログ好きな姫川シリーズ第3弾。シリーズ初の短編集。 姫川と菊田の進展を期待してたので、そういった意味では残念でしたが、姫川という人間のパーソナリティを知るには楽しめました。 また、タイトル通り、各編のタイトルがシンメトリーになってるという小技も好き。 個人的には「悪しき実」が好きでした。泣きそうになりました。 次回作、インビジブルレインの文庫化が待ち遠しいです。
1投稿日: 2022.10.15
powered by ブクログ警視庁捜査一課10係・警部補・姫川玲子。 姫川シリーズ3作目。 7作の短編。 短編には短編のよさが。 『東京』 高校での女子校生転落死事件。 自殺⁇ 他殺⁇ 姫川の元上司・木暮といじめられていた女子校生・美代子。 末期がんの木暮の生への想い。 木暮の想いは受け継がれたんだな… 『過ぎた正義』 法が裁けない少年犯罪の犯人が続けて死亡。他殺⁇ 2つの事件を担当した元刑事・倉田の影が… 倉田もまた少年犯罪の犯人の父であり、犯罪被害者家族だった… 倉田と対峙する姫川… 少年犯罪、未成年という理由で、凶悪犯罪であっても極刑にはならない。数年で元の社会に… 犯罪被害者家族としてはやりきれないだろう… そのやりきれない気持ちはわかるが… 『右では殴らない』 薬物中毒によると見られるサラリーマンの不審死が連続する。共通点は携帯電話のメモリーに登録された同じ番号。 援助交際、薬物… 援助交際をする女子校生・美樹と対峙する姫川か熱い… 『シンメトリー』 死者100人以上の電車脱線事故。原因は飲酒運転… 刑期はたったの5年… 刑期を終えた犯人への被害者たち、被害者家族たちの想い。 被害者、被害者家族の気持ちを考えるとわからなくもない… 結局は何も戻らないのか⁇ 『左だけ見た場合』 マジシャンの男が殺された。『045666*』携帯電話のディスプレイに残された番号。 男は最後にどこに電話をしようとしたのか… 超能力はあるのか… 『悪しき実』 自殺と思われる遺体が発見された。通報者の同居人は行方不明に… 他殺⁇ 男の過去が明らかに… 『手紙』 姫川は、過去に逮捕し、仮釈放されたOL殺しの犯人に会う。 自分の唯一の居場所を失いたくない… 犯人は1通の手紙で、自分の過ちに気づいたと… やっぱり姫川シリーズは長編の方が読みごたえが。
2投稿日: 2022.10.08
powered by ブクログ【姫川玲子シリーズ第3弾】 少年犯罪、援助交際、復讐… 警視庁捜査一課刑事・姫川玲子の魅力が横溢する七編を収録。 こちらの作品はシリーズの短編となっておりさくっと読みやすい1冊だ。 特に面白かったのは『右手では殴らない』。 援助交際がテーマの作品だが、現代にも通ずる内容となっている。援助交際をする少女と姫川玲子の掛け合いが面白い。 パパ活やSNSで気軽に知り合える現代だからこそ読んで欲しい内容だ。 他の短編も面白く、姫川玲子シリーズをまだ読んだ事がない方でも読みやすい1冊となっている。 こんな人におすすめ ・さくっと読みやすいものが好きなひと ・刑事ものが好きなひと ・サスペンスが好きなひと ・社会派ミステリーが好きなひと
2投稿日: 2022.09.27
powered by ブクログ1,長編の余分な部分を省いてスリムになっている 2,短編だから読みやすい 3,姫川班のメンバー間の掛け合いが少ないので物足りないという人は居ると思う。
0投稿日: 2022.08.08
powered by ブクログ短編で一つずつ事件があるにも関わらず全て綺麗に纏まっているのがすごい。 「右では殴らない」が1番好きだった、社会で生きる意味を玲子が説明する科白が良い! 目次がシンメトリーになっているのを自分で気づけたことが嬉しかった。
0投稿日: 2022.07.21
powered by ブクログ姫川玲子シリーズ3作目 姫川玲子が過去に関わった事件に関するエピソード2編を含めて、容疑者との人間模様を描いた7編の連作短編集。 姫川玲子は、前作までに比べて人情味溢れるベテラン刑事のような風格を漂わせていて、なんか格好良い。 また、前二作で私を苦しめた痛々しい描写も、比較的、控えめ。 直感的に事件を解決する姫川玲子の特性故か、短編でも全く物足りなさを感じることなく各作品を楽しめた。 今まで読んだシリーズ3作の中で、一番私好みの作品だった。
5投稿日: 2022.07.19
powered by ブクログ姫川玲子シリーズの短編集。 犯人が誰かというよりは、なんだか心温まる話しですね。これはこれで読み易く止まらなくなりました。 玲子の警察組織に対するガツガツした出世欲が、自分にない部分で好きです。
1投稿日: 2022.05.29
powered by ブクログ姫川シリーズの短編集。先にインデックスを読んだので2つ目。短編集は主人公の過去の歴史とか人となりが良く分かるが、やはり短いのでミステリとしては深さが足りなくなる。考える間も無く犯人に辿り着く。「過ぎた正義」では不審な二人の死に疑問を持った姫川が犯人に辿り着き、犯人もそれを認める。しかし、それは直感だけであり、証拠が無い。犯人は最後に息子を殺そうとしているが、そこで小説は終わってしまう。どうやって阻止し、逮捕に結び付けるかが気になってしまう。
33投稿日: 2022.05.07
powered by ブクログ右では殴らないとシンメトリーが良かった! 読んでて姫川玲子はやっぱり竹内結子さん思い出すなぁ〜、、、、
3投稿日: 2022.04.23
powered by ブクログ姫川シリーズ第3弾! 今回は、短編集7編! 女性は、生きにくい警察組織の中で、何とか折り合いを付けて生きていく姫川さん。 しかし、刑事という人種か、姫川さん独自の能力か、人間観察力は凄い。 会話とか態度の少しの違和感が、事件を解決の方向へ向かわせる! 刑事という職業は、ほぼ休みなし。自分が疑問に思う事は、休みの日に… これは、よほどの使命感があるのか、それ以外の何かか?… 24時間仕事脳やな。ずっと考えてなあかんし。 何も考えてない私にはムリな職業や^^; 短編集やけど、読ませてくれます!いつものグロさはないので、読み易いけど、個人的には、残念な気もする(⌒-⌒; ) 過去の姫川さんから、現在までの話で、色々詰まった短編集です! どうぞ!
44投稿日: 2022.03.15
powered by ブクログ今作は姫川玲子の短編集です やっぱり強い女は好きだわぁ〜 読んでいて脳内に絵が浮かぶ作品が好きです そこに誉田氏の筆力を感じます タイトルのシンメトリーなどは後半でその理由がわかります 綺麗事ばかりじゃないけどどこで折り合いをつけて生きていくかを誉田作品を読んでいて感じます ところで私はずっと誉田をハカマダと読んでました
3投稿日: 2022.03.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
書き出しから引き込まれる。 ふいに、辺りが暗くなったように感じた。 時計を確かめる。午後四時十七分。十一月下旬とはいえ、日が暮れるにはまだ早い。 短編。一瞬で惹きつける筆力。
0投稿日: 2022.02.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
警察小説はほんっとに読まないジャンルなんですが、唯一読むのが姫川玲子シリーズです。ドラマから先に入ったから、竹内結子と西島秀俊に脳内変換できるのが最高。顔がめっちゃ好きなンだわ← 東京…姫川新人時代の事件。プールのある屋上から少女が飛び降りた。現場に残る痕跡からは、他殺とも自殺とも判別し難い状況だったが、生徒達の事情聴取をした姫川はある生徒の不自然な態度に着目する。 過ぎた正義…ある人物に出会う為、姫川は仕事の合間を縫ってある町を何度も訪れていた。人を殺めながらも法で裁かれない者達を、彼は自ら裁いたのか? 右では殴らない…姫川 VS JK。甘っちょろくぬるま湯で過ごすJKに、アラサーおばさんの拳が唸る?! シンメトリー…多くの人命を奪った電車の横転事故。電車に接触した車を飲酒運転していた男は、しかしたった5年で刑務所から出てきた。事故で隻腕となったかつての駅員は、男に相応しい死に様を用意し、実行に移すが、姫川は男のたった一言から彼を犯人と断定する。 左だけ見た場合…手品師が殺害された。彼の携帯電話のアドレスに登録された人物を当たっていくと、やがて呆気なく犯人は見付かるが、最後に携帯画面に入力されていた数字は、驚愕の事実を示していた。 悪しき実…右半身だけ死後硬直が遅れた死体の謎。同棲相手の不審死を通報した女は、何故その場から姿を消したのか? 手紙…かつて自分が手がけた事件の犯人から姫川に手紙が届いた。功を焦る若き姫川の奮闘。
0投稿日: 2022.02.08
powered by ブクログ短編集。推理はなく、シチュエーションありき、エンタメ性は高いが、主人公の姫川の野心の強さが鼻につくようになたった。身内を出し抜こうとばかりしているようにみえる
0投稿日: 2021.07.18
powered by ブクログ姫川玲子シリーズ③ 姫川短編集ー!! いろんなおもしろさが詰まってます!! 昔の姫川や今の姫川など、まぁー、おもしろかった。 サクサクっと読めちゃいました。 東京…いじめられてた女子高生。 過ぎた正義…少年犯罪について考えた姫川。 右では殴らない…右で殴ったら痛いよねー笑 シンメトリー…一人の男による電車脱線。 左だけ見た場合…オカルトちっく。 悪しき実…死んでも側にいたかった…。 手紙…罪を償うためには、社会に認められるのが大事かも。 今までのストロベリーナイトとかに比べると、 全然グロくないー笑 物足りなさも感じた自分が怖いー((( ;゚Д゚))) これだけでも読めるけど、前作も読んでた方が 分かりやすいかなー。
1投稿日: 2021.07.18
powered by ブクログ姫川玲子シリーズ第3弾。 今回は短編集。トリックや推理よりも、人間の心にスポットがあてられているカンジで、ミステリーとしては物足りなかったけどお話としてはとてもおもしろかった。 「社会が悪いといいながら、自分が社会を悪くしていることには一切頓着しない」 という言葉がとてもしっくりきた。 この巻で玲子さんが結構好きになってしまった。 短編:東京/過ぎた正義/右では殴らない/シンメトリー/左から見た場合/悪しき実/手紙
0投稿日: 2021.06.03
powered by ブクログ短編集と知らずに買ってしまった…長編に比べて、短編集は一回一回頭の切り替えがしんどくて好まないのですが、同シリーズであればなんとか。というか、やはり姫川シリーズは面白くてサクサク読めてしまう。犯人でさえキャラ立ちがハッキリしていて、魅力的。一度、ちゃんと時系列順にしてもう一度読み直したいなあ。
0投稿日: 2021.05.23
powered by ブクログ短編として質が良かった。 シンメトリーの、犯人が自分の犯罪に対して無意識的にせよ美学を持っている点、それに至る理由が描かれてる点が特に好き。芸術的。 あと、玲子以外の視点や他の人より抜きん出ようと頑張る玲子の可愛さなんかもあって良かった。 誉田哲也作品は本当に物語の牽引力が強い。 なのでやっぱり長い方が自分は好きだな〜
0投稿日: 2021.04.19
powered by ブクログ誉田先生は本当に天才、短いストーリーの中にも読み応えを感じさせるのは誉田先生だからこそ あー、おもしろい姫川シリーズ読破せねば
0投稿日: 2021.03.10
powered by ブクログ1つ1つのストーリーが短すぎないか? ジウや歌舞伎町セブンのように話が続いていくものと想定していたが、違ったようだ。
0投稿日: 2021.02.15
powered by ブクログ音楽で言えばB面集のようなアンソロジー。 姫川班の前史が垣間見れたり、サブストーリーを見ることができるのが楽しいし、世界観が広がる。 小説の実写化というだけでなくドラマと小説が補い合って最終的に物語を紡いでいるのが良い。こういう良好な関係にある作品て、ありそうで中々ないから。 構成も洒落ていてニクい。 返すがえすも竹内結子の逝去は残念。疑問が残るんだよなー。 映画『クリーピー 偽りの隣人』では竹内結子と西島秀俊が夫婦役で出てて『
0投稿日: 2021.02.12
powered by ブクログ2020/1/9 読了 短編集で、前2作のようなグロい描写もなく読みやすい。 「右では殴らない」が1番心に残った。
2投稿日: 2021.01.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
オムニバスであるが故のテンポの良さ、筆者の軽妙で秀逸な文章力も相まって、非常に読み易い。ストーリー性自体は捻ってるとかはないけど、何だか引き込まれてしまいますね。 あと、筆者が「姫川」を愛してるのが分かって、凄く良かった。読んでて非常に心地良い作品でした。
0投稿日: 2020.12.24
powered by ブクログ気楽に読める短編集。他の方のレビューをみるに、ドラマの元ネタはほとんどこの本からなのかな?個人的には「右手で殴らない」が好き。
0投稿日: 2020.11.26
powered by ブクログドラマストロベリーナイトのファンで、竹内結子が亡くなり急遽姫川玲子シリーズを読みたくなったので読んだ。ドラマは何年も前だか断片的に覚えていたことと、短編だからテンポよく一気に読めた。
1投稿日: 2020.10.21
powered by ブクログ姫川玲子シリーズの短編集。 元々このシリーズは小気味よいテンポで物語が進んでいくんですが、この本は短編集であるので、いっそうテンポが良いです。 この本では、姫川が捜査一課に抜擢される契機となった事件も描かれています。 短いながら、通常の長編に負けず劣らず、意外に深い作品も収録されています。『過ぎた正義』とかね。 長編とは、また異なった作品で、なかなか面白かったです。
4投稿日: 2020.10.12
powered by ブクログ短編なので読みやすい。 この原作からあのドラマが生まれたんだと思うとすごいなぁと思った。 中でも「右では殴らない」を読むと、竹内結子演じる姫川玲子がとても怖くて衝撃的だったのを思い出した。 2013年09月10日 01:04
1投稿日: 2020.10.03
powered by ブクログ姫川玲子シリーズ第3弾。シリーズ初の短編集。玲子が過去に関わった事件や現在の姫川班で臨んだ事件など多種7編で構成される。 姫川班というよりは、姫川玲子本人にスポットを当てている感が強く、長編のような班内・班外の人間関係が浮き彫りになることはほぼない。そういった部分が楽しみな人にはやや物足りない感じがするが、その分姫川玲子自身の魅力である特徴的な勘を存分に味わうことができる。 姫川の魅力が詰まった一冊と言ってもいいかもしれない。
0投稿日: 2020.09.27
powered by ブクログ女性刑事"姫川玲子"シリーズの2作目。1作目を読んだのもだいぶ前で、ドラマも全話見たけど、2作目以降を読んでなかったのでやっと読めた感じ。やっぱりこのシリーズ好き。事件内容は動悸が悲しくて、何が正義で何が悪かと考える。父親が持つ子への愛情も深い。
0投稿日: 2020.08.26
powered by ブクログ姫川玲子シリーズ第3弾。短編集。全ての短編での姫川と犯人との心理戦が面白い。過ぎた正義など、事件は発生しないが、読み応えがあった。 手紙での、罪を犯した人間の赦しについては、なるほどと思いました。 やはり、姫川玲子は素敵ですね。
0投稿日: 2020.08.02
powered by ブクログ姫川シリーズの短編集。長編を読んでおくと、登場人物のキャラや設定が把握できているので物語にスッと入れる。長編を読んでないと、楽しみ半減かも。読んでいると、姫川らの日常が垣間見えて、面白さ倍増です。
0投稿日: 2020.07.13
powered by ブクログコンテンツまでシンメトリーにこだわる凝りようの短編集。話はさっぱりした味の作品ばかりだが、楽しかった。解説にあったリーダビリティ、その通りの作品。
12投稿日: 2020.06.03
powered by ブクログストロベリーナイトシリーズ第3段。 直近ドラマで放映した内容でしたが、 姫川目線で描かれていたので面白かった。
0投稿日: 2020.05.08
powered by ブクログストロベリーナイト姫川班の初短編集。短編なのでさっと読めてこの時期には最高。コロナのお陰で本の需要が再認しされることを求む。本読みましょう‼️
0投稿日: 2020.04.18
powered by ブクログ姫川玲子シリーズの第3弾にして初の短編連作。タイトルに込められた遊び心。そんなにグロい描写もなく、安心して読めた印象...。のためかちょっとパンチが足りないかなぁ。 「そんなハンパな、取るに足らねえ警察官人生だけど、いや、そんなちっぽけな、下らねえ人生だからこそ、もうちょっとだけ、誰かの役に立ちてえんだよッ」 「自分は赦される。受け入れてくれる社会がある。人がいる。そう実感できたから、罰を心で受け止めて、罪を償う気になれたんじゃないかな」
2投稿日: 2020.02.01
powered by ブクログ姫川玲子シリーズの短編集。 それぞれ50ページ程度のお話が7編。 姫川玲子がさらに掘り下げられるエピソードで、より人間味と親近性を感じられる内容だった。
0投稿日: 2019.11.09
powered by ブクログ姫川シリーズ第三弾。 過失致死傷害罪、少年法。悪法。 脱線事故を引き起こし、数百人を死に至らしめ、たった5年で娑婆に出てくる。 犯人を殺す。仇討ち。正義。被害者と加害者。 ありがちな構図ではあるな。 やはり、姫川シリーズは短編より長編の方が好みだな。
0投稿日: 2019.10.21
powered by ブクログ姫川玲子シリーズ第3作。 7編の短編集。 “シンメトリー” 目次もタイトルも内容も面白かった。 . いじめ、援助交際、違法薬物、復讐、 悪と正義、被害者と加害者…。 様々な事件やそれぞれの目線や思考が ギュッと詰め込まれてて、 姫川玲子シリーズ、短編もいいッ!! . 菊田さんとの関係…もどかしいなぁ♡♡
1投稿日: 2019.08.31
powered by ブクログ姫川シリーズ。 なんと短編でがっかり・・ 姫川という人物をよく知るには過去の話もありいいのかもしれない。
1投稿日: 2019.07.28
powered by ブクログ短編集でした。長編のような引きずり込まれるような迫力はないものの、姫川の人となりとか過去などが垣間見られたのは楽しかったです。若いころから姫川は姫川だった、と思いました。こういう構成は確かに連続ドラマには向いていると思います。きっとうまくサイドストーリーを作って繋いでいるのでしょう、今更なのでドラマはいつかDVDででも見ることにします。
0投稿日: 2019.06.14
powered by ブクログ姫川シリーズ短編集。 ドラマで観たやつだった。 ドラマになってもならなくても 姫川というキャラクターは相当強くて こんな女いるの?というくらいに強い。 面白いキャラクターだ。 重い内容だと思うけれど、 短編なのでスルリと読めた。 「右では殴らない」がよかった。
0投稿日: 2019.06.08
powered by ブクログ「シンメトリー」 姫川シリーズ第3弾。 随分と放ったらかしていた本書を漸く読了。前作迄の長編ではなく短編集。姫川シリーズは個人的には長編の方が好みではあるが、シリーズものゆえ、短編は短編で味がある。どれも重めな事件であったり背景があったりするが、その時々の姫川は、脇脇役で登場するメンツ効果なのかどこか淡白に見えたりするが、若き頃の姫川の成長過程と言う点を考えれば、それもあり。 と、淡白とは言ったものの、そんな姿を見せない姫川もいる。「右では殴らない」の姫川だ。勘任せで突っ走り、何故か逆ギレしちゃう姫川も嫌いではないが、正々堂々と怒りをぶつけ、相手を屈服させる姫川の方が良い。正義や倫理観、話せば分かる、では通用しない場合には、怒りを活力に闘うことも必要なのだと言われている気がする。 一方で「過ぎた正義」では、勘よりは足で稼ぎ、逮捕出来ない相手に遭遇した姫川は刑事らしいセリフを残してその場を去る。加害者に共感してしまう余白を持つのは、姫川の特徴かと思うが、今回の犯人に対しては共感は多少ありというところだろうか。 因みに、本短編集には、ガンテツや癖の強いアイツや確かメガネのアイツは出てこない。菊田の変わらずのデレ、ツン、は出てくる。果たしてうまく行くんだろうか(最新刊は未読)。
1投稿日: 2019.05.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
短編でした。痛い描写が少なかったので、落ち着いて読めました♪ドラマで見ていた話もあったけど、短編なので前2作の長編よりも姫川の人となりが掴めたような気がします。まぁ一筋縄ではいかないって事を再認識。
0投稿日: 2019.03.07
powered by ブクログ姫川シリーズ3作目。 今回は短編。 どれもよかったが、やっぱり長編の方が、登場人物の思いが浮き彫りになるので、長編を読みたくなる。
0投稿日: 2019.03.04
powered by ブクログストロベリーナイトシリーズのドラマが好きで読んでみた 今作は短編集にあたる かなり生々しかったり読んでて苦しくなる話もあるけどそこがなんだかクセになる 目次でちょっと感動します
0投稿日: 2018.11.16
powered by ブクログ短編だけど、色々なパターンがあり、楽しめる。ドラマはこのストーリーをベースにうまくアレンジされてる。
0投稿日: 2018.10.16
powered by ブクログ"姫川シリーズにハズレなし!短編集でも誉田作品の圧倒的な疾走感を見た!" 『ストロベリーナイト』『ソウルケイジ』に続く第三弾が本書『シンメトリー』 第一、ニ作が、長編だった事もありミステリー好きには物足りないものもあるが、圧倒的な疾走感はそのままなのでついページをめくってしまう。 ミステリーと言うよりも、今までの作品では描き切れなかった姫川玲子と言う一人の刑事の人間性や人物像を掘り下げた作品と考えた方が良いのかも知れない。 そして誰もが作者の術中にはまり姫川玲子に魅了されるのである。
0投稿日: 2018.10.12
powered by ブクログ短編でどれもすぐに読み終わります。事件に関しての描写は少ないですが、どれも内容が濃く十分楽しめました。特に、右では殴らない、の援交女子高生を取り調べてる時の姫川さんのS度にスカッとしました。実際にいますね、こういう女子高生。そして、手紙。胸がぎゅっと締め付けられるシーン、そして希望が持てる終わり方で最後まで楽しめました。次の長編が楽しみです。
0投稿日: 2018.10.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2018/8/26 姫川玲子シリーズ第3作。 短編。 短編なので私にはあまり印象残らなかった。
0投稿日: 2018.09.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
普段、あまりやらないことなんですが、珍しく。 ドラマを見てから本を読む、ということをしてました。 前作が長い作品だったような気がしていたので、今回もその延長で読んでみたら、意外と短い話がいっぱいでびっくりしました。 むしろ、よくこの長さの小説でいいにしろ悪いにしろ、一時間のドラマにしたなあ……と思いました。 特にシンメトリーは、その気持ち悪さも、実は女の子を特別に助けようとして、列車が倒れたところとか、そういうのは逆の側からみたら「勝手にねつ造された設定」になるんだろうなあ……と思うとちょっと複雑な気持ちになったりもします。 ドラマが好きだったので、これだけポンポンと羅列されてしまうと深みがなくなっちゃったなあ……と。 でも、人間味はあるんですけどね。 バランスってとっても難しいです。 ただこれは、自分が長編小説が好き! という属性にもよるかと思いますが…… さっぱり読むものをご希望であれば、いいかもしれないです。
0投稿日: 2018.08.07
powered by ブクログ姫川シリーズでは珍しく短編集。 なんとなく、このシリーズは短編に短くまとめ込むのはちょっと無理があるのかなと。
0投稿日: 2018.07.14
powered by ブクログ警視庁捜査一課の警部補、姫川 玲子の活躍する短編集。 様々な短編から、姫川のキャラクターがにじみ出ています。 誉田作品の特徴であるリーダビリティや、スピード感のある作品になっています。 タイトルにもあるシンメトリー。 本作品もそうですが、作品群全体もシンメトリーになっているんですね。作者のギミックが効いています。 「あなたは、気づきましたか?」と、言っているような... 東京 過ぎた正義 右では殴らない シンメトリー 左だけ見た場合 悪しき実 手紙 特に、最初の「東京」と、最後の「手紙」が、しんみりとして、心に残る作品です。
3投稿日: 2018.06.26
powered by ブクログ百人を超える死者を出した列車事故。原因は、踏切内に進入した飲酒運転の車だった。危険運転致死傷罪はまだなく、運転していた男の刑期はたったの五年。目の前で死んでいった顔見知りの女子高生、失った自分の右腕。元駅員は復讐を心に誓うが…(表題作)。
0投稿日: 2018.06.15
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姫川シリーズ第3弾は短編集でした。 表題になっている「シンメトリー」はもちろん、 どの話も犯人と姫川の距離感が痛快といった感じで 面白かったです。 女子高生に啖呵を切る姫川のやりすぎ感がツボでした。
0投稿日: 2018.02.25
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ドラマを見たあとで原作を読みました。 話は読みやすく、面白いのですが、長編に比べると事件が起こり、すぐに逮捕って感じになってしまうので評価は3で。 姫川玲子シリーズの短編集 東京 過ぎた正義 右では殴らない シンメトリー 左だけ見た場合 悪しき実 手紙 ☆東京 ドラマ版では菊田が以前に担当した事件であったが、原作では姫川が以前に担当した事件であった。 ☆過ぎた正義 ドラマ版では元刑事の倉田修二と息子の事件の真相についてであったが、原作では倉田修二が二人の人間を殺したのではないかという疑いをぶつけるまで。息子の事件の真相は別巻記されているようだ。 ☆右では殴らない ドラマ版では被害者と容疑者がSNSを利用してつながっており、容疑者の父親名義の携帯が使用されていたことから父親に任意同行を求めたが、原作では携帯で連絡をとっており、父親を誤って聴取する場面はなかった。父親の職業も異なっていた。ドラマ版では”ゼブラ”に毒が仕込まれている設定で、背景に暴力団がいるのではないかという線も出ていたが、そのような場面もなし。 ☆シンメトリー ドラマ版では姫川班の捜査シーンが多かったが、原作では犯人の負傷と、犯行に至る変化、実際の犯行が犯人視点で語られていた。姫川班が登場するのは最初と最後だけであった。”私が犯人だったら、こんな夜は、現場を見たくて仕方なくなるだろうって・・・そう、思ったから”このセリフだけで存在感を示してるきがする。 ☆左だけ見た場合 ドラマ版は井岡と日下の捜査であったが、原作は姫川と所轄署の女刑事が捜査を担当する。姫川は容疑者の名前の検討がついているのに、延々関係者からその人物の名前が出るまで待ち続ける描写が振り返ると面白い。 ついでに姫川は超能力も霊能力も、宇宙人も幽霊も信じていないそうだ。 ☆悪しき実 ドラマ版と大体同じかと思う。 ☆手紙 ドラマ版に無かった事件だと思います。 以前の殺人事件の犯人として逮捕し、裁判で有罪になった女から姫川宛に手紙が届く。非番の時に会いに行き、以前の様子との変化に驚く。逮捕直後は犯行を後悔していない、自分は間違っていないと主張していた犯人が、出所後は他の方法があった、自分が間違っていたと態度を変えていたのだ。話を聞いて姫川は考える。「罪を犯した人は、まず赦されて、赦されたと感じることができて、初めて罰を受けいれることができるのではないか。」 姫川自身は誰しも犯罪者になる可能性を秘めていると考えている。犯行後、怒りを静め、罪を受け入れた犯人を見て、怒りの静め方を見ると共に、犯行を犯さず怒りを抑える方法を考えているのかなと感じた。 犯人をいくら捕まえても犯罪が減らないと嘆く姫川に対する今泉の言葉が印象的: 「たとえば農家の人は、作っても作っても、みんなが食べちまうから、また作らなきゃならない・・・なんて、そんなふうに嘆きはしないだろう。それと同じだよ。人の営みってのは、そもそもそういうもんさ。終わらないから徒労なんじゃない。繰り返し、繰り返し、循環させ維持していくことにこそいみがる。警察だって同じさ。」
0投稿日: 2018.01.26
powered by ブクログ誉田哲也は本当に読みやすい。比喩表現に凝りすぎず、短文で軽快なスピード感をもって話を展開させていく。
0投稿日: 2017.12.25
powered by ブクログ七つの短編。 姫川の表情が うまくでていて、あっと読ませる。 文章の構成が、テンポよく、うまいね。読みやすい。 池袋署から また 捜査一課にもどる。 姫川のかわいらしさ。はにかみ。 援交するムスメに説教する姫川。 自分の好きだった女子高生を失ったオトコが復讐する。 悪しき実;シキミのつたない仏像。 姫川の 勘 が 事件を解明する。 狙ったヤマは、はずさない。実績を積み重ねる。
0投稿日: 2017.09.04
powered by ブクログH27.8.4 読了 姫川シリーズの短編集 連勝記録みたいなものか 珍しく血の匂いがしないので、ホッとする。選択肢もなく一択で物事を考える描写は、よく言えばスピード感があるが、ふと立ち止まったときに「無理があるだろ〜」となるきらいが多々あった。
0投稿日: 2017.08.05
