
総合評価
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powered by ブクログいやー、しっかり騙されてしまいました!! こんな素敵な大どんでん返しは初めて見ました。 彼らのやっていることは決して褒められるようなことじゃないし尊敬とかはできないけど、ものすごくかっこよかったなぁと思った!
9投稿日: 2023.08.16
powered by ブクログ続編を読むため再読。 どんでん返しがほっとする内容で、 できすぎてる感は否めないが読み終わりはスッキリした。
10投稿日: 2023.08.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初読みの作家さんでした。 読んでいて、何だか出来すぎてるなーと思ったら、なるほど、そういうことか。しっかり仕組まれててまんまと騙されしまっていました笑。読後の後味はかなり良いです。トサカ無事で本当によかった…。カラスの親指という題名にも納得でした。最後にどんでん返しがあるやつ個人的に好きなので読んで良かったです。カエルの小指も読んでみたいな。
10投稿日: 2023.08.06
powered by ブクログおいおい!おいおい!ないない! 途中までは面白くて読みいってましたが、大一番のアルバトロス作戦が失敗し、敵陣に捕まり、どうなるのかとハラハラしていたところ、普通に帰される?はっ?って冷めしまって、またまた最後の話が上手すぎて調子抜け すこぶる演技の上手い役者さん?詐欺師?だこと 全てが泳がされてただけやったなんてオチ どんでん返しというか、いい感じに後つけしたような、おいおい!って感じです。
27投稿日: 2023.07.26
powered by ブクログ道尾さんすげえや100点満点の作品だった。 ストーリーはこれまでで一番好きかもしれない。 キャラクターもめちゃくちゃ好き。 カエルの小指も絶対読む。
9投稿日: 2023.07.23
powered by ブクログ久々に面白いと素直に思えた本。 事が起こるまでが長く、途中でこれはダメか…?と思ったけど、最後の最後で作者に騙しに騙された。 でもきちんとヒントは散りばめてあって、主人公と一緒に追えば納得できる内容で、とてもスッキリした。
9投稿日: 2023.07.19
powered by ブクログ最初は、人生の闇を抱えた暗い話で なかなか、先に読み進める事が出来なくて 読了までに時間がかかった。 登場人物が同居するあたりから 年齢も性別もバラバラなのに 家族のような関係になっていき 穏やかな気持ちで読み進めるようになる。 大それた詐欺を試みるが、、 かなり大それていて、リアル感に乏しいのか?何故かドキドキしない。 ポンコツな素人が大掛かりな詐欺を しようという設定に無理がある。 なんだかな〜と思いながら 読み進めると終盤になって リアル感の乏しさの意味がわかる。 臨場感みたいな物を感じなかった 理由はそう言う事か? 上手い事最初から、読者が引き込まれ 過ぎないように加減しているのか? そんな文章が書けるとしたら 作者の方が余程詐欺師の力量だ。 最初の裏黒い感じから一転 最後は爽快感がある。 挫折せずに最後まで読んで欲しい。
5投稿日: 2023.07.18
powered by ブクログ騙された 最後の最後で あっ 騙された 初めから騙されてたのに 最後に分かるなんて 凄い! 作家さんって凄い!
9投稿日: 2023.07.17
powered by ブクログ辛辣な過去を抱えた2人は詐欺師を生業として日々を送っていたが、ある日1人の少女と出会う。 少女と共に暮らすこととなったが、更に同居人とペットが増え奇妙な生活が始まる。 各々残酷な過去と向き合うために手を取り合い、人生を賭けた大計画が実行されていたのだが…。 道尾秀人はペテン師だ。と、思わず言ってしまいたいくらい完全に騙されました。 やや分厚めですが割と読みやすく、ミステリーともヒューマンドラマとも言えるような楽しめる作品でした。 この作品で印象的だったのが物語の中で出てくる理想的な詐欺と理想的なマジックの違いは何かという命題です。 どんでん返し系のミステリーはマジックの類と聞くと腑に落ちてしっくりくるなと思いました。
5投稿日: 2023.07.14
powered by ブクログずっと読みたかった道尾先生の作品。 詐欺師として生活をするタケとテツ、そしてある日、一人の少女が二人の前に現れ・・・ 人生の底から這いあがるため、最初で最後のド派手なペテンを仕掛けることになるのだが・・・ 久々に道尾先生の作品を読みました!! いつものような?暗くどんよりした内容ではなく(いい意味です)、 気持ちよくすらすらと爽やかに読むことができる作品でした。 道尾先生の作品を読む度にどんな仕掛けがあるのか、どんな結末になるのか、 ただでは終わらないであろう。と分かっていても毎回まんまと驚かされます。 今回ももちろんしてやられました・・・笑 本当に自分もペテンを仕掛けられたかのうような感覚で、 思わず笑ってしまいそうになりました。 と、同時に心も温まるような素敵な作品です。 誰かを欺くことは悪いことだけではなく、 誰かを救うこともあるのかもしれないなと思いました。 続編は騙されないように気を付けます!!(多分また騙されます)
54投稿日: 2023.07.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
理想的な詐欺と理想的なマジックの件は かなり頭に残っていたので、結末を読み 解説を読んで、膝を打った。
7投稿日: 2023.07.07
powered by ブクログ映画でカラスの親指観た事あったけどどんな話か全然覚えてなくて、最近読んでみたいなと思ってた道尾秀介さんが書いてる事も最近知って改めて読んでみたら。。。 私のよく読むイヤミスではなくて気分の悪くならない良いミスだった。最後の伏線回収も気持ちよかったし、アナグラムもいっぱい散りばめられてて面白かった。解説読むまで分からなかったけど笑 お話も好きだった。
19投稿日: 2023.07.07
powered by ブクログ202306 どんでん返しを狙ったようなストーリー構成で「やりすぎ感」は否めなかった。登場人物の誰1人にも感情移入できなかった。 10歳
5投稿日: 2023.07.03
powered by ブクログ人を騙して生きてきた事に後悔した者が、あえて、騙すという行為で、歩を進めるきっかけを与えるエンディングまで、お見事です。 私も作者の意図通りに見事に騙されていました。
4投稿日: 2023.06.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み終わるのに時間がかかりそうだなと思いましたが、作戦が始まってからは一気読みしました。 え、ここで物語が終わるのかな?と思っていたら、どんでん返しが始まり、、、 人生どん底な登場人物たちが新たな気持ちを持って真っ当な人生を歩むことができて良かったです。 貫太郎が臆病になってしまった理由は、私が推測していた理由とは全然違いました(笑) 続編も読みたいと思います。
3投稿日: 2023.06.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
詐欺師の話、という知識とタイトルや表紙の雰囲気から重厚な物語を想像して読み始めたが、予想をいい意味で裏切られた。 主人公は冴えない詐欺師。ひょんなことから知り合い行動をともにしている憎めないちょっと抜けてる鍵屋のテツさん。その2人の借家に、成り行きで居候することになったスリの少女まひろ、その姉で無職のやひろ、姉の恋人で売れないマジシャン貫太郎。全員が暗い過去を持つ(貫太郎はおまけだけど)が、味わい深いキャラクターで、過去に決別するべく立ち上がり(貫太郎はおまけだけど)、始まる大ペテン劇のテンポの良さ。 そして最後まで徹頭徹尾おまけの貫太郎のキャラがとても良い。その場を、物語を、和やかにして、笑いも提供してくれていた。 終盤はどんでん返しにつぐどんでん返しで、序盤から散りばめられていた伏線を読み返してしまいました。 実はテツさんはちょっと怪しいと思ってしまっていたので、最後のどんでん返しがそこまで驚かされなかったので星マイナスひとつ。それでも十分なエンターテイメントを堪能させてもらえた。読み応え十分な良質な小説でした。 こちらの作者さまは初めて読みましたが、別作品も見てみたいです。
3投稿日: 2023.06.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
詐欺師たちが繰り広げる巧妙な作戦。だがしかし本当に騙されていたのは、、。 映画で一度観て超面白かったので本も読んでみました。タネがわかってるとニヤニヤしながら読み進められました笑 最後のネタばらしの部分もすげー!ってなるしラストシーンいいよね。こんな終わり方もあるんだみたいな。でも本だと尚更伏線に気づくの難しすぎる、、笑 カエルの小指、早く読みたい。
3投稿日: 2023.06.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった。 話の進み方もワクワクしたし、主人公にも好感が持てたし、すごく楽しめた。 でもな〜〜〜 全部嘘ってのは、なんかちょっと、いくらなんでも無理があるよね??劇団員半端なくない?笑 今までハラハラしたり、不安になったり、応援したり、色んな感情が全部無駄だった感じがして、個人的には読後感が微妙だった。 お金がない中でも二人で支え合って協力してきたテツさんとタケさんだったのに、それも嘘になっちゃうような気がして、よくできてる話なんだけど、なぜか寂しくなってしまった。 そして貫太郎にはもっとなにか秘密があるんだと勝手に思ってたから、拍子抜けだったな。 きっとそれが狙いだったんだよね。 ミスリード的な? 結局何もないなら、やひろに対して情熱的な気持ちを見せるシーンとか欲しかったな。 マジックができる気弱で気のいいデブってだけだったよね…(悪口) 細かい伏線が凝ってて、そのあたりはとても良かった。
2投稿日: 2023.06.03
powered by ブクログ冒頭から特に大きいことは起こらず、状況説明感がありましたが、中盤〜後半からの展開、そして最後に今までの伏線が色々と回収されることから、もう一回前半部分を読みたくなってしまう作品でした。 とにかく「エッ!?この情報ってあの伏線だったの!?」と驚きです。
3投稿日: 2023.05.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった。 表紙のイメージと前半の話が物騒な感じで あー、嫌だなーって。 もっと嫌な感じで終わるのかと思ってたら。 想像よりも平和な終わり方で胸がえぐられずに済んだ。 種明かしが何段階もあって、全部しかけられての事だったんだなって、テツさんの事が好きになる。 見た目がちょっと間抜けっぽいというかイルカに似てるのが この人にとっての武器だったんだろうな。 ヤクザが弟でしたー!っていうくだりが そんなあっさり帰してもらえてラッキーだな。 絶対ないでしょ。 って思ってたらそういうことねー!!!
10投稿日: 2023.05.25
powered by ブクログたまたま、その映画で犬が死ぬかどうかを教えてくれるレビューサイトがあるということを知ったすぐ後に読んだ。いや、ひっくり返るんだけど。 面白かった。読みやすかったし。 これだけきれいに終わった話に、続編があるらしいが、ヘビの足じゃないのか。 読むかやめるか迷う。
4投稿日: 2023.05.24
powered by ブクログプレゼントしてもらったのに、随分と温めていて、いざ読み始めるとページを捲る手が止まらず一気読み。 詐欺師として生きる武沢さんとテツさんが闇金業者への復讐を計画する。 登場人物それぞれが個性的で、悪役なのに憎めない。詐欺にまつわるお話だけど、大計画の復讐劇は大胆すぎて、騙し騙されを楽しむというよりも、人間ドラマの方が強い印象。 コメディ調で笑える所も沢山あるので、フィクションならではの良さがあって単純に面白かった。伏線回収もお見事。全てを明かさず余韻を残す小説も多いけど、これくらいきっちり答え合わせをして終わるのもスッキリして良い。
15投稿日: 2023.05.22
powered by ブクログあ〜〜〜!!そうきたか〜〜!!!!! どんでん返しと分かってて読んだからいろいろ考えてたけど、どんでんどんでんどんでん、って感じでとても気持ちよかった。パターン的には新鮮さはないけど、すっかり騙された。 ちょこちょこしっかりと伏線があって、それが見事に回収されていく感じ。優しい世界。ええええそこまでうまくいく??っていう野暮なツッコミをしたくなるけどそれはおいといて、ハラハラドキドキ、そしてほっこり、なあったかいクライムヒューマンドラマ。道尾秀介といえば向日葵の咲かない夏を読んだ時の衝撃がいまだに忘れられなくて、めっちゃ暗いイメージあるけど、こういうのもたくさん書いてるんだよな。。すごい。。
4投稿日: 2023.05.17
powered by ブクログめっちゃおもしろかった! 映画化された後なので映画の役者さんが装丁に載っていたのですが、テツさん役が村上ショージさん。そう思ってから読むと、これまたドンピシャでたまらなくおもしろい。 まんまとやられてしまいました。 続編も読んでみます!
9投稿日: 2023.05.13
powered by ブクログ「人間はどれだけ騙されて酷い目に遭っても、人間を信じて生きていかないといけない」このセリフが最後の方で語られる。ある日突然お金と家族を犯罪者に強奪されるという、近年割と身近な恐怖と復讐劇が二転三転として主人公が更生していく物語。 社会の闇の部分(超昭和)なんて知らないで済めばそれに越したことはない。今の世の中もっと明るく楽しい書籍やアニメ、映画などいくらでもある。知って苦しむくらいなら読まなくていいと思う。読書共感力高めの方にはおすすめしない。コメディ風だが、内容はヘビーで落ち込む。
9投稿日: 2023.05.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
道尾本、どんな仕掛けがあるのか……覚悟を持ってページを開く。 ”白い”ままで生きていくには、この世界はそんなに優しいわけではない。視界も耳も心も”広く”持たないと、自分を見失いそうだ。
4投稿日: 2023.05.07
powered by ブクログ道尾秀介の長編。 特殊な過去をもつ詐欺師の主人公と不思議な縁で同居して行く事になるメンバーと猫。 相棒の入川や、自身が過去に自殺させてしまった女の娘のまひろや姉、姉の婚約者と訳ありの、一癖以上ありそうなメンバーが集まり生活。その中で自分達を騙した組織への仕返し。そして結末。 魅力に溢れる登場人物達、緊張感のある設定、そしてこの一冊にこれでもかと様々な要素を詰め込み、面白いストーリー展開だが、最後の驚きが一番こたえる(あらゆる意味で) 道尾秀介は当時、作品を読み始めたばかりで、有名作品を漁る様に読んでいたが、何となく人を騙してやろうとするミステリー作家の意地悪さ(笑)が見受けられる今作品。ネタバレしたくないので簡単に言えば、必ずミステリー作家にはこの形の作品が1つはある様に思う。 僕は今作は嫌いではないし面白いが、作者が捻くれ過ぎたと思ってしまった(ポジティブな思考として)
3投稿日: 2023.05.06
powered by ブクログ初めて読んだ道尾さん。これは新鮮でいい! 主人公は中年2人という、なかなか見ない設定。「良識」が求められる世代ではあるものの、その生業とは…。どうして、そこにたどり着いたのか。 人間ドミノが並ぶシーンを想像してしまう、表現がうまい。親指の逸話、ぜひみんな読んでほしい!
2投稿日: 2023.05.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おっしゃれ~ 龍神の雨より2年ぶりくらいの道尾秀介。 間違いなく面白いのだけれど自分にとってはお洒落で綺麗すぎる作品なんです。 伏線の張り方が緻密なんよ。 大きいのから小さいのまで、大きいのは当然伏線と感じるのだが物語のスピーディーさに気に留めなくなってゆく、小道具を活かした小さい伏線は物語の終盤まで巧みに隠蔽されている。
3投稿日: 2023.05.01
powered by ブクログ映画は観たけど、覚えてなかったんで、新鮮に読むことが出来た! 最後に、大どんでん返しがあるのは、分かってはいたけどね。 終活になるんかな… 寂しい終活にはなるんやけど。 やり直しは、いつでも出来るとは思う。 自身が、その気にさえなれば… そのキッカケを作った大仕掛けの中に潜む更に大きな仕掛け! 仕掛け自体は、凄いけど、やっぱり騙しやねんな… しかし、これはバレて更に効果倍増って感じ。 面白かった〜 でも、こんなのは、今回限りにして、これからは、真っ当に生きて下さい〜 (でも、続編あるし、やはり…でも、読みたい!) 「親指だけが、正面からほかの指を見ることができるんです。ぜんぶの指の中で、親指だけが、ほかの指たちの顔を知ってるんですよ」 (掌コロコロモードって事やな(^^;;) 多分…私は親指にはなれん… コロコロ転がってる1人やな…(^◇^;)
83投稿日: 2023.04.23
powered by ブクログ過去に映画で観た事があったが、原作を読んでいない事を思い出し購入。 はっきりとではないが、内容を覚えていたものの惹き込まれるように読了。 小気味良く進んでいく展開と思わず唸ってしまう結末。 人に勧めたくなる一冊でした。
15投稿日: 2023.04.21
powered by ブクログ厚さ的にちょっと長いかな?と思い始めながら読み始めたけど、アルバトロス作戦からの展開が面白くて、あれよあれよと最後まで一気読み。 そういうオチか〜と思わせてからの二転三転。最後は見事に騙されて、転がされてたのは全て作者の掌の上だったことを知る。いや〜お見事。 悪事を働いてるはずなのに何処か憎めない登場人物たち。波乱がありながらもラストに綺麗にオチがまとめられる感じ。そしてほっこり温かい読後感。 この読後感何かに似てるな〜と思ったら、手塚治虫氏の「ブラック・ジャック」の人情話を読んだ時に似てる。 個人的にかなり好きなお話でした。続編も読んでみたい。
4投稿日: 2023.04.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
・「コンゲーム作品」という前情報に触れていたため、テツさんのことは初めから素性を隠していると疑って読んでしまった。 まひろ父の手紙の筆跡がどこか見覚えのある…あたりで正体は分かってしまったし、ヒグチ本人ではない と判明した時点で「雇った」仕掛けも推測ができた。しかし六千万円事件の犯人とまでは見抜けなかったなあ。テツさんすごすぎる ・テツさんが、姉妹とは一緒に暮らさない選択をしてくれて良かった。どの道を選ぶべきだったのか、未来はどうするべきなのか思考が広がる。 ・この作品は、ミステリのていをとっているが、トリックを見破るのが目的ではなく、その経緯や結末を受けて自分なりに考察することにこそ意味があるとおもう。 道尾秀介さんの作品ってどれもがそうなのかもしれない。まだ2作品しか読んでいないが、「解釈の仕方がたくさんある作品を書きたい」という作者の志が、自分の趣味と合うようだ。 ・『カラス〜』を読んだことで、『向日葵〜』が道尾秀介さんの手癖で書かれたものはなく、あの作品用に敢えて選ばれた書き口だと分かったことも収穫だった。 ■ここ好きポイント ・まひろちゃんとの出逢い、ソフトクリームのくだりの鮮やかさ ・タクシーの運転手さんに車を追わせるシーン、なんちゃって警察手帳 ・1002号室のオネエサン …ぜんぶ詐欺シーンだな?映像化したくなる人の気持ち、わたし分かります。 (追記) 映画版キャストを知った。 石原さとみさんのやひろちゃん、想像できる。強かで賢くてワルい役とても似合います。しかし貫ちゃんは好青年すぎる…!脂肪はドコへ…?! テツさん配役もこのうえなくベストでは?演技は見ていないが、イルカ顔と言われればそんな気もするし、視聴者を最大限に油断させる。
2投稿日: 2023.04.19
powered by ブクログ詐欺とマジックの違いがなるほどと思った。 ミステリーというより人間味あるいいお話でした。 騙されました。
2投稿日: 2023.04.15
powered by ブクログここが落ちかと思ったら違った!! っていうのが2度味わえました 後半は全然予想出来なかった落ちでした いい結末で良かったです
2投稿日: 2023.04.12
powered by ブクログミステリというよりエンタメ寄り。 とても読みやすく頭に映像が浮かびやすい。 主人公たちの行動が危なっかしくてハラハラドキドキしっぱなしでした。
1投稿日: 2023.04.09
powered by ブクログ「理想的な詐欺はですね、相手が騙されたことに気づかない詐欺なんですよ。それが完璧な詐欺なんです。でも、それがマジックにも同じことが言えるかというと、これが違う。まったく反対なのです。マジックでは、相手が騙されたことを自覚できなければ意味がないのですよ。」
1投稿日: 2023.04.01
powered by ブクログ詐欺とマジックの違いを知っていますか? 作中の言葉を借りると、大きな違いは、騙される側もしくは観客側が、騙されることを予め認知しているかどうか、と言ったところだ。そして読み終えてみると、読者は始めっから道尾秀介の詐欺にやられてしまっていたことに気が付く。 前半に散りばめられていた(気付くことすらなかった)伏線が終盤で全て回収されていく様は『向日葵の咲かない夏』を彷彿とさせ、まさに圧巻だった。ただ、汗ばんだ肌と服がくっついて気持ち悪い感覚がずっと続いているような『向日葵の咲かない夏』に対して、この作品は非常にさわやかな読後感。 人生の半ばを過ぎ、自分の行いに葛藤を抱えつつ、それでも諦観するしかなかった主人公が悪と対峙する姿は、人生の再出発に向けて背中を押してくれるような気がする。
3投稿日: 2023.04.01
powered by ブクログ始めは重たい感じだったが、読み終わった後はホッコリできた。 後半はどんでん返しが続いて、先が気になり、どんどん読んでしまった。盛大に騙されました。
3投稿日: 2023.03.30
powered by ブクログお、おもしろすぎるどんでん返し。 タケさん、テツさんの詐欺師コンビがしかける、マジックのような詐欺。 暗いテーマがゆえに、各キャラクターのもつ明るさに救われる。 相手が騙されたと気づかないこと、それが完璧な詐欺。 マジックはそのまったく逆で、相手が騙されたことに気づかなければ意味がない。なるほどと思った。 この話は100%混じり気のないマジック。 最後まで楽しく愉快で幸せなマジックの本だった。
2投稿日: 2023.03.28
powered by ブクログ個人的に、道尾秀介の最高傑作だと感じている作品。 ひまわりの…も有名だが、某著は好みが分かれるので、道尾作品の入口として推奨したい。 叙述トリックの楽しさを感じながら、人のあたたかさに包まれる傑作。 ミステリー好きでも、そうでない人にも、多くの人に読んでほしい。
2投稿日: 2023.03.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
しっかり騙された。トゥルーマン・ショーみたいに、周りが盛大に主人公の周りの景色をアレンジして騙すって構造だった。500ページ近くあるのに1人1人のキャラが立ってて読みやすかったなぁ。 理想的な詐欺は相手が騙されたことに気づかない詐欺、マジックは相手が騙されたことを自覚できなければ意味がない。(p220)
17投稿日: 2023.03.19
powered by ブクログ読了感がとても良い。人に勧めたくなる。道尾さんの作品の中では比較的明るい内容だと思う。続編もあるとのことなので早く見たい。
4投稿日: 2023.03.19
powered by ブクログ馴染みがない(世の黒い部分に触れていない)点と中盤までの飽きを引いたものの、完全に騙されたということで5に届かない4。 半分ほど読むまではとりあえず何も考えずただ早く読み進めていこう、の気持ちでいたのが良いか悪いかわからないが、途中から、特に後半からまるで映画を観ているかのように入り込んで気がついたら情景がありありと浮かんでいた。 市川真人氏の「解説」まで読んで、より愕然としました。あっぱれです。 ※個人的に某元人気アイドル主演のドラマに似たものを感じました。
9投稿日: 2023.03.09
powered by ブクログ序盤の重めな設定話からは想像つかない読後感の良さ。思わず膝を打つタイトルと怒涛のラスト。伏線気付かなかった。テンポ良く読めて面白かった。
3投稿日: 2023.03.08
powered by ブクログ終盤にわかる仕掛けはびっくりしつつもなんだか心温まるような。終始コメディタッチで軽く読めて面白かった!
5投稿日: 2023.03.04
powered by ブクログ途中の英訳使った表現も好きだったし、 中盤の緊張感と、結末の納得感が良かった、、 ラストは鳥肌立ちっぱなしだった。
4投稿日: 2023.02.26
powered by ブクログ苦手な裏社会かぁ。。。詐欺師かぁ。。と 途中で何度かやめかかってますが、 好きな人が多い作家さんだし、元気な日に耳読してます。 憎めないふたりの軽妙なやりとりがいい感じ。
11投稿日: 2023.02.24
powered by ブクログ詐欺という後ろ暗い職業と薄暗い過去を持った主人公が、同じ様に薄暗い過去を持った登場人物達と復讐を行う話。 さくさくと展開して行くので読み易い。少しさくさく行き過ぎかなと思う部分もあるが、そこも含めて終盤怒涛の流れで何もかもが綺麗に回収、終結。 読み終わった後、もう一度最初から読み直した一冊。
2投稿日: 2023.02.17
powered by ブクログ楽しく読ませてもらいました。 節々の違和感→予想→正解だったり間違いだったり→それ自体がミスリードであったり。 伏線回収は鮮やかでまいった。暗い話かと思いきや、なんだかんだハッピーエンドで良きでした。
16投稿日: 2023.02.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
しばらく読んだところで、ジェフリー・アーチャーの「100万ドルをとりかえせ!」のように、訳あって集まったメンバーが、悪組織から大金を取り返すみたいな痛快ストーリーかと思ったら、全く違ってた。 たくさんの伏線が、最後には明らかになり、なるほど!と唸らせる。 ただ、途中からテツさんがそうなのかな?という気はしてたが。 全体的に、ゴリゴリの謎解きでもなく、歌野晶午の「葉桜の季節に君を思うということ」みたいに、最後に目の前の景色が、ガラッと暗転する気持ち良さを味わうでもなく、単に身内同士の芝居だったわけで、このオチは、騙された爽快感はなく、ガクッときた。
5投稿日: 2023.02.14
powered by ブクログ「ソロモンの犬」で新鮮な印象を受け、大どんでん返しにスゴイ‼︎ と思わされたが、この作品でもコレでもかというくらい大どんでん返しが。でも、ちょっとココまでくると食傷気味になる。元気な時に読めばよかったなぁ。
1投稿日: 2023.02.12
powered by ブクログ人生に敗れ、詐欺やわ生業として生きる中年二人組。 ある日、彼らの生活に1人の少女が舞い込む。やがて同居人は増え、5人と一匹に。 奇妙な生活は始まったが、残酷な過去は彼らを離さない。 各々が人生を懸け、大計画を。 ハラハラして、最後には驚きの結末が待ち受けてました。
31投稿日: 2023.01.31
powered by ブクログ気楽なストーリーなのかなと思いきや、登場人物の人生が全員ハードモードだった事が判明してからぐっと緊張感が高まる。 あ、こういう系なのね、と予想した流れがことごとく裏切られていき、ラストに至っては思いもよらなかった…最後まで気が抜けない作品でした。
2投稿日: 2023.01.29
powered by ブクログ道尾秀介のミステリー。 詐欺で生計を立てつつ、事件に巻き込まれていく話。 謎が解けていく快感を味わいつつも、最後にさらにスケールの大きな詐欺が隠れていたことにびっくり。非常に壮大で精巧な演劇とも言えます。
0投稿日: 2023.01.28
powered by ブクログそれぞれ違う詐欺師が結託し、闇金に仕返しを挑む話です。他人なのに家族のような空気感にとっても心が温まりました。終盤はコロコロ転がされるような、どんでん返しに読む手がとまらなくなり、、 読了後すっきり、ほっこりする作品でした。
6投稿日: 2023.01.23
powered by ブクログ月と蟹以来、読むのが止まっちゃってたが、もっと早く読めば良かった。単にミステリーではなく、ドラマでもありコメディでもあり、どデカいクライマックスも持ってくる。作り込みがすごくとても満足。
15投稿日: 2023.01.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
爽快感あった。 いろんな事件がタイミングよく起こっていき、畳み掛けるようにネタバレ。 途中で気付けたかなー? 役割的に人差し指では?なんで親指なの?おかしくない? ってところをもっと考えてれば予想できたかも。 とはいえ騙されたー!って気持ちも大事だろうからありがたく思っておく。 映像化もされてるみたいだから興味あり。
1投稿日: 2023.01.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読んでる途中で、あれ?これ、しってる、、?ってなった。でも本は読んだ覚えがなくて、記録もないし。映画だ!ってなった。覚えてるのは阿部寛だけ。トサカが出てきたあたりでそれを強く感じた。 うーんなんだろうなぁ。最後はテツさんにやられたって感じね。テツさん上手すぎて。両親の存在って本当に大きい。そして学というか知識がすごく大事だ。学がないから低賃金なのか、低賃金だから学がないのかはわからないけど。知らないからわけのわからないところに借りてしまったり、そういう所でしか頼れなかったり。国の制度とか、自分の立場とか、わかっていればまた話は違うんだろうけど。わからなくて困ってどうしようもなくなってその場を繕うために闇金に手を出すのだろう。でも根っからの悪いやつで、喜んで手を出す者と、それ以外の選択肢がなくて手を出すやつがいる。私は何ができるかわからないけど。正直、この世界とは遠く離れた場所にいるのだろうけど。みんな生きることに必死なんだと思う。大切な人を守るために必死。守り方は人それぞれで、それこそ生きてきた中で分かり得るできることや知ってることを駆使して。だから知ってることは多い方がいい。みんな幸せになってほしい。そして許すことの難しさ、許されることの難しさを改めて感じた。
1投稿日: 2023.01.08
powered by ブクログブク友のひろさんにお薦めしていただいた本です。 ひろさんありがとうございました。最後にやられました。 道尾秀介さんの初期の代表作だったようです。 最近の道尾さんの作品『N』『雷神』などは既読ですが初期の作品は知りませんでした。 序盤はちょっとショボい二人の中年の詐欺師の話、そこに三人と一匹が加わってという、ごく普通の展開。 なぜこの作品をひろさんがお薦めしてくださったのかという疑問は最後の最後に判明しました。 解説の市川真人さんのことばがそのものズバリなのでお借りします。 「幾人もの登場人物がおのおのの心の闇を抱えてそれぞれ罪に手を染める…かに読者を思わせておいて、ハンカチ一閃、オセロの駒が次々裏返り、黒一色となるかに見えた盤面が一枚を残してすべて白に塗り替えられる作者の手つきは、見事なまでに計算し尽されている。 まさにその通り」 ちょっともの悲しいラストシーンでもあるのですが、計算されつくしたお見事な展開です。 一番よかったのは猫の”トサカ”。 本当によかったね”トサカ”!!。
115投稿日: 2023.01.08
powered by ブクログどえらいものを読んでしまった! 終盤、読んでいた物語が信じられなくて、ずっと動悸が止まらなかった。 詐欺師二人組が、奇妙な同居人たちと人生を懸けて企んだ大計画。その成功の可否にドキドキしていたが、大逆転が最後に待っていた。 面白かった!
3投稿日: 2023.01.02
powered by ブクログ「相手が騙されたことに気づかない」のが「理想的な詐欺」、「相手が騙されたことを自覚できなければ意味がない」のが「理想的なマジック」 人生の失敗の多くは、この小さな疑問を見逃すことからはじまる。 実人生において、教訓というものが実際に役に立つことなどほとんどない。それが教訓と教訓たる所以なのだ。 展開がおもしろくて没入して読んでいたが、終盤は物語の方向性が自分の中でなんとなく見えてきて、「こんな感じね」って感じで読了。 するはずだった。 雲行きが怪しくなったのも束の間、 小銭が財布から落ちていくみたいに 「あれも?え、これも?」 が止まらなくて一銭も無くなってしまった。 これは詐欺じゃなくてマジックですね
2投稿日: 2023.01.01
powered by ブクログラストまではらはらドキドキで楽しんでいたが、本当のラストでまさかの展開となった。途中までは辛い気持ちもあったが、ラストで今までの物語の様相が一転し温かい気持ちで読了した。
3投稿日: 2022.12.27
powered by ブクログストーリーが面白くどんどん読んでしまい一日で完読。 指を使った家族の話は面白かった。 最後のどんでん返しもそう来たかという感じ 感動系ではなかった
0投稿日: 2022.12.26
powered by ブクログ物語の展開が早くて非常に読みやすかった。 いろいろな伏線が散りばめられていたが、最後の最後ですべて回収されペテンにかかっていたと自覚した。 確かに少し話がうまく行き過ぎていると思っていた。 まさしく逆転劇であった。 人の人生には色々なことがあると改めて感じた。
1投稿日: 2022.12.25
powered by ブクログ半分を読み終わってからのページの進みが早く、あっという間に読み終わりました。 読了後、読み直し完了。 伏線を次々と回収してスッキリしました。 続編を読まねば。
1投稿日: 2022.12.24
powered by ブクログ初めて読んただ道尾作品。面白すぎて読む手が止まらなかった。 ずっと騙されてた。カエルの小指もぜひ読みたいです
0投稿日: 2022.12.23
powered by ブクログ久々のミステリー読了。子を思う親の気持ちを全うするために、とんでもなく大掛かりで巧妙な詐欺の仕掛け。いちいち壊れた心を溶かす演出が効いた詐欺にほろりとくる。テツさん、安らかにを
1投稿日: 2022.12.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
道尾さんの作品は初めて読んだけど、文句なしに面白かった。 詐欺師の主人公が相手を上手く騙すのを楽しむ作品かと思いきや、読者である自分自身が騙されていると気づいた時の爽快感が良かった。 主な語り手である武沢自身も騙される場面がいくつもあって、その違和感に気づいた瞬間に流れが変わって、武沢と一緒に「どういうことなんだ?」と頭を捻らせ、ドキドキしながらページをめくる感覚が心地よく、夢中になって読んでしまった。 アルバトロス作戦が成功したと思われた場面や、ヒグチ(偽)から解放され紙袋を回収した部分でも結末として十分納得できたのに、さらにもう一段階展開を変える結末が待っていて最後までワクワクして読めた。 最後の展開に入った時には、テツさんが武沢を騙す悪者なのかという疑念も抱いてしまったが、自分の家族の人生を変えるため、さらには武沢すら救うためにあくまでも詐欺師としてできることを考え、一世一代の詐欺を仕掛けたという真相で、テツさんが悪い人じゃなくて本当に良かった。カラスの親指というタイトルが、ある意味では黒幕のテツさんを表してるのもお気に入りポイント。 お手本のように綺麗な伏線回収だったし、武沢、テツさん、まひろ、やひろ、貫太郎の人物の描き方も良かったからもう一回読み直したい作品になった。
1投稿日: 2022.12.16
powered by ブクログ道尾作品二作目ですが本当に面白いです。まず冒頭50ページ位ですでに引き込まれてしまうの本当に凄いです。詐欺を題材に書かれた話。どんでん返しがそんな所にあるのかと言う意味では、珍しいパターンだったのではないかと。 続きも出ているみたいなのでちょっと読んできます
1投稿日: 2022.12.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
道尾秀介作品の最高傑作と呼ばれる作品。 ヒグチ達に報復する決意をするまでが凄く長く感じた。5人が出会うまでにここまで長くかけるのかとすら思ったが、その分キャラクターにいとおしさを感じることが出来ました。そして報復→決行という所に向かっていくがそれでもいまいち何でここまでこの本がここまで評価されているのかがわからなかった。結局は作戦は失敗しわずかなお金しか得ることが出来ないまま終わってしまう。しかもその後、テツさんは亡くなってしまうという事であまり良いラストではないなぁと思っていたが、最後の最後でひっくり返された。まさか、全てが嘘だったとは思わなかった。今回の物語に出てきたヒグチはまさかの全くの別人であり、そもそも現在のヒグチのグループがそもそもでっち上げだったことも全て驚いた。節目節目の行動は思い出すとテツが上手く誘導していたなぁという感じで上手くできているなと思った。この真相を知る事でこの物語がとても爽やかな物になっているのがとても良かったです。復讐物語ではなく更生物語であるという所でまた道尾さんに騙されたのだなと思いました。 最初はまひろとやひろがヒグチの喋り方の特徴から彼の娘なのかなという所でミスリードになっていて完全に騙されてしまいました。まさかの八代亜紀のBGMの件がこのミスリードを上手く促しているのがとても上手いと思いました。 次のカエルの小指も読むのが楽しみです。 この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。 武沢竹夫:諏訪部順一 入川鉄巳:吉野裕行 河合まひろ:富田美憂 河合やひろ:愛美 石屋貫太郎:畠中祐 ヒグチ:古川登志夫 ノガミ:乃村健次 セイリヤ:杉田智和 老ソラマメ:大塚芳忠
46投稿日: 2022.12.09
powered by ブクログ最後の伏線回収で、面白さがグッと高まります。 長篇ですが、スラスラ読めます。 映画や漫画みたいな作品です。
0投稿日: 2022.12.07
powered by ブクログ詐欺師モノ キャラ個性、トリック共に楽しく読める作品。 キンドルアンリミテッドで読ませてもらいました
2投稿日: 2022.12.07
powered by ブクログやっぱり道尾秀介さんは面白い。 長編ながらあっという間だった。 ハラハラドキドキして キャラクターも全員感情入っちゃって 大好きな本になった。 伏線回収が見事で 頭の中が巻き戻しの様な感覚が起きて うわぁ〜!!ってなりました。 映画も見なくちゃ!
0投稿日: 2022.12.07
powered by ブクログこーゆーどんでん返し期待してた!! 全然予想もしてなかった結果で 本当に面白かった! 全然主張してなかったのにこの小説凄い!
0投稿日: 2022.12.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
道尾氏の作品初読。 率直に言って伏線の張り方、登場人物の構成、ストーリー展開、全てが申し分ないものであった。 2人の中年詐欺師がそれぞれ過去の十字架を背負っており、それが絶妙にリンクしていく所が何とも言えず、最後もハッピーエンドといえるものですっきりとした読了感であった。 続編も期待したい
3投稿日: 2022.11.26
powered by ブクログ仕方なく詐欺を生業とする中年二人組。ある日、彼らの生活に一人の少女が舞い込み増えた同居人と大逆転を狙う。 畳み掛けるように理不尽にまみれたこの世の中。皆こんな大変な目に合わずに幸せに生きてくれ〜と読み進めてたのに…
2投稿日: 2022.11.24
powered by ブクログどす黒い話かと思いきや、途中途中にユーモアが含まれており、くすっとしながら読めました。 読み終わってみると、それぞれがハッピーエンドで良かったです。 道尾さんの本を初めて読ませていただきましたが、面白かったので、また別の本にも挑戦してみたいです。
4投稿日: 2022.11.20
powered by ブクログハッピーエンドな物語であり、マジックが個々の人生に良い影響を与えている点が大変楽しく読めました。マジックの仕掛けも最後に大どんでん返しがあり、清々しい気持ちになれました!ちょっと現実とは、違う世界観がありますね!
2投稿日: 2022.11.16
powered by ブクログAudibleにて読了しました。 各所に散らばるごく小さな違和感が、終盤に畳み掛けるように解消されていきました。ストーリーや各人のキャラクターも個人的には好みでした。 また読み手の多田啓太さんの好演が、それぞれの個性を引き出し、頭の中でハッキリと顔まで浮かび上がらせてくれます。とても素敵な演者さんです。
0投稿日: 2022.11.14
powered by ブクログはあ、面白かった、あとはエピローグかと思いながらページをめくったらそこからまたもうひと物語あって驚いた!全部を知った上でもう一回最初から読み直したい一冊
0投稿日: 2022.11.14
powered by ブクログ主人公は、ベテラン詐欺師。彼を騙そうとした新米詐欺師と、成り行きでコンビとなる。これに美人姉妹とその彼氏が加わって、5人の同居生活が始まる。彼らの過去は痛ましい。詐欺からの闇金、過酷な取り立て家族の死去。詐欺師は姉妹が自分が自殺に追いやった女性の娘たちである事を知り、この生活から抜け出す為の大規模詐欺を実行する。 テンポ良く、実話と虚構が入り混じる。そして、最後に振り出しに戻るとは。 理想的な詐欺は、相手が騙された事に気がつかない事。マジックは、相手が騙された事を自覚する事。 最初にヒントがありましたね。道尾さんのマジック小説です。
69投稿日: 2022.11.05
powered by ブクログ良かったです。作者の例え話が上手くて、物語が広がっていった。 ちゃんと繋がってて理不尽さもない、スッキリとした読後感。 詐欺師ものって格好いいよね。
1投稿日: 2022.11.05
powered by ブクログ2回目なのに内容をぜんぜん覚えていなくて、あちこち 新鮮に驚いた笑 記憶にある個所もあったけどね。 これで続編を読む準備はできた!!
1投稿日: 2022.11.03
powered by ブクログある詐欺師が主人公の一種のミステリー小説。 最後に大どんでん返しがあり、始めのほうからこいつには何かあるとは思ってたけど、そこまでとは思っていなかった。 見事に騙された。でも、どこかさわやかな読後感である。
0投稿日: 2022.10.31
powered by ブクログ面白かったです! オーディブルで聴きました。 実はだいぶ前にこれの映画を観ていたのだけど、まひろが宝石店の前で男にスリを働く場面まで気付きませんでした。(その後も断片的にしか覚えておらず、最後のオチまで忘れていたので良かった) 映画のキャストはみんなハマり役だなぁと思います。(特にテツさん)でも映画より原作の方が断然面白い。
3投稿日: 2022.10.25
powered by ブクログ久しぶりに道尾先生の作品を読みました。どでかいどんでん返しがあるぞ!と意気込んで読んでいましたが、それでも見落としていた伏線がいくつも。 最後は気持ちの良い終わり方。登場人物たちの幸せを願います。
0投稿日: 2022.10.25
powered by ブクログ映画は見たことないけど、大好きな阿部寛が出ていたためまず手始めに原作を・・・ コンゲームものと言われればそうかもしれないが、この小説の面白さはキャラクターの描き方かなと思う。しっかりとキャラが立っているので、映像化しやすい作品なのだろうなと思った。テツさん役を村上ショージさんがやっているというのを読了後に知り、なるほどな、(見たことないけど)とぼけた感じがハマり役かも、と一番納得した。
0投稿日: 2022.10.24
powered by ブクログ面白かったです 残酷な過去をもつ5人の同居生活 詐欺師と刷りとマジシャン 自分たちをこんな目にあわせた奴らをぶっ飛ばすべく 立ち上がる! 詐欺師って鮮やかに騙しますね ところどころ ん?ん?ってあるんですけどなんとなく読んでいったら 騙されました。そして読み終わったあとも!びっくり(@_@;)です
0投稿日: 2022.10.23
powered by ブクログ詐欺師とマジシャンの違いかあ。 気持ち良いねえ。何かちょっとでも違和感を感じたならすごいです。僕はそれすらも気づきませんでした。 出てくるキャラクターみんな憎めないんですよ。 みんな過去に傷ついても前を向いて生きている。 ちょっとした心残りがあるんだけど、それが最後には綺麗な形で終わってる。 それと、テツさんの話がちょいちょい素敵。 思わず「なるほど」って思っちゃう。 良いトリックだったり伏線だったりも好きだけど、終わった後に、登場人物がどうなるか想像するのも好き。
0投稿日: 2022.10.23
powered by ブクログネタバレしないで感想を書くのが難しい程に、素晴らしい読後感であった。 作品を通して、どの場面もすんなりと頭にイメージが湧き出て、一気に世界観にのめり込める。だが、この作品は『ミステリ小説を多く読んでいる人』ほど、騙されるに違いない。 しかし、タケさんを始めとする登場人物は、それぞれのキャラクターに愛着が湧くほどの親しみやすさを感じ、次々と変わる展開も、まるで身近に起きていることのようにリアリティを感じさせる。 この興奮が冷めないうちに『カエルの小指』も読んでみようと思う。 2023.3.25追記 映像(映画)をようやく観ました。冒頭とヒグチの違いはありますが、脳内再生がそのまま映像となっている感覚で素晴らしかったです♪ 阿部寛さん、村上ショージさんのコンビは意外とハマり役と感じました。
41投稿日: 2022.10.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
道尾秀介さんの作品で、これの前に読んだのは「向日葵の咲かない夏」だったので、こちらは非常に読みやすかった。疑う要素は沢山鏤められているのに、気づかないものだ。読むのが細切れになったからというのもあるだろうが。 途中の大きな作戦が始まったあたりから、さらに読みやすくなりハラハラしたのだが、それがさらに大きなペテンに包括されたものだったとは。だけど、優しいペテンだった。人となりはだいぶ違ったけど、キャラはそのままだったのがありがたい。キャラも違っていたら少しシラケていたかもしれない。
10投稿日: 2022.10.21
powered by ブクログ全体が詐欺の話。サラ金取立てへの復讐のための被害者チーム(主人公だけは加害者でもあるが)の詐欺が見事なプロッドで成功の思いきやどんでん返し!そしてそもそもこの詐欺(言い換えると全体のストーリー自体)の目的そのものが作り過ぎと思えるほどのどんでん返しで、それこそ「詐欺」やろと思わせる内容。とても面白かった‼️
0投稿日: 2022.10.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
誰も傷つかないミステリー作品はそれはそれで良いとも思うが、全部演技でしたという終わりに少し冷めてしまったところもあった。
1投稿日: 2022.10.17
powered by ブクログ面白かったです! 何年か前にラジオで紹介されていて読もうと思いつつ数年経過し、ようやく読めました。 読みやすくて、さくさく進みます。 テレビや映画を見ているかのような軽いタッチで、面白かったです。 最後にどんでん返し、えぇ!!と興奮して読みました。 実は図書館の期限が迫ってて、終盤は急ぎ足で読んでいたんです。ハードカバーの古い本で、最後見落としてしまうくらいの数ページがものすごく大事でした!
0投稿日: 2022.10.15
powered by ブクログ'22年10月15日、Amazon audibleで、聴き終えました。久々の、道尾秀介さん! 映画は観ていましたが…原作は初、でした。 いやぁ~やはり、道尾秀介さんは、素晴らしい!毎回、読む(今回は聴く、ですが)度に打ちのめされます。ストーリーはなんとなくわかっていましたが、それでもひっくり返されます!痺れた!感謝! 続編、なのかな…次は「カエルの小指」、いきます!
9投稿日: 2022.10.15
powered by ブクログなるほどね。この人の作品は基本どんでん返し系なのか。 おもしろいっちゃおもしろいけど、最後で全部ひっくり返しすぎな気がする。
0投稿日: 2022.10.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
気持ちよく騙されました。 飽きさせないストーリー展開。決して軽くないテーマを扱っているのに、最後まで楽しく読めました。
2投稿日: 2022.10.10
powered by ブクログ詐欺師たちが主人公のミステリー小説。 まんまと騙された。ラスト50ページで今までの話が180度ひっくり返される。さすが道尾ワールド。 詐欺とマジックの両者の違いが特に面白かった。詐欺とは、最後まで騙されたと気づかないものこそ一流。一方のマジックは、最後に騙されたと気づくものこそ一流。このセリフの内容は、貫太郎が途中で何とは無しに放った言葉だが、ラストのラストで本当の意味が分かるようになる。 この小説は、言葉遊びが多く最後まで楽しめた。 続編のカエルの小指も読んでみようと思った。続編にもアナグラムが隠されているのだろか、、。
22投稿日: 2022.10.09
powered by ブクログ最後の最後まで騙され続けてこの小説の世界にいたんだなぁ〜。 詐欺とマジックの違い、そんなこと考えたことなかったけど、ものすごく体感できました。騙されてたとしても読んでる時はすごく楽しくて、次へ次へと読みたくなる、そんな道尾さんの素晴らしい才能に触れることができました。
0投稿日: 2022.10.08
