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不格好経営
不格好経営
南場智子/日経BP
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総合評価

480件)
4.2
172
179
67
5
2
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    DeNAの創業者、南場さんが2013年に書いた本。読み物としてポップで面白く、読んでて楽しかった。同時に、黎明期のDeNAの奔走を知ることが出来る。恥ずかしながら、これまで会社というものをオフィスのような建物としてイメージしていたが、これを読んでたくさんの人間が集まったひとつの大きな人間みたいなんだなと思った。 ポケポケが大成功したが、今後のDeNAはどういう存在になっていくのだろうか。追い続けたい。

    0
    投稿日: 2025.11.06
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    かっこいい自分なりに頑張ってるメガベンチャー女性社長の話。優秀なメンバーを構えるのはすごい事だが、変に背伸びせず、優秀だからこその失敗談や運ではなく計画的に成功した場面が見れて素晴らしかった。私も勇気をもらえた。ただ、同時に登場人物全員が天才なので、同じ夢を志している自分に自信がなくなる。生まれた運命の逆境を乗り越えて東京の大学に入り、マッキンゼーに入社する華麗なるキャリアはとても羨ましいです。別の次元の人間というのを凄く読んでて感じました。私も頑張ったら少しは南場さんやその周りの人たちみたいになれるかな?少し期待しちゃいました。

    0
    投稿日: 2025.10.29
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    昨年日本一になったDeNAベイスターズのオーナー南場さんの著書。 DeNAが野球界に進出した話を読みたいと思って手に取りましたが、ほとんどはDeNAの設立から現在までのことや南場さんの生い立ちからの話でした。 しかし、DeNAという会社のことはほとんど知らなかったので、オークションやゲームを手掛けた話を知れて良かったです。 今度は野球の話が中心の本を南場さんに書いてほしいな。

    0
    投稿日: 2025.10.25
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    『正しい選択肢を選ぶ』ことは当然重要だが、それと同等以上に『選んだ選択肢を正しくする』ことが重要となる。 DeNAを応援したくなる本

    1
    投稿日: 2025.09.15
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    経営指南書ではなく、裏話集みたいな感じですね。最後の最後に、信条というか、どういう気持ちで経営にあたってきたかが書いてありますが、あくまで心意気であって、具体例ではないので、どちらかというと『エッセイ』的な1冊だと思ったほうが良いかな。

    9
    投稿日: 2025.09.07
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    記録用 南場さんの人柄の素晴らしさと、フットワークの軽さにとても感銘を受けた ひとつひとつのエピソードがとても面白く、人間らしさが詰まっており、読みものとしても面白い 元々マッキンゼーで活躍されており、当然非常に賢い方なのだと思うが、それ以上に彼女の人間力や何かを成し遂げるためのエネルギーが人を惹きつけたのだなぁと感じた 何度も読み返したい本 特に印象に残ったエッセンス ・事業リーダーにとって「正しい選択肢を選ぶ」ことは重要だが、それ以上に「選んだ選択肢を正しくする」ということが重要 ・優秀な存在への尊敬 ・任せる勇気

    0
    投稿日: 2025.08.27
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    南場さんのパワーにひきつけられこういうリーダーでありたいなと思った1冊 以下私も心に留めておきたい言葉を引用 ・管理職かメンバーかは上下関係ではなく役割の違い ・今日明日のあなたの仕事ぶり、仕事に向かう姿勢こそが人脈を引き寄せる ・事業リーダーにとって、「正しい選択肢を選ぶ」ことは当然重要だが、それと同等以上に「選んだ選択肢を正しくする」ということが重要 ・自分が接している情報が断片的であるという自覚を失わない ・はじめからデキるスーパースターばかりに頼るのではなく、人の力を信じて引き出せる会社にしていきたい 毎日の仕事ぶり、姿勢が自分の将来につながり、 私のライフテーマでもある 人の可能性を信じてその人の力をいかに引き出すか を改めて自分の中で再確認できた

    0
    投稿日: 2025.08.26
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    経営とは縁のない仕事をしているが、それでも南場さんの人となりが読んでて非常にユーモア活力のある人で読みやすかった。 人生山あり谷ありとはこういうことなのかというくらい密な人生を送っていると感じた。

    0
    投稿日: 2025.08.24
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    冒頭、「私はビジネス書を読まない。役に立たないから」と書いてあるが全くその通り!役には立たない!でも経営者が書いた本というのは、その人が会社に対してどのように向き合ってきたかという熱量が伝わるから好きだ。南場智子氏は熱く、まっすぐで、とんでもなくエネルギーに満ち溢れた人だとわかる著だった。DeNA、いい会社だな。今の自分の会社に出会ってなかったら、入りたかったかも。でも私は自分の会社でDeNAも超えることを目指したいな。そう思えました。

    0
    投稿日: 2025.08.06
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    読み物として大変面白く、どんどんページをめくり、あっという間に読み終えてしまった。 南場さんのユニークさ・胆力・情熱に魅了された1冊でした。経営者の心の内側をここまでリアルに曝けだした本も珍しいのでは。 個人的刺さったのは、経営者は選択肢が正しいかではなく、正しい選択にするための胆力が必要だという言葉。※文中では少し違った表現だったかもしれない

    0
    投稿日: 2025.06.15
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    もう純粋に面白かった!この本の第一版は2013年6月。本を読む隣で今、正に起きているような臨場感があり、ジェットコースターに乗ってビジネスのうねりに巻き込まれた感じがした。特に創業期のエピソードは面白く、現在の同社から想像できないほど。南場さんの仕事に対する熱量と魅力が詰まった本です。読後、DeNAの採用ページを見てしまった笑

    0
    投稿日: 2025.06.14
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    南場さんは、人を大事にする方だなと読んで思いました。上下関係なく、対等に接し、自分の気持ちを尊重し、他人を信用し、なかなか出来ないことだと思う。南場さんの凄みであり、魅力ですね。 また、知的好奇心の探究をやめないところも南場さんらしい。

    0
    投稿日: 2025.05.19
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    “格好悪くても、やる”という美しさ。 『不格好経営』は、綺麗ごとじゃなく、リアルな泥くささが詰まった経営の物語だった。 南場さんの飾らない言葉、葛藤や迷いまで赤裸々に書かれていて、「経営ってこんなにも感情を揺さぶられるものなんだ」と感じた。 どんなに優秀でも、何度も壁にぶつかりながら、それでも仲間とともに進む姿に勇気をもらえた。 「リーダーに求められるのは、答えを持っていることより、最後までやり抜く覚悟なんだ」と気づかされる一冊。 スマートじゃなくても、うまくいかなくても、挑戦し続ける人の背中は格好いい。 経営者としての視点だけでなく、“本気で何かをやってる人間の生き方”に深く共感できる内容でした。

    0
    投稿日: 2025.05.12
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    ビジネスに分類されると思われる本なのに、南場さんのDeNAというか、周りの人への愛を感じるところで何度も泣きそうになった。 普段読む本とは違うジャンルだったけど、元気をもらえた一冊でした。

    0
    投稿日: 2025.05.10
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    私はまだメンバーで、チームをマネジメントするような立場ではないが、私が向き合っている仕事には会社の代表・プロフェッショナルとして、オーナーシップを持って、「コト」に向かう。それをとことん大事にしていきたい。

    1
    投稿日: 2025.04.29
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    リーダーとは大きな絵を描ける(ビジョン)人、他人がそれが無理だと言っても、そして実現できる仲間を引き寄せられる人なのかなと思った!

    0
    投稿日: 2025.04.28
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    新しい会社が立ち上がっていく様子は、読んでいる私までもハラハラドキドキで一気に読めた。この文書を読んでいるだけで、著者である南場氏は目の前にいる人を自分事として巻き込んでいくのが上手な人なのだろうと感じた。いいことも悪いことも、運がいい、仕方がなかったでは片付けられないほどの色々あっただろうけど、それを飲み込んで前向きでいる潔さに元気づけられる。

    0
    投稿日: 2025.04.13
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    横浜ベイスターズのオーナー企業という以外に詳しい事業内容はよくわからないDeNA。 でも代表の南場さんのお名前は知っていた。 2013年に書かれたこの本を図書館でかなり順番待ちして借りた。 前半はDeNAの立ち上げから初期の事業について以下に苦労したか、どんなにたくさん失敗してきたかについての話。 オークションもモバイルゲームもやらないのであまりピンとこなかった。 後半、第6章「退任」の南場さんの旦那さんの看病のため代表を辞めた話あたりから少し身近に感じられるようになり、第7章「人と組織」の一問一答は大企業のリーダーとしての判断力、組織力、瞬発力、人の育て方などについてはとてもわかりやすく、なぜこれだけの大きな会社に育ったのかがよく分かった。

    0
    投稿日: 2025.03.05
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    上司のすすめで購入 読み物としても軽妙な語り口でとっても面白かった! ビジネスパーソンとしての熱量がとんでもない…

    0
    投稿日: 2025.02.25
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    もう10年以上前に出版された本ですが、いまだに書店に平積みされているところも多いです。巻末を見ると17刷と書かれており、多くの人に読まれていることが伺えます。 長いこと読まれている理由を考えてはいるのですが、おそらくそれは経営者として、もしくは組織を引っ張る人としての悩みや失敗が、本当に等身大で書かれているところにあると思います。 この本のタイトル通りではありますが、本書には『私すごい』『私えらい』という鼻につくような自慢話は一切ありません。それどころか、社員や周りの人への敬意や感謝に満ちています。読んでいて気持ちが良い本です。 また、単にストーリーの羅列のみに終始しているのではなく、大事にしているモットーや考え方など、経営者としての面もうかがえます。大なり小なり組織を率いるリーダーにとっても、きっと多くのヒントが得られます。 単なるエッセーでもなければ自己啓発書でももちろんなく、堅苦しい経営指南書やビジネス書でもありません。そいういう意味では不思議な本ですが、読後にこの本から得られるコトバやエッセンスは心に染み入ります。自分も取り込んで今後大事にしたい、そう思わせる本でした。 高校生や社会人まで、色々な人にお勧めします。

    3
    投稿日: 2025.02.08
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    DeNAの生みの親南場さんの本。 マッキンゼーから独立して起業し成長させて…とさぞかし輝かしいストーリーが並ぶのかと思いきや、数々の失敗談がオープンに書かれていて良い意味で予想外。 素晴らしい経営者はどこまで行っても謙虚さを忘れずにいる印象だが、まさに南場さんのストレートで謙虚なお人柄がよく伝わってくる一冊だった。 失敗や難しい局面で何を大切にし、どのように決断されたのか、驕らずに向き合うことの大事さを痛感した。

    0
    投稿日: 2025.02.08
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    すごい熱量だな。 こんな世界があるのか、というのが素直な感想。 南場さんは多分もっともっとすごいことたくさんしてるけど、専門の人じゃないから表現しきれないことが多くあったんだろうなと。 だから全てを知る、想像することは難しかったけど、 氷山の一角は見れた気分です。

    0
    投稿日: 2025.01.31
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    南場さんの魅力が詰まった一冊 当たり前のことではあるが、優秀な人達でもたくさんの失敗を重ねたうえで成功を引き寄せている 凡人なら尚更失敗を恐れてはいけないのだ 恥をかいて生きていくしかない

    1
    投稿日: 2025.01.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    14. 「そんなに熱っぽく語るなら、自分でやったらどうだ」たった一言が私の人生を変えてしまった 19. 社名は、「DNA」に「eコマース」のeを挟んでDeNA。インターネットを用いて売りたい人と買いたい人の距離をぐっと縮めるような流通革命を起こしたい、そんな遺伝子を広げようという気持ちを込めた 23. 誰を立てるではなく、自分たちがどうしたいかを考えるべきじゃないだろうか 32. パニックは人間の能力を極端に下げることを身をもって知った 33. 社長が最大の責任者、加害者だ。なのにあたかも被害者のような言い方をしていたら誰もついてこないぞ 44. サービス開始の感動を物語る一枚の写真が残っている。褒められるのが大好きなナベも、生意気な守安も、とにかくバラバラなモチベーションで集まったバラバラな個性が、気持ちをひとつにし、いい笑顔をしている。純粋で、シンプルで、力強く、そして自然な喜びだ。 同じ目標に向かって全力を尽くし、達成したときのこの喜びと高揚感を中枢に据えよう。互いに切磋琢磨し、ときに激しく競争しても、チームのゴールを達成した時の喜びが全員に共有され、その力強い高揚感でシンプルにドライブされていく組織を作ろう。そう決めた瞬間だった 83. 「南場さんね、買ってもらえなかったときにどれだけいい笑顔が見せられるかが勝負なんだよ」 91. なんの寄る辺もなく起業する者は、有名な大企業のサポートはとても心強く感じてしまいがちだ。けれども、大企業を大株主に迎える場合、状況は変わりうる、という当然のことを頭に入れておく必要がある。大企業にはそれぞれ株主がいて、そこからのプレッシャーも大きい。当然あちらも変わればこちらも変わる。支援の内容や有用性、株の保有意向など、不変のものなど、ひとつもない 98. モバオクはパケット定額制が普及し始めて、タイミングのよさが成功要因のひとつだが、さらに抜群の使いやすさも評価された 101. ビッダーズの経験は「Winner takes all」つまり業界ナンバーワンでなければ生き残れないという定説を反証してみせた。ビッダーズは1番でなくても生き残り、黒字化し、そして成長軌道に乗ったのだ。しかもモバオクの自律的かつ爆発的成長は異次元だった。やっぱり、インターネットサービスの世界は、業界ナンバーワンになるとケタ違いに、こんなにも効率がよいのだ 101. 時代の波(この場合はパケット定額制の普及による波)をとらえ、タイミングに合ったものを一番使いやすい形で出す。これを実現してナンバーワンになったものだけが、拡大の良循環を手にするのだ 105. モバオクを立ち上げた2004年3月に、我が社は初めて3ヶ年計画をつくり社内に発表した。2007年に売上高100億円、営業利益率20%以上を達成するという内容だ 112. 一般消費者向けのサービスを提供している会社として、やはりユーザーの視点で会社を見ていただける個人株主を増やしたいとの考えから、毎回週末に総会を開催している。質問にできるだけ丁寧にお答えすることで経営の状況に加え、我々経営陣の考え方や人となりを知っていただけたらと思っている 113. 「株は売らない、売るなら一緒に」 117. モバゲーの使いやすさ、楽しさも大きな要因だが、すでに運営していたモバオクのユーザーのなかで他のユーザーとのやりとりが特に激しい「お話好き」1000人をまず招待するという戦術もおおいに功を奏したとのこと 119. モバゲーの当時の収益源は、自分を模したキャラクター「アバター」に関連するアイテムの販売だった 130. 「誰」ではなく「何」を重要視するDeNAの文化をしっかりと築いた 132. 当社が身を置く業界はとても競争が激しいために、マスコミからもよく競合に対する意識を尋ねられる。けれども真の競合は「ユーザーの嗜好のうつろいのスピード」だと私は認識している。それより半歩先に適切に動かなければならないのだ 135. 人材は多様な方が強い組織ができると信じている。いろいろな特技が必要だし、性格もバラバラな方がチームは強いし面白い。そんなバラバラな個性の中で共通して持って欲しいことはこの5点だけ ・デライト→顧客のことを第一に考え、感謝の気持ちを持って顧客の期待を超える努力をする ・球の表面積→常に最後の砦として高いプロフェッショナル意識を持ち、DeNAを代表する気概と責任感を持って仕事をする ・全力コミット→2ランクアップの目標で、組織と個人の成長のために全力を尽くす ・透明性→チームワークとコミュニケーションを大切にし、仲間への責任を果たす ・発言責任→階層にこだわらず、のびのびしっかりと自分の考えを示す 143. 「失敗は成長のジャンプ台」 169. 私の仕事はいろいろある。提携交渉やトップ営業もあれば採用活動もある。が、すべてを代わってとらっても社長として絶対に代わってもらえないのは重要事項の意思決定だ。人の話をじっくり聞いて、議論も尽くし、最後に自身の責任で決断する。意思決定は内容の質も重要だが、タイムリーであることも同じくらい重要だ。緊急事態も起こる 188. 事業者は、問題を起こさないようにびくびくするよ「も、新しい問題にアンテナを張り巡らし、積極的にユーザーや社会、行政と対話しつつ柔軟に対処し続ける姿勢と能力を持つことが重要だ。そしてこの動きは、企業単体よりも業界で団結して取り組んだほうが社会に対して有効である 192. 私たち日本人は自分のことは自分でやりなさい、人に迷惑をかけないようにしなさい、と言われて育つ。でもそんなことは全部なぐり捨てて生きることに固執し、悪あがきをし、色んな人に支えられて踏ん張った夫のこの2年間は、迷惑をかけない生き方よりも人間おしてはるかにしっくりくるように感じることがある 199. 自分が接している情報が断片的であるという自覚を失わないこと。どうしても直接見聞きしたことに大きく影響を受けるのが人情なので、十分過ぎるほど気をつけなければならない 204. 迷いのないチームは迷いのあるチームよりも突破力がはるかに強い 204. 不完全な情報に基づく迅速な意思決定が、充実した情報に基づくゆっくりとした意思決定ひ数段勝る 205. 本当に重要な情報は、当事者になって初めて手に入る 205. 事業リーダーにとって、「正しい選択肢を選ぶ」ことは当然重要だが、それと同等以上に「選んだ選択肢を正しくする」ということが重要となる。決める時も、実行するときも、リーダーに求められるのは胆力ではないだろうか 211. 全力で口説く、というのは、事業への熱い思いや会社への誇り、それから、その人の力がどれだけ必要かを熱心にストレートに伝えるということにほかならない 216. 優秀な人の特徴や、性格上の共通点は何かと問われる。自分が接したすごい人たちを思い浮かべると、なんとなく「素直だけど頑固」「頑固だけど素直」ということは共通しているように感じる 221. DeNAでは、「誰が言ったかではなく何を言ったか」という表現を用いて「人」ではなく「コト」に意識を集中するように声を掛け合っている 243. 1、全員が主役と感じ、ひとりひとりが仕事や成果にオーナーシップを感じるようなチームの組成、仕事の単位となっているか 2、チームの目標はわかりやすく、そして高揚するに足る十分に高い目標となっているか 3、チームに思い切った権限委譲をしているか。信じて任せているか この3点を満たしつつ、全チームの目標達成が全社の目標達成につながる組織設計をしなければならない 253. 地球や宇宙のなかではほんの瞬間の存在になる。けれどもなにか宇宙に引っ掻きキズみたいな証を残したい

    1
    投稿日: 2024.12.29
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    いやー、面白かった。 赤字から黒字で許される存在になったところはまさに涙がでました。 社長は一瞬で物事を破壊出来る。まさにそれ。 選んた選択肢を正しくする。ガツンと来ました。 ありがとうございました。

    6
    投稿日: 2024.12.19
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    熱い本だった。 信念、意地、プライド、それを貫けるかどうか。 小難しいことやロジックは補助輪でしかない。何があっても自分が漕ぎ続けることで見える景色があるのだろう。

    1
    投稿日: 2024.12.01
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    DeNAを立ち上げた南場智子氏とその仲間たちとの奮闘劇。元来優秀なのはモチロンだが優秀な仲間たちとの相乗効果や運もあったのだなと感じた。とても興味深い内容だった。自分もチャレンジ精神を失いたくないと感じた。

    1
    投稿日: 2024.11.24
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    最近、苦境にあるDeNA。でも一代で女性でこの規模の会社を興すのだから、(評価は分かれそうだけど)南場さんはやはりすごい方だ。 また晩年に改めて総括の自伝を著して欲しいです。

    1
    投稿日: 2024.10.20
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    南場智子さんに実際にお会いしたくなりました。スタートアップの実際が赤裸々に書かれていて楽しく読めました。内容はビジネスのハウツー本ではなく、自伝です。

    2
    投稿日: 2024.09.30
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    一目で読みいってしまいました。新しいタイプの本で、創業、自身の生い立ち、そして、実際に起こった会社の危機を赤裸々に語っている。そして、本人の飾らない正直な語り口も面白い。経営とは、実践と言われているがそれが良く分かる内容。個人的には、第七章の「人と組織」が興味深かった。

    6
    投稿日: 2024.08.05
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    南場さんのリアルな起業物語。 心身ともにとてつもなくハードだと感じる一方、だからこそその先に大きな感動が待っていると感じた。

    0
    投稿日: 2024.08.04
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    面白かった! 知り合いの家にあったのをたまたま借りただけだったのが、思わぬ感動の時間となりました。 とっても有名なDeNA元社長の本と聞き、経営や人事のヒントになるかなと思って読んだけど、南場さんとDeNAのストーリーが語られていて、社長としての大変さはもちろんだけど、どれだけビジネスに情熱を注いでいたか、仲間と真剣に向き合っていたか、どれだけ会社と社員を愛しているかがストレートに伝わってきた。 自身の仕事観、人生観にカツを入れられた気がし、やる気スイッチを押すのは自分自身だとすっきりとした青空が見えました。(最近だらだらしてたので

    0
    投稿日: 2024.07.21
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    起業に関するノウハウ本を読むより本書を読む方がよっぽどタメになる。国内最高の起業のバイブルと言っていい。 DeNAを起業した南場さん。これまで思っていた人物像をひっくり返された。マッキンゼーのパートナーにまでなり、ハーバードビジネススクールMBAといった肩書から想像されるのは日本トップクラスの秀才だが、本書で書かれているエピソードはそうしたイメージを覆すような泥臭さ、そして胆力に富んだ優れた起業家という実像である。 書中、経営をアドバイスするコンサルタントと実際の経営の違いについて度々書かれているが、その両方を知る著者だからこそ書ける内容である。タイトルにもあるように、実際の起業と経営は決してスマートなものではなく予期せぬ事態に幾度となく直面する。賢いコンサル出身の著者ですら創業当初からそうした波乱続きであり、何度と無く訪れる危機を何とか乗り越えてきた事が描かれている。通常はこうした自伝は成功談が中心となり自慢話のような本になりがちだが、そうした要素は殆ど書かれておらず、冒頭の序文に書かれている「失敗のフルコース」という言葉がしっくりくるドタバタ劇が赤裸々に綴られている。こうした話は普通はなかなか世に出ることがないので、起業を志す人であれば絶対に読んだほうがいいだろう。 印象的だったのは、起業当初に外部に委託したプログラムが全く制作されていなかった事態に直面した話。著者も自身の経営者としての責任を早々に認めているが、このような詐欺のような業者にあたることはスタートアップでは珍しい話ではない事は評者も経験しているのでよく分かる。嘘やデマカセでスタートアップ企業をカモにする会社は沢山存在するものである。 また、起業当初からパートナーとなってくれたソニーからも手痛い仕打ちを受けている。資金繰りを何とかするために南場さんが個人で会社に融資をした事がデューデリジェンスに書かれている事と反するなどと先方の法務担当者に言いがかりをつけられたという。よくある話で、大枠の合意がなされたあとは大企業の社員があとからやってきて事務作業に取り掛かるが、面倒な言いがかりをつけてきて合意そのものを破たんに追いやろうとするような動きも出てくる。同じく評者にも身に覚えのある話である。世の中、ウソを付くやつや足を引っ張るやつで溢れているのが実情であり、資金力やリソース乏しいスタートアップはそうした勢力に対抗するには非力なのである。 また、南場さんから社長を引き継いだ守安氏が何かのパーティーのスピーチで上場準備をしていた時期の金融機関の連中は皆クソだと言っていた事が紹介されていたが、これも大いに分かるし共感する。

    1
    投稿日: 2024.07.09
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    立ち上げ当初の雰囲気が伝わってきて、胸がとても熱くなった。 失敗を赤裸々に語れる人は本当に強い人だと思う。

    0
    投稿日: 2024.05.24
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    かの有名な南場さんの著書。何か経営について学びがあるというよりは、エピソードの語り口が単純に面白いのが印象的。経営ってこんななんだなーという生々しい温度感や南場さんの人柄がわかる良書。

    0
    投稿日: 2024.05.12
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    面白かった!横浜DeNAベイスターズオーナーの姿しか知らなかった私にとって、南場さんの生い立ちや経営者としての実像を知ることができました。ものすごい実績を持ちながら、失敗の経験を詳細に語ってくれる誠実さがとても良かったです。

    0
    投稿日: 2024.03.04
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    今や球団を持つまでに成長したDeNAが設立されたのが1999年。創業25年で今の規模まで成長した会社の創業期の生々しい話が描かれています。 南場さん曰く、会社をコンサルする側だった頃は好き勝手言っていたけど、自分で会社を経営してみたらやってみたらとんでもなかったそうです。 "知っている""わかっている"と"できる"ことには大きな隔たりがあることを、体験を持って伝えてくださってくれる、起業する時には読んだ方が良い本です。

    1
    投稿日: 2024.02.22
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    DNAの創業者の自伝。 フィクション小説めいた感じで、入り口は敷居低く読んだ。 もともと手に取ったきっかけは、「プロジェクトを外注したはいいが、実際は全く進んでいなかったので気づけなかった」と言うエピソードから。 読み始めるまで、創業者の南場氏はもともと戦略系コンサル出身で、そこから創業したいうことを知らなかった。 このような経験がある方だったが、コンサル時代の経験が足かせになったエピソードが出てきて興味深い。 例えば、どの選択肢を取るべきかと考える時に、比較表を作ったがばっかりに、後から出てくる壁にあたったときに、あっちのほうにしとけばよかったかなぁと気持ちが揺らいでしまうこと。 ひとにすすめるときの考え方と、自分が決断出すときの考え方が全く違うということ。 キャッシュフローの重要さ、特に自分の財布になってしまったかばっかりに判断基準がこれまた変わってしまう。また大企業の時の感覚とは違う。 など。 共感できるところは多々あるのだが、簡単にまねできる生き方でもないなと。 ただまた読み直したい。

    0
    投稿日: 2024.01.28
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    南場さん執筆のDeNAの創業からこれまで、そしてこれからについてを赤裸々に綴った本書。 南場さんの使う言葉の表現や言い回しがすごく好きだなと率直に。やはり、すざらしい起業家の方は人を惹きつける力がある。 最後の星の例えからの一節はとても良い終わり方だった。すごく好きな表現で、自分もこんな人をワクワクさせられるような文を綴ってみたいなという気持ちにさせられると同時に、こんな素晴らしい想いを持って働くことの大切さを感じた。 DeNAのストーリーは非常に面白かったが、個人的には第7章の「人と組織」についての章は、学びという面では、非常に多くあったように思う。 ある種あたりまえだよね、ということも南場さんから綴られるとやっぱりそうかと自分の中で答え合わせができる部分も多くあったし、DeNAの強みである人材の質の所以についてが、よく分かる章なのではないだろうか。 いずれにせよ、人生で大切にしておきたい本の一つになった。 折に触れてまた読み返せたらなと思う。

    0
    投稿日: 2024.01.21
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    DeNA創業者の南場智子さんの本。上手くいったことがないと言われるように多くの失敗を繰り返しながら変化の激しいIT業界で生き残り成長させたのは、反省と人を信じること、やりとげない想いがあったからかなと感じた。人を動かす想いは何よりも得難いものですごく大切なものと感じさせてくれた。そういう想いを見つける為、これからも色々と学んでいこうと思った。

    0
    投稿日: 2023.12.31
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    DeNAの南場さんの立ち上げのころから 軌跡が学べる1冊。 女性の働き方としては先駆者として ご活躍をされている南場さん。 経営者としてのご経歴も圧倒的ですが、 たくさんの紆余曲折がありながらも キャリアを形成されていった道がとても よく分かる1冊です。 ライフスタイルを考えるきっかけともなる内容です。

    0
    投稿日: 2023.12.28
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    大好きな本。元気を貰いたい時に読んでる。 南場さんの人となりやコンサルから事業家になってゆくマインドセットの変化など、映画を見てるみたいな臨場感がある。 ・立ち上げ当初、ソネットとリクルートから出資、偏ったサービス名の提案を受けた時に、「経営陣と合わせて出資は三分の一ずつ、サービス名は新しく考えます!」と決断。ここで経営するとは、調整ではなく決めることなんだと気付いた。良いエピソードですよね。難しい判断もたくさんありつつ、決めることが仕事なんですよね。 ・マッキンゼー時代、ソネットにオークションサイトの提案をした時の「なら自分がやれば」という言葉で火がついた。そこから仲間集め(マッキンゼーやその他知り合いから)、資金集め、サービス開発までの濃度が凄い。やっぱりこんくらいの勢いを持ってないと新しいサービスってきっと作れないんだろうなと、熱量を感じた。あと仲間集めは大事。 ・最初のサービスローンチ直前、システム会社の杜撰な仕事のせいでコーディングが全く進んでいなかったというトラブルが発生。そこからの巻き返しは「諦めるな」「出資先には決して現状を過小評価して伝えるな」「システム詐欺という言葉は使うな、社長の責任でもあり加害者でもあるのだ」という旦那さんの言葉から。支援してくれる人からも「ここからの這い上がり方を出資者たちはみている」という言葉をもらい、全員がまた前向きになれたと言う。 この経験から時に激しい競争や困難があっても、同じ目標に向かい全力を尽くし、達成した時の喜びと高揚感を共有できる組織を作ろうと決めたそう。かっこいいねー ・オークションサイトから物販サービスに事業展開し、自分が引っ張りながら上場も通過点として達成。株主総会を個人株主を増やしたい、経営の確からしさを伝えたいと週末にやってたのも考えがよくわかる。100-300-600-1000億と目標を設定して、立てないと成り行きだけでは絶対に達成できない目標を提示。経営陣とコミット。ゲーム事業も成功し波に乗る中で、創業メンバーのような優秀でコミットの高いメンバーを増やしたい、どうやって増やしたらいいか?という思考になってく。 ・モバゲーで初めてのCM、クリエティブが太ったおばさんのダンスで出来上がったものが品がないと南場さんは反対。しかし流してみると効果があったことのでターゲットの年齢や属性とちがう場合はクリエティブに口を出さないようにすると決めたそう。そのあとはCMの投下量など数値チェックだけにして、あとは現場に任せたそう。

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    投稿日: 2023.12.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    こんなにあけっぴろげにする人 そうそうはいないですからね。 失敗も全部、恥じることなく 堂々と描いているのがすごいなと。 ふつう隠しちゃうじゃない。 あと株主はどうしても撤退することがあるけど そこに悪くは絶対に書かなかったこと。 誠意があるなと思いました。 で面白いのはワタナベ姓の方々。 どれだけ多いんだよ(笑)

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    投稿日: 2023.12.06
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    元気のもらえる良い本であった。南波さん目線で経営の大変さを体感できた。短い文量でありつつ内容は濃いのでぜひ仕事に疲れた時とかに読んでほしい。

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    投稿日: 2023.09.13
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    ベンチャー企業立ち上げ〜事業拡大に至るまで、 サクセスストーリーではなく、泥臭い裏話やキーパーソンたちの遍歴が描かれる。 ヒトを重んじ、感謝を欠かさない南場智子氏の人となりが文章に滲み出ていて、ファンになってしまう。 優秀な人と仕事がしたいのは、必要で便利だからではなく、「すごい!と思える人、尊敬できる人と一緒にいると自身の気持ちも高揚し、怠惰な自分も最高に頑張れる」という節が印象的。 ヒトを育てるのは、ヒトではなく仕事、任せること。 経営者としての同氏もすごいと思うが、求心力とその裏打ちとなるような企業への思いが格好良く尊敬できる。 不格好なのが格好悪いことじゃない、そう教えられました。

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    投稿日: 2023.07.13
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    大好きな南場さんの著書。 漸く読めました。 組織は人材だけど個人じゃ無い。 あちこちに会社の本質的な強さとは何か、南場さんの考えが散りばめられていて共感しかなかった。

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    投稿日: 2023.06.09
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    DeNA創業者の南場さんの自伝(?)。 紆余曲折あっての今のDeNAなのだと学んだ。 一方で、今までに経営者の体験を綴った書籍を読むことが少なく、味わい方を確立できていないがゆえに、さらっと流し読みしてしまった感覚もある。 ただ楽しむのか、何か学びを得るのか、今後はもう少し目的を持ってから読み進めたい。

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    投稿日: 2023.06.07
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    超優秀な人が超優秀な人を集めて超すごいことやったということが書いてあるのかなと思い、出来の悪い自分には何の参考にもならないな…と思いながら読みはじめたが、偉そうなことや堅苦しいことは何も書いてなく、かつ面白い文体でスラスラ読めてしまった。 登場する人はみな、仕事はもちろん同僚や家族に対する『熱量』がすさまじい。「彼らは皆選ばれしものなのでそんな熱量は当然、もちろん自分には到底無理」なんて思ってしまいそうだが、不思議とやる気が出てきてしまった、そんな本でした。

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    投稿日: 2023.04.25
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    今になって読むと時代が違うようにも感じたが、 何かを生み出すということはこういうことなのだ、今の自分の環境は恵まれているのだ、と感じた。 ・人の成長によって、組織の成長はもたらされる ・オーナーシップを持たせ任せることで、成長、成果につながる

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    投稿日: 2023.04.16
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    文章にユーモアがあって楽しく読ませていただきました。南場さんかっこいい、最高です。南場さんのように自分の考えをしっかり持ち、力強く突き進んでいける人でありたい

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    投稿日: 2023.02.27
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    素直に面白い 熱くなる 気合いと根性で事業を動かす でも気合いと根性は、出さなきゃいけないタイミング、環境に置かれて初めて、やっと出せるかどうかがわかるんだと思った 自分がパワーを発揮できる場所、というか出さなくちゃいけなくなる環境をいかに見つけるか、作るか、身を置くか、が大事だってわかった 事業会社行きたい、、、

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    投稿日: 2022.12.25
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    南場さんやDeNA社員の人たちの粘り強い前進力やマインド、謙虚さ、感謝の精神などに感心させられたのは言うまでもない。 けど、入社直後の若者が大きなチャレンジに潰れずに取り組んで失敗したり成功したりして力をつけている反面、自分は安穏とした社会人生活を送り続け中年となっていて、彼らのような人たちとはとてつもない差がついているんだろうなと思うと、もっといろいろ頑張っておくんだったと後悔にも似た少し複雑な気分になる。 でも、後ろを向いていてもしょうがないので、今できること、今関心があることに、真面目に精一杯取り組もうと思った。

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    投稿日: 2022.12.24
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    南場さんの9questionsを見て、この本のプロローグを読むと鳥肌が立った。 買って良かった。 1,学び ・後悔しない選択 ・何がなんでも目標を達成する貪欲さ ・社員を信頼する深い愛 ・ゴールを達成した喜びがチームで共有され高揚感に満たされる組織 家庭編からの学び ・何がなんでも死に物狂いでやれることはやってみる。諦めない。 ↑ 南場さんの旦那さんが癌にかかり、余命間もないと宣告されたとこから悪あがきで色んな治療を試し、色んな人に助けを求めたところ、癌が縮小し見えなくなったという事実。これが全ての人に当てはまる訳では到底ないと思うがこの精神は色んなところに行かせる気がする。 2,仕事、人生へどう活かすか 正念場にぶち当たったとき、最後まであきらめず何が何でもやり抜く姿勢

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    投稿日: 2022.10.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「正しい選択肢を選ぶ」ことは当然重要だが、それと同等以上に「選んだ選択肢を正しくする」ということが重要となる 人が育つ組織は「任せる」 優秀な人の共通点、「素直だけど頑固」「頑固だけど素直」

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    投稿日: 2022.07.10
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    DeNAの創業ドラマや南場智子さんの人間性など面白すぎて、起業するってこーゆーことなんだな。と実感した。経営者の話を聞くと起業のリアルがわかる気がするし、どんなビジネス書よりも腑に落ちる

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    投稿日: 2022.05.22
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    南場さんの人柄がありありと感じられて、経営のつらさ、おもしろさも感じられる書籍。南場さん、ピュアでおちゃめな、でも、ジャイアンみたいな人なんだなと。お父様がなかなかのジャイアン風だったけども、芯のところで似てるんだろうなって思ったり。あと、リクルートから出資をもらっていたことも関係するのか、根っこのところでリクルートぽいなと思った。どこまでも人材にこだわるところ、合理的なところ、リクルートぽい。でも、Googleはおろか、リクルートとも差が開いてしまったところは、DeNAには、軸となるスター事業がなかったことなのかなと思ったり。逆に言えば、まだまだこれから。ここで終わりではなく、南場さんのここからの逆襲をまだまだみてみたい気分。

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    投稿日: 2022.01.23
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    南場さんはとても正直で魅力的なリーダー。この本を読んで2回泣いた。ナベさんの退社と旦那さんの病気のところ。心に残ることがたくさんあった。 DeNAのような仲間と本気になって仕事に取り組んだ経験ができるのは、大変だがとても幸せなことだと思う。この本を読んだDeNA社員は会社のことを誇りに思うだろう。 取引先、パートナーがミスした時の対応に企業の真価が出る。フェアに未来に向けた対応ができるか。 人は仕事を通じて育つ。社会に出てから自分の成長云々いうのではなく、難易度の高い仕事に四苦八苦しながら挑み失敗しながら達成することで結果的に成長している。故に仕事に全力で取り組むのがビジネスパーソンとしての成長の近道。会社は社員の成長を支援するならストレッチングなアサインメイントを勇気を持ってすること。どうしても達成できず穴が空いた場合は上司がカバーする覚悟も必要。 物事、選択には正解不正解がないものもある、その場合は一生懸命考えて決めて、あとは正解となるように努力するのみ。 チームの目標を達成することの喜びと高揚感を経営の中心に据える。 ユーザー、仲間、パートナーそして社会にとって誠実な会社か。リスペクトとアプリシエーションに満ちた会社か。そこに一点も曇りのないチームとなり、苦しい時も誇りを持って進んでいけるように力を尽くす。社会と呼応して、存在を受け入れられ、発展を望まれるチームである。

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    投稿日: 2022.01.22
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    読みやすくテンポもよく、DENA創業時の状況がよくわかり参考になった。 ただ、こんな良い経営者(に思える)でありながらキュレーション問題やコンプガチャ問題を起こすのかとも思った。退任後ではあるものの、この手の問題を起こす会社はそれこそDNAが受け継がれているのかとも思う。

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    投稿日: 2022.01.03
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    2021/12/29 2021年34冊目。南場さんの本が読んでみたくて、購入。DeNAの創業からが知れる貴重な一冊。読み物としても面白かった。

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    投稿日: 2021.12.29
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    非常に面白い本だった!読んで正解。 とても読みやすく、ユーモアのある語り口で、DeNAの草創期から2012年頃に至るまでの軌跡を書いている。 「こんな優秀な人が集まってきてくれた」という書き方ではあるけれど、南場さんが魅力のある本当に優秀な方だからこそこういう場ができて、会社としても成功していったのだろう。 「私もこういう場を作りたい・・・!」と思った。何の一芸にも秀でていない者がそんなこと言っても、ただの夢物語なのだけど・・・笑。いつかやってやるぞー!!

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    投稿日: 2021.11.19
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    無茶苦茶面白かった! 文章面白いし、南場さんのバイタリティもすごいし、DeNAの挑戦も分かって圧倒されるし、本当に人財を大切にしてること、愛情が分かって、感動もした。 DeNAとその創業者のノンフィクションみたいな感じだけど、ビジネスの上で学べることもたくさんあった。 読んで良かったです。

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    投稿日: 2021.10.02
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    DeNAの歴史だけでなく、良い組織の本質にも触れられる本 DeNAの歴史を知れたのはシンプルに面白かった。 サイバーの藤田さんの本もだったけど、大きく成長した会社の泥臭い話や裏話はやはり面白い。そこにどんなメンバーがいたのか、どういうドラマがあったのか、というところまで面白い。 個人的には特に後半が好きだった。DeNAて良い組織なんだろうなってシンプルに思えたし、南場さんは良い意味でメンバーも組織も大好きなんだなってことがわかった。 ただ、DeNAが世界を獲るならあと数段階、事業戦略面で飛躍することを期待

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    投稿日: 2021.09.27
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    率直な書き方で親しみを持ちながら読めます。にもかかわらず異次元の行動力を見せつけられ、生の人間の経営をかいま見ることのできる名著だと思いました。

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    投稿日: 2021.09.19
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    単純に文章が面白い。 これまでの波乱万丈な会社経営が手に取るようにわかりやすく読み込めた。 でもこれのどこが不格好なのか共感できなかった。 優秀な経営者がうまく荒波を乗り越えて世渡りしてきただけに感じた。

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    投稿日: 2021.09.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    元マッキンゼー、DeNAの創業者である南場智子さんの経験談。コンサルで働いて、自営のことは何もわからず始めた企業。不恰好ながらも努力し、仲間と研鑽しながら成長していく。私は著者と比べて今自由であるのに、何も行動してないなと思った。組織づくりには一人一人がオーナーシップを持つことが大切である。目標に向かってがむしゃらにやることを学んだ。失敗も次への糧となる。

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    投稿日: 2021.06.15
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    南場さんの自伝。コンサルタントと事業家は全く責任が違う、みたいなのが印象的。 泥臭くやるだろそりゃあー、みたいな言い回し。やっぱそうなんだろうな

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    投稿日: 2021.05.16
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    とにかく面白い。アツい。DeNAの社長だった著者の人柄にぐいぐい惹き込まれます。こりゃ社員も頑張って働いちゃうなぁ〜。

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    投稿日: 2021.05.09
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    DeNA創業者、南場智子氏によるDeNAの創業〜2013年に至るまでを、南場氏の視点から語った伝記。軽快な語り口で読んでいて非常に興味深く、一日で読んでしまった。 こういう人の元で働きたいなと思うものの、自分はこうはなれないな、と感じた。こうなれる人は100人に一人もいないのだろうけども。 マッキンゼーのパートナーという、世界でも有数のエリートキャリアを有する人でも、起業というのは泥臭くやらないといけないという事実に、高揚感と恐怖感を覚えた。

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    投稿日: 2021.04.25
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    とても読みやすい文章で書かれた本。 本を読んでいるだけで、まるで自分がDeNAに携わっているような感覚になれた。

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    投稿日: 2021.04.10
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    1番に感じたのは高揚感。 自分で会社を立ち上げて、大きくしていく、それに悪戦苦闘するアツい人々。こんなにもワクワクさせられるものなのか。

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    投稿日: 2021.03.29
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    DeNAの創業者南場さんの著書。ほとんどエッセイみたいなもの。読んだ感想はひとつ。 「起業ってめちゃくちゃ楽しそう。」 苦しいことも、楽しいことも振れ幅がデカすぎる。だからこそする価値があるし、始めたからには最後までやり抜かなければならない。

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    投稿日: 2021.03.20
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    著者自身が一字一句書き上げたということで、DeNA立ち上げからの苦労、体験されたことがありのままに書かれていて、会社を経営するとはどういうことなのかを垣間見ることができる。

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    投稿日: 2021.03.20
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    7年前に読んだ本を30歳になる節目に改めて読み返してみた。机上で考えるのではなく現場で腹を括って実践することの大事さは、マッキンゼー出身の著者が言うからこそ説得力がある。 自分は物事に対してあーだこーだ考えてしまうタイプだが、難波さんはそういった感情の機微を言語化して表現するのが実にうまい書き手だなと感じた。おかげで困難に直面した際のマインドセットを学べた気がした。 基本的にこの本に出てくる人たちは超優秀なわけだが、共通項として「期待値的に難しいだろうと思われていることを驚くべき能力でやり遂げる」「最初苦戦していたのをへこたれずに工夫して最後成功まで持っていく」みたいな話が多いと感じた。 【印象的なフレーズ】 ・「チームのゴールを達成したときの喜びが全員に共有され、その力強い高揚感でシンプルにドライブされていく組織をつくろう」 ・優秀の共通点は「素直だけど頑固」「頑固だけど素直」。「労を惜しまずにコトにあたる、他人の助言には、オープンに耳を傾ける、しかし人におもねらずに、自分の仕事に対するオーナーシップと思考の独立性を自然に持ち合わせている」 ・できる限り賢く見せようとする姿勢は、事業では一銭の得にもならない。自分のアホさを曝け出してでも助けてもらわないと切り抜けられないことがあまりに多いから。 ・残念な上から目線もダメ。現場の置かれた立場を理解せぬまま「あの事業部長は分かってない」などの愚痴をこぼすことがある ・人は顕在化している能力の数倍の能力を持っていて、ギリギリな中で本人も驚くような大仕事をやってのけることがある。できなくてもチームがよってたかって助ける。ちなみに成長はあくまで結果であり、プロである以上は自分の成長に意識を集中するのではなく、仕事と向きあるべきだ。自分の成長などという余裕がなくなるくらい必死に仕事と相撲をとっている社員ほど、結果が出せる人材へと成長していく

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    投稿日: 2021.03.08
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    DeNAという会社をゼロからどのように立ち上げたかのエッセンスが詰まっている 節々に、今後生かしていきたいポイントがあった ・「利益を出している会社として何ができるか考えた ・意思決定については、緊急でない事案も含め、「継続討議」にしないということが 極めて重要だ ・意思決定にはどのような情報がポイントとなるか ・事業リーダーにとって、「正しい選択肢を選ぶ」ことは当然重要だが、それと同等以上に「選んだ選択肢を正しくする」ということが重要となる。決めるときも、実行するときも、リーダーに最も求められるのは胆力ではないだろうか。 ゼロからサービスを作っていく上での学びに溢れていた ーーーーーーーーーー 調整ではなく決めるのが仕事であること、最後は自分の腹に聞くことを教わった気がする。コンサルタントじゃないんだ、事業家なんだ……。華麗なスタートとはほど遠い、恥ずかしいほど稚拙な門出だった。 →コンサルタントと事業家の違いは、決めることである この手のサービスはスピードが大切だ。最初に拡大の良循環に入った事業者が勝つ。前へ前へと気が急く我々にとって、ゼロからやり直す決断は辛かったが、ここは一度信國メソッドに乗っかって一緒にやってみようと腹をくくった。決めたその日の午後6時から共同作業が始まった。午後6時から朝6時までの12時間、銀座のリクルート本社でサービス仕様の議論を行い、その後急ぎ渋谷に戻って朝6時から午後6時までの12時間以内に、前夜の議論で決めたことをなんとか仕様書にまとめあげる。そしてまた銀座へ向かうというパターンを続けた。睡眠時間は銀座・渋谷間の移動時間30分、往路と復路の2回のみだ。 →スピードが命の領域に対して、徹底的にコミットする意識が感じられた マッキンゼーの1年目。朝9時からクライアントの社長へのプレゼンだというのに、9時半に秘書の電話で飛び起きたことがある。資料は朝4時までかかってひとりで製本したため、全部私が持っていた。一刻も早く資料だけでも届けるべきところ、パニックした私はあろうことか母に電話し、「第四銀行、第四銀行、新潟に帰って第四銀行に転職するってお父さんに言ってください」と(特に第四銀行さんにとって)意味不明なことを繰り返し、あっ、と我に返ってマンションを飛び出した。このときの経験で、パニックは人間の能力を極端に下げることを身をもって知ったが、今回のパニックはそれをはるかに超えていた。手が小刻みに震え、パソコンを立ち上げることにも手こずり、駆けつけてくれた顧問弁護士の先生が見かねて起動してくれたほどだった。そして、川田も私も「ないの?本当にないの?」とうわ言のように何度も同じ質問を繰り返した。成果物ゼロという事実が不思議すぎて、不都合すぎて、どうしても受け入れられないのだ。気が動転していて事態の整理も真相の究明もなかなか進まない。私の記憶では、ナベちゃんだけがニコニコ、というかヒラヒラ舞っていたような気がするが、どちらかが気がふれていたのだろう。 →パニックになると、南場さんでも正しい判断をできなくなるのは驚き 旦那は3つのことを言った。 1諦めるな。その予算規模なら天才が3人いたら1カ月でできる。 2関係者、特にこれから出資しようとしている人たちに、ありのままの事実を速やかに伝えること。決して過小に伝えるな。 3「システム詐欺」という言葉をやめろ。社長が最大の責任者、加害者だ。なのにあたかも被害者のような言い方をしていたら誰もついてこないぞ。 →社長が最大の責任者なのだ、と改めて気づかされた ひととおり電話が終わると、何がどうなるわからないが、さあ諦めないぞ、諦めちゃ いけない、と旦那に言われた言葉をぶつぶつ繰り返して会社に向かった。驚いたことに、会社にはさっき電話したばかりのNTVPの村口さんがすでに来ていて、パニック状態に陥った経営陣に代わって陣頭指揮をとってくれていた。 →こういうVCと仕事ができていることがDeNAの成長に大きく寄与したことを感じさせられる このときから川田は、何かトラブルがあるたびに「キタキタキタキターッ!」と叫び、 キックボードで駆けまわるようになった。そしてありがたいことに、ソニー、リクルートをはじめとして、本件で私たちから離れていった会社は結局一社もなく、資金の面でもなんとかつながった。 →こういうメンバーがいるのは会社にとって心強い 会社が曲がりなりにもある程度成功し、数千億円の企業価値になると、経営の秘訣は何ですか、とよく尋ねられる。それこそスタート地点の低かった私は、毎日いろいろなこと を学び、たくさんのDo's(すべきこと)とDon'ts (すべきでないこと)を心にメモったが、 でも一番大事なことはこの瞬間に学んだことではないかと思う。 同じ目標に向かって全力を尽くし、達成したときのこの喜びと高揚感をDeNAの経営の中枢に据えよう。互いに切磋琢磨し、ときに激しく競争しても、チームのゴールを達成したときの喜びが全員に共有され、その力強い高揚感でシンプルにドライブされていく組織をつくろう。そう決めた瞬間だった。 →チームがゴールに向かうことをとにかく重視する姿勢を感じた ビッダーズを宣伝する広告の出稿もアクセルを踏んだ。オークションに関心のないユーザーに告知しても無駄金になる。ターゲットユーザーの目だけに直接触れる場所に広告を 出したい。そんな都合のよい場所など・・・・・?あるのだ。 我々はヤフオクへの出稿を模索した。 むろん、はじめは競合指定があるのでDeNAの広告は出せないと断られた。これは業界の常識。しかし、これで諦めていたら機械と一緒だ。情報収集すると、どうもヤフーの営業部は予算達成が厳しく、かなり焦っているらしいことがわかる。どれくらい不足しているのか、金額のイメージもつかめてきた。営業トップに直接掛け合い、具体的な出稿金額を提示して粘るうちに、「まあ、内規ですから、例外はアリでしょう」とさすが王者ページのトップにでかでかと貼られ、語り継がれる業界の珍事件となった。 英断だ。数日後から「オークションならビッダーズ!」という広告がヤフオクのすべての社員のみならず社員の家族までもが頑張った。値上げに怒っているヤフオクのヘビーユーザーにビッダーズの存在を知らせようと、ある家族はアクセサリー、ある家族はTシャツ、ある家族はキッチン用品という具合にジャンルごとに分担し、出品数の多いヤフ オクユーザーから1品ずつ落札して、取引したうえでビッダーズの情報を紹介してくれるという(何たること!)。 せっかく頑張って育てたわが子が訳 ないベンチャーに転職してしまい悲嘆にく れていた両親たちは、そのうえ潰れてしまったら大変だと、息子、娘のために奮闘した。 まれに結婚している社員はほとんどが新婚で、新妻が尽くした。守安家は姉が、春田家は妻が獅子奮迅の働きをした →意味わからないけど、諦めてはいけないということは感じた 私はDeNAという会社がとても好きだ。その一番の理由であるDeNA内部の清々しさ、気持ちのよさは、川田の人格と仕事へのスタンスがべったり組織に乗り移ったものだ と思っている。誰よりも働く、人を責めない、人格を認める、スター社員に嬉々とする、 トラブルにも嬉々とする。そして、俺は聞いてない、バイパスするな、などという言葉も 概念もいっさいない。とにかく一歩でも、 ちょっとでも前に進むことしか考えない。その川田の姿勢が、成功やアイデアの帰属よりもチームの成功を優先し、「誰」でなく「何」を重視するDeNAの文化をしっかりと築いた。 →コトに向かう文化の起源がある 守安が原発に関する専門家のコメントを総ざらいして吟味し、一番信頼できる情報源は 大前研一さんだと結論づけた。たまたま大前さんの弟子で親しい私はすぐに連絡をとり、 そこから毎日5回は大前さんと電話で話し、原子炉の状態、今後起こりうるリスクとその確率などを指南していただきながら手を打つことができた。情報が錯綜するなか、 明快な大前さんには本当に助けられた。冷静で社員とその家族の安全確認、そして会社の業務継続の手配が一段落したところで、利益 を出している会社として何ができるかを考えた。当社自身による寄付、ユーザーへの寄付 の呼びかけはもちろんだが、新潟のカスタマーサポートセンターで被災地の方の雇用を進めることにした。 →「利益を出している会社として何ができるか考えた」という表現を見て、僕もこういう視座で事業を行いたいと改めて思った ナベは小説家への夢を(いったん?)諦め、DeNAに戻っていたが、その後退社し、 2010年にイギリスで起業していた。医者か医学部生でプロジェクトチームを組成したいが誰か知らないかと尋ねる私に、「ぼくがやります」と、立ち上げたばかりの会社をおいて東京に飛んできてくれた。 →自分の夫の病気を治すためにプロジェクトチームを作るのが驚き 退任のパーティーは、社員と元社員だけで行った。1000人以上が来てくれて、そこでも、ひとりひとりにお礼の気持ちを伝えることができた。元社員の多くがDeNAで過 ごした時間を「青春」と表現し、こうして文字にすると気恥ずかしいが、その言葉が嬉しかった。川田もやってきて、マイクを握って絶叫した。 現社員は、DeNAは任せてくれ、 次の戦いに専念し、そして勝ってくれ、そんな気持ちを伝えてくれた。やっぱり本当に、DeNAはいい人たちが集まった、いい会社だな。このチームが好きだな。そういう気持ちを噛み締めることができる、温かいパーティーだった。 →創業者が退任する時に、こんなに暖かく送り出してくれる組織を作れているのは憧れる その後、春田や守安も連れて何度かお会いしたが、ふたりも同じ印象を持ったようだ。 考え方は我々と大きく異なる部分もあるだろうが、高い教養に裏打ちされた強さがあって、 そしてチャーミング。この最後のチャームという要素があるのとないのとでは、人はつか るのではないだろうか。そんなふうに感じた。 →チャームの大切さを感じた 社長時代の私の時間の使い方はというと、「社長の一番大事な仕事は意思決定」と前述したように、実際、決定のための会議が多かった。もちろん、私のところに来る事案はトップマターのみで、それ以外はほかの役員や現場に委ねられているのだが、それでも多くの事案がある。突発事象に伴う意思決定も多い。話をよく聞き、議論を尽くして自分の責任で決める。この意思決定については、緊急でない事案も含め、「継続討議」にしないということが 極めて重要だ。コンサルタントから経営者になり、一番苦労した点でもあった。継続討議はとても甘くてらくちんな逃げ場である。決定には勇気がいり、迷うことも多い。もっと情報を集めて決めよう、とやってしまいたくなる。けれども仮に1週間後に情報が集まっても、結局また迷うのである。そして、待ち構えていた現場がまた動けなくな り、ほかのさまざまな作業に影響を及ぼしてしまう。こうしたことが、動きの速いこの業界では致命的になることも多い。だから、「決定的な重要情報」が欠落していない場合は、送ってもその場で決める。 →あとで検討しないことがとにかく大事なのだと思わされた 「決定的な重要情報」が欠落しがちな起案者は優秀ではない。そのようなケースはDeNAでは少ないが、それを回避することにも気を使った。事案は決定の場で初めて経営トッ プに説明されるわけではなく、その前に「頭出し」として、報告を受けることが多い。そのときに、意思決定にはどのような情報がポイントとなるか、大まかにすり合わせておくことだ。そのような方法で、DeNAでは遅滞ない意思決定を実現してきた。 →意思決定に必要なポイントの整理をする意識は足りていないので、改めて重視していきたい そして、創業期から一貫して多大な時間とエネルギーを費やしてきたのが採用活動である。DeNAの競争力の源泉は、とよく訊かれるが、答えは間違いなく「人材の質」だ。 人材の質を最高レベルに保つためには、?最高の人材を採用し、?その人材が育ち、実力をつけ、?実力のある人材が埋もれずにステージに乗って輝き、だから辞めない、という要素を満たすことが必要だ。? 離職率は創業当時から低く、その点で苦労したことはないが、採用はものすごいド根性で社をあげて取り組み続けることで高い質を維持している。私も年間約30回の新卒向け会社説明会をすべて自分で行うなど、率先して膨大な時間を使ってきた。社長退任後の現在も一番大事な仕事として取り組み続けている。 →会社は人材がとにかく重要なのだとリクルートの江副さんのほんと共通している点をみた さあA案実行だ、となるとその日から想定外の壁が次々と出現する。企画通りにはいかないな、とひいひい言いながら皆で実行しているうちに、「やっぱりB案だったのかな……」と誰かが言い出し、皆がホワイトボードを思い出す。僅差だったよね、あの◎、本当は怪しかったよね、と。そして皆が不安になり自然とブレーキがかかる。ちなみにB案を選択していてもまったく同じことが起こる。 ? 検討に巻き込むメンバーは一定人数必要だが、決定したプランを実行チーム全員に話すときは、これしかない、いける、という信念を前面に出したほうがよい。本当は迷いだら けだし、そしてとても怖い。でもそれを見せないほうが成功確率は格段に上がる。事業を 実行に移した初日から、企画段階では予測できなかった大小さまざまな難題が次々と襲っ てくるものだ。その壁を毎日ぶち破っていかなければならない。迷いのないチームは迷いのあるチームよりも突破力がはるかに強いという常識的なことなのだが、これを腹に落として実際に身につけるまでには時間がかかった。 →経営と執行の分離。とにかく正解にするしかないのだと思わされる また、不完全な情報に基づく迅速な意思決定が、充実した情報に基づくゆっくりとした 意思決定に数段勝ることも身をもって学んだ。コンサルタントは情報を求める。それが仕事なので仕方ない。これでもか、これでもかと情報を集め分析をする。が、事業をする立場になって痛感したのは、実際に実行する前に集めた情報など、たかが知れているという本当に重要な情報は、当事者となって初めて手に入る。だから、やりはじめる前にねちねちと情報の精度を上げるのは、あるレベルを超えると圧倒的に無意味となる。それでタイミングを逃してしまったら本末転倒、大罪だ。 →本当に重要な情報は一次情報しかないのだと感じさせられる 事業リーダーにとって、「正しい選択肢を選ぶ」ことは当然重要だが、それと同等以上に「選んだ選択肢を正しくする」ということが重要となる。決めるときも、実行するときも、リーダーに最も求められるのは胆力ではないだろうか。ほかの諸々は誰かに補ってもらうことが可能だが、リーダーの胆力はチームの強さにそのまま反映される。それが、クライアント(顧客企業)に「役立ったか」、クライアントを「impressしたか(感心してもらえたか)」を四六時中気にしていたコンサルタント出身者にとってはとても大きなジャンプなのだ。コンサルティングは胆力が養われやすい場ではない。 →選択を正しくし続けることがリーダーとしての胆力をつけることにつながるのだと思った わが社がコンサルティング会社からも人材を積極的に採用しているのは、コンサルティング業界は人材の流動性が高く、人材の供給源になっているためであり、コンサルティン グ経験を評価しているからではない。できるだけ染まりきっていない、優秀な人材を採用するようにしている。そしてこれまで述べたような違いを説明し、加えていくつか具体的なアドバイスもする。 ・何でも3点にまとめようと頑張らない。物事が3つにまとまる 必然性はない ・重要情報はアタッシェケースではなくアタマに突っ込む ・自明なことを図にしない ・人の評価を語りながら酒を飲まない ・ミーティングに遅刻しない →めちゃめちゃ笑った。物事が三つにまとまる必然性はないというのは至言。 DeNAが逸材を引っ張り込むのを見て、どうやって口説くのかと訊かれることが多い。 が、人を口説くのはノウハウやテクニックではない。「策」の要素を排除し、魂であたらなければならない。きれいごとを言うようで気恥ずかしいが、私が採用にあたって心がけていることは、全力で口説く、誠実に口説く、の2点に尽きる →魂で人を口説くというのは、改めて重要視していきたい DeNAでは、「誰が言ったかではなく何を言ったか」という表現を用いて、「人」ではなく「コト」に意識を集中するように声を掛け合っている。誰かが言ったことが常に正し いと思ったり、誰かに常に同意するようになったら、その人の存在意義がなくなるし、”誰派” 的な政治の要素ともなり、組織を極端に弱くする。 →人ではなくコトは組織を作っていく上で、重視していきたい

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    投稿日: 2021.02.28
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    DeNA創業者の著書。 会社の成り立ちから現在に至るまでのサービスの変遷や出会い、またその時々の南場さんの感じたこと、想いが綴られてる。 「本当は迷いだらけだし、とても怖い。でも正しい選択肢を選ぶことよりも、選んだ選択肢を正しくする努力が大事なんだ。」 という言葉にとても共感した。 リーダーの資質はここにあるのかなと。 面白かった。

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    投稿日: 2021.01.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2014/01/06読了 本書の中で出てくるエピソード(NASAが開発したシート?にくるまって会社に泊まって)を通して、むしゃらに仕事をされていた姿から、著者の強烈個性と一代で事をなすことの壮絶さが、どこか他人事のような客観的なひょうひょうとした視点で書かれている。 なぜ不格好というタイトルになったのか。 がむしゃらに走り続けて、決して物事はきれいごとだけではないからだろうか。 得るものもあれば失うものもあるからなのか。 2021/01/17追記 有名コンサルティング会社出身、有名米国大学院出身という肩書、驚くほど優秀で、議論するのも得意。歯に衣着せぬ物言いで、もし彼女が上司だったらモーレツに働き、嫌というほど劣等感を日々感じる。きっとそんな会社生活を送るんだろうな、というのが4年前の本書を通しての著者に対する勝手な印象だった。 が、岩瀬大輔さんのラジオで著者のインタビューを聞いて印象は一変した。 DeNAの歩みに話が及ぶと「仲間たち」という言葉を主語にして語られることが多く、(大変失礼ながら)本書で感じた「強烈な指揮命令」や「勢い」という、いかにも成長著しいベンチャー経営者という印象よりも、「落ち着き」と「懐の深さ」をもった成熟した伝統ある企業の経営者といった印象を受けた。 本書がリリースされた以降、企業としても個人としても様々な出来事が関係しているのは邪推だろうか。 インタビューでは、メディアを騒がせたDeNAの過去の不祥事が話題に上ることはなかったが、著者の配偶者が亡くなったことに対する彼女の思いが語られた。 "彼だったらどう考えるかな、と思うときがある。生きているものは必ず終わりが来るが、「つながり」というものは、生きている・生きていないにかからず「つながっている」そんな感じ。" 親しみやすい語り口なのに、話している内容は決して軽いわけでなく、むしろ「人生とは何か」「家族とは何か」という究極の問いを投げかけられたような、そんな感じがした。 自分自身、果たして人生を終えた後に他者からつながりを持ってもらえているだろうか。 プライベートでもお付き合いがある岩瀬さんは彼女を「チャーミング」と評するが、いくつになっても情熱を失わず、それでいてちょっと恥ずかしがり屋さんな面を持った人なのかもしれない。

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    投稿日: 2021.01.01
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    ビジネス書というより、一つの物語を読んでいる感じ。あちこちに教訓が散りばめられているが、それよりも登場人物のキャラが立ってて面白い。そんな人達が創造したDeNAのサービスを使ってみたくなった。

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    投稿日: 2020.12.20
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    今は誰もが知る大企業のひとつとなったDeNAの歴史を、早送りで並走しながら見ることができ、非常に面白い。 ただ、南場さんがマッキンゼー出身なので、そのロジカル力や分析力を駆使して、DeNAをここまで牽引してきたと思っていたが、泥臭さと恵まれた仲間の存在が想像以上だった。まさに不格好な部分も含めて成長してきたんだと感じた。

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    投稿日: 2020.11.13
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    知人がDeNAに勤務して、「コトにあたる」「仕事で青春」といっている記事をみて、気になって手に取る。 少しその意味がわかったし、最近読んだ本では珍しく(ひさしぶりに)エキサイティングだった。 【仕事への向き合い方、本を書くことへの向き合い方】 ・失敗を描く方が本質的だし役に立つ。 ・書くことで伝える感謝と敬意。 ・「プログラムができていなかった」ときの対応(に関する夫の助言)、①諦めるな、②ありのままを伝えろ、③詐欺じゃないだろ加害者だ。 ・仕事のできるできないの歯車は紙一重(←本当にそう!)、上司の巡り合わせや運の巡り合わせが大きい…。 【青春の装置】 ・DeNAは、達成の喜びを、そしてこの高揚感を大切にしよう、という心だけ。 ・'DeNA quality'の策定。 ・体重減量コンテストの計測を「監査役」が行うなどの徹底した洒落、ノリ、遊び心。パーティや、MVPなども。 【経営判断】 ・意思決定をすること。継続審議にしないこと。迅速に決め、選んだ選択肢を(あとから)正しくする。 ・安全性や健全性が稼ぎより優先。ゲームが出会いの手段とならないよう、手間をかけるし、第三者委などの枠組みも。 ・英語ランチ、そして、鞄持ち制度(ただし鞄は持たない、若手が持ち回りで着く)。 【家庭と健康】 ・両立はできないという判断。夫の病のため、今を起点にベストの判断を。「人生はこのときのためにあった」とは素敵な考え方。 ・自然が刻むリズムの美しさ、、気分がかわるとこうも世界の見えかたが変わるんだなぁ。 ※生い立ちのことや家庭の悲劇のことなども含めて描かれているのがいい。これなくしては分からない判断がある、それほど大事な事情。人生は、職場だけではないのだ、うん。

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    投稿日: 2020.11.03
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    熱い気持ちと情熱が伝わってくるいい本でした。 高い目標に向かって全力を尽くし、ものごとを達成していく喜びと高揚感。ワクワクというか、ゾクゾクしてくる。 経営はキレイ事ばかりではなく、むしろ泥臭いことだらけ。そんななか、優秀な人材を惹きつけるDeNA、不格好どころかカッコいい。

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    投稿日: 2020.08.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    マッキンゼー上がりのスマートな経営が執り仕切られるかと思いきや、そこは苦難の連続だった。黎明期のベンチャー企業ならではの、ゴツゴツ・アツアツ・スリリングな経験が赤裸々に綴られている作品。南場さんの熱量がありありと伝わってくる

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    投稿日: 2020.06.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    文章から人柄が滲み出ていて、一気に南場さんのファンになった。 温かく、まっすぐで、人に対する愛情が深い人なんだと思う。仲間にしたい相手に対して、ノウハウやテクニックを弄するのではなく、全力で口説く、誠実に口説くというのは、単純なようでいてプライドが邪魔をすればたちまちできなくなる。 どれだけ能力が高くても、チャームという要素があるかないかで、その人が掴むものは大きく違ってくる、という指摘は心に留めておきたい。 「情報が不完全でも決断すること」が経営者の仕事であり、あらゆる組織のトップに通じると思う。 「正しい選択肢を選ぶこと」よりも「選んだ選択肢を正しくすること」が重要だ。 人としての温かみ、面白みを感じられる人だ。また時間を置いて読み返したい一冊。

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    投稿日: 2020.06.21
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    初めて読んだ当時、起業なんて全く選択肢に入れてなかった自分でも、 「ああ、いいな…!!」 と思わされた本 前書きにも書いてますが、起業の良さとか、いいこととか、全然書いてないんですよ! めちゃめちゃ大変そうだし、 真似出来ねえなぁ、と思うし、 でも、なんか伝わる熱さがある。 背筋が伸びる一冊。

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    投稿日: 2020.05.07
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    何度、読んでも気付かされるところがあります。 仕事のマインドとして大切にする事、 経営者として大切にする事、 全てが記されています。 その上で、自分が直面している点と照らし合わせて、足りていないものに気付けました。 *以下ネタバレ有り 本文を読んで、学んだ事を下記に記します。 選択に正しいも誤りもなく、選択を正しかったものにする行動があるかだけ 人は仕事で成長していくものなので、ビジネススクールではあまり価値はない。 成長の為には、プライドを捨て、使うものは何でも使う。必死になる。 成功の秘訣は気合い

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    投稿日: 2020.05.03
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    DeNA創業期の話がリアルに書いてある1冊! 経営の楽しい面、大変な面がそのまま書かれていて、経営者を目指す人にはぜひ読んで欲しい本です。

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    投稿日: 2020.04.27
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    おすすめしていただき読みました!! 経営するにあたっての泥臭い経験もたくさん書かれていますが、仕事に人生をかけている姿勢がとてもかっこいいなと感じました♪ 私も自分のやりたいことにチャレンジし続けて、目標を叶える人生にしたいと思いました!

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    投稿日: 2020.04.22
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    読み終わった後に、なぜDeNAに入らなかったのか!と思ってしまうほど、南波さんもDeNAも好きになってしまう本。 ちょうど転職した頃に読んだのもありますが、働くならこんな方と働きたいし、自分もここで何か貢献したい、頑張りたい!と思える内容でした。 すごく赤裸々に書いてくださって、こんな感情が生まれるんだ、こんなことが企業は起きるのか、と全てが新鮮! 女性経営者というところも響いたポイントで、南波さんのような女性になれたら、、と思いました。

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    投稿日: 2020.04.21
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    DeNA創業者の南波智子さんが書いた本。プロフェッショナルで「苦しい時こそ前のめり」という言葉に感動したのがきっかけ。失敗の連続で苦しい経験をされながらも、沢山の人たちに支えられて、自分の弱さを見せ続けてこられたんだなと思う。 選んだ道を正解にすること。 “Winner takes all”(業界No. 1にならないと、一番の企業が全てを独占する)

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    投稿日: 2020.04.12
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    経営者のリアルが詰まっている本。 よく成功者のインタビューで華々しく語られているエピソードが多い中、読みたいのはこういう泥臭く、前を向いて成功に近づいていくもの。 レビュー書きました https://miyakoshiyuumei.com/dena/

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    投稿日: 2020.03.15
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    南場さんのような優秀な人物は一握りだと思うが、そうしたことは一切抜きにしてすべての大人、働く人達が読んで損はない本だと思う。

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    投稿日: 2020.02.11
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    順風満帆に経営していたかと思って読んでみたら、想像以上の葛藤が如実に本書に書かれていた。 著者の南場智子さんの経歴は、まさに天才の一言だが、実際には経営するのと、コンサルティングするのでは立場以上の違いがあったよう。 本書から学べることはとても多く、これから会社を起業しようという人や実際に起業している人も共感や納得できると思う。 南場さんの半生が綴られている本書、オススメです!

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    投稿日: 2020.01.30
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    あくまで私見となるが、中毒性の高い商品を世に提供している事があまり共感できない企業だなぁと感じていたが、仕事に対する情熱は熱いほどに伝わってきた。

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    投稿日: 2020.01.20
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    コンサルティング会社出身ということもあり、参考にできる部分が多々あった。 ■コンサルタントと事業リーダーの違い コンサルタントは提案する立場だか、リーダーは意思決定することが仕事である。 客観的な立場から「こうした方が良い」や「するべき」と言うことと、経営者の意思決定である「する」は別次元である。 経営者にとって「正しい選択肢を選ぶ」ことは重要なことだが、それ以上に「選んだ選択肢を正しくする」ことが重要となる。 起業する上で大手は資金繰りに苦労する事がほとんどない。 その反面、中小企業は大抵資金繰りに悩んでいる。 ■誰が言ったかではなく何を言ったか 自分の考えとは異なるが、組織として考えると誰かが言ったことが正しいとなるとその他の人の存在意義がなくなる。 「誰派」といった政治的要素も加わるので組織が弱くなるという。 少人数で経営する中小企業は誰が言ったかを重視する傾向で、大手は何を言ったかを重視する傾向があるのではないかと思う。

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    投稿日: 2020.01.01
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    1999年のDeNAの誕生から2012年までの軌跡が描かれている。南場氏の人となりがよく分かるカジュアルな文体。ハプニング続きでもここまで大きく成長することが出来たのは、やはり中核メンバーがビジョンや思いの強さをガンガンぶつけあいながら、ブレずにやって来たからだと感じる。

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    投稿日: 2019.12.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本を読んで思ったのは、学歴だとか、MBAだとか、組織とか、そういったものに囚われずに、自分の強みを持って仕事ができるようになりたいということだ。 コンサル出身の南場さんが、どうやって事業家になっていくのか。社長の仕事とは何か、社長の苦労とは何か、を語ってくれている。社長の仕事は、意思決定。今ある情報で、先延ばしせず、その場で決める。そして、自律的に組織が回るように、優秀な人材を集め、育てること。

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    投稿日: 2019.12.28
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     1999年、DeNAの立ち上げから今に至る舞台裏を創業者が語る。  元マッキンゼーのコンサルタント、その業務の中で 「そんなに熱っぽく語るなら、自分でやったらどうだ」  という一言が人生を変えた。  コンサルタントから会社経営への変化は予想以上にキツイものだった。  オークションサイトのサービス開始前、プログラムが1行もできてないことの発覚。  モバゲーの誕生からソシャゲーへ、そして退任。  まず、初期メンバーがすごい。  創業者マッキンゼー、アクセンチュア、あとから加入するプログラマーもオラクルから。  創業前の仲間集めは非常に重要だと分かる。  そして、創業者が最も大切にしたのは人財だ。  トップ級の人材を、いきなり現場に投入する。  その成長たるやハンパない。 (半面、俺は9年間何してるんでしょうかね。凹む)  社会へのインパクトでgoogleを越えたいと意気込むDeNAの記録。

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    投稿日: 2019.10.06
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    https://matome.naver.jp/odai/2137283171836034701?page=1

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    投稿日: 2019.09.24
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    南場智子さんのDeNA創立からの経験が記されている。 不格好とは言いつつも、最高の仲間に恵まれて、泥臭くやってきたという内容で、かっこいいという印象。お世話になった方々への愛を感じる。 企業する人に対し失敗談を記す、という文言があったが、マッキンゼーのパートナーの人脈をフル活用しているので、失敗談の参考にはならない。 軽妙な文章で、1晩3時間くらいで一気に読んでしまった。

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    投稿日: 2019.09.19
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    予想をはるかに超えて面白い!南場氏の飾り気のない文章が好印象で読みやすい。特に、元コンサルタントならではの視点が興味深い。コンサルタントとして経営に対して第三者の視点から助言するのと、経営者として意思決定の連続且つ、すべての決定に責任を負うのとではまるでプレッシャーが違う。本書を読んで強く感じたことは、南場氏は人材に恵まれているという点だ。その素晴らしい人材のトップとしてリードしていた彼女は、偉大な経営者だと私は思う。 以下、本書よりお気に入りの箇所を抜粋。 「私は、苦しいときにふたつのことを意識する。ひとつは、とんでもない苦境ほど、素晴らしい立ち直り方を魅せる格好のステージだと思って張り切ることにしている。そしてもうひとつは、必ず後から振り返って、あれがあってよかったね、と言える大きなプラスアルファの拾い物をしようと考える。」 「生き甲斐は処した困難の大きさに比例する。父より」 「買ってもらえなかったときにどれだけいい笑顔が見せられるかが勝負なんだよ」 「誰が言ったかではなく何を言ったか。人ではなくコトに意識を集中する」

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    投稿日: 2019.08.15
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    読み物として面白いし、著者の文章は引き込まれる。経営とコンサルティングの違いがよく分かる 話題作ではあるが、話題性だけでなく、中味も自分としては好き。

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    投稿日: 2019.06.12