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森に眠る魚
森に眠る魚
角田光代/双葉社
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総合評価

325件)
3.7
51
123
94
17
2
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    恐ろしい小説。登場人物の母親たちは皆段々と狂気に満ちていくが、自分は彼女たちと全く違いまともな人間だ、とも言い切れない。誰もが他人と自分を比較し、嫉妬してしまう部分を持っていると思う。 心情描写が絶妙で、誰もが持つブラックな部分が隠すことなく描写されている。読んでいて「もうやめてくれ」と苦しくなる部分もあったが、怖いもの見たさで最後まで一気に読破。

    1
    投稿日: 2021.08.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私は子供がいないので、こんな怖い感情あるのー?と結構引いてしまった。 ただ、子供がいるいないに関わらず、女性は見栄や嫉妬僻みが強い生き物ではあると思う。 他人を常に意識して、勝ち負けを…上下を自然に競ってしまう。 あの人より幸せに…誰よりも幸せに…と。 SNSを見ると、恥ずかしくなるぐらい妙実に表れてるしね。 そんな女性達が自分の命より大切な『子供』を通して知り合えば、そりゃあ関係性は難しくなるでしょうね… 途中に出てきた『彼女』はお受験殺人事件の犯人描写? そうか。『彼女』は彼女達だったかもしれないわけか。

    1
    投稿日: 2021.07.24
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    彼女たちの誰でも「彼女」になり得たし、あるいは彼女たちではない何処かの「彼女」もまた、「彼女」になり得た。 面白くてあっという間に読めた。

    2
    投稿日: 2021.07.13
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    角田氏の作品は話題にはなるが、女性支持が多く、私としては感覚があまりついていけないんだよなぁ、と思っているが、タイトルにひかれてページを開く。だって素敵じゃないですか「森に眠る魚」 お受験なんて子供には不要よね派のママ友の人間関係を描く。森に眠る魚の話じゃねぇじゃねえか。 私もお受験なんて我が子に不要よね派の父としては共感できる部分も有るのかねと思い、読み進むが、やはり感覚がわからん。まあ、女性からしたら(少し誇張気味だが)あるあるで面白い作品なんだろうかね。 書いてくれないかな、森に眠る魚の話。。。

    1
    投稿日: 2021.07.09
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    私に子育ての経験がないからかもしれませんが、あまりピンとこない話でした。 ほんとにこんな人いるの?って、読みながら何度も思いました。 レビューを見ているとリアルとの声もあったので、私の人生経験が足りないが故に共感しづらかったのでしょう。 とにかく登場人物みんな、思い込みがすごくて、勝手に自分の中でどんどん話を膨らませていきます。 登場人物同士の会話や行動はごく自然な流れのものがほとんどですが、それをあとから反芻して、一人で妄想(しかもかなりネガティブ)の世界を駆けめぐる登場人物たち。 ここまでネチネチ考える人、ほんとにいるのかな?という感じです。笑 子育ての孤独な一面がそうさせるのか、すでに精神を病んでいるのか…。 とにかくあまり作品の世界に入り込めませんでした。 それにしても、20年前とはいえ、一人称が「おいら」の子なんて存在するのか…??

    1
    投稿日: 2021.06.27
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    心がザワザワする。 前は仲が良かったのに、少しずつすれ違っていつの間にか遠くなったりする。そういうことは、学生時代だけじゃなくて大人になってもずっと続くのか。

    2
    投稿日: 2021.05.09
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    こ、こえーーー…が感想です(笑) 心情の表現がうまく、ものすごく引き込まれます。途中で本を閉じて晩御飯を食べたあとに「続きは?!どうなった?!」とすぐに本を開いておりました(笑)気がつけば夜中…読む手が止まらないとはこの事かなと。なぜここまで引き込まれる文章が書けるのか…。 私は子育て経験もなく、ママ友のドロドロさ?は分かりませんが、静かにジワジワと変化していく女たちがすごくリアルに描かれております。とても面白かったです。この作者の他の本も読みたいと思いました。

    4
    投稿日: 2021.05.05
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    くくく、苦しい… いつかどこかで現実に見た風景。登場人物のエピソードに、自分の姿や体験が重なる。。 嫌いな世界。けど、よく耳にもする。こんな母親には絶対ならないしそんな人からは距離を置こう、自分はその世界の人間ではないのだから、と思っていたのに。いつの間にか取り込まれているのである。そして思い切りみっともない、世間が想像する馬鹿な母親像になりきってしまっているのである。 こんなはずではなかった、こんな母親ではない。私は私。脱出しなければ!と思っても、足に草が絡まっているかのごとく身動きが取れない。 すごい本だった。角田光代さん、どんなふうに取材したのだろうか?あまりにも生々しくリアルな描写。母親どうし、子どもどうしの関係の中でもがき、抜け出せない様。 あとがきで朝比奈あすかさんが「母親になったわたしたちは、子どもを自立へ導くまでの長い長い時間を、自分であり続けるために闘っているのだ」と書いているこの一文に集約されている気がする。 10年以上前に出版された本なのに、現在にも通じる。母親業から遠い人にはわからない話かも知れない。

    1
    投稿日: 2021.05.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    わたしにはまだ子どもがいないから全てがわかるはずないんだけど、でも、わかるなって思う描写が多かった。これは単に私の好き嫌いの問題なのかもしれないけど、瞳や千花は憎めない感じがする。繭子は最初すごく愛らしい人物だと感じたけど、後半にいくにつれてどんどん嫌な感じになっていく。容子の人に対する執着心は怖い。自分にもそういうところがあるんじゃないかと感じるから余計に。マダム(名前忘れちゃった)の印象はいちばん薄い。最後の、名前がなくなって、ひとりひとりが「彼女」として触れられているところ、どれが誰だかわからないところもあって悔しい。しっかり、もう一度読み返したい。

    1
    投稿日: 2021.04.28
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    角田光代さんらしい、良い意味で描写に誇張がないリアルな登場人物の細かな気持ちの揺れや変化を表した物語。仲良くなったママ友5人が、子どものお受験への考え方をきっかけに探り合いが始まり、妬み、バラバラになっていくその変化がじっくりと書かれていて面白かった。何かがあってハッピーエンド!というわけではないのだけれど、こういう日常も全部ひっくるめて今の自分の居場所で、世界で、現実なのだと、それを思った時に、守るべき子のために強くありたいと母は強くなってくんだろうなあ。ひとやま乗り越えたような達成感がある

    1
    投稿日: 2021.03.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    怖かった。前半には、”〇〇ちゃん(くん)ママ”と呼び合うような関係ではない、友達関係を築くことが出来た、珍しいくらい仲の良い4人(と、かおり)。だったはずなのに、後半にはどんどんと関係がこじれていく様子が怖かった。 かおりの友人だと言うライターの取材を受けさえしなかったら、千花がその場での発言の真意を皆に説明するわずかな時間さえあったら、、少し違う未来があったのだろうか。 最終章の手前では、急に名前ではない『彼女』が出てくる。あー、これはこの作品のモチーフだと言われている、実際の事件と重ねてるのだな、とはわかるものの、妄想なのか実際に起きたことなのかも、誰が誰の子供にしたことなのかも、判然としない。 その後、描かれている最終章は、もうお受験も卒園式も終わったらしい、それぞれの母親と子供、家族の様子で、そんな恐ろしい目にあった子供のその後の様子には触れられていないから。 ただ一つ言えるのは、そのシーンにわずかな救いを残してくれたことが、私にとってはその後を続けて読む力を与えてくれた。これが、実際の事件のような結果になっていたとしたら、辛くて最後まで読めなかったかもしれない。こんな終わりの方まで来たのに放棄していたかもしれない。 最初に、怖かった。5人の関係がこじれていくのが怖かった、と書いた。なぜそんなに怖いんだろうと考えると、この作品がある事件をモチーフにしていて、育児やお受験ママを主テーマとしていることはそうなのだが、 じゃあ、お受験ママじゃない自分にとって、遠い世界の話なのかと言うと、そうじゃないと思うことが散りばめられていて、なおかつ、一つ一つの出来事は、小さなことだったり、ちょっとした行き違いや誤解や、誰にでもある人と比べてしまう気持ちやそこから生まれる嫉妬心だったりするからだ。 いつも、こういう女性同士の関係の難しさを描いた作品に出会うと思うのだが、男性同士ってどうなんだろうか?男性同士だって、社会の中では常に競争にさらされていて、あいつの収入は高いけど自分はそうでもない、とか、あいつは出世しているけど自分は出世してない、とかそんな嫉妬はあるような気がするけど、 女性のように、配偶者の職業が何であるとか、子供が優秀だとか出来が悪いとか、そういうことで関係性が崩れていく、っていうことはあるのだろうか。 この作品では、そもそもが、ママ友という関係性がキーになっているから、男性には起こりえないことなのかもしれないが、それでもやはり、女性同士って学生時代からの友人関係ですらも、結婚・出産と言う世代になると、こじれたりすることが良くあるから。解説でも『背景など何もなくても友人どうし吸収しあって成長してゆける少女時代はすでに過ぎていた。生活の基盤も人格もほぼできあがった彼女たちが互いのズレを見逃し続けるのは思う以上に難しい』とあるように、、、 そして、印象的だったのは、物語の最後に語られている5人の今。そこには、生活基盤や自分の性格や考え方や、子供のそのままの姿を受け入れられた(られそうな?)人には、平穏な生活を取り戻して行くのだろうと思える様子が描かれているのに比べ、うらやましいと思ってしまった他人の生活を羨み続けてしまっている人には、この先も大丈夫なのだろうか、と思える様子が描かれていた。結局、他人と比べた先に幸せはないのだよな。 (そう思っていても、もし自分のすぐ近くに、うらやむばかりの生活基盤や家庭を持った人が現れた時、自分は他人は他人、と思えるのかな・・・)

    1
    投稿日: 2021.03.19
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    全て経験してきたのかと思う程に登場人物の心情がリアルだと思った。 それは、作者と同年代だからなのか、今の母親はたとえお受験してもまた違うのか分からないが、隠しておきたくなる気持ちも、他人を羨む気持ちも、何故自分だけが上手くいかないのかと思う気持ちも、食に走ってしまうのも、夫に腹がたつのもよくわかる。

    1
    投稿日: 2021.03.19
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    5人の仲良しママ友が、子供のお受験をきっかけに歪んでいく物語。 嫉妬、仲間外れ、、 誰かと比べたってキリがないのに、 やっぱり同じ土俵に立つ者同士 比べてしまうのだろうか。 いつまでもみんな仲良し、みんな一緒であることなんてできるはずもないのに。 そう思いながらも、私も自分の子供が例えば公園とかで 遊んでいる他の子供たちより言葉が遅かったりとかすると 落ち込むことはある。 高価なブランドの服や小物を身に着けている子供を見ると 羨ましいなと感じることはある。 そうやって周りと自分の子供を比較などしたくないものである。 「よそはよそ、うちはうち」 自分が小さい頃は親がこの言葉をいうと なんて都合の良い言葉なんだと思っていたけど笑、 実はとっても素敵な言葉なんじゃないかとふと思った。

    4
    投稿日: 2021.03.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ぐいぐいと引き込まれるように読んだ。心理描写が素晴らしく、ママ友への不信や自己嫌悪、マイナス感情がこれでもかと深く描かれている。一方で小学校受験物語として読むならば少し物足りなさはあり、若干ステレオタイプな親子像から脱しきれていない。(お受験で精神病むってほんとにこんな感じなんだろうか?そんなに反動出るものか)ラストも妊娠が幸せ的な終わりには少し疑問。 しかし後半にかけて千花、容子、瞳、繭子、かおりがダークサイドに落ちていく様がスリリングで読み応えあり。

    1
    投稿日: 2021.02.27
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    嫉妬こそ人を狂気に駆り立てるんだと思う。 小さな子供を持つ主婦たちの話。どの主人公の感情・行動の中にも自分を見たし、身近にいる「ママ友」たちにもそれを見た。「子供が同じくらいの年だから、子供のために」と、最初は子供のための付き合いとして割り切って、そしてもしいろいろ合致すれば親同士も・・・みたいな期待を抱いて始まるものかもしれない。でも子供だけを共通項として集まっても後々ズレが生じ悩まされるのが常なのかもしれない。できればそういうものから距離を置いていたい。 近頃読んだミステリーのどれよりも怖かった。終盤、身の毛がよだった。

    1
    投稿日: 2021.02.18
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    ママ友の嫉妬劇場。こういう付き合いが1番ストレスなの解る筈なのにそこにハマってしまう女性の心理を書いた作品。

    2
    投稿日: 2021.02.15
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    小さな子供を持つ5人の母親のお話です。 仲の良いママ友だった母たちですが、子供のお受験を意識し始めた頃から、関係性が一気に崩れていってしまいます。 誰だって、自分の子供が他の子より劣っているなんて認めたくない。 幼い子供の成長は千差万別だし、まだまだ隠れた才能が沢山あるだろう子供たちを一律に比べること自体がおかしいと思うのですが、 "劣っている子の母"のレッテルを貼られたくないという焦りから、狂気じみた行動までも取るようになってしまう。 思うに、育児をするお母さんたちは、ずーーーっと大きな不安と孤独感を抱えているのではないかと思います。 誰も正確を教えてくれないし、皆と一緒だから良いという訳でもない。 これで良いのかな、間違ってなかったかな、という心配がいつもあって、だからこそ、周りと比べて少しでも我が子が劣っている所を見つけると、不安で不安でたまらなくなってしまのではないでしょうか。 …なんてことを、まだ結婚も出産も経験していない身分で書いてしまいました。笑 いや〜、それにしても母親たちのどす黒い感情がリアルすぎて苦しい小説でした。 ママ友、怖いなぁ。。。

    14
    投稿日: 2021.02.01
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    角田光代さんは心の描写が細かくて生々しい。 私は子供がいないので子を持つ母親の心境はわからないが、 現実にありそうな話だと思う。 ページを進めるたび物語の怖さが増していって、一気読みしてしまいました。 人間関係は小さな心のすれ違いから大きなものへ発展していくものだと感じた。 人は人、自分は自分とは思っていても閉鎖的な世界にいると心を保つのが難しいのかもしれない。

    2
    投稿日: 2021.01.24
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    仲良しだった何人かのママ友たちの関係が、小学校受験によって崩壊していく話。 話に出てくるママ友たちは、それぞれが何か(男女関係だったり過去の自分だったり)に満たされない想いを抱えている。そこに小学校受験の優劣がつけこんでくる。受験に受かったからと言ってそれらが満たされるわけでもないのに…。 受験でなくとも、誰かと比べて優劣をつけて安心したくなる気持ちは理解できる。だからこそ自分にも起こり得そうな気がして怖くなる話だった。 最後は未来が見える終わり方で良かったと思う。

    14
    投稿日: 2021.01.19
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    ママ友の関係がこじれる話。 ママ友の関係って、子供が絡む分、学生時代の友達みたいに素直にいかないんだなーって思った。 ちょくちょく不穏な描写が出てきて、主人公たちの心の中の闇みたいのを感じて、ゾワゾワしながら読んだ。ママ友怖。

    3
    投稿日: 2021.01.15
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    角田光代ワールド全開。本来絶対的存在である我が子(と自分自身)を、次第に「比較」の中でしか愛せなくなっていく女たちの狂気がリアル。完全なフィクションとして接しないと引き摺り込まれるので注意。

    5
    投稿日: 2020.12.28
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    物語に出てくる女性たちと同じくらいと思われる年齢だった頃の自分を思い出す。 後悔が大半をしめるので、読後は気持ちが沈んだ。 登場する女性それぞれに共感する部分があり、人物が細やかに描かれている。 人は縛りの中で生きているんだとあらためて感じたが、その縛りは自分で作っているものではないかとも思う。 この物語を通して、自分の生き方を考えさせられた。

    5
    投稿日: 2020.11.13
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    人間にとって、嫉妬という感情は、本当に邪魔で重たい荷物であることを伝えてくれる。人間関係の距離感にも正解がなく、絶妙な塩梅が難しい。また、そこに親としての本能が絡むと尚更である。ヒリヒリさせられる描写が圧巻だった。

    2
    投稿日: 2020.11.09
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    日々は彼女にとって頑丈だった、テストの点数が悪く両親に叱られたときも、昨日まで親しかった友だちが急に口をきいてくれなくなったときも、ずっといっしょにいたいと望んだ恋人から別れを告げられたときも、世界が終わるほどかなしい、くるしい、つらい、そう思っても世界は終わる気配を見せず、日々は頑丈にやってきた

    1
    投稿日: 2020.11.08
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    女性は話を聞いてもらいたいし、共感してもらいたい。 傷ついている時ほど、孤独を感じている時ほどその思いは強くなる。 それによって救われた過去があって、「この人なら分かってくれる」「この人ならば」と依存してしまう気持ちはよく分かる。 しかし、子供を通しての付き合いという限られた狭い世界の中では、純粋な「友達」ではいられない。 分かち合う事が出来て、つらい胸の内を明かせるのは良いが、憧れや羨む気持ちがささいなきっかけで嫉妬や劣等感に変わる。 そしてそれはなかなか拭えない。 育ってきた環境が違えば価値観のズレは生じる。 経済力によっては選択肢が増える事もある。 そういった現状で比較し出すと関係性はややこしくなるが、そうしてしまうのは人間の性だろうか。 現代日本の子育て事情という閉鎖的な世界を女性ならではの視点で描かれた、とても闇の深い小説だった。

    7
    投稿日: 2020.10.25
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    こわかった〜〜 ちょっとしたホラー小説。 今はLINEやSNSがあるからこの小説よりももっとママ達は生きづらいだろうと察する。 自分よりも何百倍も大事であろう子供のことだと他人と比べてしまうのはどうしようもないだろうなぁ。 登場人物の5人の母親達は狂ってるようでまともだと思う。人間そんなもんだよなー。 でも男の人が読んだら”バカらしい”の一言で終わりそう。

    7
    投稿日: 2020.09.18
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    お受験殺人が題材。 非常に狭い世界の中で、同年代のママ達の人間関係が壊れていく段階が恐ろしい話。 我々の日常でも起こりがちな内容だけに、リアリティがある。 人との関係は気をつけたい。

    1
    投稿日: 2020.08.26
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    孤独ゆえに狂ってしまうひとたちの心の動きがありありと伝わって苦しいものがあった。否定されたくない、正しいと認められたい、そんな気持ちはだれもが普通にもっているものだと思う。この本に出てくるひとたちは特にその感情が強い。なぜなら拠り所がなく生き方に迷いがあるし、自分はこれでいいのかと自信がもてないから。否定されたと感じれば、世界が終わったようにも感じてしまう。でも世界は終わることなく、日常は続いていく。なんでもない日常を、どこまで愛すことができるか。目の前の愛しいものとどこまで向き合えるか。誰かの決めた正しさをよすがとすることで「いさましくなる」のではなく、日常から目をそらさない強さをもってこそいさましくありたい。

    1
    投稿日: 2020.08.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    お風呂に入りながら少しずつ読んだ。 読んでる間は小説の世界にグイグイ引き込まれて、いい感じにトリップできた。 本当に角田さんの小説は人を引き込む力が強いと思う。改めて凄さを実感して惚れ惚れした。 瞳、容子、千花、繭子、かおり、小説にはいろいろな女が出てくる。こういう複数の女性が出てくる小説を読むと、つい自分はこの中の誰に1番似ているか、共感できるか、仲良くなれそうか、逆に絶対に無理・分かり合えないと思ってしまうか、をわたしは考えてしまう。 今回出てきた5人の女性は皆、一見普通の人のように見えながら(中には明らかに非常識な人もいるが)実は過去にトラウマがあったり、コンプレックスがあったりで、突拍子もないことをしてしまう異常な人ばかりのように思えた。 容子はネガティブで粘着質で近づきたくないし、繭子は育ちが悪く金に汚い(なぜリッチな暮らしを望みながら自分は働こうと思わないのだろうと不思議だった)。 千花、かおりは比較的まともだと思ったけど、子供の受験のためにかおりに紹介してもらった大介に個人的に連絡を取るところはイカれた女だと思ったし、かおりは不倫相手の大介に入れこみすぎていて恐い。 1番まとも、感覚が自分に似ていると思えたのは瞳だけれども、千花は瞳のことを「自主性がなく、自分に依存してきて重たい」と言っているし、違う角度から見るとやっぱり少しおかしいのかもしれない。 表向きは子供の受験について書かれた小説だけれども、本当の見どころは、例えば高校生の頃にあった女同士のいじめとかマウントの取り合い、みたいなのがずっと母親になっても根っこに巣食っていて子育てで再び開花してしまった、というところなのかなと思う。 子育てを通して、母親たちが今まで執着していたことをついに手放せたり、新たな方向へ舵を切れたりと、吹っ切れていく様を見ているのは爽快で読後の後味も良かった。 素敵なドラマを見せてくれてありがとう、という気持ちです。

    1
    投稿日: 2020.08.14
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    未婚男性なので登場人物に共感は持てなかったが、 結婚をし、母親になるって事はATフィールドを強固にする可能性大なんだな、怖気がした タイトルの森が社会と雑多な意識、魚が閉じられた世界と歪んだ自我って事なのかな

    4
    投稿日: 2020.07.12
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    7/6読了。 いつかはママになりたいけどママ友の心配事がまるまる書かれていた。受験とかはどうでもいいけど特に容子さんみたいな人とは関わりたくない。瞳さんがとても大人。 というかママ友なんていらない。本当の相談は友達にして当たり障りなく喋るだけで十分。

    1
    投稿日: 2020.07.06
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    読んでいてむしゃくしゃした。ママ友怖いよう… 閉じられた世界、お互いへの憎しみ、焦り、 それらがおかしな世界ではあるのに日常の延長で、学生時代の女子のいがみ合いみたいでなんも変わらんもんなんだなと思った。ずぶずぶの関係ママ友、ダメ、ぜったい。

    2
    投稿日: 2020.07.02
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    この小説は、1999年に東京の文京区で起こった幼女殺害事件をモチーフにしていると言われている。 当時、自分の子どもも殺されたお子さんと同じくらいの年齢だったので、ニュースや新聞を注視していた記憶がある。 そして本書。まぁ、本当に「子育て」という呪縛に絡めとられた母親達の姿を、恐ろしくリアルに、それぞれの心情の一つ一つを細やかに拾い上げている…うーん、流石としか言いようがない。 そして、どの母親の気持ちも分かってしまう。 皆不安なのだ。 これでいい、うちはこうなの、と腹を決めてもどこか不安になる。 それまでは、月齢で子どもを見ていたのに、幼稚園に入るといきなり横並び。 生まれ月で差があるのは当たり前と思っても、やはり他の子と比べてしまう…などなど。 自分で選んだ友だちではなく、子どもを介してできた友人だからなのか、自分のことならやり過ごせても、それが子どもとなるとそうはいかないものなのだ。 子どもが幼稚園の頃の一時期を、東京の武蔵野エリアで過ごした。 緑が多く、のんびりした所だと思っていたらとんでもないかった。 国立、私立ともに小学校が結構あり、お教室には行かないけど、国立はとりあえず受けるという人も多く、皆教育熱心だった。 いずれまた転勤になると、他人事でいられたので良かったが、当事者のお母さん達は本当に大変そうだった。 しかし、この母親の苦悩と苦労を、後に子どもがどれだけ感謝するものなのだろうか…。 2020.6.21

    26
    投稿日: 2020.06.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ママ友の格差=現在日本の格差のような感じ? ギャルで子供にお菓子ばかり与えて、あげくシッターで預かった子供を肩脱臼させてしまうのはゾッとした。 何か人生歯車違うと自分もこうならないとは言い切れないと思った。 逆に千秋?とか上流階級になることはあるかは疑問。素敵だと思うけど、自分もそうなりたいとは思わない。お金があっても高級品を揃えてどうこうしたいというよりは別のことに使うかも。 もはや、そうしてもお金が余るくらい裕福なのかもしれないけど。 それで余るなら寄付とか貢献活動か、なんか新しい事業とかするかな。 なんか有り余るお金を自分達のためだけに使って、子供に入れ込んで熱を上げるのは、なんとなく違う気がする。もっと タイトルがなんで森に眠る魚なんやろ? 魚は多様な種類がいる 森には魚はいない。 森に眠ってるって、死んで骨になって森に埋まってるってこと?だとしてもうまく意味が繋がらない。 疑問。

    1
    投稿日: 2020.06.27
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    この手の話は読まなきゃいいのについ読んで不快って言うか、部分的にはあーわかる、と思うだけにしんどくなる。 もちろん、実際こんなに追い詰められることはなかなかない、と思う。 ママの煩わしさはあれどいないと不安。 繭子はそもそも子どもっぽい行動に難あり。 瞳、千花、容子、カオリ、それぞれ違うタイプで、つかず離れずが大事なのに、つい仲良くしすぎてしんどくなるパターンが辛かった。 現実はママ友→友になれるし、自分はよい友に恵まれなぁ。

    1
    投稿日: 2020.06.09
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    角田さんの女性の心情の描き方は、読んでいるこちらも心を見透かされているような感覚がして、ドキッとする。 今回も面白く、あっという間に読んでしまった。 ママ友たちとの付き合い、子供の受験、焦る気持ちはよく分かる。他人に流されず、子どものこと、自分のことを信じて貫くのは大変だ。 「世界の終わりと思えるような残酷なことが起きても、世界が終わるわけはなく、日常が続いていく」それが人生であり、母親の日常なんだな…

    1
    投稿日: 2020.05.28
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    ママ友の関係性が徐々に壊れていく本。 受験はあくまできっかけに過ぎず、環境の異なった人の感じる歪みを感じた。疑心暗鬼に陥る様や子供への影響が妙にリアルでゾワっとする。 結局環境の変化や時間の経過によって変わっていたのだと感じる。

    1
    投稿日: 2020.05.23
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    子育てでつながるママ友たちの話。家庭環境、暮らしぶり、受験、子育て理念。同年代の子供がいるということだけで仲良くなった彼女たちが、次第に嫉妬や妬みでドロドロとしてゆく様は、よくある光景なようでとても恐ろしく哀しかった。上部のつきあいなら上辺だけにしておけばよかったのに。人間のいやなところをチクチクと抉るような書き方がとても上手。

    1
    投稿日: 2020.05.11
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    子育てだけしてると、世界がそこだけのように感じる。閉鎖的な世界に、女の妬み嫉みみたいなドロドロ感情が渦巻くと…恐ろしや〜みたいな話。登場人物、みんな嫌い、でも、嫌だけど、自分もどこか少しわかっちゃう部分・似たような部分あるかもと思わせる。朝井リョウの何者でも感じたけど、誰もが持ちうる人間のドロっとした嫌な部分を突きつけられるような話。

    0
    投稿日: 2020.03.22
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    自分とは無縁の世界なはずなのだが、まるで兄弟、親、子ども、近い人の物語で既視感がある話だった。というのも感情の描写がものすごくリアルでグロテスクにも感じるほど。人間の本心と行動がともわないこと、そしてそれにより他人との齟齬が生まれること、誰にでも体験のあるような生々しさが描かれていた。 はっきりというと登場人物全員が苦手だ。苦手というより嫌いに近しい。子供のためという大義名分をかざして、周り回って自分のエゴを振り回す。そんな女性がふんだんに詰まった本だ。そんな悪役の主人公たちを扱うことで、何が正義で何が正解かを考えさせられるような内容になっている。 実話をもとに生まれた作品なのだが、実話レベルを超越したくらいどこにでもありそうな話。

    1
    投稿日: 2020.03.02
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    読み終わりがあまりすっきりしない、あまり好みでない話だった。こういう世界、こんな状態になることもあるのかな。『彼女』が誰であったかはっきり書いてないのは、誰であってもおかしくない、ということか。

    1
    投稿日: 2020.01.28
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    感情の描写がリアルで、 ちょっと怖いくらいだった。 良くありそうな話。なのだけど、登場人物それぞれの気持ちがこんなにもリアルに伝わってくるなんて。角田さん、さすが!!

    1
    投稿日: 2020.01.06
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    ーあの人たちと離れればいい。なぜ私を置いてゆくの。 そうだ、終わらせなきゃ。心の声は幾重にもせめぎ合い、それぞれが追いつめられてゆく。。ー ✳︎ 育児で繋がるママ友5人の話。 最初は仲が良くいつも一緒につるんでいたが、子供の小学校受験 を選択したことから段々と歯車が合わなくなっていく。 ・ 幼児教室を探し、こどもを通わせ、受験校を決めてゆくその過程は、しだいに情報戦の様相さえ呈してゆく。 主人公たちがそれぞれ嫉妬や猜疑や依存の感情にかられてゆく心の変遷が、まるで様々な色のついた細い系を織りこんでゆくように緻密に具体的に描かれているから、読みながら呼吸が苦しくなる。 ✳︎ 1999年に起きた、文京区幼女殺人事件をモチーフにしているとのことで、実際にママ友同士の妬みから殺人事件が起きたとゆうことを知って驚いた。。 女のドロドロした嫌な感じが凄くリアルに描かれていてゾッとしたし、面白かった! 2019年読了、33冊目

    1
    投稿日: 2019.12.30
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    とても面白かった。 自分自身まだあまりママ友などいないので わかるわかるーとはならなかったけど こういう女はたくさんいるよねとか 共感する部分があったり リアリティがあって恐怖を感じるくらいだった

    1
    投稿日: 2019.12.05
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    相変わらず面白い。一気読み。 いっしょで困ることはなにもないのだが、何かおもしろくない気がする。 世界が終わるようなショッキングを味わったとしても世界は終わらないということだ。 言いたいことを言ってくれてる。 終盤どうしようもなく救いがなくなっていく中で、とても清々しいラスト。 小さい女の子から大人の女性誰もが感じる説明できない感情の話です。

    1
    投稿日: 2019.11.14
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    ママ友の世界の話。限られた時期、狭い世界の中でのやりとりは、中学生時代を思い出させてしまう。女の人って形違えどずっとこういう世界で生きていかないといけないのかなと思うとつらい!

    1
    投稿日: 2019.10.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    話自体は読みやすくてサクサク進む。 "ちょっとくらいの失敗なんて大したことないんだ。私はこのことを教えてこなかった。私がそう思ってなかったから。" というフレーズ。 心に留めておこうと思った。

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    投稿日: 2019.10.08
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    育児でつながる5人の母親。接点は母親であること。 しかし関係性は徐々に崩壊してゆく。 お受験という最年少での勝敗決定戦を端緒に溝が大きくなっていく。 何も事件は起きていない。平穏な日常。その裏側で激しく渦巻く心理戦。 心底恐ろしい。 父親の存在感の希薄さ、影響力の無さも際立つ。恐ろしい。

    1
    投稿日: 2019.09.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    評価は5. 内容(BOOKデーターベース) 東京の文教地区の町で出会った5人の母親。育児を通して心をかよわせるが、いつしかその関係性は変容していた。―あの人たちと離れればいい。なぜ私を置いてゆくの。そうだ、終わらせなきゃ。心の声は幾重にもせめぎ合い、それぞれが追いつめられてゆく。凄みある筆致で描きだした、現代に生きる母親たちの深い孤独と痛み。渾身の長編母子小説。 子どもの出来で親の地位が決まる・・自分よりも幸せそうな家族が羨ましい・・・凄く分かる。 まぁ~人生は、子どもが大人になって働き、税金を納めて家族を持ってくれる子になれば成功なんだが。

    1
    投稿日: 2019.09.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    仲の良かったママ友が子供の小学校受験を通してぎすぎすしていっちゃう話。 すっごい怖かった。 仲良くなるかんじも、じわじわと仲が悪くなっていくかんじも、 リアルで人間の怖いところがすごくでていたかんじ。 誰かに比べられて「私の方が上」って思われたくない気持ち、わかるな。 ただ、それを気にしてとらわれてしまうと、自分を不幸にしてまうこと、 この本を読んで、客観的にみることができて改めて学んだ。 人のことを頼りすぎるとか、束縛するとか、依存しちゃだめなんだな。距離感ってとってもだいじ。 知らないうちに依存されるのもこわい。 人と比べてしまうとか、比べられることを気にしてしまうのは、あるあるだけど、気を付けないといけないなーと思った。

    1
    投稿日: 2019.08.11
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    タイトルと表紙だけで買って読み始めたものの、ちょっと驚き。後半でもっと驚いた。言われてみればママ友同士の関係ってそうなのかもしれない。いや、きっとそうなんだろうな。ただ首都圏中心のような気もする。地方は無関係であってほしい。 ちょっと集中できなくて人間関係(名前)が混乱してしまったので、いつかもう一度読んでみたい。モチーフがあったことも驚きだけれど、衝撃的な事件だったのかも。言われてみればかすかに記憶がある。

    2
    投稿日: 2019.05.22
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    このあいだまで、いや、つい昨日まで、日々は彼女にとって頑丈だった。彼女はそのことを知っていた。テストの点数が悪く両親に叱られたときも、昨日まで親しかった友だちが急に口をきいてくれなくなったときも、ずっといっしょにいたいと望んだ恋人から別れを告げられたときも、世界が終わるほどかなしい、くるしい、つらい、そう思っても世界は終わる気配を見せず、日々は頑丈にやってきた。 (P381) それでもひとつわかったことがある。世界が終わるようなショックを味わったとしても、世界は終わらないということだ。残酷なほど正確に日々はまわる。 (P412)

    0
    投稿日: 2019.05.21
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    ママ友なんて所詮、子どもの教育方針に左右される。 受験しない母子は受験しない母子で仲良くしてる方が無難。 お受験にまい進するのは決まって妻の方で、夫はたいてい非協力的。 でもそれが緩衝材にもなるし、そういうスタンスに救われることもある。 うちはお受験には縁のない子育てをしてきたけど、それでもうなずける部分がたくさんあった。 登場人物の気持ち、ほんとよくわかる。

    0
    投稿日: 2019.05.18
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    東京の文教地区で出会った5人の母親。育児を通して心をかよわせるが、いつしかその関係性は変容していた。 文京区音羽お受験殺人事件をモチーフにした作品。 同じ私立幼稚園に通う、あるいは同じマンション住んでいるという共通点のみのママ友たち。 面白かった!! ドラマ「名前を失くした女神」の原作だったのか。 (図書館)

    0
    投稿日: 2019.05.12
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    あの頃なぜあんなに閉塞感を感じていたのか、今思うと不思議だ。 きっと育児に一生懸命だっただけなんだろうな。 そんな幼稚園時代がリアルに思い出される小説でした。

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    投稿日: 2019.03.10
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    ここに出てくる登場人物のようになりたくないとは思うものの、一歩間違えれば彼女達のようになる可能性も十分ある。「他人は他人、自分は自分」頭ではわかっていてもそう割り切れない嫉妬、妬み。誰でも、勿論自分にもそうした一面があるし、それに気づかないふりをする事も多い。 大切なのはその思いに蓋をせず、認めた上で自分の趣味や仕事、自分の人生を楽しめる事を行い一つの事にとらわれすぎない事。上手に息抜きをする事。広い視野を持つ心を忘れない事。 改めてそう思った。

    0
    投稿日: 2019.02.26
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    相変わらず、ぞっとする女性の性を描き出すことがすごい。 自分は、他人に影響されることなく、自分の頭ので考えて生きていくのだ、と思っていても、そう上手くはいかないお受験を取り巻く環境。 この本で2つ感じたこと。 1つは、自分で情報を集めずに先入観で世界を狭めてはいけない。もちろん、お受験という世界についても。 もう1つは、子供の母親という役割に終始してはいけない。自分は自分、子供は子供というスタンスを、自分に対しても、だれかのはお母さんに対しても、やはり貫こうと感じた。

    0
    投稿日: 2019.01.10
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    お受験など、子供をもつ母親達の話。小説としてはすごく作り込まれている感じがするけど、とりとめのない感じなので、角田作品の中ではあまり好きでない。

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    投稿日: 2019.01.01
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    ママ友の話。 私は子供がいないのでわからないけど、子供ありきで知り合った人同士は子供抜きでの友情は難しいのかな。 でもお受験組とそれ以外で溝ができたり、お受験組の中で合格した子と不合格の子のママがギクシャクしちゃうのはなんとなくわかるような気もする。 子は子、親は親のはずなんだけどね。 しかし、小学校受験のための教室とか塾とか意味不明。 っていうか、そういうところ行かないと合格できない小学校ってどうなんだろう。 読みやすかったのですが、メインのママ友が多すぎでそれぞれの個性が薄まっちゃった感じがしたのと、読後があまりスッキリしないので☆ひとつマイナス。

    0
    投稿日: 2018.12.01
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    5人の子持ちママ友のそれぞれの視点でストーリーは語られている。 子供の名前とそれぞれの背景がごっちゃになり読み返すことしばしば。後半は結末が気になり一気に読んだ。自分も子供が小さい頃はママ友作りには気を揉んでいた記憶が蘇って5人の中で自分に近いのは誰かと考えたりもした。金銭感覚や性格、出来れば近しいママ友が出来ればと思えど付き合っていくうちにちょっと違うことに気づいたり…これほど現実味のある小説は久しぶりに読んだ気がする。

    0
    投稿日: 2018.11.20
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    ママ友の話だけど、これは女友達の話で、どんなに年齢を重ねても、どんなステータスになっても、ドロドロな女の世界が広がってるんだね。怖い。自分もそんな一人であることが怖い

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    投稿日: 2018.10.31
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    音羽お受験殺人事件をモチーフにした5人の母親=ママ友を巡るドロドロ。この小説をベースにしているのではと囁かれたドラマ「名前をなくした女神」(2011)を見たときは戦々恐々としたものである。幼稚園時代を無事通り抜けた身として本書に触れると当時とは違ったリアリティを持って一気読み。誰かと話したくなる(笑)。

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    投稿日: 2018.10.09
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    なんとなくであった人々が寂しさや不安を分かち合うために距離を縮める。互いに他人のはずだったのに頭の中で特別な存在になる。それはいいことだったはずなのに。

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    投稿日: 2018.09.02
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    いわゆる「お受験殺人事件」と称された、文京区で起こったママ友による女児殺人事件をモチーフにした小説。 読んでいる間中、ヒリヒリして読むのを中断したくなり、中断したいのに先が気になる…という感じ。 紹介した人同士が自分を差し置いて親しくなってることに腹がたったり、自分の話をしているんじゃないかと疑心暗鬼になったり、言葉の端にちょっと出てきた表現をぐるぐる考えてしまったりするなどのエピソードはどれも女子あるある。私自身はママではないが、ママだったらきっと同じようなことに悩み、考え、波にのまれていたという自信(?)がある。 印象に残ったフレーズ 他人と比べることで人は不要な不幸を背負いこむ。 相手が自分を否定しないとわかっているときだけ、人はなんでも言えるのだ。 誰かの前で泣くと言うのは、こんなにも甘美なことなのかと。 世界が終わるような絶望を味わった。それでも世界は終わらなかった。 以上。 登場人物が多くて、慣れるまでちょっと行きつ戻りつした。

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    投稿日: 2018.07.15
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    千花の「千花には一つわかったことがある。世界が終わるようなショックを味わったとしても、世界は終わらないと言うことだ。」という文は印象的でした。 自分の子供のことだからこそ、自分ができなかったことをさせてあげたいと思う気持ちや幸せになってほしいと願う気持ち、そして子供を大切に思うがあまり、感情がコントロールできなくなったり前が見えなくなる「母親」の立場が鮮明に描かれていてとても面白かったです。 1999年の実際にあった「お受験殺人」がモチーフな事は知らずに読んでいましたが、どんどん引き込まれて一気に読みきってしまいました。

    0
    投稿日: 2018.06.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とても引き込まれて、読んでいる間は読んでいない時にこの本の事を考えてしまうくらい夢中になって読んだ。 少し残念なのは、最後のそれぞれの暮らしを描いていたところで、ほぼ皆前を向いて良い方向に向かっている感じだったのに、一人だけ過食の症状が戻ってそのままという終わり方だったのが辛かった。どうせなら、皆救われて欲しかった。 小学校受験がテーマという事で、ママ友って怖いなあと思ってしまう。こんな関係ばかりではないのだろうけど、同じ年代の子供とはどうしても比べてしまう気持ちは分からなくはない。自分自身のこと、とはまた少し違う何か。自分の子供は自分とは違う人で、自分の所有物ではないはずなのに、なぜそこを比べてしまうのか、、、。好きなように育ってくれればいいと思っていたはずなのに、なぜ、、、みたいな。 まあ、さすがに、この小説に出てきたメンバーは合わないだろうなと思う。あまりに生活レベルが違いすぎる。最終的にそれその道に進んでいくのが妥当な結末なんだろうね。 しかし、角田光代さん、やはり描写がリアルで好きです。

    0
    投稿日: 2018.06.08
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    『森に眠る魚』角田光代 読了。 この物語を読んでいる間、だいぶ病んだ。 憑いたたのだ。この物語の5人の主婦たちの嫉妬や確執や、その他すべての細々とした悪態や狂気に取り憑かれた。それが心地良くもあり、遠ざけたくもなった。けどやっぱり読まずには居られない。それくらい面白かった。 この物語は5人の主婦のママ友同士のお受験戦争がテーマで、作者の角田光代はこの5人が嫌がることを全て知っていて、それを見事に表現している。だから読み手の心は5人分、かき乱されることになる。それくらいのリアリティ。迫ってくるものがあった。どんよりと思い言葉や心理描写に夢中になった。でもあまりにリアルに描かれているから、自分の心が整っている時じゃないと読めなかった。それくらい怖いかった。お化けや幽霊よりも、人間の心理が一番怖いから。 日常に、飽き飽きしている人は読むと良いい、感想は何にも言えない。ネタバレになるから。ただオススメとしか言えない。

    0
    投稿日: 2018.05.27
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    主婦5人+その子供たちの話が交互に出てくるので誰が誰だかわからなくなってしまう こと度々、慣れるまではその都度前に戻るので手間がかかりました。 お互い知り合ったのは幼稚園や産婦人科など子供つながりでいわゆるママ友グループ になります。しばらくは仲良くしていたものの、子供のお受験をきっかけにお互いが 疑心暗鬼、ぎくしゃくした関係になっていきます。そうなっていく過程が本当に女性特有で、女性作家ならではのきめの細かさでした。仲良しグループといっても全員同程度に仲良しではないんです。個人個人によって友情の温度差があって、たとえば気が合うなと思って特に親しみを持っていたA子さんがなんか自分を避けるようになってグループ内のリーダーママ(社交的で外見もよく裕福)とこっそり親しくしてるのではと嫉妬して、A子さんに執着してしまうとか。リーダーママは自分たち に紹介してくれたお受験予備校よりもさらに上レベルの予備校に子供を通わせてるんだろうといらいらしたり。受験校も国立にするからといってお金がないからではないとか、もう面倒くさくなってくるほど女性独特の見栄やら嫉妬やらがてんこ盛りです。 そういう気持ちがわからなくはありませんが、学歴レベルも育った環境もまったく異なるのに子供だけでつながるママ友というのはなんか無理があるような気がしました。 ただ、物語のママ友たちは皆専業主婦なのでやっぱり時間があるというのもよかれ悪かれのような。仕事してたらここまでママ友との付き合いにやきもきしてる時間もないだろうし。女性特有の面倒な部分が凝縮された作品と思います。

    0
    投稿日: 2018.04.07
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    東京の文教地区の町で出会った五人の母親。育児を通して友情を深めていたが、徐々にその関係が崩壊していく。現代に生きる母親たちの孤独を画く渾身の母子小説。 1999年に起きた文京区幼女殺人事件がモチーフだという。当時、「お受験殺人事件」としてマスコミを騒がせた。加害者側、被害者側とも批判と同情の両方の声があるという異質な事件だった。その本質がこの物語にすべて表現されている。横並びでいたいけど、隣人は見下したいという日本のムラ社会特有の思考は、どの地域にも存在する。

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    投稿日: 2018.04.02
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    安定の角田さん。どのママも興味深かったけど、それまで順調だったのに、お受験当日に爆発した男の子が印象に残っています。 小学校受験の時点で気づかせてくれたら、大人になってから爆発されるより、きっといいよね。

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    投稿日: 2018.03.04
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    5人の母親の話なんですが、名前を呼ぶときも苗字、名前、ニックネーム、OOちゃんのママと多くて話に入りにくかった。年代も環境も違う女性が、子どもという共通点で一堂に集まる。ちょっと怖かった。

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    投稿日: 2018.02.24
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    今まさに5歳と2歳の子育て中ということで考えさせらえる内容だったけど、ほどよくフィクション度が強いことで、あまり深刻な気持ちにならずに読めるバランスが良かった。 (とはいえ実際に起きた事件をベースにしていることもあり、そこは事実は小説よりも奇なりって感じですが…。) 自分の奥さんも含めて、身近な人がどの登場人物に近いか?という観点で、ちょっと下世話に人の生活を覗き見してるような気分。 「お受験」を軸に、仲が良かったはずのママ友たちがこじれていくストーリーだけど、どの人たちも適度に正しく、なかなか間違っていて。自分の生き方も他人に覗き見されてしまえば、このくらい正しくて、このくらい間違っているのかもな〜、なんてことを考えさせられた。 終盤。エピローグの直前に、ある衝撃的なエピソードが挿入される。 それはまさに、モデルになった「お受験殺人」の限りなくギリギリの未遂現場なんだけど、そこだけ、誰が誰のこどもを手にかけようとしたのかがぼかされている。(それまでは固有名詞で描写されていた人称表現が、ここだけ"彼女"となっている。) 読む人それぞれのなかに、「あの人があの子に対してやった」と別々のストーリーを持つ。または、同時進行で全く別の場所で起きていた事件なのかもしれない。 自分の身近で起きる事件かもしれない。もしくは自分が被害者かも、加害者かもしれない。 そんな"予感"が、エピローグの直前にそっと差し込まれる。 この1エピソードがなければ、なんというか特に引っかかりのないよくある話という感じなんだけど、このエピソードが、心の中にものすごい"痼り"を残して、小説の印象がずっと残り続ける。 これは小説の"テクニック"に過ぎないのかもしれないけれど、「うまいことやりやがって」という読後感。

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    投稿日: 2018.02.03
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    女だけの小さな世界で子がいるという一つの共通点だけを持ち付き合うのはやはり限界があると思う。浅い関係ならうまくいきそうな気がするけど濃密な関係はもはや無理ではないか。どうしても比べたり羨んだり嫉み妬みの感情を抱くもの。自分の意思に反して悪いことばかり考え自分を苦しめ相手を傷つけ、そうすることで人は離れ孤独になっていくのに。 もし仕事や学校などの世界があればまた違うんだろうけど。閉鎖的な世界って自分を守ってくれることもあるけど何かあった時に救いを求めにくくて霧が晴れるきっかけも少なくて怖いなと思う。このお話では旦那さんが比較的寄り添ってくれてたからまだ良かったようにも思うし、ただ描写が少なかっただけのような気も。多分悪い感情で頭がいっぱいになった女には旦那の存在はとてつもなく薄くなるんだろうな笑 角田光代の本は読んでいる時ホラー並みに怖くなることが多い。ザワザワして周りを信じられなくなるというか。だからこそ笑顔!楽しいこと考えよう!夫に感謝しよう!と強制的に思うようにもなる笑 容子と千花の子供は結局同じ小学校では?と気になった。でももうだいじょうぶなのかな容子…ぶり返しそう。人は簡単には変われない。 ・ けれど、不安も心配も羨望も、みなどこか、遠いところにある。自分を決して脅かさないほどに。

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    投稿日: 2018.01.27
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    素直に女性って大変だなぁって感じました。 男としては其々の夫像にも視点がいきましたね。 妻の目に夫の行動がどのように映ってるのか、妻が苦しんでいるときに夫はどう振る舞うべきなのか、考えさせられました。結婚してませんが(笑)

    2
    投稿日: 2017.12.29
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    この間も似たような本を読みました。 似たような本多いですね。 ママ友って、ではなく、女ってめんどくさい。 かく言う私も女ですが、生まれ変わったら男になりたい、それぐらい女であることがめんどうです。 子供がいるいないは関係なしに、女に産まれてきたイコール揉め事、嫉妬、意地、プライドの張合い…etc いわゆるマウンティング?他人との比較は避けられないのではないか、と感じます。 隣の芝生は青い、ですね。 リアルだけど醜い。

    0
    投稿日: 2017.12.23
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    角田さんは女性の人間関係のモヤモヤを描くのが上手い。「わかる」と共感できるところも多いけれど、最後がすごい曖昧な感じがあまり好みではない。この作品も。2017.10読了

    0
    投稿日: 2017.12.08
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    角田さんの文章は苦手ではなかったけど、これはなんだか本当に疲れた。ママ友関係を巡る心理戦だからなのか並列な登場人物が多いからかわからないが、読むのがしんどい小説というのもあるもんだな…と。

    0
    投稿日: 2017.12.02
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    ママ友って面倒くさい!この一言に尽きる…。 この話に登場したママ友たちは、生まれ育った環境も金銭感覚も違う。根本的に価値観が異なっているから、本当の「友達」にはなれなかったのだろう。 それぞれの視点で描かれているから、ある会話が一方では嫌味に聞こえていたり。女特有のドロドロした内面が至るところに表れていて楽しめた。

    0
    投稿日: 2017.11.05
  • 少しもの足りないドロドロ感…

    ママ友たちの仁義なき戦い。 とまではいきませんが、子育てや お受験、旦那さんの収入。 それから世間体にいたるまで、 世の奥様方も大変ですね。 まぁ、これは小説なので出てくる ママたちは全部狂ってるけど【笑】 途中なかなか僕好みのドロドロ感 でしたが、ラストは意外にあっさり? っていうか、ラストの方で登場した 女性が誰のことか、わかりません でした。 登場人物のうちの誰かが、とうとう ヤラかしたか?と思ってドキドキ したのに。 あれは空想?読解力不足ですが、 また読み直すほど気にもならなかった から、まぁいっか♪ 次は爽やか系読もっと(*´∀`*)ノ

    1
    投稿日: 2017.10.29
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    この人のかく女性の話ってリアルだなあ。 私はまだ結婚も出産も経験してないけど、その先にはこうゆう人間関係とか悩みがあるんだろうなーってしみじみと納得してしまった。 最後の方で、母親たちが名前をなくし、のっぺらぼうみたいに抽象的な世界観が挿入されてたのがすごく印象的だった。

    0
    投稿日: 2017.10.25
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    読了日2010/06 過去に本当にあった事件を題材にして書かれた本。 ママ友の微妙な関係を、女性の外には出したくない醜い内面をズバッと書いてあって、面白かった。 そして、私も一応ママの端くれなんで、興味を持って読み進みました。 他人の心の中なんてわかんないけど、女ってみんなこんな妬みや嫉妬でいっぱいなのかな・・ちょっとショックだった。 憧れと嫉妬は紙一重だし、人を見下すといことを自分では気がつかないうちにやってしまってるのかもしれないなぁ。 この本を、今からママになる人が読んだら、きっと恐ろしくなるだろうなぁ(笑) 公園デビューだとか幼稚園ママのお付き合いだとか、メディアでも騒がれてた時もあったけど、 世の中、ママ友関係でこれほど追いつめられてしまう母親がたくさんいるのかなぁと思うと怖くなるなぁ。。 実際、友達は幼稚園ママ時代、リーダーママ主催のお茶会で、父親の年収順に席を座らされたり、お茶会の幹事を要領よくやらないと、母親として失格と言わんばかりの避難の嵐だったりと・・・壮絶な体験をしたらしい。。 こんな世界が身近に本当にあるとは・・とビックリしました。 子育ては孤独だから、ママ友を作ることは大切だけれども、子どもをそっちのけにして、ママ友の関係に執着しすぎて、そのことしか考えられなくなってしまって、子育ての悩みよりママ友との関係の悩みの方が大きくなってしまうなんてバカバカしいと思ってしまうけど・・

    3
    投稿日: 2017.10.14
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    登場人物の母親と子供の名前が覚えられず、何度も遡って確認しながら読んだ。ちょっとしたズレから、ママ友に嫌悪感を抱く話。自分の子どもはまだ小さいが、私立か国立に入れたいと思っており、幼稚園、小学校と受験を経験させることになる時、周りのお母さん達とうまく付き合っていけるのか不安になる。 最後のあとがきから、文京区でおきたお受験殺人がモチーフだと知り、ウィキペディアで調べたところ本当に似た部分がたくさん書かれていて衝撃を受けた。最後に描かれる匿名の[彼女]が、それぞれ誰のことなのか推測しかできないが、正解を知りたいと思った。

    0
    投稿日: 2017.09.12
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    怖い怖い。小学校前の子の母親たちの日常。お受験、ママ友。価値観の違いや生活感の違い、どうしても他の子(他の母親?)と比べてしまう。でも誰かとつながっていたい。殺人とか窃盗とか犯罪がある訳じゃないのに、怖い世界。いつか楽になるんでしょうか?

    1
    投稿日: 2017.08.26
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    うん。こういうの好きです。母になりここまでドロドロではないにしてもタイムリーにママ友問題に直面してるからかな。一気に読める感じがいい。

    1
    投稿日: 2017.08.20
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    お子様受験を軸に母親5人の関係、心境の移り変わりを表した小説 これぞ「上辺だけの付き合い」というような話が続いていきます。 段々とあらぬ方向へ5人の思いが流れていき恐ろしい章までたどり着く。 最終章は少しホッとした内容で終わりますがその前の章が怖い。 実際にこのような内容の話はゴロゴロと転がってんだろなぁ 誰々さんの○○ちゃんは出来るのに自分の子は出来ない。 ○○ちゃんにはしてあげてたのになんで内の子にはしてくれない。 妬み、嫉み、が渦巻く世界も実際にあると思ったら余計に怖くなります。

    0
    投稿日: 2017.08.20
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    文京区に住まう5人のママ友が、小学校お受験を前に、些細なことで葛藤、嫉妬…。少しずつ歯車がかみあわなくなってきて…というドロドロストーリー。 1999年に起きた、「お受験殺人」とも呼ばれた文京区幼女殺人事件をモチーフにしているそうです。こんな事件が実際にあったのかと思うと、戦慄…。 http://www.cyzowoman.com/2014/11/post_14079_1.html ①「ママ」という共通項の不思議さ 「ママ友」って、 「ママ」という、とても広い、でも同時にとても強い共通項でつながるけれど、 その後に付き合ってだんだんとわかってくる、 生活水準=価値観が決定的に違う場合は、結構しんどいと思う。 子どもが関わることだからなおさら。 女の人だからなおさら。 子どもが関わるし、 女の人たちだから、 つながりやすさはあるんだけれど。 ②子どもは圧倒的に弱い存在 私もママなので、読むのがしんどかった。 自分の子どもへのイライラとか、 友人への子どもに対する暴力とか、 そういうシーンは胸がえぐられました。 子どもには何の罪もないわけで。 自分の子ども殺しちゃったとか、誘拐して殺しちゃったとかいう事件が実際にあるけど、 あんなに弱い存在をよくどうこうできるなと。 「子どもは未来だよ」とおじいちゃんやおばあちゃんがよく言うけど、 本当にその通りだと思うし、大人が守られなければいけないよね。 この本(また、実際に起きた「お受験殺人」)では、 自分の弱さを守るために、憎むべき相手ではなく、相手にとって一番ダメージの大きく、また一番弱い存在である相手の子どもを殺めてしまったわけです。 やり場のない気持ちになる。 ③すさまじい文京区のお受験 私は「お受験」とは無縁の世界で生きてきて大人になったので、 それがどういうものなのか、この本や「お受験殺人」に関する記事を読んで知りました。 (…といっても、それも「お受験」の世界のほんの一部だろうけど) 小学校教員をつとめる友人曰く 「東京で言えば、やっぱり文京区が一番。あとは港区とか中央区とか。学力は家庭の収入に多少比例するよね」とのこと。 昨年まで私は文京区で働いていたのですが、 ランチで外に出ると、それこそママ友の集団が数人で優雅にランチをしている光景にしばしば出会いました。 そしてそれはもう、お受験の話でよく盛り上がっていたのでした。 「あそこの塾がいい」とか 「あの先生はよくない」とか ときどき 「うちの子は○○が結構得意でね」とか 子どもの自慢を織り交ぜながら。 こんなドラマみたいな世界が本当にあるんだな…とよく思ったものです。 専業主婦で子どもにお受験させるなんて、私とは180度価値観が違う。絶対無理。 特別な理由がない場合は「ママも働いた方が絶対良い」というのが私の価値観です。 この本に出てくるママ友の5人の共通項は「専業主婦」ということ。 アルバイトであれパートであれ、絶対社会に属していた方がいい。 じゃないと世界が狭くなる。 子どもや旦那にばかり目がいってしまう。 「ママ」で「妻」というだけのアイデンティティはさびしすぎる! …というのが持論です。 私だったら、子どもや夫の些細な言動にもイライラしてしまって、絶対精神崩壊する…と思います。 反感回買いそうな文章を書いてしまった…。 女の人は優秀だから、家にいるだけではもったいないと思う。 そのスキルをぜひ社会に貢献してほしいな、とも思うわけです。 ひよったフォロー…。 でも本当にそう思います。 ④鈴木成一さんの装丁がとてもきれい! 写真しかり、テキストの配置しかり、 大きくのばして部屋にかざりたい表紙です。

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    投稿日: 2017.08.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    子持ちでも幼稚園ぐらいまでのお子様がいる方、妊婦さんは読むべきではないと思う本です。怖いし。 登場人物を覚えるまでが大変だった。 子供いるのでそれなりに共感持って読めたけど、最後までよくわかんなかった人は容子(繭子は論外)。千花とかおりも似ててあんまり区別がつかず、何度も間違いそうになった。 繭子に気味の悪い引き出しを見せたあの娘の意図もよくわからなかった。何の為に?繭子も何のために部屋に行ったの?お金でも盗もうとしたのかな…それを察知して恐がらせるため?よーわからん。みんな、行動と言動が少し極端すぎてリアリティに欠けた感じがあった。 終盤が盛り上がりに欠けたような気がする。「彼女」のとこは、誰なのかわかんないし(誰でもない誰かなのかもしれないが)、何が起こってるのかもよくわかんないし…もう少し怖いラストを期待していたので、残念だった。 よくわかんなかったって何回も書いてしまったので、良くわかんなかったのかもしれないが、読んでいる間は猛スピードで引き込まれて読んだ。

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    投稿日: 2017.08.14
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    実はこの作家さん、ほぼ初読みです。 もう選ぶ題材が嫌で・・・(笑) 人の子ども盗むやつなんて、死ねばいいのにと思ってました。 まぁ、それだけ惹きつけるってことなんでしょうね。 で、今回は幼稚園入園前から小学校入学前までの ママ友たちのお話。 仲良しだと思っていたママ友が ちょっとしたきっかけで亀裂が入ります。 幼稚園の母同士の密着度は凄いものがあります。 危険です。経験ありますが危険です。 あくまでも私の経験上ですが、 保育園より幼稚園のほうが怖いです。 このお話にでてくるストーリーは決して大げさではありません。 とっても、仲良さげだった人達が 断絶していくのもみましたし その場にいない人をディするなんて日常茶飯事です。 関わらないのが一番。 教育方針も対人関係も、 ぶれない強い意志のある人を尊敬してました。 それがどんな方針であってもね。 あの時は、それなりに楽しかったけれど、 もう二度と戻りたくない時期ではあります。 ついて行けなくて、 息子が年長に上がると同時に仕事始めた私。 でも、娘を仕事の時に預かってくれたのも ママ友さんでした。感謝してます。

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    投稿日: 2017.08.13
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    「なんて醜いんだろう…」と思いながら読んでました。リアルで丁寧な描写がその醜さを助長させました。 羨望や信頼が憎しみに変わり、友情が敵意に変わる。ママ同士の関係は深くなればなるほど、複雑に絡まってしまう。自分だけのことならば関係を断ち切ればそれで済むが、子供が絡んでくると実に厄介だなぁ…。恐ろしい…。

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    投稿日: 2017.07.14
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    いやあ恐ろしくも惹かれる本を読んでしまった。 ママ友バトルとかそんななま易しいものじゃなく、母親の悲壮感ただよう作品でした。 以下、脳内キャスティング。映像化希望。 かおり→長谷川京子!! 瞳→尾野真千子(きっと名前を無くした~の印象) 容子→安藤さくら、かなぁ。 繭子→臼田あさ美。 千花→ショートカットで社交性のある美人…辺見えみり、ホラン千秋(砂の塔だね)とか。

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    投稿日: 2017.06.17
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    前半までは5人のママ友達がそれぞれの個性はあるものの 分け隔てなく楽しく過ごしているかのように見えて 一瞬羨ましい関係のようにも思えました。 ところがある一人の男の子の小学校受験をきっかけに それまで関心のなかったママ友達に異変が起き始める。 そして受験だけでなく一人が妊娠したことによっても異変が起きはじめ 徐々にグループ内の関係が崩れはじめます。 楽しいママ友がいっぺんにして互いに比較したり、探り合ったり、 憎しみあったりしてここまでも関係が崩壊していくのかと 思ってしまいました。 互いに比較して嫉妬の塊になっていき、 しまいには自分で自分を苦しめてしまっている状態になり 後半部分でのお祭りに行く女性の怪しい行動には狂気を感じ、 女性の心理描写があまりにも鬼気迫る思いがして 読んでいて苦しかったです。 女性は物心ついた時から男性にはない独特の世界があり、 それは学生時代だけのことだと思っていましたが、 大人になってもいつの世代になっても抜けることはなく、 それによって人間関係が難しいと思わざるおえなくなってしまいます。 この中のママ友達も学生の時に苦い経験があるからこそ、 また同じような経験はしたくないからそこそこの付き合いをと 思っていたと思っていましたが、結局はまた同じようなことを 繰り返されてしまったというのはやりきれなさを感じます。 他人と比べると人は不要は不幸を背負いこむ。 人は人、自分は自分、その線引きをしっかりさせて 日々を送りたいと思っていても ママ友となると自分だけではなく子供を交えての交際となると 難しいのだなと思いました。 角田さんは以前の作品でも女性の心理描写やママ友達の会話が とても細かく表現されていて、特に今回も会話の部分では とてもリアルでまるでどこかの立場端でも聞いているかのような リアル感で吸い込まれました。 登場人物のどの女性もそれぞれの過去に辛い過去があったり、 今もなお人には言いたくても言えない悩みがあったりしても、 ママ友の前に出ると明るく気丈に逞しくふるまってしまい それが余計にいらないトラブルの火種になってしまうのかとも思ったりしました。 誰が悪いとかそうゆうことではなく、 とにかく人と比べることでこんなにも苦しく辛くなってしまう 人間関係というのは嫌だなと思っていまいました。 核家族で少子化という昨今で同じ年頃の子どもを持つ主婦は 同じような境遇の人と出逢えたらどれだけ心強いものかと思います。 けれどせっかくのママ友も些細な事からどこかボタンを掛け違いで こんなドロドロとした人間関係になってしまって、 親同士だけでなく子供まで嫌な思いをさせてしまうのは残念なことだと思います。 私は子供がいないのでママ友付き合いという経験が無いですが、 時にはそんな関係が羨ましくも思ったりもしましたが、 このような事に巻き込まれしまうとしたら そんな経験をしなくて良かったのかなとも思えたり、 女性の独特な世界感を改めて難しいなと思わされてしまいました。 けれど自分の価値観と合ったり心地良い人と出会えることも あると思うので、そのような場合にはママ友という枠を超えて 人生の友になれるかと思います。 読みやすく現代の女性の心を鷲掴みしていて 女性の日頃に対する本音も細かく描かれているかと思います。 女性の心の深い闇を知るには読み応えがありお勧めな作品かと思います。

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    投稿日: 2017.06.05
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    だんだん狂気に侵されていくママ友の世界。最初は仲良く微笑ましかったのに、ちょっとしたことがきっかけで人を疑うようになったり、疎ましくなったり、勝手に寂しくなったり…ママ友じゃなくても女が狭いところで集まっているとこういう現象起こるよねーと、どの人物の不幸も少しずつ共感できるのが何よりも怖い…続きが気になって一気に読んでしまいました。

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    投稿日: 2017.05.06
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    ママ友さん。一対一で、価値観や、経済観念が似てたり、気の合うママ友さんは一緒にいてとても楽しい人はいる。 でも、グループになったり、PTAでの集まりとなってくると、価値観も経済観念もバラバラ。 中には宗教の勧誘、マルチ商法目的で近づいてくる人もいたなぁ。 詮索、誤解、嫉妬、比較、敵視…etc 重なり合って複雑になって結局やっぱりバラバラ。 中にはこの小説みたいにとんでもなく怖い方向へ精神的にも病んでしまってるママもいるだろう。 ほんと、些細な事が大きなズレになっていく。各々の、勝手な色眼鏡のせいで。 どんな考え持ってるかとか、はじめ全然わからんし、常識ある人でもその時々の環境で意識していなかった悪の部分が表れて、考えが変化していく事もある。 子どもに危害加えられたら何の為のママ友なのかたまったもんじゃない。

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    投稿日: 2017.04.28
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    同じ母親として、程度の差こそあれ、理解できる感情があって、怖かった。ここまで膨らむかどうか、は何の違いがあるからなのだろう。自分もこの一線を越える可能性があると思うと鳥肌がたつ。解説にあった事件のことは、私は記憶にない。

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    投稿日: 2017.04.24
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    母親同士の心の探り合いみたいなのがぎっしり詰まってる作品。最初はいい関係だったのがだんだん悪くなっていく様子がこわい。読み終わったあと、どよーんとした気分になる。

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    投稿日: 2017.04.20
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    女性作家が描く女の話っていつも最低最悪。女ってこんなに酷い生き物なの?そんな風にしか描けないような存在なの。もしかすると書いている本人が1番最低なのかも。男に生まれてよかった。

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    投稿日: 2017.04.05
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    小学校お受験を舞台に5人のママ友たちの心の声。怖い、まあ怖いこと。実際にグロい描写がある訳ではない。でも怖い。呼吸が詰まる。じわじわ来る怖さ。私自身当時を振り返るとあゝなんか分かるぞ、こんな母親おるおるって感じでさらに恐怖を覚える。でも私の様なオッさんよりこれを読んでズキュンとくるのはやはり母親だろう。 所詮赤の他人、同級生でも幼馴染みでもない、同じ趣味の集まりでもない、育児を通して知り合っただけの所謂ママ友。そりゃあ、性格、価値観なんぞは先ず合うわけがないわな。ただ生活水準が近いママ同士の方がトラブルが少ないんじゃないかと私の経験則。絶対当たってるはず。異論は認めない。

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    投稿日: 2017.03.08
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    身につまされました。確かに子供が就園前から就学前の3年間ほどてママたちとのお付き合い、濃かったなー。楽しいこともたくさんあったけど価値観の違いに悩んだり幼いわが子のいいところを見ないでお友達と無意識に較べてしまって悩むなんてことあったなー。

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    投稿日: 2017.03.02
  • 角田光代さんが書く「ママ友世界」

    角田光代さんによる「ママ友」世界の小説です。 でも、角田さんが書くとどちらかというと「ルポ」のような印象になり、 女性の世界を描いた「ママ友バトル」といったどろどろ感はそこまで強くありません。 それでも母になった女性たちと、その子供にふりまわされながらの 彼女たちのつきあい含めての大変さは伝わってきます。 角田さんは内容は暗く思くても、タッチが比較的ドライなので 実際に子育てをして「ママ友」世界を味わった人よりも、 その周囲にいるお父さんや家族の方が読むと「なるほど」という 説得力があるのではないかと思います。

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    投稿日: 2017.02.27
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    SNSで、「ママ友のことを◯◯ちゃんママと呼ぶのは、子供の友達の親だから仲良くしているのだ、と予防線を張っているから」だと読んだことがある。この本ではそれがさらに身にしみた。 自分の子供が可愛いのは、わかる。 受験が、子供の未来のために必要だと考えるのもわかる。 登場する5人の母親とは違う、私は違う母親になるのだ!と思いながら読んだけど…そうかな? 親しみが憎しみに転じるなんてことざらにある。依存になり、憎しみになり…子供同士の関係がある以上、簡単に距離を置いたり離れたりできない親の関係の息苦しさを感じた。 人を妬んだり羨んだりする気持ちの描写が生々しく、読んでいてかなりしんどかった。

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    投稿日: 2017.02.26