
総合評価
(523件)| 123 | ||
| 202 | ||
| 140 | ||
| 16 | ||
| 3 |
powered by ブクログ図書館で借りました。 さすが図書館の所蔵本らしくうすぎたない…(関係者の方々、失礼…)と思ったら、そういう装丁・デザインのようだ。 話題になっている本、というだけで全く前知識なく本を開いてみて…なんとも不思議な本だこと。 つかみどころもなく。 心を空白にして読み進めていくと、第7夜でガツンとやられる。 そのまま、ざわつきが静まることもなく。 そして、最後のオチ… うまく言葉にできないけれど、「本」の可能性をとても感じました。(もちろん、それは必ずしも「紙の本」である必要はない。) たまには、こういう訳のわからない本(絵本でもある)を感じるままに読むのもいいですね♪ ♪永遠のブルー/羊文学(2023)
93投稿日: 2023.08.06
powered by ブクログ又吉さんとヨシタケさんの二人のワールドを順番に味わえる。くすっと笑えたり、心にジーンときたり…読んでいて感情の変化が忙しい。 花火しか読んでいないのもあり、又吉さんってこんな話もかけるのだなと惹き込まれた。後半になるにつれ面白かった。
0投稿日: 2023.08.04
powered by ブクログページをめくると不思議な世界が広がっていた! 又吉さんとヨシタケさんが綴る物語を読んで様々な気持ちにさせられ、どの物語にも"本が好き" という気持ちが込められている気がした。それは、本を大切にしている話で溢れていたからである。 また、「その本は」から様々な物語を想像できるお二人の想像力に脱帽した。一冊の本が出版できるまでの想像力を自分は持ち合わせてないと感じてしまったな笑 最後のエピローグのオチはそっちにいくのかという気持ちになった(驚)(笑) さらに、ブックデザインも凝られていて好きだった。カバーを外すと高級感に溢れていて、物語の世界観に合っていた。
8投稿日: 2023.08.03
powered by ブクログヨシタケさんと又吉さんの共作。世界中にあるいろいろな本について書かれていてお二人の個性が色濃く出ていた。装丁も凝っていて素敵な本だった。
2投稿日: 2023.07.28
powered by ブクログふわーっと読みながらも ところどころで、ぎゅっ!ぎゅっ!っと心にくる言葉があり 途中の長編も経て、ラストはじーーんわり涙 本好きは手元に置いておきたくなる一冊だなぁと思いました 本って、そうだよね
1投稿日: 2023.07.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ずっと読みたかった本。某図書館に某図書館よりも早く入っていたので借りれた。面白かった。この2人の本なんだから当然だ。特に又吉さんの小5・絵本作家を目指す竹内春と岬真一の話は何とも切ない。はっきりと竹内春がどうなったのか明かされないけど、最初の「その本は誰も死なない」を信じるほかない。あと、娘の結婚式のためにトランペットの練習をしていたお父さんの話。短いのに、何度読んでも泣ける。ありがちっちゃありがちなのに。もちろんヨシタケさんのイラストというか絵本というかも最高。センスな2人。そして願わくば、私も王様のように死ぬ間際まで本を、物語を読んでいたい。
1投稿日: 2023.07.24
powered by ブクログ最高だった。 又吉先生と絵本作家ヨシタケシンスケさんの、その本についての物語が交互に読めて楽しかったしエモかった。 想像力を掻き立てられた。いやてかまずお二人の想像力がすごい笑
0投稿日: 2023.07.24
powered by ブクログその本は、はじめは本や物語にまつわる大喜利のようで、感覚的な文章が多くて受け止めようとしても溢れて流れていくようで、あっという間に読み終えてしまいそうだった。 その本は、中盤で突然、恋というか愛に近いものなのに、主人公は友情のつもりでいる思春期の胸が苦しくなるような物語に切り替わった。 その本は、余韻を待たずに元の様子に戻り最後のページに辿り着いた。 こんな届け方、新しくて、刺さって抜けない。
4投稿日: 2023.07.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ずっと図書館待ちしててやっと、、。 だけど結局この本買っちゃいそうだ〜笑 又吉さんとヨシタケさんのコラボ作品♬ 本のサイズ感や表紙の色合い、そして中身もちょっと黄ばんだ仕様にしてあって、味があってとても素敵だった✩︎⡱ 内容は、目が悪くなってしまった本好きの王様のために、「その本は、、」で始まるお話を2人が交互に語って聞かせる、というもの。 笑える話だったり、じ〜んとくる話だったり、色んな短いお話がたくさん入ってて、もちろんヨシタケさんのパートでは可愛いイラストも楽しめた♡ これは子供から大人まで楽しめる作品だと思う。 1番好きだったのは ◇竹内春と岬真一の話 キミ歯シナナイイキツ頭警ル あと ◇ボロボロの本 ◇しおりを食べる本 ◇自分の顔写真の本 ◇ゾンビの本 ◇夢の中でしか読めない本 2時間ほどでサクッと読めるけど、深いいい話もあって、期待以上に良かった 手元に置いて、時折読み返したいな〜♡ なんだか最近好みの本が続いてるな〜♪
39投稿日: 2023.07.11
powered by ブクログとにかくいい‼︎又吉さんとヨシタケシンスケさんのそれぞれの個性が輝く本! こんな本、初めて出会った。いつの間にか読み終わってびっくりするほど面白い話!ユニークな表現や発想がたくさんあって、読んでいて飽きない。本が苦手の人におすすめ! 又吉さんの日記のお話、最後はいつの間にか涙がながれている。色々な角度から見るとまた新しいこともわかってくるかも。。。 読んで損なし!
0投稿日: 2023.07.10
powered by ブクログやさしい……。 ひたすらにやさしくてずっと浸っていたい世界。 いくつか、涙が出そうになるものもあった。
0投稿日: 2023.07.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
作家・芸人の又吉直樹さんと絵本作家ヨシタケシンスケさんのコラボ作品。 1つのストーリー仕立てだけど、各編ごとに又吉さん、ヨシタケさんと交互になっている。 本の紹介なので必ず「その本は…」ではじまる。 最後のさいごのオチは、又吉さんヨシタケさんらしくクスッとさせてくれる。 全般的に、 又吉さんのは想像力ゆたかで凡人には理解がおいつかないことも。 ヨシタケさんは日常にありそうでなさそうな、フフって笑いがこぼれる作風。 個人的に好きだったのは… ◾️又吉さん 「第7夜」その本は、誰も死なない。 小学生の男女児の交換日記の話。 子どもっぽくも相手に寄り添おうとする心情があふれてて良い。 最後まで読んで、今ふりかえって最初に戻ってみたら、おおっ!となった。 ◾️ヨシタケさん 「第2夜」その本は、1歳の息子にクチャクチャにされてしまった 「第12夜」その本は、評判が悪かった 日常のちょっとしたことを丁寧に拾ってくれるヨシタケさんだからこそ、こういう小さな気持ちを大切に描いてくれる。大切にしたい本。
1投稿日: 2023.07.08
powered by ブクログんー なんかオチがあるのかなって思いながら読んだら終わってしまった感がハンパなかった 2人の作者のことを考えながら読めばもっと、楽しかったかなあ、、 でも中には、どれどれどうなるの⁈となるようなお話もありました^^
0投稿日: 2023.07.02
powered by ブクログとにかく不思議な感覚の本。いままでにない構成の本。ヨシタケさんのイラスト中心の物語はかわいらしいイラストでほっこり系が多い。又吉さんの物語は、クスッとしたり、胸が締め付けられたり、物語自体がよくわからなかったり。とにかくはじめから終わりまでなんだか不思議な感覚のまま読了しました。
0投稿日: 2023.07.01
powered by ブクログ図書館で借りて2日ぐらいで読めた! ヨシタケシンスケさんの絵は可愛いのに何だがリアルな感じがして不思議だし好きだと感じた。 又吉の文章もところどころふざけて書いたような文章でちょっと面白かった。 本にまつわる話というのを読んで何か学べたという実感はまだない。 だけど、本を読みたいという欲や話を書きたいという欲は少し芽生えたような気もする。
2投稿日: 2023.06.30
powered by ブクログ笑ったり、あまり意味がわからなかったり、独特の世界観もある、ヨシタケシンスケさんと又吉さんによる本にまつわる物語。 特に第7夜が心にささる。 読み終わって、竹内春は鬼に食われてしまったのだと思った。なんて理不尽な…。全校集会でクラスの女子が泣いていたし。 でもふと最初の一行目を思い出す。良かった~。竹内春はどこか海の見える美しい街にいるのだろう。 又吉さんってこんな文章を、物語を書くんだ。他の小説も読んでみたい。 ヨシタケさんの第8夜1作目。本当に怖い話かと思った。 ページをめくって、大爆笑!!ぜひ読んでみてください。
11投稿日: 2023.06.29
powered by ブクログ息子と一緒に読んだから、中には難しかったり、怖かったりした所もあったけど、感動したり、面白かったり、何度も読んでと言われたら内容もあった。 イマジネーションの凄さ。感服しました。
0投稿日: 2023.06.29
powered by ブクログ又吉直樹 ヨシタケシンスケ 個性的なふたりの共作‥面白かった‼︎ 読み始めは「? ハズレか?」と思いながら超短編を読み進めていくと、どんどん「その本は‥」にハマっていった。面白い話、そうでない話色々あったけどトータル面白かった。 交互に話す(書く)というのも良かったし、どちらも好きだけど、文章としてよく出来てるのは又吉かな。ヨシタケさんは発想と絵がいいね。
0投稿日: 2023.06.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった。 借りた本なので、一気に読んでしまったけれど、 王様よろしく、一夜ずつぐらいじっくり読むのが良かったかも。竹内春の物語がしんみりと泣けました。 オチはよめていたけれど、くすりとさせられました。
0投稿日: 2023.06.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
その本はという切り口で始まる短編集。何か最後に壮大な仕掛けがあるのではと、思いながら一気に読んだが、壮大な仕掛けはなかった。 それぞれの話が個々に面白いは面白いが、もう超え何か仕掛けが欲しかったな。 印象に残ったのは、岬少年の話。心が震えたが、それ以外は特になんともなく忘れ去られるような話。
0投稿日: 2023.06.25
powered by ブクログその本は、装丁が凝っていていかにも何か大事なことが書かれていそうな本でした。実際に手に取らないとわからない、電子書籍じゃ伝わらない魅力がたくさんありました。なんだか難しそうだな、と思われそうな本でした。感想を書くと全てネタバレになりそうな本でした。 その本は、実際に読んでみた方がいいかもしれません。
2投稿日: 2023.06.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「その本は」というテーマでヨシタケさんと又吉さんの2人がそれぞれの独創性を光らせて作り上げた一冊。 分厚くてそこそこ量があるがすぐに読み終わる。 世界観とオチがとても好き。
0投稿日: 2023.06.23
powered by ブクログ二人とも好きな作家さんなので面白かった。ある意味「その本は」から始まる絵本と小説の大喜利。2人の感性は近いとこがあると感じた。第7夜の竹内春の話が一番好き。
0投稿日: 2023.06.22
powered by ブクログクスッとしたり、急なホラーやんと突っ込んだり、この本大好き!ってなったり、とっても楽しめました★交換日記は不意打ちで泣かされた。 大満足の一冊★またパラっと開きたい一冊。
23投稿日: 2023.06.22
powered by ブクログヨシタケさんと又吉の共著。 ヨシタケさんは相変わらずゆるくて良い。 又吉の方が、1つの話の長さを調整しやすいからか、良い作品が多い。 帯の感涙必至というのは納得できないが、面白かった。
0投稿日: 2023.06.20
powered by ブクログ最初はネタでやってる感じで、でもそれは「本」という範囲に留まらず、という所でもあった。 個人的には短編の方が断然好きだった。ネタよりも思い付きの1片よりもやはり本は物語があって、なのだろうという私の思い。 しかして本は、本に留まらず、その人であったり、その○であったり。
1投稿日: 2023.06.20
powered by ブクログ分厚い本なのに、トントンペースであっという間に読める本。 又吉氏の話は作家もあってか、魅力的な文章で引き込まれ、ヨシタケ氏の話は、絵本の挿絵に癒され、時にクスッと笑わせてくれる。 岬と春の話が個人的には好き。 穏やかな気持ちで読める一冊。
0投稿日: 2023.06.19
powered by ブクログ2人のそれぞれの違ったユーモアがつまってる。 文のよさ、絵のよさがある。 2人とも本が好きなのだろう。 どれくらいの時間で書き上げたんだろうか 5夜の56〜と、6夜が好きでした。 本を大切にする人 作者が意図しない形で本に救われている人がいること
1投稿日: 2023.06.17
powered by ブクログ作者二人のコラボが面白そうで 図書館で借りました。 対象は小学3年生以上。 二人の作者のそれぞれの作品に関連はありません。 単純に読めば単純に でも深読みも出来そうで 大人が読んでも面白かったです。 子供たちの感想を聞いてみたい。
0投稿日: 2023.06.16
powered by ブクログヨシタケさんのほっこりするイラストと文、又吉さんのクスッと笑えたり、感涙してしまうような文を読むことができてよかった。 素敵な時間を過ごすことができたと、僕は思う。
0投稿日: 2023.06.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『2022年7月14日初版発行』版、読了。 ひさびさに読んだ一冊です。絵本作家と小説家(あるいはお笑いコンビとしての方が本業?)のお二人が手がけた、本にまつわる物語。 とはいえ、実在する本に関してではなく、物語として登場する「本」についての短編集(?)的な内容です。説明するのは難しいですが、読めばわかります。 そしてとてもよみやすい一冊です☆ 特に「第七夜」にはやられました。それとエピローグにも。できればこのお二人で第二弾、第三弾の続刊が刊行されることを願うばかりです。それほど印象に残ったし、読みやすい、楽しめた一冊でした。
0投稿日: 2023.06.05
powered by ブクログすごい不思議な本だ。 こういう本は今まで見たことがない。 サクサクと読み進めて、あっという間に読み終わるかと思いきや、ちょっと読み応えのあるところも。大喜利みたいな感じもあり、でも物語もあり。 まあとにかくおもしろかった。
1投稿日: 2023.06.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
高齢で目の悪くなった本の好きな王様の依頼で、世界中をまわって『めずらしい本』を聞いて回ることになったふたりの男。 旅に出たふたりの男は、たくさんの本の話を持ち帰って毎晩、王様の枕元で語る「その本はー」 アラビアンナイトのような、夢十夜のような、IPPONグランプリのような。 「ソの本は、ファの本とラの本の間にある。」 で吹き出し、岬くんと竹内春の交換ノートでじんわりきて。 そうきたか、それならこうだ!と又吉さんとヨシタケさんが楽しんだり苦しんだりしながら綴る「本」しばりの対決という感じ。 短い言葉にイラストをつけるのは、ヨシタケさんに1本! 短編で友情、家族愛を語らせたら又吉さんに1本! 私的には、お母さんに褒められた記憶が今の仕事、とか、髪の毛が挟まった古本とか、ヨシタケさんに票が傾いてしまったけれど。 楽しんで読み進めたので、エピローグがちょっと残念。 実際に出歩かなくても想像の世界は広いのよーってことなのかな。 「誰かへの想いを載せたまま 届かなかった 本たちが、 世界には星の数ほどある、 ということでもあるのだ。 そんな、ボトルに手紙を入れて 海に流すようなことを、 人間は本という形に託して、 ずっと作り続けてきたのである」
7投稿日: 2023.06.03
powered by ブクログ大好き‼︎ 又吉に笑わされたかと思えばヨシタケさんにくすぐられ、又吉ワールドに胸が張り裂けそうになったら今度はヨシタケさんに泣かされる。最後のオチも完璧。
0投稿日: 2023.06.02
powered by ブクログ「その本は」という共通の書き出しだけで、多岐に渡る話の展開。くすっと笑えるものもあり、じわ〜と沁みるものもあり、あれっと終わってしまうものあり、一冊でたくさんの世界に触れられた気がします。最後の最後もお二人らしさが滲み出ていました。
0投稿日: 2023.05.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本にまつわる短編集のよう。P174「ボトルに手紙を入れて海に流すようなことを、人間は本という形に託して、ずっと作り続けてきたのである。」というところに希望を持った。そして、最後の最後、この本の落とし方は、なんだか著者二人にぴったりだなとほほえましく思った。
1投稿日: 2023.05.28
powered by ブクログ本好きの王様に珍しい本の話を語るのは、芸人で作家の又吉さんと絵本作家のヨシタケシンスケさん。 又吉さんは、お笑いセンスがあるし、ヨシタケさんもなるほど〜と唸るセンスがあるのでとても楽しめた。 交互に物語を進めていくのだが、どこから読んでもいいし、何度も飽きずに読める。 又吉さんのは、第7夜のその本は、だれも死なない。 がとても印象に残った。 絵本作家になるのが夢である小5の交換日記だが、動物の絵に吹き出しがあり、それに何か言わせてがセンス抜群である。 最後にはひとりだけの日記になるのだが…。 ヨシタケさんのは第12夜のその本は、評判が悪かったが印象的だ。 誰に向けての本なのか、 作者はどんな思いで書いたのか、 とかいろんなことがあっての 誰かへの想いを載せたまま「届かなかった」本たちが、世界には星の数ほどある。ということ そうなんだろうな。 誰も読まれていない本もあるのだろうか、とか思ったりした。 ブクログで知ったり、本屋だったり、図書館だったりで読みたい本を読むけれどまだまだ埋もれている本ってたくさんあるのだろうな。
55投稿日: 2023.05.27
powered by ブクログ既に何度も読んでいる。物語のなかに、さらにたくさんの「物語」が散りばめられていて、なんだか得した気分。 本にも意識や心があるんだなとしみじみ思わせてくれる。古本屋の本だったり、図書館の本だったり、それぞれの本にもストーリーがあるんだな。本という立場の視点に立てて面白かった。 世の中に、ボクのために放たれた本ももしかしたらあるのかもしれない。これからも発掘していきたい。本の「可能性」を感じる素晴らしい作品だった。
1投稿日: 2023.05.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
又吉さんとヨシタケシンスケさんが上手くマッチしているし、どちらの話も面白かったー!オチも最高です笑 第七夜とても良かった。切なくて、でも2人で過ごした思い出と心情がキラキラと伝わってきて胸がギューとなる。2人で見た流星群、交換ノート… 親友でありよきライバルである彼女の幸せを願わずにはいられない、余韻を残す話だった。
1投稿日: 2023.05.25
powered by ブクログ子供も大人も楽しめる本だなと思った。 大人の想像力ではわからないところは、 小さい子にはわかるのかなと思ったり、 逆に小さい子には難しいけど、 大人にはわかるところがあったりした。 とても面白かったです お二方の他の本も読んでみようと思いました
0投稿日: 2023.05.18
powered by ブクログある王国の王様の命により、病気でふせった王様に本の話しを聞かせる旅に出て、戻った宮殿で王様に本の話しを聞かせるという内容だが、ラストにあんなオチがあるとは…
1投稿日: 2023.05.13
powered by ブクログヨシタケシンスケさんと又吉直樹さんが、相互にその本はについて書いた絵本のような本。中学生くらいから楽しめそうなユーモアたっぷりの本。 読み手によって受け取り方は変わると思う。 特に第7章ね竹内春と岬真一との交換日記は考えさせられた、甘酸っぱくて儚い感じ、好きだなー。
3投稿日: 2023.05.04
powered by ブクログ大人も子供も楽しめる本!ユーモアたっぷり、こんな本があったら面白いな〜と笑わせてくれるものもあれば、交換日記の話でせつなくなったりと、いろんな感情にさせてくれる。たまに開いてパラパラ読みたい一冊。
1投稿日: 2023.05.03
powered by ブクログヨシタケシンスケさん、又吉直樹さんが交互に物語を書きます。 又吉さんパートで、たまにはまれないのはありましたが、総じて楽しめました。 ヨシタケシンスケさんのパートはどれもクスッとできて面白かったです! 各章の扉のイラストとか、サイコー。
0投稿日: 2023.05.01
powered by ブクログ又吉さんもヨシタケさんも大好きなので読むのが楽しみだった。 お二人の、本への愛情が伝わってくる一冊。 本の細部へのこだわりや遊び心がたくさんあった。 全体的に歴史を感じさせる見た目に仕上げてある。レトロな装丁から、平年経過したようなページの色合い、小さな走り書きや折り目やセロテープの跡などがデザインとして書かれていること(一瞬本物かと思って焦ってしまった 笑)。あと、さりげなく桜の花びらが一枚紛れ込んでいたり。 たくさんの人に読まれてきた歴史ある本です。って雰囲気が出ていた。 内容は、クスッとするような本の話が多かったが、交換ノートの話は不意をつかれて素敵な話だった。最後のオチもさすが。 期待を裏切らない作品だった。
40投稿日: 2023.05.01
powered by ブクログ又吉さんとヨシタケさんの独特な世界観が楽しめて あっという間に読み終えました。 その本は…から始まるフレーズに次はどんな内容なのかワクワクしながらページを捲る手が止まりませんでした。
3投稿日: 2023.04.27
powered by ブクログ子供向けの可愛い本なのかと思ったら、意外にも大人向けだった気がする。もちろん子供でも楽しめそうだけど、大人になるとわかる深い意味みたいなものが込められている感覚。 7章の岬くんと竹内春の交換日記の中の秘密?に気づいてしまったけど、それを答え合わせする術がなくて苦しい…
0投稿日: 2023.04.23
powered by ブクログその本は 赤い栞が美しく映える深い緑色地にゴージャスな金色で修飾されています。 作者は二人です。 王様に呼び出された二人です。 本のページが、凝っています。 汚れかと勘違いして、慌てないで下さい。 その本は、心ひかれるお話があります。 その本は、うふふ。エー!のお話があります 私の胸が熱くなったの話しは その本は、ボロボロである。 その本は、志半ばにして叶わなかった夢の話 その本は、評判が悪かった。 です。
3投稿日: 2023.04.22
powered by ブクログ第7夜で泣かされて、第9夜で笑わされ 改めて又吉さんの才能のスゴさを感じた ヨシタケさんのブラックな部分も感じられ いろいろ感情を揺さぶられる逸品だった
0投稿日: 2023.04.19
powered by ブクログクスッとする話、なるほどって話、どゆこと?って話、うるうるする話… それが入り乱れてやって来るから、情緒が忙しい (最大に褒めてます)
0投稿日: 2023.04.17
powered by ブクログ幅広い楽しみ方ができそう。又吉が書いてるし普段読書してない人が手に取ってみると読みやすくて楽しめそう。
0投稿日: 2023.04.17
powered by ブクログその本は…という書き出しから、よくぞこんなにも物語が紡ぎだされるものだ。 ページは、何年も本棚に並んでいたように端が古びていて、ところどころ何かで汚したんだな、と思われるしみがある。 初めは、又吉さんとヨシタケさんの世界観に入っていくのに手間取ったけど、入ってしまえばじわじわと面白みがくる。 好みの話は、第5夜、第7夜、第9夜、第10夜、第12夜。 クスっと笑えたり、呆然としたり、ほろっとしたり…。 きっと、みんな、どこかに好みの話があるはず。
4投稿日: 2023.04.14
powered by ブクログその本は表紙に二人の男の名前が書いてありました。 目が悪くなって本を読むことが出来ない本好きな王様は、城に二人の男を呼び出して「世界中をまわって『めずらしい本』について知っている者を探し、その本についての話を聞いてきてくれ。その本話を、わしに教えてほしい」と言いました。 二人の男は集めてきためずらしい本の話を一夜ごと交代で王様に話します。王様の死後、その話をまとめた本が「その本は」なのです。 又吉直樹さんとヨシタケシンスケさんの二人の本の話が一夜ずつ交互に展開されているので、一冊で二通りの味わいを得られるお得な本だと思います。 第7夜の又吉直樹さんの絵本作家になりたかった小五の少年少女の話が特に好きです。第12夜のヨシタケシンスケさんのヒーローが負ける話に救いを感じた主人公の、本との出会いの奇跡を語る話も感慨深くていいなと思いました。 本に対する考え方が新しくなるかもしれません。 お二人の対談とかあったらもっと良かったかも。
0投稿日: 2023.04.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
途中、不意打ちで泣かされた。ほっこりする予定だったから、どういう気持ちで読み進めたらいいか、わからなくなって混乱した。
1投稿日: 2023.04.08
powered by ブクログ前半がイマイチで…うーん…と思いながら読み進める。 7夜の交換日記の話は、キュンとさせられて良い。 後半の9夜から12夜は、楽しんで読めた。 その本は…で始まるオムニバス。 字が大きいし、絵本のパートも半分あるので、あっという間に読めた。小1時間で読める。 退屈に感じるところも多々あるけど、アイデアは感じるし、想像力は感じる。(上から目線と思わないで欲しい。) 読了後の感覚は良い。 本は誰かに必ず届く。 自分のための本だと感じるものに出会った感覚を思い出させてくれる。 もっと本に出会いたくなった。 書くことって誰でもできて、伝えていくができる。 書くことの大切さを感じさせてくれる本。 みんなも書こうと言うメッセージが込められてる。 と思う。 この本は… 何かを感じさせてくれる事は間違いないです。
9投稿日: 2023.04.08
powered by ブクログ又吉さんとヨシタケさんのアイデア満載の本! 長さも内容も色々で、1ページで終わる話もあれば、がっつり短編もあり、ヨシタケさんのイラストも楽しめる。 お二人の世界観がどことなく似ているのか、語り手が交互に変わっていっても、違和感なく読めました。 第4夜の、子どもの頃に作った本をお母さんに褒めてもらったから、おじいさんになった今でも本を書いている、という話が好き。
4投稿日: 2023.04.07
powered by ブクログ小学生の子と一緒に読みました。 面白くってクスっとなったかと思いきや、ウルっと涙が出る話もあって、あっという間に読み終わりました。2人が楽しみながら作った作品なんだなと感じました。 また読みたい本です♪
0投稿日: 2023.04.04
powered by ブクログその本は、表紙に2人の男の名前が書いてありました 人気の絵本作家ヨシタケシンスケとお笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹の共著 ヨシタケシンスさんの絵本はうちにもあります 又吉さんの本を読むのは2冊目です その本は、ハードカバーで緑色で立派な装丁で美しかったです その本は、ページの1枚1枚が分厚かったです(ページはめくりにくい) その本は、絵本?エッセイ? その本は、世界中の珍しい本について書かれていました その本は、真ん中あたりの絵本作家を目指す子のお話は読み応えがありました その本は、そんな本でした ちょと変わったジャンルの書物ですぐに読み終えられて面白かったです
1投稿日: 2023.03.31
powered by ブクログさらっと読めたが、いろいろな話があって面白かった。 ブラックっぽいのもあるし、心がほっこりする話もあった。 第七夜の話が1番好きだった。
0投稿日: 2023.03.29
powered by ブクログ芥川賞作家の又吉直樹と大人気の絵本作家ヨシタケシンスケがコラボしたベストセラー。二人が交互に語る「その本」はそれぞれの個性が表れていて,ちょっとじーんとしたり,クスッと笑えたり,大人から子供まで楽しめる一冊です。
0投稿日: 2023.03.29
powered by ブクログ2023年12冊目。 ヴィンテージもののような、世界名作全集のような凝った装丁。 絵本みたいなので、普段あまり読書しないひとも親しみやすいかと。 又吉さんの書いた「ボロボロの本」、「まっしろの本」が印象に残りました。 一冊の本には、いろいろなひとの想いや人生がつまっていますね。 いまのわたしは、先に挙げた2編のような、じんわり感動するお話を求めていたようです。 読む時に自分がどんな状態かによって、しっくりハマるお話が変わってきそうだなと思いました。 良い意味でくだらないお話もたくさんあります。 少しずつゆったり読めるので、忙しい時に良いです。
0投稿日: 2023.03.26
powered by ブクログ装丁がきれい。古本のような日焼けやテープの跡、火で焦げたような跡がページにあって楽しい。 ヨシタケシンスケさんを読むのが初めてで初めのほうのページけっこうパラパラ読んでしまった。 中盤から泣いてしまった。 泣くような本なのかはよくわからない。
0投稿日: 2023.03.26
powered by ブクログ面白かったです。またしばらくしたらもう一度見たいと思います。いくつも物語(?)があるので、合う合わないはあると思います。
1投稿日: 2023.03.20
powered by ブクログ又吉直樹さんとヨシタケシンスケさんが1冊の本を… というものにやはり興味を惹かれ手に取った。 ヨシタケシンスケさんのお名前はもちろん知っているけど、絵本そのものを読んだことはなかったので、初めてじっくりと可愛く面白く味わい深いイラストを楽しむことが出来た。あと、イラストだけではなく、添えられた文章もやっぱり素敵ですね。 又吉さんの最初の方は結構軽く、シュールなものもあったり、こんな感じで最後まで続くのかな…と思っていたが、段々とノってくるというか、深みや重みが増しつつなところが人間臭くて(?)いいなと思った。 個人的には第6夜、第7夜が好きです。
0投稿日: 2023.03.19
powered by ブクログ第7夜が泣ける。 他の話は何かを受け取ろうと思うと難しい。意味を求めて読むよりも、眺めて読んで何かひとつでも感じる部分があれば良い。という印象。
0投稿日: 2023.03.19
powered by ブクログ花見のお供。老眼鏡を忘れたが文字が大きくて読めます。 本好きには堪らないネタ ヨシタケシンスケさんのお父さんとの話が心に刺さった。もちろん絵も素敵。 又吉直樹さんの第7夜の小学生の絵本作家を目指す男の子と女の子の交換日記の話は、泣けた。 そして、本とは、旅に出て見たこと書くだけでなく、想像の世界が作り出すモノだと思うと素晴らしい。
0投稿日: 2023.03.19
powered by ブクログこの本の意図が僕には伝わらない。 狙ってると言うか透けた部分が見えてどうにも読み心地が悪い。 単純に合わなかっただけかも。
2投稿日: 2023.03.16
powered by ブクログその本は…「その本は」から始まる自分だけの短編を書いてみたくなる本でした。 個人的にはあまり印象に残る話がなかったのが残念ではありましたが、ヨシタケさんと又吉さんの対比がおもしろく絵本みたいにサクサク読めました。 読書が苦手な人や「いつも一冊読み切れない…」なんて人の読書入門用にはオススメかもしれません。
0投稿日: 2023.03.15
powered by ブクログ王様のブランチでの著者2人のインタビューの言葉。 「いいライバル的なものは確実にありました。でも、お互いの違いを尊重したうえでお互いを面白がるのは本当にうれしい。」 やっぱり絵があるのは大きなアドバンテージだと思う。 又吉氏のパートはかなり急激に質が上がっていった印象。太刀打ちするには生半可では難しいと感じたのでは。 まあ、前半がゆるすぎってのもあったけど。 「綾部より全然しゃべりやすいw」 って言ってたのがなんかいい。 どんな形であれ、また二人で仕事してほしいって強く思った。
3投稿日: 2023.03.14
powered by ブクログサラサラと読めます。 超短編なお話の集まりのような構成で、くだらないものもあれば、クスッと笑えるものもあれば、グッとくるもの、心に沁みるもの、色々なものがありました。
1投稿日: 2023.03.08
powered by ブクログヨシタケさんと又吉先生の作品が交互に書かれており、珍しい構成の本でした。 小学生でも読める内容で、面白いと言えば面白い。 絵本で描かれているヨシタケさん独特の表現は少し弱めなのかなって気がしました。 又吉先生の作品は初めて読みましたが、キレイな文を紡ぐんだなと思いました。
4投稿日: 2023.03.07
powered by ブクログいつか目が見えなくなって、王様のように本が読めなくなることは、想像もしたくないのだけれど、このふたりの、本の物語は、語り尽くしても語り尽くせない、深い思いがある。その本は、作者の思いが込められて、読者の思いも込められ、ひとつの物語がひとつでなくなって、読者それぞれの物語に生まれ変わっていく。読み終えた本は、本そのものがなくても、自分の物語として、繰り返し自分の中で大切なものに向けて、語られるのかもしれない。
3投稿日: 2023.03.05
powered by ブクログ又吉の本って 何となく 勝手に自分には 合わないだろうな と思って 手にした事なかったけれど こんな形で 読めるって 有り難かった 長めのお話し も うるっときたり なるほど〜って思ったりと 良かったけれど 意外と しおりを食べちゃう ホラーなのも 好きだった ヨシタケシンスケは 間違いなく 全て 面白かった 2人共 本が 好きなんだなぁ ってのが 1番伝わった
4投稿日: 2023.03.05
powered by ブクログとても面白かった! お二人それぞれの個性爆発といった感じで 笑いあり、ちょっと切ないお話あり、 ウィットに富んだ内容でした。
2投稿日: 2023.03.03
powered by ブクログ図書館で予約数が多かったので読んでみました。 本を受け取った瞬間に感じのは、 「あっ、この装丁好き♡」 でした。 そして中をペラペラ。 「いやぁん、この文字スタイルも好き♡♡」 でした。 実際に読み進めていくと面白いように手が進む! もちろん、字数が少ないのもありますが、 「その本」の物語が面白い! 個人的に印象に残っているのは、 ・ふぁとらの話 ・しおりの話 ・鬼の話 でしょうか。 「その本」というこのたった一つのワードから これだけの物語を生み出せる著者お二人は やはりスゴイなと! またこのお二人のコラボ本が読みたいなと思いました!
1投稿日: 2023.03.03
powered by ブクログその本は... すごく面白かったです。途中涙が止まりませんでした。笑いあり、涙あり、心が温かくなり、と、とてもいろんな気持ちになりながら読みました。 その本は、で初めて又吉さんのお話を読んだのですが、とても不思議な世界観で、笑いながら読みました。その本は誰も死なない(P.78〜)竹内春が、転校したのかそれとも亡くなったのか。一番分からなければいけないところが分からず今も流星群に竹内春がどうなったのか知れますようにとお願いをするために流星群を待っているのですが、この作品から又吉さんの作品をもっと見たいなと思いました。亡くなったのか、転校したのかだけ知りたいです。 ヨシタケさんのほうも相変わらず面白くて、楽しく読めました!ですが、いつものバカバカしい感じ(いい意味でですよ?!)ではなく、今回は少し重たい内容のものも入っていたような気がしました。その本は志半ばにして叶わなかった夢の話が沢山書いてある。(P.66〜)が特にですかね。 考えさせられたり、なんこれって思うので、楽しいですよ。感情のアトラクションみたいなのが、おこります。
2投稿日: 2023.02.26
powered by ブクログ本をこよなく愛した王様…今まで様々な本を読んできたが、年を重ね視力も低下し本を読むことはできなくなっていた…そこで2人の男に、世界中を回って「めずらしい本」についての話を調べた上で聞かせてほしいと命じる。2人の男は、世界中を放浪し1年後寝たきりになった王様の枕もとで、『その本は…』と語りだす…。 この作品の装丁にまずは心を奪われました!!すごく凝っていて読んでいて楽しい気持ちになりました。様々な「その本は…」が紹介されています。しおりを食べる本、やさしい本、ボロボロな本、夢がかなわなかった本、悪魔が封印されている本、評判の悪い本…など、本に対するエピソードが沢山描かれています。エンディングのオチも面白いものでした。王様はもちろんだけれど、2人の男も本好きなんでしょうね!そして、この本を読んでいる私もすでに読まれた方も、これから読もうと思っている方もみんな本好きと言えるのはないでしょうか?読めば作者のメッセージを誰でも感じることができる…本に対しての深い愛情を感じ、ますます本好きになりました(^^)
47投稿日: 2023.02.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
こういう本を、自分の本棚のどのジャンルに入れたらいいのかわからなかった。よって未設定。 「その本は」で始まるという縛りのある、遊びの本(かな?)二人の個性が交わることはなく、それぞれの持ち味が交互に味わえる。ヨシタケシンスケのは絵を見ただけで「うふふ」となるし、意外性もさすが。 二人の子供が交換日記をする内容の又吉直樹の小説は、彼の新しい領域が広がりそうな気がした。
1投稿日: 2023.02.24
powered by ブクログ本にまつわる、大喜利みたいなものから感動する物語まで色んなストーリーが集められた本。 古本屋さんに並んでいるボロボロの本、 自分以外の誰かを救うために書かれた本、 こんな本があったら面白いな、 本ってこういうものだよね、 と思いながら楽しく読めた。 又吉さんとヨシタケさんの組み合わせが絶妙だった。
7投稿日: 2023.02.20
powered by ブクログ独特の世界観でわからない部分もある中、クスッとさせられたり納得させられたりちょっと感動させられたり、ホッコリさせられたり…。 なんか楽しい本でした(^^)
2投稿日: 2023.02.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ヨシタケシンスケさんと又吉直樹さんのコラボ本。 確かに旅にでなくても、その豊かな想像力で十分に一冊の本を語ることができる(笑) ヨシタケさんのパートで好きなのは第8夜。何の変化も起きなかった恐怖… 又吉さんのはやっぱり第7夜。ハッピーエンドではないけれど、冒頭の「その本は、誰も死なない。」はそのままの意味で受け取っていいのかな?付記のみさきはるうみは、岬と春と海? 最後に捕まった二人は裁判で「その本は…」の続きはなんて答えたのかな?
13投稿日: 2023.02.18
powered by ブクログ本好きには堪らない作品。 年を取り殆ど目が見えなくなった王様の依頼で二人の男(又吉直樹&ヨシタケシンスケ)が世界中を回り『珍しい本』を探して来るといった設定。 見るだけで癒されるヨシタケさんの、ほのぼのとしたイラストと文章。 思わず笑っちゃう。 又吉さんの達者な大喜利と丁寧な文章にも引き込まれる。 二人の語りが交互に描かれ第13夜まで続く。 笑えるものから涙腺を刺激するものまで内容もバラエティー豊かで楽しめる。 特に又吉さんが書かれた第7夜はショートドラマを見ているようで余韻が残った。 エピローグのオチまで愉快な至福本。
0投稿日: 2023.02.18
powered by ブクログ最初から最後まで面白ーい!!ポンポンとリズム良く読めます ヨシタケさん又吉さん好きなので読めてよかった(絵が上手〜い!!) 絵本作家志望の2人の話が印象深かった。 本をすきになるきっかけになるような本だな〜と思った
0投稿日: 2023.02.14
powered by ブクログ大好きな絵本作家・ヨシタケシンスケさんと、気にはなりつつまだ読んでいない作家芸人・又吉直樹さんのタッグ。 ヨシタケシンスケさんの絵本小説と又吉直樹さんの短編小説が交互に語られる。 終始らしさ全開の画風とストーリーで紡ぐヨシタケシンスケに対し、章ごとに作風やカラー、長さまでもが変わっていく又吉直樹の、これはいわば異種格闘技戦並みのマッチアップ。 軽いのに深い。 シュールだけど面白い。 又吉直樹作品にはこれが初対面なんだけど、いい意味でつかみどころがなくていい。 岬くんと竹内春の物語をこの位置にもってこれるセンス。 オチは多分又吉直樹の作なのではなかろうか。 シュールだが、実は深い。
0投稿日: 2023.02.10
powered by ブクログ文章パートと絵パートで進む。軽くクスッとなるような、わかるわかるとなるようなものから、本の本質を突くようなもの、くっきりとそのシーンが残る重みのあるようなものまで様々。本を書く・読むという、思いを伝え受け取り感じる行為は、そしてそれが正しくそのもののままで伝わるということは、ある種奇跡なのだと教えてくれる。日々読書をしていて、あのとき響かなかった言葉が今響く(逆も然り)ことはよくあるが、そんなふうに、その本が・そのときに・その人にきちんと届くことを(もしくは未だ届いていないものも含めて)本当に愛おしく思った。
0投稿日: 2023.02.09
powered by ブクログ第7夜の竹内春の話が好き。めちゃ泣いた。 ヨシタケシンスケさん又吉直樹さん交互に読めて贅沢。前半は又吉さんの文章も短めなので、あまり本を読まない人でも入りやすいと思う。
0投稿日: 2023.02.08
powered by ブクログサラサラ読めました。 ホッコリした気持ちに感謝します。 又吉さんの文章力、ヨシタケさんのイラストの可愛さ。ありがとうございましたー。
0投稿日: 2023.02.05
powered by ブクログ目が悪くなり本を読めなくなった王様のために、旅に出て珍しい本を探し、王様のために読むことになった男二人。 その二人を人気作家が演じている。 ヨシタケ氏と又吉氏が交互に担当しており、それぞれ良さはあるのだけれど、せっかく共著なのだから、合作みたいのも欲しかった。 オチもあって、それはそれでおもしろい。
2投稿日: 2023.01.30
powered by ブクログ絵本作家と小説家で、 絵本と小説の間の本を作った、 と言った感じ。 文体も絵も柔らかく、全体的に優しい一冊。 すぐに読み終わってしまったけれど、ゆっくりじっくり読んでもよかったかも、、、と思った。
1投稿日: 2023.01.30
powered by ブクログその本は、から始まる様々なエピソードを考えるのって本当にすごいなと思いました。ちょっと時間に読めるいい本です。
1投稿日: 2023.01.29
powered by ブクログヨシタケさんの深いことを軽いタッチでかく作品がすきで、又吉さんは気になってた作家。 2人で作る一冊の世界はこの本の装丁のようだった。
1投稿日: 2023.01.29
powered by ブクログストーリーに心を動かされることだけが読書の楽しみじゃないと思わせてくれる1冊。 面白い発想に触れることも、素敵なイラストを楽しむことも、自分で話を考えてみることも間違いなく読書の面白みなんだな、と改めて思いました。 読書に抵抗感がある人にも是非読んで欲しいです。
2投稿日: 2023.01.27
powered by ブクログ絵本作家ヨシタケシンスケさんと芥川賞作家又吉直樹さんのコラボ本。ある王国の王様に二人の男が命じられ、めずらしい本の話を集める旅に出る。 最初は、ふんふん、と読み進めていたけど思いがけず途中で心にぐっと来る話が挟まれ、やられた!という感じ。 装丁もとっても凝っている。二人がどう出会って意気投合して、この企画を進めていったのだろう。きっかけや工程を勝手にその様子を想像してみるのも楽しい。紙の本が勢いを失いつつある今だからこそ、本に対する想いを表現することが増えているのかもしれない、と思ったりもする。
2投稿日: 2023.01.26
powered by ブクログこの2人がタッグを組むなんてどんなことになるんだろう?とイメージが湧かぬまま読み始めた。結論、とても好き。 文体とフォントと挿絵で全体に素朴な温もり漂い、フィクションともノンフィクションともつかぬ話が淡々と。くくくっと笑ったり、思わず涙が出てきたり。一度読んで?となって読み返したり考え込んだり。ゆっくりと忙しい本。 岬くんと竹内春、特にいいです。
1投稿日: 2023.01.26
powered by ブクログ子供の本を通じて好きになったヨシタケシンスケさんが、本にまつわる話を書いたということで、購入。 結論としては、それなりに楽しめたが、読後感として何も残らなかった。 唯一、第七夜の竹内春の話は、青春の入り口に向かう子供の淡く、苦い思い出のような内容で、物語的に良かったです。 サラッと読めるので、息抜きにはオススメです。
0投稿日: 2023.01.25
powered by ブクログ「その本は」の題名を見てきっと気に入った本の紹介本かなって思ってました。立派な装丁で、数ページ読むとこの本は、もしかしたら絵本なのかなとも思えました。登校拒否とかで苦しんでいる子にもぜひ読んでもらいたい一冊です。
1投稿日: 2023.01.22
powered by ブクログ“その本は”で始まるショートストーリー。縛りが緩いのであらゆる物語があり、斜め読みしたり興味深いものもあったりと様々。第7夜、又吉直樹の武内春のお話しとヨシタケシンスケ第10夜が特に好みだった。
1投稿日: 2023.01.22
powered by ブクログ物語を期待して読んだので、違うかも…って思ってしまったけど、「んなアホな笑」って言う本が山ほど出てきてちょっと面白くて、ちょっと怖い。
0投稿日: 2023.01.21
powered by ブクログ本の好きな王様のために世界中のめずらしい本の話を集めて夜な夜な語るM氏とY氏。「その本は…」で始まる本の話。本はきっと誰かに届く。私の仕事もそういうこと。それを願ってやっている。そう信じてやっている。最後の方にあったヨシタケさんの絵がまさに理想。教室の後ろのロッカーの上にぽんと置かれた本に「ん?」と目をとめるみたいな。そう、これ。
0投稿日: 2023.01.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
さくっと読めておもしろくなかなか深い。 ボロボロの本が、そこに書かれている物語とはまた別のもうひとつの物語を持っている。と言うのが良い。
0投稿日: 2023.01.18
