
総合評価
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powered by ブクログ恋と友情の価値の大きさは人によって違いはあるけれど、登場人物に大共感したわけではなかったので、私は盲目的な執着した感情を人に持つことができない人間なんだなあと自己理解できた気持ちになりました 執着できるって苦しいのか幸せなのか
4投稿日: 2026.03.16
powered by ブクログ展開が早くてずっとおもしろかった。前半後半で恋と友情に分かれていて、同じ出来事でも違う視点で読めた。美波みたいなタイプは自分もかなり苦手なタイプだけど留利絵は蘭花に執着しすぎだしコンプレックスこじらせすぎだしプライド?めんどくさい!!表紙に一目惚れして買ったけど内容も神だった(神ω神)
6投稿日: 2026.03.15
powered by ブクログ傲慢と善良から辻村さん作品に興味を持って、2冊目を。 1日で読了、止められなかった。 読み終わると鳥肌がたって足はゾクゾクとしてた。 恋と友情、2人の主人公の目線で繰り広げられたお話。 衝撃のラスト 年上の彼の隣で見る世界の心地よさに溺れて、彼にとってはただのアクセサリーだったことにも気付けなかった未熟な自分の記憶が蘇ってくる本だった みんな何かに誰かに、囚われて生きているのかもしれないとすら思った その人それぞれに魔物がいて、ピースを掛け違えるだけで、それは人を狂わせてしまうのかもしれない
1投稿日: 2026.03.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「客観性を失って自分の問題しか見えなくなっている2人の一人称を並べている」という解説の言葉が全部表していた。 客観性を失った人間の考えや思考は凄く身勝手で醜いんだと痛感させられた。 2人の話がそれぞれの視点で語られてたけど、蘭花の話でも、どうしてそんな男さっさと切らないんだろう、どうしてそう自分に都合よく解釈して男を許しちゃうんだろうってずっと理解ができなかった。 留利絵の話は一歩間違えていたら自分もこんな風にコンプレックスを理由に自分の間違いを正当化した人間になっていたかもしれないなと思ったし、だからこそ読んでいて留利絵の弱さが許せなかった。コンプレックスを引きずって、周りに嘘をついて、ヒステリックになるのが客観的な周りの友人からの評価で、自分は友達だと思っていたけど結婚式に招待されなかったり、陰口を言われていたりするまでそれに気づかない「変わった」性格を自覚していないのも読んでいてしんどかった。 恋は友情より上なのか?そう問いかける留利絵には自分と同じ疑問を持っていて共感した。蘭花は恋を優先しすぎて、(神格化しすぎて?)確かに留利絵を蔑ろにしている部分があった。(一般的に深夜に女の子を恋人と話すために歩かせるのはありえないし、同居人なのに、話し終わった後に呼び戻すわけでもなく別の友人に相談するなんて自己中だと思った) 読んでいて気持ちのいい内容ではなかったけど、それは凄くリアルで私も友達も持ち合わせている主観をあけすけにされた痛さだと思う。自分も経験があるからこそ客観的に見せられて恥ずかしくなったし、読んでいてしんどかった。 繰り返し読みたい本ではないけど、人と詳しく議論したい本だなと思った。(1人だと考えがまとまらないし、言葉が出てこない!)
1投稿日: 2026.03.14
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・前半と後半で視点が切り替わることで、同じ出来事でも他者からはまったく違って見えることを印象的に描かれていた。 ・登場人物の感情や行動には自分と重なる部分もあり、胸をえぐられるような感覚を覚えながらも引き込まれるように読み進めた。 ・視点の変化によって語られていなかった背景が見えてくる点も面白い。美波の視点はまた違う印象になるのだろうと思った。 ・大事な人との関係の距離感や冷静さを保つことについても考えさせられる一冊だった。
1投稿日: 2026.03.14
powered by ブクログ執着はどんな形であれ、良い結末をもたらさないのだと改めて思いました。 愛が執着に変わってどうしようもなくなっていく様が、経験はないけれど、実際こうなってしまうこともあるんだろうなと思いながら前半を読みました。 後半は、これは友情ではなく利用というのが私の感覚で、自己肯定感が低いのに自己愛は強くて、他人を見下すことで自分を正当化し、友情の度合いが測れるわけでも何のステータスにもならない親友という言葉に執着する留利絵の行動や心情が痛々しくて、ただただ可哀想でした。
2投稿日: 2026.03.08
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全くの予備知識なしで読んだ。ミステリーと思っていなくて、読み終わってから、二部構成であった理由とミステリーであったことを理解した。 第一部の、自分と彼氏だけは特別と思うのも理解できてしまった。 一方、第二部の、友達に執着する話はあまり共感できなかった。
2投稿日: 2026.03.07
powered by ブクログ友達に辻村深月をお薦めされて、後味悪い系かつ読みやすそうなやつを選んでみた ・美青年の破滅ぶり、ちょっと著者の癖を感じる ・人間なら誰しも、多かれ少なかれこの小説の誰かには共感できる部分があるのでは ・るりえ、拗らせすぎててしんどい。 自己肯定感は低いのに自己評価は高いって感じで生きづらそう
2投稿日: 2026.03.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ぞわぞわする、読後感は正直悪くて気分が落ち込む。 登場人物それぞれ違った人間の醜く弱い部分をありありと見せつけられる。 でもそれが生々しくて魅力の1つ ラストの結婚式での出来事を引き起こしたのがまさかの人物で、女って怖いと思った。 辻村さんの表現がすごく好き、引き込まれる、比喩や対比に「おー」ってなりながら読んでしまう
0投稿日: 2026.03.07
powered by ブクログ感情移入はできないけど、共感とか理解できてしまう部分は結構あった。 依存先や執着するものの分散は大事だと改めて思った。
0投稿日: 2026.03.06
powered by ブクログ愛憎入り混じる複雑すぎる感情を描ききる本作品には非常に驚いた。 人間の複雑さというものを思い知らされました。
1投稿日: 2026.03.02
powered by ブクログ一定期間(大学入学〜卒業して数年)の出来事を2人の目線から書かれたもの。もちろんそれぞれの過去の出来事も。 どちらにも感情移入しきれず。 解説にあったように、るりえの様に一度でも嘲笑された人にしか分からない後向きな思いもわかるし、学生の頃は恋愛経験がマウントの一大要因であったり、なぜか友達の出来事が自分の自信になったり(こんな人と友達!的な感覚)すっごく分かるんだけど、こんなに拗らせなくてもいいのに〜とも思う(・o・;) バランス感覚って大事だなぁと思った本でした。
2投稿日: 2026.03.02
powered by ブクログ衝撃的な結末でした。 寝不足で目を擦りながらも、読むのが止まらず、2日で読み終えました。 執着は人を変える。恋愛も、独占欲も、人を変える。 茂実も被害者の1人でしょう。 "あの人"がいなければ、別の人生を歩めたのかもしれないのに。 登場人物全てに、人としての儚さを感じました。 果たして"彼女"は幸せだったんでしょうか。
1投稿日: 2026.02.25
powered by ブクログ執着してしまうことって本当に怖いな恐ろしいなって思った。 何事にも執着せずに、自分のコンプレックスがあることは仕方ないけど、受け入れるというか受け流す技術を身につければ生きやすくなるのかなって思ったりした。
1投稿日: 2026.02.22
powered by ブクログ2人の主人公の過去と現代が交差しており伏線回収がされていて面白かった。 前半の主人公の完璧さがかなり好きなのだが、堕ちていく男にも執着する様子はまさに盲目的でタイトル通り。 後半の主人公は前半にも出てきたので本人視点どとだいぶ見方が変わり物語に深みが出ている。ただ憧れている女の子の特別な一番になりたい、自分の傍にいないなら幸せにならないでほしい、というのは私も感情としてあるので共感出来た。
0投稿日: 2026.02.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ここまで友情にスポットが当てられるのは珍しい作品だと思う キャッチで書いてあったちゃぶ台返しがどうくるのか、楽しみに読み進められ… もしかして、スピーチでぶちまけるのか? と思ったが、やはり読めなかった るりえからしたら、美波が許せない存在なんだろうな
0投稿日: 2026.02.20
powered by ブクログさすが辻村さん! 女性の嫉妬、独占欲を余すことなく描かれた作品です。 私も思春期は大好きなお友達に独占欲や嫉妬を抱いてしまうことが多々ありました。 だから彼女たちの気持ちが分からなくはないんです。 でも客観的に見ていると、なんとも言えない恐ろしさと気味悪さがあります… 結局人は、自分に自信と余裕がないと愛が歪んでいってしまうのかなあ。
0投稿日: 2026.02.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
よんだけど SNSで言われるほどの面白さは私にはわかんなかった でも瑠璃絵のきもちはすごいわかった てか私がそっち側の人間だから あーわかるーって感じで読んじゃった 瑠璃絵は私である 私も含めるりえは 対価を有きで行動してるんだよね だから対価が支払われないと イラついちゃうんだよね 私は自覚してても全く治せなくてもっと終わりなんだけどね しかも敵?ここで言う美波かなー に対する感情の抱き方? 自意識過剰な感じもわかる 私はあそこまでは行くかはわからないけど あの感情に行く道は私も歩いたことがある気がする 蘭花に関しては 最初の方は羨ましいって気持ちだけだったな そんな恋愛できるの羨ましいって感じで 疑似恋愛できてる気がして楽しかった 後彼以外の人が全く魅力的に見えない的な話してたの私もわかるってなっちゃった爆笑 全然恋愛してないけどあの気持ちはなぜかすごいわかった 私のことをまた一つ理解するきっかけにもなった ありがとう なぜそう思ったかと言うと 私のタイプはとても限定的なのでそこにぴったり当てはまってしまったらそこから出られなくなって 彼女と同じ気持ちになると思う で、長く付き合ったら情が生まれて 別れられなくなる未来がすっごくはっきり 起きたのではないかと思うくらいはっきり見えました 脱線しちゃったけど 最初はそんなイメージだった そのあとは良くわかんないけど なんかね でも男がフツーにキモすぎるよね シンプルに めっちゃくちゃ年上の人と浮気してるのもキモすぎるし ななこがまずキモすぎるよね ななこなんなの ああ言うやついるだろうけど 結局なんでそんなことしてるのかマジで到底理解できない 自分の手の内の中で転がせる奴がいるのが面白いんだろうな 洗脳できてる相手がいることが そいつが社会的にも上の方にいる奴が手の中にいるのが面白いのかな、 まあキモいキモに変わりはない ななこがキモすぎるから 男が依存してしまうのも5000歩くらい譲ってあげてもいいけど それにしてもまあ男キモいよね 自分の考えないんだって言う 言われれば、盗撮もするし、女とも付き合うし、プレゼントも選ばせるし 意思なさすぎて怖い でもななこがいなくなって 全てなくなって 結局あんな暴君になるんだから本性も結局終わってたのかなとも思う あとななこが離婚されないところもあいつはうまい女だなと 結局離婚されずに地位は一応守られるところが解釈一致って感じででいやーな気分 結局全体的に共感できることが多くてあんまり話にのめり込めなかったのかなー? すっごい面白かった!とはならなかったなー でも今回の話は2人の視点から描かれてたから もう一回読んで あっちはこう思ってたけどこっちはどう思ってたんだろうみたいな感じで比較もしてみたい あーあと 蘭花の自己評価が想像以上に低いって言うか 正しい評価がされてなくて るりえのターンが来た時に 客観的にみたらそういう子だったんだってびっくりした 感想はこんな感じかなー また思いついたら書こう
0投稿日: 2026.02.16
powered by ブクログ率直な感想、バカな女と気持ち悪い女。 若いころの恋愛を思い出しながら読みました。愛だの恋だの、嫉妬や執着や束縛。 私は恋愛の相手に翻弄され気持ちが浮き沈むのが好きだった半面、面倒で嫌いでもあったから、結婚して解放された立場でこういった本を読むのは他人事で楽しかった。 でも中盤から主人公のバカ女にイライラ。 終盤の友達サイドもイライラ&気持ち悪っ。 自己肯定感が低く、自分を蔑ろにする人間を捨てられない。物事を俯瞰して見られないバカ女。レズではないが顔が綺麗で自分に優しくしてくれた女に執着する気持ち悪い女。読んでいてずっとイライラしていた。 世の中にはこれに共感する女もたくさんいるんだろうが、絶対に仲良くなれない。
0投稿日: 2026.02.13
powered by ブクログこれはすごい! ただの恋愛小説ではない。かなりサスペンスが入った大どんでん返しのストーリー。 瑠利絵のような盲目的な思いをぶつけてくれる友達が欲しいような、やっぱり怖すぎて欲しくないと思う自分もいる。 最後はハラハラドキドキであっという間に読み終えてしまった。
0投稿日: 2026.02.13
powered by ブクログ蘭花と留利恵、二人の視点から描かれる物語はあまりに濃くて、読んでいる間中ずっと心臓がどきどきしていました。 自分の都合のいいように正当化してしまう視野の狭さ。それは単なる「若さ」や「未熟さ」といった言葉では片付けられない怖さがありました。 まさに『盲目的な恋と友情』というタイトル以外ありえない作品だと思います。
7投稿日: 2026.02.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
盲目的な、が恋だけでなく友情にもかかっていたのか、と最後まで読み進めると気づく。盲目的な友情もあるのだ、と。 今作は、恋愛的な要素に切れ味のあるサスペンス要素も絡んで、最後までドキドキが止まらない。私に新たな価値観をもたらしてくれた。 友情は、恋を救うことができるのか。恋を凌駕する程の絆を結ぶことができるのか。辻村深月さんの視点で問いかけた普遍的なテーマに、私はしばらく悩んでしまいそうだ。
0投稿日: 2026.02.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人間の感情の根底を覗き込んだ気分。 留利絵が蘭花に見返りを求めた上での親切心は、幼少期から遠回しにされていた自分自身を見捨てないで欲しくなかった気持ちの表れだと感じた。 きっと留利絵は物語の主人公みたいに(この物語の第二のヒロインではあるが)、「自分は皆んなとは違う特別な存在」になりたかったのだろうと思った。だからこそ、留利絵自身には持ち合わせていない、自分自身を貫き通す性格の稲葉先輩や圧倒的な美貌を持ち、聡明で、憧れの存在であるような蘭花に傾倒していったのだと思う。そんな人と一緒にいる自分は特別で、皆んなからちやほやされるに違いないと思う留利絵の認識。幼少期のトラウマを埋めるための蘭花だったのかもしれない。 恋も友情も何も無我夢中になって縋ればそれは盲目的に求めるようになり、中毒であり、歪んでいってしまう。そう簡単には思えるものの、自分自身で知らないうちに嵌ってしまうだろうなと思った。
3投稿日: 2026.02.06
powered by ブクログ「盲目的な」という形容動詞が恋にも友情にも掛かっていて、まさにタイトル通りの作品だった。前半は盲目的な恋、後半は盲目的な友情でそれぞれの歪んだ視点が面白かった。
1投稿日: 2026.02.06
powered by ブクログ辻村深月さんにハマったので ひさびさに文庫本を買いました 盲目じゃなくて盲目「的」 一どうして、いつの日も、友情は恋愛よりも軽いものだというふうに扱われるのだろうか一 恋のパートも友情のパートも引き込まれた 僕が感情移入したのはルリエールだったけど、美波と、解説の山本文緒さんによって現実の世界へと突き落とされたのでした。
0投稿日: 2026.02.03
powered by ブクログ盲目!怖い、、、! 辻村さん、やはり表現力がすごい、、、。 女性特有の感情を、なんともお見事な書き方で表していて、ストーリーそのものも、文章一つ一つも、さすがでした。
0投稿日: 2026.02.03
powered by ブクログ『盲目的』という言葉の本当の恐ろしさは、目が見えないことではなく、「見たいものしか見ない」という意志の強さにあるのだと突きつけられた。 必死に「愛されている自分」を繋ぎ止めようとする蘭花の姿。それは特殊な誰かの物語ではなく、他者の反応でしか自分の価値を測れない、現代を生きる私たちの自意識の延長線上にある気がした。 結局、狂信的な愛や友情に身を投じるよりも、隣でそれを眺めながら「普通」を維持し続ける美波のような存在こそが、一番残酷で、そして真っ当に孤独なのかもしれない。 辻村深月は、おとなしそうな女性の内側に潜む「選ばれなかったことへのコンプレックス」を抉り出すのが本当に上手い。自意識の怪物たちを描くのが好きなのかな。 誰もが持っているはずの、自分を定義するための微かな拠り所。それが少し歪むだけで、人はここまで滑稽に、そして鮮やかに道を外れてしまうのかと、読了後も嫌な汗が引かない。
3投稿日: 2026.02.02
powered by ブクログ後半のるりえのコンプレックスというか異性とか友人からの何気ない線の引かれ方、マジわかる〜〜といった感じで読み進めていたけど、徐々に、、、みたいになる話でした ちゃぶ台返しって煽りに釣られて買ったけど、驚きとか爽快感とかよりもあ〜そうなるかぁって感じが強かったように思いました
2投稿日: 2026.02.01
powered by ブクログ本作は、壊れていく人間関係を描きながらも、その過程に一瞬だけ立ち上がる「関係性の美しさ」が強く印象に残る作品だった。登場人物たちは不器用で、視野が狭く、決して理想的な振る舞いはしない。しかしだからこそ、誰かを信じようとする気持ちや、同じ時間を共有してきた者同士にしか生まれない結びつきが、かすかに、しかし確かに輝いて見える。 恋と友情はしばしば対立するものとして描かれるが、本作ではそれらが絡まり合い、互いを侵食しながらも、簡単には切り離せない関係として存在している。その曖昧さの中で築かれてきた関係は、結果的に歪み、壊れてしまうとしても、そこに至るまでの感情の積み重ね自体は決して嘘ではない。その点に、この物語が持つ静かな美しさがあるように感じた。 誰かを大切に思った時間や、同じ方向を見ていた瞬間は、たとえ結末が悲しいものであっても無意味にはならない。盲目的であったからこそ生まれた強度の高い関係性が、読み手の心に複雑な余韻を残す作品だった。
9投稿日: 2026.01.30
powered by ブクログ本編はもちろん解説が心に残った どうして女性の幸せは同性同士の友情だけでなく異性との恋愛が必要不可欠なんだろうか。
1投稿日: 2026.01.24
powered by ブクログどうしても年代で、恋とかに夢中になってしまって、自分の理想やら、そういうのからかけ離れていく自分が不安になりながらも若さゆえ止めることが出来ない気持ちやらなんやら、色々思い出して怖くなる部分があった。 奈々子の存在にゾッとした。 いくつになっても、自分の手を汚さずに人を苦しめる絶対的な悪がいるよな、と思った。
24投稿日: 2026.01.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
友達と自分と若い時の恋愛を思い出した。 10代とは違って友達は自然に離れたり、たまにあったりして付き合ってくものだと思ってるけど、恋愛に興味無い留利絵はこんなにも執着してしまうのかと思った。でも、こんなにも大きくなくても何となくそう感じてしまう気持ちも分かる。 主人公も激しい恋愛をしているし、良い子だと思った友達もだんだん押し付けがましい気持ちになって最後には大好きな友達のはずなのに歪んだ愛で足を引っ張ってるのが痛々しい。 周りの羨望の人からの信頼や繋がりを得るために自分を犠牲にしたくはないなと思った。
2投稿日: 2026.01.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まさにタイトル通り、「盲目的」だな〜〜〜という感想!一章と二章のそれぞれの主人公、一人のことに没頭しすぎて周りの意見が何も聞けてない。でもある意味一番人間らしいのかなとも思う。 茂実は自殺と思わせて、こっちが殺したと思わせ、いややっぱりそっちが殺したんかい!と二転三転するのも面白い。 いや結婚式中に警察割り込む?とは思った笑
4投稿日: 2026.01.22
powered by ブクログ⭐️3.9 蘭花目線と留利絵目線の物語。 なかなか興味深かった。 最初は官能小説かと思う部分もあり、先読み進めるの躊躇う感じになったけど、話が進んでいくとなかなかに楽しめた。 独占欲の強い登場人物達。 恋は盲目ってまさにうまく表現するなーというのと、人は何で裏切られたと思うかわからない。女性特有の考え方とか上手く描写されてるなという印象。
2投稿日: 2026.01.21
powered by ブクログ大学のオケ部の女子学生2人の視点から描かれる。 1人は容姿にも家庭にも恵まれた女子学生だが、破滅的な恋にのめり込んでいく。彼との恋愛が主テーマで相談相手として友達などが脇役的に登場する。 もう1人は真逆で容姿にコンプレックスがあり、家庭環境も複雑。恋愛経験も少ないが、友達関係を大事にしている。 それぞれ友人・仲間として同じ時を過ごし、同じ出来事を経験するが、各々の視点からみると異なった捉え方をしていることが浮き彫りになる。 単純におもしろかった。美人なのになぜ不幸になっていこうとしてしまうのか、一方、容姿にコンプレックスを抱き、それに卑屈にならないためにも友情を必要以上に執着する。 それぞれの独りよがりな考えをあからさまに描きつつ、自身にも思い当たるところがあり他人事ではない感じも受けた。
3投稿日: 2026.01.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公2人が、1章ずつ同じ時を語る 2人とも、それは恋や友情ではないよ…!と言いたい 執着、思い込み、 この人のそばにいれば自分を認めてもらえる、羨望の視線が気持ちいい、それがずっと滲んでる 損得勘定で人と接してはいけない。。 最後はどんでん返し、というか、驚き! 共犯者となって気持ちよくなってる 美波みたいな人に嫉妬するのわかるなぁ、なんか生まれ持った感がずるいもんね… 美波が自分のこと気に入らないのは(それも勘違い)自分の家柄のせいだと思っちゃうの、痛すぎる。。
1投稿日: 2026.01.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「美しい人は、必ずしも幸福ではない。」 蘭花と茂実。 出会いは光のようで、でもその光は、眩しすぎて、痛かった。 恋と友情の境界線は曖昧で、どちらも盲目になる。 読み終えたあとに、胸の奥に残るのは「これって本当に“幸せ”だったの?」という疑問。 この三人の視点を行き来することで、 「人間って、誰もが自分だけの正しさを生きてる」 そんなことを思わされた。 辻村深月さんの描く“人間の奥深さ”にまたやられた。 読後感は重い。でも読む価値はある。 むしろ、誰かとこの本について話してみたい。
1投稿日: 2026.01.12
powered by ブクログXでバズってて気になったのと、実際に手に取ってみて帯にちゃぶ台返しって書いてあって興味が湧いて買ってみた。 主人公の目線と親友の目線で2部構成になっていてどちらも同じ時間軸で見比べて見るとそれぞれこういう気持ちだったのかあと後から点と点が繋がっていくのが聡明で心地よかった。
2投稿日: 2026.01.11
powered by ブクログ年末年始の旅行の移動で一気に読んだ ラストは衝撃だった 恋って人を盲目にさせるんだなと。 友情については恋ほど友達と語り合わないのは、確かになあ、なんでだろ、て思った
2投稿日: 2026.01.09
powered by ブクログ恋愛を優先して、友情を疎かにしてしまった過去 彼氏のいない親友が 彼氏がほしいと嘆いているのを聞いてもやもやしてるいま 色々なところに重なった (今の気持ちはわたしが結婚して恋愛から通さがったから思えるのかもしれない) るりえは、蘭花が好きなのではなく蘭花のステータス、蘭花と一緒にいる自分が好きだっただけ みんな自分のことしか考えてない世界。 今となっては恋愛も友情も別として大切に思えるし、友情はなににも変え難いものだと思えるけどやはり世間的には、友情は恋愛に勝てないのかな
2投稿日: 2026.01.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
四日ほどで読んだ。年始1冊目。 リアルにかける部分が気になったが、誰かに認められたい、誰かの特別に選ばれたいと思ったことはみんな少なからずあると思う。自分自身小中高そんな子供だった。努力をして誰かの親友ポジションになろうとする、その姿を誰かに見せつける。結局他者からの肯定って満たされないから虚しい。瑠璃絵は美波にずっと勝ちたかった。容姿や性格にコンプレックを持ちながらでも、ひとつの席を奪い取ることで存在意義を得たかったんだと思う。しかしどこまで経っても微笑に怯えてしまう。いくら瑠璃絵が親友ポジションになろうとも、誰かに選ばれようとも、幸せにはなれなかっただろう。
3投稿日: 2026.01.07
powered by ブクログ人は何に惹かれるのかなと思った。 みんな自分がかわいい人ばかり。人に優しくしても、まず自分のことを考えている。
3投稿日: 2026.01.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
感想が蘭花視点の「恋」編でなく、瑠利絵視点「友情」編に沢山の感想が溢れてきたのは私が瑠利絵側だからなんだろうな。 辻村深月さんの本を読むと、人間への観察眼が鋭すぎてどうしてこんなにも人間は"自分の物語"が強いのかと思ってしまう。 例えば瑠利絵がチケットを茂実経由で用意してもらったことにその価値以上に自分というフィルターを通した価値を付随させて大喜びしていた。 けど、蘭花視点だと『私は確かに星近の知り合いに頼んだけど、公開練習は普通に新聞とかでも観覧募集があるし」あまり知られていないだけで、注意していれば、募集の記事はよく見かける。しかし、感極まった様子の瑠利絵〜』と他愛もないことのひとつでしかない。 でも蘭花にも強い自分の物語があるわけで、 瑠利絵が男だったらいいのにと言う一方で蘭花は かつての友人たちがパートナーを平凡だと評し、『茂実より美しく、私に合う魅力を持った相手』かどうかを常にジャッジしている。 もし瑠利絵が男だったとして、いくら蘭花と趣味が合って蘭花に優しくしたとしても蘭花は瑠利絵と付き合わないと思ってしまう。蘭花は誰もが羨むような彼との恋を他とは違う"特別"な恋だと思っているから。そんな彼女が瑠利絵を選ぶはずがない。 ⭐︎ 瑠利絵のされてきたことが日常にごろごろ転がっているのは酷いことだし、一部心当たりがあるものもある。直接四宮のように接してくる人は少なくても、ふとした折に線を引かれていると自覚させられる瞬間はあってしまうと思う。 でもだから自分も誰かに無意識に線を引いてることもたくさんある。 学芸員さんが仕事で1番大変なのは浮腫んでしまうことだと言って周りが笑っているのに瑠利絵だけ笑わなかったシーンみたいに。多分私は自分は何も考えず笑ってしまう。瑠利絵みたいに浮腫む体質だったらどう感じるかなんて考える隙もなく。 ⭐︎ タイトルに盲目的とついているくらいで、この小説は恋/友情編どちらにも執着がどろどろ渦巻いている。 蘭花が茂実に(の容姿や将来有望な指揮者で初恋であること)、瑠利絵が蘭花に(自分を選んでくれる美しい親友であること)、茂実が菜々子に(世界的に認められていて自分を可愛がってくれている恩師の美しい妻が密かに自分と関係を持っていること)、菜々子が茂実に(将来有望で旦那を慕う美しい若者が自分に支配されていること)。 蘭花と元タカラジェンヌの母親との関係も少し違和感がある。 また瑠利絵は蘭花に『私と、平穏に暮らすのでは、ダメなのか。』と思うシーンがあるけれど、瑠利絵が蘭花のどんなところが好きなのかを語るシーンはない。 これは蘭花が茂実に抱く執着と似ていると思った。 その執着のきっかけが自身の容姿を乏しめられたことなのか、元々恵まれた生まれたために自分に釣り合うものを求めるのか様々だと思うけど。 自分では執着のきっかけを選べないのに、以降の人生それに振り回され続けることにやるせなく感じる。 私はどうしたら認められたと思うのか、 つまり何に執着しているのか、 そのきっかけはなんだったのか。 自分を掘り下げたいけどとても怖くなる面白い小説だった。
4投稿日: 2026.01.06
powered by ブクログ良い意味で読んでいて疲れる本だった。 恋を読み終えた時点で何度も何度も裏切られた気分になった。 恋人、友人との関係の難しさを感じられた。 とても良かった
1投稿日: 2026.01.05
powered by ブクログすごく人間らしくて面白かった。みんな口には出さないけれど、人と関わる中できっと静かに色々な感情が揺れ動いているんだろう。目には見えない部分が辻村さんの見事な表現力で文字にされていてのめり込まれた。2回読んだ。
1投稿日: 2026.01.05
powered by ブクログ美貌のヒロイン・蘭花の「恋」パートと、彼女に執着する留利絵による「友情」パートで構成。恋も友情も拗らせてしまえば、行き着く先は愚かで残酷なものなのかも。軽薄に見えた美波が一番マトモなのでは? 山本文緒さんによる解説も秀逸で、モヤモヤが腑に落ちました。
3投稿日: 2026.01.04
powered by ブクログ盲目的な女の子二人、一部では、恋に盲目的な女子、らんか、二部では、友情に盲目的なるりえ このふたりが語り手となり、同じ出来事を語っていく。 読んでてここまで[こういう子いるよなぁ]ってなる本ないと思う。 理由は、辻村先生のキャラって、そのキャラがその性格になる理由ずけがきちんと丁寧にされてるから、リアルさを感じやすいからだと思う、小中高の学校生活、家族関係、経済面、文化レベル、容姿とか、[こういう子]が育ちそうな背景、環境作りが上手いからこそリアル感があって、ヒリヒリする女の子を書いてるなぁと思った。 大学生になる前に予防接種としてこの本を読むのもありだし、結婚式とか同窓会とかの折に 学生時代に苦さや気まずさ、友人とのモヤモヤさを抱えてる時に読むとドンピシャだなぁと思う。 自分の人生経験とかによって、恋と友情ターン、どちらに共感するかは変わってくる作品だと思う。 多分、この作品で1番幸せでまともな女の子は美波で、サッパリしてて、自分のやりたいことやってて、その時その時の経験を最大限してることで経験値も客観性も1番持ってる人なんだなぁと。 この作品は盲目的な女の子二人が主軸だから、その盲目的な場所からいちばん遠い女の子(音楽とか演劇とか見た目とかの美とか自分の恋愛とかよりも人とか他人を見てる人)を登場させてるのが上手だなぁと思った。、 [美しさ]ってとっても主観的な盲目的なものだと思っていて、何を美しく思うのか、価値を感じるのかって、個人の盲目的な判断でしかないと思ってる。美しさにこだわりがある、らんかとるりえは、本当に全てに対して主観的で自己中心的で読んでいて、オモロとなる一方で、主観的な世界で行き過ぎると自分も生きずらいし、周りも傷つけるなぁと思いました。 みなの言葉で食らったのが、るりえに対して[自分のコンプレックス優先させる方が大事??]は本当に染みた。 性被害を受けた子に[私だったらそんなことされなかったね、ごめんね]は[私なんか]と自分を卑下する行為は、周りに気を使わせるし、 [私は選ばれない側ですよ、男にそういうふうに見られない側ですよ]という、 男に選ばれる側にいる女の子を妬む気持ちも根底にある気がした。この子は、性被害は別にどうでも良くて、その[女として魅力的だと思われた]の方に意識が行ってそうなのが気持ち悪いなぁと思いました。多分るりえは、無意識だけど。 ナンパされた、に対して、[なに??モテ自慢??]と返す並の気持ち悪さがあるなと感じた。
1投稿日: 2026.01.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分たちはもちろん、周囲のすべてをも喰らい尽くしてしまうような。煮えたぎるように熱く、底なし沼のように暗くて冷たい、盲目的な、恋と友情の話。 とにかく留利絵視点がグロテスクすぎる。自己肯定感が低すぎるあまり肥大化した自己愛や、自他境界の曖昧さ、重度の愛着障害、見捨てられ不安が純粋培養された病的な依存と妄執、どれも直視できなかった。痛々しい、気持ちが悪いと憎悪すらしてしまうのは、私もまた留利絵と同じ種類の人間だからなのだろう。つまりはただの同族嫌悪なのだ。 自分を守るために目を閉ざし、耳を塞ぎ、自分にも他人にも嘘をつき、どんどん認識の中で事実が捻じ曲げられていくさまに、背筋が凍った。「あんなに正当化しないと痛みを認められないなんて」という美波の言葉は深い傷となり、これから先も私にじくじくと痛みを与え続けてくるのだろう。 恋とは、友情とは、愛とは何なのだろうと考える。私は、恋慕も友愛も依存も執着も、すべてを引っ括めて"愛"だと思う。"愛"はどれも均一ではなく、その人や時と場合によって、色も形も大きさも変わるものだ。ただ、その"愛"と向き合い、突き詰めた先の1番最後に、自分がいるのか、それとも相手がいるのかで、盲目的か、献身的なのかが分かれるのではないだろうか。
2投稿日: 2025.12.31
powered by ブクログ買った日のうちに一気読みしてしまった。 一人で冊子と向き合い、その世界に浸りながら時間が溶けていく、この感じ。好きだなぁ〜( ´ ` ) 必死の思いで言ったことが、あの彼女にはこれっぽっちも届かない。あの彼女に、自分の言動で感情の揺れはなく、揺れるのは彼のこと。 人間とは、こうも考え方・捉え方・生き方が違うのかと思った。だからこそ、本当におもしろい。
1投稿日: 2025.12.30
powered by ブクログ友達のためにしてあげていることが、全て自分のためで、自分に都合がよいようにしているのにもかかわらず、感謝の気持ちがない、どれだけやってあげてると思っているのかと相手批判ばかりしてしまうことに、気付かずにいることが、どれだけ恐ろしいことなのかと、かなり、考えさせられた作品です。 自分以外の友達を親友って言ってほしくないとか 親友と聞くたびに傷ついているとか 1番の親友に選ばれたいとか 心の中で、常にそう思われていたら、怖くて付き合えないとゾッとしました、 でも、そう考えちゃうよね。と、わかる部分もあるだけに、本当に3日くらい、自分はどうなのか?と色々頭から離れませんでした。
16投稿日: 2025.12.28
powered by ブクログずっと積読本として本棚に眠っていたけど、ふと小説を読みたいと思い、比較的ページ数が少ないこの本を手に取った。 読み終わった今、「全然思ってたんとちゃう!!!」 ただ、痺れた。 辻村さんの本は初めて読んだが、他のも是非読みたいと思った。 あらすじもまともに確認せずに読み始めたから、小説で感動したいと考えていた私が予想していた空気感の文章ではなかった。 でも、逆にそれが良かった。 うまく言葉に表せないけれど、痺れた。 登場人物の細かい心情描写に心が苦しくなり、予想外な展開に拍子抜けしてしまった。 そして、「ああ、私も人間だな」と思った。 多分この感想は意味不明だ。 自分でも何を言いたいのかわからない。 でも、読了直後のこの感覚を、可能な限り言葉に換えて記録したいと強く思う。 そう強く思わせてくれる話だった。
10投稿日: 2025.12.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
辻村美月先生の本の中では短い内容だったので一気読み。個人的にとても良かった。 良かった理由として、私も蘭花や茉莉絵のような経験をしたことがあり、めちゃくちゃ共感できたことが挙げられる。 自分が本当に恋している、この人以外考えられないとなると、周りが何を言っても頭の中にその意見が入ってこない。 私も周囲の友人に別れた方が良い、と言われたが、何となくその理由が理解できたとしても、その時は「この人がいない生活なんて考えられない」と思ってしまう。恋というのは、病気だと思う。 結局その人とはあるきっかけで別れて別の人と付き合うことになったが、今思い返してもなぜその人に執着していたのか分からない。全く魅力を感じなくなってしまった。ただ、その時は病気だったので本当にその人がいないとダメだと思っていた。 その心境を辻村さんは見事に文章で再現していて、感情移入してしまった。 因みにその人は茂実ほどのクズではなかった。笑 茉莉絵の気持ちもわかるし、こんな子いるよな、という気持ちで読み進めていた。 幼い頃の環境がそのような考え方を生み出してしまったと思うと、可哀想だった。 私も小さい頃容姿がコンプレックスな部分もあり、ひたすらに周囲の子が羨ましいと思うことがあった。幸いにも友人に恵まれて全く気にすることはなくなったが、環境次第では茉莉絵のようになってしまうこともある、と思った。 盲目的な恋、というのは想像できるが、友情という視点はあまり想像できなかった。 ただ、茉莉絵をみているといかに蘭花に執着していたかが伝わり、盲目的な友情も怖いなと思った。 茂実も最初は好青年のような描写だったのに、どんどんクズ男に成り下がっていき、まさに人間味あふれるドロドロしたドラマだと思った。個人的にはドロドロ系がとても好きなので、また読みたい。笑
1投稿日: 2025.12.26
powered by ブクログ同性愛とも違う、友だちへの歪んだ愛、執着が恐ろしいと感じた。 るりね?にとって自分のコンプレックスを解消してくれるのが蘭花で、コンプレックスを刺激してきた美波のような存在にアピールするための道具としてそばにいたかったんだとおもう。 タイトルの通り盲目的な恋と友情だった。
0投稿日: 2025.12.22
powered by ブクログ辻村先生の作品は朝が来るしか読んだことがなかったがこちらの方が圧倒的に好み。 2人のヒロインが恋パートと友情パートに別れて主観で描かれている。 二人とも、盲目的で何かに異常に執着しているという点では同じ。 しかし、蘭花は不毛な恋愛であるにしても自分の人生を歩み続けているのに対して、るりえは異常なまでに蘭花が人生の大部分を締めている。 過去のトラウマが呪縛のように彼女に纏わりついているせいで、恋愛も友情も歪な形でしか形成できず、周囲から孤立している。 プライドがとてつもなく高く、それがコンプレックスと混ざり合って満たされない、満たされたい。 どこまでも精神的に未熟な人間だなと感じた。
0投稿日: 2025.12.21
powered by ブクログ盲目的な恋の最中にいた蘭花の目線はよくある恋愛の一部始終という感覚だったけど、ずっと嘲笑されてきて人間不信な留利絵から見ると友情も十分盲目になって人に執着してしまうものなのだと感じた。留利絵の蘭花に対する独占欲とか、どんなに献身的に支えても結局は男の元に行ってしまうのだと悟って呆れるところとか少しわかる気がした。高校時代に、あまり理解できない行動をする友達がいたなぁと思い出した。黒幕は留利絵なのか、茂実なのか、茂実を操っていた女だったのか…。美波が一番世渡り上手でさっぱりしてて生きやすそう。想像以上の結末で恐ろしかった。留利絵のように被害妄想が強くて、異性から認めてもらえなかったトラウマを持ち、考えすぎてしまう人はどのようにしたらもっと軽く生きられて幸せになれるのだろうと思った。外見至上主義の世の中って良くないと思った。
19投稿日: 2025.12.21
powered by ブクログ1つの物語を「恋」と「友情」2つの視点から読むのはとても面白かったです。 盲目的に夢中になれるというのは素晴らしくもあり、それと同時に醜く恐ろしいものでもあるということを知りました。 私にとって、依存・盲目・執着で最初に連想されるものといえばやはり恋愛なのですが、友情というものも拗らせてしまえば恋愛に匹敵するほど恐ろしいものに変わってしまうのかと驚きました。 「恋人」「親友」という特別感のある立場に固執し、徐々に狂っていく人間の姿が繊細に描かれており 読み応えのある内容でした。辻村深月先生の文才がひしひしと伝わってきました。 『友情』の章の途中から結末を想像していたのですが、その上をいく結末でした。 山本文緒さんの解説も的を得ていて、よりこの本に対する理解を深めることができました。
1投稿日: 2025.12.16
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眉目秀麗な蘭花と容姿にコンプレックスを持つ留利絵。 前半と後半に分かれてそれぞれの視点で進む物語。 自分にとっては人生を大きく揺るがすような重大な出来事であったとしても、相手からすると些細で小さな出来事だったりする。 自己肯定感やプライドは傷ついた経験や称賛された経験によって構築されていき、それが客観視できないまま増幅していくと執着となっていつしか抜け出せなくなる。 留利絵が容姿を貶されてきたトラウマから、自己防衛のために曲解した受け取り方しかできなくなってしまっているのが痛々しかった。 被害妄想という言葉だけで片付けてはいけないような、哀れで残酷な心情。 もしそういうトラウマがなければ、留利絵は蘭花に固執することもなかったのかもしれない。 前半の蘭花視点のお話では留利絵はすごく友達思いで優しい人だったのに、後半の留利絵視点で一気に覆された。
17投稿日: 2025.12.14
powered by ブクログ人間の愚かさ、弱さ、執着心、嫉妬、おぞましさがこの1冊にあります。 女同士って本当に面倒なことが多い。 群れてワーキャー言っている女子って幸せものだと思う。
1投稿日: 2025.12.12
powered by ブクログ誰しも一度は経験したことのある激しくて、黒い感情。 自分自身にも思い当たる瞬間が多々あって、「あのときの自分もこうだったかもしれない」と思う場面が何度もあり、正直苦しくなるほどでした。 恋や友情が濁ってしまう瞬間、相手を大切に思う気持ちと自分の弱さがぶつかり合う瞬間――そのどれもが痛いほど伝わってきます。 読み終えて振り返ると、“他人事ではない物語”だったからこそ、深く刺さるのだと感じました。
24投稿日: 2025.12.12
powered by ブクログ図書館で借りて、すごく好きだったので何年ぶりかに購入して読んでみた。タイトル通り、盲目的な恋と友情の話。どう考えても別れたほうがいい恋人から離れられない蘭花と、蘭花の親友になりたい、感謝されたい留利絵。なんというか、あーあるよねそういう感じ、というのがたくさん。リアルすぎて痛い。人への執着は自分を見失うね。 表紙が可愛いのもお気に入りポイント
21投稿日: 2025.12.11
powered by ブクログ面白かった!!!!!全員歪みすぎてるけど、実際そんなもんだと思うから共感でいたし、結末がほんとに・・・ 友達に借りてから1年半経ってようやく読めた
0投稿日: 2025.12.07
powered by ブクログはじめて辻村さんの作品を読みました。 登場人物の男が全員キモ~いけど、リアルにこういう人たちいるよね…と自分のコンプレックスもグサグサ。ルリエールは、繊細になりすぎちゃうのに、他人には無神経な言葉をかけてしまうこともあり、確かに陰口を言われちゃうタイプだと思いました。 エロババアはずっと許せない。
1投稿日: 2025.12.04
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異性から愛されないと、フェミ寄りの思想になるよね。あと、被害妄想が強すぎて、自己愛が強くなる。友達に何かを求めてしまうので、さらに友達がいなくなる。思考が深いと、生きにくい。 2人の視点から描かれていたが、2人ともに共感はできないけど理解はできる。 美波が1番社会性高くて好きだな
2投稿日: 2025.12.04
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帯に「最強どんでん返し」「パワフルちゃぶ台返し」などと書いてあって、ハードル上げすぎだった。読んでみたら想定内くらいの程度だった
2投稿日: 2025.11.29
powered by ブクログ盲目的な恋編と盲目的な友情編の二部構成で、同じ出来事を別々の語り手が描くことで、物語の印象が大きく変化していく作品です。登場人物たちの行動や言葉の受け取り方が、語り手の主観によってこんなにも違って見えるのかと驚かされます。 物語の中心にあるのは、人への依存。そしてその依存が、執念深い狂気にも似た感情へと静かに変質していく過程です。共依存でありながら、どこかに計算や打算が混じっているようにも思えてしまう。その矛盾や歪みも含めて、人間という生き物の複雑さが浮き彫りになります。 恋愛小説でも友情小説でもありながら、そのどちらにも収まらない重たい感情が全編に漂い、読み手を揺さぶります。さらにミステリー要素もきちんと織り込まれているため、心理描写の濃さと物語の緊張感が最後まで途切れません。 内容はかなりヘビーですが、その分、読み応えは十分。語り手が変わるだけで物語の輪郭が塗り替えられていく体験は、この作品ならではの魅力です。読後にじわじわと余韻が押し寄せる、力のある一冊でした。
1投稿日: 2025.11.29
powered by ブクログ非常に引き込まれた。 ルリエのような子は、学生の頃、女性の多いコミュニティだと1人はいたことが多い。 果たして男性の方は、ルリエについてどこまで理解しながら読むのだろうかと思う。 現実でも、彼女のような子について、作中の茂実や蘭花の元カレがそうだったように、男性はそもそも彼女に興味をもたず、眼中にもないということが多いのではないかと思った。
1投稿日: 2025.11.27
powered by ブクログ恋は盲目と言うけど、盲目的な友情?と気になって読んでみたら、面白すぎて1日で読んでしまいました。 自分ももし出会う人との関わり方によっては、るりえちゃんと似たようなことをしてしまうかもしれない、可能性がないわけではないと少し怖さも感じた 辻村さん、すごい、久しぶりに余韻が長い作品に出会えました。ありがとうございます。
2投稿日: 2025.11.22
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時間を忘れて読み耽った一冊。 主人公が指揮者と出会ってからの展開が面白すぎて2日で読了。大切な存在ができるとそれ以外どうでもよくなっちゃう主人公に共感してしまった。ほんとは良くないけどね。。 ラストは完全にミスリードにひっかかり「るりえが犯人?!」となった。(読み返してみるとるりえが突き落とした描写は一切ないんだよな〜) また他の作品も読みたいです。
1投稿日: 2025.11.22
powered by ブクログ初めての辻本深月さん作品 複雑な人間関係とミステリアスな展開で ゾワゾワしながら読み進める感じ 男女のやり取りや、細かな嫉妬心も リアルに描かれていて自然と引き込まれた
5投稿日: 2025.11.18
powered by ブクログ面白かった るりえちゃんの気持ちがとてもわかる 自信がないゆえにしてしまう行動 友達を囲っておきたいという一種の束縛
6投稿日: 2025.11.18
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面白かった! 依存や執着を手放せない恋の話かと思ったら、それだけじゃなかった。 周りと比較ばかりして自分が見えなくなっていき、少し受け入れてくれただれかに執着するひと。 自分の日常に立ち込める暗雲や吹き荒ぶ風ばかりに集中して、周りが見えなくなっていき、かつての手にしていたはずの幸せに依存するひと。 何もかもが自分から無くなって、唯一残ったかもしれないそばにいてくれる誰かを、必要以上に縛りつけ、幸せを疑い、自ら終わりに近づいていることに気付かず執着して、自分のことも、周りのことも考えられなくなっているひと。 全部、僕かもしれなかった。 嫌いな人のことはさっさと忘れましょう。 人を嫌うなら一人で嫌え。たとえ自分が大好きな人が、自分が大嫌いな人のことを好きでいても、それはどうすることもできない。 縛り付けて無理矢理思いを寄せてもらっても、空虚だから。寂しいけど、つらいけど、依存は、やめなければならない。いつかスッキリと見返せるように、進んでいた方が、ずっと良い。
2投稿日: 2025.11.18
powered by ブクログ盲目的な友情の方が、盲目的な恋より狂気だった。 読み手の憶測は作者の書き方で転がされていただけで、まさかの終わり方だった。
4投稿日: 2025.11.13
powered by ブクログ「その恋、その友情、依存かも。」 と書かれた帯に惹かれて購入。 蘭花目線と留利絵目線の2つで構成されている。 蘭花目線は、御嬢さんが初めての恋愛してその男が危ない奴で、云々と書かれていて、えっ?ここで終わり?ってところで終わって 留利絵目線がまぁ不気味なこと。 この執着心はレズなのか?と思ったがそうでもなく、ただの依存で強烈な執着。 でも、恋に夢中になって蘭花は留利絵の支えを蔑ろにしてる部分めちゃくちゃあって、イラッとくる気持ちもわかる。 ゾクゾクしながら一気読みした。 学生時代、私の周りにも留利絵っぽい女の子居たな。やっぱ女の子って怖い^_^; この小説結構好き!ヒトコワ!
15投稿日: 2025.11.10
powered by ブクログ盲目的すぎる、けど大なり小なりこの感じの恋愛と友情ってよくあるんではないかしら男は知らんけど 劣等感を抱いてる方って、自分が勝手にしたことでもしてあげたと思ってるし、それに対してのお礼とか、ちょっとのざまあみろを求めがちなんですよね悪いけど、それでさらに劣等感増し増しになりがちね、それあたしね あと恋愛って相手に恋するとか愛するとか動詞にもなるけど、友情はないな、、、と今思った チャットGPTに聞かずにこの議題について小一時間語りたい
4投稿日: 2025.11.09
powered by ブクログ人への依存。 人は人に依存して誰かに頼られたくて生きてる。 そんな人もいるんだな、と 蘭花の気持ちもわかるし、るりえの気持ちもなんとなくわかる。けど、それが全面に出過ぎ。 人って距離感大事だと改めて感じた。近すぎるとそれ本体が何かわからなくなるからね。
6投稿日: 2025.11.08
powered by ブクログ再読 前半は蘭花目線の恋のお話 後半はルリエ目線の友情のお話 クズ男から離れられない美しい女の子…という単純なものではなく、後半のルリエの蘭花に対する執着が恐ろしい ルリエは自意識が高すぎて、プライドも高い 被害者意識も強くてコンプレックスにも敏感 嫌いになった人をいつまでも許さず恨み続ける 怖かった〜…!
3投稿日: 2025.11.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
平易な言葉と緩急締まって気持ちいい文章で、一日で一気読み。 二者の目線から同じ出来事を描く形態の醍醐味は視点の違いによる描写の差異だが、この小説はタイトル通り二人とも「盲目的」なのでその差異を「どちらかだけが正しい/間違っている」と言えない。そしてその狂気的な盲目はページをめくるごとに増していくため、後半にいくにつれて同じ場面でも違う出来事のようになっていく。 「いっそ好きじゃなくなれたほうが楽なのに」「恋ってそんなに友情に勝るものなんですか?」「あの子より私のほうが親友として選ばれた」、これらは決して劇的ではなく、いや正確にはいずれも私の周りでよく聞く言葉であり、つまり劇的かつ平凡なものでもあると言えよう。 しかしこの物語は何と言っても最後のどんでん返しがすごい。私がもしや?と考察したものは全て作者の手のひらの上で転がされていただけだということだ。誰かに本書を薦める上でその人と私の関係性によって本書のテーマが難易度として立ち塞がる時もあるかもしれないが、「面白い」と推薦したくなる一冊ではあるだろう。
1投稿日: 2025.11.05
powered by ブクログ私も今は妻がいて子供がいて 恋は確かに盲目的になりやすく 求め合うものだと思っていて、 それが愛に変わると与え合うものになるんだと思っている。 友情も仲の良い友達には何の不快感もなかったのは きっと何も求めずただ楽しく過ごすそれだけの 存在だったからだろう 誰しもが盲目的になると思う、悩むし、苦しむ そんな時でもとにかく素直で自分を悲観せず真っ直ぐでいて欲しいと思った そうしたら登場人物みんなこんな風にはならなかったかもしれないから。
2投稿日: 2025.11.04
powered by ブクログルリエ怖いね。してあげた、もっと感謝されたいと思うぐらいなら何もしなくていい。見返りを求めての行動は汚い。
1投稿日: 2025.11.03
powered by ブクログ辻村作品読み続けキャンペーン中。 一番怖い作品かも。 ルリエが怖い。 人に価値を置きすぎると危険。
1投稿日: 2025.10.29
powered by ブクログ恋も友情も盲目的になればなるほど醜いし、でも醜いほど想うからこそ、読者の情動を大きく揺さぶるんだなと感じた。 個人的には崩れていく人間、人生を描いた生々しさが、憐れですごく好みだった。 恋と友情の2部構成で、主人公が変わるため、友情を読んで恋を読みなおすとまた違った感じ方ができて面白い。
2投稿日: 2025.10.29
powered by ブクログ最初の章を読み終える直前、ドロドロとした恋愛小説と思いましたが、そこからの展開に驚き。そこからはどんどんページが進んでいくような作品でした。登場人物それぞれの「盲目的」が、様々な視点で描かれ、どこか共感してしまう部分があるような。ないような。
3投稿日: 2025.10.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み終わった瞬間、わあ〜と声も出て鳥肌がたった。 本当にタイトル通り「盲目的な恋」と「盲目的な友情」だなと思った。また、最後まで読んで初めてタイトルの意味を理解できるなと。 嫉妬や憧れから依存や執着などさまざまな感情に昇華されていって、もはや狂気。 共感できる言葉もたくさんあって、私は果たして大丈夫なのだろうか?と不安になってきた。
3投稿日: 2025.10.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最後に衝撃の事実が、、でもなんとなくそんな気もしていたような、、 前後半比べると客観的な見解の部分については前半の方が共感できたが、「盲目的」になっている対象は後半の友情の方が共感できた。 自分も第三者から見たらルリエールみたいな存在だったらどうしよう、、、と怖くなってしまった。 女子の世界ではお互い自覚無く相手を傷つけてしまう言動が誰にでも少なからずありそうだと感じた。 最終的にとてもドロドロとした暗い感情になったから、自信を無くしている時は読まない方が良い。 彼氏がいない私にとって、ルリエールの蘭花に対するモヤモヤした気持ちや、友情より恋が尊いとされている世間の風潮を疑問に思う気持ちがとても共感できた。ただ、蘭花目線で見ると本当に好きな人ができたら、そうなってしまうのは必然というかどうしようもないことなんだなと感じた。
2投稿日: 2025.10.18
powered by ブクログ最初は単なる恋愛小説家だと思ったが、第一章の後半から読む手が止められず気がついたら読み終えていた。執着にも色々な執着があるが、女同士の執着や恨みほど恐ろしいものはないと思う
2投稿日: 2025.10.17
powered by ブクログ留利絵の蘭花に対する執着は異常…。 自分に非があるとは思いもしていないところがまた痛々しい。 だけど、山本文緒さんの解説にあったように、そうすることで彼女は自分を守っていたんだよなとも思う。 蘭花の泣いている姿を見るのは耐えられなくて、元凶を引き離そうとしていたのに、いざ離れたら自分の存在価値も同時に消え失せてしまったように感じたんだろう 聡明な蘭花の幸せを願っていたように見えて、自分の居ない世界でひとりで幸せになっていくのは許せなかったんだろうな 結末について、多少の驚きはあれど、正直どんでん返しとまでは言えないかなと感じた
1投稿日: 2025.10.13
powered by ブクログ読み終わったあとに嫌な気分になった。 人物描写がリアルなところが、読んでいて実際にありそうな、想像できるところが特に。 物語の流れとしても個人的にはあまり好みではないが、人によってはこの小説のような現実もあるのかと思えた。
1投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログ再読することはないだろうなと思うくらいヘビーな一冊だった。恋も友情も歪んでいて、視点が変わりながら、どんでん返しな展開が広がる。ずっしりと重くて、留利絵は自意識過剰で、どうにも救われないところが沈む。かがみの孤城はファンタジーな雰囲気だったのに、辻村さんはこんなにも生々しい話も書けるのね。印象が変わりました。
2投稿日: 2025.10.08
powered by ブクログ恋・友情・少しのミステリーを兼ね備えた素敵な作品。私自身、留利絵(主人公の友人)の心情には8割共感してしまった。なぜこの世は恋>友情なのか、よく考える。盲目的な恋はよくある話だが、盲目的な友情に関してこれほど描写されている作品は少ないと思う。留利絵に共感してしまう私は、図々しいのか。ラストは何となく想像できるなと思ってたが、私の単純な思考回路では到底予想できるものではなく、最後の最後まで衝撃で、夢中で一気読みした。
2投稿日: 2025.10.06
powered by ブクログ「恋」「友情」の2章構成。 読んでいる最中から いろんな感想が脳内を飛び交って ずっと“人間”が描かれていて良質の読書体験。 あとは完全な個人的嗜好だけれど、 ラストのシーンがかなり映像的にザ・ラストなシーンとして描かれていて、 読んでいて冷や水を浴びせられたかと思うくらい一気に冷めちゃった。 そこが人気なんだろうけれど。 自分としては辻村さんは安心して読書体験を委ねることがどうしてもできない作家さん。
2投稿日: 2025.10.05
powered by ブクログまさにタイトルどおり“盲目的な恋”と“盲目的な友情”が展開する悲劇 恋と友情は似て非なるもの これまで深く考えてこなかったけど たしかに恋と友情はぜんぜん違う 恋は相手とのシンクロ率が高まると嬉しいし下がると悲しい 友情ではシンクロ率が高まると嬉しいのは同じだけど、下がったところでそんなものかと思って流してしまう 性別の問題か? 同性の恋だってあるし、異性の友情だってある 謎だ 物語は至ってシンプル 可愛い女子大生が優秀な指揮者の卵に恋して 束の間燃え上がるけど、破局に終わる この物語を恋の当事者とその友人との視点でみるとまったく異なるのがおもしろい なにが違うのか、わかりそうでわからない 恋と友情の謎
9投稿日: 2025.10.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前半は主人公目線の恋愛の話、後半は友達視点の話になり、同じ出来事でも考えていることが違った ラストが想像と違ったのでちょっとびっくり
1投稿日: 2025.10.04
powered by ブクログかなりリアルな人間模様。 リアリティで尚且つ自らこうなってしまうのではないかという少しの恐怖がさらにリアルに感じさせる。 現代には愛着障害とまではいかずともこのように愛着に対する不安感を持った人間は多いのではないかと考える本だった。
2投稿日: 2025.10.03
powered by ブクログ帯に過剰なぐらいどんでん返しと書いてあるので期待値を上げすぎた部分はあるけど、恋愛要素の絡むミステリーとして普通に面白い。 主人公の蘭花は恋に盲目すぎるけど、こういう恋愛をしてしまう人は全然いるよな〜とも思う。恋も友情も、特定のだれかに依存するのはよくないな、という教訓のようにも感じた。
4投稿日: 2025.10.02
powered by ブクログすらすらと読んでしまったけどすらすら読むべきではないと感じたほど、想像以上に重くて暗かった 蘭花の章では なんでこんなに恋愛を主軸として生きているんだろう という疑問のほうが大きくて、自分の中で留利絵は「女友達の1人」という位置付けになっていたので友情章での留利絵の語りと蘭花の語りの違いに驚いたし、でも何よりそこがめちゃくちゃ面白かった……… 蘭花が茂実に抱いた感情よりも、留利絵が蘭花に抱いていた感情のほうが執着的で捻じ曲がった愛だった
3投稿日: 2025.10.01
powered by ブクログどんでん返し系小説① 男への愛と、女同士の友情。両者の依存が重なり合う時、上回るのはどちらか。互いを上回ろうとする時、人はどんな行動に出るのか。途中から結末は予想できてたのに、最後の最後「!?」ってなる真実が明かされた。少し期待値が高かったから⭐️3。
3投稿日: 2025.10.01
powered by ブクログ恋 の方はホントにこういう奴らいるよねー(今まさに職場の部下がこんな感じの面倒起こしてて草) 友情 こちらもなんか分からんでもないなー、嫉妬心は少なからずあるなー この恋と友情を人生単位で天秤にかけることがなかったので、考えされられる作品でしたね。 もちろん、恋は発展して夫婦となることを目指すのでそっち優先というのは理にかなってる気がするけど、恋人一瞬友達一生なんて言葉もあるわけで。 そういう意味でおもろかったけど、結末予想ついたのと、美術音楽芸術を扱う作品はやはり共感できなく、★マイナス1で3
3投稿日: 2025.09.27
powered by ブクログ面白くて一気に読んでしまいました! 前半の恋のパートは、大学生の頃のまだ恋愛に慣れていない頃を思い出しました。好きな人との電話や会うまでの時間は大切な家族や友達であっても凌駕する時間であり、ついついないがしろにしてしまう感じ、家族や友達との時間は好きな人との繋ぎの時間にしか過ぎない感じが、すごくリアルで共感しながら読んでいました。 そこからのダークな展開に最後まで手が止まりませんでした。 後半の友情のパートもすごく共感できました。色々なことに平気でいようとしても、キラキラした人達には普通なことは自分にとっては特別で、その人たちと一緒にいれる時間はちょっと格が上がった気分になれる感じ。1人の人に執着してしまう気持ちも、色々な人と関わってること自体を素直に喜べず、友情であるはずなのに、恋に似た自分だけと仲良くしていてほしいと思ってしまう友達がいるので、自分の薄暗い気持ちを覗かれたようで、びっくりしました。 面白くて読み終わった後すぐにもう一度読み返しました
3投稿日: 2025.09.27
powered by ブクログ辻村深月作品の中ではかなりダークな作品。ミステリーの要素もあり、帯にあるように「どんでん返しどころではない」ストーリー。 気付いたら一気読みしていた。 二人の登場人物にフォーカスされてそれぞれの視点で同じ時間軸を進む。片方で見えていた内容がもう片方では全く別の意味あいを持ったりと、近しい人間関係が詳細に表れている。 かなりリアリティーのある人間描写。 人の内面をもとにしたミステリー要素のある作品が読みたい方にはオススメの一冊。
4投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログ陰鬱でした。最後まで読んだけど、あまり驚くことも感嘆することもなく、ただただジメジメしてました。【2025年8月22日読了】
1投稿日: 2025.09.22
