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珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を【電子版イラスト特典付】
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を【電子版イラスト特典付】
岡崎琢磨/宝島社
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総合評価

798件)
3.2
69
218
295
111
33
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    京都の風情が感じられる。 推理が今ひとつ分からないが、京都に行きたいと思わせる。最後の顛末がミステリーらしかった。

    0
    投稿日: 2013.04.17
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    コーヒーは飲まないけど、まぁ、飲んでみてもいいかな。 なかなかだまされた。 コリコリコリコリ。 うまくひけたもんである。 ブルーマウンテンやら 美星さんに そのおじさん なかなかである。

    0
    投稿日: 2013.04.16
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    ぽっと出てきて話題に平台でよく見かけていたので、期待して読んでみたけれど、最後まで耐えられなかった。 後書きには3章がポイントともあったけど、そこまで行き着かなかったです。 2013/4/1残念

    0
    投稿日: 2013.04.15
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    コーヒー飲みながら、読んだら、すごく楽しかった(#^.^#)ミステリー??って思ったりもしたけど、読んでて楽しかったから、良いのです(^^♪

    0
    投稿日: 2013.04.13
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    小さなカフェの美人バリスタと、そこに通うコーヒー好きの主人公による謎解きもの。 人とか死なないけど(笑)、謎解き面白かったです。 先入観まったくなしで読んだので、素直にすごい構成だなーと感心しました。 (構成についてあんまり触れると何言ってもネタバレになりそうなのが謎解きもののつらいところ...。) カフェが舞台なのでコーヒーに関するうんちくもたのしい。 ただ叙述トリックを多用してて、ちょっと分かりにくいところもあったかなと... これは私の理解力がないせいかもしれないんだけど(笑) でも綺麗に騙してくれたので、それはそれで気分よかったです。

    2
    投稿日: 2013.04.12
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    たまたま書店で見かけて、表紙が気に入って購入。 読み始めてみると、軽妙な語り口や、可愛らしいキャラクター、ちょこちょこ展開されるどんでん返しなど、ワクワクしながら読む事が出来ました。 ラストも気持ちが良く、余韻に浸る事ができました(^^) コーヒーの知識は皆無だったのですが、合間に挟まれる豆知識、美味しそうな描写から、これから少し、コーヒーについて意識して飲んでみたくなる小説でした。

    0
    投稿日: 2013.04.12
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    現場から離れた場所で、論理的な推理を繰る、というパターンは好き。 結末が単純なハッピーエンドにならなかったのも好印象

    0
    投稿日: 2013.04.11
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    待ちあわせの時間まで少しあったので新宿の紀伊国屋にノソノソ物色に行ってきました。   もともと新聞の広告で見た本を買いに行ったのだけど平積みで置いてあった本に釣られてつい購入w 珈琲が元々好きなのでタイトル一本釣りされたのと、「このミステリーがすごい」の2012年隠し玉をとったとの帯が大きな要因かも。 内容は珈琲が好きな主人公が入った珈琲店で最高の珈琲と素敵なバリスタに出会う。 そのバリスタは珈琲豆をコリコリ挽き始めると頭が冴える。店にくるちょっとした事件を解決していくシンプルなストーリー。 ちょっとしたドンデン返しが楽しく、長さもちょうどいいので普段あまり本読まない人にもお勧めの1冊です。珈琲のウンチクも多いので珈琲好きにもおススメです。 この作者のデビュー作なので今後このシリーズが続くのかいろいろ楽しみです。 これ読んだら久しぶりに珈琲店を発掘に行きたくなりました~。 最後にこの本の冒頭にもある「シャルル・モーリス・ド・タレーラン=ペリゴールの名言を〆にします。 「良いコーヒーとは、悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、そして恋のように甘い」

    0
    投稿日: 2013.04.11
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    ミステリというには謎が日常の些末な出来事という点や、少し不自然に感じる点もあって周囲の評価には納得。 作品の物語性、京都という舞台やコーヒーを題材に取り扱った雰囲気、キャラクターが魅力的に映るかどうかで好みが分かれそう。個人的には◎。 終盤、話が急降下して切なくさせられつつも、最終的には綺麗に収束し、副題の意味も見えてスッキリ読み終える事ができて満足。

    0
    投稿日: 2013.04.09
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    カフェという舞台で様々な専門用語や描写が細かいところは読みやすかったと思うが、トリックやラストの展開に物足りなさが残った。

    0
    投稿日: 2013.04.09
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    最初から期待していなかったけど、予想以上に面白くなかった。ミステリーとしての要素も足りないと思うけど、それ以前に文体が好きになれず、読みづらい印象。回りくどかったり、説明的な文章が多く、少し興ざめ。登場人物の喋り方やキャラクターも不自然で好きになれず。デビュー作なので、今後に期待したい。

    0
    投稿日: 2013.04.08
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    一回目読了。久しぶりに読みでのあるストーリだった気がする。もう一回じっくり読みたいかも。コーヒー好きにはたまらない感じ。京都という舞台も私にとっては極上。

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    投稿日: 2013.04.07
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    ミステリーとしてはあと少し、というのほ確かにそうかも。そういう意味ではラノべっぽい。シチュエーションはすごくいい、京都で女の子のバリスタで事件なんて最高!あと、コーヒーの豆知識がつく(笑)

    0
    投稿日: 2013.04.07
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    作者がコーヒー好きなのでしょうか? 喫茶店ではなく珈琲専門店を強調するために説明のようになりすぎている情景描写が読みにくさを生んでいるように感じました。 京都×珈琲×謎解き 案外面白い組み合わせでした。 タレーランのバリスタの個性がもう少し強調されると楽しい作品になるような気がします。 今後に期待したい作品です♪

    0
    投稿日: 2013.04.07
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    この手の作品にリアリティを求めるのは間違いだが、推理が技巧に走って強引になっている箇所もあった。キャラは…ヒロインが可愛いってぐらいかな。

    0
    投稿日: 2013.04.07
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    最初は正直、「ビブリア古書堂の…」の二番煎じ的なものだろうと、冷やかし程度で購入したのだが、意外に面白い内容で、飽きることなく読み終えた。 古書がコーヒーに変わって、内容や登場人物の構成も類似性はあるのだが、読み終えてみると、違う物語的な感があり、十分楽しめた。 あとがきにもあるが、ミステリー部分での手直しがかなり入ったようで、ミステリーとしては、少し強引かなという印象はあったが、ラノベとしての文章のテンポの良さは健在で、その部類としては文句なしと感じた。 全体的にミステリーというよりは、ライトな恋愛小説という印象だが、コーヒーに纏わる蘊蓄はコーヒー好きな人間としても奥が深いものだなと痛感した一冊だった。

    0
    投稿日: 2013.04.07
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    この本、このミス大賞受賞だったのですね。 以前なら何だか恥ずかしくて手に取らなかったような表紙の本をビブリアシリーズを読んでみてから気に入り、最近良く読むようになりました。 この本は思ったよりも、文章がくどい感じで読みにくいような気がしました。はじめのうちはあまりページ進まず。 でも、あっと思わせる仕掛けもあり、読後感はまあまあでした。 京都が舞台なので、京都の地名も良くでてきますが、馴染みがないと置いてきぼり感もあり。

    0
    投稿日: 2013.04.03
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    私的には、トリックが凝っているな、と感じられた作品でした。短編集みたいになっていて、少し読みづらかった所もありましたが、気に入りました。 続編が、楽しみです。

    0
    投稿日: 2013.04.02
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    軽過ぎる。『ビブリア古書堂の事件手帖』のような物語と期待して読んだのだが、軽過ぎてイヤになった。某本屋に山積みしてあったのだが、果たして店員は本を読んだ上で山積みしとるのだろうか。

    0
    投稿日: 2013.04.02
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    森見的京都の風景描写に、『どんどん橋落ちた』や『六枚のとんかつ』的なネーミングがあり、日常の謎ミステリとして楽しみながらもそれが次第に深刻なものになっていく。ラストに向けて、他の短編が伏線だったのかどうか微妙なところですが、一応の決着がついたという感じです。珈琲に対する造詣が深い文章では有りますが、そこに縛られているというわけでもないというところに、好感が持てます。

    0
    投稿日: 2013.04.02
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    ミステリとしては不満ある人もいるだろうけど軽めが好きな自分には問題なく面白かった。 最後の章は良かった。

    0
    投稿日: 2013.04.01
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    内容の割に読みづらい本。 テーマとなっているコーヒーでいうと、薄味といいましょうか… 理由は以下。 ・読み進めづらい。サッと読んでだいたいを理解し、気に入ったらじっくり読み返す読書なのだが、サッと読めずに何回か読み返す羽目に。ストレス。 ・ミステリーとカテゴライズしてよいのか分からない内容。謎解きにしては、題材が日常的すぎ? ・表現がモゾモゾする。『八月は余命いくばくもなく…』って、八月はまたやってくるのですが…せめて、『◯◯年の八月は…』とか『バリスタと出会った八月は…』とかなら分かるけど。 個人的には、このあたりもちょっと… ・登場人物の名前、コーヒー豆にこじつけすぎ ・主人公の元カノが怖すぎる…共感も感情移入もできない。

    0
    投稿日: 2013.03.29
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    「このミス」の隠し玉として出版された本作。短編が詰まってるのは好きでは無いのだが、最後まで読むとそれぞれの話に所々伏線が散りばめられており、最後まで読むと全部が繋がって爽快感が生まれる。思わぬラストにではあったが、全体的によく纏まっていて読みやすかった。

    0
    投稿日: 2013.03.28
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    また会えたなら,あなたの淹れた珈琲を~浮気を疑われて彼女に大内刈りで倒された僕は京都の町を追い掛けて珈琲好きで有名なタレーランの名を冠する喫茶店を見つけ,その味と可憐なバリスタに魅せられたが,投げられた時に財布を落としたらしく,携帯番号とアドレスをメモして取りに戻った。その金を返すために再び訪れるとバリスタは僕の名をアオヤマだと云い,誕生日も神無月の末日だと推理する。勿論,バリスタ切間美星はアドレスから推理したわけだが,彼女の淹れるエスプレッソと大叔父というオーナーの藻川又次という老人の作るアップルパイは絶品だ。二回分の代金を払って帰ろうとすると,僕のモスグリーンの傘がなくなっていて赤い傘が残されていた。手回しミルで豆を挽きながら,間もなく傘は返ってくるとバリスタは断言する。果たして戻ってきた先客の一人はマミーに言い付けると叫びながら僕の頬を張って出て行った。戸部奈美子は,別れたくて避けている元カノの友人だったのだ。遠縁で帰国子女の小須田リカが彼氏の浮気を疑って僕に祇園祭の夜,浮気現場の写真を撮る様に依頼してきたが,僕にそんなゆとりはない。バリスタに相談すると,藻川老人が張り込みを引き受けてくれた。写真を見せられていた僕が学食を利用していると,リカのボーイフレンドと出会い,話をすることができたが,浮気をするような男ではない。しかし,老人は祇園さんで彼を見つけ,恋人繋ぎで手を繋いでいる浮気現場を写真に納めてきた。浮気を疑った根拠は,ブラック珈琲を飲めないと云っていた彼氏が,ツイッター内で「家で一人でコーヒーを呑んでいる」という書き込みをしたことで,駆けつけたリカが部屋に上げて貰えず,テーブルの上にブラックコーヒーが置いてあったことだったが,バリスタはブラックの意味がアメリカでは異なっていること,つきあってくれの意味をリカが取り違えたことが原因だと推理する。8月初めに牛乳を奢らされた西洋人の風貌を持つ小学生が8月末の水曜にランドセルを背負い,あちこちに痣を作って帰ってくる場面に遭遇し,その直前に男の子3人が給食袋を振り回したり蹴りつけて帰っていく場面を見た僕とバリスタは,学校で子犬か子猫を飼うために牛乳を欲しがり,8月最終週に始まった二学期早々,クラスメイトに見つかって小競り合いになった挙げ句にいじめっ子が猫を給食袋に押し込んで帰っていく場面だと推理した。飼いきれない子猫はシャルルと名付けられ,喫茶室の看板猫に収まった。僕の出先に元カノが先回りして追い掛けてくる。逃げ回る内に辿り着いたタレーランに5分後に追いついた虎谷真美に新恋人がバリスタ美星だと告げると仕方なく引き上げたが,直後に出現した訳を美星はオーナーの藻川が奈美子を通じて教えていたことを言い当てる。休みの日,ココロフトという雑貨店でダーツの矢を見ているとスーツ姿の青年が試投してみてはと勧めてくる。店員は携帯電話を使っていて職務怠慢であるが,投げてみて3投目,目を瞑ると真ん中に突き立ち,買おうと決意して振り返ると,商品の山は消えていた。店を出ると,バリスタ美星が紙袋を持って声を掛けてくる。夕食に誘うと喜んで付いてくるが,木屋町の京風居酒屋で僕の欲しかったダーツの矢を取り出してきた。携帯を使っていた店員が彼女の親友だったのだ。スーツ姿の青年が誰なのかは,向こうから声を掛けられ,美星が客の心を開こうとして惚れられ,断ると逆恨みしていることを,かつての常連客・胡内だと携帯電話の番号を渡される。その名をバリスタに告げると卒倒したが,胡内こそが逆恨みしている本人だと告げられる。胡内は僕に対し彼女に接近することを禁じる警告を発していたが,僕は猿珈琲を餌に彼女を自分の家まで誘うことに成功した。コンビニに紙フィルターを買いに出入りした後,サプライズで用意した熊のぬいぐるみは手足にひっかき傷が付けられていた。胡内か,元カノの真美か。クローゼットにシャルルが隠れていることを言い当てる。タレーランからの帰り道,バリスタは胡内に襲撃された。僕は美星と別れる決意を電話で胡内に告げ,クリスマスの夜8時で,約束は守るから来てくれるなと宣言する。胡内は来るなと云われても美星を見守るためにやってきて,僕と一緒に歩き出す彼女に拳を振るおうとしたところを,彼女の一本背負いが決まった。そう,僕の名はアオヤマではなく青野大和,ロックオン・カフェのバリスタで行く行くは独立を考えている。美星役は復縁を約束した真美だ。二度と美星につきまとわない約束をさせ,僕もタレーランを訪れない覚悟であったが,美星はすべてを見透していた~ 第7章の「僕」が誰なのか,判然としない。第10回「このミス」大賞の隠し玉とは・・・応募作はミステリーの部分が弱く,大幅に書き換えを求めて,この本にしたということ。なるほどねえ。確かにミステリー仕立てが整っているね,云われなければ分からないけど

    0
    投稿日: 2013.03.28
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    珈琲、バリスタという個人的に魅力満載のワードがいっぱいだったので気にはなってたのですが評価があんまりだった為、手は出さず。しかし偶然図書館で見つけたのでせっかくだし…ってことで読了。 思ってたよりは面白かったかなあ。 あまり期待せずに読むのが良いのかも。珈琲好きには楽しめる作品。登場人物の名前が珈琲にかかってるのも面白い。ただ舞台が京都なので京都の地理に詳しくないといまいちピンとこない部分もちらほら…。 ミステリ部分がちょっと弱いかもしれないけど、伏線が散りばめられてて2回目は別の読み方ができて面白いかも。 ……読まないけど

    0
    投稿日: 2013.03.25
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    コーヒー好きの主人公が、タレーラン珈琲店のコーヒーとバリスタ美星を気に入って常連になる。美星は、聡明な女性で、コーヒーを入れる以外にも洞察力に優れている。 日常のミステリーを主人公と話しながら、コーヒーミルを回しながら、事件を解決していく。 徐々に仲良くなっていく主人公と美星。 しかし、美星には秘められた過去があり、美星に惹かれている主人公も、次第に巻き込まれて行く。 美星の聡明さや、キャラクター性に惹かれます。 他の登場人物達も個性的で楽しいです。 熱々のコーヒーを飲みたくなります。 凄く楽しめたのですが、主人公が選択する選択肢が、自分と違う事が、間々あったので気になりました。 次巻が出そうなので楽しみです。

    0
    投稿日: 2013.03.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やっと読み終わりました^_^; ちょっと読みにくい所もありましたが、 だんだん読んでいくと引き込まれて最後の展開には驚きました! 再読したら面白いかも知れませんね。。 コーヒー色んな種類があるんだなと勉強になりました♪ どうぶつの名前が入った飲み物気になりました!かわいい名前だなと思いました♡ コーヒーあまり飲んだことないのですが、 この本読んだら…ふと飲みたくなってきました(〃゚σ¬゚)ジュルリン..

    2
    投稿日: 2013.03.23
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    まぁまぁ。 所々読みにくい書き方はあったけど。 こんなもん?かな… ラストは意外だったから、それは良かった。

    0
    投稿日: 2013.03.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あまり面白くなかった。 途中から読むのをやめてしまった作品。 キャラがあまり好きじゃなかったのと、作品の 流れが強引というかなんというか・・・好みじゃなかったので 全部読む前にやめてしまった。女の人が言ってる決め台詞も しょうがないんんだろうが「恥ずかしくないのか・・・?」と思ってしまった。 なので星2つ。

    0
    投稿日: 2013.03.22
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    コーヒーショップでバイトしてたから、この小説面白いかもと思って買っちゃった。 けど、最後のところがいまいち納得できないような。 若干むりくりかんがあるきが。

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    投稿日: 2013.03.21
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    小説ならではのトリックもあり、 ちょっと「ん?」となる場面もあったが、 全体的には面白かった。 この小説の世界観は好きなので、 続編があれば、また買って読んでみたい。 あとは、もっと街の紹介的な要素を多く盛り込んでも面白いのでは? と思った。京都行きたいなぁ。

    1
    投稿日: 2013.03.21
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    可愛いバリスタ、喫茶店、珈琲と、好奇心くすぐられる設定と表紙。しかし読みにくかった、、、。最後は良かったけど。

    0
    投稿日: 2013.03.21
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    ~その謎  よく挽けました~ 第10回『このミステリーがすごい!』大賞選考で編集部推薦となった隠し玉。 京都三条の喧騒の中に静かに佇む一軒の喫茶店。 極上の珈琲を出すその店の若き女性バリスタは、コーヒーミルで豆を挽きながらどんな謎も解き明かしてしまう。 そんな彼女につきまとう過去からの陰。 そして最後の謎を解いた時、悲しい別れが訪れる。 珈琲風にいうと、最後まで読み終わった後味はとても良かったので、短編ミステリーの一つ一つにもう少し深みがあればなお素敵、という感じ。 読んだ人なら、この感じ共感してもらえるんじゃないでしょうか。

    0
    投稿日: 2013.03.20
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    図書館にて。 ずいぶん人気らしかったので、予約してゲット。 それぞれの物語も楽しめたし、珈琲や喫茶店の描写も好きだった。 ラストまで謎を引っ張り、なるほどそうだったのかと驚かされた。 すごく面白かったのだが、だからなおさら、アオヤマの元カノ、性格悪すぎ、というところが気になった。第2章に出てくるリカの元カレ(ってことになるのか?)もどうかと思うし、いきなり殴る元カノの友達も。もちろん、ストーカー然り。 最近よくあるアニメの登場人物のような、感情表現が唐突だったり、大事なことは言えないくせに他人を傷つけることに鈍感だったり、謝れなかったり。そういう性格(?)の悪い人たちに頼った物語の流れだった気がする。振り回してくれる誰かがいて、物語がまわり複雑になっていくのだろうけど。面白かったけど、ちょっとめんどくさい…。

    0
    投稿日: 2013.03.20
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    図書館で借りた本。 長年追い求めていた味のコーヒーをついに見つけた、アオヤマ青年は、そのコーヒーを入れる聡明な女性バリスタに惹かれ始める。

    0
    投稿日: 2013.03.17
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    面倒くさい考え方をする男女をメインに据えた、ちょっとミステリーなストーリー。表紙の絵の醸しだすイメージ通り。 コーヒー好きなので読んでみた。 でも、コーヒーのことに期待するならおすすめするほどではないかも。 雑誌などで最新情報を読んでいたが、現在のコーヒー業界は「第4の波」が来ているらしい。 コーヒー通を自任する方なら驚いてしまうような抽出方法さえ出てきている。 本書の可愛いバリスタは、古い喫茶店風の店でも、最新のエスプレッソ・マシンを導入。でも、ハンドドリップにはネルを用いる。 ネル・ドリップかぁ~。う~ん。 近頃のコーヒーに力を入れているカフェでは、単一産地の上質な「スペシャルティコーヒー」と呼ばれる豆を、その性格ごとに最適と思われる方法で淹れる。抽出方法も様々。焙煎も酸味を生かすために従来よりも浅く煎るところが多い。 ネル・ドリップも深めの焙煎も、悪いわけではまったくないけれども、ただちょっと昔の珈琲通のイメージ。 もちろん最新の方法だっていいことだけではないだろう。でも、昔の方法が常識というわけでも、スタンダードということでもないようだ。 丁寧に、しかも最新の技術で育てられた上質のコーヒー豆。不良の豆は取り除かれる。 そんな大切なコーヒー豆本来の味わいを生かすには、深煎りは適さない。また、美味しいコーヒーオイルも濾過し過ぎてしまうのももったいない。 V60、エアロプレス、フレンチプレスなどの新潮流に見られるキーワード。 コーヒーの新たな美味しさを求めて、いろいろ試すのも楽しそう。 本書の珈琲店タレーランのような店で、バリスタおすすめの一杯も飲んでみたい。

    0
    投稿日: 2013.03.16
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    最初に言うと、実はあまり期待してなかった作品でした。 ビブ●アの二番煎じというか……お店の店主が謎解き、という近年の王道を見事になぞった、みたいな。 ビブ●アを1巻で挫折しているので(好きな方ごめんなさい)、これもそんな感じだろうなーと思っていました。 が。 1冊を通しての伏線の張り方、後半の怒涛の展開、魅せられました。 最後まで読んで良さがわかる作品かな、と。 まさかそんな最初から伏線張ってたのー!? って感じで、非常に満足感のある読了でした。 ミスリーディングもなかなか。唸らされました。 ライトノベルみたいな表紙ですが、ちゃんとミステリーです。 私は前述の作品より、こちらの方が好きです。 美星さんかわいい!

    0
    投稿日: 2013.03.15
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    後半に何度かどんでん返しが用意されていたのにはわくわくした。ただ、ところどころ読みづらく感じる文章があったのは否めない…。ミスリーディングをさせるためだというのはわかるけれど、場面が次々と移り変わっていってついていくのが大変だった。それでも珈琲に関する知識が得られるのは楽しかったし、登場人物たちの持つ魅力に自然と惹かれるんじゃないかな。美星バリスタの珈琲が飲んでみたくなるはず。

    0
    投稿日: 2013.03.13
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    なんだかごちゃごちゃしていて読みにくかったです。 喫茶店が舞台の物語ということで落ち着いた描写を期待していたんですが、そうじゃなかったし。事件というのも日常系だったし。 キャラは悪くないけど、推理ものとしても恋愛ものとしても中途半端な印象でしたね。

    0
    投稿日: 2013.03.12
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    途中はどこかで見たような話かと思いきや、巻末に向かってのひっくり返されっぷりがすごかったです。 何度も「そう来るか」という話運びで一気に読んでしまいました。 ちょっと厳しめの切間バリスタと少しひねた感じのお客アオヤマのやり取りも面白い。 最近、本屋で見たら、何かの賞も取ってたみたいでやっぱり面白いという評価でよかったんだなと納得。

    0
    投稿日: 2013.03.09
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    とっても素敵な本なのだけど、中身がライトタッチな部分があるせいか、装丁がラノベっぽいのが不満。帯も、「バリスタの趣味=謎解き」っていうのが引っかかる。趣味というより、謎にぶち当たると解かずにはいられない体質そうな気がする。 見た目で期待が薄れる分、中身で満足させてくれるといえるかもしれない。

    0
    投稿日: 2013.03.09
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    ライトノベルにはまってきた夫が買ってきた本。 だけど、ライトではないよね? 猫が出てこないと思って読んだら出てきたんで、嬉しい誤算(笑) あたしはビブリアよりは全然こっちの方が面白かった。 珈琲好きじゃないし、カフェオレじゃないと飲めないし、だから、珈琲のうんちくは読み流しなんだけど(^_^;) おかしいな、明らかに好きな‘本’の話より、好きじゃない珈琲の話の方が面白かったって。題材より、やっぱ内容だね。 解説にあったように、ほんと、キャラクターが秀逸だと思う。 いや、主人公‘僕’は、どっちかっていうと好きじゃないけど、美星さん、おじちゃん、美星さんの親友さんとか、猫とか(笑)、みんなキャラクターとして好感。 で、解説にあったように、ミステリとしては弱いかもしれないけど、でも、うーん、ミステリとしてビブリアよりはこっちの方が面白かったなぁ。 文章とか云い回しがちょっと鼻につく感じがあるんだけど、それはデビュー作ってことで、そこは改善されてくかもだし。 猫出てきたし、つづきが出たら読みたいです。

    0
    投稿日: 2013.03.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    レビュー等を見てわかってはいたけれど、やっぱり二番煎じだと思った。そして深みもない。それと、タレーランのバリスタも主人公の元カノも、どっちも実際にはお知り合いになりたくないタイプに感じた。続編が出ても読まないと思う。ので、星1で(ホントは無印でもいいくらい)。色々と残念でした。

    0
    投稿日: 2013.03.08
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    息子が買ってきた本。読む前に、ビブリアの二番煎じと息子の低評価を聞いていたせいか、そんなに乗れずに読み終わってしまった(^▽^;) もしもシリーズが出ても読まないと思う。

    1
    投稿日: 2013.03.07
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    最初〜中盤まではまあまあの安楽椅子探偵モノかな、という評価だったけれど、最後まで読んで評価がぐぐっと上がった。

    0
    投稿日: 2013.03.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    良いコーヒーと共に謎解きも一緒に味わう一冊。 喫茶店=落ち着いた空間をイメージしてたけど、 読んでみると登場するキャラクターはみんな個性派ぞろいで 一番落ち着いてるのは主人公のアオヤマだった。 バリスタも落ち着いた清楚な人なのかなと思ってたら意外と表情豊かで どこかおてんばというかチャーミングなところもあり・・・ そこが自分の中で少し違和感だったかなぁ。 謎解きもなんか「謎解き」と大げさに表現しすぎでは・・・?と思ってしまったり 時間軸や伏線が分かりづらくて数ページ戻って読み直すことも度々。 伏線のせいでアオヤマのキャラもイマイチ分かりづらかったかな。 似たような小説があるため比較されがちですが、 ストーリー的にもキャラクター設定も古書堂の方が個人的には好きです。 まだまだ私には良いコーヒーの味が分からないみたいです^^; 登場人物が物語をひっかきまわすストーリーは小学生の頃読んでた 「名探偵夢水清志郎シリーズ」をふと思いだしました。

    0
    投稿日: 2013.03.05
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    昨年秋に電車の中で読もうと思い、購入。 購入した理由は、京都舞台だし、知ってる地名があり、京都在住者としては面白いかなあと思ったから。 その後、電車でなかなか読むことができず、やっと読み終わった。 コーヒーに詳しくないということと、 登場人物の会話が硬い(お客さんと店主だからしかたないか)ということと 推理がきちんと読まないとわからない(会話で解決していくから)ってことで 途中、なかなか読み進まず、 でも、後半は、「あら?」「あら?」「あら?」と、二点三点と、どうなるん?という気持ちで読み進むことができ、 読み終わった今となっては、「意外と面白かったかも」というところ。 コーヒーに興味をもってもいいかしら?とも思いました。

    0
    投稿日: 2013.03.03
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    京都、珈琲店、キャラを含め、おっとり調の謎解きストーリーかな?と読み進めれば、中盤以降ピッチが騰がり核心へ向かう各短編。そうだよねぇ、このまま終わったら味気無い…そして見事な見せかけの白から黒への裏返り!?。狼の皮を被った羊と、聡明な赤ずきんの互いを思いやる化かし合いにはキュンときた。

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    投稿日: 2013.03.02
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    京都を舞台にした、珈琲恋愛ミステリ。 途中まではビブリア的な雰囲気で、同じように進んでいくかと思いきや、最後は練られた作戦に、「え、そっち!? え、そういうこと!?」と右往左往。 バタバタしながらも最後はホッと読了。 珈琲の薀蓄が散りばめられていて、珈琲好きにも嬉しい。 もう少し京都に詳しければ更に楽しめるのかな。

    2
    投稿日: 2013.03.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    珈琲だし、なんかビブリアと似たものを感じるし、と思って読んでみた。 うーん、私としてはあまり好きになれなかった。 まず、アオヤマの口調が癪に障る。なんというか、現実味がないというか自然な口調に思えない。常にわざとらしい感じ。あと美星バリスタの「大変よく挽けました」という決めゼリフがあることで一気に安っぽくなってしまっているように思う。だからキャラを好きになることができなかった。 ただ、キャラの作りこみはすごい。アオヤマとずっとカタカナで表記していたのは本名でないことを示す伏線だったと終えてからようやく気付いたし、同じバリスタだったなんて思いもよらなかった。 あとは、ミステリーが読めてしまって残念だった。メインとなる胡内の回だって、胡内がそのストーカーであることは容易に想像がついた。もうちょっと凝ったら面白いものになるのかな、どうだろうな。 最後に言わせてもらうならば、バリスタの淹れた珈琲はぜひとも飲みたい。

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    投稿日: 2013.02.28
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    文の書き始めに惹かれましたね~。さらに京都が舞台で知ってるところ満載!コーヒーおいしいですね~、今度のみに行こうかな♪

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    投稿日: 2013.02.26
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    最近、少々堅めの本が続いたので、東京出張の際に、読みやすそうな本書を衝動買い。(表紙にひかれた感ありww) 人物や状況設定は魅力的で、コーヒーのウンチクを聞きながら、スラスラ&サクサクと読めます。ただ、ミステリーそのものとしてはどうかな。 まあ、たまにはこういう本もいいですね。

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    投稿日: 2013.02.25
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    珈琲店「タレーラン」のバリスタ・美星と、その珈琲に魅せられたお客の青年が、 いろんな謎を解いて行くお話。 美星の影のある雰囲気とか、淡々と謎を解き明かす感じが、 ビブリア古書堂とよく似た感じ。 ミステリー好きの私としては、「このミステリーが凄い!」の隠し玉ということで かなり期待してしまいましたが、 ミステリーだと思うとちょっと物足りないかな。 でも、美星のトラウマの謎や、最終章の展開はなかなか面白かった! 登場人物の名前が凝ってたり、 ところどころに珈琲の薀蓄が入ってたり、 ちょっと恋愛っぽい要素が含まれてたり、と、 けっこう盛りだくさんな感じで楽しめました♪ 2人の関係もちょっと気になるし、 心を開き始めた美星の今後も・・・ 続編あるんだろうなぁ~。 デビュー作ってのがすごいなぁ。

    0
    投稿日: 2013.02.23
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    アップルパイとコーヒーが飲みたくなる。 事件の謎は分かりやすいなと思ったら色々仕組んであって面白かった。美星さんかわいい。

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    投稿日: 2013.02.22
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    喫茶店のバリスタが謎を解くミステリー。 日常ミステリならではの謎は些細なものが多いのでどんでん返しも良くで来ているのに印象が弱くなる。 舞台が京都という割にはそれが生きる点も少ない。コーヒーの薀蓄は読んでいて楽しいが謎に直接の繋がりはない。 などと欠点ばかりのように思えるが一冊の本としての雰囲気や流れ、小刻みに入るどんでん返しを繰り返すキャラクターは非常に良くて読みやすかった。 良くも悪くもどこかふんわりとしているので好き嫌いは分かれそうかな。 俺は好き。

    0
    投稿日: 2013.02.19
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    このミス隠し玉、という割にはちょっとパンチが弱いかな。 解説にあるとおり、キャラクター造形は素晴らしいと思う。そして少しミステリ部分が弱い。でも叙述で、おお、と思って読み返す部分もあったりでそれなりに満足感はある。 が、読んでいるときに、ついつい引き込まれて途中でやめるのが惜しくなる、ということはなくて、私はコージーミステリが好きなはずなんだけど、とちょっと考えてしまった。 コージーミステリの魅力と言えば、私見ですが、魅力的なだけでなく感情移入してしまうキャラクター。読んでいるだけで飲みたくなるコーヒーや紅茶、食べたくなる料理やお菓子。だけどそれだけでなく、実は割としっかりとしたミステリー。 この作品に当て嵌めてみると、キャラクターは魅力的なのに主人公にもバリスタにも感情移入することはない。コーヒーを飲むシーンは多いけど、インスタントでもいいからとりあえずコーヒーが飲みたい、とまでは思えない。ミステリはやはり弱い。 コージーというより『謎解きはディナーの後で』や『ビブリア古書堂』のようなライトミステリかなぁ、と思います。 ラノベのようにとっつきやすくミステリ初心者にはオススメかもだけど、ミステリ好きには勧めづらいかな。

    0
    投稿日: 2013.02.18
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    後半、主人公とバリスタの関係が深まってからは、ぐいぐい読ませる。逆にいうと、それまでの助走にかかる時間が長すぎるかな。

    0
    投稿日: 2013.02.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    登場人物が魅力的でない。 トリックが浅い。 とくに伏線のはり方はひどくて、読んでいて不自然で ストレスがたまる。 伏線をはるための描写が物語自体の面白さを阻害していて 本末転倒だと思いました。

    1
    投稿日: 2013.02.16
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    お店を舞台にした日常ミステリー。 既視感のある設定ですが、おもしろかったです。 わざとなのかそうでないのか定かではありませんが 張られた伏線たちが、その違和感で「これは伏線ですよ!」と主張してくれるので、 分かりやすく一緒に謎解きができます。 甘いカフェオレのような謎が続くのかと思えば、 最後にほろ苦い謎も待っていて、飲みごたえ… いや、読みごたえあったと思います。 カフェで飲むのにピッタリ。 どうしても美味しいコーヒーが飲みたくてたまらなくなる! お店を舞台にした日常ミステリ作品の入門編という印象が強い作品です。 もっとミステリーを楽しみたい人には「ビブリア古書堂」シリーズが、 人間関係の機微を味わいたい人には「真夜中のパン屋さん」シリーズが、 そして「東京バンドワゴン」シリーズはどちらの人にもオススメ。

    0
    投稿日: 2013.02.14
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     この『珈琲店タレーランの事件簿』は、非常に完成度の高い日常系ミステリです。おそらく、ドラマ化かアニメ化か映画化も遠い話ではないでしょう。  物語は、主人公がタレーランという名の珈琲店で、大変においしい珈琲と、それを作ってくれた切間美星バリスタと出会うシーンから始まります。このバリスタが素晴らしい頭脳を持っており、探偵役として鋭い推理力を発揮していくことになるのです。  以後は、連作短編の形でストーリーが展開していきます。その中で二人の素性と過去がからみ合い、事件と並行しながらその縁が深まっていくのですが、物語はラストで二転三転。単なる「日常系」の枠には収まらない面白さを備えた野心作と言えましょう。  唯一の難点と思われるのは、文章の冗長さです。地の文と登場人物の台詞のいずれも余計な「説明口調」になっており不自然に感じられるのです。もうちょっと軽やかに読ませてくれてもいいはずのストーリーが、無駄に冗長になっている感がなきにしもあらず。  悪い意味でテレビドラマ的なんですね。読んでいて、読者にとって容易に察せられる部分は省き、台詞の中で説明口調になっている部分は地の文に回すなど、もうちょっと工夫が欲しいなと思いました。  もっとも「このミス」というレーベル自体がテレビドラマ向けの作品を意識しているようなところがありますからね。それは賞の性格そのものを表しているのだと考えて、差っ引いて読んでもいいでしょう。  この辺りについて、僕が比較対象として頭の中で思い描いているのが、同じ日常系ミステリである『ビブリア古書堂』シリーズです。あれは文章全体があっさりし過ぎ・淡々とし過ぎのように見えて、実際には素晴らしい匙加減になっています。  ――なんか偉そうにケチをつけてしまいましたが、この「難点」は僕自身も文章を書く時に気をつけていることなのです。だから気になるだけで、言い方を変えればそれ以外は特に気になる部分もなく、面白く読めました。  本当に個人的なことを書きますと、バリスタがあまりに魅力的すぎて僕はたまりません。一時期は寝ても覚めてもこの小説のことを考えていたほどです。  pixivでも意外に美星バリスタを描いたイラストが少なくて悲しい思いをしております。『珈琲店タレーランの事件簿』、まだまだ多くの人に認められる余地のある作品です。

    2
    投稿日: 2013.02.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    死人の出ないいわゆる日常系。 と思ってたら突如サスペンスに変貌。 いや、大好物です。 ろーどぐらすもそうだったし。 転がされる楽しみもあったかな。 うん、二編くらいはあった。

    0
    投稿日: 2013.02.11
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    ライト・ミステリー  似ている。古書のお話にとても似ている。カフェの若くかわいいバリスタが、珈琲豆をひきひき謎を解明する。主人公とのラブロマンスっぽい展開を混ぜながら短編(連作)が紡がれるという感じ。  謎といっても殺人事件とかではないから、軽いタッチになる。無理なトリックもないし、気軽に読み切れる。ラストで明かされる主人公の『謎(?)』もなかなかいい感じだし、すっきりした後味の作品だと思う。  このふんわかしたワールドに、是非とももう一度はまりたいとまでは思わないにしても、続編があれば読みたくなるだろうな。

    0
    投稿日: 2013.02.11
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    題材はいいのだが、文章と人物設定が甘い気がする。もう少し詰めて書けばより面白くなると思う。コーヒー片手に読書したくなる本。

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    投稿日: 2013.02.11
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    ミステリーがよく効いていた。 最後の「また会えたら、あなたの淹れた珈琲を、 きっと私にも飲ませてくださいね。…」 これにはグッときました。

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    投稿日: 2013.02.10
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    楽しく読む事ができました。 日常に潜むちょっとした不意義を解き明かす。 珈琲を挽いて飲みたくなります。 京都が舞台も良いんですね。 京都に行きたくなりました。

    0
    投稿日: 2013.02.09
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    ストーリー展開とかいろいろ粗削りなところはあるものの、物語としては楽しませてもらいました。自分でも経験があるけど、確かにコーヒーミルをぐるぐるやっていると考えとかが不思議にまとまったりするんですよねぇ。 「ビブリア」が注目された時期に世に出たというタイミングの悪さがあるものの、選者や編集者の中で終わるより、読者の反応や批判にさらされるほうが確かに作家の成長の糧になる。「隠し玉」の企画意図もそこにあるのだろう。今後この作品世界と著者がどう成長するかが楽しみ。まさか編集部はあえて試練を与えるようなことをしたのでは...というのは勘ぐりすぎ?

    0
    投稿日: 2013.02.09
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    本格派ミステリーを読んだ後は、これぐらい軽めのミステリーがちょうどいいと思いながら読み始めました。 日常に生まれる様々な謎を解くと言う点で、最初はおもしろいと思っていたけれど、徐々に不満が・・・ 全てが都合よすぎる気がするし、女性バリスタ・切間美星のセリフも回りくどい感じ。 ミステリーを楽しむと言うより、京都の町をイメージしながら読めば楽しいのかも。

    1
    投稿日: 2013.02.08
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    コーヒーを飲みながら読みたい、本。 キャラがみんな地に足ついていない感じで、個人的にはあんまり入り込めなかった印象。 最後のオチがあんな感じになってる以上、そんなに掘り下げた描写ができないタイプの話なんだろうけれど。

    0
    投稿日: 2013.02.07
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    なんだか最近売れている「ビブリア」と話と状況が似ているし、事件もさほどじけんじゃなく、どうでもいいことなので途中で飽きてしまい、断念。

    0
    投稿日: 2013.02.06
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    「ビブリア」の二番煎じ。 古本屋が喫茶店に変わってはいるが、容易に連想できる。 喫茶店の女性バリスタが謎を解き明かす…というストーリーだが、その謎がミステリーと呼ぶには(前半は特に)あまりにも些細なことで、大仰に謎を解き明かすほどのことでもない。 また、京都を舞台にしている割にその雰囲気を出せていない、主役の男性と女性バリスタの会話が妙に堅苦しいなど、文章力も高いとは言い難い。 ドラマや漫画なら映えるかもしれない、お決まりの動作や決め台詞も、小説でやるとちょっと寒いものがある。 ただ、色々欠点はあるが話の雰囲気は悪くない。 コーヒーに関する薀蓄を色々知れるのは面白かった。話の本筋にはほとんど関係してこないが…

    0
    投稿日: 2013.02.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ビブリア古書堂と同じ雰囲気をイメージして読み始めた本だった。 しかし、読み進めてみると、それは全然違った! 最後のどんでん返しは、まさに想定外の展開。 主人公の名前が明かされない理由、22歳の主人公の社会性が妙に高い理由を知ると、『そういうことか!!』と思わず膝を打ってしまった。 表には出さない主人公の知性、どんでん返しがあってからの主人公の人間性の“厚み”。 決して表には出さない深みのようなものは、羨ましくさえ感じた。 数々の伏線、何度も読み返させる書き方は、素晴らしいミステリー作家の誕生を感じた。

    0
    投稿日: 2013.02.05
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    久々に文章の技術力の高い人が出てきたなぁと思いました。 コーヒーが好きな人は読んでみて損はないです。特に終盤に入ってからの追い込みはテンポがよくて良かったです。

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    投稿日: 2013.02.04
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    文章トリックと言ったほうがいいのかもしれないが、とても奇抜な表現に感じた。ただ、その表現が少し斬新なため、丁寧な表現かと思うと、たまに読み返したりしなければならなかったりと、あえて読み手がわかりづらい表現をしている部分もあるような気がする。 設定やキャラ、ストーリー自体はおもしろいが、それだけに「おしい」と思える作品と思えた。

    0
    投稿日: 2013.02.02
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    珈琲飲みたい・・・。 人の死なないミステリー。 漫画のような設定。名前の由来をわざわざ説明するのが少し作者の「どやぁ」を感じてやな感じだったけど(笑) さらーっと読める。ビブリアそっくり。 でも珈琲あんまり関係ない。バリスタだから解ける謎ってわけでもない。キャラ付けですね。それはそれでいいけどね。続くのかな?

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    投稿日: 2013.02.01
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    「万能鑑定士」「ビブリア古書堂」のような事件簿かと思っていたのだけれど かなり浅い(浅いというのが適切かどうか…?) それから私には文章が合わなかったみたいで、 (キャラクターや凝った名前も) 読み進めるのが大変、 途中でギブアップしそうになりました。 (上記2シリーズを読んでいる娘は早々にギブアップ) 後味もあまりいいものでありませんでした。

    0
    投稿日: 2013.01.30
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    このミスの隠し玉だというので期待を込めて買いました。 ミステリーと言うほどではなく、そういった意味で期待を込めると肩透かしを食う感じかな。 ラノベとしたらいい感じかも。 軽く読めちゃう感じで、謎解きでないならサクサク読めちゃうから、普段あまり読書してない人とかには向いてるかも。 美味しいこくのあるコーヒーが飲みたかったけど、この作品はアメリカンな薄いコーヒーだった。

    0
    投稿日: 2013.01.30
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    そもそも背景や人物など、設定の必然性がわからない。 読み進むのが辛く、読み終わると消化不良感が残ってしまう一冊でした。 次回作は、立ち読みしてから買おう。

    0
    投稿日: 2013.01.30
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    同じ形式のトリックが繰り返し出てくるので最後の方では、やっぱりここもかという印象でした。京都中心部、河原町あたりを舞台にしているので旅行に行くならちょっと読んでみるのもいいかも?

    0
    投稿日: 2013.01.29
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    こういうのをラノベって言うんですかね、表現がちょっと鼻につく感じ。珈琲店とか全体的な雰囲気とかすごくいいと思うんですが、事件簿?とは違う気がしました。どうせならもっとラブラブして欲しかったような…。あと藻川氏のキャラが残念、もっとニヒルな重要人物でも良かったのでは?

    0
    投稿日: 2013.01.29
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    キャラクターが個性的で面白かったです。 美星さんが可愛くてww 次回作なでるそうなので期待してます。

    2
    投稿日: 2013.01.28
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    行きつけのカフェを持ちたいなあ、美味しい珈琲を飲みたいなあと、カフェに憧れる物語でした。 珈琲の知識が、ちょっとつくかも。 長らく訪れていない京都へも、足を向けたくなりました。 珈琲豆の名称をもじったキャラクターの氏名に、こういう事するセンスってあまり好きじゃないなあと若干冷めてしまったのだけど、美星さんやファンキーなおじちゃんが素敵だったので、あまり気にしない事にして読みました(笑) 肝心な謎解き部分が、ちょっと弱いかなという気がちらりとしたり、時々出現するトリッキーな視点(Aにいるんだろうと思って読み進めると、実はBにいたり、みたいな)が、ちょっと分かりづらいと思ったり、主人公達が22、3歳にしては落ち着き過ぎてて、口調に若さがないと感じたりと、まあ、色々思うところがありつつも、結構楽しく読めました。 文章も読みやすかったです。 最終章にはビックリした! うええ?とか変な声出ました。 気分転換とか時間潰しにいいかもと思う娯楽作品でした。

    0
    投稿日: 2013.01.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最近増えてる気がする日常系ミステリー、ラノベテイストの作品。 最初の方は特に言い回しの古さが気になる。『逢瀬の約束』っていつの時代だ。 『その謎、たいへんよく挽けました』 が決め台詞みたいだけど、見るたびに笑ってしまう。美星さんキャラつくり過ぎだろ。 誰が言ったセリフなのかがわかりにくく、読みにくい。ただそれは最後のエピソードでのどんでん返しの連続で、わかるが、ある程度わざとなんだと思う。 文句ばっかりいってるが、結構面白いし、続編は作っていけそうな感じなので、次作がでたら読んでみたいと思う。

    0
    投稿日: 2013.01.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面倒な一冊だ。言わずもがな、「ビブリア古書堂シリーズの二匹目のドジョウ」を作者も出版業界も狙ったのだろう、現に売上の方面では成功しているようだ。しかし作品として評価するには、そういう色眼鏡を差っ引かなくてはいけない。で、感想であるが、ひと言でいえばかなり拙い。文章は衒学的かつ陶酔的で、更に言えば辞書的。決して巧くはない。キャラクターにも解説で言われるほどの魅力を見出せない。そもそも、ここが疑問なのであるが、なぜミステリ仕立てにしたのだろう。この作品の第一要素が「舞台がコーヒー屋であること」なのだとしたら、ラブコメでよかったはずである。「原文のミステリ要素が弱いために補強・加筆した」とあるが、それでもミステリとして成り立っているかは甚だ疑問である。これが本格であるならば、人物はトリックのための記号でいい。だが本作は「日常の謎を扱ったコージー・ミステリ」であり、キャラクターをメインに据え、トリックはあくまでも味付け程度という構成になっている。その体裁に頻繁に齟齬が生じている。ちぐはぐなのだ。「キャラクターを引き立たせるためのスパイスとして謎がある」という基本的なスタンスが、しばしば倒錯する。いつの間にかキャラクターたちが、謎を立てるための記号になっている。それゆえ、性格がどうにも一貫しない。ミスリードを誘った叙述トリックの多用がそれに輪をかける。そこまでして成立させた謎も、解決にあたり「なるほど」と膝を打つものではない。そのとっ散らかり具合に、結局のところ、「どうしたかったのか?」という感想が残るのだ。文章はまだしも好みで分かれるかもしれない。だが「このミステリが凄い!」の隠し玉として出して来たのは、はっきり言って間違いだなと思う。

    1
    投稿日: 2013.01.26
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    ちょい強引な話の運び・・・キャラもいまいち好感がもてないなー。結末のために無理やり話を形成している印象。最後に美星がデレるのは少し可愛い。

    0
    投稿日: 2013.01.26
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    美星バリスタのキャラがなんとも強烈!笑った^ ^ そして時折見せる仕草がなんとも可愛らしい! コーヒーについての知識がたくさん登場し、お気に入りのカフェを見つけて一杯飲みながら読みたくなります♪

    0
    投稿日: 2013.01.25
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    表紙のイラストは雰囲気いいのに肝心の中身は残念な感じ。 設定はいいのに、文章が下手すぎで読むのが苦痛だった残念。

    0
    投稿日: 2013.01.25
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    稚拙な文章、感情移入しにくいキャラクター、日常を大げさに表現しただけのなんちゃってミステリー。ラノベ好きな方や普段本を読まない人なら楽しめるかもしれない。が、私はとても読みづらかった。なにより珈琲を題材にしている話なのに、表現出来てるのは知識だけで、珈琲そのものの味も薫りも良さも何一つ伝わらなかったのは致命的だと思う。

    2
    投稿日: 2013.01.25
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    ラノベみたいな本でした 私はラノベ好きなのでこの本はかなり好きな部類です まあミステリーとしてはすこしミステリー度が弱い気もします でも随所に伏線をちりばめているので、あとで明らかになった時に、確かに!と納得させられました 全体を通しての伏線には気づきませんでしたが、各話の展開はとても推測しやすかったですね まあキャラクターがとても魅力的で最後の方などはとにかく続きが気になりました 読めない時間がもどかしくてたまらなかったです

    0
    投稿日: 2013.01.24
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    探偵+バリスタという発想が面白そうで購入しました。 珈琲の知識もあり推理の仕方もバリスタならでは、そして文章ならではの推理小説で面白かったです。

    0
    投稿日: 2013.01.23
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    “「探偵じみたお願いがあるとリカが言うから、いざとなったらバリスタの知恵を拝借できないかと思い、彼女をここに呼んだのです。それがまさか、彼氏の浮気調査だったとは」 「リアリティがあるほうの探偵業務だったわけですね」 くすくす笑うなよ。それ僕がすでに独りごちたんだよ。 「明日の宵山に張り込んで、彼氏の浮気現場をカメラに収めてこいって言うんです。気乗りしない、というかそんな時間もないのに」 「では、行かずに済む方法を模索しましょう」 彼女がにこりと微笑む真意がわからず、僕はカップを持ったまま硬直する。 「どうやって?今言一度、リカを説得するとか?」 「そうではなく……要するに、恋人が浮気していないという確信が持てればよいのでしょう。検討してみましょう、リカさんの恋人が本当に浮気者なのかどうかを」”[P.68] 物静かな話かと勝手に思ってたけど、そんなことはなく。 主人公に、そして主人公と一緒に、何度も欺かれるのが楽しかった。 “「そうだ、せっかく豆を挽くのですから、あなたに解決してもらいましょうか」 僕の提案に、バリスタは目をぱちくりとさせた。「と、言いますと」 「ご覧になりましたよね、最初に帰ってきたとき、テーブルには何も載っていなかったのを。そのプレゼント、どのようにして届いたのでしょうね?僕はあなたと一緒に部屋を出たから、それを置く機会がなかったことは言うまでもありません」 「あの、アオヤマさん」 「何でしょう」 「初めから、こういうつもりだったんですね?」 んぐぁ。「何をおっしゃいますやら、猿珈琲をもらったのはたまたまだし、だいいちあなたがここに来たいと言い出したんじゃごめんなさいすみませんでしたゆるしてください」 何ということだろう。ごまかそうとしていたはずが、気づくと僕はすごい勢いで頭を下げていたのだ。 「やめてください。謝られるとかえって、いいように扱われた自分がみじめになります」 バリスタは泣き笑いのような顔で言う。出町柳のカフェにも連れて行けとせがんだ彼女だ、二度と手に入らないかもしれない希少なコーヒー豆とあっては、必ずや鮮度の落ちないうちに飲ませろと言ってくるに違いない、と踏んでいた。問題はそれが異性の自宅であってもか、という点だったが、好奇は警戒をいともたやすく上回ったらしい。 「正直、ここまでうまくいうとは思っていませんでしたよ。せいぜいが今晩だろうと思っていたのに、店を閉めてまで直行しようだなんて」 「やめてくださいってば」顔の赤みが増している。”[P.266]

    0
    投稿日: 2013.01.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    登場人物に魅力がない。ミステリの皮をかぶるふりをしつつキャラ読み小説を気取っている以上致命的。 ツッコミどころ多すぎ。 エンタメ小説として話の筋はわりと面白いとは思うし、コーヒーの甘みみたいな「ナンダッテー」な話もあってよかったが……如何せん読みにくくて、そこで引っかかってよく読むとモロバレ、を繰り返しちゃって…… しかしこれでミステリ部分補強済みとは……ミステリにしなくていーじゃん。 普通のラブコメにした方が面白かったと思う。 ラストは蛇足的。イラネ(゚⊿゚)

    0
    投稿日: 2013.01.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ・キャラ設定、コーヒー豆知識などは良かった。 ・第4章:ご当地ミステリーなのは良いが、京都の地理を説明されても読む方には伝わり辛い。 ・軽い内容が多いので、ミステリー読んでるって感じがしない。 ・最後のエピローグの流れは「うーん・・・」ってなる。「別れました。」の一言で約束を破ってお店に会いに行くのは...。

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    投稿日: 2013.01.21
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    面白かった。キャラクターも魅力的。肝心のミステリ部分はミスリードさせようとしすぎてるかんじ。もうちょっとシンプルでもいいとおもう。

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    投稿日: 2013.01.20
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    たいへんよく挽けました。 セリフがコテコテだったりしますが、面白かったです。 ただ、誤字脱字が多かった気がします… 次回作も読んでみたいです

    0
    投稿日: 2013.01.20
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    結構面白かったです。 最初は珈琲の蘊蓄を楽しむ、日常の謎系のあっさりした読み味の連作ミステリーかと思ったのです。が、中盤から少し違った展開になり、最後で大きなしかけがあります。 すぐにでもドラマ化できそうなかんじ。 まあ、出てくる女の子たちが現実味があまりない感じもしますが、不快感があるというほどでもないので、わりと読みやすいです。 珈琲の香りが漂ってきそうな一冊。 近所に隠れ家っぽい、行きつけの喫茶店を探したくなります。

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    投稿日: 2013.01.19
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    京都の小路の一角に、ひっそりと店を構える珈琲店「タレーラン」。 恋人と喧嘩した主人公は、偶然に導かれて入ったこの店で、運命の出会いを果たす。 長年追い求めた理想の珈琲と、魅惑的な女性バリスタ・切間美星だ。 美星の聡明な頭脳は、店に持ち込まれる日常の謎を、鮮やかに解き明かしていく。 だが美星には、秘められた過去があり――。 軽妙な会話とキャラが炸裂する鮮烈なデビュー作。 (以上、あらすじより引用) 最終話で解き明かされるとある謎。 その謎は、読みはじめのときから私の中に“違和感”として存在していて、 説き明かされたときには「なるほど」と思いました。 けれども、その“違和感”のおかげで主な語り手であるアオヤマにまったく感情移入ができなかった。 私には日常生活のちょっとした出来事が“謎”として誇張され、それを美人なバリスタが淡々と解説するだけの本のように感じられました。 読み終わったあと、誰かに薦めたくはならなかったな。 あと、コーヒーに関連する謎をもっと描いてほしかった。 美星がバリスタだからこそ解ける謎を。 別にバリスタでなくても解けるじゃない!と言いたくなる謎が多すぎる。

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    投稿日: 2013.01.18
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    珍しく家内が買ってきた一冊、表紙から入ったぽいです。 そんな家内は今は『ビブリア古書堂の事件手帖』を読んでいます、、閑話休題。 さて本作は、京都を舞台にしたご当地もの、日常系ミステリーの連作短編。 とある喫茶店を舞台としての半年間の物語、一つのバリスタの出会いから始まります。  「良いコーヒーとは、悪魔のように黒く、地獄のように熱く、   天使のように純粋で、そして恋のように甘い」 物語の軸となるのは「コーヒー」、こんなに薀蓄があるのだなぁ、、と。 読んでいるだけで、どこか雰囲気の良い喫茶店でコーヒー片手に読みたくなりました。 ついでに言うと、京都にも久々に行きたく。。 登場人物はコーヒー銘柄の有名どころを捩ってるのがまた楽しく。 そして終盤で明らかになる「隠し玉」もなかなかに。 そこに至る所々の伏線も、主人公のアオヤマさんと、 美星さんの視点をクロスさせると、なかなかに面白いかと。 ん、「全て」を見透かしている切間さんが、いとおしいですね、なんて。 京都×連作短編と言う点で☆+1です。

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    投稿日: 2013.01.17
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    表紙イラストを見てキャラクターが売りのミステリかなーと思いつつも購入。ミステリの謎は小粒ながらも、少しずつ縮まったりかき乱されたりする主人公とバリスタの関係を見たくて読んでしまった。冒頭から伏せているあるものについての謎が解かされる最終章まで伏線は丁寧に張られていたように感じましたが、京都の地理に関する問題は図でも付けて欲しかった。調べればネットで見れるものですけど不精なので

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    投稿日: 2013.01.17
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    うら若き女性のバリスタがハンドルミルをコリコリコリと回しながら推理し、「たいへんよく挽けました」と解説する。その設定は面白いけど、肝心のミステリがお粗末。取るに足らない日常を大事件に仕立て上げるが如くしつこくダラダラ解説されると、読んでいてツラくなる。ギミックもわざとらしくて感動出来なかった。ビブリア古書堂と入間人間のブレンドみたいで二番煎じ感が強く、せっかくのアイデアも色々残念。

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    投稿日: 2013.01.17
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    ミスリードは面白かった。だからミステリーとしては面白かったんだと思う。文体とキャラクターが好みじゃなかったです。うーん、なんでこんなに売れてんだろう。

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    投稿日: 2013.01.16