Reader Store
盲目的な恋と友情(新潮文庫)
盲目的な恋と友情(新潮文庫)
辻村深月/新潮社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

724件)
3.9
159
307
178
20
1
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    表紙の絵の美しさに惹かれて読んだが、内容は人間のドロドロとした感情を描いていた。 視点が途中で変わることで、同じセリフでも2人の気持ちに違いがあることをより感じ悪事が出来た。 「どうして、いつの日も、友情は恋愛より軽いものだというふうに扱われるのだろうか」というセリフが、るりえちゃんを表していると思う。蘭花の隣にずっといたい、親友になりたいという異常なまでの執念を感じた。 盲目的な友情とは何かを考えさせられた。

    1
    投稿日: 2025.08.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前半と後半でガラッと変わる印象が楽しかった。 どちらも、盲目的で視野の狭い、リアルな内容で夢中で読みました。 楽しかった……

    2
    投稿日: 2025.08.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人が持っているドロドロした部分をよくここまで精巧に書き出せるな…。 さすが辻村さんと思う作品でした。 恋と友情に盲目な主人公たちに胸焼け気味でしたが、最後の山本文緒さんの解説が薬のように効き読後感を和らげてくれました。

    2
    投稿日: 2025.08.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    盲目的なところ、女の子のどろどろとした感覚、るりえちゃんの容姿コンプレックスとか それの延長線上にある感情とか、すべてにゾワゾワとした、そしてわたしもそれに近い何かを自分の中に秘めているような気がして震えた

    2
    投稿日: 2025.08.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    好きそう!と思ってKindleで購入 読み始めてすぐ、読んだことあるな、、? ちゃんと文庫本でも買ってた 読んだ本はすぐここへ記録 再読 恋も友情も適切な距離が大切

    1
    投稿日: 2025.08.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    snsで話題になっていて気になっていましたが、実際に知り合いにも面白いよと言われたので手に取り、一気読みしてしまいました! 私自身恋人よりも友人に対しての執着が強い自覚があるので、想像を超えた執念に驚きつつも後半の章の方がどちらかというと共感できました。山本さんの解説込みで面白く、蘭花や美波にとっては親友は複数枠だけど留利絵にとってはたった1人という部分は特にしっくりきました。解説で挙げられていた作品もぜひ読んでみたいです!

    5
    投稿日: 2025.08.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    おすすめされて読んだ。 まさに盲目的な恋と友情。恋と友情の違いは何か。相手が異性かどうか?私には2章のルリエは蘭花に恋をしているようにも思えた。 恋はもしかしたら一方的な気持ち。友情は共に手を握れているってことなのかな…恋は不安定な印象だけど、友情は(ある程度)ゆるぎないようにも思う。 登場人物全員にあんまり共感できないまま終わってしまった。いや、逆に共感できすぎたのかもしれない。どの展開も驚きがなくて、あぁ人間ってこういう行動とるよね、みたいな。”盲目的”というからには気持ち悪いと思うくらいまで行き切って欲しかったなというのが正直な感想

    3
    投稿日: 2025.08.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    うわぁ、この小説は嫌だ。 嫌いじゃなくてイヤ。 誰しも持ち合わせている感情だろうし、一部共感できるところはあるけれど。1人の相手に依存してのめり込んでいくのは身の破滅を招く。 ヒグチユウコさんの美しいカバーイラストがこの本の雰囲気にぴったりです。

    4
    投稿日: 2025.08.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    辻村深月さんは女性の闇を書くのが上手。この作品は傲慢と善良とは少し違った女性の闇の部分が描かれていて、めちゃめちゃ面白かったし怖かった。ページ数も読みやすい程度で、本があまり得意ではなくてもさらっと読み切れた。

    2
    投稿日: 2025.08.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ここ一年は読みたいと思って手にした本すら結局読む気になれなかったのにこの本は進んで読むことができた、冒頭はいつも時間がかかるのにあっという間に読み終わった。でも読み進めれば読み進めるほど期待が打ち砕かれていった。んー 圧倒されたけどきつい

    1
    投稿日: 2025.08.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一言では言い表しにくい物語な印象を受けつつ読了 作中、この物語の鍵を握るるりえの「女の敵は女だ」の考え方は「たしかにそうかもな」と納得せざるを得なかった。 "恋"と"友情"二手に分かれるどちらも執着をテーマに描かれていて、読み進めるうちにどんどん面白く感じたなぁ。 好きという感情はなぜ有利にことを運ぶのか。 なぜ、友情を後回しにできるのか。 やはり人は自分が経験していないものに対して、何も理解することは出来ないししようともしないのだろうな。 るりえの"選ばれた人間"でありたいという執着心はおそらく自分で自分のことを認めてあげれなかった幼少期からきてるんだろうなぁとも思った。 やっぱり執着心は怖いし人間をダメにするんだなとまたひとつ学んだ!

    1
    投稿日: 2025.08.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とても浅はかですが、読み終えた時、「盲目的な恋と友情だ…………!!!!!」と思いました 誰かの一番でいたいみたいな、こっちばっかり好きなんじゃないかみたいな思いとかもちょっとわかってしまうのが辛かった〜〜かといってそういう人を自分とは違うみたいな目で見てしまう空気もめちゃくちゃわかるんだ 盲目的な恋と友情〜〜〜〜

    1
    投稿日: 2025.08.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    やっぱりなんだかんだでハッピーエンドが好きなので読後感はそこまで良くないけど、読んでる時続きを早く読みたい気持ちすごく強かった。まさかそういうラストになるとは思わなくて、ドキドキしたけど、そのどんでん返しが第一に置かれる物語ではないと思う。文庫の帯もTwitterでもそれをとにかく主張しているけど。 色々考えさせられることいっぱいあるのにまとまらないからまた描きたい

    2
    投稿日: 2025.07.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    そんな境地にまで…という感想。美波みたいに程よく人生の節目を楽しみつつ誰にも執着せずに生きる側の人間になりたい思う私は留利絵に真っ先に軽蔑される存在かも。結婚式の友人スピーチに選ばれることへの周囲へのマウント心というか、誇らしい気持ちは共感できる。

    9
    投稿日: 2025.07.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    グロいなぁ。 ドロドロ。 私は、この物語にでてくる鈍感な俗っぽい、いわゆる女子大生の美波(テキトーで割と要領いい)に近いからこそ、世の中にはここまで執着してる人?歪んでる人がいて、その的になるのかなと不安になった。 誰からも好かれようなんて難しいんだなと思った。 綺麗で綺麗ででも、恋愛経験が疎く、星近に執着する振り回され不幸な恋愛をする蘭花は、確かに傷の舐め合い的には、容姿をコンプレックスに思う瑠璃絵と相性が良かったのかもしれない。瑠璃絵の、蘭花のためならなんでもできるというような自己犠牲的な歪んだ友情(殺人を助ける)は、実は蘭花のためでもなんでもなく、明らかに自分の欲ため(憧れの的に近い大好きな蘭花の近くにいれてること、その「親友」でありたいと固執する欲)だろうと思った。 瑠璃絵も、自分が異性に選ばれない恐怖から目を背けるために、恋愛に興味ないふりをしてただけなのかなと思うし、だからこそ、蘭花の元カレ(一番初めに付き合った子)と浮気まがいなことして高揚してたのかなと思う。 瑠璃絵の、「なぜ友情は恋愛よりこんなにも蔑ろにされるのだろう」というセリフは少し刺さるものがある。わたしも女友達に彼氏ができるのが寂しい。 もっともっと友達大事にしてよ、、わたしは彼氏も大事にするけど友達も大事。。 辻村みつきさんなんでこんなリアルな恋愛?描けるの?何を経験してきた?恐ろしい

    1
    投稿日: 2025.07.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とにかくおもしろかった 「盲目的な恋と友情」っていうタイトルが本当にぴったり。恋に恋してる蘭花も、留利絵のコンプレックスによる歪みも、他人事ではないというか、1歩間違えれば自分もそうなるのかなっていう気味悪さがあった。 でも留利絵のほうが圧倒的に狂ってるね。恋人でもない友達にどうしてそんなに執着できるのか…と思ってしまった自分は、やっぱり友情より恋人を選ぶのだろう

    2
    投稿日: 2025.07.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    恋人は一人だけど友達は何人作っても咎められなくて、でも自分にとって一番の友達を決めてしまうとその気持ちが一方通行だった時に苦しくなるんだよな。 恋愛絡みではなかったけど同じサークル内の人間関係のゴタゴタとかわかるな〜と思いながら読んだ。美波から留利絵に話しかけたのに無視された〜のくだりのとこ、あるあるすぎて笑ってしまった。当事者同士に挟まれて似たような瞬間に立ち会ったことある。リアルだ…… 美波、留利絵にあんなに思われるほど悪いことしたか?普通にいい子なんだけどな… 留利絵は父親とクソルッキズムどものせいで人生歪んじゃった感じがして悲しい 友達はたくさん作って一人に依存しすぎない方がよいのだなと思いました。 最後のどんでん返しみたいなやつ、帯で煽ったわりに大した仕掛けに感じなかったのでミステリー要素は別にいらなかったな。女の激重感情を楽しむお話として消費した。 ダーク辻村深月好きだな。

    4
    投稿日: 2025.07.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    辻村深月さんの作品はどれも大好きだけれどこれだけは、他とは全然違ういい意味でいつもの辻村さんじゃなかった。主人公の盲目な愛が美しく描かれていて女性は特に共感できる人も多いと思う。個人的には親友がずっと気持ち悪くて途中何度か読むのをやめようとも思いましたがなんとか読み切りました。やっぱり表現は辻村さんらしく美しいけどここまで卑屈な親友の思考はどうしても最後まで共感はできなかった。

    2
    投稿日: 2025.07.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あらすじを読んで胸焼けがしたのでなかなか読めずにいた本。この頃読んだ本は同じようなムードが続いていたので流れを変えたくて読んでみた。 読みやすい文体だし展開にも波があってサクッと読めた。『傲慢と善良』『噛み合わない会話と、ある過去について』に続いて3冊目の辻村深月さん。コンプレックスを正当化させるための認識の歪みとか、視野が狭く盲目的になりすぎて追い詰められていくところとか、人間らしい感情がありありと描かれていて新鮮に感じる。わかりやすい作品。

    2
    投稿日: 2025.07.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    辻村深月さん作品2作目だった。 心理描写はさすがだと思ったけど、ストーリーはあまり好みではなかったかな。

    2
    投稿日: 2025.07.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    【いつまでも、その頃の甘い思いに浸っていたい、ここに縋り付いていれば大丈夫、と人の心を蝕む甘美な思い出】 恋愛に溺れ、泥沼にハマっていく様を当事者である蘭花とその“親友”である留利絵、双方の視点から描かれた秀作。選ばれる側である自尊心が高い蘭花と選ばれない側である卑屈な留利絵。一見異なる2人に見えるが、傲慢で独善的である点においては似た者同士に見える。“親友”アピールにおける一種の気持ち悪さがありがちな設定で巧みに言語化されているので、特に女性は共感する人もいるのでは。女性同士の微妙な空気感の表現が秀逸。

    31
    投稿日: 2025.07.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドロドロとした人間関係は、しばしば恋愛で見られますが、本作では友情でそういったものが描かれていました。 「え、一番の友達なのに…」という執着した友情はわからなくもないですが…。

    18
    投稿日: 2025.07.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    経験していたかもしれない未来な気がした。あと瑠璃絵の気持ちはわかった、他の女の子と一線を引かれるような。

    2
    投稿日: 2025.07.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ☆4.5 ほんとにタイトル通りや 恋は盲目とはその通りで恋してる相手の悪いところは見えないっていうのはよくあると思うけど… 相談する時も自分のことしか考えてないし、相手がどう思うかもなんにも考えてない。ただ自分がこんな気持ちになった!、好き!、可哀想…っていうのを相手にぶつけてるだけ それを友情の面からみたとき、こんなにも捉え方が違って寂しい人がいるんや〜ってなった いき過ぎた友情もまた周りが見えなくなるんやね

    2
    投稿日: 2025.07.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    高校生ぶりに読んだが、色々な経験を経た今だからこそ蘭花の気持ちがすこーし理解できて面白かった。友達への執着だけはいくつになっても分からないんだろうな〜。

    2
    投稿日: 2025.06.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    常温の牛乳みたいな本 読んでる途中も読んだ後も気持ち悪い。胃のムカつきや船酔いとはまた違う。平坦な道をまっすぐ走っているつもりが並行を保てないような。 幾つになっても人間は、特別に弱い。 久しぶりに辻村美月の文字の羅列に触れ、浸けられて間もない梅のように目眩を起こした。 私も誰かに謝られたいから、自分が謙る言葉ばかり口を衝くのかもしれない。 会いに行ってもいい?の返事は、私が行く。 私の前で綺麗に髪を整え髭を剃る努力がおざなりにされ始めていてさえ、私を魅了し続けていた。共感を超えて屈辱。二人という関係に対し、努力を怠られる。その違和感は後から大きくなって振りかぶってくるのに、結局気づいてないふりをし続けてしまう。 スカッとなんてしないのに幾度となく辻村深月の本を手に取り、短時間で読み干してしまう。簡単に入ってくる文章でなく、予測を立てながら脳を動かす必要があるのに何故か囚われたように手を離せない。読みたい本はいくらでもある。その中でふとした瞬間に辻村深月の文章を渇望する原因を探すためにたびたび手に取るのかもしれない。

    3
    投稿日: 2025.06.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    辻村深月の作品は考えさせられる。恋と友情、、 美人で社交的な蘭花と、見た目にコンプレックスを抱えて人間関係に恐怖を感じる瑠璃絵。確かに恋と友情は恋のほうが優先されるイメージはあるが、恋を優先させてあげるのが友情なんじゃないか?幸せの定義は難しいが、その人に家庭ができて円満な生活を送ってほしい、と願えば、目先の判断は恋を優先するのが普通な気がする。つまるところ、瑠璃絵の友情は友情ではなく歪んだ自己防衛のための優しさまがいの自己満足だった。

    1
    投稿日: 2025.06.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    結末が気になって一気読みしてしまった 蘭花は星近からもるりえからも摂取されてるようにみえてなんだかかわいそうに感じてしまった

    3
    投稿日: 2025.06.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この話は恋と友情の2つの章に分かれていて、それぞれ違う人物の目線から同じ時系列をたどっていっています。恋のパートも友情のパートも共感できない部分が多かったけどなぜか読めちゃう。共感できないけど気持ちはわかるなって思えました。人間のこうゆう部分あるよねっていう大抵の人が少しだけ心当たりのあるような部分の描き方がすごくリアルで、だからこそ辻村さんの作品は刺さるなと思いました。

    2
    投稿日: 2025.06.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    面白くてあっという間に読み終わりました。 蘭花のパートでは茂美ばかり。そして留利絵のパートでは主に蘭花。それをよむだけでも盲目的なのがとてもよく分かります。 蘭花にとっては、留利絵も美波も友人の1人に過ぎず、1番は茂美。 友情と恋、どちらが上かと考えたことも無かった。それでも、恋人の人数は気になるのに、友人の人数は気にならない、、恋が上手くいけば友情を疎かにしていた節はあったかもなと…無意識に傷つけていたことがあったのかもと考えさせられました。 辻村深月さんの作品は数冊読みましたが、ここまでダークな物は初めてだったかもしれません。 そのダークさが新しくて良かったです。 他の方も書いていましたが、解説にあった「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」も読んでみたくなりました。

    8
    投稿日: 2025.06.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白くて買ったその日に読み切りました 盲目的な恋、そして友情だと思っていたのですが盲目的な恋、そして盲目的な友情、でラストでは狂気すら感じました 最初は斜に構えた厭世観を持つ女の子が恋に溺れていく話かと思いきや、相補的に絡み合った人間関係全体が泥沼にハマっていく感じでした いつかまた読み返したいですね 後書きにゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。が何度か登場していたのでまたそちらも読み返したいですね

    1
    投稿日: 2025.06.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    "盲目的な恋”と"盲目的な友情"のニつの物語。 「恋」の物語は、このパートのヒロイン・蘭花の一人称視点で語れられる。物語の入り口は、蘭花の結婚式を挙げようする最中、かつての恋人の死によってこの日を迎えることが出来た、亡くなった元彼の茂美を思い出すところから始まる。元宝塚団員の母をもつ一瀬蘭花は、美貌に無自覚であり、恋もまだ知らなかった。だが、大学のオケの指揮者と迎えられた茂美星近と付き合ったことで、彼女の人生は一変する。茂美との恋愛に溺れる蘭花であったが、菜々子という中年の女性の登場によって知った茂美の裏切り。五年間の激しい恋に突如訪れた終焉。 「友情」の物語は、もう一人のヒロイン・留里利絵の一人称視点で語れらる。蘭花とは対照的で、昔から姉と比べてられてきて、コンプレックスを抱えている傘沼留利絵の目から見たその歳月。また、そこから分かる別の真実…。 "恋"と"友情"の盲目によって迎える衝撃な結末。 男女と女友達の"執着","依存"によって、客観視ができなくなる危険な状態も思い知らされる。

    0
    投稿日: 2025.06.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ほかの辻村深月作品に比べ、ダークな作品だった。読み終わって、タイトルの通りだと思った。 盲目的な恋、は言葉にせずともよく見たり読んだりすることが出来る。一方で盲目的な友情は聞きなじみがない。だが確かに、この作品に書かれていたのは盲目的な友情だった。おそろしや。

    0
    投稿日: 2025.06.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    気づいたら親友を重ねながら読んでいた。そして瑠璃絵に共感し、虚しくなった。特に「誰からも執着されたことがないからそんなに他人に尽くしてしまうのでは」という言葉がとても刺さった。その通りだなと思う。自分にコンプレックスがあるからこそ、その対照にいる他者から評価されることで自分自身に価値を見出そうとしてしまう。自分にもそういうところがあるなと思い反省するとともに、誰にも執着しない生き方って難しいなと思った。

    2
    投稿日: 2025.05.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルのとおり、茂実に恋する蘭花と同じくらい、留利恵も蘭花に盲目的になっていた。 一般的に女友達は恋を超えられないけど、特異的に留利恵と蘭花は強い結びつきによってそれを可能にしたような気がする。 最悪のバッドエンドだけど、留利恵ただ一人にとっては、究極のハッピーエンドだったのかも。

    1
    投稿日: 2025.05.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    うっかり小学生の頃に読んでしまい色々衝撃的だった思い出……。 もう一度読んだら感想も変わるだろうな。自分は留利絵のことけっこう好きです。友達になりたくはないけれど。

    1
    投稿日: 2025.05.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「菜々子さんと会わないで」 「会ってないって言ってるだろ」 意味があるのかないのかわからない言葉を繰り返しながら、 彼から「蘭花」と呼ばれるのが好きだった。 慣れても慣れても、 茂実に抱かれるのは気持ちよかった。 彼は相変わらず、私を、 潰すように手を抜かず、抱いた。

    0
    投稿日: 2025.05.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    こんなにも人のことを狂うほど好きになる気持ちが懐かしい。 苦しい思いをしても、どんなに泣いても、好き、一緒にいたいと思ってしまう恋。 周りの人に『別れたほうがいい』『もっと他に良い人がいるよ』と、どれだけ言われても離れられない恋。 「あんな恋は、もう二度とできない」と思う蘭花の気持ちが痛いくらいにわかった。 友情の方も怖かった。 2025.5.14 読了

    4
    投稿日: 2025.05.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2025/05/13 蘭花パート読んでるとき、友情パートは誰やろって思ってた。ぐらい影が薄かった。解説がふわふわしてたところを綺麗に文字にしてくれた感じがある。最後凄すぎるやろ。 p212 どうしてその話を私がしらないの? →トレーナーに襲われそうになった人に自分やったら起こらへんかったかもねって言ったり、いらん一言言う人やな。泣いている蘭花よりも、茂実と蘭花が付き合ってる事実を自分が知らないことを言ってしまう。 p218 どうして、いつの日も、友情は恋愛よりも軽いものだと言うふうに扱われるのだろうか。何人と付き合ったか、が話題になることはあっても、何人の友達がいるか、そのうちの何人から真に心を開かれ、分かり合えているかが語られることはない。 恋はいつ終わるとも知れない軽いものなのに、長く、ずっと続く友情の方は、話題になることが、ない。 →彼氏出来た途端、全てのイベントとか私より優先するし、会ったとしても彼氏の話題でるたび、全然お前より大切な人いますよって延々聞かされてる。ずっと仲良かったのにポッと出の男のほうが大事なのねって投稿にこの本読んでみてって書いてあって、遂にこの部分きた!ってなった。 p242 そうだ、蘭花といればいいのだ、と当たり前の事に気づく。蘭花と私が一緒に住んでいること、今も親友でいることをみんなに見せる、これは絶好のチャンスなのだと捉えると、少し楽しみにすら思えた。 →男が隣の女自慢するのと思考が一緒。他人を自分のアクセサリーにしてる p297 一緒に暮らしているのだから一番の親友であるとるりえは思う。だがそれでも蘭花にとっては、ただ一緒に暮らしているだけの女友達だ。るりえは蘭花に尽くし続けるが、彼女からは感謝されることはない。 →解説読んですごいスッキリした。たしかに蘭花は一緒に住んでるだけって思ってそうやし、るりえは選ばれたから一緒に住んでいるって思ってそう。

    2
    投稿日: 2025.05.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    すごく面白くて、一気に読んでしまいました。 題名がまさにその通りで、盲目的な恋とはこのことだなぁと思いました。 友情も結局は異性の前に負けることが多くて、留利絵の気持ちもわかる気がしました。 留利絵の友情は常に見返りを求めている点が最後まで満たされなかった原因なんだろうなぁと思うとなんとも言えない読後感がありました。

    1
    投稿日: 2025.05.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    留利絵の気持ちが痛いほどよくわかる。自分の親友との関係性について照らし合わせて考えてみた。 幼稚園の頃から友達であるM。高校大学は別の学校だが、いまだに定期的に会っている。家族ぐるみでも仲が良く、なんでも話せる仲であり、長い時間を共に過ごしてきたことからも1番の親友だと思っている。そんな彼女が、中学の同級生Hを親友と呼んだり、高校の友達であるAに振り回されながらも何度も絶縁と復縁を繰り返していることに引っ掛かることがある。 Hに関しては、小学生時代、陰口を言われたりいじめられたりしていたのに、中学になってから急に仲良くなったことから、都合のいいように利用されてるだけではないかと彼女たちが仲良くし始めた頃から思っていた。もちろん本人の前でそんなことは言えないが、幼い頃から彼女らを近くでをみてきた私からはそう見える。MがそんなHのことを親友だと呼んだ時には正直、ショックというか残念な気持ちになった。自分は幼稚園の時から一緒で、家族ぐるみで仲がいい。私以外に親友なんているのか、昔あなたをいじめていた人を親友と呼ぶのか、私と同じ関係値に置くのか、と。この本を読んで、自分が思っていた気持ちは自分だけが持っていたわけではないとわかって少しホッとした。留利絵も同じ気持ちだった。友情も恋愛も両思いかなんてわかんないし、友情に関しては複数の関係性を持つ。相手の自分以外との関係性に口出ししたり執着することは非常に危険であり、だがその一方で、やはり自分がどう思われているか、相手にとって自分はどういう立ち位置なのかというものは気になってしまうものだなと思った。

    1
    投稿日: 2025.05.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    まさにタイトル通りでした。 登場人物各々の執着心にゾッとし、ドロドロな展開に絶句しました。本当に面白すぎました。 個人的に留利絵の存在があまりにも恐怖でした。 が、すこし共感した点もあります。 "私は、同性愛者ではないが。男でないことを、口惜しく思った。何が違うのだろう。私がどれだけ、何を説いても、蘭香が茂美にその都度、引き戻されてしまう" 盲目的な恋愛をしている方の頭はお花畑なことが多いのでパートナーに傷つけられようが誰かに何かを言われようが響かないあのお手上げ感。友達としてとても無力に感じるあの時間。深く何度も頷きました。 そして、友達への嫉妬心。私にはわかりませんが、今まで友達へ嫉妬する友達を何度か目撃したことがあり、この本を読んで心理面を知れました。 辻村さんは本当に言語化するのがとてもお上手で臨場感がありますね。

    1
    投稿日: 2025.05.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    私はどちらかというと留利絵側だなと軽くだけど感情移入してしまった。 依存的で盲目的な、タイトル通りの人間関係で、割とヘビーだった。

    1
    投稿日: 2025.05.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    すごい…めっちゃ面白かった わたしも自分の友達に彼氏ができて友達が彼氏のことでいっぱいになると「わたしの方が一緒にいたのに」って思っちゃうのでルリエールになりうる恐れがあるのかな…

    0
    投稿日: 2025.05.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    辻村深月先生はどうしてこんなに人の気持ちを的確に言語化できるんだろう 初めて人を心から好きになって執着してしまう気持ちや嫉妬に身を焦がして周りも自分も見えなくなる気持ちが伝わるし、自分も似たような気持ちを恋人や友達に抱いたことがある 私も留利恵のような一面をもっている 誰でも程度はあれど盲目的になってしまうと周りが見えなくなる

    8
    投稿日: 2025.05.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    想像より面白かった! わかるーーーの共感ばっかりだったけど、友情は何にも変え難いから辺に固執することなく話したいことだけ話す、関わるほうがいいねーそしてそれを受け入れてくれる友達が欲しいし自分もなるべき

    0
    投稿日: 2025.04.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ミステリー要素もあるということでいろんな妄想をしながら読み進めることができた。タイトル通り、恋だけじゃなく、友情までも盲目的だった。

    1
    投稿日: 2025.04.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    読み終えて『自身の快楽と欲だよ』というフレーズが頭に残った。 欲が絡んで発起する人もいれば沈んでいく人もいる。 その違いは客観的に自分を見れているかの差なのかもしれない。 るりえも蘭花には指摘できるのだから知らなかったわけではないはずなのに、自身のコンプレックスから脱却したいという過剰なまでの欲に支配されて沈んでいった。 ただ、るりえのコンプレックスを免罪符にした同情を誘う行動も、表向きはだいたい我慢して心では納得できないことを募らせて見返りを求めたりする様も人間らしくて好きだった。

    2
    投稿日: 2025.04.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    非日常をリアルに感じられる小説は面白い 本作は主人公2人の感情や思考が痛々しいほどに描かれており、呆気にとられたり、共感したりしながら読めた。 帯のちゃぶ台返しは誇張広告。というか本作の良さはそこ(ミステリー的要素)じゃないと思うけど。とりあえずどんでん返しって言っとけばいいみたいな風潮はどうかと思う。

    1
    投稿日: 2025.04.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    最後の最後でどんでん返しくらった! 盲目的な恋も友情もどっちの視点もわかる! 二つからの視点で物語が描かれていて面白かった! 菜々子さんの茂美への執着に鳥肌が立った。 でも、1番はやっぱり美波がさっぱりしてて客観的で生きるのが1番上手そうだと思った。

    1
    投稿日: 2025.04.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    菜々子の茂実に対する思いと、留利絵が蘭花に対する思い(嫉妬心とか執着、寄生してる感じ)している事は違えど同じものを感じてゾッとした。 「傲慢と善良」を読んだ時も思ったけど、辻村深月さんは女同士のドロドロした関係とか感情、恋愛で女性が狂う感じを言語化するのが上手ですね。ミステリー要素もあって面白かった。

    0
    投稿日: 2025.04.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    恋編、友情編とそれぞれ主観の違う2編からなるストーリー。 前半なかなかページが進まなかったが、恋編後半から友情編末までは一気読み。 同じ事柄でも視点により全く意味が違っていたり、その構成にまず引き込まれました。 ラストはさすが辻村深月といわんばかりのどんでん返しもあり、客観視するこちらの感情もだいぶ振り回されました。 ワールドすごろくを抜け、ひさしぶりの辻村深月でしたが、また追って行こうと思える良作でした。

    1
    投稿日: 2025.04.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一気読みしてしまう勢いがあった。 解説の「なるほど、結婚式とは恋と友情のお披露目会だ。」というフレーズが、すごく結婚式の的を得ている気がして、なるほどなあと思った。

    1
    投稿日: 2025.03.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    私は盲目的な恋の気持ちも分かるし 盲目的な友情の気持ちも分かる気がする ものすごぐ好きな人ができると、長年の親友の話なんて耳に入らなくなってしまうし、 長年の親友か悪い男に振り回されてるのを見ると、どうしてこんなに貴方のことを理解していて、こんなに優しくしている私の話は理解してくれないの??と思う この話はまさにそれを表していて 共感する所がたくさんあった それでも留利絵の存在はあまりに恐怖だし 星近よりも蘭花に寄生している 最後の結末は本当に恐怖で 蘭花が星近を殺したということよりも 留利絵か携帯を警察に送っていることがものすごく怖かった 綺麗な姉と比べられる育ち方が違ったら また違う未来もあったのかなと考えてしまう

    1
    投稿日: 2025.03.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やっぱり辻村深月の一人一人の感情の描写は自分の考え方に似ていて気持ちよくて好きだ 愛される側の人間と愛されない側の人間の対比が見ていて苦しい 容姿端麗な主人公や茂実は無条件に人に愛され、容姿に恵まれなかった留利絵とだと性格に相当な違いが生じてしまう そんな留利絵は1度信頼をおけると分かるととても執着してしまい、この人は合わないと1度思うと(美波) 絶対に距離を縮めることが出来ない 主人公である蘭花がどんどんダメになっていく茂実に沼っていくのがリアルだった 純粋だった蘭花が他の人を見下しながら茂実と共に堕ちていく姿は見苦しかった

    2
    投稿日: 2025.03.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    恋と友情、それぞれ別の観点から見ると違った景色が見えてくるという感じの小節。こころは動かされるが少し物足りない感じがした

    1
    投稿日: 2025.03.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    表し方は違えど、恋と友情という感情に溺れる登場人物たち。側から見ればなぜその人じゃなければならないといけないのか、土台理解し難い。ただそれほどまでに恋や友情という感情は厄介にできているのを痛感した。 最後のどんでん返しや、波乱も好きな類だった

    2
    投稿日: 2025.03.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    薄めの文庫なので、どんな話かな?ただの恋愛ものか…と期待してなかったけど、読み始めたら止まらなかった。 2部構成になっており、同じ時間軸を主人公の視点を変えてみていくストーリー。 1 盲目的な恋⇒(蘭花視点) 2 盲目的な友情⇒(留利絵視点) 盲目的な恋は20代の恋愛らしく、ジェットコースターのような怒涛の展開で引き付けられていく。 盲目的な友情ではコンプレックスをもつ留利絵の依存とも言える友情がただ恐ろしい。こんなにも共感性が欠けている人間につきまとわれたら怖いな。 どろどろ展開なので、普通の恋愛小説が好きな人には辛いかも。 装丁のヒグチユウコさん、文庫解説の山本文緒さん、含めて読めて良かった。

    20
    投稿日: 2025.03.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    蘭花と茂実星近との盲目的な恋、留利絵と蘭花との盲目的な友情。どちらも人間経験が少ないことからきており、他人との関係をうまく築く事ができず、一つの思い込みにつきすすんでしまう。美波は留利絵の立場からはひどい仕打ちをしているように書かれているが、一番バランスのとれた子なんだなと思う。 最後には考えてもいなかった結末で、最後にこういう結末になるんだと納得感はあった。 それまでの経緯がなかなか感情が入らず読み進みにくい(さすが辻村深月、どんどん読めるのだけど)。

    0
    投稿日: 2025.03.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    間を空けず一気に読了。面白かった! 恋と、友情パートの主人公2人にはとてもイライラさせられた。ただ判ることは、2人とは絶対に友達にはなれない。  蘭花の盲目的な所はどうしても理解できないし、したいとは思わない。一緒にいて話を聞く事は全然できるけれど、それ以上深く関わる事はあまりしたくないタイプ。だから感想も少ない。  留利絵のネガティブな所は話を聞くたびにまたその話ー?となって友達だったらうんざりしそう。留利絵の起こったことや、された事に対する執着?は逆に関心させられるほど。美波とのこととか、「誰もそんなん気にしてないだろ!?」と思ってしまうようなことを何年もズルズル引き摺っていてとにかくイライラした。辻村先生の力をここで更に感じた。解説の「嘘は鎧である」という内容に確かに自分には理解できない領域だと納得。  美波は性格が似ている部分があったのでとても好感を持った。美波とは友達になりたい。多分私は、トイレだったりどこかしらで美波とヒソヒソ愚痴だったり話をしているタイプの立ち位置の人間。 解説の「結婚式とは恋と友情のお披露目会だ。」は共感しすぎるほど共感。結婚式なぞは相手の交友関係などもお互いに見えるし、両方の友達にも見られるから身内だけの式で良いとつくづく感じた。 悪い気分になったがこれもこの作品の魅力であり、惹き込まれる作品を生み出してくださる辻村先生に感謝。

    0
    投稿日: 2025.03.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    辻村深月が好きで色んな話を読んできたと思うが、恋愛ものでここまで細かく描写が書かれている作品はあまりなかったと思う。 今までの作品と少し違う気がする。 "愛されること" 男から愛されることは、女友達とはまた違う。 愛されて感情を得ることができた蘭花。 でもその嵐から抜け出せない。 "選ばれること" 留利絵のどこまでコンプレックスで、1番になりたくて、 どうしてそこまで自分を卑下して考えているのか理解ができない。そういうところが性格を歪ませてしまったのか。 少なくても友人関係で思ったことある感情もあるが…あまりにも執着していて…理解の範疇を越えて… 最後の留利絵の選択が怖すぎる。

    0
    投稿日: 2025.03.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    1章目が盲目的な恋のお話。地位も名誉もある彼に選ばれ、特別な扱いを彼や周りの人にもされることで自己承認欲求も満たされる。"はじめての恋"に相応しい人。そんな彼の愚行によりどんどん共依存していってしまうのは、恋愛で他人が生きがいになったことのある私に他人事ではないように感じた。 2章目が友人の瑠利絵ちゃん視点。タイトル通りにいけば1章目が"盲目的な恋"2章目が"友情"の話だと思っていた。驚いた。まさか友情も盲目的だったとは。自分のコンプレックスに悩まされる瑠利絵が自分を肯定するために他人にも自分にも嘘をつく。そしてそれがあたかも事実のように脳内変換される。 すごく可哀想で痛々しい人間に見えるが、現代社会でこの思いを持たずに生きている人間は少ないと思う。ラストにかけて瑠利絵の蘭花への執着心が自分のためのものでしかない事に恐怖を感じていく。蘭花は自分を肯定するためのものにすぎない。存在価値を他人に見出す瑠利絵がコンプレックスも相まって愛おしくも感じる。 2人の異常過ぎる承認欲求を私も持っている。 重たい内容だが、ページを捲る手を止めなかったのは展開の面白さはもちろん、共感できる部分があったからだとも思う。 刺激的な小説で面白かったが、読点が多く読んでいる最中かな〜り気になってしまったので星は3。

    1
    投稿日: 2025.03.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前半は苦しい恋愛に溺れる、美人な蘭華のstory。後半はそれを支えた親友瑠璃えの歪んだ友情story。違う視点でみる同じstoryに怖さと関心。恋愛にしても友情にしても執着してはいけないなぁ〜と。

    8
    投稿日: 2025.03.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    女の嫌な部分、男の嫌な部分、劣等感、承認欲求、依存、、、その他諸々ぜーんぶ詰め合わせの読むのに体力が必要な本 色々な人に感情移入して疲れたストーリーはおもしろいけど恋愛怖くなる^^

    1
    投稿日: 2025.03.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    女の人同士って本当にこういうのがあるよね、と共感できる部分もありつつ、私は留利絵に対して違和感をもってしまった。 とても気持ち悪い、と思ってしまった。自分の中に、現実を歪めて憎しみや恨みをもつ人に対して、とてつもない拒否感・嫌悪感があるのに気づいた。たぶん働いてた時の私自身のトラウマでもある。そういう人から向けられた恨みの目が怖い。自意識過剰で、全部自分中心に物事を歪める。自分を卑下しすぎるネガティブを全面に出しすぎる人は一線を置きたくなる。そう思ってしまう自分が醜いのではないかと苦しくなる。最後の解説にあった「留利絵の嘘は鎧である。蘭花や美波のような女の子が決して受けない暴力から身を守るための、唯一の手段だったのだ。嘲笑されることもなく育った者には決して理解できない。」が図星だ。刺さった。なんの気持ちもわからなかった。 留利絵は、過去の四宮やそれをくすくす笑う女子たちから受けた消えることのない傷を抱えて生きている。だから現実を歪めて解釈して自分を守っている。そう考えると、留利絵は被害者ではあるのだけど… 留利絵が作中で嘆く、「なぜ友情は恋の二の次にされるのか」という問いについて初めて考えた。確かにそうだ。本当に恋に落ちたら彼氏が最優先になり友達付き合いが悪くなる。それは実体験でもよくわかる。留利絵のように恋より友情を大切にしている人は女の人の中には少ないような気がする。それが女の人同士でもうまく伝わらなかったから違和感をもたれ、美波に「同性愛者なの?」と聞かれていた。異性に対して、恋愛に対しての考え方が変わっているからと言って同性愛者だと考えるのもなるほど、多様性と言われる世間ならではだと思う。でも、美波はとてもフランクに客観的に物事を見ているいい人だと思った。 書きたいことがまっったくまとまっていないけれど、とりあえず言葉を並べる。 辻村深月さんの作品の中では短く展開も簡潔で読みやすかった。取り扱っている内容自体はとてつもなくダークで暗くて深いのだけど。

    0
    投稿日: 2025.03.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    恋愛小説だと思って読んでたらバリバリのホラーだった( ´ㅁ` ;) 友情の『私は、同性愛者ではないが。男でないことを、口惜しく思った。何が違うのだろう。私がどれだけ、何を説いても、蘭花が茂実にその都度、引き戻されてしまう。』ってとこがめちゃくちゃ共感した。 盲目的な恋に走っている人には何を言っても通じない無力感、すごく分かる。蘭花が留理絵に別れるよう説得されてたとき、この子は恋をしたことがないから分からないんだって切捨てて恋愛の相談を美波にするのが悲しかった。なのに、美波にやめた方がいいって言われたら何も言わずに肯定してくれるようになった留理絵の方に戻っていくところとか盲目的って言葉が当てはまりすぎててこわい。 恋は人を狂わせるってことを再認識できた、ことはもちろん、この本では友情も身を滅ぼす原因になるってことも書かれていた。留理絵が結婚のスピーチを任されて、もう自分は蘭花の一番の親友になれたと思ってるのに、まだ美波の一挙手一投足に神経を尖らせているのには本当に面白かった。蘭花は茂実から離れられても、結局は別の男と自分の身を去っていくことが分かったときの留理絵が本当に蘭花のためじゃなくて100自分の感情に任せた投げやりな行動をとったのも怖かった、最後に微笑んだの怖すぎる、サイコーだ 辻村深月さんのミステリー要素もあって読者の予想を二度三度上回ってくる展開、すごく好きだった。

    1
    投稿日: 2025.03.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本のタイトル通り、盲目的な恋と友情だった。恋愛に振り回される女と恋愛のような友情に振り回される女の話。殺人事件にも発展していく。茂美を殺したのは?恋愛も友情も良い事ばかりじゃないもんね。

    0
    投稿日: 2025.03.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最近読書を始めたからおすすめの本を紹介して欲しい、と友達に相談したら貸してくれた本。 ホラーだよと言って友達は貸してくれたけど、ホラーってどの辺?普通の恋愛小説じゃん…?って最初は思ってた。甘かった。笑 面白かった。どんどん引き込まれた。 自分もそうだったな、こんな感情になったことあるな、と。客観的に過去の自分を振り返る機会にもなったかもしれない。

    5
    投稿日: 2025.02.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ばーっと読んだけど辻村深月は丁寧に読まないと良さが伝わらないな。また時間あるときに考えながら読むべき。

    1
    投稿日: 2025.02.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドロドロの人間関係と共依存は、読んでいてしんどくなった。自分が渦中にいるわけではないのに息苦しくさせる、作者の表現力が素晴らしい。 オチについては正直なんとなく予想がついてしまった。しかし、衝撃を受け余韻に浸る間もなく物語が終わるという、あまり他にない読後感がクセになる。

    0
    投稿日: 2025.02.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    一章では心から惹かれる恋愛をして、その好きな人に溺れていく描写に錯覚を覚える。二章では、容姿コンプレックスがるりえの人格形成に大きく携わっていることがわかる。特に女の子は中高時代に自身の容姿コンプレックスを目の前に突きつけられた経験があるのではないだろうか?私はあったため、るりえの言う「言葉のDV」が痛いほど理解できた。流石にフィクションが入ってはいるが、随所随所で自身の思春期の経験と重なる部分もあり、共感しながら話に飲み込める作品だった。ありがとうございました!

    1
    投稿日: 2025.02.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルの通りの作品。 ドロドロした恋愛ものかと思いきや、突然ミステリーみたいになって怖さもある。 主人公もルリエールも、みんなおかしいはずだけどどこか共感できてしまう。 自分にとって一番でも、相手からは一番じゃないという辛さが詰まりすぎていて読んでいて苦しくなる。

    0
    投稿日: 2025.02.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    展開が気になりすぎてサクサクと読みました。 本当にどんでん返し。 タイトル通り盲目的な恋と友情。 ただ"盲目な恋"と"盲目的な友情"とかけられていたのは意外でした。1章は蘭花視点、2章は瑠璃絵ちゃん視点。1章では目立たなかった瑠璃絵ちゃんの人柄がどういうものか2章目でわかる。 瑠璃絵ちゃんの気持ちはわからなくもない。頼られたい(相談されたい)、親友という言葉が好きになれない気持ちも。けどここまで蘭花ちゃんに執着するなんて。 蘭花ちゃんは自分を守るがゆえ嘘をつく。瑠璃絵ちゃんは友情に盲目的がゆえ、守りたい嘘をつくのか。クライマックス上手く持ってったと思います。ここまで点と点を繋ぐの上手いのはなかなかいないと思いました

    8
    投稿日: 2025.02.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自分を守るための嘘か、相手を守るための嘘か。 結局人は自分の為にしか生きられないし、その生き方で正しいと思う

    3
    投稿日: 2025.02.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    記録書いたつもりになってました。 読み終わったのはだいぶ前…。 オチがわかるようでわからないと言うか…

    11
    投稿日: 2025.02.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    辻村深月さん初めて読んだ。 全体的に文章の構成とか 雰囲気とか表現とか好きでした。 自己肯定感は低いのに プライドだけ高い女はつらいな。

    0
    投稿日: 2025.01.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    なかなか衝撃的なラストだった……。 タイトルの「盲目的な」は「恋」だけではなく「友情」にもかかっていたのだと読み進めるうちにわかる。 同じストーリーを視点を変えて楽しめる作品は(こういう書き方に何か呼び名はあるのかしら)大好きだけど、この作品も本当に面白かった。 一章の「恋」にで描かれる留利絵ちゃんと、二章目の「友情」で描かれる彼女が全く別人のようで、辻村深月さんらしいリアリティを感じた。 面白かった!!

    1
    投稿日: 2025.01.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    他人事のように読んでしまったけど、規模を小さくして考えてみると、自分にも当てはまることがあるように思う。 相手に期待して勝手に理想の相手像を作って、それに反した面があれば相手の評価を下げる、ということをしてしまっていないか。 嘘は自分を守るための鎧。

    3
    投稿日: 2025.01.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    1番の晴れ舞台に最も望まない結末を持ってこられた上に、最後まで読んでもなお救いようもない登場人物たち。どうしたものかとなりそうですが、盲目的になっていた自分に気付かされるような、忘れては行けないものを掴めたような気持ちになる作品でした。私自身20歳になり友情が人間関係の中心だった今までと異なり、人生の軸が徐々にパートナーに変わっていくことへ寂しさを覚えていました。そんな私にここぞとばかりに巡って来てくださったこの作品に感謝します。言葉巧みに綴られる蘭花と茂実の美しさが大好きでした。

    0
    投稿日: 2025.01.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後を読んで、えええー!となった作品。同時に人って、怖いと感じたお話でした。 タイトル通りというお話でしたね。女の友情と、恋愛…。盲目的になると、みんなが憧れるような素敵な関係になる人達もいれば、盲目的に恋していたから、大切に思っていたからこそ歪んでしまうものもあるのかもしれないと思います。歪まないようにするには、相手ばかりを思い、自分に見返りを求めるようにならないよう自分自身が自分を大切にすることなのかもしれません。

    4
    投稿日: 2025.01.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なんとなく目についたハードカバーの単行本を手にとって、閲覧室で読んでいると、気がつけば閉館時間が迫っていた。辻村深月の『盲目的な恋と友情』。表紙が綺麗だと思って軽い気持ちで読んでみたらすごい面白くて、読み終えた後にもう一度読み返していたら、こんな時間になっていた。 ・宮田愛萌『きらきらし』 「坂道の約束」より。 表紙が綺麗だと思って軽い気持ちで読んでみたら面白くて、読み切った後でパラパラと読み返してみたら、時間があっという間に過ぎてました。 まなもんの物語のとおりでした。 人に依存しないこと。自分のことは自分で何とかすること。 自分を律すること、そういう姿勢や態度を若いうちに身につけておかないとこんなことになる。。と思った。 ドロドロっとした濃ゆい夜ドラを一気に観させられた気分になりました。 そういうのが読みたくなる夜も、ある。

    9
    投稿日: 2025.01.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    面白くて一気読み⭐️ 盲目になったり執着してしまうのは恋愛だけでなく友情も同じなんだと気付かされた。 前半と後半でそれぞれ別の登場人物の視点から一連の出来事が描かれており、引き込まれた。

    0
    投稿日: 2025.01.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白かった!最後は衝撃的な展開でした。 前半は恋愛、恋人に依存する女性の視点、 後半はその女性の友達の視点で描かれています。 前半は、「まぁ、こういうこと、あるよね」、という恋愛の話でしたが、後半の友情の話は読んでいるのが苦しかったです。コンプレックスを持った女性はこうも、歪んでしまうのか。事実に対して、普通では考えられない解釈をしているのが、恐ろしかったです。

    1
    投稿日: 2025.01.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    女性の恋愛観とか友情感というのは,そういうものなのか,と思いながら読んだ. なんだかんだで,結局男社会の付属物としてしか価値を探せない社会の歪みを,こんなところにも見つけてしまって,なんだかゲンナリしてしまった. 正直なところ,共感もなければ没入も出来ない作品だった…女性は,きっと没入するのかなぁ,これ? 辻村深月という作家さんは,根本的に「女性目線から見える社会」を,本当に上手に切り抜く方なのだろうと思う…作品を読み進めるほどに感じてきたこの「違和感」は,社会構造上,家父長制社会の通念的価値観の元,圧倒的に優遇されている男性には見えない,構造的弱者目線の作品…我々男性にとって辻村さんのもたらすこのザラっとした感覚は,大事な違和感だと思う. それにしても最後のどんでん返しのどんでん返しは,確かに僕の好きな「読者にも登場人物にも意地悪過ぎる辻村深月」でニヤリ. はい,結果的には今回も楽しく読みました!

    1
    投稿日: 2025.01.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    るーりーえー!!!!こわ!!!! 蘭花もちょっと鈍いというか甘えたというか、でも顔面の可愛さで許されてきた&実家の太さが絶大な安心をもたらしてるんだろうな〜って感じ だから蘭花は逮捕されて刑期終えた後も親のバックアップの元、ゆっくり暮らしていくと思う でも留利絵は?留利絵はこの先どうするのよ… なんか一人で蘭花の傍にずっといる的な感じだったけど、蘭花が断りそう。蘭花の母親も わたしたち一緒にいるのはお互いのために良くないと思うのとかなんとか言って離れていきそう… 留利絵って可哀想な立場のはずなのになんかめちゃめちゃイラつく人間性してるんだよね、ひねくれてる。いじめは良くないけど普通に関わりたくないタイプ

    2
    投稿日: 2025.01.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    恋は盲目という言葉は当たり前に存在するが、友情に対してそのように考えたことはなく、新鮮だった。 投資や環境に異なる人間の思考回路はここまで違うのか、というのを痛感させられる一冊になった。

    0
    投稿日: 2025.01.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    後半、点と点が結びついていくのが鳥肌たった。瑠璃絵の人間臭さに親近感が湧いた。友達の友達に対しての嫉妬、同性への感情、恋愛の価値観など。もう1回読みたい。

    0
    投稿日: 2025.01.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読了。 盲目的な恋と友情 / 辻村深月 「恋」と「友情」の二つのパートをそれぞれ異なる視点から書かれていて、見える世界がまるで違う。 辻村深月さんが女性同士の美醜を柱に物語を展開されているのが新鮮に感じた。人の心は目に見えない、人それぞれ抱えているものがあるということ、心に留めておきたい。

    0
    投稿日: 2025.01.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白かった。 盲目的な恋と友情というタイトルの通り、恋に盲目な人間と友情に対して盲目な人間が出てくる。 登場人物の中では1番美波が好きだった。 周りに気を遣って明るく振る舞うところとか、友達が傷ついている時はずかずか行かずほっといてくれるところとか、絶対いいヤツなはずなのに留利絵は目の敵にして邪険にしすぎでしょ。。 昔自分を笑った男子の周りにいた女子と美波は何の関係もないのに、上辺だけを見て勝手に混同している上に「こいつは文化的な素養無し」って自分の得意分野でだけその人を見下して、、 恋愛エピソードも虚言から来てるのがドン引きだけど、それをあえて指摘して周りに広めない美波は超素敵!!(ここまでひん曲がってしまった留利絵は可哀想) 蘭花、初めてちゃんと好きになった人に沼る気持ちこれ全人類分かるでしょ。。 でもはたから見たらほんとやめた方がいいわ。 もっといい人いる!って周りの言葉信じた方がいい。笑

    1
    投稿日: 2025.01.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    幸せは人間関係の中にあるものであるという考えは変わらないが、それは自分が幸せであるかどうかを他者との関係性ではかるということではなく、自分自身を愛せるように導いてくれる周囲の人がいることが幸せなのかなと思った。

    0
    投稿日: 2025.01.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    生々しさと人間の醜さみたいなものを感じた。 同じストーリーでも視点が変わるだけでこうも話が変わってくるのかと、やはり誰しも自分が1番可愛いんだなと思ってしまった。今大学生で、どちらかというと留利絵に近い考え方の私には星近の言葉が刺さってちょっと苦しかった。解説で書かれていたように、私も蘭花より美波が羨ましい。結末がこうなるとは微塵も思わなかったので最後まで読む手が止まらなかった。 自分も視野が狭くなって盲目的にならないように、肝に銘じておきます…

    0
    投稿日: 2025.01.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    恋と友情、それぞれにおける執着、嫉妬、束縛。 客観的に見る世界と主観的に見る世界では見えるものが異なる。 それでも全てはどの登場人物にとっても自分が中心なんだろうなと感じた。 “盲目的”になることは幸せな生活を送れることもあるかもしれないけど全てを壊すことになるリスクも大いに伴うと思った。

    0
    投稿日: 2025.01.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    同じ時間を過ごしながらも視点によっては一代事件が全く触れられてなかったりして、全く違うものを見てる2人はまさに盲目的だった。恋愛の盲目はよく題材になるけど友情の盲目は初めてで、でもるりえの思い込み激しくて自意識過剰でいたいたしい感じがどうしようもなくリアルできつかった。いるよねこういう子。同じ時間軸を別視点で読む構成好きです。湊かなえ味ある

    0
    投稿日: 2024.12.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルのとおり、盲目的な恋と盲目的な友情についての作品。 物語は主人公の蘭花視点の恋の話と主人公の友人視点の友情の話から描かれている。 恋においても、友情においても盲目的になるということは、好きという感情よりも快楽や欲で成り立ち、それが相手に依存しているということと感じた。

    1
    投稿日: 2024.12.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    第一部『恋』パートと第二部の『友情』パートで視点が変わりますが、共通点はタイトル通りどちらも『盲目的』であること。 2人とも『思春期がまだきていない』みたいな描写があるけれど、この2人の盲目さ加減は本当に思春期特有の盲目さというような気がします。 なので、どちらの恋愛観、友情感も過剰すぎて『滑稽』に見えるんだけど、立ち止まって考えてみると『いやいやこの感情わたし知ってる』『昔味わったことがあるこの感じ』のオンパレードで、なんだか恥ずかしい気持ちにすらなります。 思春期特有の『過剰に肥大した自意識』が、見事に言語化されていて、人ごとではない感じ。 ただ2人の場合は、この遅れてきた思春期のおかげで人生の歯車が狂い始めてしまうあたりは、ミステリーともホラーとも言える、そんな感じがしました。 おもしろかったー。

    1
    投稿日: 2024.12.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    帯にちゃぶ台返しと書いてあったが、そこまでではないし、予想はつく展開だった。ただ、さすが辻村深月さん、文章が綺麗で読みやすかったです。

    7
    投稿日: 2024.12.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本当にすごいの一言で終わりました。 特に最後の展開がミステリーっぽく、辻村先生の良さを出しているなと思います。 依存や執着ということは自分にも結構心当たりがあり、当時の本人としては沼にハマっている感覚なのだが、その当時を思い出させるような作品だなと思いました。 他の作品よりも短めで読みやすいが、展開が薄いと感じたので星4にしました。

    7
    投稿日: 2024.12.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    こんなに執着して好きになれる相手を見つけられることは、恋でも友情でも幸せなことだと思う。けれど、執着しない方が上手く付き合っていけるし、執着した相手が例え崩れていっても離れられないって本当に怖い。 燃えるような恋愛と穏やかな恋愛が並んでいる時、自分は穏やかな恋愛を選べるのか、改めて考えて自信がなくなった。

    9
    投稿日: 2024.12.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2人の視点から描かれていた恋と友情の話。 自らの学生時代から共感できる部分が多かった。 世の中には実際そういう人もいて、自分もそうなる可能性を秘めていると恋と友情の奥深さを感じた。 盲目的な恋 1人の男性に惹きつけられ、どこまでも落ちてゆく。恋という表面でつくられた依存。まるで別世界に転生したかのように縛られる。 盲目的な友情 それは百合のように愛し合っているものとはまた別の狂気的なまでの執着心。

    0
    投稿日: 2024.12.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    恋は人に否定されるほど感情が下に行くが一瞬の快楽が負の感情が一気に大きな正の感情になり引くに引けなくなるのだと思う。 友情も親友という私だけのものと思ってしまうこと恋と同様相手を求めて束縛してしまう。結局恋愛的でも友情的な好きでも、自分の情緒が安定していないと依存の矛先になってしまい、恋人、親友というものをさらにかけがえのないものに感じてしまうのかも。 人生経験が少ないと知ってる世界は狭いため、欲しいものがわからなかったり、得るものより失ったりするのが多いと感じるから、依存という道に走るのだと感じた。 華やかなサスペンスな物語だが、誰にもつ嫉妬、束縛等の感情を丁寧に書いている作品だった。

    10
    投稿日: 2024.12.18