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お探し物は図書室まで
お探し物は図書室まで
青山美智子、さくだゆうこ、小嶋淑子/ポプラ社
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総合評価

1015件)
4.4
527
357
86
10
1
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    良すぎた。それぞれの主人公の話しに、毎回涙してしまう、、。きっと、自分にとって「今、このタイミング」で出会えた本だから、ストーリーの中に出てくるいろんな言葉に、感動して落ち込んで、感動してを繰り返したような気がする。今、この本に出会えたことに感謝です。

    17
    投稿日: 2024.08.25
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    心が洗われる一冊。今の自分と重ね合わせながら、暖かいメッセージを噛み締められる。ふとした時にまた読み返したい。

    3
    投稿日: 2024.08.25
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    何となく生きてる日常に、あーこんなこと思うよねって共感できるし、自分もこう考えてみるかと思た本。登場人物を想像できるような、心温まる本。 自分に投影して感動。私にもフェルトと本を紹介してもらいたい。。

    3
    投稿日: 2024.08.25
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    自分の仕事についてモヤモヤを抱えている朋香、諒、夏美、浩弥、正雄の5人のそれぞれを描いた短編。小野さゆりさんのレファレンスで出会った本をきっかけに、それぞれが自分なりの答えを見つけていく。一つ一つの短編の結末がほわっと心を温かくしてくれるだけでなく、羽鳥コミュニティハウスという場所を拠点としてみんながつながっている。あっ、あの時出てきた人物だ!と謎解きのような面白さもあるし、どこかで誰かと誰かが繋がっているという嬉しさもある。読み終わった後で一気に再読をしました。

    4
    投稿日: 2024.08.24
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    小さな行動が大きな何かにつながっていく。小さなキッカケで何かが動き出す。自分から動かないことには何も始まらない。ものすごく前向きになれる本

    2
    投稿日: 2024.08.22
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    図書館の司書さんが迷える人々にそっと本と気持ちを添える。素敵な短編集。登場人物は他の話でも繋がっててそれもよかった。

    1
    投稿日: 2024.08.22
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    図書室の司書が選んだ本を中心に織りなす身近な人生の物語集。 身の回りで起きていそうな親近感が湧く作品。最後には登場人物達が重なって、ストーリーは素敵に展開してゆく。 ホッとする、生き方をふと考えさせられる小説。本屋大賞2位。

    1
    投稿日: 2024.08.22
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    地域のコミュニティハウスの奥にある図書室に 白くて大きくな女性の司書さんがいる。 その人は「何をお探し?」と尋ねてくれる。 その物語の主人公は考える 「私は何を探しているのだろう」 司書さんは、少しの会話からいくつかの本のリストとおまけを渡してくれる。 その本との出会いが、主人公たちに気付きと前進を与えてくれる、そんなお話たち。 青山美智子さんの連作短編は本当にやわらかい。 小さなきっかけをつかむ主人公たちが羨ましくもあり微笑ましくもあり…。 さらーっとじんわり読めるので、物騒な本を続けて読んだあとには、ぴったりの1冊。 第5章より 「作る人と売る人と読む人、本て全員のものでしょ」 「本を必要としてる人はいつもいるの。誰かにとって大切な1冊になる本との出会いが、本屋にはあるんだよ。」 本に限らず、自分が好きなもの全てに当てはまる この言葉が何だか人生の糧になるような気がする。

    73
    投稿日: 2024.08.19
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    私の好きな心温まる本でした。 小針さんみたいに本を勧めてくれる司書がいたら、のぞみさんみたいに笑顔で迎えてくれる司書がいたら、私は図書館に毎日通うかもしれない笑 良い本は図書館で発掘する派からすると、こんな図書館うらやましい。 もし私が通ったら、どんな本を勧めてくれるのかなと気になります。

    2
    投稿日: 2024.08.18
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    深く考えずに読めて、ほっとできる5つの短編が詰まった本。良い意味で普通の人が主人公で一般的に抱きがちな悩みにフォーカスされているので、共感しやすい。子育てに翻弄される私はやはり3話目に一番共感。 解説が石井ゆかりさんなのも“おーっ!”と思いました。 小町さんのような司書に私も出会ってみたいな。どんな本を紹介してくれて、どんな付録をくれるのかしら?と想像しただけでワクワクします。続編もぜひ書いて欲しいな。

    16
    投稿日: 2024.08.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    それぞれの登場人物が、図書室の司書と出会い。 自分の探し物と直面する。 登場人物が特筆すべき人では無く、本当に身近にいそうな人たちにスポットが当てられてた。 私自身、仕事や人生の悩み(大袈裟)にモヤモヤしているので、起伏の大きな本は、今読むのしんどいなぁと思いながらチビチビ読みました。 情景描写と心情がわかりやすくて、スルスルとストレス無く読むことが出来た。有難い。 小町さんは、言葉は少ないかもだけどしっかり話を聞いてくれている。初めましてなのに、ちゃんと心で向き合ってくれている。そこも魅力なのかなと思った。 人生のメリーゴーランドか。まさしくそのメリーゴーランドに乗って悩んでる。そっか。思い通りにならない事を悲観してたけど、それで良かったんだと思えるようになるのかな。 ニートの話もじんわりと響いた。 人の幸せを手放しで喜べる人は、本当にかっこいいなと思った。心から思って伝えても、どこかで自分と比べて一人落ち込むことがあるから。 登場人物がちょこっと垣間見れるのも、うれしかった。こうして、接点がつながって社会になるのでしょうか。 小町さんに、何をお探しかと聞かれた時に、毎回自分も聞かれたように錯覚して考えた。 すぐに自分の答えは出ててきて、そのことにも少し驚いた。あとは、どうするか。みんなのように少しでも一歩を踏み出してみようと思った。

    3
    投稿日: 2024.08.14
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    暑さと地震不安のお盆休み、積読になっていたので読んでみました。 最初、最近ありがちな心温まる感じ〜?喫茶店を図書館に変えたのね。とか思って読み始めました。 ふんふんふんと思いつつ、最後の草野心平が出てくるおじさんのでやられました。最近あまり流していなかった涙まで出てきてしまい自分でもびっくり! 人それぞれ刺さるところは違うし、読むタイミングもあるんだろうけど。おじさんが主人公なのがちょっと新鮮だったし 、災害がみじかに感じられて残り…みたいのをなんとなく思っていたからかな。 積読、このタイミングで読んでよかったです。

    14
    投稿日: 2024.08.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    5篇の短編集 羽鳥コミュニティハウスの図書館にふらりと立ち寄った5人の悩みを持った人々。司書の小町さゆりさんに本を選んでもらうと、注文とは種類の違う本が一冊混じっており、しかも羊毛フェルトの付録つき。 本を読み付録を手に、少しづつ悩みの意味を知り自分自身と向き合っていく。そして、周囲の人々のありがたさにも気づいていく。 どの話も優しく、共感しながら読み進めました。 それぞれの話の登場人物が繋がっていて、後日の頑張っている姿を垣間見れて、グッときました。 そして、一冊の本や詩の解釈が様々あり、とても新鮮でした。 読後は元気がでる一冊でした。 「これからは本当に…。自分で自分をちゃんと食わせる」 「世界は信用で回っている」 「十二個入りのハニードームを十個食べたとして、箱の中にある二つは『残りもの』なんでしょうか」

    88
    投稿日: 2024.08.13
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    最近おすすめされて初めて読んだ 青山美智子さんの作品。 温かくて優しくて、連作短編なのも良い。 街の小さな図書室で司書をしている小町さんが 仕事や人生に行き詰まった5人の背中を ぽんっと押す。 背中を押されることでみんな前に進んでいくけど、 私は何もしてないよ、あなたが自分で見つけたんだよ っていう小町さんの温かさ。 干渉しすぎない距離感を保ちつつ、 相手の話をちゃんと聞く。 答えや考えを与えるんじゃなくて きっかけを与えて相手に見つけさせるという 小町さんの姿勢を見習いたいと思いました。

    10
    投稿日: 2024.08.11
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    普段小説を読まない人、若い世代で仕事観に悩んでいる人に勧めたい一冊。短編集で読みやすく、表現もストレートでわかりやすい。 ただその一方で、何方かが感想で仰っていたが「お菓子の詰め合わせ小説」という表現は言い得て妙で、俯瞰的にみると「ああ、今の時代にはウケるだろうな」というストーリーが多く、既視感のある話の詰め合わせだなと感じた。

    2
    投稿日: 2024.08.11
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    ブクログでみなさんの感想で読みたくなりました。当たりです。短編でいろんな年代で書いてくれているので誰もが勇気づけられるのでは。 ミステリばがり読んでますが、こういう心温まる本もたくさん読みたくなりました。

    6
    投稿日: 2024.08.09
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    フィクションとノンフィクションの使い分けが素敵。あ〜実在しないんだ、、と少し落胆しながらも、想像で終わらせてくれる嬉しさ。 これぞフィクションの魔法ってやつか。 新しいことを始めるのってちょっと怖かったりするけど、ちょっと扉開いてみた先にいつもとは違う景色が見えるかもしれない。いつもと同じ景色が、少し色鮮やかに見えたりするかもしれない。そうやって少しずつ自分のテリトリーを広げていく人生も楽しそうだなって思った。 人生のモチベーションがあがる本。 迷った時はいつでも読み直そう。

    4
    投稿日: 2024.08.06
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    コミュニティハウスの図書室の司書、小町さんがそれぞれ悩みのある5人に本をレファレンスし、その5人が意味を自分で受け取っていく話。全ての人物に共感した。小町さんの薦める本や付録を楽しみに読み進められたし、すごく前向きになれる一冊。続編期待。○生まれた日、ここに立っている今日、これからくるたくさんの明日。どの日だって1日の大切さになんの違いもない。○先頭もビリもない。つまり幸せに優越も完成形もないってことよ。○計画や予定が狂うことを不安とか失敗って思わなくていいの。そうやって変わっていくのよ、自分も人生も。

    3
    投稿日: 2024.08.05
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    この本を読んでいると自分の価値や生き方を決めているのは自分自身だとつくづく思う。狭まった視野から価値観を広げてくれる一冊だと感じた。読みやすく、人に勧めやすい本。

    2
    投稿日: 2024.08.04
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    同じ郷里の作家さんで、また読んでみることにした。 一番印象に残ったのは三章 お母さんが子供を産むのも大変だけど、私だって産まれてくるとき、十月十日お母さんのおなかで誰からも教わることなく人間の形に育って、全く環境の違う世界に飛び出してきたんだから。この世界の空気に触れたとき、さぞびっくりしただろう。 人生で一番頑張ったのは生まれた時。その後のことは、きっとあのときほどつらくない。あんなすごいことに耐えたのだから、ちゃんと乗り越えられる。 あと、この本のなかにでてきた 石井ゆかりさんの月のとびらに興味をもった。 今度本屋へ行ったら探してみよう。 希望として、青山さんには長編小説を書いてもらいたい。

    23
    投稿日: 2024.07.31
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    司書の小町さんとそこを訪れる人たちの会話も、が まるでカウンセリングのよう。 小町さんが渡すフェルトの付録も、各々自分なりの答えを見つけていくキッカケになっていて、自分の道に迷っている人や悩んでいる人は追体験できてお勧めかも。 わたしも小町さんに本を選んでもらってみたいな、と思いました。 ⁡ 解説を石井ゆかりさんが書いているのに納得。

    2
    投稿日: 2024.07.30
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    こういう系統の物語はよくあるけど、なぜかジーンと来たのは、自分と同じ境遇の物語があったからなのかな?、たくさんの読者が、登場する人物の誰かには当てはまって共感ができるようになってる気がする。 とても読みやすく、前向きになれるので、がっつりな読書の気分でなく、さらっと何か読みたい気分の時にはとてもおすすめな本。

    2
    投稿日: 2024.07.30
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    心が暖かくなる本。 人の繋がりや過去のたわいもない出来事の積み重ねが人生を豊かにするのだと再認識させられました。

    2
    投稿日: 2024.07.29
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    登場人物ごとに書かれたストーリー。どことなく繋がっている部分があって面白い。タイトルにもある図書室の小町さんとのかかわりで、人生を切り拓いていく登場人物たちが描かれている。 重くなくさらさらと読める。

    2
    投稿日: 2024.07.29
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    人生生きていたら悩みの一つや二つありますよね。 実際に小町さんに「なにをお探し?」って聞かれたい。様々な年齢の主人公たちが図書室を訪れて人生が少し好転し出すお話しです。とても心が温かくなりました。仕事をつまらないものにしているのはいつだって自分自身ですね。与えられた仕事に誇りを持てるよう明日も精一杯頑張ろう。きっと見ている人は見てる。

    13
    投稿日: 2024.07.28
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    世界は贈与でできているだな さゆりさんに私も本を選んでもらって、付録をもらいたい 自分探しに迷ったって、何もできてないと思ったって、誰かの居場所つくりの役に立ってる 誰かが誰かを思う、それが居場所をつくること 自分を大切にすること 1人で世界を回してるんじゃない 自分を大切にしなくては、他人を大切になんてできない 嬉しいとか幸せとか感じるたびに、ああ,私頑張って生まれてきたかいがあったって、噛みしめよう

    4
    投稿日: 2024.07.28
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    本屋大賞に選ばれ、おすすめされていたので 読んでみました。短編集で読みやすく、 様々な立場からのお話なので面白かったです! 温かい気持ちになれました。

    7
    投稿日: 2024.07.25
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    著者の作品は初めて読んだ。 どの章も甲乙付け難く、とても素敵なお話。 その中でも個人的には一章と五章が好きかなあ。でも全部好き! 小町さんが「てきとう」にくれたヒントを登場人物たちが葛藤しながらも噛み砕いて、自分なりのこたえを導き出す姿が、人の強さを表していて、元気をもらった。 羊毛フェルトやろっかな(笑)

    17
    投稿日: 2024.07.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    20代後半って悩みが色々と増える。 いや、梅雨に入り憂鬱な日が増えただけかもしれない。何が原因かはよく分からない。 とにかく悩みが頭の中でぐるぐるしていて、元気をもらえる本を探していた。 そんな時に出逢ったのがこの本。 5人の登場人物が、年齢も性別もバラバラだからこそ、老若男女どんな読者にも刺さると思う。 「今までの生き方は正解だったんだろうか?」とか「将来が不安」とか、人生についてあれこれ考えてしまう時、きっとこの本に救われるはず。 このお話の中心には、町の小さな図書室があるわけだけれど、それだけじゃなくて、5人の登場人物が他の人と何かしらで繋がっていたり、影響を与えているシーンが散りばめられていて、すごくほっこりした。 また、最終章の正雄さんのところで、「社会」について言及していて、「本を読む人も社会の一員」ということがなんだかすごく嬉しかった。 こうやって感想を書いて、それを誰かが読んでくれたりすることだって「社会」なんだな。

    10
    投稿日: 2024.07.16
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    最後のストーリーが最高。そこまで、まあ辛い。 日々が私を作る。何気ないもの、意味のないものを意味のあるものにして私を作る。そのときにマイナスな捉え方ではなくて良い意味のあるものにして受け入れて日々の自分が幸せであるように生きていこうって思えた。

    3
    投稿日: 2024.07.15
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    心が温かく満ち足りた気持ちになります。 現状に満足いっていないが自分を変える前に転職を考えたり、夢があってもできない理由を並べて逃げたり、育児と家庭の両立に苦労したり、私自身も感じたことのある悩みを抱えていて身近に感じる主人公たち。 どの主人公も、小町さんや周りの人の言葉を素直に受け入れて自分で行動を起こし、変わっていくのです。 多くの優しい言葉に出会え、たくさんの気付きがありました。 今まで何度も読んできたぐりとぐら。 青山さんの解釈に唸りました。なるほど! もっと他の青山さんの作品を読みたいと思いました。

    3
    投稿日: 2024.07.15
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    年齢も職業も異なる5人が、それぞれの悩みを抱えて図書館司書に読むべき本の相談を持ちかける話。 司書と司書補助の2人はもちろん、相談者5人の人間性がとても愛らしい。 当時は役立つかどうかわからなくても、これまでの人生で蒔いてきた種が予想もしないところで実を結ぶことがあるっていうところが共通している。 司書の人が、相談者の相談内容に一見関係なさそうな本を渡して、その内容が思わぬ形で相談者の人生に影響を与えるところからもそれが読み取れる。 ★印象に残った表現 1. 人生は天動説じゃなくて地動説  他力本願、人のせいにしてばかりでは人生は前に進まない。自分の信念を持って自ら動いていかことでしか人生は変わらない。 2. 人生はメリーゴーランド  人は常に他人の生き方をうらやむもの。でもそれはメリーゴーランドのように永遠に終わりがないもの。(独身の人は結婚している人を、結婚している人は子どもを持つ人を、子どもを持つ人は独身の人をうらやむ場合がある。) 遊園地は広いのだから、他人ばかり見ていないで、自分の信念を貫く方へ。(1とも繋がる内容) 3. 当時は無意味だと思っていたことも、後から点と点が繋がって思わぬ化学反応を起こすことがある。 だから、できる限り、気持ちが動くことに対しては制限をかけずに手を出して種を蒔いておきたい。たとえそれがいつ役に立つかはわからなくとも。 1-3の考え方は、何もかもがうまくいっていない時にはただの綺麗事だと一蹴したくなるかもしれない。そんな時のために、この本を手元に置いておき、立ち返れるようにしたいと思う。

    6
    投稿日: 2024.07.14
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    図書室に訪れた5人が薦められた本から生き方・考え方についての軸を見つける物語。 感動的というより心に響く小説で、明日への活力が沸き、ポジティブな未来を描けるような気がしてくる。 行き詰まったときは無理に前を向くのではなくカニ歩きして生きていきたい。

    5
    投稿日: 2024.07.13
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    登場人物同士が予期せぬところで繋がり、社会は繋がっている、人は皆社会の一員である。 大きな感動は無いものの、登場人物のが皆少し共感できるような、そしてその考え方が少し変わるようなささやかなお話でした。 私も小町さんに今の私に必要な本をレファレンスして頂きたい。

    2
    投稿日: 2024.07.12
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    だいぶ前に手に入れたので読んでみた。 2021年本屋大賞でも2位になっているので、とても期待が大きかったのですが、その期待すら上回るほど素敵でした。 こんなに前向きになれる本はなかなかないなと思います。 公民館についてる小さな図書室に訪れる、職業も年齢もバラバラな5人が、小町さんとの出会いで自分自身と向き合いなおしていくという物語。 「やれることをやりながら、手に届くものから身につけていく。備えていく。…とてつもなく大きな卵に、いつどこで出会うかわからないのだから。」 「その『ない』を、『目標』にしないと」 「人と人が関わるのならそれはすべて社会だと思うんです。接点を持つことによって起こる何かぎ、過去でも未来でも」 響くことが多すぎます。 なんでこんな仕事をしてるのかといった、日々の仕事への向き合い方、新しいことにチャレンジする勇気等々、この本を読めば仕事も趣味もやる気がとても出ます。 実際に読んでみて、自分自身も日常の仕事や生き方に対してモヤモヤした悩みを抱えていたことを自覚できたし、それに対するヒントのようなものをくれた作品でした。

    28
    投稿日: 2024.07.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何をお探し? 私は何を探しているのだろうと考えさせられる。それを知るために小町さんにレファレンスを受けてみたいと思った1冊。 窓の外の世界ではない世界にいても、社会と繋がってるんだと思えてなんだか心が軽くなった。 ◯同じでいようとしたって変わるし、変わろうとしても同じままのこともあるよ(p166) ◯ウォレスについて、いろんなことを考えている。それってじゅうぶんに、この世界にウォレスの生きる場所を作ったということじゃない?(p224) ◯俺は出来損ないじゃなくて、自分を活かせる場を間違えていただけだったのかもしれない。少しだけでも、”役に立っている”という実感があった。そのことは大きな安心をくれた。俺はここにいてもいいのだと。(p232) ◯茶飲み友達さえいない自分に愕然とした。これまでの”つきあい”はすべてビジネスだったのだ。この半年で、あの会社でのわたしの存在はすでに記憶から消されつつあるだろう。四十二年も勤めたのに。(p242) ◯実際に時間ができたら何をすればいいかのかわからなくて。残りの人生が、意味のないものに思えてね。一たとえば十二個入りのハニードームを十個食べたとして一そのとき、箱の中にある二つは”残りもの”なんでしょうか。(p255) ◯”四十過ぎて今さら無理だ”とすぐあきらめてしまった。あのまま一日一ページずつでも勉強していたら今ごろペラペラだっただろうに。(p260) 不思議なものでね、ガラス一枚隔ててるだけなのに、こちら側とあちら側を、まったく異世界に感じるんですよ。水族館の水槽の中を見ているみたいに、魚が泳いでいるように感じる。でもあちら側からは、この管理人室こそ小さな水槽に見えるんでしょうな。(p282) 何かを始めるときにはそれが後から役に立つかどうかなんて、考えたこともないですよ。ただ、心が動いたら、それだけでトライする理由になると思うんです。(p283) 人と人が関わるのならそれはすべて社会だと思うんです。接点を持つことによって起こる何かが、過去でも未来でも。(p285) たとえばこのマンションで普段、窓のあちら側を歩いているわたしは、今、こちら側で海老川さんと話をしている。海老川さんの言葉どおりに考えるなら、彼と接点を持っている今のわたしにとってこの場所も…社会なのか?(p286) 箱の中にあるふたつは、ひとつめに食べたハニードームと何も違わない。どのハニードームも、等しく素晴らしい。 わたしが生まれた日と、ここに立っている今日、そしてこれから来るたくさんの明日。どの日だって、一日の大切さになんの違いもない。(p295)

    2
    投稿日: 2024.07.11
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    その時に出会った本から、何を受け取って自分が変わるか…。読みやすいし、前向きになれるいい物語だなと思います。 羊毛フェルトの付録が素敵だなと思って、羊毛フェルトキットを購入してしまいました。

    15
    投稿日: 2024.07.11
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    テンポよく読みやすいがイマイチはまり切れずに終了。 登場人物達にそこまで思い入れも持てず、心情の描写も表面的に感じた。

    1
    投稿日: 2024.07.10
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    ずっと気になっていたこの本を、ようやく手に取り読ませていただきました。 さくさくと読めるけど、自分のこれまでの人生や歩みを振り返りながら読み進めていく感じ。心に沁みるフレーズがてんこ盛りです。 歯車がうまく回らずに人生に行き詰まりを感じたり、こんなことやって、何の意味があるんだろうって思ったり。。誰しも一度は感じる負の気持ち。そんな時に読むと、気持ちを切り替えられるかも。 経験したことに、意味のないことなんてひとつもないというのは良くわかります。確かに、あの時の経験が役に立った!って思うのは、後になって思うことであって、経験したその時は、それがいつ役に立つかなんて知りようもないですよね。目の前のことに真摯に向き合えるかで、幸せを引き寄せられるかどうかが変わってくるのかなぁ。 最初に「ぐりとぐら」の絵本の話が出てきます。野ネズミ2匹が森に出かけて大きな卵を見つけてカステラ作ってみんなに分けてあげる話としか覚えていませんでした。でも、こんなに人生を示唆する含蓄溢れる解釈があったのね、と感心しちゃいました。同じ本を読んでも、読者によって、どう読むかは変わってくるのですね。やっぱり本はサイコーです。

    11
    投稿日: 2024.07.10
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    きっと読むべきタイミングが今だったんだなと思った。そっと優しく背中を押してもらった。 ほっこり温かい気持ちになれる本。 小町さんのちょっとしたオススメに、登場人物たちも動き出す。

    2
    投稿日: 2024.07.09
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    短編集のようになっていて、5人がそれぞれ図書館でなにかを見つけるお話。 私は短編集には物足りなさを感じ、「もっとこの人&この場面のこれからを読みたかった」と思うことが多い。 でもこの本は不思議とそういう気持ちにならず、ほどよく5章が繋がっていて大きな物語として1冊を満喫することができた。 登場人物も想像しやす く、自分の中でイメージできることも魅力である。 それなのに、ハッと気付かされる言葉があり、自分と重ね合わせ助言をもらえた気持ちになれた。 今後悩んだ時、この本を読み直すだろうと思った。

    3
    投稿日: 2024.07.06
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     青山さん2冊目。『木曜日にはココアを』より好き。少し言葉を交わすだけで、処方箋のようにその人に適した本を紹介してくれる司書さんが出てくる連作短編集。適当とはいえ、本を借りた人全員に良い変化が訪れたのは、やはり小町さんパワーなんだろう。何の意味もないものに勝手に意味を見出してしまう主人公たちだが、こういうプラス方向での勘違いや深読みは、お互いにウィンウィンになり好ましい。アンティークショップを開きたい会社員と定年男性の話が良かった。

    5
    投稿日: 2024.07.04
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    温かくてとても素敵なお話でした。この世界に入り込み、一緒に時を刻んでいるような気分になりました。 悩みながら進んでいく主人公が図書館の司書さんの言葉や紹介してくれる本から色々得ていき、前向きに進んでいく姿にわたしも勇気をもらいました。 また、紹介する本が実際にある本だったので興味を持ちました。わたしも読みたいと思います。 青山美智子さんの作品はいつも人との繋がりを大切にするお話でとても好きです。

    3
    投稿日: 2024.07.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小町さゆりさんという素敵な司書さんがいる図書室での物語。短編なので読みやすいです。 内容的には激しくストーリー展開されることはなく、同じテンポ感で進んでいくので、心穏やかに読みたい人向けかなと思いました。 どの編も、人生の行き詰まり感、閉塞感、不安と葛藤の間での板挟み、わかる....と共感できるものが多かったです。だからか、編ごとの主人公がさゆりさんと本との出会いを通して物の見方が変わる姿になんだか自分も救われたような気になれました。 『これからは、好きなものを大切に集めていくのだ。わたしだけのアンソロジーを。』中でも好きな一節です。 個人的に同じ青山さんの書籍なら、木曜日にはココアをの方が好みだったかもしれません。でもこちらもとってもいい本。お勧めしたいです。

    4
    投稿日: 2024.07.03
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    短編集のようでテンポもよく読みやすかった 皆それぞれ本を通して自分なりの解釈をし、何かを得る。 私たちの普段の読書も同じなのかもしれないと思った

    4
    投稿日: 2024.07.01
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    自己啓発の本 ただし強制的な内容ではなく「自ら動く」きっかけを掴む主人公を通じて読者に問うもの 私もいくつか「どうせやっても無駄」と何もしていない事が幾つかある事に気付いた

    2
    投稿日: 2024.06.27
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    それぞれに悩み事があり それをさりげなく解決してくれる 小町さんの第一印象     穴で冬ごもりしている白熊     マシュマロマン     ベイマックス     早乙女玄馬のパンダ     巨大な鏡餅 最終章で登場人物が交錯しハニードームまでが 見事に伏線回収!! チクチクと羊毛フェルトで作品を作りながら 頭の中は訪れる人の幸せを願っていたのかなぁ どの話も小町さんの優しさが感じる ケルルンクック懐かしい。。。

    14
    投稿日: 2024.06.27
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    町の小さな図書室で司書の小町さゆりさんが本をセレクトしてくれます。自分の希望とは関係ないかな?というような本をもう1冊、そして羊毛フェルトの小さな付録をくれます。 ちょっと悩んでいたり自分に自信が持てない人たちがその本によって何か考えさせられ1歩踏み出して行く素敵なお話でした。5章の短編ですが登場人物が別の章でちょっと出てきたりするのも面白かったす。 ただうまくでき過ぎている感じもあるので星⒊8くらいかな、、 でもイヤなところはないからやっぱり4でいいかもしれません。

    44
    投稿日: 2024.06.23
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    何かにつかれた時、迷った時、目標が見つからないとき、背中を押してくれるような本だと思った。自分の好きなものに正直に、色々なものに目を向けて。

    8
    投稿日: 2024.06.23
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    この本の登場人物たちは図書室で、不思議な人と、自分からは手に取らなかったであろう本などに出会いますよね。 それがきっかけになって気持ちや行動が変化していきますが、劇的に魔法のようなことが起こるわけではなく、本当にひとつのきっかけになっているっていうだけで自分から何とか頑張って行動を起こしてみてるっていう所が素敵だなと思います。

    6
    投稿日: 2024.06.23
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    思い描いていた道に進んでいたとしても、どこかで躓いたり、道を外れたり、探したり、迷ったりと人生は紆余曲折あってのものだよなと思いつつ過ごしているわけで。 そんな「何かを探している」5人の登場人物が、何を思い描いていたのか、どうしてそうなってしまったのか…共感したり応援したくなったりと、5人の背中を押したくなるような、すごく優しく温かい気持ちになりました。

    12
    投稿日: 2024.06.19
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    この物語は、何かを探している人々が図書館にやってくる。探し物は、なかなか叶えられない夢であったり、まだ何を探しているのかもわかっていなかったり、、。 それでも人々は前を向いて今を1歩ずつ進んでいく。 当たり前のような、でも大人になるとなかなか出来なくなっていく、挑戦することを恐れず前を向いて1歩ずつ。 忘れていた大切なことを思い出させてもらいました。

    4
    投稿日: 2024.06.15
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    表紙の雰囲気とタイトルに惹かれ、近所の書店で文庫版を購入。 2021年本屋大賞で第2位、2023年に文庫化とのこと。本編だけでなく、文庫版の解説もよかった。 五章の構成で、各章の主人公がまちの図書室に訪れる。その図書室の司書との会話や、案内された本、その「付録」などからヒント得てそれぞれの「探し物」に気づく物語。 どの章、どのお話にも胸が打たれる部分があり、読み終わった後には、無理なく前向きになれるような、じんわり温かな感覚に包まれた。 別の章の登場人物が少しずつ関係しているのも、読んでいて楽しかった。 「今できることをやってみる」 「心が動いたらやってみる」 「理性と直感」 「流れ」「タイミング」 章を問わず謳われていることが、これでいいのか?とも思ってしまう今日までを、今日を、そして、これからを優しく肯定してくれている気がする。 二章が今の自分に近いかもしれない。 30代という年齢と、キャリアに対する考え方。 三章は昔の自分を見ているようだった。 子育て、仕事、嫉妬、夫婦関係。 共感できる部分が多く、涙ながらに読んだ。 ここ最近読んだ本の中で一番いいなあ、と思えたので、別の作品も読んでみたい。 著者である青山さんの別著「リカバリー・カバヒコ」は2024年の本屋大賞ノミネート作品らしい…ので、次はこれを読もうかな?

    3
    投稿日: 2024.06.13
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    読後感がすごく良くて、あたたかい気持ちになる本。何回でも繰り返し読みたいと思った。 目に映る日々を、豊かに味わっていきたい。

    3
    投稿日: 2024.06.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    青山美智子さんにハマるきっかけになった一冊。 それぞれ悩みや生きづらさを感じる人々が、立ち寄った図書室で謎めいた司書さんにオススメの一冊とオマケをもらい、生きるヒントを見出す…的なお話。 司書さんはマツコ・デラックスさんorジェーン・スーさんで脳内再生して読んでいました(笑)

    2
    投稿日: 2024.06.11
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    仕事や人生に行き詰まりを感じている人が図書室に訪れ、聞き上手な司書さんの優しさに自分の進む道に気づかせてもらえるほっとするお話でした。 本のセレクトと可愛い付録が希望に満ち溢れていて凄く素敵でした。

    4
    投稿日: 2024.06.09
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    とある街のコミュニティハウスにある図書室 悩みを抱えた5人の主人公に、風貌が特徴的な 司書の小町さゆりさんは 「何をお探し?」と問いかける。 この一言がキッカケで主人公達の心にスゥーッと入り込んで行く・・・ 青山美智子さんの作品は何作か読んだが、本作は『鎌倉うずまき案内所』と同じパターンの様だ。 あちらは、キッカケの一言が 「はぐれましたか?」 だったものの、短編集で他の主人公達がゆるく繋がっていて、少しだけ明日への希望となるヒントを与えてくれ、心穏やかに読める内容。 5人の主人公それぞれのケースは、誰しも悩んだ事がありそうな、身近にある人生の不安や葛藤を描いているので内容的には入り込みやすかった。 青山さん初読みだったら響いたかもしれないが、このパターンは既読感が強い上に、作者の文体も変化が無いので、新鮮味も感じられず、ゆる〜く読んで終わってしまった。 2021年本屋大賞2位ということで期待値が上がり過ぎたのかもしれない。

    34
    投稿日: 2024.06.06
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    自分とは一見かけ離れていると思うジャンルにも目を通してみようかなと思える本でした。人生のヒントはどこに転がっているのか分からないなと思いました。

    2
    投稿日: 2024.06.05
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    町の小さな図書室という設定に、子供の頃通った区立図書館を思い出しました。 まだレファレンスという言葉も知らずに、数えきれない程通いました。 大人になってからの図書館は蔵書も多く、どれ程お世話になったことかと。 「お探し物は、本ですか? 仕事ですか? 人生ですか?」 読了した今、読書の意味を心に問うています。

    2
    投稿日: 2024.06.04
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    あったかい。善人がいっぱいで最高の気持ちになれる。人間、好きだ ひとつの場所を中心にした話だから前の話の登場人物が出てくることがあって、ああこれが社会なんだなあと思った

    5
    投稿日: 2024.06.03
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    人生を変えるきっかけを与えてくれる素敵な図書館だと思った。私も行ってみたい。短編だったが、登場人物がどこかで繋がっていて面白かった。 「前ばっかり見てると視野が狭くなるから、行き詰まったらカニ歩きをする」という考えが印象的だった。

    2
    投稿日: 2024.06.02
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    キーとなる人は司書の小町さん。 短編集だけどどこかで誰かが繋がってて、とても心温まるお話。面白かった。

    3
    投稿日: 2024.06.01
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    本が人を変えるのではなく、読んだ人が変わる。 そのきっかけを作るそれを選ぶ小町さんを中心とした心温まる物語

    3
    投稿日: 2024.05.30
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    「小町さゆり」 名前のかわいさとはかけ離れた大きな女性が図書館にやってくる人に勧める本や「付録」の羊毛フェルト。これらを通して発見する、仕事とは、夢とは、社会とは…。人生に行き詰まった人たちに贈る、ほっこりとして生きる活力を与える物語。

    2
    投稿日: 2024.05.30
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    まず本っていいなと思いました 一冊の本で誰かが動き出す原点になるかもしれないあるいは考えかたが変わるのかもしれない そんな無限の可能性のようなものが感じられて本がさらに大好きになるような作品でした 今、本が大好きだという人やあまり好きではないという人読んで欲しいです。 好きが深まりますし、少しでも本に興味がもてると思います。

    6
    投稿日: 2024.05.29
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    図書室で紹介される本とフェルトから、何か探し見つけ踏み出す物語。モヤモヤを感じる時に新しい気持ちになれる。あるがままのような考えで気が楽になれる。

    3
    投稿日: 2024.05.29
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    読んでいるだけなのに何かを始めた気になる一冊。 10代から60代までそれぞれに悩みが違ってて、でも あぁわかる!わかる!と踏み出せない言い訳がホント、あるあるです! 平らな気持ちを取り戻したい時に是非読んでみてほしいです。

    13
    投稿日: 2024.05.27
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    こういう司書モノのお話は与える側が何を伝えたいかということが書かれている印象が強かったが、本作はそうではなかった。実際の人生も直接何か大切なものを教えてもらうことより、何かを感じて行動することのほうが多いなと改めて感じさせられる作品でした。

    4
    投稿日: 2024.05.26
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    登場人物が所々でつながっているので、人と人はどこかでつながっているし、一人ひとりにその人の人生があって、悩みも苦しみも、楽しみも希望も模索しながら今この瞬間があることに前向きな気持になれた。 人生の途中でちょっと立ち止まっているような気がする時に読みたい。 読後のほっこりした気持ちが心地よい。

    4
    投稿日: 2024.05.26
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    よかった。なんて事のない出会いや、ちょっと気になった事、思いがけないところから日常は変わっていくのかな、と思えた。最近何をしても楽しくないと思ったりしてどんよりしてたけど、楽しめることはいろいろあるなあと思えた。穏やかで優しい、それでいて退屈しない、押し付けがましくないいい本と出会えた。自分の日常が、愛おしいものに思えた。

    3
    投稿日: 2024.05.25
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    町のコミュニティハウスに付属する小さな図書室の司書さんは、ものすごく大柄で、一見愛想のないように見える。そんな彼女が本を探しに来た人に、「何をお探し?」と問い、人生にちょっと迷った訪問者に1冊の本を差し出す。紹介された本から新しいきっかけを得たり、仕事につながったり、本と人を介して広がる縁の話。 本当に探しているものは何だろう、簡単には見つからないよなと思いつつ、各短編の主人公の気持ちに寄り添いながら読んだ。特に、四章の浩弥には共感する部分が多かった。登場人物はみな前向きなで、行動的だ。悩んだ先に一歩を踏み出す力が次の縁で繋がるきっかけになることを教えてくれる、そんな作品。

    1
    投稿日: 2024.05.22
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    優しい気持ちになれる優しいお話ばかりでした。 羊毛フェルトもやってみたくなりました。 付録貰いたいです。

    5
    投稿日: 2024.05.19
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    登場人物たちの幸せを願いたくなる本。 各話の主人公たちが別の話にも出てきてくれるので嬉しい。 皆それぞれ小町さんを見て色々なものを思い浮かべているのが面白い。 私も小町さんの付録が欲しい!

    6
    投稿日: 2024.05.19
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    「計画や予定が狂うことを、不運とか失敗って思わなくていいの。そうやって変わっていくのよ、自分も、人生も」p.159 「たとえば十二個入りのハニードームを十個食べたとして(略)そのとき、箱の中にある二つは『残りもの』なんでしょうか」p.256 「そこに書かれた幾ばくかの言葉を、読んだ人が自分自身に紐づけてその人だけの何かを得るんです」p.296

    3
    投稿日: 2024.05.19
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    「何をお探し?」 これからの人生でお守りになるなと感じた1冊。 どのお話を読んでも、落ち込んでつらい時は心が安らいで、ハッピーな時に読んでも気分が朗らかになると思う。 特に夏美さんと正雄さんのお話が好きだった。 あと、それぞれの主人公が小町さんと対面した時、小町さんのことをどういう風に形容したのかが個性が出て面白いなと感じた! 【穴で冬ごもりしている白熊】【「ゴーストバスターズ」に出てくるマシュマロマン】【ディズニーアニメの「ベイマックス」】【早乙女玄馬のパンダ】【正月に神社で飾られている巨大な鏡餅】

    14
    投稿日: 2024.05.18
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    ほっこりが売りかと思いきや、案外「社会」とか「信用」とか生きることについて確信めいたこと書いててホホ~ってなった

    13
    投稿日: 2024.05.17
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    短編集で読みやすく各々が心温まるお話。どの章にも刺さる言葉があり、うるっとしてしまった。元気を出したい時にそっと背中を押してくれるような、もう少し頑張ってみようかなと思えるような、人に勧めたい1冊。

    4
    投稿日: 2024.05.17
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    一つ一つの言葉が優しくて、じんわり響く 登場人物の環境や本への関わり方もそれぞれだけど、どの主人公も多くの人が人生で出逢うであろう境遇の中にいて、共感性が高かった 綺麗事のような言葉も、出てくる本や登場人物の感情に乗せて書かれているせいか、すごく説得力がある 大きな卵と出会ったそのとき、彼らはもうすでに、どこかで習得していたのだ。カステラの作り方を。 →いつかやりたいことに出会った時、それを実現できるように、今は目の前のことを愚直にやって、新しいスキルも身につけていく 「僕はあのとき、運命のタイミングを見逃さなかった」 自分が持っていない属性や状況にある周りの人ばかりを羨むこと=メリーゴーランド 自分はまだ結婚もしてないけど、3章の母親の葛藤辛かったな。子供と自分の人生(仕事)の両立ってほんとに難しい。 自分が中心だと思うから、「やらされている」と被害者意識を感じてしまう →抗えない選択を与えられた(と思い込んで)ことで、自分が身動き取れなくなってしまってるからこそ、周りに責任を求めるってことかな 「どんな本もそうだけど、本そのものに価値があるんじゃなくて、あなたがどんな読み方をしたかっていうところに価値がある」 「向こうから勝手にやってきた話じゃなくて、夏美が動いたから周りも動きだしたんだ」 自分のやりたいことをやるんだから、やりたいことができる確率は100%

    4
    投稿日: 2024.05.16
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    心が温まる短編集でした。 こんな素敵な司書さんがいたら毎日図書室に通ってしまうと思います。 登場人物それぞれの悩みにそっと寄り添ってくれる司書さんの言葉、選ぶ本がとても魅力的でした。 1冊の本に人生が救われることがあることをしみじみと感じました。

    8
    投稿日: 2024.05.14
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    2021年本屋大賞2位という帯に目が止まり、なおかつ気になっていた作家さんだったので迷わず購入しました。 まだ一冊しか読んだことがないけれど、青山美智子さんのファンになりました。 短編集だけど繋がっていて、どの話も読みやすかったです。 それぞれの主人公たちの悩み、葛藤が描かれ、でも全てこの図書館の出来事を通してそれぞれが前に進んでいく!! こんな司書さんに出会いたい、私にはどんな本を勧めてくれるんだろう、付録は何かなと想像してしまいました。 そして初めて本に付箋をつけました。 心にグッと来るフレーズが多く、あったかくて前向きになれ、元気が出ます。 また何度も読み返したくなる本です。

    37
    投稿日: 2024.05.14
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    すっごく好きな小説でした。 特に、夏美さんのところが好きです。 内容的はすごくリアルだし考えさせられるけれど、それをふわっと包み込んでくれるような優しい本でした。 人生に迷った時に、小町さんのような人がいてくれるなんていいな。もちろん小町さんは素晴らしいけど、登場人物の今の自分を変えたいという思いが新たな道の発見に繋がったと思うので登場人物も素敵だなと思いました。 日常の欠片のようなところに実は大切なことが詰まっているということを教えてくれる本です。

    25
    投稿日: 2024.05.14
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    やっと読み終わりました。図書館で何回も借りてきて読まずに返すと言ういわく付きの本でした。 短編の集合本だったのですね。 最後の退職の話は自分の時のことを考えてそうなのかと考えてしまいましたね。 でも総合的にいいお話の連続でしたね。身近な話として考えれるのがいいですね。 時間が経ったらまた読みたくなるだろうな。

    5
    投稿日: 2024.05.14
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    サクッと読めて、じんわり温かくなる本。手元にずっと置いておきたいなと思える本です。羊毛フェルトも作ってみたくなる…。

    4
    投稿日: 2024.05.12
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    ひたすら前向き。さゆりちゃんはマツコデラックスの像で補完されてじわじわ。疲れ果てた何も物にもなれない自分を肯定してくれる。 趣味がない周りの人に伝えたい。役に立つかじゃなくて心を動かされるか。

    5
    投稿日: 2024.05.11
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    すごく読みやすく、前向きになれる話だった。 今の自分と照らし合わせる部分もあり、心に響く内容だった。

    5
    投稿日: 2024.05.08
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    そうだ、その通り、頑張れ、と応援しながら読んでしまった。社会とは?自分とは?を考えさせられる奥深い内容をわかりやすい言葉で伝えてくれる良書。

    4
    投稿日: 2024.05.05
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    おまけのフェルト、につられて読み進めていくつちに、大きなプレゼントを頂いたような読後感。 愛犬を亡くしたとき、代わりに枕元に置けるような、愛犬の姿を刺し込んだフェルトをプレゼントしてくれた娘にも、早速薦めたくなった本❗️

    3
    投稿日: 2024.05.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分の仕事に誇りが持ててない時、夢が実現できないことを嘆いてる時、ワークライフバランスやキャリアで悩んでる時、残りの人生を考えてしまう時。人生の色々な場面でこの本に出会えたら優しく背中を押してくれそう。 司書が単に役立つ本を紹介するだけではありきたりであるけど、小さな付録が絡むことで主人公たちが見つけるそれぞれの解が一気に立体感を帯びる。この辺りの手法が見事。ずっと手元に持っておきたいと思わせる一冊。

    2
    投稿日: 2024.05.01
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    個々人の「解釈差」がテーマの本だと思った。 詩であったり、占いであったり、抽象的なものが登場する。絵本だとか、いろんな本が出てきて、幅広い年齢層と、いろんな人の見方と意見がある。作中、同一人物であるのに小町さんを表す表現が皆バラバラなのもその例だろうと思う。でも声の優しさだったり、あたたかい人柄、本質は一緒なのだ。どれも前向きであたたかな話なのはわかる。 しかし、個人的には『赤と青とエスキース』の方が好き。多分登場人物の悩みと共感できる人にとっては良い本なのだろうが、ちょっとお説教ぽいと感じてしまった。

    7
    投稿日: 2024.05.01
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    青山美智子さんの作品にまたほっこりさせていただきました。 町の小学校の隣にあるコミュニティハウスの中にある図書室の司書の小町さんが、探している内容の本と、何故か「?」と思える本をおすすめしてくれて、更に手作りの羊毛フエルトの「付録」まで。 小町さんの選んでくれた本で、人生のモヤモヤや悩みを乗り越えて前に進んでいく。 印象に残ったのは、三章の夏美さん。 子どもが生まれてから、やりたいことがやれない、こんなはずじゃなかった。 育児は、想像以上に手ごわいと言う夏美さんに、小町さんは「お産は大イベントだったでしょう。でも、お母さんも大変だっただろうけど、子どもは生まれてくるときに相当な苦しみを耐え抜いてこの世界に飛び出してきた」と。 そういう考え方があるんだ~と、心に残った。 「嬉しいとか幸せとか感じるたびに、私がんばって生まれてきたかいがあったって、噛みしめてる」 「人生で一番がんばったのは生まれたとき。その後のことは、きっとあのときほどつらくない。あんなすごいことに耐えたんだから、ちゃんと乗り越えられる」 この先、何かに悩み迷うことがあったら思い出したい言葉。

    19
    投稿日: 2024.05.01
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    仕事や今の自分の生き方に悩みや疑問を持った人達。図書館司書の小町さゆりが勧める本をきっかけにそれぞれが一歩前へと進む話。 お勧めの本と自分にとって予想外な本を紹介され、さゆり手作りの羊毛フェルトのマスコットも付録として渡される。 5章にわかれているが、読み進めていくと全てが繋がっていく。 新しい一歩を踏み出す事は難しい。踏み出さない正当な理由はいくらでも出てくる。 p283の「何かを始めるときにはそれが後から役に立つかどうかなんて、考えたことないですよ。ただ、心が動いたら、それだけでトライする理由になると思うんです」 心が動くことって大切ですね。 読後、改めて本の表紙を見てみれば、フェルトで作られたマスコットが! あーっこれかぁ!とほっこりした気持ちも味わえた本でした。

    13
    投稿日: 2024.04.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ぐりとぐらにこんな解釈があるのか! "今は生活を整えながら、やれることをやりながら、手に届くものから身につけていく。備えていく。森の奥で栗を拾うぐりとぐらのように。 とてつもなく大きな卵に、いつどこで出会うかわからないのだから。" 確かにそうとも取れる。絵本って奥深い。。 以下にも響いた言葉を。 こんな捉え方で過ごしたい。 「よくあることよ。独身の人が結婚してる人をいいなあって思って、結婚してる人が子どものいる人をいいなあって思って。そして子どものいる人が、独身の人をいいなあって思うの。ぐるぐる回るメリーゴーランド。おもしろいわよね、それぞれが目の前にいる人のおしりだけ追いかけて、先頭もビリもないの。つまり、幸せに優劣も完成形もないってことよ」 「人生なんて、いつも大狂いよ。どんな境遇にいたって、思い通りにはいかないわよ。でも逆に、思いつきもしない嬉しいサプライズが待っていたりもするでしょう。結果的に、希望通りでなくてよかった、セーフ!ってことなんかいっぱいあるんだから。計画や予定が狂うことを、不運とかしっぱいって思わなくていいの。そうやって変わっていくのよ、自分も、人生も」

    194
    投稿日: 2024.04.28
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    短編各々の主人公が心に秘めた悩み事を胸に、司書官へ本の相談をする。探し物の本+1冊(付録つき)、その人に合った本を薦めてくれる。 その1冊(付録つき)を薦められた理由がわからず、主人公が自分で考え、自身だけの答えを見つけ、前を向いていく。 心が温まったり、前を向かせてくれたり、気持ちの良い小説だった。

    29
    投稿日: 2024.04.27
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    全然司書さんとは程遠い仕事をしていますが、こんな司書さんみたいな人になりたいなと思った本でした。 読み進めると、登場人物の皆さんが繋がっていく感じが好き。自分の変化や影響は意外とまわりの人へ広がっていくんだろうな〜と思いました。

    13
    投稿日: 2024.04.27
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    読んでいて人の優しさや強さを感じる読了感の良い作品。どの主人公もなにか悩みを抱えていて立場も違うけどどうにか向き合って前に進んでいるんだなと思うと私もそうありたいと思う。 作中の「メリーゴーランドに乗ってる」は言い得て妙だった。独身は結婚してる人を、子持ちは独身を羨ましく思いお尻を追いかけてビリも先頭もない。 だれかの心のささくれをとるような、穏やかさを取り戻せるようなそんな粋な対応が私にもできたからなぁ。

    8
    投稿日: 2024.04.25
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    読みやすい。 2日くらいで一気に読める。 心に余裕がなく久々の読書だったので、じんわり心が温かくなってとても良い気持ちになった。 壮大なこと、何かを成し遂げるなどではなく、自分なりの幸せや悦び、楽しみを見つけて一歩を踏み出す勇気をもらえる感覚。 どの登場人物も、人との関わりの中で発見していく。 家で一人で居ては何も生まれない、どんどん外へ出て、大切な人との関わりは特に大切に、それでも新たな刺激を探し求めつつのんびりと生きていきたいなぁ

    6
    投稿日: 2024.04.25
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    ココロにすーっと入ってくる小町さんのコトバ ココロに刺さる小町さんのコトバ 私にはたくさんあった。 ひとりの司書なのに、初めて見た時の印象が5人とも共通なところや、それぞれの反応なところが面白かった。 この本に出てくる本が読みたくなっり、詩の楽しみ方も新たに知れた。 前向きな気持ちや、あたたかい気持ちになれた本。

    18
    投稿日: 2024.04.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    心温まる作品 久しぶりに一気読みしました。 ・書物そのものに力があるというよりは、あなたがそういう読み方をしたっていう、そこに価値がある。 ・何かを始めるときにはそれが後から役に立つかどうかなんて、考えたことない。ただ、心が動いたら、それだけでトライする理由になると思う とても心に響きました。

    6
    投稿日: 2024.04.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    美しい表現で、心にぐっとくるものがいくつもあった。短編集だが最後にはゆるやかにつながり読了感も良かった。

    4
    投稿日: 2024.04.22
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    心がほっと温まる本でした。 私は子育てしながら転職したいと思っている身で 特に3章がうんうんと頷ける話だった。 「書物そのものに力があるというよりは、あなたがそういう読み方をしたっていう、そこに価値があるんだよ」が好きなフレーズでした。

    8
    投稿日: 2024.04.17
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