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カラスの親指 by rule of CROW’s thumb
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb
道尾秀介/講談社
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総合評価

1243件)
4.1
413
483
258
27
2
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    残酷な過去を持ち詐欺師として生きる主人公が、相棒や仲間と出会い、互いに抱える過去に打ち勝つ為、ある大ペテンを企てる。すっかり騙されたけど、とても爽やかな気分。すべての真相が明らかになる結末に、胸が熱くなり、彼らが愛おしくてたまらなくなった。

    31
    投稿日: 2022.10.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    テツさんのキャラクターが好きだった。 そして最後の最後を読んでさらにテツさんが好きになった。 本のタイトルも、最後になるほど、だからカラスの親指なんだ、と感心してしまった。 読み終わったあと清々しいような温かいような気持ちになる一冊。

    2
    投稿日: 2022.10.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    途中まで面白かったのに、敵地からあっさり帰されるし、なんかおかしいと思ったらあのオチ。そんなのってあり?と、結末がイマイチで残念。

    5
    投稿日: 2022.10.02
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    読書好きの人からおすすめされて。 いや、よかった。 こうね、道中の詐欺もなるほどねえとおもしろく読んでたけど、 最後の最後にそうなるのか!と膝を打つ気持ち。 綺麗に答え合わせがされる感じ。 そして、気持ちのいいハッピーエンドで終わるのもまたいい。

    0
    投稿日: 2022.09.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後の最後にどんでん返しがあってワーってなった テツさん… あと貫太郎が裏切るのかと思ってドキドキしたのが火薬が苦手なだけだったのウケた

    0
    投稿日: 2022.09.21
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    オセロみたいに駒のひっくり返る話でした。 さくさく読めるけど、なんか個人的に微妙〜に肌に合わない?文章でした。 わかりやすい悪役と、あとはなんだかんだの大団円で不幸な人を増やさないハッピーエンドは優し買っていいなと思いました。

    0
    投稿日: 2022.09.20
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    めちゃくちゃ面白かった!! ほっこりしたりハラハラしたり驚かされたり。 次は続編の「カエルの小指」を読む!

    0
    投稿日: 2022.09.19
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    登場人物の一人一人が丁寧に描かれており、重たいテーマでありながら楽しく読める軽妙さがある。最後に物語の見方が大きく変わる新事実が発覚するが、その仕掛けがなくてもハラハラドキドキして読み応えのある作品。

    1
    投稿日: 2022.09.04
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    再読。 シリーズ続編の『カエルの小指』を読む前に内容を振り返ろうと思い、久しぶりに手に取りました。 結果、結末を知っていても普通に引き込まれました! 一見トリックありき、結末ありきの作品と思われそうですが、物語として面白いです。 どこが本当でどこが嘘??と思いながら再読の再読までしてしまいました。 とても読みやすく読後感が爽やかなので、道尾作品を未読の人にもおすすめしたい一冊です。

    2
    投稿日: 2022.09.04
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    最後の最後の最後まで騙された! なんだか微笑ましいおじさん同士のやりとりとは裏腹に主人公のある出来事がきっかけでずっとソワソワハラハラと落ち着かず読み進めていたが、ラストのネタバラシで全てがほわーっと宙に舞ったような気持ちに。 タイトルの意味にも納得。続編も早く読みたい。

    1
    投稿日: 2022.08.28
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    一気にスルスル読めて面白かったです。 多少違和感があるものの、しっかり伏線を張った上で回収しひっくり返す、校正がとても素晴らしかったです。

    0
    投稿日: 2022.08.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み始めは、なんだこれ、出来の悪いRPGのシナリオ読まされてるなぁって思った。すべてが出来すぎで台本通りの展開でこれが高評価なのが意味不明って読み進めていくと、おい、主人公も同じ感想言い始めたww さらに、なるほど、そりゃそうだわなって事で種明かし。マジシャンのセリフと冒頭のコナンドイルの一説が生きてくる。 そうなるとようやくタイトルのカラスの親指も腑に落ちる。 ただ、星5にならないのは、あまりにも解説過ぎる後半にちょっと醒めてしまった。主人公がさらに調査を進めて謎を解いていって最後に真打登場ぐらいな展開なら惜しまず5だったのが残念。

    2
    投稿日: 2022.08.12
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    エンタメとしては面白く読めた。社会の底辺で生きる人々の話だが重い暗さはない。最後のどんでん返しも途中に伏線はあったものの、流石に無理がある感は否めない。kindle unlimited

    0
    投稿日: 2022.08.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初から最後までとても面白かった。文章も映像に浮かびやすい感じで、テンポ良く展開されるのでどんどん読み進められた。クスッと笑えたりちょっと泣けたり胸がしくしくしたり、ハラハラしたりととても楽しめた。皆んなで企てた復習の一大詐欺は失敗に終わるもののそれぞれの新たな出発につながった。しかしそれは全て仕組まれたものだった。自分の命が尽きる前に彼らの人生を取り戻す為全身全霊を尽くしたテツさんの大芝居には見事に気持ちよく騙された。評判通りのかなりの面白さでした。

    0
    投稿日: 2022.08.08
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    映画が好きで数回観ています。 原作と映画の違う所を楽しみながら読みました。 ちょっと切なく優しい気持ちになりました。 続編も近いうちに読みたいです。

    0
    投稿日: 2022.08.06
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    詐欺という一つの軸を武器にこれだけの二転三転の展開を構成し、また読んでいる間にほとんど意識に上がらない程度の違和感を結末で回収する筆致力がすごい。人の繋がりや温かみも、嫌らしくないレベルで感じさせてくれる、本当に面白い作品。

    0
    投稿日: 2022.08.05
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    見取り図のリリーさんが読んでたので、読んでみました。見事に騙されましたね笑 夢中になり2日で読みました。

    0
    投稿日: 2022.08.04
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    この方の本を初めて読みました。 見事に騙されました〜★ 5人のキャラも良く読みやすい文章でした。 面白かったです!

    0
    投稿日: 2022.08.02
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    詐欺を生業とする武沢を主人公に、テツという仲間が加わり、さらに少女、彼女の姉と恋人が入り、闇金業者に詐欺師の技で戦いを挑む。 しかし、そこには主人公とともに読者をも巻き込む、とんでもない仕掛けがあったとは! 題名の「カラス」=カラスは黒いから玄人(くろうと)を意味し、親指は父親を意味することが書中で語られる。カラスの親指とは、誰だったのか。 終盤で明かされる真実に、著者の「詐欺」ではない「マジック」を楽しんだ。 テツさんが語る言葉を、いまだ後を絶たない振り込み詐欺の輩に聞かせてやりたい。 「詐欺師なんて、人間の屑です。・・・人間は人間を信頼しなきゃ生きていけないんです。・・・人は人を信じなきゃいけない。それを利用して飯を食う詐欺師は、人間の屑です」

    5
    投稿日: 2022.07.30
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    上手くいきすぎてるとは思ってやしたが、騙されましたさァ。 キャラはもうちょい濃いめが好き。とか言いつつ、カエルも読む気満々ですぜ。

    0
    投稿日: 2022.07.28
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    ミステリー書評 読書レベル 初級 ストーリー ★★★★★ 読みやすさ ★★★★★ トリック  ★★★ 伏線・展開 ★★★★★ 知識・教養 ★★★ 読後の余韻 ★★★★★ こういう人におすすめ: 私は本作品のペテンに見事かかりました。しかも、ペテンにかかったにも関わらず、読後はとても清々しく気持ちの良いものでした。 ヨビノリたくみさんが本作品を『人に一番おすすめしたい作品』として紹介していましたが、まさにその通りの作品です。表現力が長けており、難しい言い回しも少なく私のような初心者でも楽しく読めます。特に、キャラ設定とストーリー展開が抜群でした。

    6
    投稿日: 2022.07.22
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    「道尾秀介」の長篇ミステリ作品『カラスの親指 by rule of CROW’s thumb』を読みました。 『シャドウ』、『片眼の猿』、『ソロモンの犬』、『ラットマン』に続き「道尾秀介」作品です。 -----story------------- 人生に敗れ、詐欺を生業として生きる中年二人組。 ある日、彼らの生活に一人の少女が舞い込む。 やがて同居人は増え、5人と1匹に。 「他人同士」の奇妙な生活が始まったが、残酷な過去は彼らを離さない。 各々の人生を懸け、彼らが企てた大計画とは?  息もつかせぬ驚愕の逆転劇、そして感動の結末。 「道尾秀介」の真骨頂がここに!  最初の直木賞ノミネート作品、第62回日本推理作家協会賞受賞作品。 ----------------------- タイトルに十二支が組み込まれている「十二支シリーズ」第四弾作品、、、 ずっと騙されっぱなし… 本作品では、主人公が詐欺師なので、読者だけでなく、登場人物も思いっ切り騙されます。 それも大掛かりな詐欺… でも、騙された方が、騙されたことに気付かず、騙されたことによって幸せを取り戻すという、何とも不思議な展開で、読み手としても心地よく騙されましたね。 借金に追われ、借金取りになり、そして現在は詐欺師として生きる「武沢竹夫(タケさん)」、 その子分「入川鉄巳(テツさん)」、 そして、「武沢」が過去に借金取りとして追い込み、自殺した主婦「河合瑠璃絵」の娘でフリーターの「やひろ」と詐欺師「まひろ」の姉妹、「まひろ」の交際相手でマジシャンの「石尾貫太郎」、、、 この5人を中心に物語は展開します。 それぞれ、暗く哀しい過去を背負っていますが、ひとつのチームとして連帯して共通の敵と戦ううちに過去を吹っ切り、結果的には、それぞれの人生を前向きに生きることができるようになります、、、 という、偶然と思われた展開は、実は仕組まれたことで… 騙してたと思っていた方が、実は騙されていて… という、相変わらず読者をうまーくミスリードさせる表現に感心させられましたね。 「テツさん」がダイアグラムを頻繁に使うことが、実は真相のヒントになっていて、、、  「イルカワテツミ」⇔「カワイミツテル」  「イルカワエリ」⇔「カワイルリエ」 って、なかなか気付きませんよねぇ… でも、こんな仕掛けも面白いですね。 そして、終盤で判明する『カラスの親指』というタイトルの秘密、、、 まさか「テツさん」のことだったなんて… 伏線が盛りだくさん仕込まれていて、最後の最後まで愉しめました。

    0
    投稿日: 2022.07.22
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    詐欺師の話のせいか、軽妙なキャラ設定のせいか、伊坂幸太郎のようなスピード感のある話。 暗くなりすぎずどんでん返しまで持っていく話展開は道尾らしくはないが、話はとても良かった❗️

    0
    投稿日: 2022.07.21
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    前半の気が塞ぐようなエピソードを薙ぎ倒すようなどんでん返し。読んでいる途中で感じた違和感の正体が明らかになる様が鮮やか。構成がうまいなぁ。

    4
    投稿日: 2022.07.19
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    うまいなぁーーとしみじみ思う。心をぎゅっと掴まれるエピソードと、そこからのさまざまな展開。特にオジサン同士のやりとりが好き。続編も楽しみ。

    0
    投稿日: 2022.07.17
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    詐欺師の二人がやがて同居人を増やし、奇妙な共同生活を始める。そんな彼らに過去のしがらみがおいかけてくる。 重なる嫌がらせに我慢の限界がきた彼らは反撃にでる。 詐欺の頭脳戦を期待したので肩透かし。しかし爽やかな締めくくりで読後感は悪くない。姉とその彼氏は人数合わせのために登場させたのかと思うほどキャラが薄い。

    0
    投稿日: 2022.07.14
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    詐欺師として生きている二人組は、ある日 同居人が増えてしまった。 拾った女の子が猫を拾い、さらに姉とその彼氏まで。 どこをどう突っ込んでいいのか、な増え方です。 しかもこの姉がずうずうしいというか 言っている事が通じないというか。 その彼氏も彼氏ですが、ついてこないと思います。 その時点で『普通』じゃないのでしょうが…。 この姉が出て来た時点で読む気が失せて 終了しました。 最後だけパラ見したのですが、まさかの展開。 詐欺師なのに、これは…すごい。

    0
    投稿日: 2022.07.14
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    2022.07.03 詐欺師 アナグラム 奇妙な5人生活 贖罪 復讐 アルバトロス作戦 最後は綺麗に回収。 詐欺師とマジシャンの違いはなるほど。

    0
    投稿日: 2022.07.03
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     『向日葵の咲かない夏』から少し苦手意識があった道尾作品。久しぶりに読んだ本作はミステリとして非常に楽しむことができた。  テツさんの存在への違和感は序盤からあったが、例えばスパイ、つまりヤミ金組織側の人間かくらいの想像だったため、最初から全てペテンの中だったという展開はとてもよい衝撃だった。  ストーリーやテンポも良いが、人物の軽妙なかけ合いやちょくちょく挟まれる不思議な話や例え(例えば原始人と落とし穴や親指の話など)が良いスパイスになっていた。少し伊坂幸太郎作品のキャラにも似たものを感じた。他の作品にも是非機会があれば挑戦してみたい。

    3
    投稿日: 2022.07.02
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    終盤まで一気に読める。最後は、え?あ!あ、あ、あ、と脳内で映像が目まぐるしくフラッシュバックして、あ〜!!と圧倒されながらも奇妙な爽快感が。 最後の最後は、あぁ良かったな、とじんわりと暖かい気持ちに。 面白かったなぁ!続編も読まねば。

    0
    投稿日: 2022.06.30
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    向日葵の咲かない夏は面白かったんだけど… カラクリは面白いのかもしれないけど、人物相関が違和感ありすぎて、途中でやめてしまった。貫太郎も含めて住まわせてあげる決断をするくだりが意味わかんなくて 1人だけなら受け入れやすいでしょ、みたいに言い放つ図々しさが女の若さと容姿で許されてる感じが…うん… どんなに負目があっても成人男性単体は家に入れないやろとか、もやもやしてしまう わたしがうるさいのかもしれないけどね

    2
    投稿日: 2022.06.22
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    とある事情から詐欺師として生計を立てている男2人、ひょんなことから出会った少女とその姉、姉の彼氏の3人で繰り広げる人生の逆転劇。 物語が進むにつれ明かされていくそれぞれの過去。 後半では二転三転と展開が変わり、予想もしない結末に辿り着いた。中盤でも小さなどんでん返し要素は散りばめてあるが、終盤には大きなどんでん返しが待っていた。序盤で張り巡らした伏線を綺麗に回収し、なおかつ分かりやすく種明かしがされていたのでどんな人でも読みやすい作品だと思う。 続編もぜひ読みたい。

    0
    投稿日: 2022.06.19
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    映画化もされた道尾秀介さんの代表作の一つ。中年詐欺師の二人が繰り広げるドタバタでもちろんありますどんでん返し。 二人以外にも徐々に集まる人々と擬似的な家族が作られ、いつしか掛け替えのない存在になっていく。 そして二人は過去の自分に向き合うことになり、最後の驚きが明かされた時、最高のカタルシスが現れる。続編も出版されているので是非。

    0
    投稿日: 2022.06.13
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    どこまでひっくり返されれば気が済むのか…終盤はずっと「え、え、、???」の連続で。いやぁ……凄かったです。

    0
    投稿日: 2022.06.12
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    ひっくりかえされたが、自分が欲しい返され方ではなかった。 あくまで個人の意見。 だが、ストーリーやキャラクターはとても好きになれる。

    0
    投稿日: 2022.06.11
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    カエルの小指を読みたくて、 ならばカラスの親指から読まないと。 そう思って読みましたが いゃー面白かったです。 道尾秀介さんのストーリー中に描かれた罠が 最後に大どんでん返しで 解かれていく。 ペテン師の物語では無く、 人生の最後に迷惑をかけた 子供とその周りの人への償いを描いた物語とは。 いきなりカエルにしなくて 良かった(笑)

    0
    投稿日: 2022.06.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ほんタメのヨビノリたくみさんおすすめの一冊。 ミステリーは全然読んだことのない私でしたが、 あっという間に引き込まれるように一気読み!!! すごいお話しでした。 どんでんどんでん!という感じのどんでん返し! いやー、後味の悪さもなくすごかった。 おもしろかった!! 自分がこんなに普通の幸せな家庭に生まれて 親に恵まれ、周りにも恵まれて生きていることが ほんとうに当たり前じゃないんだなと思った。 感謝して生きよう。感謝。 タネをバラすのがマジシャン。 最後までバラさないのが詐欺師。 テツさんは凄腕の詐欺師だったんだなあ。 すごく騙されたーーー!って思った。 ところどころ、ん?っていうところはあったけど、、 まさかの結末でした。 みんなが幸せに生きていけたらいいな、、。

    0
    投稿日: 2022.06.05
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     『向日葵の〜』の読後感が悪く、ずっと敬遠していた著者だったが、こんな爽やかなものも書けるのか。『ハードラック』に続いてまたアングラ系で怖いな〜嫌だな〜と思って読み進めたが、意外な所に落ち着いた。闇金の人間がそんなことするはずがない、からの大団円。最初のテツさんとの生活は『きのう、何食べた?』を彷彿とさせる牧歌的な雰囲気だった。そんなのどかな雰囲気と緊迫感とが程良く同居しており、さらにエンタメ性も高い不思議な小説だった。続編も楽しみ。

    2
    投稿日: 2022.06.04
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    あの時のあれがそれだったのね系の展開に、それってもうバレてるよという騙し騙されが絡み合い、そこに生きることの悲哀が重なりあう、なかなか読み応えのある作品でした。 タイトルにある「親指」の話しにはとっても感心しました。 ・お父さん指は、他の指とはくっつくけど、お母さん指は子供の指とうまくくっつかない。でも、お父さん指をお母さん指にくっつけてやれば、子供の指とくっつく。 ・親指だけが、正面からほかの指を見ることができる。 深いなぁぁぁ。。。

    39
    投稿日: 2022.06.03
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    過去にヤクザの被害に遭った詐欺師2人組が、同じ境遇の少女と共同生活を送るようになる。 面白い、気持ちがいいくらい綺麗に騙された。共通点を持つ男女が擬似家族を形成する展開が好み。 あくまで小説だからこそ許されるリアリティラインだから、実写版は安っぽくなってそう。

    1
    投稿日: 2022.06.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    騙しをはたらいて上手くやっていたと思っていたら本当は逆に騙されていたなんて。 確かに色々うまく行き過ぎて都合よすぎるとは思ったけど、これがこの人の作風なのかな〜なんて思いながら読んでいた。 そしたら上手く行きすぎなのはテツさんがタケさんを欺いていたからだとは。 私が感じた違和感を実はタケさんも感じていたと知ったときは「ほんと私もそう思ってた!」と語りかけたくなった。 あからさまな違和感じゃなくて、こういうストーリーなのかな、こういう作風なのかな、くらいのラインなのが絶妙すぎた。 詐欺でお金を稼いだり、いつ殺されるか分からないヒヤヒヤな状況があったりの殺伐としたストーリーだったが、最後はハッピーエンドかつちょっと切ない、胸がキュッとなるような終わりだった。 自分の好みドストライクではなかったけど、気が向いたら続編も読みたい。

    0
    投稿日: 2022.05.30
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    カエルの小指を読み終わり、前作であるこの本を10年ぶりに再読。 途中までのミスリードの波状攻撃は、カエルの小指の方が素晴らしかったが、本作のラストは本当に秀逸。仕掛けと壮大さと、訪れる大逆転と、その結果辿り着く大団円に、深く感動を覚える。 『人間は人間を信頼しなきゃ生きていけないんです。絶対に、一人じゃ無理なんです。死にかけの身体になって、自分、ようやくそのことに気づきました。』 人間社会の理不尽さと矛盾、罪と罰、贖罪と赦し、人を信じること生きること。そんなものが詰まっているにも関わらず、爽快な物語だった。読後感が素晴らしく、高揚する素晴らしい作品。ミステリーの手法であるミスリードを使った、最高のエンターテイメントだ。 映画もあるようなので、是非見てみたい。村上ショージが、どんな味を醸し出しているのか、楽しみだ。

    26
    投稿日: 2022.05.29
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    面白かったぁ。こんなに騙されたのは初めてです。凄いなぁ。カエルの小指も手に入れてあるのでそちらも読みたい。

    2
    投稿日: 2022.05.21
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     悪徳金融、ヤミ金、詐欺、またそれらに関わって身内に降り掛かる、悲し過ぎる程のどん底の闇と不幸…。これらの暗鬱とした物語の雰囲気を、著者は卓越した技量と筆致・設定で読者心理を中和してくれている気がする。  漫談とも思える登場人物同士の掛け合い、展開のスピード感、周到な詐欺の準備と実行とどんでん返し…。著者の綿密に計画された策略(まさに詐欺というよりマジック)に、読み手はまんまと気持ちよく(?)はめられた感がある。一気読みに持ってこいの面白い内容だった。

    25
    投稿日: 2022.05.19
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    途中つらい場面があってきつかったがすっかり騙された。よく痛快という言葉を聞くがこの物語はそれだった。

    18
    投稿日: 2022.05.19
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    派手なペテンを仕掛けてやる、その言葉通りの作品でとても面白かった。道尾秀介さんの作品らしい、読みやすさはもちろん、最後のそういうことだったのか!感がちゃんとあって、続きも出てるのでまたそちらも読みたいと思った。

    1
    投稿日: 2022.05.18
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    『カエルの小指』を先に読み、1作目も読みたくなり、手に取りました。 詐欺師の話だけど、読み終わった時には、優しい気持ちになれた一冊。 タイトルになぜ『親指』が使われているのか分かった時には、素敵な考え方だなと思いました。

    1
    投稿日: 2022.05.09
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    評価が高かったので期待しすぎた。 面白いしスラスラ読めたけど、他の作品も読んでみたい!とは思わず。 愛着の湧くキャラクターの活躍は楽しかった。 回収出来ていない伏線もあるので映画を見てみようと思う。

    2
    投稿日: 2022.05.08
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    追い込まれた詐欺師たちの一発逆転復讐劇かと思いきや 以外な結末が、上手くいき過ぎでしょって突っ込みたくもなりますが これ考えたテツ(主人公にあらず)さんが偉大なのかな? と納得です

    6
    投稿日: 2022.05.08
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    どでんがえしと銘打ってる作品は構えて読みがちだけど大変面白かった! メディア化前に読んでいたので配役には苦笑い 親指に関する考察は心に刻まれた

    1
    投稿日: 2022.05.08
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    初めての道尾秀介作品。ジャケットのあらすじに「息もつかせぬ驚愕の逆転劇」とあり、どんなものかと思い読み進めたが…。これが本当にすごい。最初は詐欺師のアクションストーリーかと思いきや、ミステリーの要素もしっかりと含んでいるように思う。途中途中のミスリードや伏線、最後の怒涛の伏線回収。まさかまさかの結末だった。文章も読みやすく、通常のミステリーが読みにくいから苦手…という方にもおすすめ出来ると思う。

    1
    投稿日: 2022.05.06
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    とても面白かったです。 中盤からはいっきに読んでしまい、あっという間に終わってしまいました。 詐欺師のタケさんとテツさんの話でした。 読みながら、まひろたちの父親は誰か等考察しながら読め、楽しかったです。 貫太郎はもう少し何かあるかと思ってました。 人におすすめできる作品です。

    0
    投稿日: 2022.05.06
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    文庫本で再読。 闇金絡みの話なので、前半重くてツラい。 子供・動物が絡むとダメージ大きい。 でもキャラの魅力もあり、続きが気になり頁をめくる手が止まらない。 最後のどんでん返しへの運びはさすが。 最初読んだ時、すごいビックリしたなー。 そして、良い意味?のどんでん返しなので救われた気持ちもあってスッキリ。 トサカが無事で良かったー。

    3
    投稿日: 2022.05.04
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    まさに書いてあること全部伏線って感じの作品でした。面白い!どんでん返しが目立つけど、それだけじゃなくてハラハラ、ハートウォーミングな部分もあって、やはりこの作者すごいなって思いました。

    0
    投稿日: 2022.05.01
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    詐欺を生業として生きる武沢とテツさん。 ある日を境に、それが5人と一匹の奇妙な共同生活へと変化して行く。 彼らが背負う痛みを振り払うようなある一大計画を思いつくが…。 途中の描写に心塞いだが、その後からの息つく間もない展開で一気に駆け抜けた感。 個人的には心理描写がやや物足りないところもあるけれど、物語のスピード感を表現するのにはこれくらいの感覚でないとバランスが難しいのかも…とも思う。 爽やかなラストで、続編も期待大な作品。

    6
    投稿日: 2022.04.29
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    どんでん返し系で激オシする人が多いこの作品。 なので注意深く、伏線が張り巡らされているのを 感じながら読み進めたけどやっぱり騙された。 ちょっと力技すぎなんじゃないかとも思ったけど なんやかんやで後味はすっきり。 色々語りたいけど、ネタバレしちゃいそうで この辺で留めておこう。

    17
    投稿日: 2022.04.29
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    タイトル回収も含めて、全ての真相を知った時のカタルシスが凄かった。完璧なペテンにあいました。 悲しい所もありますが、ラストも良かったと思います。

    1
    投稿日: 2022.04.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    すっかり、気持ちよく騙されました。登場人物のキャラクターも、ストーリーも、トリックも大満足。文章文体はすこしだけ、好みではなかった。

    1
    投稿日: 2022.04.23
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    やられたー✩°。⋆⸜(*˙꒳˙* )⸝ って感じが率直な感想。 全てが伏線。 読み終わって楽しさも寂しさも残る作品。 再読決定本ですね。 続きも楽しみだー!

    1
    投稿日: 2022.04.16
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    債務返済に苦しむオッサン2人と姉妹とその連れが、取り立て屋に立ち向かう話です。 長めの話ですが、登場キャラと話のテンポが良いので、どんどん読めます。 ラストにはやられました。そこまでする?とは思ったけど。

    0
    投稿日: 2022.04.13
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    文句なしに面白い。 完全に騙された。 そもそもどんでん返しという前に、読みやすくてハラハラドキドキが続いていき、止まらなくなる面白さ。 え?え?なにそれ?となってモヤモヤしても、まてすぐに解消されるのを繰り返し、読了後はスッキリした気分になれた

    2
    投稿日: 2022.04.12
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    朝電車内で読み始め、止まらなくて 夜「明日会社なんだけどなー」と思い寝不足になりながら読了(*^^)v いや、楽しかった。 そことそことそことそこ 繋がりませんよ、中々(笑)。 大どんでん返しに次ぐ、どんでん返し。 カエル~の方も楽しみです(*^_^*)

    0
    投稿日: 2022.04.11
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    めちゃくちゃに面白かった。 ラスト、タイトルの回収が始まったあたりから、 あれはそういうことだったのか!の連続で、 色々なことに気付けば気付くほどに鳥肌がどんどん止まらなくなった。 多くは語りませんが、読んだことがない人はぜひ読んでみることをおすすめします。

    0
    投稿日: 2022.04.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    道尾さん2作目。2作目だけど、終わりに期待しながら読み進めて行った。期待通りで、全くわからず騙された!清々しく騙されて綺麗に回収されて、それが道尾作品の魅力なのでしょうか。素直に騙されてやるぞと思える作品。そして、悪い奴出てこないっていうのがすごい。

    4
    投稿日: 2022.04.07
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    道尾秀介さん初読み。 すっごく面白かった。コンゲームもの大好きなんだけど、何回ツイストするのよ!?っていうワクワク感。 タケさんもテツさんも、チームの他のメンバーもキャラが素晴らしい。 一方で。 タケさんの過去、テツさんの過去、まひろとやひろの過去が、それぞれ重くて辛すぎたし、とあることでそれが更に複雑な関係になっていくのが更に切なくやるせなかった。 サラ金の怖さ、めちゃくちゃ心に刻まれました。 あとは、どれほど親しくてもお金の絡む保証人になってはいけない。 トサカのことは本当に良かった。

    0
    投稿日: 2022.04.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    theミステリー、これぞミステリー。ありとあらゆるところに伏線が仕掛けられており、その種が明かされる時、とても興奮した。人に勧めたい一冊。

    0
    投稿日: 2022.04.06
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    道尾秀介さんの作品を初めて読みました。 本が始まってからの数ページ目でもう面白く、あまり小説を読まない私でもすぐに読めるような作品でした。 最後の章に突入する手前で1回展開が読めなくなったのですが、ラスト50ページで息もさせないような早さで物語が結末に向かっていきました。ほんとに面白かったです。 ちなみに最後の解説を読むともっと面白いです。

    0
    投稿日: 2022.04.05
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    最近読み始めた作家さんで、皆さんのおすすめの多いこの作品読みました。 まさかの展開に最後やられちゃいました。しかしじっくり読むと伏線はいっぱいあったのですね、続編『カエルの小指』も早速読みたいと思いますが…相棒が… 優しい詐欺師さんはまた復活するのでしょうか?楽しみです

    0
    投稿日: 2022.04.04
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    面白かったー 以前読んだ時にあいだあけて読み過ぎてしまって、いっきに読めば良かった!読み直したい、と思いつつ後回しにしてたけど、続編出たのでやっと読み直し。 詐欺にひっかかって借金に苦しめられるタケさんと、テツさんと、タケさんが昔死なせてしまった家族の娘たちとの奇妙な生活 詐欺師に仕返ししようと計画を立てて実行するが、どこからが誰の計画なのか、最後種明かしされてあー!と思って、また読み直したくなる。 こういうわかりやすいけど、頭使うの好きだなー

    4
    投稿日: 2022.04.03
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    おもしろかった!!!!の一言。 最後の最後で全てが綺麗にひっくり返る。 万人におすすめできる推理小説。 非常に読みやすいのでこういう本はみんな好きだと思う。 ただ、最近小難しい本じゃないと物足りないのはなぜなんだろう。

    25
    投稿日: 2022.03.30
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    どっぷりとミスリードに浸かりあれよこれよと 伏線が張られている。よくある話の展開かなと思っていたのが大間違い。優しくて完璧なイリュージョンを見せてもらいました。読み終わってもまだ何かあるんじゃないかと気になるほどに。

    2
    投稿日: 2022.03.30
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    なんか怖いイメージがあった作家だったけれど、みんなが怖くないというので読んでみた。 面白かった。久しぶりの純粋エンターテインメント。 詐欺がマトリョーシカのように、次から次へと蓋が開けられていく感じが面白い。 コレはフツーに人にお薦めできますね。

    0
    投稿日: 2022.03.30
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    最後は、えー?ってなるけど、確かにチョロチョロと伏線があったな、と読み返す。 作者の別の作品の、もやっと終わる感じはなく、爽やかな幕引きで、気持ち良く読了。

    1
    投稿日: 2022.03.27
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    見事に騙されました。そして全てを包みこむような幸福感。これは読後感が良いですね。 題材は詐欺のお話。目まぐるしく変化していく数々のトリックに最後まで騙されました。 ラストの大逆転はさすがに見抜けませんでした。クスッと笑わせてくれたり、ホロリと涙を誘うストーリーは作者の大仕掛け。星五つにも等しい面白い作品。

    3
    投稿日: 2022.03.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    物語序盤から終盤まで読み応えがあり面白い。 ラストシーンのどんでん返しでは道尾先生の手のひらの上でコロコロさせられました

    2
    投稿日: 2022.03.25
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    このタイトルの意味がわかった時、じわりと広がる温かさと深さに胸打たれる。 まだそんなに多く読めてはいないのですが、道尾先生は色々な『家族』を書かれる事が多く、いつもどの作品にもとめどない愛情があって泣かされる。 特に父親が子を想う愛情。決して器用ではないけれど、寧ろとても不器用で回り道なのだけど、向ける愛情が何とも尊い。 本当の家族と、家族のような他人。そしてワクワクさせてくれるチームワークと共に展開する仕掛けと大どんでん返し。 さすがというか今度は一つくらいは見抜けたかしら、ドキドキ…とか思ってたら次々に驚愕させられ、最後の最後での大仕掛けに結局惨敗。名手の手を見抜けるわけがなかった。 凄い。凄いと共に刺されまくる。そして全員が大好きで仕方なくなる、そんな物語。

    1
    投稿日: 2022.03.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    騙された… 物語終盤クライマックスで、何かスッキリしないなぁ…とモヤモヤして読んでいたら、最後にあーそうだったの⁇となった。 結果的にはハッピーエンドだけど、仕掛けが大掛かりだったな。

    1
    投稿日: 2022.03.19
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    向日葵の咲かない夏からの本作。表紙の雰囲気から騙されていた。人物たちがいかにも人間味があって素晴らしい。そしてハラハラしながら爽やかなラスト。ラストに向けて、まさに主人公は「カラスの親指」だった。

    2
    投稿日: 2022.03.18
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    裏表紙に「驚愕の逆転劇」とあったので、自分でも推理しながら読んでいたのですが、見事にミスリードされてしまいました。 もう一回読み返したくなります。 ストーリーも途中本を閉じたくなるようなハラハラするところもありながら、最後は爽やかに終わってくれたのも好みでした。

    0
    投稿日: 2022.03.17
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    素敵な終わり方やったー! 最後のラストまではなんだか切ないしこれで良かったのかな、?面白いけど評価ほどじゃない終わり方かなーと思ってたけど、よみ進めて ラスト30ページくらいから、まさかのまさか 最初っから騙されてました! なのにすごく素敵な話に終わって感動! 腑に落ちないとタケさんが思ってたものや、ときおり思わせぶりな謎もすべて綺麗に回収されて、 悪は悪で制してた事もスッキリ! 映画も見てみたいです

    4
    投稿日: 2022.03.17
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    10年近く前に読んだけど、すっかり忘れて またまた騙されました。 カエルの小指読んで、もう一回カラス読もうと思って読んで正解!やっぱり面白い。 カラスの方が好み。 最後、ジーンときた。 タケさんもテツさんも、やひろもまひろも貫太郎も人間味があって全員好き。

    2
    投稿日: 2022.03.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読後感が清々しい。 途中、苦しかったり、ハラハラしたりしたけれど最後まで読んで良かった。再読なのに。 指の話、とても良かった。 これ、続編、どうやって?楽しみしかない。

    2
    投稿日: 2022.03.13
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    途中までは普通に読み進めていたが、 ラストになって、この物語は誰が中心になって進んでいたのか、完全にひっくり返されたという気分になった。 次々と伏線がきれいに回収され、 (あれもそういうことだったのか!と驚き)、 タイトルの意味が腑に落ちた時、読後は気持ちが穏やかになる。 傷つけられたから誰かを傷つけ返して、負の連鎖が終わらないままストーリーが終わったら…モヤっと感じるなと思っていただけに、爽やかにも感じるラストだった。

    0
    投稿日: 2022.03.13
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    道尾秀介さんの作品2作目 コメディタッチの描写があまり好きでない。 しっとり、ミステリアスな感じが好き。←好みの問題だけど。 所々、笑いを誘う場面あり。 詐欺師が、復讐をして金を取るというストーリーだが、最後、驚きの結末。 味方に心強い詐欺師がいたー!!

    0
    投稿日: 2022.03.13
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    やられた!「向日葵の咲かない夏」しか読んだことがなかったので恐る恐るでしたが、読後爽やかになれる作品でとても良かったです。

    0
    投稿日: 2022.03.10
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    終盤、同じ事の繰り返しにならないか、もっと他に良い解決策は、とヤキモキしながら読みました。 人生やり直す事を気づかせてくれた。

    5
    投稿日: 2022.03.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    それぞれのキャラクターらが、わりと重い事情を抱えながらも、みな愛嬌のある描かれ方だったので、終始スリルを感じながらも、面白く読み進めることが出来ました。 登場人物らが実は全員繋がっていたり、最後の種明かしなどに若干の不自然さは感じたものの、それぞれ不運な境遇を抱えながらも協力しあい立ち向かう姿は好感を持ち楽しめました。

    3
    投稿日: 2022.03.09
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    ほんタメ!でよびのりたくみさんが紹介していたので読んでみました。 軽快で読みやすいですが、どんでん返しを期待し過ぎてしまいました。 また、何冊か道尾作品を読んでみようとは思います。

    0
    投稿日: 2022.03.08
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    ページ数多いな、、と最初は戸惑ったけど、スラスラ読めます。 解説に書いてある通りですが、マジックと詐欺の間をうまく操る作者の手中にいる感覚がおもしろいです。登場人物ひとりひとりの過去にも強く光が当たっていて、ただのどんでん返しではない。 ミステリー好きはおすすめ。

    1
    投稿日: 2022.03.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ★3.5 ラストのどんでん返し! 最初から、本当に1番最初から騙されていたなんて思いもしなかった。 登場人物がみんな魅力的だけど、どこかに闇を抱えていて、でもそれを乗り越えようと必死で、っていう様子、想いががペテン師を生業とする彼らの生活に反映されている気がした。騙すことと騙されること、事実と真実、違うようで本質は一緒なのかも。 ラストはハッピーエンドだった。

    1
    投稿日: 2022.03.06
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    『5人と1匹、同居の話』 ストーリーは読みやすく、登場人物たちも個性豊かで一気に読んでしまいました。 詐欺師がいたり、他人同士だったり、裏切られたと思ったら裏切ってない。かと思えば、意外な人物が裏で糸をひいていたという、、読み手がとても揺さぶられる面白い展開でした!

    0
    投稿日: 2022.03.05
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    はじめての、道尾秀介さん。タケさんとテツさんとその仲間達の関係が、どうなるのかドキドキヒヤヒヤしながらページを捲る手が止まらず一気読み。読んだ後の爽快感は、読んだ人にしかわからないから、ぜひ手にとって欲しいです。

    3
    投稿日: 2022.03.03
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    魅力的な登場人物、ハラハラする詐欺の模様、ラストのどんでん返し。面白くてあっという間に読んでしまった。

    0
    投稿日: 2022.03.02
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    最終章前までは軽い話しで、どこに大どんでん返しがあるのだろうかと思ったが、最後の最後の答え合わせで、なるほどとふにおちた。しかし、答えありきのストーリーに感じた。おかしいなと思いながら読み進めたら、やっぱり!という流れが理想的であろう。ただ、表現などは平易で読みやすいので、楽しみながらあっという間に読み終えた。

    1
    投稿日: 2022.02.27
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    自分の過去の感想文で確認したら、最初に読んだのは2013年2月だったらしい。9年ぶり! 続編「カエルの小指」を購入したので、内容を思い出すべく再読。 すーごく面白かった。 何なのもう……読むの2回目と思えないくらい没頭してしまった。まあ、詐欺師が出てくる面白いお話、くらいしか覚えていなかったんだけれど。それにしても。 読んでいる間、何度もこまかく騙されて、 どこもかしこも楽しめた。作戦の部分はドキドキしちゃって、『読みたいけど読みたくない!』が発動したよ。 みんな魅力的。根っからの悪人じゃないし、つらい経験をしてきている人たちだから、やろうとしていることが詐欺でも応援したくなる。 後半は立て続けに驚かされた。作戦の結果や、テツさんのことや、隠されていた事実。キレイに騙されて気持ち良かったし、タイトルの意味も心に沁みたし、切なさありつつ明るい気持ちで読み終えた。 貫太郎が、苦しんだ末に悟っちゃうシーン、めちゃくちゃ面白かった。 指のやつは、絶対やってみちゃう。前回も試したようで、感想にそう書いてあった(笑)。 このまま「カエルの小指」いきまーす。

    2
    投稿日: 2022.02.27
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    面白かった! 負けっぱなしの人生で、どうしようも無い奴らだけどどこか憎めない。 最後はそこにペテンが仕掛けられていたかと、騙されました。 道尾さんの作品は何となく暗い闇が潜んでいる(それが魅力なんですけどね)感じですが、これは読後感は良ハッピーです。

    0
    投稿日: 2022.02.26
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    どんでん返しは詐欺師ものには付き物だが、この作品のはまたすごい角度で放り込まれている。 何回か読み返したくなる。副題の意味も含めて良い。

    0
    投稿日: 2022.02.23
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    9割くらい読み終えた時、「あれ?なんか伏線っぽいのが回収されていないけど、このままラストなのかな?」と一瞬思ったけれど、そっから怒涛のどんでん返し!伏線も回収されたし、爽やかな読了感でした。

    2
    投稿日: 2022.02.20
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    作戦の進行に臨場感があってよかったです。どんでん返しにちょっとやりすぎ感がある気もしますが、後味良くオチまでしっかり楽しめたミステリーでした。比較的読みやすく周りにも勧めやすい一冊ですね。

    0
    投稿日: 2022.02.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本当、最後騙された。テツさんにやられた。 テツさんがそんな凄い詐欺師とは。 作戦失敗した時は、みんな殺されちゃうと思ったこど、許してもらえる?そんな事あるの?って違和感あったが、そう言う事だったからね。と、後で納得。最終的に、タケさんやまひる達が前を向けて良かった。しかも、ヒグチに復讐まで果たしてたテツさんは本当凄い。全く想像してなかった展開が面白かった。

    0
    投稿日: 2022.02.19
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