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お探し物は図書室まで
お探し物は図書室まで
青山美智子、さくだゆうこ、小嶋淑子/ポプラ社
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総合評価

1015件)
4.4
527
357
86
10
1
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    とてもよかった。毎日を過ごすヒントをたくさんもらった。 そういえば、子どもの頃から詩が大好きだったことを思い出し、しばらく離れていたけれど 詩集を集めたり、詩を書いたり…また詩に触れたいな、と言う気持ちになった。 こうやって1冊の小説から、新しい世界が広がっていくことが 読書の醍醐味のひとつだな、と思う。

    6
    投稿日: 2023.09.18
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    悩みを抱えた5人の登場人物。 関わることは無いと思っていたのに、 突然ある人とある人が繋がったり。 大切なことに気づいたり。 図書館の司書、小町さんの「付録」によって、自分の人生のあり方についてヒントを得ていくお話。 心温まるお話でした。

    4
    投稿日: 2023.09.18
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    とても好きだった。最近斜め読みしがちだったけど、素直に単純にいい本だな素敵な本だなと思えた。 本はキッカケをくれる、気づきをくれる、感動とか憤りとかの感情をくれる、でもそれは正解とかはなくて、読む人がどう受け取るかでいい。同じ本でもどうやって受け取るかは読む人のもの。最後の正雄さんの章は心に留めておきたい素敵な章だった。 本ってやっぱり良いな。

    7
    投稿日: 2023.09.18
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    青山美智子『お探し物は図書室まで』 2023年 ポプラ文庫 青山美智子さんらしい連作短編集のような長編小説かな。 あるコミュニティハウスにある図書室の司書、小町さゆりさんが来訪者に紹介する書籍とその人との人生の物語。その書籍をきっかけに人生や考え方を見つめなおし未来に向かっていく心温まるポジティブストーリー。押しつけでもなく、気づきによって見いだされるところに優しさと説得力とリアリティを生んでいると思います。 章が進むごとに図書室の来訪者たちの繋がりがあり、そこから新たなドラマが生まれる展開もわくわく感があっておもしろかったです。 それにしても小町さゆりさんのキャラクター設定がおもしろい。森永のぞみさんとのペアリングが軽快さを醸し出している素敵な作品でした。 #青山美智子 #お探し物は図書室まで #ポプラ文庫 #読了

    4
    投稿日: 2023.09.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    お菓子の詰め合わせ小説。容器からはみ出さないように大人しく詰め込まれたお菓子を味わってみると、過去にどこかで味わった気がするお菓子だった。売れ筋商品を吟味して、その容器の中に詰め込んだのだろう。新鮮さは感じられなかった。逆に人生に行き詰まった若い年代、特に小説を手にしたことのない読者にとっては、簡単な文章なので、読みやすいのではないかと思った。

    3
    投稿日: 2023.09.14
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    壁、試練、苦痛を経験中のあなたに読んで欲しい一冊。 人生、いつどの年代でも価値は変わらないんだなってことと、気持ちの持ちようで世界が変わって見えるんだなということが改めて感じました。 自分もネガティヴな一面があるのですが、前向きにさせてくれる本でした。

    7
    投稿日: 2023.09.10
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    何かと探してるものがある人たちが小町さんの推薦図書で自ら道を切り開いていくストーリーは爽快で読んでて楽しかった

    2
    投稿日: 2023.09.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    気にいったフレーズ 好きって、人を救ういい言葉だ。 前ばっかり見てると、視野が狭くなるの。だから、行き詰まって悩んだときにふっと、見方を広く変えてみよう、肩の力を抜いてカニ歩きをしてみよう 解雇されて大きなものをなくしたような気になっていたけれど、別に何も失っていない。私自身はそれまでと何も違わない。

    5
    投稿日: 2023.09.09
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    読み進めるとともに、心がじんわり温がくなりました。今後の人生に影響を与えてくれそうなフレーズもあり、とても素敵な本でした。

    8
    投稿日: 2023.09.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「作り手の狙いとは関係のないところで、そこに書かれた幾ばくかの言葉を、読んだ人が自分自身に紐づけてその人だけの何かを得るんです」 これは本についての小町さんのセリフ。いいなぁ。 小町さんに初めて会ったとき、みんな、白熊だとかベイマックスだとかマシュマロマンだとか、それぞれたとえが違うのが面白い。これも本を読んだ時に、人によって感想が違う、ということに似てるかもしれない。ちなみに私は銭天堂の紅子さんを想像した。 小町さんの羊毛フェルトについてのコメントにハッとしたり、クールで優しい小町さんのセリフにグッときたり。表紙の羊毛フェルトもかわいい。 仕事のやりがい、夢と現実の兼ね合い、会社から離れた寄るべなさ…いずれも仕事との関わりのお話で、モヤモヤしがちな私も元気をもらえる本だった。 解説の石井ゆかりさんの河童の解釈にびっくり。

    4
    投稿日: 2023.09.07
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    「何をお探し?」 本作は、司書に勧められた本をきっかけに変わっていく、人生に少し迷って、何かを探している人たちが主人公の連作短編集です 書物そのものに力があるというよりは、あなたがそういう読み方をしたっていう、そこに価値があるんだよ 印象にのこっている台詞です 私たちは、つい、周りと自分を比べて、自分なんてって思ってしまいがちです でも、周りの人たちだって、みんな悩みを抱えて生きているのに 世界のあらゆる事象は、もれなく多面的で、視点を変えれば、全く違う意味を持つと知っているはずなのに、下を向いている時って、それを忘れてしまうんですよね 本が、そして周りの優しい人たちが、ちゃんと話を聞いてくれて、「元気を出して!」って言う以外のやり方で、それを気づかせてくれて、そっと背中を押してくれる、本当に優しいお話たちです そして、大切なのは、主人公たちが、それを受け取る準備ができていた、ということです 個人的には、浩弥の章が、沁みました 自分にも、少し重なりました 後半の、浩弥と母のやりとりは、本当に胸がギュッとなって涙が止まりませんでした みんなに、自分を認めてあげられる居場所が見つかるといいのに、と思いました もし、お子さんがいらっしゃる方には、是非、お子さんにも勧めてもらえたら嬉しいです!

    10
    投稿日: 2023.09.05
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    みんないろんな悩みを抱えて生きている。 5人の主人公は、小町さんにすすめられた本がきっかけで、その悩みを違う目線から捉え直すことができた。出会ったものや人の言葉、行動の意味の解釈の仕方は人によって違うし、それを尊重してあげられる人になりたいと思った。 やっぱり本はいろんな人の目線に立てて、いろんな考え方を知れるところがいいと改めて感じさせられる一冊だった。

    4
    投稿日: 2023.09.05
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    沢山色々な大切な事を思い出させてくれる作品! いろんな人が図書室に訪れますが、毎回自分に問われている様な感覚になりました。 短編集の様にちょこちょこと読みやすいので、癒されたい時におすすめです!

    7
    投稿日: 2023.09.04
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    面白かった!良いなぁと思ったフレーズをいくつかメモさせて頂きました。 本の内容に対してでもそうだけど、様々なことに対して人によって捉え方が違くなるの゙は面白いと思う。それで、捉え方が変われば自分の感じている世界が良い方にも悪い方にも変わることがあるだろうし、いくつもの捉え方を持っていれば世界が広がるのだろうなと思う。 自分が出会った事や物を意味あるものとして、何かを掴んで生きていければ素敵だと感じた。

    13
    投稿日: 2023.09.04
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    前向きに、明るくなれるエピソードが詰まってる。 司書さんが薦める本は実在するため、連鎖的に色々なジャンルの本にも触れることが出来た。 各エピソードの登場人物が少しずつ繋がっており、社会ではみんながちょっとずつ繋がり、支え合ってるんだなと感じた。

    8
    投稿日: 2023.09.03
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    よかった! 今の自分をもっと受け入れられるようになるし、そっと背中を押してくれるような気持ちになる。 短編集だけど、広い世界を感じられる。

    5
    投稿日: 2023.09.02
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    何をお探し? 読みたいリストには入っていたけれど、なかなか手が伸びなかった本。 ブックホテル神保町のマッチングブックサービスで選んでいただいたのでサクッと読了しました。 小町さゆり(司書)さんのそれぞれの印象が面白かった。マシュマロマン、ベイマックス、早乙女玄馬…(笑) 人との繋がりとちょっとしたきっかけで動き出す日常。劇的なことなんてそうそうないけれど、見方を変えればちょっと楽になる。 私も小町さんに選書してもらって本の付録がほしい…

    4
    投稿日: 2023.09.02
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    長かった髪をばっさりと切り、パーマをかけることにした。そうなると3時間近くかかるため、じゅうぶん読書できるなと思い、出がけに急ぎ選んで手に取ったのがこの作品だった。待ち時間で軽く読めそうだなと思ったし、実際すいすい読める文章なんだけれど…ときどき唐突に、意表をつくような感じで心を揺さぶってくるものだからおろおろしてしまった。危うく頭にロッドを巻かれたまま号泣するところだったし、最後の章なんて電車の中で読みながらどうしてもこらえきれず涙をぬぐうことに…。そしてときどき、思わずプッと吹き出すような場面も出てくるので油断ならない。読む場所は考えたほうがよいかもしれません。 できることならばわたしも小町さんのレファレンスを体験したい。付録も欲しい。心が動く瞬間を見逃さず動き出せば、わたしも出会えるだろうか。

    4
    投稿日: 2023.09.02
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    この本を読んで、青山美智子さんの作品の魅力にハマりました!読んだあと前向きな気持ちになれる、日常の中にある大切なものに気づかせてくれる、そんな作品です。

    4
    投稿日: 2023.09.01
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    とても魅力的な司書さんのいる小さな図書室。お探し物はなんですか。と尋ねられて、改めて自分が本当に求めているものとはなんだろうと考えさせられる。司書さんのチョイスが素敵。おまけも。この図書室にきっと行きたくなります。

    3
    投稿日: 2023.08.31
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    闇の中から光を見つけていくような、前向きな話。元雑誌編集者の話が特に好き。さりげなくそれぞれの話が繋がっていて、また読みたくなる本!

    4
    投稿日: 2023.08.31
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    言葉がスッと胸に入り込みやすく、 自然と笑みが溢れてくる話でした。 話に出てきた、キャッツミャウブックスには 必ずいつか行こうと思えたし、月のとびらは 買おうと思いました。 解説もとてもよく読者の気持ち、書き手の気持ちも 書かれているので学ばされました。

    6
    投稿日: 2023.08.29
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    「同じで居ようとしたって変わるし、変わろうとしても同じままのこともあるよ」 魅力的な司書からおすすめされた1冊の本をとおして、新しいことに挑戦していく短編集。 作者の作品は読みやすく、空き時間のお供にもってこいだ。 年齢や性別、様々な主人公が出てくるので、幅広い層に届くのではないだろうか。 本作の魅力は全編に登場する司書のさゆりさんだろう。 多くは語らないけれど、そっと見守りその人にあった1冊を選書してくれる彼女のような人に出会いたいものだ。 本はひとつの処方薬のように感じる。 ある1冊との出会いで勇気づけられたり、人生が変わるきっかけになったりするからだ。 何かをはじめたいけど勇気が出ない人、新しいことに挑戦している人におすすめの1冊だ。 こんな人におすすめ .ᐟ.ᐟ ・新しいことに挑戦したい人 ・転職を考えていらる人 ・日々の暮らしに充実感が得られない人 ・やりたいことがわからない人 ・心あたたまる本が好きな人

    17
    投稿日: 2023.08.25
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    仕事や家庭、人生に悩んだ人々がふらっと立ち寄った図書室にて、司書から薦められた本に出合う。各々がその本から、自分なりのヒントを見つけ出し、明日への活力とする短編物語。 「でもね、私が何か分かっているわけでも、与えているわけでもない。皆さん、私が差し上げた付録の意味をご自身で探し当てるんです。本も、そうなの。作り手の狙いとは関係のないところで、そこに書かれた幾ばくかの言葉を、読んだ人が自分自身に紐づけてその人だけの何かを得るんです」 →このカラーバス効果的なものは人生のあらゆる場面において発生すると思う。意味があると思ってやるからこそ意味を見つけられる。一方で、惰性で受け身では何も見つけられない。ダルビッシュ投手の言う「考えながら練習や努力しないと、平気で裏切ってきますよ」という言葉に通じるものがあると思う。 「僕が作家になれるわけないって、きっとみんな思ってた。でも高校の時、浩弥だけは言ってくれていたんだ。征太郎の小説は面白いから書き続けろって。浩弥は忘れちゃったかもしれないけれど、僕にとってはそのひとことが原動力で、最強に信じられるお守りだったんだ」 「なんだか僕には、ないものばかりで。お金もない、時間もない。勇気もない。いつかやりたいと思いながら、動くために必要なものを何も持っていないんです。」「ない、がある時点でだめです。その『ない』を『目標』にしないと」

    6
    投稿日: 2023.08.25
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    わたしが本を読むこと、選ぶこと、見つけることが好きな理由がこの本にぎゅっと詰まってました。 5章ラストで小町さんが言ってた「作者の狙いじゃなくても読んだ人の受け取り方や感じ方でそれぞれ本から得られることがある」ような言葉、 ああ本って素敵だな大好きだな、読者も社会の一部なんだな嬉しいなをしみじみ実感。 誰かが本に出会って何かを受け取って、その人と関わった誰かがまた何かを感じて、その誰かがまた違う本や人に出会って。 誰かと誰か、何かと何かの繋がりがこころを豊かにして、今日をわたしとして毎日積み重ねて生きていくこと、ぜんぶ繋がっているんだなあ。 時々心がぎゅっとなるエピソードもあり、仕事や人生を考えるきっかけにもなり、でも必ず誰かがやさしくて、3章と5章はボロ泣きでした。 めちゃくちゃファンタジーな話かと勝手に思ってたけど、あとがきでもある通りこの本は現実を生きるファンタジーなのかなと思います。 とってもやさしい世界でした。

    11
    投稿日: 2023.08.24
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    近くに小町さんのような司書さんがいたらなあ、と思わずにはいられない……! 年齢や環境など自分を無意識に縛ってしまうことがあるけれど、もっと柔軟に、広く考えたらいいんだなと心が軽くなった。今読めてよかった〜

    5
    投稿日: 2023.08.23
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    素敵な本をおすすめしてくれて、かわいい毛糸の付録をくれる司書さん。優しくてあたたかくて、出会いたくなりました。 本と付録がその人の人生のヒントになるって発想もとっても素敵。きっと自分の周りにも、人生のヒントはたくさん転がってるはず。 それこそ自分にとっては、いろんな本を読むことが人生のヒント探しになってるなぁ〜。

    6
    投稿日: 2023.08.23
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    優しい展開ですが、心が洗われます。いきなり涙が溢れてくるような場面もあり、清々しい読後感でした。素敵な司書がいる図書館いいですね。

    14
    投稿日: 2023.08.22
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    人は自分と誰かを比べる事で、劣等感を覚えたり、時に優越感に浸ってしまいます。 でも、少し見方を変えてみることで、この物語の登場人物達のように、今まで見えていなかった尊い大事な何かに気付けるのかも。 小町さんの選書は、どこか占い師の占いに似ているなという感覚を覚えました。

    6
    投稿日: 2023.08.22
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    名フレーズのオンパレード どんな本もそうだけど、書物そのものに力があるというよりは、あなたがそういう読み方をしたっていう、そこに価値があるんだよ 箱の中にあるふたつは、ひとつめに食べたハニードームと何も違わない。どのハニードームも、等しく素晴らしい 本が成長するのは、私が成長するから 過去も今も未来も、全部私の人生だ いやー、良い本を読みました 私も羊毛フェルトの付録が欲しい

    4
    投稿日: 2023.08.21
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    人生において、何かにつまずいたり、何かがうまくいかなかったりして、落ち込んだり、悲観的な気持ちになったりした経験は誰にでもあるのではないだろうか。この本を読んで、人はたまたま出会った人や言葉、本、音楽…などによって前向きになれることがあることを改めて感じた。「一期一会」この言葉を改めて大切にしたいと思ったし、私自身の言動も誰かの小さな「きっかけ」になれたら嬉しい。

    18
    投稿日: 2023.08.21
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    これからの人生を生きる上で不安な事や心配な事がそれぞれあるが、読んで前向きになれるようなお話だった! 読み終わって表紙を見ると「そういう事か」と意味が分かり驚いた(*^ω^*) 人生につまずいた時に読みたい本でした(*^^*)

    5
    投稿日: 2023.08.20
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    図書館は、ほとんど行かないけど小町さんが居るなら行きたい。 自分にはどんな本を薦めてくれるんだろう? どんな付録を頂けるのかな?なんて考えてしまう。 羊毛フェルトもやったことないけど挑戦してみようかな。 それぞれの物語に共感できる部分があり改めて考えるきっかけにもなった。自分自身に迷いがある時、なげやりな気持ちになった時にまた読もうと思います。

    5
    投稿日: 2023.08.20
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    ーー作る人がいるだけじゃ、だめなのよ。伝えて、手渡す人がいなきゃ。一冊の本が出来上がるところから読者の元に行くまでの間に、いったいどれだけ多くの人が関わってると思う?私もその流れの一部なんだって、そこには誇りを持ってる(五章 正雄)

    5
    投稿日: 2023.08.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    もし私が小町さんに「何をお探し?」って聞かれたら、何て答えるかなぁ(*^^*)って楽しく考えながら、あっという間に読み終わってしまいました。 羊毛フェルトの付録 私もほしい(•ө•)何くれるだろうなぁ♡ ぜひシリーズ化希望(*^^) P313 私が何かわかっているわけでも、与えているわけでもない。皆さん、私が差し上げた付録の意味をご自身で探し当てるんです。本も、そうなの。作り手の狙いとは関係のないところで、そこに書かれた幾ばくかの言葉を、読んだ人が自分自身に紐づけてその人だけの何かを得るんです

    4
    投稿日: 2023.08.19
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    飛行機で帰省する時に読もう、と思って選びましたが、大正解でした。大好きです!!短編の繋がりであるけれど、一章に出てきた人が他の章にも出てきて「あ!」となる感覚を味わえたり。どの話もじんわりと涙が浮かんでくるくらい良いお話でした!!ちなみに、乗った飛行機が油圧トラブルで4時間以上機内に閉じ込められたのですが、この本を読み返す時間が取れたので、まったく退屈せずに過ごせました。この思い出と共に、忘れられない本になりました!

    6
    投稿日: 2023.08.19
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    以前読んだ「月曜日の抹茶カフェ」の筆者の作品。各章の人物たちが緩やかにつながり、小さな影響を与え合っていくところはよく似ている。今回は図書館の司書さんが選んでくれる本と「付録」がキーとなり、そこから章の主人公たちが自分で諸々の気づきを得、人生を切り開いていく。毎回ゲストを招いての映像化にも向いていそう。その場合、小町さんのキャスティングをどうするか…考えるだけでもワクワク!基本的な目線が優しく、エールを送る内容なので、爽やかな読後感を得られる。「付録」の羊毛フェルト作品は表紙で可視化されていて、その可愛らしさにも笑みがこぼれた。

    3
    投稿日: 2023.08.19
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    お探し物はなに?って言葉が魔法の言葉だと理解しました。たった一言が だよ。聞かれて私はなにを探しているんだろうか人生の在り方をと自分に語り掛けるとか考えさせるのが凄い魔力では。それから依子さん、朋香さん、海老川さんと出てる瞬間に気づかない自分が恥ずかしいです、一話目ででとるがな、もっと緊張感を持とうよ自分。1番大事だから、海老川さんなんかニアミスもいいとこ、逆にニアミスして再会してくれって事。4のひろやも単なる清掃員じゃなくて広がるし、3の夏美と桐山君の再会 あー神様当番の雰囲気で 新しい物語だった最高

    24
    投稿日: 2023.08.18
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    読み終わった後、じんわりと力をもらった。ほんわかと温かいちから。 5つの短編からなるが、繋がりがある。 司書の小町さん。 小町さんからもらう小さなきっかけ。皆、すぐには上手くできない。思い通りにはいかない。だけど、変わろうと一歩を踏み出してみることで、少しの変化が大きな変化となる。

    13
    投稿日: 2023.08.17
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    わかって辛い でも、じんとする そんなお話がつまっています。 お気に入りは二章「諒 三十五歳 家具メーカー経理部」、三章「夏美 四十歳 元雑誌編集者」

    6
    投稿日: 2023.08.16
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    各短編に響く言葉があり心が動いた本。 これからの人生についてポジティブに考えたい時、選択肢の1つを教えてもらった。

    6
    投稿日: 2023.08.16
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    前向きになれる本。 ぐるぐる何回でも読みたい。 小町さんは私に何をお勧めしてくれるのか気になります。こんな図書館があったら…

    9
    投稿日: 2023.08.15
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    短編集のような読みやすさ。 登場人物が抱えるモヤモヤに共感できる部分もあって考えさせられることもあった。 ほのかに希望がみえる終わり方が本屋大賞らしいなと。

    5
    投稿日: 2023.08.14
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    普段の生活に悩みを抱えた人たちが司書さんからおすすめされた本より色々な解釈で人生と向き合っていく本。 本は内容だけでなく読む人がどう感じるかが大切でどんな解釈をするのも自由なんだと思った。 あと自分だったらマシュマロンからどんな付録がもらえるのか気になる。

    11
    投稿日: 2023.08.14
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    この本もとてもほのぼのとした、素敵なものでした。ただいま神様当番もでしたが、青山美智子さん好きです。

    11
    投稿日: 2023.08.13
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    いただき本 それぞれに悩みながらの人生がある。 乾いている心に一滴の水をたらすと、そこから小さな芽が顔を出す。 羊毛フェルトと本。 前を向いて歩むのもいいけど、時にカニさん歩きで視界を変えると、人生はますますゆたかになるのかもしれない。 きっちり伏線回収。読みやすい文体。 ほっ、まぶしいな。 ほっ、うれしいな。 みずは つるつる。 かぜは そよそよ。 ケルルン クック。 ああいいにおいだ。  げんげと蛙 さわたかし  

    13
    投稿日: 2023.08.12
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    今の自分に心動かされる言葉が沢山ありました。何かに悩んでる方におすすめ。ふわっと背中を押されます。小説の中の登場人物やものがそれぞれの話の中で繋がっていくのも素敵でした。悩みがあったり落ち込んでる時にまた読みたいです。

    5
    投稿日: 2023.08.08
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    青山美智子さんの作品は3つ目。 どの作品にもちょっと変わったキャラクターが出てくる。 今回は図書室、司書の小町さゆりさん。 大きくて色白らしい。 ゴーストバスターズのマシュマロマンのようで、北斗の拳の技のような速さで検索のキーボードを打つらしい。 そして、そのレファレンスサービスで薦められる本をきっかけに、登場人物たちが日頃の心の中の不安や様々の感情を前向きに捉えられるようになっていく物語。 登場人物が抱える問題や悩みは共感出来るものが多い。 それを小町さゆりさんというキャラクターが和らげてくれいる。 深刻になりすぎず、優しくまぁ~るく包みこんでくれるようです。 心が「ぽっ」と温まる、可愛らしいイメージの作品たちでした。

    32
    投稿日: 2023.08.07
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    面白かったです。私も誰かにとっての小町さんのような存在になれたら良いなあと思いました。背中を押すのでも引っ張るのでもなく手を添えるような…そんな感じになりたいです。

    7
    投稿日: 2023.08.07
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    図書室でちょっとインパクトのある司書さんからきっかけをもらい、変わっていく人々のお話。動き出すと、背中を押す人も現れて、大きく変わっていく、そんなお話です。

    6
    投稿日: 2023.08.07
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    読むと元気が出る本。小町さんは司書でありながら、占い師に近い不思議な魅力がある。羊毛フェルトやってみたくなったなー。

    5
    投稿日: 2023.08.06
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    日本の現代小説に多い(と個人的に思っている)ストーリーテラーを変えた短編と、魔法のようにその人々に影響を与える一人の登場人物。そしてそれぞれの短編の登場人物が徐々にリンクして…面白いけどご都合主義に終わってなんだか何も読んでないように思ってしまうことが多いので、この本もそうかな(本屋大賞だし)と思っていたら、、、まぁ全然違う!とまでは言いません 笑 でも嫌味じゃないし、作者のドヤ顔はさほどちらつかない。本を書く人と読む人と、何よりそれをつなぐ人、1話目はほぼ1対1から徐々に「社会」が小さいけど広がっていく感じは、本を読むこと自体の背中を押してくれます。楽しいし、大好きだけど、時に苦痛も感じる読書に、読み方なんてなんでもいいんだよと言ってくれる感じが好きです。

    6
    投稿日: 2023.08.06
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    一人一人との素敵な出会い。付録をとおして自分が引き寄せる。小町さんのような司書さんに出会いたい。そして、人生を輝かせる本に出会っていきたい。

    5
    投稿日: 2023.08.06
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    青山さんの作品は猫のお告げ…、神様当番についで3作目です。 すごくほっこりと前向きな作品なんですが、前述の作品とパターンが似てるので目新しさがなく、歯に衣着せぬ言い方すると「飽きた」感が否めませんでした。 あとこれは自分が悪いのですが、ちょっとメンタル荒んだ状態だったこともあり、斜に構えてすんなり入ってこんかったです。

    5
    投稿日: 2023.08.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み進めていくと、登場人物がつながっていくのが心地よかった。 今まで手に取った事のないジャンルの本を読んでみたくなった。 私も小町さんにオススメを教えてもらって 付録を頂きたい。

    7
    投稿日: 2023.08.06
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    今まで実用書ばかり読んできて、小説は入門の私に友達が教えてくれたこちら、とっても読みやすい!それに登場人物がリンクやループしてるっておもしろい。出てくるクッキーも食べたい。実在する登場した本も読んでみたい。 違う視点で考えられるって大事。 でもその視点にきっかけがないと気付けなかったりする。 小説という世界に導いてくれた友達に感謝!登場した小町さゆりさんみたいな存在!他の青山さんの本を順に読んでみたいと思う。楽しみ!

    8
    投稿日: 2023.08.06
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    著者の別の本を読んだときに、どうしてもキャラクターが受け入れられず私には合わないかも…と思ったので、試しにもう一冊読んでみました。 うーん…やっぱり私には合わないのかもしれない。 これだけ評判が良いのだから、恐らく私の方に何か合わなくしている原因があるのだろうけど… 言葉を選ばずにいうと、ほっこり背中を押されるというよりも説教くさく思えて最初の話で脱落。 なんだろう、心が荒んでる時期なんだろうか。あたたかさを素直に受け取れていないんだろうか… 青山さんのSNSを見ていると、そちらの文章はとっても大好きなんです。だからこそ本当にごめんなさい…な気分になってしまう 何年か経ってからもう一度読んでみようと思います!

    5
    投稿日: 2023.08.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    もう星5では足りないくらいとても良い本でした!!この本に会えてそして高校生の今会えて良かった、読んで良かったと思える本です。後半から(特に最後から)出てくる登場人物が知らないところで沢山繋がっている所も素敵だなぁと思ったし話全体が優しくて前向きになろうとしてて、失ってた希望も段々と増え最後は希望に溢れてる所が最高だった。 しんどくなる事も、他人と比べ現実を見る事知る事で自分を苦しめてしまう事もあるけれど、そうするのではなくて新たに自分ができる事をみつけハードルを下げて挑戦することが大事である。 小町さんは無愛想な所もあるけど、可愛らしくて なんとなくで付録を当てれることができて… こんな図書館があったらいいなと思った 他の働いてる方も優しくて気遣いができて素敵だったな〜。ニートだった彼も母親の事も考えつつ、将来のことも考えてて。自暴自棄になる事もあるけれど前に進めれてよかったと思う。働く場を設けるって中々難しいことが大半だけど、誰かの働く希望になればいいな。 どの文章も響く内容が多くて、でも解釈するのは私自身であって…良い文章が沢山あって解釈のしがいがあった! ぜひ読んでみてください!!!☺️

    21
    投稿日: 2023.08.03
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    短編で完結しているけど、同じ図書館で繋がっているのに全くの別の話なので飽きず、尚且つ短編同士少しリンクしてたりしてまた前に戻って読み直したりと、かなり楽しめました。短編自体も感動的だったり、心が温かくなる話しだったり、すごく好きな小説でした。

    9
    投稿日: 2023.08.03
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    短編っぽい感じで、途中この人はどうなったの?と思いながら読んでいたら、最後にピースが埋まる感じですっきりして読めました。本屋でポップを見て思わず買った一冊、とても面白かったです。やっぱり本っていいな、司書さんって素敵だなと思いました。

    11
    投稿日: 2023.08.03
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    本と人との素敵な出会い。 少しつまずいた時にすっと読める本は良い出会いで、心に残るのでしょう。 本も漫画も絵本も知ってる作品が出てくるな、と思ったら青山先生と歳が近かった!

    10
    投稿日: 2023.07.31
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    得るものが多い短編集。 毎回いろんな悩みを抱えた人が解決していく過程を自分にも重ねられた。 出てくる実在する本も読みたくなるし、短編同士がちょっとリンクしてるのも楽しい。

    6
    投稿日: 2023.07.31
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    これは、読んでみたいと思って買ってみました。 すらすらと読み進めていって、色々な年齢、色々な事情のある登場人物が、本や付録、そして人に出会い、どうなるか、とっても楽しく読めました。

    5
    投稿日: 2023.07.31
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    青山さんの初めての本がこの本だったら、もっと高い評価をしていたと思います。ただ、「鎌倉うずまき案内所」を先に読んでいたので、どうしても物語設定の重複が気になり、また、似たような設定であれば「うずまき」の方が良かったので、最後までのめり込めなかったというのが感想。ただ、本書が物語としてダメというわけではなく、うずまきに引きずられた僕の個人的な感想です。

    4
    投稿日: 2023.07.29
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    本の裏表紙に書かれてたあらすじを読んで、ビビッときた一冊。司書さんが検索した一冊が、5人それぞれの悩みを解決に導いていく。 私自身がしんどい時、本に救われたことはたくさんある。でもそんな時は悩みに直結したような本ばかり読んでいた。この司書さんが与えてくれた本は、悩みに直結したものではなく、なんでこの本を?と思うようなものばかり。自分なら、こんな時にこの本、、と思って真剣に読まないかもしれない。だからこそ、司書さんの「読む人がどう読んだかということに価値があるの」といった言葉に、心動かされた。5人がそれぞれ、お勧めされた本を大切に扱ったからこそ救われたという展開が心地よかった。 私も司書さんに会いに行きたい! 何度も読み返したい一冊になりました。

    10
    投稿日: 2023.07.28
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    普段は図書館で借りるだけですが、買って家族にも読んで欲しいと思う1冊でした。読んでいて心が温かくなる本は素敵ですね。私も小町さんみたいになりたい。

    5
    投稿日: 2023.07.27
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    とっても読みやすくて、心がほっこりする。いろんな人の人生が様々なところで繋がっていて、つながりがわかると嬉しい気持ちになりました。自分の生き方についても考えさせられるお話です。こんな図書館あったら私も通いたい。小町さんの付録が欲しい。

    9
    投稿日: 2023.07.26
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    登場人物に共感できるところがちょこちょこあって、面白いだけでなく、考えさせられるところも多い、読み応えのあるお話ばかりでした。 浩弥のお母さんには泣かされました。 自分を食べさせること、メリーゴーランドに乗らないこと、いろんな挑戦をしようということは、私も心がけたいなというのが読後の感想です! あと、羊毛フェルトがやりたくなりました(笑)

    8
    投稿日: 2023.07.25
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    紙の本っていいな。本からいろんな出会いがつながっていく。とても優しい作品。 あんな司書さんがいたらいいな、人生に迷ったときに是非借りにいきたい。 最初は人生に行き詰まっている人たちが、自分を肯定できるまでに、元気にさせる。ちょっとした名言にハッと気づかされて自分に投影してしまう。 青山さんの作品は、どれもあたたかだ。

    32
    投稿日: 2023.07.25
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    お友達がお勧めされていた一冊 この本を読んでから 青山美智子さんの本を読破するようになりました。 そして 私も  お仕事ではないけど 本好きな人に マッチした本を進めれるようになりたいと思った

    5
    投稿日: 2023.07.23
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    まだ2話しか読んでないけど、⭐️10個つけたいくらい自分にしっくりきてるお話 転職、の文字が頭の片隅にいつもある今の自分にとって、響く本だった。一冊の本との出会いが、そのひとたちの考え方を変えていく。ちょっとしたきっかけを逃さない主人公にも、一見望むものとは違う本を勧める司書さんにも、惹かれるものがあった。素敵な本に出会えました。

    8
    投稿日: 2023.07.22
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    本屋大賞にノミネートされた時からずっと読みたかった本。 やっと読めた! 私もこの図書館に通っておまけが欲しい。 たまたまなのかもしれないけど、このおまけがお悩み解決の後押しになってるのが良い。 こういうみんなが救われてほっこりする話、癒される。

    12
    投稿日: 2023.07.21
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    心があたたかくなる話。 私は、夏美の話が良かった。 仕事、家事、子育て、なんだか全部私ひとりが大変な思いをしている、そんな気がずっとしている。 周りの人は、仕事もプライベートも余裕がある生活を送っているように見える。 私の話かしら、と錯覚してしまいそう。 小町さんやみづえ先生の言葉に、すごく励まされる。 そりゃそうだ、人生なんて思い通りに進んでいくわけないし、自分が動き出さなきゃ何も始まらないんだ。 わたしも、文句ばかり言ってないで、変わらなきゃ!

    6
    投稿日: 2023.07.19
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    優しい世界で、読んでいて温かい気持ちになる。辛い状況で前を向こうとしてるのが、心地よい。とても読みやすく、気持ちも晴れやかになる作品。 最後の話が好きだった。好きな映画にソウルフルワールドがあるが、そのメッセージと似ていた。「今を一生懸命生きる」、今この一瞬の全てが美しく、それをどう感じるかは自分次第である。世界は自分の見たいように見える。このメッセージを、ふと読んだ絵本の中の詩から読み取ることができる。世界は優しさに溢れている。

    4
    投稿日: 2023.07.19
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    読みやすくて、私が今見える世界は私がどう解釈するか次第だということがじんわりと頭の中に染み込んでくるストーリーだった。 ただ、普段どんでん返しやミステリーを好んで読む人間としてはインパクトに欠けるという印象。感動のような大きな感情の波もなし。 小町さんの力を借りなくても自分で解決できそうなことばかりだったからだろうか。

    4
    投稿日: 2023.07.18
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    心が温かくなる作品。 月並みな感想になるが、仕事で嫌なことがあった、恋人と別れた。辛い時にこそ、この本をまた読みたい。 本から人生を感じる。だから読書は良いものだ。

    3
    投稿日: 2023.07.18
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    やっぱり青山さんの本は、心が温まる。 本の中に人生のヒントが散りばめられていて、 本の中の登場人物も、わたしも、 背中を押された気がする。 メモしたい言葉がたっくさん。 何をどう考えるかは自分次第だから 色々なものにヒントをもらって これからを生きていきたい。

    4
    投稿日: 2023.07.17
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     最近、ゆっくりと本を読む時間がとれないのですが、久しぶりに、紹介したくなるよい本に出会いました。とてもやさしい、ふんわりとしたストリーが心に染みました。  不思議な司書さんが選んでくれた本と、かわいらしい謎の付録。それが、本を借りた人たちの「きっかけ」になります。私にとっては、この本が、そんな「きっかけ」になったかも知れません。

    7
    投稿日: 2023.07.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    不愛想だけど聞き上手な司書・小町さゆりさんが、本と可愛い付録で、探し物のサポートをします。 『何をお探し?』 探している物は何だろう。本なのか、仕事なのか、それとも人生なのか。 自分が本当に探している物は気づいてないだけで案外近くにあったりする。それに気づけたらいいなと、この物語を読んで思いました。 章ごとに登場人物の視点は変わるけど、最後まで読むとそれぞれ繋がりがあり、こういう温かい繋がりや優しさが今の世の中にも必要ではないかと感じました。

    31
    投稿日: 2023.07.17
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    今の生活で足りないものがあったら是非読んでほしい。 皆がそれぞれ探すものはどこにあるのか。 まだ見つかっていないものだったり、気づかないだけで身近にあったり。 でもこんな風に何か少しのきっかけでそれを見つけていく事が出来た主人公達。 そのきっかけに出会う事が一番難しいのかな。

    36
    投稿日: 2023.07.16
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    何をお探し? 本当に大切なことは、優しい、おだやかな口調で、やってくるんじゃないかって。 自分のこころに耳を傾けることは、なかなか、難しい。

    5
    投稿日: 2023.07.15
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    京都旅行での旅ギフトでもらった2000円で購入した書籍。 たまには小説でも読もうと思い、「本屋大賞2位」のこの本をチョイスした。 5人の登場人物に対して、司書の小町さんが本を紹介し、その本の付録としてフェルトで作ったキャラを渡す、という形で物語が進んでいく。 この5人はそれぞれ直接的には関係ないが、実は間接的に関わっている。この辺りは非常に謎解きのようで面白い。 世界は無関係なようで、どこかで繋がっていて回っているということをいいたのではないかと思う。 そして何より、この5人の悩みは、現代の私たちが思い悩んでいる等身大のように迫ってくる。しかし、1冊の本と付録で、新しい扉を開いていく。そんな本って素晴らしいし、人間関係って直接ではなくてもどこかで繋がっていて、その空間の中で、何を見つけ、何を選ぶかは自分次第なのだと、思えた面白い本でした。

    7
    投稿日: 2023.07.13
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    単行本を以前読んだけど、また読みたくなったので文庫化して嬉しかった。 あぁ〜こんな話だったなぁと思い出しつつやっぱ温かくなるなぁって感じながら読んだ。 改めて読んでみて、仕事で行き詰まった時に読みたくなる本かも。 大したことのない仕事をしてるんじゃなくて、自分が大した仕事をしてないだけだったは刺さるなぁ、、 余談だが、もしドラマ化するなら小町さんは渡辺⭕️美さんがいいなと思った笑

    7
    投稿日: 2023.07.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    図書室での本を読んだことをきっかけに前向きな行動に繋がっている話。 短編でいくつかの話があるが、どの話にも短編の内容が繋がっていて各編の後の話が見えてきてより面白く感じた。 こんな司書さんがいたら自分も図書室に通うかなって感じた。どんなことを相談するのか、っと聞かれると今は何なのか、 仕事?子育て?これからのこと?なんでもあるが、読むタイミングで解釈が変わっていくんだろなって感じた

    8
    投稿日: 2023.07.12
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    うまくいかない毎日に、本に救われたり励まされたりしている身としては、書店員さんがこの本を選んでくれたことにきゅんとする。

    6
    投稿日: 2023.07.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    気持ちが温かくなる本。 最後に登場人物が全てどこかしらで繋がっていることも素敵で、人と人とのつながりが縁を結ぶいいお話でした。

    6
    投稿日: 2023.07.11
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    私もなにか迷ったとき、答えが欲しいとき、本を読むけれど、こんな図書館があったらと心から思いました。迷って進めないとき、自分のバイアスから抜け出せないとき、本が背中を押してくれるっていうことありますよね。登場人物たちと一緒に一歩前に踏み出せそうな気がする本でした。私にも一冊選んでほしい!

    8
    投稿日: 2023.07.10
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    最初世界観に素直に入り込めなくて、調子いいなあ…ぐりとぐらを読んで自炊ができて生活のハリが出るなら苦労しないよ…と斜に構えていたのですが、三章目くらいから次が気になり始めて早く小町さんに会いたくなっていました(笑) 「何をお探し?」って、改めて聞かれるととても難しそう(回答に困りそう)なのだけど、心のどこかで誰かに聞いて欲しいものなのかも知れないと思いました。自分もぜひ小町さんに話をきいてもらいたいし、バシッ!と1冊をオススメされてみたくなります。

    11
    投稿日: 2023.07.09
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    世界観に入っていきやすく、大人ならどこかの短編、誰かの話がきっと自分ごとのように感じる1冊。 読んだ時の自分の状態でも、きっと感じ方や響くところが変わると思うので、また読み返したい物語です。

    6
    投稿日: 2023.07.09
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    この作品は本の可能性を最大限に感じられる、本好きにとってのバイブルかもしれない。 5人の登場人物はそれぞれ少し苦しさを抱えていて、特に本好きでもない。そんな状況を図書室と本が変えていく物語に思えるが、そうではない。 自分なら選ばない本との出会いを通じて自分の置かれた状況を認識し、自ら変化をもたらす様子が丁寧に描かれているのだが、ある人物は詩の一節から、またある人物は装丁から気づきを得ているのだ。 本の持つ価値が一面でないと示しつつ、我々の価値を肯定してくれる。 そんな清々しい作品でした。

    6
    投稿日: 2023.07.08
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    皆さん大絶賛な本だけど、私はあまり・・・ 図書室に訪れる人たちの悩みは理解出来るけれど、考え方と行動が少し幼すぎる気がして…。 短編だから個々を深掘り出来なかったせいかもしれないけど。 人との繋がりが感じられる設定は好き。

    8
    投稿日: 2023.07.08
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    本好きとしては、心が温まります。 本に、レファレンスに、こんなにも力があるなんて驚きです。 司書の人は思考が深いんだろうな、と尊敬です。

    6
    投稿日: 2023.07.07
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    青山美智子さんはじめまして。 一言で表すと 出会えてよかったです。 に尽きます。 まずは読んでみてください 裏切りません

    6
    投稿日: 2023.07.07
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    人生に悩みを抱えた人たちが、偶然訪れた図書室で、司書の小町さんの「何をお探し?」の問いとともに薦められた本をきっかけに自分自身で答えを探し始める物語。 司書の小町さんや司書見習いののぞみちゃんを含め、それぞれの登場人物が繋がって作られる社会には温かさが感じられます。 個人的には夏美さんの章で、人が他人を羨む連鎖をメリーゴーランドに例えて、幸せに優劣も完成形もないという言葉が心に残りました。 小町さんが、本そのものに力があるのではなく、自分自身に紐づけて自分だけの何かを得る読み方をしたことに価値がある、と言うように、本は読む人によって価値が広げられていくのだと感じました。 読書は自分との対話、素敵な時間であると思える物語でした。

    12
    投稿日: 2023.07.04
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    2021年の本屋大賞第2位。書店員さんってこういう感じの本が好きよね。 もはや安定のこの作者さん。今回は図書室の司書さんが、何かを探している人々に最適な本を選んでくれ、ついでに全く関係なさそうな本も1冊勧めてくれた上、羊毛フェルトで作った“付録”までくれる。 その全く関係なさそうな本(実在する!)がなかなか素敵な本で、それを勧められた人がそこから自ら動いてこれからの生活や生き方を切り拓いていくところが良い。 パラレルキャリアが語られたり、夢を追いながらも女のほうがリアリストだったり、育児やニートや定年退職後の生活感も溢れて、相変わらず巧いと思うしウルッときたりホロッとしたりもする。 ただ、新鮮な驚きや感動は薄く、5つの話、どれも良い話だったと思いつつ、だが、この作者さんだったら、もはや違うテイストの話を読みたいと思った。←約1年前「ただいま神様当番」を読んだ時に書いたことと同じようなことをまた書いてしまった。 以下、蛇足。 折角のいい話に無粋なことを承知しながら、仕事柄、どうでも良いことだが気になることが散見。 お仕事小説のようなところもある話なので、その辺りのことはしっかりしておいて欲しくて、ひとつだけ書いておくと、経理の仕事について誤解がある。 『ギャンブルもチャレンジもない。淡々としていてドライで、燃え盛る情熱など不要な仕事』とあるが、経営の羅針盤を自負して仕事をしている経理の人に対してこれはとても失礼な見方。 また、給与計算というのはその人の勤怠に関係するので一般的には人事労務の仕事であって、諒くんのような経理の人が年末調整や賞与計算で忙しいということはありません(振込みの手続きはやるけどね)。 これ以外にもパラレルキャリアの進め方や出産後の配置転換などまだあるが、蛇足のほうが長くなるので止めておく。

    59
    投稿日: 2023.07.04
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    コミュニティハウスにある図書室の司書、小町さゆりが、悩める貴方に合う本を見繕ってくれる連作短編集。 仕事を辞めて、アンティークショップを始めたいと悩む人や、育休取ったら閑職に追いやらた人や、生きがいのないニートや定年退職者等に生きるヒントを与えてくれる。 読みやすいので薄っぺらい感じがしたけれど、読むと意外と考えさせられること多し。

    9
    投稿日: 2023.07.01
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    区立の公民館の図書室で働く小町さゆりと森永のぞみが「何をお探しですか」とレファレンスを各章ごとにして、その人に合った本を探してあげるというファンタジーな作品。 第一章は婦人服販売部員の朋香21歳。朋香は地方から東京に出てきて田舎ではバリバリのキャリアウーマンということになっていますが実際は…。 第二章は家具メーカー経理部で働く涼35歳。アンティーク好きがきっかけで知り合った10歳年下の恋人比奈がいて結婚したいとは思っていますが…。 第三章は元雑誌編集者の夏美40歳。娘の双葉を生んでキャリアを失ってしまいます。 第四章は30歳のニート浩弥が十二年ぶりの同窓会にタイムカプセルに入れた恥ずかしい将来の夢を回収しに行きます。 第五章は定年退職をした65歳の正雄が趣味がなく妻に熟年離婚をされるのではとあせっています。 図書室のレファレンスコーナーで小野さゆりがひらめきで探した本がみんなはまってハッピーになるというめでたし、めでたしなお話ばかりです。 第四章はニートの浩弥が図書室で働くことになり、浩弥がとても大切にしていた友だちの夢も叶うという、私は一番好きなお話でした。 各章の人物が他の章にも登場するという連作短編集です。 2021年本屋大賞第2位。 文庫版は著者の青山美智子さんの 「ヒントはいつも、寄り道、迷い道で ひょこっ と現れる。想定外だからこそ嬉しいサプライズ。お探し物が見つかりますように」 というメッセージカード入り。小町さんが手作りしてみんなに配っている羊毛フェルトの小物の写真も載っています。

    123
    投稿日: 2023.07.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ままならない人生に、どうして自分だけ。そんな気持ちを誰もが一度は経験したことがあるのでは。この本は、本と出会い、人と関わり自分を見つめ直す人たちが描かれています。 あの名作の「ぐりとぐら」を取り上げたお話では、森の中でぐりとぐらが卵と出会いカステラを作る。でも、卵からカステラを作るなんて発想は「普段から料理している人の発想」だという考え!そんな視点考えもしませんでした。 今の仕事で良いのだろうかと悩んでいた若い女性が、何ができるのか、何をやりたいのかまだわからないけれど、荒れ果てだ生活を見直し、生活を整えながら、やれることをやりながら、手に届くものを身につけて整えていく。とてつもない大きな卵に出会った時に、カステラを作れるような、そんな自分になりたい。そういう気持ちの切り替えをするお話。 なんて素敵な気持ちの整え方だろうと感動しました。 元雑誌編集者の女性が出産によって左遷され、人生に悩んでいた時に、出会った「月のとびら」。 どんなに努力しても思い通りにできないことに囲まれている。天動説と地動説に例えて、異動させられた、家事育児をやらされている、自分が中心だと思うからそういう被害者意識になっている。もっと自分にいいように動いてくれないのって。でも、地球は動いている。私は今何がしたいのか、どこに行きたいのか、その視点に気づいて、動き出す。そうしていると周りも動き出す。 人生は予想外のことばかりだけれど、何一つとして無駄なことなんてない変化の中で、自分がどうしたいのかを考えることの重要性。 出産、子育てによって環境が大きく変わり、戸惑う人たちに寄り添うような素敵なお話でした。 他の物語もまだまだ素晴らしいところがたくさんあって!! …ここには書ききれないくらい!!本当に素敵で! 心に染み渡る名言ばかりで、この本は手元に置いて何度も読みたい、大切な宝物になるなと確信しました。

    7
    投稿日: 2023.07.01
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    「何をお探し?」と聞かれたら、私は何と答えるだろう。 5人のお話が描かれているが、 私は特に、三章の夏美さんのお話がとても心に沁みた。 他人ばかりを羨んでしまう気持ち。 独身者を既婚者を、 既婚者子なしは既婚者子ありを、 既婚者子ありは独身者を、羨む。 女性として、これ、めっちゃわかる。 何なのだろう、この、隣の芝生は青く見えるの無限ループは。 それが、 「目の前の人のおしりだけを追いかける、ぐるぐる回るメリーゴーランド」と表現されていて、「うわっ!それだ!」と思った。 全体を通して流れる、 受け入れて、包み込んでくれる、あたたかい空気。 それでいて、前に進み出す何かきっかけをくれるような。 司書の小町さんの雰囲気なのかな。 「こうしなさい」ではなくて、 「こういうのはいかが?」という小町さんのスタンスが心地よい。 同じ本を読んでも受け取り方が人それぞれ違うように、 結局、自分がどうするか、どうしたいかを決めるのは、自分でしかないから。

    5
    投稿日: 2023.06.30
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    とても癒されるお話だった。小町さゆりという司書が悩める図書室の利用者にレファレンスをしていくというお話。 この小町さゆりのイメージは、銭○堂のあの人のイメージ笑 一話毎に主人公が違うが、なんとなく繋がっているので読んでいて、前回の主人公だった人のその後を知ることが出来るのが好みだった。 一番印象的だった話は、三章の夏美の話と最後の正雄の話。 解説は石井さゆりさん。 図書が好きな人、おすすめです。

    9
    投稿日: 2023.06.30