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総合評価

728件)
3.6
88
281
257
36
5
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    登場人物のキャラがバランス良く立っている。 とりわけ、新キャラの程良い距離感とミステリアスな雰囲気が良い味を出してた。 「氷菓」では奉太郎に苦手意識があったが、本作では少し好感をもてた!

    8
    投稿日: 2023.06.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回は、「自分の役割」がテーマかな? 適材適所という言葉があるけれど、素質と自分の意志(やる気)のバランスが大切だよなあと思う。素質があってもやりたくないことをやるのは辛い。一方で、やる気があっても向いてないことをやり続けるのも辛い。でも、ホータローが里志に「なろうと思えばお前はいつか、日本でも指折りのホームジストになれると思う」と言った言葉を信じたい。 ということは、つまり支えてくれるのは人の言葉なわけで、今回ホータローは入瀬にそれをうまく利用されてしまったわけで…。 私も人の言葉に励まされて背中を押されることがあるけど、それがどうか心からの言葉であってほしい。もしくは、そうだと自分を騙したい。

    2
    投稿日: 2023.05.07
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    ミステリー作品を考えながら現実世界のミステリーも解くというシチュエーションが面白かったです。 毎度出てくる登場人物のキャラ立ちがいつもはっきりしていて物語を色づけてくれるところが好きです。

    1
    投稿日: 2023.04.15
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    奉太郎の推理に確かな証拠がなく推察に留まってしまうのは、推理対象に不確定要素が多すぎるから仕方ないことで。この物語でいちばん大事なのはえるの好奇心の為に奉太郎が考え抜いた行為自体にあるのだと思った。期待が信頼に変わる分岐点のようなお話。

    2
    投稿日: 2023.04.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アニメを過去に視聴済み。 流れは忘れていたが、折木の答え(1つ目)は記憶していたのもあり、そこにたどり着くまでに少し退屈だった。画面に映っていないカメラマンこそが7人目の登場人物であり、犯人であるというもの。 しかし、古典部の皆はその答えに納得がいかない。 そしてもうひとつの謎解き。 ラストまでは退屈だったが、ラストは面白かった。 冒頭のチャットは誰が誰か、千反田以外は不明だったが、最後のチャットではそれぞれ誰が誰なのかなんとなく分かり、面白かった。 また、謎解きのために、「今からホームズの話のネタバレをしていくけど良いか?」というような発言から、ホームズの真相ネタバレが列挙されるが、いくつか未読のものもあったのでそこは読み飛ばした。読者に対する配慮が見えた笑

    5
    投稿日: 2023.03.29
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    古典部シリーズ2作目 今作はビデオ映画に纏わる物語 なんとなーく結末は読めていたが、その過程までが面白かった 人が死なないミステリとしてほのぼの感ありつつ、少々の不穏感のメリハリがあり面白い

    1
    投稿日: 2023.03.18
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    夏休みも終盤に差し掛かり、神山高校は文化祭に向けての準備中。 文集『氷菓』を出品するために集まった古典部の四人、奉太郎、里志、伊原、千反田は、二年F組の制作した映画の試写会に誘われる。 山奥の廃墟にある劇場で、密室殺人事件が起きるという未完のミステリー映画の結末は?犯人は?その方法は? ビデオ映画の中の出来事なのに、ほんとうに殺人事件が起こったかのような緊迫した雰囲気で、ほんとに高校生?と思うような個性的な先輩ばかり出てくる。 「女帝」という渾名の入須先輩に翻弄され、知らず知らずに他人事に巻き込まれた感はあるけれど、奉太郎の「力」で映画は無事完成。 奉太郎の謎解きもさることながら、里志の巾着袋から出てくる小道具や、タロットやシャーロックホームズの短編集の知識が散りばめられていて楽しかった。 ウイスキーボンボンで酔っぱらったり、人の亡くなる話はきらいだという千反田のキャラクターは、ほっとさせてくれる。 里志と伊原、千反田と奉太郎の関係も気になるので、この後も続けて読んでいきたいと思う。

    39
    投稿日: 2023.03.11
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    有名な作品のオマージュのようだが、今ひとつ没入できずあまり面白くなかった。 最後の謎解きで明らかになる脚本家の真実についても、最初から「この脚本家に話を聞けば終わりなのに何故?」という疑問がずっと頭にあり、謎解きによる真相もさして驚かずスッキリもしなかった。

    6
    投稿日: 2023.03.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    再読 (五回目くらい。再々々々読ということか) 私はあまりミステリーに造形はない。 なので謎としての質は正直よくわからない やはり設定として登場人物もまた愛好家と言える設定では無いので有象無象が考えた推理は高いレベルではないのだろう。 本作にはいくつもの推理が出てくる。最後の推理はそれらをパズルのように組み合わせて成るもので、その分最後の推理に出てくるキーとなる部分は膨大な量になる。たぶん初読では全て追い切れないだろうと思い読み進めていたが2回に分けられることで推理されることになり(重大なネタバレになる)混乱することはなかった。 私が注目したいのは、主人公折木奉太郎の苦悩のえがかれ方である。終盤、彼は自分の推理を古典部の仲間に尽く否定される。一作目のように古典部部員が依頼し、彼らも推理に参加していたなら奉太郎は間違えたことで傷付くことはなかった。古典部の部員は知らないのだ。初めて奉太郎が自らの才能を信じて推理したことを。結果、知っている奉太郎及び我々読者に降りかかるダメージは大きくなる。誰にも悪意がなく登場人物が傷付くストーリーは有るが、この筋書きは白眉と言えるものだと確信した。

    1
    投稿日: 2023.03.07
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    「未完成のミステリの真相を探してほしい」そんな依頼を受けた古典部、真相の先にあった巨大な意図は・・・  シリーズきってのダークな終わり方、苦苦しい結末に溜め息さえ出ます。

    1
    投稿日: 2023.03.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    Audibleにて。 本当に面白いよなぁ。 最後の奉太郎のトリックは見事なものだったな、と思いつつ、「そうだ、これ違ったんだ」とアニメで観た展開を思い出して興奮した。 あと、入須先輩に唆されて奉太郎が奉太郎じゃなくなって里志が怪訝そうにするところとか良いよね。 それにしても奉太郎が解いてビデオに仕上がったものを、「あれは?ザイル使ってないじゃん」とかの発言、【今言ったって後の祭りじゃん】ってことを物語上は言わなきゃいけないとは思うけど、実際やられたら腹立つよなぁと思った。 周りは奉太郎みたいに時間使ってないんだから、とやかく言うなよ。と思ったので、物語では全然良いけど、実生活では気をつけよう。

    1
    投稿日: 2023.02.26
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    シリーズ第2弾。 文化祭で出展する予定の自主映画。その映画のラストでは、密室で少年が殺されていた。誰が殺したのか?解決が示されないまま映画は終わっていた。その結末を探しに乗り出した古典部の面々。 人の死なない日常ミステリ。 前作と比べて感じたのは「優しいミステリ」だった。 ミステリとして簡単ということではない。 人が死なないたいうことでもない。 誰かのために謎を解き、誰かのために行動できるということ。 「省エネルギー」の主人公までも、意識的にせよ、無意識的にせよ、誰かのために動いていた。 だからこそ、読後感は、なんだかほっこりとした気持ちになれた。

    7
    投稿日: 2023.02.25
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    氷菓に続く古典部シリーズ第2作。 ミステリー要素は前作よりも濃くなった印象。 冷静になって考えてみると実は根本の解決というのはすごく簡単だったはずなのに意外と一塊となって出てくると気付けないものである。 『才能』という言葉に惹かれ、見事に手のひら踊らされる主人公。結果的にそれは過信であることに気付き苦い思いをする流れはまさに若気の至りの一言に尽きる。 それ以上に学生時代、学校行事において集団で何かをする時に全員が同じものを目指しまとまることの難しさというのは誰もが経験したことだと思うが、本作はまさしくそれであり、読み手側も懐かしくもどこかほろ苦い気持ちにさせられるのではないだろうか。

    0
    投稿日: 2023.02.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ※ 『氷菓』の続編。 前作を読まずに本作『愚者のエンドロール』を 読みましたが、最初に各登場人物のキャラクター 紹介が詳しくされていたので前作を知らなくても スムーズに話に入っていけました。 記憶に新しいうちに『氷菓』を読んで、 キー人物と本作との繋がりと垣間見える 裏事情を確認したくなりました。 自分はライトなミステリーの方が好みなので 少し重いと感じましたが、本格ミステリが 好みの方は各所に挟まれた言葉からもっと 深く楽しめるかもしれません。 ーーーー 神山高校古典部へ持ち込まれた珍依頼。 メンバーが4人が、それぞれの得意分野を 活かして最善案を探っていく物語。 個性的なメンバーが揃う中、生活信条が 省エネルギーという効率主義の主人公は ドライというか、無気力気味というか 熱量に欠ける男子校生。 自分に特別な能力や技術はないと自覚して いながらも、誰かに認められて浮き足だって しまうところには人間味を感じます。 でも独善的にはなれない点に、主人公の 謙虚さや拭えない自信のなさもみえ隠れして それもまた人らしい。 何とはなしに見える黒幕の影(少し大袈裟)から この先のストーリーがあるのか、またどこかで 成長したメンバーに会えるかもしれない期待を 匂わせてくれました。

    12
    投稿日: 2023.02.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    古典部シリーズ2作目。 なんか、どんどん話の中身が軽くなっている印象。「氷菓」の謎解きはもうちょっとヒントがあって切実さとか邪悪さみたいなものがあったので比較すると物足りないなあ。 本郷先輩が病気で脚本が書けないという設定自体に「なぜ?」という疑問が拭えないがゆえに世界観に入り込むのがだいぶ難しかった。 厳しいし感想になってしまったが読みやすさは◎。 個人的には空想くらい死人が出てもいいのでは、それこそがミステリーなのではと思うが….。 愚者のエンドロールは死人無しで成立しているので千反田さんにお勧めします。

    2
    投稿日: 2023.02.08
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    正確に書くと星3.5。 この氷菓シリーズの中では1番分かりにくい気がする。 結末がなぜこうなったのかよく分からず、キャラクターの良さも少し薄い気がして、あまり3度目を読む気になれなかった。

    2
    投稿日: 2023.01.18
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    古典部シリーズ第2弾 この4人の関係が好きだなー。 今回はホータローの「省エネ」スタイルが崩されて、迷い悩みながらも自分から結果を見つけに行くところがよかった。 《誰でも自分を自覚するべきだ》って 入須に誘導された感もあるけど。 里志が ホータローを「タロットの《力》だ」と言ってたところ。 《力》内面の強さ、絆を表す にも納得したけど、(ホータローは全然納得してなかったけど笑) でもねホータロー 《力》の逆位置の意味には 無気力、人任せ、下卑 って意味もあるらしいよ! ちなみにタイトルの《愚者》は 自由、無邪気、型にはまらない、発想力 だそう。 千反田にピッタリだ。

    11
    投稿日: 2023.01.14
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    今回も題名から内容を推測して読み始めた。愚者は何を意味するのか私には想像がつかない。エンドロールは映画の最後に出てくるやつだろう。 ただ、英語で書かれた題名がついている。直訳すると彼女はなぜエバに依頼しなかったのか? 謎の題名である。 2年F組が文化祭用に撮った映画を2年の入須が古典部に見て欲しいと依頼するところから始まる。その映画は劇中で鍵のかかった部屋で殺されているところで終わっている。なぜなら、脚本を書いた本郷が病んでしまったからで、その後の続きを推理して欲しいというのが入須の依頼であった。 登場人物は前作の4人に、2年生の入須、連絡役の江波・エバだ!、撮影班かつ助監督の中城、小道具班の羽場、広報担当の沢木口など。 この作品はミステリーらしさがある。そして、ミステリーを否定している点も面白さがある。いろんな点で不自然さは否めないが、折木らしさが際立つことと、折木奉太郎の気持ちの変化が上手く表現されている。 折木奉太郎のこれまでの言動自体がミスリードになっている。題名が最後にものを言う。 Why Didn’t She Ask Eva? キーワードは叙述トリックである。 答えは次作のあとがきに書かれている。誰でも自分を理解すべきである。愚者はタロットの暗示なのか? 次も読まなければ、スッキリしない。

    12
    投稿日: 2023.01.12
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    古典シリーズ2冊目。 中盤まではちょっと退屈な感じでしたが、後半からは軽いミステリーぽさを出しつつも学生モノらしさを感じるものでした。

    0
    投稿日: 2023.01.12
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    歳をとって高校生が主人公の作品を何となく避けていましたが、気軽に楽しく読めて良かったです。 2023年の読み初めでしたが、今年も沢山良い作品に出会える事を願います。

    1
    投稿日: 2023.01.07
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    『氷菓』を初めて読んでから6年、 やっとシリーズの続きを読みました! アバンタイトル含み 全八編を通して一つの謎を解決する。 二段階構造にいつもハッとさせられる〜。 青春ミステリだけど 少し苦味のあるのが米澤さん作品の好きなところ! ウイスキーボンボンな、えるたそが 終始可愛かったな。

    0
    投稿日: 2022.12.28
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    前作よりミステリ色強めで自分的には好みだった。 今回は全編通して一つのエピソードを扱っており、読みやすさも相まって一気に読んでしまった。 次回作も期待!

    1
    投稿日: 2022.11.13
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    米澤穂信さんの”古典部”シリーズ第二弾「愚者のエンドロール」 先日「氷菓」を読み、かつシリーズ化されている作品ということで読んでみた。 今回は、あるクラスが文化祭のために映画を作成、その作成が事情により中断されてしまったところを、古典部メンバーが手助けするというお話。 クラスメイトからの話や古典部メンバーとの話を通じて一つの結論に行き着き、映画も無事作成終了、これで終わりか…と思っていたところで実は…という展開。自身も読みながら気になっていた伏線は回収してもらっての結末だったかなと。 ただ前作に比べると、個人的には少し複雑な部分が多くてわかりづらかった印象を受けた。とはいえ、今回の作品を通じて更に登場人物のキャラも立ってきて、今後更にどういった事件が起き、それに対してどう立ち向かっていくかは気になるところ。本作でも出てきた主人公の姉の存在も、今後に向けて目が話せさない。 第三段は「クドリャフカの順番」ついに文化祭の話ということで、こちらも近日中に読破したい。

    6
    投稿日: 2022.11.03
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    万人の死角を観た後3人が折木に詰め寄るシーン最後は里志がよかったんじゃないかとずっと思ってる。あれはえるには荷が重い、というか里志こそ折木の伸びた鼻を折るのにふさわしい、親友だからこそ本郷先輩の気持ちに寄り添って厳しい言葉を折木に浴びせるべきだと思った。

    0
    投稿日: 2022.10.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    全編に渡って仮説を持ち出し最上のシナリオを推理させる、古典部シリーズのなかでもかなり大きな謎に挑戦していた。また、その推理大会こそが真の犯行である二重構造は「万人の死角」からのスピード感もありかなり驚かされた。 映像媒体を使った舞台では制約も多く、またそれを生かしたカメラマンが犯人であるという結論は十分納得できるものであると感じた。それと同時に謎が本郷自身の事から映画の結末にすり替えられていく運びもうまく、読んでいるなかで折木と同じような考えに誘導された。 本郷やf組についての後日談が無い潔さも好きで、本作は折木の振り回される様を描きたかったのではないかと思う。強い女性に男が翻弄される作品は好みである。

    1
    投稿日: 2022.09.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前半は前作と同じように、コミカルな会話を元に話が進んでいきもちろんその部分が面白かった。 ただ、それよりも後半2割くらいから主人公の心情を含めて一気に二転三転して、止まらずに読み切ってしまった。 主人公の奉太郎はとにかく省エネで生きたい。そのため、相変わらずなるべく他人のことや面倒ごとには関わりたくない。 そんなときに、女帝・入須真冬に才能を認められてやる気を出す主人公。そのときにアイデアが浮かんだ時の描写がぞくぞくした。 さらに、それすらも入須の想定通り掌で踊らされていたと気づいた時はもっと鳥肌が立った。 前作に引き続き、解決したのに何か虚しさを残して話が終わる。 それもあってか、余韻もすごい。 好きなフレーズ 「必要な技術のない人間にはいい仕事はできない」 「自信と高慢の区別は難しい。ひょっとしたら違わないんじゃないかと思えるほどだ」

    1
    投稿日: 2022.08.15
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    省エネ主義のホータローが「力」の絵柄のごとく女性に振り回される様が人間味を帯びていて良いな。 全編を通して特別なことをしているわけではないのに、ずっと漂い続ける不穏な空気がクセになる。ミステリーへの知見が浅すぎてよくわからないとこもあったので、とりあえずシャーロックホームズから読もうと思います。

    1
    投稿日: 2022.06.19
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    学生以来の再読。古典部シリーズ第二段にしてちょっぴりほろ苦い感じ。 でも最後はホータローがビシッと決めてくれて、しっかり残った謎も回収。 刊行から20年が経とうとしてるけど色褪せない面白さ!

    0
    投稿日: 2022.06.07
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    最近本格ミステリばかり読んでいるので、コージーミステリー自体に物足りなさを感じているのかもしれない。トリック云々よりも学園モノかつ心理描写の方に重点を置いて読むと楽しめた。

    1
    投稿日: 2022.05.29
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    誰が彼を殺したのか?その方法は?だが、全てが明かされぬまま映画は尻切れとんぼで終わっていた。続きが気になる千反田は、仲間の折木奉太郎たちと共に結末探しに乗り出した!(e-honより)

    0
    投稿日: 2022.05.09
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    今回も女性陣に振り回されながら、真実に辿り着く奉太郎。古典ミステリーを知ってたらもっと面白いだろうな。

    2
    投稿日: 2022.04.26
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    作者の方は本当にミステリーがお好きなんだろうなと感じました。 謎解きの面白さももちろんのこと、細かい設定がうまいこと整理されていて読み応えがありました。 ミステリーの面白さだけではなく、人間関係や心情の描写を十分に楽しめる作品だと思います。

    0
    投稿日: 2022.04.22
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    アニメのチャットの場面が印象的だったな。 タロットの話題が出ていて、タロットのキャラが気になった。 本郷さんは喋るとどんなキャラだったのか…

    0
    投稿日: 2022.04.19
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    "古典部シリーズ第2弾!はえるちゃんは愚者?あとがきにも書いてあったけど、氷菓に比べてミステリー要素が強い?学園もの好きなんだけど、演劇というか舞台に明るくないせいかちょっと読むのが大変だった。 女王が隠した真の狙いに奉太郎が気づく。"

    0
    投稿日: 2022.04.19
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    ミステリーとしてのトリックの面白さはもちろんのこと、古典部の面々の感情も面白い作品だった。 初めて読んだ時は「すごい!!!トリック!!!」と手放しで喜んだ記憶があるのだけど、今回は苦しい気持ちになった。 トリックに目を奪われてわからなかったことが、今回は見えてきて、奉太郎は何を思っていたのかがわかったような気がする。 女性陣の美しさと強さは時に残酷にうつった。 奉太郎が何故安心したのか、わかるようなわからないような苦さが残っている。 この感想を書いた後も、愚者のようにあと少しだけ考えてみたい

    2
    投稿日: 2022.04.04
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    高校の文化祭の出し物で映画を作ることになったが、脚本を担当した生徒が倒れ、撮影は途中で止まってしまう。 映画を完成させたい生徒が古典部に相談にきて、映画の完成に向けて古典部が動き出す。 まず、なぜ脚本担当の生徒に聞きに行かないのかと単純に思った。撮影した作品が、脚本担当の生徒の意図と違う方向に向かってしまい、どちらも傷つけたくないと思った生徒が、第三者の古典部に依頼した。第三者の古典部なら、聞きに行けたのではないか。 映画が完成した後の二人のやりとりがよく分からない。 前作「氷菓」の方が面白かった。

    0
    投稿日: 2022.03.26
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    ホータローをはじめとする4人の高校生。 ほんと高校生とは思えない思慮深さ、知識の豊富さ。感服します。 前作よりもミステリ色が強くて、より一層引き込まれました。

    3
    投稿日: 2022.03.11
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    「 氷菓 」のほうが綺麗にまとまっている物語だと感じた。前回が面白かっただけに残念。最後の方はペラペラとめくるだけになってしまった。

    0
    投稿日: 2022.03.09
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    ミステリーとは何か? タイトルと装丁から“面白そう”と買ったとある本がミステリーで肌に合わず、積読状態になっていた『愚者のエンドロール』に戻ってきた。そんな現状が、なんとなく内容とリンクしているような気もしないでもない。 古典部シリーズ、まだ2冊目。 読み進めたいような、止めておきたいような。読み終えるのが勿体ない感じがするのだ。 そういえば坂木司の『夜の光』も読み終えたくなくて、随分長い間、最終章だけ残してあった。 古典部シリーズのほうが、まだ柔らかい感じはするけどね。

    0
    投稿日: 2022.03.06
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    推理小説の舞台裏的なものを見れた気がする。 トリックや叙述方法(見せ方)も作家さんたちの試行錯誤歴史の積み重ねで生み出されている。 感謝である。

    1
    投稿日: 2022.02.19
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    "けどその一方で、サスペンスタッチのもの全てを内包することがあるんだよ。" p.166 一つ前に読んだ『向日葵を手折る』をミステリー?と思ったことを思い出しつつ、こちらのライトな感じを楽しみました。シリーズを離れて、重ための他の話にも手を出そうと思いました。

    1
    投稿日: 2022.02.13
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    ★俺ならば、きっと……。(p.198) 【感想】 ・「女帝」のキャラが強すぎて、自主制作映画のことが格下の話題に見えてしまう。だから、なぜ彼女がそんなどーでもええようなことを、わざわざ外部に依頼してきたのかってのがずっと気になってた。 ・あと、しだいに脚本を書いた人物自身を解いていく感じになっていくのになぜ、死んだわけでも面会謝絶でもないと思われる脚本担当に誰も答えを直接聞こうとしていないのかが不思議だった。けっきょくその辺がキーだった。 【内容】 ・いくらかタロットモチーフ。 ・文化祭向けだったが脚本担当が倒れてしまい未完のまま停止している自主制作映画。「女帝」と呼ばれる生徒から依頼されかかわることになった古典部。現在までの映像からその後の展開を読み解く推理合戦がはじまる。 ▼古典部についての簡単なメモ 【アニメ】アニメの「氷菓」は全部観ていてよくできてたなあと思ったがじつはほとんど覚えていない。覚えているのは最初の回で窓際の千反田えるが振り返るシーン、先輩(女性)と奉太郎が喫茶店らしき場所で話しているシーン、ヘリコプターが立山連峰っぽい山を背景に飛んでいるシーン。運動会かなにかで料理をつくっているシーン。えるが祭りかなんかでお雛様みたいなかっこうをして牛車みたいなのに乗って高山っぽい町並みの中しずしず移動しているシーン。それだけ。ストーリーはまったく記憶にないなあ。録画はしてるのでもいちど観ようかなあ。ま、全部読んでからね。 【糸魚川養子/いといがわ・ようこ】司書教諭。 【伊原摩耶花/いばら・まやか】→摩耶花 【入須冬美/いりす・ふゆみ】冷厳さをかもしだす美貌の先輩。あだ名は「女帝」。「桁上がり」の四名家に並ぶ名家、恋合病院の経営者一族。「エンプレス」と言ったら「絶チル」の紫穂を思い出した。他者を操るタイプ。「必要な技術のない人間にはいい仕事はできない」愚者のエンドロールp.103。そらそうや。どうやら奉太郎の能力をそこそこ高く評価しているようだ。《誰でも自分を自覚するべきだ。でないと。》愚者p.183 【映画】二年F組の体育会系部員が自分たちも文化祭に参加したいとつくった映画。仮称「ミステリー」。登場人物は海藤武雄、杉村二郎、山西みどり、瀬之内真美子、勝田竹男、鴻巣友里の六人と、名前は出ていないが撮影している誰かの計七人。 【える】→千反田える 【江波倉子/えば・くらこ】入須冬美が寄越した案内役。 【大出/おおいで】古典部の顧問。 【尾道/おみち】厳格で鳴らす数学教師。 【折木供恵/おれき・ともえ】奉太郎の姉。海外にいる。古典部のOGで奉太郎に古典部救済のため入部を命じた。特技は合気道と逮捕術。痛くするのは得意。 【折木奉太郎/おれき・ほうたろう】→奉太郎 【神山高校】奉太郎が入った高校で、主要な舞台となる。多彩な部活動を誇る。アニメでは立山連峰っぽい姿が描かれていたことがあるから富山県か岐阜県。祭事のときの町並みが高山っぽい感じやったんで場所的にはその辺かなと思う。生徒数は一千人。ウチは二千人弱やったんでこぢんまりしたイメージ。 【神山高校五十年の歩み】書籍。革張りで細密な装飾が施されており黒ぎりぎりの濃紺という色合いが重厚さを醸し出している校史。五人の二年生女子生徒が金曜日の昼休みに借り、その日の放課後に返却している。重しにでも使う必要があるのだろうか? 【カンヤ祭】神山高校の文化祭、通称「カンヤ祭」は有名でこの地域では若者文化の華といえるほど盛大。えるの発案で古典部はそれに向けて文集を出すことになった。教師は「カンヤ祭」とは呼ばない。 【桁上がりの四名家】荒楠神社の十文字家、書肆百日紅家、豪農千反田家、山持ちの万人橋家。ちなみにえるは千反田家の一族。それに並ぶのは病院長入須家、教育界の重鎮遠垣内(とおがいと)家。ちなみに「桁上がり」というのは里志の造語。 【郡山養子/こおりやま・ようこ】「氷菓」第二号で関谷先輩のことを書いていた、おそらくこの時点での古典部部長。養子という名は司書の糸魚川先生と同じなので同一人物だろう。えるの疑問は彼女に聞けばほぼ解決すると思われるが、たどり着けるか? まあ、ストーリー上たどり着くのだろう。 【古典部】新入部員がなく廃部のピンチだったが姉の命で奉太郎が籍を置くことになった。部室は地学講義室で特別棟四階、神山高校最辺境の地にある。何をする部活かよくわからないがとりあえず文集はつくっていたもよう。 【古典部員】奉太郎、える、里志、摩耶花が一年生のときに入部。なんとか存続。里志は手芸部と、摩耶花は漫研とかけもち。 【里志/さとし】福部里志。奉太郎の旧友にして仇敵。いつも微笑みを浮かべ背が低く遠目には女の子に見まがうルックスで巾着袋をぶら下げ口が減らず不要な知識をいっぱい持っているデータベースと言える普通の男子高校生だ。奉太郎いわく似非粋人。モットーは「ジョークは即興に限る、禍根を残せば嘘になる」氷菓p.24。興味を抱いたことは追求し、必要なことを二の次にできる肝のすわったヤツ。手芸部と掛け持ちで古典部に入った。スポーツはサイクリング一本。意外にも文章を書くのが苦手なようだ。シャーロキアンではなくホームジストに憧れているらしい。 【沢木口美崎】二年F組の映画の広報。撮影にはタッチしていない? 「別にいいじゃない、鍵ぐらい」愚者p.168。ミステリ好きすべての敵という考え方。犯人はめちゃくちゃ脚が速かったとか、立ったまま十メートルジャンプできるとか、いたらすべてが無効になってしまう。というようなことをぼくもよく考える。このミステリすごく細かいけど特殊能力持ってるヤツがいたら意味ないなーとか。 【手芸部】カンヤ祭では曼荼羅絨毯を縫う。なんか、凄いぞ。 【ショッキングピンク】里志の基本属性らしい。他の色に染まることはない。 【新聞部】神山高校には新聞が三つある。隔月発行で各教室に配られる「清流」が新聞部。不定期刊行の「神高生徒会新聞」が生徒会。八月と十二月を除く毎月昇降口前に貼られる「神高月報」が壁新聞部。壁新聞部には四十年の歴史がある。 【シンボル】入須冬美のあだ名が「女帝」だったのにつられて里志が考えた古典部メンバーのシンボルは、摩耶花が「正義」、里志が「魔術師」、えるが「愚者」、奉太郎は、里志は「力」だと言い、えるは「星」だと言う。うーん、星のほうが近い気はするけど? 【関谷純/せきたに・じゅん】千反田えるの伯父。母の兄。十年前マレーシアに渡航し七年前から行方不明。三十三年前「コテンブ」にいた。 【千反田える/ちたんだ・える】隣のクラスの「女学生」。「楚々」とか「清楚」とかいう言葉を体現し観察力と記憶力にすぐれており家がとてつもない名家であり時折好奇心の申し子となり「わたし、気になります」が決め文句で大きな目のチカラが半端ではない普通の女子高生だ。暑さに強く日焼けもしないらしい。《パーツではなくシステムを知りたいんです》氷菓p.87。彼女の好奇心をクリアするために奉太郎は省エネを捨てねばならないが逃げようとするともっと多大なエネルギー消費が必要になってしまう。 【チャットルーム】愚者では最初と最後にチャットがある。そこに登場するのは入須冬美、本郷真由、奉太郎の姉(たぶん)、千反田える、奉太郎。 【遠垣内/とおがいと】先輩。壁新聞部の部長。教育界の重鎮、遠垣内一族。部室は特別棟三階の生物講義室で数年前の古典部部室。 【中城順哉】二年F組の映画の助監督。 【灰色】里志いわく奉太郎の基本属性らしい。他の色には染まらない。貶めて言っているのではない。 【パイナップルサンド】喫茶店。焦げ茶を基調とした色合いの静かな店内と酸味を利かせたキリマンジャロが奉太郎のお気に入り。ぼくは酸味のあるコーヒーはちょっと苦手、苦味の強いほうがいい。 【羽場智博/はば・ともひろ】二年F組の映画の小道具班のひとり。でしゃばりらしい。ミステリ好き。 【氷菓】古典部の文集の名前。作品名になっているくらいだから当然なんらかの意味が含まれているのだろう。カンヤ祭に向けて発行していたようだ。新たな氷菓の内容は、摩耶花がミューとかナンバーズとかが出てくる古典的マンガについて。おそらく「地球へ…」のことだろう。サトシはいるけどポケモンではないと思う。里志はゼノンのパラドックスについてのジョーク。まあ、それ自体ジョークみたいなもんで言った本人も茶化すつもりやったんやと思うし。。奉太郎は今回たどり着いたことについて書いたようだ。えるが何を書いたのかは不明。 【文化祭】→カンヤ祭 【ベナレス】葬式の街でひっきりなしに葬式が行われている。ここで死ぬと仙人と同格になれる。土地の言葉ではバナーラシーという感じなんだとか。 【福部里志/ふくべ・さとし】→里志 【奉太郎/ほうたろう】主人公で語り手。折木奉太郎。ちょっと賢くて省エネを信条とし動くよりはまず考えようとしやらなくていいことはやらずにすませたい普通の男子高校生だ。 【本郷真由】二年F組の映画の脚本を書いたが途中で倒れてしまい結末がわからなくなった。 【摩耶花/まやか】伊原摩耶花。奉太郎とは小学校以来九年間同じクラスになったことがある。ルックスはよく七色の毒舌も爽やかな普通の女子高生だ。「あれ、折木じゃない。久し振りね、会いたくなかったわ」p.49。ちなみに里志に求愛しつづけている奇特な女性でもある。漫画研究会所属だが里志を追っかけて古典部にも掛け持ちで入部。 【ミステリの原則】十戒とか九命題とか二十則とかあるらしい。 【森下】声が大きく竹刀を藻ったら似合いそうな教師。

    2
    投稿日: 2022.02.11
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    古典部シリーズの第2巻。アニメを見て展開もオチも知っているのに面白い。兎にも角にも今わたしは絶賛米澤穂信祭り開催中である。 初登場女帝入須先輩が強過ぎる。それぞれのいろいろな感情が存在して、一つひとつの行動の理由になっている。なんだかんだ言って相手の気持ちを推し量り、はっきりと疑問を伝えられる仲間たち。まだまだ未熟な高校生なのに、こんなにも相手の立場に立って想像できるか?コミュ力高過ぎだろうとは思うけれど、やっぱり米澤さんの描く高校生が好き。特に摩耶花がすごく好き。途中タロットの話が出てくるが、彼女にピッタリで一点の曇りもなくて、ずっとそのままでいて欲しいと思う。奉太郎にとっては苦い記憶になりそうだが、きっと乗り越えていけるだろう。 220129読了、図書館本。

    1
    投稿日: 2022.01.29
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    氷菓を読んでいること前提にはなるが面白かった。 密室殺人の推理を間に挟むことで、間接的な心理戦となった奉太郎と女帝の論戦はよくできたものだったと思う。これが高校生とは思えないが。次シリーズにも期待。

    1
    投稿日: 2021.12.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    再読。 最後の最後まで続くミスリードの嵐 女帝に上手く転がされちゃったな……となりました。 本郷さん 千反田さんの好みの話だけでなく 個人的に「人が死なないミステリ」といえばまず思い浮かぶ古典部シリーズらしい真相だったなと思います。 終幕 女帝との対話シーン キャラクター同士の会話として違和感なく「ここからホームズのネタバレを含みます 見たくない人は飛ばしてね」とメタ的にも注意を促しているのが上手いなあと思いました。

    1
    投稿日: 2021.12.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    古典部シリーズ第2作。学園祭のために制作されていたミステリー映画だったが、脚本を書いている人が倒れ、続きや犯人が誰だかわからないため古典部の面々がオブザーバーとして参加した。話を聞いたりしているうちに真相が段々とわかってきたが、最後に実際は折木に犯人を作らせるために依頼したことが分かった。前作とは違う軽くて読みやすい青春ミステリーだった。

    2
    投稿日: 2021.12.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    古典シリーズ2作目。 今回は長編。 相変わらず語り口が軽いが、謎解きはほどよく見応えがあった。 でも謎解きそのものよりも、主人公のホータローの自分に何の能力があるのか考えてしまうところがよかった。 周りの登場人物のキャラが濃いせいもあって、なかなかつかみどころのないホータロー。でもだんだんと彼のカラーが出てきて、これからが楽しみ。 といっても淡々としたキャラクターは変わらないんだろうな。

    1
    投稿日: 2021.12.09
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    このお話の「一つの謎に対して様々な立場の人間が様々な推理を展開する」という構成は、まず最初にそれをやりたくて書いたと作者の米澤穂信さんが対談で話しておられました。 オマージュ元の作品も読みましたが、こちらはそれにプラスで事実が判明した瞬間にも更に「なるほど!」と思える展開になっているのが良いですね

    0
    投稿日: 2021.12.08
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    古典部シリーズ第2弾。第1弾の細かいところを覚えていなかったのですが、一気に読めました。 後半の大きな展開がこの本の魅力でありつつ、主人公が人の言葉に動かされて、そのことで悩むという要素も後半盛り込まれており、主人公とだいぶ歳が離れている自分も、同じようなことを感じたり悩んだりしていることに気づかされて、読み終わってじわっというかざわっと来る印象的な本でした。

    1
    投稿日: 2021.12.05
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    1巻よりもミステリー色が強くなって好印象。既刊の中でこの巻が特に好きという人がいるのも頷ける。読み終わって表紙を改めて見てみたら、タイトルとその下の副題のような英文にまたやられた!感を覚えた。締まりがなんとなく安定しないのは少し不満。

    2
    投稿日: 2021.10.25
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    日常系ミステリとして有名な氷菓シリーズの一作。 読み始めた時点でなんとなく謎の真相はわかってしまったものの、自己評価というテーマに切り込んでおり、誰しもが一度は感じたことのある「自分は他者より優れているかもしれない」という感情との距離感を教えてくれる一冊。

    1
    投稿日: 2021.10.08
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    前作【氷菓】に引き続き読みやすい文体と緩い雰囲気が心地よい作品でした。 個人的には前作よりも面白かった。 物語の結末を制作サイドからメタ的に推理する、という設定も良かったし、 最後の展開も忘れていた細かい伏線をしっかりと回収し、 爽快感とまでは行かずとも、纏まりのあるいい読後感でした。 きっと『女帝』は『女帝』なのでしょう。 『そして誰もいなくなった』という文が少し違和感あるくらいに入っていたり、 途中までしか読めなかった設計士の名前『中村青』とかのちょっとした遊び心も個人的に好きなところ。 『毒入りチョコレート事件』を未読なので、 それを読んで再度別の味を楽しみたい。

    11
    投稿日: 2021.09.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    古典部シリーズ第2弾。でも、自分まだ「氷菓」を読んでない(笑) すいません。 「ボトルネック」とかから米澤氏に入った自分としては、予想外に取っ付きやすく、テイストも軽い。全然高校生っぽくない登場人物たちも会話も、ある意味ベタな推理小説のテイストを感じさせて、これはこれで良いんじゃないでしょうか。話を殺人事件でなく、学生生活の一コマに寄せて来たところも、一貫性を感じます。 「超大作」という感じではないけれど、肩肘張らずに読めるという点では、好印象ですね。

    1
    投稿日: 2021.09.02
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    古典部シリーズ第2弾。氷菓に続きこの作品は学校行事との絡みも合って高校生らしい背景で話が進んでいき、どんな風に古典部が謎を解くのか気になって面白かったです。ホータロー君や千反田さんの考えが高校生らしい部分、そうとも思えない部分もあり楽しく読めました。地味に??面白い部分はふくちゃんとの会話。やはり古典部4人は羨ましく思える仲間関係です。

    7
    投稿日: 2021.08.22
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    『未完ミステリーの謎を解き明かす?創り出す?』 米澤穂信さん、初読み作品。 未完の自主制作映画の謎解きを依頼された古典部。 ちょっと変わった依頼に知恵を絞るメンバー。 古典部のチームワーク、一人ひとりの特徴が活かされていて、いいですね!

    1
    投稿日: 2021.07.24
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    前作「氷菓」よりこっちのが好き。 完成されていないビデオ映画を取り巻くお話。 それにしても、あとがきの続きはいつ読めるんですか??笑

    6
    投稿日: 2021.07.22
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    とても面白いオチだった。 ハルチカ同様、期待を裏切らない! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 未完のミステリー映画の結末を探せ!古典部シリーズ第2弾! 古典部のメンバーが先輩から見せられた自主制作のビデオ映画は、廃屋の密室で起きたショッキングな殺人シーンで途切れていた。 犯人は? その方法は? 結末探しに乗り出したメンバーが辿り着いた、映像に隠された真意とは――。

    2
    投稿日: 2021.07.22
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    学校の先輩が映画制作中、脚本家の体調不良により結末を残して頓挫。主人公へラストを推察して欲しいとの依頼に挑む物語。 本作は前作の氷菓に続く古典部シリーズ2作品目。 結論から言おう。 まったく楽しめなかった。 推理を進めていく中で、前作よりも登場人物が無駄に増え、納得度の低い持論推理がダラダラと続き、状況が掴めぬまま、置いてけぼりにされたまま進行していく印象が拭えず、最後は流し読みで読了。 そこには私を達成感に誘ってくれるオーディエンスは誰もいなかった。 前作、氷菓の推論が楽しかった故、256ページの本作読了に3日を要して、特筆すべき感情さえ揺さぶられなかったことが残念でならない。 しかしながら私は著者を好んでいる。 このまま片想いで終わるわけにはいかないのだ。 心機一転、積読棚に鎮座している古典部シリーズ3作品目に、いざ参ろう。

    43
    投稿日: 2021.07.18
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    前作の「氷菓」よりはミステリー寄り。 途中まで作ったミステリーもののビデオ映画を主人公たちが結末を吟味する、と言う内容。 ありそうでなかったストーリーかつ伏線もしっかり回収していて読んでいて非常にスッキリ!しました。

    5
    投稿日: 2021.07.02
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    古典部シリーズ第二弾。 二年F組が制作したビデオ映画はミステリーだったが、作中での事件解決に至る前で撮影がストップしていた。折木奉太郎や古典部の面々は、その真相を探り出すべく、二年F組の生徒から話を聞き出すのだが……。 人の死なないミステリに相応しい結論であり結末だったが、奉太郎の姉の影響力が強すぎてさすがに鼻に突いてくる。絶対強者の姉キャラが流行っていた頃でもあるんだろうが。

    1
    投稿日: 2021.06.23
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    前作の氷菓と比べてしまうと酷だが、面白味が下がってしまった。それほどまでに氷菓が面白かったと思う。今回の作品はだらだらとストーリーが続いて盛り上がりにかけるところがあったと感じた。 しかし、氷菓と同じで普通とは違った目線で物事を見れる奉太郎ストーリーはとても面白いと思う。

    1
    投稿日: 2021.06.21
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    古典部、第2弾読了。女帝の誘導によって、古典部が巻き込まれていく。奉太郎の推理力はすごいけど、3人がいるからこそなんだなぁと納得。 #読了 #読書好きな人と繋がりたい

    2
    投稿日: 2021.06.09
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    古典部シリーズ第2弾。 解決編が撮られないままになったミステリー映画の犯人とトリックを推理することになった古典部。 ホータローくんががんばります。 ミステリーものを読むたびに、トリックそのものより、それをうまくミスリードさせたり一見矛盾のなさそうな推理を披露してみせたりすることが、すごいなぁーと思う。 答えを全て知ってる作者が、フラットな目線でストーリーを展開していけるってのは、やっぱり想像力よなぁ。いやーすごい。

    2
    投稿日: 2021.05.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    古典部シリーズ二作目。文化祭の自主映画に関わる推理に駆り出される古典部のメンバー。 大人びてはいるがまだ高校生である主人公の成長が垣間見えた。苦い思い出となるかもしれないが、この数日間が青春の1ページに加えられるのだろう。 底抜けに明るくエキセントリックで個性的な先輩に心奪われた。こういう人物に弱い。

    2
    投稿日: 2021.05.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    途中まで作られたミステリー映画の結末を完成させて欲しいという依頼を受けた古典部がその結末を考察するという物語。 体調不良で倒れた脚本家の頭の中を推測するのでは無く、出ている結末の中から1つの結末を採用するというものである事に驚いた。また依頼人である入須が奉太郎に結末を最初から考えさせるために色々な事を仕掛けていたことがとても恐ろしい人物だと感じていた。しかし、それだけでは無く入須の裏に奉太郎の姉が絡んでいたところにこの姉には奉太郎は操られていたことに、私は奉太郎は絶対に姉にはかなわないと思った。

    1
    投稿日: 2021.05.05
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    古典部シリーズ第2作目。米澤穂信の人気シリーズ。学園祭の準備にいそがしい古典部へ2年F組の入須冬実依が依頼したのはある事件の推理。それは脚本担当の生徒が入院の為、未完成で終わっている彼らが自主制作した映画の結末を解き明かしてほしいということでした。折木や千反田達、古典部は撮影に参加した生徒への取材を開始します。生徒たちはそれぞれの推理を展開。一つの事件に対していろいろな方向からの見方とともに当日の様子が明らかになっていきます。はたして、古典部は真相にたどり着けるのでしょうか?探偵役がすっかり板についてきた折木はどのような答えを出すのでしょうか?「物語の中で起こる物語の真相を推理する」からこその展開がおもしろい。学園物であり、殺人もありませんが中身は重厚なミステリー。後味の悪さももちろん健在です。

    1
    投稿日: 2021.04.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作の氷菓を読んだ事で、古典部シリーズの虜になってしまった。次作であるこの小説を見つけた瞬間、購入を決意した。特に、今回は主人公ではなく、女帝と呼ばれる先輩の実力に圧倒された。それは… 感想は別の所に書いているので、気になった方はご自由にお読みください。 この下の概要のリンクをクリック     ↓↓↓ https://twitter.com/futonneko_/status/1378581643414355969?s=20

    1
    投稿日: 2021.04.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリーでないことをミステリーにしようと頑張った感じがした。 有名な作品のオマージュであるということだったので、元の作品を知っていたりしたらもっと面白がれたのかも。これから、元ネタも読んでみようと思う。 そもそもになっちゃうけど、たかだか素人のビデオ作品なのにこんな壮大なのは何故?ってところが引っかかってしまってなかなか先に読み進められなかった。省エネとは?(述懐してるところはあるものの)すらすら読み進められてしまう力の働く作品が好きなので、そういう観点から言うとあまり…だった。 ただ、古典部シリーズはこのまま全部読みたいと思っている。

    1
    投稿日: 2021.03.15
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    古典部シリーズ二作目『愚者のエンドロール』 女帝こと入須冬実との対決。 主人公の奉太郎が自分の才能を自覚していく物語。 ミステリーの定番と言える密室事件に古典部が挑む。 最後にまた一捻りあるのが面白いです。 奉太郎は自分の実力を自覚するのか。はたまた運だと笑うのか。

    1
    投稿日: 2021.02.25
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    文化祭のクラス制作のビデオ映画が撮影中途段階で脚本担当が倒れたため、その結末を〈古典部〉のメンバー達が推理する〈古典部〉シリーズ第二弾。 死人の出ない青春ミステリーということで緩い展開を予想して読み始めたのだけれど、なかなかにマニアックな内容だった。私自身がミステリーを読み込んでいたわけではないので奉太郎や里志の会話の面白みがよく分からないところがあってちょっと寂しく感じたところも。ミステリーとは奥が深いものなのだなぁと唸る。劇中劇で使い捨てカメラを使っている所とか時代を感じた。そもそもビデオ映画と言っている時点でこの作品自体が古典になりつつあることを感じて感慨深い…という感想は的外れか?

    2
    投稿日: 2021.02.18
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    古典部シリーズ2作目。 駒の能力を理解して使う人も、 使われながら自分の能力を発揮できる人も両方すごいと思う。 謎も最後に提示されてすっきり。 タロットカードがキー。

    8
    投稿日: 2021.01.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後に奉太郎の姉が関わっていることが分かって面白かった。5章だけタイトルの付け方が違う理由が気になる。

    2
    投稿日: 2021.01.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    米澤穂信の「古典部」シリーズ、2冊目。 2年F組が文化祭のために制作した"ミステリー映画"。しかしそれは、脚本家の体調不良により結末が分からず、未完成のままとなっていた。「この映画の結末を見つけて欲しい。」<女帝>の異名(?)を持つ2年F組の入須の依頼を受け、奉太郎ら古典部の面々は2年F組の映画制作関係者に話を訊きながら真相を探る――――。 自力で予想するにはシャーロック・ホームズの一部短編の内容を知っておかないと厳しい。個人的には、こういった特定の作品等の知識が要求される謎解きはマイナス。 あと、奉太郎の推理を基に完成された自主制作映画を鑑賞した後の奉太郎以外の古典部3人の態度・・・いや、小説だから芝居がかった風になっているのだろうけど・・・あんな態度取られたら腹が立つよ?依頼主の入須もちょっと芝居がかりすぎで鼻につく。このシリーズは2冊目だが、全般的に登場人物が好きになれなくて辛い。 と、文句ばかり書いているが、気軽に楽しめる学園ミステリーとしては良い作品。

    3
    投稿日: 2021.01.23
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    奉太郎の案を聞いてカメラマンが7人目だというのに納得していたが、まさか本郷案は誰も死なせない脚本だったとは思いもしなかった。 入須の人使いの上手さには感服したし、まさに女帝だと思った。奉太郎のお姉さんは入須のことを見破っているようだったし、また出てくるのに期待。 タロットカードの伏線的なのも回収されたし、かなり面白かった。愚者のエンドロールというタイトルにも、タロットカードの意味やそのままの意味が掛かっているように思えた。

    1
    投稿日: 2020.12.21
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    それぞれのキャラが立っていて読みやすかった。 ミステリーの台本を推理するというのも着眼点がおもしろい。なんとなくの違和感が真実へと近づけていくのも良かった。自覚したばかりの自信は脆いものだけど、これから少しずつ確立されていくのだろうか。

    1
    投稿日: 2020.12.18
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    氷菓から続けて読破。高校生のミステリーということで、人が死ぬわけでも、大事件が起こるわけでもないのに、きちんとミステリーができている。面白い。

    1
    投稿日: 2020.10.10
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    古典部シリーズ2作目。 文化祭のクラス展示である 推理ものの自主映画が 密室の謎を残したまま制作がストップ。 脚本担当者不在 犯人はおろかその先の展開を 誰も知らないという。 自主映画の運命は 奉太郎たち古典部メンバーに 託された…  うーん 正直、前作の『氷菓』の方が わたしは好きだったなぁ。  千反田えるをはじめとする 古典部メンバーたちへの 奉太郎の密かな冷静なツッコミは 前回以上に楽しめた! それぞれのキャラがわかってきたし 部員たちの絆も深くなってる気がする。  ウィスキーボンボンで酔っ払い 二日酔いになる千反田さんもかわいい。 いつも落ち着き払っていて 一見、自信ありげな奉太郎だけど 心のうちが謎解明に影響して 今回は、その繊細さが表れていたな。 

    1
    投稿日: 2020.10.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作に引き続き面白かったです! 登場人物のキャラクターがいいですね! ただ、なんとなく作品の雰囲気が薄暗く感じるのはなんででしょうか? 今回は色んな推理があって、どこに欠点があるか自分でも考えながら、読み進められたので楽しかったです!

    1
    投稿日: 2020.08.25
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    『やらなくてもいいことなら、やらない』省エネ主義のホータローと、『毎日を推理小説風に変えてしまうお嬢様』千反田の青春ミステリ第二弾は、“なるほどそうきたか”とニヤリとするお話 学園祭で2年F組が製作途中のビデオ映画が、エンディングを前にして脚本家がダウン 殺人が行われたシーンまでは撮影されていたのだが…そこで古典部の4人が関係者から話を聞いて犯人とトリックを推理する 校内チャットにヒントが… 青春だなあーー

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    投稿日: 2020.07.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作を読んでからだいぶ時間が経っていたので、前回のあらすじを読んだりしながら読み進めた。これは面白い!という印象の前作から少し雰囲気が変わったけれど、本歌取りということらしいので、元ネタを知っていたらもっともっと楽しめたんだろう。省エネのほうたろうなのに、別に他にすることがあるわけではないしと厄介ごとに巻き込まれていく感じは好きだな。

    1
    投稿日: 2020.06.24
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    古典部シリーズはキャラクターがいい。 この優しいミステリーは、優しい鬼退治が好きな人ならきっと気にいると思います。

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    投稿日: 2020.06.07
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    もやっとボール。 ひとつの作品を作り上げるために、多くの人が関わる。 それぞれに思うところがあり、それぞれが作品に影響する。 たくさんの人の思いが混然一体となって、ひとつの作品になるのだけど、それはひとりひとりの思いとはかけ離れたものになることもある。 そういうことを防ぐために監督がいるんだろうけど。

    1
    投稿日: 2020.06.06
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    『氷菓』の後、夏休み終盤の数日間の話。 前作よりもミステリーらしさや後味の悪さが増し増し。「彼女のまわりの人間は、いつしか彼女の手駒になる」女帝・入須先輩は「策士」と呼べば聞こえは良いけど、実際に隣に居たらお付き合いは遠慮したい奴だな……と思ってしまった。 それにしても副題『Why didn’t she ask EBA?』が秀逸。読了後に副題についてまじまじと考えたので、気付いた時はハッとしたし、何故か妙に悔しかった。

    1
    投稿日: 2020.05.27
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    話としてまずまず。ユルい感じや血生臭くないのも悪くない。折木供恵と入須のつながりが最もミステリアス。

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    投稿日: 2020.05.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おもしろかった! 事件を解決したはいいけど、古典部の3人から苦言を言われ、姉や先輩からは手のひらで転がされる奉太郎がかわいそうだった笑

    1
    投稿日: 2020.04.21
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    今回はちょっと変わった構造の日常の謎。でも、変化球の館モノでも有る。謎解きの展開も面白かった。 古典部の面々のやりとりを楽しむ青春物として面白い。やっぱり、シリーズを重ねるとキャラクターに愛着も出てくる。

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    投稿日: 2020.03.15
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    ほろ苦い終わり。 最後に気付かされる真実には苛立ちもあるけれど、受け入れてしまうしかない主人公の性格まで知り抜いていて、あの人物はこの結末を用意したのかな? アニメで流れは知っていたものの、本当に酷いことをするなぁというお話。

    1
    投稿日: 2020.01.11
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    再読。久しぶりのわりには内容殆ど覚えてた。今回は折木さんがいいように使われる話。それにしてもあの二人は恐ろしいな…。あの二人がいなければ今回のエンドロールは訪れなかったわけだしね。五、六、七の展開は折木さんの事を考えるとちょっと胸にくるものがあるけれど。

    1
    投稿日: 2020.01.05
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    誰かの意図に踊らされるとき、誰もが無傷で終わることは難しい。 思い通りに事が運んだとしても、大なり小なり痼が残る。 守りたい者のために、誰かが巻き込まれ、誰かが傷つく。 その傷が浅かろうが、良心のある者が関わればその者にも同様以上の傷を遺す。 傷つくことは悪いことばかりでもない。 高校生なら尚更。 経験や人との関わりの中で揉まれながら人としての成長があることを思えば、小さな傷は必要経費。 面白く読んだ。

    0
    投稿日: 2019.12.16
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    神山高校古典部に入部した男女4人がちょっとした謎を説き明かす、“人の死なないミステリー” 主人公のホータローは何事も省エネ思考。 今回は文化祭で出品予定の映画について、途中で倒れた脚本家の結末を予想するというお話。 ミステリーというジャンルが何でもあるんだなと思わされた一冊。 なんとも面白い発想でした。 映画やドラマの結末を予想は色々するけれど、いつもはずればかりなのは、発想が貧弱だからなのか。あたるのは火曜サスペンスぐらいかな。だって犯人は有名人だから・・・(笑)

    0
    投稿日: 2019.12.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

     面白かったが、この話でもやはりアニメの演出の上手さを改めて実感することとなった。古典部シリーズ通して、アニメから入った自分が一番期待しているのは、奉太郎の心情描写の補完だ。その意味で、彼の増長(というにはささやかだが)と挫折を描くこのエピソードは好きだし、大いに期待していた。  けれど、小説で読むと、挫折と復活の間隔がやや短く感じられること、また「深刻なダメージを受けた」と描写されていても、態度からはそれほどそのダメージが伺えないように感じたことなどは、些か残念だった。この頃の自分は、かなり感情に着目して物語を追うようになっていると思う。そんな自分にとって、このエピソードでは、省エネ主義だった奉太郎が他人からの承認でやる気を出すという意外性と、そこに僅かなりとも誇りがあり、また認められた自分の技術を拠り所にするような描写が見受けられることが、非常に好みだった。小説の描写では、その振れ幅があまり大きくないように見えたのが、少し物足りなかった。だめとかじゃなくて、単にアニメの描写の方が好みだった、という話なんだけど。  アニメ、小説を経て、愚者のエンドロールというタイトルの意味にはっきり思い当たることができたのは収穫だろうか。

    1
    投稿日: 2019.07.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    青春ミステリーと言った感じだった。 正直、映画の行方とかには興味がなく、折木奉太郎や古典部の面々の会話や日常を楽しんだ。 だが、ラストのチャットの「あ・た・し」の正体が分かった時はとてもスッキリした。

    0
    投稿日: 2019.07.20
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    当然ながら面白い でもね 青春ミステリー読むとね 「これ青春というか、ファンタジーだろ」 って思うような青春しか見たことない いや、青春って何?

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    投稿日: 2019.07.14
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    青春ミステリという言葉には全く興味が湧かないのに、読み進めるとはまってしまう。 実際に殺人事件が起こるわけじゃないのに、ミステリとしてちゃんと面白いってすごい。 このシリーズ、また読みたい!

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    投稿日: 2019.07.01
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    高校生が日常の中でミステリーを解くような形に持っていくところが上手いと思います。強烈な個性を持つキャラの生かし方も。それにしてもホータローくん、年上女性にいいように使われますね。ラノベの分類だそうなのでこれはこれで十分楽しめましたがやはり軽い・・・米澤さんの本格物も読みたくなってきました。

    0
    投稿日: 2019.06.14
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    氷菓シリーズ第2弾。 文化祭に出展するクラス制作で作成された映画。 しかし、脚本を書いたクラスメイトが体調不良で続きを書けなくなり、撮影も途中で終わっていた。 その脚本のオチを推理してほしいと古典部に依頼が来たことから話は始まる。 一人一人関係者に話を聞いてその推理を聞き、それが正しいかどうかをジャッジしていく形式。 ちょっとしたどんでん返しがあって、一作目より面白かった。

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    投稿日: 2019.03.31
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    古典部シリーズ第2弾 先輩達が文化祭で公開する予定のミステリー映画の結末を考える。といった内容。密室の謎に対するそれぞれの考察が高校生にしてはだいぶ大人びていて全体的になんだかシブい。 隙があるからこそ生まれたいくつもの可能性と、その矛盾があって面白かった!結末はなんとも呆気ない感じだったのも良い。

    1
    投稿日: 2019.03.30
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    <古典部>シリーズの2冊目。 薄い本なので、出掛ける度にポケットに入れて読んでいて、チャッチャと読了。 先に読んだ配偶者が、前作のトーンと違っていてあまり面白くなかったと言っていたが、まあ、分かんなくもない。 密室トリックものとしたら、何だか掴みどころがない感じだものな。 それでも、奉太郎が“他の誰にもない力”を自覚する高揚の後、上級生に出し抜かれたことを知りちょっと苦い思いをするという、この作者ならではのペーソスを塗した作品になっていて好ましくは感じた。 で、作者あとがきを読むと、バークリーの「毒入りチョコレート事件」への愛情と敬意をもって書かれたとあり。 この作品のことは全く知らなかったので取り急ぎネットで調べたが、なるほど、あまり手掛かりもなく提示された事件の謎について、各人がそれぞれに自分の推理を開陳するという趣向はバークリーを踏襲しているわけで、事件の結論がぼんやりしているのも頷ける。 そうなるとまた、この作品に対する印象は変わるよなぁ、と曰く言い難いのだけど思わされたのだった。

    1
    投稿日: 2019.03.25
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    面白く読めたかと言えば及第点/ 今回も後書きで自身の周りで起こった事件を元に、などと書いている/ バークリ−毒チョコ事件の本歌取りをしたと言い訳をし、さらに我孫子武丸の名前を出してこの作風に万全の保険をかけている/ 実にいやらしい/ クリムゾン*インシテミル事件を鑑みてもこの作家にはオリジナリティなど皆無なのではないかと邪推する/ 文壇の菅野よう子ではないのか、と/ 

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    投稿日: 2018.10.08
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    基準点を変える。 日常生活でも重要ですね。 ただ、本作のように恣意的に基準点を変えられるのは腹が立ちます。ただ、気づけばの話ですが。

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    投稿日: 2018.08.30