
総合評価
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powered by ブクログ徳川家康を筆頭として、歴史上の偉人がAIとホログラムにより蘇り、”最強内閣”を結成し、コロナ対策に立ち向かうという話。 まずもって、全く歴史に対して興味、知見がない人には刺さらない内容だろう。 という私もそこまで詳しいわけではなく、大河を何作か見ている程度で、ある程度内容は入ってきたという程度。 発想としては面白い。それぞれの功績や特徴を捉えて適材適所で偉人たちを配置し、現代人では考えられない程の即断即決、また凄まじいスピードでいくつもの困難や課題を解決していく様は非常に痛快であり、本当に偉人たちで政治を動かしたらこうなるのかというワクワク感も感じた。 ただ個人的には内容が少し冗長的だったかなとも感じた。 コロナ対策後の「プログラムのバグ」的な話はいらなかったのかなと。現代人が中途半端に物語に入ってくると何だか興ざめしてしまう。途中、偉人たちに感化された一人の現代人が容姿まで侍になってしまうという下りがあったが、そこまでになるとおいおいみたいな笑 とはいえ、これまでにはないテイストの本で十分楽しめた一冊であった。
2投稿日: 2023.01.18
powered by ブクログ徳川家康を筆頭に坂本龍馬などの歴史上の人物が内閣を司りコロナ禍の現代を建てなおす。 今の閣僚より数段いい政治をしてくれていた。
2投稿日: 2023.01.11
powered by ブクログ2020年コロナ禍の日本…首相までコロナに感染し、国民は政治不信に陥っていた…。そんな中、コロナを収束させ国民の信頼を取り戻すために、最強内閣が組閣された…。内閣総理大臣は徳川家康、官房長官坂本龍馬、経済産業大臣織田信長、財務大臣豊臣秀吉…彼らはAIとホログラムによって蘇り、乱世を生き抜いたリーダーだからこその政策を実行し、国民の信頼を得ていく…。 読みながら、思わず繰り返し感嘆の声を上げるほど面白かったです!やっぱり歴史上の偉人達はすごい!そして言葉のひとつひとつに重みがあって、心を揺さぶられるような思いがしました。私達の自由は誰かの不自由の上に成り立っている…誰かの自由ために少しの不自由を受け入れる…これすごいことですよね!まさにこの考え、コロナ禍の今だから必要なこと…そう共感しました。
27投稿日: 2023.01.07
powered by ブクログコロナ禍で駄目になった日本の政治を、AIで蘇った過去の日本の英傑たちが立て直す。トンデモハップンなお話だけど、歴史あり、政治経済あり、ミステリーありのエンタメ感覚でなんか色々楽しめる小説です。 とはいえ色々考えなから読むべきなのか、何も考えずに楽しむべきか... いちおうテーマが「コロナ禍における現代日本でどのようなリーダーシップをとるべきか」なので、小説での最強内閣の政策と2023年1月の状況で、ある意味コロナがどうなったかの答えあわせしようと読むと、トンデモ設定に邪魔される羽目になります。やはりエンタメとして楽しむのがよいという結論に。映画化されそうな設定ですしね! この本で一番価値があったのは、教科書くらいでしか知らなかった日本の偉人の豆知識。例えば綱吉の「天下の悪法」と評価された『生類憐れみの令』がまっとうな政策だったということや世界的に評価されていたこと、歴史は権力によって塗り替えられるということなどを教えてくれます。 どの英傑も自身の特性や当時の功績をポジティブに捉えて、それを現代政治に生かされるようストーリーが練られているのが面白かったです。基本的に戦国時代の武将が中心ですが、藤原頼朝や平賀源内など、ほんとに教科書ぶりの歴史的人物の活躍が楽しめます。 それにしても、265年間太平の時代を継続させた江戸時代、すごいなぁ。そのシステムを作り上げた将軍たちの政策やリーダーシップに興味が湧いてきました。
2投稿日: 2023.01.01
powered by ブクログ2022/12/19 とても面白かったです! 授業聞いたことはあっても詳しくは覚えていないな…と思った偉人も解説付きで登場するので混乱することもありません。 偉人の言葉には説得力があるので読んでいて納得することが多かったです。 この本で徳川慶喜にも興味を持ちました。次読む本は慶喜の本に決めました!
1投稿日: 2022.12.19
powered by ブクログ娘の本棚から借りて読んだ本。素直に面白く読めました。 SF×時代小説なので、何でもありですが、時代小説の醍醐味である、現代に生きているからこそ胸が熱くなる歴史人物たちの信念や言動を味わう事もできます。 後半はミステリィものとして話が展開されますが、そこがお粗末で評価を下げてしまったかな。 ちゃんとヒントは出したでしょ、というのかもしれませんが、あれで納得するヒントではないし、あれをヒントとして出す人間は逆に無能でしょ。(天才だから出せるのかもしれないけど、誰にも伝わらんて。) あ、それとタイトルにある「ビジネス小説」では決してないので、そこは期待しないように。純粋に、SF×時代小説として読めば面白いです。
0投稿日: 2022.11.12
powered by ブクログ歴史が苦手で、本に出てくる歴史上の人物もなんとなく名前は聞いたことあるなあレベルの私でも楽しんで最後まで読むことができた 歴史上の人物がコロナ対策の政策をどんどん打ち出してすぐに実行していく様が、読んでてスカッとする! 今の時代じゃ考えられない飛び抜けた実行力が印象的だった、、 ミステリーなお話も入っててドキドキしたし最後まで飽きずに読めた! どんなこともずっと安定したものなんてないんだな、、安定させるために変わらなければいけない時が来るんだよなと実感した この本に出てきた偉人達が前世で何を成し遂げたのか知りたくなって、ちゃっかりマンガの日本の歴史貸出予約した、、
0投稿日: 2022.11.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
コロナ禍に加えて国民が極度の政治不信に陥った日本で、動乱の時代に生きた先人たちが政を執り行うという設定がおもしろい。 国会をインターネット中継させ、視聴者が「いいね/不満」を表示できる仕組み(本書6章)や、第一次産業を軽視する現代社会への苦言、ロックダウンの徹底等、興味深く共感できる内容が数多くあった。 文部科学大臣の菅原道真がほとんど登場しない点と、日本史・政治・経済の用語だけでなく「天衣無縫」や「瞠目」といった熟語にまで註を付けている点が残念。
1投稿日: 2022.11.03
powered by ブクログ本屋で、興味本位に手に取った本だったが、いざ読んでみると面白い内容だった。 コロナウイルスの蔓延で混乱している日本において、どのようなことが問題になっていて、それを解決するためにはどれだけのコストがかかるのかなどについて知ることができた。そして、過去に存在していた偉人たちがその問題を一つ一つ解決していき、混乱する世の中に対応していた様子が伺えた。 実際に物語で描かれていたようにすればいいのではないだろうか、などと考えたが、そんなことは政府の頭の良い方達も知っていれば、とっくにしていると思う。それができない何かしらの原因があり、国を治めるということの難しさについて考えさせられた。大きな集団を統治するということは、非常に難しいが、様々な人が存在し、様々な意見がある中で、より多くの人々を幸せにすることができる政府になってほしいと感じた。 今まであまり深く触れてこなかった政治について、少しではあるが触れることができたと思うので良かった。
1投稿日: 2022.10.06
powered by ブクログあくまでも小説、です。 タイトルに惹かれて手に取りましたが、個人的に過去の有名人がたくさん出てくるだけで特に学びはなかったので読み応えがなかった。
0投稿日: 2022.09.21
powered by ブクログ途中までは良かったけどなー。 バグとか言い始めたところからちょっとなーという感じ。 構想は面白い。 AI技術で各時代の英傑を蘇らせてコロナ対応させるというのは血湧き肉躍る感じがした。 実際にパンデミックの初期は封建社会のような強力なリーダーが必要だったと思う。 そういう意味では魅力的な作品。 終わらせ方がなー。 ちょっともったいない。 ただ、面白い作品ですよ!
0投稿日: 2022.09.19
powered by ブクログ発想が、面白く、歴史上の人物たちに思いを馳せながら読んだ。コロナ対策は、このように出来たら、良かったのかな…。後半は、勢いがなくなり、ちょっと残念な感じがした。中学生向けかなー。
0投稿日: 2022.09.11
powered by ブクログ歴史や政治に疎くても支障がなく読めるやうに解説があり、勉強になる。 ストーリーも良く、スリルあり、感動もある。 愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。 何かを始める時、変える時は、過去に誰かが経験しているはずなので、自分のちっぽけな経験に過剰にならず、学ぶ必要がある。
0投稿日: 2022.09.07
powered by ブクログ歴史小説好きなので本屋さんで度々目にしながらもスルーしてきましたが、安く古本で売っていたので読んでみました。 現代の日本、そしてコロナ禍という状況でAIでホログラムの徳川家康を総理大臣に据え、内閣も過去の偉人達で固めその状況をどう打開していくのか!? といった内容。 すごい設定にワクワクしながら読み進め、わかっていたつもりでしたが腑に落ちない所が所々にあり、それだけで従うなんてとか思いながらも最後まで読むことが出来ました。 細かい所はつっこまずに、ただこんな政治家達が本気で現代に喝を入れてくれたらと熱望する所もあり、自分にも喝を入れてもらった様な気になる本でした。 あとAIの進化の先に少し個人的に不安も恐れも感じながら…でした。 2022/9
0投稿日: 2022.09.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
民主主義は緊急時には機能しない。戦国時代はドクサイテキに物事を進めるのがあたりまえ。 明治以降にできた制度で昔の人は理解できないのでは? 徳川家康の心得 心得なくして勝利なし。 土方歳三 公金の不正利用は徹底的に叩く 秀吉 仕事ではなく祭り事だと想う
0投稿日: 2022.08.12
powered by ブクログ現実的な話ではないけれど、本当にこんな内閣になったら、日本はどうなるのか…ワクワクした。 歴史に名が残る人は、いつの時代であっても偉大な人であり続けるだろう。 歴史は繰り返すと言うように、コロナのような疫病は昔からあって、人はそれに打ち勝ってきた。 未来に進むためには、過去を学ぶことが大切。 過去があるから、今がある。ということを実感した。 これほど歴史上のスターが集まったら、怖いものはないだろうな。 もう少し、一人一人の物語を知りたくなった。
0投稿日: 2022.08.04
powered by ブクログ2020年、首相官邸でコロナクラスター発生、総理が感染死去。混乱の中、AIとホログラムにより過去の偉人達を復活させ最強内閣をつくる。総理大臣・家康、官房長官・龍馬、経済産業大臣・信長、財務大臣・秀吉と三成、文部科学大臣・道真と諭吉、厚生労働大臣綱吉と洪庵、総務大臣・北条政子、外務大臣・足利義満、防衛大臣・北条時宗、法務大臣・藤原頼長と江藤新平。 環境と価値観の差異、プログラムにより調整されているとはいうものの、いつ死ぬかわからない時代と現代との違いを再認識しました。
0投稿日: 2022.07.24
powered by ブクログ2020年。新型コロナの初期対応を誤った日本の首都官邸でクラスターが発生。あろうことか総理が感染し、死亡する。この国のリーダーに相応しいのは誰なのか!?ビジネス、歴史、政治、ミステリー、あらゆるジャンルと時代の垣根を超えた教養溢れる新感覚エンターテインメント!(e-honより)
0投稿日: 2022.07.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
事前情報をいれずに読みはじめ、タイトルからビジネス書の類かと思ってたら、全然違って、壮大なエンターテインメント小説だった。 信長、秀吉、家康、で、幕末の坂本龍馬とか、えせ歴史好きにはたまらない。新選組も登場するし、ニヤニヤが止まらなかった。千葉さな子と坂本龍馬の関係とか、もちろん知ってたのだけど、最後の最後にもってくるかー!って感じで、感涙。まさか、この本で泣かされるとは思わなかった。作者の方、演劇の脚本とかテレビの演出とかされてる方だったのか。納得。 前半はAIとホログラムで蘇った過去の英傑たちの大活躍で、現在の日本社会の混乱や政治家たちの無能っぷりを、これでもかと批判し、ものすごいスピードで問題解決していく。その様子にスッキリして気持ちよく読み進めた。 で後半になって、英傑たちの「大政奉還」の結末にむけて、プログラムのバグやらなにやら、色々出てきて、一気にエンタメ感が出てくる。 ビジネス、政治、歴史、ミステリー、最後にちょこっと恋愛の風味も交えたりして、ホントに盛沢山な一冊だった。 本当の歴史に詳しい人はどう感じたのかな?とか、そんな簡単に給付金配れたりしないよ、とか。ま、細かいところつつけば色々あるけど。そんなことも吹き飛ばしてしまうくらいの勢いがあって、面白かった。ドラマ化か舞台化してほしいなー。
2投稿日: 2022.06.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読みながら、本当にこんな素晴らしい人が過去の日本にいたのかと思うほど、偉人の統制力や実行力の凄さを改めて感じた。課題に真剣に取り組む姿勢や、問題解決の方法にも惹きつけられ、スイスイ読めた。 ただ所々で、偉人のオーラでどうにかしてる感が引っかかった。 例えば、国民の政策への反発を、新撰組の威圧感で封じ込めたくだりは、なんだか無理があるのでは?と感じた。 しかし全体的に、歴史やミステリーも?織り混ぜながら、テンポ良く読める本だと思う。
0投稿日: 2022.06.17
powered by ブクログGood 歴史上の人物が現代の文脈に現れたら、、 という設定自体は興味ひかれる 設定勝ち Bad 歴史上の人物である必要がない内容 とりあえずたくさんの偉人を登場させて、華やかに見せてる感が否めない 科学的、歴史的な検証に基づくたられば、の話ではなく酒を飲みながら仲間内でワイワイ妄想してる時に出てくるような内容 総評 読む価値なし 序盤はワクワクする部分もあったが、だんだん内容の薄さが見えてきて、最終的な着地点は「勇者の冒険はこれからも続く!」的なもの
0投稿日: 2022.06.14
powered by ブクログこんな内閣が本当に誕生したら頼もしいだろうな。 国民の気持ち次第で、国は良いものになる。 そう信じて選挙には行こう。
0投稿日: 2022.06.13
powered by ブクログ2022.6 偉人たちの言葉が胸にささる。歴史や政治に馴染みがない人でも注釈がついていて読みやすく、終わりが近づくにつれて、さらに面白くなっていく。 普段、小説は再読しないけど、また読みたいな~。
4投稿日: 2022.06.09
powered by ブクログ現実的では無いが、家康、秀吉、信長等々の言葉は、どれも深く、説得力があり、現代のすべての政治家に聞かせたい。 また、民衆一人一人が、この想いに答えるように、自分で考えて、自分に出来ることを行って前進すれば、利己主義の指導者や富豪たちの愚行を止めることが出来るかもしれない。 今日からまた一歩、自分なりに漸進
0投稿日: 2022.06.04
powered by ブクログ変わらぬものを作るには変えることを恐れてはならぬ 統治者とはすべての者を満たさず、すべての者を欠かさず、それををおのれのの信念にて行う者をいう。 今の時代に必要なことを小説にして語りかけている本です。歴史の中で人が失敗し、学んできたことを次につなげていく必要をうったえているように感じます
0投稿日: 2022.05.28
powered by ブクログ歴史の勉強にもなり、偉人たちが現代に現れたら本当にこんなふうに政治を行っていくかもと思わせられる物語で面白かった。 自分の言動や、それが他人に対して不自由さを強いてないか?考えさせられた。
0投稿日: 2022.05.26
powered by ブクログ面白かった。ありえない布陣の内閣に狂喜乱舞。それほど歴史に詳しくなくうっすらとした知識しかなかったが注釈もあり楽しめた。現代を揶揄し、現代の人々の行動に疑問を投げかけ、歴史上の出来ことに思いを馳せる。ありえない、と思ったオイルショック後のトイレットペーパー争奪も品を変え現代でも起こった。そして力を誇示するための侵略という戦争。歴史には疑問を解き明かす一端があるんだなと改めて思わされた。最後の家康の演説は心に響いた。少しの不自由を進んで受け入れていこうと思う。最後の総辞職は寂しかったな。
0投稿日: 2022.05.24
powered by ブクログ偉人たちの功績を今に当てはめているだけみたいに感じました。 意外性は感じなかったですね。 ラストもそうだろうと思いました。 それが良いのかな。
5投稿日: 2022.05.15
powered by ブクログストーリーの展開が早く、どんどん読み進めることができます。また、随所に歴史の話も織り交ぜてあり、勉強になります。
0投稿日: 2022.05.09
powered by ブクログアベンジャーズみたい(見たことはないけど)で楽しめた。歴史と政治の勉強ができた。秀吉の盛り上げて民衆を動かすところがなるほどこのような進め方があるのかと感じた。荻原重秀は自分は知らなかったが興味を持ったので参考文献をお気に入り登録した。
0投稿日: 2022.05.07
powered by ブクログ歴史上の人物像がよく研究されており、それぞれの特徴がよくでているのが面白い。また現代の社会問題もよく調べられていて、若干、それぞれの人物と話を無理矢理繋げた感はあるものの、良くできていると思う。
0投稿日: 2022.04.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
現代の 政治家に 期待が持てないため 歴史人物に 期待する。 面白い設定です。 でも 何か やりきれない感じが します。 本当に 現代政治に 期待できないのでしょうか。 すごく 残念です。 この設定は 面白いですね。 綱吉の 評価を 高くしたことには 評価します。 続編を 楽しみに しています。
7投稿日: 2022.04.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ビジネス小説とあるが、ビジネス臭はあまりなく、読みやすい。タイトルから徳川家康が総理大臣になって他は現代人だと思っていたが、違って過去の偉人が沢山出てきた。 ありえないが、こんな内閣があったらと思ってしまう自分もいた。誰もが英雄やヒーローを求めたことはあると思うが、これはそれを体現してみせた世界の一端を見せてくれる。 もちろんご都合主義な展開が多いが・・・・・・。過去の偉人の策が悉く成功していく中でも、国債のくだりは個人的に面白いと思った。 現代の政治家のする政(まつりごと)と、秀吉の言う祭(祭りごと)は、皮肉を利かせているように思えてならない。 「誰かの自由の為に、不自由を受け入れる」 この言葉が響いた。きっと今の世に足りないのは、寛容さでは片付けられない、こういった心みたいなものだと思う。自分の言動に責任を持つ、人任せにせず考える、これらは難しいが、まずは出来ることから少しずつやろうと、思わせてくれた話でした。
0投稿日: 2022.04.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一部はまさにレジェンド達が言いたい放題でまさに痛快。龍馬も良いけど、大久保利通の無口加減がリアル。まさにオールスター勢揃い。 二部はちょっとミステリ風になって、盛り上がり的にも尻つぼみしちゃったか。 ラストに家康がいう台詞はなかなか良い。いつの世の中も、矛盾ありきだもんなあと。
0投稿日: 2022.04.07
powered by ブクログ日本の現在のコロナ対策やウクライナで政府に求められる物が書かれている。国民が政府に対し信頼していない。リーダーシップがない。ぶれまくりの方針。この本は痛快に適材適所。カリスマ性を発揮し、行動力を示している。そこに、偉人たちのさや当てなどもあってすいすい読めた。 後半で、このままこの政権に任せようとする国民の無気力に対しての引き際がよい。
0投稿日: 2022.03.31
powered by ブクログ久しぶりに徹夜をして読み終えました。 コロナ禍の日本を各時代の偉人たちが どうまとめていくのか。 読んでいてすっきりした気持ちになりながら 先人から学ぶとはこういうことかと考えさせられました。
2投稿日: 2022.03.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
偉人達ならこう行動するのでは?みたいな動きをして歴史的な勉強をちょいちょいしながら理想の結果へと進んでいく。 見ていて怒濤の展開なので飽きないし現実には真似できないやり方はコメディのように感じながらもコロナで疲弊した世の中と比べて「理想の方向」に向かうのは羨ましく感じる。 やり方や作中の日本国民の精神状態はヤバい事になってるけどね。 そしてAI内閣に深刻なバグがあるという後半のサスペンス的な展開も凄い展開で脳が追い付けない程詰め込まれた展開でした。 映像化しやすい作品と思うから見てみたいと思いました。
2投稿日: 2022.03.20
powered by ブクログ設定がすごく面白いなと思って、たまたま手にとったけれど、とても面白かった! 映画化しそう…豪華キャストで。
14投稿日: 2022.03.09
powered by ブクログコロナ禍に苦しむ現代の世界… もちろん日本も同様である。政治に何かを期待する国民も少なく、先が見えず、希望が持てない世の中… そのような世の中を変えるべく誕生した歴史上の偉人たちによる内閣!! 徳川家康を内閣総理大臣とし、官房長官は坂本龍馬。その他にも織田信長や豊臣秀吉、藤原氏、北条氏、足利氏など本当に多くの歴史上の偉人による日本の再生が書かれていた。 感想としてはめちゃくちゃ面白かった!!そして、考えさせられることも多かった!!
3投稿日: 2022.03.08
powered by ブクログ…荒唐無稽で、めちゃめちゃ面白かった! コロナ禍にあえぐ2020年、政治に対する不信感が満ちた日本で、AIと最新ホログラム技術により歴史上の偉人たちの最強内閣が作られた。 総理大臣に徳川家康、官房長官に江戸幕府を終わらせた坂本龍馬。 その他にも足利義満、平賀源内、緒方洪庵など沢山の人物が登場する。 この最強内閣が、次々と政を行っていく第一部は特に面白く、わくわくしながら読み進めた。 第二部は少々軽いミステリー色も混ぜながら、最後近くは徳川家康の存在感を重々しく見せてくれた。 現実の政府に対する皮肉をピリリと痛快に描きつつ、不満を言うだけで思考停止状態の国民への苦言も含んでいて、改めて考えさせられた。 歴史ビジネス政治ミステリー、てんこ盛りエンタメ小説という感じで、とても楽しめました。
15投稿日: 2022.02.22
powered by ブクログ組織で生きることの難しさを感じつつ、大きな結果を出すには組織として動くことを必要と感じ、トヨトミの逆襲を読み、さらに組織論の必要性を感じる。本書において何らかのヒントが出るのではないかと思い読む。 やはり1人では何もできないことがわかる。大きいことをするのには組織が必要なものではなく、何事も1人では成り立たない。 有能な者にとって難題は最高の娯楽と言うフレーズに衝撃を受ける。徳川綱吉の部下である荻原重秀が行った名目貨幣と東大寺再建の公共事業による経済政策は驚いた。 綱吉が犬将軍と揶揄されたのは綱吉に罷免された役人が復権した際に、綱吉に対する復讐を込めて彼の知性を貶めることが目的であったとされる。文句を言うものは出世しようがしまいが文句を言う。まさに現場の生活リズムが良くなっても悪くなっても文句を言う奴は文句を言うと言うことである。 組織を歴史から学べる良い本です。
2投稿日: 2022.02.22
powered by ブクログ歴史にほとんど興味がありませんでしたが、面白かった。伝記で、ビジネス小説で、SF小説で、コロナやSNS、参政具合など昨今の日本の在り方への提案書。 偉人たちはさすが、かっこよかったし、序盤の家康、信長、秀吉がそれぞれ功績を上げ支持を得るあたりも「これ、描きたかったんだろうなぁ」という感じ。 個人的に刺さったのは、SNSリンチと廃刀令の対比。 「ペンは剣よりも強し」という言葉もある。SNSでの誹謗中傷で死者も出る中で権利を主張し続けることは果たしてできるのだろうか。争うためのペンであれば取り上げられるのは必定ではないか。 などと考えてみたり。
0投稿日: 2022.02.18
powered by ブクログ本当にAIで歴史の偉人たちが蘇ったら…どうなるだろう。物語は本当にたくさんの歴史の偉人が出てきて…出てきすぎかな、盛りだくさんで少しややこしくなっていた。 織田信長は今の政治のちんたら遅い対応に待っていられず怒りそうだな。豊臣秀吉はバサバサ効果のないことはやめて新しい政策とか取り入れていきそうだな。徳川家康なら上手いことしてくれるのかな。誰でもいいから、コロナいい加減止めてくれー。
2投稿日: 2022.02.14
powered by ブクログ現代の新型コロナウィルスに立ち向かうために、歴史上の偉人達が内閣として政治を行うというファンタジー小説 設定や細かい歴史背景に裏付けられていて、フィクションだけどどこかリアルを感じる。最後の徳川家康総理大臣の言葉は自分にも響いた!
1投稿日: 2022.02.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
歴史×SF×ミステリー。 コロナ禍の超現代を、偉人オールスター内閣が立ち向かう…! 蘇った英傑たちの言葉や想いがリアルすぎました、、!そしてその言葉が深い…。 歴史から学べることは多いと思うが、 本作品では、偉人たち本人が、自分たちの経験をもとに、話を展開してくれるので、歴史の勉強にもなるし、現代の問題にも落とし込んでくれるので、理解しやすかった。 後半は、ミステリー要素もあり、最後まで飽きずに長編を楽しむことができた。 徳川家康、坂本龍馬、新撰組、、会ってみたい、、! 〜心に残ったフレーズ〜 矛盾は永遠になくならぬ。その矛盾を理解し、その矛盾を少しでも縮める。 愚かさを過去から学び、それを克服していく先人たちの汗を学び、未来を作れ。 自由の裏側には、不自由な者がいる。 ひとりひとりが他人の自由のために、ひとつでもいいから、不自由を受け入れる。
2投稿日: 2022.02.07
powered by ブクログ歴史の偉人が現代に蘇ったら、というSF本。 アクションはもとより、その背景の部分にリアルを感じる。比喩ではなく命をかけていた人の話の深みは違う。最近読んだ中では1番のお気に入り。
0投稿日: 2022.02.05
powered by ブクログ登場する歴史上の人物がとても魅力的で、実際に行った政策の補足もあり、とても勉強になった。 実際に実行する、となると絶対無理な設定がいくつもあったけど、とても楽しかった。 これからの事を色々考えさせられるし、読みやすいつくりなので若い子にも是非読んでほしい。 地上波は色々あって難しいかも知れないが、ネットフリックスとかで映像化してほしい。
3投稿日: 2022.01.30
powered by ブクログこのビシネス小説が発刊されたころはオミクロンがまだ無い時だっただけに、オミクロンが猛威を奮っている今読んでいると、より一層身近に感じる内容だった。 人物選出、役職設定、それぞれのキャラクターの言動、すべてにおいてよく考えられた作品でした。 こんな内閣が本当にあったらいいのになあーと感じてしまった。 最後の章は、読んでいると、ゾワーっと鳥肌がたってきた。感動した! 面白かった!
3投稿日: 2022.01.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前半は徳川内閣のコロナ対策。 もしAIで家康たちが復活ができたら、実際こういう発言をしてこんな流れになりそうと思えました。 後半はバグは誰なのか? 全体を通して竜馬さんはカッコ良くていい立ち位置だった。 家康もなかなかだったし、現代での人気と知名度を考えて書かれている気がしました。 (北条政子については演説のエピソードのほか1つ2つ逸話を知っているぐらいだったけど、この本もそれに基づいた話しかなかったような・・・) 吉田くん、彼らに心酔しきってたけどその後大丈夫?
0投稿日: 2022.01.13
powered by ブクログ面白い!でも読み終わったあと涙が止まらなかった! 過去の偉人たちの言葉、特に徳川家康の最後の演説が胸にささりました。 現実ではないですが、本当に現実に起こって欲しいと心の底から思いました。 一人一人偉人たちもしっかり適任、それぞれ個性的で魅力的であっという間に読み進めれました。
4投稿日: 2022.01.09
powered by ブクログ社会や人間はその時代にいかに寄り添い、いかに利用するかが重要であり、それをセンスと考える。過去に英雄だとしても、昔活躍していたとしても、それを現代にそのまま持ってこられてもそこにいる人間からは好感は持たれず何も尊敬はされない。 ただ、過去に昔に活躍してた考え方や軸や信念が確実にあることは間違いない。つまり、その間違いない力を現代に合わせるセンスこそが必要であり人としての価値と思う。それをこの本から学ぶことが出来た。歴史上の人物はセンスでいつの時代でも生きることができるし、また歴史に名前を残すことが出来るだろう。 そういう人間になりたいしそういう上司になりたいし、何よりそういう"大人センス"を身にまといたい。
0投稿日: 2021.12.19
powered by ブクログそうだよね 平和を願った戦国時代や自由を求めた幕末、特攻で命を落とした戦時中などの過去の人たちが今のこの世を見たら驚きよりも落胆の方が多いのかもね
0投稿日: 2021.12.06ビジネス小説?いやいや現代の問題点をえぐるエンタメ小説
過去の偉人や英傑をAIで復活させて政権を担わせるという奇想天外な設定ではありますが、とても面白く読ませて頂きました。逆魔界転生みたいなものですね。また、日本史に詳しくなくとも大丈夫ですよ。人物が登場する度、解説が入ってました。実は私も、理科系で大学受験を世界史選択で通ったもので、萩原重秀という人のことは全く知りませんでした。 さて物語は、「これから、2020年の話をしようと思う。」で始まります。まさに舞台は現在の日本。コロナ禍の中、閉塞感漂う現代に、どうしようもなくなった政府がAIによって偉人達を復活させて、日本の舵取りをゆだねるというストーリーです。歴史上名を残した人はあまた存在しますけど、英傑と称される人は、あの3人でしょう。その中で、なぜ徳川家康が総理大臣なのかな?と思っていましたら、冒頭でガツンとやられます。曰く「家康は、意図的に当時の領土を拡大して成長することを止めた、世界でも希に見る異質なリーダーであった。」な~るほど、と思いました。もっとも未だに領土拡大することが成長だと思っている指導者も世界にはいますけどね。これは経済成長がもはや真の成長ではないと、筆者が主張しているのですな。 家康率いるAI内閣は、次々と有益な政策を実施していきますが、国会の方は全く機能していません。ある意味、一部の賢人による政治です。これは圧倒的多数による与党政治と同じですね。国会が機能しないはずです。とても危険な状況なのですが、違うのは、AIで蘇った人々には、自己顕示欲も名誉欲も、そして彼らに対する評価も定まっていますから、純粋に国を思って活動しているというところでしょうね。いつまでも権力を手放さない、どこぞの輩とは違うというわけです。 ストーリーとしては、AIで蘇った閣僚の何人かが暗殺されるというサスペンスっぽい推理小説の要素、また語り継がれている千葉道場の娘と龍馬との恋物語等、物語としての面白い要素を加えながら、最終盤面でコロナは終息します。そして家康は国民に対し最後の演説をして最強内閣は総辞職します。作者が言いたかったことは、この家康の最後のメッセージに込められているように思います。自由と不自由との折り合いをつける、愚かさを過去から学び、未来をつくるぜよ、と龍馬も語ります。これは今を生きる我々に対する強烈なメッセージです。 物語ではこのあと総選挙が行われ、有権者の90パーセントが投票に出かけたと語られてエンディングを迎えます。ここが現実と全く異なるところです。情けない限りです。どんな資格試験でも7割位取らねば合格はしません。一票の格差を問題視する前に、こっちの方がよほど問題です。 やたら文句だけ言って何も行動しようともせず、また自分の頭で考えもせず、何でもかんでもキチンと決めてくれと叫んで、結局、唯々諾々と従う国民。これは、ナチスの総決起集会で、「総統!ご指示を!」と叫んでいる民衆と同じです。コロナ禍を契機に、変わるべき、いや変えるべきモノは、我々の意識でしょう。 誰かこの小説を実写にCGを交えて映像化しませんかね?舞台が現代では不都合ならば、近未来として、コロナがマズイならば未知のウィルスが蔓延したとして映像化したら、とても面白いモノが仕上がると思いますけど。当局からstopがかかるかな?
0投稿日: 2021.12.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
現実にはあり得ない政策を、あり得ないスピードでどんどん進める家康内閣。発想がぶっとんでて、なかなか爽快。過去の超人達を前に、どちらかというと民衆よりな坂本龍馬がいることで、民の感覚も忘れない程よいバランスがとれている。 ただ、過去の偉人といえどもAIを作った現代人がいるというところをもうちょっと掘り下げて欲しかった。 龍馬が現代の政治にがっかりしているところや、家康が現代人に送るメッセージは、心に響くものがあり、なんとなく毎日を過ごしていることを、ちょっと反省したりもした。
0投稿日: 2021.12.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
時代を担ってきた多くの英雄達が、AIで現代に蘇り、コロナ禍に苦しむ日本に、どんな打開策を見出して、導くのか。壮大な設定で、ワクワクしながら読み進めた。 龍馬の言葉に、それぞれの役割があるのだと納得するシーンが印象的だつた。江戸時代から明治時代へと大きな流れの礎をつくつたが、あのまま生きていたとしてもわからない。明治を担う次の人材が、新しい時代を切り開いていつたことに、納得するものがあった。 綱吉は生類憐れみの令で、犬公方と揶揄されているが、とんでもない、優れた政治家だつたことがわかった。歴史は真実というより、誰かの目を通して語られるのだということを改めて知らされた。
6投稿日: 2021.11.30
powered by ブクログ過去の偉人がAIで蘇るという現実離れした設定と、コロナ禍の現代が舞台というリアリティのバランスが小気味良い面白さだった。 リーダーとは、政治とは、わたしたちがすべきこととは、様々な角度から気づきを与えてくれる一冊。 学生時代に日本史の授業で名前を聞いた偉人たちが次々と登場し、タイトルにある徳川家康の活躍は前半では見られないが、後半にかけてのリーダーシップや判断力は流石の一言。 時代は川の流れである。 自分の自由の裏には誰かの不自由がある。 言葉にすると当たり前のことを、改めて思い出すきっかけになった。
0投稿日: 2021.11.29
powered by ブクログスリリングな展開が目白押しで読み飽きない。ビジネスの要素以外に上質なサスペンスの要素も含まれていて読みごたえあり。過去の偉人の決断力と行動力に度肝を抜かれる。
0投稿日: 2021.11.22
powered by ブクログ歴史には疎いが楽しめた。現在と過去の政治の行い方の違いなども書かれていてよく理解できた。今の日本は政治に無関心が故に、このような英傑たちが現れたら、どうなってしまうのか。集団心理もあり、全てを任せきりにしてしまう怖さも感じれた。 他人の自由のために自分は少しだけ不自由さを感じ合うことで自由になれる、歴史には学ぶべきことが沢山ある。
0投稿日: 2021.11.21
powered by ブクログ徳川家康はじめ歴史上の英傑がAIで蘇り、コロナ禍の日本を強力なリーダーシップで改革していく。 現代の日本人にはびこる自分の主張だけする事なかれ主義を強烈に批判するとともに、「自由と責任」「自由を得るためには他人に不自由を強いることになる」といった命題を突きつけたものとなっている。 この前の総選挙の投票率に如実に現れているように、現代は政治への関心があまりにも薄い。過去の人たちから見れば、やっとの思いで勝ち取った自由を放棄しているとしか思えないのではなかろうか?
0投稿日: 2021.11.21
powered by ブクログ自分が自由を得ると、他の誰かが不自由になる。 皆が不自由を少しずつ受け入れて、皆で折り合いをつける。 不自由を受けたことは、すぐに思い当たった。 でも人に不自由を与えたことを考えると、ちょっとドキッとする。 自由を得て良かったーと思った、その影には不自由を受けた人がいたと言うこと。 何でもかんでも自由にではなく、他の人の自由のために、少しでも不自由を受け入れてみようとおもった。
0投稿日: 2021.11.20
powered by ブクログタイムリーな話題にAIを活かした最強内閣が立ち向かう 設定としては、面白いが、いかんせん内容が浅い。フラットに読むには良い。 最後の『自由を手に入れるということは誰かの不自由を生む』という言葉は深く考えさせられる。
0投稿日: 2021.11.16
powered by ブクログ結構前から気になっていた一冊! コロナ禍に合わせた小説。 歴史上人物が時代を超えて登場し、夢の世界すぎる。 小説だが、実際に政治をやってくれると本当にコロナ禍を抑えてくれるそう笑 コロナ禍に関係なく、AI技術の発展により支配されるのではないかと予測されているような感じ。 是非ともたくさんの人に読んでほしい!
0投稿日: 2021.11.15
powered by ブクログとんでも設定にびっくりして読み出したが、過去の偉人達に背を押されているような、そんな気持ちで読み終えた。日本史、全然勉強していなかったが過去に学ぶ、で勉強をすべきだなぁと思う。
0投稿日: 2021.11.15
powered by ブクログ総理大臣 徳川家康 官房長官 坂本龍馬 経済産業大臣 織田信長 財務大臣 豊臣秀吉 厚生労働大臣 徳川綱吉 農林水産大臣 徳川吉宗 外務大臣 足利義満 総務大臣 北条政子 法務大臣 藤原頼長 防衛大臣 北条時宗 文部科学大臣 菅原道真 国民に一律50万円支給! 国家事業として大農場計画! リモート国会生中継! 日ノ本リモート博覧会の開催! 『皆が自由を手に入れるためには、皆が少しずつ不自由を受け入れる必要がある』 『不安とは何もせんもんがかかる病』 コロナ禍、AIとホログラム技術を駆使した英雄内閣が次々と政策を実行していく。
0投稿日: 2021.11.09
powered by ブクログ奇想天外な設定だが、それぞれの時代の英傑達が、得意分野の大臣になり、コロナ禍で被害に見舞われた日本を建て直していくストーリー えー、何これなんてつもりで読んでいましたが、そこそこハマって読了です
0投稿日: 2021.11.07
powered by ブクログ娯楽小説かと思って読み始めたものの、娯楽小説ではあるものの内容としてはよく練られたものだった。 設定はもちろんキャラとしては多少脚色あるもののわかりやすく今の世の中にない自由や個人としての考えなどがあった。 最後の演説含め綺麗にまとまっておりおすすめできる。
3投稿日: 2021.11.05
powered by ブクログ面白すぎました。 ビジネス書というより、純粋に小説として楽しんだ方が良いと思います。ありえない発想を「こんなの無理」と先入観で読んだら楽しめません。SFのように楽しみましょう。
1投稿日: 2021.10.31
powered by ブクログかなり面白かった。ビジネスと小説がいい塩梅に組み合わさっていて読みやすく、分厚い本だがサクサク読めた。 自由は不自由の上に成り立っている、みんなが少しずつ不自由を受け入れなければいけない。肝に銘じたい。 自分が人の上に立つ時、もう一度読み返したい本
0投稿日: 2021.10.26
powered by ブクログ全体的にツッコミたくなった部分はあるが、約430ページの本なのに4時間程で読み終えるほどのめり込めた。 政治や日本の歴史に全く興味が無かったけどこの本を読むと興味が湧いてきて色々知りたくなる。 実際に現実で起こりそうなリアル感は全くなく、フィクションというのを前提に読むとちょうどいいと思います。 話の進め方が上手で、読みやすかったです。 読む前の予想より大分内容が深く、教訓になりました。 歴代の偉人たちの言葉を心に刻みたいと思います。 あと、坂本龍馬を好きになります。
0投稿日: 2021.10.25
powered by ブクログ過去の武将が日本の政治を取り仕切るだけでなく 現代の社会問題も多く取り入れていて 自分たちが今1番大事なことはなんなのか そして、何をすればいいのか その手がかりになるような話になっていた 勇気ももらえる内容だった。 歴史が苦手な自分も読めたし、むしろ読んだことで歴史をもっと知りたいと思った。
3投稿日: 2021.10.16
powered by ブクログ電車の広告で気になって購入。 しかし、始めの方は非常につまらなかった。 我慢して読み進めると、157ページの最後の行である大臣の非凡な発言により、一気におもしろい読み物となった。 そこから最後まではワクワクしながら、サクサクと読み進めるられた。 私の気になった発言がサラッと流されたのは寂しかったが、現代人と過去の偉人との絡みもおもしろく読めた。 歴史を学び直したくなった。
0投稿日: 2021.10.11
powered by ブクログなんか変わったつくりなんだけど 表紙に「ビジネス小説」って書いてるから 小説という括りでいいかな。 徳川家康! インパクト強いねぇ〜。 信長、秀吉もすごいものがあるが 「ははぁ〜(土下座)」感は家康が強いよね。 時代劇のせいだろうけど。 で。コロナ下の実質鎖国状態の現在。 どうせなら鎖国しちゃった頃の偉人たちや 開国の危機を乗り越えた偉人たちを中心に 陣頭指揮を取ってもらっちゃえ♪という ドリーム小説なのだな。 前半は偉人内閣がパンデミックを乗り切るまで。 後半は「ただのAI」だったはずの偉人たちが バグで自由意志を持ち始めてるのでは…という 2本だてのパニック小説になってました。 よく歴史に学べっていうけれど 確かに今、役に立ちそうな出来事や考え方も いろいろ書かれていて興味深かったです。
4投稿日: 2021.10.09
powered by ブクログ☆5でもいいかなー おもしろかったし AIって プログラムする人のくせ?とか 思考の偏り?とか?? そういうのあるんじゃないの? って思いながら 最強内閣って4文字 かっこええやん…って読んでみた 信長ってそんな人気あるんか 知らんかったー やっぱし!!!な犯人だったけど 小説としておもしろいと思うなぁ イラストとか書体変えるのとかは あんまりお好みでないけど ワクワク読めたし 胸がアツくなるとこあったし だんだん家康まじで総理タノム! って思っちゃうからフシギダネー! ビジネス小説って括りは むしろいらないのでは… 書きながら ☆5にするか考えたけど ギリギリ届かない4つにしとこう
0投稿日: 2021.10.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルの家康どころか、秀吉、信長、竜馬などの歴史小説や大河ドラマでも人気の英傑に加え、藤原頼長、荻原重秀とかマニアックな人物も登場して、コロナ禍の日本の政治を痛快に解決していくという、奇想天外な小説。 AIに関するインフレというか、万能感はご愛敬だとしても、歴史上の人物たちから出るセリフは、自分が感じていたイメージとあまり差がなくすんなり入ってきた感じで、存外面白かったですね。徳川綱吉を再評価すべきとする視点もちゃんとした歴史を踏まえてそうでしたし。 また、コロナ対策や経済振興策が現実の政治家から出てきて、その通りに進めば、どれだけよいことかと思いましたし、入り込めたなと思いました。 ま、千葉さな子の恋愛チックなところは、いらない気がしたけど、ドラマチックな展開が好きな人はいるかもね。2021年10月1日から緊急事態宣言が解除されましたが、現実の日本ではどうなっていくのやら、と思いながら閉じました。
0投稿日: 2021.10.02
powered by ブクログとにかくかっこよかった。 一つ一つの言葉、決断力、行動力…最後の徳川家康の言葉には震えました。 歴史が曖昧だった分、こと細やかに歴史上の人物のことをかいてくれており、とても助かった。 この人たちの歴史の上で今があることを改めて学んだ。 昔の人たちの言葉を忘れず、自分自身と向き合い生きていきたいと思えた本。
4投稿日: 2021.09.26
powered by ブクログコロナ禍で混乱した日本に突然現れた、AIによって生み出された英傑たちが次々と改革を進めていくお話。 今の政治もこうなればいいのに…という理想が詰め込まれているようでした。特に野党からの質問を英傑たちが受けるところは、その典型的な一例です。 改革については、上手くいきすぎてどうなの?という感想を持つ方もいると思いますが、私はそれが小説のいいところかなと思います(^^) 読んでる間は、最強内閣の元で暮らす1人の国民のような気持ちでした。 「自由をみんなが手に入れるために、みんなが少しずつ不自由を受け入れる」 「政治は人が生きていく時に必ず生まれる矛盾を少しでも縮めていくこと」 小説にかかれる英傑たちの言葉は、確かにそうだよなと何度もうなづいてしまうくらい核心をついていて、改めて政治に関わることの大切さだけでなく、日々生活していく中でも大切なことを学べました。 最初は今の政治もこうなればいいのに…と他人事のように思っていましたが、読み終わった頃には自分も政治にかかわる一人なんだという意識が芽生えました。 他人任せでは何も変わらない。 政治然り、日常生活も然りです。 ミステリーもあり、登場人物の成長もありで、最後はちょっと泣ける「1500円なんて安いぜ!」と思うくらい、私は満足した一冊でした!
4投稿日: 2021.09.22
powered by ブクログこのコロナ禍において、政策を実行に移すスピード感と現実離れした強引さが頼もしく、徳川内閣についていけば日本が良くなると夢と希望を持たせてくれる小説だった。 同時に、現実でももっと政治を自分事としてとらえていかなくてはいけないと思った。また、自由は誰かの不自由の上に成り立っているというフレーズは心に留めておきたい。
4投稿日: 2021.09.22
powered by ブクログ今の現状を題材にして、反対側に思いっきり振った設定で勢いよく読ませる良作。と思いきや、タイトルでもある家康が痛快ではない本質を説くあたり、SFながら現実的に考えさせられて、面白かった。 願わくば、その本質のその後を読者に委ねるのではなく、もう少し掘り下げてほしかった。 賛否ある題材だけれども、もし映像化があるなら、そのあたりの考察を盛り込んでほしいと思った。
0投稿日: 2021.09.21
powered by ブクログそんなにうまいこといくかな?!と読んでるとツッコミどころは満載ですが、フィクションとしては面白かった‼︎ 今みんなが悶々としている中でもあるため、過去の偉人たちが潔くバシバシ判断し、国を動かしていくところは読んでて爽快〜。これぐらい独裁的な方が、うまくいくのかな。民のための国家ではあるけど、今はいい面より悪い面の方が目立ってきて、世論を気にするあまり思い切った決断ができないでいるから。 『一人ひとりが他人の自由のために一つでもええから不自由を引き受けることじゃ。そうすることで、等しく皆に自由が行き渡ることになるぜよ』っていうところが印象に残った。こっちを立てるとあちらが立たないのはしょうがないのに、文句ばっかりで何も進まないよね笑 あと実写化しても面白いと思う‼︎ ▽偉人たちのありがたいお言葉、印象に残った部分 将たるものの仕事は決めることじゃ。決めたことは何があってもやる。そういう将の下には、それを成し遂げるものがあつまる。あとはその者たちを信じて任せる 豊臣秀吉 (決めるリスクを避け、下からの進言を採択した形をとりたがり、何かあったときは部下の意見でした、というのが現在) 中途半端なスタンスではなく、明確にあるべき姿を示し、そのための具体的な指示を行う。指示されるものから不満が出るのは、指示が曖昧か、指示を出す側が迷っているが故に、指示に従う側が従った未来にどんなメリットがあるのか、想像できないからである 国債は本来、市場で引受先を見つけるのが原則だが、日本は長きにわたり中央銀行が国債を引き受けるという禁じ手を行い続けてきた。国債を発行して得た資金を、日本の経済を支えるために、日本の企業に投資し続けていた。つまり、企業の実際の業績とは関係なく、国が株を購入することで株価は上がるが、それで業績そのものが上がっているわけではないため、社員の給料を上げる必要がない。企業の内部留保だけが増えることになり、実態経済と金融経済に乖離が生じる。国民は日本株価があがっても景気が良くなった実感がないのはそのため。 おみゃーの質問には答えてやるが、おみゃーの考えも聞いてみたいのう。おみゃーら議員とやらは民に選ばれた者なのであろう。もしおみゃーの考えが良きであればそちらにのってもええ。誰が考えたかなどどうでもいいのじゃ。豊臣秀吉 カネは何かに換えるものじゃ。米であったり、武器であったり。わしらの時代は銀が使われていた。紙切れが価値を持つのは、その紙切れが何かに換わる保証があるからじゃ。したがって、カネの価値はそれが発行されれば、何かにかわるものに使われねばならぬ。困った民にカネを配るだけでは、そのカネは何も生み出すものはない。カネは元の紙切れに戻るわけじゃ。そのカネを使って新しいものを生み出さにゃならんわけじゃ。豊臣秀吉 不安とは何もせんもんがかかる病じゃ。自分ではなんもできん。他人がなんとかしてくれるか、神さんがなんとかしてくれるか、全て人任せじゃ。それゆえ心が弱くなる。この時代のもんはあまりに人任せじゃ。自分で動かねば、不安という病に取り憑かれ、何も考えんようになってしまうぜよ。その方が流行病よりよっぽど怖いぜよ。他人に期待するだけじゃいかんき。自分に期待するかがぜよ 坂本龍馬 しくみというものは必ず正しいというものはない。わしが幕府を開き、世の安定を図ったときはあのしくみがあっておった。しかし、そのしくみが世に合わなくなったときにはしくみを変えねばならぬ。しくみが正しいのではなく、仕組みと時代がかっているかどうかが大事じゃ。しかし人はしくみが正しいと思い込んでしまい、時代に合わぬ仕組みも守ろうとする。その意味ではそち(坂本龍馬が自由をもとめ幕府を終わらせた)がやったこととわし(徳川家康は人は定められた職に生きる仕組みをつくった)がやったことは同じじゃ 徳川家康 変わらぬものを作るには変えることを恐れてはならぬ。大事なのは、何のために何を壊し何を変えるか見極めることである。それが世を治める者のつとめである。徳川家康 変わることを目的とする者は多い。世の中が乱れたとき、人生が行き詰まった時、何かを変えなければならないと焦燥感に駆られることがある。それゆえ、何かがわからないまま既存の仕組みを壊すことのみを目的としてしまう。 おまんの自由の裏側には不自由なものがおるということを肝に銘じることじゃ。そう思えば自分の不自由を受け入れることができるきに。皆が自由を手に入れるためには、皆が少しずつ不自由を受け入れる必要があるぜよ。一人ひとりが他人の自由のために一つでもええから不自由を引き受けることじゃ。そうすることで、等しく皆に自由が行き渡ることになるぜよ。坂本龍馬
0投稿日: 2021.09.19
powered by ブクログ痛快な小説だった。今のコロナ禍における政治に不満に思っている事、望んでいる事がこの小説には集約されている。この小説に出てくる歴史上の英傑は何を為すべきか迷いがない。やはり覚悟なのだろう。人の欲に限りはない。また、自由になるためには不自由を受け入れなければならない。この二つは肝に銘じよう。
9投稿日: 2021.09.19
powered by ブクログ何を成すのか、という明確な目的とビション、信念を持ち、それぞれの個性を爆発させる新内閣。 ほどほどなリアリティもありつつ、続きが気になる充実したストーリーもありつつ、なんと言っても国民として、組織のリーダーとしてどう考えるべきかを考えさせられるビジネス要素もある。 400ページにいろんな要素が詰まっているが、どれもうまく組み合わさっていて読みやすかった。
0投稿日: 2021.09.08
powered by ブクログ発想はおもしろい。ただいくらかうまくいきすぎな部分や明らかに「それはないでしょ」と思わざるを得ない部分が多々あった。フィクションだからと割り切れば良いのだろうがなかなかそうもいかなかった。
3投稿日: 2021.09.03
powered by ブクログ歴史・ビジネス・エンタメ小説。 発想も面白くて悔しい。リーダーってこーゆーもんだよなと首肯すると同時に現実のリーダーとのギャップに苦しむことにも。笑 前半は「リーダーかくたるべき」というビジネス本的で、後半は「優秀なリーダーに熱狂する危うさ」という歴史検証的。後半がより小説っぽい。ただしフォントを変える効果はわからない、笑。 結末も良かった。結局変えるのは僕たちだ。 気持ちよく読めたありがとう。
0投稿日: 2021.09.02
powered by ブクログタイムリーなテーマで歴史が絡んでいて面白かった。ただ、繰り返し感やフィナーレに向けた展開が弱かった #オーディブル
2投稿日: 2021.08.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最強内閣すぎる。 現実的にこのような政策をすると日本はどうなるのか。 この本の世界のように、支持する者もいれば、反対する者もいるんやろな。 実際に伝えたいことは、相手のためにどう行動するのか。 何が大切かを見極めるのが大事か。 自分にとっての優先順位を決めていこ
4投稿日: 2021.08.23
powered by ブクログ日本という国家の歴史が数々の王朝によって紡がれていた事を理解できる 日本という国家は、日本列島を中心とした数々の王朝によって作られた。そんな王朝の王として国家を作り上げた偉人を、徳川家康を中心に配置し、コロナを抑えるという目的のために協力して動くと日本は変わるということを思い知らされる。 議会制民主主義の元に国民に判断される現代の政治家と、自身の実力を元に成り上がった人の違いを想像でき、かなり面白い。
0投稿日: 2021.08.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ホログラムとAIによる、歴史的人物たちが現代の政治家として活躍したとしたら!という超SFのストーリー。小説というよりも政治の解説書といった内容で歴史人物や政治にも初心者にも分かり易くファンタジー的な驚かされた。 挙げ句、ミステリ仕立ての展開にも楽しめた。 過去の人物の偉業や魅力にも分かり易く解説されていて日本史の再認識にも!
7投稿日: 2021.08.19
powered by ブクログまだ半分しか読んでないが、すでに感動している。今の政府とは真反対。行き当たりばったりではなく、思慮深く計画的で、凄まじい実行力。徳川家康も綱吉も吉宗も、秀吉も三成も、一々その言動がバシバシ突き刺さる。例えば、全国民のPCR検査はしない方針を綱吉や緒方洪庵が伝えた後(その下りも納得感ありありだが)、国民の不安について龍馬が言うのである。『不安とは、何もせんもんがかかる病いじゃ。…自分では何もできん。他人が何とかしてくれるか、神さんが何とかしてくれるか、すべて人任せじゃ。それゆえ心が弱くなる。自分がすべきことを自分で決めた人間はたいがいのことは成し遂げられるぜよ。…この時代のもんはあまりに人任せじゃ。自分で動かねば、不安という病に取り憑かれ、何も考えんようになってしまうぜよ。そのほうが、流行病になるよりよっぽど怖いぜよ。…今は、皆が戦う時じゃき。他人に期待するだけじゃいかんき。自分に期待するがぜよ。…わしらが作りたかったのはこういう平和ではないぜよ。わしらが流した血はこういう国のためではないきに。』いやもう、涙が出てきた。 そのまま一気に最後まで読み終わった。後半になって主題が『コロナ』から変わり、若干、食べ足りない気になりはしたが、この小説が2021年8月の今、書かれたものであれば、もっと良くなっただろうなあと思いつつ、それでも最大評価で報いようと思う。面白かった。
3投稿日: 2021.08.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
歴史好きの私にとって、本当に現代に歴史上の人物が蘇ったかのような思いになった。「一人ひとりが自由を求めるということは、誰かを不自由にさせていることを忘れてはいけない」という言葉が心に深く刺さるものであった。 コロナのことについては前半だけで話が終わったが、後半のコンピュータと人間の欲望が混ざった話がとても面白く、人間の醜い部分をもう一度自分に問いただしてみろと作者が語りかけているように思った。そして、一人ひとりがおこなう行動、言動に責任を持たなければならないと改めて自覚させるようなものだった。
6投稿日: 2021.08.15
powered by ブクログすっかり惹き込まれて読んでしまった。 ただ、コロナは前半2割くらい。 もっとコロナとの闘いを深掘りしてほしかったし、後半の「黒幕」を、例えば家康に仕えた天海にするなどしたら、もっと楽しめたのに、と思った。 これはきっとすぐに映画(映像化)されると思う。 個人的に設定もメッセージも好きな物語。
4投稿日: 2021.08.13
powered by ブクログこ家康、秀吉、信長、龍馬など歴史上のスター達がコロナ禍の現代で活躍するエンターテイメント小説かと思って読み始めると、それだけではないことに徐々に気付かされる。登場する歴史上人物の業績やエピソードを生かして問題を解決していく場面で歴史上人物の熱い思いに触れ、民主主義の現代政治に足りないもの、忘れているものを思い出させてくれる内容となっている。
0投稿日: 2021.08.13
powered by ブクログ当初は英傑だけのドリーム内閣を作って歯切れの良い政策を立てて現在のコロナ対策で右往左往する政治を揶揄するだけだと思ってた。 ないこともないが、世の中の政治離れや無関心、他力を指摘し、我々がどうあるべきかを問うていた。 実際はこんな単純なことではないのだろうけど、一人一人がなんのために今何をすべきか何を守るべきかを考えるのによい本。 不安に対する考え方について、しっくりきた。
3投稿日: 2021.08.08
powered by ブクログまず、タイミングと、設定が良い。昔のコウエイのイフシリーズを彷彿させる。長編大作で読みたい気をするが 、これくらいが丁度良いんだろうな。
0投稿日: 2021.08.07
powered by ブクログまさしく日本史オールスター内閣。一時代を築いてきた偉人達が現代にA.Iとして復活し、コロナ禍に喘ぐ日本を導くというストーリーは、まるで仮想戦記モノを読んでいるかのようなエンタメ感満載でした。さて、こんな決断力があるリーダーが現実に現れることは…残念ながら無いでしょうね。危機的状況の中で腹をくくらなければ根回しもなくこんなことは出来ないし、マスコミもそんなリーダーの登場を許さない。余裕が生まれれば主導権争い。案外まだ日本には余裕がある、と考えれば良いのかも知れませんが
0投稿日: 2021.07.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
国民の声を聞きすぎる政府というものは動きが重い。 結局オンラインに活路を見出すけれど、一部のIT弱者たちが取り残されてもやむを得まいという、そんな考えもあった。 誰かの正義は誰かの不正義。 それでも世界は少しずつ良くなっている。 各論よりも総論として、ビジョンが明確であれば人はついてくるし動いてくれる。 個人的には偉人たちの「声の大きさ」などの描写がツボだった。
0投稿日: 2021.07.14
powered by ブクログ歴史上の「ヒーロー」が一堂に会して国政を担う「もし」の妄想を楽しむSF。ネットニュースやSNSで情報を得ている層には身近に感じられそうだし、政治に関心を持つきっかけになるかも。一方、そうでない層では、人物や社会性、感染症の描きかたに面食らうかもしれないが、そういう読み物だと思えば良い。
0投稿日: 2021.07.08
powered by ブクログ設定が斬新ですごい夢物語ですが、とても胸熱くなりました。 今の日本はこういう絶対的なリーダーを必要としているのかもしれない。 偉人たちがかっこよすぎて、言葉のセンスも良くて心にささるものが多かった。 読みやすいのでサクサク進みました。 日本人として、色々考えるきっかけになったし、学びの多い一冊だった。
0投稿日: 2021.07.05
powered by ブクログ日本史が好きなので、過去の偉人が現代に対して何を感じているか、ビジネス小説ではあったが物語としてはおもしろかった!今の時代を変えるのは今を生きてる人がすること。会社においても今の時代にあったやり方に今働いてる人が過去の人もやり方も参考に変えていかないといけないと感じた。
0投稿日: 2021.06.26
powered by ブクログ「AIで復活した最強内閣は・・・。」2020年新型コロナウイルスの初期対応を誤った日本の首相官邸でクラスターが発生。総理が感染し、死亡する。徳川家康を筆頭に日本の歴史に名を刻む錚々たるメンバーで構成された最強内閣は大胆な政策を実行していく。新感覚のエンターテインメント登場。
0投稿日: 2021.06.25
powered by ブクログ今のコロナ禍を治めるためにAIで現れた過去の英傑達。そんな彼らが日本を変えていく話。徳川家康、坂本龍馬などが閣僚となり、思い切った政策や切断力で政治をしていく。今の日本の政治家や、国民に足りないことを過去の偉人たちに教えられた。
0投稿日: 2021.06.14
