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ビブリア古書堂の事件手帖6 ~栞子さんと巡るさだめ~
ビブリア古書堂の事件手帖6 ~栞子さんと巡るさだめ~
三上延/KADOKAWA
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総合評価

553件)
3.8
103
216
148
17
0
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    一冊を通して太宰にまつわる話。登場人物が多く複雑に絡み合う。例にもれず作中に出てきた太宰作品は読まずにいられない。

    3
    投稿日: 2018.09.02
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    何だかサイコ野郎ばっかり出てくる話になっちゃったな(栞子さんも含む)。 次巻で終わりだけど、どんな着地点になるんだろう?

    1
    投稿日: 2018.08.08
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    ・自分の記憶力が悪いことと、通勤時間に読んでいるため間が空いてしまうことが原因として大いにあると思うが、1冊丸ごとひとつのお話の場合、謎解きがしっくり入ってこない。 ・誰だっけそれ?と読み返すことが多かった。 ・このシリーズは短編の方が読みやすい気がする。

    1
    投稿日: 2018.07.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    長く続いているシリーズなので、栞子さんが杖を使っている描写を読むと「まだ治らないのか」と思ってしまう。そんな長く続いた話も、もう数巻で終わりのようです。寂しい。

    0
    投稿日: 2018.06.08
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    杖が必要な生活にした男が出てきた。 そして今度は、依頼者として本の行方を聞いてきた。 どんな事をしても…と実行までした男を 警戒するのは当然です。 しかも依頼。 それはあちらに警告を送りたくもなる内容です。 その過程で知り合って、明かされる真実。 さらに付け加えて主人公が行き着いた真実。 辛いものではありますが、そこに付け入るからこそ 悪党と呼ばれるもの。 どこに価値を見出すかは、人によってそれぞれですから。 読んでこその本、収集してこその本。 いやでも今回、二転三転するこの状態に驚きです。 ついに切り札を使いきった、という感じでもあります。 最後の謎も出てきました。 一体、あちらの繋がりはどういうものなのでしょうか?

    1
    投稿日: 2018.04.26
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    三上延さん「ビブリア古書堂の事件手帖6」読了。今回は太宰治の「晩年」にまつわる、もう1つの物語。47年前の盗難事件と「晩年」の繋がりとは。。久しぶりに読んだので登場人物を忘れてて慣れるまで時間がかかった。栞子さんと五浦の恋愛あり、太宰治の詳細の記述もあり。なかなか楽しく読めました。栞子の祖父のビブリア古書堂の名前の由来や運営内容もわかって良かったです。次の続篇も楽しみに読みたい♪

    1
    投稿日: 2018.04.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ◇目次 ○プロローグ ○第1章:太宰治『走れメロス』 ○第2章:太宰治『駈込み訴へ』 ○第3章:太宰治『晩年』 ○エピローグ いよいよ終盤に相応しい話の展開。話は47年前の古書『晩年』にまつわる謎を紐解く。そこには大輔の祖母の話や、栞子実母・智恵子出生の謎にも関わってくる。 この謎に関わる人物たちには、今回の古書の作者・太宰治の人間として弱さを抱えた人間が多く登場する。たとえ太宰治の著書を読んだことがなくても、その著作物にまつわるエッセンスがこのミステリーに注ぎ込まれていることを感じとることができようし、改めて太宰作品を読み返してみたくなった。

    1
    投稿日: 2018.04.20
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    太宰治の稀覯本や、彼の生涯にまつわる蘊蓄がふんだんに盛り込まれているのですが、ストーリーとの親和性に欠けていて必然性が感じられない。 もう少し作品として作り込んで欲しいものです。

    1
    投稿日: 2018.03.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    太宰で一気に登場人物が絡め取られた巻。 非常に面白かった。最後の真里おばあちゃんの執着が恐ろしいです。 五浦君と栞子さん、きちんと付き合っていて微笑ましい。 栞子さんからのキスなんて、うっひゃーーーーですよ。 五浦君のいとこになる田中敏雄君、悪人だけど憎めないキャラだったので、ラストの味方というほどでもないけど敵じゃないってポジションは調度いい按配だと思いました。

    0
    投稿日: 2018.02.15
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    今作は面白かった!!太宰は読んだことないけど。 何年か空いてからまた読み始めたから1巻から4巻までの内容をすっかり忘れているのが難点笑。

    0
    投稿日: 2018.02.13
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    それなりに楽しめた。 おもしろいけどちょっと地味かなという印象もありつつ。 色々と繋がってきたりするし最終巻に向けての準備と考えると良いかなと個人的には思ったり。

    1
    投稿日: 2018.02.12
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    シリーズ6作目 シリーズ初期ほど軽快に進んではいかなくなった。 栞子と大輔の淡い恋物語と 古書にまつわる謎解きと人間模様 って感じだったのが 次第に濃ゆいドロドロした人間関係になってきた。 そのため読みやすさがなくなってきてる? 最後どう締めくくるのかなってとこ。

    1
    投稿日: 2018.02.04
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    最初読み始めた時ほどのテンポの良い楽しい感じがなくなったように思う。すごくストーリーが複雑になっていて、よく考えられた作だと思うけど、エンターテイメントぽく無くなったように思う。

    0
    投稿日: 2017.11.23
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    複雑で頭がこんがらがりながらも、点が繋がる読後感がたまらない。 一作目を読んだときはまさかこんな大作になるとは想像できませんでした。 恋愛要素はやっぱりなくていいと思っていますが(笑)

    0
    投稿日: 2017.11.16
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    読書録「ビブリア古書堂の事件手帖6」5 著者 三上延 出版 メディアワークス文庫 p55より引用 “「二十代前半の太宰は帝国大学、今の東京 大学仏文科に在籍し、留年を繰り返していま した。来年こそ卒業すると毎年嘘をついて、 実家から仕送りだけを受け続けていたんです。 入学当初からフランス語の授業にまったくつ いていけず、左翼運動や創作活動に没頭して、 ほとんど授業にも出ていませんでした。もち ろん、卒業できる見込みもなかったそうで す」” 目次から抜粋引用 “『走れメロス』  『駆込み訴へ』  『晩年』”  古書店の店主と本を読めない体質の青年を 主人公とした、長編小説。  紫陽花には似合わない夏のような快晴の下、 主人公・五浦大輔は人を待っていた。過去に 彼が働く古書店の店主を傷つけた相手を…。  上記の引用は、太宰治の若い頃についての、 主人公・栞子の説明。歴史に名が残るような 人物は、学校というものとは相性が悪いので しょうか?アインシュタインとか。まあでも、 特殊な例だから、記憶に残りやすいだけかも 知れません。  主人公たち自身に起こった出来事も、主人 公たちの祖父母たちに起こった事件も、いろ いろなところでつながっていました。著者は 全ての土台と骨組みをしっかりと作った上で、 作品を書き始めたのではないかと思えます。 ーーーーー

    0
    投稿日: 2017.10.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    田中が怖かった。大輔の家にもう侵入してたとか、怖すぎだった。 大輔の、栞子さんに対する想いがとてもかっこよかった。早く幸せにおなりよ!と声をかけたくなるくらいだった。笑

    0
    投稿日: 2017.10.21
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    あぁまた“太宰治”に戻るのか・・・と思ったら、 波乱万丈の展開です。この人物相関図といったら・・・。 また1巻から読み直すかな?と考えちゃうほどに 前述の人物の名が出てきましたぞ。 意外な真犯人で驚く間もなく、新たな人の繋がりに 戸惑うばかりなり。古書店繋がりは侮れません。 それにしても栞子さん、なんだか積極的♪ こちらも大いに戸惑いました(^^;

    0
    投稿日: 2017.10.15
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    再読。既刊出ててきた登場人物がネタバレしないように上手く紹介されている。当時としても相当なトラブルメイカーだったという太宰のイメージは文豪ストレイドッグスと幾分かぶる。いろいろな人が古書でつながる状況が実際にあたら(つまり大輔の立場なら)たしかに感じるものはあるだろう。『走れメロス』がシラーの『人質』を基にしているって。シラーって言えば今度第九を弾くことになり、またしても偶然のリンクが。

    0
    投稿日: 2017.09.27
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    もう1冊の太宰治の「晩年」の初版本を巡る6巻。「お前は嘘がうまいから、行いだけでもよくなさい」の言葉が最後になって刺さる。「駆込み訴へ」の持ち出しトリックは読めたけど、黒幕は読めなかった。

    1
    投稿日: 2017.08.18
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    過去が暴かれ、どんどん真実が分かってくるのが面白く読めました。 だけど、本のためにそこまでできる心理は理解できないので、気味が悪いです。

    0
    投稿日: 2017.07.23
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    筆者のあとがきに、この小説を書くために調べ物をしていて、「そうだったのか!」と興奮したと書かれていた。この小説も、第6巻、これまでの登場人物が、どんどん繋がっていく。本当に「そうだったのか!」という事実(小説上の)がどんどん明らかになっていく。 小説家というのは、すごい。小説を書き始めるときから、ここまでの人間関係を考えてから書き始めるのだろうか。 早く、7巻を読んでみたくなった。

    1
    投稿日: 2017.06.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    物語の収束に向けた一巻。 あそこもここも、みんな関係者だったという流れ。関係性を把握しきれない。 後出しに感じる話も多くもうミステリという印象がなくなってきたし、 正直面白くはなかった。

    0
    投稿日: 2017.06.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回は太宰治の稀覯本を巡って書かれた長編。第6編。過去にさかのぼってロマネスクの会とはなにか、田中 嘉雄との関係はなにか、栞子の祖父である篠川 聖司や、以前彼が働いていた古書店の久我山家の人々、さらには五浦の祖母とまで話がつながる。研ぎ澄まされた自尊心の持ち主だった太宰は、生活能力のない自分、言い訳のできない失敗を繰り返す自分への絶望をかかえていた。「自身モテ生きヨ 生キトシ生クルモノ スベテ コレ 罪ノ子ナレバ」また太宰を読みたくなってきた。

    0
    投稿日: 2017.06.02
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    太宰治の「晩年」を巡っての話。犯罪を犯してでも稀覯本を手に入れようとする執念にぞわぞわした。推測も含めて登場人物同士の繋がりがいろいろあってこんがらがってきた。。後半になって田中敏雄が物わかりのいい人のように急に変わったのが腑に落ちない。

    0
    投稿日: 2017.05.21
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    この巻は長編といってもいいのでは 様々な人がつながっていくのには、ちょっと作りすぎの感はあるけれど、よく練られているお話 思わずページをめくり直すこと数回 相関関係を確認するために、最終巻を読む前に読み直すといいです

    2
    投稿日: 2017.04.28
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    最初から不穏な感じで始まってどうしてこうなった! と続きが気になる構成。 一巻から続いた流れに決着がついて、でもそこからさらに何かあるぞ、というところで話が終わっているので読み終わっても続きが気になる気になる。 古書にとりつかれた人間の狂気、なんだけど、それだけではない普遍的な人間の性が容赦なく描かれている感じがしました。

    3
    投稿日: 2017.03.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2月下旬に最新刊が刊行されるということで積読状態の6巻のページを開きました。 2冊の太宰治の稀覯本「駆け込み訴え」(月曜荘版、限定版)と「晩年」(砂子屋書房版、自家用)を巡る物語は主人公2人の親族関係を含めて展開と謎を解いていく過程の描写には、読後に今まで変わらないこの物語の世界観に浸っていたいという幸福感が残りました。 読み続けてなお鉄板の安心感を得ることが出来るシリーズというのも貴重だと思います。次巻が最終巻ということで積読なしで読みたいと思います。

    1
    投稿日: 2017.03.05
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    途中から嫌な予感はしていたものの、これほどまでに後味の悪い物語になるとは思っていなかった。 複雑に入り組んだ人間関係が、この先の栞子と五浦にとって辛いことにならないようにと祈りたくなる。 稀覯本が盗まれたトリックはあるアイテムが登場した瞬間にわかってしまったけれど、それでもまったく物語の面白さは変わらない。 このシリーズを読むと、何故か登場した小説を読みたくなる。 太宰治を読んだのはどれくらい前だろう。 いわゆる名作と呼ばれるような物語を読まなくなってからどれくらい経つだろう。 昔読んだ物語を思い出させてくれるシリーズでもある。

    0
    投稿日: 2017.02.16
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    5巻に引き続き積読から読み込みました。太宰治の古書を巡って、先代、先先代の古書堂店主や、家族が絡まった謎を少しずつ解いていくお話。 作家さんの、古書好きも凄く伝わってくる素敵な一冊。

    0
    投稿日: 2017.02.06
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    「走れメロス」「駆込み訴へ」「晩年」。すべて太宰治関連のようです。今回は長編かなあと思いました。『晩年』は再びですね。 「走れメロス」は檀一雄さんの『小説 太宰治』の話でもあるかもしれませんね。六興出版社かどこかの版で昔読みました。面白かったです。 「駆込み訴へ」はトリックは即座にわかるでしょうからそしたら自動的に犯人と動機もわかるでしょう。 この巻を通じた犯人は消去法で見当はつきますがちょっと単純な性格すぎかも・・・と思って、もしかしてあの人?と思ったらあの人でした。 個人的な話ですが大学に入るとき卒論は太宰治にしようと考えてました。その後興味が他に移ったので結局は他の作家にしましたけど入学時点で400字詰めに70枚ほどはすでに書いていたので探したら今でも家のどこかにあるかも。 卒論にしようと思ったのは世に出回っている多くの太宰治論、勿論すべて読んだわけではないですが有名な奥野健男さんのも含めどれもピンと来ず自分がピンと来るのを書いてみようと思ったからでした。 まず太宰治のことを誰もが「ダザイ」という呼び方をするあたりにかなり抵抗感があったのでなぜ抵抗感を覚えるのかそのへんを導入にしました。そして太宰治って皆が言うよりももっと食えない一筋縄じゃいかない作家じゃなかろうかという感じに持っていきました。大人になったら全集持ってるのが恥ずかしくなるハシカのようなものではなくもっとちゃんと凄い作家じゃなかろうかと。 いくつかの作品について書き始めるあたりで中断しています。概算で最低でも500枚にはなりそうでしたが卒論にはかなり削除しないといけないなあ、導入部だけを水増しして提出するかとか考えてました。 そんな頃に今回出てきた檀一雄さんの『小説 太宰治』という本を手に入れとても面白かったので逆に事実かどうかは疑わしいとは思いつつもそれまで読んだ関連本の中ではいちばんしっくりきたのでした。内容はすでにほとんど記憶の彼方ですが今回のビブリアにもある「走れメロス」にまつわるエピソードだけはいまだ覚えてます。それだけ印象的だったのでしょう。この小話は卒論に入れようと思いました。ホントかウソかは別にいかにも(ボクがイメージするところの)太宰治らしい。なぜ「らしい」と思うのかを記すために。 また根拠なしの直感だけで書こうと思ってた部分は檀一雄さんをヒントに小説形式にしてもいいかもとも思いました。 (2017年01月15日読了)

    1
    投稿日: 2017.01.15
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    五浦くんと栞子さんの初々しい男女交際が、古書を巡るドロドロした思惑の中で一点清々しい。 太宰ね〜。。これ読んでもやっぱりはた迷惑なぼっちゃまとしか感じられないのだが。 たしかに好きな人は熱愛しているよね、太宰。 人の物を奪ってまで…と思うが執着心の恐ろしさよ。

    1
    投稿日: 2017.01.10
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    本筋の巻だったので、面白く読んだ。 みんな繋がっている、気味の悪さというか、よく言えば凝ったプロットというかを楽しみつつ。

    0
    投稿日: 2016.11.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    第1話の伏線(五浦)がここで回収されるとは。 この間の巻の中にも、ほほえましいシーン過ぎて見逃していた伏線(手紙でのやり取り)もある。いろいろと、やられた感のある1冊だった。

    0
    投稿日: 2016.10.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    登場人物の関係がやや複雑に思えた。 晴れて恋人となった大輔と栞子さんが、ちょっとしたことで赤面したり、栞子さんの方からキスをしたり、甘酸っぱかった。 様々な事情を持つ人々と古本との関わりが良かった。 結局は、栞子を嫌う久我山真里と寛子(栞子の親戚)がしたことで、人の気持ちや思いのすれ違いが見えた。 大輔から全てを聞いた栞子の母親・知恵子がやはり不気味だ…。 ビブリアシリーズもそろそろ終わるらしいけど、スッキリと終わって欲しい。

    0
    投稿日: 2016.10.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あっという間に6巻。 次、もしくは次の次でおしまいらしいですが、何の題材で来るのかしら? 今回は太宰治をベースに物語が進んでいくわけですが、古書の世界は知れば知るほど楽しいのだろうなぁと思うわけです。 そして、作者の意図なのだと思っているのが、小さい伏線が非常にわかりやすい(ほめ言葉)、見逃してしまいそうな感じに見せかけ、なぜだか「あ、たぶん、ここは後の謎解きに必要」と思わせる文脈? 行間? 今回もサクサクっと楽しく読めました。

    0
    投稿日: 2016.10.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久々のビブリア。何に驚いたってこれが最終巻じゃなかったこと。私はなんで最後だと思って読んでたんだ?あとがきによるとあと1~2巻で終わりだそうだ。しかしみんな近しい関係で古書を盗んだり奪ったりして恐ろしい世界だ。真理おばあさまが栞子を嫌いなのは夫の愛人の血筋だからか。むしろ母の智恵子が愛人本人なんじゃないかとちょっと思う。 2018.8.6 再読。旅のお供として。全くもって私はこれを読んでないと思って借りたんだもんな。しかも最終巻だと思って。太宰治特集。ほんと盗んでまで古書を手元に置きたいだなんて。コレクターは古書に限らずそんなもんなのか。登場人物が多くてちょっとこんがらがる。誰と誰が不倫してたとか、師弟関係だとか。いよいよ次が最後なのか。

    0
    投稿日: 2016.10.04
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    せっかくのビブリア新刊やのに・・・・・・・・。 詳細がようわからんかった(笑。大丈夫か)。 前述のとおり、仕事の納期に追われる傍ら通勤で読んだっちゅうのもあるけど、そもそも大輔の祖母と田中某の関係も、時系列が 「??」 と、なりがちやのに、今回はそれに太宰治がどうのこうので、 「もー! 難しいっす!!」 と、なりました(大丈夫か私の読解力)。 何べんも読まんとあかんね。(;^ω^) プロローグでは作中のラストシーンで、本編が回想シーンのように入っていく、ちゅうのも、もうパターンやね。 べつにええねんけども・・・・。 それより何より、次かその次で完結というのも驚きやわー。 終わっちゃうのかー。 (2015.10.16)

    1
    投稿日: 2016.09.10
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    (内容) 空前の大ヒット、驚異のミリオンセラー! 待望の最新刊!! 太宰治の『晩年』を奪うため、美しき女店主に危害を加えた青年。ビブリア古書堂の二人の前に、彼が再び現れる。今度は依頼者として。 違う『晩年』を捜しているという奇妙な依頼。署名ではないのに、太宰自筆と分かる珍しい書きこみがあるらしい。 本を追ううちに、二人は驚くべき事実に辿り着く。四十七年前にあった太宰の稀覯本を巡る盗難事件。それには二人の祖父母が関わっていたのだ。 過去と現在、まるで再現されるかのような奇妙な巡り合わせに、薄気味悪さを感じる二人。それは偶然か必然か? 深い謎の先にある真実とは?

    1
    投稿日: 2016.09.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    太宰の「晩年」を巡る話の終着点。物語は、全て二人の親や祖父母にまで連なっていく。全てが紐解かれた時に、二人は二人のままで居られるのか……

    0
    投稿日: 2016.09.06
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    今回は、再び太宰治の稀覯本・珍本を巡って幾重にも重なるさまざまな謎解きをしていく栞子さんと五浦くん(その他大勢)のお話しでした。 今までよりもミステリ度(?)が高く、複雑で途中でこんがらがってしまった; 長編ですね、今回も。一気に読まないとワケわかんなくなる。 栞子さんの母親がどうしても恐ろしい。。 本のためなら、興味のためなら手段を選ばないの…? これが最終巻だと思って読み始めたら、まだまだ続くようです。 確かにこのまま終わったら、スッキリしないわ。 (2016年8月の時点で最終巻はまだ出てない模様)

    1
    投稿日: 2016.08.12
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    1冊丸ごと太宰スペシャル。 実は、ビブリアの影響を受けて改めて太宰の『人間失格』と『晩年』は読み直している。 純文学は、得意な分野ではないけど、 読める本の幅がこのシリーズのおかげで結構広がっている。

    0
    投稿日: 2016.07.19
  • シリーズ第6弾

    太宰にまつわるお話です。 栞子さんを襲ったあいつとの対決です。 大輔くんと同じで「走れメロス」くらいしか太宰作品を知りませんが、しっかり楽しめました。 一人の作家でここまで物語が書けるんですね。毎回感心します。 ミステリーはミステリーとして十分に楽しめますし、栞子さんの母親とのお話、大輔くんとの関係もますます楽しみになってきました。 もうすぐ完結らしいですが、どんな展開になるのか次作が楽しみです。

    9
    投稿日: 2016.07.11
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    太宰に焦点が当てられた巻だった 僕は太宰否定派なんだけどあまり読んでないからなのかなぁ でも自分の不幸をひけらかす姿は嫌いだなぁ どうしてエッセイじゃなくて小説なんだろう 自分の姿ばかり書いてるのに 弱い人間が自分だけではないと感じられるのが太宰の魅力なんだろう 変な魅力があるんだろうな

    0
    投稿日: 2016.06.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まだ晩年諦めてなかったのか!とツッコミたくなった。 栞子さんのお母さんは何か目的があって色々動いているんだろうけど、 最終的に実は娘のためでした、 本当はずっとずっと家族を愛している人でした。 ・・・みたいになったら本気で人間不信になりそう。

    0
    投稿日: 2016.06.11
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    太宰大好き人間なので、終始ニヤニヤしながら読んでました。もちろんおふたりの初々しさも( ̄∀ ̄) 新潮文庫の「走れメロス」だと「駆け込み訴え」の後に「走れメロス」が来るので、本書と順番が逆だなあーと個人的には思いました。 太宰と言うと、やっぱり人間失格とかといった暗さと自殺のイメージが強い。だからこそ、くすっとしてしまう「犬畜生」や自分の一番好きな作品「乞食学生」などの良作もあることをもっと知って欲しいなあと思う所存。

    0
    投稿日: 2016.05.13
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    第1巻で、太宰治の『晩年』の稀覯本を手に入れようとして栞子さんを襲った田中敏雄が保釈され、かつて祖父が持っていた、もう一つの『晩年』を手に入れてほしいと大輔に依頼を持ちかけます。 けっきょく、大輔と栞子は田中の依頼を受けることを決意しますが、調査が進められていく中で、しだいに大輔と栞子の出生にまつわる秘密が絡んでくることになります。 ミステリとしては比較的シンプルな謎ですが、時系列を多少いじって演出をしているところが目を引きます。他方、大輔と栞子の関係については、ようやく交際が始まったばかりの2人の様子が可愛らしくてニヤニヤが止まりません。2人が訪ねていく先々で、付き合っているという噂が行き渡っており、そのつど栞子さんが可愛らしい反応を見せてくれるので、口の軽い妹ちゃんに感謝せざるをえません。

    1
    投稿日: 2016.05.10
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    私はシリーズの中ではいまいちだった。つまらないわけではないが、矛盾が多く感じられたためである。古書に纏わる物語を解き明かしていくのがコンセプトだが、今作はただ話を聞きに行って過去の回想話を聞かされただけで栞子さんの洞察力は必要ない。過去の事件のトリックにしても昔の古書は紐で綴じられていたため、日を分けて一枚一枚盗むとあるが、大切にしている本なら絶対気がつかれるだろ。 あと古書を扱う人なら紐が変わっただけでも価値が落ちるだろ。栞子さんの祖父に関してもあんな立派な信念を持っているのになぜ本に興味がない古書店に弟子入りしたのか疑問である。この点に関しては説明がありそうな気がするが。一巻での犯人である田中に関しては、都合の良い理由をつけて味方側にいるってどういうことだ?都合が良すぎるだろ。大輔君にいたっては栞子さんが死ねば意味がなくなるから本を譲るとか言ってるが本を守るのが使命じゃないのか? 良い点に関しては、犯人が太宰の心理面を映した人物というのは良かった。私的には長編より短編で様々な昔の本に触れる物語のほうが新鮮な驚きが多くあり良かった。つまらなくはないが矛盾点が多くありレビューが長くなってしまった。

    1
    投稿日: 2016.05.01
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    ビブリア古書堂シリーズ6作目。 ついに付き合うことになった五浦と栞子だったが、二人の前に因縁の男が再び現れた。 太宰治の『晩年』の異なるバージョンを捜すという依頼を受けた二人は本を追ううちに、二人は驚くべき事実に辿り着く。 四十七年前の太宰の稀覯本を巡る盗難事件の真実とは・・・。 今回は一冊まるごと太宰治がメインの回。 個人的には太宰は好きなので、太宰のトリビアについては読むのが楽しかったのですが、古書にまつわる謎に加えて現在と過去の人間関係が複雑に絡み合い、中盤から読みにくくなりました。 話や関係性が入り組んでいるのに似たようなキャラクターが多く、こんなに複雑にする必然性も感じられません。 前回までは古書にまつわる謎を織り交ぜたミステリだったのですが、今回は古書店を巡る人間関係がメインだったのでなんだかなー、って感じです。 北鎌倉周辺の古書愛好家の限られた狭い世界だけで人間関係・血縁関係が完結しているので何だか読むのに息苦しくなってきました。 が、あと少しでシリーズも終わるようですので最後まで見守っていきたいと思います。

    0
    投稿日: 2016.04.25
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    ちょっと人間関係複雑になってきた。 誰と誰が繋がってるのか?? とはいえストーリーはもっとわかりやすくて、今回も一気読みでした。 太宰の稀覯本をめぐってのお話で今回は完全に犯罪に手を染めていましたね、悪い人達。 スタンガンってそんな簡単に手に入るのか。。。? あと数冊て終わるとあとがきにあったので、最後まで読みます! 2016.4.24

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    投稿日: 2016.04.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回は『1』に戻るような見事な伏線回収でした。 太宰についても興味深く読みました。 栞子さんに対する妬みが動機なんですが、ちょっとわかる気がします。栞子さんには絶対わかんないだろうなぁ。 最後に出てきたお母さんのセリフで、次への期待と不安がないまぜに。どうか狭い世間でのお話しでしたで終わらないことを願います。 それにしても大輔、成長したなぁ

    0
    投稿日: 2016.04.21
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    なんだ、何代か遡ればみんな親類という話なの?? すべて原因は親や祖父母の因縁であった、という終わり方にならないよう祈ります。

    1
    投稿日: 2016.04.20
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    題材はすべて太宰。おかげで太宰治の知識が少し加わったけど、印象が変わったわけでなく、太宰さんらしいね、という感じ。 作品のほうですが、ここにきて新規登場人物が一気に増え、1作目からの根本であろう謎も回収されていきます。著者があとがきで言っているように、もうすぐこのシリーズ、終わりそうですね。

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    投稿日: 2016.04.17
  • 古書の重み

    今回は、1冊まるまる太宰の古書にまつわるミステリーで、とても面白かったです。 古書の知識は全くなくても楽しめます。人間の執着って恐ろしいと思いながら読みました。 1人の作家、ひとつの作品に入れ込んでしまうとこんなに常軌を逸してしまうものなのかな~ちょっと理解できないな~というところもあります。 電子で購入して、でも紙の本も手元に置きたいと思って無駄遣いしているくらいはまだかわいいものだよね?と自分の行いを振り返りつつちょぴっと反省です。 あと1~2巻でシリーズが終わるようです。どんな終着点になるのでしょう?とても楽しみです。

    9
    投稿日: 2016.04.06
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    三上延氏による日常の謎ミステリ小説『ビブリア古書堂の事件手帖』第6弾。 リアルのあまりの忙しさに、活字に心が向かず、本を読まない日が続いたので、リハビリがてら、ライトな読み味のビブリア続編を選択。 読みだすまでが長かったですが、読み始めればサクサク。さすがです。 今回の作品は、太宰治がテーマの内容でした。 自分は昔の文学をあまり読まない人なので、太宰治と言えば『走れメロス』くらいで、『人間失格』も内容を人に説明できるほど理解できていないという体たらく。 でも、著名な作家が、どのような人生を送ってきたのか、作品を通じて垣間見えて面白かったです。 それにしても、複雑に絡み合い、つながってきましたね。 何が? 人間関係が、です。 え、そこがつながってるの? ってところまでつながってきているので、正直、着地点がどうなるのか、怖くなってきましたねw あと2作品ほどで完結とのこと。 気持ちよく、楽しく読める作品が終わってしまうのは残念な気もしますが、変にひねり過ぎず、気持ちのいい作品のまま終わることを期待しています。

    1
    投稿日: 2016.04.05
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    図書館で借りた本。 今回は出てきた本で特に読みたいと思う本はなかったけど、太宰治の本は1冊読んでみたいと思った。

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    投稿日: 2016.04.02
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    シャーロックホームズ役の栞子とワトスン役の五浦大輔の推理が凄みを増している。二人の色恋の場面が少なくて推理小説としてさらに読みやすくなった。古書の主役が太宰治、しかももっともメジャーな「走れメロス」「晩年」であったのも、共感しやすかった理由の一つ。

    0
    投稿日: 2016.03.28
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    私の好きな一行は、「栞子さんがすがるような涙目で俺を見上げた。だいぶ追い詰められている。あと可愛い。」でした。 栞子さんと大輔くんの、空気感がすきです。

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    投稿日: 2016.03.17
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    栞子と大輔の恋愛模様、 大輔の祖母と田中敏雄の祖父の不倫関係、 さらには栞子の祖母の人間関係にも話は展開し、 読み応えのある巻だった。 栞子と大輔の距離は、表立ってはまだぎこちないけれど、栞子の仕掛ける罠に、大輔も協力させてもらえるようになったことは、2人の距離がかなり近くなったことを象徴していると思う。 相変わらずの栞子さんの頭脳明晰さに、飽きずに一気読みできてしまう展開の速さ、読んでいて痛快だった!

    0
    投稿日: 2016.03.17
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    栞子さんと五浦さんが思ったよりラブラブでビックリした。 因縁の晩年再びという事で最後までハラハラだったけど、途中中だるみした感があったりしたかなと。 ラストはオーっとなったけど、思ったより驚きはしなかったなぁ。 まだ4巻あたりの方が疾走感があった気がする。

    0
    投稿日: 2016.03.08
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    鳥肌立った。ホント因果は巡るっていうか。 田中さんと五浦くん、端々似てるとこあって やっぱり従兄弟なんだなあ。 和解?して嬉しい。

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    投稿日: 2016.02.28
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    太宰治って読んだことないけど一読してみたくなるなー。好きなる可能性は低そうだけど興味はでましたw 物語は人間関係のフクザツさが小説ならではw 次作で完結の模様?栞子、大輔、栞子母の結末が気になる。でもきっとハッピーエンドだよね!?

    0
    投稿日: 2016.02.22
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    太宰治づくし。最近太宰のって面白いなーと思い始めたところなのでますます読みたくなりました。いろいろ繋がってきて、頭がこんがらがってきます笑 五浦くんと栞子さんの関係がとてもいい(*´꒳`*)

    0
    投稿日: 2016.02.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    次が最後になるのが残念だけど、栞子さんと母親の確執がやっと明らかになるのだろうと考えると楽しみ! 因縁の本屋さんには隠し子がいて、その子どもはまさかの栞子さんの母親という驚愕の事実に、またしても翻弄されてしまった。

    0
    投稿日: 2016.02.03
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    合間合間でいちゃつく二人に「ばーかばーか!」って言いながら読み終えた。 度を超した執着心を愛情と呼ぶのは間違ってるのかもしれないけど、喉から手が出るほど欲しいものが手に入らないと分かった時、そこですんなり諦められたりすると、所詮その程度の気持ちだったのかなとか思っちゃったりする。

    0
    投稿日: 2016.02.03
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    ようやく栞子さんとお付き合いを始めたのものの、災難に見舞われまくる五浦君。 今回は五浦君がビブリア古書堂で働き始めるきっかけとなったあの本”晩年”絡みのお話です。 まさか再度この本の話が出てくるとは。 しかもより複雑になって。 世代を超えて複雑に絡まり合う因縁関係。  こうなって来ると今までの登場人物のどこからどこまでが仕組まれていたのか・・・ 栞子さんと五浦君の出会いすら仕組まれたんじゃないかと勘ぐってしまう。 誰か人物相関図書いてくれないですかね? とりあえず、二人がお付き合い始めた事は周知の事実となったようですw

    0
    投稿日: 2016.02.02
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    太宰の『晩年』を奪うため、栞子に危害を加えたあの男がやってきた。 またしても彼はビブリア古書堂の人々に危害を加えようとしているのだろうか? そして、ずっと匂わされていた疑惑が疑惑でなくなった時、人は自分の運命を呪うのか、それとも抗うのか、いや、それとも受け入れるのだろうか? 興味のない人にとっては、どうしてそこまでして手に入れようとするのかわからないものがある。 何かの限定品であったり、美術品であったり、その対象はさまざまだ。 そしてその目的を達するためには違法なことをしてもいい、他人が傷ついてもいいと考える人もいる。 そんなのはおかしい?! いや、彼らにとっては、一つのもの、ここでは一冊の本の方が人の命よりもずっと大事なのだ。 彼らの論理ではそのことは全くもって論理的で、このことを責め立てる人に問うてくるだろう。 なぜ人の命の方が大事なのかと。 この質問に私は適切な答えを持ち合わせない。 だが、栞子の言うように、己の欲望だけを果たさんとし、他人をないがしろにするものはいつかしっぺ返しを食う。 自分が大切にされないから、相手も大切にしない。 そういうものを、本は、文化は、愛さない。 人として弱いから、欠陥だらけだから、より深く人を愛しなさい、同じように欠陥だらけの他人をも愛しなさい。 太宰の一節はそんなことを言ってはいないが、私にはそう思えるのだ。 曲解かもしれないが、そこにこそ、「行いだけでもよくなさい」の本質があると私は感じたのだ。 栞子とその母、田中敏雄と五浦、彼らの結びつきがわかるにつれ、それが仕組まれたことなのか、偶然なのかわからなくなってきた。 物語の結末はどこへ向かうのか。 謎が、あかされようとしている。

    0
    投稿日: 2016.02.01
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    今回はひたすら太宰治。太宰への執着というか古書への執着というか・・・なんだかコアなファンがいっぱい出てくるので、現実離れしてきたように感じた。面白かったので良いけれど。 さまざまな登場人物が繋がっていくので、ビブリア古書堂シリーズの終わりに向かって進んでいるという感じ。新事実がどんどん出てきて、後半は本当にあっという間に読み終えた。 太宰治が好きじゃなくても面白いけれど、今までのように色々な名作を知りたい人には物足りないかも。

    0
    投稿日: 2016.02.01
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    ビブリア古書堂の事件手帖も6巻目。 終盤へ向けて、盛り上がるようです。 栞子さんとようやく付き合いだした五浦くん。 といっても、忙しくてデートの時間が取れないまま。 意識しあう初々しい様子に、にやにやさせられます。 用事で出向くと、行く先々で「やっと付き合いだしたんですって」と言われる羽目に。 どこまで広がっているのか? どうやら栞子の妹が発信源らしい。 太宰治の「晩年」の貴重な本をめぐって、栞子さんを襲う事件を起こした田中が再登場。 当時の真相に気づいていると脅迫してきたのだ。 別な依頼で、かって盗難された本について、過去のいきさつを探ることを引き受けた栞子と五浦は、複雑な事件に驚く。 しかも、ここにも栞子の母親の影が‥ 親の代、祖父母の代で起きた出来事が、思いがけなく、しだいに自分達にもかかわってきたのだ! へえぇ、こういうことだったのか‥ と、忘れかけていたことをどーっと思い出し、えええ?と‥ 本好き、というだけならわかるけど、珍しい版にここまで執着し奪い合うほどの気持ちというのは正直、謎。 組織とか株券とかの話よりは、出てくる豆知識やその世界の雰囲気がね~読んでいて面白いけど。 人生が狂ってしまうとは‥ 今回の登場人物だけでもけっこう多いので、それが次巻でどう収束するのか。 乞うご期待☆

    1
    投稿日: 2016.01.25
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    1~5巻までは、どちらかと言うと、誰もが受け入れられるトリビア的?な知識だったのではないかと思うのですが、今回からは、コアなファンにしか理解しにくい世界に行ってしまったのが残念です。  5巻までは、そこそこ面白かったので、Bookoffで6巻を発見した時は、迷わず手に取ったのですが、結論から言うと、文学と呼べる作品には縁がなく、太宰の作品も読んだことが無い私にとっては、相性の良くない作品でした。  終盤、五浦君が犯人に追いつめられるシーンは、緊張感も高まって、「ああ、私は、このような描写に興奮?するんだなぁ~」と客観的になったりしましたが、そこに至るまでは、栞子さんや五浦君の祖父母にの世代である「既に他界した人物たちが残した謎」の解読に終始し、私は、稀覯本を奪い合う人物たちに感情移入することができず退屈でした。  この物語のテーマは、古書であり稀覯本であるわけですから、このような展開は必然なのかもしれませんが、私は思います。やはり、万人受けするミステリーは、読者が今そこで起こっていることをリアリティを感じながら体験できる物語であり、登場人物が自らの欲望と正義感の間で葛藤する姿に入り込んでいけるドラマなのではないかと…

    0
    投稿日: 2016.01.24
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    やはり物語の核心、篠川家と五浦家の謎へと向かって行っている。 太宰の「晩年」をめぐって栞子を追い込んだ田中が再登場。今後、栞子、大輔と田中はどのような関係になってゆくのだろう。 クライマックスへの階段を上りはじめた故、以前より幾分かライトなタッチが影をひそめてしまっているかもしれない。

    0
    投稿日: 2016.01.19
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    一冊まるごと太宰。 人間関係が入り組んできて、本を巡る人の執着心にぎくりとさせられる。次巻で完結らしい。

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    投稿日: 2016.01.16
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    初々しいカップル具合が微笑ましい。 でももちろんそれだけではなく、謎解きなども興味深い。 はらはらしながら読みました。 ただ、人間関係が入り組みすぎて…(笑) 関わり深い人たちばかりでわかりやすいようなわかりづらいような… 今後の展開も気になりますが、 栞子さんと大輔くんがちゃんと仲睦まじく 幸せになってくれたらいなぁと思います(*´∀`)

    0
    投稿日: 2016.01.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    事件がかなり複雑だった。人間関係がいろんなところで繋がってる 母親の出生とか謎が増えた。 2人の関係にニヤッとしてたらまさか事件の伏線(作戦?)だったとは。 田中を説得した大輔かっこいい!

    0
    投稿日: 2016.01.12
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    読んでいるときは、面白いって思っているけど、 ここに来ると、内容を忘れる・・・ (図書館)

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    投稿日: 2016.01.11
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    人間関係が複雑になってきました。太宰治は大輔クンと同じで走れメロスしか読んだことがありませんが(^^;) 読んでみたくなってきました。 「晩年」だけでもそんなに種類があるなんて知りませんでした。 古書というのは奥が深いなと思わせてくれる作品です。 あと、ちょっと蛇足的な感じになっている気もする栞子さんと大輔クンの恋の行方も気になります。

    0
    投稿日: 2016.01.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1~5巻でばら撒いた伏線を、6巻で一気に繋いで重苦しい展開へ(汗) せっかく栞子さんと大輔君は付き合い始めたのに、重々しすぎて時折見せるラブコメ展開すら重くなる。7巻が早く読みたいような怖いような。

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    投稿日: 2016.01.02
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    走れメロス 駆込み訴へ どちらも読んだ作品だけに今回の登場は嬉しい限りです。太宰治の評価も含めてライトノベルながらも非常に勉強になる作品ですね。

    0
    投稿日: 2015.12.21
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    何と言うか、ここにきて栞子さんの周りの縁と業の深さに驚きです。 古書を巡って動く人間関係は、一番最初の事件とも絡み合って明らかになりました。 栞子さんと五浦との初々しいお付き合いの様子に読みながらにやにやしました。 個人的には太宰治はあまり性に合わなかった作風ですが、こういう裏話はとても面白く読めました。

    1
    投稿日: 2015.12.20
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    晩年に出てくる 叔母の文章を読んで 身の引き締まる思いになったよ この本を読んでみたいと思ったね  ビブリア古書堂と晩年の繋がりが解り こういう本のめぐり合わせってなんか素敵だな っと感じたね  時間を忘れて読んでしまったよ そろそろこの本出て1年建つのですが 7巻の発売がまだですか~

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    投稿日: 2015.12.16
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    今回は太宰治の本をメインに、栞子さんと五浦くんの恋物語である。二人のつながりも微妙にあり、ラストが楽しみだ。あとがきで作者は、「次か、その次で終わる」とあった。

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    投稿日: 2015.12.14
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    前巻より引き続いた、太宰治の「晩年」の行方が明らかに。 とりあえず一件落着。 完結まで秒読み!?

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    投稿日: 2015.12.13
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    1巻発売から大分経ったせいか、過去の話が全然思い返せず。。 ビブリア古書堂に田中敏夫から、太宰の『晩年』に関する脅迫状が届いたところから解決まで。 世間は狭いというけれど、古書を介して、五浦家がいろんな人物と繋がっているところが奇々怪々。 次でラストということで、大詰めに入ってきている感が高い。 なかなか話が進まず、あまり読むスピードもあがらなかった。 最後の犯人を追い詰めたり、晩年のありかを突き止めて行くところは良かった。 しかし、古書でここまで執念燃やす人がいるとしたら、かなり怖い。

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    投稿日: 2015.12.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    思ったよりも根深い因果関係に驚愕。 じゃあ、栞子さんが恐れる「自分の中の冷酷な一面」は母親譲りというわけではなく、もっと前からのものなのか・・・。 それにしても、古書好き、いや、古書狂いって怖い。どうしても手に入れたい本のために、他人を欺き、追い込み、傷付けるなんて・・・。 そして、そこまで人を魅了する「本」というものも、ある意味怖いと思いました(作家が生み出した価値以上のものを宿すようで)。 栞子さんと五浦さんの初々しいお付き合いの様子はとっても良かったです。にやにやしっぱなしでしたよ(*´艸`*) 栞子さん、可愛すぎか・・・!(可憐すぎて、五浦さんじゃなくてもデレデレになったわ)

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    投稿日: 2015.12.04
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    少しずつ謎が解けていく楽しさ。 血脈ミステリーはなんとなく横溝正史っぽくて(いい意味で)昭和の薫り。 しかし彼氏的には苦労が多いだろうなぁとちょっと同情。

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    投稿日: 2015.12.01
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    図書館の予約の順番がようやくきて読めた! 今回は太宰をテーマに一冊書き上げられている。 【晩年】の行方を追って深まる謎。 そして最後のどんでん返し。 五浦君と栞子さんの関係が深まっているのを見てニヤニヤ。 なんやかんやで五浦君は智恵子さんに気に入られてると思う。 次の巻も楽しみ♪

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    投稿日: 2015.11.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    思いもよらない展開に次ぐ展開に今回も見事に驚かされました。 人を狂気の道にさえ導く古書の魅力とは?背筋が凍るような恐ろしさとそれほどまで人を魅了する古書があるのなら自分もこの目で見てみたいという気持ちが芽生えました。 冴えわたる謎解きに対して、いつまでも初々しくもどかしいビブリア古書堂の女店主、栞子と店員、大輔の恋模様とのギャップも本書の見どころのひとつとなっています。

    0
    投稿日: 2015.11.14
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    2015年10月21日読了。 人とのつながり方が出来すぎているような気もするけど、とにかく、まるごと一冊太宰治だったのはとても面白かった。

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    投稿日: 2015.11.09
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    太宰はちょっと苦手。 古い本に価値が出てくるのはわかりますが本好きな人がこんな残酷になれるのは事件の真相知るたびに悲しいです。 五浦頑張って!

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    投稿日: 2015.11.09
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    恋する栞子さんが可愛すぎてキュン死しそうです。そんな阿呆なことも言いつつだが、太宰治を軸にした、まさに「巡る」人間模様が楽しくなってきた。ミステリー要素もあるけれども、それ以上に群像劇として面白い。それにしても、よくこんな物語を紡げるものだ。太宰治という、いわば文学史上の存在、その著作を読んで感銘を受けているだけの存在を、ここまで身近に感じるとは思わなかった。(おこがましい書き方で恐縮ながら)本当に、著者の勉強っぷりと物語を組み立てる力に脱帽。

    0
    投稿日: 2015.11.08
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    シリーズということで考えなく読了  キレが悪いと言うか、あまりにつながり過ぎてきた糸が少しばかりうるさく感じる。後数回で終わるらしいけれど、きれいにおわれるのかな?

    0
    投稿日: 2015.11.03
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    まるで憑き物が落ちたみたいに熱が冷めています。第1巻を読んだ時からはまってしまい、次巻の出版日が待ち遠しいほどで、第6巻も初日に購入し、おまけに著者のサイン入り献呈本まで持っているのに、ようやく読了しました。前回、恋愛が成就してしまったのが原因でしょうかね。

    0
    投稿日: 2015.11.01
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    2015.10.29.栞が入院し、今も杖をつかないといけない怪我を負わせた田中が、栞が祖父から譲り受けて持っているものと違う太宰治の『晩年』を探して欲しいと依頼してくる。それは、田中の祖父が誰かに奪われる結果となった希少本らしい。栞は依頼を受け、調べていくうちに過去のいわくが明らかになっていく。最初はいつも通り読みにくかったが、途中からは古書ミステリーの雰囲気が深まっていき面白かった。途中で紹介される『晩年』の内容、それに書き込まれた太宰治の書き込み、また、途中で大きな意味を持っていう『駆け込み訴え』など、読みたくなった。面白かった。

    1
    投稿日: 2015.10.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ビブリア古書堂の若女主人が深い洞察力で太宰治の古書をめぐる事件を解決していくという話。 狭い血縁関係でゴチャゴチャしてきた感がある。

    0
    投稿日: 2015.10.27
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    小さい狭い世界に陥り過ぎてて初期の頃面白さがない。もうすぐシリーズ終了らしいが、篠川家近親のドロドロ劇清掃で終わってしまうには残念な着想だったのに。

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    投稿日: 2015.10.26
  • そろそろ佳境かな?

    本好きというのは、作家によって紡がれた物語が好きなはずなのに、いつの間にか本そのものに価値を見出してしまう。 自分のお気に入りの作品が本棚に並んでいるというのは眺めているだけに気分がいいものなので気持ちは分かりますが、なんだか本末転倒な気がします。 電子書籍を歓迎している身としては、犯罪行為に手を染めてまで初版本や署名入り本を手に入れたいという気持ちは理解できないかな。

    1
    投稿日: 2015.10.22
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    病室シーンから始まるこの回は一冊まるごと太宰です。 謎解きが長編化してきています。 ここで太宰が再登場するには理由が... シリーズを通してのミステリーになってきました。 もう少しでお終いだそうですが、次も楽しみです。

    0
    投稿日: 2015.10.15
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    血縁がグチャグチャしてきて、因縁とか巡り合わせとか。 ちょっと、どうなのよと思いましたが考えてみたら太宰筆頭に純文学の永遠のテーマですよね。 古書がモチーフとなっているこのシリーズですから、こうなるのも必然ですね。 あと、一冊で完結だそう。

    1
    投稿日: 2015.10.15
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     6巻は、1冊まるごと太宰治。 物語も終盤に差し掛かって、細かい伏線を拾い始めている。 登場人物たちの過去や思わぬ繋がり、そして一部の古書に固執する人々の浅ましさ、弱さ、身勝手さ、自由さ。 登場人物たちの、ある意味人間っぽくてダメな所を見せつけられるたびに、そういう面からも1冊まるごと太宰治っぽい、なんて思ってしまった。 新たに明らかになる真実に驚いたり、謎なままの事に思いを馳せたり。ますます面白い。 次かその次で、『ビブリア』シリーズは終わるのだそう。 うーん、終わるまでやっぱり積読にしておけば良かった。続きを早く読みたい!!

    0
    投稿日: 2015.10.07
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    ビブリア最新刊。今回は一冊丸ごと太宰治。 お恥ずかしながら私、太宰治はほんとにほとんど読んだことなくて(人間失格とかそこらへんぐらい?)印象にも残ってないという状態だったので、太宰の「晩年」にかける登場人物の想いがイマイチ理解できないのと、あまりに登場人物が多く複雑だったため、今回は少し読むのに時間がかかってしまいました(しかも細切れの時間に読んでしまったから、なんだかイマイチ謎解きがすっきりできず……) でも、クライマックスの伏線を一つ一つ拾い上げる手法はほんとにお見事。かなり上質のサスペンスではないかと。 うーん。次巻が出たらもう一度この巻も再読したいなぁ。

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    投稿日: 2015.10.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人物関係がややこしい。 登場人物表を途中から作る 話もややこしい。 太宰がメーンの話 自殺未遂、学生時代から。 相手だけが死んだり、 (当時の妻と)2人とも生き残ったり 腹膜炎の治療で使った鎮静剤に溺れる 家計ひっ迫、井伏鱒二たちが手配して精神病院に 走れメロス、壇一雄と逆の実話? 100 小説太宰治、読んでみるか

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    投稿日: 2015.10.01