Reader Store
リバース
リバース
湊かなえ/講談社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

1067件)
4.1
319
466
200
25
5
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    どんな時でも、行動と思いが伴っているわけじゃない。 自分の行動がベストじゃないなんてことは、ほとんどの人が自覚してる。 だけど、そうすることによって成り立つ世界もある。 気づいてないことには指摘すれば改善されることもある。 だけど、自覚していることを指摘されても、何も変わらない。 むしろ、恥をかかされたって、相手を意固地にさせてしまうだけ。

    1
    投稿日: 2022.05.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    フリはありましたが、ラストには愕然としました。 そうだったのか。 本当にやられた、という感じです。 その後、どうなったんだろう? 気になります。

    1
    投稿日: 2022.05.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あるものが所々出てきて何かあるんだろうなって思ってたら最後の最後でやられました。ドラマを見ていなくて結末と先入観がなかった分より楽しめました 配役が広沢=小池徹平さんと知り自分の中のイメージとは違ったけどそれはそれでドラマも見たくなりました。

    17
    投稿日: 2022.05.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    まず言いたいのは、こんな話を書ける湊かなえさんはすごいです。 絶対に最後まで読み切ってください。 今まで読んだどんな話よりも最後の一行の衝撃がすごく、本当に全てがひっくり返ります。 途中は普通くらいの面白さですが、最後がありえないくらいすごいんです。 湊かなえさんのイヤミスの中でも後味悪い方ですが、それを超える面白さ、素晴らしいです。 人間怖いと思います。

    3
    投稿日: 2022.05.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマで見たことを忘れて読み始めた一冊。 映像で先に見てしまっていたからかおもしろさは下がってしまったかもしれない。

    2
    投稿日: 2022.05.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    正直落ちが半分くらいから読めたし、話のテンポも遅めで、湊さん作品にしては、、、と思っていた。 読みながら★2、3くらいかなぁ、うーん。 え?最後で心底ゾッとした。

    3
    投稿日: 2022.05.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    湊かなえさんの本を久々に読んだ。 最後2ページの衝撃が凄まじく、念のため読み返している自分がいた。 『深瀬和久は人殺しだ』 そこからこの物語は始まる。 続きが気になりワクワクしながらページを進めた。 が、まさかこんな終わりだとは想像も出来ておらず、流石湊かなえさんだなと改めて感心した。 深瀬や古川の気持ちはなんだかちょっと読んでて懐かしい気分になりつつ、やっぱり世の中にはこんな考えの人もいるよなぁと思ったりもした。 早くまた湊かなえさんの別の本が読みたい。

    3
    投稿日: 2022.05.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    最後の逆転がすごすぎて、読み終わった後しばらく凄い、、ってなった。 リバースっていう本のタイトルにも、本の柄がコーヒー豆なのも、コーヒーが話の中で重要な立場にあるのも、最後の最後を読んで全て紐が解けたような感覚。 湊かなえはこれだからすごいと言われるのか!と分かったような気がした。 久しぶりに面白い本に出会えた

    3
    投稿日: 2022.05.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    蕎麦、コーヒー、蜂蜜といったワードが最後の最後のための伏線だったとは恐れ入りました。ラスト1ページでゾワッとさせて締めくくるところはさすが湊かなえさんですね。胸糞悪さはそこまでないですが、やはりイヤミスの部類に入るのだと思います。 巻末の解説で、これまで4人で抱えてきた秘密を今度は1人で守らないといけなくなったという旨の記述があり、なるほどそういう構図になっていたのかと納得しました。 また、いわゆる陰キャラの主人公は少しひねくれていて、そこが面白かったり見ていて恥ずかしかったりといった感じです。後ろめたいことは何もない状態で生きていきたいと思いました。

    5
    投稿日: 2022.04.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    完全にハッピーエンドとまではいえなくても丸く良い感じに収まりそうと思ったら…最後の一文にやられました。 親友と思っていたのは自分だけなのだと思っていた。 事故については自分にさほど非はないと思っていた。 けれど。 物語は良くも悪くもリバースする。 さすが湊かなえさん。 でも、結局真相は闇の中なのでモヤモヤする。いやそれがこの作品のいいところなのかもしれないのだが…。 広沢はお酒を飲むと眠ってしまうと言っていた。蕎麦アレルギーもあった。運転免許を取得したばかりでもあり、なおかつ道や天候も悪かった。事故を引き起こしかねない要素はたくさんある。だがしかし、死人に口なし。何があったのか明らかになることはない。モヤモヤする。

    11
    投稿日: 2022.04.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    湊さんにハマってますがこれはどっちかというとミステリー色強め? 最後は自分のことのように心臓がドキンとした。笑

    3
    投稿日: 2022.04.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本当に最後の最後でびっくりした。 いったん、もう話が終わったな、残りは余談程度かなと思っていたらまだ終わっていなかった。これこそ衝撃の結末とでもいったらよいか。 あれもこれも伏線だったのかと思うと素晴らしい。 心理描写が引き込まれる。 広沢について、どんな人だったんだろう、何を考えていたんだろう、ともっと知りたくなった。

    3
    投稿日: 2022.04.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初めて、湊かなえさんを読みました。 読みやすくて なるほどの人間描写に 面白さを感じました。 個人的に最後が私としては 好きなオチではななかったのですが 他の方の感想を読んで 「これが湊かなえさんなのか」と納得。 他にも読んでみたいです。

    3
    投稿日: 2022.04.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ハッピーエンドとまではいかないけど、湊さんにしては丸く収まりそうだなと思ったところで、最後の最後に驚愕。 ラストの一文は最初からお題的に決まっていて、そこに向けてストーリーを作られたそうですが、本当にそこにたどり着くまで全くわからずでした。

    3
    投稿日: 2022.04.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後の1文が良かった。 生い立ちが悪いわけでもないのに そんなに自分を卑下しながら生きていくなんて 頭がいいだけでも 十分天狗になっても良かろうに。 誰に好かれなくても 自分自身がいちばんに自分を愛して欲しい。 もっと自信を持って欲しい。 親友がいたことに。 なのに、知ってしまった… 彼のその後は暗雲だ。

    11
    投稿日: 2022.04.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    まさかの犯人にビックリした。本人は殺すつもりなんて全くなく、むしろ大切な友達を知らずと殺していたなんておそろしすぎる。 コーヒーのいい香りがしてきそうで飲みたくなる本だ。

    1
    投稿日: 2022.04.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    想像しやすいような細かいわかりやすい文章で人物像や出てくる場所などを想像しながら読むのが面白かったです! 最後はなるほどな~!と思うようなラストでお〜と思いました!

    3
    投稿日: 2022.03.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    見事に最後の最後で騙されました。 講談社のお題をもとに作られた作品なんですね。これをもとに作られたとは思えないほど良くできた作品でした。最後の最後に主人公のまさかの気付きで残る、とんでもない後味は、それこそコーヒーの苦味のように、濃厚で、じっとりとしたものでした。 面白かったです。ちょくちょく混ざっていた男子の友情のようなものは共感できるところもたくさんありました。

    6
    投稿日: 2022.03.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後のページで見事に逆転した。今まで読んだ小説の中で一番好きなんじゃないかくらい好きな物語。それまで張り巡らされてた伏線が理解できて鳥肌がたった。その後のお話も気になるところだ。人を色に例えるっていいなって思った。

    4
    投稿日: 2022.03.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    事務機器会社の営業マン深瀬和久はコーヒー好きで、近所のコーヒー豆専門店〈クローバー・コーヒー〉に通うことが唯一の楽しみだった。 そんなある日、「深瀬和久は人殺しだ」という告発文が届いたと彼女から告げられる。さらに、それは大学時代に同じゼミだった三人にも届いていた。 心当たりはあった。三年前の夏、ゼミのメンバー五人で斑丘高原の別荘に遊びに行き、そこでメンバーの一人である広沢由樹が車の事故で亡くなっていた。それは、後から合流するメンバーが車での迎えを無理強いしたことや、酒に弱い広沢に飲ませたこと、飲酒運転を黙認したこと等の要因があり、四人は両親にも謝罪し反省もしていたが、飲酒に関しては隠していた。 しかし、告発文だけでなく、メンバーの一人が線路に突き落とされ死にかけたこともあり、深瀬は本格的に犯人探しを始め、広沢の両親や友人に広沢の過去を聞いて回った。 そして、広沢の人柄や友人たちのエピソード、意外な人物との繋がり、深瀬が親友と思っていた広沢の認識が変化するのと同時に次々と疑わしい人物が変わっていき、遂に告発文の意外な犯人が判明、そうして物語が終わりと思いきや、不意に広沢の死の原因が発覚する。ザ・リバース。 全体的に読みやすく、卑屈でネガティブなくせに行動的な主人公の深瀬はどこか不気味で興味をそそられた。(結局最後まで普通の人だったが…) 解説で書かれてたように講談社から出された“お題”に応える形で本作品が書き出されたせいか、納得いかない矛盾点のようなところがいくつかあったが、物語の結末がハッピーエンドになるのかバッドエンドになるのかが、新事実によって二転三転するのはタイトル通りで良かったと思う。

    7
    投稿日: 2022.03.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマで見てから数年。 活字でも読みたくなって手に取りました。 原作に忠実によく作られたドラマだったなぁと改めて感じる。テーマソングや効果音、役者の人選も絶妙だった。 アレルギーはきちんと周りに伝えておかないと…そばアレルギーの娘を持つ母は心に強く留めたのでした。

    5
    投稿日: 2022.03.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白かったです。解説まで含めてとても好きな作品である事は間違いないのですが...読了後のなんともいえない感覚は、逆に嫌いな作品とも言えるような...なんとも言えない感覚に陥りました。大どんでん返し小説のマイベストに入るのは間違いありません。

    6
    投稿日: 2022.03.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あー、まじか。 みたいな、湊かなえっぽい終わり方。 途中から、終わりが見えてきたなーって思ってたら、まじか。みたいな。 お腹、痛い。みたいな。

    11
    投稿日: 2022.02.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いや〜、すごいね。 最後の最後にタワテラ並みに落とされた。 イヤミスだわ〜。 同類って勘違いしちゃう自分の痛々しさに向き合って、広沢くんが『特別』って言ってくれてたことに感動して、広沢くんの親とも美穂子ともケジメをつけようとした中でのラスト。 深瀬くんのプライドや狡さにどこか共感する自分がいることが恐い。

    6
    投稿日: 2022.02.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公にとって親友だと思っていた相手からも 心地よい存在だと思われていたことや 飲酒していたことを故意に報告しなかったことを改めることなど物語はハッピーエンドに向かうかと思いきや、最後の数ページで一気に絶望へ...。 湊かなえさんらしいイヤミスです。 ハチミツやコーヒー、蕎麦にカレー、自己紹介文をひたすら記載する、など伏線がたくさん張られており最後に回収されて納得です。 また、この作品は「主人公がじつは真犯人で、しかしそのことに当人が気づくのは最後の場面」というお題を元に構成したお話であるという裏話もおもしろかったです。 ミステリーが苦手な私でも結末で一気に やられた!とこの作品に引き込まれました。

    4
    投稿日: 2022.02.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読み終わる直前まで☆3ぐらいかなと思ってましたが最後に題名どおりひっくり返されました☆5です なるほどあれが伏線だったのか、

    4
    投稿日: 2022.02.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初めて読んだのがこの作品だったかな、 続きが知りたくなってスイスイ読めてラストも好き。 伏線凄いなって 当時貸してくれた友達ありがとう〜߹~߹

    4
    投稿日: 2022.02.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマを見ていたので、結末を知っているだけに、いつ真相が明らかになるのかドキドキしながら読みました。原作の方が後味の悪さが際立ちます。 まさにイヤミス!

    4
    投稿日: 2022.01.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    個人的にドラマ版の結末より小説のこの絶望感が大好きだった(多分ドラマではできない終わり方だからしょうがないけれど)最後の最後まで本当に犯人わからなくて最後の1行でもう何も言えない大どんでん返しと虚無感

    4
    投稿日: 2022.01.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    衝撃の結末。 というシリーズで紹介されていたので手に取りました。 期待を裏切らない、著者らしい後味(?)の本でした。 解説に、この本が書かれた経緯がありました。 本を書く方は本当にすごいなと思いました。

    3
    投稿日: 2022.01.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ゼミ仲間との旅行で起きた交通事故を殺人と脅迫する事件が途中ミスリードを誘いながらも最後にスッキリした。と同時に交通事故の原因もわかり、テンポもよく面白かった。 コーヒー好きの深瀬に好感を感じながら読んでいたので、彼の優しさが仇となってしまった最後は切なくなってしまった。 自分も深瀬にとってのクローバーコーヒーみたいなお店を見つけたい。

    9
    投稿日: 2022.01.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    面白いっちゃぁ面白い?けど告白の方が面白かった。伏線なんとなく気づいた。まぁ最後がびっくりみうなレビューを最初に見て読んだからかもだけど。けど、単にアレルギーで故意なく殺しちゃうっていうところは予想外だったし、なんか最後あっけなかった。 深瀬っていう主人公がこの話に出てくるゼミメンバーの中で1番自分に似てたかもって笑いやだけど笑深瀬はこの後どうするだろう。自分だったらあの、教師になったメンバーにまずいうかなって。あと両親にも。そして1番言いづらい彼女にもいうなって多分。けど本当に大好きで嫌われたくないと思ってる恋人にいえるんだろうかって。けどまぁいうか。カースト制度って嫌だなって。けど一緒にいて楽しい人と一緒にいるのが自然だから、それで集まったら自然とグループはできるよなって。ありのまま自分がいたいって思えるグループにいるのが1番いいよなって。けど、他の人たちともグループで見るんじゃなくて、1人の人として見るのが大切だよなって。

    4
    投稿日: 2022.01.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    コーヒーの描写が美味しそうで コーヒー片手に読み進めたくなる作品。 秘めたい過去、されど忘れてはいけない過去。 学校生活って悪いことばかりじゃないんだけど 人間関係の狭さや、性格による合う合わないが顕著に出る場だと思う。 大人になったら上手く回避できることも 子供の頃ってできないんだよなぁ それがすごーいリアル。 最終章にかけての畳み掛けもすごいし、 中盤すこし中弛みかなと思ったら 気づいたら読み終わってました。 どこか読んだことあるなぁと思ったら ドラマ化してたんだな 見てみよう

    3
    投稿日: 2022.01.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    20代の友だちとの過ごし方って、濃厚だったなぁ  そんな頃があったと、遠い日を思い出しながら読みました 湊かなえ作品には珍しい、男性主人公 最後の最後に、主人公だけが知ってしまった真犯人 重い十字架を背負って生きていくのか

    4
    投稿日: 2021.12.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読んでる途中であれ?これドラマで見たぞってなった。 せっかく買ったから読んだらドラマと内容違ったし、原作ってやっぱ良いよね。

    3
    投稿日: 2021.12.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後までなんてない話 ただ最後の1ページのためだけにある話 深瀬和久 まさか蕎麦のハチミツが原因とは びっくりした

    2
    投稿日: 2021.12.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    数年前にドラマで観たのは覚えているが、うる覚えな上に大事な結末を覚えていなかったため、一から楽しむことができた。 最後の数ページで、まさか…の展開に。 全然関係ないと思っていた人物が、ストーリーの後半で繋がっていくところが面白かった。 主人公の深瀬が真実を知った上で、どのようにして生きていくのだろう…というのが、気になる。読者の想像に委ねられているのだろう。

    4
    投稿日: 2021.11.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ざっくり言うと、過去の友人の死に関する秘密を共有する4人のゼミ仲間に謎の脅迫状が届く。社会的地位や現在の仕事を守りたい主人公たちは脅迫状の主を探し始める。といったストーリーだ。いわゆるWHOダニット。 犯人捜しの過程で死んだ友人の過去を知ることになるのだが、特にハラハラするようなサスペンス要素もなく、物語の大部分が淡々と調査するシーンなので若干退屈だ。 最後にどんでん返しはあるのだが、個人的には驚きが小さかった。仕掛けの問題というよりは、自分がミステリーに求めているものがオチではなく、調査の過程で浮かび上がる人間の生々しさなのだなと気づかされた。

    4
    投稿日: 2021.11.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    よく練られていてテンポよく読み進められた。 設定もプロットもよかったが 真実に辿り着いてからの深瀬の物語がほしかった。

    3
    投稿日: 2021.11.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    湊かなえの本は初めて読んだのですが、すごく面白かったです 序盤は淡々と進んでいくので、ちょっと退屈?な印象でしたが、3分の1から読む手が止まらなくなりました。 最後の最後まで「あれ?」「違うの?」という感覚で、ラストはびっくりしてしばらく興奮が止まりませんでした。 ドラマは小説のラストからさらにストーリーが続いていくんですね!

    6
    投稿日: 2021.11.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この作品はドラマを先に見ていたため結末は知っていたが、最初から最後まで高いテンションのまま読み切ることができた。 むしろ個人的にはドラマより格段に面白かった。 (ただ頭の中ではドラマに出演された俳優さんたちが登場していた) 湊さんが講談社からの“お題”に応える形でこの物語が生まれた、という解説を読んで、天才か!と思った。 伏線回収してのこのラストは言うまでもなく、それよりも湊かなえさんは、劣等感や嫉妬など、人の嫌な部分を描くのが本当に上手いなあと実感した。 主人公の自己肯定感の低さからくる、「自分が一方的に親友だと思っているだけなのではないか」という疑念や、心のどこかで“リア充”を見下すところ、またそんな自分の黒い感情を客観的に見てさらに自分が嫌になっていく…。 解説でもあったように、男性目線の感情なのかもしれないが、女性の私でもすごく共感した。 また、人を色で分類する描写があり、そこもまた自分が今まで言語化できなかったことを説明してもらったような感覚になった。 透明な人…実際に自分の周りで思い浮かぶ人はいない。が、そんな鏡のような人が近くにいたら、たしかにしんどくなるだろうな。 この本を開くたび、コーヒーの香りがするようで飲みたくなった。

    2
    投稿日: 2021.11.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    シロップを入れたコーヒーを飲みながら読んだ。真相に近づくに連れて、じわりじわりと伏線が回収されていくいやらしさが、これぞ湊かなえといったところでとても良い。読み終えた後にじっとりと心に残された不快感の中、底に甘さが沈殿する完全に冷めたコーヒーを飲んで本作を大変満喫することができた。

    4
    投稿日: 2021.11.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読みやすいけど、途中でオチが読めてしまった 思ってる分にはいいけど、人に「親友が〜」とか話す人って苦手。

    2
    投稿日: 2021.11.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    伏線に、気付いてしまった。 追記(2022.12/16)今、TVerでドラマを再放送中。藤原竜也主演新番組の宣伝。それ以外にも、市原隼人は大河、玉森裕太の主演作は只今終了、三浦貴大は関テレの話題作に出演中。片平なぎさは、これまた先日再放送2006年クロサギのシロサギ。原作と異なる最終回には、Nのために・夜行観覧車との繋がりが。再追記(2023.1/15)藤原竜也と三浦貴大が共演中

    1
    投稿日: 2021.11.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    湊かなえの他の作品と文体が違うような気が。 読みながら東野圭吾の作品だっけ?とか思ってしまった。 コーヒーを入れるのが得意で人付き合いが苦手な深瀬。居心地の良い珈琲屋で出会った美穂子と付き合い始め、ささやかな幸せを感じている中、美穂子の職場に「深瀬和久は人殺しだ」という手紙が届く。 人生でできたはじめての親友を事故で亡くした事故を美穂子に説明する深瀬。 彼女は去り、事故の際に居合わせた他の3人にも同様の手紙が届く。 そもそも事故と呼んでいいのか?他の3人のせいで親友は死んだのではという思いを抱えながら、深瀬は親友の生い立ちを調べ始める。 犯人は途中からなんとなく予想はついたものの、最後の1ページでまさかの展開に… これはあまりにもかわいそうでは…

    3
    投稿日: 2021.11.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    自分と合ってないだけかも知れませんが、文章がちょっと読みにくかった。 これは誰の何について言っているの?って引っかかって戻って読み返す場面が度々あった。 さて、本編ですが後書きを読むと、最初から決まってたこととして最後の一文で主人公が自分が犯人だと気付く。というお題で話を作り始めたとの事です。 確かにそう言う話になっていて、作中に渡って出てくるコーヒーがこういう形でオチに繋がるのかと思いました。 ただこの小説の問題点はそこではないかなと思います。 大まかに言うと、周りの人と上手く関係を築くことに劣等感を持っている主人公が、大学で同じゼミになった友人の死に責任を感じていて、それを告発する手紙をきっかけにして過去を振り返るという内容です。 振り返っていく中でこの友人がとても良い人のように描かれてますけど、読み手にとってそんなに魅力的な人には思えないです。この人にそんなに惹かれますか?って感じました。 この友人を取り巻く人が抱いている印象とのギャップが大き過ぎて感情移入できません。 そもそも主人公が何をきっかけにしてこんなに劣等感を抱え込んだのかも良く分かりませんが、語り口が暗いので読んでて気分が暗くなってきます。

    3
    投稿日: 2021.10.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    中盤までの3分の2は展開に動きがなく、真相をもったいつけているように感じて少々退屈でした。 しかし、もったいつけていたのにその結末に辿り着かれると、退屈と感じていた中盤までの流れも視野が変わって見えてきて、まさかの展開に茫然としたまま本を閉じました。 友人に勧められたので読みましたが、私なら友人には勧めないかな…。笑

    2
    投稿日: 2021.10.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    終盤の展開が衝撃的でスラスラと読んでしまった。 人というのは多面的な存在で、本当の意味でその人を捉えられる他人はいないのだと思った。 だからこそ知りたいという欲求が噴き出てくる。 不必要な先入観を捨てて、フラットな目線で向き合うことが大事だ。

    2
    投稿日: 2021.10.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    スパイシーな本を読みたくてチョイス。 身近に「面白かった。」と言っている人がいる&湊かなえさんということもあり、ドキドキしながら読んだ。 読み終わって、夜の11時に 「きゃあああああああああああああああ」 と叫びたくなった。 その後、主人公がどう動くのか気になるけど、続きがないことで完成する物語もいいな、とも思う。 早速、母にも勧める。 怖すぎずドキドキし過ぎず、私にとっては少しスパイシーでおいしかった、じゃなくて面白かった。

    4
    投稿日: 2021.10.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    記憶と足跡をリバースしていくと真実がみえてくる。 最後の一文を与えられて、プロットを考えていったという。 それぞれの視点から、それぞれの感情、伏線。 装丁のコーヒー、そして位置。 なるほど。実に興味深い。

    3
    投稿日: 2021.10.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ラストが衝撃的でしたが、ストーリーが面白く一気読みしてしまいました。 もっと湊かなえの作品を読みたくなりました。

    3
    投稿日: 2021.10.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    次の展開が気になってどんどん引き込まれた。もっと湊かなえさんの作品を読んでみたいと思った。 友達のことならなんでも知ってると思っていても、自分が見えている部分はほんの一面なんだなと改めて考えさせられた。思春期のときよくそんなことで悩んでいたことをふと思い出しました。

    3
    投稿日: 2021.10.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ミステリーだと思って読み始めたら、男子大学生のゼミカースト(?)の描写が具体的で、そこに引き込まれた。 一人称の視点で書かれていると思って読んでいたら、三人称の視点が出てきて、そのつど現実世界に戻されたが、この点について述べているレビューは見つけられなかった。 ネタバレになるので詳しく書けないが、あるレビューでは本作は三人称の視点で書かれたとあり、また別のレビューでは一人称で書かれたとある。(どちらも公式サイトのような場所に掲載されたレビュー) それでも私には、両方の視点が混在している小説だという印象が残る。 英語で書かれた小説で、このような書き方をしているものは読んだことがあるが、日本語で書かれた小説では初めてだったので戸惑った。が、このことが本作をつまらなくしているわけではない。

    3
    投稿日: 2021.10.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ミステリ的な後味の悪さも然ることながら、「何者」のように自分自身を抉られつづけて、しんどい。と同時に、反面教師というか、自分にもある欠点を客観的に見つめ直せて、学ぶことも多い。 そして泣ける。 いや〜でも最後はキツかった。 とりあえず、美味しいコーヒー飲みたくなった。

    4
    投稿日: 2021.09.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    事故で亡くなった友人を追う物語。差出人不明の告発分から展開していく。 なぜあんな事故が起こったのか。原因を追求するために奔走すると、色々な背景が浮かんでくる。 自分の中の友人像、友人の中にいる自分、自分の知らない友人、友人の知らない自分。 知っていると思っていても知らないことだらけ。当たり前のことですが、知らないことを知りたくなるのも人の性でしょうか。 ラストの展開は衝撃的。スラスラ読んでしまいました。

    4
    投稿日: 2021.09.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマ版を先に見てしまったで、どうしてもオチが頭の中にあり、湊かなえさんの作るスリルは半減してしまいました。ドラマがよくできていたなと、テレビ放映されていた4年前?に見たけれど、今回読み進める度に藤原竜也さん(深瀬)の顔やその他の役者さんの顔が浮かんできた。 結末はドラマとほんの少し違うけれど、原作の方がストーリーとしてはスッキリですね。悲しいけれど。

    2
    投稿日: 2021.09.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後の最後で大どんでん返しすぎて、鳥肌が立った。言えることはそれだけ。 とにかく今から読み始める人は、最後のページは最後まで絶対開けちゃダメ!!!

    3
    投稿日: 2021.09.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    2021.9.18読了。 台風の影響の雨が降り続く中、一気に読み終えた。 久しぶりのミステリー。 主人公の煮え切らない感じに始終モヤモヤしながらも、ページをめくる手が止まらず一気に読んでしまった。以前テレビドラマで見たことがあったけど、その時も「おもしろい」と思った。結末はぼんやりとしか覚えていなかったので、十分楽しめた。 自己肯定感が低く、いつも周囲に馴染めない感じ、すごく共感できてしまってつらくもあった。 娘にもアレルギーがあったが、どこからどう彼女の口に入るかわからないので積極的に周知していた。小さかったというのもあるけど。 広沢も、命に関わるようなアレルギーであれば周りに話しておくべきだったと大人目線では思わざるを得ない。

    6
    投稿日: 2021.09.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマが好きで読みました。 ドラマより展開がゆるゆるっと進んで行くが、 最終章でガクンっと落とされるカンジ。 そこが湊かなえさんのイヤミス感たっぷりでした!

    2
    投稿日: 2021.09.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    面白いです。 少しづつ明かされていく謎が気になりどんどん読み進めたくなる作品です。 そして、結末、良い感じの最後を迎えほっとして読み終える手前の最後の数行で、うわーっ!!マジかーい…となりました。そこでスパンと終わり、ただただ唖然とさせられました。 正直ハッピーエンドとは言い難い終わりでしたが、読み進める面白さが勝りました。 まさに、湊さんがイヤミスの女王と言われる所以の作品の一つと思います。

    4
    投稿日: 2021.09.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白かった。 誰がいたずらをいたのか予想しながら読んでいたが最後の最後でいい意味で裏切られた。 主人公の深瀬に共感した部分も多かったし、仲のいい人でも過去のことは知らない人が多いと思った。 とても読みやすかった。

    8
    投稿日: 2021.09.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    衝撃がすごい作品でした。 最後の3ページ鳥肌が立ちました。 なんとなく広沢がそばアレルギーなんではないかと思っていましたが、まさか最後にそれをもってくるとは。脱帽です。 物語がひっくり返るようなとてつもないどんでん返しではないのに、これほどまでの衝撃を受けたことに衝撃しました笑 完全にラストのほんわかした雰囲気に騙されました笑 初めて湊かなえさんの作品を読みましたが他の作品も読みたくなりました。 湊かなえさんのファンの方がいましたら何かおすすめを教えてください笑

    5
    投稿日: 2021.09.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    途中、自分を棚にあげまくる深瀬に苛立ちを感じながらも、最後の最後あの言葉で終わらせるのは衝撃だった。

    4
    投稿日: 2021.09.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    誰もが多角的な一面を持っている。 自分が見ているその人の、人となりと言うのはその人の一部分でしかないのだなと感じた本書。 湊かなえ先生の本は、どれを読んでもあらたな驚きや面白さがある。 こんなに同じ作者の本を読み続けている事は初めてで、引き出しの多さが凄い。 本書は珍しく男性が主人公の作品。 自己肯定感の低さが特徴的。 探偵のような事をする事になった主人公。「犯人は誰か」ということより、「自分は亡くなった人に親友と思われていたのか」という事が重きになっていっているように感じた。 読み進めていく度、真実が明らかになっていくが、最後の最後までどうなるのか分からない。 あっという間に読了した1冊。

    16
    投稿日: 2021.09.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公の深瀬は事務機器の営業員。深瀬の手元に告発文が届く。お前は人殺しだと。深瀬には後ろめたいことがあった。大学生のとき、仲の良いメンバーで行った旅行で、親友の広沢を事故で死なせてしまった。酒が入った状態で、車を運転させてしまった。それを深瀬は彼女に告白する。すべてはそこから始まった。 深瀬は、後ろめたいとは思いつつも、他のメンバーとは違うと思っていた。自分だけは、他のメンバーより罪が軽いと思っていた。自分はお酒を飲んでいなかったからだ。だからこそ、広沢がどんな人間だったかを探る余裕もあった。広沢は、思っていた通り、いや、思っていた以上にいいやつだった。そして、最後に知ったのは、広沢を殺したのは・・・・●だったのか。 いやもう、イヤミスの極みです。まさにリバースです 。ブーメランです。そして、文庫本の表紙を見て、、、やられたーという感じ。

    3
    投稿日: 2021.08.29
  • そういうことかぁ

    どこで幻惑されるか,ずっと注意深く読んでいて,こんなとこ,あんなとこという伏線はそれなりに回収していたはずなのに,最後は思いいたらなかった。 うーん。

    0
    投稿日: 2021.08.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後2ページの衝撃が大きすぎて、やるせなくて救えなくて苦しすぎる…。ゾッとするとはまさにこのこと……。 同類だと思っていた人が、実は全然そうじゃなかったってこと、現実でもよくあるな…。

    4
    投稿日: 2021.08.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    最後が衝撃すぎて、ゾッと息を呑みました。 事故内容をありのままに受け止めて読み進めていくと、村井が実は谷原と浅瀬が…と話した時はえーーーと衝撃を受け、もし本当ならこのまま読み進めていくととても怖いエピソードになっていくのではないか⁇と焦りを覚えました。谷原が落とされた時はとっても怖かった。まだ仕返しあるの⁇って思って。 けどそれ以上そういった方向へは行かず、広沢がどのような人物だったのかに焦点を当て展開されていったので、落ち着いて読むことができた。 コーヒーもついつい飲みたくなり、飲みながら最後までスルスルと読む事ができた。 広沢は自分が無い⁇弱い⁇人物だと思った。私は広沢ほどでは無いが、近い気がした。こう!と意思がないことは寛大なのかも知れないが、思いがないのはつまらないと思う。居心地は確かにいいけど。微かにある意思表示をもっと上手く出来たらいいんだろうな。自分に置き換えて広沢の事を考えてしまった。 深瀬はどこか遠くから事件を見ていたし、第三者の気持ちとして読み進めていくなかで、広沢の深瀬に対する思いを知った時は良かったと安堵した。とても気持ちよく最後を迎えていたのに、、、まさか!だった。 あー、深瀬はどうなるんだろー⁇私だったら、広沢の親に話すかな~、消えてなくなりたいだろうな。 読み終わった今、深瀬を想い気持ちがモヤモヤしてる。 けど、読みやすくぐっと物語に入り込むことができ楽しめた。読んで良かったと思った。

    1
    投稿日: 2021.08.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後の一文で全てがひっくり返る、ゾッとするラストだった。 最終的には彼女との関係は回復されているが、4人で黙っている秘密は公にされていないし、その上主人公は更に重い秘密を一人で抱え続ける事になる。 本当に彼の両親へ真実を話せるのか? 一体どこまで話すのか? 黙っている事の方がきっと気が狂いそうになるはず。 自己肯定感が低く、且つプライドの高い主人公が自分をどれだけ貶められるのか、それとも守るのか。今後の展開は気持ちが良いものじゃないけど気になる。

    11
    投稿日: 2021.08.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    面白くって、イッキ読みしてしまいました。広沢が深瀬や古川のこと本当の友達って思ってて良かったねぇって思った所からの、まさかの最後。びっくりしました。 イヤミスに相応しく、読んだ後にとてもモヤモヤしました。でも深瀬も悪気があった訳では無いし。それを美穂子や両親に打ち明けるのかなど、続きも気になる作品でした。久しぶりに湊かなえさんの作品読んだけど、やっぱり面白かった!

    6
    投稿日: 2021.08.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    個人的に湊かなえ作品で上位を争う作品です!ラストの展開が衝撃‼︎ドラマにもなったけど是非、本で読んで欲しい!

    2
    投稿日: 2021.08.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後の一行を読むまで、イヤミスの女王ということを忘れていました。 最後の最後で大どんでん返し、面白かった!

    3
    投稿日: 2021.08.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読後、ゾワッと鳥肌が立つ感じ。 題名の意味と、表紙の絵に納得。 夢中になって読み終えました。 ミステリーの要素だけではなく、広沢のキャラクターもすき。人間の描写が、とてもリアルだった。

    4
    投稿日: 2021.08.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後の最後でそう来たか!って感じでした。 相変わらずモヤモヤした終わり方笑 中盤が少しもったりしたような感じがしましたが、ストーリー自体は好きでした。

    5
    投稿日: 2021.08.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一気に読了。 中盤、謎に迫る主人公の調査がひどく検討外れに思えたが、そこから徐々に本筋に近付いていく構成はさすが。物語は全体的に静かにゆっくりと、主人公の性格を表すかのように流れて行く。伏線も一本一本、丁寧に見事に回収されて行くため、ラスト、「これは湊かなえ作品だから何かある」という得体の知れない伏線だけ残し、油断していた所から一気に落とされた感じ。

    4
    投稿日: 2021.08.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    小説のほうがラストの衝撃と、その後のモヤモヤといろいろ考えてしまうイヤな感じ(もちろんいい意味で)が際立つ。 ドラマは登場人物を膨らませていて、各回ごとに盛り上がりを作る分大変な作業だなとあらためて感心。ラストも描写が追加されていて違った楽しみ方ができる。個人的にはドラマ版が好き。

    3
    投稿日: 2021.07.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    絶望感のある無自覚の殺人。深瀬が自分にその責があると気付いてからのストーリーを読者に選択肢を持たせてくれている。高度なミステリーでした。

    25
    投稿日: 2021.07.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    これも続き気になって一気読みしたけど。こっわ。ラストがショッキングやった。。嫌なところも含めて、人間らしさと描き方がすき。

    3
    投稿日: 2021.07.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    1杯のコーヒーが… 一人の青年のルーツをたどり、犯人像が身近な人物に近づいていくドキドキ感が面白かった。 学生たちの間での悪ノリや場の空気が悪くなる描写がリアル。 最後に明かされた真相、そう来たかという感じ。

    7
    投稿日: 2021.07.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    久しぶりに湊かなえを読んだ。 最後ん?ってなったところが残って、少し残念だった。 解決〜〜まあよかったよかった〜というところでもうひとつ重なってくるのがすごい。 うわあ胸くそ…っていう感じじゃなくて、死と向き合う話でもあったように思う。 またほかの湊かなえ読み直そうかな。

    3
    投稿日: 2021.07.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    とにかくなんの前情報なしで読んでほしい。 私はそれだった。そうだったことにむしろ感謝している。ドラマも一切見てなければネタバレも踏まなかった。純粋にこの作品を楽しむことができた。喫茶店行きたい。

    3
    投稿日: 2021.06.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ☆3.5 最近ほっこりする系ばかり読んでいたので、気分を変えたくて手に取った。 途中で先が読めたが、最後のオチはドキッとした。 知らなかったことだし、誰でもいつでも正解の行動ができるわけないからしょうがないと思うけど、そういうことが一生の後悔になると思うと怖いなって思った。

    2
    投稿日: 2021.06.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自分は例外、じゃなかったのね…人を見下している人を自分もまた見下している、外から自分を見るとそう見えてハッとする。湊さん…人が一生懸命隠してる部分をほんとによく見てる。

    6
    投稿日: 2021.06.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    有名などんでん返し作品と知って読み始めました。 前半少しダレましたが、第三章あたりから先が気になる展開に。ああだこうだと想像しながら読み進めました。 裏切らない湊かなえ作品の後味の悪さが、ずっと胸に残っています。

    3
    投稿日: 2021.06.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    以前読んだのを忘れて再読してしまった、でも面白かった!途中まではマイルドで刺激があまり無く進んだけど、深瀬たちに嫌がらせをした人が誰か、深瀬が追っていって美穂子に辿り着いた時はおおーとなった。途中読めたけども。でもそこまではきっと織り込み済みで、一番最後の最後よね驚きは。広沢を殺したのは深瀬だった!!お酒のせいでも悪天候のせいでもなく。深瀬の入れた蕎麦から作った蜂蜜が入ったコーヒーを飲んで…それを深瀬が知って、話が終わる……良すぎる。エンディングが素晴らしい。後半は偏屈でダサい深瀬が少しずつ、過去の広沢を知っていく過程で色んな人と話して自分を見つめ直して、なんだか良い人間になっていくかんじで、美穂子も理解してくれて関係が修復されそうだっただけに、あ〜ハッピーエンドか…と油断したところにこれ。すごいよね。湊かなえさんの技を見せつけられました。

    1
    投稿日: 2021.06.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公の視点オンリーで語られていて 人物・時系列はそんなにごちゃごちゃしていない作品だったなって感じ。 けれど語り口があっさりしてる分、展開が濃くて 最後の最後までしーっかり抉ってもらったなぁって気分。いやぁほんとにあっぱれですわぁ。 特に あ〜〜やっぱこの人がキーパーソンだったのね〜〜そういうことだったのか〜〜って気づいた時点で結構おなかいっぱいだったんだけど、最後数ページで何書いてるんだろ??って思ってたら 爆弾落とされた感じ。不慮すぎた。いやもうやめてくれぇ〜〜って心の中で叫んじゃった。デザート食べた後にメインディッシュきた感。けどこれが湊かなえなのね。最高です。 そして、自分自身が持っている「誰かに対する印象」っていうのはただのミクロな要素でしかなくて、それだけでその「誰か」を推し量るなんてナンセンスだし、その「誰か」の周囲の人間が持つ印象が集合することで初めてマクロな視点になっていくって本当に納得。 それは自分自身も然り。 考えれば考える程自分は何者なのか?ってわかんなくなってくる時がある。だけど自分がどんな存在かなんて 本当は私自身じゃ知り得ないことなんだと改めて思った。

    4
    投稿日: 2021.06.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    この主人公はこれからも思い出せば血の気が引くような思いを背負っていかなければいけない 私だったらきっと、「タクシーで来い」「そんな無責任なことが何でいえる」ということができるから、主人公は悪くない、と言い切ることはできない 気の毒だ…

    2
    投稿日: 2021.06.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    最高の大どんでん返し! 新たな事実を知るたびに主人公の心がパタパタとオセロみたいに反転して、最後、穏やかに終わるのか…と思ったところで… 心臓がギュッと痛くなった。 水そば食べに長野に行きたくなります。

    3
    投稿日: 2021.06.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    コーヒー好きな平凡なサラリーマン。新しく出来た恋人と共に未来のことも考え始めた矢先、告発文が届く。そこには人殺しと書かれていた。しかし、彼には心当たりがあり、人に隠していたある秘密があった。それは… 感想は別の所に書いているので、気になった方はご自由にお読みください。 この下の概要のリンクをクリック     ↓↓↓ https://twitter.com/futonneko_/status/1401188310115098625?s=20

    2
    投稿日: 2021.05.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    まさにイヤミス。うわぁ…主人公、辛っ……ってなる最後のどんでん返し。そこでぶつんと終わってるのも読了後の余韻が残っていい。 ただ物語はわりと淡々と進んでいく感じで、ハラハラドキドキや衝撃!みたいのは無かった。 飲酒運転、ダメ絶対。

    1
    投稿日: 2021.05.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    私は深瀬だ 暗い、モサい子のグループでバカにされるくらいなら多少存在価値に疑問を持ちながらでも上のグループにしがみつきたい。 そのくせ自分を正当化して悪いことは人のせい。 どんでん返しでさらに救いが無くなり自分と重なる部分ばかりの深瀬を思うと辛い。 女性はみんな広沢を好きになってしまう本だと思う。鬱っぽいときに読む本では無いです。お気をつけて。

    3
    投稿日: 2021.05.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「おい、どうすんのよ?!」というのが最後まで読んだ時のリアクションでした。 さすが湊さん、としか言い様のない作品。 どんでん返し度で言うと自分史上最高かも? ある程度予想できるようなどんでん返しのジャブをかましつつ、最後の最後で強烈なストレートぶっこまれた。

    6
    投稿日: 2021.05.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ミステリー初心者からすると最終章序盤あたりでさえどんでん返しだったのに、最後の最後でさらにやられました… いやミスの女王と言われるのがわかります。

    4
    投稿日: 2021.05.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    結末はデスノートコンビお二人のドラマを観て知っていましたが、またやるせ無い気持ちになりました。亡くなった彼を知れば知るほど後悔の錠前は重くなる。面白いけどやはりイヤミスですね…この結末は重い。さすがイヤミス三大女王

    4
    投稿日: 2021.04.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最終章までは湊かなえさんには珍しい作品と思っていたけど、最後の最後で驚きの結末… さすがは湊かなえさん。ザワっとしてモワッとする嫌な結末でした。でも凄く面白かった。 珈琲がかなりのキーポイントになっているような気がします。美味しい珈琲を飲みながらじっくり読みたい作品です。

    3
    投稿日: 2021.04.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後の一行にやられました! まさかまさかの結末でした。 この後本当のことを言えるのか... こういう展開好きです。面白かったです。 結末知っても、もう一度読んでみようかなって思えるお話でした。

    21
    投稿日: 2021.04.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    第5章までは、「湊かなえさんにしては珍しいなぁー」 と思いながら読んでたよ。 けど、最後にザワザワさせられた!! やられたーって感じ!! 深瀬さんは最後、ミホちゃんに、 広沢の両親に飲酒のことを伝えるって言ってたけど、 真実を知った後は、どうするんだろう…と 考えさせられたよ。 本当の真実を伝えることができるのか。 コーヒーや蜂蜜、蕎麦がこんな風に絡み合うなんて、 想像してなかった。 普通に、美味しいコーヒー飲みたいなー くらいにしか私は考えてなかったから。 最後の最後にいろいろと回収させられたー!! おもしろかったんだけど、なんとなく 深瀬さんの考え方を読んでて、憂鬱になるので、 話の内容は、☆4なんだけど、 ☆3にしちゃったー。

    2
    投稿日: 2021.03.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    湊かなえ初の男性主人公の話。最後の一行であっけに取られた。伏線は散りばめられていたから納得といえば納得だけど。 この先深瀬はどういう選択をするのか凄く気になる。美穂子に正直に言うのか言わないのか。 深瀬の物語は終わらない。

    6
    投稿日: 2021.03.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    最後のどんでん返しはさすが湊かなえですね。やられました。美穂子が意外な形で広沢と関わっていたことが分かり、それだけでもかなり衝撃でした。深瀬と美穂子がお互いに知らなかった広沢の話を共有して、少しすっきりした結末を迎えると思っていたら、もう1つオチが待っていました。今後の深瀬の人生を思うと、後味は良くないですね。

    3
    投稿日: 2021.03.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後の一文に鳥肌が立った。イヤミス女王って言われるだけあるな!と感動。ただ、最後までの伏線、ストーリーは退屈だった。今は亡き親友(と思ってた人)のために、関係者達に話を聞きながら、自分の罪と向き合っていく、普通の話。最後の衝撃がなければ人には勧めないかも。ぐっと引き込まれる感じでもなかった。

    1
    投稿日: 2021.03.26
1
...
678
...
11