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総合評価

1431件)
4.2
574
442
242
27
7
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読んでとても切なくなる 先生とKの関係 お嬢さんと奥さんとの関係 単純なようだけど恋が絡むと複雑かつ醜いものになるのかと kは何に絶望して自殺してしまったのか ……先生からの手紙の厚さがちょっと気になりました

    0
    投稿日: 2011.03.13
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    すごく切なくて深い作品。古い作品なのに今でも通じることがたくさんあって、人間の醜さは変わらないのかなと感じました。 「私」は先生の遺書を読んだ後、どう感じたのかを知りたい。

    0
    投稿日: 2011.03.11
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    終わり方が素晴らしい。 長い長い独白(手紙)が 何の未練もなく、何の余韻も残さず すっぱりと終わる。 先生のこの独白は主人公のその後に何をもたらすのか と思うと、切なくなる。

    0
    投稿日: 2011.03.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私の心のバイブル。 親友の恋心を知りながら、親友を裏切り 親友の想う人を自分の恋人にするが その親友は自殺してしまう・・・。 自らを責め続け、「恋愛は罪悪だ」と・・。 その人を「先生」と呼び。慕う男子学生。 その男子学生に宛てた手紙で自分のすべてを告白。 親友Kとの友情。Kに対する裏切り。そしてKの自殺。 Kのいう「精神的に向上心のないものは馬鹿だ。」 この言葉に私自身がはっとした。 「先生」はすべてを抱えて、自らをも死を選んだ。 友情とは。親友とは。恋することはそれだけで罪なのか。

    0
    投稿日: 2011.03.05
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    友人と恋人と愛と憎しみと妬み、僕はまだドロドロの恋愛劇を現実世界では見たことがないけれど、友情が憎しみと妬みに変わるということは想像できるきがしている。女が入ると友情はめんどくさくなる。

    0
    投稿日: 2011.02.24
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    今借りて読んでる!!ほんとだってば。。。><笑下北のブックカフェで表紙がぜんぜん違うのと取り換えられて並んでたんだもん。思わず読んでしまった。

    0
    投稿日: 2011.02.24
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    深い話のような気がしました。 昔に書かれた作品にも関わらず、文体は読みやすくテンポがいいです。 一読あれ。

    0
    投稿日: 2011.02.22
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    さすがは漱石の作品の中でも人気があるのもうなずける。彼岸過迄や行人に比べて話の筋も明確で、登場人物の内面と同化しやすい。人間の弱さを再認識させられる。

    0
    投稿日: 2011.02.21
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    三部構成で前半の主人公の話の流れを忘れてしまう程、先生の遺書の分量が多い。先生の若かりし頃の心理は誰にでもあると思う。主人公の続きが一体どうなっていくのかが気になる。個人的にはすごく読みにくかった。

    0
    投稿日: 2011.02.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一人の女性をめぐって、「先生」はKとの不協和を感じる。そして彼は自分のエゴイズムの為、Kの弱みを責め立てる。しかしそれは後に彼の心に大きな影を落とす事になる。 人間のエゴイズムとその苦悩に対する鋭い視点を持った作品。 読み終わって考えさせられた場面があったので、以下に挙げておく。 -先生と西洋人- 作品の冒頭で「先生」は、一人の西洋人を連れて海に入っている。しかし翌日その西洋人は現れず、以後出てこない。「先生」は厭世的で交友関係は少なかったという。ここで西洋人と共に泳ぐというのは、些か違和感がある。 -先生と私- 「私」はその西洋人と海に入っている先生を見かけ、興味を持ち声をかける。そこで二人は出会い、その後親密になる。 海で出会った当初、「私」は先生の内面を知り得たはずは無い。つまり初めは、先生の外見に惹かれたということになる。交友を深めるにつれ、先生の精神性や、その厭世的な雰囲気にまで惹かれていくのである。 国で父の最期を看取っているとき、先生から長い手紙が届く。その手紙の内容に衝撃を受けた「私」は、そこから抜け出して東京行きの汽車に飛び乗る。ここで先生は、むしろ父よりも重要といえる存在になっている。そこまで「私」を動かすものは何か。 「恋は罪悪ですか」と私がその時突然聞いた。 「罪悪です。たしかに」と答えた時の先生の語気は前と同じように強かった。 「何故ですか」 「何故だか今に解ります。今にじゃない、もう解っている筈です。あなたの心はとっくの昔から既に恋で動いているじゃありませんか」

    0
    投稿日: 2011.02.13
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    一度は読んでおきたいし、読んで良かったと思える作品。 親友を裏切ってまで得た恋人、その直後の親友の死。その罪悪感が自分だけでなく妻も苦しめる。無駄のない文章や適度に感情が抑えられていうような書き方だからか、罪悪感に耐えられなかったとても優しく静かな彼の性格がとても伝わってくるので切なかった。

    0
    投稿日: 2011.01.30
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    先生の手紙が届いたところから止まらない。現代人の恋愛感ならどう感じるんだろう。自分は、先生と同じだ。罪の意識があるだろう。

    0
    投稿日: 2011.01.29
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    高校の頃、授業で精読する機会があったんですが、それ以来好きになってしまいました。陰鬱とした雰囲気も好きです。

    0
    投稿日: 2011.01.29
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    『こころ』(夏目漱石、1952年、新潮文庫) 数年ぶりに読み返してみました。 私が先生と出会う「先生と私」、父親が危篤になる「両親と私」、先生が私に伝えたかった先生の過去が紐解かれる「先生と遺書」。どれもいいですね。 個人的には、親友から恋愛を奪った末に煩悶して自殺する先生より、どんな過去からでも学びとろうとする私のほうが好きです。父親が亡くなる直前に、先生の下に行っちゃうあたり、そういう心の持ち具合なんか自分と似てるんじゃないかと思うわけでして。 またいつか読み返したい。 (2011年1月28日 大学院生)

    0
    投稿日: 2011.01.29
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    昔国語で習ったものの、読んだことがなかったので読んでみた作品。明治時代の恋愛について想像したことがなかったが、意外に自由恋愛で「先生」のこころの葛藤は身近に感じることができた。

    0
    投稿日: 2011.01.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    教科書で習ったから「こころ」=「先生の罪・Kの自殺」だったけど,遺書に至るまでの私の話に,魅かれるものがある.先生の影の原因がKだと知らずに読んでいたら,また違う衝撃があったのかな.先生の過去を推測することなく,読めちゃったし.

    0
    投稿日: 2011.01.27
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    親友を裏切って恋人を得たが、親友が自殺したために罪悪感に苦しみ、自らも死を選ぶ孤独な明治の知識人の内面を描いた作品。鎌倉の海岸で出会った「先生」という主人公の不思議な魅力にとりつかれた学生の眼から間接的に主人公が描かれる前半と、主人公の告白体との後半部分からなる、「我執」の主題を展開した秀作。 人から勧められて手にした小説だが、これを勧めてくれた人が「先生」と実によく似ていて、推薦者が漱石氏に酔狂する理由がよくわかった。 友情、恋、裏切り──そうした人間の感情によって人は善にもなり、悪にもなる。そうした「ヒト」のもつ心の内側を、丁寧に且つ繊細に描いている様は、さすが日本が誇る文豪の偉大な手腕を見せつけられた感じがした。

    0
    投稿日: 2011.01.27
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    中学の頃、初めて触れた。 その後、何度か読み返した。 子供の頃はわからなかった夏目漱石の世界。 特にこのこころは葛藤と切なさがよりわかるようになる。 何度も読み返したい作品です。

    0
    投稿日: 2011.01.27
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    正直あたしはあんまり好きじゃない。 むしろ途中からイライラしながら読んだ。 まぁこんなに自分を責める人もなかなかいないだろうけど、男の美学っていうか自己満足?っていうのとはちょっと違うかもしれないけど自分に酔いすぎ。 反感かうかもしれないけど、こんなに人生無駄に過ごしてきた人もなかなかいないと思う。 だいたいだったら最初からやらなきゃいいじゃんって気持ちでいっぱい。 あと言い方悪いけど他人を殺してまで奪い取った女の人の人生まで巻き添えにして仕舞いにはお前は不幸な女だってどういうことだ! せめてそこまで愛した人ならもうちょっと愛してあげればよかったと思う っていうか妻には過去をなるべく綺麗なままでいさせてあげたいっていうのもどうかと思う。 結婚した相手が過去を打ち明けないまま一生暗いまま過ごして最終的に自殺するより明らかに話してくれたほうがいいにきまってるし! まだまだ言いたいけどお話なんでここまでにしときます。 けど文章的には綺麗で読みやすかった。ただ女の人をバカにしてる感がちょっとあるけど。あと作者自体ちょっと病んでるな〜とは思った

    0
    投稿日: 2011.01.25
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    難しいのかなと思ったけれど 描写が細かくて感情移入も しっかりできます。 Kに感情移入したり、 先生に感情移入したり… これこそ名作だなあって 思いました ( ^ω^ )

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    投稿日: 2011.01.16
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    高校時代に読んで、衝撃を受けた一冊。泣いたな~ 今読むとまた違う感じ、ただ何度読んでも感動する。ただ感動のポイントが変わる。

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    投稿日: 2011.01.15
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    幼少期に読んだけど何ひとつ覚えてなかったので再読。 三島由紀夫さんが亡くなったのと、先生が亡くなったのは共通点があるのかな。

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    投稿日: 2011.01.13
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    1月13日 すごい文章力で、引き込まれた。 きちんと読めば読むほど、先を知っていても飽きが来ない作品

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    投稿日: 2011.01.13
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    私小説、と読んでもいいのだろうか。 “私”や、“先生”の見てきた風景、歩いてきた道のりがとかく緻密に描かれ、流れるような文体にうっとりする。

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    投稿日: 2011.01.10
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    ひらがなで「こころ」とするあたり、まったく・・・と思います。まったく・・・。 Kも先生もとても正直できれいな人だった。それでもちゃんとエゴを持っていた。それでおかしなことは何もない。 いつでも素直に自分のこころを言葉にして相手に伝えられたら、好転するなにかもあるのかなぁ。

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    投稿日: 2011.01.08
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    自分の幸せは誰かの不幸の上に成り立つ。 先生が一言Kに相談すれば大きく変わったのではないだろうか。やはりどれだけ人を恐れず本音を語れるかで決まるのだろうか。

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    投稿日: 2011.01.06
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    夏目さんは小学生の頃から三度ほど『我輩は猫である』に挑戦し、そのたびに破れ、(途中までしか読めなかった)涙をのんでいたのですが。 『こころ』は読みやすくて、感情移入もばっちりできて、すごく面白かったです。夏目さんに対する印象も変わりました。 偉大な作家さんです。 最後はぷっつんと終わってしまってすごく続きが気になったんですけど…… そこにも何らかの意図があるんでしょうね。

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    投稿日: 2011.01.05
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    現行の高校国語の教科書ほぼすべてに収録されている、国語教育界の象徴的存在。 「Kのしめす『覚悟』とは何か、論述せよ」なんて誰もが一度は現代文の授業で書かされたのではなかろーか。 物語の筋そのものはシンプルだが、構成が少し複雑で、ちょっとミステリー的な要素もある。(「先生」の過去が小出しに明らかになってゆく) エンタメ性も抜群です。

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    投稿日: 2011.01.04
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    「精神的に向上心のないものはばかだ」という言葉が好きです。 明治文学は退屈なイメージがあったけれど、これはどんどん引き込まれました。 題名の通り、人間の持つ、揺らいで矛盾した心の暗い部分を描いていて、「あーわかるかも」と思いながら読んでいました。 今まで積み重ねてきたものの多さによって感想は変わるんではないでしょうか。これから先、何回でも読みたい作品です。

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    投稿日: 2011.01.04
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    授業で習って、おもしろかったので全部読みたい!と思い買いました。 こうゆうのを、名作って言うんだなあーって思いましたね(笑)

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    投稿日: 2011.01.03
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    漱石作品では一番面白いのではないだろうか? この本でのテーマは現代社会にも通用するのではないだろうか?現代の人にこそ読んでほしい。エゴイズムに走る日本人の象徴を漱石は文に刻み込んでいるのです。

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    投稿日: 2011.01.02
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    高校の時授業で扱ったので、きちんと読んでみました。 いつの世でも恋愛にはたくさんの人が関わってるんだね。最終章になってからはページをめくる手が止まりません。

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    投稿日: 2010.12.26
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    心理描写が深いです。特に下が。ずらずら活字が続いていて、読みづらいかと思いきや、逆に読みやすかったです。そこが夏目漱石の凄いところだと思います。

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    投稿日: 2010.12.24
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    国語の教科書で一部だけ読んでいていつか読もうよもうと思っていてやっと補完。 読みやすかった。脳内考察の楽しい作品でした。

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    投稿日: 2010.12.22
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    最近、漱石にはまっています。 きっと多くの方が読んでいるでしょうし色々なところで書評が扱われていると思います。 文章というものには賞味期限があります。 最近人気作家の作品を、もし100年先の人が読んだとしたら。 多分100年後では同じ感動を得られるか疑問です。 ではこの作品はどうか? きっと何年経とうが同じ感動を得られます。 私はこれから何回も読み返すと思います。

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    投稿日: 2010.12.13
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    心理描写が秀逸。誰しもが一度は抱く感情、けれど言葉としてはっきりと表し得ない感情をこうも易々と文字にして読み手を納得、共感させられる技量に感服しました。

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    投稿日: 2010.12.13
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    読んでいくにつれ、孤独を感じ、心の奥の方から寂しさを感じる。 実際に罪を犯していないのに、精神的な罪悪感を感じてしまう。身近に起きそうな出来事だから親近感が湧きやすく、悪行は出来ないと再確認した。

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    投稿日: 2010.12.11
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    思想家の『先生』と知り合った私。 父の危篤の知らせで故郷へと帰った『私』は先生の暗い過去と自殺をする決意を彼自身が書いた手紙で知ってしまう。 やめてくれってぼくが言いだしたことじゃない、もともと君のほうから持ち出した話じゃないか。 しかし君がやめたければやめてもいいがただ口の先でやめたって仕方があるまい。君のこころでそれをやめる覚悟がなければ。 いったい君は君の平生の主張をどうするつもりなのか。

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    投稿日: 2010.12.02
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    重い……とにかく重い……。それなのにどんどん読み進めることができる名文。何度読んでも新しい発見があって飽きることはない。

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    投稿日: 2010.12.01
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    高校生振りに読んだ。 先生の嫉妬や、焦りや、自己嫌悪がとても生々しく伝わってくる。人間のこころを描いた大作。 やはり名作だと思う。

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    投稿日: 2010.11.30
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    名作!こんな長い遺書が書けるならもう少し頑張って生きればいいのにとよく笑うけど(笑)、あんな読み応えのある遺書を残してこの世を去るのも、ある意味いい死に方かもしれない。

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    投稿日: 2010.11.25
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    読み終わったあとに 私のこころに何か置いて行った作品。 普遍的な人間の心理を描いてるから いつの時代に読んでも名著なのか。 夏目漱石って千円札の人じゃなくて 天才ですね(´・_・`)

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    投稿日: 2010.11.17
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    日本で教育を受けたなら多くの人が高校二年生の時に出会っているはずの作品。ザ・定番教材。 私もご多分に漏れず高校時代に授業で読んですっかりはまり、漱石作品全読破計画に着手したのだった。完遂ならなかったが。(しかし今考えたらなんて素直な高校生だったのだろう。ありえん) さて、三十路を迎えて再読すると、やっぱり文句なしに面白い。新聞小説だけあって短い節ごとに次への期待感を持たせるし、毎回のようにぐっとくるフレーズが出てくる。名言の筆頭はもちろん「精神的に向上心のないものは馬鹿だ」だよね。先生がKにこのセリフをくり返すところは胸に刺さる。(大事なことなので二回言いました。とか言いたくなってもがまん) 注意して読むと「私」の視点は先生の死後しばらく経ってからの時点にあって、上・中で張った伏線を下で解いてくミステリー仕立ての構成もさすがにうまい。葛藤はあれど具体的な事件が必ずしも起こらなかったりする漱石の作品群の中では最も劇的な展開と言えよう。高校生が読んでも面白いだろうと教科書に入れたく気持ちもわかります。 人物描写もいい。とりわけ先生の弱さや卑怯さが非常に説得力ある。Kに先を越して告げられてくらくらするところとか、共感しすぎて痛いほど。でもさ、そんな焦らなくったってお嬢さんは最初から先生のことが好きだったんだよ!南ちゃんだって最初からタッちゃんのことが好きだったんだよ!そうでしょあだち先生! 高校生の時には間延びしているように思えた「中」も、この夏に亡くなった義父のことを思い出しながら読むと全く違った味わいがあった。このタイミングで再読したのも不思議なめぐりあわせというか。本には読むべき時があるし、ちゃんとそういう時に手に取るものなんだね。 読み終えるとこの物語を他の登場人物の視点から書き直してみたいという欲望が生じる。上なら先生や奥さんの視点から、中なら先生や父や母の視点から、下ならお嬢さんや奥さんやKの視点から。そんな授業をいつかしてみても楽しいかな。

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    投稿日: 2010.11.13
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    初めてこの作品を読んだのは中学2年の時でした。きっかけは、いい言葉をメルマガ配信などで紹介していくサイトの中に「先生」の『私は死ぬ前に一度で好いから他を信用して死にたいと思っている。あなたはその一人になれますか。なってくれますか。』という言葉が掲載されていたのを見たことです。 当時は所謂、中二病とかいうやつで若干人間不信に陥っていた私には大きな影響を与えた作品でした。 文学作品を好きになったきっかけの本でもあり、中学生でも読みやすかったと思います。

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    投稿日: 2010.11.11
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    高校生のころ、3回読みました。何度も読んでいくうちに良さが倍増しました。罪の意識で生きている先生にとても惹かれました。一番好きな小説です。

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    投稿日: 2010.11.11
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    これの前に読了した本 http://booklog.jp/users/urashima41/archives/4582852874 に刺激を受け、およそ30年振りに再読。

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    投稿日: 2010.11.01
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    2010/10/31 高校生のころ、教科書に載っていたこの作品を、私はその頃必死に読んだ。 とにかく当時の私には衝撃的で、自分のズルさを見透かされたような気がした。 きっとこれからも何度も読む作品だと思う。

    0
    投稿日: 2010.10.31
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    人間の罪。 まっとうな人間だと思っていた自分に、友人を死に追いやるような“邪悪”なこころが存在していた・・・ 人間なら、誰のこころにも存在しうる“悪”だと思います。 人のこころとは何か、考えさせられる作品です。 あらゆる人にオススメの本。

    0
    投稿日: 2010.10.31
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    「聞こえました。恋の満足を味わっている人はもっと暖かい声を出すものです。然し・・・・・・然し君、恋は罪悪ですよ。解っていますか」 高校生の時ぶりに再読、、、 こういうのって再読って言っていいのかしら。 それぐらい久しぶりに読んだから、話の筋は分かっていてもとても新鮮だった。 こんなにも凄い本だったんだー。 と、改めてドカンと驚かされたのでした。 やはり、文豪の書く凄い作品は凄いよ! という、なんとも、おバカな感想のみを持ってしまう。 案外私は、最初の語り手である学生くんに共感した。 彼が、「先生」をし慕うそのさまは、なんだか、痛いほど身に覚えがあるなぁ。 こういうのって、あるあるって思ったので、 後半の告白は、もう、ほんとにそのまま学生くんの気持ちで読んだのでした。 そして、何よりも、名言が多い。 心に留めておきたいものがたくさんで。 1つ1つに、ぞくりとした。 言葉の選び方が本当に秀逸。気持ちが良いぐらい。 たまには、こうやって昔読んだのを再読するのって重要だなぁ、と思う。 以前読んだ時とは、全然違った心持で読めるので、また、それも良いのだ。 【9/3読了・再読・個人蔵書】

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    投稿日: 2010.10.27
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    教科書に載ってるのを読んだきりだったので、読み始めました。もっと早く読んでおけばよかった、と言うのとこの年で読んでよかったってのと両方です。 「精神的に向上心のないやつは馬鹿だ」 がやはり強烈なフレーズとして読了後残っています。

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    投稿日: 2010.10.21
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    確かに今の時代でも、起こりうる恋愛のトラブル。だけど、この時代の背景が加わると今では想像も出来ない「内なる葛藤」があるのだと感じれた。 先生の手紙から読み取れる、赤裸々な心の葛藤。 愛する人 信頼してた友人 正しく生きたいと願う自分の人生 正しく生きたいと強く願っていたのに、結果は違った。 愛する人と結ばれたかったのに、 悲しい結ばれ方になってしまった。 夏目漱石の言葉が、堅いようでとても優しくて心に響きました。 いつの時代でも恋愛も人生も難しい。

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    投稿日: 2010.10.04
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    小学生の頃?一部だけ教科書で読んだことがあった。 その頃は、特に何も感じなかった。 ただ勉強をするためのツールといった感じで… それから10年以上経った今読んでみると、昔とは打って変わって、"先生"に対して共感することができた。 自分の経験と照らし合わせて、いろいろと考えることができた。 子供に読めとは言わないけれど、思春期から20代ぐらいの人に勧めたい作品といった感じ。 最後に、100年以上も前の作品なのに、いくらか古い言葉遣いはありましたが、とても読みやすかったです。

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    投稿日: 2010.10.03
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    本を読むたび、私の頭の中で先生が姿を変える 友情と恋に揺れる青年に見えたり酷く冷たい男に見えたり でも、毎回読み終わると涙が溢れて止まらなくなっている

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    投稿日: 2010.10.02
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    http://umagoon.blog17.fc2.com/blog-entry-1151.html

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    投稿日: 2010.10.01
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    図書館から散歩に出たときに、Kに向かって先生は何と言ってあげたらよかったのでしょうね。優しさって何なんでしょう?素直さや意思の強さ、包容力、直感、判断力、みたいなことについて考えさせられました。

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    投稿日: 2010.09.19
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    沈鬱な気分にさせられるにも関わらず、何度となく読み返し、その度に鮮やかさが増していく作品。優しく諭すかのように、鋭い刃物で切り刻むかのように人間を教えられる。全く太刀打ちの出来ない巨大な小説。

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    投稿日: 2010.09.19
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    文学?エンターテイメント? 夏目漱石は残酷な人なのか? とても惹かれる作品だったけど、読後に思い切り気分が沈んだ。 あまりに救いがなくて。 高校の教科書に「先生」ってタイトルで一部抜粋されて載っていた。 それがきっかけで全編=「こころ」を読んだんだけど、やっぱり一部分だけ読むのと、最初から最後まで読むのとでは全然印象が違った。まあ「夏目漱石」や「こころ」を知るきっかけにはなったからそれでいいのかな。

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    投稿日: 2010.09.16
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    たまには名作でも、と思いついたのが「こころ」だった。 昔読んだのは、高校生だか中学生。 おぼろげな記憶。教科書では一部が省略されてるんだっけ? なんかわかったような、わからんような....。 いつかまた、この作品を読みたいと思う日が来る予感がする。

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    投稿日: 2010.09.14
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    夏目漱石が有名なのは周知の事実だけど 彼が凄い人なんだなと解ったのは、この本を読んでから。 昔の本と敬遠して、まだ読んでない人は是非、お奨めです。

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    投稿日: 2010.09.12
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    こころに残る本です! 罪悪感というものを感じることと後悔をすることは凄く似ているなぁ。 なるべくそれらは少なく日々を過ごしたいものだと、改めて思ったなぁ~。。。

    0
    投稿日: 2010.09.08
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    最高に独りよがりで自分の理論に酔いたがって 怖がりで他人の事なんて考えられない男達の独り言のお話。 「精神的に向上心の無い者は、馬鹿だ」 とよく抜かれるけれどもぜーんぜんこんな所抜き出す気にならない。 つーかお前ら全員バカだ、としか思えない。 笑えるほどに。 それは私が学問を修めていないからだろうか ひとりの恋が人を自分勝手にさせるくだらなさを味わっているからだろうか それとも私が女だからだろうか 最初にこころを読んだのはいったいいつだったかなあ。 中学生だったかなあ。その時は何を思ったんだっけか。 身を滅ぼす様な恋や、先生の厭世的な雰囲気に憧れてしまった様な気もする。 まさに「私」だ。 明治という時代と「私」。 夏目漱石と明治。そこまでいくとよくわからんが、 先生やK(そして今とこれからの私)と「私」(そしてあの時の私)を隔てるものをただ “時代”と片付けてはこの軽蔑に似た感情が説明できない。 とまあよくわからんくせに偉そうに言ってみたものの、 やはり奥さんとお嬢さんのちょっとした一言が好きだった。 全て見透かしてるような女たちの言葉。 私はきっと女でよかったんだろう。

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    投稿日: 2010.09.07
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    はじめて読んだのは高校生の頃。それから何度も何度も読み返しているけれど、読む年齢によるのか、おもしろいと感じるところが変わっている。

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    投稿日: 2010.09.07
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    偉大な作品も最終的には痴話喧嘩なんだなぁと思った作品。 先生は全然エゴイストじゃない。途中でめそめそするなら最後まで貫いてこそのエゴだと思うんですけどね。

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    投稿日: 2010.09.05
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    ・8/27 夏目漱石の「こころ」は、なかなか面白い ・8/28 いよいよ架橋に入ってきた ・8/29 早く核心に辿り着きたいばかりに、急いで読んでるみたい ・8/30 昨日の晩に読み終えた.なんだかセンチメンタルになる ア・プリオリ=〔先天的の意〕物事に対する認識が、いっさいの経験に依存しないことを表わす先験的。 ⇔ア ポステリオリ

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    投稿日: 2010.09.04
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    時代を越えて愛される名作。 いいものはいい!! ん~恋愛を通して人間のエゴを見事に表現した感じ?? 物書きさんはここまで突き詰めるんですね~ 自分の中で嫌煙しがちだった純文学ですが こころを読んで興味を持ちました☆

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    投稿日: 2010.09.02
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    先生の葛藤が伝わって苦しかった。 なるべく感じたくないような、 人の汚い気持ちとかも何のごまかしも 無く書かれてあって心にどんって来た。 自分がまだ高校生だからかもしれないけど読むのが辛く感じたときもあった。 大人になったらもう1度読み返してみたい。

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    投稿日: 2010.08.25
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    思ったよりも読みやすくて面白かった。読み進めていくとどんどんと話に引き込まれる。 先生の言葉のひとつひとつがとても印象的で、言葉は綺麗なのに切ない空気感が素敵でした。 読み返す毎に面白味が増す作品だと思った。

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    投稿日: 2010.08.25
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    学校の課題で読みました。 「私」から見た先生の描写が印象的で、掴み所のない先生の性質に「私」が強く引かれていくように、先生の人生の物語を追うことができました。 彼の語る「明治の精神」というもの、そして「自由と独立と己れとに満ちた現代」で誰もが抱えている孤独感…。自分のこころに寄り添うようにしんと胸におちました。 読了後に「上」を読み返すと先生の言葉・行動ひとつひとつに重みが感じられます。

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    投稿日: 2010.08.21
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    現代文の授業用に買ったもの。 色々な論文があって、読み砕いていく作業がとても楽しかったです。 でもお嬢さんがわからないままだったなぁ。

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    投稿日: 2010.08.20
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    先生もKも頑ななひとだなあ。時代だろうか。 リズムが好きだ。 わたしはこの本を読むと明治という時代に魅力を感じずにいられない。

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    投稿日: 2010.08.20
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    学生時代からおよそ10年ぶりの再読。 やっぱり夏目漱石はすごい。 100年前に書かれたのに全く古びない、 上質な普遍性に満ちた小説。 彼の作品の中でも、とりわけ心の動きを細やかにとらえ、 丁寧に描いた一作。 主人公がなぜか気になってしまう“先生”は、 どことなく漱石自身と重なる。

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    投稿日: 2010.08.19
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     あれこれ書けばきりがないのである。プロの学校の先生として、高校生に講釈もしているわけだし。で、「真珠夫人」も脚光を浴びたことだし、ぜひ月9あたりで「忠実に」ドラマかをしてほしいと思うのだ。  かつて「先生の遺書」だけを考えてみることを前提として、キムラ君に「私」を、ゴローちゃんに「K」をやってほしいと思ったりした。今は、年をとってからと若い時とを緒形拳親子か、もっといえば松本幸四郎親子にやってほしいような気がする。どんなもんだろう。  ちなみに1955年市川崑監督で映画化されている。見たけどあんまりよくなかった。現代の感覚できっちり映画化できないだろうか。たぶんテレビドラマにしたら、すごく面白いものになると思うのだが。

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    投稿日: 2010.08.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    先生(=彼)は不幸だ。だから、Kの幸せを喜べなかった。 そして、先生は戦おうとしなかった。 しかも、リングに上がらないのに、好きな人を得ようとし、Kを恨んだ。 卑怯だと認識し、自己嫌悪する自分に酔っただけで、卑怯を拭おうとしなかった。 勇気があれば、嫉妬心が出なかった。全て、先生の力不足によって、 起こった感情(嫉妬心など)だったのも関わらず、その感情を認識するだけで終わってしまった。 そして、Kの勇気に嫉妬し、その勇気を絶とうとしたりもした。 良心が痛む痛むといいながら、結局良心ない行動ばかりとって、 「良心が痛んだ」ということを感じたことで、自分の良心を満足させている彼を軽蔑する。 そして、結局自分の苦痛から逃げるために命を絶った。 妻のことを考えてたら、命を絶たなかっただろう。 彼は、最後まで自分のためだけに生き、そして死んだ。 さて、自分が先生だったらどうしたかってことを考える。 まあ、先生と同じ方向には絶対にならない。 ---追記(2/15)--- 「恋は罪悪ですよ」と先生は言っているけれど、 先生だったから、恋は罪悪になったんだと思う。 人によって、確かに恋は罪悪になり得る。 ただ、別の人にとっては、恋は美しいものにもなり得る。 恋を罪悪にしたのは、先生あなた自身です。

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    投稿日: 2010.08.14
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    お嬢さんとの結婚という幸せを手に入れた後も尾を引く影が色濃く描かれてる。誰もが抱えた人間的な弱さをうまくついていると思う。

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    投稿日: 2010.08.12
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    あまりに有名な作品なので今更な感じも否めないけれど… 『こころ』を読んだら、ああ人間っていつの時代も大して変わらないものなのかもしれないなと思う。 こんな言い方は尖っているものの誤解を恐れずに言うと、『こころ』を前にすれば近頃の創作物の類は所詮二番煎じに思えてくる。 その位普遍的な作品なのかな。 美しい作品。

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    投稿日: 2010.08.10
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    2010/08/02 中学2年か3年の教科書に載っていました。 いつか読もうと思っていた1冊。 言葉は美しいけど、内容は明るくなく、子どもの私にはきっと理解できなかっただろう内容でした。 人間の真理をついているのかな。

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    投稿日: 2010.08.10
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    人にすすめられて読んでみたけれど、 よさがいまいちわからなくて、苦痛だった。 確かに言葉の使い方が凄く上手く、かつきれいだったけれど、 「興味をそそられるような話」ではなかった。 後悔に満ちた、懺悔ばかりの、告白録。 シリーズとして読まなきゃいけないらしいけど、 他のに手を出そうと思えない。

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    投稿日: 2010.08.10
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    親友を裏切って恋人を得たが、親友が自殺した為に罪悪感に苦しみ、自らも死を選ぶ孤独な明治の知識人の内面を描いた作品。鎌倉の海岸で出会った「先生」という主人公の不思議な魅力にとりつかれた学生の眼から間接的に主人公が描かれる前半と、後半の主人公の告白体との対照が効果的で、「我執」の主題を抑制された透明な文体で展開した後期三部作の終局をなす秀作である。 ◯『こころ』は漱石が明治43年8月に胃潰瘍の病状が悪化して危篤状態を経験した後、書かれたもの。『彼岸過迄』『行人』まで続く長編小説。『我輩は猫である』『坊っちゃん』などは初期のもの。 新聞に連載していたものであるため、細かく区切られており、次への含みを持たせるように書いてある。

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    投稿日: 2010.08.09
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    名作。これは読み継がれるべき。というかなぜ私は今まできちんと読まずにいたのか…あと10年経ってから読み直したらまた違う味わい方ができるように思う

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    投稿日: 2010.08.08
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    高校の授業で一部読んだきり。それを今になって読んでみたら、教科書に載っていた部分が一番面白かった。 なぜKは自殺したのか、というまさに授業でやった内容を自分でちゃんと考えてみた。 諸説があるらしいが、先生に騙されたから、お嬢さんへの恋が駄目になったからという理由だけでもないような。 読んでて思ったが、Kはとんでもなく潔癖症で変人だ。先生は勝手に罪悪感を持っているが、先生がやったことっていうのはまだ許容範囲内の後ろめたさだと思う。 お嬢さんを好きになる行為が、自分の理想とする道には外れるものであり、自己否定とか自己嫌悪によって自殺、ってーのが主な理由だと私は思っている。 先生はあまりにも真面目すぎだしそれ故に弱いけど、嫌いではない。 遺産の話をするところ、全然関係ないのに妙に記憶に残っている。

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    投稿日: 2010.08.07
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    「先生」の独白は夢中になりました。 「先生」の弱さも、狡猾さもすごく人間的で惹かれる。 「先生」がKと御嬢さんとの仲を疑って、勝手に焦って、 不安になって、またふと安心したりする様はまるで自分自身を見ているよう。 「先生」がKに対して取った行動もよく分かる。 世の中には恋より友情を優先出来る人もいるだろうけど、 私も「先生」と同じような事をするタイプの人間だな。 ただ、私は「先生」ほど真面目な人間でないので、 「先生」のような生き方にはならないと思うけど。

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    投稿日: 2010.08.06
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    学生だった『私』はふとしたことから『先生』と出会い、交流を持つようになった。 『先生』は世を隠遁したような人で、『私』が何を言ってもその態度を変えようともしない。『先生』の奥さんでさえ、『先生』と心から分りあえずに寂しそうだ。 『私』は何故『先生』がそうなってしまったのか、非常に興味があった。 そんな時、『私』が父の病気の関係で実家に帰っていると、『先生』から分厚い手紙が届く。 国語の教科書でお馴染みの『こころ』。 私が高校生のころも教科書で粗筋と、一場面だけ本文を読んでいたので、ふと懐かしくなって読んでみた。 高校生のころに読んだ時よりも、ずっと面白かった。 感性が変わったとかそういう話じゃなくて、粗筋ではしょりまくってた話が原文では(当たり前だけど)細かく書かれてて、全然違う印象を受けました。 私は「真面目(そう)だ」と人から良く言われるけれど、この作品が好きな私は、やっぱり真面目なのかもしれない。 『先生』からの手紙の登場人物は、『私』と『K』、そして『お嬢さん』。 Kはすごく真面目で真面目で、理想をひたすら追い求めていて、そのための努力も才能もあって、そのために人が馬鹿に思えるときもあって、でも努力や真面目であることだけが、人生のすべてではないと知って。 私はKにすごく感情移入しながら読んでしまった。 その理想も、絶望も、寂しさも。 意思が固ければ固いほど、全てが嫌になってしまったとき、ぽっきりと折れてしまう脆さも。 理想を共有してくれる人のいない寂しさ、自分だけ取り残される寂しさ。そしてやっぱり、自分は誰にとっても特別ではないと知る寂しさ。 この寂しさは、真面目な人は誰でも持っている寂しさだと思う。 私はすごく切なくなってしまうけれど、この切なさが、私は好きです。

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    投稿日: 2010.08.04
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    言わずと知れた夏目漱石の有名すぎる作品。 高校の国語の教科書に載っていて、気になってはいたものの、なかなか全部を読む機会がありませんでした。 今回、やっと全部を読むことができました。 教科書に載っていたのは、三部構成の一番最後「先生と遺書」の一部で、当時は良く分からなかった部分も多くあったのですが、今改めて読むとすんなりとのみこめました。 人間的に?少し成長したということと、歴史的背景を当時よりよく理解できていたということが大きいかと思います。 Kも先生も、なぜこのような最期を迎えたのか。 自分なりに、解釈することができました。 しかし、三部構成の「先生と私」「両親と私」も通して読んで、先生はなんと偏屈な人間だろうと思いました。 私が「私」だったら、こんな先生と付き合っていけるだろうか・・・などとどうでもいい心配をしました(笑)

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    投稿日: 2010.07.28
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    高校の教科書で読んだときも面白い話だなーと思ってたけど 全部読んだらやっぱり面白かった。 個人的に先生のキャラクターがすごく魅力的で。 こういう心情の描写の仕方がすごく好きなのです! あと日本語ってこんな綺麗なんだなあと思った。 手をつけてなかったけどこれからは文学をもっともっと読みたい。 好きすぎて二冊買っちゃった。

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    投稿日: 2010.07.28
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    先生~~っ!!!好きだ~~!! この作品は何度も読まなくてはならない気がします。切ないというかなんというか・・・ 私は、先生と奥さんが「おれが死んだらどうなるか」について話しているシーンが好きです。

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    投稿日: 2010.07.27
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    後期3部作の3作目。確か中学生ぐらいの時に読んで以来の再読だが、当時すげぇなと思ったけど今読んでもいいですね。 文章の上手/下手を語れるほど博識ではないが、読みやすく美しい文章だと感じる。それでもって先生の独白部分で感じる魂(漱石自身の内面世界)のこもり具合にはひきこまれますね。まだ漱石作品をそれほど読んでないけど、これが漱石の最高傑作か?

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    投稿日: 2010.07.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    購入者:藤本 昔読んだ本を久しぶりに読み返しました。 前半は「私」の手記、後半は「先生」の手紙という形で、「先生」の過去が解き明かされていくのですが、だれにでもおこるであろう心の動きが繊細に描写されていて共感できました。 友情と恋愛ということをテーマにした少し悲しいストーリーですが、とってもピュアです。心洗われます。 (2010.7.24) 貸出:塩田(2011.10.11)

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    投稿日: 2010.07.24
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    中学生の時に国語の教科書に載っていた作品。今更ながら全部読んでみました。 何でしょう。哲学的な問いや生きる意味や苦悩、人間の醜い面等、現代人の多くが感じている「自分とは?」「どうしてこんな自分なんだろう?」というような想いがこの本の中には詰まっています。 人間は変わらず悩む生き物、不完全な生き物なのかもしれません。読み終わった後の何とも言えない味は鉛のようですが、しかし、嫌いではないという不思議な感覚です。

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    投稿日: 2010.07.22
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    高校時代に確か授業でやった本。 難しいことはわからないけれど、 先生のこころの動きがわかる。 わからない部分も大きいけれど。。 人生について学ぶことも多い。 昔からある文学作品としてはかなり読みやすい本だと思う。

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    投稿日: 2010.07.19
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    一字一句がこころに染みこんでくる。思春期に読んだ時は高揚感を感じたが、今回はこころに深いものを投げかけてきた。ここに出てくる「先生」は潔癖さ故に倫理観とエゴイズムとの間で葛藤し、人間が持つ愚かさを自分にも持っていることに気付き自分を更に孤独に追い込んでいく。精神的に弱ってる時に読むと先生の鬱々した気持ちに引っ張られそうになる。人間の本質や「人間らしさ」の功罪やらさまざまな想いでしばらくうやむや考えてしまいそう。 矛盾あってこそ人間らしいのだと。それでいいのだと。彼らは潔癖すぎた。 個人的には「中 両親と私」の親の闘病の描写が自らの経験と重なり辛くなり途中で断念しそうになった。あまりにリアルです。2010/7/15(70-38)

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    投稿日: 2010.07.15
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    評価の必要のない作品・・・だと思う。 単におもしろい!感動した!泣けた! っていう感想を述べたいんだけど、それだけじゃ物足りない。言い尽くせない何かがある。 でもそれが何かっていうのが言葉にできない。 言葉に出来ないこころで感じる何か。 この作品をいつか言葉で表現できたらいいなと思う、今日この頃。

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    投稿日: 2010.07.12
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    100年近く前の小説なのに、共感できる部分や、なぜか懐かしいと言った感情を呼び起こさせるから不思議。「先生」とKとのやりとりを、時にドキドキ、毎度ヤキモキしながら読んだ。忘れたころに読み返したくなる本。

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    投稿日: 2010.07.10
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    状況:「読み終わった」けど 内容覚えてない・・・。 1年前に読んだきり。その頃は近代モノをあさってみようと思ったんだけど同時に読み始めた太宰治に心奪われていたので、あんまり印象に残ってない。 「遺産の相続に関しては生前に整理しといたほうがいい」 っていうような、ストーリーの全般とはほぼ関係のない誰かの台詞だけがやけに心に残ってる。 あと、「お嬢さん」に対する嫌悪感。 恋愛経験が少ない、真面目で誠実な男は罪だな、っていう感じがした。 なんてお粗末な感想!!!

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    投稿日: 2010.07.06
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    読み継がれ、評価を受け続ける理由がわかりました。「きたなくなった年数の多いものを先輩と呼ぶならば、私はたしかに貴方より先輩でしょう。」という先生の言葉が胸に残っています。

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    投稿日: 2010.06.26
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    ■概要 人の「こころ」は深いぜ。自分の在り方や親友、恋愛に関して考えさせられる本。あなたは親友を取りますか?恋愛を取りますか? ■こんな人におすすめ 日本人なら読んでおこう。

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    投稿日: 2010.06.25
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    果てしなく回りくどい三角関係な物語、というのが私の印象でした。 一部分は国語の教科書で読んでいたものの、全体像はこうなっていたのだと驚き、同時に「遺書長っ!」という驚きにも支配されました。 自尊心の塊のような、回りくどく面倒くさい性格の男性。それが先生に抱く印象です。 ですが先生の妻への愛情の深さには色々と驚かされました。 やっぱりこれも回りくどいですが、ラスト数行がとても好きです。 純文学だから読みづらいかと思いきや、とても読みやすかったです。

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    投稿日: 2010.06.25
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    なんかすごく哲学めいてる。やっぱ一回読んだだけじゃわからないかな。 本当は続きが一体どうなっていたのかかなり気になる・・・

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    投稿日: 2010.06.21
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    先生イイ! 我輩は猫である(途中までしか読んでないけど)の教師と、先生は夏目さん自身なんじゃないかって勝手に夢想

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    投稿日: 2010.06.18
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    言わずもがなな夏目先生の代表作。 一読しただけでは分からない面白さがあると思う。 当時の風俗、観念なども垣間見れ楽しい。

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    投稿日: 2010.06.14
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    明治時代の文学が今も変わらず読み続けられているってことは この小説が人間の普遍的なテーマを描いているからでしょうか。 自ら命を絶つということ、理由はどうあれ、残されたものは 永遠に苦悩から解き放たれることはないのですよね。

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    投稿日: 2010.06.13
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