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ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~
ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~
三上延/KADOKAWA
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総合評価

2229件)
3.8
416
861
658
98
13
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    ―推理小説?― シリーズ① 栞子さんが店長のビブリア古書堂。 訳あって入院する栞子さんに代わり、店員をする事になった五浦大輔(柔道経験者)。 本の鑑定をしながら人から聞いた話だけで、色んな事が分かってしまう頭のキレる栞子さんは、本以外になると人見知り全開。 そんな2人の周りに、色んな古書と人々が現れる。 それぞれのエピソードは、軽いものから重いものまで様々で面白かった。 シリーズ1作目を初めて読んだ。2人の続きはどうなる?!

    0
    投稿日: 2025.11.02
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    ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆ https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB05970038

    0
    投稿日: 2025.10.31
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    古書は、物語の中だけではなく、その本自体に物語がある… プー太郎から雇われ店長になった主人公と、 病室の名探偵のお話

    0
    投稿日: 2025.10.25
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    最初はよく分からなかった でも読んでいくうちにこの本の面白さが分かった 本で謎を解くのは、中々面白いですね

    0
    投稿日: 2025.10.24
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    本好きなら楽しめる作品。 古書店や古本の魅力がわからない人でもこれを読めばその魅力がわかる。 古本には人の想いがつまっているということがよくわかった。 本好きな人がより一層本を好きになれる本。

    1
    投稿日: 2025.09.27
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    今の時代、電子書籍などで簡単に本が読めてしまう。なんなら古本は無料で読めるものもある。しかしこの本は、紙の本の魅力を教えてくれる。また実際にある古書が数多く登場するので、その本たちに興味を持った。 又、ミステリーとしてもよくできていて、読み返すのが楽しい本。シリーズとして続いているみたいなので次巻もぜひ読んでみたい。

    1
    投稿日: 2025.09.22
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    作品の舞台がわたしの地元近辺だということもあり、読んでいて楽しいのと、本のことがもっと知りたくなるし、作中に登場する本もすごく読みたくなります! 栞子さん、可愛い!

    1
    投稿日: 2025.09.18
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    ゆったり謎解きしていく感覚です。 栞子さんは人との関わりが苦手な割に人の考えや行動をスルッと読み解いてしまうので、 本をどれだけ読んできたのかとか、謎解きも趣味だったりしてとか、本当は人に興味があるんじゃないかとか、勝手に想像して栞子さんのことをもっと知りたくなっていました。 この作品を読んで古本屋巡りもいいなと思いました。

    2
    投稿日: 2025.09.15
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    登場人物を通して、出てくる本も読みたくなりました。ちょっとずつちりばめられている、一見なんの情報にもならなそうなヒントを集合させて謎解きしていくのが面白かったです。 2巻も読みたい!!

    9
    投稿日: 2025.08.25
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    古本を題材にした人が死なない軽いミステリー。重めの小説を読んで疲れた時にピッタリな作品。サクッと読み終わり読後感もスッキリ。

    1
    投稿日: 2025.08.15
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    よく行く地元の図書館にたくさんあったこのシリーズ。そういえばまだ、全然読んだことがなかったなと読んでみました。 ちょっとミステリアスな雰囲気がある本でしたけどすごく面白かったです。本好きな栞子さんとは本当に気が合いそう!でも昔の日本文学とかはあまり読まないので教えてもらいたいです! 私はブックオフなど中古品の本を買うことがよくあります。買った本を読んでみるとちょっと汚れが着いていたり折れ曲がっていたりするとそんなに沢山読んだのだなぁと前の持ち主はどんなひとだったのかよく想像しますね。

    83
    投稿日: 2025.08.07
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    中学生ぐらいで読んだ記憶があり、当時は面白いー!と思っていた 大人になった今改めて読んでみると、さすがに客層が違うのかむず痒くて脱落してしまった… 色白グラマーで知的美人な彼女と俺、みたいなラノベが蔓延ったせいか、主人公とヒロインのキャラ設定が浅いなぁと思ってしまって入り込めなかった

    2
    投稿日: 2025.08.02
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    すごく面白かったー! 本に関係する話が好きなので、図書館で見かけて借りてみた。 有名な作家にまつわる色んな話や歴史が物語の中で分かりやすく説明されるので、夏目漱石とか、知ってるけど読んだことない昔の作家の作品にも興味を持つきっかけになった☆ 昔の本には興味がなかったけど、栞子さんが余りにも熱弁するもんだから読んでみたくなって、今、夏目漱石の「それから」を読んでますw 主人公も古書店の店長の表紙の女性も可愛らしくて、とても好感の持てた大好きな登場人物です☆

    1
    投稿日: 2025.07.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【再読】このシリーズによって復刊されたという本も多いのではないだろうか。祖母の残した夏目漱石全集の「それから」を持ち込んだ大輔は、祖母の秘密を知り、ビブリア古書店で働くことになる。鎌倉の季節や風景を色鮮やかに描き出し、古書店の香りや閉店された食堂の様子や遺品整理さえた部屋の様子も目に浮かぶようだ。小山清の「落穂拾い」や「論理学」の謎解きを鮮やかに行う店主の栞子。ラストは太宰治のアンカット「晩年」を付け狙う古書ストーカーとの対決。テンポよく進んでいるように思えるが、坂口しのぶは少々品がなく、小菅奈緒は暴虐無人な印象がある。盗みをしておいて開き直るのは少々気分が悪かった。栞子はこの頃から、大輔に惹かれていただろう。その初々しさを出すのも、少し書き足りない気がする。

    0
    投稿日: 2025.07.22
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    <目次> 略 <内容> 順番を間違えたが、これが第一巻。北鎌倉、大船、古本屋と自分に関連のありそうな舞台で!ちょっとしたミステリー仕立て。殺人は起きないし、いいんではないですか?

    0
    投稿日: 2025.07.05
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    軽い本が読みたい。そんな気持ちで手に取る。読んですぐわかったのだが、これはライトノベルである。 さて、この小説は、①キャラクター小説であり、②軽い謎解き小説であり、③本に関する内容を扱った小説である。この3つが広い範囲に刺さるので、これだけ読まれたのだなと納得する。個人的には、情景描写が上滑りしてしまっていることと、キャラクターがちょっとロマンチックすぎるのがこそばゆいのだけど、どんどん読めて良い。

    0
    投稿日: 2025.07.02
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    ブックオフで100円で売ってたので、あー昔ドラマ化してたなぁと思い出して購入。 期待せずに読んだら結構面白かった。 栞子さんがかわいい。 本にまつわるエピソードを絡めた謎を紐解いて行くのはこの作品ならではの面白さ。 ただ起きる事件の経緯が意外と人間関係ドロドロしてびっくり。ばあちゃんの話とか。 坂口夫婦の話良かった。

    0
    投稿日: 2025.06.26
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    なるほどー話題になったわけだー。面白い!!あっという間に読み終わった。絵がなくても生き生きと描かれる登場人物が想い浮かんだ。栞子さんの辿々しい感じとハキハキ喋り出すギャップが可愛い。

    1
    投稿日: 2025.06.20
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    古書と人の秘密に迫る作品。 読み進んでいくうちに、内気な店主に自然 と惹かれてしまう。 物語、伏線、タネ明かし全てがきれいに構成され、とても読みやすかった。

    0
    投稿日: 2025.06.20
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    主人公は2人。栞子:探偵役古書堂店主。大輔:語り手,本が読めない,「漱石」査定依頼。古書に纏わる秘密を解き明かす。第3話私本閲読許可証は見た事がない。気軽に読める小説。

    17
    投稿日: 2025.06.16
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    読みやすくて、まさかの一気読みしてしまった本!!! 一巻でいいかなーって思ってたけど、これはー、続き読んじゃうかも。 古本をめぐるミステリー!!! ヒロインの、謎解きのシーンは本当にわくわくで面白いし、主人公との最後の恋愛に繋がるかな、、、?って感じもいい!!! 背筋がぞくっとするような感じもあるけど、そういった恋愛とか、解決編とかのおかげでほっこりもできて、ほどよい読書体験が得られる! いやぁ、続きかりちゃおー。

    0
    投稿日: 2025.05.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    優しい絵と古書店という言葉に惹かれて。 ライトな内容かと思ったけどそんな事はなく、しっかりとした物語が一話ごとに詰まっていて、楽しく読めたした。 読んだ事のない、でも知っている本の物語の内容を知り、読みたくなってしまった…また積読が増えるなー

    8
    投稿日: 2025.05.27
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    ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~ 著者:三上 延 --- **あらすじ** 古い本には人の秘密が詰まっています──大ヒット古書ミステリ。 鎌倉の片隅でひっそりと営業している古本屋「ビブリア古書堂」。店主は、古本屋のイメージとは裏腹な若く美しい女性・栞子さん。極度の人見知りで接客に不安を覚えるものの、古書に対する知識と情熱は並外れたもの。彼女のもとには、謎や秘密を秘めた古書が次々と持ち込まれ、栞子さんはそれらの謎をまるで自分が見てきたかのように鮮やかに解き明かしていく──これは、“古書と秘密”の物語。 --- **感想** シリーズ作品を好む自分にとって、「ビブリア古書堂の事件手帖」はまさに理想的な一冊でした。人気があると耳にして手に取ってみましたが、その評判に違わぬ面白さで、読み進めるうちにすっかり引き込まれてしまいました。 本作の舞台となる北鎌倉や大船といったエリアは、鎌倉と横浜の間に位置し、観光地とは一味違う静けさと生活感が漂います。個人的にも多少土地勘があるため、物語の風景に自然と親しみが湧きました。 そして何より魅力的なのは、「古書」という独特なジャンルが軸になっている点です。登場する古書に込められたエピソードや背景には、人の記憶や想いが詰まっており、それを手がかりに謎が紐解かれていく様子は、まさに“ミステリ×文学”の新鮮な融合。漱石全集などの実在する書物が登場し、読んでいて知識が深まる点も魅力的でした。 最近は古着など、古いものの価値が見直される流れが強まっていると感じますが、この作品もその一環のように思えます。本という物に宿る時代や人の想いを感じながら読むことで、ただの推理小説に留まらない深みが味わえました。 シリーズが続いているとのことなので、ぜひこのまま読み進めて“ビブリア古書堂”の世界を堪能したいと思います。

    23
    投稿日: 2025.05.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2012年本屋大賞ノミネート作品。 古書にまつわる謎や事件をビブリア古書堂オーナーである栞子さんが解決していく連作短編。かなり読みやすい日常ミステリ。1巻は始まりの物語という感じで、今後どう物語が展開していくのか…。

    0
    投稿日: 2025.05.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    知らない方が良かったかも知れない事実。 知ったから家でのちょっとした謎が分かってしまってなんとも。 せどり屋の志田さんは本を見つけたいにしてもそこまで分かるとは思わなかっただろうな。 だからこそ余計に心配で。 考えたら分かるって言うか分かってしまうと言うのが不安になる。 坂口さんとしのぶさん良い夫婦ですね。 お互い救って救われて。 最後はとんでもない本好きによる度の過ぎた高度な戦いだなと思いました。 栞子さんの人となりを知っていたら分かりそうな最後だけど知らないから出来た手段。

    0
    投稿日: 2025.05.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    さすが大ヒット作、読みやすいしキャラクターも立っているし、知らなかった本も知れる。ふたりの恋路も気になる。中高生のときに読んだらめちゃくちゃハマったかもしれない。 きれいに回収はされているのだけど、悪役が小物かつ分かり易すぎたのは残念。栞子さんが焼いてないだろうことも。「落穂拾ひ・聖アンデルセン」「論理学入門」は読んだことがないので、いつか読んでみたい。(論理学入門は読了できる気はしないけど…)

    0
    投稿日: 2025.04.27
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    著者、三上延さんは、ウィキペディアによると、次のような方です。 ---引用開始 三上 延(みかみ えん、1971年10月21日 -)は、日本の小説家。神奈川県横浜市生まれ。 ---引用終了 で、本作の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。 ---引用開始 鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大低ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも、彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは“古書と秘密”の物語。 ---引用終了

    55
    投稿日: 2025.04.25
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    そんなに盛り上がりはない。 そこそこ楽しめた。でも、そんなに印象に残らない。 印象に残ったことが、篠川さんが巨乳だったなんて言えやしない。

    0
    投稿日: 2025.04.07
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    面白かったです。 昔ドラマで観たと思うんですが、こんな感じだった?って感じでした。 夏目漱石好きなのでやっぱり最初の話が好きですね。

    0
    投稿日: 2025.03.25
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    図書館でティーン向けにオススメされていただけあり取っつきやすく面白かった。自分はあまり本を読まないが、作中に出てくるのを読んでみたくなった。 ただ女性に対する描写が夢見過ぎだし嫌な視点で意識し過ぎで気持ち悪かった。そこはラノベ?というか男性向けかな。ティーンの男性向けという感想。

    0
    投稿日: 2025.03.02
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    ライトノベルと侮る勿れ、面白い。 古本にまつわるストーリーだが、古さも暗さもない明るい雰囲気で本好きには魅力的。先へ先へと読みたくなる。 連作短編で、前の短編で謎に絡んだ登場人物が後の短編で再び登場するのも楽しい。

    0
    投稿日: 2025.02.24
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    高校生の時にこの本読んで初めて読書が好きになった、その後受験とか色々あって離れてたけど今回再読してまた読書の熱が出た。 この本は読書のモチベが上がるし、内容も人が死なないミステリーで読みやすくおすすめしたい本。

    0
    投稿日: 2025.02.22
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    大変今さらなのでしょうが、私は初見でした。読み始めた瞬間、やばいと。。これはハマる、全巻読むに違いない、と。 イラストも好き! なんか聞き覚えがあると思ったら、ドラマに映画にとなってるんですね。そりゃこんな魅力的な話、みんな好きだわなぁ。 初版2011年といえば幼児子育てで、世の中の流行り物が分からなくなってた頃。また日本中が大変だった頃ですね。来し方を思いながら、ゆっくり全巻読み進めたいと思います。また中に出て来た古書、文学作品も、是非読んでみたいな。

    4
    投稿日: 2025.02.22
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    物静かな北鎌倉に店を構えるビブリア古書堂の女店主篠川栞子に幼少の頃のトラウマで本が読めなくなった青年五浦大輔が祖母の遺品である古書の査定を頼む所から始まるライトミステリー。 緻密な文体でキャラに魅力が有り、世界観にのめりやすくあっという間に読破。

    1
    投稿日: 2025.02.12
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    先日読んだ「神様の本」で6編のうち1編が「ビブリア」で、凄く面白かったので最初から読んでみたいと思い読み始めた。店主が本のことになると性格が真逆になるのも面白い。夏目漱石、太宰治も読みたくなってきたー

    5
    投稿日: 2025.02.04
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    面白くってどんどん読んでしまった(^_^) 本好きでも、コレクションとして本を集めるはしたいとは思ったことないな~

    1
    投稿日: 2025.02.03
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    ドラマは観たけれど 読んでみたくなってよかった 人が死なないミステリーで有名ですね 夏目漱石 内田百閒 太宰治 どんどん読んでみたくなりました 本がもっと好きになりました

    1
    投稿日: 2025.01.21
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    2011年出版。2013年にはTVドラマ化までされている著名作。15年も経ってから、初めてちゃんと読んだ。良く出来てるよなぁ…。設定を初めて正確に知った。

    1
    投稿日: 2025.01.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    超有名なシリーズ本の第一弾。前々から気になっていたけれど、ようやく読めた。 「人の手を渡った古い本には、中身だけでなく本そのものにも物語がある」 私もブック・オフや図書館の本を手に取ることが多いのでよく分かる。 けれど初版本とか袋とじ、乱丁本、アンカットなどがそこまで価値のあるものとは驚いた。 古書オタクでビブリア古書堂の店主・栞子と本を読むのが苦手な大輔。栞子のオタクっぷりに振り回されてばかりの大輔だったけれど、本について生き生きと語る栞子を温かく見守る様子がとても微笑ましい。栞子はどちらかといえば本の話を聴くよりも語りたい方のようなので相性もぴったりなのでは。 太宰治の『晩年』が無性に読みたくなった。

    28
    投稿日: 2024.12.25
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    '24年12月15日、AmazonAudibleで、聴き終えました。久々の、三上延さんの小説。 Audibleで聴くのは、初でしたが…電子書籍や紙の本で、何度読んだか…大好きな作品です。 初読時と、イメージは全く変わらず…うっすらと香る恋のイメージと、古書への愛が、たまらなく好きです。 「晩年」の章のラスト、別れと再出発の両シーンが、本当に大好きです。未だに、栞子さんとダイスケくんの幸せを、祈ってしまう…そんなアホな自分も、まあまあ好き(⁠•⁠‿⁠•⁠)

    20
    投稿日: 2024.12.15
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    栞子さんが素敵すぎる。 私もビブリヤ古書堂で働きたい。 ってか、栞子さんとお友達になりたい。 いろんな本を読みたくなる小説。 読みやすくてわかりやすくて良い。 続編も続々と読むぞ。

    2
    投稿日: 2024.12.05
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    面白かった! 変わったお客さんたちの抱える謎を解き明かすのが面白い。 それと古書の魅力が伝わってくる。 出てくる本を読みたくなった。 夏目漱石のそれから、落ち穂拾い 聖アンデルセン、太宰治の晩年。 人生で一生大切にしたい本と出会えるって素敵だなぁと思った。 そんな本と出会いたいなぁ。

    9
    投稿日: 2024.11.21
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    ドラマで観ていたのでせっかくなら原作を読んでみることに。だいぶ設定がドラマと異なりちょっと驚いたが、するすると読めるわかりやすさであっというまに読んでしまった。本をきっかけに出会う不思議な出会いと謎、本当に面白いです。個人的には第三話の『論理学入門』が好き。本を交えた愛がある。早く続きを読みたいと思います。

    0
    投稿日: 2024.11.18
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    三上延の連作ミステリ作品集『ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~』を読みました。 三上延の作品ははじめて読みました。 -----story------------- 古い本には人の秘密が詰まっています──大ヒット古書ミステリ 鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。 そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。 残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。 接客業を営む者として心配になる女性だった。 だが、古書の知識は並大抵ではない。 人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも。 彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。 これは“古書と秘密”の物語。 ----------------------- 2011年(平成23年)に刊行された作品……古書に関して並外れた知識を持つが、極度の人見知りである美貌の古本屋店主・篠川栞子が、客が持ち込む古書にまつわる謎を解いていくシリーズ『ビブリア古書堂の事件手帖』の第1作です。  ■プロローグ  ■第一話 夏目漱石『漱石全集・新書版』(岩波書店)  ■第二話 小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』(新潮文庫)  ■第三話 ヴィノグラードフ・クジミン『論理学入門』(青木文庫)  ■第四話 太宰治『晩年』(砂子屋書房)  ■エピローグ 気軽に読めるライトミステリでしたね……物語の語り手で活字を見ると体調が悪くなる「活字恐怖症」で読書とは縁遠い人生を送ってきたが、本当は本に対して憧れに近い感情を抱いている五浦大輔と、探偵役で本の話以外では他人と目を合わせることもできない内向的な性格だが、古書の知識は並大抵のものではなく本が絡む話になるといわゆる「スイッチが入った」状態になり、相手に構わずその知識を語り続ける古本屋店主・篠川栞子の、ちょっとギクシャクして初々しい感じの距離感に好感を持ちながら読みました。 五浦大輔が高校生のとき北鎌倉駅近くの「ビブリア古書堂」で働く若い女性を見て気を引かれる『プロローグ』、 五浦大輔が幼い頃に祖母の本棚をいじりひどく叱られたことにより「活字恐怖症」となったエピソードが紹介され、祖母の遺品『漱石全集』の1冊に記された夏目漱石のサインについて確認する中で、入院中のビブリア古書堂の店主・篠川栞子を訪問することになり、栞子が本に関するは異常といえるほど博識であることを知り、さらに栞子の推理により祖母と田中嘉雄の重大な秘密に気付く……その後、栞子からの誘いにより大輔がビブリア古書堂で働くことになる『第一話 夏目漱石『漱石全集・新書版』(岩波書店)』、 大輔が常連客であるせどり屋の志田から女子高校生に盗まれた文庫本『落穂拾ひ』の回収を依頼され、栞子の助言で大輔は高校生とすれちがった笠井菊哉と事件に関わりのありそうな男子高校生の話を聞き、小菅奈緒にたどりつき、栞子が事件の顛末の推理……奈緒は志田に謝罪し、本好き同士で打ち解ける『第二話 小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』(新潮文庫)』、 坂口昌司が来店し文庫本の買い取りを求めるが、坂口の妻・しのぶから買い取りを止めてほしいという電話があり、坂口の抱える2つの秘密が栞子の指摘で明らかになるものの、しのぶの昌司に対する愛は醒めることなく、昌司は思い出の本の売却を中止する『第三話 ヴィノグラードフ・クジミン『論理学入門』(青木文庫)』、 栞子が所持する太宰治の『晩年』の初版本は、署名入りのアンカット本で極めて貴重なもので、栞子は大庭と名乗る男から本を譲るようしつこく迫られるが断ったことから石段から突き落とされ大けがを負う……栞子は『晩年』のレプリカをおとりに病院に大庭をおびき出し目の前で燃やしてしまい、逮捕された大庭の本名は田中敏雄だと判明し事件は解決するが、大輔は栞子から信頼されていないことを知り退職を申し出る『第四話 太宰治『晩年』(砂子屋書房)』、 退院した栞子は、大輔に一番大事にしている古書を預かってくれと差し出すが、大輔は本が読めないのでと断り、落胆する栞子に『晩年』の内容を話す約束を果たして下さいと告げる『エピローグ』、 それぞれのエピソードの登場人物が、それぞれちょっとずつ関わりながら展開するので、読みやすいし、次の展開が気になりますよねー 次も『ビブリア古書堂の事件手帖』を読んでみようと思います。

    0
    投稿日: 2024.11.13
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    初めてのビブリア古書堂。 私も子供時代からそこそこに本を読んできたからか、栞子さんの謎解き前に、私も1つ謎が解けて当たってたー!と喜んだ。笑 これ、続きもまた読めたらなぁ、と思ったら、なんとシリーズになってるじゃないですか!続きも読みます!

    0
    投稿日: 2024.11.13
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    北鎌倉でひっそりと営業している古本屋「ビブリア古書堂」。ここの店主は若く美しい眼鏡をかけた女性だ。子供の頃のトラウマから本が苦手になった五浦大輔はそこで店員として働くことになる。 店主篠川栞子は普段は人と話すのが苦手だが、本の話となると別人のように饒舌になる。 古本にまつわる謎を彼女が暴いていく。 古書に絡ませてその人の謎を解き明かしていく栞子さんの本の話になると豹変するのが魅力的です。 2024年11月4日読了。

    0
    投稿日: 2024.11.04
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    シリーズものということで、たくさんシリーズが出ていて、読み切れるか心配でしたが、あっという間に一冊目を読み終えました。 とても文章が読みやすく、内容も頭に入ってきやすかったです。 古書から色々な人の物語が分かり、意外にも主人公の出世の秘密も分かってしまう…内容は重いはずなのに、はっきりと明記されていないせいか重く感じず余韻があります。 まだまだ今後の展開がありそうなので、続きを読んでいきたいと思います^_^

    1
    投稿日: 2024.11.02
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    古書を通した様々な出来事を、聞いた話をもとに解決していく栞子の推察力は凄い。そのまま短編が続くのかと思ったら、自分を怪我させた犯人を探しているという、ミステリー要素も入ってきて面白かった。

    0
    投稿日: 2024.10.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

     鎌倉市の古本屋を舞台にした小説。有名な小説だけではなく、マイナーな小説も扱っている。ビブリア古書堂の店主である篠川栞子は、本に関する知識が豊富で、読んでいるうちに、読者は彼女に知識量に圧倒されるだろう。第1巻では、主人公五浦大輔は、祖母が遺した夏目漱石選集をきっかけに栞子と出会い、古書堂でアルバイトすることとなる。本作の終盤では栞子が入院した経緯が明かされ、のちに栞子を突き落とした黒幕に遭遇する。

    0
    投稿日: 2024.10.24
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    本を所有したい欲は多少あるけど、希少本を収集したい欲はない。 あぁ、私って単なる読書好きなんだと、何故かなんとなくホッとしてます。

    0
    投稿日: 2024.10.19
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     スマホで「ビブリア」と打ったら「ビブリア古書堂の事件手帖」と出てくるくらい有名シリーズなので名前くらいは知っていたが、初めて読んだ。なんだか「本好きでミステリー好きなら読みたいでしょ〜」と言われているようでそれに従うのが癪で(ひねくれ者)興味ないフリをしていたのだが、ブク友さんの書かれたレビューがきっかけで急に読む気になった。  まずこの表紙を飾る黒髪ロングで眼鏡で清楚で巨乳で美人のお姉さんだが、これもまた「美女が出てくるんだもの読みたいでしょ〜」と言われているようで癪だったポイントのひとつである。読んでみると、まずお名前が栞子さん。しおりというのは好きな名前なので「お、いいな」と思ってしまった。そして栞子さんは極度に内気で、ほとんど人とまともに話せないくらいなのだが、本の話となると人が変わったように、相手が引くくらい滔々と喋りだす。このギャップがまた面白く、映像作品でも見どころだろうなあと想像。  そしてこの栞子さんにまあ惚れてしまう主人公の五浦大輔さんは、背が高くガタイもよく柔道有段者でありながら本が好きであり、本が好きなのに訳あって本が読めない、だから本の話をしたいのに聞いてくれる人がいない栞子さんの話をいくらでも聞きたい、というよくわからないけど都合の良い設定がすばらしい。ほんのりラブロマンス方面のお膳立ては整った、あとはいくらでもビブリアなミステリーをやってくれ、という感じ。  二人の関係はそれはそれとして、シリーズ一作目の本書は、入院中の栞子さんによる安楽椅子探偵ものだった。古書にまつわる様々な事件に関して、五浦さんからの話を聞いただけで事の真相を見抜いてしまう栞子さんの推理力は見事。現代日本が舞台なので、海外ミステリーを読む時のような生活様式の違いのせいで躓くということはなく、五浦さんの見たもの聞いたもの話したことはすべてストレスなくわかるからこそ、「同じことしか知らないはずなのに栞子さんどうしてわかるの!」という驚きがより鮮やかに感じられた。  お話に古書が登場することで文学作品ガイドになっている点も嬉しい。

    15
    投稿日: 2024.10.11
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    プロローグ+短編4話+エピローグ。日常系ミステリ。安楽椅子探偵。 「この本が辿ってきた運命にも物語がある」と本文中にある通り、古本とその持ち主を巡る物語、謎を栞子さんが解く。 ずっと読んでみたいと思っていたが、映画を先に見てちょっと違うなと思い、なかなか読めなくなっていた。 たまたま知人から譲ってもらい読んでみたらとても読みやすく面白い。 イメージ通りの内容で満足。 4話目だけちょっと展開が早すぎるように感じたかな。 いろんな本のうんちくもしつこくない程度に出てきて楽しめる。

    0
    投稿日: 2024.10.06
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    人気シリーズ。気になってはいたけど読めていなくてブックオフでまとめ買い。 栞子さんの古書にまつわる知識や謎解きが面白い。世界観に一気に引き込まれた。 競取りという仕事のことも少しでてきて、あまり良い印象ではなかったけど、本が好きな人がやるとまた印象変わるな。 早く続きが読みたい。

    0
    投稿日: 2024.09.29
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    久しぶりに読み直しましたが、夢中になって読んでしまいました。読書から離れて、一冊読み切るのも自信がなくなっていましたが、読書の楽しさを思い出しました。

    0
    投稿日: 2024.09.27
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    興味はありつつもなかなか読む機会がなかったのですがようやく読むことができました。 思っていたよりずっと面白かった。 割く中に登場する本も読んでみたくなります。

    2
    投稿日: 2024.08.07
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    ビブリア古書堂の事件手帖第一弾。 篠川栞子が店主であるビブリア古書堂に五浦大輔が雇われ共に事件を解決していくような内容でした。 思っているよりもしっかりしたミステリで栞子の推理力に圧倒されます。 今後栞子と大輔の関係がどうなっていくのかも気になるところ。

    23
    投稿日: 2024.08.07
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    弟の本棚にあったので、手に取ってみました。主人公の栞子さんも、その相棒(この先、彼氏になっていくのかはわからないけど)も好感の持てる人物でさらっと読めました。 私は第3話の派手なしのぶさんと、丁寧な言葉使いのムショ帰りのまさくん(と言っても、割と年配なダーリン)のお互いを思い遣っているお話しがジンときました。 1話完結ですが、それがずっと繋がっていて、最後にいろんなことが伏線回収されます。 でも、最後の方の犯人2人はなんとなくわかってしまうので、そこはもうちょっと捻りが欲しかったかな、と思いました。 何冊か本棚にあるので、もう少し読んでみようと思います。

    14
    投稿日: 2024.07.16
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    以前テレビでドラマを観て面白かったので、読んでみました。 読書を趣味にしたいのですが、どの本を読んでいいのかわからず…こちらに出てきた本を参考にさせていただこうかなと思います。 また舞台が北鎌倉のようですが、私自身も鎌倉に住んでいるので、「あそこの事かな?ここの事かな?」と想像しながら読めたたので面白かったです。 次の巻も読みたいと思います。

    2
    投稿日: 2024.07.05
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    一気読み。聞いた事のある文豪が次々と出てきて引き込まれた。昔の人の小説をしっかり読めた事がないからこう言う本から知って読んでみるって言う順番もありかな。2へ

    1
    投稿日: 2024.07.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2012年(第9回)。第8位。 古本屋店主が若い女性+極度のひとみしり+巨乳な栞子という設定はともかく、人が死なない古書にまつわりミステリーでなかなかおもしろかった。 夏目漱石「漱石全集・新書版」 五浦は、ひょんなことから鎌倉にある古書店主と知り合い、自らの出生にも関わる祖母の謎を解いてもらうのであった。古本から、ここまで推理できるんだ。 小山清「落穂拾ひ・聖アンデルセン」 せどり屋志田との出会い。女子高生の小菅奈緒に盗まれた古書。 ヴィノグラードフ・クジミン「論理学入門」 年の差夫婦の固まった愛の絆。的な。 太宰治「晩年」 初版本であるタイトルの古書をめぐって。これを手に入れようとした犯人に、栞子は突き落とされ入院してたのだ。 古書おたくがいっぱい出てくる。古書の見極め方とかせどり屋とか、本好きには楽しいかも。

    1
    投稿日: 2024.07.02
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    10年以上前に読んでいたけど、シリーズの途中で寝かせていたので最初から読み直すことにした。古書にまつわる謎や秘密が解き明かされていく物語。本の作者や内容が分からなくてもサラッと説明してくれるので分かりやすい。各章で1冊ずつ紹介され、それに関わる人たちの人間模様にヒヤッとしたりホッコリしたり、切なくなったりする。物語に出てきた本を読んでみたくなるような読後感が好き。シリーズの中で五浦くんと栞子さんの関係がどんな風になっていくのか楽しみ。

    1
    投稿日: 2024.06.28
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    殺人の起きない謎解きはいつも物足りなく感じてしまうけど、「本」を中心に起こる謎だからどの話も面白く読めた。 通常時は人と話すこともままならないのに本のことになると覚醒する栞子さんが可愛い^^ 本の内容だけじゃなくその本に纏わるエピソードまで詳しく教えてくれる人が身近にいたら本好きなら話聞くの楽しいだろうな。 ただ今後恋愛に発展しないことを祈る……本の話をする側と聞く側という何とも言えない関係性が良いのであって恋愛になったらコレジャナイ感…^^;

    1
    投稿日: 2024.05.30
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    『全体感想』 Theライトノベルって感じがすごく、読書家や活字中毒の方には軽すぎると感じるかもしれないが、読むことに慣れていない方、何を読めば良いか選べない方にはピッタリな作品かと思う。 『物語感想』 栞子って名前がどうにも慣れず…胸が大きい等の表現からアニメやライトノベルの間隔が凄くする。推理の部分は面白いが、内容となる古書に関しては概要のみで、調べればすぐわかる程度の紹介しかない。

    1
    投稿日: 2024.05.14
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    短編がいくつもあるパターンなのか…と思ったら、最後の話で最初の話に関係を持たせてきておおっとなった。 ミステリーとしては読みやすいタイプな気がします。スルスルっと読める。 なかなか栞子さんが特徴あるキャラで、この彼女がだんだん五浦と恋愛関係になるのかなーとワクワクしながら次のお話読みたいです。

    2
    投稿日: 2024.05.08
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    美人で人見知りだけれど本のことになると人が変わる古本屋の店主・篠川栞子。持ち込まれた古本にまつわる謎を解き明かしていきます。 主人公に恋する五浦大輔の一人称で書かれています。少年漫画のような恋心にラノベっぽさをしっかり感じながらもしっかりと古本と文豪作品の知識が散りばめられています。へぇーとなったり、それはちょっと苦しいトリックだなと感じたりしつつも、古本屋さんが好きだという作者の気持ちが溢れていて、楽しい気分にさせてくれました。

    33
    投稿日: 2024.05.05
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    久々に第一巻を読んだ。スタート時の年代は2010年だったんだ。大輔と栞子のぎこちない会話が懐かしい。

    0
    投稿日: 2024.05.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    感想 古書店と美人というギャップがいい。シリーズ化されているが、五浦と栞子は付かず離れず、ヤキモキした関係が続くのだろうな。 続きは気になるなぁ。 あらすじ 鎌倉にある古書店ビブリア古書堂。五浦大輔は古書店で働く美しい女性のことが気になっていた。時は6年流れ、大輔は無職だった。祖母の遺品整理の際に出てきた漱石全集の鑑定をビブリア古書堂にお願いしにいく。 店主の栞子は内気な性格だが、本の話題になると止まらなくなる。祖父を引き継いで古書店を営んでいる。漱石全集を手にした彼女は、思いもよらぬ祖母の秘密を明かしていく。入院していた彼女は大輔に古書店で働かないかと誘う。 栞子は伝聞だけで次々と身の回りに起こる事件を解決していく。せどり屋の盗まれた本を探す話、大事にしていた本を急に売りたいと言われた話。 最後は、栞子が持っていた太宰治の初版の晩年の話。栞子が入院している理由が、晩年をしつこく狙う相手から突き落とされた。その相手を突き止めるために五浦と協力して相手を突き止める。

    10
    投稿日: 2024.04.17
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    7、8年ぶりに読んだので内容は全く覚えておらず、初めて読んだときのように楽しめた。 いつも新しい本ばかり買うけれど、たまには古本屋で買ってみるのもいいかもしれないなぁ、、、

    2
    投稿日: 2024.04.14
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    古書にまつわる謎が解かれるとき、古書と人の関係が浮き上がり、温かい気持ちになる。 あと、栞子さん可愛い、

    0
    投稿日: 2024.03.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本にまつわるミステリーということで、本の持ち主の秘密や、本を盗んだりする事件が起きるミステリー。 文学の知識もちりばめてあるけど、読みやすいし分かりやすい。 雰囲気的には奇麗でふわふわした感じのある作品。 作中で感想が書かれている、小山清の落穂拾いは読んでみたいと思った。 「理想だけど、理想と分かって書いているからいい。」というのが、どんな作品なのか気になった。

    0
    投稿日: 2024.03.30
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    個人的には第2話のストーリーが好きです。 小山清の作品も気になります。 キャラ設定の好みは分かれるかなと思いますが、 サクッと読める手頃なミステリーでした。 なかなか読んだ本のことを言い合えるような人が身近にいないので、栞子さんみたいな方とお話ししてみたいです。、

    0
    投稿日: 2024.03.17
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    サクッと読めるのがヨイです。 それぞれにキャラクターが立っているので読んでいて楽しいです。 深い読みを披露されて、掌の上にいる感がなんとも言えません。

    4
    投稿日: 2024.03.10
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    北村薫の空飛ぶ馬を読み終わり、「日常の中に転がるちょっとした謎」と「実在する文学作品が物語に登場すること」が共通する作品として、以前読んだことのあるこのビブリア古書堂の事件手帖シリーズを思い出し読み直した。ライトノベルっぽさがあり読みやすい。短編のようでいて1冊まるっと上手くまとまっているストーリー。面白かった。作中に出てくる文学作品を知らないのが悔やまれるところ。

    0
    投稿日: 2024.01.25
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    ゆっくり丁寧に時間が流れる本でした。 事件自体はさほど驚くほどのものではないけど、古書が事件の起承転結に関わるという発想が斬新。 第一話;俺「五浦大輔」の出自の秘密 第二話;本を盗んだ女子高生 第三話;秘密を抱える夫と、何があっても夫を愛する妻の夫婦の絆 第四話;ビブリア古書堂店長「篠川栞子」の絶対に手放せない一冊

    1
    投稿日: 2024.01.23
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     東京バンドワゴンシリーズから同じ古書店もののこちらも読みたくなり再読。栞子にときめくシーンはラノベ臭(偏見?)がするが、毎回取り上げられる本に興味を持たせるように書かれているのが魅力。栞子さんは内向的な性格と清楚な容姿を隠れ蓑にしているが、今回の再読で、かの人物譲りのダークな部分を強く感じて大輔に同情した。自分のことを本気で心配してくれている店員を良いように使いすぎ。主役2人よりしのぶさんと文香が好きだなぁ。

    1
    投稿日: 2024.01.22
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    本、古書にまつわるミステリ。 日常ミステリ系を読むと「ふーん」で終わることが多いのですが、 本書は事件の重さや、ミステリの核部分が良い塩梅。

    0
    投稿日: 2024.01.19
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    母が生前、病室で最後に読んでいたのが、このビブリア古書堂の事件手帖。いつかは読んでみたいと思っていたが、娘が持っているというので、この正月休みに娘に借りて読んだ。 私も古本屋巡りが好きで、感情移入しながら読めた。数々の伏線をクライマックス場面で回収する展開がとても良かった。 大輔が栞子さん無しに謎解きできるようになった成長も良い。 この話には続きがあるようなので、大輔と栞子さんがこの後どうなるのか、期待しながら続きを読みたいと思う。 娘に続きを借りれば、娘と会話もできるしね。

    0
    投稿日: 2024.01.18
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    ラノベだからと読まないのは勿体ない良質のミステリで、読んでみて人気の秘密がわかった。読みやすいので中高生にも薦めたい。続刊にも期待。

    2
    投稿日: 2024.01.15
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    謎解きのキレはそれほどでもないけど、古書にまつわる薀蓄に「へ〜」っと感心しながら楽しめる。全体的には楚々とした雰囲気で、表現力に劣るような気もするものの落ち着いて読めるのも好し。

    0
    投稿日: 2023.12.24
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    ミステリーだけではなく、未知なる本の紹介でもあります!読んでみたいし、本を愛おしくなるシリーズ開幕! ぜひ〜

    11
    投稿日: 2023.12.04
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    キャラ立ちさせようとすればするほど鼻につく作品が多い中、この主人公の栞子はとても好感がもてる。 最後の謎解きというかトリックは先が読めて驚きはなかったが、全体としてはとても楽しく読めた。 続きを読んでみたいと思った。

    0
    投稿日: 2023.11.09
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    三上延さん著『ビブリア古書堂の事件手帖』の概要と感想になります。 「俺は本が読めない。」と悲しいトラウマを脳裏に焼き付けた五浦大輔は高校二年の夏、『ビブリア古書堂』でその人を見つける。 古書を愛する『ビブリア古書堂』の店主である篠川栞子(私の中ではビブリ子さん)は、6年後の五浦大輔を雇入れ、古書にまつわる不思議な日常を2人で過ごし始める。 本作は実在する古書と共に、日常で起きた謎を栞子が見事に解決する安楽椅子探偵モノになりますが、似鳥鶏さんの『コミュ障探偵の地味すぎる事件簿』と似た印象を受けました。 ライトミステリ小説シリーズとして知名度は高いと思いますが本作で話は完結できているため、次回作へのモチベーションは人それぞれかもですね。私は一旦積読消化してから、次回作を読むかゆっくり考えます。

    56
    投稿日: 2023.10.20
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    色々古書にかかわる謎を店主が解き明かす物語。 本を読みたくても読めないのは辛いですよね…。 栞子さん頭良すぎです笑 コミュ障だけど。

    4
    投稿日: 2023.10.19
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    今更ながら読んだ。 普段は読まないミステリーが読みたくなって、そういえばだいぶ前に知り合いが好きだと言っていたな、と思い出した。 本は好きだけど、古書は未知の世界。古本屋にはなかなか立ち寄らないし、新品じゃない本と言えばブックオフくらいしか知らない。 東京近くなら沢山あるんだろうな。古書を取り扱っているお店。 一冊の本がそんなに価値があると思ってなかったけど、同人誌のように「もう二度と手に入らない」と希少価値が跳ね上がるんだろう。 足の怪我は実はもう治ってました、とかそんなオチでは無かったことにだけ、がっかりした。形の新しい安楽椅子探偵ってことなのかな。

    0
    投稿日: 2023.10.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    川崎大師にお参りに行って、交通事故で死んじゃダメでしょ、あそこは交通安全のお寺なんだから。 しかも川崎は危ないから女性が勤める場所じゃないなんて、いつの話?とイラっとしたけど、その後の説明でちょっと溜飲を下げた。 ラストの謎解きで、大輔がやたら怒ってたので、なんで?栞子のしたことって良くやったじゃんと思ったら、本を燃やしたことでは無いことに怒ってて、これも納得。 あそこまで本好きじゃなくても、自分の宝物の本は捨てられない、ましてや燃やせない。 この本、なかなか読まなかったのは表紙のイラストのせい。なんかコミックっぽいなーと敬遠してたけど、設定がもともと「巨乳」なのね。全然本筋に関係ないのに、とってつけたように紹介されてた。 しかし、なぜ男はそんなに巨乳に憧れるのだろう(笑

    1
    投稿日: 2023.09.10
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    急に連作短編ものが読みたくなり未読だったシリーズの一巻を見つけたので借りてみたひさしぶりの日常ミステリー、楽しかった。二巻以降物語が進んでいって欲しいような変わらずずっと続いてほしいような、そんな感覚になるのは世界観に入り込める良シリーズですね。

    0
    投稿日: 2023.09.05
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    実際にある本と物語を上手く調和させていてとても読みやすかった。ほんの少しの教養が必要だが読んでいるうちに身につく内容で人に薦めやすい本

    0
    投稿日: 2023.08.23
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    本好きな人なら、このビブリア古書堂シリーズに多かれ少なかれ心惹かれることだろう。 ヒロイン栞子さんが本・古書についての様々な知識を駆使しながら謎を解いていくのが楽しい。 第1巻は四話構成。 1巻目はシリーズになるか未定だったのかもしれないが、とりあえず最後の第四話で終了してもいいように、ストーリーが収まっている。 ちょっとこじつけてるな~と思う話もあるが、第三話の「論理学入門」は好き。 あと各話の中扉のイラストが、なぜか1巻だけ不気味。(2巻目以降変更されたのは不評だったのか?)

    1
    投稿日: 2023.08.20
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    古書は読んだことはありませんが、本を手がかりに謎を解くという流れがとても面白かった。本のフレーズがこういうヒントになるのか…と感心させられる部分がたくさんありました。さらに恋愛要素も入ってて、続きが気になります。シリーズ化しているようなので、続編も読んでみたいです。

    0
    投稿日: 2023.07.12
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    やっとずっと気になってた「ビブリア古書堂」全7巻と番外編、購入することができました!これから少しずつ読んでくのがすごく楽しみです。 記念すべき1冊目の読了。とても充実したものでした。 私は全く古書を読まないので、読む前は、ヒントというヒントを拾えなくて楽しめなかったらどうしようかと少し不安でしたが、全くそんなことはありませんでした。古書に全然詳しく無くても、文章の中に散りばめられているヒントを拾って一緒に謎を解いていくことができましたし、特に、第1章は1作目の最初ということもあってか、頭をフル稼働させれば私でもひらめくことができました。各章でしっかりと各々の古書を篠川さんが解説してくれるので、推理の最終段階を読んでいるときに「???」となることもなく、推理をスムーズに納得できました。 ただ、最後の章だけは、「自分が古書に詳しければ早い段階でおかしい点に気づけたのに…」という悔しさが若干あったので、このシリーズを通して古書に関する基礎的な知識くらいは学べたらいいなと思っています。 「本の中だけでなく、この本が辿ってきた運命にも物語がある」 本文中に2度登場した、異なる2人の人物のセリフです。私は結構中古の本も買うのですが、実をいうと新品を買っていないことに関して少し後ろめたさがありましたが、そのセリフを聞いて、古書と中古の本の年季が断然違うのは分かっていますが、なんだか救われたというか温かい気持ちになりました。

    11
    投稿日: 2023.07.11
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    10年以上前に購入した本。久々に読みたくなりました。 ミステリーあり、恋愛要素もあり、好きな一冊です。 作中に出てくる本にも興味が出て、読みたくなってしまいます。

    10
    投稿日: 2023.07.09
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    先日映画を観たので、その答え合わせに読んだ。なるほど。納得したのでそれで良し。シリーズ多数出ている人気作品のようだけどこの1冊で十分かな。

    2
    投稿日: 2023.07.02
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    剛力彩芽ちゃんのドラマを視聴した時から気になっていた本(何年前だ?)この度Amazon unlimitedで見つけて即読み(笑)面白かったです。

    3
    投稿日: 2023.06.13
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    4話からなる連作短編集で、テンポが良く読みやすくて、ミステリー要素もあり、何より小説に登場した本を読みたくなりました。 会話の中から謎を解いていくので、ミステリー初心者の私でも謎に気がつくことができ、鳥肌が立ちました。 栞子さんと大輔の今後の展開(恋愛)が気になってしまい、続編も読もうと思います。 近所に古本屋はありませんが、こんな古書店があったら行ってみたいです。

    0
    投稿日: 2023.06.04
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    昔読んだことがあって、懐かしくなって再読した作品。 この優しい雰囲気がとても好きだなぁと思う。 色々な本が紹介されているので読みたい本がどんどん増えてしまうけど、それもまた楽しい。

    0
    投稿日: 2023.06.02
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    鎌倉で小さな古本屋を営む栞子。太輔の祖母が大事にしていた古本には禁断の愛が隠されていた。 栞子がどうしても売りたくない晩年の本をめぐって事件が起こる。読んでいて複雑な気持ちだったけど最後はあっさりした。

    1
    投稿日: 2023.05.31
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    なんだか久しぶりにビブリア古書堂の世界観に浸りたくなって、中学生の頃に読んで以来、初めて再読した。やっぱり好きだなあと思う。10年以上経ってるのに、内容をほとんど覚えていたことに関心した。 本を読んで、登場する小説を読みたくなったり、その場所に行ってみたくなるあの感じも好き。 続きを読むうちに、まるで自分にとっても見慣れた景色みたくなっていって。本の中が自分の居場所になるような。 (評価の星の数には、きっと初めて読んだあの頃のワクワクしながら夢中になって読んだ思い出も少なからず影響している。)

    0
    投稿日: 2023.05.28
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    実際にある4つの本に絡めた内容で事件が起き解決していくお話しでした。その本もちょっとかじって読みたくなりましたが、私の趣味とは違うので途中でやめてしまいそうです。 栞子と大輔の関係もとても素敵でほのぼの感もありました。 「晩年」の話はえっと驚きました。 鎌倉を歩いてみたくなるお話しでもありました。

    0
    投稿日: 2023.05.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読みやすくて驚いた。 もっと本の内容に触れるものだと思ってたので想像とは違ったけれど、その本を中心に描かれる話はちゃんとミステリーでした。古書堂というだけあって普段私が手にしない本を知られるから新鮮で面白かったです。

    1
    投稿日: 2023.05.17
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    年々古書の値段、価値は下がっているってことを読んでいて思い出した。 本から事件を読み返すってことは、いかに書き込みがある本を登場させるか、という形式になるんじゃないかな。

    0
    投稿日: 2023.05.15