Reader Store
リバース
リバース
湊かなえ/講談社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

1067件)
4.1
319
466
200
25
5
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    読みやすくてコーヒーの匂いがしてきそうな小説でした笑笑 人生初めての彼女が親友の元彼女だったことは構成的にも綺麗だなと思った。人の善意が人を殺してしまったことを最後の1行で知らされた時の虚脱感がなんとも言えなかった。自分の仲良くしてる人のことは些細なことでも知らないとだなとすごく痛感した。

    0
    投稿日: 2025.11.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ラストに鳥肌。 怖さはなく、常にコーヒーの香りがありいい雰囲気だった。 けどなにやら不穏な空気ずっとあって。どんな結末になるのかと思ったら。めっちゃぞくぞくした。

    16
    投稿日: 2025.11.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    実家にあったので拝借 人間標本ぶりだったので、ビビっていましたが、全然これは大丈夫 美味しい珈琲の香りを感じたくなりました

    0
    投稿日: 2025.11.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    物語の中心となる過去の事件については若干無理があるのではないかと思いましたが、最後まで読んで、さらに解説まで読んでから、この小説の凄さが分かりました。読後は深い余韻に包まれますね。

    13
    投稿日: 2025.11.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    やられた 気づかなかった 伏線が散らばってるのは感じたが、 見事な伏線回収 この後彼は絶望に落ちないか この後の彼は大丈夫か心配になった

    1
    投稿日: 2025.11.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後の最後に思いっきり殴られたような、谷底へ突き落とされたような衝撃。 最後の数ページが怒涛の展開で「これが評判のどんでん返しか…」と納得しながら読み進めていたら、最後の1行で全てをひっくり返されました。 少し爽やかで光を感じるような終わりが見え始めていただけに、受けた衝撃の大きさに呆気に取られてしまいました…。 さすがイヤミスの女王…。 圧巻のストーリー。 記憶を消してもう一度読みたいなー。 このラストの1行を読むためだけに是非読んでもらいたい一冊です。

    0
    投稿日: 2025.11.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    もう一度読み直したいと思います! めちゃくちゃ面白かった。 他の作品も読んでみよ〜! まだ告白だけしか読んだことないけど、こっちの方が好み!

    1
    投稿日: 2025.11.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    どんでん返しがすごいとおすすめにあったので読んでみました。最後の最後で新事実に気づいてしまう展開が印象的でした。

    10
    投稿日: 2025.11.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後の一行がすごいとおすすめされて読んでみました。やっぱり湊かなえさんの作品が好きだなぁと感じました。テスト期間で勉強をしなければならないのにすっぽかしてしまうほどにはこの本にのめり込みました。終章で和やかな雰囲気が一気に崩れるような感じで個人的には読み応えがあったと思います。

    8
    投稿日: 2025.11.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    湊かなえさんの2冊目。いやな気持ちになるミステリーに少しずつぬまってきそうです。 最後に主人公たちにとってもっとも苛酷で救われない真実を突きつけられます。最初に真実がわかってもダメなのです。主人公たちの苦悩と葛藤、おもいが読者に伝わらないとどんでん返しで主人公と私たちは奈落の底に突き落とされないのです。 伏線が素敵でした。 リバースとは「過去を振り返る」「再生(rebirth)」「逆転(reverse)」という意味のようです。

    0
    投稿日: 2025.11.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ほんとにほんとにヴッッッッてなりました。 途中感動してちょっと泣いちゃったのにその直後で感情のジェットコースターでした。 ちょっと卑屈な主人公に対しても僕はなんとなく気持ちわかるなぁって思いました。 とにかくコーヒーが飲みたくなる小説でした笑

    0
    投稿日: 2025.11.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    湊かなえ作品は好きだったから、SNSのお勧めでよく出てくるし気になっていた本。期待しすぎていたのかあまり読破感なかった。 深瀬の考え方がちょっとウザいなと思ってしまった。

    0
    投稿日: 2025.11.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    途中までは調子良く読み進んでいましたが、 なんか後半からどっちでも良くなり、 ラストあーって感じでした もっと盛り上がるって思ったから 期待してたかな 私はそういう感じです

    1
    投稿日: 2025.11.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ミステリなんだけど、なんか鬱陶しい性格の主人公で感情移入できないなと思いながら読んでた。広沢についてひたすら描写して分析してるのに、広沢がなぜ深瀬にそこまで友情を感じていたのかが描かれていなくてなんとも未消化。終盤で彼女や女性教師がみんな広沢と繋がっていたのが明かされていくのも、ちょっと都合いいなという印象だった。でもラストで主人公が犯人だったと明かされるので、その辺の違和感がどうでもよくなった。終わり方はえっと思ったけど、美しくはないなあ。

    1
    投稿日: 2025.11.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    どんでん返し系小説④ 「深瀬和久は人殺しだ」。主人公の彼女の元にこの告発文が届くところから物語は始まる。勿論人は殺したことがない、ただ一つだけ思い当たる暗い過去がある。秘密を打ち明け、やっと許された気になった。ずっと記憶に蓋をしていた辛く長い期間がやっと終わる。そう安堵した矢先、最後の一行で結末が180°変わる。そこでやっと気づく。この1行のために今までのストーリーが組み立てられていたんだと。

    2
    投稿日: 2025.11.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    湊かなえさんの小説はこれがまだ2冊目だけど、最初に読んだ「告白」は最後の展開がすごかった。 「えええ?!」という感じ。 で、今回2冊目を読んだんだけど、感想は「まあ、よくあるミステリー系かな」って感じで読んでた。 良くも悪くも、ごく普通の内容で。 で、、、もう読み終わろうかという瞬間、まさに最後の1行を読んだ瞬間、体に電気が走るような衝撃が。 「ええええええぇぇぇ!!!」と、たった1行に心揺さぶられてしまった。 なんという伏線回収。 これでもう、湊さんの作風はこれだなと確信した。 この人の作品をもっと読んでみたい。 そんな気にさせられました。

    15
    投稿日: 2025.10.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    全然イヤミスじゃないじゃん、切ないけど前を向ける終わり方だな~なんて思ってたらまさかの急降下。鈍器で頭を殴られるような衝撃。これだからミステリーはやめられない。

    15
    投稿日: 2025.10.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公の深瀬の彼女の職場に「深瀬和久は人殺しだ」という告発文が届く。単なるイタズラかもしれないが、深瀬には人殺しとも言える過去がある。 その秘密の過去を彼女に打ち明けるが共感は得られず別れる。 ゼミの仲間とキャンプへ行った際に、友達の村井が遅れてキャンプへ向かう。そうと知らず、深瀬以外はお酒を飲んでごちそうを堪能。深瀬はお酒は飲めない。 そんな中、村井から迎えに来いと連絡がある。 天気も悪いうえ、村井の別荘&豪華な食事をいただいてしまっていることに後ろめたさを感じたメンバーは飲酒運転でも近いから大丈夫だろうと、広沢に運転をお願いする。深瀬は免許を持っていない。そして広沢は帰らぬ人となってしまった。 親友(と深瀬が思っている)広沢由樹を、ゼミのメンバーが殺したも同然だった。 告発文は彼に近い人物が作ったものと考え、深瀬は広沢の地元へ行き、家族や小中高の友達と会い、彼のことを何も知らなかったことに気付く。 そしてついにゼミのメンバーを恨んでいる人物を知る。 この主人公、どうせ自分は...、とか、自分みたいな人間は...、とかとにかくネガティブで暗い。自分だけは助かろうとする考えや性格に共感が持てない。 そしてその彼女も、良い印象は無かった。そう言う意味でもお似合い?なのかとも思った。 最後に衝撃があるとのことで読み進めた。 なるほど!そういうことか!と確かに驚きであった。 確かに、そこへ持っていくためコーヒーや蜂蜜の専門的知識が散りばめられていたのか!と。 その衝撃の後、どうなるかは読者にお任せとは、なんとも後味の悪いこと。 基本的にスッキリ読み終わりたい自分には、これはちょっとないなーと思った。 反対に、バッドエンドが好きな方はおすすめかもしれない笑

    0
    投稿日: 2025.10.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった、最後の一文にイヤミスが詰まっていた。こんな展開、凄すぎる。 最後は衝撃だが、でも深瀬が広沢という人物について辿っていく過程は温かみがあり、それぞれの目線やエピソードは面白くて広沢を好きになり、人が繋がり謎が解けていくのは快感だった。 深瀬に共感したなぁ、自分は親友だと思ってたけど、自分と過ごしながら相手がどう思っているのか、相手のコミュニティは全然知らない、我が身を振り返ったよね。 最後飲酒を告白しようって結末になってたが、この後深瀬はこの蜂蜜の事実を父母に、美穂子に話すんだろうか?話すか。いやどうする?ずっと抱えていた秘密を恋人に告白して、気持ちも共有して、美談に纏まりそうな所での、自分が事故る原因を作った可能性大となった、でも証拠はない状態。言うか言わないかは別として美穂子とは今までのような気持ちで付き合うことは出来ないだろう、で、それを伝えるためには真実を言うことになるのか、、。

    1
    投稿日: 2025.10.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    告発文から一人の人間を追っていく話。何も知らなかった友のことを一つ一つ知る中で繋がりを見つけ、真相に迫っていく。悲しいながらも前を向こうとする主人公を最後の一文で落とす。衝撃の一言。

    3
    投稿日: 2025.10.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    知った気になっていた友人の人生を追う主人公、からの結末、衝撃の事実、うおおおおお!!! 湊かなえさんの作品をもっと読みたいと思えたものだった。

    5
    投稿日: 2025.10.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    え、、、結末、、、。 「え!」と声が出て読了したのは初めての体験でした。 最後の3ページで、リバース。 湊かなえさん、さすがです。

    4
    投稿日: 2025.10.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    うそーー、ショックすぎる最悪!最後の1行!!えぐ!!! え、というかカフェの深瀬の名前聞いた人誰なの?? 木田はカモフラージュかいな。 わたしもたまにルカを殺してやろうと思う時があるけどしんどっっ 広沢、いいやつやねえ!でもそうやって受け入れ続けて透明でいて色を変えてたからそうなるのかもね。 ああ、言葉でも伝わり切らないことがあるのに、言葉にださず伝えるなんて無理だよね。時間が経つと忘れてしまう。 ということで、電車で迷惑な人がいたら、自分からアクションを起こそう。人間らしく、口に出すよ。100人に1人はこういう人がいなくてはならないので。 座っててジロジロ見られたら「座りますか?」って聞くし、カバン殴られたら「邪魔でしたか?」って聞くし、横に荷物置いてる人いたら「座っていいですか?」って聞く。 肩ぶつけられたらでかい声で「びっくしりた‼️」って言ってみようかな。ぶつけられたことはないが。

    0
    投稿日: 2025.10.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後のページで鳥肌が立つ。 伏線はある程度読む事は出来るが、所々(いい意味で)裏切られる。 最後には驚愕。 皆にお勧めしたい一冊。

    1
    投稿日: 2025.10.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    以前、テレビドラマになったものを見た覚えがあります。今回、本で読みましたが、さすが湊かなえ作品だけあって、先を読みたくなり、あっという間に読み終えてしまいました。面白い作品、また、他のミステリー作品も読んでみたいです。喫茶店や、自宅でコーヒーを飲む場面が随所にちりばめられており、コーヒーを飲みたくなります。また、忘れたころに読んでみたいと思いました。

    8
    投稿日: 2025.10.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ゼミ仲間で別荘に遊びにいった夜に起きた広沢の死。その真実が、深瀬(=主人公)の彼女や広沢の両親や同級生など様々な人物によって、徐々に明らかになっていく。広沢の本当の姿がクリアになってきたと思ったところで最終章。広沢の優しさゆえに起きた、深瀬が抱えることになった新たな秘密とは…。 300ページ以上にわたる物語が、最後の僅か数ページで全てひっくり返る長編ミステリー!読み手にひたすら「どうなるんだ?!」と思わせる、このストーリーが書ける作者の感性に感服です。

    5
    投稿日: 2025.10.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    善意がこんな結果になるとは残酷である。だが事故の原因はそれだけではないので必要以上に自分を責める必要はないのかもしれない。

    8
    投稿日: 2025.10.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    確信は持たせてくれないままちょっとずつ感づかせてくるバランスがすごい。鳥肌たちまくり。 豆から引いたコーヒー飲みたくなるな。

    3
    投稿日: 2025.10.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    恋人の元に『深瀬和久は人殺しだ』と書かれた告発文が届く。 主人公深瀬は大学時代の親友の死を恋人に打ち明ける。 親友広沢はどんな人物だったのか。親友の死の真相とは... 昔ドラマで見たけど、結末まで覚えていなくて、原作を読むことに。 このお話も湊かなえさんらしくよく練られているし、とても読みやすいし、うわぁとなる感じがたまらない。 広沢の死の真相を知った時、苦ーいコーヒーを飲んだ後みたいだった。 コーヒーがたくさん出てくるこのお話。ハチミツを入れて飲んだことがないので、ぜひやってみたい。 再読する時はコーヒーと一緒に楽しみたい。

    49
    投稿日: 2025.10.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これはもう湊かなえですね。 おもしろかったです。 出来事って本当に多面的で、視点や期間によって全く印象が変わります。 人間も同じで、良い人なのか、悪い人なのか、どっちかの属性しかない人はいないと思います。 ある人の正義が他の人の正義とは限りません。 ただ、そのマインドがないと、この本の登場人物のように、決めつけたり、他の人のせいにしたり、してしまいます。 人間の醜悪さが見える本でした。

    63
    投稿日: 2025.10.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    冒頭から繰り返し登場するコーヒーと蜂蜜、広沢との思い出として一番に思い起こされるコーヒーと蜂蜜。まさかそれが伏線とは。真相を知ってしまった深瀬はこれからどんな人生を歩んでいくのか...

    2
    投稿日: 2025.10.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    イヤミスを期待して読むとイヤミスとしてはインパクトはちょっと薄いかもしれないけど面白いです。 最後の最後に点と点が線になってリバースして鳥肌立った…

    1
    投稿日: 2025.10.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    誰が犯人だと中盤あたりから勘付ける感じはあったが、細かい動機や背景が分からず5章で分かっていい感じに終わりスッキリした。 そう思ってたが、最終章の最後で気にしてなかった場面がとんでもない新事実に変わって鳥肌めっちゃ立って終わり読み終わった後の余韻がすごい。

    3
    投稿日: 2025.10.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    何段にも渡って予想を裏切られた。もうこれで物語は終わるのかと思っていたところに潰されそうな蚊が逃げるかのように急展開が起こった。主人公の正義感との葛藤に共感した。物語の展開が次々に起こるのでそれほど飽きなかった。

    11
    投稿日: 2025.10.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    湊かなえ先生が好きになったきっかけの1冊! そして私が読書を好きになったきっかけの1冊! 最後の5ページほどの不穏な空気感がやばかった。 そして最後の1文! あれで全てが変わってしまった。 大好き 3回は読んだ この本だけは絶対に捨てない

    9
    投稿日: 2025.10.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初めて湊かなえさんの作品を読みました。イヤミスの女王らしいのですが本作からはそのような印象は受けませんでした。最後の1ページで判明する事象はとても驚いたし新鮮でした。

    4
    投稿日: 2025.10.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    でたイヤミス・・・!!! しかし私のミスは最後のクライマックスを時間を空けて読んでしまったため、盛り上がりには欠けましたが、、、結末が「まじか」の一言。 湊かなえさんの作品で一番好きかもしれない(暫定)

    2
    投稿日: 2025.10.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマ化もされてて有名なので何となくは知ってるヒット作なんでしょという入りでしたが、どゆことどゆことと半日で読めてしまいました。 最後が… うっとなりますね。自分ならもう誰にも言えへんかも。寿命が尽きる寸前で告白したいかもしれません。。後味が… さすがですね。

    4
    投稿日: 2025.09.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    手紙の送り主はこの人かな?とか 予想しながら読んだり、 やっぱりそうだったー!となったりしたけれど、 最後の最後は全く予想もしていない、 違う角度から頭を殴られたような結末で驚いたのと、 さすが湊かなえ先生!と思った一冊でした。

    3
    投稿日: 2025.09.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    リバースの意味がわかった瞬間鳥肌。 時系列がなんだか読み取りにくかった印象だけど読書初心者でも読める範囲だと思う。 普段からどんでん返しを読んでる人からすれば物足りない印象かも。普通のミステリーとしてはとっても面白かった。 古川の立場・言動や周りからの見え方に通ずるものがあったというか、共感出来るというか... 今現役の中高生なら古川にハッとさせられる部分があると思う。

    2
    投稿日: 2025.09.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    うーん、、! ミステリーとしては流れは良くて読みやすかったけど ①蕎麦アレルギーで深瀬が渡したコーヒーで広沢がなくなっちゃった ②広沢の飲酒による事故で亡くなった ③自転車で様子を見に行った2人に証拠隠滅させられて亡くなった 広沢死因の原因が曖昧なままだったのはちょっともやっとしてしまった、、 先に様子を見に行った2人は警察が来るまでの時間に何をしていたのか知りたかった。 あと美穂子さんが広沢のあとに深瀬と付き合って最後またハッピーエンドで終わるのは、私の世界線ではファンタジーすぎた気がするけど、、、 元カレを思い出す人とは私は付き合えない。ましてや元カレは亡くなっていると言う、、 ただ、全体的に面白い内容ですらすら読めた!

    1
    投稿日: 2025.09.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読みすすめていくうちに一体だれが⁈と思う気持ちと真相を知るのが怖いと思う気持ちが交錯しっぱなしでした。 話しが進んでいく中で、自信なさげな印象の主人公がひと回り大きくなり、人間として成長していくように感じました。 最後のページを読んだ時の衝撃は初めて味わうものでした! 湊かなえさんの作品をもっと読んでみたいです

    14
    投稿日: 2025.09.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマを見たので読んでみた。 やっぱり映像化作品を先に見てしまうと読んでいても想像力が制限されてしまうかな。 登場人物はほぼ同じ、展開や結末は違ってた、ドラマを先に見たせいだと思うけど、ドラマの方がハラハラドキドキ感はあったかも。

    4
    投稿日: 2025.09.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    湊かなえさんの本を初めて読みました。 最後の一言で全部の点がつながって鳥肌がたった。 殺人などの本は苦手だけどほんとに読んでよかったと心から思う。 また読み直してもっと深く個々の気持ちを理解したくなった。

    3
    投稿日: 2025.09.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    最後の最後で……。 それぞれの気づかいが絡み合って生まれた不幸といった感じの真相だった。 でもわからん、わからんよ。 ほんとにそれが原因なのか。 飲んでないかもしれない、ハンドルミスだったのかもしれない。 可能性があるだけって考えたいけど、その可能性を背負った深瀬はこれからどうするのか気になった

    0
    投稿日: 2025.09.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後の最後にえ!それ?!ってなった よくわからないものを自分ならともかく人に与えるべきではないと改めて思った 仮にそのことを知っていたとしても詳しく書かれてなかった今回の場合だと結果は同じだっただろう 強いて言うなら一緒に誰か乗っていたら早い段階で救急車を呼ぶなりして最悪の結果にならなかった可能性もあるとは考えた 自分自身大学生は少しよくわからない立ち位置で、学生だけど子供じゃないし大人だけど社会人でもないそんな時期だったなーと思い返した

    1
    投稿日: 2025.09.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    まだ途中だが、主人公深瀬が所属する研究室の人間関係があまり好きになれない。 深瀬が周囲から浮いている。他のメンバーの意地の悪さが嫌いだ。 亡くなった広沢も彼も蕎麦アレルギーがある事をあらかじめ話していてもいいのでは? 蕎麦の蜂蜜が不幸にもそれが原因だと気がついた深瀬の今後はどうなっていくのだろう。 これから自分たちの身の振り方をどうするか決意固めたのに最後の最後のところでショックが大きい。

    5
    投稿日: 2025.09.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    さすが湊かなえさん。 この流れなら全てがいい感じに収束しそう…と思って読み進めていたら、最後の最後に裏切られました。読み終わった後しばらく放心状態。

    12
    投稿日: 2025.09.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    最後の方まできて、まあまあだなと思っていた。あーミホちゃんが送ったのかーくらいに思っていたところ最後の最後の2ページで!!!!!!!!となった。ハッピーエンドっぽい穏やかな幸せそうな雰囲気が漂う終盤それを覆す蕎麦アレルギー。まさしく湊かなえらしい小説だ。後味が悪すぎる。主人公は自分が殺したという罪の意識からどう生きていけるのだろうか。ぷつんと幸せの雰囲気が切れて物語が終わるのは余韻があってよい。

    3
    投稿日: 2025.09.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    最後まじか 主人公が可哀想 これからどうやって自分の罪と向き合って生きていくんだろう 罪っていうか、悪くないんだけどね ホント後味悪いなあ(好き)

    2
    投稿日: 2025.09.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    期待を裏切らないラスト 読んでいる途中で主人公が出会っていく人物のあの人が犯人か!と確信を持たせておいてリバースがある。このラストの感覚は誰でも一回は自分の人生の中で経験するのではないか⁈

    1
    投稿日: 2025.09.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今年40作目。 真実を知った時、「うわ...」と言ってしまう。 この結末を本人は永遠に引き摺ることになるだろうな。。。 避けられた事故なんだけど、結局はタラレバ。 違和感の答え合わせで深み増す。

    4
    投稿日: 2025.09.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    止まらんすぎて5時間ほぼぶっ通しで読んだ 「良い人」でいようとすることはとても素敵なことだが、結局それは人を不幸にしてしまうのだろうか。 相手が自分のことをどう思っているか、恋人なら意思表示することは多々あるが、友人となると照れ臭さもあり伝え合うことがない。相手がどう思っているかなんて分からないんだから、下手に自分のことを卑下する必要はないのかもしれない。

    3
    投稿日: 2025.09.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    途中までは面白かった。 ラストはどうかと思う。 彼が全て悪いわけでは無いはず。 自責の念を感じてる分、他者よりまともだと思った。 知ってて、わざとやった。自分の欲求の為に。 であれば、しっくりくるけど。 タイトルのリバースって何の事なのかな?って考えた。 彼女をリバースって事を指してると思った。 悪意で染まる結末だったなら星5。緻密に下調べした犯行、イヤミス女王ならそうやって欲しかった。 残念。

    1
    投稿日: 2025.09.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    題名の意味がわかった瞬間、語らずにはいられない作品 面白かったし記憶消してもう一度読みたい湊かなえ作品では1〜2位くらいに好き

    1
    投稿日: 2025.09.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    当時中学生だった私にとっては、読み終えた時の衝撃があまりにも大きすぎた この衝撃が忘れられずにドラマを見たけど、 やっぱり原作の方が好き

    6
    投稿日: 2025.09.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマを見て、原作も気になって購入。ドラマも良かったが、原作が良かったからこそドラマがあるんだと思った。深瀬が広沢のことを知っていく中で、自分の中でも「どうして?」が気になり、最後まで楽しく読めた。後半に伏線回収がきっちりあって、終わりは衝撃だった。

    1
    投稿日: 2025.09.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読んでて、途中で映像で見たことを思い出した。 だから、読むのやめようかなぁと思ったけど、読みやすくどんどん読み進められたし、やっぱり本と映像は違うなぁって。私は本の方が好き。 湊かなえ初でしたが、他のものも読んでみたいと思った。

    10
    投稿日: 2025.09.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    湊かなえさんね、 ドラマとか映画とかではよく観てたんだけど、 原作読んだのは『告白』だけ。 なんか、たまたま気が向いて読んでみた。 思ってた展開とは全然違ったんだけど(もっとサスペンス的かと思った)、 そんでも最後、 ストーーーーーンとなりました。 伏線がすげーな。 なもんだから、 最後がプツンッと終わったのも、 『あー、はいはいはいはいー』みたいな。 『イヤミス』の部類に入ってる?の?らしいけど?、 個人的にはわりかしスッキリしたよ。

    6
    投稿日: 2025.09.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    自分の知らない広沢について知り、彼女との関係も修復するか…と思わせておいての、 「広沢を殺したのは俺だったのか」 このラストが本当に好き。 自分は殺しに加担してないと感じていた深瀬に、実行犯の烙印を押すのはさすが湊さん!! しかも広沢が好きだった深瀬の淹れたコーヒー(蜂蜜入り)が凶器という真相がまた衝撃を与えてくる。 この一文で終わらせるのも余韻が残って最高。

    1
    投稿日: 2025.09.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    一通の「人殺し」という告発文から始まるサスペンス小説。主人公・深瀬は、自分の過去と向き合いながら、かつて亡くなった友人の死の真相を探ることになります。 本作の魅力は、一つの物語の中に複数の要素が盛り込まれている点です。友人の死をめぐるミステリ、何者かに追い詰められるサスペンス、そして亡き友人の足跡を辿ることで生まれる友情と喪失の痛みを描いたヒューマンドラマ。それぞれの要素は確かに魅力的で、読んでいる間は様々な感情に揺さぶられました。 ただし、この多層的な仕掛けが有機的に結びついておらず、ひとつの事件として読むとやや散漫な印象を受けました。多様なジャンルを無理矢理一つの話に押し込めているようで、焦点がぼやけて感じられます。物語を豊かにする意図は理解できるものの、全体の流れとしては無駄が多く、メインキャラの大半が、ミスリード要員としか感じられませんでした。 また、最後のオチも気になりました。深瀬が目を逸らしていた友人・広沢の死を受け入れた所で、実は広沢が蕎麦アレルギーだった事が判明し、深瀬が差し入れたコーヒーが死因だったという展開は、イヤミスらしい強烈なオチでした。しかし、メインのテーマが友情と後悔を描いたものであった為、「ここまでの物語は何だったのか」と唐突さを感じる側面もあります。サスペンスやミステリと、人情ものの同居は食い合わせが悪く、どちらの良さも削いでしまっているように思いました。持ち味を消してしまうので判断が難しいのですが、個人的にはジャンルを絞ってほしかったです。 とはいえ、上記のジャンルを内包する舞台設定そのものはよく練られており、オチも意外性がありました。湊かなえらしい「人間の心の奥に潜む部分」を浮き彫りにする作風は健在です。

    1
    投稿日: 2025.08.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白い!男が主人公だからなのか、他の作品ほど人間の嫌な描写が少なく読みやすかった。ラストはあっぱれ。

    1
    投稿日: 2025.08.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自分の目に見えてないものはたくさんある。言葉の裏に隠された見えない優しさや真実を知って切なくなった。

    2
    投稿日: 2025.08.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    リバース 湊かなえ 深瀬和久は人殺しだと言う告発文が送られてきたところから始まる。 自分の中で中のいい人はいないけどこいつだけはそれなりに仲がいい、それなりに向こうも自分を慕っていると思っていた広沢という男が ゼミメンバーとの旅行中に交通事故に遭い、 その真相を確かめる過程で、主人公である深瀬が広沢とはどんな人だったのか、広沢について深く知ろうとする話。 広沢を深く知ろうとする中で、大事な着眼点は広沢と他人との人間関係の距離感である。 この話は人間の思いや人と人との関係性がいかに複雑であるかを描いていて、登場人物を図で表して矢印を描いたときのセンテンスが一つ一つが濃くて複雑になる。 そして序盤に描かれている何気ない日常が全て伏線になっていて、これ書く意味あんのかと思いながら読んでいた自分が恥かしい。 物語は 広沢という人物について(広沢が自分のことをどう思っていたか) 事件の推理進行度 深瀬と彼女である美穂子との仲 の三つに主に着眼点が絞られる。 これら三つが全てそれぞれが連動しているかのように二転、三転する。 そしてなんと言っても最後の最後で犯人が自分であること、それが序盤から伏線として忍ばされていたのもすごいがそれによって、これまでの積み上げてきたものが本当に全て逆転する、本当にオセロで一気に四角をとられたかのようにリバースしてしまうことになりタイトルの回収も完璧だった。 今思えば、コーヒーやキャラメルのような濃いハチミツといった黒っぽい表現から読者が最後を読み、深瀬と同じように頭が真っ白になったギャップは黒から白へと本当にオセロがひっくり返された時と同じだと思った。明らかに黒を基調とした表現だからこれは必ず狙って書いているのだろう。本当にすごい。

    2
    投稿日: 2025.08.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ハニートーストやパンケーキも出てきますが、まずはコーヒーが飲みたくなる作品。最後の一文を読んで胸がザワザワし、もう一度最初から読み直したくなった。

    2
    投稿日: 2025.08.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後まで読んだけどあんまり集中して読めんかったからか最後を迎えても自分の反応が薄かった。 文体が合わなかったんかな? おもしろいのはおもしろいと思います!

    1
    投稿日: 2025.08.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    途中で「あぁこの人が」って思ってたけど、最後の2ページでガラリとかわる。 そしてそのまま終わっているから余韻を持たせてるのがまたいいと思う。

    2
    投稿日: 2025.08.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    お題を与えられて書かれた小説だからなのか、あまり湊かなえっぽい小説には感じなかった。 ミステリー小説という意味では普通に楽しめる内容だったが、驚くような伏線回収や他作品のような唸るような後を引く感じもなく感じた。

    1
    投稿日: 2025.08.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一文一文が読みやすく、続きが気になりページをめくる手が止まらなかった。ただ、心の中に何か残るものがあったかと言われると、そこまでの訴えかけるものはない。読書に没入して楽しい時間を過ごしたい!という時にはすごくオススメだが、何かを吸収したい、心が震える体験をしたい、忘れられないフレーズと出会いたいと思う人にはもっと良い本があるかもしれない。

    2
    投稿日: 2025.08.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    4.0/5.0 学校内でのカーストや序列、周りからどう見られているか、少しでもイケてる奴だと思われたい、といったような学生時代、誰しもが経験してきたであろう感情が交錯する様が、共感しつつ辛かった。 人間関係が苦手な主人公と、流されやすく自分を確立出来ない被害者の人間模様がミステリーと上手く、切なく融合されている。

    1
    投稿日: 2025.08.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    あなたの彼氏は殺人者です。ふむ。自分でも、殺人者にあたるのか、違うのかはっきりとしない主人公。大学生の頃、友人に飲めない酒を飲ませて、運転させてしまった過去。友人はカーブを曲がりきれず、事故死。お酒を飲ませなければ、友達を車で迎えにいかせなければ。せめてコーヒーを持たせた自分は罪が軽い方だだたんじゃないか。事故だったんじゃないか。 彼女となら人生やり直せる気がしてきた。 が、最後のページで覆された。蕎麦を使ったコーヒーだったって?!重度の蕎麦アレルギーだった?!やっぱり殺したのは俺じゃん!!

    1
    投稿日: 2025.08.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    つまんないほど普通の人生を送ってきたという会社員、深瀬和久の彼女の職場に届いた「深瀬和久人殺しだ」という告発文を送った犯人探しから始まるミステリー。 大学4年に起きた親友広沢が死んだのは本当に事故だったのか? 広沢が本当はどんな人物だったのか? 深瀬は広沢の親友だったのか? 新たな事実を知るたびに連鎖していく謎が気になり、すぐ読み終わってしまった。 深瀬の複雑な劣等感の根底にある優性意識。 広沢の事故の責任を言葉では認めつつも、どこか責任を転嫁したり、責任が無いように振舞うゼミメンバー。 その言動に、自分が良いものだと思いたい人間らしさを感じて良かった。 最後の2ページで明かされる真実に至る伏線も美しい。 このあと深瀬はどうするのか、読後の余韻も膨らむ1冊だった。

    2
    投稿日: 2025.08.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公の陰気さにイライラしながら読んだ、さて主人公はこの秘密をどのように抱えて生きていくのだろう、、

    1
    投稿日: 2025.08.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ラスト1行の衝撃。深瀬はこの後どうやって生きていくのだろう。 広沢はどうして外国にいきたかったのだろう。なにか夢中になれるものを見つけたかったのかもしれない。

    3
    投稿日: 2025.08.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    とにかく最後の2ページ。 広沢ほんといい奴だった。 深瀬の気遣いと、広沢の優しさが、一番良くない形で交差してしまった事が、2人とって不憫でならない。

    1
    投稿日: 2025.08.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    広沢くんがとにかくいい人すぎて、、、 「明るく前に進んでこう!」って感じで最後終わると思いきや、だんだん「まさか、そんなことあって欲しくないよ、、、」って願いつつもラストは一気に絶望に落とされちゃいました

    1
    投稿日: 2025.08.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    結構前に、立ち寄ったブックオフで安く状態が良かったのを見つけて、「湊かなえだし、とりあえず買っておけ!」という積む気満々で購入した一冊。ようやく崩す時がっ・・・! 事務機屋で営業職に就く平凡なサラリーマンの深瀬和久。彼の楽しみは、近所のコーヒー専門店<クローバー・コーヒー>で、気さくなマスター夫婦とコーヒーを飲みながら穏やかな一時を過ごすことだった。そんな中、彼は同じく店の常連である越智美穂子と知り合い、マスターの奥さんの取り計らいもあり、付き合うこととなる。深瀬の平凡な毎日が華やぎ始めるが、美穂子の元に届いた一通の手紙が状況を一変させる。「深瀬和久は人殺しだ。」―――それは、"親友"であった広沢由樹を失った、学生時代のとある事件を想起させるものであった―――。 恋人の元に届いた一通の「告発文」。秘密を共有する3人の元ゼミ生と話し合う中、"親友"であった筈の広沢のことをよく知らないことに気付いた深瀬は、広沢の両親や幼馴染らを訪ねる。そこで知ることになる広沢の姿とは。そして「告発文」の真相とは―――。 読み手をグイグイ引き込んでいくシナリオ展開と読み易いテキストが、相も変わらず素晴らしい。ホント、湊かなえは何冊でもいける!(実際、一時期はノンストップで読み漁ってた。) タイトルの「リバース」は、親友の過去を遡るという意味であることは三章あたりで示されるが、これだけじゃないのが流石の湊かなえ。「彼女にしては毒気がマイルドかな?」と思っていたら、最後の最後に予想外の刺し方をされて鳥肌が立ってしまった・・・。読み終わる直前まで「★3」だったのに、読み終わったら「★4」になってました。「イヤミスの女王」は伊達じゃない!

    1
    投稿日: 2025.08.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    伏線やその回収など全ての展開がとても引き込まれる素晴らしい作品でした。 まず読み手の心を掴む事件があり、そこに投じられる爆弾のような疑念、そして核心に向き合うことで少しずつ明かされる真実。 これらの展開の中に散りばめられた伏線やミスリード、それを回収しながらも、本当の真実は最後に明かされる。 常に心を揺さぶり、引き込む展開は圧巻でした。

    1
    投稿日: 2025.08.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    湊かなえさんの作品の中で一番すきな小説。伏線回収が鮮やかで、読んでいて1つの無駄もない。読み返すとまた気付くこともある。茂木桂樹の「おかえり」にも似た感想を持ちました♪

    1
    投稿日: 2025.08.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後の1ページでゾワッと鳥肌…。 主人公が真相を探る過程を、読者も同じようにたどっていくので、違和感なくスムーズに読み進められた。 終盤で謎も解決して前向きに綺麗に終わりそうと思った矢先の、まさかのラスト。

    1
    投稿日: 2025.07.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「自分だったら…」と読み進めると最後の一行で喉元に何かを突きつけられた。良い記憶ごと反転した、ここからが始まりなのではないかと思う。

    15
    投稿日: 2025.07.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後までマジでわからん。 本屋に行ってふと、「久々に湊かなえを読んでヒヤヒヤしたい」と思い手に取った。 期待通り、最後まで嘘がバレないかハラハラ。 元気出ました

    1
    投稿日: 2025.07.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いつも映像作品ばかりみてしまうので、湊かなえさんの小説を読むのは初めて。 やはり人のダークな内面、知られたくない感情など、表現するのがウマいなぁと。それぞれの人が抱く劣等感や嫉妬心、端々に闇部分の感情が伝わってきた。 徐々に明かされていく真相に、それぞれの印象が変わり、なんとなく犯人が予想でき、親友の知らない一面が沢山あったことなど含め、あのタイトルにつながるのかなぁ…なんてちょっと平和的に考えていたけど、そんなはずあるわけなかった…。コーヒーの描写もよくて、最後のほうまでイヤミスを忘れかけてた。 最後、真実を知った時にはしばし放心状態。 地味に後引く、この後味の悪さが…イヤミスでしかない。このあとの深瀬はどうなってしまうのだろう…自分に置き換えると、非常に耐えがたい。 こんな感情になるのに誰かに紹介したくなる…。 イヤミスを例えるならこの作品を推したいと思う。

    2
    投稿日: 2025.07.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    読んでる途中から、所々に敷かれた伏線からこうなるのではないか?という予想がでてきて、でもその通りになったら嫌だなと。 しかし、その通りに物語が展開。 読んでからレビューを調べると、8年前ほどのドラマ化されていた。藤原竜也の主演で、キャストなどを見るとなんかみたことある気がする。詳しくは思い出せないが、確かにドラマも見ていた。 でも、原作とは少し内容を変えているみたい。 物語の結末が見えたのは、湊かなえさんの小説をこれまでいくつか読んできたからなのか、 ドラマの記憶が奥底にあったのか、 それとも敢えて嫌な結末を予測させるような書き方にしているのか、どちらかわからない。 イヤミスだなーと思いつつ、今回も読んだら止まらなかった。 深瀬のプライドが高く、でも臆病で他責思考の感じとか、モヤモヤしつつ、でもリアルだなと。 奥底にある人間の黒さ?認知の歪みが良く表現されてるなと。 湊かなえさんの小説は、登場人物が奇跡のような偶然で関係性がつながる。ありえないなーと思いつつ、毎回最後まで読んでしまう。 そしてこの人嫌だなーと思っても、共感できる?登場人物で嫌いにはなりきれない。そんな印象を受けることが多い。

    1
    投稿日: 2025.07.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    私の個人的なマインドです。湊さんの作品って、選ぶ前、読む前にちょっと勇気がいるというか、心構えというか…それは映像化された作品の影響かもしれません。 自分の立ち位置を理解、再確認するにはとても心に響く作品でした。一対一、自分を取り巻く全ての環境の大半は想像や妄想であること。決め付けや固定観念は本当に無駄であること。但し、それがあっての人類であり、楽しく幸せに過ごすことができる。 今日は参議院選挙の投票日。期待と願いの日。

    1
    投稿日: 2025.07.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    絶対こいつのせいって思ってた。それに3ヶ月しか付き合ってない彼女に飲酒のこと打ち明けるのはちょっと引く。友達に対する俺とは違うみたいな卑屈な描写とか、自分は関係ないって思ってるのが透けて見えすぎて主人公にイライラした! 綺麗に伏線回収されてすっきりでした。この後打ち明けるとか綺麗事言えなくなるんだろうなあ

    1
    投稿日: 2025.07.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ずーっと気になって最後まで読み進めたくなるこういう小説が大好き。第5章まで読んで「スッキリした!」と思ったら…。多少予想外を予想して読み進めたけど、まったく予想していないことが最後の最後に…。でも結局真相はわからないとも思った。 イヤミスって後味悪いのかもしれないけど、ストーリーとしては最高に面白すぎる!!!

    1
    投稿日: 2025.07.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人との関係の中で複雑に絡み合う感情は、やはり全てを知る事は不可能であり 誰かに憧れを抱いていたり、何かに妬んだりひがんだり、そうした生々しい感情がひしめき合っている人間関係をうまく織り込んだ物語になっている。 全く予想していなかったひとつの出来事が 物語の結末の決定打になっていた事にただただ驚き、やはり色々な思いを巡らせる作品であると改めて思い知らされた。

    1
    投稿日: 2025.07.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    インスタで紹介されていて、気になった作品。 正直、最後のページにすべてが詰まっていたのであるが、 悪気は全くなく、むしろ善意でやっていたのにも関わらず、 気づかないうちに人殺し、、、。 そこが非常にえぐられた。 少し疎外感があった自分に寄り添ってくれ、 仲良くしてくれていて、裏でも心が許せる最高の友達が できたと彼女に話してくれていたのに、こんな結末に なってしまったって感じで余計ね、、、。 最後にあのことが自分の中で発覚したから、墓場まで 隠し通さなければいけない事柄が増えちゃって、 今後の人生生きてくのが辛そうだなと思いました。 (これは4人だけが知っている隠し事とかじゃなくて、 自分だけが知っている事柄だから。) まあ、自分が好きな本はやっぱり、 うんうん自分なりに頭抱えて推理しながら読めるような本 だなーと感じました。

    1
    投稿日: 2025.07.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ストーリー展開が最高に面白かった!! 読者が主人公に共感し、広沢の死を惜しむようにしむけて、最後に一番苦しい結末を用意する。 もうイヤミスってこういうことかって感じ。 最後にどんでんがえしでゾワっとした。 コーヒー飲みたくなりました。

    1
    投稿日: 2025.07.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後のページ驚きました… 途中までなんかいい流れだったのに… これからどう生きていけばいいんだ!! と思わせる結末でまさにイヤミスでした。 主人公深瀬の、地味で自己肯定感が低い部分がでると、自分と重なり気がつくと物語の世界観に入り込んでいました。 最後の最後まで浅見達とは違う、上手くいかない深瀬の人生に、「あぁ…」と共感と深いため息がでました。

    1
    投稿日: 2025.07.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後の最後に衝撃の結末を持ってくる、本当に最後まで読まなければ想像もしなかった展開に未だにドキドキしています。

    1
    投稿日: 2025.07.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    好きなのはコーヒーだけという自己肯定感の低い深瀬。大学時代の同級生と旅行にでかけた先で1人が事故を起こし亡くなる。自分が、唯一親友だと思っていた彼のことを何も知らない、彼の人生を追いかけ調べるうちに、彼も自分のことを信頼してくれていたことを知る…ここで終わる訳はなくラスト1行でひっくり返る。私も蜂蜜大好き。

    3
    投稿日: 2025.07.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「人殺し」の嫌がらせ文書が送られてきて始まる過去の事故の真相があきらかになって行く。自分に自身がもてないでいてやっとみつけた親友、自分は親友と思っていたが本当にそうだったのか?最後の最後の思わぬ展開…:(´◦ω◦`):プルプル

    16
    投稿日: 2025.07.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    どんでん返しものが好きなので手に取りました。 湊かなえ先生の作品は恥ずかしながら「告白」しか知りませんでした。しかも本は未読で映画だけ。 5章までは、ある事件?の犯人探しを楽しみながら読んでいました。 終章に入ると、ありきたり?よくある?展開になり「こんなもんか」と失礼ながら思ってしまいました。←先生ごめんなさい。 ですが、ラスト約1ページでガラッと展開が変わります。 油断してそっぽを向いていたら思いっきり 右ストレートを喰らったような衝撃をうけました。 10年前の作品ですので、ミステリーが好きなら一度は読んだことがある、という人も多いと思いますが、まだ読んだことのない方に是非この衝撃を味わってもらいたいです。 1章から散りばめられた伏線が回収される快感。 ハッピーエンドで終わると思ったら、最後じわっと嫌な気持ちになる感覚。 今回の作品で湊先生の作品をもっと読みたいとおもいました。(どんどん好きな小説家が増えていって大変です。)

    5
    投稿日: 2025.06.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    めちゃ面白かった! ドラマ化もされてるのね。 でも原作と同じ結末なのかな? 思わず「これで終わり!?」ってツッコミ入れちゃった。

    3
    投稿日: 2025.06.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    伏線回収でスッキリはよくあるが、伏線回収でどんよりしてしまう。 最後の数ページを読まなければ、爽やかに読み切れたはずなのに。。 ネタバレ厳禁。ぜひエピローグ解説まで読んで欲しい。

    14
    投稿日: 2025.06.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    途中で犯人わかっちゃったとか思ってたけど、最後の1ページやばい。てか最後の1ページ以外なんやったん。全然話変わってくるって。

    1
    投稿日: 2025.06.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なんとなく犯人の予想はついていながら読んでいましたが… 最後は騙されました笑 最後の最後に持ってくるどんでん返しはお見事。 タイトルの回収も素晴らしいし最後はどうなったのだろうか…。 読書初心者の私でも非常に読みやすかったしオススメですよ。

    1
    投稿日: 2025.06.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後の蕎麦の件から鳥肌が立ち出した。主人公が探し求めていた犯人に辿り着いた時は、納得感というか、注意して読み進めていたら、犯人がわかった人もいるのではないかという感想。時系列的に主人公が事件の全貌を話した後に、同サークルメンバーに嫌がらせが始まっているから。また主人公がサークル元メンバーに彼女の存在を仄めかしていないところも、いい伏線の貼り方だと思った。あえて、最後あの形で終わらせることによって、読者に選択を与えているとおもう。作者はあたかも主人公が真犯人だったようにみせているが、実際に蕎麦の蜂蜜を入れたコーヒーを広瀬が飲んだとも限らないし、飲酒運転で本当に事故っただけかもしれないから人によって意見が変わるとこだとおもう。免許取り立てとはいえ、地元のあの複雑な地形を運転できていた広瀬が事故らないだろという伏線に今気づいた。広瀬が本当は酒が強かったのかという部分を読み落としているか、書かれていなかったか、わかる人がいたら知りたい。

    11
    投稿日: 2025.06.22