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ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~
ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~
三上延/KADOKAWA
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総合評価

855件)
4.0
189
377
197
9
3
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    約1ヶ月ぶりの読書。 行き帰りの電車・バスで読んでいたが、約2時間半で読了し、今回もあっという間に読み終えた感じ。 今までは1巻の中に複数の話があったが、今回は1巻で1話という構成だった。 内容は遂に栞子さんの母親が登場し、徐々に過去の部分が明らかになっていくが、以前不明な点が多い状態。 ストーリーと内容はいつも通り面白いので、次巻に期待。

    0
    投稿日: 2013.04.14
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    原作を見る前にドラマ(謎解きの部分だけ)を見てしまったので、新鮮味みたいなものは、欠けてしまったのですが…まぁ、面白かったです。 江戸川乱歩の作品とかが、詳しく説明されていてとても興味を持ったので、いつか時間があったら読んでみたいと感じられました。 事件の方は、上手く事件の付箋を回収できていたと思うし、全体的に、よくできてるなぁ…っと思いました。

    0
    投稿日: 2013.04.14
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    ついに姿を現した栞子の母・智恵子。 栞子と大輔は依頼で江戸川乱歩にまつわる謎を解いていくが・・・ 今回の依頼では母智恵子も関わっていて謎がさらに謎を読んでいる感じで読み応えが増していた 古書の謎だけでなく登場人物たちのそれぞれの想いと気持ちが垣間見え、ようやく交わろうとしているところも見逃せない

    0
    投稿日: 2013.04.14
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    ビブリアシリーズ4作目。これまでは1冊の中で短編が何本かありましたが、本作はテーマが江戸川乱歩一本。ちりばめられた伏線がここにきてどんどんつながり始めて、物語が核心にむかいそうな雰囲気がしました。栞子さんの古書ストーリーまだまだ読みたい!

    0
    投稿日: 2013.04.14
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    毎回の事ながら面白い。中学・高校など学校ではなかなか学べない部分がたくさん出てくる。こんな風に文学史の学習が出来れば言うこと無し。 大輔さんと栞子さんの恋の行方が楽しみ…。

    0
    投稿日: 2013.04.13
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    このシリーズでははじめて、「テレビで見てから読む」という順番になってしまいました。でもテレビはテレビ、本は本で面白かったと思います。 乱歩フリークには応えられない、乱歩知らずには答えられない謎でした。 まあ乱歩に限らず、作者が答えを出すまえに謎ときができたことないんですがw 栞子の母親が「本のためには手段を選ばない」ところが、これからどんな形でか読者の共感を呼ぶように理由を提示されないと、シリーズ後半が読みづらくなると思います。

    0
    投稿日: 2013.04.12
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    シリーズの4作目です。今まで登場したキャラクターの持ち味がここぞという場面で発揮される設定になっているため、古書をめぐる謎解きではファンにとって満足できる内容になっています。まして今回の題材は、江戸川乱歩ですから、取り上げられた小説に興味を書きたてられた方も多かったでしょう。 栞子さんを凌ぐ古書の知識を披露する母親もとうとう目の前に現れます。母と娘の対決場面は見ものですが、母親をまだ受け入れられない栞子さんの反発は、痛々しい感じがしました。その分、彼女を慕う五浦君の入り込む隙があるのですが、この小説のストーリーには、恋愛モードは余計で、比重は少なくてイイと思ってしまいます。彼女が美人という設定なので、どうしてもその要素は欠かせないのでしょうかねえ‥私としては、前回までのような、短編の積み重ねの方がスッキリ読めて好みです。栞子さんのお母さんの残された謎がこの小説の今後の行方を占っているようです。

    0
    投稿日: 2013.04.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    核心にせまる第四巻。栞子さんの母が出てくるとは思いませんでした。 江戸川乱歩好きなので今回の巻は謎解き部分が面白かったです。しかし○○社から~年にでてる版は…とか普通に出てくる栞子さんすごすぎる。本当にこんな人がいたら面白いだろうな~とつくづく思いました。 しかし栞子さんが推理を披露するたびにはいる五浦の「やっぱこの人はすごい!」モノローグは一回で良いです。

    0
    投稿日: 2013.04.12
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    ビブリア4冊目。 今回は1冊の長編でした。 この回にてお母さんの智恵子さん登場。 栞子さんの本に対しての知識ってすごい!と 思ってましたが、母はさらにすごいし、なかなかのやり手。 今回は栞子と、五浦くんの恋の進展も?! まぁカメが歩いてるかのような、ゆっくりな進展ですが・・ 恋に関しては全く鈍感な栞子さんが何ともかわいいです。 江戸川乱歩は、幼心に怖いイメージしかなく、未読。

    11
    投稿日: 2013.04.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    4巻は各章に分かれてはいるものの、全体の話はつながっている 長編となっていてあっという間に読んでしまいました。 こういうほうが1話完結より話が深くて面白いです。 作中に出てくるのはすべて江戸川乱歩の作品で 『孤島の鬼』、『少年探偵団』、『押絵と旅する男』等で それ以外も江戸川乱歩の作品が出てきます。私自身 江戸川乱歩の作品を読んだことがなかったのでちょっと 興味がわきました。(影響されやすいんですwww。) エピローグで志田の思いがけない関わりや、栞子と大輔の 関係も・・・すごく作品自体が面白い展開になってきたのに 読み終わってしまった・・・次巻はいつでるんだろう、待てないwww。

    1
    投稿日: 2013.04.11
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    待ちに待った最新刊。 良い意味で栞子さんのお母さんに裏切られました。 大抵、実は良い母親だったんだよ、っていうのがセオリーなんですが、智恵子さんはそうすんなり"良い母親"ではないみたいで、そこが人間らしくて良かったです。 あと、文香ちゃんが最高でした。 五浦くんと栞子さんはなかなか良い感じになってきましたね。 (ドラマなんてなかった…。ドラマなんてなかった…)

    0
    投稿日: 2013.04.10
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    今回は一冊通して一つのお話。江戸川乱歩特集でした。 ある程度の伏線回収あり。栞子さんのお母さんの末恐ろしさが抜群でした。 栞子さんの気の強さも相変わらずで、そんな強さが折られそうになったときの抗い方がまた絶妙に萌える!笑 そしてやっぱり乱歩が読みたくなった。

    0
    投稿日: 2013.04.09
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    今回はサクッと読めました。ドラマを見てたから?!私はドラマもおすすめです。ただし別物として見てくださいね。

    0
    投稿日: 2013.04.09
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    古書をテーマにした謎を解くシリーズ第四弾。今回は初の長編です。 今回は江戸川乱歩の古書を下敷きにしつつ、これまで話だけで語られていた母親がついに登場。そして長編ということでちょっとこれまでと趣が違った感じで。一冊の本とその背景みたいなものが色濃くでてきていたんですが、これまでのような「一冊の古書」というのではなく「江戸川乱歩」と大まかなくくりになっているので「古書にまつわる・・・」というのはちょっと薄めな印象。 まあこれまでの展開が一歩進んで登場人物の絡みがいろいろあるのでシリーズ好きの方には普通におすすめできますが、「古書」という一本筋の入ったテーマが薄れているのでなんか普通のミステリっぽいなとは感じました。創元あたりでちょろってでていそうな。

    1
    投稿日: 2013.04.09
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    シリーズ初の長編。そして題材は江戸川乱歩。期待通りの面白さでした。相変わらず豊富な古書の知識による謎解きも、江戸川乱歩の作品と時代背景や小物をうまく活かした見事な展開でしたし、突如として目の前に現れた母親との確執も、物語にうまく効いていると思います。きっと素直に大輔を応援することができない栞子さんファンも多いんじゃないかと勝手に想像しますが、いよいよ物語もそろそろ後半に入り佳境とのことなので、次作が早くも楽しみです。

    0
    投稿日: 2013.04.08
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    2013年4月8日読了。 ドラマの放送が終了されるのを待って購入して来ました。 剛力彩芽ちゃんがキライというわけではなく(むしろ、好きな方)、とにかく自分が抱いている作品のイメージや空気を壊したくなかったから。放送中に読み始めていたらやっぱりドラマも気になってしまったと思うので、とにかく放送中はビブリアとは距離を置こうと。 今回は「江戸川乱歩」がメインに取り上げられていました。 子供の頃、図書館から児童向けのシリーズを借りては読みあさっていた経験のある者には、なんとも懐かしい空気に浸ることの出来る扱い方です。 謎めいていた栞子の母の登場や大輔の変化などもあって、シリーズにありがちなダレた雰囲気もなく、一気に読み終えました。

    1
    投稿日: 2013.04.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あー江戸川乱歩読みたいっ。 震災をスルーしないでいたことに愛を感じた。 本屋は地震にあうと大変だ。 色々進んできました。 前巻より謎ときは面白かったけど、トリック難しすぎて(笑)素人がやる仕掛けじゃねー!となった。

    0
    投稿日: 2013.04.08
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    江戸川乱歩をテーマに、今回は遂に1冊通しての長編。今までの短編集形式の方が個人的には好きだが、乱歩薀蓄はへ~、と思うことしきりだった。細かくは忘れていたけれど、一応少年探偵団シリーズや、大人向けの有名どころも何冊かは読んだことがあったため懐かしく読めた。 さて謎だらけな母親も出てきていよいよクライマックス、あと数冊で終わるのかな。楽しみに続きを待とう。

    1
    投稿日: 2013.04.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    篠川親子の関係性が明らかになってきた巻だった。かつ、今までにない1巻同じ作家の本が題材として取り扱われた。本に魅力を感じなかった妹と母と同じように本の虜になった姉。この二人では、母・智恵子への想いが大分違うような気がするが、根底は同じで表現というか出し方が違うだけなのかもしれないとも思う。ただ、古書に囚われた者同士…反発しながらも智恵子と栞子はどこか共鳴しているところがある。今回はそれを五浦が絶ち切ることが出来たが、さて彼が心配しているように今度二人が共鳴したら絶ち切れるかどうか…。彼自身もこの二人は古書という物を通すと似ているところがあると認めている。古書の為なら周りを騙したり裏切ったりすることも厭わない。栞子がこれからどう成長していくのかが楽しみだ。また、栞子の周りにいる古書に纏わる人物はなんらかで智恵子と繋がっているという点も出てきた。五浦もとりあえず、古書巡りではなくデートをすることも出来たし。最終的には、智恵子が追っている本が題材になるのかな?

    0
    投稿日: 2013.04.07
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    乱歩かあ、まともに読んだ記憶が無いが、これを読んで気になって来た。 さて、とうとう親玉登場ですね。 今後どうなる事やら、伏線も気になります。

    0
    投稿日: 2013.04.07
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    良い意味で「こなれてきた」感が強く出てきていた一冊。シリーズ初の長編ですが、そのこなれた、すなわち世界観と言いますか設定と言いますか、そういう「背景」になるものが安定しているからの作り込みだなぁ、と感じます。 その点で、一巻のころに感じていた不満はすっかり影を潜めています。シリーズものにはよくあることですが、こうして作り手も、世界を徐々に構築していくのでしょうし、それはワシにも少し分かります。 キャラもすっかり深みが出て、まぁ正直あざとさは拭えませんが、それが本作の人気の一環でしょうし、また良しと思えるようになってきました。これも安定感のたまものでしょうか。 そして、江戸川乱歩はやはり面白い、とも感じます。ワシは有名作品を数作読んだことがある程度ですが、乱歩の書いた作品はもちろん、乱歩自身がこうして物語の軸になるってのは、やっぱり作家としては希有な存在だと思うんですよね。それだけの力量と、世の中へのアピール力を持った作家であるというのは、本作を読んでより強く感じます。 個人的には、(既に既刊で取り上げられていますが)宮沢賢治をこうして掘り下げて欲しいな、と思います。とはいえ彼は、生前著書はほとんど無かった人だから、難しいかな。。。

    0
    投稿日: 2013.04.07
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    ビブリア第4段。 ついに母親が登場し、栞子と大輔の関係にも進展あり。まだまだ続きが気になるビブシリーズ。

    0
    投稿日: 2013.04.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    江戸川乱歩ですか!思い切りましたね。 この巻は一冊で一つのお話の長編。 以前の巻に比べると、謎解きよりもドラマに重きが置かれてました。 二人の仲も、ちょっとだけ・・・ほんのちょっとだけ進んだかな? 栞子さんは、お母さんのようにはならないと思います。きっと。 そして、あとがきを読んだら、このお話も終盤に差し掛かったということで、寂しいです。ずっと続くシリーズみたいに思っていたので・・・

    1
    投稿日: 2013.04.07
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    今回は江戸川乱歩に纏わる物語だが、いつもながら書籍とは奥が深いものだなと感じさせられる。 子供の頃に同じように読んだものだが、その内容が実は出版社や刊行時期によって、同一タイトルでも、世に点在する数多の種類の一つでしかないとは本当に驚いた。 物語も相変わらずの栞子さんの無菌培養さによるのほほん感は健在だが、それよりも大輔のパートナーとしての資質が目覚ましく向上しているのではないかと感じられた。 シリーズものならではの成長過程が存分に発揮されていて、非常に楽しめた。 また、自分は人や書籍に記載されている本や参考資料を知るとすぐにそれを読みたくなる癖があるが、このシリーズでは、そのことが存分に発揮されている。 そういう意味ではこのシリーズの自信における読書遍歴への影響は非常に大きい。 前巻から少し時間が開いたが、前述の理由で特に待たされた感はなかった。

    0
    投稿日: 2013.04.06
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    今回は江戸川乱歩の話。珍しく長編。あとがきにもあるが、少年探偵を読んだ記憶はあるものの、乱歩のエピソードは知らないことが多い。 ※参考文献とメモ 少年探偵団 江戸川乱歩全集 江戸川蘭子 二銭銅貨 押絵と旅する男 人間椅子

    1
    投稿日: 2013.04.06
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    結構長編の話だった。江戸川乱歩ってすごいなと思うだけで、話の内容は何かが足りない。 通過点として必要だったのかもしれないが。

    0
    投稿日: 2013.04.06
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    前の巻でとリンクする話が寿々に出てきておもしろい。栞子さんとお母さんの間とか、いろんな人との人間関係が気になる。 江戸川乱歩は名前だけ知ってたから、どんな人物だったとか、どんな作品書いてるとか知れるのも楽しい

    0
    投稿日: 2013.04.06
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    ビブリア古書堂の2人への今度の依頼は、江戸川乱歩の膨大なコレクションを譲る代わりに、ある金庫を開けて欲しいというものだった・・・。 本作で、ついに栞子の母親が登場し、娘と謎解き合戦を繰り広げる。乱歩作品のミステリアスな雰囲気が、ストーリーに深みを与えていて面白い!

    0
    投稿日: 2013.04.06
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    冒頭から地震の記述があった。なくてもいいはずなのに、これを絡めて書かざるを得ない、筆を持つ手を想った。

    0
    投稿日: 2013.04.05
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    今回は江戸川乱歩作品にに関する謎解き。面白すぎて一気読みしてしまいました。次回作を早く読みたい! いつもながら、このビブリア古書堂で取り上げられる作品を読んでみたくなります。

    4
    投稿日: 2013.04.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回は江戸川乱歩に関わる話で長編でした 栞子の母の登場もあり面白くて、一気読みしちゃったよ どんどん面白くなってきてる

    0
    投稿日: 2013.04.05
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    シリーズ初の長編ですが、まるで乱歩作品へのオマージュのような作品で、正直今までで一番面白かったかもしれません。さらに続きが気になるとろこです。

    0
    投稿日: 2013.04.05
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    ようやく栞子の母が登場。結局家を出た真相は分からずじまい。人間関係も徐々に動きどこへ向かうのやら。これからまとめに入っていくのかヒトリ書房の井上さんの話がもう出てきてしまったのはちょっと残念。もう少し引っ張って欲しかったな。文香の智恵子に対する言葉はずしりとくる。

    0
    投稿日: 2013.04.04
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    登場人物が大好き。内容ももちろん面白いけれど、気分的には栞子さんと大輔に会いたくて、新しいシリーズが出れば読んでいます。ああ、お金と場所が許せば、本に囲まれて日々を生きたい。

    0
    投稿日: 2013.04.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

     江戸川乱歩の作品を巡る今回の本は、栞子さんの母がついに登場したりして、事件的には展開が早い。東日本大震災に絡めた記述がされ、時代性を感じる。  大輔は栞子さんについに交際を申し入れる。その結果がどうなるか、宙ぶらりんのまま次作に引き継がれている。この作品も後半に来たそうな。筆者の頭の中ではあと1,2巻程度の構想があるのだろう。実際、大輔と栞子の関係が決定づけられてしまうと、この作品は終わってしまうだろうね。  さて、どこまで楽しませてくれるものやら。

    0
    投稿日: 2013.04.03
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    面白かったし、乱歩ってやっぱすごいんだなと思ったけど、ちょっと後味悪い。。目的のためには手段選ばないことを容認する感じ?

    0
    投稿日: 2013.04.02
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    突然、10年ぶりに鎌倉に現れた母・智恵子とついに直接対決する栞子。江戸川乱歩の貴重なコレクション(の買い取り権利)を賭け、謎解きに挑む。 一冊まるまる乱歩のエピソードでじっくり読めた。シリーズ中、一番面白かった。本(特に古書)に魅入られた人々の厄介さというのも、よく描けていると思う。物語は終盤だそうだが、ますます楽しみになった。

    1
    投稿日: 2013.04.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ第4弾にして、1冊まるごと乱歩をテーマとした長編構成、これだけで心奪われてしまう。初期短編から幻想小説的中長編、さらに少年探偵団のジュブナイルと、乱歩を様々な角度から掘り下げてる。それほどの知識を要するものでもなく懐かしさと新たな知識をいただく興奮とで一気に読ませる。今回も面白かった、そして続きが非常に気になり5弾が待ち遠しい。 物語のシリーズ構成として今回は大きな変化が冒頭から訪れる、ヒロイン栞子さんの母親篠川智恵子のいきなりの登場である。理由なき失踪を遂げた母親の足跡を辿る、人探しサスペンスの展開を自分的に予測していたのだが、あっさり裏切られた。ヒロイン栞子さんの事情もあり感動の再会にはならなかったが、妹文香にはよかったようである。乱歩以外で紹介された「旅の絵本」には強く惹かれた。 それにしてもライバル的ポジションとして母親を登場させるとは思わなかった、ヒーローorヒロインが超えるべき壁として肉親が登場するのは物語の定説ともいえる展開だろうが、主に父親じゃなかろうか?母親超えの物語は思いつかない。古書に関する知識も、推理洞察力も、さらに対人交渉力も全てにおいて母智恵子は娘栞子を凌駕している。そこに関わるのが乱歩と来ると行間漂う緊迫感も過去3作品を超えていたであろう。開かずの金庫の中身が~であろう、というくだりは鳥肌ものだった。 古書という共通項を持つ母娘にとって先立つ感情は近親憎悪的激しいもののようだ、しかしながらヒロイン栞子さんは意識している、己以上の見識を持つ母との、古書を間におく邂逅の恍惚を…ラストにおいて、その禁断の果実を食むとする栞子さんを呼び戻した大輔、よくやった!と褒めてあげたい。 母親の秘密も気になるが、やはり大輔の勇気の結果が気になる。

    5
    投稿日: 2013.04.02
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    【読了レビュー】相変わらず古い本が読みたくなる本。今回のテーマは江戸川乱歩。 江戸川乱歩は、ただのヒットメーカーに留まらず、人間誰しも持っている心の闇の部分までもねっちりと書き表している作家さんであるようで、それを題材とした本作では、怪人二十面相に見られる多重人格性をモチーフにして物語が綴られていく。 そういった昔の作家さんへの憧憬と、恋愛的な要素を混ぜていって飽きさせない手法は、わかっていながらも続きが気になるのだよなぁ。 面白かった。

    0
    投稿日: 2013.04.01
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    鎌倉の桜いいですね。読みやすいのでいっきに読んでしまいました。 子供の頃、江戸川乱歩の本表紙の薄気味悪さ。触ってはいけないようなでも読みたいとかんじてた気がします。乱歩や横溝正史など作家同士のつながりなども書かれていて楽しいです。古書の世界は奥深いのですね。

    0
    投稿日: 2013.04.01
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    読了、75点。 ** 五浦がビブリア古書堂で働き出して半年ほど経ったある日、店に栞子の母智恵子が現れる。 さらに江戸川乱歩の古書に関する依頼が店に舞い込み、五浦は栞子と共にその謎の解決に挑む。 ** シリーズ4作目、初の長編。 基本的な感想はこれまでの作品と変わらず、ある意味安定感のある作品だと思います。 長編ではありますが各章ごとに謎と呼べるものが登場しそれを解決しながら話を読ませる展開は上手く出来ていますし、 五浦と栞子の関係が進展する描写も入っていて読んでいて楽しい、と思っていたら最後の最後にややその関係性を大きく進展させる箇所があり、その意味で評価したいところ。 乱歩に関する情報はミステリ好きとしてはなかなか、楽しくて、ただネタバレがあったので未読の方はお気を付け下さいと思います。

    3
    投稿日: 2013.04.01
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    今回の取り上げられるのは江戸川乱歩、怪人二十面相等で幅広く知られているミステリ作家だ。 作中では震災の後の話になっているのは、恐らく智恵子を印象付けるのと共に、栞子との関係性を明らかなものにする為だと感じた。 読んでいて、五浦の心理描写や発言や言動の変化が見てとれた、相変わらず、へたれなのかと思いきや告白するし、依頼人を相手にわかるくらい覗き見もする。何度も出向や買い取りを行っているのに古書を手から滑らし、読書の出来ない体質が、読書出来ていることに驚いた。 それと、五浦の描写が単調で読むのに少し抵抗があった。 今回の謎解きに関してはいつもの栞子なら簡単に解けていたのではないかと言う気がしてならない。 ソファの仕掛け、扉の仕掛け、中でも金庫の鍵と暗号の解読はもはやストーリーの都合としか思えない苦しいものだった。 やはり母、智恵子のようになるかなと予想していたが、最後の最後で払拭することが出来たのではないかなと思う。 いよいよ、物語も後半今後に期待します。 「うつし世はゆめ よるの夢こそまこと」江戸川乱歩 H25.3/31

    0
    投稿日: 2013.04.01
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    いつものように、短編だと思った4作目は、乱歩ずくしとは、思いませんでした。乱歩の本は、有名だけど読んだことはなかったのですが、この本読んで80年も昔の物と思えないワクワク感がわいてきました。本から伝わる本というのも良いですね。。

    0
    投稿日: 2013.03.31
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    シリーズ4冊め。 読みやすいのもあって一気に読んじゃいました。 これを読むと今まで興味のなかった本も読みたくなっちゃう。 ドラマはイメージが違い過ぎて見てなかったんですが、 見ていたダーリンによると最終回にこの本の話が出ていたとか。 早いなあ。

    1
    投稿日: 2013.03.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いまやドラマ化もされ、大人気の「ビブリア古書堂」シリーズの第4弾です。 今作は江戸川乱歩をテーマに、自分自身にもなじみ深い作品が数多く出てきたため、より感情移入して読むことができました。 本格ミステリーの様相を呈している今作は、軽く読めた今までの作品と比べるとちょっと重たい感じがします。ここは好き嫌いが分かれるところかもしれません。主人公の栞子さんと大輔くんの関係が物語の最後にちょっとだけ進展したのは、嬉しいところです。 この本を読んだ後、小学生時代に読破した少年探偵団シリーズがまた読みたくなりました。

    0
    投稿日: 2013.03.31
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    またまた 謎の依頼を受けた栞子さん。母親も現れて二人の間のわだかまりも描かれる。この母娘の先行きはどうなるのだろう。蟠ったままず~~っと行くのかしらん?あんなに本の話ができる二人なのになんだか勿体ない。江戸川乱歩の作品のコレクションにかかる薀蓄も面白い。彼の作品も 読んでみると面白いかもと思った。

    0
    投稿日: 2013.03.30
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    まるっと、江戸川乱歩先生がテーマ。乱歩ファンとしては読むしかないでしょ~ 時期的にTVドラマともリンクしていました。私は本のほうが好き。

    0
    投稿日: 2013.03.30
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    いきなり母親登場です。 乱歩の世界とそこに魅せられた人たち。古書とその世界に魅せられた親子。それがすべてになる世界って、どんなんだろう。

    0
    投稿日: 2013.03.30
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    珍しい古書に関する特別な相談_____謎めいた依頼に、ビブリア古書堂の二人は鎌倉の雪ノ下へ向かう。その家には驚くべきものが待っていた。稀代の探偵、推理小説作家江戸川乱歩の膨大なコレクション。それを譲る代わりに、ある人物が残した精巧な金庫を開けてほしいという。金庫の謎には乱歩作品を取り巻く人々の数奇な人生が絡んでいた。そして、深まる謎はあの人物までも引き寄せる。美しき女店主とその母、謎解きは二人の知恵比べの様相をみしてくるのだが_____________。

    0
    投稿日: 2013.03.30
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    シリーズ第四弾。ついに篠川栞子の母親が栞子と大輔の前に姿を見せる。前作までは連作短編だったが、今回は長編で江戸川乱歩の古書をテーマにしている。 栞子が真実に迫る手掛かり、トリック、真実の顛末までが江戸川乱歩の傑作『二銭銅貨』そのもの。まるで江戸川乱歩へのオマージュとも取れるような作品。江戸川乱歩の『二銭銅貨』を読んでから、この作品を読むと面白さが倍増するのではないだろうか。 江戸川乱歩の少年探偵団シリーズは懐かしい。作中に『二銭銅貨』『心理試験』『D坂の殺人事件』『押絵と旅する男』などが登場するのも嬉しい。

    1
    投稿日: 2013.03.30
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    北鎌倉の古本屋に持ち込まれる古書にまつわる謎と秘密を、若い女性店主が解き明かしていくシリーズ第4弾。今回は江戸川乱歩を取り上げているが、登場人物も多く、話も複雑になっている。女性店主の家族の事情やそれを取り巻く人間関係にも進展が見れる。

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    投稿日: 2013.03.30
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    今回のテーマは江戸川乱歩ですが私は乱歩を読んだことがなく、初めはあまり楽しめないのではと思っていました。 しかし同じく乱歩のオマージュ作品である名探偵コナンを見たことがあったので、いろんなところで「あ!コナンに出てくるあの人はこれが元ネタなんだな」という発見ができて楽しかったです。 世の中に推理小説は数あれど、本自体を扱ったミステリーというのは珍しく斬新でした。 しかし古書をテーマとしているため、どこか見たような設定・トリックが随所で見られます。 そのため、新鮮でありながらもどこか懐かしいような、不思議な感覚を体験することができました。 ビブリアシリーズは今まで読んだことがありませんでしたが、この巻単体でも十分楽しめる内容でした。

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    投稿日: 2013.03.29
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     今回は短編構成ではなく、全体で一つの長編だった。さくっと読めて面白い...でも、母親が出てきてから、ちょっと内容が重くなったような気がする。最初の頃の、軽い日常の謎を解決するっていうのがなくなってきてしまった。

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    投稿日: 2013.03.29
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    飽きてきた。 簡単に言ってしまえばそういうこと。 江戸川乱歩のことはかなり調べられているのだろうが、それを前に出しすぎで、五浦と栞子のベースストーリーが進まず、単に栞子ファンの俺としては「あっ、そ」ってなもんだった。 こういう見方がいけないのかな?

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    投稿日: 2013.03.29
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    剛力彩芽の月9ドラマ、私は割と好きでした。 でも、最終回の視聴率は8.1%と月9最低だそうです。   > 「最終回だけ、一気に3%も数字を落としています。しかも、何か強い裏番組が   > イレギュラーで入ったわけでもない。   > こういう数字の動き方はあまり見たことがないですね」(テレビ誌記者)   > http://www.cyzo.com/2013/03/post_12904.html これは、小説の最新刊をまだ読んでいない人が見るのを躊躇しただけじゃないのかな。 そうそう、第4巻も面白かったです。

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    投稿日: 2013.03.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    江戸川乱歩、有名だけど&気にはなっていたけれど全然読んだ事無かった。 少年探偵団や怪人二十面相etc. やっぱり、この本に出てくる本達は気になる。 今度、一気に読んでみようかな。 栞子の母親も出てきて、今後が気になる展開。 早く5巻出ないかなぁ♪

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    投稿日: 2013.03.28
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    4冊目ともなるとちょっと新鮮味がなくなったが、今回は江戸川乱歩が取り上げられている。 今回は、前3作と違った意味でワクワクしながら読ませてもらいました。ビブリアもまだまだ続編がでるようで、作者のあとがきでもそろそろ後半であると述べてます。ということは、まだ3冊ぐらいは刊行されるんでしょうね。次作も楽しみです。 そうそう、テレビドラマの方は先日終わってしまいましたが、最終回は視聴率8.1%とフジテレビ月9史上最低だったそうですが、やっぱり原作を忠実に再現してほしかったということでしょうか?

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    投稿日: 2013.03.28
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    シリーズ4冊目 江戸川乱歩にまつわる長編話。面白かった!仕掛けだらけで。 栞子さんと母のエピソード、大輔くんとのエピソードも進展し… 最後はやっと言ったか!と嬉しくなったところで、エピローグでの終わり方…続きが気になる。。。 リアルタイムで読んでいると、すぐに続きを読めないのが難点。 ビブリアは鎌倉の情景が目に浮かぶ、そんな街でのんびり本が読めたら…憧れる。

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    投稿日: 2013.03.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ初の長編!やっと物語が動き出した、という感じで読み応えがあった。 そういえば江戸川乱歩、まともに読んだことないや。そろそろ読んでみよう。

    0
    投稿日: 2013.03.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ■これまでのビブリアシリーズの中では一番おもしろいかも。長編だからってのもあるけど、やはり栞子さんのお母さんである智恵子さんがでてきたのが大きいと思う。そして、大きな謎の理由が一人だけに向けてわがままな心温まる物語なのも好きです。 ■このシリーズを読むと、毎回本が読みたくなる。今回は、江戸川乱歩ですね。

    0
    投稿日: 2013.03.27
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    アナグラムがでてきたり、遊びというか・・・ 自分の大切なものを探し出せるように、 ひとつひとつ鍵を外せるよう、想いを込めて ヒントを散りばめる。 その最後の目的はおそらくたった一つだけ。 例え目にすることができないとしても、 想像すれば、それだけで・・・ 心温まる素敵なお話でした。

    0
    投稿日: 2013.03.27
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    面白かったのです。 皆が知ってる江戸川乱歩の世界がこんなに深いなんて知りませんでした。小学生の頃、少年探偵団シリーズを一冊読んだら怖くて眠れなくなり、それから手にとっていません。 今の方が楽しんで読めそうな気がします。 それから、大輔君頑張れ!! ただ、うっかりテレビドラマと併走して読んでしまい、楽しみきれませんでした。まさか四刊目の内容がドラマに出るなんて。自分のせいなんだけど、残念。 そして、やっぱり本の方が色々想像できるから好き。

    0
    投稿日: 2013.03.27
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    今回は栞子さんとお母さんの対決。乱歩作品を読みたくなるような暗号。作者様は相当読み込んでますね。 栞子さんも凄いけど、お母さんが何を考えているのやら(^_^;)

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    投稿日: 2013.03.27
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    TVドラマ化もされてしまった人気のシリーズ4作目。今までのあまり知られていない本と違って、今回はなじみの深い江戸川乱歩に関わる本の話がメインで、それに主人公の美貌の古書店主の母娘の因縁話が絡む。相変わらずそれなりに読ませる。人気シリーズになってしまったこともあり、さらに次回に続くという伏線もあり。読んで損はない一冊だと思う。

    1
    投稿日: 2013.03.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とても面白かったです! 今までとは違い一冊で一話の長編作で、江戸川乱歩が主題。とにかく一番ミステリ色が強かったですね。特注の隠し場所のあるソファ、扉etc...。鹿山明という人が乱歩ファンだったから作ったのでしょうけれど、こういうお約束的な仕掛けがあると本が進みます! またお母さんの智恵子さんも登場。何とも無邪気な毒? を振りまいてますね(^◇^;) めちゃめちゃ頭が切れるけれど、やることえげつないかも。でも、本が好きなのかな? 何となく好き、とは違うような気がして……。大輔くんと栞子さん、一歩先に進めたようですが、頑張って! ハッピーエンドを期待してます~(^o^)

    0
    投稿日: 2013.03.26
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    江戸川乱歩についての謎を巡る長編。 私には馴染みのない作家だったにも関わらず、作品を通して本当に細かな所まで知る事ができ、彼の異質な作品の魅力に興味を抱くきっかけになった。 内容もしっかりしていて奥深いのに、さらっと読めるのが三上さんの特徴かもしれない。

    1
    投稿日: 2013.03.26
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    ついに篠川母登場。 謎が多くつかみどころのない雰囲気の母親と栞子のやり取りにどきどき。 ただ親子三人のシーンはギクシャクする部分がありつつも、篠川家にとって本はお互いのつながりを感じるための本当に大切なアイテムなのかなと思った。 篠川母が醸し出す雰囲気と今回の題材となった江戸川乱歩の摩訶不思議な感じが相乗効果で読みごたえがあった。

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    投稿日: 2013.03.25
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    栞子さんも智恵子さんもすごい知識。 本読んであんな知識入ったらすごいなあ。 今回は長編だけど話が想像しやすくて読みやすかった。 五浦さんがいることで本に詳しくない人への解説が不自然じゃないんだなって今更、思った。 でも、二重、三重にいろいろからくりがあってすごい。

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    投稿日: 2013.03.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回は、終始一貫して江戸川乱歩作品をめぐる事件を扱った内容でした。。特にこれまでの内容の流れは、一筋縄とまではいかないまでも事件の真相を突き詰めて解決といういわば一方通行だったけども、今回母親の登場によって栞子さんの推理の盲点を的確についてきて、それによって事件がより複雑になり、またふりだしに戻って考え直さなければならないといった点が出てきて、物語に深みが出ていたと思います。今巻で明かされた予想外の人物関係もでてきて、大輔からの告白の返事は?など二人の関係の進展にも目が離せないです。読了後は、次巻に期待が増すばかりでした。

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    投稿日: 2013.03.25
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    週末に読んで、18日のドラマを見てビックリでした☆ もう最新刊の4巻の話になってるとは・・ 25日で最終回なんですね~早っ(><) 感想は、栞子の母って、すごい母だなと。A^^;) 今回の依頼人の鍵及び本の隠し場所、手の込んだヒントが面白かったです。 乱歩ってTVで見たぐらいなので、割と新鮮でした☆ あと二人の仲が少し進展したのもほほえましくて良かったです~

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    投稿日: 2013.03.25
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    ビブリア古書堂シリーズ、第4巻。今回はこれまでの一話完結ではなく、一冊で一つの話が展開して行きます。 今回は江戸川乱歩の著書を中心に話が進みますが、ついに栞子の母、智恵子が姿を現し、物語に本格的に関わってくることに。 同時に、栞子と大輔の関係も進展、徐々に様々な謎と展開が先に進んで行き、目が離せなくなります。

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    投稿日: 2013.03.25
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    物語はこれまでと同じ流れを踏襲している。 今作は一つの大命題があり、栞子の母親が登場します。 小さな謎をいくつも解きながら核心に迫るのではなく、2、3の謎に多くを注いでいるので、今までよりは読み応えがある分、読み進むのに少し苦労するかも。 ただ、面白さは間違いないです。

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    投稿日: 2013.03.24
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    「ビブリア古書堂」の4作目。月9にまでなって、剛力ちゃんには、あれはないぜという感じだけど、お話自体は思いもかけぬ出世振り。 前3作は短編の積み重ねだったのが、今回は江戸川乱歩を主題にし、ひとつのお話で1冊に仕上げる。これまでが一話完結の連続TVドラマとすれば、今回はこれで映画にしたいようなお話。 色んな謎解きも重なって(相変わらずついて行けないのもあるけれど)、漸く大輔が思い切れたり、栞子の母が現れたりと、ユラユラと話も動いてきて、結構楽しめた。

    1
    投稿日: 2013.03.24
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    初の長編。今まで短編でテンポがよかったが、今回は歯切れが悪い。 母親が登場してようやく物語が進んだ感じ。

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    投稿日: 2013.03.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回は江戸川乱歩を中心に進んだ話し。 いきなりの母登場で一気に話が動いたかに思えたけれど 結局別の謎を残して母は退場。 きっとまた出てくるんだろうけれど、 やっぱり母には、失踪や栞子から旅を拒否された時の表情の理由に 優しさがあって欲しいというのが願い。 2人の進展は亀のごとくの歩み。 ほとんど終わりまで読者を何度も何度も何度も焦らして 焦らされる度に、作者にまんまと乗せられているようで いい加減にして~! って思った頃にやっと・・・。 こちらの進展も次作待ちって事になりました。 作者のインタビューではあと2巻だそうで、 その2巻で両方の話しがスッキリと終わる事を待っています。

    0
    投稿日: 2013.03.24
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    ようやく、登場したお母さん、そしてちょっと展開した大輔さんとの関係?! さくっと読めるし、ほかの本の説明が、また別の本への興味をそそられるいい作品。

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    投稿日: 2013.03.23
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    少し内容的に足踏みして薄めだった2巻、今後の期待を抱かせる展開だった3巻、そして今回の第4巻。 初めての一冊丸ごと続き物で、内容もボリュームがあって楽しめた。 伏線の張り方があんまりうまくない(印象に残りにくい)のはちょっと残念だったけど、続きが気になりどんどん読めた。

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    投稿日: 2013.03.23
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    まさかのお母様が出た!! お母様こわいよ! あとがきによると、このシリーズもすぐ終わりだそうです。ちょっとさびしいかも…  後、この本を読み終わったら江戸川乱歩さんの本を読みたくなってきた。

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    投稿日: 2013.03.23
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    今回は江戸川乱歩、興味ないジャンルだったけど、読んでみたくなった。 どんどん人との距離が近付いてて...続きが気になる!

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    投稿日: 2013.03.23
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    今回は江戸川乱歩を題材にしたミステリーを解き明かします。二人の進展や母親の登場など、物語は加速し、次作を期待させる結末。江戸川乱歩をまた読んでみようかな。

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    投稿日: 2013.03.23
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    面白いだけでなく、なんとなく、どことなくほの暗いかんじ。 それがこの作品を好きな理由のひとつです。 江戸川乱歩が題材だったからっていうのもあるのかな。

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    投稿日: 2013.03.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うれしことに今回は乱歩を取り上げられていた。 乱歩についてあまり目新しい事はなかったが。 暗号を解くヒントは結局偶然で手に入ったのが物足りなかった。 恋愛要素が加速してゆく。。。

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    投稿日: 2013.03.22
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    今回取り上げられた作者は江戸川乱歩 江戸川乱歩は私も大好きで小学校の時に読みふけった本だったのでいつもより身近に感じられながら読みました。 そしてついに・・・ お母さん登場w この先どうなるのか楽しみ。

    0
    投稿日: 2013.03.22
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    おー、 物語としてはかなり進みましたね。 お母さんとも完全に接触してますし、 主人公達も… 最後の方の場所の描写が今出張で滞在してるところ (横浜の桜木町)なので リアルタイムに臨場感味わえました。

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    投稿日: 2013.03.22
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    いよいよ母親も登場しました。続きが楽しみです。 江戸川乱歩は1冊も読んだ事がないので、読んでみたくなりました。

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    投稿日: 2013.03.22
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    最新刊。 今回は一冊で一話。 やっぱり本のミステリーってだけでワクワクする。 ポピュラーすぎて、恥ずかしいが、面白く読んでます。

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    投稿日: 2013.03.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回は江戸川乱歩を愛した故人の金庫を開けて欲しいと栞子に依頼がくる。(実際には母親の智恵子へ依頼したかったのだが) 謎を解く過程で母親の過去も見え隠れし、またとうとう智恵子も栞子の前に現れる。 栞子は母親のことを嫌っていますが、やはり本を好きな似た者同士ですね。 母親も本のことが好きなことには違いないですが、子供たちのことを気にかけているところが伺えます。 勇気を出して告白した大輔の恋の行方はどうなるのでしょうか(笑) 読みやすい一冊です。 ただ少しだけ内容の厚みが減ってきているように感じるのは私だけでしょうかね・・・。

    0
    投稿日: 2013.03.21
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    江戸川乱歩の話。 お母さん…怖ーいΣ(-∀-;) ドラマの最終回ですぐにやってるのが凄い。 あとがき読むと、もう少し続きがありそうだわ。 楽しみ♪

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    投稿日: 2013.03.21
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    いつもの短編でテンポ良く進んでいくのが読みやすくてとても魅力的だったのですが、今回は長編だったこともあり、多少中弛みがあったかな?と感じました。 二人の関係がいつも以上に良い感じで、読んでてにやけてしまいました!

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    投稿日: 2013.03.21
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    このシリーズはこれまで短編で、テンポのいい話が多かったので、初めての長編ということもあり、特に最後の章はちょっと間延びしているように感じたかな。でも最後は一気に話が進んで最終的には満足ですが、いろいろ話が進んだようでまだ終わらない。 次も気になるタイミングで終了。 江戸川乱歩をきちんと読みたくなってくる。 ミステリーの部分では、重箱の隅をつつくような地味な推理もあり、読書好きの人には面白いが、月9のドラマでやる内容ではないよなー、とあらためて思ってしまった。 このシリーズの売り方で注文が一つ。大きな書店ほど、あからさまに大量に平積みする売り方に辟易しています。 この著者も、このシリーズも好きですが、あきらかに商売モード全開で、この本のスペースを大きく取るために、他の多くの本の平積みスペースが削られている現状はなんとか改善して欲しい。出版社が強いのかもしれないが、もう少し本屋にも頑張って欲しい。

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    投稿日: 2013.03.20
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    ビブリアシリーズ初の長編。 いつものように、軽く読めた。 テーマが、江戸川乱歩だったので、謎の仕掛けも、乱歩調だったのかな? お母さんも登場し、そのまま謎目いたまま去って行ってしまった。 この母娘は、今後どうなっていくのか?これも楽しみ。

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    投稿日: 2013.03.20
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    今回は短編ではなく、長編。一つの大きな謎を解くために、複数の謎を解決するような感じでした。ついに母親が登場し、親子の直接対決が近づいてきました。しかし、やはり母親は一枚も二枚も上手で、一人ではまだまだ掌の上で転がされている様な気がします。大輔の協力が必要か。 今回登場する本は「江戸川乱歩」。有名な著者ですが、読んだ記憶がありません。ミステリーは好きなので、幼い頃に読んでいたら、はまっていたと思います。今から少しずつ読みたい。(でもこの本に登場した作品は図書館で大人気になって・・・) 次回はついに!

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    投稿日: 2013.03.20
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    江戸川乱歩特集の1冊。 シリーズ初の長編です。 謎解きと乱歩のエピソードが面白かった。 栞子さんと大輔さんの恋愛も少しずつ進んでいる気が。。

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    投稿日: 2013.03.19
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    今回は連続モノながら丸々の長編。江戸川乱歩を題材に挑む謎解きは、依頼人の家系や篠川家の母娘関係を絡め、少しずつ扉が開いていく様で面白い…ヒトリさんと志田さんの過去の一部も垣間見え、もちろん大輔の告白も!。乱歩作品の選定と練られた仕掛けによる仕掛け!?は過去最高かも?。古都・鎌倉を舞台に、ノスタルジックに流れるこの雰囲気に存分入り浸るww 。そして次巻への余韻を残すエピローグ…。

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    投稿日: 2013.03.19
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    今までと違って短編ではなく一つの長編になったことで、細切れに読めなくなったのと、少し話が中だるみになってしまったのが残念。 母親が登場してなんだか穏やかではない感じになってきた感じ。今後、どのような展開になるのか気になるところです。 もともと難しい話になりがちなので細切れで頭を整理できる感じが読みやすかったな。

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    投稿日: 2013.03.19
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    江戸川乱歩をテーマにした、ビブリア古書堂シリーズ初の長編。 依頼された謎解きもさることながら、店主の栞子と母親、大輔との関係や、まわりの登場人物との関係も明らかになってくるのが面白ろかった。 シリーズものだと登場人物の比重が高くなっていき、読者もそれを求めるようになる。 まだまだ続きがあるようなので、今後、古書にまつわる謎解きと、登場人物たちの人生がどう絡み合い、どこに力点が置かれるのか、非常に楽しみである。

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    投稿日: 2013.03.19
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    ドラマで放送されきる前に、慌てて読破。 今回も、古書に手を出したくなるお話でした。 トリックは、ドラマの方が分かりやすくなっている気がします。 個人的にはやっぱり、原作のじっくり迫る面白さが好きです。

    0
    投稿日: 2013.03.18
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    全編江戸川乱歩でわちわちしました!私の読者の原体験って乱歩だったなぁって。ポプラ社版だけど。乱歩にはまる人って同じ体験してるだろうな。図書館で毒々しい表紙に触れて。ってかドラマでここに飛ぶのかよ!って感じです(笑)

    0
    投稿日: 2013.03.18
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    今回は長編一本で話が進んだが、どこかのめり込めない部分があるものの、つい読んでしまうという三上マジック?笑 のめり込めないのは自分自身の知識が足りないのもあるけど、それをわかりやすく清涼に説明してくれる栞子さんの説明を聞きたいからついつい読んじゃうのかな?´∀`; 勿論細かな点も綺麗に回収されているし、後半は色んな意味でドキドキ感があったりと、集中力が割と切れずに読めました。 ここまで来たので最後まで読ませて頂きます(^^)

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    投稿日: 2013.03.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今までは1冊の中で複数の本について触れていたけれど、今回は江戸川乱歩についての長編のみ。 乱歩のシリーズを買ってもらったという件では、私も小学生の頃、ルパンシリーズと少年探偵シリーズのどちらを親に買ってもらおうか悩んで、結局父が好きなルパン5冊を誕生日プレゼントとして買ってもらって毎日のように喜んで読んだことを思い出した。 そういうこともあって乱歩のことをあまり知らなかったので、今回の話では初めて知ることが今まで以上にたくさんあった。 そしてドキドキハラハラ。ただでさえ、戦時中に使っていたという凄まじく頑丈な金庫を開けられるのかという中で、いきなりのお母さん登場。 お母さんと栞子さん、どっちが金庫を開けるんだろうと想像しながら、中に入っていると推理されたものが本当にあるのだろうかと金庫が開くのを楽しみに待っていた。 でも結局、見つかった原稿の中に、未発表の作品があったか分からず、もやもやで終わってしまったことには残念。ここははっきりしてほしかったかな。残すものがなかったら、私はお母さんと一緒に追いかけてみたかった。もちろん、大輔くんが栞子さんと叫んだ時はその調子だ!と思ったけれど。 この物語の鍵は、あの独特なお母さんだと思ってる。 不思議な家族だとは思うけれど、お母さんが魅力的というか、独特というか。 私も熱中すると止まらなくなるくらい好きなものがあるから、栞子さんやそのお母さんのどことなく凄い熱意は分かる気がする。 古書の知識をこうやって物語として入り組んでいくのは本当にすごい。 最後に。大輔くん、頑張って。

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    投稿日: 2013.03.18