
総合評価
(968件)| 198 | ||
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
kindle unlimitedで読了。 最後のどんでん返しはとても良かった。まさかそのまま当真が犯人ということはないだろうと思ったけど、そこから二段階あるのが良かった。最後の一文で真犯人に因果応報が返ってくるのも素晴らしい。 ただ、中盤の展開が少しダレ気味に感じてしまった。特に一般人が警察署に詰め寄るシーンはアクション描写が長すぎて、本来の展開から外れてるように思えた。でもラストが良かったので読んで後悔はない。
1投稿日: 2025.11.12
powered by ブクログ未読。 「超合理的!ミステリーの書き方」の著者、中山七里さんのミステリー小説なので、借りました。 今、読む時間がないので、返却。
1投稿日: 2025.11.10
powered by ブクログ中山七里先生人気作品の一角(らしい)。 『護られなかった者たちへ』が面白かったので終盤に入ったときも、まぁまだこのままじゃ終わらねーだろうなと思ったけどやっぱりそうだった。 社会問題と組み合わせた展開は面白い。 audible版。
0投稿日: 2025.11.09
powered by ブクログいやー、どんでん返し。最後まで読みましょう。人には言いにくいがシリアルキラーものは本当に惹きつけられる。ナイス社会派ミステリー。法律や医療の詳しい描写がいいのよね、中山七里先生は、専門的すぎると難解で嫌になるし、雑なら雑で読み手にバレる。その辺りをうまく調整している。本当に読み易い。
0投稿日: 2025.11.03
powered by ブクログ表紙の可愛らしいイラストからは想像のつかないかなりグロい描写が多かったが、後半で二転三転したどんでん返しに襲われる。 『刑法39条心身喪失者は罰しない』に着目した話で、善悪の判断ができず責任能力がない人は罰しない。その判断が難しいところだが、そのせいでかえる男では第五の犯罪を匂わせている。精神の分野は複数の目で長い目で見ていく必要があると思うが、いつまでも障害があり犯罪者として見ていくと社会と共存していくことが難しくなる。 「遺族感情と処罰感情は違う。法廷は報復の場ではない」という言葉に、その通りだが自分の身内が被害者になった場合に割り切れるものではないと思う。 何がともあれ、精神も身体も著しく消耗した主人公にはおつかれさまと伝えたい。
1投稿日: 2025.11.01
powered by ブクログいろいろ怖すぎるが、続きが読みたくなる。 犯人が二重、三重になっていて、最後まで気が抜けない上に、次に続いている。 殴られボコボコにされるシーンが長く ちょっとしんどい。リアルな映像だと、観れないレベル。
0投稿日: 2025.10.31
powered by ブクログ被疑者の責任能力を問う刑法第39条が鍵となるストーリー。 犯人は誰なのか?最後の最後でどんでん返しをくらった。 自分の責任なのだが難しい字や言い回しが多くストーリーを楽しむよりも漢字検索や読解に苦慮してしまった。
0投稿日: 2025.10.31
powered by ブクログひょえーーー! 最後の、最後の一文でふるえる なんともいかした終わり方 米澤穂信の本みたいだ! この作者は、絶対に人を殺したことがある! 表現が凄まじく艶めかしい。 細部まで容易にイメージがついた。 星4.5くらいかな。 5は、もう一度読みなおす(したい)本 死体とか痛みの表現がこわすぎるから 読み直しはしないけど 続編があるらしいから読む
0投稿日: 2025.10.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ずっと読みたかったけど、なんとなーくちょっと苦手で逃げていた作品。 何を逃げてんだー!って怒りたくなるぐらい面白かった! しかし、得られる物はないので星4。笑 さすがの中山七里作品! グロテスクな殺害方法 心が壊れまくってる犯人 犯人を取り巻く環境 最高に狂ってて、最高に面白い! そして小手川さんと渡瀬班長が出てきて。 ヒポクラテスシリーズのファンとしては乱舞しました。笑 ヒポクラテスに出てくる小手川さんよりも、荒っぽい感じ。 喧嘩っ早いし、女性に対する感情も思いのまま出してる感じで。 いい意味で荒っぽい感じだったかな。 勝雄が犯人!ってときはすごく違和感があって いやー、どう考えてもさゆりが怪しいでしょーって思って読み進めてたら まさかの真犯人!!!御前崎教授、、、。 やられたーーー!!! そして、最後の最後。 勝雄の狂気が芽生えるところ オマエザキムネタカ。 ぞくぞくぞく!でした。 外傷再体験セラピーと因果応報がテーマな事件でしたね。
0投稿日: 2025.10.30
powered by ブクログ連続無差別殺人事件。死体を吊るす、潰す、解剖する、焼く。密度が濃い。溢れかえるほどの濃密な死体と暴力の数々。市民は狂乱し、暴徒化し、警察署まで襲う。精神異常者や未成年殺人への刑法の甘さを問うているのかもしれないけど、ここまで頑張らなくてもいいんじゃないだろうか。
6投稿日: 2025.10.29
powered by ブクログオーディブルにて。 中山七里は読みすぎてもう飽きているのだけれど、さすが初期作品は面白い!二転三転する真犯人や、最後の1行のオチまで完璧。 中山ファミリーがたくさん出てくるので、その後の活躍作品を先に読んでしまっている私としては、若い頃の回想を見ているようで楽しめた。
8投稿日: 2025.10.28
powered by ブクログaudible 。え、え、えーっ!? いくらどんでん返しの帝王?といっても、ここまでのはなかったんじゃないかな。驚いた。 「ふたたび」を図書館で借りてきました(笑)
7投稿日: 2025.10.28
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タイトルからB級小説とたかを括っていたのだが、社会派超絶本格ミステリで度肝を抜かれた。冒頭から胸糞悪くてそれをずっと煮詰めているような雰囲気だが、結末に向かう二転三転のプロットには爽快感がある。 特に「ナツオ」の性別誤認こそ至高のミスリードだった。よくよく考えれば「男」と断定できる要素はなかったんだけど、その仕掛け方が実に巧妙だった。 つまりは、この小説は三重構造どころではなく、読者を掌にのせた中山七里という存在をカウントしなければならない。
2投稿日: 2025.10.28
powered by ブクログすごい、面白すぎた。 中山七里のミステリ最高すぎる、、!!! 猟奇殺人によって世間の感覚が狂っていく感じとか、すごくリアルで、人間の醜い利己的な感情を垣間見れて、恐ろしかった。 あと傷害の描写がリアルすぎてグロかった...凄惨な場面がありありと思い浮かぶ素晴らしい文章表現... 話の展開が全然読めなくて驚かされてばかりだった。 終わり方が好きすぎる、良すぎる。。。好みです。 あっという間に読み終えちゃった〜続きも読みます! (オーディブルにて)
18投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
たしかに最後の最後までどんでん返しを繰り返すプロットには驚きを覚え楽しむことができた。登場人物の名前を使ったミスリードにも舌を巻いた。 だが警察署での暴動シーンやその後の戦闘シーンはスピード感を鈍らせ冗長に感じられた。またグロテスクな表現は推理小説としてある程度必然かもしれないが、子どもが被害を受ける描写やストーリーが多く不快であった。
1投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログ友人に勧められて読んだ。最後のどんでん返しがすごいと聞いて、頑張って最後まで読んだら本当に予想もつかない展開で驚いた。めちゃくちゃ作り込まれていた。 ただ、全編通してグロい!しかもグロい描写がすごく細かく描かれてて最高に気持ち悪かった。 勧めてきた友人がちょっと怖くなった、ごめん
0投稿日: 2025.10.26
powered by ブクロググロかった。 今まで読んだ中で1番かもしれない。 話は二転三転騙され裏切られ面白かった。 表紙とタイトルから想像される以上に重めだった。 惹きつける良いタイトルだと思った。 使われている漢字や言葉が難しくて何回も調べながら読んだ。 続編も読みたいけど耐えられるかな…。
0投稿日: 2025.10.19
powered by ブクロググロテスク、刑事がひとりで訪問は現実でない、こてがわさん絶対死んでるって、など不満なとこもありましたが、まさかのトリックには満足する作品でした。続きあるみたいですが、しばらくはやめときます。
0投稿日: 2025.10.19
powered by ブクログ今年44作目。 二転三転で怒涛のラスト、社会派ミステリー。 カエル男とは?被害者の共通点は?犯人の目的は?何がそうさせた、、、 猟奇的殺人の世界に引き込まれる。 伏線回収、最後の一行まで面白い。
0投稿日: 2025.10.17
powered by ブクログ中々にグロさや、読んでいて辛く苦しい描写も多くありますが、とにかく続きが気になって、ほぼ一気に読み終えました。 続編も出ているので、そちらも読みます!
0投稿日: 2025.10.13
powered by ブクログTLで「グロい」「痛い」とちらちら見えていたので覚悟していたけれど、実際に突きつけられるのは身体的な痛みに加えてもっと別の種類の“痛み”もあって、何度も息を呑んだ。気づけば作者の掌の上で踊らされていた感覚は心地よい。
0投稿日: 2025.10.13
powered by ブクログもともとの題名が厄災の季節から改題で連続殺人鬼カエル男に。多分編集者さんのアイデアだろうけど、改題はインパクトあって大正解。
1投稿日: 2025.10.13
powered by ブクログオーディオブックにて 描写が鮮明に脳内再生されて 精神的にキツい場面もあったけれど それも 作者の表現力の凄さ 一気に世界に引き込まれ 謎が解かれていく 作者の他の作品も読んでみたい
6投稿日: 2025.10.08
powered by ブクログ刑法三十九条.こういう難しいテーマをこういう風に描く中山七里は,やっぱりすごい.インターネットが落ちていた土曜の夜に,19時から読み始め,23時半に読了.ただ,対戦シーンがちょっと長く感じたのと,続編を手に取る気になれなかったので,星3つ. 「勘を非科学的だと思っているのなら,それこそ勘違いってものでな.刑事を含めて一線で犯罪に対処している人間の五感には膨大なデータが蓄積されている.」 「だが古手川は刑法三十九条の見直しよりは心神喪失という定義を厳格にすべきではないかと思う.心神喪失,或いは心身衰弱したにしてはそういう人間が手に掛けるのは決まって女子供だけで,間違っても暴力団の事務所や相撲部屋に乱入しないのは十分に判断力が備わっているからではないか.」 「人一人殺めた人間が心神喪失という理由だけで刑罰を免れるのはやはり間違っている.病気が治ってから改めて裁判を受けそして然るべき処罰を受けるべきだ.裁判を受けるのは権利であり,罰を与えられて罪を償うのも実は義務ではなく権利なのだ.三十九条という法律は,患者を救うのではなく,患者からその権利を奪うものではないか,と.」
0投稿日: 2025.10.05
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おもしろすぎるでしょ。先が気になりすぎて結局1日で読み切ってしまった。過去回想パートの性別も騙されんぞと思ったし、こんな捻りもないタイトルだし、過去ハサミ男の例もあるから可能性もあるのでは、騙されんぞと思ってたのに、やっぱりちゃんと騙されてしまった。というか、あんな展開されたらみんな騙されるに決まってるっていうか、どうやったらこんな話を思いつくんだろうか。しかも、単純な猟奇的なサイコミステリーではなくて、社会派ミステリーと言われるのがちゃんと分かる。結構きつい描写も多かったけど、それ以上に中身が良い。最後の最後で、確かにどんでん返しだった。続きを読まなきゃ。
1投稿日: 2025.10.05
powered by ブクログ10がつ3にち きょう、れんぞくさつじんきかえる おとこをよんだよ。みこしばれいじ しりーずをよみおえたから、つぎは かえるしりーずをよみはじめてみる ことにしたよ。このしりーずはいた くて、ぐろいみたいだからぼくは、 わくわくしているよ。 よし、それじゃまずは想像してみよう ひとーつ、吊るされている ふたーつ、潰されている みぃーつ、解剖されている よぉーつ、焼かれている 何が…?って もちろん◯体が でも、今、想像した◯体なんてあまいあまい… 想像しているより死体も状態は2倍、いや3倍、もしかしたら5倍は酷いかも ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル あっ…!伏せ字忘れちゃった 死体って書いちゃった ま、いっか! カエル男、あんたすごいわ! こんな殺害ができるなんてすごいわ! 10月4日 れんぞくさつじんきかえるおとこを よんでどきどきわくわくしたよ。つ ぎはどのぐらいいたいのかな?ぐろ いのかな?ぼく、こうふんがとまら ないよ。
56投稿日: 2025.10.04
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面白かった!!オーディブルで視聴 登場人物が多いのと、途中の描写が辛くてしかも長くて、なかなか進まなかったけど、終盤から止まらなくなった。 他の人のレビューでどんでん返しとあったから、なんとなく予測しながら読んだけど、それでもどんでん返しで驚いた。笑
0投稿日: 2025.09.29
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多分この本のタイトルを見たとき既に我々は騙されている。 そりゃあこんなタイトルだととんでもサイコ野郎が犯人だと思う。 でもそれじゃあわかりやすすぎるからそうじゃないんでしょ? ここまではいい。そこまで気づくことも織り込み済みでこの作品は作られている。 まぁ例のごとく私も最後の最後まで結局わからなかったですよ…… 刑法39条の心神喪失者には責任を問わないという、 現在でも議論されているこの問題に焦点を当てた作品は他にもあると思うが、 私はまったく当事者意識がなかったので深く考えたことはなかった。 しかし、実際に身の回りにその対象者がいて、そんな中で事件が起こったりすると、 私もその人とは積極的に接したくはなくなるだろうし、もしかしたら迫害し、狂気に駆られ相手を傷つける事態になることもあり得る。 そんな世間一般の人の心理を巧みに誘導して、真相から目を逸らさせ、目的を完遂する。カエル男と名付けられた犯人は、そのサイコっぽい名前に反して、非常に理知的で用意周到な人物だった。私は読んだことないけど、ホームズに出てくるモリアーティ教授を彷彿とさせるその老獪さはまさに悪の華といったところだろうか…… 続編もあるようなので、あの結末からどう話が転ぶのか、読むのが楽しみである。
17投稿日: 2025.09.29
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どんでん返し2回。 ナツオは男だと、トウマカツオだと完全に思いこんでいた。 やたら長かった警察署襲撃のパートは必要だったのか?どんでん返し系にしてはバトルシーン多めなのが特徴だと思う。映画にしたら面白そう。もうなってる?
0投稿日: 2025.09.29
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単純に猟奇殺人の犯人カエル男を追う話なのだが、古手川と渡瀬の2人が面白く、刑法39条についてや異常者に関しての語りが不安と怖さを倍増させてる。ちょっと間違えたらご都合主義な展開も文章力でカバーされてる。まさかの三重構造についても驚いたし、ラストの一文も文句なしに戦慄。
2投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログただ凶悪で、胸糞悪くて、予想通りの犯人像かと思いきや、後半の巻き返しが二転三転と怒涛だった!これは手のひらで転がされました~
0投稿日: 2025.09.27
powered by ブクログ展開が速く息つく暇なく引き込まれる。それでいてセリフまでカッコ良い。この著者の作品ははじめてだが、今後も追いたい ワクワク8 展開9 読後9 再読3 構成8 学び4 文表現8 人物9 深み7 余韻8 合計:75/100
0投稿日: 2025.09.25
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どんでん返しの連続にはびっくりしたけど、無意味なものでなくて、連鎖し、最後にまた戻ってくるという感じが秀逸。ミステリーは結局こういうのがおもしろい。しかし、戦闘シーンは過剰かも。痛い。 続編もあるみたいなので、そのうち読みたい。
0投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログ初めて読んだ中山七里さんの作品です。 表紙がちょっとコミカルで、カエル男だし何かちょっとコメディかなと思い読み始めたらとんでもなくエグかったです! 猟奇的な描写、意表をつく展開が上手いです。映画を観ているみたいに頭に浮かんできてしまいました。 読みやすくて、没入しました。 なんとなく気になって読んだ本ですが、すごいものと出逢ってしまった…!という感じです。 でも気持ち悪い描写が多いので、そういうのが大丈夫な人にしかおすすめは出来ません
0投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログ事件発生からのテンポは良かったけど、ちょっと脱線気味な展開はどうなんだろう。 読了後にドラマ版も見たけど、小説の合間に挟む犯人視点は重要なファクターだと思った。
1投稿日: 2025.09.18
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私が大人になって本を読むきっかけになった作品。 殺人の描写が苛烈。最後まで犯人がわからなくて、意外な展開に驚かされた。 自分の子供すらあんな劇場的に殺せてしまうの怖い。 ミステリーの虜にされました。
1投稿日: 2025.09.17
powered by ブクログ古手川さんが迂闊すぎる。 やられすぎて満身創痍だし、争い場面の描写が長くて辛かった。 この小説を読むと、精神異常者が罪に問われず社会に戻れることへの疑問が強まるけど、実際は再犯率はかなり低く、一般の刑務所出所者の再犯率の方がはるかに多いらしい。 物語自体は緊迫感がありおもしろいけど、猟奇的な連続殺人や性虐待の不快な描写は苦手かも。
45投稿日: 2025.09.16
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初めて中山七里先生の作品を読みましたが3回くらいひっくり返された気がします...すごい... 暴力的表現が巧みで顔をしかめながら読みましたが読む手が止まらないやめるところがなく一気読みです。 後半にかけてのまさかまさかの連続、ゴリゴリのミステリで印象に残る作品でした。 精神障害がある人への世間の目も描かれており自分もそうなってしまうのではないかという恐怖の中読み進めた作品でした
1投稿日: 2025.09.16
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後輩から借りた本。噂には聞いてたけど今まで読んだ本の中で一番血生臭くてグロい且つその描写が多い。最後のほうは主人公が散々な目に合ってて死なないで!って気持ちともう死んだほうが楽なんじゃないか…って気持ちが交互に来てハラハラした。犯人が分かってからのスピード感がすごいしそこから二転三転して理解が追い付かなくなりそうだった。刑法39条、確かに法の抜け道というかグレーな部分だなとは思ってしまうし度々問題になっているけど、じゃあどういう風な内容に法改正するのか、って正直意見が割れると思うし難しいと思う。殺人の描写がグロいのもそうだけど親からの性的虐待や子供殺しとか胸糞悪い描写も多いから読む人はだいぶ選ぶかも。性的虐待のシーンは思いっきり性別騙された。
1投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログ連続殺人鬼カエル男 著者:中山七里 ナレーター:藤田 幹彦・前迫 愛朱佳 カエル男により、街中はパニックに。 幼稚な犯行文の裏側の残虐性。 いつ自分や家族が狙われるかの不安。 市民のパニックにより警察への乗り込み。 古手川刑事がこれでもかってくらいの負傷。 守りたい相手への感情。裏切り。 人に壊された精神。 元々の精神疾患。 作者にまんまと騙された!! しかも、1度ではなく2度3度と! 刑法39条についても考えさせられる作品。 本当に面白すぎた!! ------------- サマリー(あらすじ)・コンテンツ: マンションの13階からフックでぶら下げられた女性の全裸死体。傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。これが近隣住民を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼「カエル男」による最初の凶行だった。警察の捜査が進展しないなか、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに……。無秩序に猟奇的な殺人を続けるカエル男の正体とは?どんでん返しにつぐどんでん返し。最後の一行まで目が離せない。 ------------- 読了日:2025/9/13
20投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログ後半の方で驚きの展開が何度も起こり楽しめた。まんまと作者に翻弄された感じ。主人公が結構酷い目に遭うのだが、なかなかここまでフルボッコにさせられるのを体験したことがなくてちょいとキツかった。痛そうなシーンが結構長い。でも総じて面白かった。
2投稿日: 2025.09.11
powered by ブクログ怖い… 人間的な怖さもあるが、描写が細かいだけに、闘いのシーンの時には顔を顰めずにはいられないほど。 刑法39条の存在に関する問いとしては、ものすごく良い作品だし、私は39条は見直される必要があると感じた。 39条に関する他の作品もぜひ読んでみたい
10投稿日: 2025.09.10
powered by ブクログ殺害状況や虐待状況が想像するだけで不快、胸が痛くなる。 毒親、貧困がそうさせるのか? 親から子へ、また、その先につながってしまう。子どもは、何も悪くないのに。 気持ちが沈んでしまうお話しだった。
12投稿日: 2025.09.09
powered by ブクログ不快感が強かった。 ストーリーはハラハラするし、しばらく犯人が読めない展開も良かったが、好みではない話。
9投稿日: 2025.09.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
グロかった。エグかった。なのに読み終えてしまった不思議。どうして読み進める手が止まらないのか。 結末を知ったら「それは専門家とはいえそんなに上手くいくのか?」と疑問に思う部分はありましたが、まんまと最後は驚かされてラスト二文に鳥肌が立ちました。 『さよならドビュッシー』と今作、どっちも毛色が違いすぎる...同時期に最終選考まで残ったのにも納得がいきました。あんなにさよならドビュッシーは爽やかなのに今作には爽やかの「さ」の字も見当たらない。不気味な恐怖に読んでいるこちら側も呑まれてしまいました。
3投稿日: 2025.09.08
powered by ブクログ知人に面白いミステリー教えて、と聞いたら中山七里がおすすめと言われた。聞いたことない作家だったので調べてみたら『どんでん返しの中山七里』なる異名を持つ有名人だった。なに!ミステリー好きを名乗る以上、読まない訳にはいかないではないか。ということで題名からいかにも面白そうなこの作品から手をつけてみることにした。 カエル男と名乗る人物が声明文とともに猟奇的な殺人をくり返すシリアルキラーもの。途中から明らかにミスリードと思われる人物を犯人として追い詰めていく。『そんな手には引っかからんよ』と読んでいくが真相が明らかになった時、思いもよらぬ犯人に当然のごとく衝撃を受けることとなる… そして『どんでん返しの中山七里』の真骨頂はこの後にあった。真犯人が判明しひっくり返ってる読者に追い打ちのようにひねりを加えた展開が待っている。そう、どんでん返しにさらにひとひねり…後方宙返りに捻りを加えた技、ムーンサルト…『ムーンサルト返しの中山七里』と名付けたい!
3投稿日: 2025.09.08
powered by ブクログオーディオブックで。エンタメとしては楽しめたが、警察があまりにも無謬の善人として描かれすぎなんじゃない? 主人公が警官なので若干仕方ないのかもしれないけど、精神病の患者も恐怖に駆られた市民も、同じ狂気にさいなまれた人間としてどれだけの差異があるのかと問うような場面があるのに、警察だけはなお正気の人間であるというのはどうなんでしょう。 あと芸術にロマン主義的な夢見すぎ。
2投稿日: 2025.09.07
powered by ブクログおもしろかった。この作家の作品を読みたいので羅列しておく。 中山七里 岬洋介シリーズ ・さよならドビュッシー ・おやすみラフマニノフ ・要介護探偵の事件簿 ・いつまでもショパン ・どこかでベートーベン ・もういちどベートーベン ・合唱岬洋介の帰還 ・おわかれはモーツァルト ・いまこそガーシュウィン 御子柴礼司シリーズ ・贖罪の奏鳴曲 ・追憶の夜想曲 ・恩讐の鎮魂曲 ・悪徳の輪舞曲 ・復讐の協奏曲 ・殺戮の狂詩曲 刑事犬養隼人シリーズ ・切り裂きジャックの告白 ・七色の毒 ・ハーメルンの誘拐魔 ・ドクター・デスの遺産 ・カインの傲慢 ・ラスプーチンの庭 ・ドクター・デスの再臨 淑女シリーズ ・嗤う淑女 ・ふたたび嗤う淑女 ・嗤う淑女 二人 『ヒポクラテスの誓い』シリーズ ・ヒポクラテスの誓い ・ヒポクラテスの憂鬱 ・ヒポクラテスの試練 ・ヒポクラテスの悔恨 ・ヒポクラテスの悲嘆 ・ヒポクラテスの困惑 毒島シリーズ ・作家刑事毒島 ・毒島刑事最後の事件 ・作家刑事毒島の嘲笑 ・作家刑事毒島の暴言 高頭冴子シリーズ ・逃亡刑事 ・越境刑事 ・武闘刑事 宮城県警シリーズ ・護られなかった者たちへ ・境界線 ・彷徨う者たち 能面検事シリーズ ・能面検事 ・能面検事の奮迅 ・能面検事の死闘 鑑定人シリーズ ・鑑定人 氏家京太郎 ・氏家京太郎、奔る その他 連続殺人鬼カエル男 ★★★★★ 魔女は甦る 静おばあちゃんにおまかせ ヒートアップ スタート! アポロンの嘲笑 テミスの剣 月光のスティグマ 総理にされた男 闘う君の唄を セイレーンの懺悔 翼がなくても 秋山善吉工務店 ネメシスの使者 ワルツを踊ろう 連続殺人鬼カエル男ふたたび TAS 特別師弟捜査員 静おばあちゃんと要介護探偵 笑え、シャイロック 死にゆく者の祈り 人面瘡探偵 騒がしい楽園 帝都地下迷宮 夜がどれほど暗くても テロリストの家 隣はシリアルキラー 銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2 人面島 棘の家 特殊清掃人 祝祭のハングマン こちら空港警察 絡新婦の糸 警視庁サイバー犯罪対策課 有罪、とAIは告げた 鬼の哭く里 連続殺人鬼カエル男 完結編 中山七里 短いお話ほぼ全部 短編&掌編&エッセイほぼ全仕事!
2投稿日: 2025.09.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった ラストにかけての二転三転 関連性の無い連続殺人、手がかりは現場に残されたメモ 市民は警察署襲撃 主人公の新人刑事は酷い目にあう 途中の伏線がいい感じに回収される また子供殺しの動機も意外 警察小説おすすめ本で紹介されていたので読む
1投稿日: 2025.09.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最後まで面白い!序盤は普通のミステリとして読んでて面白く、中盤から唐突に犯人がわかったと思ったら… ミスリードに、どんでん返しに次ぐどんでん返し!いろんな要素が詰め込まれてて本当に面白すぎました!
4投稿日: 2025.09.05
powered by ブクログどんでん返しに次ぐどんでん返し!と書かれていたので、気になって読みました。 緻密に張り巡らされた伏線とどんでん返しの連続で、最後までハラハラしながら一気に読んでしまいました。ナツオが誰なのか、犯人は誰なのか、先の展開が全く読めず、最後の1行にはゾクっとさせられ、凄い本を読んだなと思いました。 ただ、内容はめちゃくちゃ痛い描写や少しグロい表現もあるので、苦手な人もいるかもしれません。もう、本当に足が痛い( ̄▽ ̄;) 39条については、自分の息子も知的障害児なので、色々考えさせられました。
5投稿日: 2025.09.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった が、性的虐待のシーンで性別を取り違えて読んでおり中山七里とメディアの巧妙な印象操作、自分の汚い心を呪わざるを得ない
1投稿日: 2025.09.01
powered by ブクログ起点の着想は面白く、冒頭は一気に引き込まれた。 ただ、展開と終着点はご都合主義が強く、期待が大きかった分やや残念。 見せ場であろう暴動・暴力シーンも冗長すぎて退屈になる。 全体としては勢いのある一作だった。
1投稿日: 2025.09.01
powered by ブクログ次から次へと出てくる新事実と悍ましい表現で聞き入ってしまったが、聴き終わった後はしばらく心が沈んでしまうので、とても面白かったけれどまた聴きたいかと言われるとあまりそうではない笑
1投稿日: 2025.08.31
powered by ブクログ狂気の連鎖。さよならドビュッシーとはテイストが違うけど、中山さんの文章からはいつも力や熱量を感じる。特に音楽の描写には勢いがあり惹き込まれる。後半はずっとハラハラドキドキで、心臓にあまり良くない。(賞賛の意)
1投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログ★★★★☆第一の感想は、痛い...。あちらこちらがかなり激しく痛い...。暴徒化する市民については日本のお国柄ではちょっとやりすぎ感が強い。犯人が2転3転する結末は脳が追いつけないが充分に振り回された。刑法第39条について考えさせられたが、永遠のテーマなのかもしれない。個人的には被害者の方に同情的なのかもしれない。
5投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログAudible!! 『護られなかった者たちへ』に続いて二作目の七里さん作品になります。 表現がとにかく過激で聴いていて疲れた、、良い意味でw 【2行要約】 刑事、精神医学教授、精神障害者、保護師がカエル男の連続殺人を通してわちゃわちゃしあうお話 『閉鎖病棟』を最近読んだからか、なんとなく比較しちゃいました。共に刑法39条の課題から話を展開していました。方向性は全然違ってたけど。 続編も体調が万全な時に聴いてみようと思います! ◆カエル男 サスペンス、エンタメに振った感じ とにかく展開、表現が尖ってて飽きずに聴けた。 ジェットコースターですねw ◆閉鎖病棟 ヒューマン寄りの感じ 一人一人の描写に時間をかけてゆったりと時間が進む感じ。中だるみがあるけど読後じわじわ染み込んでくる。
29投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログめっちゃ面白かったです! 人の心はここまで都合よくコントロールできないよなぁ…という点が気になりましたが、あくまでもフィクションなので物語として思いっきり楽しむことができました! 猟奇殺人ものは学生の頃にめっちゃハマって読みふけっていましたが、最近は良い話だなーっていう読後感の良いものを手に取ることが増えていたので久しぶりに読みました。 改めて読むとやっぱり好きですねぇw 人をバラバラにしたり潰したりする描写はとてもリアルで良かったです。 もう少し猟奇的な背景が描かれていると更に楽しめたなぁと思ったのですが、シリーズを追えばもっと過激になっていくのでしょうか? 近いうちに続きを読みたいです。 ❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀ マンションの13階からフックでぶら下げられた女性の全裸死体。傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。これが近隣住民を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼「カエル男」による最初の凶行だった。警察の捜査が進展しないなか、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに……。無秩序に猟奇的な殺人を続けるカエル男の正体とは? どんでん返しにつぐどんでん返し。最後の一行まで目が離せない。
8投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログオーディブル視聴。 中山七里作品に出てくる登場人物のかなり前の物語にあたるのかな…? 猟奇的や殺人が続く恐怖とミスリードを誘う描き方と、最後のどんでん返しはさすが!!(しかも一度じゃないぞ!)ちょっとそれはないと思う無理矢理感設定はあるものの、パワーがあってすごく楽しかったです!
1投稿日: 2025.08.29
powered by ブクログ連続殺人鬼カエル男 著者:中山七里 --- **あらすじ** 『さよならドビュッシー』の著者・中山七里が描く、戦慄のサイコ・サスペンス。 マンションの13階から吊るされた女性の全裸死体、傍らには稚拙な犯行声明文。犯人は「カエル男」と名乗り、次々と猟奇的な殺人を繰り返していく。捜査が進まぬ中、街は恐怖と混乱に包まれ、事件は想像を超える展開へ。重層する悪意と狂気、予想を裏切るどんでん返しの連続。最後の一行まで目が離せない衝撃作。 --- **感想** 中山七里さんの人気作ということで、オーディブルでのリリースを心待ちにしていました。 本作はサイコ・サスペンスの名にふさわしく、グロテスクな描写や、人間の暗部に深く踏み込んだ描写が多く、人によっては読むのが辛く感じるかもしれません。けれども、こうした内容がフィクションだけのものとは思えない現実を想起させる点に、この作品の重さと意義を感じました。 物語の中では、「人は生まれる環境を選べない」という現実が突きつけられます。どれだけ本人が努力しても、周囲の環境があまりに過酷であれば、道を踏み外してしまうこともあるのかもしれません。このような社会の闇が、カエル男というキャラクターを通して浮き彫りにされており、単なるエンタメとして読み流すことのできない深みがありました。 一方で、作品としてはテンポも良く、予測不能などんでん返しが何度も用意されており、緊張感を持って最後まで読み進めることができます。中山七里さんらしい構成力と筆力が存分に発揮された一冊だと思います。続編もあるとのことで、そちらにも期待が高まります。
22投稿日: 2025.08.27
powered by ブクログ苦手、という曖昧な言葉を使うと印象がぼやけてしまうのではっきり言うと"嫌い"です。 面白くない、とか好みじゃない本は今まで数あれど、嫌いな本というのは初めてかもしれない。 グロテスクというのもあるけどそれ以上にあまりにバイオレンス。 必要以上に暴力的なシーンが目立つ。 途中経過が胸糞悪い。 そして真相が殊更に胸糞悪い。 性虐待、動物虐待、精神疾患患者の扱い、よくもここまで胸糞要素を集めたなというような作品。 迷わずアクセルを踏み込むところが作者の魅力であるのは百も承知だが、にしてもやり過ぎ。
2投稿日: 2025.08.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最後のどんでん返しに驚いた。そっちかってなったし、またそっちか!ってなった。目には見えない疾患って、仮病でもできそうだし、実際の人も見た目ではわからないから、罪を裁くのは難しいと思った。幼少期の辛い記憶のせいでその後の人生が壊れてしまうのは可哀想。被害者の立場だと責任能力の有無に関わらず重い刑になってほしいと思うけど、弁護する側からすると加害者本人のせいではないと言いたくなると思う。好きで患っているわけではないし、本当はまともに生きたいだろうなと思う。
1投稿日: 2025.08.25
powered by ブクログミステリーとして犯人探しを楽しめる部分はありましたが、子供への性暴力と動物虐待描写があり、耐えられませんでした。刑法39条について考える機会にはなったかなと思います。
1投稿日: 2025.08.25
powered by ブクログ叙述トリックにありがちな犯人の視点シーンでまたこの手法か、、と思いながらも、中盤までは楽しく読んでいたのですが、、、、 後半の戦闘シーンの長さにどんどん意欲が削がれ、最後の犯人のなっがいセリフも全然頭に入らず、、、、。 どんでん返し、返しもしつこく感じてしまい、、もういいよ、、と思っちゃいました。。。
0投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログ中山七里の作品の中でも、面白い! 古手川さんアツい。 続編も読まなきゃ! 中盤ダレるのと、結構グロめ。 どんでん返しからのどんでん返しは気持ちいい。
0投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログどんでんしてくるとこはいいのやが、、、 なんか、うんざりするぐらい、色々いちいち説明長いとことか、あいりん地区みたいな話とか(しかもクッソ長い、歯が折れてる事に繋げたかったのか??にしても長い!あくびが出るぜ!) 以上。 感想も長かったら おまゆう 案件なってまうんで。。
1投稿日: 2025.08.22
powered by ブクログ著者の代表作と言ってもいい作品なのだが、私的にはあまり惹き込まれなかった。残酷な描写が少ししつこいかなとか、もう少しリアルさがあったらなぁなんて七里ファンには失礼なことを思ってしまった。でもこの著者の面白さは相変わらずなので、またオーディブルで見つけると聴いてしまうのだ。
76投稿日: 2025.08.21
powered by ブクログ市民が気狂いして警察署に武装して攻めて来たとこはだいぶ冷めた。長いし。1人だけ不死身が過ぎるダイハードかっ。歯医者には看護師は居ないし、薬局も併設してない。衛生士は死にそうな怪我してる人を介抱しないし応急処置など出来ない。続きは‥読むかもしれない。
11投稿日: 2025.08.20
powered by ブクログ登場人物や設定はすごくおもしろかった! 次々と起こる嫌悪するほどの殺人事件 現場に残されるのは子供が書いたような「カエルで遊んだ」というメモ 次は自分が狙われるんじゃないかと恐怖する市民 乱闘シーンがいくつかあるんだけど、そのシーン自体が長すぎてまだ終わらないのかな、、と考えてしまうのがイヤだった どんでん返しがちょっと「えー。。」ってなってしまった
9投稿日: 2025.08.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ミステリーあるあるが詰まった一冊。 ▪️なんでもお見通しの切れ者上司 ▪️タイトルに“男”が付くなら犯人は女 ▪️ABC殺人事件オマージュ ▪️パニックになって警察署に殺到する市民 ▪️人並み外れた怪力を持つ障がい者 等々、お決まりの設定盛り沢山の本作。 ミステリー好きにとっては先を読むのが容易いストーリー展開なものの、捻りの後に更にもうひとひねり用意されており最後の一文に至るまで著者の創意工夫が詰まっていて満足できる作品。 図書館ぶらぶらしてる時に面白そうなタイトルに惹かれ本作を読みその面白さにド肝を抜かれて、ここからミステリーにどっぷりハマっていく小中高生たくさんいるんだろうなぁと考えると嬉しくなる。
1投稿日: 2025.08.20
powered by ブクログ題名と表紙から軽い感じなのかな、と思っていたらなかなかハードな内容だった。続きも読みたいがもう少し時間を置いてからかな。
1投稿日: 2025.08.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
描写がグロテスクなので苦手な人は気をつけたいが、マスコミやSNSといった情報社会問題、刑法39条に対する問題提起、悍ましいシリアスキラーなど複数のテーマをまとめ上げ、さらにこれぞ中山七里といわんばかりの二転三転、どんでん返しが健在で、一気読みして満足感が非常に高かった!
1投稿日: 2025.08.13
powered by ブクログ期待していたほどの裏切りやカタルシスを感じることはできなかった。しかし各登場人物のキャラクターは魅力的に描かれていたし、グロテスクな描写や暗闇での戦闘シーンはさすがの筆力。
0投稿日: 2025.08.13
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完全に騙された、恐怖が街を覆い極限まで追い詰められた群衆が何をするか。人間の恐ろしさを知った気がする。主人公の刑事があまりに頑丈すぎて驚いた、何回攻撃されても死なない。
0投稿日: 2025.08.09
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終わり方エグい。本当に凄い。なぜこんなの書けるの!? 全体的にかなり怖い表現というか、グロテスクではあった。でも、まさかの展開でミステリーとして楽しむことはできた。ただ、いくらなんでも古手川の戦い長すぎるw弾丸も外しすぎだし、そこのページ数長すぎて段々犯人側にもイライラしてくる。もうしつこいよって笑早く先が知りたいんだけど‥って何度も思った。あとは、警察の戦いも流すぎ。なんであの辺ページ数あんなに増やしたんだろう?緊迫感は伝わってきたけど。 あまりにも切ないというか居た堪れない人が多すぎて心が痛かった。母が娘に読んで欲しくないと言っていた理由が分かった。このような犯罪、無くなりますように。。 今気づいたけど、殺された女の子「ナツオちゃん」って読んでた、、それでもなお当たり前のように男だと思い込んでいた
1投稿日: 2025.08.07
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タイトルと高評価のレビューに惹かれて読み始めました。読みやすい文体で、序盤までは犯人像がわからなくて、自分なりに推理しながら面白く読み進めたが、途中から気分が悪くなってきたものの、結末は知りたいので、飛ばし読みすることに。 性的虐待や殺害の描写がとても苦手だった。暴徒と化した民衆との攻防も緊迫感は伝わってきたけれど、長く感じてしまった。読後感が悪くて、少し引きずってしまい、夢見が悪かった。
1投稿日: 2025.08.07
powered by ブクログ痛いの、好きな読書家さん、お待たせしました!ようやく「連続殺人鬼カエル男」を手にすることができました。 マンションの13階からフックでぶら下げられた若い女性の遺体…もうこれだけで痛いけど、まだまだ痛いのが続きます。犯行現場には「きょうかえるをつかまえたよ…」で始まる犯行声明が残されていた…。第二、第三の犯行が明るみになり、その猟奇的な殺害方法から犯人は「カエル男」と呼ばれ恐れられるようになっていく…。 捜査に臨むのは、渡瀬・古手川刑事のタッグ、そして法医鑑定はあの光崎教授だったりします!もうそれだけで、きゃ~!と叫びたくなるけど、ダークヒロインの有働さゆりが!!やっと読めましたね。「嗤う淑女二人」で蒲生美知留とともに登場していた彼女です♪やっぱ、これがあるから、中山七里先生の作品は面白いっ! で、ストーリーの方は、二転三転するんで、あぁ~、そういうこと??って…まんまと騙されてしまいました^^;中山七里先生の作品は、刑法三十九条の問題をテーマにしたものが多いですね!ラストは続編につながるものでいいんですよね?続編、続けて読めることに感謝しなきゃです。
91投稿日: 2025.08.05
powered by ブクログとてつもなくやるせない。 だが、そこまで鮮明に書きます?という程の細かい描写がとても好きだし、物語の展開にもとても驚いた。
0投稿日: 2025.08.02
powered by ブクログキャッチーなタイトルと装丁からは思いもよらない程のグロい殺害シーンや痛みを感じる格闘シーンが多くて、流石に途中ページを捲るペースが速くなってしまった。緊迫感を出すため必要とは思うけどなかなかキツイ。しかしその嫌悪感を覆すほど最後の1行が秀逸。久々に震えを感じた。
0投稿日: 2025.08.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どんでん返しの連続で素直に驚けた。 子供が虐待されるシーンが苦手なのでつらい描写は多かったが、その分深みのあるストーリーだった。ラストが本当に本当に秀逸!
0投稿日: 2025.08.01
powered by ブクログカエル男。しかも連続殺人鬼。 ある日マンションの庇から宙吊りにされた全裸の女性遺体が見つかる。その後、第二、第三の事件が起きるも容疑者への手がかりもなく、、、焦る警察と、パニックになる市民たち。 中山七里さんの『能面検事』『御子柴礼司』『ヒポクラテス』シリーズを読み尽くしてしまったので、新しいシリーズをとこの本を借りました。面白かったし、私の好きな古手川さんが出てきた。しかも主役級。若き日の古手川さん。犯人対渡瀬・古手川って感じです。 彼の他にヒポクラテスシリーズの光崎先生もちょこっと出てきたし、『贖罪のソナタ』で御子柴礼司が医療少年院時代に聴いていたピアノの奏者だった子が、この作品の登場人物有働さゆりです。 そして、中山七里さんと言えば難読漢字。日本語難しいよ。 《自信がなかった読み》 些か いささか 剰え あまつさえ 拵える こしらえる 跳梁跋扈 ちょうりょうばっこ 夥しい おびただしい 快哉 かいさい 掠める かすめる 綯交ぜ ないまぜ 《前後の文から読めたけど、単独だと怪しい》 篩 ふるい 筵 むしろ 瘧 おこり 抽斗 ひきだし 罅 ひび 《読めるけど書けなそう》 出涸らし でがらし 憤懣 ふんまん 知悉 ちしつ 趨勢 すうせい 詰る なじる 怯懦 きょうだ 朦朧 もうろう 《読めなかった》 齎す もたらす 顫え ふるえ 嘯く うそぶく 劈く つんざく 悉く ことごとく 噎せる むせる 捩って よじって 《意味も読みも分からなかった》 木鐸 ぼくたく 驟雨 しゅうう 軛 くびき 哄笑 こうしょう 倦み疲れ うみつかれ 慚愧に堪えない ざんきにたえない 牽強付会 けんきょうふかい
13投稿日: 2025.07.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大筋は面白かったが、個人的には不要に思えたグロ要素と、そこまでやられて生きてるのはちょっと腑に落ちない、という部分で行って来いといったところ。 最近疲れているのもあって胸糞展開も辛かった。
1投稿日: 2025.07.29
powered by ブクログ完全にしてやられました。どんでん返しの巧妙さに脱帽です。 グロテスクな描写も多く、読む人を選ぶ作品だと思います。 刑法第39条を題材にした重いテーマにも考えさせられました。 エンタメ性と社会性を兼ね備えた一冊。
0投稿日: 2025.07.27
powered by ブクログKindle Unlimitedで読む ドラマを先に見終わってたので展開は知ってた それでも面白く読めた ドラマもよくてきていたが、原作の方が表現のグロテスクさが強めて、ホラー映画を見ているような緊張感が楽しめた この結末でどんな続編になるの? 続きを読むのが楽しみ
0投稿日: 2025.07.20
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後半の怒涛の展開にのめり込んでしまいました。読む手が止まらなかったのは久々! トリックのあいうえお順に気付けたのは嬉しかったなぁ。 続編もぜひ読みたいと思います。 刑事の渡瀬にフォーカスをあてた本もあると聞いて読みたくなりました。
2投稿日: 2025.07.16
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どんでん返しとわかっていて気をつけて読んでいたのにミスリードに見事にひっかかってしまった。復讐の動機も面白かった。刑事の渡瀬が好きです。
1投稿日: 2025.07.13
powered by ブクログどんでん返しの帝王の作品とのことで穿ってかかったが見事なミスリードに嵌りました。 途中の乱闘シーンがちょい長い気はしたけれどハラハラドキドキで楽しめました。続編も気になる~。
1投稿日: 2025.07.10
powered by ブクログ残虐な連続殺人、手掛かりが全く掴めない捜査、不安から暴徒化する市民。常に緊迫感があり面白かった。 終盤、まだ回収されてない伏線があり真犯人はこいつだろうな、ほら、やっぱり。と思ったら更にもうひとひねりあり。
0投稿日: 2025.07.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
性的虐待や心神喪失、心神耗弱など、現代社会にも深く関わる題材を主軸に進む推理小説です。 ずっと集中して読めるけど、序盤は時間の進みが遅かったです。逆に中盤以降は一瞬でした。 見事にミスリードに踊らされて、3回くらい驚きました笑 トリック自体理解できますが、そんなことできるのか?と思う節もあります。 読むの体力使います、ぜひ読んでみてほしいです。
0投稿日: 2025.07.03
powered by ブクログ前半は面白くて、 でも中盤から後半にかけて(特に市民の暴動のところとか)、リアリティがなくて、残念な気持ちで読み進める。 「このままの感じで終わったら、つまらない部類に入るなぁ」と思っていたら、予想外の展開に…。 そして最後の最後の最後、鳥肌がたった。 ゾクッとした。 どんでん返しの驚きとか、そんなんじゃなくて、恐怖を感じた。 昨今、“衝撃の最後の一文!”とかいう触れ込みをよく見かけるけど、まさにこの作品こそそれにあたる。 勘の良い人なら気付いていたかもしれないけど、私はまんまと食らってしまった。 *** 昭和っぽい、少し古臭い文体だと感じたけど、それが物語の雰囲気を作っている。 続編もあるらしく、時間があれば読んでみたい。
15投稿日: 2025.07.02
powered by ブクロググロいし精神的にうってなる描写も多かったけど、意外とスラスラ文章が入ってきてあっという間に読み終わった! えっ?ってなるシーンがいくつもあって何回も声が出た! 結末は2転3転してそうなるのかーって驚愕した! 古手川さんの生命力が凄まじいのと班長の頼りになる感じがとても良かった!
0投稿日: 2025.07.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
徐々に登場人物の背景が分かってくるほど、世界観に引き込まれる。 カエル男だけでなく、主人公?刑事(古手川)、上司、など。 先端技術だけでなく、刑事の感、つまり経験則や観察眼などから犯人を追い詰めようとするのは、白黒ハッキリ進むのではなくグラデーションがあり、惹き込まれる。 何度も心をかき乱された。 古手川の過去。親友がイジメに合うが見て見ぬふり、最後に古手川が1番ひどいと言われ、カミソリで切られ、自殺。 それをピアノの先生有働さゆり、いじめられっ子の息子、自閉症の患者が癒してくれた。ピアノの演奏、手作りシチューで食卓を囲み、息子から手作りの風車をプレゼント。涙する。 しかし直後に息子がカエル男の餌食に。やるせない。親である有働さゆりも憔悴。 しかもカエル男は自閉症の患者だった! と思ったら、自閉症をいいことに、有働さゆりが操っていた!我が子も手にかけていた! と思ったら、有働さゆりは性的な虐待を受けていたナツオで、多重人格者。心象心理の教授御前崎に、操られていた。多重人格を治した後に、過去のトラウマを追体験させ、再発。裏で全てを操っていた! 39条で捕まらないことをいいことに。 と思ったら、洗脳させられていた自閉症の子、自分をカエル男と思い込んでいて、あいうえお順殺人を自ら進める。次はオマエザキ! 裏の裏の裏の、、、単純なので毎回ミスリードにずっぽりハマり、大仰天の連発、笑 おもしろかったー! そして、見どころは犯人探しだけじゃない。 警察署襲撃シーンは手に汗握る。 その場にいるような、本当にありそうな臨場感がある。 いかに警察官といえど、数の暴力には敵わない。 刻々と警察署内に侵入されていく。 読む手が止まらない。時間を忘れる。 おかげで家庭の予定の時間を過ぎてしまった、、、 過去読んだ小説の中で1.2を争うおもしろさだった。 印象に残った言葉 基本的に助言はしても、助力はしない。 (ときには助力が必要なときもあるが) 助力していては、本人が育たない。
0投稿日: 2025.06.30
powered by ブクログ『さよならドビュッシー』と同時応募、同時受賞なんですね。全く知らなかったです。 デビュー作とは思えぬ完成度の高さにびっくりしました。 でも、これアガサ・クリスティの某作品とトリックがいっしょですよね…。一応二重三重の仕掛けがあるんですが、犯人を意外な人物にしようとしすぎなのでは…という無理矢理感も少し感じました。 あと、個人的には犯人と格闘するシーンと警察署に暴徒が押し寄せてくるシーンが長すぎるし痛そうすぎる。もうちょっとコンパクトにしてほしかったな。 でも、これがデビュー作とは思えないほど破綻なく細部もよく描かれていて、こんな風に書ける人はそりゃ人気作家になるよな…と納得でした。
10投稿日: 2025.06.25
powered by ブクログ初中山七里です。 血なまぐさい猟奇殺人小説でどういった着地をするのか、楽しみに読みました。 いわゆるどんでん返しから、もうひとひねりもあって面白かったです。
13投稿日: 2025.06.24
powered by ブクログぎゃ〜!! グロい物語だとは聞いていたけど… 久しぶりにリアルすぎる描写に 目眩を覚えました!笑 街を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼 “カエル男” 警察の捜査が進展しないなか… 第ニ、第三…と殺人事件が発生し 街中は大パニックに!! 物語が終盤になるにつれて 回収されていなかったピースが 正しい場所に収まり 醜悪なパズルが完成されていく… さすが!! どんでん返しの帝王の中山七里さん!! 無秩序な殺人を続けるカエル男の正体は おまえだったのかー!!笑 中山七里さんの他のシリーズ作品でも 登場する脇役たちが この物語では主役級の活躍で… 物語のグロさもインパクトありますが 魅力的な登場人物がたくさん出てくるので ニヤニヤしながら読み終えました!笑
1投稿日: 2025.06.17
powered by ブクログどんでん返しに次ぐどんでん返しに感銘 少し現実離れしているかな ヒポクラテス関連と登場人物に繋がりがあるとは
0投稿日: 2025.06.17
powered by ブクログスッッゴイ恐ろしい内容だったけど、面白かった!まさにどんどんでんでん返し。。。 難しい単語(漢字)がよく使われてて、常に電子辞書を傍に置いとかないと厳しかった。。笑 恐怖に駆り立てられた人間達の恐ろしさというか、「恐怖」が原動力となった人間って、手に負えないなと思った。 事件の内容もだけど、それ以外の部分で人間の恐ろしさが濃く書かれてたと思う。 後半はもうバトル漫画もびっくりの大迫力グロテスクバトル展開でちょっと驚きました。笑 小説とは思えないような迫力がぐいぐい伝わってきて凄く面白かったです。
0投稿日: 2025.06.14
powered by ブクログ恐ろしすぎる内容だった。 表紙につられて読み始めたのだが、内容は非常にグロテスクで読み進めるにつれ恐ろしさが増していった。 一つの結末が得られたかと思ったら、さらにその先があり、最後まで気を許すことができない内容で、ミステリーとしてはとてもよくできている作品。 偶然直前にテミスの剣を読んでいて、登場する渡瀬警部がどのような人生背景で刑事観を作り上げたのかということを思い描きながら本書を読むことができたので、一層楽しめた。
13投稿日: 2025.06.14
powered by ブクログ古手川の変な正義感には共感できない。刑法39条に物言うシリーズかな?39条に疑問は自分も同じ。吊るす潰す解剖する焼く。
0投稿日: 2025.06.05
powered by ブクログ途中の警察署でのすったもんだは、長く感じた。 ただ、この作品をさよならドビュッシーと一緒にこのミステリーがすごい!に出したってのは正にすごい。 あと関係ないけど、古手川のしぶとさにギャグマンガ日和って漫画に出た根岸ってキャラを思い出した。
0投稿日: 2025.06.03
