
総合評価
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powered by ブクログ壁を打開するヒントを得たくて読んだ。動かし方が少しわかった気がする。非常に良いものが得られました。 歴史好きだからかもしれませんが、何箇所かで、感極まって涙が出てきました。不思議。
0投稿日: 2021.06.09
powered by ブクログこれは面白い!!!!! 強く推すすめをしたい一冊!! 国会での居眠りや、責任のない発言、責任のたらい回しなど、現代の政府に気持ちいいほど喝を入れてくれる徳川政権。読んでてとても気持ちいがいい!! また登場人物が過去偉業を成し遂げた事をこの現代に再度生かして目の前の壁を壊していく痛感ストーリー! 歴史を知らなくとも、過去の人物が今生きていたら、どんな活躍を見せるか!といった空想物語である!!! !! ホント面白い!!^ ^
0投稿日: 2021.05.26
powered by ブクログ私は今まで、歴史にも政治にもほとんど関心がなかった。世の中のことは、政治家や志が高い人に任せておけば、それでいいと思っていた。 でも、この本を読んでそんな自分が恥ずかしくなった。 この物語は、コロナで大混乱に陥っている日本を収束させ、地に落ちた政府への国民の信頼を取り戻すため、過去の英傑たちをAIでよみがえらせる、というところからスタートする。 歴史に詳しくない私でも聞いたことのあるような偉人たちばかりで、それだけでワクワクした。 一体、徳川家康率いる最強内閣は、どんな政策を打ち出すのか、読む前から心が躍った。 そんな軽い気持ちで読み始めたけど、実際読み終えたら、心が躍るどころじゃなく、なにか、あついものが私の胸の中にうまれた。 単純にコロナの話だけではなく、政治とはなにか、国とはなにかをすごく考えさせられた。 作中で龍馬が「わしらがつくりたかったのはこういう平和ではないぜよ。わしらが流した血はこういう国のためではないきに」と言ったセリフを読んで、今までの自分を心底情なく感じた。 前半部分では、この本の中の世界線の国民は最強内閣がいて羨ましい。現実になればいいのにと思った。 でも、後半を読み進めていくうちに、そうじゃないんだなと思った。 私もこの世という川の流れを壊さぬよう、国という堤の一人として、大きな海に向かっていきたい。
4投稿日: 2021.05.23
powered by ブクログコロナ禍に右往左往し、これまでの政治不信が爆発した日本で、AIが復活させた徳川家康・織田信長・豊臣秀吉・足利義満・坂本龍馬ら偉人たちが政権を担うことに。 乱世を生き抜いた英傑たちの、けた外れのリーダーシップにより、「最強の内閣」は日本の窮状に救いの手を差し伸べますが…‥。 誰もが知っている(少なくとも名前は聞いたことがある)歴史上の人物が閣僚を務める、という設定は室積光の『史上最強の内閣』に近いものがありますが、コロナ禍というタイムリーな話題を取り上げ、さらに「政治とは」「民主主義とは」「自由/不自由とは」といった重めのテーマを内包した本作は読み応えがありますし、ただのエンタメ作品にとどまらない魅力があるように思います。 実際問題、2021年5月の日本では、本作で「最強内閣」が採用したような過激な政策はとられないのだろうと思う反面、このような劇的な変化があれば(その変化を主導することができる政治になれば)、と思わず夢見てしまいます。 「政治が悪い」とグダグダと批判を続けたり、「最強内閣」のカリスマ性に酔い痴れて思考停止したりする国民の姿は、リアルで自分の生き方・考え方を見つめなおすきっかけにもなりますし、「自由のためには不自由を進んで受け入れなければならない」という坂本龍馬の言葉や、歴史を川の流れに例えた徳川家康の会見などは、中高生にぜひ読んで、考えてもらいたい内容だと思います。
3投稿日: 2021.05.21
powered by ブクログコロナ後安い日本が買い叩かれ、売国奴と愚民に満ち溢れた世界に先人の叡智は生かされるのか?ファンタジーだけど優しくない時代に必要な問いです。
0投稿日: 2021.05.16
powered by ブクログ一気に読めました。 確かに今のリーダーは都合のいいことばっかり言って責任を取らない人が多い… この小説から学べることは多いと思います。
3投稿日: 2021.05.09
powered by ブクログ面白かった!! 後半の展開は引き込まれました。 日本史に明るくないせいか、偉人たちの知らなかったエピソードもいっぱいあって、日本史を勉強したくなりました。 「自分が自由であることは、誰かが不自由であることだ。」すごく納得させられました。
4投稿日: 2021.05.09
powered by ブクログ書店で見かけ、ほぼ衝動買いで買った一冊。 冒頭の設定を読んだ際、よくこんなストーリーを思い付くなあ、と驚きと感心を持って読み進めました。 総理大臣に就任した徳川家康は、国の成長を意図的に止め、安定の世を築いたということで、現在のコロナ禍における政策に合うはず、ということです。その他、歴史的な偉人が、閣僚に指名されるわけですが、歴史の勉強をしつつ、小説としても楽しむ感じです。 現在の政策に対するアンチテーゼという感覚でもあり、政治家が口に出すことのできないことを公言したり、感じ方は人それぞれですが、個人的には十分面白い内容でした。 コロナを収束させ、信頼を取り戻せ! 2020年、AIとホログラム技術で復活した偉人たちで構成された徳川内閣に課せられたミッション。果たして最強内閣は、日本を救えるのか? 教養溢れる新感覚エンターテインメント。 内閣全員、英雄――。 コロナを収束させ、信頼を取り戻せ! 2020年。 新型コロナの初期対応を誤った日本の首相官邸でクラスターが発生。あろうことか総理が感染し、死亡する。国民は政府を何も信頼しなくなり、日本はかつてないほどの混乱の極みに陥った。そこで政府はかねてから画策していたAIとホログラムにより偉人たちを復活させ最強内閣をつくる計画を実行する。 AIにより総理大臣に選ばれたのは、江戸幕府の創始者である徳川家康。 経済産業大臣には織田信長、財務大臣に豊臣秀吉、厚生労働大臣に徳川綱吉、法務大臣に北条政子、外務大臣に足利義満など錚々たるメンバーの中で、皮肉にも総理大臣の補佐役である官房長官に選ばれたのは、江戸幕府を終わらせた男・坂本龍馬だった。 そんな歴史に名を刻む面々で組閣された最強内閣は、迅速な意思決定で、東京ロックダウン、50万円給付金、リモート国会、令和版楽市楽座、リモート万博など、大胆な政策を次々と実行していく。最初は「過去の人間に政治ができるのか」と半信半疑だった国民も、偉人たちのえげつない決断力と実行力に次第に歓喜し、酔いしれていくが……。 時代を超えたオールスターは未曾有の危機にどう立ち向かうのか!? そして、ミッションを果たした先に待ち受けていたものとは……!? ビジネス、歴史、政治、ミステリー、 あらゆるジャンルと時代の垣根を超えた教養溢れる 新感覚エンターテインメント!! <目次> プロローグ 第1部 最強内閣、始動。 1 東京をロックダウンせよ!最初にやるべきこと 2 龍馬と秀吉の記者会見将(リーダー)たるもの 3 国民に50万円を10日で配る方法秀吉と三成の最強のPDCA 4 独裁者、信長の交渉国の借金、どうする? 5 この国が罹っているほんとうの病どれだけ優れた仕組みも必ず綻ぶ 6 リモート国会と歌舞伎町再編計画人を動かすということ 7 リモート万博開催ウイルスより怖いもの 8 北条政子の演説と解散総選挙言葉は刀である 第2部 この国のリーダーに相応しいのは誰だ。 9 失踪 10 経済か命か 11 令和版“楽市楽座" 12 獏を探せ 13 対立 14 信長の野望 15 綱吉と吉宗 16 戦いを訴える 17 論争巻き起こる 18 暗殺 19 攘夷 20 敵はスペード 21 天下分け目の対決 22 日米首脳会談 23 賢者の意思 24 別れ
1投稿日: 2021.05.04
powered by ブクログ新型コロナウイルスの初期対応を誤り、挙句の果てには首相自らが感染し死亡。困った政府(政権与党)が投入したのが、AIとホログラムにより日本の中世以降の歴史上の英傑を蘇らせ、内閣を担当させるという奇策。総理大臣の徳川家康を筆頭に、三英傑の信長、秀吉は当然入閣。官房長官には坂本龍馬。果たして日本の行末は。 今、当に現実社会で実際に起きている事態を題材とした旬なエンタメ小説。裏表紙のあらすじで気になったら読むべし。 キモの設定はSF的だが、それ以外は現実社会的なお話。如何せん現実の日本のコロナ対策は、初期から今に至るまで全くもってグダグダな対応なので、本作を読むと、スカッとするような決断と実行力に、もうホント頼りたくなる内容である。 思い返せば、ダイアモンド・プリンセス号、アベノマスク、結局は国民の我慢と努力に縋るだけのような…。 ちょっと難しい語彙、歴史上の人物、事柄等の豆解説が小口や文中に豊富に載っており、日本史が苦手な方や中高生でも理解楽しやすく、文体も優しく、サクッと読める内容。 ただなあ、ヒロインがテレビ局の女子アナという設定は、ちと今どきではないような気が。
5投稿日: 2021.04.30
powered by ブクログ【きっかけ】 何か新しい本を読みたいと思い、某サイトを見ていたときに、高評価の新書だったので興味を持った。 また、歴史に疎い為、勉強したい思いもあった。 【感想】 歴史上の英雄たちが次々と登場します。歴史に疎い私も名前は知ってる人たちがいっぱい出てきます。作者の心遣いで各登場人物の解説が簡単に書かれているのはありがたかった。歴史の本ではないので、私のような無知な人でも読めるように配慮して頂いているのは嬉しい。 歴史上の英雄が取ったその当時の行動や考えを、今の現代での数々の問題に対して、どのように対応するのだろう????完全フィクションなのですが、あながちフィクションでもないかも?って思える内容でした。 作者は英雄たちの情報を色々調べて、この人なら現代の難局にどう対処するだろう?と色々考えられたのでしょう。 かつ、コロナを筆頭に、現代の政治問題、日本の問題。。。と様々な問題を議題にされていますが、全ての読み手も最後まで読めるようにわかりやすい内容で書かれています。 ですので、430ページほどありますが、スルスル読めました。 興味のある方は、是非手に取ってください。フィクション小説ですが、勉強にもなり、勇気をもらえる内容です。 個人的にもう一度読み返したい本です。 いい本に出会えました。
3投稿日: 2021.04.29
powered by ブクログ2021.4.18 42 かなり面白かった! 日本の統治機構や日本人の性格、現代へのメッセージ。楽しめた。
0投稿日: 2021.04.18
powered by ブクログ今だから読みたい本。 歴史を知れば知るほど、日本人は本質は変わっていないとよく思っていた。 だこら、英傑×現代とはどうなるのか。 そんな本を探していた。 家康は嫌いだけど、トップとしては必要な人物だったと思った。
0投稿日: 2021.04.18
powered by ブクログワクチン接種先進国のイスラエルは、ピーク時に1日9000人近くいた新規感染者が、200名程度に減ったという。英国でも同様の傾向。 一方、残念なことにワクチン確保が遅れている我が国は未だ「マンボウ」で騒いでいる… なんだかなぁ。 コロナワクチンの注射、とても痛いらしいけど。 特に若い人ほど痛いらしいけど。 この本は日経の広告で見つけた。 コロナ禍の日本を救うべく、AIで復元された徳川家康や坂本龍馬、織田信長、豊臣秀吉、北条政子、足利義満と言った日本の偉人たちで構成する「全員英雄内閣」がついに爆誕!と言った内容。 徳川家康がコロナ禍の総理大臣になっちゃうわけです。 そして、次々と難題を解決していく。 広告によると ー 時代とジャンルの垣根を超えた歴史・教養エンタメ小説 なのだそうだ。 まあ、そうかな。 閉塞感を打ち破る痛快感はある、 かもしれない。 ただこの小説、どこが「ビジネス小説」なのかわからない。 対コロナの具体的な政策もこの小説に期待しない方がよい。
22投稿日: 2021.04.18
powered by ブクログともかくおもしろいです。コロナ禍の現在に現れた日本の偉人たちが、突き抜けたリーダーシップで次々と課題を解決していくという痛快ストーリーで、久しぶりに読書に夢中になれました。
0投稿日: 2021.03.21
