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ペンギン・ハイウェイ
ペンギン・ハイウェイ
森見登美彦/KADOKAWA
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総合評価

991件)
3.9
275
335
215
52
14
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    いつもの森見さんの作品とは色が違うかな?と思いつつ読み始めたが、随所に見られる森見節。やはりこの方の表現とても好きです。

    1
    投稿日: 2023.05.14
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    ペンギンというフレーズだけで購入。 ペンギンハイウェイとは実際にある言葉で、ペンギンが海から陸に上がるときに決まって通るルートを指すらしい。 『陸に上がってから』じゃなくて『陸に上がるとき』のルートってなんだろ? いつも同じ場所から陸に上がるってこと? それとも水中の話? 教えて詳しい人。 さて、内容はファンタジー要素が満載で、アニメ映画されそうな感じ。 なので、とても読みやすかったが、なかなか読む時間が取れず、だいぶ時間がかかってしまった。 あ、これがっつりアニメ映画化されてますね。 なんか最初から映画化目的だったんかな…。 文字で読んでも、妙に脳内で映像化されてたし。 ちょっと調べたら映画の考察が色々書いてあった。 みんなこんなに考えながら観たり読んだりしてるのか。 想像力豊かすぎてるわ。 気楽に読んで気楽に観ようぜ、と。 んでもって、俺のは考察じゃなくて感想なのよ、と前置きしつつ。 感想でよく見かけた終わり方にモヤるみたいな話、わからなくもないが、個人的には色々とはっきりさせないところがまたいいのではないかと。 お姉さんが不思議な存在であることが、主人公アオヤマにとって憧れであり興味の対象ってことを表してるんだと思うのよね。 上手く説明できんけど。 文章上手くなりたくて感想文始めたはずなんだけどな。 自分の言いたいことすら整理できないわ。 ま、感覚で読んでるので。 有意義な読書タイムをありがとうございました この読後感を噛み締めつつ 映像版も観ようと思ったら、U-NEXTになかった… さて、どーすっかな。

    0
    投稿日: 2023.05.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ファンタジーSFといった感じの小説でした。大人びたアオヤマ君とペンギンを作り出したり出来る不思議な力を持ったお姉さんとのやりとりが、掴みどころがない様で、物事の本質を突いているような気もするけど、やっぱりよく分からなくて、不思議な気分になりました。日常を描いている中に非日常があるアンバランスさが、この物語の不思議さの基なのかも知れないと思いました。いつの日かアオヤマ君とお姉さんが再会出来る日が来るのか…いや、来てほしいと願います。

    0
    投稿日: 2023.05.11
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    森川ワールド全開の不思議なお話 なぜペンギンなのかとかはどうでもよくて、とにかく世界観や話の展開方法が絶妙で面白かった。 お姉さんの存在って結局は何だったんだろう?と思った 真面目な少年が色々と考えて頑張る所が気持ちよく共感できた。 またウチダ君の人は永遠に死なない論は非常に面白く、並行世界では他界した自分の親たちもまだ元気に生きているんだろうかと思うと嬉しくなった

    3
    投稿日: 2023.04.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    研究熱心で、大変可愛らしい少年の夏の記録。 少年は自分の興味を忠実に突き詰める研究をする。 川がどこから来ているのか。みたいな些細なことも少年心には火をつける。 そんな少年が不思議な出来事に出会う。突然街にペンギンが現れたり、球体の水分が浮いている現象に出会ったり。 しかし小学四年生の少年にとっては、そんな現象も「夜になると必ず眠くなる」のと同じような日常にある不思議。と同列に考えられている。 読者の我々もそんな不思議が、どこか日常の中にあることを自然に受け入れてしまう。 研究熱心な少年の周りには、少年を応援する大人がたくさん。 父親は少年が考えるための道標を与えるし、歯科医院のお姉さんは少年の研究に期待を寄せる。 たくさんの期待を背負って少年は、自分の好奇心を突き詰めていく。 そんな研究達の現象が次第に1つに収束をしていく。この感覚は様々あるミステリーとも肩を並べるほど、気持ちの良い体験だった。 あの不思議と、この不思議は繋がっていたんだ、と。 ラストとなる少年の冒険には、とても感動をして何度も読み返してしまった。 ひたむきに考えることを諦めずに続けた少年は、ひとつの仮説に辿り着く。 街の現象を研究し続けていた、少年でしか辿り着けない仮説に。 少年は世界を救うために走り出す。 一緒に走ってくれるのは、クラスで一緒に負け組だった親友と、かつてイジメ出来た男の子。 なんどもある展開かもしれないが、やっぱり胸が熱くなる。 少年は辿り着いた研究結果と共に、海へ向かう。 世界がめちゃくちゃになっていても、怖くはない。可愛くて不思議なのだ。 少年が最後に言う宣言は忘れられない。 「僕は宇宙にだって行く、必ず会いに行く」 いい小説は途中から自分を「願い」を込めて読んでいることに気が付く。 この小説は最後、誰もがきっと願う。 少年は言う「僕が大人になるまであと3726日ある。僕はたくさん研究をして、昨日の自分より毎日毎日賢くなる。だから必ずお姉さんにいつか会いに行ける。これは仮説ではなく、個人的な信念なのだ」 少年がきっと必ずお姉さんに会いに行けると、我々は願い、きっと出来ると信じる。 ひと夏の冒険として、名作だった。

    3
    投稿日: 2023.03.16
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    うーん。正直、よく分からなかった。 読了までに、異様に時間がかかった。 でも、アオヤマ君とお姉さんの雰囲気は、好き。

    1
    投稿日: 2023.02.26
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    最初読み始めて、少し経ってあれ?私読み続けられるかな?と折れそうになった少し後から、この本の世界観にどっぷり浸ってしまい、読み終えた今、まだ浸っていたかったと思える、不思議な心地よさのある本です!

    5
    投稿日: 2023.02.08
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    小学生の頃に読んでみて意味わからなかったので大人になってから再読。突然世界にペンギンが現れる物語。子ども視点だとワクワク感が止まらない。歯科医院のお姉さんについての考察たくさん読みたい。

    1
    投稿日: 2023.01.25
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    小さな街で起こった、一人の頭の良い少年の一夏の成長を描くSFジュブナイル小説。こういう話、大好きです!謎が謎のままで終わることに多少のモヤモヤはあるものの、「世界の果て」「ミステリアスなお姉さん」「秘密基地での秘密の研究」など、そんなものどうでも良いと思わせてくれるだけの好みの要素がてんこ盛りで、ずっとこの世界に浸っていたいと思わせてくれる作品でした。アオヤマくんならきっとまた、お姉さんに会える。そう信じてます。

    2
    投稿日: 2023.01.21
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    10年くらい前に友達に借りて読んだ本。 もう内容も結末もおぼろげだけど、お姉さんの生み出すペンギンの描写がとても綺麗で、キラキラした映像が思い浮かんだ。ここまで鮮明に情景が思い浮かび、かつ10年経っても覚えているのはこの小説くらいかも。

    2
    投稿日: 2023.01.09
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    大好きです。映像が浮かぶ本。ペンギンがすごい。 途中で登場する同級生の哲学感みたいなものが私の考えるものと同じですごくワクワクしました。

    1
    投稿日: 2023.01.05
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    郊外の町に突然現れたペンギンたちと謎の物体「海」。 小学4年生の少年たちが調査を始める一夏の冒険小説。 いつもの怠惰な男子大学生は出てこないけど、主人公の少年アオヤマ君のおっぱい好きなところにモリミーを感じる。 歯科医院のお姉さんに対する甘酸っぱい恋心も、主人公が小学生ということもあり爽やかで、今までの森見作品とは違った味わい。 終盤にもう少しお姉さんの存在感があってもよかったかなぁと思いました。 私としては、いつもの男子大学生の方が好みだわ。

    0
    投稿日: 2023.01.03
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    中学生の頃読んだ。 何度も借りた記憶がある。表紙が好きだったし、物語の始まりも好きだった。単行本の表紙。数年後に好きなイラストレーターが描いていたと知り、好きは繋がるんだなとか思った。

    1
    投稿日: 2022.12.29
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    大人びた少年と不思議なお姉さんの話。 だいすきなSF物語の一つ。 子供らしい発想と大人びた背伸び感、小学生の世界観がリアルなのに、海やペンギン達の非日常の夏物語。 アニメにもなったね、あれもよかった!

    1
    投稿日: 2022.12.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    腐れ大学生ではなく、頭のいい小学生の探求熱心、冒険熱心なファンタジー。子供の頃の夏休みを思い出しながら読んだ。吉田拓郎の「夏休み」をちょっと思った。キレイな先生はお姉さんだな。その別れは切ない。

    1
    投稿日: 2022.11.12
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    男の子にとって、女性は謎であり、それは世界の神秘と同義。 だからアオヤマ君はお姉さんに惹かれてやまない。その眼差しは、科学者であり哲学者であり、でもやっぱり男の子。 結局、謎は謎のままなのだけれど、切なくて、不思議で、愛おしい読後感。小学校の頃の夏休みのような。 「ぐんない」 お姉さんの声が聞こえる。

    1
    投稿日: 2022.11.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    SF(すこし・ふしぎ)な話。 どこか牧歌的で、非現実的な雰囲気。 お姉さんとの別れは切なくて泣ける。

    0
    投稿日: 2022.10.26
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    森見登美彦さんの作品は、難しいのが多いけど、この作品は不思議な話でした。 大人びた小学生の探究心で様々な人を巻き込んでの物語がとても面白かった。

    0
    投稿日: 2022.10.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    森見登美彦=腐れ大学生モノなイメージだったのですが、本作はそれとは180度異なりキラキラ光る小学生モノ。 日々ノートを付けながら研究している小学生を、お姉さんを始めとした周囲の大人が優しく導きながら、自身が成長してゆくお話。 ペンギンが生み出される過程や「海」など、何の意味があるかわからないファンタジー感が含まれるのが、本作の味であるが一方で、理解を難しくしているとも感じた。

    0
    投稿日: 2022.10.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分が小学生の時にこんな考え方をして、こんな友達と一緒にこんな研究ができていたらと考えてしまう。小学生の頃に読みたかった本のひとつ。読んでいたらきっと真似してノートとペンを持ち歩いたんだろうな。 アオヤマ君とウチダ君のやりとりが愛おしい。おっぱいの話をする時とお互いの研究の話をする時の温度感の違いがとても好き。アオヤマ君は大人びているけど、案外ウチダ君の方が大人なところがいい。 でも大人になってしまったからこそこんなにも愛おしく読めるのだろうなぁとも思う。夏になると読みたくなる本。父の助言は私も心に留めておきたい。 始まりを意識させた終わり方がとても好き。

    1
    投稿日: 2022.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    現とファンタジーの境界が緩やかに融合されていて風景が浮かびやすく読みやすい。 懐かしい微光が優しく射し込むような温かさを感じることができる。 クールなはずのアオヤマくんの甘酸っぱい恋心が最後の数行に凝縮されていて、切ない余韻が泣かせる。

    0
    投稿日: 2022.09.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私が小学生だった頃…というか学生時代、アオヤマ君、ウチダ君、ハマモトさんの様にこんなに多角的な面から物事を考えた事がありませんでした… 好奇心旺盛ですが、ただ興味を持つだけではなく自分の力で解明しようとする所がもの凄く尊敬出来ます!本当に賢く逞しい子達です! 何気ない事でも興味を持てば世界は面白く輝くんだなと思いました。 前に読んだ時は謎が全て解明されなかった事を少し残念に思いましたが、それは多分アオヤマ君の課題だからなんですね。 いつかアオヤマ君がもっと偉くなって謎を解きお姉さんと再会を果たした時に、ほんの少し続きを覗かせて貰えないかなーっと楽しみに待っています。 頑張れアオヤマ君!!

    0
    投稿日: 2022.09.20
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    ジェンツーペンギンが好きです(^-^) フォークランド諸島のペンギン・ハイウェイをTVで観ましたが、圧巻でした。 いつか行ってみたい。 でもってペンギンを抱き枕に寝たい笑 小4の時はいろいろありました。 その時の課題は今も残ったまま。 答えを出そうと思えば思うほど、 出さなくてもいいんじゃないか、 と何度も何度もぐるぐるします。 「でも、世界には解決しないほうがいい問題もある」 お父さんの言いたいことは… 今ならなんとなくわかります。 研究は続けるけど、 解決は運任せかな。 「アオヤマ君、私はなぜ生まれてきたのだろう?」 大人になるには時間がかかる。 「ぼくは会いに行きます」 でもこれは、 アオヤマ君が子供じゃなくなった物語。

    1
    投稿日: 2022.09.17
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    夏に読みたいファンタジーの傑作! コウペンちゃんの作者もファンみたい。 少しませた小学生の主人公がかわいくて、経験する、目にする世界は素敵でした。

    0
    投稿日: 2022.09.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ・世界の成り立ちという壮大なスケールのモチーフ → 創世記?天地創造?神話? ・研究に恋をするかのように打ち込むことと、お姉さんに恋をすることの掛け合わせ ・ぐんない=別れ=死、アオヤマくんの生においては永遠に会えないかもしれないこと ・世界ってどこまでの範囲を指している?世界の果てが地球に現れる都合の良さ。 ・解けない方がいい問いもある→アオヤマくんにとっても、読者にとっても 映画を観てからこちらを読んだ。大まかなストーリーは同じだったけど、ラストの印象が違った。 映画からは「また会える、その日まで」という希望を感じ取ったが、小説からは永遠の別れの予感を感じた。「だから研究に打ち込む」という動機もみえる。いつか永遠の観念になったその先で会えるかも…という、ちょっと理系からは離れた思想を感じ取った(違うかもしれないが)。でも、そうでなければ、世界の果てを物理的な意味と心的意味で掛け合わせる意味がよく分からなくなる。 ただし〈海〉が残されたのかどうかは分からないから、やっぱり別れが確定したわけではない。だから、「ぐっばい」ではなく「ぐんない」なのか。 宇多田ヒカルはこの小説から何を感じ取ってあの詩を書いたのだろうか。読解力鬼じゃないか?

    1
    投稿日: 2022.08.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「ぼくはたいへん頭が良く、しかも努力をおこたらずに勉強するのである。だから、将来はきっとえらい人間になるだろう。」 この尊大な出だし、既視感があるな。 「彼らは間違っている。なぜなら私が間違っているはずがないからだ」 あ、『太陽の塔』だ! 何だか笑える。 これだけですでに楽しい。 『ペンギン・ハイウェイ』 森見登美彦 (角川文庫) 登場人物の名前がカタカナなのがSFっぽい。 小学四年生の少年による語りで進む物語は、一見ジュブナイルだ。 しかしながら、この主人公のアオヤマ君、なかなかにクセの強い変人で、どうも一筋縄ではいかなさそうである。 頭が良くて理屈っぽく、自意識過剰ぎみで、恋心には鈍感なくせにおっぱい好きを公言している。 そして歯科医院のお姉さんが大好きなのだ。(かわいい) おまけに乳歯がぐらぐらしている。(かわいい) 彼は毎日気付いたことを細かくノートに記録していて、たくさんの研究をかかえている。 探検や実験をしたりもする。 ある日、住宅街のまんなかに突然大量のペンギンが現れた! これは、不思議な出来事に見舞われた街と、アオヤマ君と、歯科医院のお姉さんの物語である。 ペンギン出現をきっかけに、街にはおかしなことが次々と起こる。 草原に現れた透明で巨大な球体“海”を、アオヤマ君は、クラスメイトのウチダ君やハマモトさんと研究することにした。 彼らは、“ペンギン”と“海”と“お姉さん”が繋がっていることを突き止める。 お姉さんは一体何者なのか? ばりばりネタバレだけど、お姉さんはペンギンを作ることができる。 彼女がコーラの缶をペンギンにするシーンが視覚的に描かれていてイメージが鮮やかに浮かぶ。 空のぱきっとした青さやぴかぴかしたコーラの缶の質感、白い泡がふくらんではじけて缶にくるくるとまとわりつく感じ、ぷくぷくしながらペンギンの翼がぶわっと現れる瞬間の驚き。 傘の上で起きた現象もすごかったな。 植物が生まれて咲き乱れて朽ちるまでが、時にはスローモーションで時には早回しで現れ流れ、目が追い付かないと思ったところでこぼれ落ちたタネが、次々とペンギンになっていく。 やがて物語は、夏休みに突入する。 小学生のお話だから、やっぱり夏休みははずせないよね。 今は大人になった人たち誰もが経験した長い長い夏休みは、どこかノスタルジーを誘う。 一日一日がそうたいして充実しているわけでもなくて、なんとなく過ぎていくんだけど。 でもその時には何でもないちょっとしたことが、後で思い出になったりもする。 無駄が実は無駄じゃなかったと気付くまで、どれくらいの月日が必要なのだろう。 そんなことを思いながら、小学四年生の彼らをまぶしく眺める。 台風が来て暗くなった家の中で、アオヤマ君の妹が泣く。いつかお父さんもお母さんも死んでしまう、と。 そのシーンは、ウチダ君の“死”についての考察のシーンに繋がっていく。 ウチダ君は言う。 「ぼくらはだれも死なないんじゃないか」 自分が死んだとして、“死んだ”と認識する自分は生きているから。 説明のできない不安な気持ちと、それでもやっぱり大人に守られているのだという安心感とが共存しているのが彼らの世界なのだ。 妹が泣いたあと、お母さんが帰ってきて部屋の電気をつける場面は、自分も子供に戻ったような気持ちになった。 お姉さんはペンギンを作る。 ペンギンは“海”をこわす。 “海”とは世界の裂け目だったのだ。 お姉さんとの別れは近づいていた。 アオヤマ君とお姉さんが二人だけになるラストシーンが印象的だ。 誰もいなくなった住宅街。 いつもお姉さんと逢っていた“海辺のカフェ”で、二人でコーヒーを飲む。 お姉さんはアオヤマ君をそっとつつんで抱きしめる。 シンと時が止まったように美しいシーンだ。 でも二人の会話は明るくて、全然しんみりしないところがいい。 「私は人類じゃないんだってさ」 「信じられません」 「そういえば君は人類代表だったな」 「そうです。いずれ本当に人類代表になるんだ。ぼくは宇宙にも行く」 「それだけえらくなったら、私の謎も解けるだろうな。そうしたら私を見つけて会いにおいでよ」 「ぼくは会いに行きます」 街に日常が戻る。それぞれの生活が始まる。 こういう最後って、ほんと好き。 当たり前の毎日、っていうパワーワードにぐっとくる。 でも。 “あたりまえ”だから、やっぱりどうしてもお姉さんの不在の理由を探してしまう。 最後の二行、つぶやくようにこぼれたアオヤマ君の言葉がとても切なく響いて、いつまでもいつまでも心に残った。

    0
    投稿日: 2022.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    森見ワールド。 現実にありそうだけどやっぱりないファンタジーはさすが。 特に好きだった設定は、川が循環しているところ。 年上のお姉さんもいい味出してる。

    0
    投稿日: 2022.08.15
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    ファンタジーあふれる話だったけど、小学生の頭の中ってこういうことなんだろうなって具現化されたようなお話。 探求心と好奇心にあふれたアオヤマ君素晴らしすぎる。こんな子供時代を過ごしてみたかった。

    0
    投稿日: 2022.08.14
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    森見登美彦というと文語調の文体を思い浮かべるのだけれど、この本は主人公が小学生のためか、児童小説を読んでいるような、非常に丁寧な日本語で綴られている。話も、少し理知的な小学生を主体とした日常を描いている、、、と思いきや、話はどんどんSFの世界に。森見さんの不思議な世界観は好きだけど、まさかSFを読めるとは。子供の頃、何気ないことに一喜一憂した事を思い出し、少しくすぐったい気持ちになる。今読んでもいいんだけど、小さい子がもっと読んでもいいと思う。色んな事を知ることができる内容だから。

    0
    投稿日: 2022.08.13
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    「四畳半神話大系」「夜は短し歩けよ乙女」を読んで非常に興味を持った森見登美彦さんの本。今挙げた2作品とは異なるテイストで興味があったので読んでみた。 小学4年生が主人公の話であるが、全く小学生らしくないというかなんというか…良い意味で森見登美彦さんが描きそうならしい主人公像だなという印象。 話としては、主人公とペンギンを作り出すことができる「お姉さん」を中心とした物語。ただ、途中から話がわからなくなってしまったというのが正直なところ。文系の人間が読むにはちょっと理解しづらい内容だったなと笑 ペンギン云々といより、小学生のキラキラしたひと夏の甘酸っぱい思い出話と見れば、心温まる良い本だったかなと思う。 映像化されているようなのでぜひそちらを見て、改めて理解を深めたい。 おそらく映像化されてそのおもしろさが一層わかる作品だと思う。

    2
    投稿日: 2022.07.30
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     ヘタレ京大生以外の主人公も書けるのか!と初読時は驚いたもりみー作品。映画の『ドラえもん』や『クレヨンしんちゃん』を思い起こさせる、少し切ないSFに仕上がっている。アオヤマ君は5歳の頃から腹を立てず、論理的に物事を考える小学4年生。スズキ君にプールの中で水着を盗られた時の対処法が素晴らしい。少し変わっているけれどたくましく育っており、両親は鼻が高いだろう。  お姉さんがコーラの缶を変身させて出現したペンギンやプロジェクト・アマゾン、草原に浮かぶ球体の<海>の謎などが最後一つに集結した時は、アオヤマ君でなくとも「エウレカ」と言いたくなる。夏休みにぴったり。

    2
    投稿日: 2022.07.22
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    小学4年生のぼくの街にある日突然ペンギンが現れた。このおかしな事件には仲良しの歯科医院のお姉さんが関わっているらしい。ぼくはその謎を研究することに。友だち、家族、町の人…みんなを巻き込んで起こった不思議なこと。多感な時期のぼくの真剣さや純粋さに胸が打たれる。お姉さんへの気持ちもまっすぐで切ない。でもそれでこそ少年時代。世界は毎日無限に広がっていく。

    0
    投稿日: 2022.07.17
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    小学生時代の自分に薦めたい作品。 お気に入りのノートを持って、興味があるものをとことん追求して考えるアオヤマ君の毎日が楽しそう。

    6
    投稿日: 2022.07.16
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    想像力も逞しく 少年の冒険物語にまとめている おっぱいが好きな科学少年だ 子供向けだが 無邪気で楽しい文章だった 空想の話しばかりなのだが、あまり嫌味がなく入ってきた 歯医者のお姉さんがペンギンを作れるんだ それも自販機で買ったコーラの缶を投げると ムクムクと変化していって ペンギンになるんだ 何も食べないのにずっと元気なペンギンなんだ いっぱいペンギンがいて森に住むようになった お姉さんはコウモリも作れた ミニ シロナガスクジラも作った おもしろいよね、ある日、道をペンギンが歩ってるんだもの このおっぱいが好きな小学四年生の男の子が主人公として、お姉さんのペンギン作りを研究する お姉さん自身がなんでペンギンを作れるのか分からないんだから 少年は研究も好きだ 探検も好きだ ノートにE=mc2 とか書いてる 友達と探検地図作りもする 同じクラスの女の子も森を探検していた この娘も相対性理論なんかを知っている この娘は宙に浮かんだ水の球を森で見つけていたんだ 少年たちは一緒に研究する ある日 この水の球の下に ペンギンたちが集まってきた ミニシロナガスクジラは川で泳いでいた 奇妙な動物も発生する ジャバウォックという クジラにひとのような手足が生えて四つ足で歩き背中にはコウモリのような羽がある 宙に浮かんだ水の球を 海と称していたら ある日ドンドン大きくなって森を飲み込む大きさになってきた 消防車も出動し災害時の騒ぎになってきた 少年たちは学校を抜け出し 海のところに お姉さんは大量のペンギンを引き連れ少年と一緒に 海に飛び込む 海の中は不思議な世界だった ペンギンたちが飛び立ち 海の中の 空を突き破ると 海の中に飲み込まれていた人たちは 海の外に戻っていた お姉さんは空き地に立つと少年に別れを告げる 残された少年は 全てを記録しておきたかったが表現する言葉を見出せないでいた 世間はこの不思議な 海の出出現を忘れようとするかのように話題から消えていった 少年はペンギンハイウェイを通って お姉さんに会いに行きたいと想い焦がれているところで 終わり マンガ、アニメにちょうど良い

    0
    投稿日: 2022.07.14
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    独特で丁寧な文章でみんなの会話が進んで、最後は意外でちょっと切ない気持ちになった。状況を喩えている言葉が綺麗だった。みんなのなにかに真剣に研究(勉強?)し続ける姿勢を見習おうと思った。おもしろい!

    1
    投稿日: 2022.06.22
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    小学4年生の主人公の言動とファンタジー性に入り込めず、読み進めるのに苦労し、何度も挫折しかけた。 主人公は色々なものに興味を持ち、それをノートに書いて日々精進し、賢くなっていることを自覚する少年。賢さを維持するため甘いものが好きで、そのため歯医者に通い、そこに勤めるお姉さんと知り合う。お姉さんのおっぱいが好きで、お姉さんにも何度も注意される変な子供。 ペンギンが突然街に溢れてその研究や、友人との川の源流探し、別な友人との森に現れた「海」の研究とか、色々な研究にハマってゆく。街は魔物の出現や海の膨張で大騒動になるが、主人公の研究で救われる。 いじめや初恋のような甘酸っぱい出来事もあったりするのだが、ペンギンが産み出されてゆく謎や宙に浮かぶ海の謎など不思議すぎて、純粋な心を失った小生には楽しみ難い内容でした。

    35
    投稿日: 2022.06.22
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    再読。面白かった。映画も小説も、何度見ても泣いてしまう。主人公であるアオヤマくんが好きだ。お姉さんも好きだし、ウチダくんも、ハマモトさんも好きだ。すべての登場人物に愛おしいところがある。森見氏の素晴らしい技術だと思う。その好ましい登場人物達を通して、在りし日の少年の原体験を読む。描写の一つ一つが丁寧で、少年目線の爽やかなもので描かれているため、世界観にのめり込むことが容易である。だから、これほどまでに心動かされる作品だと考える。何度繰り返し読んでも良い作品だ。

    0
    投稿日: 2022.06.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    研究熱心な小学4年生、アオヤマくんのお話。アオヤマくんは小学生とは思えないほど、勉強家で色んな研究をしてみたり、クラスメイトの鈴木くんに嫌なことをされても「僕は怒らないことにしているんだ」と言って、感情的にならずに冷静に判断していて、とってもえらい。 かと思えば、気がつくと大好きなおねえさんのおっぱいのことばかり考えていたり、クラスメイトの恋心に鈍かったり、苦くて美味しくないコーヒーを飲む練習をしたり、少年らしい一面もあって、なんだか可愛かった。 ファンタジーなSF設定と、主人公が幼くて、感情移入しきれない部分はあったけど、面白かった。

    0
    投稿日: 2022.05.26
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    ちょっと途中から飽きてきちゃったのもあるけど 総合的には面白かった 小4?のくせに 言ってること大人っぽすぎて 終始ニヤニヤしました

    0
    投稿日: 2022.05.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    森見登美彦作品は読み終わると、いつも?が頭に残る。 不思議な世界を不思議なまま終わらせているような感覚に陥る。 この本を読むことで、「謎は解決しなければならない」と思い込んでいる自分がいることに気がついた。お姉さんと〈海〉が関係している理由なんてこの作品で明らかにはされていないし、明らかにする必要はないのだろう。 触らぬ神に祟りなし。謎は謎のままで終わってもいいのではないだろうか。 ストーリーの中に森見登美彦の研究に対する姿勢が表れていたのも面白いと思った。 その姿勢の例が父の三原則だろう。 ・問題は分けて小さくする。 ・問題を見る角度を変える。 ・似ている問題を探す。 この3つが父の三原則だ。 問題の解決方法がデカルトの方法序説に似ている。 今後、問題にぶつかった時、この三原則を試してみよう。 あと、ドライブの方法も真似したいと思った。 目的地を決めず、行きたいと思った道を選び、気ままにドライブするのはいいなと思った。 ドライブは目的と捉えるか、手段と捉えるかで全く別の行為になるだろう。 僕はどちらかと言うと手段と捉える方だと思う(多くの人は手段にしていると思うが)。 ドライブを目的とするドライブをやってみたいな。 目的地を決めず、ただ車を運転するのに少し憧れを抱いた。

    0
    投稿日: 2022.05.14
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    彼らの研究している海のかたちが気になって、映画を観てみようと思った。 ウチダくんの死ぬことについての研究、この次に読んだライオンのおやつに重なるところが少しあって、思わぬところで死の概念を変えてくれた。この本の本質はそこじゃないのだろうけど。

    1
    投稿日: 2022.04.27
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    賢くて理屈っぽくて小生意気な小学4年生・アオヤマ君は、日々感じたことをノートにまとめ、分析し、研究する。もっかの興味対象は、歯科医院のお姉さん。そんな彼が住む町に、ある日、大量のペンギンが現れた。 子どもの視点から見た、世界のとほうもない広さと理不尽さ。年上の異性への興味と憧れ。愛することの一抹のかなしさ。そして、学ぶことの楽しさが、ギュッとつまった不思議な物語。

    0
    投稿日: 2022.04.22
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    登場人物がみな素敵であるが、とりわけ父さんとお姉さんが魅力的だった。 父さんについて。少年の好奇心の赴くままに行動させる寛容さと信頼。そして少年のお姉さんに対する想いに深入りすることなく、少年の自発的な気づき、いわゆる世界の果てを自ら経験することをじっと温かく見守る姿が印象的。大人びた自尊心の高い少年に対して対等な立場で、互いが尊敬しあう素敵な親子関係だと感じた。 「知っていたとも p.381」「それは素敵な課題をみつけたね」少しだけ苦い味のするチョコレートをくれた。 また、少年への教えの中で、ノートの書き方やエウレカ思考、問題へのアプローチ三箇条など、日常生活の学びを深めるヒントを得ることもできた。 お姉さんとのプールの一節。 「今こうしてお姉さんといっしょにいるということは、お姉さんといっしょにいることを思い出すこととは、ぜんぜんちがうのではないだろうか。 p.253」 「写真を撮る」「動画を回す」ことに夢中になって、その一瞬を、記憶や記録だけでは感じ取ることができないリアルな体験を蔑ろにしていなかったかと顧みるきっかけとなった。もちろんすべての瞬間を記憶できるわけがないし、写真や動画に付随して思い起こされる記憶があるのは確かであるから、記録と瞬間の塩梅は非常に難しい。 物語の結末は切なく物悲しい。お姉さんが去るシーンから父さんとの会話、少年のお姉さんへの想いまでを何回も読み直してはウルウルしてしまった。賢いがゆえに、お姉さんの正体とその結末を悟ってしまった少年は、かなしい世界の果てを経験した。それでも少年は持ち前の好奇心と行動力でペンギン・ハイウェイを突っ走るだろうし、必ずお姉さんとの邂逅を果たすことを私は確信できる。 切ないラストではあるが、心温まるお話だった。森見作品はファンタジー色が少し強く私の好みではなかったが、この作品はまた読み返すだろう。

    0
    投稿日: 2022.04.19
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    最初は読み進めづらい部分もあったが、後半からは夢中になって一気に読んでしまった。特に最後は泣いた。森見さんの作品はどれも素敵な空想にあふれているが、この本は「ぼく」視点だからか、一層爽快感があった。

    0
    投稿日: 2022.04.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    他人に負けるのは恥ずかしいことではないが、昨日の自分に負けるのは恥ずかしいことだ。(5〜6頁) 自分の満足のためにほかの人にがまんしてもらうには、それなりの理由と手続きが必要だが、スズキ君たちは正当な理由も持たず、またその手続きを踏んでもいないからだ。(16頁) 問題が何か、ということが分かるのは、たいてい何度も間違ったあとだ。でも訓練を積んだ人は、だんだんそれを見つけ出すのが上手になる(96頁) お姉さんの顔、うれしさ、遺伝子、カンペキ(144頁) もしかすると、ぼくらはだれも死なないんじゃないかって(288頁) ぼくは仮説を立てたいのでもないし、理論を作りたいのでもない。ぼくが知りたいのはそういうことではなかった。そういうことではなかったということだけが、ぼくに本当にわかっている唯一のことなのだ。(373頁) もう一度、「ふうん」というお姉さんの声が聞きたいとぼくは思うものだ。(382頁)

    0
    投稿日: 2022.04.10
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    アニメ映画化された作品で、ちょっとませた研究大好きの小学4年生のアオヤマ君が、不思議な歯科助手のお姉さんの「街の中からの何もないところからペンギンが出てくるのか?」という奇妙な現象の問題を解明しようと奮闘する物語です。

    0
    投稿日: 2022.04.09
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    この世界観が大好きです。個人的には、大切な人との別れをどのように昇華してゆくのか、というテーマを扱った本だと感じています。人との出会いや別れについて考え込むたびに、読み直しています。

    0
    投稿日: 2022.03.13
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    アオヤマくんのノートテイキング力、物事の見方や考え方に感心。 お父さんのアドバイスを素直に聞き入れて、すぐ答えを聞かずに自分の力で考えるところが彼の素晴らしいところだと思った。(自分には足りない部分だと痛感…) 一方で、小学生らしいかわいくて純粋な部分にほっかりしたり、死についての「おそろしい発見」は自分も体験したなぁと読んでいて懐かしい気持ちに。 「自分は小四の頃何を考えてどんなことをしていたっけ?」と思い返しながら、甘酸っぱくて心地よい気持ちになれるお話でした。

    2
    投稿日: 2022.03.08
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    唐突な展開が、さも当たり前のように続くのだけれど、それが良い。少年の瑞々しい感性が素晴らしい。少年よ、私は泣きます。実際泣いてしまった。

    1
    投稿日: 2022.03.01
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    アオヤマ君の実直さに心惹かれた。ノートに書いてアウトプットする事は見習いたい。書いてまとめてエウレカするまで遊ぶのもいい。

    2
    投稿日: 2022.02.28
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    ありふれた日常。賢くて 誠実で ちょっぴり生意気な小学生が 突然街に現れた不思議な現象を研究していく。コツコツと着実に 謎を追いかける過程で 不思議は さらに不可思議に、入り組んでいく。大好きなお姉さんは 何者なのか。

    2
    投稿日: 2022.02.13
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    audibleにて拝聴。ナレーションが素晴らしかった…!!!アオヤマくんやお姉さんなど、主要キャラの演じ分けがとても聴きやすかった。 アニメ映画を観たことがあったけど、あまりストーリーに関してはピンとくるものはなかった。 けど、原作は…なるほど…いいなぁ…と、自分の小学生時代を懐かしく思い出したりした。 アオヤマくんの妹が死を認識し始めて泣いているシーンが原作でも印象的だった。 映画では突発的にそのシーンがあったため(なんだったんだ!?)と思いながらも、私もこのくらいの歳に「お母さん死んじゃう」って泣いたなぁ…と思い出して泣くという感じだった笑 けど、原作だとウチダくんが死について考えている描写もあったりで、「死」というものについてより考えさせられた。 もしかして、この作品ってそういうテーマだったの…?と映画では(????)という感じだったものが少ししっくりときた。 ただ、やっぱり雰囲気で読み切った感が強い…でも最後は涙がボロボロ出た… まだ色々なことを知らない子供達が、身の回りを探検したり、そして死についても気付き、考えるようになっていく成長の物語なのかな…

    2
    投稿日: 2022.02.10
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    森見さんの作品は京都が舞台のイメージが強かったので意外だった。序盤はなかなか入り込めなかったが、主人公の男の子が、物語のテーマについて可愛い取り巻き達と分析を進めていくことが加速し始めてからはいつの間にか森見さんの世界に引き摺り込まれていた。何か子供達の探究心を見守りながら、小学生の頃のキラキラした時代を懐古させてくれるような優しい作品でした。

    2
    投稿日: 2022.02.10
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    映画を見てから小説を読んだけど この話は原作も映画もどちらも好きだと感じた。 小学生の頃の、世界がすごく広く感じていた感覚や、山にクワガタを取りや川に飛び込みに行ったり冒険的なワクワクを感じていたあの頃が蘇って、胸がポカポカしてきた。 大人になってGoogleマップやらニュースやらで世界が近くにあるように錯覚して、感覚が鈍く擦れてきている気がして、 頭でっかちにならず、アオヤマ少年のようにどんどん行動しようと思えた。 そしてアオヤマ君は、僕は怒らない、泣かないって作中で何度も言っていて、話が最後に向かうにつれて凄く切なくて胸が締め付けられた。 最後の文章は本当に心に沁みた。 ぐんない

    1
    投稿日: 2022.02.05
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    アニメの映画で見たものをブックオフで発見して読んでみた結果、見ていたので想像して理解できる部分が多かったかなぁと言う印象。こちらの原作を初めに読んでいたら何が何やらとても難しい物語かもしれません。 超簡単に言うと少年の甘酸っぱい恋愛物語かな⁈ オススメは 「映画」→「原作」 の順です。

    1
    投稿日: 2022.02.01
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    映画化されたけど、観なかったので気になって読みました。 う~ん、読むのにすっごい時間がかかってしまいました。 小学生の少年目線で書かれているのですが、なかなか興味が持てなくて読みたい欲求が上がらず‥。 最後は少し切ない終わり方でしたが、何か結局分からない事が多くて謎設定は謎のままで、時間かけて頑張って読んだ割には消化不良でした。 個人的には合わない作品でした。

    8
    投稿日: 2022.01.30
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    初めて読んだ日から5回は必ず読み返している作品。 もう8年ほど前になるが、もう閉業してしまったあの本屋でこの書籍を手にとって購入した時の事を今でも覚えている。表紙、それから1ページ目に書かれた文章をみて、金欠中学生だった私なのに、気がついたらレジに並んでいた。 森見登美彦さんの作品をそれまで読んだことがなく、初めて読んだのがこの作品だった。 この作品を読み終わった後に、似た作品を探そうにも他の作品とはほのかに違っていて、でも彼の紡ぐ言葉に引き込まれた事は確かだった。 作品の節々に見られる情景描写がとても美しい。 例えば、主人公のアオヤマ君のお父さんが暗い道並みを通り抜け、やっと家族が住む家に帰宅する時の描写。街並みをあんなに美しく描く、そして押しつけがましくなく描くのに引き込まれる。 加えて登場人物すべてが愛おしい。 特にアオヤマ君とお姉さん。 ふたりの関係性の中で流れる時間が切なく、そして愛に溢れた不思議な時間に感じる。 お姉さんは陽気なようで、繊細な面もあり、 芯がしっかりとしてるように見えるけれど、どこか消えてしまいそうな儚さに憧れる。

    2
    投稿日: 2022.01.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読むのに時間がかかった。SF苦手かも、、 アオヤマ少年の冒険物語で、小学生の頃に想起するような突拍子もない展開だった。 お姉さんと少年はまたどこかで会えるのかな? 切ないお別れだけど、またきっと会えることを祈って

    2
    投稿日: 2022.01.29
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    <見た目は子ども、感性とか考え方とかは子どもっぽく無いように見えるけどもやっぱり子ども>  来年中学生になる弟がいる。本が好きでよく読む。休日、何か買ってあげようと思って散歩がてら書店に連れて行った。どんな本が良いだろうかと、文芸書を眺めているときにふとこの本のことを思い出した。彼はまだピンと来るモノが見つからないみたいで、口をへの字に曲げて俯いている。この本を勧めてみようと私は思った。 「なんかおもろそうなん見つかったか?」 「うーん…」そもそも虫の居所が良くなかったのか、彼は『なんだかよく分からないけどモヤモヤしてむしゃくしゃする病』を発症させていた。これくらいの歳の子であれば珍しくないだろう。ここは兄の度量の広さで受け止めてあげた。 「よし、ほんなら兄ちゃんがおもろい本を教えたろ」 「うーん」やっぱり弟はなんだか面白くないらしい。早くも私の度量には罅が入り始めた。 「なあ、何がそんなに気に入らんねん。って、なあ、聞いてるか…」  その時、弟がコーナーの一角に積まれた文庫本を見つめていることに私は気付いた。何を見ているんだろうと、視線の先を辿った。そこには表紙に女性の裸体が載った文庫本が積まれていた。  内容は分からない。そうゆうセクシーな装丁の書籍は時々ある。弟がそういった分野に興味を持ち始めるのは、分かる。不機嫌の最中、たまたま視界に入ったのだろう。視界に入ったが最後、セクシー文庫は彼の意識をがっちりと掴んでしまった。その時私はまた思い出した。本書の主人公、アオヤマ君は無類の「おっぱい」好きである事を。アオヤマ君を説明する上で、そこを避けて通る事はできない。弟は今、穴が開くほどセクシー文庫を見つめている。  私は、ペンギン・ハイウェイを買ってあげるのをやめた。今渡しても、アオヤマ君の心情は彼に響かないと思ったからだ。おっぱいに引きづり回されている内に読み終わってしまうかもしれない。それは私の本意ではないのだ。  と、まあ好きなように書きましたがもちろんおっぱいは全くメインテーマではないのです。笑  読後、あんなに切ない気持ちで一杯になるとは想像がつきませんでした。最後数ページを読み返して、溢れ出しそうになって、またそのページを読み返して… というループを何度も繰り返していました。  いっしょにいることと、思い出すことは全然違うのではないだろうか。  ぼくが知りたいのはそうゆうことではなかった。  この年で気づけますかね。僕の小学生時代など思い起こしてもろくなことが無い。  とにかく、面白かった!

    1
    投稿日: 2022.01.23
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    森見さんの本なら個人的には偏屈限界京大生群の方が好きだけど、小学4年生の主人公もほどほどに捻くれつつ可愛くていい感じ。完成度の高いSFジュブナイル。アニメ映画版を夏の終わりに見に行けたのは良い体験だったなあ……

    1
    投稿日: 2022.01.21
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    少年の好奇心探究心が世界を回す 物凄く大人びているけど凄く子供らしくもあるなんともヘンテコな少年と、子供達の冒険 不思議なお姉さんとその周辺で起こる不思議な出来事 巻き起こるそれを事実として受け止めて不思議だなぁと片付けないで理由や原因を研究、追求していく姿は、彼らが純粋な子供であるからこちらも違和感なく受け止められた 映像化も頷ける摩訶不思議で神秘的な描写 全ての繋がりに気付いてしまった少年、ラストがとても悲しい 今後はオッパイの事を考えても悲しくなってしまう たどり着きたくない世界の果てもある

    1
    投稿日: 2022.01.15
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    映画を見てからしばらく経ってかなり忘れてしまっていました。。本読んで一層面白かったです、どのフェーズでも決まってワクワクしました。もう2回くらい、横目で映画を見たい気持ちです。

    1
    投稿日: 2022.01.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読んだのは随分昔だけど、時々思い出して、また読みたくなるお話。切ないけれど温かい。お姉さんとアオヤマくんはきっとどこかでまた会える。

    1
    投稿日: 2022.01.10
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    これは子どもの頃に出会いたかった冒険物語。頭で考えすぎるからか読み通すのに時間がかかってしまった(途中から一気に進んだ)。

    5
    投稿日: 2022.01.10
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    今までの森見作品とは異なり、子供向けの様なファンタジー風で読み終わるまでなかなか時間がかかった。最後の盛り上がりは良かった。子供の頃に戻った感じ。この不思議な世界観、好きだな。

    2
    投稿日: 2022.01.01
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    読み始めは世界観に入りこめず、途切れ途切れに読んでいた。 海が出てきてからは一気に読んだ。 海の詳細、プールの中の世界、祖父母の家の空気。 表現が綺麗で、子どもの頃こう感じていたなと懐かしくなった。 映像でも見てみたいので、映画版も年末休みでみる。

    1
    投稿日: 2021.12.27
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    小学生にしては賢すぎるアオヤマくんと仲の良いお友達二人で次から次へと現れる研究に着手していく。 結局私には謎は分からなかったけど、全体的に切なくて、小学生たちの日常の懐かしさも感じられて、とても暖かい作品だったと思う 結局ペンギンはなんだったのか 考察のしがいのある1冊

    2
    投稿日: 2021.12.19
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    いつもの森見さん作品とは違って、舞台も京都でなければ、主人公も阿呆大学生ではない。主人公のアオヤマくんは大人びていて少し生意気な少年で、身の回りの気になったことを研究し、ノートに書く。自分が小学4年生の頃はこんなにしっかりしていなかったが、確かにクラスにこんな子はいた気がする。 常に冷静で論理的なアオヤマくんだが、乳歯がぐらぐらしているのが気になっちゃうところや夜眠くなってしまうところなど、子供っぽいところがあるのが愛らしい。お姉さんとアオヤマくんのやりとりもほっこりした。 少しストーリーが複雑で途中混乱したが、不思議で暖かくて、切ない気持ちになるお話。アニメ化されているらしいので、機会があったら是非見てみたい。

    2
    投稿日: 2021.12.18
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    森見さんの本を読んで見たかったに加えペンギンが出てくる?! ペンギンという生き物にトキメキを感じる私としてはわくわく。 ですが文章になかなか入り込めず、読むのに時間がかかってしまいました。 読みながらアニメっぽいなぁと思っていたらアニメ映画がNetflixにあったのでそちらも視聴。 とにかくペンギンがかわいい。哲学者アオヤマくんもかわいい。不思議で可愛くて切ないお話しでした。 私もペンギンを出したい。

    11
    投稿日: 2021.12.16
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    「海」とは一体何だったのだろうか。生命活動のエネルギーか。自分の善い部分がペンギンで、悪い部分がジャバウォック。悪い部分を吐き出すと元気になって、善い部分を吐き出すと元気がなくなる。「海」がエネルギーであることは、「お姉さん」にとってはそうだけれども、それを外から見てる「僕」にとっては?お姉さんがいなくなっても、お姉さんはいなくならない?海がなくなっても、海はなくならない?世界の果ては折りたたまれている? 世界の果てってのは、存在してなくて、存在してるのは、世界の果てに向かう好奇心。

    1
    投稿日: 2021.12.14
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    森見さんらしい繊細な文章と軽妙なやりとりがよかった。 けれど、他の作品よりもときめきが少なかったというか、途中は少し間延びしてしまったような気もした。 最後は切ない気持ちにさせてくれる、ある意味で純愛の物語だったのかと思う。

    1
    投稿日: 2021.12.13
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    子供のころの、少し家から遠い場所を冒険する感じや知らないことを一つずつ知っていくワクワク感を思い出させてくれる小説でした。

    3
    投稿日: 2021.12.08
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    映画を見て、消化不良だったので本を購入 久しぶりに小説を読んだ 文章から情景をイメージすることは難しかったが、映画のシーンを思い出して補完した このことから、映画は結構、原作通りだったのではと思う 小学生である少年の冒険と初恋と感じた 小学生にとって、隣町とかは未開の地だったなと、自分の経験を踏まえて、懐かしく思う また、少年の論理的思考などの考え方や行動が小学生の枠を超えていて、凄い小学生だと思った その背景には、少年のお父さんの考え方が良いんだなと思った 私も親になったら、このお父さんのようになりたいと思った

    1
    投稿日: 2021.12.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ずいぶん時間がかかってしまった。 アオヤマ君は小学4年生にしてありえないほどの知識量と探究心を持つ少年。歯科医院のお姉さんとよくお話をしたりチェスをしたりする。 ある日、この町に突如ペンギンが現れた。しかも普通のペンギンではない。 やがて、ハマモトさんが裏山の中に見つけた空中にぽっかり浮かぶ「海」。一体何なのか?? アオヤ君が少しずつ真相に迫っていくさまが面白く、またウチダ君とハマモトさんとのやりとりなど、「小学生か?」とつっこみながら読んでいくのも面白い。 そして最後、海の真相と歯科医院のお姉さんの真相が明かされる。 主人公が小学生ということもあり、寂しく悲しい結末も、なんだか未来には希望で溢れているような、明るい読後感だった。

    2
    投稿日: 2021.12.04
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    様々な問題解決の種が埋められてて好き 研究とはってすごく懐かしい気持ちになるけど、すべてのものごとはそうなんだよな、と 分解していく ねかす 別のことやる 似ているものを探す ひとくちには言えないほど要素が多いのに平易な文章で辛くない 説明ぽくないのにわかるってすごいよなあ

    1
    投稿日: 2021.12.04
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    ペンギンとは?海とは?そんな風に思っているといつの間にか物語は終盤に差し掛かっていた。森見登美彦さんの不思議な世界観にひたされる物語だった。

    1
    投稿日: 2021.11.29
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    アオヤマくんは背伸びして大人みたいなことを言うこともあるけど、普通の小学生みたいなことも考えていたりしていいキャラしてるなあと思いました。素敵だけれども切ない体験をした子供達は、高校生くらいになったらどのように成長しているのだろうと考えてしまいます。大人になっても、冒険心や不思議に思ったことを研究したいと思う気持ちを大切に成長してほしいなあと思いました。大人になったら疑問をひたすら突き詰めることや森の中を冒険してわくわくすることってなかなかないので、なんとも懐かしいような、童心に帰ったような気持ちになりました。

    1
    投稿日: 2021.11.18
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    登場人物が小学生という平和な設定からか、 一気に読むというより「休み休み読み進める」状態になってしまった。 アオヤマくんの話し方にクスッとしてしまう。 「ぼくは○○をする」とか、話し言葉では言わないよね普通。中学の英語の訳みたいで可愛い。 最後の最後に泣かせにきた。最後の2行。 泣いていいのに。 解説でもあったけど…アオヤマくんが泣かないなら私が泣く。代わりに泣く。 いつかお姉さんに会えますように。

    5
    投稿日: 2021.11.12
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    流石、面白い。この一言につきる。 ペンギンはかわいいし、アオヤマくんもかわいい。だが、読んでいて思わず首を傾げた。小学4年生ってこんなに賢いものだっけ?なのでアオヤマくんがお姉さんや女性の体について考えているとほっとすた。 アオヤマくんなら偉い大人になれるだろう。間違いない。

    1
    投稿日: 2021.11.08
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    小学生らしさを残しつつ、中学生のかほりがする主人公の言葉遣いに思わず笑みが生まれる。とくに、前半部分の話の広がり方が好みにぶっささってきた。

    1
    投稿日: 2021.10.26
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    初めて京都に関係ない森見さんの本を読んだ クライマックスに近づくにつれページをめくる手が止まらんくなった 愛されキャラメーカー森見登美彦 最後の二文、もちろん分かってたしそのままなことを言ってただけやのにすごく感動した そういう気持ちなんよ!少年!!

    1
    投稿日: 2021.10.07
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    もりみー作品のなかで一番好きかもしれない、 ペンギンハイウェイ。 小学生男子をこんなふうに描けるの、さいこうすぎる。 賢い男子の新パターン!! SFなファンタジー世界がとても心地いい。 SFを通ってる小学生に読ませたいな〜

    4
    投稿日: 2021.10.01
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    ファンタジーって感じ。 お姉さんと少年のお父さんのキャラが結構好きだった。 映画化されたら面白そうって思ったら既にされてた。通りでタイトル聞いたことあるわけだ。笑

    2
    投稿日: 2021.09.22
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    主人公の少年が実に聡くて好きだ。 ノートに独自の文字、たくさんの研究。良いなぁ。 読み終わったあとは余韻がものすごかった。 ペンギンたちとあの人物の正体、私も仮説を立てたけれど、アオヤマ仮説と一致するだろうか。

    2
    投稿日: 2021.09.20
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    数年前に有頂天家族を読んで以来の森見登美彦作品。アオヤマくんのませた話し方は癖になる。調査団を結成したり、街の中を探検したりする様子は自分の子どもの頃を思い出し、懐かしい気持ちになった。そして、なんでも知ってるアオヤマくんだが、唯一恋愛関係には疎いというところに可愛らしさと子どもっぽさが見えて良かった。アオヤマくんにとって恐らく初恋であろうお姉さんに、いつか立派になって会いに行ってもらいたい。

    1
    投稿日: 2021.09.18
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    透明感のある和風SF小説。離別と永遠の恋の物語。細切れに読んでも読めるポップさと安定した世界観が楽しい。

    2
    投稿日: 2021.09.16
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    独特の世界観。 映像が思い浮かぶような描写が好きです。 いわゆる「厨ニ」より稚い、自覚のない甘酸っぱい思い出は、 一歩間違えると「中年男の妄想」っぽい悪臭を放つこともあるが、 この作品は変な悪意がなく美しく感じました。 …読み手がおっさんなんで。

    1
    投稿日: 2021.08.15
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    森見登美彦の文体が苦手で今まで敬遠していたけれど、これは爽やかで、天才的な少年が微笑ましくて気に入った

    1
    投稿日: 2021.08.08
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    少年と少し年が近いので言動が微妙なところもあったが登場人物として読むとお姉さんとの掛け合いで少し背伸びした雰囲気や同い年との話す内容などが面白いと思った。

    1
    投稿日: 2021.08.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小学4年生のアオヤマくんはとても賢い。日々昨日より賢くなるために毎日毎日ノートを書き、色々な研究に明け暮れている。そんなとき町にペンギンが現れる。大好きな歯科医院のお姉さんに関わりがあるようで・・なお話。 SFのようなお話ですが読むとアオヤマくんのようにノートに何か書きたくなり、勉強もしたくなります。 ノートだけは無駄にあるので何か始めたいですね。 いつか大人になり、とっても賢くなったアオヤマくんがお姉さんに会えるといいな。

    2
    投稿日: 2021.08.02
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    最初の8割くらいは話の起伏がなく、だらだらと小学四年生アオヤマくんの語りが続くので、読んでいてとても眠くなる。しかし、哲学的かつ、科学心あふれたアオヤマくんの語りはおもしろい。この語り部分がどんな風にアニメ化されているのか、見るのが楽しみ。 全体的にもアニメで映像化されるとどんな感じなんだろう?という場面が多かった。 小学生に頑張って通読させたい本だった。

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    投稿日: 2021.08.01
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    とても癒される作品だった。 少年にとってこの夏休みは、研究、友だち関係、恋、別れなどいろいろなことを体験できた刺激的なものになったと思うし、最後のシーンでブラックのコーヒーを飲めるようになったところは少年が大人に近づいた証であると感じた。毎日が新鮮だった小学生の時の夏休みが懐かしく感じた。

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    投稿日: 2021.07.28
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     先日クイズ番組でこの本が取り上げられていて、気になったので読んでみた。「夜は短し歩けよ乙女」以来の森見登美彦さん。SFのような、ファンタジーのような、はたまたミステリのような青春物語。ペンギンに姿を変える空き缶、森の中に出現した球体の〈海〉、クルクルと回した傘の上に芽吹く草花など、奇想天外な世界観をしっかり捉えねばと意気込んだ結果、一週間くらいかけてやっと読了。  めちゃくちゃ頭のいい小学生であるアオヤマ君が住む街に、突如として現れたペンギンの行列。捕獲されるも、移送中にトラックの荷台から一匹残らず消滅してしまう。さらに、アオヤマ君が通う歯医者の「お姉さん」が、ペンギンにまつわる摩訶不思議な現象を次々と起こす。そもそもペンギンはどこから来て、どこへ消えたのか。森に出現した〈海〉はいったい何で、「お姉さん」は何者なのか。アオヤマ君は、クラスメイトのウチダ君とハマモトさんと共に「ペンギン・ハイウェイ」と名付けた研究を始める。  アオヤマ君と「お姉さん」の会話のテンポが小気味良くて、読んでいてすごく楽しい気分になれた。ときどき生意気なことを言うアオヤマ君を「少年」と呼び、愛情たっぷりにいなしつつ、かと言って子どもだからとばかにはしない。アオヤマ君の疑問に答えたり、ときには彼を頼りにしたり。こんなふうに、相手を選ばずいつも等身大で接することができる大人にわたしはなれているかなあ。なれているといいなあ。

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    投稿日: 2021.07.24
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    ありえない小学生~~って感じで読み始めたけど、だんだんやっぱり可愛く思えてくる。 そして、「研究」って素敵、私も日常の研究をしたくなったよ、少年。 ラスト、SF的な展開は私にはイマイチでしたけど。

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    投稿日: 2021.07.23
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    科学的な考え方と手法、哲学的なものの捉え方、あり得ない光景を脳内に再生する想像力。 この本を読み切るだけで、その3つが存分に染み付くように思う。 自己肯定感が強く思考過多な主人公に謎めいた女性、現代の街に溢れてくる愛嬌のあるファンタジー。「あー、森見登美彦だわー」と存分に感じる人物、文体、物語。でも今まで読んだ森見登美彦作品の中で、断トツに切なかった。 そして。 最後の1ページで切なさMAXになったところで、解説が萩尾望都でビックリしたw ファンタジーを読むのは実用書を読むのの10倍くらい集中力が要るけど、ずっと読んでたい良い本だった。 アニメで観たい気持ちもすごく分かるけど、文から想像して読むことをサボりたくない気持ちにさせる本。 ああ、脳味噌が心地良く疲労している。 アニメも観るけどね、多分w

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    投稿日: 2021.07.09
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    森見登美彦さんは大好きな作家さんの一人ですが、とりわけペンギンハイウェイはファンタジーな要素もありつつ、ミステリな要素もあって、最後にはちゃんと希望が残る素晴らしい作品です。 自分が小学生だったのなら、夏休みの読書はこの一冊にしたかった。

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    投稿日: 2021.07.06
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    主人公が小学生だし児童文学と言っても差し支えない冒険絵巻。いや研究絵巻。 ただ静かに事が起こるのを観察し、考え、仮説を立てる。いつか大人になる。ペンギン・ハイウェイにたどり着く。 夏の空・風・空気の涼やかで爽やかな描写が、暑さ以上に彷彿とさせる。その感覚、私ももう一度味わいたい!うらやましい いつもの京都を舞台にした森見作品とは格別。

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    投稿日: 2021.07.04
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    森見さんが珍しく京都から飛び出している本。 主人公の少年のオトナ風な言葉遣いがほっこりしながら読めて楽しい。 マジックリアリズム的に現実とファンタジーが絡み合うので余韻が素敵。 夏にぴったり。

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    投稿日: 2021.07.01
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    こんな冷静沈着賢い小学生の主人公も、恐ろしさと同時に可愛らしさの溢れる世界観も、お姉さんの存在も、全てが今まで出会ったことなくて、型にはまらない感じが、森見登美彦先生らしくてやっぱり大好きだった。 だいぶ前に映画を見て、とても好きだったし、小説の世界観をうまく表しているものだなあと思うけど、最後の1ページのアオヤマくんの言葉たちだけは、小説でなければこの切なさ尊さは伝わらないのではないかなと、緩む涙腺を感じて思った。 「もう一度、「ふうん」というお姉さんの声が聞きたいとぼくは思うものだ。」「ぼくらは今度こそ電車に乗って海辺の街に行くだろう。電車の中で、ぼくはお姉さんにいろいろなことを教えてあげるつもりである。〜〜どれだけ、もう一度会いたかったかということ。」 不思議なのは、お姉さん自身も「私も、私の思い出も、みんな作りものだったなんて」と言っていること。自分の役割を知らなかったこと。上手く言えないけどこれがいいなあと思った。神様や救世主だって実は全てを知っているわけではないのかも、世界はこんなものかもしれないって。 p,253 「今こうしてお姉さんといっしょにいるということは、お姉さんといっしょにいることを思い出すこととは、ぜんぜんちがうのではないだろうか。」 p.270 お昼寝から起きたら妹が「いつか周りの大事な人がいなくなってしまう」ことを悟って泣いていたシーン 小学生視点ということで油断させておいて、本当に真理をついてくる。 結局思い出はその瞬間に勝てないということ、年を取るにつれて大切な出来事の鮮やかさが失われていってしまうこと、いつか周りの人を失ってしまう怖さ。 アオヤマくんや妹と同じように、みんなそうして世界の摂理を少しずつ知って育ってきたよね。こういう気持ち忘れたくないなあ。 あと心優しいウチダくんと、賢くておっぱいで何とでもなるアオヤマくんの組み合わせ、穏やかでいられるので大好き。

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    投稿日: 2021.06.29
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    ペンギン・ハイウェイ 森見登美彦 2020/12/24 森見登美彦にハマったので代表作の一つを読んでみた。 この作者の本を読んでいて思うのが、無条件の自己肯定の大事さ。 もちろんフィクションの中のキャラ作りの側面が大きいだろうから現実にいたらちょっと鬱陶しいくらいの自己肯定感・万能感を持った主人公の作品が多い。 それゆえに衝突することもあるけれど、ブレない自己肯定は余裕があって魅力的な人間性にしてくれるんだな、と感じる。 僕も自己肯定感はある方だと思うけれど、正しい自己肯定の仕方はいつもわからない。 一歩間違えるとただの勘違い野郎になってしまう。 きっと、自分の能力とかは客観的に判断していくべきなんだろうけど、人間性みたいな部分は無条件に肯定してあげたほうが豊かに生きれるんだろうな。 それで零れ落ちる人間関係もあるだろうけど、そもそも人類全員と仲良くなれるわけもないんだし、そんなもんでしょ。 でもあれだな、僕は意外と主人公や語り手に自己投影して本を読むタイプみたいだ。 この本の主人公は小学生だけど。なんだか入り込めない。小学生らしからぬ知識と言動が現実味が無いのも関係するかもしれない。 『オーダーメイド殺人クラブ』の時も思ったけど、紙の本の良さって「おいおい、あとこれだけの残りページでいったいどうやって終わりに向かうんだ?」って触覚で感じる事ですよね。 ▶︎pick up 「怒りそうになったら、おっぱいの事を考えるといいよ。そうすると心がたいへん平和になるんだ」 「世界には解決しないほうがいい問題もある」

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    投稿日: 2021.06.14