
総合評価
(968件)| 198 | ||
| 384 | ||
| 268 | ||
| 41 | ||
| 14 |
powered by ブクログ姉が読んでいたので学校に行っている間にこっそり読みました。面白かったんですけどぐろめのものが多くて私にはちょっと早かったかな?
42投稿日: 2024.07.09
powered by ブクログ痛い!! もう痛々しいじゃなくて痛い!! もうずっと痛くて辛い。 この本はこれに尽きる。 たぶん顔を顰めながら読んでたと思う… 私はヒポクラテスシリーズを 先に読んでいたので 古手川にこんな過去があったなんて… とホロリとしてしまった。 渡瀬は想像どおりで大好き◎ そして何より… よく踏み込んだなぁというテーマ! ヒポクラテスシリーズ3作目でも思ったけど 作者さん批判されないかな? って心配してしまう。 印象に残っている台詞は 「幼児は飽きるか叱られるかしない限り、気に入った遊びを決して止めようとはしないのです」 という部分。 もうゾクっときた! 「いつでも乱暴な意見には一分の真実があり、それを覆す筈の反論は理想主義と建前に支えられた空虚なものでしかない」 には思わず頷くしかなかった…
22投稿日: 2024.07.04
powered by ブクログ口にフックをかけられて吊るされた女の死体 廃車工場の車のトランクにいれられて潰された死体 切断された男児の死体 側にはひらがなで書かれた犯行声明文 犯人「カエル男」に世間は混乱する 古手川をはじめとする警察は犯人を逮捕できるか 残虐な犯行に読んでいて気分が悪くなる 共感度ゼロ でも、ただただ真相が知りたくて がむしゃらに読んだ
7投稿日: 2024.07.03
powered by ブクログ表紙は可愛いですが、内容は過激です。 読み進めていくうちに、なんとなく犯人の予想はついてくるのですが、まんまと騙されました。 真犯人まで分かった人はすごいです。 ラストはぞくりとしますが、応援したい気持ちも出た人も多いはず。
1投稿日: 2024.06.30
powered by ブクログずっと読みたかった本。 思ったより描写が猟奇的。 読み進めていくうちに暗くなってくる。 でも良かった。
1投稿日: 2024.06.24
powered by ブクログタイトルのインパクトが強くてずっと気になっていた作品。 カエル男というネーミング的にもう少し軽い話かと思っていたが、予想以上に重くてグロかった。それでも、面白かったのでサクサク読めた。
1投稿日: 2024.06.24
powered by ブクログサイコミステリーという好みの類いではなかったので星3つ。 性的虐待、暴行のシーンが生々しく、頭で想像するのをやめたくなるほど。 格闘シーン、長い、長すぎた。。 しかし二転三転するどんでん返しに驚かされたのが見事だった。高評価な理由がわかる。最後の一言は最早清々しい。 それから刑法39条という深いテーマがあり社会派ミステリーともいえる。考えさせられる。 そして中山七里さん語彙力がすごい。読書初心者のわたしにはハードな作品だった。
2投稿日: 2024.06.22
powered by ブクログ正にどんでん返しの帝王の作品と言うべき一冊。 この人はグロをある種のエンターテイメントと認めた上で意識して書いているのだろうなぁと思う。 思わず読むのをやめたくなる様な惨劇が淡々と繰り広げられるのは、ある意味清々しい。 ネタバレを避ける為内容については伏せますが、ページを捲る手が止まらないのは流石職業作家の仕事。 そして最後の最後の大落ち。 思わずガッツポーズを取りたくなります。 この一冊で七里のファンになりました。
1投稿日: 2024.06.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
中盤までのありがちなミステリ感と、犯人像で嫌な気持ちになりながら、本当にまさかのどんでん返しが待っていた…。誰がカエル男なのか、初期は古手川なのか?とまで思ったが勝雄だと確信してからは、世間の暴動とどうやって決着がつくのかを焦点に物語を見守った。そのつもりだったのに…二重三重にも騙されて悔しい気持ちと、ここまでコテンパンにやられたら爽快感もある。面白かったです!
1投稿日: 2024.06.20
powered by ブクログずっと読みたかった作品! ついに読むことができました。そして・・・ 期待通り!最初から最後までずっと楽しめて、内容も深く濃く、まさしく「名作」でした。 もちろん続編もいつの日か。 また楽しみが増えました!
85投稿日: 2024.06.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どんでん返しが読みたくなって、ネットで評価の高い本書を読みました。入り組みすぎていない設定で、特に後半の怒涛の展開は一気読みしてしまいました。グロテスクでスリラーなのもよかったです。クライマックスの展開がやや単調で、トリックとしても不確実性が高すぎて、そんなうまくいくか?とかんじてしまいました。
1投稿日: 2024.06.08
powered by ブクログエログロと大どんでん返しという個人的に好きな要素が詰まった傑作。 単なる犯人探しだけではなく、狂気とはなにか?正義とはなにか?問いかけられているような感覚にもなった。 後半は暴力的で絶望的なシーンもあり苦しいけど一気読み。 脱線するが、難しい熟語や言い回しも散りばめられていて賢くなった気もする。
3投稿日: 2024.06.07
powered by ブクロググロさはあるもののミステリーとして面白かったです。どんでん返しもあるとわかっていても驚かされました。御子柴シリーズを先に読んでいたので接点も楽しめました(本編と直接の関連はありません)
1投稿日: 2024.06.04
powered by ブクログいや、怖い怖い怖い。 ちょっと表現が過激すぎるところはななめ読みとさせてもらいましたが、、 展開が怖すぎる。怒涛の後半は一気読みで、久々の夜更かしをしてしまったほどです。 続編?読みます。
1投稿日: 2024.05.30
powered by ブクログ護られなかった者たちへを読んだ後、同じ著者だと知らずに読み始め。 ありがちなB級ホラーとは違う二転三転のどんでんがえしにミスリードの伏線で楽しめる。続編も読みたい。 護られなかった者たちへの時には福祉の問題に切り込んだが、今回は刑法39条。 「心神喪失者の行為は罰しない」そして「心神耗弱者の行為は刑を減軽する」 深いテーマ性があり、面白いだけじゃない。 すぐに心神喪失を持ち出し責任能力を争う印象があるが、「責任能力がなくて人に危害を加えるおそれがある人の人権を守る」って、なんだかもやっとしますよね。 それでは責任能力がない人によって殺害された人の人権は誰が守ってくれるんだろう? 胎児の人権のために堕胎を許さず母親の権利を抑圧するのか、母親の権利を尊重して堕胎を認めるかのような。 いろんな立場から触れていて、奥深いと感じた。 ただ暴動シーンとか、不死身か?ってくらいにボコボコにされるシーンはやりすぎ感あったので買うほどではない。 最後の一行はお見事。
34投稿日: 2024.05.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どんでん返しあり、大満足。 精神疾患があるとき、減刑されるということは知ってはいたが、それを刑法39条に規定されていることを知った。これが当事者にとってこれほどモヤモヤすることなのか、というのが、伝わってきて一気読みしてしまった。すごい胸糞。渡瀬さんかっこよ。 あと、作者の語彙力すごい。 フレーズ 最近はすっかり左前になって、被害者が時折仕送りをしていたらしい。 善意の道は地獄に通じるって言葉、知ってる? 本当にその人のためを思うのなら、助言はしても助力はしない。 初めて訪れた街の印象は最初に遭った人の印象に左右されることが多いと言う。 流言飛語 自縄自縛 穿った見方 どんなに過酷であっても現実をそのまま受け入れる。それが現実に打ち勝つ唯一の方法 噓ってのは他人に吐くんじゃない。大抵は自分に吐いているんだ。そうやって噓吐きは自分の首を絞めていく」
3投稿日: 2024.05.19
powered by ブクログやっと読めた作品。 《連続殺人鬼 カエル男》なんて、なんだか昭和の陳腐なサスペンスドラマのタイトルにありそうな、又は正義のヒーローと戦うモブ雑魚敵の名前にありそうな、そんな名前だから甘く見てた。 超本格派サスペンスミステリーではないか。 しかも特大胸糞。中山七里、恐るべし。 読んでいる最中のBGMはもちろん《アシュケナージの悲愴》。作中に出てきたら聴きながら読まざるを得ない。そのおかげでまるで脳内で映像化されているように臨場感溢れる読書をすることが出来た。 《悲愴》のように2転3転する様は実に見事。 これはやはり聴きながら読んだ方がいいと思う。 音源はYouTubeにもあるのでこれから読む方は是非。 どうやらシリーズ物らしく、続きがあるようなのでまた読んでみたいと思う。
4投稿日: 2024.05.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ハサミ男を読んでいたから、かなり早い段階で犯人がわかってしまった。似たような仕掛けはつまらない。 加えて、真の犯人が取った手段があり得そうではあるけれど、まあ無理だねって感じで興醒めした。 しつこいくらいのグロテスクな表現も冗長だし、警察署における攻防なんかは現実離れし過ぎて明らかに妄想状態。 星3つもあげ過ぎか、2つにしよう。
1投稿日: 2024.05.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
法律については全く詳しくないが、法律物や警察者でよく取り上げられる刑法第39条に基づいた犯行ということかな。この法律が適応されてしまうと被害者の家族は、あーそうか、加害者の方はそうかと両方に納得できること、できないことがある、とても難しい法律なんだと思う。私ごときが考えつくような簡単な理屈で制定されたものではないんだろうな、と思った。 本の感想としては、児童への近親者からの性的虐待の描写のある話が本当に苦手で、でもそれを踏まえての事件だからなのだけど、不快に感じるほど描写が生々しかった。中山七里先生の文章力。 この小説には私のすごく苦手なものが詰め込まれていて、早く読み終わりたいと思ってしまった。 暴力シーンも長く、細かい描写があり、少し飛ばしてしまった。。。怖すぎてじっくりと頭で想像することをやめた。 犯人は一人異色の人が出てきた時点ですぐにわかってしまった。 一つ納得した文章があった。 心神喪失状態で、婦女暴行に及んだ男の事件が出てきたが、心神喪失しているのになぜ相撲部屋には押し入らないのか、弱いものを選んでいる時点でその認識と目的ははっきりしているのではないかという箇所があったが、妙に納得してしまった。 しかし犯人の側からすると、強いものにいつも虐げられ、従順な自分と、弱いものにだけ暴力的になれる自分と、同じ体に二人居て、そうしないと生きてこれなかった説明がつく。この手の心理で、次々と人を手にかける小説を読んだことがあるが、それもまた近親者からの虐待を受けていた。 恐ろしい。
5投稿日: 2024.05.07
powered by ブクログなるほどなぁ。 いくつか中山七里さんの本を読んだけど これって初期作品だよね? やっぱりちょっと荒さを感じたかな。 暴力描写とか、そのシーンが長く続くと ちょっと疲れるなぁ。
2投稿日: 2024.05.01
powered by ブクログこういうタイプの作品にも音楽要素入れるのはさすがドビュッシーの人だなあ。 ナツオの性別が分からずナツオ→勝男かと思ったらまさかの全然違う名前に変わっていた。 続きも読みたい。
1投稿日: 2024.04.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かったけど どんでん返しが大きなもの1つなら未だしも、二転三転あって、「作られたもの」感が凄かった。 いや作られたものだけど、なんというかチープさが増してしまったんじゃないかと、、。
1投稿日: 2024.04.30
powered by ブクロググロい作品は苦手だけど、その部分は深くおわずに読めた作品でした。 繋がりそうで、繋がらない、、! 伏線を回収するのがたのしいです。 どんな猟奇的な殺人も、その人なりの正義や解釈があるのだと思いました。
2投稿日: 2024.04.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
犯人だと予想していた人物の正体が分かってからのどんでん返しがいくつもあって楽しめた 御前崎先生が最初犯人の幼児性に言及していたのも伏線だったんだな〜 続きが読みたい
1投稿日: 2024.04.14
powered by ブクログ異常な犯行に、裏付けとなる過去の描写。 伏線が回収され気持ちよさを感じていると、考えの外から飛び込んでくる結末。 痛みがこちらにも伝わるかのような緊迫した場面が続き、早く結末を迎えたいと思いつつ残りのページにはどんな展開が待っているのか期待を膨らます。 すごい作品です。
1投稿日: 2024.04.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
信頼してる人が犯人だというのは、たくさんのミステリーを読んでいるとわかる話。 そう予想しながら読んでたので、どんでん返し感はなかった。 ただ、この人が犯人であるならせめて犯人にならざる得なかった動機とか、悪いことなんだが納得できる何かが欲しいとか、期待しながら読んでたが、その辺ほうまく理由付けされていてよかった。
1投稿日: 2024.04.08
powered by ブクログ顔を歪めてしまうほどの描写と表現、心情。 心と身体にに傷を負った人‥それも複数人。 終わりが終わりじゃない、 メビウスの輪のように終わりのない事件。 読み応えバッチリ。
1投稿日: 2024.04.06
powered by ブクログ緻密に計算されたストーリは読み進めていくたびにその後が気になって頭から離れなかったほど面白かった。 次回作があるらしくそれも楽しみ。 あと難しい言葉が多く勉強にもなりました。
1投稿日: 2024.03.30
powered by ブクログ細かい部分の粗さに目を瞑ればいい話 二転三転って騙されるのは良かったけど やりすぎと言われたらそれまで
3投稿日: 2024.03.25
powered by ブクログおもしろかった!でも後半あたりの一部がちょっとながくて一瞬メインを忘れかけてた。その後のあ、やっぱりからのえーそうだったの?からうわあがよかった 最後もぞくってしたのでふたたびも読もうと思います
4投稿日: 2024.03.24
powered by ブクログ中々過激な表現が多かったのと、刑事さんが痛ぶられるシーンが長すぎたのがすこし気になりましたが、構成はさすがでした。 ラスボスや手法は予想通りでしたが、最後ページ数少なくなってから、どう落とし前つけさせるのかと思いハラハラしましたが、そういえばそうだった!なるほど!さすが中山七里! いつもながら作者様は法を逃れた者に厳しいですな。
6投稿日: 2024.03.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最後二転三転するどんでん返しは面白かったです。ミステリの構成として、ハサミ男と似ている為、読んでいて既視感がありました。 責任能力や少年法にも焦点のあたる社会派サスペンスとしても、読み応えありです。 続きも読んでみます。
6投稿日: 2024.03.04
powered by ブクログ面白かったけど、ホワイト七里が好きな私には、ちょっとヘビーでした。でも、これでブラック七里にも興味がわきました。
5投稿日: 2024.03.03
powered by ブクログまたまた中山七里作品。 なぜこれを早く読んでいなかったのか、、、 グロいー!と思いながら読み進めつつもまたまた出てくる渡瀬、古手川刑事、サイコー。 そして嗤う淑女ででてきた有働さゆり、ここで出てくるのか!と驚き。 読み始めからこの人がとわかっていたのにも関わらず、精神科医の人が糸引いているなんてさすがだわ七里さん。 どんでん返しの帝王! 楽しすぎました。
4投稿日: 2024.02.28
powered by ブクログ猟奇的殺人事件まさにグロイ描写!面白い!ただ映像化にしたら見れるかな?どんでん返しのストーリー 次回作[カエル男ふたたび]が気になる。
6投稿日: 2024.02.25
powered by ブクログ最後二転三転するどんでん返しあり。 サイコ系サスペンスという事でグロい場面もあったが全体を通しても楽しく読めた本。
23投稿日: 2024.02.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
残酷な場面では眉間にシワを寄せながら読んでいました。表現力がすごいと思います。 回想が折り混ぜられていて、この作品は犯人がわかりやすいなーと思っていたらまさかの、、中山七里さんの作品は最後の1ページまで気を抜けないと改めて感じました。
3投稿日: 2024.02.22
powered by ブクログ“有働先生は少し狡いと思った。自分が入院している間にカエル男の称号をちゃっかり奪ってしまった。だが勝雄には分かっている。有働先生は自分の代わりに捕まってくれたのだ。自分にあの続きをさせるために。 自分はその期待に応えなくてはいけない。元の生活に戻ったら、すぐ五人目の獲物を渉猟しなくてはいけない。 だが、その居場所は既に明らかだ。五人目は有働先生の指示ではなく自分で選んだ。マツドシシラカワチョウ三の一の一。一度網膜に映ったカルテの情報は記憶に刻まれて消えることがない。駅名表示はひらがななので勝雄にも判読できる。電車を乗り継げば勝雄の住処からも辿り着けるだろう。 五人目の名前ももちろん、覚えている。 ───オマエザキムネタカ。”(p403) エログロ&サイコで背筋が凍る思いだった。 二転も三転もする展開はさすが!と思ったし、「さよならドビュッシー」とはジャンルが違いすぎて尊敬した。
27投稿日: 2024.02.20
powered by ブクログ終盤の真相がわかる段になってからの怒涛の展開がおもしろい。 そこに至る被害者の状態や、犯人の過去など目を背けたくなるような場面描写が多く、苦手な人は注意。バトルシーンが密でやや長いのが気になった。
4投稿日: 2024.02.15
powered by ブクログ面白かった。この人の他の作品で数ページで書き方合わんなと思って読むのをやめたけど、この作品はパラパラ読んでみて面白そうだったので購入。 主人公が警察官のミステリーもの。男性主人公で、途中の展開でこの主人公大丈夫かな、闇落ちしてしまわないかなとハラハラしながら読んでいたのも事実だが、特に嫌悪感を感じるということも無く読み進めることが出来た。 連続しておこる猟奇的な殺人とそれを追い詰めていく警察と、そんな警察を追い詰める市民の模様が描き出されている。善とはなにか、法とは何か、人間とは獣とは。立場が変われば、見方が変われば誰でも考えも意見も変わっていく。それらを描き出した作品。
4投稿日: 2024.02.12
powered by ブクログ凄惨な連続猟奇殺人事件! 事件の犯行動機。 犯行手順の吐き気を催すほどの詳細な記述。 そして、カエル男の正体!? 物語は全てが自分の予想を遥かに超えて進行していく!
4投稿日: 2024.01.29
powered by ブクログ中山七里のデビュー作「さよならドビュッシー」と一緒に「このミス」にダブルノミネートされた作品であり、渡瀬&古手川シリーズの第一作目。 ノミネート当時はどんでん返しに次ぐどんでん返しで話題になったようだが、残念ながら中山七里作品を数多く読んだせいで、物語半ばで最後の犯人まで予想が出来てしまった。だからと言ってこの作品の評価には何も影響はなく、デビュー作からしてこの構成力、ストーリーテリングの巧みさ、社会問題の提起などには舌を巻くほかなく、さすが中山七里と思わせる。 大事件が起こる度に議論になる刑法39条の問題。正直言って、誰がこの法律を支持したいのかと思う。原初的な発想の「目には目を」は現代にそぐわないとは理解しながらも、人を殺めて、ましてや複数の人間を殺めながら心身の問題で刑事罰に問われないというのは、被害者遺族でなくとも如何なものかと思う。批判を恐れずものすごく簡単に言えば「バランス悪くないですか?」という話だ。 思うに中山七里は作品を変えながらこの問題については、本人が疑問に思っているため幾度も提起しているのではないかと思える。 みなさん、自分の肉身や大切な人が殺されて、第39条のために死刑にも無期懲役にもならなかったら、どう思いますか? 作中で渡瀬が冤罪について絶対にあってはならない事だと力説する場面がある。この作品の後に上梓される「テミスの剣」はまさにそのテーマを取り上げているのだが、デビュー作からしてその後の刊行有無に関わらず、キャラクターのバックグラウンドを丁寧に設定している事を窺わせる一幕だ。さすが中山七里。
26投稿日: 2024.01.19
powered by ブクログ犯行声明付きの連続殺人事件が発生。 最初から最後まで刑法第三十九条がテーマ。 これに関しては様々な意見があると思います。 ナツオの場面は胸糞。 警察の横柄さも苦手です。 会話のシーンでは普段使わないような難しい言葉を使う作者だなぁと思いました。 余計なパートが多く、垂れてしまいました。 結果、私情で動く不死身警察官が自分には合いませんでした。
16投稿日: 2024.01.17
powered by ブクログポップ?な表紙とタイトルとは裏腹にハードな内容なんでしょ?という期待と共に読み始めたが、予想以上のエグさに驚いた。 基本的には刑事目線で猟奇殺人犯を追っていくという王道展開。こういうのを読みたかった。 猟奇殺人のグロさは陰惨。 途中から誰が犯人なのかという疑問がどうでもよくなるくらい先が読めない展開となっていく。 目次で何が起きるのかはある程度わかるのだが、クライマックスのジェットコースターにこれでもかと揺さぶられるような構造は本当にすごいなと思った。
6投稿日: 2024.01.16
powered by ブクログいや~~カエル男ね、実は2023年からずるずると読んでたんです。 なっかなか読み進められなくて、併読して後から 読み始めた方を何冊読了したことか、、、 前半部分、どうしても眠くなってしまってね… 中~後半からやっと面白くなってきて、 後半は一気にいきましたよ~!笑 暴力暴力暴力な後半、 暴力的な表現が苦手な人にはとにかくきついと思う。 全然大丈夫なわたしでもやめてくれ…って思ったもん。 そしてお決まりのどんでん返し。 中山七里作品読んでたら、何となく予想してしまったと思うんだけど それもやっぱり裏切られ、そしてまた裏切られ…… どんでんどんどん転がされましたよ(笑)
3投稿日: 2024.01.14
powered by ブクログかなりキツイ表現があり、顔を顰めながら読みました。展開が二転三転とし、最後までどうなるか分かりませんでした。 最後の一行で鳥肌が立ちます。
7投稿日: 2024.01.12
powered by ブクログストーリーの構成はさすがでしっかりできた内容だと思う。残虐さ等は好みが分かれると思うが、群衆や犯人との描写があまりに長いなと感じる。小手川があんなことになっても死なないのが疑問に感じる部分でもあったしそれこれ異常だと思った。最後のどんでん返しは半分は容易に想像でき、半分は無理があるのではと感じた。
8投稿日: 2024.01.10
powered by ブクログミステリーのおすすめを探していたところ、いろんなサイトでこの作品が紹介されており、一度読んでみたい!と読む前から期待が高まっておりました。結論から言うと、一気読みしてしまう面白さで私が読みたいと思っていた内容そのもの、という感じでした。 まず猟奇的な事件が次々に起こるのですが、その事に目が離せません。次はどんな事件が起こるのだろう?とワクワクして読み進められました。 犯人は誰なのか判明してからが怒涛の展開で、1ページ毎にとんでもない事実が描かれており私の予想は裏切られ続けました。笑 ラストが実に綺麗なオチで、舌を巻くとはこの事だなぁ…と大満足でした。 登場人物も魅力的だと思っていたら、同一の人物のシリーズものがかなりたくさん出ているようです。 中山七里さんの作品は初めてだったのですが、カエル男の続編(やはり一作目の方が面白いという評価が多い様ですが)や他の作品も是非読んでみたいと思いました。
5投稿日: 2024.01.08
powered by ブクログつい先日、「切り裂きジャックの告白」を読み終えましたが、読む順番としては「連続殺人鬼カエル男」を先に読むべきですね。 中山七里さんは2009年の「このミステリーがすごい!大賞」で、「さよならドビュッシー」と「連続殺人鬼カエル男」が同賞初のダブルノミネートされて、最終選考はどの作品を大賞にするかというよりは、どちらの作品を大賞にするかで議論が白熱した?そうなのでどちらの作品も評価が高かったことがわかります。 中山作品は必ず「どんでん返し」があるのですが、本作品も私のの推理の更に上の上を行きました。また、最後の最後にこんな仕掛けがあるとは...。まさしく「因果応報」です。
11投稿日: 2023.12.12
powered by ブクログ恐ろしくグロテスクな事件の連続。それによる市民の混乱と暴動。警察の葛藤。容疑者との乱闘の痛々しさと流血。もう胸一杯で胸焼け。でも読む手が止まらない。 そして、どんでん返しの連続。古手川刑事が心を寄せてしまっただけに、悲しさと理不尽さが増す。 さらに、ラストの一行に、驚きながらもどこか納得し、暫くの間、今後について考えてしまう。 とにかく、流石です!の一言。
41投稿日: 2023.11.30
powered by ブクログなんとなく聞いたことのある題名だったので、手にとってみたら、夢中になって読んだ。 最後のどんでん返しが見事でした。 ミステリー小説として楽しめましたが、現実の法律や社会制度など、色々と考えさせられました。
5投稿日: 2023.11.29
powered by ブクログ表紙と内容のギャップがすごい。エグい殺しのオンパレード。カエル男は無秩序で猟奇的殺人を繰り返す。どんでん返しに次ぐどんでん返しで一気読み。刑法第39条も絡めて面白かった。
3投稿日: 2023.11.24
powered by ブクログ恐怖とグロさエグさに気を取られますが、最後はまさかのどんでん返しの連続でした。思い込みは怖いなと実感した1冊。
7投稿日: 2023.11.18
powered by ブクログ中盤なかだるみしたが、ラスト150ページからページめくる手がとまらなかった! 真犯人の動機が薄いなぁっと思ったらそう言うことか!まさに木を隠すには森でした。 刑法39条についても考えさせられました。 そして待ち受けるラスト1行の衝撃。。。 読了後、ゾクゾクしました。
11投稿日: 2023.11.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
グロすぎて最高だった。 どこまでも狂気だったし、色々な感情になった。 何度も予想覆されて ほんと手のひらで弄ばれた 初めての快感…… 障害者への偏見や、警察署へ殴り込みに行くところなどほんとにリアルすぎた 最後までカエル男が勝雄だと思ってたし かつてのナツオだと思ってた、、、 グロシーンが何度もくどいぐらいグロいもうお腹いっぱいになったけど読む手が止まらない、、面白かったグロお腹いっぱい、、 刑法39条ってほんとにどうなんだろうなって思ったこれを読むまではこんな刑法があることすら知らなかった。 健常者と異常者の違いは何か。違いなどないのか。心神喪失者の行為であっても罰するべきでは無いのかなって思ってしまったな。 怖いだけじゃなく、最後は考えさせられた内容だったな
4投稿日: 2023.10.28
powered by ブクログ★3.6くらい 完全に一気読みだった。解説で引用されていた作者コメントの、本作執筆時に自分へ課したハードルの1つ「一気読させる」にまんまとハマった。 描写はグロテスクなので読むのが苦しい箇所もあるけど話の展開に飽きがなく楽しめた。
4投稿日: 2023.10.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まず…なんでタイトルこれにした?原題の「災厄の季節」の方がよっぽど良いと思うのだけど?!急にB級感漂うよなあ…。 このミス大賞候補だったわけだが、流石中山七里、レベルが高い!最近のこのミス大賞のレベルと段違い。まずテーマがしっかりしているのが良い。刑法39条と「異常者」がテーマだと思う。また何重も用意されてる驚きの展開で、結局どうなるんだ?!と最後は思わず一気読みしてしまった。 単純に勝雄が犯人では終わらないだろうなと思ってはいたしナツオが女で有働さんかなーとは中山七里読みすぎて予想がついたが、さらに御前崎が出てきて、因果応報ということで勝雄に殺されるのか…?と展開がまだ続いていくという、奥行きがありすぎる…!本当にすごい。次巻も楽しみ。グロいのだけ注意(食事中はやめた方がいい)。 あと個人的メモとして、漫画「ミュージアム」と設定が酷似しているが、全く関係ないらしい。パクったな。
2投稿日: 2023.10.08
powered by ブクログ残虐なシーンが多々あって、それがまた細部まで描かれてるから、きいてて目を背けたくなったよね。 刑法39条問題がここまで尾を引いてくるとはね。ほんとやるせない気持ちになった。どうかあの人に罰くだしてほしい… ラストの部分、決して社会的には認められないんだけど、それが救いでもあって…
4投稿日: 2023.10.07
powered by ブクログずっと読みたかったんだけど、勇気が出ず先延ばしにしてたのをやっと読了。 映画や漫画になってたのは知ってたので、大まかなストーリーはわかってたし、覚悟はしてたけど、文章のほうが自分で想像しちゃうから余計に苦しかったかも… グロい… そして悲しい… 最後にどんどんでん返しされて悔しかった。 古手川さんの原点を知れた気がする… がんばれ古手川…
4投稿日: 2023.10.04
powered by ブクログ39条が中心の物語なのはよくわかりました。でも精神疾患の人が異常だと言われるくらい健常者の人も『異常』な何かを抱えてるものなんだなあ…。この本を読んでたら、この世から精神疾患の差別がなくなればいいのに…と切に願いました。
4投稿日: 2023.10.02
powered by ブクログかなり前に読んだのですっかり内容を忘れていて再読。 吐き気がするほど生々しい殺人描写にちょっと嫌気がさしたけど、二転三転する展開にはびっくり。 実際こんな事件が起こったら、確かに夜外に出なくなるな。。
10投稿日: 2023.09.25
powered by ブクログどんでん返しの連続かつ最後の一文までしっかりと作り上げられている作品。格闘シーンが長すぎる点、というより文章が全体的にくどい所は好みではないが作者の傾向なんだと思う。 くどい、グロいに耐性があればとても面白いと思う。
3投稿日: 2023.09.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
カエル男ってタイトルからもっとグニグニ気持ち悪い話かと思ったけど、普通の刑事ものだった。 元のタイトルは「災厄の季節」らしい。 ひねりの部分より格闘シーンの方が面白かったかな。どっちもどっかで見たような展開だったけれど。 風車を貰ったところはウルウルです。 親からがっつり性被害を受けた子は、そもそもそんな親子の家庭は荒れているはずで、不良になりやすい。心が傷ついてるので支配されやすい。そんな漠然としたイメージあるけど、これ本当なん? こういう子は小説によく出てくるから大体はそうなんだろうなとは思ってる、けど、多重人格者がにわかに信じがたいのと同じで近くで接して感じないと、ごめん分からん。 ただ、ストレスは時間差で症状が出る。これは体感したことがあるので分かります。
2投稿日: 2023.09.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
カエル男という犯人が三重構造であるというのは、なんとも巧みなトリックでした。 男性→女性→男性となっていく終盤の展開は仰天しました。 古手川の心身ともに傷ついて号泣した際に話した渡瀬のセリフは良いなと感じました。この2人のコンビは読んでいて、心地よいです。 この本の続編があるので、それも読みたいです。
3投稿日: 2023.09.02
powered by ブクログ古手川さんのトラウマになってるようで折に触れて思い出されるので、どんな事件か知りたいと思っていました。なるほど気分が悪くなるし、やるせない。これは忘れることが出来ないだろうな。 気持ちの悪い描写が多いのですがそれだけの作品ではなく、テーマ性もあり思っていたより深い話でした。
4投稿日: 2023.08.27
powered by ブクログ岬洋介のシリーズからこちらに来たのですが、雰囲気が違ってこれはこれで面白かったです。途中、結構描写がエグいところもありましたがぐいぐい引き込まれました。トリック?も面白くのせられました。面と向かって知り合いには勧めにくい本ですが、いろいろ考えさせられるという点で読む価値あると思いました。しかしこんなのどうやってドラマにしたんだろう。
3投稿日: 2023.08.23
powered by ブクログすごい展開です!何回もどんでん返しあり。途中の乱闘や意見の応酬はちょっと飽きて、読み飛ばした。 憲法39条、考えさせられます。そして、ラスト。最悪の黒幕は罪に問われないんですね。続編が気になります。
3投稿日: 2023.08.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大どんでん返し系のミステリを調べると、ほぼ必ず入っている作品。 購入したのはだいぶ昔で、少し読んではしばらく空き、忘れて、また最初から、の繰り返しで、ようやく今回読了。 途中からはどんどん進み、気付けば一日で読み終えてしまった。 なかなかにグロくて、残酷で、胃がきゅーってなった。 刑法第39条、犯人の責任能力についてがテーマの作品。 大どんでん返しの代表作ということで期待してたので、勝男くんはミスリードだろうと思いつつ、だとするとさゆりさんだろうなと思ったら、そこから更にどんでん返し。 遺族の立場だったら、責任能力と言われても、ふざけるな!って感じなんだろうなといつもニュースで見て思っていたので、色々考えてしまった。(簡単に「遺族の立場に」とか無責任なことを言ってはダメなんだろうけど…) そんなに上手く人って操れるのか??と懐疑的な部分もあったし、暴徒のシーンは中だるんで、少しだらけてしまったけど、自分も「か」なので、家族とか不安になるだろうし、正直全く関係ない「か」の人が先に犠牲になったと知ったら、きっと安心してしまうんだろうなと、思い嫌な気分になった。 それにしても古手川さんが痛々しすぎて…暴徒にやられ、勝男くんにやられ、さゆりさんにやられ…サクッと殺された被害者たちのほうがマシなのでは…?と思ってしまった。。 続編も積んであるので、読んでみよう。
2投稿日: 2023.08.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
驚愕の連続猟奇殺人事件。その殺人者はカエル男。 作中では、カエル男は誰なのか、いっこうに警察の捜査線上にあがってこない。 やがて市民はカエル男を恐れ、パニックになり、警察署へ押し寄せる。 作中で事件にあたる刑事の小手川が痛々しい。 市民からは暴力を受け、そして犯人のカエル男と対峙し、半死半生の目に合い、 更に……、思わぬ人物からも半死半生の目に合い、そして……。 どんでん返しのどんでん返し、そして、どんでん返し。 なんだこの作者はーーー(笑) そして、次巻。「連続殺人鬼カエル男ふたたび」へつづく。
2投稿日: 2023.07.30
powered by ブクログ巧み〜、と思った。王道だがとにかくうまい。それがよい。疑り深いわたしには結末は読めてしまったがそれでも楽しめた。 作中の好きな一節「心神喪失、或いは心神耗弱したにしてはそういう人間が手に掛けるのは決まって女子供だけで、間違っても暴力団や相撲部屋に乱入しないのは十分に判断力が備わっているからではないか」 連続殺人に対しての世間やマスコミの混乱ぶりも丁寧に描かれていて、それが妙にリアリティがある。そのあたり中村文則の『あなたが消えた夜に』も思い出した。実際こんな事件が自分の住む街で起きたらどんな感じになるだろう? コロナ禍で示されたように、作中とは異なり、自分は大丈夫だろう、と呑気に行動する人たち、権力には噛み付かず憂さ晴らしに弱者を叩く構図になる気がする。
4投稿日: 2023.07.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
途中まで読むのがなかなか進まなくて、ダメなんかな、と思ったけど、 どうやらこのナツオが怪しいと思った辺りからサクサク読み進めた。 最初ナツオの性別が「?」で。 一番最初に受けた印象が正解だっのか、という 紛らわしい書き方が、作品の面白さなんだろう。 事件、遺体の姿、が、とにかくえげつなくて。 読んでて気持ち悪くなりそう。 一方、おや?な部分も多く。 冬ならそんなものなのか、と思った冒頭事件の 顔の損傷ありを親や家族に確認させるという描写。 わかるのか?それでうちの娘です、て言えるの? とか。 カルテ順に、てアイダでもアガワてまもなく アラオが前? エガシラとかエガワでなくて、エトウが前? というような、何だかな。 そんな都合よく並べ替え…もしかして、真犯人が並べたのか?カルテ室にあの人入れたっけ。 もし入れたら最後はもう自殺に匹敵するから そこまで読んでのこと? といえ、ちょっとした疑問が起きるわけで。 カルテ、てどう並べるかわかんないけど そんな都合よくではないから 意図的に誰かが並べたんでしょうよ。 あと、ポケットに入れっぱにしてた手作り風車が あんだけボコボコにされてて無事に 軽やかに風を受けて回られても(笑) という、ささやかなモヤモヤ。 そして、ああ39条。 そこなのか。思う人もいるだろうなぁ。 心神耗弱という理由で罪を贖わなくてもいいという 理由にしちゃダメて。 ちょっとソコは考えさせられる部分ではあったけど 結局真犯人は自分を苦しめた理由を使って 復讐したってわけなのね、 で、因果応報は 自分で仕組んだのかな、という 何とも正解のわからない結末でした。 面白かったけど、スッキリはしなかった。
3投稿日: 2023.07.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
カエル男という連続猟奇殺人鬼を古手川刑事、渡瀬刑事が追う物語。殺害現場の描写がグロいので読む人を選ぶかなと思う。 犯人が後半にかけて2転3転していくので、最後まで犯人が分からなくて面白かった。刑法39条のあり方について考えさせらせる作品でもあり、犯罪を犯してしまった精神喪失者はどうやっても更生させられないのか、一生更生施設から出さなければいいのかなど現実社会でも起こっている問題を突きつけられた気がする。 古手川は不死身なんじゃないかレベルで凄すぎる。 勝雄もさゆりも結局は変われないのかと思うと悲しく、それを利用し自分の手を汚さずに復讐を果たした御前崎は精神鑑定の医者としても人しても失格だと思う。
2投稿日: 2023.07.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
暴力描写、とくに子供に対しての性暴力の描写がしんどかった…けど内容は中山七里!多数作品を読んでいるのでどんでん返し待ちでした。やっぱりなーと、おいおいおい!という感じだったので一気読みでした
1投稿日: 2023.06.29
powered by ブクログ事件の結末が二転三転。ハラハラする展開で、後半は勢いよく読めた。なかなか、描写もグロいし、気持ち悪くなる箇所が多々あるけど、刑法39条の存在と被害者家族のその苦悩など、考え出すと深い内容が散りばめられていた。
3投稿日: 2023.06.28
powered by ブクログカエル男、再読! 内容まるっきり覚えていなかったため初心に帰って楽しめました^ ^ にしても、殺され方がエグすぎるのと古手川さんがボロボロになってまで闘うシーンは読むのが少し辛かった>_< 犯人がどんでん返しのさらにまたどんでん返しで驚きの連続で最後はゾッとしました。
14投稿日: 2023.06.23
powered by ブクログどんでん返しだけれど伏線もきっちり回収していてさすが中山七里さん! どんでん返しものによくある無理矢理感がなく、満足な気持ちで読了。 情景描写がいつも目の前で起きてるかのように鮮明で、物語に入り込める。 主人公の感情描写も、読者が寄り添える・感情移入できるようになっていて、そこも良。 メインテーマは刑法第37条だと思うけれど 個人的には、作中の警察組織の平和惚けがこの国の安保意識の低さを体現しているように描かれている気がして、警鐘を鳴らされた気持ちになった。
3投稿日: 2023.06.22
powered by ブクログ切り裂きジャックの告白に続いて中山七里さんの作品を読了。 単純なストーリーの面白さで比べると、切り裂きジャックよりこちらの方が好み。 グロテスクな描写、責任能力や精神疾患に関する問題提起、スピード感溢れる純粋なストーリーの面白さ、と同時には満たすのは困難な気がする要素が見事に全て活きている。
2投稿日: 2023.06.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おもしろかった。 ナツオが誰なんかよくわからなかったし、精神科の教授御前崎先生が計画してたってとこもありゃまって感じでびっくり。 中山七里さんの本をはじめて読んだけど、次も読んでみたいなって思う。
1投稿日: 2023.06.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どんでん返しが好きな人にはおすすめできるかもしれないけど、個人的には日本映画とかでもありがちなその他大勢のエキストラの扱いのひどさみたいなのを感じて、人間ってそんな感情になりますかねって冷めてしまった… B級ぽく人間の感情なんて関係ないんだって割り切って、重いテーマとか入れないほうが楽しめたような
0投稿日: 2023.06.19
powered by ブクログタイトルから想像した、単なる読まず嫌いだった。幾重にも、犯人がわからない恐怖と不安を煽りながら事件が続いていく世の中にうまく閉じ込められた。 後半、痛々しいシーンがずっと続いてなんで生きてんの?状態。違う意味で読み疲れた。面白かったけど。 163冊目読了。
6投稿日: 2023.06.17
powered by ブクログ警察での暴動シーンや犯人との格闘シーンの描写がリアルで自分も身体が痛くなりそうだった。 一方で「そこまでされたら死んでるだろ……」とちょっと冷静になってしまう部分も笑 そのくらい、暴力的なシーンはいい意味でしつこかった。 ------------------------------------ マンションの13階からフックでぶら下げられた女性の全裸死体。傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。これが近隣住民を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼「カエル男」による最初の凶行だった。警察の捜査が進展しないなか、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに……。無秩序に猟奇的な殺人を続けるカエル男の正体とは?
3投稿日: 2023.06.06
powered by ブクログ登場人物や内容は魅力的だが、本筋と関係の薄い部分の説明的な記述が長く…グロいR18の表現もあり…ちょっと疲れた。
3投稿日: 2023.06.03
powered by ブクログ中山七里さんの名作です。渡瀬シリーズでもあります。気持ち良い程惨虐な事をスパッと書かれていて読むスピードもアップしました。残念なのは2回のどんでん返しに無理があるように感じられました。が、この作品好きです。難しい漢字にルビお願いします。
2投稿日: 2023.05.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
児童虐待や、犯罪被害者とその遺族、刑法39条…など、重いテーマが描かれている。私にとっては描写がとにかくグロテスクだし、読んでいて目を背けたくなるような辛い内容でした…。 辛い内容ではあったけれど、犯人か?と思ったらえ?違うの?と何度も何度もひっくり返されるという読書体験、楽しめたし、驚きました。さすがです、中山七里先生。 終わりは少しゾッとしましたね…。 さて、次は『殺人鬼カエル男ふたたび』読みます。
5投稿日: 2023.05.23
powered by ブクログ次々と繰り返される凄惨な殺人、それにより狂う市民の恐ろしさたるや。 事件の真相にもとても驚かされた。 後半半分超えたあたりから一気読みしてしまった。
8投稿日: 2023.05.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ずっと読みたかったのでいったん満足。猟奇的な殺人の連続よりも、混乱に陥り理性を吹き飛ばす市民の行動に恐怖を覚えた。中山七里さんお約束の二転三転する結末もすごく楽しめたんだけど、市民との攻防や犯人とのタイマンが長くて少し飽きがきてしまった。 それにしても、有働さゆりってピアノで御子柴に感銘を与えたあのさゆりだよね?彼女が出所後こんなことになってしまったのは本当に残念だし、彼女が他シリーズにも登場していると知ってそのシリーズが気になってきた。
1投稿日: 2023.05.11
powered by ブクログ猟奇殺人鬼であるカエル男によって次々と人が惨殺され、地域住民を恐怖のドン底につき落とした。 古手川刑事を中心に犯人を追っていく中、日本の司法制度の抱える問題に注目していく。 犯人は健常者なのか、異常者なのか。 日本の司法制度をテーマとした社会ミステリーですが、個人的には、不快な描写が多くそれがダラダラと続く場面が目立ち、最初から最後まで気持ち悪さを感じる作品でした。 ただ、生々しい描写を除けば、中山七里さんらしいどんでん返しのある作品で楽しめると思います。
2投稿日: 2023.05.05
powered by ブクログミスリードを誘う二重三重の伏線には正直すごいと思ったが、終盤の刑事に対する暴力描写がキツすぎて数ページは読み飛ばした。性暴力の描写も同様。そこまで詳細に書く必要あるのでしょうか。
4投稿日: 2023.05.01
powered by ブクログカエルを手にかけるように次々と残酷殺人を犯してゆく犯人。とにかく暴力描写が苛烈で痛かった...。エグいです。犯人に繋がる情報も手に取らせてもらえるものは直接繋げられなくてもどかしく、手に取ろうとすると「そんなことよりココ注目してよー」と話をそらせてくるし、ミスリードにもやられた。ラストの怒涛の回収は息つく暇もなく読みました。人は怖い。
10投稿日: 2023.04.21
powered by ブクログカエルの日記に書かれた、五十音に該当した名前の人を順番に殺害していく。 カエル男の目的は? 殺害方法や遺棄方法はかなり残虐ですが、渡瀬刑事対カエル男の対決は最後まで見応えありです。
9投稿日: 2023.04.20
powered by ブクログ殺人のシーン、暴力シーンなどなど残酷でグロテスク あまりにもグロテスクで嫌気がするが、後半のドンデン返し、最後にこうくるかー!と気になる終わり方 小説の構成が秀悦 難しい読み慣れない言葉も多いけど、文章は読みやすい。素晴らしい小説だけど、しばらく読み返したくない。そう思わせてしまうほど印象深い小説
5投稿日: 2023.04.18
powered by ブクロググロいのでオススメですとは声を大にして言えないが、ミステリーとして最高すぎた。 攻防の場面は少し長すぎるように感じた。
4投稿日: 2023.04.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
カエル男という文言があまり脈絡なく出たため、ハサミ男のパターンかなと思いながら読んでいたので、中盤に拍子抜けしたが、実はもう一段仕掛けがあり、ぐぅと唸ってしまった。個人的に、物語中に流れていた39条の話が好きだったので、医師がさゆりに乱暴する描写は水を差されたようで蛇足に感じたが、中山節が効いていてとても楽しかった。 渡部を始め、登場人物がイキイキとしていていいなぁ
3投稿日: 2023.04.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
惨い死体の描写に読みながら思わず顔を顰めてしまった。どんでん返しの連続で思わず唸ってしまった。後半の市民の暴走シーンや乱闘シーンがかなりの長尺だけに、終わりに向かって盛り上がるはずの展開が静かに淡々と進んでいく感じがしてしまったのは少し残念。総体的にはとても面白かった。
1投稿日: 2023.04.02
powered by ブクログ【再読】 いやー、何度読んでも…凄すぎる。 確かに最後の一行なんですが、その最後の一行への着地の仕方がもうね…。 未読の方のためにこれ以上は書きません。 「さよならドビュッシー」と同時に“このミス大賞”の最終候補作になった作品。 大賞は中山七里と早々に決まって、どちらの作品にするかが争点となる新人賞選考会なんて前代未聞だったと知った時は中山先生凄すぎるって思ったなー。 ちなみに実はこの本は紛失して買い直したんですが、この先何回紛失しても買い直すと決めている作品のうちの一つがこれです。
7投稿日: 2023.03.27
powered by ブクログ人間の狂気、精神的な影響、マインドコントロールが、描かれている。 ほんの少しの違和感が大きなことになるという見本のような作品である。 また、ドンデン返しのあとの数ページに驚愕した。 最後の一行まで目が離せない展開に満足しております。 内容紹介 マンションの13階からフックでぶら下げられた女性の全裸死体。傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。これが近隣住民を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼「カエル男」による最初の凶行だった。警察の捜査が進展しないなか、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに……。無秩序に猟奇的な殺人を続けるカエル男の正体とは?どんでん返しにつぐどんでん返し。最後の一行まで目が離せない。
9投稿日: 2023.03.26
powered by ブクログ「刑法39条心神喪失者の行為は罰しない」 一見無秩序な猟奇犯罪(吊る/潰す/解剖/焼)刑事に風車をくれた少年殺害は悪夢。カエル男正体は容疑者Tで一件落着は甘かった。事件はドンデン返し。
19投稿日: 2023.03.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最後の一文でギリ星4かな。 この事件は普通と違う…!みんな怖がってる!! の描写がうるさくて。 そんな何回も説明せんでくれ… 全体的に"説明文"が多くて没入しづらい。 どんでん返し返しの部分はテンポ良く読めた。 気になったところ。 ・アザ作ってる子供に冷たい母親を疑わない刑事 ・女の子に"ナツオ"?なんか読み落とした?(これは変換候補でちょっと納得したex.奈津緒) ・足の骨砕けてそんな歩けんの? ・おおむね主人公がアホ振る舞い多い感ある ストーリーはまぁまぁ面白かったので、描写直して書き直してほしい 続き借りてきてるので読みます。 最後の一文、シドニーシェルダンぽさある
2投稿日: 2023.03.15
powered by ブクログ「中山七里」『さよならドビュッシー』 この情報だけで、勝手に女性作家だと思ってた自分… そんな中、タイトルに魅せられて、何の期待もせず何となく読んでみた『連続殺人鬼カエル男』 その密度の濃さ、言葉のチョイス(牽強付会、汗顔の至りなど)、音楽への造形(ベートーヴェンの悲愴)、世の中への疑問呈示(刑法39条)… 一体、どんな人なのだろうと興味が湧き上がり、調べてみた所納得させられました❗️ 他の作品も全部読みたいです。 また一人、素敵な作家に出会えた幸せ… 是非、たくさんの方に掌で転がされて欲しい作品でした。 「いつでも乱暴な意見には、一分の真実があり、それを覆すはずの反論は理想主義と建前に支えられた空虚なものでしかない」 「裁判を受けるのは権利であり、罰を与えられて、罪を償うのも実は義務ではなく権利なのだ」 「本人が善意だと信じている行為ほど始末に負えないものはない」
3投稿日: 2023.03.11
powered by ブクログエンタメ映画を見たような気分。 カエル男による猟期殺人事件を追う刑事はある不起訴事件の犯人とその保護司と出会い交流を深める。 そして話に挟まれるのは性虐待を受ける子供の精神が壊れていく過程。 カエル男は誰なのか、誰だったのか。 グロを詰め込みぐいぐい読ませて、どんでん返し。 間違いなく面白い。
3投稿日: 2023.03.08
