
総合評価
(1067件)| 319 | ||
| 466 | ||
| 200 | ||
| 25 | ||
| 5 |
powered by ブクログどんどん親友のことがわかり、自分の理屈さにも気付き、自分の殻から出て、彼女ともうまくいきそう…と思ったのに… 最後は、『あっ………』って思わず口に出してしまった。
7投稿日: 2023.12.31
powered by ブクログ著者作品の中で1、2を争う好きな作品。コーヒーと蜂蜜の香りが表紙から立ち上ってきそうなほど話に何度も出てくるが、内容はその心地良さからはかけ離れている。イヤミスはちょうど良い加減が難しく、塩梅が好みの作品にはなかなか出会えないのだが、本書は正に私好みのブレンド具合。第五章までならそこそこハッピーで平凡な話として終わっていただろうが、終章で覆され最後の1文で嫌な気分になる。そこからさらに苦悩が続く新たなストーリーの展開が予想され、その後を考えると陰鬱な気持ちになる。罪とは言えないけれど、故意ではないのが余計に辛い。
6投稿日: 2023.12.28
powered by ブクログ平凡なサラリーマン・深瀬和久は、近所のコーヒーショップ(クローバー・コーヒー)に通うことを楽しみにしている。ここで越智美穂子と出会い生活が豊かになっていた矢先、彼女の元に「深瀬和久は人殺しだ」という告発文が届く。深瀬は悩んだ末に、過去にあった出来事を彼女に打ち明けると同時に調査に乗り出す。 話の途中は地味な展開に拍子抜け感はありましたが、ラスト数ページの怒涛の結末は納得させられつつも、モヤモヤするという著者の作風全開のイヤミス作品でした。ラスト数ページの衝撃の結末を期待する人におすすめの作品です。
2投稿日: 2023.12.27
powered by ブクログ5年前にTVで連続ドラマ化していたらしい。小説ではミステリーの論理構成的には違和感あったが、人間の心理描写はあり得る話だと思うので、もうひと工夫あれば・・。
1投稿日: 2023.12.21
powered by ブクログ4.2 素直に騙された。どう自分の予想を超えてくるかワクワクしたし、最後の最後まで同物語が転ぶかわからなかった。
1投稿日: 2023.12.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
湊かなえさんの中でもラストでの突き落とし方が半端じゃない威力をもってる、これで終わられたら物語に取り残されたままになる(笑) すごいよかった。 豆の上で眠るは最初から最後までずっと主人公が虐められ続ける話だったけど、今回は途中から広沢の話を聞いていくうちに自分への見方も変わっていき、人間として少しずつでも成長していき、ラストにはちょっとでも救われるかもと期待していたのに(笑) トドメの刺し方が今まで以上に最低でそれが最高だった。
47投稿日: 2023.12.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
オーディブルにて読了。藤原竜也さんの朗読、最高でした。 この人が犯人なのかなぁって途中から思ってて、やっぱそうかってなったら最後の最後で、マジか。。となった。そこにくるまでめっちゃ泣きそうだったのになぁ。いやぁ、キッツイですね。この人、どうするんだろ?ぶっちゃけ黙っていればバレないんだと思うけど、言うんだろうか?
2投稿日: 2023.12.14
powered by ブクログラスト2ページの衝撃…!! この2ページが無いままに結末を迎えてくれたら穏やかな読後感でいられたのに。ズドンと撃ち抜かれた。これがイヤミスの女王ってやつか…。 でもこの2ページがあるからこそ、(あとがきにも書かれていたけど)タイトルの意味が活きてくる。なるほどだから『リバース』なのか、と。 広沢亡き後、周囲にいた人間の描写によってのみ描かれることによって広沢という人間の輪郭がどんどんぼやけてミステリアスになっていくのが、少しだけ部活を辞めた桐島くんや、色彩を持たない多崎つくるを思い出させた。 そして何より、深瀬や古川寄りの人間だったからすごく気持ちが分かってしまうんだ。。。 あとがきのラストの問い。果たして「犯人」は、この後どういう選択をするんだろうか。この罪も告白するのか、はたまたひた隠すのか。 すぐには無理だとは思うけど、あまり自分を責めすぎないでほしいと思った。
32投稿日: 2023.12.13
powered by ブクログ星4.5 星3のつもりだった、ラスト2ページを読むまでは。。 湊さんの作品にしては展開が途中で想像ついてしまったし、最終章なんかは随分温かな終わり方だな〜なんて油断して読み進めたが、ラストの2ページでイヤミスの世界に一気に突き落とされた。伏線の張り方とラストのオチが秀逸。さすが湊さんだという感じ。 (科学?医学?的に本当にラスト2ページで連想させることが起こるかどうかは疑問が残るが、細かいことは考えないようにする。)
11投稿日: 2023.12.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ラストの伏線回収が圧巻すぎる! 薄々気づいてはいたが、設定も細かくするすると読めた。この後が気になってしまう作品!
2投稿日: 2023.12.12
powered by ブクログ初湊かなえ作品 イヤミスだと覚悟して臨んだためか、思ったより心は破壊されなかった。 犯人は見抜いた気でいたがやはり最後でひっくり返された。 イヤミスを読まず嫌いしている人にも一度読んでほしい作品。
4投稿日: 2023.12.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最後が本当にリバースで衝撃だった。 最初はその物事が起こるまでまだかなぁちょっと長いなぁ。と思いながら読んでいた。 けど、深瀬が広沢について知るために故郷で情報収集をし、広沢がどんな人物なのか段々わかってきたとき、散りばめられていた点と点が結ばれるように繋がり、美穂子が大元であったことがわかり、全てが明確になった後、もうこの後は広沢の両親に話す?のかはわからないけど、自分たちの知らない広沢についてもっと知っていこうとハッピーエンドで終わると思いきや、、、、 一番最後にそばのアレルギーであること、事故前に渡したコーヒーの中に混ぜたのがそばの蜂蜜であったことが分かり、広沢を殺したのは自分だと分かった時、衝撃だった。 うわぁ、、という余韻がすごい。笑
2投稿日: 2023.12.06
powered by ブクログやみくもに低く評価したのではなくて。 さすがイヤミスの女王。私、イヤミス嫌いなのに、前にも湊かなえさんの本読んだ後もう彼女の作品読むのやめようと思ったはずなのに!! 終わり方が、驚きよりもやるせ無さが凄くて…。 作品として凄いのは分かるんです。ただ、いつも終わり方が嫌なんです…。ずっとモヤモヤが残っちゃう。 でも、衝撃が欲しい方にはおすすめです。 私は…。無理…。
3投稿日: 2023.12.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
"現在"と"過去の記憶"を行き来するストーリー、少しずつ明らかになっていく広沢との人間関係、読んでいてとても面白かったです。ラストは読んでいて、うわあ…と声が出てしまいました。
2投稿日: 2023.12.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
伏線回収がすごい作品。 後から考えると確かに違和感があると気付かされた。 主人公の酒に関するエピソードがあとあと効いてきて、想像力を働かせた。
1投稿日: 2023.12.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
広沢が車で迎えにいくということを間接的に肯定した証拠であるコーヒーの中のはちみつが死因になったということに、切なさを感じた。途中、浅井の同僚には話聞かなくていいだろと思った。
2投稿日: 2023.11.30
powered by ブクログドラマで見ていたのでストーリーは分かっていたが、分かっていても楽しめる! 一度見ているはずなのに、脅迫状を送ってきたのが誰か分からず送り主に新鮮に驚いてしまったの は自分の記憶力の悪さにあせる。。 しかし主人公のじれったい性格にはおしりを叩いてやりたくなる そしてコーヒーが飲みたくなり、とりあえず蜂蜜入りを試してみました!
11投稿日: 2023.11.29
powered by ブクログ確証はないけどもしかしたらそうかもしれない。そんな後ろめたいことの経験は誰しもがすると思うのだがそこに取り返しがつかないことが関わってたらどうするか。改めて向き合うことで見えてくる別の視点、最後はまさかの幕引き。明るい話ではないのに話のテンポがよく、気持ちを下げすぎない内容が続きを気にならせてくれるいい作品でした。昔ドラマを見たことがあって読んでる最中にリンクした時は一人で盛り上がってしまった。
7投稿日: 2023.11.29
powered by ブクログまたやられた!! どんなに警戒していてもどんでん返される。 それほど湊かなえさんを読んでいるわけではないので、今回はないんだなー、と安心した所にドカン。恐るべし。 それにしても学生の時分の人付き合いって、上のグループ下のグループあるよねー。困ったことにおっさんになってからも、元・上のグループの人ら(笑)と飲み会に行ったら吐きそうなほど居心地が悪かった。不倫や浮気の話ばかり盛り上がって、いくら飲んでも酔えない。私のノリが悪いせいでLINEグループも別に作り直されてしまった。 人間関係の断捨離をすすめる自分にとって、大切な人を見極めることも大事だけど、相手にとって必要かどうかを考えることはまた別問題なんだな、と改めて思った。その均衡が、居心地の良さなのかも。 まあ、私は切られとるけど。 あー、切ってくれて良かったー。(寂しがり)
21投稿日: 2023.11.27
powered by ブクログ段々と心が暖かくなっていった最後の最後で衝撃的な真相で突き落とされる。 最初読んだ時の衝撃が忘れられず、今回オーディブルを始めたので読み直し(聞き直し)てみましたが、やはりとても嫌な気持ちになってとてもおもしろかったです笑
1投稿日: 2023.11.22
powered by ブクログどこかで読んだことある話だな、、と思ったけどドラマを見ていたことを思い出しました。 内容はすっかり忘れていたので、最後にそうだったのか!と思わされる小説でした。読んでいて楽しかったです!
1投稿日: 2023.11.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最後の最後で落ち込むようなどんでん返しがあり、読み終わった後のなんとも言えない感じが良い。 途中の広沢がいい奴話が感動部分なのかもしれないがイマイチ感情移入できなかった、、 全体的には読みやすいしサクサク読めて面白かった。
7投稿日: 2023.11.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今読み終わった、、、! 平和な着地かと思いきや、最終章でどんでん返し 深瀬のその後がどうなるのかが気がかりでたまらない、、、 しかも、自分だけが真実にたどり浮いているという現状 前までは、4人で罪を共有して、しかも自分は一番罪から遠いだろうという立場だったのに、、、 果たして、両親に恋人に、告白をするのかそれとも抱え込んでしまうのか、、、
2投稿日: 2023.11.20
powered by ブクログ最後の最後に、えーー!!ってなって、道ゆく人に話しかけたくなるくらい衝撃的でした(笑)それでも何回も読みたくなります、、!
3投稿日: 2023.11.19
powered by ブクログ数年ぶりの再読。「意外な結末だった気がする、どんな話だったっけ〜?」と軽い気持ちで読み始めたけど、最後の数行で「え!!?」と仰天。何も覚えてない自分にも引いたけど(笑)、先を読ませない見事な伏線、展開に脱帽。
3投稿日: 2023.11.18
powered by ブクログブロマンスというのは、たいていがモラトリアムの延長にある。誰かが、「男性がBLを書く時は、友達同士のグダグダした空気を思い出しながら書くと良い味になる」と言っていたのを思い出す。気持ち良い構成のメンズドラマ。
1投稿日: 2023.11.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大学生のゼミ仲間で旅行に行った際、一人が飲酒運転で事故を起こし亡くなってしまった。 ラストでまさかの主人公が渡したコーヒーに蕎麦の蜂蜜が入っていて、蕎麦アレルギーで亡くなった疑惑。
2投稿日: 2023.11.07
powered by ブクログ墓場まで持っていく秘密を誰が暴いたのかと、途中まで興味深く読んでいたが、まさかの展開。なんとも消化不良です。
1投稿日: 2023.11.06
powered by ブクログまさにイヤミス ほっこり感を醸し出しながらも最後にしっかり落としてくれる 結論、悪いことはしちゃだめ
1投稿日: 2023.11.02
powered by ブクログ女性の登場人物を書くことが多い湊かなえさんが、一人の男性を中心に物語を展開し書かれているのが新鮮で良かった。 最後は、いい感じに終わるものかと思っていたが、良い意味で裏切られた。流石です…
1投稿日: 2023.11.01
powered by ブクログあっさり読み終わった ちゃんと伏線回収していくあたり流石だとおもう 男ばかりの小説ってあまり読んだことないから新しかった
1投稿日: 2023.11.01
powered by ブクログすごくびっくりした おもわずえ??って声が出たし鳥肌 なんとなくこの人かな?とか色々予想はしつつ、後半パズルのピースがはまるように色々なことがわかってきてこれからハッピーエンドに向かうのだろうなって思っていたからすごくびっくりした 主人公の繊細さというのかな、どろどろした心境が自分と重なって、より、感情移入がすごかった
1投稿日: 2023.10.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
実家でそばをご馳走になったシーンでお父さんが蕎麦は久しぶり、と言った時に広瀬はアレルギーかな?って予想があったから蕎麦を触った手でコーヒーかな?とか色々予想してて、 割と答えに近かったけどまさか蕎麦の蜂蜜とはなー!!! 綺麗な終わり。 でも天国から地獄への終わり方だな。。。
2投稿日: 2023.10.27
powered by ブクログまさかのラスト…ではありますが、それ以上に人の多面性について考えさせられる話でした。 周囲からの評価と内面評価の差というか。 そしてそういったことをしみじみ考えさせられた上でのラスト。 (小説として)とても良かった。
1投稿日: 2023.10.20
powered by ブクログコーヒーに甘いものの組み合わせはたまらん。コーヒーをいれる匂いと焼き立てパンのかほりはもう幸せそのもの。ハチミツとコーヒーの組み合わせもやったこと無いけどおいしいんだろうな…からの、驚愕みすてりぃ。久々にミステリーを読んだような気がするけど、やっぱりミステリーは面白いなぁ。
1投稿日: 2023.10.18
powered by ブクログ最後の2ページの衝撃がすごい。 いい意味で期待を裏切られた。 深瀬くんの性格があまり好きになれなくて、最初はなかなか読み進められなかったけど、、、 最後まで読んでよかったと思える作品。
1投稿日: 2023.10.18
powered by ブクログドラマとまた違くて面白かった どっちのリバースも好き 原作の方が最後に深瀬が そば蜂蜜コーヒーでとどめ刺したって わかったまま終わっててかなしい いい感じに終われるのかなってなってたところのこのラストだからひっくり返っててリバースなのか 広沢が185センチの身長なのびっくりだった ドラマより深瀬以外の3人が印象薄かった
2投稿日: 2023.10.16
powered by ブクログ割と序盤からこの人が犯人かなーと目星はついていて、終盤もあまり意外性ないなあなんて思っていたけど、、 イヤミスの女王がそれで終わらせるわけないよね。 最後の2ページで全部ひっくり返されました。
1投稿日: 2023.10.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み進めて行くとなんとなく犯人が判って来るけれど、それで終わらないのがイヤミスの女王。 広沢と自分の関係は特別な物だったと思っていた主人公が、自分の知らない広瀬の顔を知り、本当は自分に合わせて付き合ってくれていただけなんじゃないかと思い始めるも、広瀬の人物像を調べて行く中で、やっぱり絆は確かだったのだとハッピーエンドで終わるのかと思いきや、最後どん底に突き落とすとは何と残酷なのか。 伏線が素晴らしくとても面白かった。
1投稿日: 2023.10.15
powered by ブクログ最初から最後までドキドキしながら読みました。 途中から話の筋が見えたけど、最後の2ページが衝撃すぎた。
15投稿日: 2023.10.13
powered by ブクログ再読 かなり前にドラマで観たリバース。話を思い出しながらの読み返しました。 最後の最後で、まさかの犯人が分かりビックリ。 そういうことか、、。 前にも読んだのにすっかり忘れている自分(笑)
22投稿日: 2023.10.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ラストの締め方が、さすがイヤミス女王だなと。 解説読むまで理解できなかったけど、わかった瞬間!!!!???????わぁぁぁぁ!!!という感情になった。 コーヒーとか蜂蜜とか、まさかここで回収するの!!!?????という驚きと興奮。無駄が一切ない。もっと広沢のことを知りたいという純粋な気持ちが招いた悲劇。そして今後、深瀬が知らなかったことを一生後悔していくのだろうと、読者に予想させるところもすごい。 ずっと読んでて苦しかったのに、読む手が止まらなくて1日で読み終えてしまいました。 広沢が人間として出来すぎていて、それが余計に辛かったし、それと対照的な村井や谷原などの面々。胸糞すぎてしんどかった。 美穂子はなぜ深瀬のそばにいられるんだろうか、、、。あと広沢の両親は、内心何を思って親切にしていたんだろう。 罪を中途半端に告白して、ちょっとそれで罪滅ぼしした気にはなっているが、核の部分は隠して罪を逃れている感じが人間臭いというか愚かだなと思う。 まさに記憶を消してもう一度味わいたい作品だと思う。
2投稿日: 2023.10.12
powered by ブクログ最後の1ページで、ひゃ〜!と鳥肌立ちました。ミステリーというのか何というのか。自分だったらあの時、この時どうするだろうと考えながら読み進めてたら一気読みしてしまいました。
1投稿日: 2023.10.10
powered by ブクログ最後に衝撃が❢❢❢ 真実と事実 読者はどうしたらいいんだ❢ 深瀬はこれから、どうする❓ どうなっていく❓ 読者に大きな荷物を持たせて終わるのか〜〜
4投稿日: 2023.10.10
powered by ブクログ伏線とか全く気にせず読んでたせいで最後意味が分からず、解説を読んでやっと理解した。正直村井谷原広沢は最初の方区別できていなかった← もっと注意深く読んでいれば最後のびっくり感を味わえたのに、と自分の読書スキルの低さが悔やまれる。
2投稿日: 2023.10.04
powered by ブクログ82/100 いやぁ、、、なるほど、、、、 悔しい。途中しんどかったけど、最後、面白かった。 どんでん返し系の物語を読みたい時にうってつけ。 この本はインスタで小説を紹介している人の文章 を読んでから気になっていた。 湊かなえはこれまで「夜行観覧車」「贖罪」「母性」などなど読んできたが、どれもしっくりこなくて圧倒的な「告白」が自分の中に刻まれてた。 〜⚠️ネタバレ〜 今回の作品もさすがに告白には勝らないが、なかなかに驚かされる結末であった。 犯人が自分という題材はいくつかあるが、それを大切な場所で大好きな人達の中で気付かされるという形で発覚している。 読み返すとしたら、恋人の美穂子がカズくんと話す時どんな様子だったのかを考えながら読みたい。またさらに、自分が殺したことをわかった上で美穂子にどのような対応するのかが気になる。
1投稿日: 2023.10.04
powered by ブクログまるっとひっくり返された、、、 答え分かっちゃったわ〜とか呑気に読んでたけど。 ミステリーを楽しむよりも、 もっと人を知るためにエネルギーを費やすべきだなと反省しました。
17投稿日: 2023.10.02
powered by ブクログ自分を守るための嘘が思わぬ事で人の人生を変える。 私の生きて行くモットーは堂々と生きる事。だけど嘘をつく事が0ではない。優しい嘘もあるかも。 お母さんが疑っていたなら本当の話をした方がいいけど 私なら聞きたくない。罪の告白した方は楽になったかもしれないけど…
3投稿日: 2023.09.18
powered by ブクログこんなどんでん返しな予測不能な終わり方ある!?と衝撃的な本でした!!! もうこんなに衝撃を受ける書籍に出会えないんじゃないかな… 記憶を消してもう一度読み、この衝撃をまた味わいたい…
4投稿日: 2023.09.17
powered by ブクログなかなか合わなかった ・主人公がうだうだ言いすぎてめんどくさい ・性悪が多すぎ ・会話のテンポがひどくて読みにくい ・コミニティが狭い ・好きになる理由が不明 ・オチが拍子抜け
0投稿日: 2023.09.15
powered by ブクログ今のところ湊かなえの作品で1番すき。最後の一文を読んで「へぇ?!?!?!」ってリアルに変な声が出た。それくらいイヤミス。イヤミスの湊かなえ、だった。これくらいドッロドロのイヤミス小説にまた出会えますように。
4投稿日: 2023.09.14
powered by ブクログリバース=逆転する、反転する 衝撃のラストで覆る!ということで慎重に慎重に読み進めたが・・・ いやぁ〜湊かなえさん、凄かった! 見事にラストの衝撃をうけてしまった。 ここまで来ると、読後はイヤミスを超えて妙な爽快感に浸れた。 本作は珍しく男性目線での物語。 特に、男性が抱く劣等感や嫉妬心の描き方は斬新で新鮮に映った。 また、裏の主人公とも言える広沢由樹・・・ 作中にもあるとおり色で例えるなら透明。まさにそれを体現するような言動と人物描写で、捉えられそうで捉えられない万人受けする人物像、その一方で本人にしか分からない内に秘めた部分の魅せ方のバランスが光っていた。 言い方を変えれば、そのせいで亡くなってしまったのだが・・・ ネタバレは避けるとして、湊かなえさんが緻密に張り巡らせた伏線・・・ 恋人、珈琲、蜂蜜、カレー、蕎麦、等 未読の方には、驚愕のラストまでに真相に気付いて欲しい!と希望を託す一方、湊かなえさんの巧妙で精巧な伏線に舌を巻かれて、私のように爽快感を感じて欲しいとも思った。 イヤミスではあるが、読後は余韻に浸りながら面白かった〜!と感じられるであろう作品。 いやはや、ほんと参りました。笑
30投稿日: 2023.09.12
powered by ブクログ「え、えぇっ!?」という声が出てしまいそうでした。 文庫本のあらすじを読んで手に取りました。この文章もうまい!!と思いました。 真相に近づくにつれ、色々な感情が沸き起こりますが…最後の感想はやはり上記の一言。 さすがの湊かなえさんだと思いました。
3投稿日: 2023.09.12
powered by ブクログマジで油断してた。。衝撃のラスト。。ラスト数ページで一気に暗転した。。イヤミス女王流石の一作です。主人公の今後どうするのか気になる。。
1投稿日: 2023.09.11
powered by ブクログうわぁあああ〜〜!!! これはびっくり。 最初の一文からはどんな小説か想像もつかない。 あっ、この親友になんかあったんだな… とか。 この人あやしいわぁ… とか。 先々まで予測できたところもあるけれど、それはもしや湊かなえに踊らされていたのかもしれない。 最初はこの小説はミステリ部分より、草食系男子の内面を映し出しだすほうがメインだと思って読んでた。 わかる人にはわかるけれど、内気で屈折した隠キャの共感を呼びつつ、パッとしなかった過去の封印したい部分を刺激してくる小説だと思う。 陽キャの中に混じっていると、この人たちの中で自分の立ち位置はどこなのか常に探る感じ。 相手の中で自分はどのように見えているのか、言葉の端々で確認する…。 うわぁ、わかる…。 内気だった私にも、いろいろと覚えのある。 主人公に自分を映し出してしまった。 本作はそんな主人公の深瀬の恋人宛に届いた告発文が発端となり、深瀬が過去の出来事と向き合っていくストーリーになっている。 軸となる広沢という友人と、深瀬の関係性の描き方が上手い。 深瀬にとっては唯一の友人と言える存在である広沢。 でも、広沢には多くの友人がいて、実は自分が思っていたような特別な友人関係ではなかったのではないか?と深瀬は考える。 自分にも親友はいるが、あんまりその子が本当に親友か?とか考えない。 でも、確かに自分の前では見せない顔を見せている友達がいるみたい…と知ったら同じ気持ちになると思う。 深瀬に感情移入すればするほど、ラストのダメージは大きくなる。 自分だったらまず、最初の話を捻じ曲げるだろうな…とか、想像してしまう。 コーヒー淹れたくなる作品で、コーヒーにこだわりのある店が近くにあるので、立ち寄ってみようかな‥という気になった。
3投稿日: 2023.08.28
powered by ブクログ犯人はなんとなくわかるが、ミスリードがうまく最後まで気になる。動機面や、え?ってなる最終展開はあるが、最後の一文によるひっくり返し感がすごい。
2投稿日: 2023.08.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み終えて厭な気分が後をひくミステリー、イヤミスというんですね。今作解説を読んで始めて知りました。 まさにその通りのイヤミス作品でした。 湊かなえさんの本は有名作『告白』以来でしたが、改めて構成など凄い作家さんだと思います。 最後はほっこり終わるのかと思いきや、残り数ページでのどんでん返し、また、陰キャラ寄り主人公の深瀬にどこか自分を重ねてしまうところもありよけい辛く感じました。 他の方もコメントで書かれていますが、確かにコーヒーが飲みたくなる作品ですね☕️
3投稿日: 2023.08.26
powered by ブクログ最後に明かされた事実は予想していなく驚いたが、それまでの展開がそこまで興味が惹かれるモノではなかった。
3投稿日: 2023.08.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み始めや中盤、終盤までこの本のタイトルがリバースであることが内容と合っていないように感じていたが、最後の2ページあたりから、一気にこれまでの考察がひっくり返るまさに「リバース」する内容でとても面白かった。
1投稿日: 2023.08.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
広沢の彼女が匂わされてることから、美穂子が怪しいのは薄々感じていましたが、最後の最後にどんでん返しが来るとは… 正直この後の深瀬のことを考えると心苦しい気持ちでいっぱいです。
3投稿日: 2023.08.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最後のどんでん返し…(?)には胸が痛くなった…。 広沢の優しさが招いたことで、深瀬の優しさが招いたこと。蕎麦アレルギーって言ってたとしても、蜂蜜に書いてないから同じことが起きちゃうのかな。深瀬のコーヒーを淹れるシーンや、クローバーコーヒーのシーンが個人的には好きでした。 なんともイヤミスな作品で、とても面白かった。
1投稿日: 2023.08.21
powered by ブクログ読んでいる途中で、昔テレビドラマでチラッと観たことのある話だと気づいてしまった・・・ 不幸なことにオチまで覚えていたので驚きはなかったが、話としてはよくできていると思う
1投稿日: 2023.08.16
powered by ブクログリバース…黒と白の駒が脳裏に浮かぶ この題名が何を表しているのか 珈琲に蜂蜜、今度入れてみようと思います
1投稿日: 2023.08.15
powered by ブクログ「最後のページは先に読まないでください」系のミステリーです。 湊かなえさん作品は全部読みましたが、これが一番ぞくっとしたかもしれない。 あと美味しいコーヒーが飲みたくなります。
1投稿日: 2023.08.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最後のページの衝撃。 この結末に誰よりも1番驚いているのは主人公本人だろう。 飲酒運転と食物アレルギーは命取り……! 小説だけど実際に起こりそうで怖いと現実的な心配をしてしまったw
1投稿日: 2023.08.13
powered by ブクログこのまま順調に物語が終わるのかと思っていたところ、急展開で衝撃のラスト。事件当日を遡っているシーンも読み応えがあって好きでした。
3投稿日: 2023.08.02
powered by ブクログ背表紙の説明ではあまり興味は持てなかったけど、さすがミステリー界のクィーンオブクィーン!イヤミス最高! 久々に夜更かししてしまった。 最初から最後までおもしろかった! 自分に居場所がないと感じていたとしても、自分の居場所は必ずある!と感じられる作品。
3投稿日: 2023.07.31
powered by ブクログ感動で終わると思いきや、、まさかの真実すぎて今夜は眠れなさそう。。でもおもしろかったし読んで本当に良かった!
1投稿日: 2023.07.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読みやすかった! 最後の蕎麦アレルギーってところでリバースってそういうことなのか?ってなった 広沢は透明ってのがしっくりくる人だったなー
4投稿日: 2023.07.21
powered by ブクログ読みやすいので、サクッと読み終わる作品です。 読み終わり間際、もうここで終わっていいのではと思いながらも、どんなオチが来るのか、期待と不安の中、読み進めると、、、本当にイヤミスですね。 ドラマも見てなかったので内容知らず、楽しめました。
17投稿日: 2023.07.16
powered by ブクログ安定のイヤミス。そしてタイトル通り、リバースです。 これ以上書くとネタバレになってしまうので控えておきますが、この本を読むと無性にコーヒーが飲みたくなります。笑
5投稿日: 2023.07.13
powered by ブクログフーダニット、犯人探しの過程を経て 学生時代、かつての友達の本心を知って これからの一歩を踏み出そうとしたところに… 散りばめた点を丁寧に丁寧に摘み取ったと思ったら… 最後読者にここぞのタイミングでトドメを刺してくる。 はぁーーーーー終章、一度読んだことはあるのでくるぞくるぞくるぞの バクバクが止まらなかった〜〜〜〜。 ドラマも面白かったよね、、、 本当こういう作品が大ッッッ好きですね。
2投稿日: 2023.07.09
powered by ブクログ年末年始にドラマ一挙放送でやっていて読もうと思った一冊。 ドラマはだいぶ内容を変えていたのだと知った。 結局オチは一緒だったものの、ドラマはもう少し引っ張ったのか。 他人が自分をどう思っているかなんて分からないものだなと思った。 この物語については、まあ、どっちもどっちじゃないのかな~と。 話さなかったのは本人の責任、というしかないのではないだろうか。
1投稿日: 2023.07.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
私は、正直、彼女が割と早めにフェードアウトしたことに犯人の目星を付けていたが、実際の真の犯人ってところまでは想像もつかなかったので、びっくりしたし読み応えがあった。 ドラマになっていたので、気になって読んでみた。
2投稿日: 2023.07.08
powered by ブクログ最後に主人公の深瀬が泣いてしまったところで、つられて泣きそうになりました。 深瀬の親友はお酒が飲めないのに、飲まないといけない雰囲気になった。 親友は飲酒してしまったのに車を運転しなければならない雰囲気になった。 親友は事故を起こして帰らぬ人となった…。 自分さえ強ければ、こんなことにはならなかった。 読者にも近い思いをした人はたくさんいると思う。 自分さえ強ければ…と。 でもちゃんと理解者はいます。 謎を追う展開もあって、読みやすい本です。
1投稿日: 2023.07.06
powered by ブクログ最後の1ページで一気にゾワっと…。湊かなえさんの作品は初読みでしたが、めっちゃ好きになりました。他にもイヤミスの作品がたくさんあるみたいなので、読んでみようかな〜と思いました。
2投稿日: 2023.07.03
powered by ブクログハチミツだと思ってたけど蕎麦アレルギーか。 最後の1ページで衝撃が走った。ドラマである程度の話は知ってたからイヤミスにはならなかったけど、湊かなえの作品はおもしろいし好きだな。
3投稿日: 2023.07.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公の性格に共感出来る部分が少なく、こういう人もいるな、いるんだなって理解しながら人の人生を見ている感覚で読み進めていくうちに少しづつ変わっていくところを成長として見受けながら、 ほう、で、これはどうなるのか、どう終わるのだろうか。と、湊さんには珍しいミステリー感のないお話だなと思っていたら本当の最後の最後に爆弾を投げられました。この爆発で、なだらかに進んでいた物語に恐怖の色が浮き彫りになって本当におもしろかったです。主人公の立場を考えただけでゾッとします。この主人公の性格の成長具合も相まって、最後が濃厚になったような気がします。 自分はそんなに関係ない、広沢を殺したようなものだと思っていた仲間をあんなに見下しておいて、本当に殺したのは、
2投稿日: 2023.06.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
湊かなえらしい、最後に「ゔわぁーーーー!!」ってなる作品。時間軸が交錯している造りではないので、読みやすいかな。なんだか釈然とせず、結局何でだったんだろうなぁ…とラストに向かい、最後の最後で全ての伏線回収。読み終わってすぐは興奮して寝られなかった!
3投稿日: 2023.06.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
湊かなえさんは『告白』を映画で観ただけでこれが初原作です。 ネタバレを踏まないようにしていましたが、事の経緯は何となく想定通りだった印象です。 冒頭はちょっと読み進めるのが重かったけど、2章からは途中からテンポ良く読み進められたかな。 ラストが凄いと聞いていたけど、"犯人は自分だった"のトリガーがちょっと自分には飲み込めませんでした(深澤や古木の二人の屈折具合が行き過ぎている?)。直接的な関与者では無いのだから罪の意識をそこに持って行く部分に違和感が有りました。 僕が本格系のミステリにかなり偏重しているせいか、事故現場で何があったかに意識が向いてしまうのかもしれません。
3投稿日: 2023.06.17
powered by ブクログ【2023年74冊目】 間を空けながら読んでしまったので、頭の中でストーリーを上手く繋げることができず、「でも湊かなえさんにしては結構大人しい話だな…?」って思ってたら最後の最後でイヤミス女王の鞭で打たれたぜって感じでした。どうも私は主人公に感情移入しづらい作品を、読み進めるのが苦手なようです。
4投稿日: 2023.06.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
"深瀬和久は人殺し"と書かれた告発文を差し出した犯人を探すところから物語の中核が始まる。 広沢由樹の死に対して罪に苛まれていた一方で、自分は悪くないと責任転嫁する場面に深瀬の気弱で自信がない性格が伺えた。 広沢は透明で何色にも染まれる性格は多くの人が憧れるものであると同時に本心がわかりにくく、他人に余計な心配をかけてしまう短所もあるのだと感じた。
1投稿日: 2023.06.12
powered by ブクログ主人公が殺人者であると告発されて事件が始まる。山道で起きた雪道での運転ミスによる交通事故が思わぬ展開を呼ぶ。展開は普通に面白く、ドラマ化もされている。ただし、いずれの行動も動悸が弱く、事件自体も凄惨ではないし、そこまで執拗に追いかける必要性を感じないため、納得感がない。中途半端な恋愛要素も無くても充分だったように思う。全編にしかけられたどんでん返しは面白くはあるが、ゾクゾクはしないし、凝縮して短編小説にしたらもっと良い作品になったように思う。
1投稿日: 2023.06.10
powered by ブクログ最後の一文が衝撃。読んでいる人をどん底に落とすというか、読了後は同作者の作品「告白」を読んだ時と似た感覚に陥りました。これぞイヤミス。 湊かなえさんは本当にとことん後味の悪い作品を作るなあと改めて思いました。
3投稿日: 2023.06.02
powered by ブクログ作者らしい、人のザラザラした部分、触れられたら落ち着かなくなる感情に触れてくる作品。この不穏な感情が堪らなく癖になる。特に人付き合いが苦手と自認している私には主人公の感情の変化が突き刺さってきた。 そしてストーリー展開自体は想定内と思わせての急展開。 決して爽やかな気分では終わらない、だがそれが良い、素晴らしい作品。
4投稿日: 2023.05.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
イヤミスというジャンルはほぼ読んだことがなく、どんでん返しものを読みたく手に取りました。 最後の1ページには、イヤミスとは?とリバースとは?という全てが詰め込まれている感じがし、面白く読めました。 読後感は下村敦史さんの「告白の余白」に似ていると思いました。
3投稿日: 2023.05.21
powered by ブクログドラマを観たことがあったのでストーリーを思い出しながら読み進めることができたがラストの一行は衝撃で鳥肌がたった。 犯してしまった罪を主人公はこの先どのように向き合うのだろうか。 心中を察すると辛すぎる結末だ。
7投稿日: 2023.05.20
powered by ブクログ登場人物が感じる劣等感とかが、よく伝わってきた。 湊さんの本は「告白」を読んだことがあり、その時はいや〜な気持ちになり、これぞ“イヤミス”という感じだった。本作は違う感じなんだなぁと思っていたが、最後の最後でやっぱりイヤミスだった。まったく予想してなかった結末にビックリ…。
3投稿日: 2023.05.19
powered by ブクログ何年か前に読んで以降、ずっと心に残ってる物語り 何も知らずに読んでたから感動作かなと思い幕を閉じようとしたらあの最後、、 感動作っちゃ感動作だけど、、うん、、 なんか、個人的には最後のページとかじゃなくて最後の一行で嫌な気持ち(いい意味の)になりました 最後の一行でこんなどんでん返し、他にある?!と思いました ありますか? 自分は浦島太郎しか出てきません。
3投稿日: 2023.05.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ヒントになりそうな文章はチェックして先の展開を予想しながら読み進めていたはずなのに、自分はただルアーを食ってただけでウケた。 古川と仲良くなってミホちゃんともヨリ戻って、広沢が求めた3人の温かなエピローグを空想したのに、きっと深瀬は古川にもミホちゃんにも負い目を感じながら生きていくのだと思うと地獄すぎる。 広沢の優しさ、人当たりの良さにも不運を招いた原因はあって、悪意のない死は、誰が殺したってものでもないと思った。けど村田のことは許せないです私
3投稿日: 2023.05.15
powered by ブクログ最後の2ページで急展開となり、あああそうなるか…という終わり方(読後に嫌な気持ちになるミステリーをイヤミスということを知った)。深瀬の立ち位置や丁寧なコーヒーの描写の穏やかさが、最後の展開との落差を作っていて辛い。
1投稿日: 2023.05.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
事件に一番向き合った人がまさか‥。 最後の一編が新たな苦しい物語を想像してしまう。 罪悪感と正当性の主張を行ったり来たりしながらの人生は辛いな。夢に出てきそう。
4投稿日: 2023.05.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
湊かなえだから何かあるんだろうな…と思いながら読んだので、割と最後の方までうんうん予想想定内、ってなってたけど、ラスト1行でひっくり返された。おもしれぇ〜…。すごくイヤな気持ちだ。まさにイヤミス。この後、主人公深瀬くんはどうやって生きて行くの?彼女や友人や広沢の遺族にこのことを伝えるの?伝えないの?何が正解なの?ってなる。 解説で知ったけど、「ラストで主人公が犯人だと分かる、さらにその事実を直前まで本人も知らない」という設定だけ指定されてこの作品を作った湊かなえ、すごすぎるだろ。まさにそれだし、すべていい方向にほっこり終わると思われたスートリーがこの最後の仕掛けでどん底に突き落とされた。 さすがにもうちょっとお互いの話するのでは?!っても思うけど、現実に、仲良い友達のこと意外に知らなかったりするもんね。全否定できない自分も何となくイヤだし、でも仕方ないし、でもこの先どうなるんだ…ってジメジメ考えちゃう、すごいイヤミスだった。圧巻!
2投稿日: 2023.05.10
powered by ブクログ最後の一文に隠されている。仲の良い友達の割にはあまりその人の事を知らないというか未知な部分が多く友達が少し謎なのかもしれない。
2投稿日: 2023.05.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
基本的に主人公の1人称視点で物語が進む構成です。 特に面白かった後半の探偵パートでは、 ・広沢について(生い立ちや学生時代の人間関係等) ・主人公やゼミ仲間の下に送られた脅迫文の犯人 ・広沢が死亡した本当の理由 主人公が聞き込み調査等で徐々に解明されていく展開でした。 そのパートで書かれている深瀬や古川について、学生時代の目立たない類の男の人間関係について切なさを感じました。 余りの結末に、読み終わった後1分ほど放心状態でした。 また、主人公やその周りの人物の今後については明らかにはなっていないので、それについて考えてみるのも面白そうだと思いました。
12投稿日: 2023.05.07
powered by ブクログ面白かった。自己肯定感が低いとあんな考え方になるのか、と理解できた。 ところどころにあるコーヒーやご飯の描写が美味しそうで文章書くの上手いなぁと感心。 ドラマが面白いらしいのでチェックしたい。
4投稿日: 2023.05.06
powered by ブクログドラマを観ていたので、大体のあらすじや結末も知っていて読んだが楽しめた~。さすが湊かなえさん。 ラストあの一行でいきなり読者を突き放され「え!?え?」って固まってしまった。 結末知ってたのにな~。 ドラマ観てなかってらもっと楽しめたかな。
7投稿日: 2023.05.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
広沢について何も知らない深瀬がその人物について迫っていく過程を読んで、僕も友人のことをしっかり理解したいと思いました。 あと蜂蜜をパンに塗って食べたくもなりました。 最後はやっぱり嫌な気分になりました。
2投稿日: 2023.05.03
powered by ブクログ再読。最後の意外な結末に衝撃を受ける。これから主人公がどうするのか続きは自分で想像するしかない.....。美味しい珈琲が飲みたくなる本でもある。
14投稿日: 2023.04.30
powered by ブクログ湊かなえさん好きです。 ラストに読者の心をざわめかす仕掛けをしっかりと用意してくれている。 今回もどんな仕掛けがあるのか楽しみで読んでいたがやっぱり心をざわめかしてくれた。 私の至高の一冊は(未来)ですが この本も良かったです。 どえらい仕掛けがあるわけじゃないし、スッと入ってくるスマートな仕掛け。でも気持ちのいい絶望感。 毎回読み返そうと思う。
3投稿日: 2023.04.29
