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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9
渡航、ぽんかん8/小学館
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総合評価

37件)
4.4
21
5
7
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2校合同クリスマスイベント回という名の本作の核心を突いた巻でした。これまでで一番面白い巻だと思いました。 八幡の本物が欲しいと告白するシーンに、読みながら泣いてしまいました。 平塚先生との助言シーンから始まり、奉仕部メンバーが初めて正面から対立し、一色の手伝いを通して奉仕部の繋がりが強くなって行く一連の流れは見ていてとても感動しました。 あとがきで本作も終盤に差し掛かっていると書かれていたので、これからどうなるのか(陽乃さんと葉山の行く末が気になります)とても楽しみです。

    0
    投稿日: 2024.12.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    新生徒会クリスマス会準備編。 前巻同様、この話も前半部分は歯車の狂った奉仕部と八幡の心境が続いてて陰鬱とした雰囲気。 ただ、八幡本音吐露の名シーン以降、後半は明るい展開で良かった。 葉山グループのメンバーともちょいちょい遊んだり、見ててほっこりしますね。 にしても、会議は踊るされど進まずの様子は、読んでてほんとにイラつかせてくる感じが凄すぎました。そういう風に書いてるんだと思うのですごい。 そして平塚先生は相変わらず指導者っぷりが素晴らしいですね。 そんなこんなで、最後はティータイムも復活して、紙コップからも卒業してハッピーエンド。めでたしめでたし、、、ですがまだまだ続くようで。期待して次も読みます。

    0
    投稿日: 2024.02.25
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    主人公一人が敵を演じる事でクラスの人間関係を険悪にさせないようにする話が多いです。 1人を救って100人犠牲にするのと100人を救って1人を犠牲にするのどちらが良いかと尋ねた時、この主人公は後者を選んでいます。そして犠牲になる1人と言うのは主人公自分の事です。この本は自分と他者を両方大切にする事が出来るかどうかを問うたものだと思います

    0
    投稿日: 2020.02.02
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    「比企谷八幡の消失」的内容。TDLはファンサービス 本シリーズで、初めて八幡はトップカーストのコミュニケーション手法に理解を示す。 無駄も多いが、言葉を尽くして、相互理解・調整をしていく手法。 当然、ぼっちでは、ひとりでは、できない方法である。 奉仕部の和解は、珍しく青春、青春した内容。 スプラッシュマウンテンでのゆきのんの一言は若干嫌な予感。 玉縄らの手法は、誇張されているが、良く見られるよね。 でも、雪ノ下のセリフのような反対意見も実社会ならもっと早く出るでしょうね。 しかし、学園ものでこんなに仕事チックな活動を連発しているラノベも珍しい。 さて、登場する女子たち全てのフラグを強固に成長させている八幡。 もはや、あんまり腹も立たなくなった。 アニメ2期が決まったそうだが、長引かせずに、八幡たちが本物を手にすることができるか?

    0
    投稿日: 2018.10.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

     7巻から続いた黒が、白に変わっていく本編。  安心という心地よいカタルシスを生む展開だが、八幡のキメ台詞、キメ台詞に至る過程、その情景も含め見事なそれだ。  確かに、その帰結自体は「感情という、ロジックでは測りがたいモノを掴む際、そもそも正解はなく、ベターを試行錯誤しながら常に探り続けていく、そのプロセス自体だ」というもので、余りにも当たり前すぎるものにすぎない。  しかし、これに気づく葛藤は、老若男女を問わず人ならば誰でも、他者と関わる中で経験していく。この過程を、青年らしい潔癖さ(「欲しいのは本物」という台詞に顕著)が希求されつつ、丹念に描かれていく(多少くどいが)。  人との関係性の有りようを意識しつつ、本作は展開してきた。  ぼっちの目から見た学生生活、小学生の苛め、恋の告白への拒否と関係性のあざとい保全の両立、文化祭の裏方運営業務、貧困家庭に属する者の葛藤等々。  ある意味、このテーマなら本巻をラストにしてもあながち間違いではなさそう。  しかし、ようやく主軸に据えられてきたのは、本作の主人公3名+α(葉山と陽乃かな)の関係性。これをさらに進め、人との関わりを模索していく過程はやはり外せないのだろう。  そういう意味で、次巻もまた実に楽しみである。  さて、本筋ではないが、周囲が喧しい平塚先生が未婚の件。  しかしながら、本巻を見るにつけ、彼女が未婚なのはやむを得ないなぁ、と感じさせる。  そもそも、彼女の人間観察眼は、八幡をさらに上回る。大人だからというのではなく、彼女自身の個性であり能力としてだ。  しかも、解答を見つけさせるよう仕向けることすら可能な力量を備えた人物だ。  もちろん「教師」「人間」としては実に素晴らしいという他はない。しかしながら、彼女と一つ屋根の下で生活するのは、かなり息苦しい。有体に言えば彼女と向き合い、あるいは一つ部屋にいた場合、寛げないのだ。  彼女がこうなった過程、かような力を得るに至った事情を描くかは不明だが、八幡に似た性格の元カレの存在を想起してしまうところだ。  ちなみに、八幡君、あなたが10年早く生まれて、彼女と出会っても、恋仲にはならないと思う。あなたも素晴らしいが、彼女を惚れさせるには、より懐の深さが要るかも…、そんな風に感じる。

    0
    投稿日: 2017.01.22
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    図書館で。 クリスマスイベント巻。ここまで読んできて良かったよ、ヒキガヤ君おめでとう!とエヴァ最終回(TV版)並に拍手してあげたいようなちょっとした革命勃発。ヒッキーも前に進んでるんだねぇ… 彼はトーマの心臓とか読むといいよ。あれも本当のホンモノが欲しい話だった…と思う。多分。 それにしても青春とかリア充とかレッテルを貼ってあいつらは人生謳歌してるとか毎日楽しそうだぜチクショウなんて羨んでいる輩に、でもまあ彼らだって大変なんですぜ、アナタが知らないだけで…というお話のような気がしてきた。反対にボッチ最高!ってお話でもないけど。まあ足掻け、悩めよ青少年ってお話なんだから本当に青春小説なんだろうな。ちょっとそういうとこっぱずかしい感じもするけれども。 誰もかれもそんな簡単に変われないけれども少しづつ影響しあい、前に進んだり後退したりしてるんだろうなぁ。長い目で見れば20歳前なんて80まで生きたら人生の1/4でしかないし。しかも最初の5年ぐらい記憶はきちんとしてないし。というわけで前途は茫洋とし過ぎて居て反対に不安っていうのが青春時代なのかな、なんて思ったりもしました。いや、まあ自分も老後とか漠然とした不安を抱いてますけどね…

    0
    投稿日: 2016.11.29
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    ようやく奉仕部の仲が戻ってきてほっとしました。 平塚先生ってほんとにすごい先生…! 相変わらずの様々な小ネタにクスッとしつつも 人間関係にハラハラもしつつ、 トータル楽しく読めました(*´∀`) あと、相手校のカタカナ語はよくわからんでした。 ちゃんとみんなに伝わるような言葉を使うって大事なことだと思います!

    0
    投稿日: 2016.11.14
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    アニメ(第2期)でも放映されたクリスマスイベントのあたりの話。この物語が佳境に差し掛かってきた。ずっとニヒルだった八幡がはじめて本気で熱くなった巻であり、「あざといろはす」こと一色いろはが人気を確立した巻でもある。偽物ではなく本物が欲しい、そんな巻。

    0
    投稿日: 2016.05.18
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    やっと物語が進みだした感じがある ひねくれてるのは、八幡なのか俺なのか・・ どぅも八幡の考えには共感できない部分もある ともあれ、最後まで読みたいシリーズ

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    投稿日: 2015.08.14
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    あの八幡が、あの雪乃があそこまで心の内を露わにするとは。 7巻から続いていたギスギスとした微妙な雰囲気。 それを見事に解決してくれたんじゃないでしょうか。 確かに間違った青春ラブコメをしてるのかも知れない。 でも間違いつつも前に進んでいける八幡たちが羨ましいと思う。 中盤まで胃が痛い展開が続いただけに、終盤の盛り上がりも最高潮。 表紙の平塚先生の困った時の頼り甲斐が半端ない。 どうしてまだ独身なんですかねぇ。 いろはすも留美も、今まで八幡に関わってきた人たちが確かに影響されているっていうのがまた嬉しいじゃない。

    0
    投稿日: 2015.05.28
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    7巻から始まった俺ガイル中盤戦を締めくくるにふさわしい巻であった。 捻くれ主人公の八幡の心にも大きく、そして決定的な変化が訪れ、また雪乃や結衣との絆もまた、新たな段階に踏み出したように思う。 季節はクリスマスシーズン。新生徒会を手伝ったり、みんなでディスティニィーランドに遊びに行ったりと、400ページ越えの大ボリュームで、とても満足いくものだった。

    0
    投稿日: 2015.04.05
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    ぼっちが送る青春ラブコメの第10弾。 今回は生徒会長へなった一色が再び相談に。 だが、争った雪ノ下や由比ヶ浜は…。 正直、平塚先生がかっこよかった以外想定内。 っていうより普通の学園生活になってきてやしないだろうか。 八幡のコメディたっぷりの語り部が段々と減ってきて退屈になってきている。 それに手伝う理由がどうしても理解できないしね。 次はしばらく買わないで静観しよう。

    0
    投稿日: 2015.03.14
  • 前半の鬱屈をふきとばす!

    9巻前半は、どうにもならない現状に八幡の思考がのたうち回るような内容で、読んでるこっちもどんよりしてしまい、いくらなんでも長すぎるだろう・・と思っていましたが、中盤の展開を熱いものにする下敷きになっています。作中の「先輩はもっとクールな人かと思ってました」って言葉が物語っているかもしれません。 それにしても、平塚先生は良い先生すぎじゃないですか!?今までもずーっとそうだったけど、言葉に思慮と暖かみがあり、物語に深みを与える存在だと思います。表紙なのも納得。ディスティニーランドのシーンは流れ的に唐突に思いましたが、今後に大きく関わってきそうないくつもの出来事が起こり、こちらも目が離せません。きっと、コースターで雪乃が口にした言葉を成し遂げたとき、この物語は終わるんじゃないかな・・なんて寂しささえ感じました。

    0
    投稿日: 2015.02.17
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    自意識の化け物とまで言われた八幡が自身の感情に気づき…それに従うとは正直思わなかった。 本物を欲しがる八幡に惚れそうになった。論理的に物事を考えた結果、感情に行き着くヒントこそは平塚先生からもらったが、自分でそこに辿り着いた結果、どうすればそれを満たすことができるかまで導くとは…

    0
    投稿日: 2015.01.29
  • 八幡が作中で初めて取る解決策の形

    ひねくれ者故に友達も彼女もいない高校生・八幡(※ただし、残念ゆえの、一人ぼっちの信念が半端ない)が、「奉仕部」に入り、学園一の美少女(かつ才女)・雪乃(※ただし、突出しているがゆえの、一人ぼっちの信念が揺るぎない)と出会い、様々な人の問題を導いていく話。 9巻は生徒会選挙の後にある気まずい空気の漂う奉仕部にきた、生徒会からの依頼を8巻の出来事があったため、責任を感じた八幡が単独で助力に乗り出す話です。8巻では、 八幡は自分が動く理由を妹からもらいましたが、今回は根本を見なおして更に葛藤します。その答えが最大の見所です。 今回の八幡の解決策は作中では今までに無い、初めての形を選択します。追い詰められた結果とも言えますが、八幡自身「何を求めているのか」を言葉にしています。 2時間くらいで読み終えることが出来ました。 本編中示された課題は、現実社会でも往々にして発生するものです。もし、自分が会社や学校で同じ課題に接していると感じたならば、自分は今現在、どう対応しているのかを整理してから、読み進めると、より楽しめます。・・・作中の立ち回りをすべきかは別にして。

    0
    投稿日: 2014.12.04
  • 敵のレベルが落ちてきた

    今回の敵は停滞しているだけでしたね。意識高い系とか、ゲームネタとかちょっと高校生とはずれちゃって薄皮一枚で作者が見えている感じ。ちょっと残念です。 次巻に期待。

    0
    投稿日: 2014.09.01
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    ところで八幡の「幡」と「蟠り」って似てるよね。そんなわだかまりもいよいよ雪解けを予感させるシリーズ全体のクライマックスのような9巻。 人間関係の葛藤がリアルすぎてつらいものがありましたが、それを救った平塚先生の心に染みる台詞の数々。表紙になるのも頷けるほどのカッコ良さでした。 あ、今更だけどアニメ2期おめおめー。どこまでやるのかそのへんも楽しみにしつつ。

    0
    投稿日: 2014.07.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

     最初から最後まで胸が締め付けられるような長い巻だった。ただ、最初と最後は締め付けられる理由は異なっていた。  最初はうざいキャラなのかと思った一色も三浦も、戸部も葉山も、物語が進むにつれて、実際に人が知り合うに連れて理解していくように色々な面が見えてくる。  いろは逞しかったなー。感心した。

    0
    投稿日: 2014.07.01
  • やはりラブコメはまちがっている?

    誰もが不快に思いながらも過ぎてゆくぎこちない奉仕部、 苦悩の末ついに八幡から本音を打明け依頼する そしてみんなの何かが変わってゆく、 この依頼の先はどうなる。 奉仕部3人はどうなるの?

    0
    投稿日: 2014.06.13
  • ここまで長かったぁ!

    勝手な想像だが、ここ数巻は文章に書き手の苦痛がにじんでいた様に思う。 あぁ、ここにもっていきたかったんだなぁ。 前半こそまだふらふらする感じがあるが中盤から後半に向けての力の入り方は非常にいいかんじ。 これが最終巻でもおかしくない仕上がりではないでしょうか? それでも続きは気になるんですけどね。

    0
    投稿日: 2014.06.11
  • ここ最近では一番スカっとします。

    ちょっと重めの話が続いていましたが、今回はその重さに向き合う話です。 比企谷君が今まで自分の手法で終わらせてきた問題のその後に向き合いどう対処していくかが見所です。 起承転結の転の巻かな。 平塚先生がかっこいいですね。 最近のなんか重たい引きで終わっていた巻と比べると今回はすっきりして終わりますね。 奉仕部らしいやり取りも見られるので楽しかったです。

    2
    投稿日: 2014.05.17
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    奉仕部へ依頼が来るも、以前も同じような流れに陥り悩める八幡・雪ノ下。そんな中、八幡に手を差し伸べる平塚先生マジイケメン。表紙を飾るのは伊達ではなかった。ほんとマジ誰か貰ってあげてください(切実)奉仕部は完全な雪解けとはいってないだろうけど、以前の雰囲気に戻ってきたのは読んでる方としてはホッとしました。

    0
    投稿日: 2014.05.08
  • 八幡が変わりつつあるのがうれしくもあり哀しくもあり

     意識の高い人(笑) 今回は八幡の一人ちゃぶ台返しはありませんでした。進化ではあるのだけど、八幡の尖った部分がなくなってしまったと言えなくもないわけでそこは残念。でも、これまでの八幡一人が泥をかぶるような方法では早晩行き詰るのは間違いないわけで、、、。  八幡の間違った青春も終わりつつあるのがなんだか悲しい。 今回八幡の生き方というか方法論に変化が見えたということでは進展があったのだけど、奉仕部の三角関係は一時保留みたいになっている。次はこっち方面も進展させて欲しいなぁと思う。    あと、葉山が何を企んでいるのか、今回、葉山の件に限らず、色々と複線が張り巡らされていて、それがどう展開していくのか興味深い。  最後に、ディステニーランドの件はどうみてもリア充の集団にしかみえん。

    0
    投稿日: 2014.05.03
  • 俺ガイル、空虚な奉仕部からの逆転

    楽しめる1-3巻。4巻ラストから、少しずつ積み重ねられた違和感が、8巻の失敗につながります。 前巻の間違いから、空疎な時が空回ります。 そうして1巻からぶれないぼっちだった八幡は、この9巻でついに、二人に頼ります。 表紙を飾る平塚先生の1巻冒頭からの無茶な指導がついに結実する巻です。 無様な八幡の依頼と、本音の言葉。雪ノ下雪乃もまた、初めて本音を口にする、そんな、ずっしりとしてすっきりとした読後感の9巻です。おすすめです。

    0
    投稿日: 2014.05.02
  • ようやく...

    前巻の雪ノ下雪乃の態度にはちょっと憤りを感じていました。 あれじゃわからない。なぜ説明しない、と...。 しかし今巻を読んで自分の考えはなんて浅薄だったのだろうと思い知らされ、今巻での八幡、雪ノ下、由比ケ浜の3人が意見をぶつけ合うシーンには、なかなか考えさせられるものがありました。 そんな中、シリーズ始まって以来はじめて、八幡が...。というところが最大の見せ場です。感情移入しすぎてここまで読むのがつらかった... それにしても、ここまで本質的にまっすぐに「青春」を題材にした作品も珍しいと思いました。八幡のあの言葉がズンっと心に刺さりました。

    1
    投稿日: 2014.05.02
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    これまでの嫌な雰囲気が解決するので読後感はすっきり。 葉山のほうが大変なことになりそうだが、奉仕部の三人がまた仲良くなったのは見ていてほほえましい。八幡よくやった! 本物がほしいという彼の依頼をどう解決するのか。雪ノ下と由比ヶ浜の活躍が早く見たい。

    0
    投稿日: 2014.04.30
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    自分の高校生時代を思い出すなあ。わたくも「本物」を求めていた覚えがあります。そして得られないとわかってどこか捻くれるという。 世の中というのは純粋な奴には,というよりも純粋な奴にこそ,生きづらいのかもしれませんね。もっとも,純粋な奴が生きやすい世の中なるものが仮にあったとしたら,逆説的に響くかもしれないが,それは多くの人々にとって生きづらい世の中なのだろうけど。。。 とまれ,ぽんかん⑧さんのイラストの上達ぶり,書き込みぶりに脱帽なり。

    0
    投稿日: 2014.04.29
  • 心が沁みる

    7.5からよくよく登場するいろはさん。今回も出番多めです。 前回は後味がモヤモヤした状態で終わったから今回の発売が非常に待ち遠しかった。 やり直ししても、どこで間違えたのかわからないとやり直しても同じ過ちをしてしまうというなるほど感じた前回 なぜここまで主人公にあこがれを抱いてしまうんだろう。平塚先生の言葉もしみる。 そして過去に登場した人物もでてくるし、彼らのクリスマスがいいクリスマスなればとフィクションと分かってても願わずにはいられない。アニメ二期も始まるし非常に期待してます

    1
    投稿日: 2014.04.29
  • 感情移入してしまいました

    初の表紙を飾った平塚先生の絵を眺めてからの、口絵のSD化された八幡といろはで読書欲を沸き立たせ、いざ本編を読むと前回のラストからの表面をなぞった何かが壊れた奉仕部が描かれていて、またいたたまれない気持ちなりました。 いろはからの依頼を八幡独断で受けてしまうのですが、その過程が別の人物のデジャブを見るかのよで、見ていられなく、また奉仕部のすれ違いも重なって潰すよに彼を追い詰めていく。 自分で自分がわからなくなってる中、ある人物があらわれます。 本巻は431ページという俺ガイルのなかでも、トップをほこる文章量ですが、八幡の一言、そのたった一言が全てをものがったています。 そしてぜひ,307ページ、342・343ページ、そして巻末を見て欲しい。 本巻は6巻とまた違う素晴らしい読後感でラブコメとしては、間違っているのだろうけど、爽やかな、そして温かい気持ちになりました。

    12
    投稿日: 2014.04.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ようやく6巻からの長い辛い話を抜けた感じ。 いや、どの巻も面白かったんだけど、ギクシャクっぷりがもう見てられない感じだったのでかなり辛かった。 しかし、今回でそれもようやくの終止符をうち、 それぞれ新たな1歩を踏み出すと言う感じになりつつある。 しかし、ストーリーが進んだ分、もう終盤なんだなあと実感させられるのが寂しい所でもありますが……。 この先どんな展開になるのか楽しみでたまりません。 しかし、一色がこんなに重要キャラになるとは思わなかったなあ。

    0
    投稿日: 2014.04.23
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    『でもね、比企谷。傷つけないなんてことは出来ないんだ。人間、存在するだけで無自覚に誰かを傷つけるものさry…』いい言葉です。平塚先生カッコよ過ぎ。渡航先生の文章は最近はなにに手を出してるかわかるし非常に個人的で日常的な部分も含まれていて、日記のようなイメージを改めて感じました。ライトノベルではあるが内容は純文学と言ってもいいんじゃないか?ぼっちと最近人間関係に悩んでる人は必ず読むべき。それとげふんげふんモルスァwwwwwwwwwwwwww

    0
    投稿日: 2014.04.22
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    すごい、八幡が青春してる…… いや、八幡どころじゃない…… まちがいつつも前に進んでいけるのが羨ましいと感じるようになってしまって、なんだか年をとったなぁと思う次第です。

    0
    投稿日: 2014.04.22
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    あれは7巻だったろうか・・修学旅行の一件。そこで生じた状況が生徒会長選挙で更に悪化し、クリスマスにまで尾を引く。アニメ第2期制作決定!と本作の帯に告知が載っていたが、やっぱ修学旅行からスタートしてクリスマスまでをやるのだろうなぁ。すると第1期と比べ一本筋の通った見応えのある物語になりそうだ。かなりヘビーだけど・・。本作を読了しアニメにも大きく期待が膨らむのである。併せて、川なんとかさんの出番をもっと増やして!と切望するのである。サキサキ大好き。

    0
    投稿日: 2014.04.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    評価:☆5 間違い続ける青春ラブコメ第9弾。 ※発売直後のためネタバレ注意。 前巻から引き続き重たい展開が続く。 奉仕部メンバーは正しくないと分かっていながらも「欺瞞」に満ちた関係を続ける。 『表面をなぞっているだけなら、いずれすべては摩耗する。』という現状を的確に表した文にはゾクっときた。 椅子に重ねられた距離感描写も切ない。 そしてその関係を必死に繋ぎとめようとする結衣が良い子すぎて涙が…(ノд;) 結衣派の自分としては八幡とゆきのんはもっと素直になれよと言いたくなるw 今回は海浜高校と共同でクリスマスのイベントをすることになるんだけど、会長でカタカナ語大好きな玉縄のウザさが半端なかった・・・最初は面白いキャラだと思ったんだけどw みんなの意見を取り入れるのは悪いことではないけれど、あそこまで徹底されるとめんどくさいよね。 いろはすはウザキャラだったはずなのにこの巻ではちょっと可愛かった悔しいw 「なんですか傷心につけ込んで口説いてるんですかごめんなさいまだちょっと無理です」 とかニヤニヤしちゃうじゃん?w 一色の件でも留美の件でも、全部自分のせいにして抱え込んでしまうのが八幡の優しいところであり悪いところでもある。 ゆきのんの「あなたのせい、と、そう言うわけね…」という台詞もあるし、やっぱり一人で抱え込まずに頼って欲しかったんじゃないかな。 全部素直に吐き出せたら八幡じゃないけどね。 でもだからこそ、八幡が感情を露わにしたシーンは胸が熱くなった(´;ω;`) まだまだ言葉足らずだけど、きっと気持ちは伝わったはず。 これまでの展開がキツかったから、307Pの挿絵だけでウルってくるよ… しかし平塚先生の言葉って何であんなに心に染み込んでくるんだろうね…泣きそうになる。 ここぞというときに支えてくれる存在って心強いよね。 あの人が独身なのは絶対おかしいw あと由比ヶ浜パペット可愛すぎてヤバかった。実際してるシーン想像しただけで萌え死にそうw 長く続いた展開も一見終わりを告げたようにも思えるが、ここからどう持っていくか。10巻も楽しみです。 「誰かを大切に思うということは、その人を傷つける覚悟をするということだよ」 「俺は、本物が欲しい」 「あたし、今のままじゃやだよ……」 「いつか、私を助けてね」

    0
    投稿日: 2014.04.20
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    今回は特に印象強い巻となった。前巻では、解決こそされたものの、奉仕部3人がなんとなく後味悪い関係のままで終わってしまったが、今回はその原因が物語を通して徐々に明らかにされていく。内容も勿論だが、ストーリーを通して描かれる心情、表現はとても共感する部分が多く感動した。平塚先生が表紙になるのがうなずける。スッキリ!

    0
    投稿日: 2014.04.20
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    しばらくギクシャクしていた3人の関係がやっと修復できてよかったなあ。今回も、鬱展開続いて行くようなら読むのやめるところだった

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    投稿日: 2014.04.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ああ、ここで静ちゃん表紙なのね… というわけで俺ガイル9巻読了です。 少しずつズレていた八幡の行動が、前巻の選挙で奉仕部に亀裂を入れる結果に。 そのモヤモヤする状況のまま今巻に突入したわけですが。 伝えるべきことを言っても伝わるとは限らないからと言って伝える努力をせずに終わらせるのはいかがなものか。 言う事や伝えることの辛さなんてものは本人の気持ち次第なわけで、それを恐れて守るべきものを放棄するならその程度の物と言う話。 心から失いたくないと願うなら辛さなど恐れずに解り会おうとすべきだし、言ったことで壊れることが無いよう最大限の注意と努力を払うと思うのだが、普通はそうでないんかね? もちろん解りあう事を放棄することも時には必要だと思いますが、それにしても彼らは迂遠な行動がすぎる気がします。それこそ「自分らしさの檻の中でもがいてる」かの様に。 それもこれも今巻で少し前進しました。 あの言葉をなぜ選んだのか、そして最終的に二人が受け入れたのかは理解の範疇を超えますが、 結果から見てとれるのは、八幡の素直な感情の吐露が、内容を伝え切らずとも、思いを伝え、雪乃の願いを引き出したのかなってこと。 ほんと捻くれた連中ですねめんどくさい。 そんなことはさて置き、最後のパーティはすげえよかった。川なんとかさんのママっぷりも目に浮かぶし、留美も京華もぜひ映像で観たいね。 青春の迷走劇もいいですが、こういうシンプルで王道な着地の方が素直に感動できますね。 もうすぐ最終巻。2期も決まったってことは、予想通り2期に合わせて完結するんかな? 2期はもう少し気合はいってるといいなー作画。

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    投稿日: 2014.04.18