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犬はどこだ
犬はどこだ
米澤穂信/東京創元社
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総合評価

315件)
3.9
52
143
83
2
1
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    ハンベーの古文書のほうの展開がまどろっこしく、本筋の同絡むのかはっきりせず、つまらない。 最後の章は緊張感、逆転もあり、楽しめた。

    1
    投稿日: 2015.08.14
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    開業にあたり調査事務所“紺屋S&R”が想定した業務内容は、ただ一種類。犬だ。犬捜しをするのだ。―それなのに舞い込んだ依頼は、失踪人捜しと古文書の解読。しかも調査の過程で、このふたつはなぜか微妙にクロスして…いったいこの事件の全体像とは?犬捜し専門(希望)、25歳の私立探偵、最初の事件。新世代ミステリの旗手が新境地に挑み喝采を浴びた私立探偵小説の傑作。

    0
    投稿日: 2015.07.10
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    犬探しという名目で始めた事務所が犬とは無関係なものばかり探す羽目になり、そこから不穏な流れに繋がっていくお話。しかし元銀行員とはいえやはり頭がいいのか、始めから探偵をこなしています。部下になったハンペーも見た目とは裏腹に、調査方法は適切で、役不足の意味やスラングの意味がぱっと出てくるあたり、ただのフリーターではないようで。最後にシリーズ予定とありますが、まだ出ておらず。ハンペーの過去とか疑問点が残されたままなので、ぜひとも続編を待ちたいです。

    0
    投稿日: 2015.06.03
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    途中、こいつもこいつも怪しいんじゃないか、という疑心暗鬼に陥ったけど、犯人についてはあーそんな人いたね、という感じ。でも最後のどんでん返しは背筋が凍った。

    0
    投稿日: 2015.05.25
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    銀行員を数年で脱サラして地元に戻って始めた犬さがし専門の事務所、紺野S&R。のはずが、幼馴染みの口コミで舞い込んできた案件は、人捜しと古文書解読。所員となった探偵に憧れるハンペーと調査にあたるが、それぞれの事案が所々絡み合ってきて…最後はスリル満点の結末に。脱力系でちょっと仄暗い、初期っぽいミステリー。

    0
    投稿日: 2015.05.06
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    よかった。終わり方も嫌いじゃない。 登場人物も細かすぎずいいキャラ出しててよかったと思う。 続編もあるみたいだし、期待です(´ ` )

    0
    投稿日: 2015.03.20
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    面白すぎます。 白よねぽと思ったら、黒よねぽ作品でした。 読み終わった後の恐ろしさが凄まじい。 なんという逆転劇。 ホラーより怖いです。

    0
    投稿日: 2015.03.05
  • 犬…の印象がない

    探偵志願の助手が意外といい働きをする話です。 希望の職業に就けないなんてざらにあることで、そういう挫折を経た主人公。 「犬捜し専門」で開いた探偵事務所もまた、前途多難です。 アクション要素はないかわりに手堅く状況をつかんでいくのですいすい読んでいたら、最後にゾッとしました。

    0
    投稿日: 2015.02.28
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    面白かった。 伏線を一個一個きちんと回収していて、無駄なく綺麗に纏まっていた。 ストーリーには全く関係ないけれど、私も仕事始めてからアトピー酷くなって、この度仕事辞めるから、のっけから主人公に親近感。 続編もありそうなので、そっちも読まねば!!

    0
    投稿日: 2015.02.15
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    初めるならお好み焼き屋がよかったが、探偵事務所〈紺屋S&R〉を開くことにした紺屋長一郎。ただし、犬探し専門。最初の依頼は...。人捜しと古文書、犬はどこだ!というお話。あっさりめ、だけどなんとなくじわっとくる感じ。結婚したのかな?仕事に戻ったのかな?まあ、葬りたくなるよね。続編に出てこないかな、探偵事務所の一員になったりとかで。気になります、さくらさん。続編でるかな? 「ねずみ色のロッカーと、ちょっとした振動でガラス戸ががたがた揺れる書棚。」

    0
    投稿日: 2015.01.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み進めていくにつれて物語にはまっていく感じが良かった。 最後は結構衝撃的だった。 タイトルがいい

    0
    投稿日: 2014.11.30
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    ミステリーは得意ではない。 だからライトミステリーや青春ミステリーなどというものに手を出していたのだが、今回は普通にミステリー的なミステリーであった。 そして後味がスッキリしない。引き込まれてどんどん読んでしまったのだけれど。 これを機に一般ミステリーに手を出すのもアリかもしれない。

    0
    投稿日: 2014.11.28
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    「紺屋サーチ&レスキュー」は犬捜し専門の探偵事務所。 従業員は、社会からドロップアウトし無くした気力を取り戻すリハビリとして開業した探偵と ハードボイルド気取りの助手の二人。 望むと望まざるに拘わらず事件は探偵の元にやってくる。 ただし犬捜し以外。

    0
    投稿日: 2014.10.30
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    再読。始まりの方は、記憶にあるよりライトノベル感強すぎる文章で、素直に読み進めるのがキツかったけど、話が進むにつれてどんどん先が気になっておもしろくて、いつの間にか文章とか気にならなくなってた。終わりもまた緊張する終わり方!おもしろかった〜!

    0
    投稿日: 2014.09.30
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    2014.09.15 狭い田舎町の新米?探偵のもとに寄せられた2件の依頼が思わぬ形で繋がっていくミステリ小説。 緻密なストーリー展開を得意とする米澤さんの手腕が発揮されていて、楽しく読めました。米澤さんの小説は救われないビターなお話が多い印象ですが、これは、ハッピーエンド…と言ってもいいいのでしょうか?職も恋人も家も失った佐久良さんにしてみたら冗談じゃないでしょうけども。でも強い覚悟を決めた彼女ならもう全部取り戻しているでしょう。 途中、紺屋さんのチャット仲間GENさんが絡んでくるところでは、ひょっとしたらこの人が何かカギを握ってるのではと思いましたが…。 紺屋さんの事務所はその後どうなるのか。またシリーズ化していく予定はあるのでしょうか。ハンペーとの二人三脚っぷりももっと読みたいです。

    0
    投稿日: 2014.09.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今までに読んだ米澤作品にはないタイプの主人公。 2視点で語られる物語にヤキモキ。 ちょっとした緊迫感のあるアクションシーンもあるが全体的には静かで粛々とした雰囲気で物語は語られていく。 結末も一筋縄ではいかなく味わい深い。 解説にあったが予定の続編があるならぜひ読みたい。

    0
    投稿日: 2014.08.20
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    失意のうちに仕事を辞め田舎に戻ってきた主人公は 犬探し専門の探偵を始めることにする。 しかし舞い込んできた依頼は、古文書の解読と失踪人の捜索だった。 という話。 回収しきれていない伏線が多々。 続き物を見越していたから? その割には登場人物に魅力がないけど・・・。 いいたいことはいっぱい。 つまらなかったわけではないのだけど。 ただ、ぞっという背筋の冷たさは残る。 これが意図なんだろうな。 そういう意味ではよくできた本なのだろうな。 続編がでたら・・・、悩んで悩んで、気が向いたら買うかも。

    0
    投稿日: 2014.08.19
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    読み始めてしばらくは、あまりぴんとこなかったけど、終盤に近づくにつれての展開は良かった。 毒の滲んだラストも好き。 ただ、物語が大きく動くまでが少し退屈に感じられたのも正直な感想。主要キャラクターがどちらも好みのタイプではなかったというのもそう感じた要因であることは確か。 シリーズものらしいので、次がもしあれば読みたいけど、あるのかな。 とりあえず、他の米澤さんの作品は読みたいです。

    0
    投稿日: 2014.08.19
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    「インシテミル」や「氷菓」でブレイク中の米澤穂信による私立探偵小説。挫折して東京から故郷に帰ってきた男と私立探偵志望の若者が主人公の、ちょっととぼけた、だけども後味ビターな佳作。シリーズ化もするようですな。

    0
    投稿日: 2014.06.29
  • 耳の奥、引き金を引く音を聞いた。

    ハードボイルド犬探し専門(希望)私立探偵に舞い込んで来たのは、失踪人探しと古文書解読の依頼。 ある程度事件の目星がついた、ところからの急転直下が好き。ラストに潜んだトリガーポイント。耳の奥、引き金を引く音を聞いた気がして、なぜか背筋が凍った。 前半ぱら見して読むのあきらめた方ー!奇をてらわないゆったりスタート、それすらも伏線かもですよ?ミステリーっていいなぁ。

    5
    投稿日: 2014.06.28
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    読み始めは、ミスったかな~とか思ったが、途中から読み進めるのをやめることはできなかった。交錯する2つの事件、その裏側と真相。そして、その結末。 訴えかけるものがあまりなかったのが、少し残念だったかもしれない。

    0
    投稿日: 2014.04.10
  • 落とし方が米澤節

    犬探し専門調査事務所を開業したはずだったのに、なぜか舞い込んだ依頼は古文書解読と失踪人探し。 高校時代の先輩後輩の男二人組が手分けして調査にあたるわけですが、無関係と思われた地味な依頼がリンクし、やがてのっぴきならない状態へもつれ込むあたりは、安定のストーリーテリングです。 途中で「オチが見えたかな~これ」と思ったら、最後の一撃にやられました。 あれで一気に後味が悪くなって(褒め言葉です)、物語が引き締まりました。 途中から物語も一気に加速しますし、米澤作品を初めて読む方でも入りやすい一冊かと思います。

    4
    投稿日: 2014.04.05
  • 安心と充実のの米澤ブランド

    ちょっとタイトル(笑) それはともかく今回は氏の作品ではちと記憶にない探偵もの(?)でした。 それでも何でもない立ち上がりからやがて真相の深みに嵌っていく様は相変わらずで、氏の作品の真骨頂と言うべきか。 堪能させいていただきました。 また流石に古典ミステリを敬愛する氏の作品のこと、本作も読中に「これは不自然だなぁ」と感じた部分には必ず理由があり、最後までにきちんと回収してくれる辺りも相変わらず。ロジカルで本当に安心して読めました。 ただしモヤっとした読了感も更に相変わらず。 良くも悪くも米澤ブランド。楽しみました。

    4
    投稿日: 2014.03.21
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    この作品はお得意の学園もの青春ミステリではなく、東京での仕事に挫折し地元へ帰ってきた紺屋長一郎が開業した<紺屋S&R>を舞台にした、私立探偵小説。探偵とはいっても犬捜しを専門にした調査事務所なのだが、飛び込んでくる依頼は失踪した人探しや古文書の謎の解明など筋違いのものばかり。探偵志望の後輩、ハンペーとの迷コンビが追うこの二つの事件がいつしか一つに絡み合って重要な真実が明らかになっていくのですが、ラストは意外な結末を迎えます。同じ敗残兵同士の気持ちが交錯する瞬間は緊張感に溢れていました。人の気持ちは怖い。

    0
    投稿日: 2014.03.11
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    犬捜しをするために、調査事務所をはじめたはずなのに舞い込んだのは失踪人捜しと古文書の解読だった。ふたつの依頼は一人の女性の姿を映し出していく。敵に狙われた哀れな被害者を。この世界は自力次第。さぁ、犬を探さなければ。

    0
    投稿日: 2014.03.03
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    スラスラ読める探偵小説。探偵って何かワクワクしちゃうもんね。 犬探しを所望しつつも他の仕事を請けちゃう様が楽しい。「犬が探したかったのに・・・」 ラストの展開に心の準備ができてなかった('A`)

    0
    投稿日: 2014.02.09
  • ミステリーの醍醐味

    最初は軽いノリで進んで行くが、後半はミステリーの醍醐味を感じる驚きの展開。「えーっ、そうなるの」って感じ。これだからミステリーは止められない。

    2
    投稿日: 2014.01.17
  • 目指せハードボイルド

    本書の物語は2人の語り手が交互に入れ替わりながら進んでいきます。 主人公の紺屋はハードボイルドに出てくる探偵風の口調ですが、彼自身はハードボイルドな人間とはいえません。もう1人の語り手であるハンペー(紺屋の後輩)は、口調もフットワークも軽く、紺屋とは対照的です。 正直、序盤は単調にも思えたのですが、2つの事件がクロスし始めてからは一気に引き込まれました。ネタバレ防止のため詳しいストーリーに触れることは避けますが、あらすじからは予想できないほどスリルあるミステリです。ヘタレ探偵コンビも憎めなくて好感が持てました。

    4
    投稿日: 2014.01.16
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    チャプター1の紺屋さんにすごく共感してしまって、つらくてこわくて泣いてしまいました。 米澤作品にしては苦くないお話で珍しいなあと思いました。 大南さんがわたし、気になります!

    0
    投稿日: 2013.12.03
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    二つの依頼がうまく合わさって進む展開に一気読みしてしまいました。結末は予想していたことと違う結果でやっぱり苦かったけれど、面白かった。 http://lettura.blog86.fc2.com/blog-entry-339.html

    0
    投稿日: 2013.11.16
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    友達に勧められて。おもしろかったなぁ! たまたま読後すぐ別の友人にこの本の感想を聞かれたのだが、なかなか巧く説明できず。この本に限らず、おもしろかった本を魅力的に知らせることが苦手だ。 さてこの本の魅力はどこにあるのだろう。米澤穂信の得意な低体温系主人公と、阿呆そうに見えるがなんでもできて底の見えない後輩。キャラクターの魅力がまずある。 そして緻密な伏線と展開の意外な倒錯。これも作者の味なのだけど、どこまで説明して良いものか! あと終盤失踪人に追いつくために主人公が疾走するのもスピード感があってどきどきしながら読んだ。 もうとにかく読めとしか言いようがない。ってのは逃げ口上かなぁ。精進精進。

    0
    投稿日: 2013.11.16
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    評価の★は、非常に4に近い3といった感想。 「インシテミル」や「氷菓」の著者の作品。 この作者はどの作品を読んでも印象がずいぶん違う。 いい意味で、本当に同じ人が書いているのかと感じる。 本書は、場面描写が少し多すぎる印象を受ける。自然に流れるストーリーと言うよりは、後の展開のためにひとつずつ丁寧過ぎるくらいにに説明がなされている。そのため、読んでいて流れに少し不自然さを感じる。 とはいえ、最後まで面白く読みくることができ、最後のどんでん返しにも意外性があった。探偵物として続編を読みたいと思った。 登場人物が個性的なので、言動がもう少し自然であれば、更なる魅力を放つのではないだろうか。 最後に、作者の「コンピューター」、「車」、「歴史」に対する造詣の深さに感銘を受けた。それぞれをテーマにした作品を是非読んでみたいと思う。

    0
    投稿日: 2013.11.07
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    米澤穂信の犬はどこだを読みました。 ある事情で会社を退職せざるを得なくなってしまった主人公紺屋長一郎は紺屋S&Rという調査事務所を開設します。 この事務所の業務内容は失踪した犬を探して飼い主に返してあげることです。 ところが、持ち込まれた案件は、失踪した若い女性の捜索と古文書の解読なのでした。 紺屋と押しかけ調査員の半田平吉は調査を開始するのですが... この二つの案件は実は関連していることがわかってきます。 そして、女性の失踪事件は意外な様相を見せてくるのでした。 紺屋の妹やネットの向こうで紺屋を助けてくれる友人など多彩な登場人物たちも魅力的でした。

    0
    投稿日: 2013.10.24
  • 犬を探して…

    正直タイトルを見たときはほのぼの系かと思っていたらとんでもなかった。 硬派な探偵もの・・・っぽいがハードボイルドではなくそこは作者独特のテンポで読みやすくストーリーは進行 後半になるとなかなかな展開でラストは静かにしびれました。 一本調子な感じもしましたが二人の視点でどんどん進んでいくので絡み合ってきたり伏線が張ってあったりとミステリーな感じは万全です。 結構好きなオチでした。

    6
    投稿日: 2013.10.21
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    最初の方は「うーん…」って感じで読んでたんだけど、終盤に向かうにつれ二つの事件がシンクロし、物語の全貌が見えてくる構造はやっぱり米澤穂信うまいな!と思った。ただ紺屋とハンペーどっちのパートなのかわかりにくかったかなぁ…。2011/450

    0
    投稿日: 2013.10.08
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    開いたばかりの探偵事務所で、友人の紹介により2件の仕事が同時に舞い込む。 人捜しと、古文書解読という全く違う2つの事件が、やがて複雑に絡んでゆく……。 予想外の展開で話が進み、楽しめました。 チャット相手が誰か分かるかと思ったのですが最後まで書かれなかったのが残念です。事件を紹介にしてくれた友人とか想像していたのですが…。

    0
    投稿日: 2013.10.02
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    20130818 犬探し専門の仕事をしたかったのに、依頼は違うことばかりの新米探偵物語。 ふたつの依頼のからまり具合が面白い。後味も好き系です。

    1
    投稿日: 2013.08.19
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     ハードボイルドだがドンパチも濡れ場もなく、どこまでも「日常」の枠の中で話が転がっていく。地味だがプロットが巧みで終始だれることなく一気呵成に読める。人物造形やものの見方に「時代」というか「世代」臭(団塊ジュニア的な)が強く滲みでている点に好悪が分かれるところ。後味が悪いという見方もあるようだが、変に予定調和的な、あるいは偽善的な結末の方がよほど後味が悪く、納得の締め方だったと思う。

    0
    投稿日: 2013.08.03
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    受けた別々の依頼が知らない間にリンクしていて、最後に結びつく。 米澤さんの本に出てくる女性は強かで怖いですね

    1
    投稿日: 2013.07.17
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    面白かった。 最後の読後感はなかなかよかった。 それはないやろという、リズミカルな展開は突っ込みたくもなりますが、最後の展開でかなり満足でした。 米澤さんの作品では一番好きかもですね。

    1
    投稿日: 2013.07.08
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    感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201306/article_1.html

    0
    投稿日: 2013.06.11
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    話が終盤になるに連れて引き込まれていった。主人公の更生物語かと思いきや…後味の悪さと登場人物の黒さには気が滅入ってしまった

    0
    投稿日: 2013.06.01
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    「犬探し」というのはとてつもなく困難で不毛な行動だと思うのだが、これを職業と決めて「探偵事務所」を開いた。 ところが、「人探し」と「古文書の解読」という意に沿わない依頼ばかりが舞い込む。 渋々引き受けた依頼ではあるが、知らず知らず調査にのめり込み、裏側にある真相を解明するに至った。 「謎解き」で組み立てられたミステリであり、殺人事件は起きていないが、ほんの少しのズレで殺人に至っていたという緊張感が、コメディタッチで描かれている本書の結末をぴりっと引き締めている。

    0
    投稿日: 2013.05.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    米澤さんのS&Rシリーズらしいが、今のところこれ1巻のみ。 探偵もので、最初は人捜しと古文書解読といったリスクのない依頼かと思いきや、中盤から謎のトレンチコートにサングラスの男が出てきたり、急にスピード感がでてきて、面白くなる。ただそこは米澤さん、余韻を残すシニカルなラスト。

    1
    投稿日: 2013.05.06
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    『氷菓』に始まる古典部シリーズは大好きなのだけれど 『儚い羊たちの祝宴』や『ボトルネック』などの作品では、滲み出る毒にあてられ 何日も悪夢を見る破目になった、米澤穂信さん。 今回は果たしてどっち?と読み始め、どうやら大丈夫そう♪ とほっとしたのですが。。。 お好み焼き屋をやりたかったけど、ちょっと支障があったので 犬捜し専門の調査事務所を開いた、やる気のない私立探偵、紺屋。 トレンチコートとドライマティーニ、リボルバーという三点セットに憧れて 探偵見習いに立候補し、紺屋S&Rに転がり込むお調子者のハンペー。 ふたりの掛け合いもゆるゆると楽しく、犬捜し専門のはずが別件ばかり持ち込まれ 紺屋担当の失踪人捜しと、ハンペー担当の古文書解読が いつしか絡み合って、絶妙な展開を見せるのですが。 宮部みゆきさんの名作『火車』では、失踪した女性が許しがたい大罪を犯していても あまりに痛ましくて、なんだか感情移入せずにいられなかったのに、 この物語の失踪人の桐子には、気の毒といえば気の毒なのに あんまり共感できないのはなぜ?と思っていたら、こう来るか! 米澤さんらしい猛毒が、底にしっかり溜まっていました。 これだから、油断ならない米澤穂信!(涙目だけど、誉めているのです、一応。) やる気なさげなわりにお茶目な一面も見せる紺屋や チャラチャラしてるのに、仕事はきっちり仕上げるハンペー、 ネットを通じて紺屋に的確なアドバイスをくれるGENなど 魅力的なキャラクターが揃っているので、 今度はぜひ救いのある事件で再会したいところです。 とりあえず、紺屋さん! 成功報酬で可及的速やかに、強そうな番犬を買ってくるのよ! 。。。と、言わずにいられません。

    16
    投稿日: 2013.04.21
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    犬探し専門の探偵事務所を開いた主人公が、失踪した女性の捜索と古文書解読という、まったく畑違いの依頼に巻きこまれていくミステリー。一見、何の接点もないように見えたふたつの事象が終盤、ひとつのラストに向かって収斂されていくさまが面白い。登場人物の名前やハンドルネームなど、随所にちりばめられた細かい遊びも楽しい。そして、結末がじわじわと怖い。

    3
    投稿日: 2013.04.14
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    犬のサーチ&レスキューということで開いた事務所。犬探しをするはずだったのが、すぐの依頼が、失踪人の捜索と古文書の解読。 これが、思わぬところでクロスしてきて、最後には... 思ったほどではなかった作品。

    0
    投稿日: 2013.04.04
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    米澤先生の書かれたものの中でもかなり好きな小説です。早い。読み応えもあって、最後は夕飯を食べるのも惜しいほどに部屋にこもってました。最後の一言まで目が離せません。さすがです。

    1
    投稿日: 2013.03.20
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    米澤作品にはまって以来、1番の読み応え。 2人の探偵の調査が進むにつれもどかしく、面白い。結末の余韻がまた何とも。。 続編読みたい!

    1
    投稿日: 2013.03.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    紺屋は犬探しのための事務所を作り、仕事を始めることに。しかし、初仕事は人探しで昔の後輩の手助けを得ながら手がかりを探していく。徐々に情報を集め少しづつ人に助けてもらい、探している人物に近づいていく。その間、協力してくれているハンペーから自分の仕事の依頼が交差していくところもなんとも興奮する。どんどん、真相に近づいていくたびに読む勢いも早くなり、どうなるのか気になる。とても面白く、伏線の貼り方などが良かった。

    1
    投稿日: 2013.03.03
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    犬探し専門の調査事務所を開業したはずが、来たのは『失踪人探し』と『古文書解読』の依頼と探偵志望の学生時代の後輩だった。調査の過程で二つの依頼が微妙にクロスして..。私立探偵小説だそうです。読後感たしかに悪い。米澤さんの作品を数冊読んでいるが、いつも毒が含まれてる印象があります。読みづらい部分もあるけど、やっぱり気になって読んでしまう面白さがあるなぁ。続編は作者都合で無期限で出版されないというのが悲しい。続編が読みたい作品。

    0
    投稿日: 2013.02.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とある事情で銀行員を辞めた紺屋は、犬探し専門の探偵事務所を開く事に。 ところが、同級生の紹介で、開業と同時に、犬探しとは関係ない依頼が2件も舞い込み、高校時代の後輩、ハンペーに手伝って貰う事になります。 一見、接点のないように見えた2件の依頼ですが、それぞれ、思わぬ方向に進展し始め、ハンペーの憧れ通り、ハードボイルドになってきます。 紺屋とハンペーの視点で交互に描かれ、テンポよくストーリーが進むので、一気に読んでしまいました。 私は、アノ匂いの時に、「・・・あれ?」と気付きました。

    1
    投稿日: 2013.02.27
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    終盤、「戦国という中世と小伏」が2つの依頼を結びつけ、物語の展開上でも必要不可欠なものだと知り、1冊の本でここまで展開を決めることができてしまうロジックに驚きました。英文タイトルの"The Citadel Of The Weak"にも読み終わって納得。紺屋S&R続編もぜひ読みたい。

    0
    投稿日: 2013.02.14
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    犬専門?私立探偵が紐解くミステリー。米澤作品恒例の気だるさを常に出しつつも謎を解いていく主人公。学園モノと打って変わって本格的な作品で楽しめました。いい意味で後味の悪い結末で、すぐに続編が読みたくなりました。

    0
    投稿日: 2013.02.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    緻密にトリックが構築されていて、ミステリーとしての骨格はよくできているが、今回はキャラクターがいまいちだった。紺屋長一郎は悪くないが、この年齢でどん底の精神状態から、独力で立ち上がるのはちょっと無理がある。それにシリーズ化を狙いすぎて、ハンペーのこともGENのことも大南のことも。どう考えても今回の二つの依頼はどこかで繋がっているはず。とくに古文書の依頼はあきらかにおかしい。役所の人間が江馬常光の著作をしらないとは思えない。謎を残しすぎた。そしてこの作者はそんなことはしない。伏線は回収するタイプだ。だからこの作品には珍しく中途半端さを感じた。遅筆の作者のことですから…続編はでるのか?

    0
    投稿日: 2013.01.26
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    細かな手がかりからどんどん真相に迫っていく過程がパズルがはまっていくようで気持ちよかった。初めて読んだあの頃よりも今のほうがより怖く感じる側面もあるように思う。

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    投稿日: 2013.01.22
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    米澤穂信の探偵小説。 一般に探偵小説の事は“ミステリ”に分類されますが、私的に・・・あえて“探偵小説”と呼びたいです。 米澤穂信で探偵が主人公なのはこの作品だけでしょうか? 2つの事件を伏線でリンクさせ、絶妙の謎解きを展開する。展開も後半に進むに連れスピーディーさを増し、一気に読ませます。 少々謎解きが軽い感じもしますが、そこはシリーズ次回作?に期待ってコトで・・・

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    投稿日: 2013.01.15
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    文庫本を手にいれたので、再読してみましたが、傑作ですね。 まず、手に取ったときにタイトルから様々なことを期待させて、事件解決後の余韻まで非常に良く出来ていて、2006年度の「このミス8位」らしいですが、出版年度が違えばベスト3以上でもおかしくない出来だと思います。 まあ、最後まで犬は探しませんけどねw

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    投稿日: 2013.01.13
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    犬探しの調査事務所を開業した主人公が、いつの間にか大きな事件を解決する探偵になる話。 印象としては終盤以外は終始のほほんとしている。 また、ミステリーではあるが、そこまでの驚きはない。 しかし、ネットを使い事件が起こり、また事件の解決を導くところは、これまであまり見た事がなく面白い。 そして、このネット社会でいつでも起こりえる事だと感じた。 また、内容とは関係ないが、表紙のデザインが気に入っている。

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    投稿日: 2013.01.03
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    軽快なタッチの文体で楽しく読めた。 主人公の紺屋の一人称で話が進むと思いきや、助手のハンペーが捜査をするパートもあった。それぞれが別の依頼を捜査しながらも、最終的には1つの事件として繋がっていくのだが、読者は、かなり早い段階で2つの依頼の繋がりに気付くのに対して、探偵2人は、すれ違ってばかりでなかなか気付いてくれない。その辺がヤキモキして、思わず一気読みしてしまった。 それにしても紺屋は人に恵まれてる。 仕事を紹介してくれる友人に、無給に近いのに助手をしてくれる後輩、それに兄思いの妹。 きっと探偵業で食いっぱぐれる事はないでしょう。本業の犬探しの仕事はあまり無いかもしれないけれど。 シリーズ物ということだが、まだ続編は出ていない模様。早く続編が読みたい!

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    投稿日: 2012.12.09
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    主人公、紺屋は、犬探しを専門とした調査事務所を開業することにした。 しかし舞い込んだ仕事は、ひとつは失踪者の捜索。 もう一つは、神社に伝わる古文書の由来を解析することだった。 もちろん、犬探しが専門のつもりだったけれど、条件次第では来るものは拒むつもりはない。 そこで、紺屋はこの2つの依頼を受けることにしたが、 全く無関係に見えたこれらの依頼は、調査を続けるうち、次第に1つの線に繋がっていく… 登場人物が、みんな素敵でした。 主人公の紺屋や、その妹、梓、喫茶店のオーナー友春。 中でもお気に入りは、探偵にあこがれて紺屋のもとにやってきた、半田です。 シリーズものとして書いたらしいのですが(もちろんこの1冊でもしっかり完結しています)、この本が刊行された2005年から、もう7年。 2作目は、まだ出ていないようですね…。 続編をはやく読んでみたいです。

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    投稿日: 2012.11.17
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    後ろ向きな探偵さんは好き。対してがつがつしてる助手さんとの対比がなかなか。ひそかなお気に入りは妹さん。

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    投稿日: 2012.10.10
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    犬捜し専門の仕事を始めたはずなのに、依頼は失踪人捜しと古文書の解読。しかも調査の過程で、ふたつはなぜか微妙にクロスして-。いったいこの事件の全体像は? 犬捜し専門(希望)、25歳の私立探偵・紺屋、最初の事件。

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    投稿日: 2012.10.02
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    主人公の無気力感に妙に共感できるところからのめりこみ始め、傍観者(=読者)の立場からはどう見ても単一事件なのに一向に交わらない二人の探偵にイライラどきどきさせられつつ、最後はなんともいえない微妙な読後感という、私好みのミステリーでした。 郷土史的な記述も、インターネット的な記述も、違和感なく読める辺りに著者の人物が透けて見えるような気がするのも楽しい。 さわやかな読後感のミステリーが読みたい気分なのに、でもこういう感じ好きなんだよな・・・

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    投稿日: 2012.09.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一見何の変哲もない古文書解読が思わぬ方向に繋がり、更にその真意が明らかになった時には寒気すら感じました。 主人公、紺屋の最後の呟きには心底同意せざるを得ないです。 一応シリーズものとのことなので続きに期待。 米澤先生の作品では比較的珍しい「妹」キャラも出てくるので、そちらが気になる方にもオススメです。

    0
    投稿日: 2012.09.24
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    読ませるなぁ。 で?で?って感じでどんどん進んでいく感じ。 紺屋とハンペーのコンビもいいし。 犬探し家業なのに、だれもそう思ってない「紺屋S&R」 あー、面白そうな職場だ。 でも、怖いなぁ。 ネット世界での姿は見えなくても、存在がわかって その確かに存在する者からの リアルな攻撃・・怖いな。 ちょっと前の作品なんで、今はもっと違った感じなのかしら。 その攻撃の被害者とも言うべき佐久良桐子が 一番怖い人?? んー、こわいよなぁ、 攻撃されてる自分を使う感じ。 全てをなかったことにぃ、という感覚が怖いけど、なんか現実的。 面白かったぁ。

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    投稿日: 2012.09.11
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    やる気はないけど、真面目な探偵さん。 やる気はあるけど、ちょっとチャラっとした後輩探偵さん。 開設と同時に、紹介されて。。。と舞い込んできた依頼。 事業趣旨とは違うけど、受けた以上はちゃんとやる。 最後、あー、そうなんだ。。。という展開。 表に出ない(=事件になっていない)行方不明者ってものすごい数いるから、実際こういうこと、あるかもね。 そして、しれっと、日常を過ごすんだ・・・。 すっきりしているような、でも、少し澱を残した終わり方でした。

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    投稿日: 2012.09.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

     失踪人探しと古文書の解読、ふたつの依頼を同時に受けた調査事務所〈紺屋S&R〉。所長と押掛け所員が別々に担当する。すると2つの依頼が微妙にかみ合い始める。  読者からすれば当然生まる疑念、そして回答は明らかだったりするけれど、もちろん登場人物たちは気づけない。よくある読者のイライラ。 「なんで気づかないんだよ〜」  よくあるよくある。しかし本作の依頼自体はどこか牧歌的にな雰囲気があり、緊張感に欠けるので登場人物たちのヒントの見逃しはあまりストレスにならない。  そして終盤、2つの依頼から導き出された本当の危機に対し、主役としてヒーローとして万全に行動してみせる様がとても爽快感があった。まあ、最後はちょっとゴニョゴニョだけど……。  物語の緩急が非常に心地よい良作でした。

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    投稿日: 2012.08.31
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    現代を舞台に職業探偵を書こうとすると、どうしてもマンガ的劇画的になりがちだが、この『犬はどこだ』はリアルと虚構のバランスが絶妙だ。そして田舎や中途半端な地方都市を描かせたら抜群にうまいなぁ、米澤さん。 病気退職で都落ちしてきた元銀行員が地元でペット捜しの調査事務所を開く。開業二日で依頼は立て続けに2件。しかし『孫捜し』と『古文書の解読』という共に当初の予定を逸脱した案件に、困惑しながらも調査を始めるのだが... 役場に勤める旧友が、じいさん達の苦情処理も兼ねて主人公の事務所に半ば押し付ける形で仕事を廻してくる設定が面白い。この役場の窓口が探偵と依頼人をつなぐパイプ役になっているのだ。そして小説や映画の世界の『探偵』に憧れるフリーターの後輩が臨時職員として加わり物語が始まる。 心に瑕を負った主人公が事件に関わることによって本来の自分を取り戻していくというハードボイルドの定石を踏まえつつ、一見して脱力のストーリーが次第に不気味な様相を呈して、しかもミステリ的なツイストが幾重にも加わるという贅沢な作品。それを都会の路地裏や薄暗いバーカウンターなど出さずにやってのけるのが憎い。 ラストに震える。 『犬はどこだ』というタイトルも巧い。

    3
    投稿日: 2012.08.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんていうかな~、主人公が探している女性の姿がちっとも見えてこないので、最後も、そういうことする女性なのか~と、イマイチピンとこなかった。ただの女性じゃなかったのかと。でも、それこそが、この物語の要かも。犬を探すくらいのつもりで人を探していたけれど・・・。

    0
    投稿日: 2012.08.19
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    途中まで全く展開が読めなかったけれど、途中、2つの話がクロスし始めてからが面白くてぐいぐい引き込まれた。終わり方もよし。

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    投稿日: 2012.07.10
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    氷菓があまり面白く思えなかったけど、題名に惹かれて買った今作はなかなかよかった。 キャラ読みメインの自分はキャラの年齢が比較的高いこの本の方が共感を得られた

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    投稿日: 2012.07.06
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    あらすじ 主人公は、犬探しをメインにする、探偵(企業後、すぐ)。ところが、依頼される仕事は犬探しとは無縁のものばかり。仕事になるならと、依頼を引き受け、助手も雇うが…。 感想 主人公のちょっと、抜けた感のあるキャラクターが大好きです。なんか、人生、そんな無理しなくてもいいよね、っていう気分にさせてくれます(笑) あと、意地悪だけど、常識的で、主人公に厳しくも優しい妹もいい感じです。 それと、途中から参戦する後輩くんも、いい味出てて、キャラ読みな私としては、バッチリオススメな作品です。 が、ラストは、もしかしたら納得のいかない人も多いかも? 複数の謎が一つに集結していくところは面白かったけど、正直、あまり浮かばれない終わり方。でも、仕方ないのかなとも思います。あの人物が生きていても、話が終わらないし…ね。

    0
    投稿日: 2012.06.29
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    さくさく読めて、現実味があって、うまい。展開が読めても楽しい。 人物造形がかわいらしいのでいい話になるかと思いきや、そうでもなかったのが意外だったが、それはそれでいい感じ。 お好み焼き、上手なのかな…解説によると続編あるようなので楽しみにしたい。

    0
    投稿日: 2012.06.28
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    紺屋”白袴”(私)長一郎が開業した犬探し専門の調査事務所に失踪人探しと古文書の解読の依頼が舞い込む。完全歩合制で採用した後輩の半田”ハンペー”(俺)平吉を含めた登場人物の立ち位置、距離感が良かった。米澤穂信さんサーフしてみてもいいかなぁと思った。

    0
    投稿日: 2012.06.06
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     米澤穂信の探偵ミステリー小説。  犬捜しの調査事務所を開業したはずなのに、来た依頼は失踪人捜しと古文書の解読。しかも別の事件に思えるそれらはリンクしていき……という内容。  他の作品と同じようにただの謎解きでは終わらず、謎の裏に隠された心理が浮かび上がってくる所が面白いのですが、特にこの作品では歴史が重要なファクターとなっていて、現在と過去の波長が重なりあうクライマックスは絶妙。  それまで「日常の謎」で評価を得ていた米澤穂信が、純粋な探偵モノへと踏み出した記念碑的作品なのだそうで、その気概が感じられる内容となっています。お時間があれば是非!

    0
    投稿日: 2012.05.29
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    ラストのどんでん返しには見事にしてやられた! 決してハッピーエンドとは言えないけれど、またそれがいいのです。読了後、改めてタイトルにニヤッとした。 ストーリーセラーの『玉野五十鈴の誉れ』でこの作家さんを知った私には、この上なく面白い作品でした。小市民シリーズも面白かったけどね、そうそう、こういう一筋縄ではいかない作品が読みたかったのよ。

    0
    投稿日: 2012.05.27
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    『Story Seller』の「玉野五十鈴の誉れ」が好きだったので、試しに購入。 テンポが良く読みやすかったです。 結末も好みでした。満足!

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    投稿日: 2012.05.18
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    炎上とか。 話自体はよくまとまってると思うが、登場人物に関して設定投げっぱなし感はある。 読後感はちょっとしたホラー。この作者はこういうのが好きなのかもしれない。

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    投稿日: 2012.05.10
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    [BOOKデータベースより] 開業にあたり調査事務所“紺屋S&R”が想定した業務内容は、ただ一種類。犬だ。犬捜しをするのだ。―それなのに舞い込んだ依頼は、失踪人捜しと古文書の解読。しかも調査の過程で、このふたつはなぜか微妙にクロスして…いったいこの事件の全体像とは?犬捜し専門(希望)、25歳の私立探偵、最初の事件。新世代ミステリの旗手が新境地に挑み喝采を浴びた私立探偵小説の傑作。

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    投稿日: 2012.05.03
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    うーん。 まず、読みやすい文体とページをめくらせるスピード感はさすが米澤穂信。とにかく、「どうなるの!?」という一心でわりと一気に読んだ。 結末は、まぁ……もっと後味の悪い展開を想像していたから、それほどびっくりもしなかったかなぁ。予想外ではあったけど。

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    投稿日: 2012.04.27
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    犬探し専門として立ち上げた調査会社に舞い込む 女性失踪人探しと古文書調査の依頼。 所長とバイトがそれぞれに調査を開始するが 微妙に交錯する調査結果なのだ。 ところが所長もバイトも気づかない・・・。 思ったよりもこの本は楽しめた。 軽めのミステリーをご所望の方はぜひどうぞ。

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    投稿日: 2012.04.23
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    紺屋長一郎、元銀行員。一身上の都合で東京から故郷の地方都市へ戻り、犬さがし事務所を開設するが、舞い込んできたのは人探しの依頼だった。佐久良桐子という人物を捜してほしいとその祖父が訪ねてきた。高校時代の後輩を相棒として雇い入れ、こちらには別件で依頼があった古文書の由来を捜す仕事を与える。そのうち不本意なこの二つの仕事には関係があることがわかる。事務所開設から1週間の出来事がこの話の本編全体である。桐子失踪のわけと、たどってきた手がかりが罠、罠、罠であることがわかる。伏線が収束していくのが気持ちいい作品だ。

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    投稿日: 2012.04.13
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    4月-5。3.0点。 銀行を退職し、故郷で犬探しの探偵を始めた主人公。 幼馴染みの紹介で、失踪女性探しに。 探偵に憧れる後輩と、別々の案件を始めるが。 読みやすい。途中から何となく、ラストが見えた。 まあまあ。続編希望。

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    投稿日: 2012.04.10
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    終わり方が、私は結構好き。 さらさら読めるし、登場人物のキャラが思ったよりもしっかりたっていたのでおもしろかった。

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    投稿日: 2012.04.09
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    米澤穂信「犬はどこだ」を読了。 「S&Rシリーズ」の1作目。といっても1作目しか出てないんですけどね・・・・。米澤さんのシリーズ物と言えば「古典部」「小市民」ともに高校生が主人公で、なおかつ「日常の謎」を扱ってきたわけですが、このS&Rシリーズは、大人の話で、人も死んじゃうよって新機軸。 犬探し専門の調査事務所を立ち上げたら、全然違う依頼がやってきて・・・という話。ネットにおける情報の扱いとかそういうのも出てきて、そういう観点からも楽しめる小説かなと。 いや、この「楽しめる」は間違ってもエンタメ的な意味合いではないのですけどね。この読後感は間違いなく米澤穂信。ハリウッド的な痛快な面白さではなくて、内面へズバズバ切り込んでいくような面白さ。斬り込まれる?面白さ。 これ、最初に刊行されたのが2005年らしいので、そろそろ2作目を・・・・。

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    投稿日: 2012.04.04
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    米澤 穂信さんの作品を初めて読む。 日常で起こりそうなことを事件として書いてあるので、人が死に謎を解くといったミステリーとは異なり、面白い。 主人公とハンペーの一人称で書かれているので、相手が感じる自分と本当の自分のギャップがあり、そこも面白い。 最後も白・黒を付けるのでなく、あくまで現実っぽい灰色で終わる所が良い。 失礼ながらあまり期待せずに読んだのだが、かなり面白かった。

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    投稿日: 2012.03.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本著者としては初めての人が死ぬミステリー。 主人公は銀行を辞め、いなくなった犬を探す事を本業に調査事務所を開業した、紺屋長一郎。 だが、早々に入ってきた仕事は失踪人を探す事。仕事がないので引き受けるが、別に古文書の出所調査も依頼され、調査するうち二つの事件が微妙に絡まっていく。 主人公の「俺」と部下として雇い入れた、通称「ハンペー」の二人の視点で物語りは進む。 調査の重要な資料となる「ログ」がどんなものか、インターネットを少しかじったくらいでは解らないのではと思う。 ウィキペディアによるとS&Rシリーズとなっているが、現在出版は一作だけらしい。登場人物のキャラがはっきりしているので、続編がでるといいかなと。

    1
    投稿日: 2012.03.30
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    開業したての探偵事務所に持ち込まれた失踪人探しと古文書解読の謎をめぐるミステリー。 失踪人探しを請け負う探偵事務所所長の淡々とした語り口と、ハードボイルド探偵にあこがれる助手が探偵のイメージと違う古文書解読にいじけながらもきっちりと取り組む様子が面白いです。 事件は中盤から一気にサスペンス度が上がった感じ。そしてラストのたたみかけもいいです。インターネットの知識や歴史的な内容も織り込むなど普通のミステリとは違うアイテムを使っているあたりも興味深かったです。 徐々に事件の全体像が見えてくるごとにホラー的な怖さも感じました。何とも言えないラストも印象的です。 2006年版このミステリーがすごい!8位

    1
    投稿日: 2012.03.16
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    20120309読了。 紺屋S&R、ハンペー、谷中城、引きこもり。 いろんな視点からの描写がとても面白かった。 ネットの件とか、実にリアルにできていて一番気になったところかも。 2つの依頼がどう結びついてくるのかが興味深く、全く違うキャラの二人の活躍ぶりがよかった。 単なる失踪でないのは分かっていたが、失踪の意図になかなか気づかずわりと最後の方で気づいて、そのおかげでずいぶん終わりの方までハラハラした。 そして、この尾を引く終わり。 さすがミステリです。

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    投稿日: 2012.03.09
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    読んでいる途中で色々予想しながらも、最後はやっぱり騙されてしまいました(笑) 読後のスッキリしない感じが大好きです。

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    投稿日: 2012.03.03
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    米澤さんの作品では余り見られない「ハードボイルド」な部分を助手のハンペーが上手く出していて、展開の切迫感などもドキドキして良かった。 いくつもの謎が交差する結末の謎解きは痛快でした。 ミステリと云うよりはサスペンスに近いのかなぁ。 続編切に希望!

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    投稿日: 2012.02.26
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    あとがきでも触れられているが、挿入される多彩なテキスト、一人称視点の切り替えなど、著者の凝りと、それを実現する筆力が見事。

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    投稿日: 2012.02.13
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    民俗学的要素をミステリに組み込んでいるのが面白い。思えば『氷菓』にもその類が見られたが、練り込み方が半端ないから長々とした記述なのに飽きずに読み切れる。チャットを使った表現も物語の良い緩急になっていると感じた。

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    投稿日: 2012.02.03
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    2つの話(調査)が絡み合う 読んでるこっちとしては「早く気づいてー!」って感じでもどかしくて、どんどん読み進めました。 その絡み具合とか、終わり方とか、好きな作品です。

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    投稿日: 2012.02.01
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    個人的に一人称形式の小説で二人の視点を交互に展開していく。。。 って形式があまり好きじゃなかった上に副主人公(?)の キャラが好みでなかったため、★は低めですが 物語自体は非常に面白かったです。 特にラスト近くの畳み掛けるような展開はもの凄かった。。。 読後時の余韻が重すぎて重すぎて、夜、寝つきが悪くなっちゃいました。

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    投稿日: 2012.01.30
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    途中までテンポのよさからスッキリした読後感になる話なのかな?って思ったら、全然スッキリしませんでした。。。 スッキリしないけど、それがまた面白く感じられてよかった。

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    投稿日: 2012.01.27
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    私自身伏線はって、回収するみたいな話を好んで読まないんだけど 男性は好みの人が多いらしくて、貸していただいて読んだ本。 私は結構好きでした。 ネタ自体が好みだったっていうのもあるけど、 読み始めたら、すぐ読み終わっちゃった、みたいな感じ。 桐子が好き。追われて恐怖を抱いてるのかと思ったら、逆か~と。 平然と策を練ってる感じが好きでした。 インシテミルで読むのは止めようと決意したけど、撤回です。

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    投稿日: 2012.01.02
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    私立探偵が主人公のミステリらしいミステリかと思ったら……ラストが米澤穂信クオリティ。そっちの方向に行くのか!2時間サスペンスドラマだったら、涙ながらに自殺しようとする犯人を、刑事と探偵が説得する展開になったと思う。米澤穂信の作家としての経歴と類書を紹介している解説が興味深い。本書がライトノベルから一般書籍への転換になったのか。

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    投稿日: 2011.11.23
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    「古典部シリーズ」や、「小鳩君シリーズ」といった、“日常の謎”的、人の死なないミステリーから、本格ミステリーへと作風が移り始めた最初の作品。 色んな事実が、絡み合い、混じり合ったときに生まれる途方もない広がりというか、発見というか、そういうのがやっぱり面白いなと思います。 最後のぼかし方、余韻の残し方が、この本のポイントをあげてます。最初、入り込むまでに少し時間がかかったけど、話の中に入って行けさえすれば、すらすらと楽しめる一冊です。

    0
    投稿日: 2011.11.06