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ボッコちゃん
ボッコちゃん
星新一/新潮社
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総合評価

583件)
4.1
210
201
114
9
2
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    星新一ワールドを垣間見た気がする 印象深かった話 おーいでてこい 現代社会に対しての風刺がすごい 親善キッス ユーモアのかたまり、そんなことある?! 肩の上の秘書 chat GPTすぎる 最後の地球人 アダムとイブの逆をいく最後はとんでもない発想だなと思う 宇宙船、強盗の話が多い

    0
    投稿日: 2025.11.14
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    最後の1行にすべてのオチが詰まっている。 一度読み始めると最後まで読まずにいられなくなってしまう。 ミステリーやSF、ファンタジー等、様々なジャンルの話があるがどれも一貫して最後にすべてが詰まっていると思う。 一つの話が大体2〜3ページ程度と、本を読むのが苦手だけれど本を読んでみたい人には是非お勧めしたい。

    0
    投稿日: 2025.11.13
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    こんなに短い文章で、次がどうなるかワクワクさせる展開、そしてときに読後に人間の本質について考えさせられる。そんな話が50個もつまった非常に濃密な短編集。

    0
    投稿日: 2025.11.10
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     短い小説という型式のなかに、私は運命的にひきずりこまれた。あるいは私のほうから進んでふみこんだ。おそらく一生わからないことかもしれない。短い作品を書くことで、私はひけめを感じたことはないし、とくいに思ったこともないのである。  さらに特徴をもうひとつあげるとすれば、作品のバラエティを多くするよう心がけた。ミステリー的なものもあり、SF的なものもある。ファンタジーもあれば、寓話がかったものあり、童話めいたものもある。いずれ私が関心を抱いている部分である。だからこの一冊は、私、星新一というあやしげな作家そのものを、ショートショートに仕上げた形だといえるかもしれない。 P343 8〜344

    1
    投稿日: 2025.10.27
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    ひっさびさに読んだ小説?フィクション?系の本だったが…途中で挫折した。趣味が多すぎるがゆえに費用対効果を考えてしまい、「この本読む時間で実用書読んだ方が、日々に活用できる知識増えるしな…。この本読む時間あるんやったら映画の方が楽に楽しい時間過ごせるし…」と思えてきてしまい、わりと序盤の方で読むのをやめてしまった。本が悪いのではなく、己が合わないジャンルが知らぬ間に増えていた、という感じ(自分でも驚きを感じている)。ハリーポッターとか昔死ぬほど好きで何回も読んでたが…いま読んだらどうなんやろか…読めなくなってたらちょっと寂しい。

    0
    投稿日: 2025.10.21
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    初めての星新一作品。一番有名なボッコちゃんから読んでみました。作風が独特で、集中して読まないと「ん?」となることが多かったので、静かな部屋でゆっくりと読みました。 ほっこりする話や、少し怖い作品、面白いものからある種の自己啓発的な作品もあり、また一つ一つの話が短いのでとても読みやすかったです。 あまり良さが分からない話もありましたが、吹き出しそうになる話もあり、それこそ多種多様です。古臭さを感じない本でした。個人個人での好みの作品を見つけることをお勧めします。 ⭐️お気に入り⭐️ ・おーい でてこーい ・生活維持省 ・親善キッス ・ゆきとどいた生活 ・妖精

    0
    投稿日: 2025.10.21
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     小学生の時に、国語のテストで出て、テストに関係なく面白くって、その後、作者のショートショートを次々と読んでいった。本好きの端緒になった。ありがとうございました。

    1
    投稿日: 2025.10.20
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    カズレーザーさん絶賛!の帯につられてミーハーな気持ちで購入 とても50年以上前の本とは思えないショートショートの連続 今までショートショートは阿刀田高、1強と思っていたけど、いやぁ、なかなか面白い SF、ミステリー色々盛りだくさんで飽きずに読めます オススメです

    22
    投稿日: 2025.10.19
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    本というものの概念をぶっ壊してくれた作品。 一時期、星新一しか読まない時もあったなあ。 大学の授業で、おーいでてこいを映像化したのは一生の思い出。

    0
    投稿日: 2025.10.12
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    よくよく考えると、SF小説って初めて読んだかもしれない。未来で起こるかもしれないことに想いを馳せながら読むのがこんなにゾクゾクして面白いなんて、、! 人間の小賢しいところ、愛おしいところなどが短いエピソードで書かれててクスッと笑ったり、ヒヤヒヤしたりしながら楽しく読んだ。 中には、今まさに人類が向かってる方向に近いものが描かれてるのもあって、これが書かれたのが50年前というのが驚き。 星新一さんの作品をもっと読んでみたい!!

    0
    投稿日: 2025.10.05
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    自己ベスト本らしい。 きまぐれロボットより、面白い短編があった。 半分はオチが急でしっくりしないものもあった。 文章はやはり子供向けのような簡単なものであっても、内容がブラックで尖ったものが多い。 「ボッコちゃん」「月のひかり」「猫と鼠」「生活維持者」「鏡」 このへんの余韻があって3ブラックな感じのものは好きだった。

    15
    投稿日: 2025.10.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    不思議だったりホラーだったり、似たような話もあるけど、飽きるとかつまらないという話はなかった。 印象的だったのは「冬の蝶」 生活機器の全てに電気を使って、便利に暮らしている時代。 突然停電になって、寒さに凍え凍死してしまう夫婦。その後、2人に飼われていたペットの猿は、寒さも気にせず嬉々と遊び回る。 エネルギーをひとつのものに頼るのは怖い。 そして生命の維持も、機器に預けてしまうのはもっと怖い。 もう、人間は原始的な環境では生きていけなくなっている時代。 なんか、他人事じゃないから、ゾクリとして面白かった。

    0
    投稿日: 2025.09.23
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    短編集で読みやすい。毎回最後にそう来たかぁと感心させられる。軽いホラー感があるテーマが多いので明るい気持ちにはなりにくい。でも読んで良かった本。

    0
    投稿日: 2025.09.20
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    2025年34冊目『ボッコちゃん』 毎回ラストの一文で「うわっ、そうくるか」と驚かされる。普段あまり本を読まない人にも、ぜひ読んでみてほしい。

    21
    投稿日: 2025.09.16
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    ショートショートが50篇入ってて、「50パターンのオチがあって、全部違う!」みたいな帯紙がついていたが、結局似たような話が多かった。一言で言えば「アイロニー」がテーマの話が多かったろう。 帯紙見返してみたら「カズレーザー」が帯紙を書いてるみたいで、「これ読んで『面白くない』って人は、たぶんあんまり読書に向いていない人です。小説の面白さが全部詰まってる本なんで。」と、なかなか挑戦的な売りの出し方をしていた。正直自分にとっては、この本面白い!ってほどでもないので、帯紙の言葉が自分に言われてる気がしてしまう。 「物語の型は36種類しかない」と言ったのは、ゲーテだったろうか。それに準えて言えば、その36種類のうちせいぜい2〜3パターンくらいだろうなというのが、厳しいかもしれないが感想としてある。(これ以上言うと帯紙への批判になってしまいそうだが、カズレーザーにとっては「50パターンのオチ」があるそうです。「小説の面白さが全部詰まってる」も全然そんなことないだろと思いますが。) 批判ばかりになってしまった。大学生になってからこの本を読んで、星新一の作風に寓話チックで皮肉めいた話ばかりだな、という感想を確かに持ったが、子供のときに読んだら違ってたかもしれないとも思った。最後に収録された「最後の地球人」とかは中でも割と良かった。

    0
    投稿日: 2025.08.19
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    面白かった。 改めて大人になって読んでみると、この現実とファンタジーのうまいバランスが本当に起こり得そうな感じで面白さと同時に怖さも感じた。 また、この世を俯瞰し、先まで見据える視座の高さも感じた。

    0
    投稿日: 2025.08.18
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    何度目かの再読です。 この本に収められている『おーい でてこーい』を教科書で読んで衝撃を受け、最初に手に取った星新一さんのショートショート集でした。 ごく短いストーリーの中にしっかりした結末と、おかしみや恐怖が詰まっているのだから本当にすごい。他の短編集も読んでみましたが、やはりこれが一番満足感があります。 改めて読み返してみて印象的だったのは『月の光』『暑さ』『生活維持省』『肩の上の秘書』『おみやげ』。 特に『おみやげ』は、未だに戦争をやめない愚かな人間への風刺が効いていて、とてもやるせない気持ちに。『月の光』もうつくしい要素ばかりが詰まっていて素敵でした。 お話によって、ニヤッとしたりゾッとしたり。 星新一さんは、本当に稀代のショートショート作家だなぁと思います。

    25
    投稿日: 2025.08.10
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    【印象に残った話】 冬の蝶、闇の眼、親善キッス 特に「冬の蝶」は科学技術に極度に依存した人類が、何らかの原因により科学技術がストップした際に、どうすることも出来なくなり、畢竟死に近付いていくところが、近未来を予感させるものだなぁと印象に残った。 人や物に依存・執着してしまうのはある程度仕方がないことだけれど、でもその分リスクがつきものだよなぁと思ったり…。 短い話の中に発想の転換による寓話、ユーモアに富んだ作品ばかりで、作者星新一さんは天才だなと思った。

    1
    投稿日: 2025.08.06
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    安定のショートショート。50年ほど前の作品らしいが、完成度は高い。やはり読んでいて面白いと思った。しかし、めちゃくちゃ面白いとまではいかなかった。読み終わっても何個も話を覚えていなかった。

    0
    投稿日: 2025.08.03
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    こんなに超たくさんの話に逐一オチを着けて世界をどこか皮肉る。やはり星新一は只者ではない。昔の作品なのにどこか現代を彷彿とさせるのも凄い。 文庫本を初めて読むお子さんにも最適。

    26
    投稿日: 2025.07.31
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    夢の中のような子気味のいい短編集 星新一で小説を始める者が多いのも頷ける しかし感受性が乏しい自分には、空想の余地を設けられなく時折退屈になってしまった 全てを豊かに楽しんで読めるようになったら成長なのだろうか

    0
    投稿日: 2025.07.31
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    あとがきにもあるように、いろんな作品が収められていて、『きまぐれロボット』『ちぐはぐな部品』と比べてバラエティ豊富。「ボッコちゃん」はじめ、単純なショートショートのどんでん返しで終わらず、深い内容のものも多い印象。

    1
    投稿日: 2025.07.28
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    【概略】  バーのマスターが趣味で作ったのは、美しいロボット「ボッコちゃん」。バーのカウンター内におかれたボッコちゃんは、たちまちお客さんの人気者になった。あまりに美しく、人間と見間違うその姿に、惚れこむお客さんも。ボッコちゃんへの傾倒ぶりがもたらす結末とは?その他、珠玉のショートショートがあふれる作品集。 2025年07月24日 読了 【書評】  星新一さんに時代が追いついてきたのか・・・。本書タイトルになったショートショート「ボッコちゃん」の立ち回りはAIアプリ「Cotomo」を彷彿とさせるの。逆に言えば、現代の技術を当たり前と考える若い世代はこの「ボッコちゃん」をどう捉えるのだろう?もっとも、この「ボッコちゃん」の結末はAIなどといった要素は関係なくニヤリとしちゃうブラックなものなので、本質の部分では心配ないのだけどね。  他にも「殺し屋ですのよ」「おーい でてこーい」「ツキ計画」など、ニヤリニヤリとしてしまう短編がいっぱいなのだよね。こういった作品を生み出す発想というのは、どうやって育むのだろう?「あれ?アメリカンジョークで似たようなもの、見た気がするなぁ」と感じた結末につながる作品などは、数秒で完結するジョークをストーリー仕立てに展開したりしているのかな?だとしたら、自分のオリジナル英語落語を創るアプローチにも、役に立つのかもしれない。  「新しい惑星に到達する」「金庫にまつわる話」といったシチュエーションに共通項が見出されるものもあれば、結末のパターンに相通じるものがあったりもする。コツコツとデータをとってまとめていくと、さらに自分の創作活動に対する大きなヒントにつながるかもしれないなぁ。ほら、ジョジョの作家である荒木飛呂彦さんなどは、鑑賞された映画をノートにしっかりまとめたりして、その構成などを研究されたように。  「英語落語をやってるなら、星新一さんのショートショートは読んでおいた方がいいよ」というアドバイス、本当だよね。

    0
    投稿日: 2025.07.25
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    私の職場のエス氏は「SFやミステリに興味がある」と言う。ましてや「叙述トリックという言葉が気になる」とまで言いながら、小説というものを読んだことがないそうだ。そんなことある? 活字離れもここまで来たか…。 そんな彼に本を薦めるとしたら、ショートショートが最適だろう。というわけで、およそ40年ぶりに読んだ星新一。 著者が初期の作品の中から選んだ短編集だそうだ。有名な「おーい でてこーい」も収録されている。解説は筒井康隆(内容は難しかった…)。 発行は昭和46年。私の生まれた年だ。今読むとレトロ感があっていい。

    11
    投稿日: 2025.07.19
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    ショートショートがたくさん詰まった、星新一さんの最も有名な一冊。 初めて星新一さんを読んだのですが、一つ一つの話を読み終わるごとに、いちいち「おー面白い」と言いながら読みました。 固定概念覆されまくるし、不気味な話もあるし、笑っちゃうような話もあるしで 本当に面白かったです。

    0
    投稿日: 2025.07.17
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    この本、というか星先生の作品は、ちょうど良い感じで、学生の頃よく読んでました。 気軽に読める長さ 過ぎないスリル感 意外な結末 ちょうどいいんです。 流石に時代の違いを感じる部分はあるけれど、今でも面白く気楽に読めました。 長編に疲れた時に、ほんとちょうどいい。

    5
    投稿日: 2025.07.15
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    小学校高学年で父から勧められ、初めて活字に触れたのがこの本だった。ショートショートということもあり、隙間時間にサクッと読めるそれでいて一つ一つのオチが爽快で活字への最初の1歩としては最高の本だった。この良さは大学生になり久々に読み返した今でも感じ、なんとなく結末を覚えていてもちゃんと面白い。なかなか時間が取れない期間でも星新一のショートショートは持ち歩こうと思った。 この本の中で1度読んだ頃から強く印象に残っていたのは「おーい でてこーい」「意気投合」の2話だった。

    2
    投稿日: 2025.07.15
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    短編は普段あまり読まない。ましてやショートショートを読むのは初めてだった。かなり前に書かれたものにも関わらず、その内容は色あせず、むしろ新しさすら感じた。 全てのアイデアは星新一がすでに書いている、とされる所以の一端を見た思いである。

    4
    投稿日: 2025.07.06
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    短編集なのでとても読みやすかったです。 独特な世界観とクスッと笑わせられる内容になっています。 星新一は初めてでしたか楽しめました。

    0
    投稿日: 2025.06.16
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    登場人物の背景とか、パーソナリティが詳しく描かれずに人間という動物の本能や性質が一貫して描かれているような印象を受けた。 登場人物たちの行動は共感というか人間そういう部分ってあるよな〜と感じさせるものがあって、少しひやりとする。 「親善キッス」のように笑える話もあれば、「肩の上の秘書」のようにデジタルツールに頼りっきりで血の通った言葉で会話をすることの少ない現代人への警鐘にも思えるような話もあって読み飽きることが無かった。 個人的に「月の光」が耽美的で好き。 上手く言語化は出来ないけど言葉だけで読者の想像を膨らませて種明かしが出来るの映像と違って文章ならではだなーと思ったのも。

    12
    投稿日: 2025.06.14
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    どの話もちゃんとオチがついていて面白かった。だんだん情景パターンが似てきて、読み進めても新鮮味は無かった。

    0
    投稿日: 2025.06.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    殺し屋ですのよ、が好み。本業は看護師で医者から余命を聞き患者に恨みがある人に成功報酬で仕事を持ちかける。ずる賢いが手を下すことなくできる。なるほど。

    0
    投稿日: 2025.05.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なるほど,確かにショートショートの金字塔であり頂点でもあるな、と。 面白かった。バラエティ豊富だけど,SF系の雰囲気が強いのかな。 「ボッコちゃん」がまさかあんな話だとは… もっと窓際のコッコちゃんみたいなやつかと思ってました笑 一番印象に残ったのは「生活維持省」。 最後の「ああ,生存競争と戦争の恐怖がない時代にこれだけ生きれて楽しかったな」というセリフ, ゾワっとしつつもどこか儚く美しいなとも思った。 「最後の地球人」は今までの蓄積の果てのように感じた。終わりなんだけども,また新たに始まっていくという終わり方。不安さをはらみつつ、軽やかに読了できた気がする。

    1
    投稿日: 2025.05.21
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    新しくて面白いけど、読んでいると同じパターンに感じてだれてくる。一作品が短い分、頭の切り替えが必要になるから疲れてくる。

    0
    投稿日: 2025.05.19
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    「生活維持省」は傑作。「マネー・エイジ」、「ゆきとどいた生活」、「肩の上の秘書」なんかが好み。 以下、収録作品一覧 悪魔 ボッコちゃん おーい でてこーい 殺し屋ですのよ 来訪者 変な薬 月の光 包囲 ツキ計画 暑さ 約束 猫と鼠 不眠症 生活維持省 悲しむべきこと 年賀の客 ねらわれた星 冬の蝶 デラックスな金庫 鏡 誘拐 親善キッス マネー・エイジ 雄大な計画 人類愛 ゆきとどいた生活 闇の眼 気前のいい家 追い越し 妖精 波状攻撃 ある研究 プレゼント 肩の上の秘書 被害 なぞめいた女 キツツキ計画 診断 意気投合 程度の問題 愛用の時計 特許の品 おみやげ 欲望の城 盗んだ書類 よごれている本 白い記憶 冬きたりなば なぞの青年 最後の地球人 あとがき 星 新一 解説 筒井康隆 カット 真鍋 博

    0
    投稿日: 2025.05.09
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    星新一という作家も「ショートショート」という分野も知っていたが、これまで実際に手を取る機会があまりなく、Amazonのおススメで出てきたので読んでみた。 作品の評価として自身の常識や当たり前を皮肉っている、という捉え方も出来るが、単純に自身の外部からの視点を想像して短編小説として纏められる、そのシンプルさに惹かれた。

    0
    投稿日: 2025.05.04
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    初めて短編集と言うのを読んでみた。 ショートショートというだけあって物語は50篇収録されており、どれも短い話の中でストーリーが凝縮されている。 ブラックジョーク的なオチや近未来を想像させる世界感。SF要素などバラエティ豊富で面白かった。 個人的には一気に読むものではなく、空いた隙間時間や、他の本を読んでる途中のリラックスタイム、ちょっとした移動時間などでゆっくり読めるのが楽しかった。 長編だとゆっくり読むと忘れる(自分の記憶力の問題があるため)ので、こう言う本が一冊あるだけで効率よく時間を過ごせたように感じる。 個人的に好きな話は「殺し屋ですのよ」「追い越し」「肩の上の秘書」。最後の短編「最後の地球人」は全て読んだ上で読むと集大成のような気がして、この本全体を一つの作品としてまとめてくれた気がした。

    14
    投稿日: 2025.05.01
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    初めての星新一でした。 期待通りで、すぐに読めました。 好きな話。 『ある研究』 『プレゼント』 『最後の地球人』

    0
    投稿日: 2025.04.29
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    半世紀前に書かれた本とは思えない程読みやすい 濃厚な風刺画的4コマ漫画を見ているような短編でした 起承転結がハッキリとわかり、結末がスッキリとして楽しく読めました

    4
    投稿日: 2025.04.24
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    霜降り明星ANNの一行が好きで本家を読んでみた。 話によっては好みでないものもあったけど、一個の話が5ページ程度なので合間に読みやすかった。 独特の言葉遣いの会話劇が長々続く作品は好み的にちょっとしんどかった。 個人的に好きだったのは「暑さ」「肩の上の秘書」。

    0
    投稿日: 2025.04.20
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    ムダを省いてパフォーマンスを良くしても、利益を追求しても、矛盾や切なさ、間の抜けた後味がのこる。大切な事は昔も今も変わらないよと言われているように感じる。

    0
    投稿日: 2025.04.15
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    想定していたよりも、多くのショートショートがが収録されており楽しかったです。 ファンタジーや怖い話、クスッと笑える話、SF、風刺等、様々あって飽きがきませんでした。 お気に入りのショートショートは 殺し屋ですのよ 暑さ 生活維持者 妖精 ある研究 愛用の時計

    0
    投稿日: 2025.04.13
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    20数年ぶり?の再読 最初に読んだのは小学校高学年か中学生だったかしら 当時の私は、オチがしっかりわからず「はて?」となった章もあったと思う 今は、社会への風刺、警鐘、皮肉を含んだブラックユーモアにニヤリとしてしまう。 古さを感じさせないのがスゴイ!

    2
    投稿日: 2025.04.10
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    この数ページの間に素晴らしく解像度の高い言葉と単語の順番。俺もいつかこんなおもろい文章書けるようになりたいな。

    0
    投稿日: 2025.04.08
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    気分のいいものから不便なものまで。 研究で作られたものは面白いが、実用するとなると使い所が難しいものもありそうだよな。

    0
    投稿日: 2025.04.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ショートショート 昭和46年発行 2〜3ページで読める50の話 題名になっている ボッコちゃん  バーのカウンターにいる  ロボットのボッコちゃん  綺麗でほぼ見た目は人間  会話はおうむ返し位  ボッコちゃんに逆恨みした  客の男が  ボッコちゃんに  毒を盛って殺そうとするけれど  店にいるみんなが  毒を飲んでしまう話 風刺的..毒のある..こういう話は これ位短いのが 丁度いいな.. 淡々とした文も ..いいな と思った

    0
    投稿日: 2025.04.03
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    長編じゃなくて、 短くて少しずつ読めるものないかなと思い購入。 帯は、 ---------------------------------- カズレーザーさん絶賛 最後のオチがスパッと決まる。 それが50パターン入ってるわけです。 小説の面白さが全部詰まってる本。 ---------------------------------- ここまでは良かったんです、だけど裏には、 ---------------------------------- これ読んで「面白くない」って人は、 多分あんまり読書に向いていない人です。 小説の面白さが全部詰まってる本なんで。 ---------------------------------- と記載されてて、何とも言えない気持ちになりました。 読書ってその時のコンディションやメンタルにも左右されるし、そもそも向いてる向いてないとかそんなこと本を好きな人が言葉にするのか、と。 帯を見ながら終始モヤモヤしてました。苦笑 そんな気持ちで読んだからか、 100%楽しめたかと言われると悩みます。 私は今回、著者の作品を初めてちゃんと読みました。 長い年月、たくさんの人に愛される作品だけあって、 上手いし面白いし、 SFや設定は現実とかけ離れてるのに地続きだったり、 急に落とし穴にハマるような、 目の前が暗転するような結末もあって。 帯だけはダメでしたが苦笑、 本作の内容も、途中に差し込まれているイラストも とても好きでした。

    10
    投稿日: 2025.03.29
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    ショートショートの作品が詰まりに詰まった作品。しかも一つ一つが秀逸で濃厚なので一気読みがしんどくなる。読後は「やっと読み終わった」と長編作品を読み終えた気持ち。 好きな作品は「ボッコちゃん」「殺し屋ですのよ」「暑さ」「生活維持者」「鏡」「闇の眼」「追い越し」「白い記憶」「愛用の時計」とこれでも厳選した方。 一度見ただけなのに作品名見ただけでどんな物語か思い出させるのはすごすぎるよ。 イヤミスに少々のSFを混ぜた作品が多め 私的に読み終えるの疲れたから星3.9

    0
    投稿日: 2025.03.21
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    独創的な発想力と、それを短い物語に仕上げる文章力すごい。読書が苦手という人にも本を読むということの面白さを体験できる素晴らしい作品だと思います。「おーいでてこーい」が一番好き。

    0
    投稿日: 2025.02.25
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    ひとつひとつのお話が短くてとても読みやすい どの物語も終わり方がはっとさせられるものばかりで 読了後にはもう星新一ワールドの虜です笑

    1
    投稿日: 2025.02.18
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    初めて触れた星新一作品。ショートショート自体、しっかり読むのは初めてだった気がする。 10ページ以内に収まるくらいの短い話で、どれも最後にはひっくり返されてしまうのだからすごいと思った。オチや転がどの話にもしっかり用意されているの、もはやこわい。 タイトルにもなっている「ボッコちゃん」は不穏な雰囲気で、解釈が自由に広げられるところがショートショートの良さなのだろうと思う。「おーいでてこーい」「月の光」「闇の眼」「なぞの青年」「最後の地球人」などが特に好きだった。 数ページにまとめる力もそうだけど、発想力もおそろしい。昭和に書かれたなんて信じられない。ありえそうな未来が作中にでてきて、昭和からこんなこと考えてたのか、人類。でもラジオが出てくるとちょっと安心した。

    14
    投稿日: 2025.01.27
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    短編かつ1エピソード、最小2ページほどで終わる話もあり、すごく読みやすかった。 後味悪い話や皮肉めいた話とか数ページでここまで面白い話書けるのすごいなと思いました。

    0
    投稿日: 2025.01.23
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    人間の欲に塗れた愚かさを、異星人や未来人の視点で描かれていくストーリーだった。 落ちがあったが、そのうちに気づいた人物の反応がなかったのも良かった。「あ、やっちまった」となるような反応が書かれていないので、その後の想像を引き立てたのだろうと思う。 「生活維持省」はバナナマンの「日本順番」というコントを思い出した。 読書のリハビリとして読んだので、寝る前に1〜2話ほど読むだけでも活字に触れるいい機会だった。

    0
    投稿日: 2025.01.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【ブログで紹介】 本書を読んだ理由は、新潮文庫の100冊 2024に選定されていたからです。 【本書のポイント】 短編集50作のショートショートです。 SF、ミステリー、ファンタジー、ブラックユーモアなど 多岐に渡る内容です。 想像する結末がほとんど外れるほど 意外性に富んでいました。 タイトルの「ボッコちゃん」とは何だろうと思っていたら、 バーの女性ロボットでした。。。 「おーい でてこーい」での人類への警告、 ラストの「最後の地球人」での希望、 のように深い内容もあり、 とてもおもしろかったです。 短編集50作で著者が選出しています。 初期のショートショートとのことです。 SF、ミステリー、ファンタジー、ブラックユーモアなど 多岐に渡る内容です。 数十年前に何編か読んだことがあり、懐かしかったです。 読んでいて想像する結末がほとんど外れるほど意外性に富んでいました。 とてもおもしろかったです。 表紙の平面的で特徴的な、真鍋博氏の絵が途中に入っているのもうれしいです。 昔いろいろな本で見かけたのを懐かしく思い出しました。 タイトルの「ボッコちゃん」とは何だろうと思っていました。 2作目に「ボッコちゃん」という話しがあり、バーの女性ロボットでした。。。 感情が何もなく、結果的にバーのマスターとお客たちが死んでしまいました。 50作もあるとおもしろいテーマがいくつかあります。 ・泥棒 ・地球に来た宇宙人 ・他の惑星に行った地球人 またエヌ氏、ケイという登場人物が何度か登場しますが、全く別人です。 最後に目次と共に備忘録として登場人物を挙げました。 特に深い内容だなと思ったのが以下の二つです。 3作目「おーい でてこーい」 社(やしろ)のあとに深い穴が見つかりました。 地球上で不要と思われるものを何でも捨てはじめます。 生産と穴への廃棄がどんどん進みます。 人類のエゴの結果、最後にしっぺ返しがある怖い話しでした。 人類への警告だと思いました。 50作目「最後の地球人」 人口増加で地球人が無責任な行動をして滅んでいき、最後の赤ちゃん一人だけになってしまいます。 やがて「光あれ」の言葉を発し、保育器から出てきます。 まるで宇宙の始まりのような新しい地球の可能性を感じさせてくれました。 それ以前の短編集とは異なり、「新たなる希望」(まるでStar Warsですが)を 予感させて締めくくってくれました。 【目次】 悪魔   :エス氏、湖から釣り上げた悪魔 ボッコちゃん:バーのマスター、美人ロボット おーい でてこーい:村はずれの社あとの穴 殺し屋ですのよ:経営者エヌ氏、看護師の女 来訪者  :円盤から現れたロボット 変な薬  :変な薬を発明するケイ氏、友人 月の光  :十五歳の少女、主人、召使 包囲   :命を狙われる私、狙う人たち ツキ計画 :憑き物を研究する所長、取材する私 暑さ   :交番の巡査、逮捕して欲しいと要望する男 約束   :飛行物体から出てきた宇宙人、大人を改めさせたい子どもたち 猫と鼠  :金貸し、借りた男、金貸しにそっくりな男 不眠症  :眠れないケイ氏、医者 生活維持省:人口抑制の担当者、同僚 悲しむべきこと:大邸宅に住むエヌ氏、泥棒に入ったサンタクロース 年賀の客 :実業家の老人、三十歳くらいの男、孫娘 ねらわれた星:宇宙船の中の、金属質のウロコでおおわれた生物、地球人 冬の蝶  :サルのモン、夫婦 デラックスな金庫:大金庫を作った私、泥棒 鏡    :小さな悪魔、捕まえた夫、妻 誘拐   :エストレラ博士、誘拐犯、子ども 親善キッス:地球からの親善使節団、チル惑星の住民 マネー・エイジ:宇宙貿易をしている父、ワイロ口座を勧める銀行員、娘、学校の先生 雄大な計画:R産業の社長、ライバルのK産業で出世していく三郎 人類愛  :宇宙救助員の私、遭難者 ゆきとどいた生活:宇宙旅行専門の保険会社に勤めるテール氏 闇の眼  :テレパシーを持った進化した子供、両親 気前のいい家:防犯装置を発明するエヌ氏、強盗 追い越し :新しい型が好きな男、別れた女、マネキン人形メーカーの男 妖精   :十九歳の女の子ケイ、学校の同級生アイ、妖精 波状攻撃 :工場経営者エヌ氏、詐欺者 ある研究 :火を起こそうとする男 プレゼント:地球に向けて宇宙船を送ったラール星人、巨大な六本足のペット 肩の上の秘書:セールスマンのゼーム氏、主婦、部長、肩のインコ 被害   :エル氏、強盗、貧乏神 なぞめいた女:記憶喪失の俳優・女性、警官、劇団の演出家 キツツキ計画:悪人団の首領、子分たち 診断   :妄想に取りつかれた青年、院長 意気投合 :地球から来た隊長、隊員、二千光年先の惑星の住民 程度の問題:スパイのエヌ氏、同僚、アパートの管理人 愛用の時計:腕時計を大切にしているK氏 特許の品 :設計図が入った輸送用ロケット、ゲレ星人 おみやげ :おみやげを地球に残したフロル星人 欲望の城 :夢を見る男 盗んだ書類:エフ博士、研究書類を盗んだ男 よごれている本:エヌ氏、古本店の主人、悪魔 白い記憶 :病院のQ博士、急患の男女 冬きたりなば:宇宙船の船長エヌ博士、操縦士、冬眠に入る惑星の住人たち なぞの青年:税務署の青年、署長 最後の地球人:最後の人類・王、王妃、子供 あとがき 星 新一 解説 筒井康隆 カット 真鍋 博 (2025.3.20) ※2025.1.4お正月セールで古本購入@BOOKOFF名古屋味鋺店  新潮文庫の100冊 2024:13冊目  2025.2.21読書開始、3.16読了

    0
    投稿日: 2025.01.14
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    読み終わったあとに作品の中の人々にこの先に起こることを教えたくなった「おーい でてこい」、 問題解決の手段が科学技術と迷信めいたものの融合というアイデアと古典的な結末の「ツキ計画」が特に印象に残って好きだ。

    1
    投稿日: 2025.01.13
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    初めて触れた星新一作品。 ショートショートという名前だけは知っていましたがこういったものなのですね。 軽く読めるのに全部面白い、人気なのも頷けるものでした。 他の本も読みたいところですが、同じ本を繰り返し読むのもまた違った楽しみ方ができそうですね。

    1
    投稿日: 2025.01.12
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    おーい でてこーい 殺し屋ですのよ 暑さ 生活維持省 が特に面白かった 昭和の時代にこれほどの解像度で未来が見えているのがすごい

    0
    投稿日: 2025.01.10
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    まなもんが去年の名古屋のイベントでお薦めしていた本たちの一冊。 星新一のシュールで、SFで、不気味で、知的で、ユーモラスな世界観が楽しめる短編集です。 通勤電車でちびちび読むのにも最適です。 「暑さ」、「ある研究」、「プレゼント」、「愛用の時計」が特にお気に入りでした。 「愛用の時計」かわいいしステキ♡ モノを大切にしよう。

    4
    投稿日: 2025.01.08
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    おすすめされたので手に取った1冊。 ショートショートの充足感に溺れました。 幅広い年代にも読まれる作品なのも納得です。 私的には最後そう来るかって何度もしてやられたのがこの作品の好きなところです。 時間が無い人もある人もぜひ読んでほしいです。

    0
    投稿日: 2024.12.27
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    星新一さん、本当に面白い。 つい最近読んだばかりの『悪魔のいる天国』とかぶっている作品がいくつもあったのはちょっと残念。 解説によると、自選短編集だったらしい。 帯にも裏表紙にも書いてないぞーーー。 でも、表題作の「ボッコちゃん」や「おーいでてこーい」など、皮肉がきいてたり、ついにやりとしてしまったりの作品が詰まっていて大満足。 カズレーザーさんに言われなくても面白さは知ってる、ってなるw読書に向いてない、とかは余計なお世話だ。

    2
    投稿日: 2024.12.21
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    まだ数編しか読んでないけどすごくゾッとする。 特に「おーい、でてこーい」が怖すぎる。 問題にきちんと向き合わなかったツケは未来の世代に回ってくるという風刺を、こんなにわかりやすく恐ろしく描いてる話があるなんて。 原稿用紙数枚でこんなに世界が広がる、物語の可能性は本当に大きい。

    2
    投稿日: 2024.12.04
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    最高すぎ。 話の終わり方めっちゃいいのが多い。 センスしかない。 穴の話が一番好き。 オーディブルで大塚明夫氏が読んでくれるんだけど はちゃめちゃに良い。

    1
    投稿日: 2024.12.03
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    面白くて読みやすかったー!! 有名なぼっこちゃん、やっとよめたー。 ザ星新一って感じで良いね!! 50近くある短編から、気に入ったものは。 悪魔。 欲張ると良くない典型的な話。 ボッコちゃん。 バーにいる女性ロボットの話。 現代なら実現できそう。 おーい、でてこーい 1番好き。想像するとゾッとするラスト。 ツキ計画 藤子不二雄でも、こんな設定ありそう 生活維持者 これも大好き。最後が切ないが渋い感じもする。 情景がうかぶ ねらわれた星 星新一にしてはグロいなーと思ったが、そんな事はなかった 雄大な計画 どっかの総理大臣か首相が敵国のスパイみたいな話がなかったっけ?それを思い出した ゆきとどいた生活 途中から、そうだと思った。 闇の眼 これは、ちょいとホラー。 なんか、異形を想像してしまう。 プレゼント 星新一の作品では、宇宙人と価値観がちがうことはよくある キツツキ計画 勢いがあって好き 程度の問題 表題通りだよね。まさに。 最後の地球人 人類の未来がこうならない事を祈る

    37
    投稿日: 2024.12.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    悪魔 ボッコちゃん おーい でてこーい 殺し屋ですのよ 来訪者 変な薬 月の光 包囲 ツキ計画 暑さ 約束 猫と鼠 不眠症 生活維持省 悲しむべきこと 年賀の客 ねらわれた星 冬の蝶 デラックスな金庫 鏡 誘拐 親善キッス マネー・エイジ 雄大な計画 人類愛 ゆきとどいた生活 闇の眼 気前のいい家 追い越し 妖精 波状攻撃 ある研究 プレゼント 肩の上の秘書 被害 なぞめいた女 キツツキ計画 診断 意気投合 程度の問題 愛用の時計 特許の品 おみやげ 欲望の城 盗んだ書類 よごれている本 白い記憶 冬きたりなば なぞの青年 最後の地球人

    1
    投稿日: 2024.11.30
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    【出版日】: (米)1990年1月、(日)1992年1月 ◆講談社文庫 / パトリシア・コーンウェル「検屍官」シリーズ  https://kodanshabunko.com/cornwell/ ◆講談社文庫 / パトリシア・コーンウェル自らが「検屍官シリーズ」を全解剖  https://kodanshabunko.com/cornwell/comment.html ◆ELLE / 世界的ベストセラー、ドラマ化  https://www.elle.com/jp/culture/celebgossip/a42817210/nicole-kidman-jamie-lee-curtis-star-kay-scarpetta-series-230210/

    0
    投稿日: 2024.11.24
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    《目次》 悪魔 ボッコちゃん おーい でてこーい 殺し屋ですのよ 来訪者 変な薬 月の光 包囲 ツキ計画 暑さ 約束 猫と鼠 不眠症 生活維持省 悲しむべきこと 年賀の客 ねらわれた星 冬の蝶 デラックスな金庫 鏡 誘拐 親善キッス マネー・エイジ 雄大な計画 人類愛 ゆきとどいた生活 闇の眼 気前のいい家 追い越し 妖精 波状攻撃 ある研究 プレゼント 肩の上の秘書 被害 なぞめいた女 キツツキ計画 診断 意気投合 程度の問題 愛用の時計 特許の品 おみやげ 欲望の城 盗んだ書類 よごれている本 白い記憶 冬きたりなば なぞの青年 最後の地球人 《紹介》 ユニークな発想、スマートなユーモア、シャープな諷刺にあふれる小宇宙! 日本SFのパイオニアの自選ショート・ショート50編。

    1
    投稿日: 2024.11.12
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    ドキッとするような終わり方が連続する。 ハイカロリーで皮肉が効いていておもしろい。 人生なかなか思惑通りにはいかないものさ。

    7
    投稿日: 2024.11.04
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    子供の頃に読んだ星新一先生の作品にもう一度触れたく、ボッコちゃんを購入。 やっぱりおもしろい。子供から大人まで楽しめ、ショートショートなのでちょっとした空き時間にもサクッと読める。 少しゾッとするSFのような世界観とてもいいです。

    3
    投稿日: 2024.11.03
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    短文でゾッとさせるような展開を繰り広げられる星さんすごいでしかない。 星新一にボッコボコにされちゃうよ!

    1
    投稿日: 2024.10.19
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    星新一さんの小説読むのは初めてでした。ショートショート面白い! 隙間時間に少しずつ読み進めることができました。もちろん楽しく読むこともできるけれど人の内面に切り込む描写や世の中の風刺とも感じられる部分もあって深いなと感激。 特に最後の章はすごかった、、SFに近い物語のはずなのにあまりにも身に覚えのありすぎる内容で読むのつら!となったけどラストの終わり方が圧巻だった。

    19
    投稿日: 2024.10.13
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    ショートショートだから読みやすいし、それぞれ独創的な発想力とユーモアがあっておもしろい。風刺もわかるものばかり。 「ボッコちゃん」「おーいでてこーい」「約束」「ゆきとどいた生活」「肩の上の秘書」「程度の問題」「欲望の城」 がかなり好きだったかな

    0
    投稿日: 2024.10.09
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    今こそ読むべき一冊。時代がこの本に追いついてきているところ、まだ追いついていないところ、あるいは追いつけないものもあるかもしれない。50年後とかにも読み継がれていたら、ほとんどがノンフィクションか?

    32
    投稿日: 2024.10.07
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    NHKの夜ドラで、星新一の不思議な不思議な短編ドラマが再放送されたのをきっかけに読んだ。 有名なボッコちゃん、今まで読んでなかったんだよなあ。 SFでも妙にリアルなのは、どんな時代になっても人間の本質というのはあまり変わりなく描かれているからかな。 ほぼ未来のお話だけれど、ふいに過去のお話もあって(読み終わるときに過去の話だったとわかる)、過去から見れば現代だってとんでもなくSFの世界観なんだろうなと想像した。 ドラマはこの本以外の話もあって、「見失った表情」とか「処刑」が印象的だったから、それが載ってる本も読みたいな。 「生活維持省」がBest of 『ボッコちゃん』です。

    10
    投稿日: 2024.09.26
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    これ子どもが読んでわかるのか?みたいな大人向けの内容の作品がある。 自分が子どもの頃わかって読んでいたのか、すごく気になった。 何というか、スタイリッシュで、時々50年代のアメリカ映画みたいな贅沢な雰囲気を味わえるものもある。 私が好きなのは「冬の蝶」。 昔のSF小説って、何でこんなにノスタルジアを喚起させるのだろう。

    1
    投稿日: 2024.09.23
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    めっっちゃ好きな感じのショートショート どれも最後に痛快なオチとか風刺とかがあって読んでて飽きない O・ヘンリーみたいなかんじで好きほかのも読みたい 1話2,3分で読めるからスキマ時間にピッタリすぎ

    1
    投稿日: 2024.09.14
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    笑えるものからちょっと怖いものまで、バラエティに富んだショートショート作品集。以前読んだ「きまぐれロボット」に比べると大人向けの作品が多く、かなり楽しく読めました。特にお気に入りの作品は「生活維持省」。ディストピアSFが大好きな自分にとって、その空気感をこれだけ短い文章で魅力的に表現しているのが本当に素晴らしかったです。オチも含めて衝撃的でした。

    15
    投稿日: 2024.08.30
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    生活維持省が一番震えた。 僅か11〜12ページでここまで掻き立てられるとは。 何度も何度も読み返してしまった。 赤子から老人まで平等に犠牲を払わなくてはいけない。 この説明を何百回もくりかえしてきたとこという事は、同じだけの命を摘み取ってきたのが窺える。 その言葉は、「私」のここまで生きるために飲み込んだ不条理と葛藤、あきらめが垣間見え、「私」自身に言い聞かせているようにみえた。 叶わない夢を同僚に語るのは、どんな気持ちだったのだろうか。 最後の「私」の言葉は、不条理な世界への皮肉なのか、美しい世界を愛した「私」の本心なのか。 この世は不条理に溢れている。 対比として目に映る情景は悲しいほど美しい。 「私」が放った「従わなければならないのだ。」は呪いの言葉に聞こえた。

    2
    投稿日: 2024.08.28
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    半世紀も前なのに現代が舞台かのようなショートショート集。小気味いい痛快な話ばかり。その当時にTwitterがあったら...と思う。

    2
    投稿日: 2024.08.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

     50のショートショート集が収録されている。短いがゆえに起承転結がしっかりしたストーリーを数分程度で読めるのが特徴。各作品の発想もそれぞれが独特で、アイデア集としても読み込める。本作は著者の代表作である「ボッコちゃん」が収録されているが、この話は昨今話題となったチャットGPTを彷彿させるような展開があって興味深かった。また本作最後の「最後の地球人」も、今後の人類について考えるのに色々と参考になる。地球上の人間がどんなシミュレーションで減少していき、最後に残ったただ一人の人間が、いかなる方法で過ごしてどんな末路を辿るのかを、そのルートをこの作品では展開されている。ほかにも常人には思い浮かばない話がてんこ盛りであるので、どの作品から読んでも面白い。

    1
    投稿日: 2024.08.16
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    久しぶりに星新一のショートショートを読みたくなり購入。 『おーい、出てこいが英語の教科書に載っていたことを思い出し、懐かしくなった。 星新一らしい、皮肉の効いた話がもう少し読みたくなった。

    11
    投稿日: 2024.08.14
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    今まで読んだ星新一作品のショートショート集の中で、いちばん面白かった。 「暑さ」のとき、物語の意味が分かった途端、ヒヤッとした。

    2
    投稿日: 2024.08.09
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    大人になってから読んだ2冊目の星先生の作品です。ショートショートのアニメで印象的だった『月の光』が読みたくて購入しました。人間の欲や醜さ、愚かさを皮肉の効いた文体で表現されていて、良い意味で後味の悪い作品が多いです。この短い物語の中で、起承転結がきれいに納まっていることが素晴らしいなと読む度に思います。 中学生の頃、美術の時間に『近未来』をテーマにした絵をアクリル絵の具で描くという授業がありました。当時、星先生の『気まぐれロボット』を何度も読み返していたので、ショートショートの世界観(便利で未来的で誰もが望むアイテムと少しの不具合)が自分の中にあったなぁと言うことを思い出しました。 『月の光』感想:視覚、聴覚を擽られる美しい世界観。何年も前に観たアニメの映像が目に浮かびました。報われない共依存の主従関係。2人だけの静かな夜。

    12
    投稿日: 2024.08.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    SFショートショートの名作。 『月の光』、『冬の蝶』が美しい描写で好みだった。 いろんなシチュエーションのショートストーリーがぎっしり詰まっているので、読み応えがあった。 筒井康隆先生の解説で、「星新一は、しばしば他人からひどく傷つけられる人間は、意識せずして他人をひどく傷つけている存在であるということを、むろん知っているのだ。」という文が頭に残る。

    0
    投稿日: 2024.07.28
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    昭和46年初版、平成24年100刷、令和4年127刷ですって。 宇宙人、強盗、美女、ロボット、悪魔など、いつもの面々が続々で、いっぺんに読むとちょっと飽きるきらいもあるけれど、たまに目が覚めるような鮮やかなどんでん返しや、思いがけず味わい深い叙情的な作品とかもあって、なんだかんだ読み切ってしまった。巨匠、さすがやで…。 中学の国語の先生が授業で配ってくれた「親善キッス」は懐かしく、「月の光」「冬の蝶」はちょっと切なく、「デラックスな金庫」は笑っちゃった。かと思うと「妖精」「生活維持省」「なぞの青年」など皮肉たっぷりなものも。 うちは長女が小4くらいから星新一が好きで読んでいたけど、中学生になった今はちょっとご無沙汰気味。でも彼女が大人になったとき、また「星新一、子供の時めっちゃ読んだ〜」とか言いながら、版を重ねたものを手に取るんだろうな。 100年後にも残るお仕事。 星新一、まさに文豪です。 登場人物がみんな(粗暴なはずの強盗でさえ)お上品なのもいいよね。

    1
    投稿日: 2024.07.08
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    途中経過 ミステリーやSF、笑いがつまった短編小説集。 はやく続きが読みたい、気になると思わせるような話ばかりで飽きずに最後のオチまで楽しめます。特にミステリー好きな方には是非オススメしたい。「殺し屋ですのよ」「変な薬」が特に自分は好き。よし、続き読もっと。

    2
    投稿日: 2024.07.06
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    都会に近い村に突然出現した大きな深い穴。「おーい、でてこーい。」と叫んで石を投げ込んでみたが、なんの反応もないし音も帰ってこない。底の知れない穴を、人々はごみ捨て場として使い始めたが・・・『おーい、でてこーい』など、短くて面白くて驚きの結末が50編詰まったショートショートの原点。

    0
    投稿日: 2024.06.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「悪魔」★★★☆☆  氷の上で金貨をもらうエス氏がまぬけ。最後はS氏も沈んだ方がインパクトあった。 「ボッコちゃん」★★★☆☆  一何が起こったか分からなかったが、最後よく考えたらゾッとする怖さ。青年の薬でバーが全滅したってことか。 「おーい でてこーい」★★★★☆  中学の文化祭でこの作品の演劇をしたので思い入れがある作品。何でも捨てられる穴、そんな都合のいい穴なんてないよなー。最後は上空からどんどん物が落ちてきて地獄絵図になりそう。 「殺し屋ですのよ」★★☆☆☆  たしかに殺し屋だからといって、映画でよくあるような派手に殺す必要ないのよね。本業が看護婦なら何でもやりたい放題だな。 「来訪者」★★★★☆  ロボットに対して美女が誘惑する絵面がシュール。これが放送されたのは恥ずかしいなぁ。でも実際宇宙人が接触してきたら、どう対応していいか分からず慌てそう。他の星の対応も気になるので番組の続きを見たい。 「変な家」★★☆☆☆  変な薬のメリットをあまり感じない。作中にもあるようにズル休みくらいしか用途ないなぁ。 「月の光」★★☆☆☆  人間をペットとして飼うの気持ち悪い。でも少女は別に主人のこと嫌ってる訳でもなく、純粋な愛が成立してるから驚く。 「ツキ計画」★★★★☆  うげぇ...最後おしっこ飲まされたってことか。このキツネの騙す能力は使い道無さそうだ。 「暑さ」★★★☆☆  殺す対象が段々大きくなってる。最後は人間(結婚相手)をやったような感じで後味わるい。巡査が殺されるんじゃ無いかとビビったわ。 「約束」★★☆☆☆  子供が成長して約束を果たせなかったけど、もし約束を守る流れになったら、どうやって大人の嘘を辞めさせたのか気になる。 「猫と鼠」★★☆☆☆  形勢逆転して言葉遣い変わるのが面白い。 「不眠症」★★★☆☆  最後に夢と現実が入れ替わるのが面白い。薬のために昼夜通しで働かなければならないほどの金額を課せられたケイ氏が可哀想。夢のようには上手くいかず、現実でそんな生活したら身体もつわけない。 「生活維持者」★★☆☆☆  ランダムに選ばれた住民を殺して、なぜ生活維持者に繋がるのか謎。最後自分の名前を引いた執行人は運無さすぎ...。 「悲しむべきこと」★★☆☆☆  サンタクロースのプレゼントが自腹だったらやってられんな...。 「年賀の客」★☆☆☆☆  人間関係がよう分からん。誰が誰の生まれ変わりなんだ? 「ねらわれた星」★★★☆☆  皮剥グロ...かと思ったら服だったのね。たしかに異星人から見たら服が皮に見えなくもないか。 「冬の蝶」★☆☆☆☆  猿が知能持ってたってこと?長い話の割にパッとしない。 「デラックスな金庫」★★★☆☆  「趣味となると人は盲目的に金を使い、後悔しない」という一文、自分にも心当たりがあり刺さった。ゴキブリほいほいの如く泥棒をおびき出して捕えるのはナイスアイデア。好きなことで稼げる仕事してる主人公は幸せそうだ。 「鏡」★★★☆☆  悪魔より残虐性が増してく夫婦の方が悪魔だった。 「誘拐」★★★★☆  ロボット博士らしい逆襲撃でラストは痛快。犯人は赤ちゃんを人間だと信じ込ませられたくらいだから、クオリティは相当高かったんだろうな。見た目がリアルな赤ちゃんロボ想像したらちょっと気味悪い。 「親善キッス」★★★★☆  オチが面白い。団長たちは美女の肛門とキスしてたってことか...。全員スカートの理由もいつでもすぐに口を出せるためと考えると納得いく。 「マネー・エイジ」★★★☆☆  何でも金で解決できる世界だから、金持ちからしたら最高の世の中だろうな。ただ、悪いこと何でも隠蔽出来るなら善悪の判断がつかなくなりそう。 「雄大な計画」★★★☆☆  社長にまで上り詰めたらもう報告する必要ないよね。俺でも報告しないと思う。 「人類愛」★★☆☆☆  宇宙の果てで妻の浮気相手に遭遇。一生の運を使い果たすぐらいすごい確率だなぁ。 「ゆきとどいた生活」★★☆☆☆  テール氏の反応なくて違和感あったけど死んでたのね。手が有能すぎて生活めっちゃ便利そう。 「闇の眼」★★★☆☆  眼のない子供気持ち悪い。最後に口調が大人っぽくなったのは怖い。幼稚なフリをしてたのか? 「気前のいい家」★★★☆☆  重みで落とし穴に落ちる仕掛けは頭いい。さらにハマった相手を利用して自分の味方につけるのはお見事。 「追い越し」★★☆☆☆  別れてから自殺されたら後味悪い。 「妖精」★★☆☆☆  願い事2倍ライバルにも効いちゃうから悩むなぁ。 「波状攻撃」★★☆☆☆  こんな訪問販売嫌だなぁ。 「ある研究」★★★☆☆  人類で最初に火を生み出した人の反応を見てみたい。 「プレゼント」★★☆☆☆  6本足のペットが足元サイズって、ラール星の住民どんだけデカいねん。 「肩の上の秘書」★☆☆☆☆  肩の上にインコって設定は面白い。しかし、盛り上がりにかけオチも弱い。 「被害」★★☆☆☆  どうやって貧乏神閉じ込めたんだろ。神様だから一筋縄ではいかないはず。 「なぞめいた女」★★★☆☆  警察と演出家をあざむいた演技力で、次回作の主役は彼女に決まりだね。 ○ 「キツツキ計画」★★☆☆☆  タカ強し。キツツキ食べるんだ。 「診断」★☆☆☆☆  復讐もの?よく分からん。 「意気投合」★★☆☆☆  宇宙船目当てじゃなくて、人間の肉を欲してたって終わり方の方が絶望感あってゾッとする。 「程度の問題」★★☆☆☆  神経質すぎてものんきすぎてもスパイは務まらない。難しそうな仕事だ、俺には絶対無理だな。 「愛用の時計」★★★☆☆  時計が狂ってたおかげで命拾い。K氏の愛情を感じた時計が恩返ししてくれたのか。 「特許の品」★★★☆☆  物体はハイになる薬みたいな物か。デメリットなく快感を得られるなら試してみたい。 「おみやげ」★★☆☆☆  原爆がなかったら銀の卵がどう人類に影響してたか気になる。 「欲望の城」★☆☆☆☆  夢の中で殺されたってこと? 「盗んだ書類」★★★☆☆ 良心を目覚めさせる薬、元から良心がある人が呑んだらどうなるんだろ。 「よごれている本」★★☆☆☆  生贄を探してるくらいだから見た目もっと悪そうな悪魔を想像した。 「白い記憶」★★★☆☆  記憶喪失の相手にいきなりプロポーズするの度胸ある。 「冬きたりなば」★★★☆☆  軽い気持ちで言った来年がまさか5千年も先とは...時間の流れを地球基準で考えちゃダメね。 「なぞの青年」★★★★☆  これが税金の正しい使い方。 「最後の地球人」★★★☆☆  地球上に最後の1人とか寂しすぎる。生きる自信ない。

    5
    投稿日: 2024.05.13
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    ショートショートが50編も収録されていて楽しめます。面白い作品がいっぱいありましたが、「おーい でてこい」や「ボッコちゃん」など好みです。

    43
    投稿日: 2024.05.12
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    1971年発売。50編のショートショートが収録されている。 1961年に発売された『人造美人 ショートミステリイ』『ようこそ地球さん ショート・ショート28選』の中から19編を選び、さらにほかの短編集に収録の作品を加えて50編にまとめた自選短編集。 いわば星新一の初期の自薦ベストアルバムみたいなもの。めちゃくちゃ面白いし、何度も星新一節にうならされた。 有名な『ボッコちゃん』『おーい でてこーい』『生活維持省』『親善キッス』はもちろん、星新一にしては珍しく風景描写が多い文体の『月の光』『冬の蝶』、これぞラストといった『最後の地球人』など作風も豊かでバラエティに富んでいる。特に好きだったのは『鏡』『妖精』『肩の上の秘書』『よごれている本』。 宇宙船って草原にしか着陸しないのかしら。 ———紹介(公式より)—— 著者が傑作50編を自選。SF作家・星新一の入門書。 バーで人気の美人店員「ボッコちゃん」。彼女には、大きな秘密があった……。 スマートなユーモア、ユニークな着想、シャープな諷刺にあふれ、光り輝く小宇宙群。 表題作品をはじめ「おーい でてこーい」「殺し屋ですのよ」「月の光」「暑さ」「不眠症」「ねらわれた星」「冬の蝶」「鏡」「親善キッス」「マネー・エイジ」「ゆきとどいた生活」「よごれている本」など、とても楽しく、ちょっぴりスリリングな自選50編。

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    投稿日: 2024.05.08
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    星新一「ボッコちゃん」読了。SFにはいろんなジャンルがある。短編集なら個人的な好みが少しあるものの様々なお話を読めて意外な驚きや気づきがあって楽しい。今回は、”ある研究”、”不眠症”、”最後の地球人”が印象深かった。特に、3つ目の壮大なスケールとコンパクトさの著者らしい妙に感銘を受けた。

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    投稿日: 2024.04.14
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    有名な作家であることは知っていたものの、一度も読んだことがなかったので購入。人生初のショートショート集です。これが何十年も前に描かれていたなんて、、不思議な感覚です。永く愛される理由もよく分かりました。カフェでの待ち時間なんかに、ぴったりの本だと思います。

    1
    投稿日: 2024.04.13
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    おすすめ おーい、でてこい 来訪者 暑さ 猫と鼠 生活維持省 悪魔 マネー・エイジ 人類愛 ゆきとどいた生活 ある研究 愛用の時計 最後の地球人

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    投稿日: 2024.04.09
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    子供の頃わくわくをくれた星新一先生に この歳になってもまたたくさんわくわくさせられる 淡々とした文体で最後にふっと投げ掛けるオチ しかもちゃんと自分で分析させるテクニック もう最高です!

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    投稿日: 2024.04.01
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    なぞの青年が1番好きでした! 思ったよりゾッとするオチが多くて、夜少し怖くなりました笑 星新一は中学〜高校の時に読んでいて、内容を忘れていたので読み直しました。2、3ページで終わるものも多く、こんなにすぐオチがつくっけ!?と驚きました。 この前まで5分後に意外な結末を読んでいましたが、星新一はただのどんでん返しだけでなく、皮肉っぽい表現や考えさせられるものが多いように感じます。 また機会があれば他の作品も読みたいです。

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    投稿日: 2024.03.29
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    中高生の頃、朝10分間の読書時間によく読んでいました。短いストーリーがいくつも入っているので、10分でもスパッと読むことができるし、長めの小説のようにしばらく経ってから続きを読んだら「元々どんなストーリーだったか思い出せない…」みたいなことがないのでちょうど良かったです。

    0
    投稿日: 2024.03.24
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    短いのに最後には納得、満足、考えさせられた。 よく泥棒がでてくるなぁと思ったのと 人類はみな滑稽で愚かで愛おしい生き物‥だね。

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    投稿日: 2024.03.19
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    とにかく発想がすごい。こんなに短いストーリーの中で、最後にひっくり返るような、「そういうこと!」とはっとするような結末ばかり。しっかり読書をしたい時というより、ちょっと時間が出来た時に暇つぶし的に読みたい本だなぁと思います。

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    投稿日: 2024.03.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ・感想 超有名ショートショート作品集。 SF.ミステリー、童話、寓話色んなジャンルのちょっと不思議な話が詰まってた。 大体が人間の愚かさを風刺した作品が多かった。 特定の時代を象徴するものが出てこないため50年前??近くの作品なのに古臭さを感じなかった。

    1
    投稿日: 2024.03.06
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    短編集としてスキマ時間に読むのに良かった。展開が読める話もあれば全く別の角度からくる話もあり、読んでいてワクワクした。自分なりに結末を予想しながら読むと面白いかも!サクサク読めるのに考えさせられる文章で、ショートショートという分野の面白さを味わえる作品でした。

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    投稿日: 2024.03.01
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    ショートショート。 前回読んだ別の星新一作品にあまりいい印象が持てなかったので不安だったが、これは面白かった! SFのような、ファンタジーのような、時にはミステリーのような、世にも奇妙なお話っぽいところもあり、想像以上に楽しめました。 結末が???で結局どうなったのかよく分からず、思わず調べてしまったものも。。 電車一駅分でサクッと一話読めてしまう手軽さも◎

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    投稿日: 2024.02.19