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powered by ブクログおもしろい。過去、物理学専攻だったのに、遊びにあけくれてしまっていた、、、 また勉強したくなる。超弦理論から理解が難しくなりました。
0投稿日: 2025.12.20
powered by ブクログニュートンの理論をアインシュタインがより広範な状況に拡張し、さらにホーキングが相対性理論と量子論を結合させたブラックホールの研究を。もはや「神」という存在を出さないといけない領域にも感じてしまうが、それでも後世のどなたが新しい理論を提唱し、またそこから繋がっていくのだろうなと思う。いかんせん難し過ぎて、全くついていけませんが(笑)
10投稿日: 2025.12.04
powered by ブクログ想像してみてください 何処か南国のビーチにいて、ヤシの木陰のチェアに寝そべって、太陽は煌めき風はそよぎ波は穏やか そんなゆっくりした時間を楽しみながら、友達や恋人と「あーのどかだわー」とかおしゃべりしてるそんなときも、 そこの地面、猛スピードで動いてますからっ ※地球の公転速度は秒速約30キロメートル!! 個人では絶対見えないことや感じられないことを知れるから、たまに宇宙の本を読みます Imagine this: -You’re on a tropical beach, reclining in a chair under the shade of a palm tree. -The sun sparkles, the breeze whispers, and the waves lap gently. -While you savor this leisurely moment, you chat with friends or a loved one, saying things like, “Ah, how peaceful this is.” But the ground beneath you is racing through space at astonishing speed! Note: Earth’s orbital velocity is about 30 kilometers per second. Because books about the cosmos let us learn about things we can never see or feel firsthand, I read them from time to time.
77投稿日: 2025.07.10
powered by ブクログ●2025年5月11日、吉祥寺・外口書店で見つけた「不安に克つ思考」をメルカリで300円で出品してる人がほかに出してる本。300円。 宇宙を感じる。
0投稿日: 2025.05.11
powered by ブクログ重力ってなんだ?がまだまだ分かってないと言う事がよく分かって、マクロからヒモまで行き着く科学者の方々の思考が凄いんだと言う印象です。 読み終わらせただけ。もう一度周辺から
1投稿日: 2025.01.12
powered by ブクログ竹内薫さんのブルーバックス本を読んでまだしっくり分からない後で読んだら、読みやすい。比喩が上手い。 後で理解をまとめたい
0投稿日: 2024.11.26
powered by ブクログ「重力とは何か」 多くの人がふと疑問を抱いたことのあるこの質問に対して、可能な限り平易に、かつ詳細に答えてくれる本です。 物理をまともに学ばずに今まで生きてきたので、読むのに難儀しましたが、世界の見え方がまた変わった様な気がする、、そんな読書体験でした。 -------------- ■質量を持つものは時空を曲げ、物体の運動に影響を与える。 ■重力子という素粒子が時空を曲げているという仮説がある。 ■素粒子は色々な種類のものがあるが、同種の弦の異なる振動によって性質が別れているだけという理論があり(超弦理論)、その弦は10次元(9次元の空間+時間)で働いていると考えられている。 ■重力を含む3次元で起こっていることは2次元面に投影されたデータの写像であるという仮説がある(ホログラフィー原理)。 -------------- 正直、自分が世界に対して持っていた認識と大きく乖離していた為、「いや、そんな筈ないでしょ。。」と何度も思いましたが、何れも有力な仮説ということで、文字通り、世界観をぶん回される感覚でした。重力というから、何か磁力のような力で引っ張られているとばかり思っていたのに、まさか、生まれてこの方、曲がった時空の影響下にいたなんて。。無知の知ではないですが、知れば知るほど、自身の無知を思い知らされ、だからこそ面白くて興味の尽きない分野だと改めて思いました。 またアインシュタインの有名なE=MC^2を固定相場制で説明するなど、比喩を用いて、分かりやすく説明する方法についても学びになりました。
7投稿日: 2024.10.09
powered by ブクログアインシュタインほどの天才でも、数学者(ヒルベルト)の助け(当時最新のリーマン幾何学)が必要になる時があって、ときにその助けが研究の先取権を脅かしかねない(結局、ヒルベルトが解いたがアインシュタインの研究業績を称えてアインシュタインの功績となった(アインシュタインもほぼ同時に解いていた))というエピソードが結構怖かった。宇宙の加速膨張と宇宙項。
0投稿日: 2024.09.20
powered by ブクログ難しい、わからん。 自分はそれなりに勉強してきたと思ってたが、半分もわからんかった。自分もまだまだだと思いました。
4投稿日: 2024.08.09
powered by ブクログ2回目を読み終わった.難しい話も大栗先生にかかれば,わかった気になるので不思議である.ニュートン,アインシュタイン,相対性理論,量子力学の初歩から,最新の超弦理論までを詰め込んだ,唯一無二の本である.
1投稿日: 2023.04.23
powered by ブクログかなり分かりやすく書いてあるとは思いますが、後半は難儀しました。特に量子力学辺りから。そして、実は光が波、というか感覚も、実は良く分かっていません。イメージし難くて。多次元の議論になってくると、SFの「三体」を思い出しながらイメージしてました。この分野はイメージできるかどうかが、私のような素人にとっては鍵なのだと認識しました。この本も10年前だから、今はもっと議論が進んでるんでしょうね。
0投稿日: 2023.03.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
Audible 重力というタイトルだが一般的な重力の意味というよりは量子重力、超弦理論の解説がメインのテーマ 一般の読者に向けて難解な物理学を、ときに周辺の雑学を交えながら、平易に論理的に解説する話し方は勉強になる。
0投稿日: 2022.12.19
powered by ブクログ入門向け。色々読んでると物足りないかも。 科学者のエピソード多数 宇宙系の人たち。ハッブル、ペンローズ(数理物理 ●物理学の真骨頂の一つ 自然界の「基本法則」を発見すること この世界はどのように成り立っているのか、私たちの存在の根源に関わる問題に答えること 196 ●超弦理論がめざすもの 超弦理論は何を目指しているのか。言うまでもなく、それは「究極の統一理論」の構築です。宇宙という玉ねぎに、それ以上は皮をむくことのできない「芯」があることはわかっていますから、それを説明する最終的な基本法則も必ずある。その発見が、超弦理論が見据えるゴールです。 274
0投稿日: 2022.10.31
powered by ブクログ例え話しから解説に入る箇所が多いのでかえって理解し難い。まずは直接的に説明して、理解しやすい様に補助的に例え話しで説明すれば良いのにいきなり例え話しから入ればかえってイメージし難い!この本を最後まで楽しく読まれる方にはそれなりの物理に対する知識があるはずなので直接的に述べるべきです。
0投稿日: 2022.05.11
powered by ブクログこれまで理解できていなかった「空間の丸め込み」はイメージがついた。でも、超弦理論やホログラフィック理論は、まだまだ勉強が必要
0投稿日: 2021.11.25
powered by ブクログ最先端の物理学にいたるまでの必要な知識、相対論、量子力学、超弦理論を、平易にかつ興味を維持できるように解説した本。あとがきにもあるが、できるだけ分かりやすくかつ正確性を損なわないよう、配慮して書かれている。 素粒子論や宇宙物理学は、気になるもののなかなか難しそうだと思う。本書は、どのように最先端の理論が作られたかを初学者でもたどれるようになっている。もちろん、最先端物理を完全に理解できたとは思えないが、何となく分かった気になれる良書。
0投稿日: 2021.09.12
powered by ブクログ重力は、「弱い」「消せる」「どんなものにも等しく働く」といった性質があります。 しかし、未だその働きが解明されているとは言えません。 重力の謎は、宇宙そのものの謎と深くつながっていると言います。 ニュートン、アインシュタインに続き、ホーキングを経て、宇宙は10次元だと考える超弦理論。 いやはや、凄いです。
0投稿日: 2021.05.30
powered by ブクログアインシュタインのE=mc^2から始まる重力の謎について。頭から煙を吐き出しながら読みました。ただ説明は分かりやすかったと思います。 特殊相対論や一般相対性理論のお話や、物質を構成する原子、陽子と言ったミクロな話から宇宙の誕生、ブラックホールのマクロなお話まで楽しく読めた気がします。 重力はファタジーやゲームの中に出てくる世界の話だと思いましたが、正体を知ることができて良かったです。 今度は丁寧に読んでみようかなと思いましたが、理解できないだろうなと思いました。それでも、もう一度読んでみたいと思える一冊。
2投稿日: 2021.05.09
powered by ブクログ面白かったしちゃんとわかりやすかった。一見全然まったく何言ってるかわからないことが、観測値と計算で然りとしか言えなくなる。人間の目に見えることは宇宙のほんの極限の一部分なんだから、宇宙規模になると日常目にする物理現象から離れることはむしろ自然なことなんだけど、やっぱり直感に反する現象が起こると混乱はする。そこが最高に面白くて、どんなフィクションよりずっとわくわくする。
0投稿日: 2021.05.02
powered by ブクログ少し古い本なので新しい重力に関するニュースを追いかけたくなった。重力波やヒッグス粒子の話題があったことを思い出した。そして今超弦理論はどう進展しているのかとても気になる。 本書ではニュートン力学からアインシュタインの相対性理論、電磁気学、量子力学、重力理論、ブラックホール、ビックバンとダイナミックに視点が移る。 細かいところは理解ができないところもあったが、流れを掴めるので楽しかった。そしていよいよこの世界の統一理論を作ろうとしているのだとわかるとワクワクしてくる。 宇宙のスケールに比べれば日常の悩みなんてスケールが10の100乗くらい違うのだ。そう思うと少し気が楽になった。
0投稿日: 2021.04.30
powered by ブクログなんかめっちゃ面白そうなんだけど難しすぎて。。笑 ニュートン力学:ほんほん、物理学ってすげーよなぁ。 相対性理論:時間の遅れ。。GPSマジか!アインシュタイン! 量子力学:シュレディンガーの猫!観測するまでその位置は決まりませーん。。ん? 超弦理論:南無〜 自分の頭と読解力が足りないだけかもです。
0投稿日: 2021.04.18
powered by ブクログとてつもなく難しい話を、とっつきやすく書いてくださっている。 ワクワクして、ページをめくる手が止まらなかった。
0投稿日: 2021.03.30
powered by ブクログ素粒子論の専門家による、重力理論の解説書。一切数式を使わずに(!)、最新の理論まで説明している野心的な作品である。高校生の時に一度読んだが、再読。 ニュートン理論や相対論、量子力学の解説から始まるのはまぁそうとして、筆者の専門である超弦理論の解説は興味深い。極微の世界を観測しようとすると、加速器の分解能とブラックホールの大きさが同程度となってしまい、観測したい領域が事象の地平線に覆い隠されてしまう。そこで、相対論と量子力学の融合が要求される訳だが、そのような理論として有力視されているのが超弦理論である。筆者たちが開発した計算手法に「トポロジカルな弦理論」というものがあり、これを用いることでブラックホールの情報問題が(部分的に)解決できたそうである。また、超弦理論に関連して「ホログラフィー原理」という理論があるが、そこでは重力が「消えて」しまう! 無味乾燥になりがちな科学の知識を、究極の理論を求めて奮闘してきた科学者のエピソードや、筆者の巧みな比喩を交えて説明した、まさに「重力をめぐる冒険の物語」である。 1 重力の七不思議 2 伸び縮みする時間と空間—特殊相対論の世界 3 重力はなぜ生じるのか—一般相対論の世界 4 ブラックホールと宇宙の始まり—アインシュタイン理論の限界 5 猫は生きているのか死んでいるのか—量子力学の世界 6 宇宙玉ねぎの芯に迫る—超弦理論の登場 7 ブラックホールに投げ込まれた本の運命—重力のホログラフィー原理 8 この世界の最も奥深い真実—超弦理論の可能性
4投稿日: 2021.03.21
powered by ブクログかつてニュートン力学が物体の運動を記述することに成功し、その後電磁気学が確立したことで、目に見える世界の物理現象はすべて説明しつくしたに見えた。ところが現実にはそうではなく、ニュートン力学と電磁気学の間には齟齬があったし、その後発見された黒体輻射やコンプトン効果など、目に見えないミクロの世界の現象はこれらの理論では完全には説明できなかった。そもそも、ニュートン力学では重力がどのようにはたらくかを説明できても、なぜ重力が生まれるかを説明することはできなかった。そこで、ミクロの現象を記述するための量子力学や素粒子論、そしてミクロの世界だけでなく宇宙そのものの謎と深く関係している重力理論が発展していくことになる。 本書は重力に関係する理論に重点を置いて説明している。重力理論は発展中の理論ということもあり難解ではあるのだが、特殊相対性理論と一般相対性理論、そして超弦理論といった一つ取り上げるだけで教科書が何冊も書ける理論を読みやすく新書一冊にまとめている大栗先生の手腕に感心することしきりだった。また、科学の発展は人間ドラマがつきものなのだが、教科書的な記述ではどうしてもそれが見えてこないのに対し、多くの研究者のエピソードが入れられているので学問の世界も血の通った人間の行いであることが感じられると思う。あまりにも当たり前だけれど考えてみると不思議だらけの重力について、違った一面を感じられる一冊である。
6投稿日: 2020.12.13
powered by ブクログ「真理の探究」を読んで宇宙や重力の話に興味を持ったので読みました。おそらく超難解であるはずの内容を一切数式を用いずに説明し切っており、見事というより他にありません。大栗先生の数式をイメージへ翻訳する能力には本当に尊敬しかありません。ただ、やはり量子力学など理論物理を少しでも知っていた方が読みやすいと思います。
0投稿日: 2020.06.15
powered by ブクログ相対性理論や量子力学はなんとなく学生の頃勉強してたので、復習のつもりでスラスラ読めました。文章は数字もなく文系の人間でも理解しやすいです。その分、この理論は証明された、と言われたらまぁ証明されたんだなーくらいに思って先に進むしかないです。詳しく知りたい人は次のステップの本に進むとして、、 本書は古代から現代に至るまで、星の数ほど行われた理論と実験の繰り返しと、壮大な宇宙のロマンに想いを馳せる本だと思います。最近残念ながらホーキング博士も亡くなってしまいましたが、科学は研究成果が引き継がれ発展していくものなのでこれからが楽しみです。 ただもう最後らへんはさっぱりでした。
0投稿日: 2020.04.03
powered by ブクログAmazon unlimited THE新書って感じの本です。 内容は同じような本がたくさんあると思う。 物理の歴史、とくにNewtonの古典力学からEinsteinの相対論を説明しつつ、量子論に展開していってからの弦理論。 数式は一切ないので小学生とか中学生には読みやすい。 これを読んで、不思議だなと思うのが科学の芽なのです。
0投稿日: 2019.11.26
powered by ブクログ重力。 この分野の、内なる雄大さを、 難しい数式などわからなくても感じることができる本でした。 いい意味でざっくりとしていて、 文系の僕(雑誌『ニュートン』でいくらか鍛えてはありますが)でも読めるし、 くわえてこの分野のエキサイティングな空気というか、 帯びている熱みたいなものまで伝染してくるような感じでおもしろかったです。 万有引力を発見した科学者ニュートンのニュートン力学からはじまって、 マクスウェルの電磁気学、相対論などのアインシュタイン理論、 量子力学、そして現代最先端の超弦理論(超ひも理論)へと話は進んでいきます。 そこに貫かれているのは、この宇宙の摂理を知りたい、解き明かしたいという、 科学を考える力に秀でた人々の好奇心と探究心による精一杯の努力の道。 人間が知恵や知識などの力を得ていって、それをどうするか。 その力は薬にも毒にもなりますが、 物理学の歴史の道は、それらを薬として使おうと信じて進んだ道のようにも見えます。 まあ、功名心とか虚栄心とかが原動力になったりもするんですけどね。 そして、またそうやって新たな知恵と知識が作られ、 それらを眼前にした科学者、いや、私たちはそれらをさらに薬として扱えるか。 力を手にしたら、自分だけのために使うか、みんなのために使うか。 僕はみんなのために使う性格の強い道を選んでいると思って日々歩いています。 他者にもそうすすめたいくらい。 粋だろう、なんて思っちゃいもしてですが、 本書に出てくる物理学の道を切り開いてきた頭のいい人たちは、 粋なところがあるよなあ、と一面的にしかしらないですけど、 感じました。 空間の歪ませる力があり、そうやって歪んだ空間の作用が重力と呼ばれる、 みたいな説明があるのですが、はじめて触れた発想で、 とってもおもしろかったですね。 いろんなアイデア、発想が進めてきた分野ですから、 小気味よく「すごいな!」と思える。 なかには、 「ぼくは一生を科学に捧げて、ほんのすこしの成果しかあげられなかった」 なんていう学者もいたでしょう。 「ひとり身でした」だったり、 「家族サービスなんてほとんどできませんでした」だったりするかもしれない。 研究以外の人生の部分では及第点なんて逆立ちしてももらえないような人生があったとして。 でも、そういう人生が、しょうもなさを抱えていながらも、なにか美しい。 そうやって終えた人生、忘れ去られていく人生に、温かみすら感じる。 きっと、何かに向かっていったからなんじゃないか、と この本には描かれていなかった部分に、そんな文系人間的感想を持つのでした。 よい本です!
2投稿日: 2019.11.01
powered by ブクログ重力の奥の深さが分かる本です。めちゃくちゃ分かりやすい。過去の重要な研究から最新の研究まで重力について学ぶことができます。新書の薄さですが、内容はめちゃくちゃ濃いです。 世の中には色々な研究者の方がいて、色々なことが日々分かっていっているのだなあと思えます。 おもしろい!
0投稿日: 2019.08.15
powered by ブクログ数式を用いず、良くぞここまで解説できると感心しました。 GPSが相対論の時計の遅れと進みを補正しているそうで、 相対論を身近に感じた。
0投稿日: 2019.08.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
重力とは何か、非常に魅力的な問いのタイトルである。 そもそも理論物理系の話や重力、宇宙の話は昔にも興味を持ったが、今はどちらかといえばこれらの力学、働きをメタファーに考える機会もあって、改めて読んでみたところが大きい。 なので、後半の量子力学の観点よりも前半部分の基本的な部分を重点的に読んだ。 今回感じたのは、重力の7不思議の中にもある、重力の働きの部分だ。等しく全てに働くがその力は弱く、地球でいえば電磁力の方が強い。 また質量の大きさにその力は相関する一方で、質量の大きいものは動きづらい。 これらの理論は非常に考えさせられる事が多い。 重力の7不思議 1,重力は力である 2,重力は弱い 3,重力は離れていても働く 4,重力は全てのものに等しく働く 5,重力は幻想である 6,重力はちょうどいい 7,重力の理論は完成していない ■目次 重力の7不思議 伸び縮みする時間と空間――特殊相対論の世界 重力はなぜ生じるのか――一般相対論の世界 ブラックホールと宇宙の始まり――アインシュタイン理論の限界 猫は死んでいるのか生きているのか――量子力学の世界 宇宙玉ねぎの芯に迫る――超弦理論の登場 ブラックホールに投げ込まれた本の運命――重力のホログラフィー原理 この世界のもっとも奥深い真実――超紐理論の可能性
0投稿日: 2019.06.16
powered by ブクログ量子力学や、相対性理論など過去から現在の最新理論までを著者なりにわかりやすく解説してます。が、厳密に説明しようとし過ぎて、やや内容が難しく感じる。
0投稿日: 2019.06.12
powered by ブクログ12/6/23 著者ブログ http://www.mozilla.com/ja/firefox/central/ 素粒子物理学者が書いた重力の本 幻冬舎新書から『重力とは何か』の見本がとどきました。店頭にも並んでいるそうです。 見本を眺めて、「こういう本はこれまでなかったな」とあらためて思いました。いったいどこが違うのだろうかと考えてみたところ、これまで「重力」や「相対論」の一般向けの解説書は、もっぱら天文学の先生方が書いてこられたからではないかと思い当たりました 天文学の問題を考える上では、今のところは相対論を疑うべき理由はありません。そこで、天文学の先生が解説書を書かれると、相対論は完成した理論であり、それを一般の人にどのように説明するかというアングルになることが多いのではないかと思います。 これに対して、私は素粒子物理学の出身なので、重力は「自然界の4つの力」の一つであり、いずれは素粒子の統一理論に組み込まれなければいけないと考えます。そのためには、相対論といえども乗り越えなければいけない。そこで本書では、発展途上の重力研究の現状をお伝えすることを目的としました。 第2章と第3章で特殊相対論と一般相対論の解説を行いますが、後に相対論の限界を議論することを念頭におきました。その準備として、アインシュタインがどのような思考を経て理論を構築したのかを、できるだけ明確に書くようにしました。 そして第4章で、ブラックホールや宇宙の始まりを理解しようとすると、相対論の限界が見えてくる。 さらに、折り返し地点の第5章で量子力学が登場し、二十世紀の物理学の二本の柱である「相対論」と「量子力学」の融合という後半のテーマにつながります。 私の所属するカブリIPMUでも、国立天文台と共同で「重力レンズ」を使って、宇宙の暗黒物質や暗黒エネルギーの謎に迫る研究を行っています。そして、このプロジェクトには、素粒子物理学者が数多く参加しています。これに象徴されるように、素粒子物理学においても、重力の問題が重要になってきているのです。こうした最近の研究についても、本書で詳しくお話します。 というわけで、今になって気が付きましたが、本書の特徴は、 「素粒子物理学者が書いた重力の本」 ということだと思います。 野心的な企画でしたが、編集にご協力いただいた方々のご尽力で、私には満足のいく出来上がりになりました。ぜひご一読ください。 ⇒ アマゾンにも在庫が入荷し、販売が始まりました。 ⇒ 内容のさらに詳しいご紹介は、こちらのブログ記事をご覧ください。 ⇒ アルファ・ブロガーの小飼弾さんが、書評を書いてくださいました。「入門書はかくあるべきだと私は思う」とのコメントがうれしいです。404 Blog Not Found:何人たりとも斥けぬ力 - 書評 - 重力とは何か 以下に、本書の「あとがき」を転載しました。「あとがき」と書いてあるところをクリックしていただくと開きます。 あとがき 私は研究成果を論文にするときに、読んでもらいたい研究者を思い浮かべます。どのように書き始めれば問題意識を共有してもらえるだろうか、どのように話を組み立てれば納得してもらえるだろうかなどと考えながら執筆をします。 本書を書くときに思い浮かべたのは、卒業以来会っていない高校の同窓生でした。私とは違う道に進み科学からは遠ざかっているものの、好奇心は相変わらず旺盛で、筋道だって説き起こしていけば理解してくれる。そんな友人に三十年ぶりに再会して、私が大学で勉強し、大学院で研究を始め、今日まで考えてきたことを語るつもりで書きました。 久しぶりに会ったので、一緒に勉強をした高校の理科から話を始めます。しかし、説明を簡単にするためにごまかしてはいけない。大切だと思うことはきちんとわかってもらえるように、すこしぐらい話が長くなっても丁寧に説明しました。皆さんも本書を読んでいくと、今まで聞いたことのない概念に出合って、時には立ち止まり、本を伏せて考えをめぐらせなければいけないところもあるかもしれません。そうして新しい考え方を理解したときに、世界の見方がこれまでと少し変わって見えるような気がしたら、私がこの本を書いた意図は達成されたことになります。 「科学には国境はないが、科学者には祖国がある」というのは、フランスの生化学者ルイ・パスツールの言葉です。私は日本で大学院まで教育を受けましたが、カリフォルニアの大学で教鞭をとるようになってから十八年になります。幸いなことに、二〇〇七年から、東京大学に設置されたカブリIPMUに主任研究員として参加できるようになり、毎年三カ月の間、千葉県にある柏キャンパスで超弦理論を中心とする物理学と数学の研究に取り組んでいます。日本に定期的に帰るようになって、一般の方々を対象にした市民講座での講演や科学解説記事の執筆を依頼される機会も増えました。私自身、小学生のときにさまざまな啓蒙書を読んで科学に興味を持ち科学者への道を進んだので、今回このような新書を書く機会をいただき感謝しています。 本書の企画は、重力の七不思議から説き起こし、相対性理論と量子力学の大切なところをきちんと押さえ、さらに超弦理論の最新の発展やホログラフィー原理までを解説するという野心的なものでした。重力はきわめて身近な力でありながら、自然界の基本法則の要であり、自然のもっとも深く揺るぎのない真実につながっています。ですから、あの話も伝えたい、この話題も盛り込みたいと、語りだすときりがありません。これを新書一冊の長さにまとめるために力を振るわれた岡田仁志さん、ありがとうございました。また、幻冬舎新書編集長の小木田順子さんは、企画の段階から辛抱強くお付き合いくださいました。科学解説書を書き下ろすのははじめてのことなので、手のかかる著者だったと思います。また、新書の執筆をお勧めくださったカブリIPMU機構長の村山斉さんにも感謝します。 科学を学ぶときに、その歴史を知ることは役に立ちます。科学は、自分たちの住むこの世界のことを知るために、人類が数千年かけて試行錯誤をしながら積み重ねてきたアイデアの宝庫です。先人たちの努力の跡を知ることで、科学に対する矮小化された見方から解き放たれ、現在の研究をこの大きな流れの中に位置づけることができるようになります。 また、科学の知識は、そのままでは無味乾燥したものだと思われがちですが、その発見の背景には様々なドラマがあり、それを知ることは理解の助けにもなります。そこで本書でも、科学者達の逸話を織り交ぜながら話を進めました。なかでもアインシュタインは前半の主人公なので、いくつかの逸話については、カリフォルニア工科大学の同僚でアインシュタイン・ペーパー・プロジェクトのディレクターであるダイアン・コルモス=ブッフバルトさんに確認していただきました。 最後になりましたが、私を学問の世界に導いてくださった先生方、一緒に勉強してきた友人たち、またいつも心の支えとなってくれている両親や家族に感謝の気持ちを表したいと思います。
0投稿日: 2019.05.31トポロジカルな弦原理を開発した著者
超弦原理にトポロジカルな考え方を導入し、ホログラフィー原理のきっかけを作った著者ならではの話が読める。 そうでなくても、著者が変われば内容も新しい見識が広がることを認識した。とにかく面白い。
2投稿日: 2019.04.07
powered by ブクログアインシュタインの相対性理論などわかりやすく説明。 宇宙の原理、重力の考え方をわかりやすく解説。。 と書きたいとこだが、正直よくわからない。 オーディオブックで理解できる内容ではありませんでした。
0投稿日: 2019.03.31
powered by ブクログ超弦理論はやっぱりまだ私には難しかったけど、ニュートンの重力理論からアインシュタイン、ホーキングへの流れは少し分かってきた気がします。たぶん読みやすい本だと思う。もっとベースの知識が私にたくさんあれば、、、
0投稿日: 2019.03.29
powered by ブクログ本のタイトルこそ「重力とは何か」となっていますが、そこにいたるまでに必要な電磁気学、量子力学、相対性理論も語られれ、最終的には超弦理論にまで行き着きます。 本書の内容自体レベルが非常に高いですが、物理をやっていない人でもわかるような例えを使って非常にわかりやすく説明していると思います。このレベルの内容をここまで一般人にわかりやすく書いている本を私は知りません。 特殊相対性理論から一般相対性理論まで、アインシュタインがどのようにしてこの理論を構築したかがコンパクトにまとまっていて、相対論に興味がある人にもおすすめ。アインシュタインとヒルベルトが相対性理論の式の発表で競っていたというのは知りませんでした。 最新のホログラフィック原理についても書かれていますが、分量は少ないので、気になる方はレオナルド・サスキンドの『ブラックホール戦争 スティーヴン・ホーキングとの20年越しの闘い』を読むと理解が深まります(ただし、こちらは少し難しい)。 本書を読んで、現代の物理学ではわかっていないことだらけで、まだまだ人類が挑戦する余地は十分にあると感じました。日本の中学生や高校生がこの本を読んで、答えを出してくれることを期待したいです。 大栗先生の他の著書も読んでみようと思います。
2投稿日: 2019.01.22
powered by ブクログとても知的好奇心をくすぐられ久しぶりに学生時代の感覚になった。 難解であることは変わりないが、何度も読んでみたい。 またあとがきに書かれている通り、今後の宇宙論や科学分野の動向に注視していく。
0投稿日: 2018.11.23
powered by ブクログ重力に関して古典的なところから始まりアインシュタインの一般相対性理論へ展開し,重力波検出の最近の研究について紹介している.後半はブラックホールや宇宙論について論じている.納得できるといえば納得できるが,そうでないかもと思うと全然わからんような気もする.
0投稿日: 2018.11.11
powered by ブクログ物理学の「そもそも」から説き起こし超弦理論に至るまで、取り敢えず分かった気にさせてくれる。最後の方は正直よく分からなかったんだけど、なんだかすごいんだぁという気分を持つことができる。 久しぶりに会った、ばらばらの道を歩んている高校時代のクラスメートに、「今こんな研究してるんだよ」と分かってもらえるように語るというスタンスで書いたと、後書きにある。狙いは的中していると思う。 物理学の最先端には興味あるけど、とてもそんな基礎知識はない (^_^; というぼくのような人間にぴったり。さすがは幻冬舎!
0投稿日: 2018.11.04
powered by ブクログタイトルのメインテーマを期待すると肩透かしを食らうかもしれません。 タイトルはそのキャッチーさで読者を誘引するためのもので、著者の書きたい内容は、理論物理学のエキサイティングな現代史というところでしょう。 数式など一切使用せず、文章のみで、相対論、量子力学、超弦理論へと進化し続けていく理論のエッセンスを伝えようとしています。 しかし、文章、比喩だけでは、やはり表現不足のところもあり、理解することより、大まかな物理学の変遷を追うことに割り切った読み方が必要でしょう。 図書館で借りました。
0投稿日: 2018.10.29
powered by ブクログKindle/計算式はありません。でも話についていけたのは三分の一くらいでしょうか。後半は頭が飽和しました。
0投稿日: 2018.10.13
powered by ブクログ重力を定性的に丁寧に説明してくれている本。 分かり易かった部分もそうでなかった部分もあったので,理解に至らなかった部分は勉強していきたい。 様々な目的から生まれた理論が統一されていくというのは,すごく神秘的な感じがする。 我々が生きているうちに,宇宙という概念を説明できる日が来るとすれば,それは人生で最も価値のある瞬間であると思う。その説明を少しでも理解出来るように,知を深めていきたい。
0投稿日: 2018.08.30
powered by ブクログ超弦理論の第一人者による啓蒙書。誠実に書かれている印象。超弦理論の啓蒙書も出ているるが、この本を読んで位置づけを把握していないと、理解できないと思う。
0投稿日: 2018.08.13
powered by ブクログかなり濃い内容だと思った 時間は絶対的なものでないとは驚き 空間そのものが膨張するというのも驚き ニュートンからアインシュタイン、さらに量子力学から超弦理論へどんどん更新していく流れは面白い 点ではなく弦ならば諸々の問題が解決するというのはすごい発想だと思った
0投稿日: 2018.07.04
powered by ブクログ面白かった。何よりホログラフィー原理に衝撃を受けた。一般的な啓蒙書と比べて科学者の人物像やできるだけ正確な解説のためにページを割いているのにも好感が持てた。
0投稿日: 2018.05.27
powered by ブクログ物理学が最先端にいたる迄、辿ってきた道筋と最先端の姿を様々なエピソードを交えながら、イメージ豊かに説き明かしてくれます。非常に勉強になります、
0投稿日: 2018.03.08
powered by ブクログ今の科学の成果を網羅的に。大きな意味と小さな意味で。多少、難しいけれどひとつひとつは丁寧に書かれているのでざっくりと理解するには充分。
0投稿日: 2017.12.18
powered by ブクログ相対性理論まではなんとなくついていけるが、場の量子論、超弦理論は結局さっぱり一ミリも理解できた気にならない、といういつもの読後感。でもマクロの理論である相対性理論が、その極限であるブラックホールにおいて、ミクロの量子論とぶつかるというのは非常にエキサイティングだった。問題はその意味がさっぱり理解できないということだ。
0投稿日: 2017.12.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ニュートンとアインシュタイン、相対性理論と量子力学、そして超弦理論へ。相対性理論までは馴染みもありわかりやすいが、量子力学以降は難解だ。本書でも挙げられているヒッグス粒子が発見され、重力波が観測された現在の時間、光、重力、宇宙の成り立ちなど知りたくなる。
1投稿日: 2017.10.21量子論と相対論が融合すると…。
どうなるかというと大事な物理法則がさっぱりしてしまうらしいです。 相対性理論の歴史的背景もブラックホール論争も科学が好きな人間には既知のことかもしれませんが、先端物理の現場で活躍している教授の隠れたさりげない専門知識に唸ります。 既知の計算モデルを超えたところにある弦理論。 果たして物理学に終わりはあるのでしょうか? 弦理論の正誤が実証される日もそう遠くないのかも?
0投稿日: 2017.09.30
powered by ブクログこの本は重力にフォーカスして現代の素粒子・宇宙物理学の分野ではどのような研究がされているかということについて書かれた本です。 最初に重力の導入から相対性理論、ブラックホール、量子力学ときて最後に超弦理論へと話題が展開していきます。 超弦理論に関する一般書はいくつか読んでいましたが、欠損角の概念やファインマンダイアグラムの見方、閉じた弦は事象の地平線で開いた弦になるという考え方が知ることができて満足です。 図も多く掲載されており、物理になじみがない方でも比較的読みやすいのではないかと感じた一冊です。 相対性理論やブラックホール、超弦理論に興味がある方にはオススメだと思います。
2投稿日: 2017.09.11
powered by ブクログ「重力とは何か」で始まった問いが、時間や光と重力の関係につながる。さらに相対論を通して広い宇宙の話になったかと思うと、超ミクロな世界を解き明かす量子論の話になり、その超ミクロな量子論が超弦理論となって再び宇宙の謎の解明へとつながる。まさか素粒子の世界の研究が、宇宙とこの世界自体の研究につながっているなんて。なんてドラマチックでエキサイティングなのか。 七章~最終八章の辺りでは、大栗先生のパッションがほとばしっているよう。 もう少し量子論が理解できたら、もっと楽しめそう、悔しい。
3投稿日: 2017.08.07
powered by ブクログこの本の中ではまだヒッグス粒子はまだ発見されておらず重力波も観測されていなかった。 この数年で科学的にダイナミックな展開があったんだなとより感じてワクワクした。「ホログラフィー原理によるとこの空間自体が幻想である」イデアの影を比喩に表現していたが、 荘老思想にもつながるような話で興味深かった。
0投稿日: 2017.06.21
powered by ブクログ■『重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る』読了★4つ(5点満点) 確か20年前ぐらいに挫折した、「特殊相対性理論」と「一般相対性理論」がやっと少しだけわかった。 というか、物理学の最前線は、相対論と量子力学の融合の融合の話だったのか~。 やっと超弦理論(超ひも理論ともいう)の位置づけがわかりました。 (「最前線」っていっても物理学の場合は、ここ半世紀から四半世紀ぐらいなんですけどね) この範囲を新書に収めた著者はすごい。 しかし、相変わらずマニア道ばく進中!一応職種は、マーケターに属しているんですどね(^^; https://www.amazon.co.jp/gp/product/4344982614/ref=as_li_qf_sp_asin_il_tl?ie=UTF8&tag=hitoshiebih0a-22&camp=247&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=4344982614&linkId=4e6305d0ceeb9c7ba54167b362451aef
0投稿日: 2017.06.01
powered by ブクログ重力という視点から、物理学を広く見渡せる一冊。出版当時では重力波を検出できていないが、内容は十分今でも通用する。 数式を全く使っていないのにもかかわらず、わかりやすい。また、単に定性的な説明にとどまっていない。 古典力学から始まり、量子力学、特殊・一般相対性理論、超弦理論、重力のホログラフィー原理まで網羅し、物理学を横断する。 新書でも、素粒子論の第一線で活躍する専門家だからこその、凝縮された内容なのだと思う。 GPSと相対論の話、量子力学の不確定性原理と因果律の話は興味深く、知ってよかった。
0投稿日: 2017.05.15
powered by ブクログ文理問わず誰しもにお勧めしたい本 重力とは何か という問いに対して、 高校くらいまでの物理の知識のある人は 万有引力というものを思い浮かべるだろう もっと物理について知っている人は、アインシュタインの 相対性理論の話を思い浮かべるかもしれない この本はサブタイトルに書いてあるように もっと踏み込んで、超弦理論というものの紹介まで行く その中で宇宙の誕生の話やブラックホールの話まで すすんでいく 扱っている内容自体はとても高度で難しい話だが 文系の人が敬遠しがちな数式なしで 本当にわかりやすく楽しく教えてくれる 素晴らしい本
0投稿日: 2017.03.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2012年刊。著者はカリフォルニア工科大学カブリ冠教授・数物天文部門副部門長。◆表題どおり重力に関し、ニュートン力学、特殊・一般相対性理論、量子力学からブラックホール、さらに超弦理論とその展開を、数式を用いずに解説。ただ重力子の話題は多くない。◆高校物理の知識や思考方法(特にその学習時に想起すべきイメージ)を認識していた方が、本書の比喩は理解しやすいと思うが、ハードカバーを含め読破済の類似テーマの書の中では格段に判り易い。特にブラックホールの事象の地平線の解説からホーキング放射へ進める議論の平明さに驚嘆。
0投稿日: 2017.01.23
powered by ブクログ重力は振動する「閉じた弦」によって伝わるが、ホログラフィー原理に現れるスクリーンには「開いた弦」しか張りついていないので重力が含まれない。
0投稿日: 2016.09.30
powered by ブクログ重力を説明するのは大変で、過去の様々な研究や概念や理論を引っぱり出さなければならない。それを数物の歴史を辿るかたちで、光とは何か、時間と空間とは何か、相対性理論とは何か、量子力学とはなにか、ブラックホールの問題、超弦理論……と、素人にも興味深く説明をしてくれる。 だからって、もちろんこの本一冊読んだところで、何一つ本質的な問題や答えは分からないのだけれど、それでも素粒子の世界や宇宙の世界などに興味を持つには十分な本。
0投稿日: 2016.07.04
powered by ブクログ重力研究を中心に物理学の歴史をドラマティックに辿り、最後に最先端の理論における重力の解釈が紹介される。空間の歪みこそが重力の正体だとする解説での二次元や高次元世界を仮定した説明が興味深かった。高次元世界では立体の中身が見えるという解釈は印象深い。
0投稿日: 2016.04.21
powered by ブクログ優しく、具体的な喩えやエピソード豊富に、重力の謎や物理理論の発展を説く。 理数系の素養のない自分にはかなり難解な点も多々あったが、繰り返し読み返したくなる面白さを感じた。 本書や類書を読み込んで、さらに勉強していきたい。
0投稿日: 2016.03.14
powered by ブクログかつて新書だったら、特殊相対論で1冊、一般相対論で1冊、量子力学は別に1冊という感じだったが、本書は第1章・イントロ、第2章・特殊相対論、第3章・一般相対論、第4章・ブラックホールの問題、第5章・量子力学、6〜8章で超弦理論という構成。それがここ何十年かの進歩なのだ。 従来の数冊分が1冊という、その速いテンポでも大事なところを押さえて、わかりやすく、というか、納得いくように説明されていて秀逸。例えば、有名なE=mc2、なぜここに光速cの項目がはいってくるのか、なるほどよくわかった。ここは難しい数学だからと逃げずに、なんとか言葉で説明してくれるのである。 量子は粒と波の性質を同時に持つというのはもう長年の常識だろうが、さらにそれは振動する弦のようなものという話になったり、不確定性原理に許容されて、真空から勝手に粒子と反粒子が生まれだしたり、宇宙は時空の四次元の他にさらに6つの次元が丸め込まれていたり、常識的な感覚から逸脱している宇宙の姿は本当に面白い。 いや、中心主題は重力なのであるが、重力を語るということは極大の宇宙と極小の素粒子を語ることであり、最後は、連立方程式でxを消去してしまうように、重力を消してしまう解に言及されるのだ。 宇宙っておもしれえ。
0投稿日: 2016.02.05
powered by ブクログhttp://hinbeee.blog31.fc2.com/blog-entry-2339.html
0投稿日: 2016.01.20
powered by ブクログ重力とは何かを説明するために相対性理論を丁寧に説明しているのだが、これがたいへんわかりやすい。つづいてここからが本番とばかりに超弦理論につなぐのだが、これもよくがんばってる……んだけど、さすがに難解になってくるかなぁ。ブラックホールの記述が多のだが、それほどこだわんなくてもいいんじゃないか。最後は人間原理にいっちゃって、あー結局、そこですかと。「重力とは何か」にシンプルの答えるというより、宇宙論のまわりをぐるりと一周するバスツアー的な一冊だった。
0投稿日: 2015.12.23
powered by ブクログハイゼンベルクの不確定性原理と不確定性原理は別物だと今頃知った。最後の二章は消化不良。なんだか他の章とは難しさが格段に違うと思った。四次元以上は想像もしにくく理解のハードルとなっている。しかし、興味を持って読めた。より深く理解するため他書も読みたい。
0投稿日: 2015.11.30
powered by ブクログこの手の本で日本人の著者の本はあまり読んだことがないのだけど (読んで面白いと思ったことがないので)、 大栗博司の「強い力と弱い力」が分かりやすかったので購入。 私は重力について何もわかっていなかった! と痛感した本。 ちゃんと理解しようと二回読んだけどまだ自信はない。 けれどもこれは私の理解力の問題で、 そんな問題を抱えた私でも、 あと5回くらい読めば理解できるかも、 と希望を持たせてくれる。 素晴らしい。 今読んでいる本が終わったらもう一回読もうと思う。
0投稿日: 2015.11.23
powered by ブクログ超弦理論をやさしく理解するために読んだ。序盤分かりにくい表現があり、中盤は面白く読み進み、最後はちょっと消化不良気味でした。クォーク・グルーオン・プラズマの性質を超弦理論を実験的に確かめた初の事例ということで今後に期待が膨らむ。とはいえ超弦理論はまだまだこれから発展と検証がなされるものである。「重力とは何か」との問いに対し、最後は発散気味だったのが少し残念だった。
0投稿日: 2015.11.05「超弦理論」「ヒッグス粒子」について、なんとなく分かった気になれる
ヒッグス粒子の本を読んだとき同様、「さっぱり分からない」というのが読み終えた第一印象です。この内容を一読で理解できるほど私の頭はよくありません。 けど、すっごく面白かった。 特に「超弦理論」「ヒッグス粒子」について、なんとなく分かった気になれたのは大きな収穫でした。 そして、先日お亡くなりになった南部陽一郎氏が、現代の天才だったことを改めて痛感しました。
2投稿日: 2015.10.22
powered by ブクログ順を追って教えてくれそうで、今度こそと期待したが、やっぱりだめだった。 こういう本を今まで何冊読んだだろう? 相対性理論と量子力学。ぼくが知りたい2つの謎。だがどの本もどの本も、わかったようなわからないような比喩を重ねるばかり。比喩は比喩でしかない。光速に近づくと空間が縮むんだ、超弦理論は6次元なんだ、ふーん、というのは「理解」ではない。少なくともぼくが求めているのはそういうものではない。 E=mc²がどうやって導かれたのか知りたいのだ。 もしかしたら、それを理解するためには高度な数学的な知識が必要になる、ということなのだろうか? 数学の言葉を理解しない限り、E=mc²は理解できないのだろうか? それすらわからない。 一般向けの科学本の扱えるテーマではないのだろうか? 何年か勉強すれば、ぼくでもその片鱗くらいは見ることができるのだろうか?
0投稿日: 2015.10.04
powered by ブクログ重力について詳しく知りたくて読みました。初めに重力の7不思議と称して、本書の内容の全体に対してさらりと触れています。全部を読み終わった後にもう一度ここを読むと、読み解いてきた本書の内容がじんわりと戻ってきます。 多くの科学者が考えてきた重力の理論、アインシュタインの相対性理論、量子力学と相対論を結びつける最新の超弦理論などの基礎を知ることが出来ました。 後半は、トンデモなアイディアの目白押しでしたが(笑)、これを数学的に表しているんだろうなぁと思うと、知らない世界がずっと向こうまで広がっているんだろうなぁと感じますね。 超光速粒子によって結果と原因の起こる順番が逆転するようなことが書いてあって、そこのところがうまく理解できなかったのが、残念でした。 面白い本でした。
0投稿日: 2015.08.24
powered by ブクログヒッグス粒子の本を読んだとき同様、「さっぱり分からない」というのが読み終えた第一印象です。この内容を一読で理解できるほど私の頭はよくありません。けど、すっごく面白かった。 特に「超弦理論」「ヒッグス粒子」について、なんとなく分かった気になれたのは大きな収穫でした。 そして、先日お亡くなりになった南部陽一郎氏が、現代の天才だったことを改めて痛感しました。 何度も読み返して、理解を深めたいと思います。
0投稿日: 2015.07.31
powered by ブクログ最初タイトルで勘違いして地球上における重力の話と思ったら宇宙の話でした。でも内容はすごい面白いです。アインシュタインから超弦理論まで難しい内容を非常にわかりやすく説明。これだけ専門的な内容をここまで噛み砕いて文章に出来るこの方はすごいとしかいいようがない。宇宙の始まり、ビッグバン、ブラックホール、量子力学・・・。読んでいて非常にわくわくする内容でした。面白かったー。
0投稿日: 2015.07.24
powered by ブクログKindleで読んだ。とても分かりやすい説明なのだとは思うけど、本が進むに連れて理解が追いつかず、相対性理論も超弦理論も何となく分かった程度。他の本も読んでみて、またこの本に挑戦したい。
0投稿日: 2015.05.10
powered by ブクログ3回読みました。 わかりやすく書いてあるのだろうと思います。 理解できないのは私の理解力の問題ですね。 むしろ理解しようとするのが無理なものなので、こういうものだと無理やり納得するのが正しいのかもしれないということが、3回目でやっとわかってきました。
0投稿日: 2015.04.30
powered by ブクログ何度か挑戦しているアインシュタインにかかわる話。 この本は、アインシュタインがメインではないが、やなり相対性理論は出てくる。 わかりやすい説明になってはいたが、やはりすっきり理解ができなかった。相対性理論が理解できないとこの本の全体も理解が難しかった。 超弦理論も含めて宇宙にかかわる話は理解したいが難しい。 今回もなんとなくとで終わってしまった。 導入本としては悪くないが、私にはもう少し優しい本から初めて、またこの本に挑戦したいと思う。
0投稿日: 2015.04.11
powered by ブクログ著者の専門は超弦理論。超弦理論が重力の起源を説明することができる可能性を持つ理論として有望であることから、そのターゲットである重力について丁寧に解説している。なお超弦理論自体にも触れられているが、その説明は同著者の『超弦理論入門』など他の書に求めた方がよいだろう。 まず、重力の7つの不思議として、次の7つを挙げる。確かによく考えると不思議なのだ。 1. 重力は「力」である。 2. 重力は「弱い」。 3. 重力は離れていても働く。 4. 重力はすべてのものに等しく働く。 5. 重力は幻想である。 6. 重力は「ちょうどいい」 7. 重力の理論は完成していない。 最後の言明がポイントにもなるのかもしれない。超弦理論、ニュートリノ、ダークマター、ニュートンがその扉を開いて以来、常に物理学の中心に重力があり、科学者を惹きつけてきた。アインシュタインもしかり。そして、著者らもその流れの中にいる。そう言いたいのかもしれない。
0投稿日: 2015.03.08
powered by ブクログわかりやすく書こうとされており、実際そうなんだと思うけどそれでもかなりの部分がわからないのは私の問題だろう。
0投稿日: 2015.02.15
powered by ブクログインターステラというSF映画を見て相対性理論や重力について知りたくなって読みました。重力にまつわる物理研究の歴史が非常に分かりやすい。ニュートンの時代から超弦理論まで網羅さてています。
0投稿日: 2014.12.27
powered by ブクログ単に重力にとどまらず、サブタイトルにあるようにアインシュタインの相対性理論から超弦理論まで綴った一冊。 たとえが的確でとてもわかりやすかった。 難しい数式も出てこないので、初心者にはお勧めの一冊。
0投稿日: 2014.10.09
powered by ブクログ物体が20分の1ミリメートル以下の距離におけるニュートン理論の正しさはまだ検証されていない。 質量と重さは違うが、結果的には一致している。これはなぜなのか、ニュートン理論からはいまだ分からない。 エレベータの加速運動などで感じる「見かけの重力」は、みかけではなく重力そのものであり、重力が加減するというのがアインシュタインの等価原理である。 ソ連では、ビッグバンを支持した学者が強制収容所送りになった。 不確定性原理とは、一つの量子状態は固有の位置と速度を同時に持つことはない、という原理。「ハイゼンベルクの不確定性原理」とは、位置を測定しようとすると、その行為が測定対象の速度を変化させるので、速度の測定に不確定性を生んでしまう、という測定精度の限界のこと。 観測精度を高めるためには、波長の短い光を使っていくことになる。しかしどんどん波長を短くしていくと高エネルギーになっていき、さいしゅうてきにはブラックホール出現となって、それ以上観測できない領域ができてしまう。そこが物理学の限界点だろう。それがプランクの長さである。 相対論は時空を観念するが、量子論ではその時空が揺らいでいるため、長さを測定できないなどの矛盾が証している。
0投稿日: 2014.09.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読んだ。けど、理解したとは言えない。 でも、楽しかったー。 そもそも、相対性理論とか超難しい理論を簡単に理解なんて出来ないよね。それで、良いと思うし。 本屋で、この本を手に取って買おう!と決断した時の感情のまま、最後まで読ませてた大栗先生は凄い。次の本も買おうと思う。
0投稿日: 2014.08.18
powered by ブクログ大栗先生による解説。相対性理論から越弦理論まで、最先端の研究者自身が数式を全く使わずに新書一冊で解説するという(挿絵も自筆)それだけで驚異。 例え話や思考実験による平易な解説だが、正確でゴマカシが全く無いところがすばらしい。最新のLHCでのヒッグス粒子発見にも触れられている。 話の密度が高くスピードが早いのでていねいに読む必要がある。数式を使っていないので定量姓がなく、腑に落ちる感があまりなかったのが残念だ。 これから一歩進むと『素粒子論のランドスケープ』になる。そちらは、専門書並みに数式が登場している。
0投稿日: 2014.08.02
powered by ブクログ最初の方は割合簡潔でわかりやすい文で表現されているものの、後半にさしかかると内容も複雑になり、最終的にはかなり置いてきぼり感がぬぐえない本でした。
0投稿日: 2014.06.21
powered by ブクログなかなか面白かった。重力は何かっていうか、現代物理学のさわりが何となく分かった気になる。読みやすいけど難しいわい。
0投稿日: 2014.04.19
powered by ブクログ相対性理論、量子論などから重力を説明してくれているのですが、いかんせん後半は難しくって理解できませんでしたよ。 字面を追いながらとりあえず読みきった感じですかね。 「ヒッグス粒子を追え」が面白かったので、ここら辺の科学書を読み漁ってみましたが、「わからない」ということがよく分かりました。はい。
1投稿日: 2014.04.07
powered by ブクログとても分かりやすい内容で全く基礎知識がない人でも分かりやすく説明してくれています。難しいことも多少書いてはいるのですが、『内容が理解できなければ何ページまでとばしてもよい』という内容のことも書かれているので、全て理解しなくてもいいんだという安心感もあります。
0投稿日: 2014.03.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
極端に文系、しかも哲学、神学が専門の私にとって、物理学の分野は興味はあれど、入りどころがなく漫然と見つめるものでありましたが、ふと、タイトルに惹かれ本屋で手に取ったこの本によって、新たな宇宙にいざなわれました。久しぶりに畑違いな知的興奮を得ることができて、満足でありました。 『重力とは何か』というテーマで、私たちに身近な力である重力の正体をわかりやすく説いていきます。ニュートン力学からアインシュタインの相対論、そして超弦理論へと時代に沿って、時間空間を巻き込み重力理解のバトンをつないでいきます。私が大変遅れていたんですが、時空間が実際に伸び縮みするというのが目からうろこでした。 決して長くはない新書ですが、畑違いの不慣れな学問に取り組むので、数ページ進んでは本を閉じ熟考し、日をまたぎまた読んでは閉じを繰り返しました。しかしとても楽しく刺激的な読書の時間でした。いや、いいっすね。 2014.3.21
0投稿日: 2014.03.21
powered by ブクログhttp://triquetra0726.blog130.fc2.com/blog-entry-285.html http://triquetra0726.blog130.fc2.com/blog-entry-790.html
0投稿日: 2014.02.05
powered by ブクログ読んだというか。部分によっては目を通したという感じでもある。宇宙などの研究分野を一般人に向け文字のみにて語るのはなかなか難しいだろうなと思う。この本はまだ比較的イメージできた方だ。自分では理系だと思っているし宇宙にも興味がある方だと思っているがすべての部分を本当に理解したとは言いにくい。これをきっかけに興味は広がったので(もっと図も多様した)分かり安めの本で人に説明できるぐらいの知識を入れた後で再読に挑戦してみたいとも思った。
0投稿日: 2014.01.17
powered by ブクログニュートン力学から超弦理論までの物理学の変遷を、重力がどう関わっているかというスタンスで書き下ろしいく。 不確定性原理や光電効果、一般相対性理論の基本的な概念をとても分かりやすく噛み砕いて説明していた。 特に一般相対性理論は、ただ網羅的に扱うのではなく、重力を明らかにしようとどういうアプローチや葛藤があったかを、読ませる書き方がされていた。 一方で、どうしても超弦理論までの歴史を順を追って説明していく、という感も否めない。また、多少知識があれば別だが、時間の遅れやスリット実験などはもっと図解があったほうがわかりやすいと思う。 久しく物理学の本を読んでなかったが、ホログラフィー原理や、ブラックホールの情報問題、重力が消えてしまう、などは初めて触れる話でワクワクしながら読めた。
0投稿日: 2014.01.06
powered by ブクログ2012.9.24 推薦者:大佐(http://ayatsumugi.blog52.fc2.com/blog-entry-193.html)
0投稿日: 2014.01.04わからないけどこういうことがわずか100年で理論と実証が進んだっていうのはすごいことだなあ。
重力といえばニュートンのリンゴだろう。一般には地球とリンゴが引っ張りあ合ってると考える。他の引力でわかりやすいのは磁力だがこちらは引力だけでなく斥力も働く。電磁波がその力の元だがこれは波と粒子の双方の性質を持っている。重力も同じように何らかの粒子が関連しているだろうと言うのがヒッグス粒子発見のスタート地点だ。重力の不思議は電磁気力と違って遮蔽できないこと。金属の箱の中では電磁波の遮蔽効果が働くが重力はとにかく質量と距離で決まる。質量は何かというと動かしにくさである。有名なE=MC²の式はエネルギーは質量x光速の二乗に等しいと言う式だが、同じ大きさで質量が大きい物はより動かしにくく潜在的には大きなエネルギーを持っている。高い所にあるものは重力エネルギーを持っていて落ちると音や熱に少しエネルギーを使って位置エネルギーを減らす。実はそのとき減ったエネルギー分だけ実際に質量が減っているらしい。知らなかったです。C+O2=CO2 炭が燃えて二酸化炭素ができるときに熱と光が出る。結合エネルギーの差で説明でき式の左右で質量は一般的には変わらないとしているが、ここでも実は少し使ったエネルギー分だけトータルの質量が減るらしい。 ここで出て来たC光速に一度話が飛ぶ。光速は一定だといえばふーんそうで終わりなのだが日常的なスピードと比べると異常なことがわかる。例えば60Km/hで走る電車から100Km/hのボールを投げると受け取る側には160km/hになる。当たり前である。では超音速のロケットから発した光と停まってる人が発した光はどちらが速いのか、答えは同じ。これを説明したのがアインシュタインの特殊相対性理論で1905年アインシュタインの奇跡の年にベルンの特許局で働きながら仕事の間に研究し発表した。同じ年に量子力学の基礎になる光量子仮説、光が波と粒子の性質を併せ持つと言う仮説、そして原子が存在することでブラウン運動を説明できる理論を発表し1907年に得たアイデアで重力を説明しようとする。例えば加速する際に後ろに体が引っ張られる、これが重力そのものだと言うアイデアである。 同じ質量の2つの球を同時に落とすことを考えてみる。縦に並べたとき下に有る方が地球との距離が近く速く落ちる。横に並べた場合は同時に落ちるがもし地面で停まらないと想像するとどんどん地球の中心に近づき2つの球の距離は近づく。つまり重力は縦に引き延ばし、横に押しつぶす力が働いていることになる。これが地球サイズで働いているのが潮の満ち引きだ。ちゃんと理解できてないので説明をすっとばすが重力は空間をゆがめる力とも言える。 光速の話に少し戻る。移動していても停まっていても光速が一定だと言うことを説明するためにひりだした答えは動いている物体の中では時間が遅れると言う非常識なものだった。しかし実際に時間は遅れており人口衛生はこの遅れを補正してGPSがちゃんと働くようにしている。重力は空間をゆがめ、移動は時間をゆがめている。ここから時間、空間、重力の話が一緒くたになってくる。重力が空間をゆがめる証拠はブラックホールの観察から出て来た。ブラックホールの向こうにある星からの光は空間がゆがめられたために曲がる。なんと2点間に複数の直線が引けるようになってしまう。 ブラックホールの話も満載である。ブラックホールは大きな星がつぶれどんどん密度がましていったもの。地球から飛び出すロケットには重力に打ち勝つ脱出速度が有るがブラックホールからの脱出速度は光速を超え光も脱出できなくなる。ブラックホールでは空間だけではなく時間もゆがみ近づくほど時間の流れが遅くなる。ブラックホールから地球宛に毎日メールを送ると毎日送っているはずがだんだん届くまで時間がかかるようになりやがて届かなくなる。空想の望遠鏡でロケットを見ると近づけば近づくほど猛スピードで落ちて行くのだが時間の流れが遅くなるため外からは近づくほどに動かないように見えてしまう。もう一つの面白いエピソードは宇宙はものすごいエネルギー量であふれているのになぜ真っ暗なのかということ。宇宙の膨張速度が光速を超えているため光が届かないということらしい。 最後に重力を司る粒子を探るためにミクロの世界に話が移る。最近では陽子や電子はもっと小さい粒子からで来ていることや反物質(プラス電荷の反電子やマイナス電荷の反陽子)の存在なども明らかになって来ている。真空中から粒子と反粒子がぽこっと生まれ、ぶつかって消滅する。さあとうとう手に負えなくなってきました。(笑) 重力を司るヒッグス粒子を説明しようとすると次元が10次元まで必要だそうだ。時間と空間は同じように扱うのでこれで4次元、じゃあ残りの6次元をどうするかで出て来たのが超弦理論。さあわからない(笑)
6投稿日: 2014.01.01重力理論から最先端の超弦理論までを易しく解説した本
本書は、重力理論から最先端の超弦理論までを易しく解説した本です。 私のような一般の人々が、宇宙の成り立ちを巡る物理学の最先端の研究がどうなっているかを知るのに適した本だと思います。 私たちが身近に感じる重力。 その重力はニュートン力学によってその物理法則が明らかにされていますが、そこを出発点にしてアインシュタインの相対性理論までの古典物理学と、現代物理学の量子力学を俯瞰し、相対性理論と量子力学を融合しようという最先端の超弦理論までが解説されています。 重力という身近な力の研究が、超弦理論という最先端の科学につながり、それが宇宙の謎の解明に迫っているエキサイティングなものだと知り、非常に面白かったです。 私たちが教育の場で習うのは、ニュートン力学、マクスウェルの電磁気学、アインシュタイン理論、量子力学といった確立された学問です。 しかし、超弦理論は「これから」の理論です。 『本書をきっかけにこの世界に興味をもたれたら、ぜひ、今後の成り行きにも注目してください。(中略)。それが(=超弦理論)が進歩し、世界を説明する「究極」の理論に近づいていくのを同時代人として見る。あるいは、自ら研究者としてその当事者となってもいいでしょう。』 と著者の大栗博司氏も言うように、あらたな物理学の領域を切り開く理論に私たちは立ち会うことができるかもしれない、そう考えると心が躍ります。
2投稿日: 2013.12.02
powered by ブクログアインシュタインの相対性理論から量子力学、さらには超弦理論までの流れを素人にもできるだけ分かりやすく説明しようとしている書。難解な数式を使わずに、例えを利用して理解を進める手法をとっていますが、その例えが分かりにくかったり、前後の文脈との絡みがつかみにくかったりするのが残念です。
0投稿日: 2013.11.28
powered by ブクログ大学院で物理専攻だった友人に勧められた本。 重力とは空間の歪みである、文書の意味は理解できても中々イメージができなかった。 この小難しく書かれたこの本で、最もイメージが湧いたのが、n次元からn+1次元を見た話。 二次元の世界に、球が現れたらどうなるか。初めは点からだんだん円が膨張し、やがて縮小して消えて行く。 同じように、我々の次元に+1次元が現れたら、どうなるか。右のドアから消えた彼がすぐ左の扉から現れるかもしれない。 非常にわくわくする本だった。
0投稿日: 2013.11.26
powered by ブクログ理系,今は医系に進んでしまった自分にとっては常に「自分とは何か?」「自分の住んでいる世界とはどのようにしてできているのか?」が疑問点である. そういった疑問について, 目の前の感覚のみで生きてきているように思うが, それをマクロ及びミクロに最大限の極限まで見ても厳密に説明できる様にしよう, と試みるのが科学者である. 途中は少しわかりにくい所もあったが, 初めての人にもわかりやすくてもう少し深い本などで超弦理論も含めたものを勉強したいと思えた. 科学はアイディアの自由市場, この言葉が印象に残った.
0投稿日: 2013.11.11
powered by ブクログ超ひも理論、熱いよね。 壮大で極小を巡る知の積み重ね。最新の理論物理学は、ヨタ話、禅問答に近くなるのが面白い。
0投稿日: 2013.10.30
powered by ブクログまるで狐につままれてしまったかの様。自然界に存在する4つの力のうち最も弱く、かつ最も不思議な力、重力。元はニュートンが17世紀に法則化したニュートンの万有引力の法則、それは20世紀にアインシュタインの一般相対性理論によって更新された。そして、21世紀の現在、ブラックホールの観測を進めることで新たな更新を迫られているという。相対性理論と量子力学が融合する地平、そこでは重力は消滅し幻想とすることができると言う。日本最高の物理学者による超弦理論へと至る入門書であり、それは驚きと常識の更新に満ち溢れた内容だった。
0投稿日: 2013.10.27
powered by ブクログ予備知識がないと少し難しい。「わかりやすく書いてくれているんだろうけど、何が書いてあったか全く覚えていない」というレビューを多く見かけるが、自分も同じ。断片的には「ラプラスの悪魔」が面白いと思った。相対論と量子力学の統合を超弦理論が実現すると期待されるところは全くわからず。これからダークエナジーの本を読みます。
0投稿日: 2013.10.13
