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カラスの親指 by rule of CROW’s thumb
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb
道尾秀介/講談社
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総合評価

1243件)
4.1
413
483
258
27
2
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    メインキャラの5人が集まるまでの過程が良かった。タケとテツの人となりや身の回りの事情で引き込まれる。ましろにやひろ、トサカを交えての生活は奇妙で面白おかしかった。逃げずに立ち向かうことを決めるくだりなど、デカいヤマって感じがして良い。。。 で、ラスト道尾秀介にがっつりと騙されたよ。騙されたと気づかないのが理想の詐欺、気づかなかったわ。道尾秀介は小説界の詐欺師なのか!

    10
    投稿日: 2025.04.16
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    カウボーイビバップやオーシャンズ11のような仲間が集う物語が好きな人にオススメ ある事件をきっかけに個性的な登場人物が集い生活し大掛かりな詐欺を遂行する とここまではよくある王道展開なんですがそれで終わらない作品でした

    3
    投稿日: 2025.04.15
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    闇金業者に復讐するために集まった5人のお話。 伏線はりすぎてるせいなのか、読んでいてひっかかりを感じるので読みにくい箇所がある。 最後のタネ明かしは一気に読める。 途中、挫折しかけても最後まで読み切って欲しい。

    2
    投稿日: 2025.04.13
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    Nを積読しておりまして、先にこちらを読了しました。最初はけっこうハードな感じの展開になるのかしら…と思っていましたが、真逆のほっこり結末ですごくハッピーな気持ちですっきり読み終えることができました。解説にあった様なトリックというかマジックの様な展開を楽しめる読解力が自分には無かったので、またいつか再読してみたいです。

    5
    投稿日: 2025.04.11
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    うわ!騙された大賞2025(当時) 根が善人な詐欺師とポンコツ後輩のお話。 2人で組み始めてからなかなか上手いこと行っていたが、とある娘が財布を盗むシーンを目撃してから、生活は一変して。 最後の2章までは一般的なミステリー 仕掛けて仕掛けられて嵌めて嵌められて 正直、王道すぎて、ん?こんなもん?? と思っていましたが主人公の気づきから 私たちまでハッとさせられます。 マジックと詐欺の違いの哲学は後書でも取り上げられていましたが、素敵です。似て非なるもの。 皆さんはこの本を無事マジックとして楽しめるでしょうか。私にとっては詐欺でした。

    2
    投稿日: 2025.04.06
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    言わずとしれた名作『カラスの親指』! 前情報なく読んでよかったぁ!の面白い作品でした。道尾秀介のなかでも、読後感が『シャドウ』と並ぶくらい良いのではないかと思います。 前半から誰かに追われている主人公の、ハラハラストーリーかと思って読み始めたのですが、仲間が増えるにつれてチーム感が増していき、ページを捲る手がとまりません。 さわりは書けないので読後の雰囲気でいくと、 ユージュアルサスペクツを見終わったときに 近いやられた感をワタシは感じました。 そこくるぅ?ってな感じです。 キャラ、ストーリー、どんでん返しは満点です。 そろそろ続編『カエルの小指』も、本棚でいまかいまかと、ワタシを待っています。

    46
    投稿日: 2025.04.05
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    ミステリー小説を初めて読む方に「最初に読むとしたら何がおすすめ?」と聞かれたら、迷わずこの作品を押し付けることだろう。 題材や物語りの展開はよくあるような流れなのだが、そこに詰め込まれた人情と葛藤の混ざり具合がまさに絶妙。コーヒーに足されたミルクの量がちょうど良く、味も完璧で何の付け入る隙もない流れであった。 最後のどんでん返しでは、実は飲んでいたのはコーヒーではなく、ミルクティーだったことが判明するのだ。それほど、世界を一変される巧妙な伏線の数々。ぜひ、ミステリーの教科書的作品を経験してほしい。

    4
    投稿日: 2025.04.04
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    見事に騙された。 シャドウに続けて読んだが、また作者にしてやられた。賞賛を送る。 「カエルの小指」も読むつもり。

    6
    投稿日: 2025.04.02
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    詐欺師を生業とする中年二人組と、増えていく同居人の奇妙な生活の始まり。 最後の最後まで騙されました。 まさに理想的なマジックがここにある。

    1
    投稿日: 2025.04.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    めちゃくちゃ、めちゃくちゃ面白かった……! スリリングな展開に翻弄されて最後は爽やかな気持ちで終わって、改めてタイトルを見返してあ、あーーーー!!!!!!!ってなって……笑笑 最初からずっと騙されたまま、ラストで世界が全部ひっくり返る気持ち良さ。 主人公サイドだって詐欺師なのに、なんだか勧善懲悪を見ているような爽快感。ちゃんとヒグチも懲らしめられていたし。 まひろやひろ貫太郎と共同生活が始まる章のタイトルが「CUCKOO(カッコウ)」なのも秀逸で最高

    1
    投稿日: 2025.03.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後の章では見事な伏線回収ラッシュで、ちゃんと、どんでんがえりました。 詐欺師たちが、大きな詐欺に挑むと言っても、主人公たちは元々騙されて借金を背負い、身近な人の命を奪われている暗い過去を持っており、その主人公らの復讐であるため、主人公たちに感情移入しやすい。 そのため、途中までは主人公たちの関係がどうなってしまうか、ハッピーエンドになるのかバッドエンドになるのかハラハラしながら読むことができた。 巻末の感想で述べられていた、マジシャンである貫太郎の台詞も、私たちに対する伏線となっていて、まさに最高のマジックを見せられたと思った。 騙される、騙されやすいということはネガティブなイメージを持っていたが、騙されたり、騙されやすいという事は、強ちマイナスな面しか持たない訳では無いということを教えられた作品であった。 伏線回収によるどんでん返しも、主人公たちのストーリーとしても、読み終わった頃には非常にスッキリし、読んで良かった作品であった。

    1
    投稿日: 2025.03.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    友人に勧められて購入。 友人からはミステリー小説との話を聞いていたが、解説にもあるようによくあるミステリーとは異なる構成。 最後に真実が暴かれるという点においてはミステリーなのかもしれないが、そもそもそんな答えがあるとは想像もしていなかったし、まんまとしてやられた感が気持ちよかった。 紆余曲折を経て登場人物皆が良い方向へ向かう話かと思って読み進めていたら、それは全て仕掛け人の手のひらの上で創られた物語だった。 作中の随所にヒントはごまんと散りばめられていたのに、何一つ違和感を感じることなく最後の最後に既に作り終えたパズルが全く別のものだったということに気づかされた。 解説に話が上がっていた『龍神の雨』も気になる。 解説を読んで驚いたが、テツさんの名前やタイトルのアナグラムには色々な見方があって、それも全て作者の思うままなのだとしたら怖さまで感じる。読者がこんなアナグラムもあるのでは…?と解釈を広げられるのも読後の楽しみや再読のきっかけになるだろうから本当にすごい。

    2
    投稿日: 2025.03.25
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    1人1人のキャラクターが面白く最後まで楽しく読めた!無駄な事がなく大きな出来事から小さな出来事までが最後につながっていく伏線回収が面白く読後感が良かった!

    6
    投稿日: 2025.03.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    めちゃくちゃ面白かった。 過去に借金で苦しんだタケさんと同じ境遇のテツさんの2人で暮らしていたが家が放火されて1軒家に引っ越し。そこにタケさんが過去に自殺に追い込んでしまった女の娘2人とその彼氏が転がり込んできて、闇金業者と戦うという話。 500ページとかなりボーリューミーだったけど読みやすくてスラスラ読めた。 読んでる時はめちゃくちゃドキドキしたし辛かった。みんなの過去が重いし、タケさんはまひろ達に負い目があったりして報われてほしいって気持ちが強かった。だからこそアルバトロス作戦の時は捕まったらどうしようとか、ハッピーエンドじゃなかったら辛すぎる、みたいに思って続きが気になるけど次のページをめくりたくなかった。 成功して安堵した後にヒグチが出てきて感情のジェットコースターが凄かった。 ヒグチ達から解放されてみんな自分の道を進んでて良かったと思ったら最後にとんでもないどんでん返しがあってやばい。 テツさんがタケさんと一緒に行動したのも、まひろ達と一緒に暮らすことになったのも、アルバトロス作戦も全部テツさんの手のひらの上で起こってたことって判明して頭ん中混乱しまくりだった。 伏線回収がすごくて、まひろやタケさんの周辺を嗅ぎ回ってた怪しい大男とか、詐欺にあった建設会社とか、名前のアナグラムとか全部が繋がって面白かった。 しっかり本物のヒグチが懲らしめられててスッキリした。 最終的に登場人物みんながまともな道を歩んでくエンドで本当に良かった。 みんな幸せになってほしい。 途中は暗いけど貫太郎とトサカがほのぼのさせてくれていいキャラだった。 しっかりペテンにかけられた。

    2
    投稿日: 2025.03.23
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    口コミで伏線回収とどんでん返しが痛快!とみて手に取りました。 最後の最後に真実が明かされて面白かった。 闇金に追われた詐欺師が、闇金と対峙する内容で重くなりすぎず軽やかに読めます。

    1
    投稿日: 2025.03.23
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    「逆転劇と言えば」で検索した結果出てきたタイトルがこの一冊だった。思ったような逆転劇ではなかったものの、まんまとペテンにかけられてしまった。 終劇後の回収は鮮やかで、振り返られると腑に落ちるものもたくさん。てつさんのセイリヤに向けた発言の違いは気づいていたんだけど、私では真相には至らなかった。 盗聴バスターズの件、もう少し緊張感があるほうが好み。だけど、ほんわかとした本作品の雰囲気も嫌いじゃない。 おまけで星5つとしたい。

    24
    投稿日: 2025.03.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    かなり前に読んで久しぶりに読んだ。なんとなく内容は分かりながら読んだがそれでも面白い。 違和感がありながら進むのを全部回収しハッピーエンドで終わり読後感が良い。

    2
    投稿日: 2025.03.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初の道尾さんの作品! 400p超えでしたが、導入からとても読みやすく、一気に読了できました! 詐欺=サギ(鳥)にかけたり、鳥を英語で表題にしたり…。 それぞれのキャラクターにも愛着が湧き、面白かったです。 最後には、ペテン師の話で、主人公が騙されていた…そして読者も騙されていたー。 そのどんでん返しに、驚かされました!!

    3
    投稿日: 2025.03.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まぁまぁでした。 ヤミ金に昔関わって人生を滅茶苦茶にされた詐欺師の話。 よくある復讐の話でハッピーエンド☆かと思いきやそうではなく、一人の男の掌ですべて踊らされていた(結論はハッピーエンド)という話。 結末行くまでは微妙だったけど仕掛けがあって「道尾秀介だなー」と思った。面白かったです。

    2
    投稿日: 2025.03.09
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    後半すぎるまで私の好きなドキドキハラハラ感や、先が気になり寝る間を惜しんで読む…という感じではなかったかな。 登場人物、とくにテツさんのキャラクターがとても好きでした。 ラストは思いがけない展開で読後感も良く、明るい気持ちになれました。

    1
    投稿日: 2025.02.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    さすが道尾秀介作品。見事に騙されました。 ヒントはいくつも散らばっていたのに…。どこまでもこちらの想定を超えていき、最後まで楽しませてもらいました。 アナグラム、指の話、食事シーンなどなど無駄なシーンは一切ないです。タケさん、テツさん、まひろにやひろ、貫太郎。この出会いも全て意味があったのだと気付かされる作品でした。

    2
    投稿日: 2025.02.24
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    詐欺師をやらざるをえなくなってしまった男が、取り立てを厳しくして女性が自殺してしまいます。それをきっかけに組織を警察に知らせつぶしてしまいました。そこから話は本格的に始まります。どんでん返しがあって面白すぎます。

    2
    投稿日: 2025.02.22
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    詐欺師たちのお話。 少々暗くなる場面もあるけど、全体的には軽妙でクスッと笑えるような内容。 そしてラストの意外な展開に泣けるし、気持ちのいい読後感だった。

    2
    投稿日: 2025.02.22
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    いやー面白かった!登場人物の背景説明が長く、どっから面白くなるのかなーと期待しながら読み進めた。途中からのテンポ良い展開、そして点と点が全て繋がっていく感じ。たまりませんでした。 地味に印象的だったセリフは「人を1人だけ殺すなんてできない。1人殺すとその周りの人も殺してるんですよ。」ってとこ。痺れました。

    7
    投稿日: 2025.02.22
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    前半は、暗くて苦しい、読みづらい話だと思ったけど、後半にかけてハラハラドキドキ、え?!騙されてた?!え?!これも?!という感じでネタばらしを畳み掛けられる。「相手が騙されたことに気づかない」のが理想的な詐欺で、「相手が騙されたことを自覚できなければ意味がない」のが理想的なマジックだそうです。

    3
    投稿日: 2025.02.17
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    展開が割と単調だなぁと思っていたけど、最後の伏線回収が圧巻だった。 登場人物たちにそこまでどハマりはしなかったけど、続編(にまた登場するのかは分からないが)を読んだらもうちょっと好きになれるかも。 いずれカエルの小指も読んでみよう。

    1
    投稿日: 2025.02.17
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    人から追われる設定が苦手で、この話はとてもドキドキした。ヒヤヒヤしながら悪い事を見守る感じ。人との絆が心地よい。親の愛情を感じる作品だった。読んでよかった。

    2
    投稿日: 2025.02.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後の最後、ラストシーンを読むまで見事に騙されました! 勘の良い方は、タケさんとテツさんが一緒にボストンバックの中の札束を確認している時に出てきた手紙の名前から、アナグラムで気づいたのではないですかね…? それとももっと前からヒントがあったのかな…? とにかくラストシーンまでに気づいた方はすごいと思います! 詐欺師を扱うお話は読んだことがなかったので、銀行や家の鍵、質屋での詐欺は自分にとって驚きの連続でした。 銀行でああ言われたら、確認してもらおうと思ってお金を渡しちゃうし、鍵屋さんもすぐ直してもらおうと思って連絡すると思います。 この本を読んで、自分が詐欺師に騙されやすいと分かったのも良い発見でした。

    4
    投稿日: 2025.02.14
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    詐欺師が主役の物語なんて、どこか胡散臭そう…なんて思ったら大間違いでした! 読めば読むほど、彼らの人生に引き込まれ、気づけば「頑張れ…!」と応援している自分がいました。 詐欺師・タケと、相棒のテツが出会ったのは、ワケありの三人組。寄せ集めのような彼らが、「ある計画」を実行するために動き出す。果たして、その計画の行方は? とにかくキャラクターたちが魅力的! 一見バラバラな登場人物たちだけど、抱えている過去には共通点があり、その傷を埋めるように少しずつ家族のようになっていく姿がじんわり胸に沁みる。 そしてラスト、全てのピースがはまった瞬間、思わず「うわぁ!!」と叫びたくなるほどの衝撃。 これはもう、道尾秀介さんに完全に騙された…! ユーモアとスリル、そして感動が詰まった、最高のエンタメミステリー?小説。 ぜひ最後の一行まで読んで、「カラスの親指」の本当の意味を知ってほしい!

    6
    投稿日: 2025.02.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    星4.5 YouTubeのおすすめ小説で紹介されてて読んだ一冊。 途中、ドキドキが止まらないところとか小説と思えない感じが良かった。 ただ、紹介動画で期待しすぎた感じはある どんでん返しもよかったな、2回もあってびっくりした

    2
    投稿日: 2025.02.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おすすめの小説ランキングで見つけて読んでみた作品。読み終わった後に思わず「テツさん.....泣」と呟いてしまう、本当に最後に全てをひっくり返されるようなストーリーだった。詐欺で生計を立てる武沢とテツさんと、ひょんな事から一緒に同居することになったまひろ、やひろ、貫太郎。後に同じ相手への復讐を考えていた事が分かり、5人で詐欺を仕掛けることになるが失敗に終わってしまう。その後それぞれ別の道を真っ当に歩き始めるというここまででも充分な内容だったけど、ここに武沢が疑問を抱いた所からが本当に大どんでん返し。 まさかこの物語の主人公がテツさんだったとは、全てが作られたものだったとは想像もしなかった。自分の生き別れた子供達だけではなくて、自分のせいで人生を狂わされてしまった武沢の事も救いたいと思えるその心の広さというか行動力というか、もう本当に全てがカッコ良すぎた。もちろん詐欺は許されない犯罪だけども、こんな使い方をできてしまう大胆さにテツさんの腕の良さを感じた。

    2
    投稿日: 2025.02.02
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    やられた!天才かよ! 読み終えた時の感想です。笑 詐欺師と暴力団の話でした。主人公は詐欺師です。 緊張と緩和を繰り返しながら物語が進むのですが、その緩和の時のクスッと笑える時の道尾秀介さんのセンスも大好きでした。 YouTubeで『騙されたランキング』等でよく本作が登場したので読んでみました。終盤を読んでいる時に「この程度でみなさん騒ぎ過ぎじゃないか?」と思ってましたが、完全に騙されました。笑 終わり方も良かったし文句なしです! 家族にも必ず勧めます!

    18
    投稿日: 2025.02.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後のネタばらしまで、登場人物たちの復讐の物語かと思って読んでいましたが、まさかの結末に驚きました。登場人物達が互いを気にかけながら進む展開、爽快感のあるラストが好きな作品でした。 手の指の関係性について、思わず自分もやってしまいました。

    4
    投稿日: 2025.01.31
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    再読。 救いようのないイヤミスが多めの道尾作品の中で、ベスト3には入る明るく爽快なラストが嬉しいです。ドンデン返しも幸せでいい。 ワケあり犯罪集団の痛快ストーリーなので伊坂幸太郎さんみもちょっと感じます(伊坂さんも大好きなので嬉しい)。 詐欺師のタケさんテツさんのおじさんコンビにホッコリするし、まひろ&やひろ姉妹と貫太郎のやりとりは若者らしくて可愛いし。 映画にもなってるんですよね。阿部寛さんがタケさんはちょっとカッコ良すぎる気もするけど笑、まひろやひろは似合っていそう…観てみたい!

    8
    投稿日: 2025.01.23
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    登場人物の5人に情が移りすぎて、ヤクザからお金を奪う作戦中はハラハラしすぎて、全然ページが捲れなかった。。そのくらい緊張感もって読んでたからどんでん返しに逆に拍子抜けした。確かに想像できない展開ではあったけど、そんな上手く全部芝居でカバーできる?とも思ってしまった。けど総じてストーリーは面白かった!

    4
    投稿日: 2025.01.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    多少の違和感は感じていたけど、小説だからなぁと思いながら読んでいた。 単純に都合の良い小説だなと。 違和感を考えてみることは全然しなくて、まあそういうものかと読んでいたけど、もしかすると日常でもこうやっていろいろなことを見過ごしながら生きているのかもしれないと思うと、もう少し違和感を大切にしようと思った。

    6
    投稿日: 2025.01.17
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    ネタバレなしでの感想が難しい。 道尾さんの作品は初めて読みました。 中心人物の詐欺師には過去に犯した罪と被害者への強い思いがあって、守りたいがこそ言えない秘密を抱えて物語は進んでいきます。 終盤まで結末が予想できず、すっかり騙されました。

    37
    投稿日: 2025.01.17
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    3.5。 銀行や質屋で詐欺を働くところは彼らの騙し方が上手くて面白かった。読んでいて何度も騙されたし、最後の結末にも驚き。 あと指の話が良かったです。

    8
    投稿日: 2025.01.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    全く想像できない結末だった。 道尾秀介さんすごい! みんな過去に色々あったけど、明日に希望が持てる結末はやっぱりいいなと思った。 トサカが生きてて良かった!

    6
    投稿日: 2025.01.15
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    人の為にそこまでできる人に出会えて、幸せな主人公だなと思った。自分も少しでも人の役に立てるように生きていきたい。

    3
    投稿日: 2025.01.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    よくできてた。 内容は大きく3つのパートに別れていて、前段、復讐、伏線回収という感じ。 前段パートは物語をどう畳むのかまったく予測できず、複数のキャラクターや複雑な設定をうまく書き分けていて面白い。読むのがきついシーンもあるが、全員揃った集団生活はほのぼのしていて楽しい。 復讐パートはややドタバタ劇で強引な展開。とりあえずここまででも物語として楽しめるが、少し疑問符が残る。 最後の伏線回収パートは見事の一言。復讐パートの強引な展開が納得できるようになる。

    4
    投稿日: 2025.01.08
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    大どんでん返しという謳い文句に釣られて読んだけど、それがなくてもドキドキハラハラする展開のストーリーで面白かった! 登場人物は皆暗い過去があるけど、ユーモラスな文章で暗い雰囲気に偏ってしまうこともなく、読後は爽やかな気持ちになった。

    4
    投稿日: 2025.01.07
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    「どんでん返し」「伏線回収」あたりの触れ込みと一緒に必ず紹介されるこちら。 ストーリーはめちゃくちゃ面白くて、個人的には正直最後のどんでん返しはいらないのでは!?と思いながらその部分は読んでました。笑 けど、そこからのラストと、「カラスの親指」というタイトルが非常に妙を得ていて好き。 面白かったら続編も読もうかな、と続編は買わないでおいたんたけど即買いました。続編も楽しみです。

    5
    投稿日: 2025.01.06
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    最初のところを読んでいるのだけれど、ハラハラし過ぎて読み進められない。頑張って読むべきなのかどうなのか…

    2
    投稿日: 2025.01.03
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    端的に言うと神作品 まんまと騙された 話自体は詐欺師たちの復讐劇なんだけど 合間合間に挟まれる文句とか例えが心にくる!ラストでは声が出なくなるほど驚いたし 道尾さん天才だと思った めちゃくちゃ感動したし面白かった!!

    2
    投稿日: 2025.01.03
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    物語を読んでいる間、終始騙されてばかりでした(笑) タケさんとテツさんの軽快で面白い会話、詐欺を実行する時の緊迫した場面、闇金や裏社会の恐ろしさを表す描写、そして最後に解き明かされる事実、、、、様々なシーンで、笑い、緊張、怖さ、驚き、感動など、たくさんの感情が自分の中に現れた。 一つの作品でこんなに色々な気持ちにさせてくれたのは、初めてだ。 読めばあなたも、きっとペテンにかけられる。ぜひ読んでみてほしい。

    7
    投稿日: 2025.01.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    テツさんの正体は予想していたが、それ以外はまさかの展開だった。 冷静になるとうまくいきすぎじゃないかと思ってしまうが、まさかの大どんでん返しにやられました!

    4
    投稿日: 2025.01.02
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    向日葵の咲かない夏を読んだところ、あまり好みではなかったので、念のため道尾秀介さんの作品をもう一つ読もうと思い、カラスの親指を手に取った。 結果としてはものすごく大満足。 大どんでん返しも気持ちいい。

    2
    投稿日: 2025.01.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読んだ後にでた感想は、「誰も不幸にならなくて良かった」って、感じです。 最後の100ページは、最初から作家さんの頭にあったと思うのですが、それを書くまでに丁寧に丁寧に、最初の300ページを書いたのだと思います。 何気に手に取って読んだのですが、傑作だと思いました。

    2
    投稿日: 2025.01.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おもしろかった! 何かあるんだろうなあと思いつつも、すっかり騙されました。どの登場人物も魅力的で、一気読みしました。テツさんって何者だろうと気になってはいたものの……。 いろんなところが繋がっていて、爽快感もあって、良い読後感でした。

    1
    投稿日: 2024.12.23
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    やはりハッピーエンドが良いね。親指の話が、なるほどね。と思いました。一緒にいた方が良いよねと思った。最後まで楽しめる良作で、騙されました!

    1
    投稿日: 2024.12.23
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    3.6 最後は怒涛の展開で、私も見事に騙されました。 ユージュアルサスペクツみたいな感じで、映画も見てみたいも思いました。 途中は少しだれてしまった。

    2
    投稿日: 2024.12.17
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    詐欺の話だとわかっていて、あまり興味がないと思って避けていた。 たまたま図書館で見つけたので借りたが、はまって2日程で読了。 最初は、ちょいちょい文が面白くて、どんどん話が大事になって気になって、最後は答え合わせが気になってページがとまらなかった。 予想していた人と違い、なんか設定に無理がある気がするけれど、気持ちよく騙された。そして、詐欺の話ではなくて大きな愛の話だった。 読了後は気持ちがあたたかくなった。とにかくトサカよかった!

    2
    投稿日: 2024.12.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ☆4.1 テツさんのやった、人生最後の大仕掛け に、私もまんまと騙された。 私が最初に、ん?ってなったのは、まひろのお父さんの手紙を見た時にタケさんが違和感を覚えたとき。 ここで誰の字体やったかを考えたのに、辞書の文字まで思い出せんかった…。 絶対ここで気づけたのに!悔しい! ハッピーエンドで終わりすぎててむず痒いけど、たまにはこんなのもいいか。 続編もいつか読もう。 道尾さんの作品を初めて読んだけど、これから別の作品読むのが楽しみなくらいに良かった。

    1
    投稿日: 2024.12.15
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    とても良かった こういうハッピーエンド小説もたまには読まないとだね。読了後に景色がひらけたような感覚、桜が咲いたみたいな。

    1
    投稿日: 2024.12.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今まで読んできた「シャドウ」「向日葵の咲かない夏」よりコミカルな感じで、節々にあまり違和感を感じさせないようなストーリーだった。最後の数ページでまさか父親があの人だとは思わなかったが、人間の綺麗なところも汚いところも表した上で、前に進んでいく締めくくりが良かった。

    1
    投稿日: 2024.11.30
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    再読 『カエルの小指』を読み始めて、「これはもう一度『カラスの親指』を読んでおかないと楽しめない」! おおまかな話の筋は映画も観ていたので憶えていたものの、伏線回収する元ネタのところがぼやけていたので、「あ!ここにあった」と探しモノをする感覚で読むのが楽しかった。 テツさんの思いを知ってて読むから、話の途中でしみじみしてしまうことも。 サァー話がぼやけぬうちに『カエルの小指』読まなきゃ

    0
    投稿日: 2024.11.30
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    面白い。ミステリーが好きな人にはたまりませんね。読了後、解説を読んだ方が良いです。私もあまり読まない方ですが、解説にも謎解きがありました。

    1
    投稿日: 2024.11.23
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    これも伏線だったのか、どんでん返しの連続にハラハラさせられた。 たまにタケさんとテツさんが、どっちかわからなくなる。 個人的にはラストはどんでん返して欲しくなかった

    2
    投稿日: 2024.11.23
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    最高に面白かった。 ドキドキハラハラする場面もあり、そしてラストには思わずええ⁉️と声に出してしまうほどの展開で、最初から最後までずっと楽しめました。 ところどころに小さめなどんでん返し要素が散りばめられていて、驚きや思わずツッコミを入れたくなるような描写も印象的でした。 あと個人的に親指の話が好きでした。「カラスの親指」というタイトルの意味がわかった時にはスッキリしましたね。 とにかく登場人物がみんな魅力的で愛着が湧いたので、早くカエルの小指を読みたくてうずうずしています。

    1
    投稿日: 2024.11.18
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    騙されたと自覚しながらも感動した。このストーリー構成は常人には思いつかないだろう。小説、ミステリーの醍醐味が詰まっている。

    1
    投稿日: 2024.11.15
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    道尾秀介さん2作目。 最初に読んだのは「いけない」…わたし的にあまりはまらなくて、この作品読んで合わなかったら、読むの辞めようと思って図書館で借りた(めっちゃえらそうで、すみせん) めっちゃよかった! 伏線、回収、どんでん返しが何回あるの?ってくらいで、読んでて新鮮。しかもわかりやすいから…あれ!?って読み戻ることもなく読みやすい。時々この伏線はこーじゃないのか?って予想があたるから、調子乗ってこの伏線はこーだろ(๑• ̀д•́ )✧+°ドヤッって読んでると…全然ちがうやーん_( ┐ノε:)ノズコーってなる(笑) 話は妻を病気でなくした、シングルファザーの武沢。友達の保証人になってしまい、借金が膨れ上がり返金できず闇金融の一員として働く…そして武沢の取り立てに寄り添って1人の女性(シンママ)を自殺に追い込む。そのショックからヤミ金を裏切り命を狙われ、通常に暮らすこともできず、戸籍を偽り詐欺をしながら生活を続けるのとに。 そんな中、武沢に詐欺をしかけてきた入川鉄巳。 そして街中でスリをして生活をしている少女のまひろ。そのまひろの姉、やひろ。やひろの彼氏の貫太郎。なんやかんやで5人の生活が始まり… 5人には共通すべき恨む人がいて復習することに。 最後のどんでん返しは全く想像つかなかった…んでいて、詐欺だヤミ金だでるのに言い話だったなぁ。

    12
    投稿日: 2024.11.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    コミカルな作品というイメージがあったので、序盤〜中盤まで主人公たちがひたすら不遇な目に遭って行くのを見ていて胸が痛かったです。 ただ、アルバトロス作戦から一気に物語が加速していき、話の流れが2転3転していく様は読み進める手が止まりませんでした。 そこから最後の30pで(してやられたー!)って感覚が堪らなかったです。 登場人物も皆どこか人間臭くて感情移入がしやすかったです。

    2
    投稿日: 2024.11.06
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    2024.11.03 まんまと騙されてしまった。 序盤から暗い話が続いていたのにも関わらず、最終的には全員が良い形で終わるスッキリとした作品であり、あっという間に読み終わってしまった。 終盤の伏線回収が驚きであった。

    3
    投稿日: 2024.11.03
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    詐欺師の主人公が出会った相棒が素人詐欺師。 2人が893に詐欺を仕掛けることになったが上手くいかなかった...上手くいかないんかいと思ったが、全てに騙されていたことに気づく。 指の会話、私は大好き。 読み応えありすぎて大好き

    3
    投稿日: 2024.11.03
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    この本は、温かい。サスペンスなので、ハラハラしますが、とても大きな愛を感じられる本でした。 ネタバレなんか見ずに読むのが、絶対おすすめです。

    2
    投稿日: 2024.11.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    テツさんがまひろの父親ではないかなとは思っていたが、まさか全て演技とは、、、 終わり方も良くてスッキリ 面白さ ★★★★★ 意外性 ★★★★★

    2
    投稿日: 2024.11.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どのキャラも魅力的でスイスイ読めた。 最後の大どんでん返し、騙されたことに気づきませんでした。魔法ですね。確かにストーリーを振り返ると、偶然にしては出来すぎていた、小説だから、フィクションだからと疑うことはしなかった。読み返すと、違った視点からストーリーが楽しめると思う

    4
    投稿日: 2024.10.28
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    どんでん返しにもほどがあるー!笑 これで終わりと思いきや、、 またさらに騙せれたって感じです。びっくり。 ミステリで、暗いお話ではあるけれど、 なんだか登場人物たちにほっこりさせられる そんな作品でした。

    9
    投稿日: 2024.10.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    や…やられた…!!! タケさんと同じ感想です。 読んでる途中、ふとした時に違和感はあったんだけど、 だんだんと迫ってくる敵の気配とか、 陰湿なやり方のほうに気が取られてしまったのと、 もっと変な動きしている人がいたので(一ノ瀬ワタルさんで脳内再生していました) ここにきての裏切りは嫌だな~ という方に気持ちがどんどん傾いていって、 結局最後の最後のまで分からなかった。 思えばこれも他作品を利用したミスリードというか、 『組織壊滅の原因となった人物なんだから仕返しがあっておかしくない』 という先入観が読者側にあるからこそ成り立つストーリーだったんだな。 全部読み終わって気になったところを遡って読んだけど、 無駄なエピソードが一つもない。 ちゃんとヒントをこちらに示してくれていて、 正々堂々、勝負してくれていた。 やはりまんまと騙されたのだ。 途中貫太郎が詐欺とマジックの違いについて語るシーンで 「理想的な詐欺は相手が騙されたことに気づかない詐欺」と言っているが、 私の場合はまさにこれで、騙されたけどとても気分が良い。 まぁ作中の人ほぼ全員騙されてたんだから、 自分だけじゃないんだぞという気持ちもあるのかもしれない。 この作品、どうやら続編があるみたいなのでぜひとも読んでみたい。 それと本を購入しようと思って調べたら、 阿部寛さん主演で映画化されていた。 タケさんが阿部寛さんなんだろうけど、ちょっとイメージと違う。 というか阿部寛さんは上田と加賀恭一郎の印象が強くて、 悪いことしそうにないんだよな…そこがいいのかな。 中華屋さんのポスターの件はどうやって表現したんだろう、とか 色々気になる場面があるのでこちらも観てみたい。 (なんか宣伝みたいになっちゃった) ちなみに『サクラ』はいろんな言い方があるみたいだけど 今回の場合は『shill』が近いようだ。

    3
    投稿日: 2024.10.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おすすめ度 ★★★★★ 伏線度 ★★★★☆ まんまと騙された。 騙されたというフレーズが売りの小説で どんなどんでん返しがあるんやろ?と思ったらこーいうことか!と思った。 中々よくできてる長編で、どうりでバラエティちっくな詐欺師やなーとは思ってた 全て演技やったとは思わんかった。 最近詐欺師が演技やった、という作品をよくみる このパターンも覚えておこう

    2
    投稿日: 2024.10.08
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    映画を何年か前に観たんですが、原作は思ったより暗くて驚きました。 ただ、途中からは面白くて、二転三転の驚きを感じてそして、ラストは心にくるものがありました。 誰もが良いと言うのも納得!という作品です。

    2
    投稿日: 2024.10.08
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    初めての道尾さん! こんなに温かいミステリーってあるんだ こんなに騙されるのってあるんだ 最高のトリックだね カエルの小指も買っちゃった!

    3
    投稿日: 2024.10.04
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    道尾秀介らしい展開でした。 詐欺の話が沢山出てくるのかと思っていたが、登場人物のやり取りに比重をおいていた。 暗い話もあるが全体的に軽めの仕上がりになっている。 伏線はやや強引な回収だなと思った。

    1
    投稿日: 2024.09.29
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    道尾秀介さん著「カラスの親指」 第62回日本推理作家協会賞受賞作品。 道尾さんの作品は自分にとっては「雷神」以来の2作目。今回の作品は映画化もされているとの事。 詐欺師のタケと相棒のテツが繰り広げる人情味溢れるサスペンス。 最近重たい作品を好んで読んでいたから軽いタッチで描かれていく物語展開が凄く心地よかった。 読む前から「大どんでん返し」が潜んでいる作品だと知っていたので伏線を見落とさないように、ミスリードに気を付けながら読んでいたのだが最後の展開は想像以上で見事にやられてしまった。 しかし読後、結果的にだいぶ「大どんでん返し」に傾倒した作品だと思えてしまい、物語が持っていた緊張感やスリリングさが最終的に損なわれてしまった印象を強くうける。 サスペンス作品だと思っていたのでその目線で読んでしまった。後半まで続いていた騙し騙されの連続が凄く面白かったのだが、最後の結末にはサスペンス作品としてならば空虚感を感じてしまう。 もちろん登場人物の相関等はクリアになり全てが伏線回収されていくのだが、こんなにも長い間一人の掌の上で何人もの人間を使いながら何人もの人間を騙し転がしていられるものか?と感じてしまう。 だいぶ無理があり窮屈さが拭えない。 ただしこの作品をサスペンス作品だと思わないでコメディタッチのコンゲーム作品だとして見てみれば凄く面白い作品だったと感じる。サスペンス作品として真剣に読みすぎてしまっていたのかもしれない。もっと軽く読むべき作品だったと今は感じている。 次作「カエルの小指」も読んでみようと思っているが、今回を踏まえて心持ち軽く読んでみようと思っている。

    139
    投稿日: 2024.09.24
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    この作品を読んで、道尾秀介さんの虜になりました。 登場人物一人一人がとても魅力的で読んでいて、とても和やかな気持ちになりました。

    2
    投稿日: 2024.09.15
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    悪徳金貸しに人生も家族も奪われ詐欺師になった中年男ふたり。執拗な過去から逃げ回るうちにいつの間にか5人と一匹の同居生活になり、運命に立ち向かわざるを得なくなる 5人それぞれに個性的で、辛い目に遭ってきた人生にどうやって一発逆転をかますのかが見たくて一気に読んでしまった

    1
    投稿日: 2024.09.13
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    面白かったー!!どんでん返しと聞いていたので、この人怪しいなぁと何となくは思っていたけど、まさかのそういうどんでん返しかぁ!!あー!!良かった!!全部にホッとしました。こういうどんでん返しは初めてですが、読みやすいし、続きも気になるしでいろんな方におすすめしやすい本だと思います。

    3
    投稿日: 2024.09.12
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    暗い過去のある詐欺師が主人公の物語。 読んでる途中に感じる数々の違和感が、最後にどんどん回収されてスッキリしていく流れが圧巻だった。この感覚がミステリ好きな人にはたまらんのやろなぁ。

    6
    投稿日: 2024.09.11
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    展開がドキドキして夢中になって読めた。登場人物のキャラクターも親しみを感じる。理想的なマジックと理想的な詐欺の違いになるほどなぁと思った。

    3
    投稿日: 2024.09.03
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    書評につられて手に取りました。 大掛かりな予想外の仕掛け。わかってしまえばほのぼのした感じもして笑えてきます。暗い話の中にも人情を感じられて嫌な気持ちも無く読了。一気に読める作品です。

    2
    投稿日: 2024.09.01
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    驚くほどの騙しのトリックと、哀しい人生と読み終わった後の爽やかさが何ともいえない濃厚な読後感のある本だった。最後の奇想天外なところと普通に読み進めて行ったがもしかしたらここにも、ここにもと言った感じで随所にトリックの秘密が隠されている凄さを感じた。ぜひしばらくして再読してみたい。

    1
    投稿日: 2024.08.21
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    これぞまさに大どんでん返し。 しっかり騙されました笑 道尾さんの小説は初見だったけど、とてもよかった。

    0
    投稿日: 2024.08.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    道尾秀介さん、私にはお初の作家さん。 さいきん『N』『雷神』などでお名前をよく見かける。 こちらは2011年とかなり昔の作品だが、予想をこえて楽しめた。 借金がかさんで一家崩壊した男や親の借金で人生めちゃくちゃになった若者、、 社会からつまはじきにされた者たちが詐欺で生計をたてる、そんな同業者がめぐり会い、これぞ運命、小説の世界! 前半と後半のつくりがいつのまにか変わっていくのが楽しい。 前半は、借金堕ちるとこまで堕ちるしかない人生パートが暗すぎるし救いようがない。 自分が借りてなくても保証人になったら最後、、借金こわい! 後半は詐欺の同業者の若者たちとのからみ。 この子たちの若さゆえなのか、笑いがたえない。 この生活を続けていったらいいのに〜!そう願わずにはいられない。 昔の恨み?のためか追い詰められていくのに、後半なぜか楽しくなってくる不思議な展開。 ページをめくるたびハラハラとドキドキと緊張感が押し寄せる! 読み進めるのがきつい前半を過ぎれば、あっという間に残りページわずかに。 ラストでは、えぇーーーー!! とマジで叫んだ(心の中で、なんとか抑えた) 伏線回収もバッチリすぎて、もう一周しないとぜんぶ追えない。 エンタメ感ばりばり。 これは映画になりそう〜!と思ったら、すでになってた。笑 『カラスの親指』2012年公開  主演 阿部寛

    21
    投稿日: 2024.08.17
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    とにかくおもしろくて、最後に盛大にひっくり返されました。 気付かなかった伏線が多すぎて、読み終わった直後に読み返しました。(2回目は答え合わせ的な楽しみ方ができました。) 詐欺の話ではありますが、いろいろな形の愛情も描かれていて、読後感もとてもよいです。 この作品がとても気に入ったので映画も見ましたが… 映画は映画、本は本、という感じでした。 読書初心者、ミステリー初心者の方にもぜひオススメです。

    6
    投稿日: 2024.08.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これはなかなかすごい!最後の最後が…!! 最後まで読むと"カラスの親指"の意味が分かる! 指を使った家族の例え方好きだなぁ。 全てはみんなの幸せのためにテツさんが仕組んだことだったなんて! ほっこりするラストでした。

    16
    投稿日: 2024.08.12
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    温かい気持ちになるどんでん返しの作品。 後半100ページくらいが面白い。 ページ数が多いため本をあまり読まない人は挫折しそう。 中年の詐欺師2人の物語から始まり、中盤くらいまでは 本当に評価が高い作品??と思ってしまった。 が、読者が気づかない伏線を見事に回収し、序盤から全て繋がっていたことに気付かされる。

    1
    投稿日: 2024.08.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    冒頭の「表が出ればぼくの勝ち、裏が出れば君の負け」なるほどねーー。 タケさん(武沢竹夫)の相棒、テツさん(イルカワテツミ)。 2人とも愛する妻(と娘)を失ってた。 2人で詐欺をして暮らしてたら、アパートが火事に。 タケさんが組織の仕事をしてたとき、取り立てのせいで自殺した女性がいた。 せめてものお詫びにと、残された娘へお金を送っていた。 その娘まひろが、スリをしてた。 ひょんなことから彼女を助け、家賃滞納で追い出されると知り、彼女を家に呼んだ。 そしたら、姉のやひろと、その彼氏の貫太郎もやってきた。迷い込んできた猫のトサカも。 まんまと騙されたぁぁぁ。 アルバトロス作戦。組織のアジトを突き止めて、盗聴器を仕込んだプリペイド携帯を売りつけ、空き部屋で音声を聞く。 必殺仕置人だっけ? ああいう感じだと思った。悪いやつらに一泡吹かせてお金を奪う。 盗聴バスターズとして部屋に入り込んだ。 挙動不審な貫太郎が裏切るんじゃないかと思った。ハラハラした。 そしたら、全部バレてて捕まってしまう。 シーシーしゃべるヒグチはもう死んでて、 「ヒグチ」は弟だった。 5人は逃された。元々はタケさんのお金で、まひろ達が保管してたお金だけが残った。 みんなで分けて、別れた。 良かった。。。これでいいよね、みんなで再出発できるね、と、思った。 そしたら!!全部がテツさんが仕組んだことだった。 テツさんは、まひろ達の父親だった。 タケさんと出会うところも、まひろと出会うところも、家を借りて、そこにまひろを呼んだのも、テツさんの計画通りだった。 タケさんとテツさんで詐欺をしてたと思ったら、してなかったのかーい! なんとなく、まひろの父親については ひっかかりがあって、もしやヒグチじゃないのかとか、ノガミじゃないのか、とかも思ってたんだけど、テツさんだった! そして、アルバトロス作戦は失敗ってことにしなきゃならなかったんだよね。 成功したら、本物の大金が必要だもんね。 元々あったお金だけが残ったことにするには、相手にバレて失敗する必要があった。 うわーーー、緻密で壮大なお芝居!! 人を騙してるんだけど、全然いやじゃなくて、むしろ爽快で、やられた!と思った。 特にトサカが生きてたってことは、ほんとに安心した。 テツさんの指の話し お父さん指、お母さん指、お兄さん指、お姉さん指、赤ちゃん指。 お父さん指は、どの指ともくっつく。 でも、お母さん指は赤ちゃん指とはくっつきにくい。うまく寄り添わない。 でも、お父さん指とお母さん指をくっつけた上だと赤ちゃん指と簡単にくっつく。 子育ては両親が力を合わせてするもんだ、っていうことだね。 そして、親指だけが、正面からほかの指を見ることができる。親指だけが全員の顔を知っている。すごいな。カラスの親指だ。 質屋にニセモノを高く買わせるときの 「小野無齋」オノムサイ→ONOMUSAY 逆から読めばヤスモノ イルカワテツミ≒カワイミツテル 英語が得意で、アナグラムが好きなテツさん。このペテンは主演男優賞ものだね。 と思ったら、これって映画になってたのね。 知らなかったので、もちろん観てない。 いつか、観たいと思う。 金というのは薬に似ていて少量なら効果を生むが、度を越すと副作用を起こす。 なるほどなあ。。。 面白かった。

    1
    投稿日: 2024.08.07
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    途中までは悲惨な話だと思っていた。 最後はハッピーエンドになると思っていた。 最後の最後まで大掛かりな詐欺だとは気を抜かず面白く読めた

    2
    投稿日: 2024.07.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。途中「うまく行きすぎでは?」と違和感を感じていたが、見事なオチがあった。前半の描写に、沢山の伏線があったとは...。 登場人物の生い立ちは、暗くて苦しいものだったが、読みやすい文体とユーモアで、そこまで苦にならずに読めた。

    4
    投稿日: 2024.07.29
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    ヒヤヒヤした、途中心臓止まりそうだった… からのめっちゃちゃんと騙された…!! 途中でちょこちょこ感じた違和感を無視していたら、まるっと全部騙されてしまっていた 解説まで読むと、もう一段階騙されてたことに気がつく…

    2
    投稿日: 2024.07.24
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    登場人物が魅力的で展開もなかなか早く読む手が止まらない、そして壮大な仕掛けによって騙されるがスカッとした読後感。文句なしで面白い

    0
    投稿日: 2024.07.21
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    期待を裏切らない展開の裏切り、これこそ道尾秀介だ。誰が誰に騙されているんだかわからない物語に、読者も騙されていくことで、なんともいえない晴れやかな読後感が生まれている。

    0
    投稿日: 2024.07.15
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    詐欺師が主人公となった本作では、「騙される(騙されている)ことに気づく(気づいている)かどうか」という一つのテーマがあったように感じます! 読了後には、心が温まり、すっきりとした心持ちで本を閉じることができました! どんでん返しももちろんですが、登場人物たちの触れ合いの過程も、素敵でした!

    0
    投稿日: 2024.07.15
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    ★★★★☆この本は、最近見たYouTuberさんからのおすすめの本でした。たまたま、YouTubeを見ていた時にこの本を紹介している動画を見つけました。衝撃のラスト!どんでん返しの小説!ということで紹介されていました。もともと、推理小説も好きで、本好きになったきっかけが推理小説でもあったので、ワクワク感を体験出来る小説は好きで、ものすごく興味を持ちました。この動画を見ていなかったら選ばない気がしました。内容も面白くて良かったです。何度も驚くどんでん返しの内容でしたので、あっという間に読み終わりました

    0
    投稿日: 2024.07.14
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    予想を裏切る展開で面白かったです。 こんな人情味のある詐欺師集団がいたら楽しい! 登場人物のキャラも個性的で好きです。 最後の結末に一本とられた感じ。

    0
    投稿日: 2024.07.08
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    どんでん返しを求めて。途中感じていた薄暗い空気感が一変、爽やかな読後感。できすぎているとも思いつつ、疾走感のあるエンタメを楽しめる良作。

    0
    投稿日: 2024.07.04
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    兎に角最後のどんでん返しが秀逸 サスペンス的要素もありつつ、序中盤は主人公達の日常、掛け合いが子気味よくスラスラと読めた

    2
    投稿日: 2024.07.03
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    面白かった!あまり予備知識なく読んでいたので、素直に騙された!!最初は中年男二人が主人公ということで、あまり面白くないのでは・・・と心配していたが、どんどん引き込まれていく。登場人物たちは詐欺師だったりニートだったり誰一人まっとうな生き方をしてないのだけど、皆心は善人。ひょんなことから同居生活が始まってハラハラドキドキの復讐劇!本当に映画を見てるようなスピード感と劇的な展開でビックリの連続。 そしてラストはそのビックリをすべて覆すハートフルな仕掛けの種明かし。すごい!読了後、温かい気持ちになる素敵な小説だった。そして、すぐにもう一度読見返したくなる!

    0
    投稿日: 2024.06.30
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    前にも読んだけどもう一度読んでみました。 どんでん返しには驚くし、最後には感動もある。続編や映画もあるみたいなので観てみたいです。

    1
    投稿日: 2024.06.28