
総合評価
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powered by ブクログすげえ…なんてものを…が率直な感想 盲目的な恋と盲目的な友情のお話 前半が恋パート、後半が友情パート どっちも狂ってるけどそのどっちも分かっちゃうんだよなあ 結局のところ友情は恋に勝てないし、でも友情パートでの主人公の気持ちは分かってしまう 彼女は主に外見コンプから男性や恋愛する女達を軽蔑していて、同じことを思っていた時期が私にもあったから色々経験して良かっな〜と思うよね、そういう時期も恋愛も両方経験したから両方の気持ちが分かる るりえの蘭花に対する想いに対して、蘭花にとってるりえは最後まで友達の1人でしかなかったのが切ない…
6投稿日: 2024.12.14
powered by ブクログ誰もが羨む美貌を持ち、それに無自覚であった蘭花と幼少期より容姿に強いコンプレックスのある留利絵の2人の主人公が、それぞれの目線(恋と友情)で同じ時系列を辿る物語 個人的には留利絵のコンプレックスを抱えて生きる心情に10代の自分を重ねて読んだ 自分ではどうしようもない事柄を原因に傷ついた経験があると、そのことがトラウマとなり自分自身を縛ってしまうことがあるように思う そして、それは成長または人生経験とともに自己消化していく過程が一般的ではないだろうか? 留利絵も大学入学まではその一般的な過程を踏んで自分の人生を歩きだせていた しかし強いコンプレックスというものは、そう簡単には克服できない 誰しも凸凹を繰り返しながら、徐々に打ち消していくものである 当然、留利絵にも大学入学で新たなコミュニティに入ることでコンプレックスに揺らぎが起きる 通常ならこの揺らぎを越えた先に真の「自分らしさ」に繋がるのだろうが、留利絵の場合は「蘭花の親友」という魅力的なポジションに吸い寄せられる しかし他人に依存したポジションの先に真の「人物らしさ」は望めない あくまで留利絵は蘭花の親友の1人でしかない その事実に耐えられなくなった留利絵はどんどんと「友情の沼」にハマってしまう 同じように蘭花は恋人の茂実に対して引くに引けない「恋の沼」にハマり人生が崩れていく 「恋」と「友情」は別物と捉えていたが、本質的な部分は共通しているのかもしれない 一時の盲目的な熱さは必要だろうが、盲目的な熱さだけでは長い人生はどちらも歩き続けられない どちらもバランスが大切なのだろう
0投稿日: 2024.12.12
powered by ブクログ盲目的な恋 盲目的な友情 わかる〜となってしまった自分もいた 美しくて異様 初辻村さんのだったけどとてもすきだと思ったので他の作品も読みたい
1投稿日: 2024.12.09
powered by ブクログ恋ってこんなにも甘美で世界を綺麗に見せてくれて幸せをくれるのに、1歩違えば執着、嫉妬、毒々しいものに簡単に変わる怖さが凄く伝わります。 それが男女関係でも友情でも、誰かを好きになる、自分を見て欲しいっていう願望がどこまで深くなるかでそれは好意とは違うものになってしまうんだなと両方から見えます。 傲慢と善良もですが、ほんとに感情を表す言葉の中毒さが素晴らしいと思います。
1投稿日: 2024.12.08
powered by ブクログ男女の、そして女友達の妄執。 あるいは愛憎。 あらすじや帯にはそう書かれているが、これは女友達の妄執であり、愛憎の物語。 なんて残酷で、痛くて、おもしろい。 ミステリー要素も効いていて、一気読み!
4投稿日: 2024.12.07
powered by ブクログ「どんでん返し」帯に大きく書かれたその文言に惹かれて手に取った。たしかに最後の展開には驚いたが、本作に関してはそれよりも、まさに盲目的な恋と友情に呑まれていく主人公2人の描き出し方にスポットライトを当てるべきではないか。 歪み、正しい形を失っていく恋と友情の姿が脳裏に焼き付いた。
0投稿日: 2024.12.07
powered by ブクログ蘭花も留利絵も自分と重なる部分がたくさんあった。 恋愛面、今彼氏いるけどどんなクズになっても友達に別れた方が良いって言われても好きだから、できない。そんな事言わないでって思うんじゃないかな。今のところは。 友情面、あの子を自分の1番に選んでもあの子は自分を1番に選んでくれるとは限らない。結婚式の友人の言葉もそう、自分は選ぶけどあの子は選んでくれない。でもそれってあの凄い子に1番に選ばれている自分が好きなんじゃないかなぁ
0投稿日: 2024.12.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この後長々と盲目的な恋と友情について語りたいんだけど、その前に言っておきたい。 留利絵。愛されなかった冬の世界にいた彼女の名前に、画家の娘である彼女の名前に『絵』が使われていたのは。『利を留める』と付けられた彼女の名前には、一体どんな思いがあったんだろうな。 『盲目的な恋と友情』は、 ”盲目的な恋”と”友情”ではなくて、”盲目的な恋”と”盲目的な友情”なんだと留利絵視点を読んでわかる。彼女の友情が、盲目的であったことが明かされる最後の独白で分かる。 じゃあその、盲目的な恋と友情が、何だと言っているのだろうと思った。たぶん、両者に共通しているのはそれが真に自分の欲の為でしかないということなんだと思う。包んだ全てを引っペがせば、それが”執着”でしかないことだと思う。盲目的な恋を抱く人も、盲目的な友情を抱く人も、等しく自分のことしか考えていない。 盲目的になったのは彼女を友人として思うがためじゃない。尊ばれることがなかった自分の安楽と春のため。だから最後は、蘭花が結婚して海外に行くことで、その比重が完全に傾いた。自分へと堕ちたから留利絵は蘭花の証拠を警察に渡した。 盲目的な恋をして留利絵の想いに気が付かなかった彼女が悪いのかと言われると多分もちろんそうじゃない、と思う。だって当たり前に恋をする彼女にとって、留利絵は友達でしかないんだから。友達は、恋人には勝らないんだから。 そう、言ってしまえば「こんなの誰も悪くない」と思ったし「みんな悪い」とも思った。充分そばにいて献身的すぎるくらいにいてくれた留利絵をそこらの友達と同列に扱った蘭花は悪いし、でも大多数にとっての”友人”にはそれが普通で、寧ろその献身さに報いを求めた留利絵こそが行き過ぎてしまった。 この本を読んで「留利絵さいてー」と思う人がいるのなら、私はどうしようもなく胸が痛くなる。それはだって、私も彼女の気持ちがわかるから。最低だと思われることもわかるから。盲目的でこれが友情ではなく自己愛ゆえの執着だと自覚した上で、それを最低だと言われることに、でも彼女のことがだいすきで慈しみたいという思いもあるのだと、きっと酷く胸を痛ませると思う。 どうして友達は恋人より下なんだろう。 本当にそうだ。ぽっと出の男に大切な友達を盗られた。これまでの自分との時間<彼との時間。どうして恋人は生涯一緒にいようと誓い合えるのに、友人はいつかは疎遠になるものだという認識になるのだろう。 ずっとずっと不思議でたまらなくて、その感情を描く辻村さんの言語化の凄さと、それから、現実はそういうものなのだという冷たく刺すような描写がとてもとても胸に来る。 この話に、このもやもやには答えも救いはない。報われて欲しいと思って読むけど、いざ報いのあるような話ならそれはきっとご都合主義だと白けてしまう。その難しさを一掃してしまうほど振り切った終わり。 夢中になってしまった。終わりの終わりまで読むのがやめられなくて止まらなくて、読んだあとは本当に不思議な感じが残る。胸糞でもない、痛快さでもない。伏線はちゃんと貼られていたから全て持っていかれるような驚愕…というほどでもないし、もちろんこんなもの各方面の人のことを思えばなんの救いでもない。 例えるなら心臓につうっと一筋切り傷を残されて、そこからゆっくり静かに血が流れ出してるみたい。ああほんとに不思議な感覚。これだから辻村さんの本が大好きだ。彼女の物語はやめられない。
5投稿日: 2024.12.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なぜルリエが結婚式前夜に警察に茂実のスマホを送ったのかの考察 ルリエは蘭花に旦那ができたなら夫婦は自宅にルリエを何度もよぶような、ルリエを快く自宅に招く旦那と蘭花でいて欲しかったが、茂実星近と蘭花が結婚してしまったらその願いは叶わない(ルリエは茂実に小言を言われ人格を否定されたため)。しかし蘭花の2人目の男性はルリエに気さくに話しかけて気遣ってくれる。その夫婦ならルリエを蘭花の日常の傍においてくれるだろうとルリエは踏んでいた。しかし、乙田には5年の海外赴任の辞令が出た。それに伴い、自然と蘭花も乙田と共に海外で暮らす流れになる。蘭花に異常なほど妄執していたルリエは4年間共に暮らしていたのに男を優先されてあっけなく捨てられたと感じ、つらいときに側にいた私にもっと感謝するべきだ、もっと蘭花の中で大きな存在にするべきだと不満に感じ始める。 ルリエの頭の中は蘭花への執着でいっぱいだ。蘭花が結婚したとしても家にルリエを何度も招いたり親密な関係を続けることをルリエは強く欲している。乙田との結婚ではそれが叶えられると思っていたが、乙田の海外赴任で蘭花を自分の傍におくことが叶わなくなった。だから「血のついた携帯電話を昨日(結婚式前夜)警察に送った。茂実という嵐がずっと続けばいいと思った。蘭花と茂実の情事の記録が見つかって欲しいと思った。」という思考になって、蘭花とルリエは共犯だと警察に知らせることで蘭花を国内に引き止め、蘭花の人生を壊すことで二人で堕ちる状況をつくった。
2投稿日: 2024.12.04
powered by ブクログ薄い本だと思って軽く読もうと思ったら想像以上に重い内容。 タイトルがまさしく恋と友情に盲目的なストーリーでした。 人への執着って恐ろしい。 自分も誰かのためにやっていたことなのに、いつのまにか感謝されないことに腹が立ったことがないかと考えました。
7投稿日: 2024.12.02
powered by ブクログ誰かに固執するということは時に視野を狭めてしまい、自身の理性をも働かなくしてしまう。それは周囲の人がどれだけ親身に寄り添ったところで変わらない。恋も友情も同様に人を良くも悪くも変えてしまう恐ろしさが細かく書かれていた。
1投稿日: 2024.11.29
powered by ブクログこういう感じの恋愛小説とかを読んでると、たまにやっぱり恋って怖いなって思うけど、所々共感してしまうところもあってやっぱり怖かった。
2投稿日: 2024.11.28
powered by ブクログまさにタイトル通り。前半は美しく育ちのよい蘭花の盲目的な恋、後半は容姿にコンプレックスをもつ留利絵の盲目的な友情。 辻村作品を読んでいることを忘れるくらいのミステリとホラー感が新鮮だった。
0投稿日: 2024.11.25
powered by ブクログうーーわーーめっちゃ嫌だったーー!笑笑 でもなんだろな、盲目的な、恋も友情も少し分かる部分があってさ‥ にしても、だけど。後味わるい!!(褒めてる)
0投稿日: 2024.11.21
powered by ブクログ昔読んだのに登録忘れてた、、、 文化祭のバザーで見かけて、表紙が可愛くて読んでみた。 醜い人間たちがたくさん出てきて無理だった 気色悪い。 指揮者の男が部活の先輩味があっておもろかった
5投稿日: 2024.11.16
powered by ブクログ恋に盲目的になるのと同様、友情にも、多分仕事や家族、趣味にも盲目的になれるものだ。主人公たちの考え方は客観的に見ると身勝手だが、当人は自分自身を正当化している。現実世界のそんな人間たちのことが少し分かった気がした。私もそんな部分あるかもしれないし。 最後のどんでん返しはなくても、このお話は面白いと思う。とはいえ、辻村さんの作品だから、やっぱりこの衝撃を期待していた自分もいます。
0投稿日: 2024.11.14
powered by ブクログ恋と友情の二部構成で、前半の恋はよくある話って感じだった。やっぱり、後半の友情がなんとも言えない重い内容で、なかなか経験することのない内容について書かれた、この本の醍醐味だと思う。友情に盲目になる主人公にどんどん感情移入して行って、読後に自分も主人公と同じ盲目に陥らされていたことに気づいて驚いた。
1投稿日: 2024.11.13
powered by ブクログまさにタイトル通りな一冊。盲目的な恋と友情を2人の女性の視点で描く。もう自分が盲目的な恋も、友情を結ぶこともはないと思っているから客観的に楽しめる。辻村深月得意ウーマンホラーだと思った
9投稿日: 2024.11.12
powered by ブクログ読んでて怖かった。異常なほどに友情に固執する人の成れの果てと、盲目的な恋による苦しみがリアルで、ある意味ホラー小説読んでるんじゃないか笑ってくらい怖かった!私的には好みですね¨̮
0投稿日: 2024.11.05
powered by ブクログまーじで面白かった。 恋は盲目なんてのはみんなよく聞くフレーズだけど、2部の友情でそう捉えるかというのは初めてで、一気に読んでしまった。 どちらも悪く言うと依存、蘭花と茂実に関してはもうなんと表すべきか。 留利絵の気持ちもわからなくない。 誰かの友達の中で一番になりたいって思ったことがある人は少なからずいると思うし、わたしも思ったことがある。 辻村先生の作品はこれが初めてですが、他の本も持っているので、より読むのが楽しみになりました。
0投稿日: 2024.11.01
powered by ブクログさすがの辻村ワールドで面白い本でした。 「傲慢と善良」を読んだ後に読んだので、また違った感覚の話だなと思いました。
0投稿日: 2024.10.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
蘭花ちゃんのなんでも持っていて華やかなところから、盲目的な恋愛のせいで大暴落していくところが印象的だった。 また、瑠璃絵ちゃんの盲目的な友情も他に依存する先がないというか、だからこそ蘭花ちゃんに依存して、自分が辛くなるほどのものになっていると思った。 当人たち(盲目的になっている人たち)にはその時に何を言っても響かないだろうなと思います。 ただ、趣味なり人付き合いなり、たくさんの方向に関心があることがそうなることを防ぐのではないかなと個人的に感じます。
0投稿日: 2024.10.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
題名と一章を読んでいる時の感じで、ああ二章は瑠利絵が主人公だな、というのはわかりつつ、でも最後はちゃんと驚かされる、さすが辻村作品。 二章を読んでいるときに該当する時間列の一章を並行して読んでいたけど、この読み方はすごく楽しめた。そして残酷なほど、瑠利絵は蘭花にとってただの女友達で何の依存もされていない。それが本当にリアルで残酷。 私は女子校だったのでこの類の友情が本当に存在することを知っている。まるで恋のように友情にのめり込んでしまうことを。そして共学校の子たちから見ると、途中で美波が瑠利絵に問うたように「同性愛者なの?」と見えてしまうことすらもあることを。 恋にのめり込む蘭花より、友情にのめり込む瑠利絵のほうが気持ちがわかってしまった。
2投稿日: 2024.10.20
powered by ブクログ友情と恋。人間の感情は盲目的。いい意味ではなく誰もが人生の主人公。ただ、それに人を巻き込んではいけない。だってその人の人生の主人公はその人だから、自分の思い通りにしようなんて思ってはいけないと痛感させられる。人間のエゴが存分に詰まった作品だった。
0投稿日: 2024.10.19
powered by ブクログ2024.10/18 前半は恋愛要素もあって面白かったが 後半はちょっと理解に苦しむ人物像だったので入り込めなかった。 という私はきっと、美波側の人間なんだろう。るりえに嫌われちゃう〜! ラストはちょっと、ドラマチックすぎて冷めたかな。結婚式に警察って来るのか?
0投稿日: 2024.10.18
powered by ブクログ「鍵のない夢を見る」を読んだ時の叫び出したくなるような気持ちを思い出した。 元タカラジェンヌの母親を持つ一瀬蘭花と、その恋人との関係を描いた「恋」の章と、 蘭花の友人で容姿にコンプレックスを持つ瑠利絵との関係を描いた「友情」の章。 「恋」を読んだ時は瑠利絵の言葉にはっとさせられたけど、 「友情」を読んでから見返すとまた違ってくる。 「盲目的」というのは自己中心的な執着であると感じた。 蘭花の恋人に対する執着。育ちがよいゆえの、恋人以外の他者への無頓着さ。 瑠利絵の蘭花に対する執着、過剰な被害妄想、妄執。自分に嘘をつくことで自分を守っていることに気づけない。 痛い。 ラストは少しどんでん返もあり。 美波が実はとてもいい子な気がする。 友達になってほしい。 * 「好きだからって言うけど、『好き』って気持ちはそんな、何もかもより一番偉いの? それは、蘭花ちゃん自身の快楽と欲だよ。それが周りを苦しめてるんだよ。わかるよね?」(p118)
0投稿日: 2024.10.15
powered by ブクログ盲目的な友情…こういうことか。 大小あれど、特に女性同士の友情の間には 存在していて、この“盲目的”な部分を辻村さんが 書くと、このように表現されるのだな と。 最後のどんでん返し… さすが!
1投稿日: 2024.10.08
powered by ブクログ初めて辻村深月さんの本を読みました。前半は恋のパート、後半は友情のパート。2人の視線で物語を書かれていて話に入り込めました。衝撃のラストにはびっくりしました。 【新潮文庫の100冊】にて購入
2投稿日: 2024.10.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
こわ〜〜〜〜〜。 蘭花から瑠璃絵へ感じてる気持ちと、瑠梨絵から蘭花に感じてる気持ちの大きさが違うのが1章と2章であからさまになっててちょっとかわいそうに感じた。他の方の感想で、瑠璃絵は蘭花に執着してるように見えて結局自分のことしか考えてないみたいなのにすごい納得した。 1人に固執するとよくないね。 こんな最低な人は嫌すぎるけど、盲目的な恋はしてみたかったかも(笑)周りからみたらなんであんな人と付き合ってるの?て人と付き合ってる子ってこんな感じだったんかなー。
1投稿日: 2024.10.04
powered by ブクログヒグチユウコさんの表紙に惹かれて。 執着、身勝手、マウントとグロテスクな友情と恋愛。 谷崎潤一郎の「痴人の愛」のような読了後の不快感(良い意味で)
0投稿日: 2024.10.04
powered by ブクログ初めて夢中になれる男が現れて世界が彼中心になり、すり減ってもすり減っても彼から離れることができない、そんな盲目的な恋愛に溺れてしまう蘭花の気持ちもわかるし、そんな美しい蘭花に憧れに似た友情心を抱く留利絵の気持ちも痛いくらいわかる…。でもどちらかというと胸にダイレクトに来たのは留利絵視点からの話。私は蘭花のことを彼よりも大切に思ってるし、ずっとそばにいるという約束が出来る。自分は見た目にコンプレックスがあるから美しい蘭花の親友であることが誇りであり、蘭花さえいれば良い。なのに蘭花は私より彼を優先するし、私が苦手な子とも親友で、私以外の世界を持っている。不公平じゃ無い?私はこんなにもあなただけなのに。 私自身友人にそんな寂しい気持ちを抱いたことがあるので読んでいて胸がズキズキしました…痛いとこほじくり返された感じ。笑 読み終えてそんな余韻に浸って最後の解説を開いたら、山本文緒さんでした!嬉しかった…。
1投稿日: 2024.09.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
すげえ嫌な作品だった(褒め言葉)。友情とは、結婚式とは何なのか考えさせられる。なぜるりえが証拠を警察に送りつけたのか。
0投稿日: 2024.09.29
powered by ブクログ何度も想像を裏切られた。面白い。男の違和感にもっと早く気がつけないほど盲目な点や、友人には最後まで気がつけていない点から人間の本性について考えさせられた。
1投稿日: 2024.09.22
powered by ブクログザ辻村作品!て感じはしないけど、相変わらずめっちゃ好みの作品でした。サクサク進んで読みやすいけど、中身はギュッと重いです。 内容は、一言で言えば「傲慢、強欲」。 特に瑠璃絵は極度のコンプレックス意識持ちで自己肯定感低いのに、承認欲求高めな特性がありありと出ていて、面白かった。 最近流行っていた「傲慢と善良」を思い出す作品でした。
1投稿日: 2024.09.21
powered by ブクログ真実が歪むほどの愛憎で人生を狂わした男女そして友人の話。当事者たちがあまりにも盲目的でどちらの話も信じたくない(笑)こういう時は第三者の話が1番だなぁ〜。「恋愛してる時友達少なくなる現象」についての解説みたいで面白い。
7投稿日: 2024.09.15
powered by ブクログザ・オンナ 一周目、順に前から読み。 二週目、恋と友情を、並行して読み。 強烈な女子の欲望。ここまで、ではないとしても私の中にも潜むものだから読んでいて怖かった。 確かにあった。中学生、高校生のときに憧れた「ニコイチ」「親友」。"Aちゃんと言えばBちゃん"逆も然りってやつ。 その次は、「彼氏」。 友達より明確な「ニコイチ」。(茂美みたいなモテ男相手は大変そう)ただ、異性の視界に入れていただくための工夫は大いに必要。 ルリエール、もう少し素直に可愛くなる工夫してみればいいのに。要領良く女の子してる美波への憧れ、嫉妬だな。頑なにナチュラル貫くのがちょっと面倒くさい。 蘭花もルリエールも誰かの1番になりたいのは同じ。 その1番を争う相手はどちらにしても女。 だから女って大変。 対の存在による自分の存在意義。 この人からは必要とされてる、という確信が欲しい。承認欲求? そういう感覚、私にもあるなぁ。 これが女なのかー。
1投稿日: 2024.09.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本当にいるんだよなあ、こういう人たち、と思いながら読みました。 幼少期や思春期の辛い経験からくる容姿コンプレックス、可哀想だけれど卑屈に育っては負けだなとしみじみ。自分を守るための鎧がどんどん分厚く重くなって動けなくなって、留まることを選んでしまう。時には周りまで引き留めようとしてしまう。 美しい、優れているとみんなが認識している人の隣にいたい。その人の隣にいるのは私だとみんなに見て欲しい。自慢したい。 みんなが凄いと思うその人の隣にいれる私、という方法しかないくらい自分に自信がないのだろうか。 相手が異性か同性かの違いで、蘭花も留利絵も同じだと感じるわたしはもしかしたら恋をしたことがないのかもしれない、、 でも、蘭花は母が言うから恋愛してみたり、母が良く言ったから乙田くんと結婚したりとも見えてしまって、自信がないというより自分が弱いのかなとも思ったり。たりたり。 終盤までワクワク読めて、面白かった。
1投稿日: 2024.09.10
powered by ブクログたぶん世間で言われてるダークな辻村作品を読んでみたく、物語は同じ時間軸を恋する女の子パートとその友人パート 登場人物がみな何処かしらモヤっとする人たち、そんな人達を知り合いと照らし合わせながら、この時はこう思ってたりしたのかなと考えてみり 共感を得るようなキャラはでてこないものの(恐らく自分は他人に執着がなさすぎるタイプの為…)似たような人はいるだろうし、時には自分も視野が狭くなってる時もあるだろうと感じた 優越感、高揚感といった言葉が出てくるが自分は1度も思ったことがなかった…この歳まででそうだからこの先もそうだと思うけど本当の恋を知らないとも確かに言えるなと 今まで読んできた作品の系統は違うものの辻村氏らしさも見つけれて楽しめた 好きなフレーズ引用 この日のことを思い出すと耳の後ろで風が吹き、目がオレンジ色の乾いた光に眩むような心地になる 恋はいつ終わるともしれない軽いものなのに長くずっと続く友情の方は話題になることが、ない
15投稿日: 2024.09.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
少女コミックを読んでいるような…でもさすがの文章力で一気に読まされ、時々、あれって思うところは必ず回収される。 蘭花にも留利絵にも美波にも似ている人にも共感できないし、羨ましくないし、友達にもなりたくないなー。
2投稿日: 2024.09.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
繊細な心理描写と思わず感情移入してしまうキャラ設定が最高。ミステリー要素もしっかりあって、辻村さん特有のミスリード・伏線回収もキレキレで、大満足の一作でした。 恋 編 良いとこ育ちのお嬢様が、初めての性愛に酔いしれるようすが良い。恋って甘美で、楽しくて尊くて、自分の全てを捧げたいっていう想いが細やかに表現されていた。 ゾッとしたのは、なぜ彼がずいぶんと歳の離れた愛人を切ることができないのか、蘭花が考えるシーン。 「それは、茂実のありとあらゆる"最初"がおそらく、菜々子だからなのではないか。私が茂実にそう感じているように。」 "最初"であることがどんな影響を与えているのか自分でもわかっているのに、どこか他人事のように語るところがヤバいなと思った。 友情 編 女友達から特別に思われることへの異常な執着がつらかった。まるでそれ自体が自分の価値であると言っているようだった。 また、嵐(女友達が執着している彼)が過ぎ去れば、彼女は自分を必要としなくなることに気づいた時、本当に大事でかわいいのは自分自身なんだと思った。自己肯定感は地の底だけれども、自己愛が強すぎるパターン。
0投稿日: 2024.09.04
powered by ブクログ2024.9.3 47 面白かった。辻村さんの作品にでてくるヤバい男はヤバい。 るりえの気持ちに共感する部分があった。盲目的になると、独善的でもあると思った。 みなみのバランス感覚。 しかし、小説は狂気を描くのがいいか。 立場によって見え方が違う。
1投稿日: 2024.09.04
powered by ブクログ美貌の女子大生と、恋人の恋愛と、女子大生の親友の友情というか独占欲の話。最後ちょっとミステリ。 スキャンダラスなあれやこれを野次馬根性で読む感じだった。
1投稿日: 2024.09.04
powered by ブクログ大天才辻村深月様の作品の中でも特に好きだった。愛の形は人それぞれあって、向ける先は家族でも恋人でも友達でもあるんだなと。私にとっては1番なのに、相手にとっては1番じゃない。これって本当に嫌な劣等感だけど、それほど無償の愛を与えられる人はいないってことなんだな。人はどこかで見返りを求めているし、他者と比較して生きている。自分で生きづらくしているのに、綺麗事みたいに愛って言葉を使っているような気がした。作品の中の「盲目的な○○」は、客観的な姿で、あくまで本人的には「綺麗な愛」なんだろうな。残酷。
1投稿日: 2024.09.03
powered by ブクログ他者に愛を注ぐって中々できることじゃないなぁと思います。 恋愛は時に人をどうしようもない状態にするけど、友情にもあることなんだなぁと。 他者とこんなに深く関わりを持つことをしてこなかった私はんんん?と思う感情もありましたが、人の様々な欲望について考えさせられる作品でした。 人間はみんな傲慢で貪欲ですねー。
0投稿日: 2024.08.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
恋と友情のお話の二本立て。 「恋」では、一ノ瀬蘭花がオーケストラの指揮者茂実星近に出会い、翻弄される話を描く。 星近は、指導者の室井稔の妻菜々子とも関係をもっていた。2人の関係は菜々子の支配下にあり、蘭花と付き合い始めたことも、菜々子の指示であった。 菜々子とのは関係はやがて室井にばれてしまい、茂実はクラシックの世界での仕事を失って、落ちぶれていく。蘭花との交際もうまく行かず、蘭花を脅迫するようになる。そしてある日、茂実は自宅近くの橋から落ちて死んでしまう。蘭花は別の男と付き合い、やがて結婚式を迎える。結婚式の最中、警察が乗り込んでくる。 「友情」では、上記の逸話がすべて友人留利絵の視点から語られる。留利絵は幼きころから容姿には恵まれず、ひどい人生を送ってきた。そのため、美しい蘭花と付き合うことでそのコンプレックスを埋めようとする。また、蘭花のもう1人の友人美波もライバル意識から酷く憎んでいた。蘭花の男である茂実も嫌い、別れさせようとするが叶わず、茂美を橋から突き落とそうとするがさすがそれもできなかった。橋から突き落としたのが蘭花であることが話の最後に暴かれる。またそれを警察に垂れ込んだのは、留利絵であった。留利絵は自分を置いていこうとする蘭花が許せなかった。 まさに盲目的な恋と友情の話。 女性の怖さが詰まっている話です。 辻村深月さんの著作としては少し変わり種かな。
0投稿日: 2024.08.23
powered by ブクログ2024.08.20 読了。 タイトル通り、盲目的な恋、そして友情の話。恋に溺れ、友情に溺れていた。前半と後半で、違う主人公によりほぼ同じ時系列が語られる。行ったり来たりしながら楽しんで読めた。いろんな恋があるだろうけれど、たしかにこういう、ある種病的な恋があるから、自分の娘たちにはある程度若い頃から少しずついろんな人と付き合って、いろんな経験を重ねて行ってほしいなぁ。極端じゃなくて。
0投稿日: 2024.08.21
powered by ブクログタイトル通りのダークな作品。 前半は蘭花目線で語られる盲目的な恋、後半は蘭花の友達でコンプレックスの塊の留利絵目線で語られる盲目的な友情の二つの物語。
13投稿日: 2024.08.20
powered by ブクログ大学生の頃、友達をステータスに思い美人な友達がいればSNSに上げたりして自慢していた、心の陰りが私にもあった。私も昔からニキビが酷かったり、背が高いけど猫背で、ルリエとかなり似たところがあった。価値があると自分が思う友達に認められたい、特別な一人になりたいと強く強く思っていた。それはその友達だけじゃなくて、友達の親だったり恋人だったりにも。 すごいスピードで読み終わってしまった。
1投稿日: 2024.08.16
powered by ブクログ前半は主人公の、後半は主人公の友人の視点から書かれた2部編成になっている。 前半は恋愛経験のない主人公が悪い男に振り回されるいう内容。 すさまじいのは友人視点の後半パートから。 美人な主人公の親友の座に執着する一方で、恋愛に振り回される主人公のことは冷ややかな目でいる。 自身へのコンプレックスや、他の友人に対する嫉妬心なども上手く書かれている。 まさにタイトル通り盲目的な友情であった。
0投稿日: 2024.08.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一言で言えば全てタイトルが物語っている。 あまりにも盲目すぎる…。だから、現役大学生の私から見れば共感できるところもなくはないが蘭花と留利絵はあまりにも独りよがりで子供っぽい。うん、盲目だから仕方ない。 一番の常識人は間違いなく美波で、軽薄だなとは思うけど実際美波の感覚が普通だ。最終的に美波が一番普通と思われる「幸せ」を掴んでいるし。留利絵には気の毒だけど美波のような子が人生上手く行っちゃうのもなんか分かってしまう。 蘭花は自分自身の美貌を意識していないし、自分が生まれ育った環境にもあまり頓着していない…と見せかけつつ、かなりのルッキズムとプライドと欲にまみれている。優越感への執着という感じ。 一方の留利絵はトラウマで容姿に関してのコンプレックスから逃れられない。自分の感情に嘘をついてやり過ごす。読んでいると哀れな気持ちになるが、後半の留利絵パートの方が格段に怖いしどんでん返しもすごい。「選ばれなかった」冬の人生から蘭花という春が現れたことによって「選ばれる」ことへの執着がまぁ恐ろしい。…と思いつつ今まで生きてきて私も留利絵のような気持ちになったことがあるなと節々で思うからそれもまた怖い。 後半の怒涛の「蘭花ちゃんは私に感謝すべき」コール(?)が誰かに感謝されたい、選ばれたい、認められたい、という彼女の叫びが伝わってきて辛かった。 同じ時系列を違う視点から読むという構成だと、状況の一つ一つ、言葉の一つ一つの重みや受け取り方が違って、物事への向き合い方が違うことがほんとによく分かる。背景が違うとこんなにもすれ違うんだな…。 一気読み推奨。帯には「その恋、その友情、依存かも」と書かれているが、依存というより執着という方がしっくりくるかも。 装丁はかわいい!
1投稿日: 2024.08.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
無自覚な美人である一瀬蘭子が、大学で初めて恋をする。その恋に溺れる蘭子であったが、彼の裏切りが発覚し、衝撃的な恋の終わり方をする。第二部では蘭子の側にいた留利絵の視点で描かれる。 ミステリー要素もあり登場人物が変わったことによって真相が暴かれるようになる手法で面白かった。一見すると、留利絵がやっちゃったように見えたものの真相はそっちか、と。未熟が故に思い込みが激しくなった2人が描かれており、タイトルも回収しており面白かった。
8投稿日: 2024.08.11
powered by ブクログ一瀬蘭花ってめちゃくちゃ可愛い名前。 あまりにも美しいと美貌に無自覚になるのかな。 ひっさびさにこんな幼稚でドロドロな話を見た気がする。 まさに盲目的な恋と友情を体現しててすごい。 2人の異なる視点で同じ物語を見るのっておもしろいよね。どんどん読み進めちゃった〜
1投稿日: 2024.08.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ほぼ小学生以来の読書で、なんとなーくでこの本を選んでみました!毎日通勤時間でちょこちょこ読んだけど、結末には本当に鳥肌が止まらなすぎて読書たのしー!ってなった。 るりえみたいに友達にも嫉妬心が強い人、よく聞くけど度をこえるとこうなるのか...主人公の幸せを願う、ではなく主人公を支配したいという気持ちが強すぎる怖い! 美波のようにいわゆる普通の感性を持つ人間が一番幸せになれるのだということを改めて感じた。でも何はともあれ茂実が最悪!ゴミ男!あとななこやばい!
1投稿日: 2024.08.06
powered by ブクログ辻村深月さんの作品を読みたくて手に取った1冊。 1人の人物を主観と客観の2部パートで描いた作品。 最後のどんでん返しは圧巻でした。
0投稿日: 2024.08.06
powered by ブクログ辻村さんこんな感じだっけ…?っていうのを最初に思った。 人間の誰にでも少しはある感情を素晴らしく描写されていた。引き込まれた。
0投稿日: 2024.08.06
powered by ブクログおもろかったぁいぁあー 最後やばいこれは一気見 人間の怖いとこ、るりえが一挙に背負いすぎてたけどたまにこういう自分いるなぁと思いながら読んだ 最後のどんでん返しに次ぐどんでん返しが最高
1投稿日: 2024.08.05
powered by ブクログ正直、面白すぎます、この小説。 物語といい、構成といい、結末といい。 完成度高すぎませんか? 実は数年前に読んでいたのですが、その時に何も感じなかった自分は一体、、、と言う気持ちです。 日々、何かを感じながら生きている私たちですが、その多くの感情は言葉にならず消えてしまう。でも小説を読んで心情に共感できるのはきっと知っているから。 あぁ、小説家ってすごい!!
1投稿日: 2024.08.05
powered by ブクログ題名の通りの内容。 前半は盲目的な恋、後半は盲目的な友情。 登場人物に共感はできないが、刺さる内容だった。
0投稿日: 2024.08.04
powered by ブクログ昼休みに少しずつ読んでいたため、前半で少しだれてしまった。 読むならだらだら読まず、一気に読むべき。
0投稿日: 2024.08.01
powered by ブクログ何回も振り返りながら読んだ笑 それぞれの視点からみたストーリー こういうの好みやな〜と思った。 最後はそっか〜ってなったけど。
0投稿日: 2024.07.31
powered by ブクログ読み終わったあと、はーーーーっと長いため息が 出ました。 中盤から最後の最後まで息を詰めて読んでた気がする。 盲目と執着は紙一重なんだなぁ… 「あの子は、私の春だった」 ずっしりと心に響くセリフでした。
5投稿日: 2024.07.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2024/07/27読了 「あの人が死んでしまったら、とても生きていけないと思った、(以下略)」から始まる一文目を立ち読みし、迷うことなくレジへ向かった。まさにタイトル通りの盲目さを感じる、衝撃的な始まりに興味が惹かれた。 まず思ったのは、文章がとにかく美しく、そのうえで読みやすい。もともと感情に乏しかった蘭花のパートでは、盲目的な恋を通してどんどん心情描写が増えていくのがおもしろかった。アルコールに酔いしれるように、浸るように美しい文章を読んでいると急に訪れる不穏。テンポよく進んでいく物語に、ページを捲る指が止まらなかった。 リアルだな、と思ったのは、星近のことを相談するのは星近のことを悪く言わない留利絵相手が増えていったシーンだ。星近と別れろと、彼を評する美波をはじめとした友人達の言葉は正しいが、それでも蘭花が好きなのはどうしようもなく星近だった。これはあるあるだな、と思う。 そして後半が留利絵パートだったことにまず私は驚いた。蘭花パートを読んでいる時は、留利絵はあくまで女友達のひとり、くらいに捉えていたからだ。どちらかというと美波の印象が強かったため、留利絵なのか、と思った。コンプレックスを強く抱いている留利絵の描写はあまりに苦しく、読んでいてしんどさもある。強くコンプレックスを抱く留利絵が美波に対して劣等感と嫉妬を抱き続けるのとは反対に、コンプレックスを気にしない、神に恵まれた容姿を持つ蘭花は他人の嘘にも鈍感で優しいのも、なるほどな、と思った。 恋に盲目。 友情に盲目。 初めは恋愛要素が強い物語だと思っていたが、これは間違いようもなくミステリーだった。予想外の結末だった。 「蘭花は、私の、春だった」。とても好きな一文だ。
2投稿日: 2024.07.28
powered by ブクログ盲目的な恋もしたことがあるし、盲目的な友情も経験があるからどちらも共感した。あんまり刺さる描写がなく普遍的な印象を持ったので星3
0投稿日: 2024.07.22
powered by ブクログ友人が感想を載せていて読みたいなと気になっていた本を、また別の友人がちょうど持っていて貸してくれました。 盲目的な恋と友情、タイトル通りのお話。 蘭花は自分の美貌に無自覚が故、蘭花が相当な美人であることを蘭花パートを読んでいてもわからなかった。 一方で留利絵が自分の容姿に幼い頃からコンプレックスがあり、それが根深い問題にまで彼女の中でなりすぎていて、本人が意図しない中でも日々の行動・発言の中でも自ら表すようになっており、他人にも嫌な気持ちさせてしまう場面も見られた。 でも容姿が優れた蘭花が自信に満ち溢れた人だというわけでもない。所詮、神様から与えられたものは自分で努力して得られるものと比較して、本人の与える影響は少ないように感じた。 途中まではいつも辻村さん作品のように引き込まれるように読んだけれど、後半になればなるほど、湊かなえさん作品を読んでいるような怖さに変わっていきました。 怖いけれど、でも人の気持ちの中って意外とこんな考え方なのかもしれない。留利絵の心の中の考えは特に怖かったけれど、蘭花目線では留利絵は的を得た発言をしていたり、蘭花の心の支えになることもあり、そこまで変な人とは感じなかった。 いつもと違ったタッチで、でも期待を裏切らない、とても楽しませてくれる辻村さん作品でした。
8投稿日: 2024.07.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
恋に落ちていけばいくほど辛くなっていく状況が読んでいて心にくるものがあった。けど面白かった笑 恋が描かれる前半と友情を描く後半(どちらも盲目的)。第一部で明かされなかったものが第二部で明かされたりとストーリー展開も飽きさせることがなく一気読みしてしまった。 「女怖ぇ」って読み終わって率直に思いました。
0投稿日: 2024.07.19
powered by ブクログ前読んだ時はしんどくて最後のまで読めなかったけど、今回はすぐに読み終わった。 恋愛でも友情でも、重すぎる愛は人を狂わせるのだ感じた。
0投稿日: 2024.07.18
powered by ブクログ男女の、そして女友達の妄執を描き切る長編とある 妄執とは、心の迷いによって、ある特定の考えに執着する状態 「恋」の章で 美貌の女子大生・蘭花が、将来を嘱望される指揮者・星近の盲目的に恋に堕ちていく状況を描く 彼女にとって理想の大人だった男は、恩師の妻との不倫を続け、そこ代償に音楽家として社会人としても崩れていく 「友情」の章で、蘭花の友人、瑠利絵の視点から、彼らの恋の歳月を描く 美貌に無自覚な蘭花と 自身の醜貌を強く認識する瑠利絵 二人は対極でありながら、同性との関わり方が似通っている 瑠利絵は、蘭花の一番の友人であることに固執していく 崩れ堕ちた男と別れられない妄執 友人の為の言動は、彼女の執着 彼女達の共通の友人、美波が、彼女らの間を生き来する そして 女子として賢く狡猾な彼女を妄執する彼女達の対極のように、印象づける 人生を乗り切るしなやかさも必要ですね
87投稿日: 2024.07.14
powered by ブクログ物事に対する考え方や感じ方は人それぞれで、それが近しい人付き合いをするのが快適な人生に繋がるように思った。友達も恋人も、こじれると悲惨。
1投稿日: 2024.07.11
powered by ブクログうーん、読後感は良くないw 湊かなえ的な、誰の心にも潜む他人を見下す感じ、そして強い自己愛、劣等感や嫉妬、幼稚さなんかがグツグツ煮えています。
3投稿日: 2024.07.11
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特徴的な題名のとおり、恋愛と友情に固執する2人を描いた2部構成。辻村作品に特徴的な感情を写しとるような描写が、心に残る。女性同士のどろどろした距離の取り合い、コミュニケーションを第三者としてみるには楽しいが、いざ自分が当事者だったらと考えるとかなりショッキングなものだった。はたして、盲目的な状況から脱するにはどうすればよかったのか。
1投稿日: 2024.07.05
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山本文緒さんが解説で書いてあったそのまんまの言葉をまさしく思ったのですが、読み終わった後真っ先に思ったのは、 『これはいつもの辻村深月とは違う』です。 終盤で読者を驚かせにくるミステリーさは顕在で面白くて、でも、この物語には救いがなくてダークでどろっとしたかんじ。 盲目的な恋と盲目的な友情に溺れる、それぞれの一人称で書かれていて、客観性が全然ないところがおもしろい。 本当に、盲目的だから。 あと、盲目的な恋、はよく聞くけど、盲目的な友情、という焦点の当て方はさすが辻村さんすぎます。 この世は、恋>友情の方程式が割と蔓延っている気がしていて、それってなんでなんだろうね。やっぱり子孫を残す本能的なものなのかな。不思議。 _φ(・_・ どうしていつの日も友情は恋愛より軽いものだというふうに扱われるだろうか。 何人と付き合ったか、が話題になることはあっても、何人の友達がいるか、そのうち何人から真心を開かれているかが語られることはない。恋はいつ終わるとも知れない軽いものなのに、長くずっと続く友情の方は、話題になることがない。
2投稿日: 2024.06.22
powered by ブクログ盲目的な友情とは不思議なものだ。 自分は相手の全てであるつもりなのに、相手にとっては一部でしかない。 特別珍しい話ではないだろう。 ただ、恋人と違い友達とは身体を重ねるわけでもなく一緒にいる。 恋人を作るより容易である友達作り。 意識したことはないが、実は恋人よりも互いへの精神的依存が大きくなりうるものが親友なのかもしれない。
0投稿日: 2024.06.21
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恋と友情、どちらも盲目的になり得る事を知った。 自分も相手もボロボロになってまで恋心で繋がっていたいと思う気持ちは果たして恋と呼べるのかな、と思った。でもそれは読み手として客観視しているからこその感想で、自分の事として主観的に考えてみれば自分だって狂気的なほど執着してしまうような気もした。 自分の好きな人が、他の人からの呪縛から逃れられていない、逃れようとしていない事実を知った時自分はちゃんと好きな人を諦められるのか不安に思った。蘭花の気持ちに共感している自分にゾッとした。 別れた方がいいなって思う恋愛をしてる友だちほど、相談をしてくるし、その割に人の意見を聞く心の余裕は無いから相手か欲しい言葉を与えなくちゃいけないの苦痛だよね、、相談という場において相手の耳障りのいい言葉しかかけることを許さない女の友情ってほんとに言葉にならない、、!
0投稿日: 2024.06.18
powered by ブクログ女の友情について。自分にとっての相手の存在と相手にとっての自分の存在が同じ立ち位置とは限らないという当たり前だけど苦しい話。 いくら自分が尽くしたとしても、相手から同じ量を返してもらえるとは限らない。 ミステリー要素も入ってて結末には驚いた。
0投稿日: 2024.06.15
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『女の敵は女』という言葉が印象に残る。 留利絵が犯人のまま終わるかと思いきや、まさかの共犯だったと最後の最後で明かされて面白かった。
0投稿日: 2024.06.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おもしろい 恋も友情も、盲目的になること、ここまでに行かなくても理解できる感情があって、 さらさらとどんどん読み進めれた
0投稿日: 2024.06.14
powered by ブクログ恋愛に依存している女性。その女性に依存?執着?している友人。二者の視点から同じ時間軸を描いている作品。2人の育ってきた環境や容姿、星近の音楽家っていう設定が物語にリアリティを与えていた。面白すぎて一気読みした結果、良い意味で裏切られる結末!
0投稿日: 2024.06.09
powered by ブクログ面白かった!面白くて一気に読み切っちゃった! この気持ち女なら少なからず共感できる。 いや、痛いほど分かる。 まさに題名そのまま!オススメしたい本にノミネート!
0投稿日: 2024.06.07
powered by ブクログ私もあなたも何かと狂気的で盲目なのかもしれない。1番大切な人、近くにいる人には正直であるべきで、当たり前にそばにいてくれる事に感謝しなければと改めました。
0投稿日: 2024.06.06
powered by ブクログ蘭花の盲目的な恋に共感できてしまうところある。恋は友情では補えないものって感覚ある。都合よく傷ついたときだけ友達に相談して、何よりも恋人を優先させてしまう(留利絵に朝までファミレスに行ってもらうのに感謝はしても罪悪感はない感じとか)感じ、やってしまう側も辟易する側もどちらの気持ちもわかってしまう。 「恋愛というのは、彼女がしている、あんな、"ありきたりなこと"ではなく、私と茂実のような"特別な、かけがえのないこと"だ。〜美波には、わからないのだ。」 留利絵の盲目さはもはや蘭花への依存で、留利絵は蘭花自身を好きというより、「蘭花といるときの自分」に恍惚としているような気がして、「友情」と表現するのには違和感がある。でも自分ももともと自己肯定感の低い人間だから、友達の「一番」にこだわってしまう気持ちもよくわかる。留利絵はもう蘭花と一緒じゃない自分に価値を見出せなくなってしまってたんだね… 辻村さん、人間の嫌な部分をくっきり言語化するのが本当に上手だなあ。あとがきで紹介されてた「ゼロ、ナナ、ゼロ、ハチ」も読んでみよう。
3投稿日: 2024.06.01
powered by ブクログこれぞ辻村作品といった最高の内容だった。恋 恋はどこまでいっても恋であって他のもので補完できるものではない。どれだけ視野が狭くなろうと、客観的にそれが悪であろうと、恋であるならばそれはもうどうにも出来ない。恋だからという理由は他の何にもならない。好きだから仕方がない。小説にありがちな綺麗な結末でも恋の上澄みを掬った訳ではなく底から掻き乱したような恋の感情を捉えていて、本当の人間としての恋であった。 友情 こちらもまたどこかで底で私たちが感じている友達に対する返報性であろう。そして特に女子特有のもの。これだけ尽くしたのだから友は自分を1番にしてくれる。自分が1番でなければおかしい。その口にしない本心をあるがままに繊細に描写している。友情というものはいつだって恋に負けてしまう。そのことをわかっていつつもやはり相手に求めてしまう。 自分の価値を認めたいがために友達でいたい親友でいたいという、友達自身の人としての価値を感じそれと仲のいい自分も価値が認められているという奥で感じる部分を再認識させられた。
1投稿日: 2024.05.27
powered by ブクログ盲目的な恋と、盲目的な友情。 相反する二つの視点から描かれる本作は、読んでいる中で鳥肌が立つような歪みを感じる。 嫉妬、執着、狂気。選ぶ側と、選ばれる側。快楽と欲。これらが物凄い渦を巻くアンハッピーなバッドロマンス。いや、イヤミスと言ったほうが良いのかな。 著者の作品は『傲慢と善良』『青空と逃げる』を読んだことがあるが、これらの作品にも通ずるようなヒロインたちの繊細な心情の揺らぎや、これらの作品とは全く違った鋭角な歪みが、ものすごい没入感を生んでいたと思います。 いやー、読む手が止まらない作品でした。 辻村深月作品はまだまだ積読があるので、どんどん読んでいきたいなー。 ・ ・ ・ ・ ・ これが、私の、復讐。私を見下したすべての男と、そして女への――。一人の美しい大学生の女と、その恋人の指揮者の男。そして彼女の親友の女。彼らは親密になるほどに、肥大した自意識に縛られ、嫉妬に狂わされていく。そう、女の美醜は女が決めるから――。恋に堕ちる愚かさと、恋から拒絶される屈辱感を、息苦しいまでに突きつける。醜さゆえ、美しさゆえの劣等感をあぶり出した、鬼気迫る書下し長編。
0投稿日: 2024.05.26
powered by ブクログ面白かった、一気に読み切った。 同じ時間軸を恋と友情の視点から描いた2部作だけど、作品を2つ読んだかなような重みだった。 「君さ、誰にも愛されたことがないんでしょ」 茂実が留利絵に放った言葉は残酷で最低で辛く、でもたしかに愛を知らないからこそ盲目的に執着してしまう気もするので、一理あるのかなあと感じてしまった。 でもたしかに蘭花は留利絵のことを友達として大切に思っていたはずで、友情であれ向けられた愛に対する結末がラストのものというのはなんともやり切れないなあ。 友情ってこんなにもドロドロするんだと、恋パートより一層恐怖に感じた。
0投稿日: 2024.05.25
powered by ブクログやはり依存をすると視野が狭くなり、その目の前の出来事しか考えられなくなるなあと少し怖く感じた。 瑠璃絵とは対照的に、美波は社交性のある客観的に周りを見れている人であり、あとがきにもあったように彼女は美波のことにも執着していたように感じる。これもまた一種の依存というのだろうか。 クライマックスの衝撃が強くて、辻村さんの作品の中で一番好きかもしれない。
1投稿日: 2024.05.22
powered by ブクログ辻村深月さんはどうして誰も書いてこなかった感情をここまで上手く表現できるのでしょうか….. ドロドロとした感情が絶妙でした。 かなりダークだとは思いますが、比較的コンパクトな作品で読みやすいです。
0投稿日: 2024.05.18
powered by ブクログ「恋」パートでは、蘭花の茂実への猟奇的な愛が描かれていた。彼がどんなに堕落していっても、どんなに搾取されても、彼を愛さずにはいられない。ここまで人を狂ったように愛せるなんて、すごいと思った。私は、こんなにも恋に溺れたことがない。 「友情」パートでは、留利絵の蘭花への執着が描かれていた。「蘭花の【親友】は私でなければならない」という、依存めいた剥き出しの感情に震える思いがした。 美しい容貌や指揮者としての才能。茂実の内面以上に、彼のそういった素質のようなものが蘭花を捉えて離さなかった。 留利絵は、美波のように派手で遊んでいるような子ではなく、美しくて元宝塚女優で、聡明で、品があって・・・そのような女性を自らの親友として選んだ。 人間は、自分の力では手に入れることのできない「理想像」みたいなものを、他人に求めるのではないだろうか。 そういった人間らしい欲望を顕著に描き出したのが本作なのではないかと思った。
0投稿日: 2024.05.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
恋と友情のドロドロ物語。 恋は盲目のフレーズは良く耳にするが、友情にも盲目があてはまるんや でも案外女子にはある事なのかも。 小学校の頃経験した 女子特有のなんと言うか 連帯感? 言葉にするのは難しい謎の絆のような 『裏切り者』と言わる様な事を私はしただろうか… あの子の心理を今更ながら考えた 『一番の親友』と思っているけど、どう思っているの あなたの為にこんな事してあげたから、あなたはこうあるべき みたいな 幼く未熟で酷くドロついてた 友情は少し苦手 またいつか読み返したい
6投稿日: 2024.05.14
powered by ブクログ女性作家による恋する女性と友情に溺れる女性の盲目的な主観を発揮してるいい作品。 ミステリー要素もあり、一つの事象に対してそれぞれの感情が繊細に描かれていてとても好きだった。 一つ惜しいのは帯が大どんでん返しを推していたところ。 この本の良さはそこじゃない‥と思ってしまった。
8投稿日: 2024.05.13
powered by ブクログ気持ちが悪くて、面白い作品。 続きが気になってあっという間に読み終わった。 盲目的になるというのは怖いなと、シンプルにそう思いました。
3投稿日: 2024.05.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
あまりにも良い。辻村深月小説で1番好きかも。 単行本の表紙かわいい。 タイトルのまま盲目的な恋と盲目的な友情の話。どこにでもありそうな話だからこそ苦しい。同じ軸、同じ時間の話だから最後になるにつれ事実関係がだんだんわかってくるのがおもしろい。
2投稿日: 2024.05.12
powered by ブクログ愛情と友情が交錯した物語。二人の間に起こった出来事をそれぞれの視点と思考で語っていくのは辻村さんらしく、引き出しの多さに驚かされる。小説としてはとても面白いのだが、こんな友情の形が現実ににあるのか、自分にはちょっとわからなかった。
0投稿日: 2024.05.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この作品は文字通り盲目的な愛と友情について書かれた本です。誰かを愛することはとても重要だけど、それは対象が複数であればのことで、ただ1人だけで絞ってしまったら身を滅ぼすだけになってしまうと感じた。誰かの憧れだった存在も1人に嫌われてしまえば誰からも醜い対象と描かれたり自分の見にくかったことを隠すために、自分自身に嘘を続けいどぅことについて客観的に見てみた。怖いと思った。どんでん返しとして書かれているけれど期待するほど、逆転が起こるわけでもなく、単純に一つの愛の話として読んだ方が面白かっただけに帯文が少し残念だなと思った。
0投稿日: 2024.05.06
powered by ブクログ「恋に盲目」になるのはわかるけど、「友情に盲目」って?! そういうことかーーー!と読めば読むほどダークになってしまった。そして最後はほぉーーーーーと点を仰ぎました。 山本文緒さんの解説がとてもよかった。
1投稿日: 2024.05.04
powered by ブクログ蘭花の盲目的な恋には共感できる部分も多いが、留利絵の盲目的な友情にはなかなか共感が難しかった。 とにかく茂実のことが嫌いになった。
0投稿日: 2024.05.04
powered by ブクログ1人の男との恋愛に溺れる主人公「蘭花」と、蘭花に執着する女友達の「留利絵」、その2人の目線からのお話。 「盲目的な恋」はなんとなく想像がつく感じに対して、「盲目的な友情」は衝撃的で、留利絵の拗らせた思いと欲求がただひたすらに恐ろしかった。 同じ出来事を各々の目線で語った時に、2人の感覚のズレや温度差がはっきりと分かる感じが恐ろしくも面白かった。 ラストには「え…っ」となるような結末が待っている、完全なるイヤミス。 ミステリー系はあまり好きじゃないかもって思っていたけど、これは面白かった。
13投稿日: 2024.04.27
powered by ブクログアッチがわとコッチがわの話。恩着せがましいとことかドロドロとかがヘビーで、手の中の本が重くなってくる。でも最後が知りたかったのも確かで、途中で積読にしなくて良かった〜
2投稿日: 2024.04.25
powered by ブクログ蘭花にとっては、留利絵にとっては、美波にとっては、、視点の違いや温度差がおもしろかった、ストーリーも面白かった
1投稿日: 2024.04.25
powered by ブクログ辻村深月さん、あまりにも人間の触れられたくない、けどどこか思い当たる節のあるどろっとした深層心情を書くことが上手すぎる、、。 留利絵は常軌を逸してしまったが、少なからず誰にもあると思う心情であるし、他人事ではないなと。 高校時代の親友が、同じ高校の別の友達と遊んでいると、自分と一緒にいる時より楽しいかな、、、と不安になった時の気持ちを思い出した。
10投稿日: 2024.04.23
powered by ブクログ面白かったー! さすが大好きな辻村深月さん。どんでん返しどころではない!って帯に書いてあったけど、それを読んでしまったからかそこまで…とは思ったけどでも面白かったー!
0投稿日: 2024.04.20
powered by ブクログ女性なら分かるんだけど分かると言いたくない恋と友情へのドロリとした思いを、突き放した辻村節で見せつけられ読まされる 特に後半留理恵パートの友情は狂おしいほど 恋のように燃え上がる瞬間が起きることは少ないけど、その分情念は濃く表に出る機会を伺っている友情を胸に押さえ女同士の付き合いは続く
0投稿日: 2024.04.20
