
総合評価
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powered by ブクログめっちゃ面白いと思う。 本屋さんでふと気になって手に取り読んでみただけだったのに続きが気になり読み進めて行ったら気づいた頃には全部読み終えてました。笑 こんなの初めての経験です、読み初めは物語の繋がりなどがよく分からなかったけれど、どんどん読み進めるにつれてくすっと笑えるようなお話しだったり、あっ!と思えるような事だったり、じんわり感動できるお話しだったり。様々な物語が面白かったです。勿論購入しました!
1投稿日: 2025.11.09
powered by ブクログトントン読めるところと、じっくり考えながら読むところがあって喜怒哀楽いろんな感情を起こしながら読めた
0投稿日: 2025.11.08
powered by ブクログ2人の男性が、腹を抱えて笑える、時々涙腺が崩壊するような、本についての話を王様に語る物語。 「私の大好きな『その本』については、どのように紹介しようかな?」 と考えたりできるきっかけになりました。 その本は・・・。
1投稿日: 2025.11.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「本は読むときによって面白さが変わる」 「悲しみが消えない人もいる。自分の決めた正しさに、添うことができない人もいる。しかし、たとえ楽しくなくても、それは間違いでは無い、ということを。たとえ正しくなくても、生きらることをやめる理由にはならない、ということを。」 「どんな人も、自分自身を救うことはできない。できるのは、自分以外の誰かを救うことだけなのだ。だからこそ、誰かを救う努力をしなければいけないのだ。他の誰かに、自分を救ってもらうために。」
1投稿日: 2025.10.31
powered by ブクログ発刊当時『王様のブランチ』でも紹介された本。 ヨシタケシンスケさんの絵は、相変わらず、見るとニヤッとしてしまう。又吉さんも又吉さんだ。 絵本的な部分と読み物的な部分が合わさった、これまであまり読んだことのない不思議な本。 各ページが日に焼けたような感じになってるのも興味深い。ページによっては、焼け焦げの後みたいなのとか、クシャクシャになってる風なのもある。 さーっと読めてしまうけど、一夜ずつゆっくり楽しんで読んでいくのも良いのかもしれない。イラストもサッと流してしまうには惜しすぎる。
0投稿日: 2025.10.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
その本は… 又吉さんとヨシタケさんの2人があらゆる「本」に関する物語を交互に語るという「本の話」の短編集で、奇想天外なものからしっとりとした話まで様々な物語が綴られている。 導入の、本が好きだから本に関する物語を集めろ。というのは、「物語を綴じてあるもの」が本なのに、 聞くだけだと「物語」は楽しめるが、大好きな「本」を感じることができないから 「面白い物語」ではなく、珍しい「本に関する話」を探してこい。ではそれこそ本末転倒で、喜劇と言うより皮肉めいていて面白い。 始めは短いアイデア勝負の大喜利みたいな話が続くが 段々ストーリー性のある物語になっていく。 オチを知っていると、回数を重ねるにつれて物語を作るのに慣れてきている描写にも見えてくる。 本筋ではないが 最後、もし王様が生きている時にバレていたらどうなっていたのだろうか。 面白い話が聞けたから良い。と言って許すのか、 騙したな!と怒るのか、 それとも…二人の作家としての能力を評価して、新しい本を書けと命じるのか…
0投稿日: 2025.10.22
powered by ブクログ前半は芥川な感じが、馴染めなかったのだけど、7夜目のおもーい話あたりから、じわじわと染みてきた。絵があるないの違いを途中から感じなくなってた。壮大な大喜利、アイデアに関心。
0投稿日: 2025.10.19
powered by ブクログやっぱり本はよい。実によい。 交換日記の本 本を全て燃やして、自分を燃やすか、それとも書き記すかで悩んでいる。 その本は、志半ばにして叶わなかった。夢の話がたくさん書いてある。いろんな理由で、思った通りに行かなかった人たちのストーリー。1つの未来を失って、別の未来を見つけるまでのストーリー。(辛いのは自分だけじゃない)、そのことを知るために、立ち直る方法を様々なケースの中から見出すために父が作ろうとした本だった。 いろいろなストーリーを集めて、父は最後に自分の話を入れようとしていた。新しい希望を見つけた自分の姿を本の締めくくりにしたかったのだと思う。希望なくした自分を世界の人々を勇気づけたかったのだ。しかし父はどんなにストーリーを集めても、どんなに時間をかけても、どうしても希望を見つけることができなかった。 そのことに焦り苦しみ、絶望してしまったのだ。 今ならわかる。 悲しみが消えない人もいる。自分の決めた正しさにそうことができない人もいる。 しかしたとえ楽しくなくてもそれは間違いではないと言うこと。 たとえ正しくなくても生きることをやめる理由にはならないということ。 父に教えてあげたかったけれど、彼は真面目で頑固者だったから、わかってもらえなかったかもしれないなと思う。 父が作ろうとし、私が完成させ世に出した。その本は自身を救うことはできなかった。けれど、父の努力と父が集めた。たくさんのストーリーと父の人生はたくさんの人々を救った。 どんな人も自分自身を救うことはできない。できるのは自分以外の誰かを救うことだけなのだ。 だからこそ誰かを救う努力をしなければいけないのだ。他の誰かに自分を救ってもらうために。 この本にメッセージがあるとすれば、そういうことなのかもしれない。
0投稿日: 2025.10.18
powered by ブクログ良い話、面白い話、泣ける話、考えさせられる話、バカバカしい話、いろいろある中でまさかの意外なオチ。子供も読めると思うけど、どちらかと言えば大人のための絵本な感じ。こういうの好き。
0投稿日: 2025.10.17
powered by ブクログその本は… 装丁は図鑑のようにズンとしたものですが、中身は手書き文字だったり、ゆるーいイラストで読み手に対して心温まる手紙のような印象。 色んな本が登場し、いずれも人との関わりには欠かせないなぁと、だから王様も本について聞きたかったのか。 クスッときたり、ジーンと心温まるようなお話まで。 第7夜の交換絵日記が一番印象的。 だけど第3夜のしおりの話は、最後一緒に叫びたくなりました笑 これからも色んな本と出会いたいな♪
0投稿日: 2025.10.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
又吉とヨシタケさんの本。 どちらの話も、独特な視点での話であったり、クスリとくる話や、ジーンと少し切ない余韻を残す話だったり。 王様に頼まれて、世界中を旅して色んな話を集めて披露するというストーリー。 最後のオチで、まさかの披露した全ての話はそれぞれが家の中でぐだぐだしつつ生み出されたものだと知る。 そのことから本は、文章は、絵は、、 自由な発想で、1人の人のものとは思えない多種多様な物語が生み出されるものであると改めて知る。発想は自由なのだ。 そしてそれは世界の全員でなくても、誰か1人にでも届けばいいという願いが込められている。いつかわたしも「これは自分のための物語だ。」と思える一冊に出会ってみたい。 特に好きだった話は、「しおり」を食べる本、その本は誰もなくならない、その本はまっしろである、その本は夢の中では読めない。かな。
1投稿日: 2025.10.12
powered by ブクログずっと大切にされてきた、ボロボロになるまで読まれてきた本は幸せだな… いつも手元に置いて読めなくなってもなでてあげるような本。 さて、この本は… ダジャレかー!という笑える小さなエピソードや、泣けてしまう物語もあり、ヨシタケさんのほんわかした絵で「大人向けではないだろう」と判断してはいけない本です。 繰り返し読みたい。
0投稿日: 2025.10.08
powered by ブクログ重厚感のある表紙に惹かれて図書館で借りてみました。 笑える話、ちょっぴり怖い話、感動する話など、たくさんの“その本”が登場しておもしろかったです。特に第7夜と最後のオチが好きです。
80投稿日: 2025.10.06
powered by ブクログ正直、子供騙しの本かと思ってた。 読んでみるとさくさく読めるけど、本に対する様々な想いが載っていて。すこし心がじんわりした。 誰かに1人に向けたメッセージの本がその人のところへ届くということは奇跡で、その分届かなかった本もたくさんある。 私はわたしのために書かれたと思える本にたくさん出会いたい。そのために本をいっぱい読む。
0投稿日: 2025.10.06
powered by ブクログヨシタケシンスケさんは言わずもがなですね。 『もうぬげない』で好きになりましたが、マイルールで絵本はブクログにはあげてません。でも好きな作家さんの一人です。 又吉さんは、何となくご縁がなく2冊積んでおります。 今回はそんな又吉さんにやられました。第7夜、第9夜、良かったわぁ。とくに7夜は泣けました。 小学生の男女の淡い交換日記。恋愛ではないかもだけど、幼いがゆえ尊い。 みなまでは描かれていないが不幸が二人を別つのに、30年余り経っても大事にできる思い出。 刹那さがこみあげる。 最後の名前が意味深すぎる・・・。
41投稿日: 2025.09.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
全ての話が「その本は」から始まるけれど、2人とも全く違う本ばかりだった。 ヨシタケシンスケさんが書く又吉さんが可愛くてツボだった。 又吉さんの作品も読んでみたいなと思った。 まさかすぎる結末だった。 2人が捕まっているところイラストで石を投げられているのが、ヨシタケシンスケさんで、ヨシタケシンスケさんの優しさ?を感じた。 本でしたも読んでみたいなと思った。
0投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログヨシタケシンスケの絵。王様に世界中をまわってめずらしい本についての話を集めるように言われた2人。絵からすると又吉とヨシタケシンスケ。謎解きのような、いろんな本が出てくる。小説?
0投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
正直9割はふざけた内容だけど、ヨシタケさんの第6夜と第12夜は本当にそんな本があったら読んでみたいと思った。希望を失った人が立ち直るまでのストーリー・・自分、今どん底からもがいてるんで。もし立ち直れたら自分も書きたいかも。誰かを救うのは、自分を救う事になるんだなぁ。どちらも人生につまづいた人にオススメ 又吉さんの第7夜と第9夜(の、結婚式の話が)泣けた。7夜は絵本作家を目指す小5の岬と転校生の春ちゃんとの話なんだけど、交換日記がほほえましくて、ラストいきなり離れ離れになってしまって岬くんが30年後大人になって本を出すのだけど、もう涙が止まらない 第9夜は娘の結婚式でトランペットを吹きたかった父親が病気になり、結婚式のために演奏ビデオとメッセージを残していて、そのビデオから10年後に結婚式で流されるのだけど、もう、たった4ページなのにもう涙が止まらなくなった。 ちなみに、旅をしてお話を集めるよう王様に言われたのに、全てのお話はでっち上げ笑 で、家でゴロゴロして生活費に使った事がバレて有罪になるラストが面白い。9割はツッコミがいのあるボケネタなので、ツッコミ練習にももってこい。
0投稿日: 2025.09.20
powered by ブクログ手書き文字、イラスト、古い紙の感じ、ちょっと意味不明なところ、考えさせられるところ、読みやすくて楽しかった。 王様からもらった費用を正しく使わず、ごろごろしながらでっちあげたという、素直さがいい。 作者ふたりの本への愛情を感じる。
0投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログ途中何度も涙をこらえました。 絵本作家を目指す2人の交換日記、結婚式の花嫁の父、よいお話しでした。 こころがギシギシしてきたらまた読み返してみたい。
13投稿日: 2025.09.13
powered by ブクログその本は、表紙に二人の男の名前が書いてありました。 ある王国が昔作ったという設定の本で、図書館で貸し出されていました。 その本の中は、こんな感じ。 時代を感じさせるようなインクのシミや指紋、ページが折れた跡など、まるで本当の汚れのような加工が施されていました。 本の好きな司書がいいました。 「この本は汚れている。」 そして司書は「汚れ、シミあり。ご了承ください」と書いたラベルを貼り付けました。 通信 その本のシミは加工です
0投稿日: 2025.09.12
powered by ブクログ様々な本について触れることができた。 絵本作家を目指す2人のお話が特に印象的で切なかった。いつか本を通じて巡り合って欲しいと思った。 その本は、面白いものもあればつまらない本もあった。本とはそういうものだろう。
0投稿日: 2025.09.11
powered by ブクログ某リユースショップで購入し、我が家本棚へお出迎えしました。おかげでゆっくり読むことができました。 その本は・・・ 短編で又吉直樹さんとヨシタケシンスケさんの両方の良さがでた1冊で2冊分以上の楽しめる本です。 その本は・・・ 時にクスッと 時にウルっと 面白い1冊です。 第9夜と第10夜が好きです。
31投稿日: 2025.09.11
powered by ブクログ涙あり、SFあり、ほんわかあり、??あり、想像以上に読みごたえありました。いつものヨシタケシンスケさんの絵が面白い!
0投稿日: 2025.09.03
powered by ブクログおもしろーい! 絵本と短編の組み合わせで、ずっと本について書いてる。 挿絵や装丁もすばらしい!途中桜の花びらがガチで挟まってると勘違いしたり、本のページが少し焦げてるところあったり、こういう仕掛けは大好き! 交換絵日記の話は危うく外で読んでて泣き出しそうになった。ずるいよ、ずるい。これは多くの人に読んでもらいたいし、感想を言い合いたい!
22投稿日: 2025.08.28
powered by ブクログ初めて読む形式で絵本と小説が交互に来るので、最初は頭が混乱して内容が入ってこなかったが、途中の交換日記の話が好きでした。 多分、最初は思いついたものをどんどん書いていって慣れて来るとだんだん話も深くなっていくつて云うことなんだろうな。 初めて見た形式で新しいなと思った。
0投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
王様の命令で、世界中を回って『めずらしい本』を見つけてくることになった二人の男。 全て「その本は…」のフレーズで始まるお話で、ヨシタケシンスケと又吉直樹の二人によって、交互に綴られる。 どの話も着眼点やものの見方が秀逸で、笑えるものからしんみりするもの、ハッとさせられるもの、温かい気持ちになれるもの…とバラエティ豊か。 特に印象に残ったのは「第7夜」に語られる、小学生男女のお話。 恋物語か?友情か?と思いきや、意外な結末に…。 世にたくさんある本の一冊一冊も、この本に書かれているような紆余曲折を経て書かれていたりするんだろうなと思わされた。 最後、ちゃんとオチがあるのはさすが!
0投稿日: 2025.08.22
powered by ブクログ読み始めて最初は うーん……って感じだったのだけれど、だんだん世界に引き込まれていきました。 「その本は」の書き出しから、こんなにも世界が広がるとは。 2人の発想が合わさるとこんな面白い本になるんですね。
1投稿日: 2025.08.21
powered by ブクログヨシタケシンスケ好きの義母に借りた本。先に息子が読了しています。 クスッと笑える本もあり、ぐっと引き込まれる本もあり。いろいろな「本」のお話です。面白かった。 ちょうど続刊が出ましたね!
7投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログ「その本は」と題するこの本は、又吉直樹とヨシタケシンスケが書いた本だ。2人の作品が交互に載っている。変わった本だ。感心したことも多い、 読み終えて洗濯物を外に干した。 朝起きるとaudible を聴きながら簡単な朝食を用意する。それからが楽しみな時間だ。 食べながら新聞を読む。途中何度か調べものをしながら2紙を読む。 本のcmや書評も読む。気になった本は7ネットで調べてからスクショを撮る。すぐ図書館サイトに移って予約することもある。 新聞社に記事に関しての意見を送ることもある。 そんなこんなで2時間近くかかる。 洗い物を済ませ、目薬をさしたり、薬を飲んだりしてあら、もう10時だ。 ブクログにこの感想?を書く。 このあとChatGPTから届いたpdf文書をパソコンで開いてプリントしなければいけない。騙し騙し使っているので、騙されていることに気づいたパソさんはノロノロとしか動いてくれないので苦労するだろうな。昼がすぐ来そうだわ。 発想のすごい又吉と羨ましいほど絵の上手いヨシタケが共闘したこの本は、「本でした」。 そんな題の続編が出るらしい。楽しみだ。
4投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログ「その本は」から始まるショートショート。ヨシタケシンスケさんと又吉直樹さん、それぞれの「この本は…」にドキッとしたり、ポヤポヤしたり、ちょっぴりゾッとしたり、ジーンとしたり。本の好きな王様に気に入られ一冊の本になり、めでたしめでたし…。が、しかし半年後…。オチが2人らしいと思ってしまった。
0投稿日: 2025.08.16
powered by ブクログ2人の独特な視点で描かれているひとつひとつの物語が面白かった。又吉が書いた、絵本作家になりたい小学生の話に心を揺り動かされました。
0投稿日: 2025.08.11
powered by ブクログめっちゃサクッと読めるショートショートっぽい感じ。ヨシタケシンスケの本は何冊か持ってるから、又吉の本読んでみようかな。
0投稿日: 2025.08.09
powered by ブクログどんな人も自分自身を救うことはできない。できるのは、自分以外の誰かを救うことだけなのだ。だからこそ、誰かを救う努力をしなければいけないのだ。他の誰かに、自分を救ってもらうために 新しいのに、古い本 大切に大切に扱われてきた本だから 竹内との交換日記 横領でも空想であそこまでかけるの逆にすごい(笑)
1投稿日: 2025.08.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
36ページの話が好き。「本は読むときによっておもしろさが変わることを知った。」汚い本はかわいそうなのではない。その本はたくさん読まれた。それは素敵なことだと思う。 78ページのお話は夢中で読んだ。青春モノはいい。 140ページのお話にはほろっとした。 それぞれのお話が短いからこそ、もっとよみたいような、想像力を掻き立てられるような、引き込まれるものばかりだった。
1投稿日: 2025.08.01
powered by ブクログ又吉氏の本を初めて読む。今まで読みたいと思わなかったが他作品も読んでみたいと思うような心に残る内容だった
1投稿日: 2025.07.19
powered by ブクログ図書館でたまたま見つけて借りてきました。 最初と最後は設定された絵本の話しが書かれていますが、めちゃくちゃ短い文章から、数ページに渡って普通に小説のように読めるものまで、本についてたくさんの話しが書いてありました。イラスト付きのもあれば文章だけのものもあり、クスッと笑えるものから、感動するもの、訳分からないもの(笑)たくさんあって面白かったです!
15投稿日: 2025.07.16
powered by ブクログ王様のため、めずらしい本の話を探して旅立つ二人…でも、この二人ならきっと…(; ・`д・´)と思ったとおりの最後だった(^_^;)それでも亡くなる前に二人から、いろんな本の話を聞けた王様は幸せだったに違いない(*^^*)
0投稿日: 2025.07.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ものすごく面白かった。 ヨシタケシンスケさんは好きな作風(絵柄も内容も)で、又吉さんは芸人としてセンスがあって好きだったのでコラボして書いていて嬉しかった! 一番印象に残った、面白かったところは、 第九夜(又吉さん作?) ーその本は、本当に本だろうか? 自分ではその本と言いはっているが怪しい。 その本が気を抜いているときに背後から 「おい、あの本!」と呼びかけると「うん?」 と、言って振り返った。やっぱりその本はその本で はなくてあの本かもしれない。ー この文章は、すごくセンスを感じるし、くすっと笑えた。大喜利をやり合っているような雰囲気を2人に感じた。 交換日記の話は、胸があったかいようや苦しいような感覚になった。結局、虐待で亡くなったということ…? ヨシタケシンスケさんの文章で特に面白かったのは、 人生をかけてある本を処分する人の話。 なぜ、その本を処分したいのかは置いておいて、人生懸けてやり続けたことを最後の最後に台無しにする魅力はなんだかわかるようなわからないような不思議な気持ちになった。 発想力がとんでもないなと… こんな人間が同じ地球、時代に生きていることが面白いと感じた。
0投稿日: 2025.07.14
powered by ブクログ本は、おもちゃ。 本は、冒険の入口。 本は、空想の可能性をどこまでも広げる。 その本は、 ページの翼を広げ、高く舞い上がり、世界中を飛び回る
0投稿日: 2025.07.12
powered by ブクログ絵本であり、コントであり、頓知であり、日常あるあるであり、本あるあるであり、涙腺が少し緩くなる長編もあり…。第4夜が特に好き。そしてラストのオチも素晴らしい!
1投稿日: 2025.06.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ショッピングモールのフードコートで、昼食のラーメンを食べた後、スープを1/3ほど残した丼が乗ったトレイを押しやり、テーブルの手前に15cmほどの隙間をつくって本を広げ、続きを読み始めた。 このシチュエイションで読んだのが、竹内春ちゃんの話とあいこパパの話。 …シマッタ。 トレイには既に、ラーメンを食べながら鼻を擤んだティッシュの塊が転がっていたが、そこに、目から出た鼻水を拭ったティッシュの塊も数個転がった。フードコートが混み合っていなかったのが幸いだった。 物凄く普通の感想を述べると、ヨシタケシンスケは絵が巧いし、又吉直樹はお話づくりが巧い。又吉は初めて読んだけれど。 ヨシタケの絵本が賞をとってブレイクした頃には、長女は小学生になっていたし、図書館や保育園にはなかったから(蔵書していなかったか、常に貸し出し中で開架に並んでいなかったかは不明)、読み聞かせることがなかったのが少し残念。親子で楽しみたかったな。(2025-06-25L)
0投稿日: 2025.06.26
powered by ブクログ芸人で作家の又吉直樹さんと絵本作家のヨシタケシンスケさんの本…「その本は」。 小話がたくさん書(描)かれているのが飽きない! お子様にもなかなかいい本なんじゃないかな…大人が読んでも響くものが絶対にあると思う。 立派な装丁ながらサクッと読めるし、中身は読みやすいものばかり。 ヨシタケシンスケさんの手書きの文字と絵のページもたくさんあって可愛かった。 製図ペンで描かれているのかわからないが、チマっとしていながらユーモアのある表情をしているキャラクターがとても魅力的。 有名な作家さんだが、彼の本をちゃんと読んだことがなかったので、他にも色々読んでみたいと思っている! 個人的に好きな話は… 「ボロボロの古書店の棚にならんでいる本の中で1番汚い本の話」…めちゃ共感した! 竹内春と岬真一の話は切なくて1番心に残ってるかも。 本と人が入れ替わる話も好き。 どれもアイデアとセンスとユーモアがたっぷりで光っている作品がたくさんで、読んで良かった! 「どんな人も、自分自身を救うことはできない。できるのは、自分以外の誰かを救うことだけなのだ」
0投稿日: 2025.06.21
powered by ブクログサラサラ読めて、面白かったり、なかなか重かったりする。小説だったり、絵本だったり、短編集でもある。面白かった。 特に6.7.12夜が好き。
2投稿日: 2025.06.08
powered by ブクログオチが最高! 本好きな目の見えない王様に面白い本のお話をしてほしいと頼まれて、本の旅に出る2人の男の話。本が飛んだり喋ったりとファンタジーチックな話から、交換日記を通してつながりが深まっていく2人の感動話まで、ストーリーの幅が広くて読みごたえがあった。 ヨシタケシンスケさんのイラストもかわいい! 癒される読書体験を求めている方にお薦めの1冊です。
2投稿日: 2025.06.07
powered by ブクログおもしろい コントのように笑ってしまう話から ほろっとするような温かい話まで 「その本は」から始まる、ありとあらゆるお話の詰まった1冊。 本を手にする誰か、ではなく 本自身が主人公になるとこんな話が生まれるのかと、物語の幅広さに驚く。 私が本棚に置いている本も 今こうして読んでいる本も 何十年後かにどんな姿でどこにいるのだろうかと想像してみる。 本は知らない世界を見せてくれると言われているが 本もまた、所有者によって様々な世界を見てきているのだ。 次々と新しく本が生まれ、状態の良いキレイな本たちの中に混ざって、ボロボロになりながら本棚に佇む1冊。 その1冊が私の人生を変え、表紙も中身も擦り切れたようになりながらも、 本自身の一生が素晴らしいものであったと感じてもらえるような所有者でいられたのなら 本を読む者として、こんなに嬉しいことはないのかもしれない。
14投稿日: 2025.06.05
powered by ブクログ2人の作者の想像力に浸るための本だな。と感じました。「その本は」という縛りから、たくさんの発想が生まれてくることが、本当にすごいと思いました。 ストーリー性がない代わりに、サクサクと読みやすく、いつでも読めるし、いつでも中断できる本です。 また、気になったのは、これを読んだみなさんの中で、印象的に残った話や好きな話は何かな?と思いました。 私は、やはりp78からのストーリーに、1番心が動かされました。そして、感想を書くためにもう一度そのページを開いたのですが、その話の冒頭は「その本は、誰も死なない」でした。竹内春さんはきっと今も元気に生き続けているんだなと、安心しました。
5投稿日: 2025.06.02
powered by ブクログその本は、ズルい。おすすめの本を紹介する本かと思いきや、まるで人間のように意志や性格持つ本そのものが世界中にあるという裏切り方をしてくる。 更にヨシタケシンスケさんのイラストと絶妙に絡み合って、その本を可愛らしく紹介してくる。 その紹介の仕方が絶妙で滑稽でおかしく、夢中で読み進めてしまうが、途中で同じパターンに飽きられそうな事に気づき、友情をテーマにした悲しく、切ない本を挟んで涙を誘う。 クスッと笑わせ、涙も誘い、私の時間を容易に奪うズルい本である。
2投稿日: 2025.06.01
powered by ブクログヨシタケさんが好きで読みました。 ほのぼのした気持ちになりながら、又吉さんの第七話の話がこころからはなれません。
1投稿日: 2025.05.31
powered by ブクログ本を普段読まない人にもオススメ。「その本は…」から始まるお話たちを面白いなぁ好きだなぁと少しずつ噛み締めながら読める。
5投稿日: 2025.05.29
powered by ブクログ図書館で借りて読みました 本の中の世界の都合上短編集のようになってしまいますが、どのストーリーも読みやすく、中にはホロリとさせられるものもあり一気に読み終わりました
1投稿日: 2025.05.26
powered by ブクログプロローグと後書き、ここに正直そこまでの意味はなく、中身にこそ意味がある気がする。 クスリとは笑ったが泣きはしなかった。私の心、枯れてる?笑
7投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログ「その本は」という書き出しから、又吉さん・ヨシタケさんが交互に繰り出す大喜利のような珍しい本の話。序盤は「こんな感じで続くのか」と読み進めると、いつの間にか世界観に嵌まり込んでしまっている。お二方の「らしさ」が存分に滲み出ており、子どもから大人まで楽しめる。本好きにこそ刺さりそう。古本のような染みが印刷されていたりと芸が細かい所も高ポイント。本と人間がぶつかって中身が入れ替わる話と少しだけ浮く本の話、私の顔写真が表紙だった話が好き。竹内春は言うまでもなく。イラストでクスッと度合いが増すので、又吉さん大変だなぁと思ってしまった。
1投稿日: 2025.04.26
powered by ブクログヨシタケシンスケのクスッと笑える感じが少なく期待していた内容ではなかったからか、最後まで読み切ることができなかった。
4投稿日: 2025.04.24
powered by ブクログ初めて読むタイプの本だった。絵本作家のヨシタケシンスケさんと又吉さんの独特な世界観が、読んでいる私の世界にまで入り込んでくる感じだった。 この本こそ、読む時によって感じ方が変わる本なのではないかなーと思ったし、御二方の本に対する想いとかも入っているんじゃないかなーとか考えちゃって、なかなかにおもしろかったです。 イラストも可愛いし短編になっているから、さくっと読めるのもいいね!
0投稿日: 2025.04.11
powered by ブクログヨシタケシンスケが関わっている書籍は全部読むのだ。 勿論、本作も楽しく読んだ。 又吉先生の短編(大喜利に近い)とヨシタケシンスケさんのいつもの可愛らしい絵の共作。 又吉先生の短編小説が良かった。 ヨシタケシンスケさんのちょっと毒のあるものも良い。 ただ、星は3つかな。4つはない。 子供も楽しめると思う。
0投稿日: 2025.04.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ヨシタケさんと又吉さんの共著。活字部分が又吉なのかな。いろいろ散らかっていて、まあ、いいんじゃないっていう感じかなあ。中にあった少し長めのがよかったかな。彼女の最後はどうなったのかな。悲しい結末のようですが、そこをあえて書かないのが、あとを引きました。
0投稿日: 2025.03.22
powered by ブクログこれからは 古本を手にとるとき、「どんな人が読んだんだろう。この本棚から私が手にとるまでどんなストーリーがあったんだろう」と思うだろう。 どんな本でも「誰に向けて書かれたのかな?どこかの誰かは、この本と何か物語が始まったのかな?」と思うだろう。 本を人間に置き換えてもおかしくないエピソードもあっておもしろかった。 普段本を読むからこそ、消費になっていた本の重みが加わった気がする。
1投稿日: 2025.03.15
powered by ブクログ本が大好きな国王は病に冒され目が見えなくなり本が読めなくなった。そんな国王が2人の男に旅をさせて世界中の本を集めて聞かせて欲しいと依頼する。もちろん旅費を与える。そして1年後、旅から帰った2人の男が持って帰ってきた話を国王に聞かせる。という話。 オチはさすが芸人だと思うが、話の繋がりとかがない分途中で断念する人もいそう。全体を通してみたら、絵の部分も含めて読み応えのある一冊だったと思う。
1投稿日: 2025.02.22
powered by ブクログ古本屋で気になって購入。テーマは良いと思うしそれぞれの発想も豊かで面白かったけれど、中弛みしてしまうところもあった。オチはクスッとなる。
5投稿日: 2025.02.22
powered by ブクログ表紙のデザインが好き。更に紙のデザインも好き!王国で出版された本ってイメージなのかな。 年数が経ってるっぽくて素敵。 読書のひと休みにちょうどいいくらいの内容だった。何回も読み返したくなるなぁ
0投稿日: 2025.02.13
powered by ブクログ出た直後は「衝撃作」と喧伝されていた記憶があったが、すでに2年以上経過していた。図書館で見つけて借りる。 どういう始まりでこの本ができたのか、アイデアのとっかかりに興味がある。又吉直樹氏とヨシタケシンスケ氏の2人で本を作ろうと考えた編集者がいろいろ考えて、たぶん3人で額を寄せて相談したんだろう。本の作りもページ1枚ごとに工夫があってカロリー高く贅沢感がある。だけど、何度も言うけど、なぜこの形に収束したのか知りたい。 p37 ・その本は世界で一番面白くない。 本のことが大嫌いになった作家が、1人でも本が嫌いな人が増えるように試行錯誤して書いた。 → 意地悪な私は、本当にそう思っている作家がいるような気がしてうふふとなった。 p56 *本は読む時期によって感想や受け取り方が違ってくる。前に読んだときはわからなかったことが、わかったり、面白く感じられたりする。 ・知らない人ばかりいる新しい場所にいくとき、持ち主はその本を持っていって読むことが多かった。そうするとさみしくなかった。その本が自分を守ってくれているようだった。 →泣きそうになった。本とこういうふうに相対すればよかったんだ、と思った。 p59 *繰り返し読まれたその本はボロボロになって古書店の棚にいた。 ・ほかの本はピカピカで、その本だけがボロボロだった。だけど、その本はとても幸せだった。その本は、そこに書かれている物語とはまたべつの、もう一つの物語を持っていた。 p70 今ならわかる。 悲しみが消えない人もいる。 自分の決めた正しさに、従うことができない人もいる。 しかし、たとえ楽しくなくても それは間違いではない、ということを。 たとえ正しくなくても、いきることをやめる理由にはならない、ということを。
7投稿日: 2025.02.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なんでもありな雑多な「その本」紹介! これは言葉遊び?ナンセンス? 「その本は、」 で始めて、 どれだけ人を感心させられるか?ぶっとんだり、まじめだったり、 そうやって「本」の普通の意味をはぎ取っていくような… いや、それでもやっぱ一般的な意味での本はすごいなー。 そんなことを本の中で成し遂げるのだから…
1投稿日: 2025.02.05
powered by ブクログ王様のブ◯ン◯でオススメで2年くらい前に出ていて購入 面白いか面白くないかといえば個人的には面白くない 文字が大きくて読みやすいけどストーリー性には物足りない 絵本というのをコンセプトに書いているからなんだろうけど、もうちょい大人も楽しめる絵本にしてほしかった 考えさせられるストーリーもあるので惜しい
0投稿日: 2025.02.04
powered by ブクログ『その本』とは、すれ違った誰かのことかもしれない 『その本』とは、さよならしたあの人かもしれない 『その本』とは、あの日の経験かもしれない たくさんの『その本』から思い起こされる あれやこれやを拾い集めながら読み進めた。 “できるのは自分以外の誰かを救うことだけなのだ”
0投稿日: 2025.01.25
powered by ブクログ2025/01/22 読了。 図書館から。 ヨシタケさんが好きで。 サクサク読めるので読みやすい。 ネタ帳みたいな感じかな。
0投稿日: 2025.01.23
powered by ブクログ大好きなヨシタケシンスケさんの本と言うことで読みましたが、又吉直樹さんと交互に書かれていて、意味不明な内容が多くて不完全燃焼でした。 ユーモアのツボが違うのかな... でも第7夜には引き込まれました。竹内春は元気にしてますよね?誰も死なないんですよね?
0投稿日: 2025.01.17
powered by ブクログ想像するとニヤリとしたり、グッときたり。 何度も読み返すとさらに理解できて面白いと思わせる本でした。 いつか自分に宛てた本と出会えるのかもしれない。
1投稿日: 2025.01.11
powered by ブクログ言わずと知れたベストセラーですね。 ある国の王様に命じられて、ふたりの男が世界を旅して、「めずらしい本」の話を集めて来て、王様に聞かせるというお話でした。 ブクログでレビューを書きたくて、せっせといろいろな本を探して読んで、レビューにまとめているわたしに似ていますw で、どんな本の話しがあったけ?、と思って、この「その本は」を時々引っ張り出して、あれこれと読み返すのが、楽しいのです。 今回、気になった「その本」の話は、16ページの話でした。 その本は、1歳の息子にクチャクチャにされてしまった。 「この世の真実が書かれた名著だ」と恩師に勧められて購入し、いつか読もうと置いてあったものだ。 一番大事そうな部分が もう読めない状態なのだが、この本の今の状態こそが、この世の真実の姿のような気がして、捨てられずにとってある。 1歳の息子くん、グッジョブ! パパに世の真実を教えたね! この「その本は」のラストは、衝撃的です。なんと、ふたりの男は、世界を旅せず、家の中ですべてのお話をでっち上げた、というのです。 はい。そこで、わたしも、ひとつ「その本」の話を書いてみますね。 その本は、あるものに頼んで、思ったように書いてもらった本だ。 そのあるものは、話しかけると、自分の好みに合わせて、何度でも書き直してくれるらしい。 そのあるものは、無数の話を知っていて、そこから組み合わせて、好みの本を書いてくれるという。 今回、そのあるものの名前が分かった。 それは、生成AIというそうだ。 さて、みなさまなら、どんな本を「その本」にするでしょうか。
109投稿日: 2025.01.10
powered by ブクログイラストがかわいいのと文字が大きいので、絵本のような児童書のような感じ…と思って読んでいた。でも、やさしい言葉でともすると重たくなる内容がたくさん書かれている。特に6夜.7夜は心がきゅっとなる感じ。 何度も読むと、その都度味わいが変わるんだろうなぁ。 ちょっと大きくて重いのが難点。文庫サイズならいいな。
1投稿日: 2025.01.09
powered by ブクログ「その本は」て始まる短めのお話が詰まった作品。ヨシタケシンスケさんのかわいい絵柄+フレーズと、又吉さんの物語がどちらも楽しめて超お得
1投稿日: 2025.01.02
powered by ブクログその本は、緑の表紙です。その本は、赤いスピンです。その本は、白で題名と作者名が書かれています。その本は、スピンを引っ張り出して表紙に乗っけると、なんだかそれっぽくなります。メリークリスマス!
29投稿日: 2024.12.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今月も10冊目標、目標まであと1冊!さて、又吉さん、ヨシタケさんの発想絵本かな?と思ったら中の作品にはウルウルする内容も。今回の設定は、目の悪い王様から「珍しい本」を探すように又吉さん、ヨシタケさんが指令を受ける。まずは発想力豊かな2人がその才能を発揮し、珍しい本を披露する。例えば、「とんでもない速さで走る本、誰も読めない。。。」1つ印象的だったのは、小学校5年生の転校生の女子と交換日記を行う。途中でその女の子が転校してきた理由が分かる。さらに急にお別れとなってしまうが、彼は彼女との誓いを守ったのだ。⑤
59投稿日: 2024.12.22
powered by ブクログ又吉直樹さんとヨシタケシンスケさんの、それぞれの特徴が出てておもしろかった。 第7夜がいちばん好き。 で、つぎは?つぎは?ってわくわくドキドキしながら読めた。
1投稿日: 2024.12.21
powered by ブクログ評判はよいらしいのだけれど、個人的にはそのよさがよくわからなかった...小学生ふたりがつむぐ交換日記の話はぐっとくるものがあったけれど。
1投稿日: 2024.12.18
powered by ブクログ本が大好きな王さまは年を取り、目もほとんど見えません。 世界中を回って探し出した「珍しい本」を知ってる者から、 その本の話を聞き、わしに教えて欲しい。 と、二人の男を旅に送り出しました。 そして一年後、戻ってきた二人は王様に話すのです。 「その本は・・・」 ・プロローグ ・第1夜~第13夜 ・エピローグ 一夜ごとに交代で「その本は・・・」の話を語るのは、 又吉直樹さんとヨシタケシンスケさん。 「その本は・・・」だけで、ナンセンス、ファンタジー、SF、 ミステリー、悲哀、希望、皮肉、しみじみ系など、 様々な話がたっぷり語られます。 本好きの二人が書き描く本の話は、王様ならずとも、 どれかしら本好きの心の琴線に触れるものがありそう。 交換日記の二人が本の縁で、将来再会出来たらと、思ったし、 本に戻って図書館の本たちに「おかえり。」と言われる シーンは心が熱くなったし、うちにも何十回も読まれる 捨てられないボロボロの愛蔵本がありますし。 話のみならず、絵やフォント、又吉のページの上の謎の 文字みたいなモノ、なんか古びた感じのページなど、 工夫も楽しめました。そして・・・オチ。「その本は・・・」
20投稿日: 2024.12.12
powered by ブクログ最初は趣旨がわからず混乱したが、途中から面白くなって、次はどんな本だろう?とワクワクしながら読んだ。
0投稿日: 2024.12.12
powered by ブクログその本は…と、本の好きな王様に二人の男が語る本の物語。 小ネタ集かなと思わせておいて、ガツンと物語の力でぶつかってきたりもする。軽重かろやかに紡がれる物語。 本というのは物体であり物語であり知識であり、でもそれだけじゃないんだよね。
0投稿日: 2024.12.08
powered by ブクログファンタジーみたいな始まりで、ところどころクスッと笑えて。読みやすかったー。ヨシタケさんの絵が可愛いーー
0投稿日: 2024.11.27
powered by ブクログ視点がおもしろかった。楽しい話も悲しい話も、心がふるえる話もあった。 表紙も紙も凝っているから、やや値段がはるよね。図書館で借りて読んだけど、自分で購入して読むかな〜?と、ちょっと思います。
0投稿日: 2024.11.27
powered by ブクログ大好きな又吉さんとヨシタケさんのコラボ企画。しかも、本についての創作。 コントのネタのような笑えるものから、 短編小説風、オチに笑っちゃうやつ、 シュールなやつ、心あたたまる話、 いろーんな本の話が、 オムニバス絵本のような展開で 次々に。 王様からの命令で、面白い本の話を集めたんだから、 そりゃ、面白いわけだ。 お二人の個性がうまく合わさっていて、 愛すべき手元に置いておきたい本。
4投稿日: 2024.11.26
powered by ブクログ又吉さんとヨシタケシンスケさんの共著、なんて私得! 交換日記の第七夜が1番の長編。2人の世界がぎゅっと凝縮されていて、とてもよかった。 あとは、第五夜。 ボロボロの本=持ち主に何度も何度もくり返し読まれた本。たしかに! 「本は読むときによっておもしろさが変わる」 前に又吉さんがどこかで言っていたことが、そのまま書いてあってうれしくなった。
1投稿日: 2024.11.25
powered by ブクログ年老いて視力を失った王さまの命で、本を探す旅に出て、報告する2人の男(又吉さんとヨシタケさんと思しい)の語る「その本は…」。ショートショートばかりか、駄洒落から重めのストーリーまで、本の可能性を楽しめます。いや、どう見ても不可能でしょう、という章もあって、一層楽しい。お二人の遊び心と書き手としての本気が伝わりました。
13投稿日: 2024.11.25
powered by ブクログ又吉直樹さんとヨシタケシンスケさんによる本。 2人が本を作ったらどうなるのか、ということで興味はあったが… 本好きの王様に「珍しい本」を2人が順番に紹介していく形式。「その本は…」から始まる短編集みたいなもので、2人の本に対するアイデアは感じたけど、自分にはあまりはまらなかった。
1投稿日: 2024.11.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読みやすく、面白かった。 『第7夜』の絵本作家になりたい2人の子どもの話が印象的。 (他は『エピローグ』(オチ)以外、面白いけど印象には残らない 笑) 『第7夜』のタイトルを確認するために読み返したら、最初の一文が「その本は、誰も死なない」だったことに驚いた。 春はどうなったんだろう…。
1投稿日: 2024.11.16
powered by ブクログ絵本作家のヨシタケさんと芸人の又吉の競作。目の見えない王様にその本は……と世界の珍しい本について語るという設定の本。
0投稿日: 2024.10.21
powered by ブクログ第7夜が好き。これだけで読む価値がある。それより前は何も考えずすらすら〜となんとなく読む程度。ヨシタケシンスケさんの絵は相変わらず可愛くて凄く良い。
0投稿日: 2024.10.21
powered by ブクログ凝り固まった頭がするすると柔らかくなるような、面白い話が詰まっていた。「その本は」から始まる短編集。面白かった。本の可能性を感じられて、とてもよかった。
7投稿日: 2024.10.21
powered by ブクログ洒落だったり考えさせられる話だったり想像力を掻き立てられたり。第7夜のセリフをつけるやり取りが好きだった。第6夜は寂しい。クスッと笑っていると引き込まれ考えされる。最後、2人はなんで言ったんだろう。
0投稿日: 2024.10.19
powered by ブクログこちらでの評価がよかったのとヨシタケさんの絵が好きで絵本を何冊か子供と読んだことあるので手に取ってみました。 最初はなにこれ?と少々びっくりしました。 あんまりに短い話が続くので何か伏線があるのかと勘ぐりをしてしまいましたが単に短編集でした。ミステリーを読んでると勘ぐり深くなってよくないですね。。 1ページに文字ちょっとの短編も結構ありますが、わたしは交換日記の7夜と12夜の本との奇跡の出会いの話が好きでした。短いのもホッコリしたりクスッと笑えたりします。著者のお2人が交互に書いたようですが、どちらの方のお話も面白かったです。 最後のオチがいかにもお2人らしくて(失礼?)笑えました。
22投稿日: 2024.10.17
powered by ブクログ「その本は」は、セロハンで留められ、小説なのか対談なのか、なんの情報も読み取れなかったが、又吉さんとヨシタケさんが書かれているというところと、装丁が魅力的で購入した。 超短編がたくさん書かれていて、その中で長めの交換日記のお話は切なくて、悲しかった。 最後のオチはわーお!と思わされた。良かった!
1投稿日: 2024.10.10
powered by ブクログ本好きの人が作った本好きな人の為の本。 面白かったので是非読んでもらいたい。 p56の「その本は…」はいつかこうなるであろう己の幸せ。
2投稿日: 2024.09.21
powered by ブクログ旅に行ってきた男二人(又吉直樹さんとヨシタケシンスケさん)が目の見えづらい王様に毎晩交互に面白い本の話を聞かせる形式で進む。 ところどころ可愛らしい絵が挟まれていてほっこり。 一つのお話は数行しかない短いものから数十ページもある長いものまで様々。 くすっと笑えたり、うるっときたり、ゾッとしたり…たくさんのお話が盛り沢山で感情の起伏が騒がしいまま読了。 定期的に読み返したくなる魅力的な一冊だった。
14投稿日: 2024.09.21
powered by ブクログ笑えて泣ける本ってあるようでなかなかない。 挿し絵も良いし、それぞれの設定の巧さに唸る。 軽くサラッと読めるのに、心に残るフレーズの数々。 こういうトンチの効いたことを考え、それを言葉にできるのが、本当に面白い人なんだろうなと思う。 是非、続編を希望したい程気に入った。
8投稿日: 2024.09.15
powered by ブクログ思っていた以上に面白かった! 挿絵も素敵でした。 たまに唸りたくなるような、そんなお話しもあります。読み飽きる事なく最後まで楽しめて、本っていいなぁーと思わせてくれます。 「誰かを救う努力」のフレーズに心揺さぶられました。
1投稿日: 2024.08.25
powered by ブクログちょっと大袈裟だけど、本の持つ可能性を感じさせられた。 本を愛する人、本を読みたい人、本から離れている人。「手紙をボトルに入れて海に流す」わけではないけど、数多ある本はきっと誰かに読まれるのを待っているのだと思う。僕かもしれないし、あなたかもしれない。
0投稿日: 2024.08.25
powered by ブクログ「その本は」以前から存在は知っていたけど、読む機会がなかった。 「その本は」たまたま図書館で見かけて読み始めたら1時間ほど経っていた。 ヨシタケさんと又吉さんが交互に紡ぎ出すありそうでなさそうで。。。?なほんの数々。第7夜(又吉さん)が個人的に一番好き。「その本は」の存在を忘れたくらいに良かった。30年後に願いが叶ったらと思ってしまった。 ヨシタケさんの、自分自身を救うことはできない、っていうのが深かったし、希望になりたくてなれなかった人の話も好き。 「その本は」一見重々しいけれど人間に優しい。
1投稿日: 2024.08.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いろいろな「その本は…」があって泣いたり考えさせられたり、ドキドキしたり、次はどんな本かな…と楽しみにページを開いた。 ヨシタケさんの 「どんな人も、自分自身を救うことはできない。できるのは、自分以外の誰かを救うことだけなのだ。 だからこそ誰かを救う努力をしなければいけないのだ。他の誰かに自分を救ってもらうために。」 は衝撃だった。 自分で自分を救えないとはっきり書かれているのを読んで、そっか…と妙に納得した。だから誰かを救う努力をするんだなって素直に思った。 又吉さんの「その本は、誰も死なない」の 竹内春と岬くんの交換日記は夢中になって読んだ。 ヨシタケさんの絵本は大好きでこれまでたくさん読んだけど、又吉さんの文章を読んだのが初めてで、これから色々な本を読んでみたいと思った。
0投稿日: 2024.08.21
powered by ブクログヨシタケさんの本が好きだから、面白いだろうなと思って読んでみたけど、思ったより又吉さんのパートも楽しく読めた。なんせ設定が突飛だから、一つ一つのお話もなんでもあり。普通は思いもつかないような本の話をよくもここまで考えられるもんだ。エピローグも面白かった。
0投稿日: 2024.08.18
powered by ブクログ又吉直樹さんとヨシタケシンスケさんによる「その本は」。 あなたの考える「その本は」とは?という大喜利本。笑える話、泣ける話、恐ろしい話、考えさせられる話、耳が痛い話、ためになる話、微笑ましい話、意味不明な話、つっこみ所しかない話などなど盛りだくさん。 そうきたか!という「その本は」もあり、最初から最後まで飽きる事なく楽しく読了!
24投稿日: 2024.08.17
