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総合評価

452件)
3.6
76
149
163
25
6
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    いじめは、中学に一番よく見られるものだと思う。私は大学に入り、中学を遠いところに感じるけれど、いじめから縁がなくなったわけじゃない。 将来、子供ができたら・・・もしその子供がいじめられるようなことがあれば本当にものすごくものすごく哀しくて、悔しくて、怒りで胸がつぶれてしまうだろう。。 いじめる側はもちろんそんなことは考えてもみなくて、しているんだろうけど。高校までは、みんなは「クラス」「学年」っていう閉じられた空間で暮らさなくちゃいけないから、いじめなんて生まれるんだろうな。。 子供を私立のいわゆる「良い学校」に入らせたがる親の気持ちが理解できるようになってしまう。

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    投稿日: 2006.08.11
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    読んでいて痛かった。短編の中ではエビス君の話が好きです。エビス君はいじめっ子だったけど、爽やかないじめっ子だった。今のいじめとはちょっと違う感じ。昔の小学生がいいなと羨ましくなった。でも、一番印象に残ったのは、あとがきです。著者が自分の相棒を失ってしまった事が書かれていた。実際のお話はやっぱり重みが違う気がします。そんな傷を皆どうやって克服していくんでしょうか。著者は小説を書くという行為で克服できたのかな。

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    投稿日: 2006.07.26
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    重松清のナイフを読みました。「いじめ」をテーマにした短編集でした。いろいろなパターンでのいじめとそれに対抗する人たちの奮闘が描かれていました。読んでいるうちに続けて読んでいくのが嫌になってしまうようなリアルな描写は重松清の本領発揮でしょう。この短編集を読んで考えさせられたのが、単にいじめという言葉で一括りにされてしまうような現象も、それぞれの事件の中ではいろんな事情がからんでいるものだよなあ、ということでした。私も、報道などの一面的な情報だけで世の中の現象を判断しているきらいがないか、自分の胸に手を当てて考えてしまいます。重松清の小説をもう少し読んでみたいと思います。

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    投稿日: 2006.07.26
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    痛い。いたい。イタイ。 私には痛すぎた。でもこの人大好きだ。 この気持ちをわかってくれる人がいっぱいいるように。そしてこんな気持ちになる人が減るように。

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    投稿日: 2006.07.20
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    イタイ。 最後の話、「あぁ」って。女性が家庭に入ること。男性が女性を養うという考え方。子育てっていうこと。先生という職業。 (06/07/10)

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    投稿日: 2006.07.10
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    中学生くらいのとても微妙な年頃の心理描写が上手い。幼い頃ほど純粋ではなく、ときに残酷で傷つきやすい。無知でもなく、しかし完全に理解も出来ない。自分もあのときは・・・と思い出した。作品自体にはとても暖かさがあって好きです。

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    投稿日: 2006.07.05
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    ・・・・微妙。いじめの話なんだけれど、文章が若い・・・気がする。いじめの表現はヒドイのだけれど何か今ひとつ何かが足りない感じ。

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    投稿日: 2006.07.04
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    もう何度も読んだ。痛い。何度読んでも痛くて苦しい。目をそらしたくなる。けど、これはリアリティのある葛藤だと思う。戎くんの話が特に好き。

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    投稿日: 2006.06.03
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    5個の物語が書かれているんだけど私の一番おススメはキャッチボール日和かな。最後もハッピーエンドっぽい感じで読みおわって気持ちが晴れ晴れします☆全体を通して「いじめ」について考えさせられます。いじめを見てるだけの人もいじめてるのと同じだなと思った。

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    投稿日: 2006.06.01
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    去年の夏休みにNYに行き、帰りの飛行機用にNYの紀伊国屋で購入した思い出の一冊。短編集なので読みやすそうだった。いじめがひとつのテーマであるが、そこで交錯する家族の心情がせつない。特にビタースウィートホームのゆるやかな雰囲気が良かった。日々、問題がある中でも温もりを感じられる家庭がいいよなぁって思った。

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    投稿日: 2006.05.31
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    読んでて気持ち悪くなる位のいじめについての短編集。絶望的で悲惨なのに、最期にはなにか心に希望が差し込んでいるような感じで、不思議な感じがした。 エビスくんはおすすめ。

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    投稿日: 2006.05.25
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     短編5作品を読了。生々しいいじめ描写に少々辟易しながらも、いじめを取り巻く人たちの心情が染みる作品だった。子供時代は遠い昔だけど、かといって親の立場にもまだ届かない僕自身としては、どちらも不器用だなぁというのが感想かな?それぞれ同じようなテーマで描かれながら、微妙に変えての作品はどれも何か残る。が、一番引っ掛ったのは著者自身のあとがき。内容がかなり僕自身にオーバーラップするところがあって、その後悔は理解できた(と、思う)。とりあえず、僕のほうはまだ後悔する前の段階なので、ちょっと考えさせられるね。

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    投稿日: 2006.05.11
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    テーマ「いじめ」 重いです。ひたすら重い。 なんか、読んだあと「はぁ〜」ってなる。 テーマがテーマだからねぇ。 たまにはこういうのもいいかな。

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    投稿日: 2006.05.07
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    親の視点から書かれた話も多いので、自分が親になって子どもがこんな目に遭ったら・・・と考えると本当に辛くなる。希望があるラストに見えるけど、結局万能な解決策っていうのはないんだなと思った。

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    投稿日: 2006.04.30
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    イジメが主題の短編集。実際に無いと断言できない、本当は身近にあるかもしれない。重松氏の作品は、そう思わされる。

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    投稿日: 2006.04.28
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    公文に通っていた頃に教材で1部分だけ読みました。それで気になって本を買ったところ、何ともいえない心理表現やストーリーに圧倒されました。

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    投稿日: 2006.04.21
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     面白かったァ――――!! こぉゆー感じの好きです。 暗いってーか、辛いんだけど最後は希望を残して終わっていて。 イジメられてる子、イジメられてる子の親、イジメられてる子の幼馴染と、イジメをメインにいろんな視点で物語があります。イジメはもちろんのこと、家族というのもメインのテーマ。 この人の捉える「イジメのあり方」に共感しました。でもって、ここまで書いてあるのにも驚きました。

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    投稿日: 2006.04.21
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    しっかりしているのが一番。 いぢめられるのなんて最低。 これは基本的な考え方。 理想とプライドって 同じぐらい遠くにあるんだ。 これはある歌手の考え。 そんなことを思い出させるヘビーな本。

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    投稿日: 2006.04.11
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    今までの何気ない日常が、ある日を境に壊れていく。友人だと思っていた人が、ある日突然敵になる。 「いじめ」という、一時は話題になった社会現象をとりあげた短編集。様々な場面でいじめの被害にあっている人の、それでも生きている姿が、とても苦しく映る。

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    投稿日: 2006.04.09
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    いじめを題材とした短編集。今のいじめはつまらない現実から逃れるためのゲームと言う傾向があります。そんなモダンな現実が書いてあります。

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    投稿日: 2006.03.13
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    なんだか、短編集だけど、 全部がイジメられる話だったので、凹んだ。 現代のイジメについてとか、イジメられてる本人とか、 イジメてる側の気持ちとかが、ものすごいリアルだった。 なんか、今の自分には、刺激が強いかも。 目を背けるんじゃなくて、考えたくないの。 いろんなことを思ったけど、わからないよ。何が正しいとかさ。 ただ自分は、子供はいらないって思った。 責任を果たせないなら、最初から作らない方がいい。

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    投稿日: 2006.03.10
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    ほんとにいじめの模様がリアルに伝わってくるのに、読み終わったあとに嫌な気分が残らないのはほんとにすごいと思う。これぞ重松マジック。むしろなんかすがすがしいもん。 でももう彼の作品は読まないかな〜。力のある作家だとは思うけど、好みではないから。

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    投稿日: 2006.02.14
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    リアルですごい。でもあたしにはちょっと重すぎました。好みが分かれる作品だと思います。作品としては素晴らしいし、評価はするけど、もういいやって感じです。いじめを軽く考えている人たちには読んでもらいたいです。

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    投稿日: 2006.02.09
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    なんこも話が入ってたけど、ナイフを持つことで安心感が得られるなんてちょっとイタイなと思った。いじめとかの描写はマヂリアルだと思った。

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    投稿日: 2006.01.22
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    「いじめ」をテーマにした短編集。 現代の社会問題として、色んな場所でとりあげられる「いじめ」。軽い気持ちで言った言葉が相手を傷つけ、傷つけるつもりで言った言葉が相手をえぐる。死に追いやる。 だけど、いじめる側は、いじめられる側が自殺を選ぶ事すら一種のゲームの結末だと捉えているのかもしれない。 そう、ゲーム。 いじめはゲーム。 どんな手段で追い詰めようか? どうしたら一番ダメージを与えられるだろうか? 規模を拡大して、どんどんどんどん行き場を失わせて、追い詰める。 生死の淵へと。 いじめは許せないと、そう口に出して、文章にして、心で思っている。 自分は誰もいじめていないし、悪くない。 そうはっきりと言える自信が失われていく心地でした。 傍観者でいる事も罪だと、そう。 グロテスクな程のリアルさ。 読むのが嫌になるかもしれない描写。 だけど、目はそらしちゃいけない。現実だから。

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    投稿日: 2005.12.29
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    全てよかった!!!!!重松さんの本は、内容が深くて好き。いじめを「ひどい」で終わらせてはいけない、と思う本。

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    投稿日: 2005.12.11
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    結構長かったけど、すぐ読めた。いじめられたら絶対親には言いたくない。 親に知られて、それこそ同情されたら、死んだほうがいい。 この居場所まで、奪わないで欲しい。

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    投稿日: 2005.12.05
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    いじめって、いじめられる方にも問題がある、と思ってるあたしにとって、この本はちょっと辛かった。 すごいリアルで、子供心を理解しているんだけど、これを認めてしまうと、あたしは悪者になってしまう。 純粋な心で読めば、泣ける。 今のあたしは泣けないけども。

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    投稿日: 2005.11.26
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    いじめ・家族が主題の短編集 表題作「ナイフ」のラストシーン、 14歳の戦士を見送るという描写で涙。 最終話の「ビタースウィートホーム」 子育てに際して妻に仕事を辞めさせてしまったことについて悩む父親の話も胸に染みた。

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    投稿日: 2005.10.28
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    一気に読むのができないくらいに痛かった。狂気じみたイジメ。残酷で目を背けたくなるほどのリアリティー。高校生、中学生の人はほんとに読んで欲しい。そこらの純愛とかよりも絶対考えさせられる。

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    投稿日: 2005.10.23
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    一気に読むのができないくらいに痛かった。狂気じみたイジメ。すごく、リアル。高校生、中学生の人はほんとに読んで欲しい。そこらの純愛とかよりも絶対考えさせられる。

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    投稿日: 2005.10.23
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    読んだのは、中学の頃でしたが、かなりショッキングな内容にびっくり。描写が細かくて、いじめる内容が怖かった。戎くんの話とお父さんの話が印象的でした。

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    投稿日: 2005.08.22
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    ワニを1つのモチーフとしていじめを描いた「ワニとハブとひょうたん池で」、小心者の中年オヤジの視点でいじめを見つめる「ナイフ」、登校拒否ぎみの男子学生と不遇の野球選手を重ね合わせた「キャッチボール日和」、巨大な力に押しつぶされそうになりながら病を抱えた妹を思う「エビスくん」、かつて教師だった妻と新任の教師との葛藤を描く「ビタースィート・ホーム」の5作からなる短編集。  すごいと思うのは視点の豊富さだろう。「ナイフ」、「ビタースィート・ホーム」こそ著者の等身大の中年の視点で書いているが、他は小学生、中学生の視点から書いている。とりわけ「ワニとハブとひょうたん池で」と「キャッチボール日和」は女子中学生の視点で書いているので驚く。しかもそれがすごく女性的でリアルなのだ。  彼の文章は描写がしっかりしているので分かりやすい。また、キャラクターの心情を書くのがうまい。だから読者に訴えかけてくる部分が素直に入ってくる。今回は全編通して「いじめ」というキーワードを元に話を書いた。著者自身、いろいろないじめの現状を熱心に調査したのだろう。事細かにかかれたストーリーは現実味を帯びて、読者の心にグサッと刺さってくる。しかし、暗いじめじめした陰湿なストーリーも最後はグッドエンディングで終わる。嫌なこともいっぱいあったけど、それも全部受け止めて最後はすがすがしく終わりたい。だから、読後感はいじめをテーマにしたのになごやかだ。  たぶん「いじめられていた人」はこの作品を熱心に読んだだろう。自分もこういう風にいじめられてたなあ、と回想にふけっているだろうか。憎悪がたってきて、いじめていた人を恨み返している人もいるかもしれない。でも、そういった辛かった出来事を受け止めて、かつそのいじめていた人を少しでも許せるような気持ちになってくれたら嬉しい。

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    投稿日: 2005.06.17
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    いじめです。痛々しいです。けれどその両者を描く重松さんがすごいです。「ビタミンF」の方が好きかもです。 「キャッチボール日和」がいちばん好きですね。 幼なじみ、って言葉に弱いのです

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    投稿日: 2005.06.14
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    いじめをねたにした本です。 かなりきついですね。 「ハブ」っていまだにあるんですね・・・。切ないね・・・。

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    投稿日: 2005.06.07
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    子供たちの「いじめ」の陰湿さをリアルに描く作品。読み進めるのが辛いけれど、目を逸らしてはいけないという気持ちが湧いてくる。「ワニとハブ〜」「キャッチボール日和」「エビスくん」が特に好き。

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    投稿日: 2005.05.13
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    思わず文章から目を逸らしたくなるような場面があった。でも、著者がこんな問題と真正面から向き合ったからこその文章だったと思う。5つの家族の形からも、考えさせられることがあった。やっぱりイジメはダメだよ…。

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    投稿日: 2005.05.07
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    いじめについてとてもリアルに描かれた作品。 本当に心が痛むような話もあるけれど、どこか主人公に共感できることがあったりするから不思議。

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    投稿日: 2005.04.25
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    短編集。 私は「ナイフ」だけかと思ってたんだけど・・・(汗。短編集好きじゃない) でも共感できるお話結構あり。

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    投稿日: 2005.01.23
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    これを僕が読んだのは高校生のときで 話の内容的にすごく重かったし説得力もあった。 だからこそすごくのめりこんで読んでた気がします。 でもどちらかというと中高生の子を持つ父親向けなのかな〜という気もしました。

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    投稿日: 2005.01.08
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    いじめ、というものに近くで関わったことがあるので、すごく読むのがつらかったですが、同時に救われた気分にもなりました。「エビスくん」は妹の言葉に胸がぎゅっとなる。

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    投稿日: 2004.12.11
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    学生の視点でとても読みやすく、現実をしっかり捉えていると思いました。 『いじめ』というテーマで書かれているので、余計に現実味が増してきます。 昔のいじめと今のいじめって随分変わってきて、昔よりずっと陰湿で酷いんですよ。 それがリアルに描かれているので、思わず泣きそうになりました。 「私も昔いじめられてて―」と言っていても、いじめられている人の気持ちはきっと分からないと思います。 それが文章越しに伝わってきました。

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    投稿日: 2004.12.02
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    エビスくん」ってのがイチバン好きです。「エビスくん」にいじめられながらも主人公の男の子は、自分が良いコになれば病気の妹が治ると信じて、いじめられてるのに「エビスくん」を恨むどころか「恵比須様(七福神の)」代わりになって妹を見舞ってほしいと願う...。「僕は恋をしとった。何にって?笑わんどいてくれるか。この世界全てに...」 あたしにもこんな時代があったなぁと思った。

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    投稿日: 2004.11.18
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    だぁぃぶ昔、小学生の頃に買った小説。すっごく生生しくって痛い。 主人公たちと同年代だったし、感情移入できて感動したのを覚えてる。

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    投稿日: 2004.11.16
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    リアルな話だと思う。 どこにでもあり他人事ではない現実はでもどこか遠い出来事だ。 10代をリリカルに描いた説得力のある作品。 

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    投稿日: 2004.11.12
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    短編〜中編集ですが、どれも学校内でのイジメをテーマにした話。リアリティにあふれていて、読んでいるこちらの胸が苦しくなったり腹立たしくなったりします。愉快な気持ちにはならないですが、特に小〜高校生とその親は読んでおくべきかも。

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    投稿日: 2004.11.07
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    くらーいんですよ、いじめの話ばっかりで。いじめを受けている子供の父親や幼馴染、本人の視点からなど全編いじめの話。 読んでて滅入りそうになったんですがそれでも読めたのは、最後に人間として立ち上がる姿に感動したからかなぁ。

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    投稿日: 2004.10.14
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    陰湿〜・・・こんなことが中学校で・・・!!?「ワニとハブ」は、"もしも私がそうなったら..." って考えるとそういう行動をとる主人公の気持ちがなんとなくわかる。 後味がいいとはいえない本です。

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    投稿日: 2004.10.08
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    初めて重松に出会った作品。ハッピーエンドって訳じゃないのにほのかな明るさが見えてくるエンディング。 いいなぁこんな話。

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    投稿日: 2004.10.04
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    現代の問題点をテーマに、しかし重過ぎずさらりと切る話の数々。 読み終えるとサッパリした気分になる。

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    投稿日: 2004.09.24
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    いじめがリアルで読んでるこっちが辛くなる。 主人公と自分を重ねて見てる自分が嫌なんですけども。 エビス君は後半涙が止まらんかった。 亀をいじめる話が1番嫌だった。

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    投稿日: 2004.09.23
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    子供のいじめは、純粋で、動機が単純なだけに、残酷だ。それは大人が忘れてしまっている世界だし、大人が安易に手を出してはいけない世界だ。子供であってもプライドがある人にはあり、弱い人はとことん弱く、賢い人は賢い。大人であるからといって、その機微がわからない人間が子供のいじめに介入するのは、とても危険なことなのだ。 幸せに、と考えても、これが幸せなのだと言い切れるものを見つけられない。だから、私は、まだ「真司」という名前すらない我が子を見つめながら、ただひとつのことを祈るのだった。 生きることに絶望するような悲しみや苦しみには、決して出会わないように。 甘い父親だと笑われても、我が子に望むものはそれ以外に思いつかなかった。(p.106)

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    投稿日: 2002.05.19