
総合評価
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powered by ブクログ2026年1月読了。 六角形の館で起きる不可解な事件を探偵と刑事のコンビが解き明かすユーモアミステリーの傑作。 東川篤弥の長編はこれが初読みだ。以前『謎解きはディナーの後で』などを読んでその軽快なユーモアに爆笑した。今作はとぼけた掛け合いが愉快で楽しみながら読ませてもらった。長編になってもその切れ味は変わらず、最後まで面白かった。 今作はなんといっても舞台が特徴的だ。瀬戸内海に浮かぶ小島に建つ六角形の奇妙な館だ。多角形の館といえば綾辻行人の十角館が真っ先に頭に浮かぶが、作中でもそのことに言及されている。事件はこの館で起きた奇妙な墜落死から始まるのだが、この時点で館に何か秘密があることが察せられる。その秘密を暴くことが今作の最大の面白いポイントだ。 館の秘密を暴くミステリーといえば、まさに綾辻行人の館シリーズを彷彿とさせる。練りに練られた仕掛けに翻弄され、最後には唖然とすること間違いなしだ。綾辻ミステリーにも遜色ない奇抜な館にぜひ足を踏み入れてほしい。
0投稿日: 2026.01.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
独特すぎるミステリ小説。登場人物の軽快なやり取りが終始続き、ミステリ小説にありがちな物語の暗さが一切ない。 人をかなり選びますよね‥。個人的には真相もえ?それアリ!?という印象でしたし合わなかったかな‥
29投稿日: 2025.12.05
powered by ブクログ似たトリックの作品を読んだことがあったので、おおよその検討はついていたが作者らしいストーリー進行でライトな読み味の仕上がりになっていた。
0投稿日: 2025.11.14
powered by ブクログ東川先生らしいコミカルミステリ でもがっつり本格な大胆ミステリでした メイントリックは予想しやすいかなと思います そのネタを使ってどうやって物語を成立させるのかな、なんて事を考えながら読んでいました 正直「いや偶然の要素に頼りすぎでしょ(笑」と思わなくもなかったのですが、なんだかんだ許せてしまう空気感の作品だなぁと 20年前の作品のため時代を感じる描写もあったりしますが、その時代も生きてきたおじさんの自分はそれはそれと捉えて懐かしく楽しく読む事が出来ました 若い人にはちょっとキツかったりするかも……?
2投稿日: 2025.11.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
トリックは理解するのに少し時間がかかった。 ずっとふざけてるし謎解きシーンもこんな感じかと思ったけど、ちゃんと凄かった! 伏線回収も気持ちよかったから、さらっと読める本格ミステリーって感じで不思議な感じだった。
14投稿日: 2025.11.02
powered by ブクログ完全に内容を忘れてからの再読。少しユーモアがくどく感じるようになっていたが、伏線が秀逸すぎてやはりすごいが勝った。ミステリは暗い話が多いが本作の中心となるのは殺人事件ではあるものの、絶妙なユーモアによる軽快さがあってどんな時でも楽しんで読める本格ミステリだと思う。仕掛島も読もうか検討中。
0投稿日: 2025.10.24
powered by ブクログ仕掛島から戻ってきた勢の一員 メイントリックである館の仕掛けは「いくらなんでもこれは」というバレバレの趣向だが、犯人当ては面白かった 文章もややクセがあるもののドタバタコメディミステリーとして好み 仕掛島では、こちらの主人公と探偵がいい感じになっていた気がするが記憶が確かではない 星4つまでは行かないかなあ 3.7
1投稿日: 2025.10.24
powered by ブクログ瀬戸内の横島にある六角形の館で、不思議な死亡事故が起こる。未解決のまま半年後に再び…… 粗忽者な若い刑事と行動的でちょっぴりチャーミングな探偵が繰りひろげる、ちょっと楽しい脱力系ミステリードラマ。 なぜ舞台を1980年代の瀬戸内海に浮かぶ小さな島としたのか、そのことは物語に関わるとても重要な点となるので、大切にとっておいて。
8投稿日: 2025.10.18
powered by ブクログ仕掛島から読んだため、今回の作品はイマイチだったが、まあ楽しめた。 刑事と女探偵のやり取りが少々滑稽に思えた。 本格ミステリとなるなら、キャラクターも硬派でいて欲しかった。 仕掛けも予想外でもなんでもなく、そんなことだろうなと思った程度だったが、気軽に読めたのでまあよかったかなと。
0投稿日: 2025.09.10
powered by ブクログ仕掛島のほうを先に読んでしまったので、衝撃はそちらに譲るが、エンタメ度もミステリ度も劣らない。 バカミスのようなノリで展開されるものの、しっかりと本格で着地する。見事すぎるミステリ。まさかこの二人がね…。と、続編を知っているだけに、にやにやしながら読んだ。面白い。 ミステリ入門として、これまで周囲には「十角館の殺人」を薦めてきたが、これからは本書となるかもしれない。 しかし、この表紙絵はどうだろう。こういうのはタブーなのではないのか?
0投稿日: 2025.09.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
相馬刑事が部屋を間違えてた場面から何かしら館自体に何かがあることは示唆されていた。 今回の館の秘密は読者によって賛否が分かれる所だとは思うが、私的にはちょっとリアリティに欠けた気がする。 殺害の動機も今ひとつだし、登場人物のキャラクター設定もすっきりしなかった。 東川氏の作品にはあまり琴線が触れないので相性が今ひとつなのかもしれない。
2投稿日: 2025.08.18
powered by ブクログ以前から書店でプッシュされてたので気になった作品。 コミカルで読みやすいミステリーで初心者向け。 ただ個人的にはコミカルさが悪影響を与え内容が薄く感じた・・・。 期待しただけに残念
13投稿日: 2025.08.13
powered by ブクログユーモアミステリーの名手である東川篤哉の長編クローズド・ミステリー。 仕掛けというかカラクリの元というか、そこだけはメタ読みに近い感じでプンプン匂うけど他の伏線がなかなか難しい。 読み終えて解説読んで納得! 東川篤哉さんのはこれからもただただ楽しんで読もう!次の仕掛島も購入しようと思います。
1投稿日: 2025.08.09
powered by ブクログ変わった建物と過去の未解決の事件。コミカルな会話はちょっとつまらないなと感じる場面も多々あった。壮大なトリックではあるが疑問を感じる。動機もイマイチで若手刑事の相馬はポンコツだなと思った。
8投稿日: 2025.07.20
powered by ブクログ5角形の舘で起きた殺人事件。半年後に集められた関係者が更に事件にまきこまれながらなぞを解いていく。刑事と探偵の掛け合いがコミカルwwwまさかの5角形の舘の秘密に感心。
8投稿日: 2025.03.27
powered by ブクログ瀬戸内海の孤島に屹立する異能の建築家・十文字和臣が設計した館で起きた本人の変死事件と新たに起きた連続殺人事件を美人女探偵・沙樹と女性にだらしない刑事・相馬が捜査するユーモア仕立ての本格ミステリーで奇妙な館に不可能犯罪、クローズドサークルに個性豊かな登場人物といった魅力的な要素に加え大胆不敵なトリックと館の真の姿に驚かされた。
2投稿日: 2025.02.19
powered by ブクログ瀬戸内の孤島、横島にある建築家の館で1月に事件が起こり、不可思議な事件として未解決状態。 そして、8月のお盆に再び関係者がその地に集まり、夏休み()を満喫するつもりだったのにまた殺人事件が発生。 嵐のような雨のせいで本島の警察が来れない状態でさらにまた事件が起きて…という話。 主人公は、館の主人の遠い親戚として招待された刑事、同じく親戚として招待された女探偵と一緒に事件解決に動いていくんだけど、そこはやはり東川篤哉先生の作品らしく、キャラクターの個性が強い。 館物の話やし、本格ミステリっぽい雰囲気やし、正統派な感じなのなって読む前は思ってたんやけど、キャラクターのユーモラスな会話に楽しみながら読めましたん。 天才建築家が建てた建物だけあって立体的な話が多くて、そこが難しかったけど、そこら辺の理解は捨ててミステリーとして楽しみましたんฅ(*´꒳`*ฅ)ꪆ
1投稿日: 2025.02.19
powered by ブクログ普段あまりミステリーを読まないという人には良い作品だと思う。登場人物もさほど多くなく、トリックも至ってシンプルである。 読みなれていれば「ああ、たぶんこういうことだろうな」という大筋は前半でわかってしまうとも言える。だからといってつまらないということもなく、ディティールの部分でなるほどという箇所もあったので面白かった。
1投稿日: 2025.02.07
powered by ブクログこの作者のミステリは、読みやすくてとても助かる。いつも翻訳小説などで疲れた後に読ませてもらっています。 コメディ色が強いけど、それもこの人ならではの感じがして落ち着く。 トリックや仕掛けはなんとなく初めから透けて見える気がする。(昔、児童小説で同じような仕掛けの話を読んだからかも) 気軽に、それでもちゃんと筋の通ったミステリを読みたい時におすすめです。
2投稿日: 2024.06.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大掛かりな物理トリックが楽しいミステリ。 198x年、未だ瀬戸大橋完成前の時代設定が映える。 どたばたユーモアは効き過ぎでちょっと読み疲れ。
0投稿日: 2024.04.28
powered by ブクログ楽しんで読んだんだけど、頭が堅いので、完璧な密室ではない"ネオ密室"であるものの、解説の宇田川氏いうところの"物理トリック"がどうも苦手です
0投稿日: 2024.02.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
何かしら館にトリックがあるとは思ってたけど、ボルトとナットだったのは驚いた。要素いくつかあったけど分からなかったなぁ。 謎解きはディナーのあとでもそうだけど、東川さんの作品はユーモアもあって気軽に読めるのが良い。登場人物のキャラが立ってて良いなぁ。
0投稿日: 2024.01.30
powered by ブクログ「横島」に建つ六角形の「館」で起こった、建築家の不審な死! 集められた関係者が嵐に閉じ込められ、起こる殺人! お館もののお約束バッチリ面白さぎっしりの、長編です。 続編が出たというので、おさらいのため読み返しましたが、やっぱり犯人やトリックをすっかり忘れてて、初読み同様、面白かったなぁ。時代設定が1980年代なので、其処此処が昭和感まみれですねぇ。
7投稿日: 2024.01.17
powered by ブクログ登場人物の掛け合いが面白いです。 ただ、館シリーズを意識した?クローズドサークルもののため、もっと緊迫感を感じたかったです。。
0投稿日: 2023.11.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
岡山県警捜査一課所属の相馬隆行刑事は、休暇を取って瀬戸内海に浮かぶ小島「横島」に向かった。大手工務店で社長を務める叔母の康子から、別荘へと招待されたからだった。 別荘へ招待されたのは、医師の吉岡、工務店副社長の鷲尾、県議会議員の野々村、その娘奈々江、ルポライターの栗山。奈々江と栗原以外は、事件当日に現場に居合わせた人物。 その事件とは、正月早々に別荘の当主である岡山県内では知らぬ人間などいないとまで言われる、「稀代の天才建築家」十文字和臣が、墜落死体で見つかったのだ。 警察の捜査は難航し、未だ解決の糸口すら見付けられない状態であった。 島内では、十文字家の三人の息子が、奈々江を射止めるために待ち構えていた。十文字家と野々村家の間では、許嫁の約が取り交わされていたのだった。 島に着く早々、十文字兄弟による奈々江争奪戦が勃発。招待客の一人小早川沙希が割って入り、事なきを得た。 家の真ん中に螺旋階段がある銀色の館では、康子夫人によるもてなしが供されたが、その晩長男の信一郎が殺される。同時、嵐が迫っており、船舶の運航は停止。警察の介入は数日後となり、孤島となっていまう。 翌日にはルポライターの栗山も、墜落死を遂げる。 信一郎、栗山共に進入不可の屋上で起きた殺人。不可能犯罪に挑む相馬、沙希、奈々江は、犯人に罠を仕掛ける。 うーーーーーん。合わない。 つーか、非常に残念。惜しい惜しい。 一時期流行したトップノベリストたちが手掛けた「仕掛けのある建築物」を踏襲し、ストーリーの中心軸に置いたのは大変好ましく、大仕掛けのトリックが嫌いではないわたしとしては、来た来たぁと思いながら読み進めました。さらにクローズドサークルなんて、ミステリの王道中の王道。 実際に、その建物の仕掛けと言うか、建築目的自体の設定はとても素晴らしいアイディアだと、高く高く評価しております。 瀬戸大橋から眺める「アレ」は、さぞかし注目を集めることでしょう(笑) が、それもこれも主人公の相馬隆行のキャラ設定でぶち壊し。コミカルなテイストは、好きな人は好きでしょうし、本格的な雰囲気より確実に取っつき易いのは間違いありません。 ですが、わたしにはその軽薄短小な立ち振る舞いやセクハラまみれの言動は、マイナス以外の何物でもないのです。 東川先生の作品は本作が初めてですが、「謎解きはディナーのあとで」などのヒット作の噂を聞けば、コミカル路線がうりであり、一定以上の支持を集めていらっしゃることを考えると、今の時代、硬派なミステリはマイノリティなのかもしれませんね。
1投稿日: 2023.10.21
powered by ブクログ★で――でしゃばりたいわ(p.105) ■五つのメモ ・1980年代のできごと。瀬戸大橋は着工はされているがその姿はいまだ海上には現れていない。舞台は備讃瀬戸の「横島」。将来瀬戸大橋の橋脚が立つ島となることが確定している。 ・横島には(ある種の)天才建築家十文字和臣が設計し自ら変死した別荘があり、そこに変死事件のあったとき滞在していた者たちが再度集められた。その中に岡山県警捜査一課の若手刑事相馬隆行と女探偵小早川沙樹もいた。二人とも康子夫人の親戚(的なもの)で関係者ではある。 ・館は正六角形で中央に螺旋階段があり、螺旋階段の周囲に謎の余白もあるので、いかにも部屋を間違えたり階段部分が回転したり上下したりうっかりニンゲンが落っこちたりしそう。 ・当然ながら殺人事件が起こり、当然ながら台風で警察は来られない。閉鎖空間の中で若手刑事とおんな探偵は捜査を始める。まあ、正直、犯人が誰かということ以外はほとんどの人が読みはじめてすぐに解いてしまえるとは思います。 ・果たして相馬隆行刑事はおんな探偵小早川沙樹を押し倒すことができるのか!? ■てきとーなメモ 【一行目】十文字和臣の名は岡山では知らない人がいないほど有名であり、岡山以外では知ってる人がいないほど無名である。 【青柳新之助/あおやぎ・しんのすけ】別荘の常駐管理人。 【エンピツ回し】《八十年代におけるもっとも洗練された思索的なポーズのひとつ》p.269 【オーシャンドリーム号】十文字家のクルーザー。 【神山/かみやま】警部。岡山県警捜査一課の大黒柱。 【栗山智治/くりやま・ともはる】フリーライター。雑誌『建築現代』の取材で来ている。 【小早川沙樹/こばやかわ・さき】女探偵。十文字康子の姪。数多くいる十文字家の親戚の中ではかなり近い。美人ではあるようだ。脚線美のモチヌシでもあるようだ。烏賊川市シリーズの朱美さんに近い性格かと。《あたし社会派は苦手なの》p.246 【小早川隆生/こばやかわ・たかお】この巻では登場しないが女探偵と若手刑事の間に生まれる予定の子。ということで若手刑事は無事おんな探偵を押し倒すことに成功したということですね。数十年後に十文字別荘がある島の近くの島で起きた事件を解決する探偵となっている。この時点で十文字邸はほぼ廃墟となって白く輝いていた。二つの事件の間にはなんの関係もない。 【沙樹】→小早川沙樹 【三郎】→十文字三郎 【下津井電鉄】岡山の瀬戸内寄りの出身なので下津井電鉄にはとても馴染みがあります。この本の事件の数年後には廃線になったようです。原風景のひとつではありました。 【十文字和臣/じゅうもんじ・かずおみ】(ある種の)天才建築家。十文字工務店を一代で地元の優良企業に育て上げた立志伝中の人物。経営者としても建築家としても一流。六角形の別荘で死んでいた。 【十文字組】十文字工務店の子会社。和臣直属で彼が作りたい「芸術的な」建築を赤字覚悟で作る会社。赤字分は親会社が広告宣伝費として補填するというプロ野球に似たシステム。和臣の死と共に解体されたがユニークな集団だったようだ。もしかしたら残党が邸にいるかもしれない? 【十文字三郎】和臣と康子の三男。二十七歳。 【十文字信一郎/じゅうもんじ・しんいちろう】和臣と康子の長男。三十六歳。 【十文字正夫/じゅうもんじ・まさお】和臣と康子の次男。三十四歳。優秀な技術者。康子の連れ子なので和臣と血はつながっていない。 【十文字康子/じゅうもんじ・やすこ】和臣の二人目の妻。現在の社長。器としてもなかなかの大物と言えそう。 【信一郎】→十文字信一郎 【瀬戸大橋】完成したら横島は橋脚のある島となる。降りてくる道が作られる予定ではあるが。ぼくが岡山にいた頃はまだ「夢の大橋」とか「夢の架け橋」とか呼ばれており実体はありませんでした。当時は基本的に開発は「善」でした。青柳の考えでは本来「橋」というものは「島」に対して架けられるものであって「島」に奉仕するはずのものだが瀬戸大橋は「島」を足蹴にし「島」に奉仕させ跨いでいく想像外の代物。 【相馬隆行/そうま・たかゆき】岡山県警捜査一課の若手刑事。二十六歳。神山の部下。十文字康子とよくわからないくらい遠い親戚で、プライベートな立場で集まりに参加することになった。だが康子夫人を「おばさん」呼ばわりできる唯一の存在でもある。《あるはずの物が見当たらないのは妖精が隠しているからだ、といいますよ》p.14。 【隆行】→相馬隆行 【テキーラ】世界一陽気な飲み物。 【動機】動機を無視するのは三流だと沙樹は言ったが、たぶん別の機会には動機なんてどうでもいいと言いそうな気がする。 【奈々江】→野々村奈々江 【野々村淑江/ののむら・としえ】県会議員。十文字和臣変死時に邸に滞在していた。 【野々村奈々江/ののむら・ななえ】淑江の娘。高校を卒業したばかり。美人。意外に辛口。「つまり、昼間の紗樹さんはズバリ三流だったわけですね」p.200 【閉鎖空間】隆行は考える。「判らない。いったいなぜ、あんなふうになる? 全員で肩を寄せ合っているほうが、絶対に安全なのは判りきってるというのに。みんなはなぜわざわざ危険なほうを選びたがるんだ? 解せない」p.236 【別荘】(ある種の)天才十文字和臣が横島に建てた六角形四階建ての建物。外観はほとんどラブホテル。メタルカーテンウォールらしく外壁はステンレス製で銀色に輝き屋上には展望室ドームがある(ドームは廊下によって四つに分かれており廊下には屋根がない)。内装は和風旅館のようなしつらえ。中央部分が螺旋階段になっており十文字和臣はそこで墜落死していたが螺旋階段は墜落できるような構造ではなかった。ただいかにも回転したり間違えたりしそうな感じ。螺旋階段の周囲に余計な余白もあるし。屋上の構造もヘンだし展望室としては眺望が良くなさすぎる。建物は数十年後ほぼ廃墟となっている。 【部屋割】一月の事件のときに滞在していた者はそのままの部屋となっている。この手の部屋を間違えやすいタイプの建物では上下が重要やったりするので部屋番号優先でメモ。一号室は、一階が正面玄関、二階が十文字正夫、三階が空室、四階も空室。二号室は、一階が青柳新之助(管理人室)、二階は空室、三階も空室(後に三郎)、四階は小早川沙樹。三号室は、一階が厨房と洗濯室、二階が吉岡俊夫、三階が相馬隆行、四階が野々村奈々江。四号室は、一階が食堂、二階が十文字康子、三階が鷲尾賢蔵、四階が野々村淑江。五号室は、一階が居間、二階が十文字信一郎、三階が栗山智治、四階が図書室。六号室は、一階が応接室、二階が十文字三郎、三階が空室、四階も空室。屋上は六角形の内側に小さく円形に展望室が二つと階段の昇降口と十文字和臣の部屋が十字の通路で四つに区切られており十字の中央点に日時計があり仕掛け感満載。 【正夫】→十文字正夫 【康子】→十文字康子 【横島/よこしま】十文字家の別荘がある備讃瀬戸中の島。いちおう道路があり、車もいる。《なにもない島は、なにもないがゆえに静かで平穏である。》p.21 【吉岡俊夫/よしおか・としお】十文字家の主治医。おしゃれな眼鏡と知的で端正な顔。三十二歳で少し白髪があるのがむしろ魅力的。十文字和臣変死時に邸に滞在していた。 【鷲尾賢蔵/わしお・けんぞう】十文字和臣の右腕と呼ばれた。現在は副社長。実質的には十文字康子に社長の座を奪われた形。
1投稿日: 2023.09.29
powered by ブクログ東川篤哉の長篇ミステリ作品『館島(英題:The Island of the Silver Tower)』を読みました。 東川篤哉の作品は、今年6月に読んだ『謎解きはディナーのあとで ベスト版』以来ですね。 -----story------------- 天才建築家・十文字和臣の突然の死から半年が過ぎ、未亡人の意向により死の舞台となった異形の別荘に再び事件関係者が集められたとき、新たに連続殺人が勃発する。 嵐が警察の到着を阻むなか、館に滞在していた女探偵と若手刑事は敢然と謎に立ち向かう! 瀬戸内の孤島に屹立する、銀色の館で起きた殺人劇をコミカルな筆致で描いた意欲作。 驚愕のトリックが炸裂する本格ミステリ! 解説=宇田川拓也 ----------------------- 2005年(平成17年)に刊行された、ノンシリーズ物の作品です。 ■プロローグ ■第一章 館への長い道 ■第二章 墜落事件の話 ■第三章 奈々江の決断 ■第四章 展望室の死体 ■第五章 展望室の二人 ■第六章 アリバイを聞きながら ■第七章 再び墜落の夜 ■第八章 十文字和臣の醜聞 ■第九章 真犯人 ■第十章 真相 ■エピローグ ■解説 "正攻法"の島に立つ"大胆"なる館 宇田川拓也 巨大な螺旋階段の下に倒れていた当主の死因は、転落死ではなく墜落死だった!? 天才建築家・十文字和臣の突然の死から半年が過ぎ、未亡人の意向により死の舞台となった異形の別荘に再び事件関係者が集められたとき、新たに連続殺人が勃発する、、、 嵐が警察の到着を阻むなか、館に滞在していた女探偵・小早川沙樹と若手刑事・相馬隆行は敢然と謎に立ち向かう! 瀬戸内・岡山の孤島・横島に屹立する、銀色の館で起きた殺人劇をコミカルな筆致で描いた意欲作。 『謎解きはディナーのあとで』、『もう誘拐なんてしない』、『放課後はミステリーとともに』などで注目を集めるユーモア推理の気鋭が放つ、大トリック炸裂の本格ミステリ。 嵐で陸と断絶した孤島が舞台となるクローズドサークル物に密室殺人が絡み、本格ミステリ好きにとっては堪らない魅力的な舞台設定… しかも、事件の現場となり関係者が滞在するのは、六角形の館、真ん中に螺旋階段、最上階に屋根のない十字廊下とドーム状の展望室 という、これまた何か仕掛けがありそうな建物、、、 そこで起きた建築家の謎の死(墜落場所がわからない墜落死)、その半年後に残された未亡人が当時の宿泊者を招待し事件の真相を解明したいと美人探偵に依頼するが、そこでさらなる殺人事件が起こる… イイですねー これだけで愉しめる舞台設定ですね。 全般的に女探偵・小早川沙樹と若手刑事・相馬隆行のコミカルなやりとりに彩られており、シリアスになり過ぎないところも、東川篤哉作品らしくて良かったですね… 死に至った理由や動機等はしっかりしており伏線回収含め、納得の展開ですが、トリックが壮大過ぎるところは、好みの分かれるところかなー 個人的には嫌じゃないんですけどね。 綾辻行人の館シリーズ『十角館の殺人』のオマージュ的作品らしいです… であれば、タイトルは『六角館の殺人』で良かったんじゃないかな。
1投稿日: 2023.09.22
powered by ブクログコミカルな会話は東川篤哉先生らしさあり。 でもトリックとか動機はんー…。 私は他の作品の方が好きでしたね。
5投稿日: 2023.09.06
powered by ブクログそんなトリック、解らないでしょ!と思いながら読み終えました。 瀬戸大橋の話が私には一番楽しめました。
0投稿日: 2023.05.28
powered by ブクログキャラクター設定やセリフがチャラけていて、ふざけた感じではありますが、内容は意外とちゃんとしていました。 惨劇が起こったわりには緊迫感の無い軽い感じで話が進みます。軽い感じなので読みやすいです。瀬戸内海への思い入れを感じました。
1投稿日: 2023.04.03
powered by ブクログ初めて東川篤哉さん読みました。 バカミス?というらしいですが、面白かったです。コミカルな会話も自然で連続殺人起きているのに、全然ドロドロ暗ーい雰囲気が無く、楽しく最後まで読めました。 館のトリックにビックリしましたー!予想が当たっていた部分もあったけど、館の全体像がわかった瞬間,それー!!っビックリして声上げてしまった。最高に面白い館ミステリーでした。
1投稿日: 2023.03.14
powered by ブクログ絶海の孤島ものだし、ロジックもしっかりしているし、綾辻氏の「館もの」に通じるような面白さもある。 しかし、これは作者の持ち味かも知れないがコメディ仕立てになっている。会話やキャラがユーモラスと言うより、ギャグをあちこちに入れてあるのだが、これが全く面白くなく物語の足を引っ張っている。ここらを省いた方がずっと面白くなった気がするだけに残念。
2投稿日: 2023.01.19
powered by ブクログ瀬戸大橋の工事が進むさなかの198X年、瀬戸内海の孤島にその銀色の館はあった。 半年前創造主が謎の転落死してしまったその館に招待された女探偵と刑事、そして嵐となった島でまたも不可解な事件が・・・。 「館」に焦点を当てたユーモアミステリ。 大胆なトリックながら伏線はちゃんとしています。 やっぱ女探偵っていい。
0投稿日: 2023.01.04
powered by ブクログコメディー要素が強いが、ちゃんと本格ミステリー。特徴的な建物が、綾辻行人の十角館の殺人を連想させる。1980年代、瀬戸大橋が完成する前の時代設定で、台風の大きさはミリバール、野球チームは大洋、と今の若者には馴染みのない表現も懐かしい。今年出た『仕掛島』を続けて読んでみようと思う。
0投稿日: 2022.11.20
powered by ブクログ物語の舞台となった別荘。 この形に意味がないわけはないよなぁ。絶対に、トリックとして使われるよなぁ、と思いながら読み進めていました。 トリックの詳細は予想していた通りのものでしたが、犯人の断定はできず。理由がまさかでしたので。 まあ、予想はつきやすいトリックだとは思うのだけど、そもそもこの別荘の外観が何を意味しているのか。そこに気づかないと、看破したとは言えないのではないでしょうか。気づかなかったです。 仕事で嫌というほど目にするものなのだけど。もう、毎日目にしている存在なのだけど。 あれを構造物として建てようとは思わない。十文字和臣氏に打倒です。十文字というネーミングもミスリードなんでしょうね。
1投稿日: 2022.11.19
powered by ブクログ『仕掛島』を読む前に、なんとなくの気持ちで読んだ一冊でしたが、こちらのトリック、今までにないワクワク感があり、なかなか面白かったです。 198×年、すなわち80年代の日本を舞台にした物語なのですが、携帯電話がないくらいで、現代とそれほど違和感を感じない設定で、すぐに内容に入り込むことができました。 ただ、殺人事件という舞台で、別にあえて重くする必要はないんですが、なんとなく軽さというか、読者を選ぶコミカルタッチな感じはありました。 ただ、その気がかりな点を乗り越えるようなトリックや伏線の数々は、あぁ、自分はやはり推理小説が好きなんだなぁと、改めて感じるところであります。 瀬戸内海の島を舞台にしたこの作品を読んで、なんとなく直島を思い浮かべました。あちらも確か有名な建造物があったはず。 前に一度行った隣の小豆島は、本州とも、四国とも違う独特の空気感が流れておりましたー。 この本を読んでいて、再び旅行をしているときの気分になることができました。そういう意味でも素晴らしい一冊。 『仕掛島』も、積読を少しばかり消化してから読み始めようかな。
6投稿日: 2022.10.10
powered by ブクログ時代設定が少々古いこともあって、作品にどういう影響があるのかと思いきや、あるようなないような。 ただ、思ったよりも壮大でかつ氏らしからぬ正統派らしいトリックだった(笑)。今回、ユーモアはどちらかと言えば控えめで、むしろそれが伏線になるようなことはあまりない。全くないわけじゃないし、解決へのヒントになってるところもあるんだけど、ユーモアというより単なるキャラ故のという気がする。 キャラ設定は少しコテコテすぎて、やや胸焼けがするような感じもしたんだけど、トリックの仰々しさ(解説にあるように新本格へのリスペクトかな)が良い意味で裏切られた感じがある。キャラへのうっとうしさを補って余りある作品だと思った次第。
1投稿日: 2022.02.23
powered by ブクログ館に島だしちょっと厚めなので壮大な感じがして、気軽に読める作品が好きな自分には難しいかなと思ったがそんなことはなかった。 キャラクターも面白く、読みやすく最後まで止まらずに読み終えられた。
0投稿日: 2022.02.20
powered by ブクログ探偵の年齢が若すぎてどんな話だ?と思ったけど、ちゃんとミステリーでちゃんとした話だった。 ただどこかで聞いた話な気がするとずっと思ってた。
0投稿日: 2022.01.21
powered by ブクログ半年前の事件の関係者が再び集まり そこで起きた殺人事件を追う 刑事と女探偵のやり取りはおもしろかったです そして終盤の謎解き 現実に可能なのかなとちょっと思っちゃいましたけど まぁ楽しめました
7投稿日: 2021.11.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
東川作品は初。ユーモアミステリという噂は聞いていたが、イマイチ思っていたのと違った。 雰囲気や文章、キャラクターなどがどうも好きになれず、読んでいて辟易するような場面も多い。 トリックは、ある程度予想がつくのでそんなに驚きはしなかったが、「ネジとナット」というモチーフを絡めてくるあたりは上手い。 「螺旋階段の上下による部屋の間違い」という犯人を特定する手がかりもよくできている。 終わってみると、そこまで悪くはなかった。(好きではないが) ユーモアの感じはあまり好きではないが、例えば「吉岡医師が愛していたのは淑江だった」など事件の本質的な部分まで的確なユーモアを貫いているのは好印象。解説のベタ褒めもまぁ分からないことはない。 とりあえずもう少し東川作品読んでみようかな。
2投稿日: 2021.11.15
powered by ブクログキャラクターも面白く、キャラクター同士のコミカルなやり取りも面白く読みやすく。ノンストレスで読めた。 読めない漢字や分からない事が無く理解し難いことも無く。読ませるために書いてある。素敵な作品だと思う。 純文学ばかり読んだ後なので尚更そう感じているのかもしれない。 六角形の建物のなかで未解決の事件を酒を飲んだりしながら推理してく。そして嵐もくる。人も新たに死ぬ。新たに推理する。
3投稿日: 2021.08.15
powered by ブクログ初東川篤哉。コミカルなやり取りも面白いし、あまりに大胆なトリックにも脱帽。『斜め屋敷の犯罪』にも匹敵する、愛すべきバカミスです。この作者、とても気に入りました。
0投稿日: 2021.05.23
powered by ブクログユーモアありのミステリーで読みやすかった トリックが大掛かりすぎてビックリ 装丁からイメージしたのは、もっと重めのミステリーだと思ってた
0投稿日: 2020.03.31
powered by ブクログ長編。今作は東川篤哉特有のギャグとかユーモアは薄めかな。それでも登場人物たちの軽快なやり取りは変わらず。壮大というか大掛かりなトリックにしては犯人の動機はその時の人間の心理として非常にわかりやすかった。女探偵である小早川沙樹のキャラが好みなのでこの人が出る続編が欲しいところ。
0投稿日: 2019.12.28
powered by ブクログ舞台は、瀬戸内海の孤島。天才建築家が建てた銀色の六角形の奇抜な外観を持つ館、更に嵐に見舞われ、外部(警察)が来られないクローズドサークル状態と、好きな人には十分心惹かれるシチュエーションかと思われます。 館の主が不自然な墜落死を迎え、未解決なまま半年後に当時の関係者+αが再び館に集結。閉ざされた空間で、連続殺人事件が起こっていくストーリーとなっています。 主人公達の掛け合いはコミカルな感じで進みますが、ストーリーは、しっかり作られている印象を受けました。 トリックに関しては、なんとなく想像はついていたのですが、残念ながら自分の想像と逆でした。
0投稿日: 2019.08.18
powered by ブクログあまり期待せずに読み始めたのですが、思いがけず思いっきり本格で面白かったです。館モノが好きな私としてはヒントがあからさまだったので転落のトリックには早々に気づいてしまいましたが、さすがに将来的なことを見据えていたのには気づかずその設定に感動しました。「謎解き~」では特徴のあるキャラを上手く使いこなしていましたが、こちらもなかなか軽薄な楽しいキャラでユーモアミステリとしても楽しめました。続編はまだでしょうか。是非読みたいです。東川さんの他のシリーズも読んでみたくなりました。
1投稿日: 2019.06.14
powered by ブクログ初めて東川篤哉さんの作品を読んだ。謎解きはディナーの後で」でお名前は知っていましたが…。 とてもユーモラスで思わずプッと笑ってしまうような場面もあり、楽しく読める作品だ。でも、内容はしっかりしていて、謎解きも楽しめた。
2投稿日: 2019.03.22
powered by ブクログ軽快なリズムで進むユーモアミステリ。 あらすじにもある通り、トリックは驚愕。でも「ぶっ飛び」ではないギリギリのレベルなのが東川篤哉のすごいところ。 個人的には「ミステリ」部分よりも「ユーモア」部分が好きでした。 キャラクターが魅力的です。 読了後、もう一度読み返して「ミステリ」部分の伏線を拾っていくと、尚面白いんだろうなぁ 一冊で二度美味しい本です。
1投稿日: 2018.09.14
powered by ブクログこの人の作品は初めて読んだんだけど物語の進め方や壮大なトリックは読んでいてすごく楽しめたし最後はホッコリした気分にもなれてよかった。 ただこれがこの人の持ち味で好きな人にはこれこそが東川篤哉だっていうところなのかもしれないけど、自分にはこの時々折り込まれてくるくだらないジョークがあまりにも肌にあわなくて興ざめでした。 普通に書けばいいのになぁと思うけどまぁそれがこの人の個性だっていうんなら仕方ないのかなぁ。
1投稿日: 2018.09.02
powered by ブクログあらすじを読んだだけで、綾辻行人「十字館の殺人」のパロディとすぐにわかる。作品の中にも「十字館の殺人」の題名を何気なく出しているので、狙ってやってるのは確実。ご本家と同じようにあっと驚くようなしかけあり、それを終盤で怒涛のごとく謎解きしている感じもお見事。 瀬戸内海という場所と妙に古い時代設定も最後まで読むと納得できる。 岡山出身としては、「天満屋の屋上」とかのローカルネタは嬉しい。が、セリフが岡山弁で無いのはちょっと残念。 そういえば、瀬戸大橋の橋脚になった島は、全部香川県なので、岡山県警は出てこないと思うのだが... 指摘するのは野暮かな。
0投稿日: 2018.08.08
powered by ブクログ天才建築家・十文字和臣の突然の死から半年が過ぎ、未亡人の意向により死の舞台となった異形の別荘に再び事件関係者が集められたとき、新たに連続殺人が勃発する。嵐が警察の到着を阻むなか、館に滞在していた女探偵と若手刑事は敢然と謎に立ち向かう!
0投稿日: 2018.06.16
powered by ブクログ今回もやられた。館ものミステリーは我が国でガラパゴス的に進化したので、館の特殊な構造で不可能犯罪が成立したのだ、ということは見当が付く。しかし、作者にしてみれば、そこを悟られたところで痛くも痒くもないだろう。 意表を突く動機。時代設定を瀬戸大橋完成の直前にしたこと……。お見事。 脱帽し、剃髪し、四国八十八の霊場を巡礼したい心境だ。
0投稿日: 2017.11.17
powered by ブクログ館もの。 すごいような気がするけど深く考えてはいけないタイプ。 ユーモアセンスは合わないと感じた。
0投稿日: 2017.10.29
powered by ブクログ例によってどたばた喜劇要素たっぷりだが、 わたしは「孤島の密室」的な話が好きなので楽しめた。 (そんなに長くホテル住まいができてうらやましいと ホテルや孤島、あるいは豪華客船ものを読むと思ってしまう)
1投稿日: 2017.10.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
すっかり「謎解きはディナーのあとで」で有名になってしまった東川さん。 お得意のユーモア(?)ミステリーではなく、驚いたことに(なんて失礼な!!)ユーモア抜きの正統派ミステリーになっていた。 ところどころに笑いどころはあるけれど、それも息抜き程度。 トリックについては、しっかりと考えられた奇想天外なミステリー仕立てになっている。 トリックが・・・某年末歌番組で話題になっていた衣装対決を連想するような、大掛かりだけれどちょっと笑ってしまった。 読み終わってから、「あぁ、これが伏線だったのか」と思うところもあり、誰が読んでもあからさま過ぎる伏線ありで、そんなところも含めて楽しめた。
1投稿日: 2017.02.28トリックは素晴らしい
トリックは素晴らしいが物語が独特で自分は笑えなかった。コミカルがなければよかったのに。ちなみに違法建築じゃないの?電気の配線は大丈夫なの?
0投稿日: 2017.01.28トリックのスケールさは著者の中でNO.1!
最初表紙を見たときに“固そうな内容かな?”と思いました。 でも書籍内容や作者の他の作品を読んでコメディ路線かもしれないと信じて購入! 結果は大当たり!コメディ路線でした! 館で起こった殺人事件を女探偵と男性刑事が解決するというオーソドックスな話ですけど、 登場人物のコミカルなやり取りが事件の怖さや人が亡くなった悲しさを全く感じられないようにしています。 でも、コミカルといっても中身はちゃんとしたミステリー。 謎解きの解明は筋が通っていて実に分かり易い! 謎を解くためのヒントもしっかり書かれていますが、 男性刑事が女性部屋に間違って入ってしまいベッドインしてぶん殴られたなど、 読んでいて笑ってしまうところに隠されていました。 私は笑うことに一生懸命で謎解きをすっかり忘れて読み終えてしまいました・・・。
4投稿日: 2016.09.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
トリックのかなめともなっている奇妙な建物。 その正体が素晴らしい。 「えっ」と思う人がいるかもしれないけれど、 「斜め屋敷」が許されるなら、問題ないはず。 ちゃんと伏線も張ってあるし。
0投稿日: 2016.06.27
powered by ブクログ瀬戸大橋を絡めたストーリー全体がきれいにまとまっていて娯楽作品として面白い。ギャグは正直イマイチだったりするけど、そこも含めてバランスがいいのかも。
0投稿日: 2016.02.13
powered by ブクログユーモア派(あるのか?)と思っている作者の、本格。 最初の方で、たぶんこれはこうなるかな?というのが予想できたが、そこから先は考えなかった。何故間違えたのかを考えれば解けると思う。
0投稿日: 2015.12.30
powered by ブクログ東川篤哉氏の初期作品。バカミス感は残しつつ、意外と本格派でびっくり。最初は米澤穂信の『インシテミル』みたいな感じなのかなーと思ったら違った。まさかこんなトリックだったなんて!馬鹿馬鹿しさは大いにあるけど、『謎解き~』や「烏賊川市」シリーズに比べるとその要素は薄いし、バカミス具合はこれくらいがちょうどいいような気もする。2012/656
0投稿日: 2015.04.13
powered by ブクログ某有名作家の館シリーズと類似している。見取り図と伏線から多少予想できてしまった! だが全ての真相が分かると、なるほどー!という感じ。そこまでわ気付かなかった。 主人公の刑事のキャラも良く、女探偵との会話も面白い!! 続編が出るみたいなのでそちらも楽しみ!
0投稿日: 2015.03.21
powered by ブクログ天才建築家・十文字和臣の突然の死から半年が過ぎ、未亡人の意向により死の舞台となった異形の別荘に再び事件関係者が集められたとき、新たに連続殺人が勃発する。嵐が警察の到着を阻むなか、館に滞在していた女探偵と若手刑事は敢然と謎に立ち向かう!瀬戸内の孤島に屹立する、銀色の館で起きた殺人劇をコミカルな筆致で描いた意欲作。驚愕のトリックが炸裂する本格ミステリ。 もはやユーモアミステリではなくバカミス? 見取り図でトリックの予想はできそう。 天才建築家・十文字和臣が奇妙な建物にこめた意図は、壮大でちょっと感動。
1投稿日: 2015.01.17
powered by ブクログとてもスッキリ読みやすく、テンポのいい作品。 キャラクターが織りなすおバカさ加減が入りやすいです。 オチは読めてしまいはしたが、作品全体の軽やかさが気に入りました。 ガッツリミステリー好きにはやや物足りないかもですね。
0投稿日: 2014.09.09トリックが想像できなかったです
ある孤島(本を読めばどこのことかはすぐにわかりますが)で起こった死亡事故。 その関係者が、再度集まってさらなる事件が発生する。 その舞台は六角形の形をした館です。 死亡事故は本当に事故だったのか?それとも事件だったのか? 真因を追究するうちに判明する館に仕込まれたトリック。 私は最後の最後までそういう仕組みになっていることが想像できませんでした。 ネタばらしがされた時には驚きと笑いが同時に発生しました。 面白味もちょこちょこと入っていて読み応え十分でした。
1投稿日: 2014.07.16
powered by ブクログ軽快なテンポの会話とストーリーは、謎解きはディナーの後で、に通じますね。僕はこっちの方が好きですけど。トリックはまぁそうだろうな、って感じでした。
0投稿日: 2014.05.12
powered by ブクログW浅野!! 冒頭、女探偵登場のシーンからそんななつかしのフレーズが脳裏をよぎる80年代フレーバー(というより、実際に設定が80年代なのだが)の本格推理小説。 永年の夢であった瀬戸大橋計画がようやく現実化しつつあった198×年、やがては瀬戸大橋の「橋脚」とならんとする瀬戸内海に浮かぶ小島に(岡山県ではその名前を知らないものはいない)〝孤高の天才建築家〟が酔狂なたたずまいの巨大な別荘を建てる。しかし、そのみずからが建てた別荘で、当の建築家が謎の転落死。さらに、真相はわからないままふたたび関係者たちが集った同じ場所で第二、第三の殺人が起こるのだった。 巨大な建築物をからめた壮大なトリックに舌を巻く一方で、登場人物たちがかわす会話のギャグセンスはどこまでも寒い。貴方はこの〝寒さ〟に耐えられるか?! W浅野!!
2投稿日: 2014.05.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
東川さんファンとして着実に本を買い揃えている今日この頃。 『謎解きはディナーのあとで』だけ読んだ、なんて人がもしいたらもったいない。 有名建築家十文字和臣の作品のひとつである、とある島に建てられた不思議な形の別荘で、和臣その人が謎の死を遂げてから半年。 事件関係者が集まった場で殺人事件が起こる。 嵐のために警察の到着が望めない不安の募る状況下で、休暇がてら島に刑事 相馬隆行と、破天荒な女探偵 小早川沙樹が事件解決に乗り出すことになった。 和臣氏の死の真相は、殺人事件の犯人は、そして屋敷に隠された驚くべき秘密とは。 一本取られて後味すっきり、気分よく読めるミステリーなら東川さんの右に出る作者はいないと思います。 ユーモラスな筆致、抜かりない伏線回収、そして驚愕の結末。 本作は綾辻さんの『十角館の殺人』を意識していると匂わせておいて(つまりそういうミステリーを想起させておいて)、あくまで直球の推理小説として読者を楽しませてくれます。 大胆不敵、という言葉がよく似合う良作です。
1投稿日: 2014.04.14明るく楽しいクローズドサークル
舞台設定の凝り方や正に驚きのトリックは、綾辻行人の館シリーズを彷彿しますが、愉快な主人公達のおかげで、面白すぎて笑いがとまらない作品に仕上がってます。是非続編が出てほしいなと思います。真面目なミステリーが好きな人、ライトなミステリーが好きな人でも楽しめるのではないでしょうか?
0投稿日: 2014.03.29
powered by ブクログ東川篤哉作品であります。今までシリーズを追いかけていましたが、こちらはこれ一本の長編。表紙の感じからシリアスめな感じかなぁとか思っていましたが、いつも通り安心のギャグミステリでした。 トリック自体は序盤から解ってしまったのですが、まさか館全体が…………だとは、全く気づきませんでした(苦笑) あと東川作品ではいつものことですが、キャラクターにやられてしまいます。この三人で続きが読みたい。
0投稿日: 2014.02.27
powered by ブクログ謎解きはディナーの後ので作者さん。 初めて読んでみました! …が、私にはどうやら合わなかったみたいです。 建物の構造がキーとなるトリック殺人?(事故)なのですが、 正直ここまでのページに見合わない内容でした。。 それをきっとこの作家さんのテイストである 軽妙な語り口でラストページまで持っていったという感じでしょうか。 謎解きのドラマは好きだったのですが、 活字にすると苦手なタイプなのかも。 (あくまでも個人的な好みですが。) 珍しく最後まで読むのが苦痛だった…。
0投稿日: 2013.12.24
powered by ブクログ著者の本はキャラクターが際立っていて、それぞれがきちんと役割通りに動くので、分かりやすい。またセリフも掛け合いがうまくマッチしていて面白い。 ミステリーとしては、分かる人なら見取り図から分かるだろうし、分からない人はあっけにとられるかも知れないが、伏線はしっかりとしているのでその点はフェアな方かも。その点が評価が分かれる部分だと思うが、どちらにしても一つのエンターテインメントと考えれば、楽しめるのではないか。 個人的には舞台劇を見ているような感じで、楽しみながら読むことができた。いつになるか分からない、続編も読んでみたい。
0投稿日: 2013.11.23
powered by ブクログこういう、馬鹿馬鹿しいほど壮大なトリック、結構好きです。 この作者の作品はほかにまだ二、三しか読んでいませんが、いずれもユーモアの衣をまといながら、ミステリーとしての骨格は結構しっかりしていて、何か、志、のようなものを感じます。この作品も、悪ふざけのようなユーモアが時々邪魔に思えるときがありますが、大きな意味でそれも伏線なのかな、と思います。 ちょっとおまけで星4つです。
0投稿日: 2013.11.08驚愕トリック×脱力コメディ
タイトルからも想像できるように、本作はとある孤島に建つ館を舞台にした本格ミステリです。しかも嵐のせいで、物語はいわゆる「嵐の山荘」的状況の中で進みます。仕掛けられた大トリックといい、本格ミステリ度はこれでもかというくらいに高いのですが…… 著者にかかればやっぱり本格「コメディ」ミステリになってしまうんですね。 コメディ色を全編にわたってばらまいている犯人は、エロ刑事(男)とぶっ飛び探偵(女)のコンビです。笑いながらどんどん読めますが、その先には驚きが待っています。コメディとはいえ、本格ミステリですから。
2投稿日: 2013.10.22孤島の館モノ!
不思議な館のある孤島で嵐に見舞われた! このシチュエーションはミステリの王道ですが、この著者にかかると深刻な状況のハズが、なぜだか笑いにつながってしまいます。 ややネタバレですが、館そのものの事実を知った時の驚きと言ったらΓスゲー!」の一言です。
0投稿日: 2013.09.26
powered by ブクログ瀬戸大橋開通を目前に六角形の館での殺人事件。四国のすぐ近くの島での出来事であった。そこに招待されたのは、刑事と探偵。東川先生の作品は、ブラックユーモアなどがあって、とても面白い。 刑事より探偵が活躍するのが、いつもの事である。名探偵が好きなんでしょうね。 この館の真実の姿。絶対に事件の謎は解けませんw
0投稿日: 2013.07.28
powered by ブクログ一言で言えば、なんてややこしいトリックwヒントが割と出ていたかな。 台詞の後の刑事の本音が笑える。良くも悪くも言いたいこと言って素で生きてる刑事と探偵に影響された奈々江ちゃんの変化が愉快。おふざけの中にも前向きな刺激を受ける出会いを練り込み、読後感は悪くなかった。
0投稿日: 2013.06.04
powered by ブクログはい、とっても面白かったです。 さすがは東川篤哉といったところ。 いわゆる館ミステリー。 壮大な仕掛けと些細な仕込み、そして笑いの掛け合わせは巧妙で絶妙で素晴らしいの一言。 青年刑事と女探偵がいて、女探偵が事件を解決したのも良いポイントである。 女探偵が良いキャラしてました。 東川篤哉のユーモアにして本格にして館ミステリー。たっぷりと楽しめました。
0投稿日: 2013.04.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まあ、あまり期待はしていなかったけれど。。。 孤島に閉じ込められて人が殺されていくシチュエーションでは アガサクリスティには勝てないと思う。
0投稿日: 2013.03.29
powered by ブクログ『ユーモアミステリ』とよく評される東川さん。 軽快な語り口や、散りばめられたギャグの中に、巧妙に忍ばせられた伏線やトリックは、 本格ミステリを熟知し、それを抜群のセンスで練りこむ、まさに『正攻法』によるもの。 決してコミカルな読み味に騙されてはいけない。 この『館島』では、叙述や心理トリックに頼らず、がつんと1発の物理トリックで勝負し、 そのたったひとつのトリックが、まったく違った三つの事件に姿を変える仕組みはなかなか面白い。 ただ、“ユーモア”に関しては、今回は少し“おやぢ路線”に走りすぎたのでは…(笑) ラストで明かされる、故・天才建築家が瀬戸大橋開通に対して込めた想い、についてのエピソードは、ちょっとした感動もの。
0投稿日: 2013.01.11
powered by ブクログ序文が秀逸。的確な表現で、思わず引き込まれた。といっても、第一章がオヤジギャクみたいな雰囲気で、一時期読むのをやめていた。後半に向けて個々のキャラが活き活きしてきたので、ちょっとのがまんが必要。設定については、建築好きとしては、首をひねる作品、、。
0投稿日: 2012.12.22
powered by ブクログH24.11.19 犯人が意外な人で殆ど予測不能。2時間ドラマで言えば2~3分登場の人だった。そのため2時間ドラマの最後30分が解説だらけ。小説なのに探偵の解説台詞が本の1/4を費やす手法はイマイチかな?
0投稿日: 2012.12.22
powered by ブクログ表紙を見た時に「??」と思ったんですが、読んでみるとわかりました。螺旋階段が出てきます、確かに。主人公は若手刑事。そこに女探偵や母親が議員のお嬢様、地元大企業の馬鹿息子達など個性的なキャラクターが加わって、大所帯で話は進行します。 タイトルから孤島での事件モノなのかなと思いましたが、ちょっと違いました。瀬戸内海の離島が舞台ではありますが、そこに立つ変わった建物で起こる殺人事件モノです。そしてこの建物が変わっていて、銀色の六角形。 多角形の館と言うと、以前読んだ綾辻行人氏の『十角館の殺人』を思い出しました。あちらはアガサ・クリスティーの『そして誰もいなくなった』のようなちょっと背筋がぞっとする話でしたが、こちらの『館島』は、東川氏の作品だけあって全然ぞっとしません(笑) 事件自体は異様だし同じ空間に犯人もいるはずなのに、そこは徹底したユーモアミステリの成せる技で、本当に全く「迫り来る恐怖! 殺人犯は一体誰なのか!?」みたいな気分にはなりません。さすが。 話が長いので途中で若干だれるところもありましたが、最後には「あっなるほど~」と何だか楽しくなりました。謎解きパートが探偵の独壇場で、長過ぎるかなーとは思いましたが。 愉快な気分で読み終えられる、そんな話です。
0投稿日: 2012.12.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
孤島に閉じ込められた、クローズドサークル系の本格ミステリ!と思いきや、相変わらずのコメディカルな部分もあり… 。その孤島、横島は瀬戸大橋の橋脚となることが決まっており、その土地にとある有名な建築家の遺作となる建築物ができ あがり、そこで次々と殺人事件が起こっていく。 登場人物はお決まりの刑事(ただし、ノリが軽い)と、お決まりの探偵(ただし酒豪)。他の登場事物も、お嬢様を奪い 合い醜い争いを繰り広げる三兄弟やその親だったりと、ありがちながら強烈的。 館の主と三兄弟のうち二人が犠牲となったこの事件のトリックは、すべて建築家が残した建物にあった。ネジとナットの 形をした建築物、それは当然ネジとナットのように動くはずで…。 大がかりなトリックなのに、いや、大がかりなトリックだからこそ奇想天外な謎解きに。 ここまでのスケールのものを、全く人物の背景の書き込みなしにやってのけるところが、ある意味「東川篤哉らしさ」。 楽しんで読めるえんためミステリ。
0投稿日: 2012.12.20
powered by ブクログ嵐により孤立した島にある奇妙な館で起こった奇妙な殺人事件。 館+嵐の孤島という王道でシリアスな状況ですが、そこは東川篤哉さん。 軽~いギャグを織り交ぜたユーモアたっぷりな文章でとても読みやすかったです。 変わった建築物が出てくれば何か仕掛けがあるんだろうとは思いますが、期待を裏切らない大がかりなトリックで大変満足でした。 見取り図を見てなぜ気づかなかったのかと悔しくもあります。 くだらない(褒め言葉)ギャグの連発は好き嫌いがあるかもしれませんが、真相に至るまでに提示された情報とそこからの推理はしっかりとした本格ミステリー。 瀬戸大橋を巡る当時の島の状況や不正疑惑が、最後に壮大な思惑に繋がっているのもおもしろかったです。
2投稿日: 2012.11.07
powered by ブクログ新しいジャンル!ユーモアミステリー、バカミスというらしい。 そう、笑いあり、ミステリーありな話であった。 不覚にもニヤリとしてしまうボケに、大胆な仕掛け。面白い。 桜庭読書日記つながりから読んでみたわけだが、やはり面白かった。 天才建築家(岡山のみ有名)十文字氏が自分の別荘として建てた"六角形の館"が舞台となる。しかし、この奇妙な形をした館で十文字氏が不審な死を遂げた。事件は迷宮入りとなったが、またその館で死人が出てしまう。 犯人は誰か?二つの事件は繋がっているのか?なぜ起こったのか? 休暇中の刑事と女探偵が事件解決に挑む。 死人が出たっていうのに、緊張感がまるでない。これでいいのか?という不安はキレイに忘れ、モクモクと読む。これでいいんだ!となる。なんか最後は妙な感動があった…(えッ俺だけ?)。 こんな館あったら見てみたいわ。
0投稿日: 2012.11.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大ネタだけど、粗が多いので減点。 以下ネタバレ 天才建築家なのにフールプルーフが出来ていない設計がありえない。 maxの状態では2F~4Fの人間をも危険に晒しているし、偶然にも中にいた場合は当然同じことが起こる可能性がある。 大ネタを成立させるためには目をつぶらないといけなかったんだろうが、ちょっと無茶が過ぎる。
0投稿日: 2012.10.22
powered by ブクログいわゆる、ユーモアミステリは肌に合わなかった。トリックが壮大で馬鹿馬鹿しくて好みだっただけに、残念。
0投稿日: 2012.10.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
≪内容覚書≫ 天才建築家・十文字和臣が 螺旋階段からはでありえない 「墜落死」した事故が迷宮入りしてから半年。 未亡人の希望で、再び関係者が、館へと集められた。 そして、新たな事件が起こる。 ≪感想≫ ミステリを読み慣れている人にとっては、 序盤でトリックの予想が立ちそう。 きっと何かどんでん返しがあるに違いない!と 期待して読むとガッカリすると思われる。 予想通りの展開をしてくれるので、 むしろその安心感を楽しむべき作品。 「ユーモアミステリ」と銘打つあたり、 同じようなトリックを使った推理物に比べ、 文章が軽快で読みやすいことは間違いない。 ただ、その軽快さが、80年代という時代背景の影響か、 微妙な感じを与えなくもない。 その辺りを許容できるかどうかで作品の評価が変わりそう。 個人的には、うっかり期待して読んでしまい、 かつ軽快さを許容できなかったため、 評価はちょっと辛め。 とは言え、これは東川氏の初期作品なので、 今後の作品にも目は通して、 洗練されていく様子を楽しませてもらいたいと思う。
0投稿日: 2012.08.04
powered by ブクログ東川氏のノンシリーズ作品。 ある意味期待して読んでいた部分があったが…うーん。なんだろう、所々失笑してしまう部分ってのがあるんだよなぁ。何かエンタテイメントなんだけど、微妙に作為的というか何というか。すっきり読めるけれど、なんかイマイチな感じだった。
0投稿日: 2012.08.03
powered by ブクログハードなミステリやサスペンスを読んだ後、何故か欲してしまう東川篤哉作品。 既にユーモアミステリー、略称バカミスの大家である作者が、おそらく試行錯誤 していた時代の作品。 実に大掛かりで良く出来たトリックは、ある意味で秀逸な叙述系を凌ぐ出来映え。 ただ・・・。基本的に笑いを取らないと我慢出来ないタイプなんだろうなぁ、この人(^^;)。 ちょと古い作品であるが故に、ディナーの後でシリーズや烏賊川市シリーズほどの 抱腹絶倒感は無い。ただ、数人の死人が出て、迷宮入りクラスの謎もちゃんと 存在しているにもかかわらず、不幸な感じが一切しない(^^;)。東川作品全般から感じる 取っつきやすさ、この作品にもしっかりとある。以降の作品での大ブレイクも頷ける。 バカミスのマニア層(^^;)は若干食い足りない部分もあるかもしれないが、終始ニヤニヤ 出来る長編に仕上げているのはさすが。う~ん、少しハマってきたかも(^^;)。
0投稿日: 2012.07.14
powered by ブクログまさかそんなトリックとは・・・ 言われてみれば『あー』って感じなのに(笑) けどスッキリしたからよかった(*´∀`)♪
0投稿日: 2012.07.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
不思議な館で起こる殺人事件のお話です。 読んでいて「十角館の殺人事件」を読んでいるような印象を受けますし、実際筆者もそのように語っている部分もあります。 相変わらず、キャラはとても個性的なのですが、 この作品に関しては、珍しく本格のストーリーを読んでいる気分が味わえます。 館シリーズのモチーフを使っている為、不思議な設計が事件をとく最大のキーポイントになっています。
0投稿日: 2012.06.29
powered by ブクログ「十角館の殺人」を思わせる棟が舞台で出だし「あれ!これ読んだかな」と思ってしまった。解説を読み「ユーモアミステリ」というジャンルがあるのかと思ったが、軽くてチャラくて面白いと思えない。(この著者の物は大抵そうだが) 真相についてもなんだそりゃという感想。
0投稿日: 2012.06.26
powered by ブクログ結構本格的なミステリー。 謎ときはディナーのあとで、も映画化されるらしく、東川篤哉大ブレークですね。
0投稿日: 2012.06.04
powered by ブクログ建物の見取り図からなんとなくトリックは読めたけど、なかなか面白かった。 相馬刑事のキャラクターが好きになれなかったので、ちょっと残念。
0投稿日: 2012.05.23
powered by ブクログ瀬戸大橋ができる前の瀬戸内の、とある島に建てられた ちょっと奇抜な館を舞台にしたミステリーです。 館の主人であり天才建築家である十文字一臣の死。 およそ半年後のお盆にその時と同じメンバーが館に集まり、 あらたな事件が起こって・・・ あらすじはそんなかんじです。 いろいろツッコミどころもあったけど、なかなか楽しめました。 本格ミステリの部類に入るんだろうけど、筆致がややコミカルで 主人公のふたりがいいキャラなので読みやすい。 主人公は若手刑事と女探偵。 このふたりでホントに事件が解決するのか??? そう思ってたけど、意外にも爪を隠していたようで、 なるほどねーと思いました。 設定に無駄がない。伏線がちゃんと張ってある。 わたくしの好きな部分がかなり含まれてました。
0投稿日: 2012.05.04
powered by ブクログ「館島」 天才建築家・十文字和臣の突然の死から半年が過ぎ、未亡人の意向により死の舞台となった異形の別荘に再び事件関係者が集められたとき、新たに連続殺人が勃発する。嵐が警察の到着を阻むなか、館に滞在していた女探偵と若手刑事は敢然と謎に立ち向かう!瀬戸内の孤島に屹立する、銀色の館で起きた殺人劇。 感想としては、まず謎解明の流れが良いです。天才建築家の嗜好が存分に張り巡らされた建物で起こる謎の連続殺人事件、しかし第1の事件では謎は謎のまま。その謎が主人公である刑事と探偵が再度その建物を訪れたことから徐々に明らかになっていくわけですが、謎の解明にあたり、読者にも気づけばおかしいと思える箇所や事件に絡んでいそうな繋がりの文章が伏線として、序盤から張られています(といっても私は再度読み直して気づいたんですけどw)。この効果により、謎の解明における展開は非常に納得度の高いものとなっていると感じました。 その謎解明に大きな意味を持っているのが大型トリック。建物の名前や風貌、作り全てを巻き込んだトリックが最後の最後で明らかになる様は推理小説の醍醐味のように感じます。またその醍醐味もしっかり伏線があるからこそ、説得力があります。 そしてその謎解明とトリックに次ぐ肝は登場人物です。女探偵と男刑事の妙な掛け合い、というか刑事が思った以上に女大好き野郎で東川氏作品では初めて私は目にしたキャラクターかもしれません、は「謎解き」や「烏賊川市」に受け継がれるところもあるかもしれません。そんな掛け合いを終始リードするのが女探偵。美人でスタイル良くて頭が切れて性格も豪快と基本的にパーフェクトですが、そこに毒舌も加わりしっかり男をぶっ飛ばす姿は爽快です。 東川氏特有のユーモアもありながら、そのユーモアは大型トリックを活かす為に存在しているかのような印象を与える今作。私としては結構お気に入りです。
0投稿日: 2012.04.18
powered by ブクログ表紙と帯に惹かれて購入。ユーモアミステリ、となっていて登場人物の会話は確かに楽しい。ただちょっと品がなさ過ぎる気も。事件が起こってからも態度が変らずふざけ気味なのは…。トリックは壮大だが動機が納得できない。犯人は別の人物でも可能な気がする。故人である社長が一番印象深い不可思議な物語。
0投稿日: 2012.03.17
