
総合評価
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自分にはないと思っていた才能が他人に認められる。 そして、その期待に応えることができた!と思ったときにはずされる梯子。 これはきついなあ。 今回はきっかけこそ千反田えるが持ってきたが、事件が始まると早々に戦線離脱。 ウィスキーボンボンによる二日酔いのため。 でも、里志が千反田のことを『愚者』と言ったのだから、エンドロールは千反田が反映されているはず。 タロットによると『愚者』とは冒険心、好奇心、行動への衝動を表すのだそうだ。 「わたし、気になります」という千反田が引っ掛かったことは、理屈ではない。 だから奉太郎には読み解けない。 でも、人の心ってそういうもの。 最短距離が正解なわけではない。 奉太郎は、この経験で少し成長できただろうか。
1投稿日: 2018.08.28
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夏休み終盤。文化祭準備真っ盛り。そんな時期の高校生が毎日登校し、部室へ顔を出し、ちょっとした頼まれごとで先輩の話を聞いたりしながらあーでもないこーでもないと話し合う数日間の話。と、まとめてしまえば我が身にも覚えがあるような平凡な日常の話と思えなくもないのだけれど、主人公の自意識の描かれ方によってドラマティックに感じてしまうのがすごい。 高校生。自分は特別だって思いたい。そんな自意識とは無縁だと思っていても、もしかしたらと心がさざめく瞬間がある。省エネを自称する主人公も例外ではなく――あー、痛い。我が身を振り返って痛い。入須先輩は幼気な後輩を転がすのがうますぎる。悪魔のような女帝だ(誉め言葉)。でも「それを嘘と呼ぶのは君の自由」という言葉は、自らにとっての事実に誠実な言葉であると私は思う。心無い言葉ではあるけれど…。私は彼女が好きだ。 終盤の古典部の面々が奉太郎くんに一人ずつ指摘をしていく場面が特に好き。それぞれ着眼点が違っていて、全員揃って古典部なのだと印象付けられる。キャラクターの描き方がうまいなあ。そしてそれぞれが示し合わせるでなく一人ずつ指摘をしに来るのが客観的には優しさに見えて、主人公にとってはそこがえぐい。とても面白かった。
1投稿日: 2018.07.05
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個性的で面白い人物ばかりですよね。 変にキリキリ頑張りすぎてない彼らがいい感じに思えます。 …「あ・た・し」はおねーちゃんなんでしょうか?
1投稿日: 2018.06.06
powered by ブクログ元は角川スニーカーなので、ティーンズ向けのミステリと言ったとこだろうか。読みやすかったのと、舞台が母校として脳内再生されて非常に楽しかった。うちの高校もエネルギーで満ちてたよなぁ、と。
0投稿日: 2018.04.29
powered by ブクログ古典部シリーズ、2作目。 前作の事件のあとの夏休み。 部活動が盛んな神山高では、夏休みは文化祭の準備のために登校する生徒で活気に満ちており、古典部の面々も文集の編集会議に集まっていた。 会議が終わったところで、えるの誘いで、2年F組が製作したビデオ映画の試写を見に行くことになったのだが… うーん、自主製作のビデオ映画とは、またまた高校生の大好物。 でも、プロローグのチャットで、奉太郎を踊らせようとする人物が誰かも、のせられたのがえるだということもわかってしまったりして… 物語がどこへいくかわからないけど、奉太郎はミスリードさせられているのだろうと思うと、歯がゆかった。 奉太郎が、自分の力を自覚したつかの間の喜び、一転してダメ出し三連発のダメージ。 切ないなぁ。 しかし、これも青春。 それと、今回はえるの活躍がラストだけなのが残念だったのと、ホームズの主要ストーリーを知らなかったり、あとがきの意味がサッパリわからなかったりしたのが、ちょっとガッカリ。 詳しい読者以外お断り?
1投稿日: 2018.04.03
powered by ブクログ学園祭に参加しようと、素人が作った映画。 だが脚本担当者が倒れてしまい、ミステリーなのに 犯人がわからないという。 そこで呼び出された古典部の面々。 お姉さんが出てこなかった?出てきたの??
0投稿日: 2018.02.11
powered by ブクログなんだろうなー?脚本の中の殺人の話だから、実際には人も1人も死んでなくて、学祭の見栄えの問題な感じだったので、シリアス感はまるでないのと、多分?シリーズかな?っぽいからキャラの説明がそこそこしかなくて、読み終えるまでキャラと名前と設定がイマイチ安定しなくて、なるほどなーとはいかなかったのが残念。 面白そうであんまり面白くなかったかな。 でも、キャラ設定しっかり把握してたらもしかしたらもっともっと楽しめたのかな?という気もしました。 うーん。 やっぱミステリ風の青春になるんだろうか。これは。
0投稿日: 2018.02.08
powered by ブクログ古典部シリーズの二作目。自主製作映画の脚本を書いていた生徒が体調を崩してしまった。途中まで撮られた映画の結末を推理するという内容。前作とは、違った傾向と思ったけれど、どちらも殺人のないミステリー。特に今回は思考実験の趣が強く、面白かった。古典部員のそれぞれの個性も、より際立ってきていい。
0投稿日: 2018.02.01
powered by ブクログミステリー初心者の書いた脚本の結末を推理する、という何だか曖昧な設定。作者が死んだわけでもないのだから聞けばいいのに聞かない理由。でも奉太郎たちは推理に参加していく。 ……という、なんとも消化不良な状態で読み進めていき、奉太郎が結末を推理して、映画が無事に完成して、奉太郎の能力が確固としたものとして自覚される物語なのかと思いきや。 能力を持っているかいないかが問題なのではなく、どう生きたいのかが問題なのだ。
0投稿日: 2017.12.10完璧は正解なのか?
脚本家が倒れて宙ぶらりんになってしまった自主制作ミステリー映画(ビデオ)。女帝と呼ばれる先輩に踊らされて、解決編を探るホータローと古典部。 パーフェクトな結末は正解なのか? 本当の頂点に立つのは誰だ? ホータローの自問自答が終盤に向かうにつれて自己陶酔>いわゆる踊らされているのだなぁ。
0投稿日: 2017.12.08
powered by ブクログ古典部シリーズ第2弾。 文化祭に向けビデオ映画の筋の推理を依頼される。 たいしたことのない内容だが、けっこうおもしろい。
0投稿日: 2017.11.27
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「氷菓」に続く、米澤穂信さんの「古典部」モノ。 「古典部」モノのよさは、高校の七不思議を解いていく過程の中で、「殺人」がおきないことだなあ、と感じていたら… まさにそれがそれだったので、びっくりしました! (思いっきりネタバレ、ゴメン!)
1投稿日: 2017.11.27
powered by ブクログじんわり面白かったです。 平坦な感じなんどけど、そこにそそられるというか・・・。少し不思議な感じですが続きをよみたくなります。
3投稿日: 2017.11.14
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古典部シリーズ第二弾!製作途中のミステリー映画の謎解きを依頼された古典部。いろんな人の、その人の人間性が如実でた各自の推理が面白い。 そして何より終盤で明かされる依頼主の真意。謎解きではなく脚本製作を手伝わされていたとは!得意になっていた主人公が一転、良いように使われていたと知った時の、あの感覚はなかなか味わえないですね。
1投稿日: 2017.09.22
powered by ブクログ文化祭の出し物云々でこれだけ深められるのはやはり素晴らしいです。ものすごい大事件じゃないのに、惹きつけられます。女帝、魅力的ですねえ。古典部シリーズコンプリート。
0投稿日: 2017.09.04
powered by ブクログ前作に続き、やはり面白いのだけど何か物足りない。もしくは、高校生活の一部のミステリーにしてはクオリティが高すぎる。 つまり、日常(ストーリー)とミステリー(謎解き)のバランスが良くないように思う。 しかし、決して作者を否定している訳では無い。むしろ讃えたい。1つの事件から2つのこれぞという推理を生み出せるからである。次回作もなんだかんだ期待している。
0投稿日: 2017.08.21
powered by ブクログ古典部第2作。 『氷菓』でも思ったけれど、この高校生たちはみんなしっかり自分の意見があり、プレゼン能力に優れているし、議論を交わす場面が気持ちいい。 今回も文化祭にまつわる日常のミステリー。終わりまで50ページになってからがぜん面白くなった。 ひらめきが素晴らしいホータローも 今回はちょっとやられた。やはり知らず知らずに女性に翻弄されるキャラのようで…
0投稿日: 2017.07.16
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2017.6.24 再読。古典部シリーズ2作目。名古屋旅のお供として。文化祭に出すミステリーのビデオに関する話。『女帝』がかっちょいい。こんな人、私が高校の頃はいなかったぞ。千反田さんがこういうチャットのようなものをいち早く使っている(といっても変換ミスばっかだけど。女帝に勧められたのか)のが意外。そして、ホータローが微妙に間違う、というのも意外。
0投稿日: 2017.06.26
powered by ブクログ前作より主人公が振り回され、いろんな感情が見られて面白かったです。 話自体もテンポよく読めるし最後にあーなるほど!!って気持ちよく終われる作品でした。
1投稿日: 2017.06.10
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アニメ「氷菓」が面白かったので読んだ本。未完成のクラス制作の映画の結末を古典部が推理するという話。面白かった。登場人物の推理の矛盾を指摘して真相に近づくという展開が「逆転裁判」みたいな展開だと思った。
1投稿日: 2017.05.31
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2作目もとても面白かった。最初なんの始まりかと思いきやそういうサイトなんですね。多少時代を感じます。軽いけど学園で起こるミステリーとまでもいかない、謎解き。1作目より後味の良い読後でした。登場人物のキャラはそれぞれ濃いけど、私はどうも千反田さんが苦手。入須さんは好きなキャラでした。それにしても、下手なディナーより高価なお茶ってどんなん。それを持てる財力の高校生ってのもすごい。
2投稿日: 2017.05.06
powered by ブクログ古典部シリーズ、第2弾。 この作品自体、「人の死なないミステリ」ですよね。 文化祭に出展する予定の、2年生の作品の試写会に招待される、古典部の面々。 それは、脚本担当の事情で未完成だった。 在るべき結末を予測して欲しい、と『女帝』に頼まれる奉太郎。 前作の『氷菓』事件を解決したことで、奉太郎の推理能力が周囲に「評価」されつつあった。 彼も、それを認めるにやぶさかではな…くなってきたのかな? 「アバンタイトル」と「エンドロール」も含め、とんだ入子細工なつくり。 女に御されるホータロー、お疲れ様です。 しかし、なんというか、ここにも姉の影が? …私の思いすごしでしょうか? 『氷菓』のような悲惨なお話ではないところが、安心して青春を楽しめました。
3投稿日: 2017.04.16
powered by ブクログ古典部シリーズ2作目。最終的に「探偵」ではなく「推理作家」に仕立てられてしまったホータローの憤りが、ホータロ―自身の成長を表しているんじゃないかな、と。
0投稿日: 2017.04.06
powered by ブクログ大袈裟な茶番に付き合わされている気分で読んでいましたが、それは古典部にとっても同じこと。2年F組の(いやその大ボスの)謀った茶番です。実際主人公が関わるミステリーの方が好みなので、こういう論理だけを追求するような展開には少々退屈しました。謎解きに付き合うだけなら面白いのかもしれません。里志と伊原の「館ものか!」「館ものなの?」には笑いました。そして表題になっているLとほうたる(笑)のチャットも面白かったです。このシリーズは途中はイマイチに感じるのに、ラストでしっかり締めてくるのが良い。
2投稿日: 2017.04.03
powered by ブクログ面白かった。 前作が短編なのが長編だったのと、 軽くてとても読みやすいので期待はせず油断していたのだが、 伏線に見えないところが実は伏線になっていたり、 最後はそこが綺麗に回収されていたりしてとても満足感があった。 うまいなーという印象。 続編を読むのが楽しみ。 ★4.2
0投稿日: 2017.03.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
米澤穂信作品としてはなんとなく王道的な作品かなぁと思った。主人公のおれきほうたろうの後悔(でいいんやろかと思わなくもないけど)というようなあまり多くは描かれない状況が、彼を高校生たらしめているような気がする一方、高校生の悩みにするには酷なものである気もする。 ある意味、都合良くお姉さんが絡んできちゃうわけだが、主たる登場人物たちは、基本的には「普通の高校生」でなければならない。そうでなければ4人の登場人物たちの重みのバランスが崩れてしまう。作者の別作品で高校生がでてくるもののことを想定すると、そのあたりが明らかに違う。そういうことを考えると、お姉さんは必要な存在なんだろうなぁ。
1投稿日: 2017.03.07
powered by ブクログこれは面白い。このシリーズ自体面白いけれど、今作は中でも素晴らしい。色々と物足りないところも、主人公の味だし。
0投稿日: 2017.03.07
powered by ブクログ古典部、2作め。 えるちゃんの知り合いの先輩からの頼まれごとで夏休みの何日かが消化されちゃったけど古典部の文集「氷菓」は本当に完成するのかな。 どうなることやら続きが気になる。
1投稿日: 2017.03.05
powered by ブクログホータローがついにやる気を出して、今後のストーリー展開も省エネではない感じに変わっていくのかと思いきや、そうは行かず。女帝恐るべしです。
1投稿日: 2017.02.27
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古典部のメンバー あの、高校の… この空気感は、大好き。 ただ、ぬる感のミステリー… なん、だろ。ふむ、と、思いつつ。 あっという間に読了‼︎
1投稿日: 2017.02.13
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ミステリーの多重性、多義性をメタファーした、なかなか面白いプロットに彩られる作品である。 正直、登場人物の言動・態度は余り好きではない。また、好奇心の乏しい省エネタイプの人物が探偵役というのも、ストーリー進行上、かなりの無理を感じる。 その意味では、ミステリーという単なる謎解きを超える部分、その構成に魅かれるところだ。 また、タロットカードの「力」に準え、あるいは暗喩された主人公奉太郎の背景事情は、人物造形として気にかかる点だ。もっとも、えるや入須先輩を対手とする理由・必然は、物語りないでも未だ不明であり、納得できる描写は乏しい(逆に、説明文章が不自然に感じられるほど多い)。 姉の存在が関わるのだろうか?…。 さらに言えば、奉太郎とその姉は別儀として、古典部の他の登場人物はゲームキャラのような見え見えの配置にしか見えず、神(つまり著者)の御手が見え過ぎである。この点は、やや興ざめでマイナス要素。
1投稿日: 2017.01.23
powered by ブクログ高校の文化祭の出し物に自主映画を作ることにした。ところが、撮影などある程度進んだところで脚本が未完にも関わらず脚本担当の生徒が病でリタイヤしてしまった。その脚本の続きを第三者の古典部の主人公たちが推測する。 人が死なないミステリー 読み易くて面白い 叙述トリック
1投稿日: 2017.01.22
powered by ブクログ1作目「氷菓」を読んでから随分と間が空いてしまったがようやく読了。ちょっと手の込んだ青春ミステリ。シリーズものなので、やはり1作目を読んでから読むことをおすすめするし、今後の展開も気になること間違いないですね。
1投稿日: 2017.01.12
powered by ブクログ古典部シリーズの二作目。今回はミステリー色が強い。 【あらすじ】 「女帝」の二つ名を持つ入須先輩から、クラスで創った文化祭用映画の視聴を依頼された千反田える。古典部員を誘って欲しいと頼まれ、奉太郎・里志・伊原も同席する事になった。 映画の内容は、廃墟の劇場で起こる殺人事件。しかし、犠牲者が出たところで映像は終わる。怪訝に思う奉太郎達に、入須は真犯人は誰が妥当かと問う。 【感想】 素人集団が作った解決編不明のミステリーに奉太郎の推理が冴える。その彼を誘導する入須の曲者振りが凄い。冒頭と末尾に挿入されたチャットもとても効果的。やさしい人であれば真実に辿り着けやすいかも。前作より推理小説色が濃いのが個人的には良い。 あとがきによると、アントニー・バークリーの「毒入りチョコレート事件」が元祖、我孫子武丸の「探偵映画」が先例とのこと。プロットに前例があると知らず、読破後は新鮮さと機転の良さを感じて大変面白いと感じた。これらの作品を読んでから、改めて本書に戻ろうと思う。
0投稿日: 2017.01.07
powered by ブクログ伏線に全然気がつけない。悔しい。わかる人だけにわかるようなネタがちょいちょい挟まれてるのもよいですねをミステリはまるで読まないのでその辺のネタにはまったくわからんけども。
0投稿日: 2017.01.04
powered by ブクログ再読 奉太郎が手のひらで踊らされてて でも最終的には色んな情報を元に真実に辿り着くのはすごいなと思う 『氷菓』のアニメが好きで 小説で最新刊が出たので改めて古典部シリーズを読み直し やっぱ面白い アニメのイメージが強いケド(笑)
0投稿日: 2017.01.01
powered by ブクログ読んでいてとてもつらかった。 ホータローに任せきりで古典部のほとんどが動いていないのに、いざ推理がずれていると辛辣に否定をしていて読んでいて悲しくなる。 いつもながらホータロー姉の策略であるわけだけど、掌で踊らされていてピエロになってしまっているホータローを見ているようで自分を傷つけられたような悔しさがある。
1投稿日: 2016.11.26
powered by ブクログ古典部シリーズ2作目。 ☆3.5くらい。前作よりもずっと好き。 あとがきによると、アントニイ・バークリー『毒入りチョコレート事件』リスペクト。先例は我孫子武丸『探偵映画』だそう。 『毒チョコ』は未読ながらバークリーは大好きな作家、『探偵映画』は既読で非常に楽しめた作品。と来れば、この作品が好きなのも当然か。
1投稿日: 2016.10.01
powered by ブクログ「誰でも自分を自覚すべきだ」という言葉が印象的だった。 自分には特別な何かがあるんじゃないか。と思ったり、 自分には特別な何かなんてなくて凡人なんだ。と思ったりしたことは大抵の人が経験することなんじゃないだろうか。 失敗することは挑戦している証拠だし、失敗しないで成功した人を僕は知らない。 つまり失敗するのは良い傾向だと思う。 本自体はとても読みやすい。 小ネタが散りばめられていた。 (あとがきのフェルマー)
1投稿日: 2016.09.27
powered by ブクログ「氷菓」から始まる、古典部シリーズの2冊目。 前作に比べかなりレベルアップしている、との評価をちらほら耳にしておりましたが…うん、なるほど。 2重3重にも張り巡らせた仕掛けは、実にお見事。一見ほんのり微笑ましい学園物と思いきや、地味に、実に地味にえぐってくるのです。いやはや、ビターです。アニメ版を先に観ているのでそちらに印象を引きずられる事は否定できませんが、予断無しに読んだとしてもやはり相当に自分好みだったと思います。 ちなみに、沢木口説が結構お気に入り。見る角度によって、なるほどこうも変わるのか。ミステリーって何だろう。
2投稿日: 2016.09.18転がされました。
えぇ。そりゃぁもうコロッコロと私は転がされてしまいました。 爽快に転がして貰えましたよ。踊らされるとも。 第一弾の時より、ミステリーですねぇ。死体がゴロゴロとかじゃないのでそこは安心です。 省エネな主人はまたしても巻き込まれる。第一弾では羨ましいと思ってましたが、結構大変かもしれないですね。それに主人公が省エネな感じになっちゃったのも分からんでもないなぁと。 一種の防衛本能かも。 そして古典部、古典の研究はやっぱり出てこない♪
1投稿日: 2016.08.15
powered by ブクログ〈古典部シリーズ〉第2弾は、ミステリに関するキーワードを散りばめ、ミステリファンに生りたての中高生をターゲットにしたミステリ。…にみせかけ、最後の一ひねりが効いた青春のほろ苦さが際立つ作品でした。 ―― http://bookmeter.com/cmt/57669771
1投稿日: 2016.07.16
powered by ブクログ古典部シリーズ2作目、今作は、映画に関する謎解きで、前作よりミステリー要素が盛り込まれていた印象。何事に対しても省エネである奉太郎始め、お嬢様の千反田など、各々のキャラクターが引き立っていて、物語に欠かせない存在になっているのが良い。女帝と呼ばれるキャラの存在感は奇妙なものだが。奉太郎が制作した映画も、タロットカードに隠された意味などのトリックなどが巧妙に作られていて、ホームズ、クリスティーの小説を彷彿させるかのような内容で、実際に上映されたら見てみたい。古典部メンバーの動向など、3作目も気になる。
1投稿日: 2016.06.19
powered by ブクログ古典部シリーズ2冊目。アニメで見ていたので展開は知っていたのですが、文字で読むとまた違った印象がありました。後半は、一緒に謎を解こうと考えながら読んでいたので、終盤の展開には衝撃を受けました。読後、冒頭のチャットを読み返してなるほどと、タイトルを見てなるほどと、思わずにはいられなくて、米澤さんは本当こういうのが上手いですね。もっとミステリーを読みたくなる、そんな一冊でした。(図書館)
1投稿日: 2016.03.25
powered by ブクログお馴染みの古典部シリーズ。文化祭用に作られた、尻切れトンボで終わったビデオ映画のトリックについて推理していくというストーリー。実際に誰も死なないし、傷つかないので安心して読める。米澤穂信らしいほんわかミステリーになっている。結末についてはまあまあ。
1投稿日: 2016.02.11
powered by ブクログ前作「氷菓」を読み終えた際には、「続編は読まなくても良いかなぁ」なんて思っていたのですが。漫画版がすこぶるおもしろったので、慌てて購入し、読了した次第。で、感想。 「氷菓」含めこのシリーズは、漫画やアニメなどのグラフィカルなメディアの方が映えると思いますが、こと「愚者のエンドロール」に限って言えば、小説の方がオススメです。なぜならば、主人公・折木奉太郎の心理面がより深く読み取れるからです。それくらい、今作に置いては折木奉太郎の心理作用が重要な役割を果たします。それはトリックや推理において、という意味ではなく、物語として、そして主題として、という意味です。 あらすじ。 文化祭に出展する自主製作のミステリ映画の試写会に招待された、折木奉太郎を始めとする古典部のメンバーたち。その映画では、鍵のかかった密室で少年が腕を切り落とされ死んでいた。しかし、映画はそこで終わっていた。誰が? どうやって? 解答が示されていない映画に対し、校内で“女帝”との異名を持つ入須冬実は、この未完成の映画の結末を推理し、映画を完成させる協力をしてほしいと願い出る。俄然やる気を出した千反田えるに巻き込まれる形で、古典部のメンバーは結末探しを始めるが……。 このあらすじで「ちょっとおもしろそう」と感じたら、迷わず書店へゴー! さすが米澤穂信、映画を完成させて終わりではないところが非常にうまい。このプロットというか構成は、前作「氷菓」に似ています。青春ミステリというのでしょうが、苦味もかなり強い。たぶん前作よりも強いのではないでしょうか。 相も変わらずキャラ造形は不自然でラノベですが、人の死なない日常系ミステリという分類の中では、(個人的には)一番好きです。ぜひ前作「氷菓」とワンセットで読んで頂きたい。 余談。作者はあとがきにおいて、バークリー「毒入りチョコレート事件」について言及してますが、まぁ、似て非なるもの、というやつですね。「毒入り~」よりも断然「愚者の~」の方がおもしろい。古典だから仕方ないのかもしれないけど、「毒入り~」は盛り上がらないし、終盤まで退屈なんですよね……。
1投稿日: 2016.01.29
powered by ブクログ米澤穂信の本領発揮、といったところでしょうか。狭い世界の中で、ミステリとは何かという米澤さんが繰り返す問いをベースに、古典部シリーズを展開。概ねロッキングチェア。 おおっあの人とあの人が知り合いなのか!みたいなのも楽しいはずなんだけど、前を読んでないのでその辺りは今後。
0投稿日: 2016.01.24
powered by ブクログ賢者の化かし合い。嫌いではないです。 この作品の本質は 自主製作ビデオの脚本云々にはなく それに主体的もしくは従属的に 関わらざるをえなかった人たちの心理戦だ。 友のために一肌脱いだように見える入須すら 本心は「地球の裏にいるあの人」しか 見抜けなかった。 時代がかった科白まわしや 古臭い大道具たちに惑わされそうになるが これはやはり ある偏差値以上の高校では 当たり前に繰り返される物語。 それぞれの能力やルーティーンを 自覚して それを最大限に生かしながら 日常を切り抜ける人もいれば それを無自覚もしくは過小自己評価しながら 暮らしているのに 周囲はその能力に一目置いている人もいる。 それぞれが自分にとって快適な高校生活と それに資する人間関係の制御に智恵を働かせる。 なんということはない。 こんな高校生はたくさんいた。私の時代は。 今はどうだろう。智略で世を渡る切れ者は はたして現代にも生きているのだろうか。 謎解きを巡って そうとは知らずあやつられる ホータローが気の毒だったが 自業自得。
1投稿日: 2016.01.12
powered by ブクログ米澤穂信にハマって、色々よんでるけど、このシリーズは合わないかな。 氷菓よりはよかったけど、このシリーズは読後に何も思わないわ。
1投稿日: 2016.01.07
powered by ブクログさすがホータロー。難しい問題をまたも解決。しかし、今回新たに登場した人物、一枚も二枚も上手だった。ホータローはきっと悔しいと思うが、このつらい経験を乗り越えて、ますます成長してくれると嬉しい。
1投稿日: 2016.01.01
powered by ブクログ挫折しかかったけれど、後半におーっとという仕掛けが施されていてそれが読み進められた決め手に。 中弛みがちな前半も仕掛けによってぐっと引き締まってきてなかなか深い話に仕上がってました。 キャラクターが安定してきたのも良かった。3作目も読めそう!
0投稿日: 2015.11.21
powered by ブクログ折木君の最初に辿り着いたシナリオの方が斬新で面白いと思う。そもそも、ミステリで人を殺すのが嫌だからって理由でそれは……ないと思った。
1投稿日: 2015.11.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
奉太郎の試練ですね。 万能なわけではない、高校生らしい、成長途中の名探偵ならではのエピソードだと感じました。 自分の能力がいかほどのものなのか? という若者の悩みと、一風変わった推理劇。 次刊では奉太郎はどんなスタイルで推理にあたるのか?省エネスタイルに戻るのかな? 楽しみです。
1投稿日: 2015.08.26
powered by ブクログミステリーを読む上で足りていない視点が何なのか再認識させられた。ミステリーとはなんぞやを書いた入門書といった感じ。 相変わらず一つ一つの謎を丁寧に紐解いてくれるので読みやすい。 毒入りチョコレート事件はぜひ読みたい。
0投稿日: 2015.08.19
powered by ブクログ古典部シリーズ第2弾。 高校生による日常の謎、青春ミステリー。 前作氷菓より少しミステリーを含むが、引き込まれたのは前作の方が勝ちました。 しかし折木奉太郎、千反田える、福部里志、伊原摩耶花、四人のキャラが良いのでその世界観が好きです。 小説を買った時期がアニメ化してたので、京アニのブックカバー付きでした。今回は摩耶花でした。 カバー裏側にはアニメの設定資料掲載です。
0投稿日: 2015.07.26
powered by ブクログ★★★☆☆ ミステリーを推理する 【内容】 「古典部」シリーズ第2弾。 未完成のサスペンス映画の結末を推理する。 【感想】 あれ?なんかキャラクターが変わった感じがする。。こんなにオレオレだったからホータロー。 未完成のサスペンス映画の結末・トリックを推理するというなんとも不思議なサスペンス。 なので誰も死なないし、誰も怖い目にあいません。これこそ古典部シリーズですね。 ここまで細かい人たちが最終的にあんなミスはしなくないか?って思うけど、娯楽としてはいいか。 SONYさんにネット図書券もらったので、「SONY Reader」で読みました。ありがとう。 きっとAmazonさんとKoboさんに負けちゃうと思いますが、ファイト!購入した本はKoboにでも移管させてね。
1投稿日: 2015.07.12
powered by ブクログ「氷菓」に続く古典部シリーズ。 前作が短編集ともいうべき謎が連なる作品だったのに対し、 この作品は長編、というほど長くはないが、 最初から最後まで一つの話でまとまっていたせいか、 より面白く感じた。 二段底になっていた謎解きも面白かったし、 前作との接点をさらりと流すあたりも良かったし、 相変わらずお姉さんの手の中で飛び回る孫悟空なのも良かった。 が、どうも恋愛関係が進まないのがもどかしい。
5投稿日: 2015.07.07
powered by ブクログ全部読んでしまうと、やっぱりこちらについてはアニメーション版の方が出来がいいね。でも、プロットは本当に素晴らしい。何者かになろうとする16歳の少年を粉々に打ち砕く、あまりにも残酷なラストが焼き付いて離れない。ラストに「推理」される、本郷さんが描こうとしていたもの、僕、好きだよ。
0投稿日: 2015.06.03
powered by ブクログ人が死なないミステリー 中々面白い展開でした。 キャラ設定などがほぼラノベなので読みやすいです。
0投稿日: 2015.06.01
powered by ブクログミステリーだろうと何だろうと後ろを先に読む。 そんな悪癖が「悪癖」であり「邪道」であることを今更思い知った一作。 もちろんオチを知った上でも十分楽しめるのだが、これ、奉太郎たちと一緒に未完の謎を解いていたら、多分もっともっと楽しめたのだろう。 みなさん。 こんな悪癖を持っている人はそう多くないと信じたいが、この作品はアバンタイトルから、順番に読むことをおすすめします。
0投稿日: 2015.05.29
powered by ブクログ古典部シリーズ第2弾。 途中経過の盛り上がりに対してはオチはちょっと弱かった気もする。 でもキャラがそれぞれ際立っていって面白かった。
1投稿日: 2015.04.30一作目とはだいぶ違う雰囲気
古典部シリーズ第2弾。第一弾「氷菓」に比べるとよりミステリーっぽくなったように感じます。 今回は本格ミステリーっぽい展開です。 相変わらずキャラ設定が面白いです。 今更ですが、”古典部シリーズ”となってますが古典のお話は今のところ出てきません。”古典”が引っ掛かって読でいない方は安心して読んでいただきたいです。
9投稿日: 2015.04.15
powered by ブクログ冒頭からなにやら怪しい企みが!! と思ったら案外重くなく終わったので少し拍子抜け。もう少し陰謀みたいな暗く重ーいものがあってもおもしろかったかな、っておもったので星はよっつ。でもあえてそこで重くしないのが氷菓なのかな、って思った。わたがしだしね。かるくかるく。 そして愚者のエンドロールか。 タイトルのセンスがいいですね、すごく。 読み始めるときはなんにも気にしてなかったただの文字だったけど、読み終わったらスッキリ。作者の意図が見えて唸りました。 今回はホームズなどがでてきて、推理小説をメインとしていてわたしはあまり推理小説を読まないので新鮮でした。年代によって推理小説の王道って異なるのかな、それぞれの王道の無意識のズレ。ふくちゃんに指摘されるまで気づかないよね、それは。すごいなぁ、ふくちゃん。 色々なことに気づけて、学べた2巻でした! ほーたろーのオチはやっぱり好き。 ああ、ほーたろーだなって思いました。 そのままでいてほしいと思います。
5投稿日: 2015.03.21
powered by ブクログライトのベルって言うやつなのでしょうか。さくっと読めるのは良いし、謎解きみたいのものいい。ミステリー好きにはちょいとそそられる小ネタもあるしね。 でも、なんか物足りないのは自分の年齢のせいか?個人的にはもうちっと本格的にやってほしいかな。
2投稿日: 2015.03.19
powered by ブクログ「古典部」シリーズ第2弾。 前巻の事件で、奉太郎が「氷菓」にまつわる謎を解き明かしたという噂を知った2年F組の入巣冬実(いりす・ふゆみ)が、古典部に依頼を持ち込んできます。それは、神山高校の文化祭で彼女のクラスが発表することになる映画の試写会に足を運んでほしいというものでした。 その映画は密室殺人を扱ったものでした。しかし、脚本を担当していた女子生徒が倒れてしまったため、途中までしか撮影されていませんでした。そこで、その続きを奉太郎たちに推理してほしいというのが、冬実の依頼だったのです。奉太郎は、冬実の期待を十分に満足させるような推理を展開し、映画は見事な結末を得ることになります。 しかし、そんな奉太郎の推理に、古典部のほかのメンバーたちは疑義を差し挟みます。ここに至ってようやく奉太郎も、彼に推理を依頼した冬実の真の狙いに気づくことになります。 ミステリ史的な背景を踏まえた結末が、ライトノベルらしい軽妙な薀蓄にくるまれており、きれいなストーリーになっています。
3投稿日: 2015.03.12
powered by ブクログ高校の古典部員の登場するシリーズ第二作め。二作めを読んでも何故古典部なのか未だによく分からない部活動内容です。 今回の物語の発端は、文化祭に出す予定だったあるクラスの映画が未完になったので、その映画の脚本の続きを推理してほしいという依頼が古典部員にきたことによります。作者の思い入れのある推理小説を基にした作品のようなので、その作品を知っているなら面白いのだろうと思いましたが、展開を追っていくだけであまり興味の惹かれる内容ではありませんでした。タロットカードの持つ意味とかホームズの小説とか小道具は色々出てくるのですが、主人公たちの書き方が今ひとつで魅力が引き出せていないのではと思うところです。人が死ぬのばかりが推理小説ではないというテーマはもっともですが。
0投稿日: 2015.03.08
powered by ブクログ米澤穂信氏の古典部シリーズ第2弾。 人の死なない日常謎解き作品でありながら、本作は疑似的に殺人事件の謎を解くストーリー。 ミステリーは俄か読者なので、まだまだ学ぶことばっかりな自分にとって、ミステリー初心者が初心者なりに映像を撮ったり、推理したりする内容は共感が持てました。 物理トリックとか叙述トリックとか、今まで全く意識せずに読んでましたわ。。 気軽にサクサクと読める感じがやっぱりいいですね。続編も購入済みなので、少しずつ読み進めたいと思います。
1投稿日: 2015.02.15
powered by ブクログ読みやすい本です。 古典部シリーズ第一弾に比べて、謎解きが面白しろいですが、青春ミステリーは、私には少しもの足りない…
1投稿日: 2015.02.05
powered by ブクログ文化祭を控えた高校を舞台に、古典部の生徒たちが、脚本担当が倒れて製作が行き詰まったビデオ映画の結末探しを依頼される物語です。 映画の結末は本格派の人に、女帝との決着は人間心理重視派の人に、そして最後の一文はそもそも殺人事件は苦手派の人にというように、様々な読者の嗜好を見据えた八方睨みの作品という印象です。本作は構成も明快で、内容も相まって前作より本格派度が上がっています。 主人公のスタンスに揺さぶりがかけられるが、それを否定するような結末が待っている。前作も本作も同様の展開であり、結果として主人公が変わったのか変わらなかったのか分かりにくいところまで同じでした。 殺人事件苦手派の人間としてはそこが若干消化不良で、このまま八方美人で終わるのか、それとも絶妙な深さとバランスを見せてくれるのか、今後の作品に期待したいと思います。
0投稿日: 2015.02.03
powered by ブクログ未完成のミステリー映画の結末を予想する、という作業。 ホータローが出した結論が、いったんは答えのように思えたのに、真意はほかにあったのには驚いた。
0投稿日: 2015.01.07
powered by ブクログ「愚者のエンドロール」 ホータロー、悩む。 無事に古典部に入部し、早速同僚のえるが持ち込んだ謎を省エネで解決したホータロー。次に挑むは、2年生が作成した映画を完結させることである。文集「氷菓」作成中のある日に、えるが先輩が作ったミステリー映画の試写会を見に行こうと皆を誘ったことが発端だ。 なぜ映画が完成していないかと言うと、脚本を担当していた生徒が倒れてしまったから。「試写会の映画を見れば謎(生徒1人が殺される)が解けるから、謎を完結させるような脚本(つまり解決編)を考えて欲しい」とえるの先輩“Cool Beauty”は、古典部に話を持ちかけ、ホータロー達は映画出演者に話を聞いていく。 と言うのがあらすじ。感想としては、本作は第1弾より良かったと言うより、こっちの方が好き。何が好きかと言うとホータローの遣い方だ。生徒が作った映画の試写会と言う青春学園らしい題材に、映画を完結させてくれと言う依頼の組み合わせは特異ではある。しかし、探偵役であるホータローの推理が犯人逮捕は勿論、特にこれと決まった真実を導く為でも無く、しかもその推理が古典部の仲間達によって修正されていく様には、探偵役のこんな遣い方があるのかと思った。素直に新鮮だった。 そう、ホータローは悩むのである。映画完成を前にして倒れた脚本家は何を思ったのか。それを推測し、彼女がやりたかった解決編はどんなものだったのか。省エネホータローと言えども、ハードな謎解きである。君は才能があると言われ、言ってしまえば本物の探偵が依頼代を貰って仕事をするかのようなプレッシャーを受けるホータロー、全く大変である。 因みに、この依頼をしてきたえるの先輩も癖がある。さすが女帝と言わざるを得ないw
1投稿日: 2015.01.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
古典部の四人に、二年F組からの依頼が舞い込む。 文化祭のクラス展示として撮影していたビデオ映画の脚本係が倒れたので、意図されていたトリックを見破る手伝いをしてほしいというものだった。 奉太郎たちは「女帝」入須冬実に促されるまま、F組の人間から推理を聞き出すのだが……。 「古典部」シリーズ第2段。作中作を巡る密室トリック推理ゲーム。
1投稿日: 2014.12.07
powered by ブクログ古典部シリーズⅡ。舞台が夏休みというのが、拘束されてる感じがなくて、いいなって思った。女帝のクラスメイトの推理もそれぞれ面白かったし、それをひっくり返していくホータローも格好良かった。ホータローの推理が真実じゃなくて―。ってとこも、裏切られたってほどのショックもなく、「ああ、そうなのね!」ってなりました。
1投稿日: 2014.11.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
古典部もの第2弾。面白い構成のお話ですが・・・青春してます。世間様で”ミステリ”という言葉がホラーも含む拡大解釈されているとの指摘に「!」。
1投稿日: 2014.11.04
powered by ブクログ古典部シリーズ2作目 文化祭でクラス自主制作のミステリ映画の補完推理をするホータローのお話し 結局、正解者はなしってことかな? ここまでくると、本来の脚本がどんなだったのか気になる ま、個人的には映像で叙述トリックという発想は嫌いではない ただ、トリックやら何やらよりも、先輩のキャラが今後もなんだかんだと言って人を使ってくる予感がプンプンする
1投稿日: 2014.10.30
powered by ブクログとあるクラス映画の結末を探す物語。 いくらヒントのような言葉が出てきても気づけない。 主人公すらも振り回される物語でした。 上げてから、最終的に思いっきり落とす。 ちょっと後味が悪い部分もある気がします。
1投稿日: 2014.10.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
古典部シリーズ第2弾。普段やる気を見せない主人公の気分を上げさせ推理をさせるがそれは仕組まれたもので実際の真相は別にあったという一度上げて落とす展開はすごく良かった。
0投稿日: 2014.09.25
powered by ブクログ20140924 アニメ、漫画を見て読んだ後で愚者のエンドロールを読みました。ずっと廃屋の見取図や第二の密室などあまり理解せず流して見ていた(読んでいた)ので、この小説で理解が深まりました。(推理小説好きとして、けしからんですね。) さあ次はクドリャフカの順番です。はやくバレンタインの件を原作で読みたいなあ。
0投稿日: 2014.09.24
powered by ブクログまず皆名前が凝ってる。高校生の物語なのだがこちらも一緒に考えてしまう感じ。ミステリでもあり人間関係の駆け引きみたいなものも孕んでいる。あまり共感出来なかった。
0投稿日: 2014.09.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
先ずこれはレビューではない。 『氷菓』を読んでからアニメを全話見た。それから飛騨高山へ二度訪れた。 氷菓がシリーズものだったなんて知らずに、それだけのことをしていた。 先日、書店で『愚者のエンドロール』を手に取り、初めて氷菓がシリーズ物であることを知り、アニメの映像を思い浮かべながら読了した。その為に入須先輩が脳内で美化されていたが、原作から入ったなら彼女には好印象は持たなかっただろう。もっとも、アニメ版での入須先輩の声が好きなだけで、女帝はちょっと・・・。 でもやっぱりクールビューティー(しかも年上)は良いかもしれない。だから『一二三』のモデルとなった喫茶『かつて』で入須先輩さるぼぼストラップを購入してしまっているワケなのだが。 さて、さっくりと読めるこの本には、ところどころに違和感を覚える。と言うのも、作文の書き方として習ったこととは異なるのではないかと感じる文体だからだ。端的に言えばライトノベル。 そうは言っても言葉は移り変わるもので、書き方の是非をとやかく言うものでもあるまい。 要は面白いか否かが重要であり、個人的には好きな内容である。 積み本となっている『クドリャフカの順番』もストーリーはアニメで見てしまったが、登場人物たちの心情が原作でどう描かれているか比較しながら楽しめるだろう。
0投稿日: 2014.08.27
powered by ブクログ感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201408/article_5.html
0投稿日: 2014.08.25古典部シリーズ第2弾
今回は未完成の映画 文化祭に出す自主制作のミステリー映画だが 途中で脚本家がリタイヤ、後を受ける入須(女帝) 入須に操られ未完成の映画を完成に導く孝太郎 しかし内容に納得しない古典部の部員たち リタイヤした脚本家の意思と未完成の意味 入須(女帝)が求めた真実とは 読みやすく軽く読めるがちょっとわかりにくい 読めば読むほど意味が深く感じる。 余談ですが寿司屋事件はどうなったのですか「わたし、気になります」
7投稿日: 2014.08.23
powered by ブクログ新幹線の中で読了。 途中離脱していたのだけど、アニメの記憶もあって追いつくのは難しくなかった。 愚者のエンドロール、というタイトルはまだよくわからない。 タロットの愚者は千反田であり、物語の愚か者は折木だった。それぞれを重ねても重ねなくてもエンドロールに繋がらないと思うからだ。 まだあと何冊も買っておいた古典部シリーズだが、アニメの記憶を引きずるとただ追いかけるだけになってしまって良くないのかもしれない。 そのあたりは、後半の作に期待しようと思う。
0投稿日: 2014.08.11
powered by ブクログ氷菓よりアニメと違うところが多かったと思う。大筋はそのままだが。 見所はホータローのアップダウンかな。みごとに入須先輩にのせられたた。ちーちゃんはみごとに動じないというか揺らがないなぁ。
1投稿日: 2014.07.26古典文学に関する研究を全く行っていなそうな古典部シリーズ第2弾
事情あり結末を迎える事なく途切れてしまった自主映画 関係者が考えるストーリの続きを検証する古典部の面々 そんな一ヒネリ効いた設定がなかなか面白い ちょっぴりほろ苦いかどうかは解りませんが 1章1章が短編のような構成で読みやすく 高校が舞台なので血生臭くないのも良いですね いちいち自分の行動に理由付けする省エネ高校生には ちょっと感情移入しづらいのですが この話をきっかけに変化が出るのか 次編がさらに楽しみになりました
7投稿日: 2014.07.25
powered by ブクログ古典部シリーズ二作目。 前作よりこちらの方が好きでした。 難しい言葉が少なく(笑)、よりミステリーなお話で面白かったです。そして、少しずつ脱省エネしていく奉太郎が、なんだかんだ微笑ましかったです。でも、すっきりしない終わり方だったかな? 文化祭では映画をやりたいな思っていたのですが、難しそうです。
0投稿日: 2014.06.19
powered by ブクログ古典部に一本のビデオテープが持ち込まれた。文化祭のクラス展示のために作られたそれは、再生してみるとクラスのメンバー数人で廃屋を訪れる場面からはじまり、そしてその廃屋で、メンバーのひとりが密室で腕を切り落とされて殺される。続けて犯人探しのシーンがはじまるかと思いきや、そこで映像は突然途切れた。かくして古典部は結末のないミステリーに挑むことになる―― 『氷菓』に続く「人の死なないミステリー」古典部シリーズ第二弾。良い構成。ただし刺激は少なめ。
1投稿日: 2014.06.19
powered by ブクログ古典部シリーズだからって期待しすぎたかな。 おもしろいし青春ミステリとしては読みやすいが、 氷菓ほどのおもしろさはない。 米澤穂信作品にありがちな、微妙な気持ちになるラスト。決して気分のいいものではない。 人によっては、少し切ないとも感じるかも。 わたしは落ち込んだ。それと同時に、奉太郎も青臭さのある高校生なんだなと思えた。 アニメでもあった話。 「氷菓」よりは推理、というか途中の考察を楽しめると思う。 期待しすぎずに読むことをおすすめする。 おもしろくないわけではない。
1投稿日: 2014.05.31
powered by ブクログ古典部シリーズ2作目。 ・・・なんだかお粗末な作品だなぁ、という印象。1作目の「氷菓」を読んだ時も思ったんだけど、全体的に薄っぺらいんだよね。ミステリとしても稚拙。 無気力な登場人物が、自分がいかに無気力・無関心かを延々と語るのが米澤作品の特徴か。なんか言葉だけをこねくりまわしてるという感じがぬぐえない。 インシテミルはそれなりに面白かったんだけどなぁ。
1投稿日: 2014.05.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
古典部シリーズの二作目。 学園を舞台にしたミステリらしく、今回は学園祭に向けて 映画を撮影していた二年生から撮影途中の映画のラストを予想して欲しい という依頼が舞い込む。 依頼と言っても探偵役である奉太郎にではなく、える宛に舞い込むのも面白い。 入須先輩のキャラクターもとても好きだ。 ミステリ初心者がミステリを勉強して脚本を書いた という設定から、作品の中で実際のミステリについて語られるのも 小気味良くまたミステリ初心者にもわかりやすい。 前作よりもミステリの面が強くなった印象。 省エネ主義の奉太郎が積極的にこの問題を解決しようとし、 全てが終わった後知る事の真相や周囲の反応などがまた 甘酸っぱくほろ苦く、青春小説としても十分楽しめる。 『毒入りチョコレート事件』という小説へのオマージュだが 未読でも全く問題なく読める。 殺人の起きないミステリが好きな自分としては、古典部シリーズは 非常に好きなシリーズだ。
1投稿日: 2014.05.20
powered by ブクログ氷菓につづく二作目 クドリャフカでちらりと登場する入洲先輩が裏で糸を操ってる的な…まさに女帝。 タロットカードに詳しければ、より楽しめるかと思える話。 よりサスペンスめいた流れ。 こういうの好きですわ。
0投稿日: 2014.04.25
powered by ブクログ『氷菓』に続く2作目。1作目と比較しても、コチラのほうが断然面白い。アニメ版はまだ見ていないので、いずれ見ようと思う。
0投稿日: 2014.04.13
powered by ブクログ古典部シリーズ2作目。前作は、古典部の「氷菓」という文集にまつわる事件だったが今回は文化祭を目前に控える夏休み終盤、準備に追われる古典部員達が1学年上の2年F組の騒動に巻き込まれる話である。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file5/naiyou13408.html
1投稿日: 2014.04.03
powered by ブクログ氷菓とは、違った感じでよかった。主人公のいつも冷めた感じが、最後は少し熱くなりつつ、結局はどのような方向に向かうのか楽しみという期待感を持たせる格好もよかった。
0投稿日: 2014.04.01
powered by ブクログ古典部シリーズはエンドロールだけ未読だったので弟が文庫版を買ってきたのを機に読みました。 ミステリに関する知識が皆無なので、もっと知識があったら楽しめたのかな~と思う。副題の真意とかその他もろもろ。ミステリが苦手な理由はえるちゃんの最後の台詞そのままです。だから米澤さんの古典部は例外に読めて、好きです。 さておき、入須先輩は良いキャラですね。読んでる途中では入須先輩の使いの案内役の女の子が一枚噛んでると思ったらそうでもなくて驚きました。奉太郎が脱省エネしていく姿が微笑ましいです。タロットでの女の子に制御のくだりも本当にそれです。さすが、データベース。 あとビデオ映画はアニメで見た方がわかりやすいです(当たり前ですが) なんせ人数が六人もいらっしゃるんで、誰が誰だか分からなくなるし部屋の見取りも映像で見ればバッチリです。六人含め探偵役のF組の皆さんにも驚くくらい豪華な声優さんがついているのでおすすめです まーとにかくほうたるくんはすごくかわいいです
1投稿日: 2014.03.26ミステリ色大幅アップで嬉しい限り
再読。ありふれた題材からというスタンスはそのままに、ミステリ色大幅アップで嬉しい限りです。 氏の作品のいい所は、最後の大どんでん返しに頼らない代わりに、作中のほんの僅かな情報から(というより消臭された情報と言った方が正しいか)困難と思われた結末まで積み重ねてくれる部分だと思うのです。 最後まで待たずとも面白い理由かと。 ところで、あとがきに「本作はバークリー『毒入りチョコレート事件』への愛情と敬意をもって書かれました」とあり、自分的には小反省。 名作を積読にしたままのツケがこんな所にも…次は古典部を小休止します。
7投稿日: 2014.03.12
powered by ブクログ途中で話がこんがらがって、読むのをやめてしまった。 シリーズのほかの作品は面白かったので、また気が向いたら再チャレンジします。
1投稿日: 2014.03.07
powered by ブクログなかなか良い。後半の畳み掛ける感じ、ホータローの人間味、いいね。そしてアニメの再現力たるや…。境界みたいに改変しないのは原作がしっかりしてるからなんかな。とにかく面白い。この人の文章はとても読みやすい。森見さんより好きな文章だ。
1投稿日: 2014.03.06
powered by ブクログ以前アニメでこの話を見た時にいまいち消化不良だったので確認がてら読んでみたのですがいやはやスッキリ‼︎ 話のもって行き方も面白いし奉太郎のちょっと屈折した考え方もモヤっとしつつもわかる気がしたり。 『日常のミステリー』を解いて行くこの【古典部シリーズ】、癖になります。 ちなみに、今回も千反田の可愛さは健在でございました満足。
1投稿日: 2014.03.01
powered by ブクログ「古典部」第二作。今回は短編でなく、全体で1つの物語だった。 2年F組の文化祭企画であるビデオ映画にまつわるミステリ。 ミステリ映画を撮る途中で脚本担当がダウンし、どういう真相になるはずだったのかわからず困っている上級生。作成途中の映像と脚本を頼りに真相に挑む古典部の面々。 推理合戦が続いたのち解決か、と思ったところで最後ひっくり返されたり。ミステリ色の濃い作品だった。
1投稿日: 2014.02.10
