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重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る
重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る
大栗博司/幻冬舎
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総合評価

198件)
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47
89
34
3
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    極めて面白く、読み易い。 段階を追って物理学の最前線の興味と解決が描かれて行く。 問題は、この手の本は読んでる間は物凄く面白いのだけど、読み終わると、何が書いてあったかさっぱり覚えてないことだ。

    0
    投稿日: 2013.10.05
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     超弦理論という言葉を耳にすることはあるが、難しいのだろうと思い今まで見向きもしなかった。しかし、NHKの神の数式でなるほど弦て素粒子のことなのかと思い興味を持った。この本は専門家が別の道に行った高校の同級生に理解してもらうつもりで書いたということだけあってわかりやすい。  相対論や量子力学の知識がある人は前半は読み飛ばしてよいと思う。もう少し深くしりたいというきっかけになった。

    0
    投稿日: 2013.10.05
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    タイトル通りの本。アインシュタインを始めとする天才たちの凄さが割合平易に書かれている。 超弦理論からホログラフィック理論あたりがハイライト。

    0
    投稿日: 2013.10.04
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    判りやすいとかいう評判につられて買ったが、本当に判ったのか。本当か。感覚で掴めるのは量子力学位迄で(大学必修講義でこの程度)、超弦理論の説明で「六つの余剰次元が小さな空間に丸め込まれている」あたりから、もう判らん。自分はアホだと落ち込むためには好適。

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    投稿日: 2013.09.25
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    内容を100%理解できたかといわれると、できてないと言わざるを得ないのだけど、読書体験としてとても楽しかった。科学の本なのに、続きが気になって一気に読んでしまった。 それに今まで読んだり見たり聞いたりした重力や相対性理論や超弦理論関係の話の中では、一番分かりやすかったと思う。文系の私でも分かった気がした。それだけでも十分かも。 科学に興味がある人には本当におすすめ。

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    投稿日: 2013.09.18
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    前半は面白かったですが後半は難しい… ニュートン(1700年頃) 万有引力発見 地球ー太陽光で8分 マクスウェル (1850年頃)電磁気力の概念生む 電磁波 波長が長いほうから電波、赤外線、可視光線、紫外線、X線、ガンマ線 光 秒速約30万キロメートル 地球公転 秒速約30キロメートル マクスウェルの方程式では光の速さ一定だかニュートン力学では速度の合成則=矛盾 この問題に対しアインシュタインが1905年に特殊相対論発表 相対論 移動している人から見ると時間は遅れ距離も縮まる 同じく1905年E=mc2発表 エネルギーを質量に変換できる GPSは特殊相対論(動いてると時間がゆっくり進む)と一般相対論(重力が強いほど時間ゆっくり進む)の誤差を補正しているから正確な位置情報が得られる。 ブラックホールからは光すら脱出できない。

    0
    投稿日: 2013.09.14
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    そもそも私は文系の人間で、いわゆる物理の世界というのはとても苦手なのだが、この本はとても読みやすかった。なぜ、この本を手にしたのか経緯も忘れてしまったが、途中で投げ出すこともなく一気に読めた。作者は専門家なので、書き始めればいくらでも書けるのだろうが、一般人が理解できる程度でありながら簡単過ぎない、丁度良い加減で書くことができている。難しい話なんだけど、ちょっと心が和む逸話が入っている、そんな感じ。とりあえず、これまで断片的にしか理解していなかった色々な物理の法則の、なんとなくの繋がりが理解できたことは大きい。この本を読んだことをきっかけに物理学の話題に興味を持っていこうと思う。

    0
    投稿日: 2013.09.09
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    順序立てて、(とても難しい話が)理解しやすく説明されている。 ニュートン力学から相対論までは何とか理解が追いついた。 だけど、超弦理論はやはり難しい。「分かった気になった」程度が精一杯。でも、「分かった気にさせた」だけでもスゴイことだと思う! (これ以上に分かりやすく説明することは困難だと思われる。従って、筆者の説明力の問題ではなく、読者の理解力の問題である。)

    0
    投稿日: 2013.09.08
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    『宇宙になぜ我々が存在するのか』を読んで、わくわくする一方、途方に暮れた。はて、この分野に少しでも近付くには、次に何を読めばよいのか・・・? ネット上で、本書の試し読みが目に付いた。目次をさらっと見るに、GPS・重力七不思議・相対論・ブラックホール・シュレーディンガーの猫・超弦理論・多次元と、なかなか興味を惹く項目が並んでいる。ちょっと読んでみようか、と借りてみた。 私たちが地上で日常生活を送れるのは、重力のおかげと言ってもよい。重力がなければ、すべては宇宙空間に飛んでいってしまう。 しかし、重力には意外に謎が多いのだという。重力の七不思議といわれるものがある。 1)重力は「力」である 2)重力は「弱い」 3)重力は離れていても働く 4)重力はすべてのものに等しく働く 5)重力は幻想である 6)重力は「ちょうどいい」 7)重力の理論は完成していない 1)はニュートンのリンゴのエピソードがよく知られる。リンゴにも月にも、「万有引力」が働いている。2)は、磁石との比較を考えるとよい。クリップが磁石に吸い付けられる力(電磁力)は重力よりも遙かに強い。5)に関しては、エレベーターの上昇・下降がよい例になるだろう。重力には見方によっては姿を変える、不思議な性質がある。6)は、重力が今より大きかったら物質はすぐに重みでつぶれてしまったり膨張して拡散してしまったりしただろう、ということである。そうであればそもそも生命体など生まれようがない。 こうしたことを含めて、7)の不思議がある。身近な力なのに、実はわかっていないことが多いのだ。 物理の理論は「10億(10の9乗)」ステップで広がっているという。 通常より1つ大きいステップ(10億メートル=月の軌道)に上がるまではニュートン理論で説明が付く。それより1ステップ上がると(銀河の大きさ)アインシュタイン理論が必要である。さらにもう1ステップ上がるとアインシュタインの理論も破綻してしまう(ちなみに小さい方にいくと、1ステップ下がって(10億分の1(ナノメートル))分子サイズであるナノ・サイエンス、さらに1ステップ下がると(<10億x10億>分の1)素粒子の世界となる。こちらでは量子力学が活躍するが、これより小さくなると量子力学理論もまたほころびが見えるようになる)。 アインシュタイン理論では、重力は時空間の歪みである。平らな面に重みのある球を乗せると面には凹みができる。その凹みに落ちていくのをイメージするとよいようである。 ところがアインシュタイン理論にも限界がある。相対論と量子力学を融合させる試みの中で生まれてきたホログラフィー原理によると、三次元空間のものは二次元に変換できるのだそうだ。この場合、重力はもちろん、空間そのものが「幻想」だということになるのだという。 ただ、現実世界にいる際、重力理論は日常現象を理解するのに必要なものであるので、重力理論自体が無用になるわけではないようだ。 いささかキツネにつままれるような話もあるが、「二次元世界に球が現れたらどう見えるか」、「円周率が3.14でない世界」、「超高速粒子は過去に戻りうる」、「粒子が過去に向かうことと反粒子が未来に向かうことは同じである」等、エキサイティングな話題がちりばめられている。 数学と物理が切磋琢磨しながら、この分野はどこへ向かっていくのだろう? 読み終わって、やっぱり、わくわくしつつ当惑もしている。わからないながらも、何だかわくわく感に惹かれて、またいずれこの近辺に立ち寄るような気もしている。すべてをわかることはないのだろうが、それもまた楽しい、のかもしれない。

    4
    投稿日: 2013.08.05
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    重力の話と思いきや、アインシュタインのE=mc2やら十次元やらとてもスケールの大きな内容。自分のちっぽけさを思い知りながらも、宇宙ってスゲー、でけぇーって感動する。多分わかりやすく書いてあるので、自分がもっと理系脳だったらもっと楽しめたんだろうと思うんだけど、なにぶんスーパー文系人間なのでなかなか脳に内容が入って来なかったのがショックでした。

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    投稿日: 2013.07.23
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    重力は万人に作用するが何かは説明できる人はほとんどいない。 なんとなく重力って何なのかがわかった気になれる本です。 重力は弱いので説明できなかった。

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    投稿日: 2013.07.16
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    重力からスタートして、相対性理論や超弦理論などまで、わかりやすく解説。マンハッタン計画にも関わったアメリカの理論物理学者ジョン・ホイーラーが「物理学者は急進的な保守主義者」としたのは、的を得てると思いました。

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    投稿日: 2013.07.14
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    タイトルのとおり、重力とは何か、ということから始めて、最終的には超弦理論の説明へとつながっていく。例を出してわかりやすく説明されていて、きっちり読むとわかった感じにさせてくれる。

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    投稿日: 2013.07.07
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    果てしない統一理論への道のりを描いた物理学の挑戦。 ニュートンの万有引力とマックスウェルの電磁気力を統一したアインシュタインの相対論。さらにその相対論と量子力学を超弦理論で統一できるのか。 科学的好奇心をくすぐる一冊で入門書としてはベストではないだろうか。

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    投稿日: 2013.07.01
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    久しぶりにこの手の本を読みましたが、分かりやすく書かれていて良かったです。宇宙論の本を読み漁っていた高校生時代を思い出しました。

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    投稿日: 2013.06.15
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    頑張って読んでも、結局すべては理解できない。「負のエネルギー」とか言われてもねぇ。が、最近の物理はすごいことになってるなぁと、感心できる。存在の本質って何だろうと考えさせられる。日本人で現代物理を深くかつ平易に説明できる人はなかなかいない。と思ったら、アメリカの大学で教えているとのこと。 全部を理解できないのが悔しいので、-1点。

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    投稿日: 2013.05.25
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    巨大な宇宙から素粒子のミクロまで両極端を解き明かそうというのが物理学の醍醐味なんだけど、ブラックホールの地平だとか超弦論の構成単位だとか結局は人知の及ぶ範囲に壁がある。しかし知性の無限性とか乱雑な生命の広がりとかからくる精神観は理性よりも大きな何かであると思う。

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    投稿日: 2013.05.20
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    理解できんことがいっぱいあるけど、結構前からすごい理論が展開されて、その証明のためにうちの地元である飛騨市で、スーパーカミオカンデとか、X-Massとかの研究がなされて、今またカグラが建設されつつあることがわかった。なんにしても人類がここまで進化したのは、その好奇心なんやなぁと感じるし、少しでも新しいことがわかるっていうのは、おもしろいもんやし、こうふんするなぁ。 何回読んでも理解できそうにない部分もあるけど、何度か読み返してみようかな。

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    投稿日: 2013.05.01
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    20130423 学問の、世界の深遠たるや!と。 内容まったくわからなかったのだけれど、それでも読んでよかった。 生きてるうちにどこまで解明されるのか、期待。

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    投稿日: 2013.04.26
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    本の題名見ても「いまさら重力?」って感じだったけど、まったく"今更"な内容ではなかった。ところどころ難しいところはあるけれど、サクサク読める。

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    投稿日: 2013.03.15
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    時間切れで、途中まで。 読みやすい!でもじっくり読み進めないと、理解が及ばない! 重力、物理学の良い入門書だと思う。 特殊相対性理論の特殊って、「自然界にはない特殊な状況下」だと初めて知った。 あと因果律、四次元、質量とエネルギーの互換性、総和。フラットランド。 書き口が好み。異様に速い車の例に吹き出した。 なるほど、科学って理論と実験による証明なのだ、というのもなるほどと思ったな。

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    投稿日: 2013.03.12
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     素晴らしい!幻冬舎新書は,武田邦彦『偽善エコロジー』みたいなのもあるけど,侮れないな。  重力の不思議から,相対論,量子論,超弦理論,ホログラフィー原理まで。どの章も読み応えがあり新しい発見があって刺激に満ちた読書だった。  遠心力が余剰角に,物質の存在が欠損角に相当するという重力の幾何学的側面なんかも,初心者でも十分追っていけるような過不足ない説明がなれていて,ほんとに恐れ入る。特殊相対論と量子論から,反物質の存在が導かれるくだりも,数式なしにこんなふうにできるのか…。  すっかり大栗先生のファンになってしまった。

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    投稿日: 2013.02.21
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    昨年のヒッグス粒子のころからなんか読もうとしてて見つけたのがこの本。さっぱりわかっていないはずなのだがちょっとだけわかった気にさせてくれる。 重力といえばニュートンのリンゴだろう。一般には地球とリンゴが引っ張りあ合ってると考える。他の引力でわかりやすいのは磁力だがこちらは引力だけでなく斥力も働く。電磁波がその力の元だがこれは波と粒子の双方の性質を持っている。重力も同じように何らかの粒子が関連しているだろうと言うのがヒッグス粒子発見のスタート地点だ。重力の不思議は電磁気力と違って遮蔽できないこと。金属の箱の中では電磁波の遮蔽効果が働くが重力はとにかく質量と距離で決まる。質量は何かというと動かしにくさである。有名なE=MC²の式はエネルギーは質量x光速の二乗に等しいと言う式だが、同じ大きさで質量が大きい物はより動かしにくく潜在的には大きなエネルギーを持っている。高い所にあるものは重力エネルギーを持っていて落ちると音や熱に少しエネルギーを使って位置エネルギーを減らす。実はそのとき減ったエネルギー分だけ実際に質量が減っているらしい。知らなかったです。C+O2=CO2 炭が燃えて二酸化炭素ができるときに熱と光が出る。結合エネルギーの差で説明でき式の左右で質量は一般的には変わらないとしているが、ここでも実は少し使ったエネルギー分だけトータルの質量が減るらしい。 ここで出て来たC光速に一度話が飛ぶ。光速は一定だといえばふーんそうで終わりなのだが日常的なスピードと比べると異常なことがわかる。例えば60Km/hで走る電車から100Km/hのボールを投げると受け取る側には160km/hになる。当たり前である。では超音速のロケットから発した光と停まってる人が発した光はどちらが速いのか、答えは同じ。これを説明したのがアインシュタインの特殊相対性理論で1905年アインシュタインの奇跡の年にベルンの特許局で働きながら仕事の間に研究し発表した。同じ年に量子力学の基礎になる光量子仮説、光が波と粒子の性質を併せ持つと言う仮説、そして原子が存在することでブラウン運動を説明できる理論を発表し1907年に得たアイデアで重力を説明しようとする。例えば加速する際に後ろに体が引っ張られる、これが重力そのものだと言うアイデアである。 同じ質量の2つの球を同時に落とすことを考えてみる。縦に並べたとき下に有る方が地球との距離が近く速く落ちる。横に並べた場合は同時に落ちるがもし地面で停まらないと想像するとどんどん地球の中心に近づき2つの球の距離は近づく。つまり重力は縦に引き延ばし、横に押しつぶす力が働いていることになる。これが地球サイズで働いているのが潮の満ち引きだ。ちゃんと理解できてないので説明をすっとばすが重力は空間をゆがめる力とも言える。 光速の話に少し戻る。移動していても停まっていても光速が一定だと言うことを説明するためにひりだした答えは動いている物体の中では時間が遅れると言う非常識なものだった。しかし実際に時間は遅れており人口衛生はこの遅れを補正してGPSがちゃんと働くようにしている。重力は空間をゆがめ、移動は時間をゆがめている。ここから時間、空間、重力の話が一緒くたになってくる。重力が空間をゆがめる証拠はブラックホールの観察から出て来た。ブラックホールの向こうにある星からの光は空間がゆがめられたために曲がる。なんと2点間に複数の直線が引けるようになってしまう。 ブラックホールの話も満載である。ブラックホールは大きな星がつぶれどんどん密度がましていったもの。地球から飛び出すロケットには重力に打ち勝つ脱出速度が有るがブラックホールからの脱出速度は光速を超え光も脱出できなくなる。ブラックホールでは空間だけではなく時間もゆがみ近づくほど時間の流れが遅くなる。ブラックホールから地球宛に毎日メールを送ると毎日送っているはずがだんだん届くまで時間がかかるようになりやがて届かなくなる。空想の望遠鏡でロケットを見ると近づけば近づくほど猛スピードで落ちて行くのだが時間の流れが遅くなるため外からは近づくほどに動かないように見えてしまう。もう一つの面白いエピソードは宇宙はものすごいエネルギー量であふれているのになぜ真っ暗なのかということ。宇宙の膨張速度が光速を超えているため光が届かないということらしい。 最後に重力を司る粒子を探るためにミクロの世界に話が移る。最近では陽子や電子はもっと小さい粒子からで来ていることや反物質(プラス電荷の反電子やマイナス電荷の反陽子)の存在なども明らかになって来ている。真空中から粒子と反粒子がぽこっと生まれ、ぶつかって消滅する。さあとうとう手に負えなくなってきました。(笑) 重力を司るヒッグス粒子を説明しようとすると次元が10次元まで必要だそうだ。時間と空間は同じように扱うのでこれで4次元、どこかで聞いた4次元経営は物理学としては割と常識の範囲らしい・・・ じゃあ残りの6次元をどうするかで出て来たのが超弦理論。あるいは超ひも理論、世界はひもでできているを最初で見た瞬間はハア?だったが、例えば粒子は普通「点」として扱うところをこの点が実は一様ではないということを弦の振動や他の次元で説明しているんだとさ。同じ面積で高さが違う箱を想像しその断面積を見ると2次元的には同じ大きさ(広さ)だが3次元では明らかに大きさ(体積)が違う同様に3次元的には同じ体積でも4次元を導入すると大きさが変わってくる。こういうのを点を均一な球体ではなく振動したり変形したりする点として扱うと言うのが何となくのイメージ。分身魔球か孫六ボールの様な粒子なんだろう。 もうねえ、最後の方は書いてて何が何やら。わからないけどこういうことがわずか100年で理論と実証が進んだっていうのはすごいことだなあ。そして物理に行かなくて良かった(行けないけど)とつくづく思いました。   

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    投稿日: 2013.02.19
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    「宇宙は何でできているのか」幻冬舎・・に続き、重力のお話しです。 読むほどに、内容が理解出来ず読み返していました。 重力の七不思議・時間と空間の世界・アインシュタイン理論のテスト・ブラックホール・・ 特に、アインシュタインの理論による説明が分らずじまいでした。 「次元の低い話をしよう」の内容は、四次元でもなく三次元でもなく、二次元の話だったりで、ほっとしました。 美容院でも読見返していたのですが、 聞かれても説明がうまく出来ませんでした。 重力の強さが少しでも違っていたら・・星も命も生まれていなかった。 全てのことがそうであるように、この世のことは・・偶然?or 必然?なのか・・物理学的思考が、だんだんと理解できますように・・!

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    投稿日: 2013.02.15
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    重力を中心にした物理学についてよく理解できた。重力のホログラフィー原理で重力が消えてしまうということはこの書籍で初めて知った。

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    投稿日: 2013.02.11
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    ニュートン力学に始まり、アインシュタインの相対性理論から超弦理論まで、実にわかりやすく解説されていて面白かった。

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    投稿日: 2013.02.07
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    「急進的保守主義」である物理学者たちが理論をあえて「想定外」で適用させ、それを壊し新たな理論を構築していく果てしのない物語。それはフランク・クローズ『宇宙という名の玉ねぎ』の皮をひと皮ひと皮むいていく旅なのですが、それは永遠に続くわけではなく、間違いなく「これ以上はむけないところ」にたどり着く、と著者はいいます。宇宙という玉ねぎの「芯」である「プランクの長さ」で起る現象を説明できる理論としての統一理論までの、あと一歩まで来ている今だからこその高揚感に引き込まれてしまいます。しかし、今から30年前、自分が大学教育を受けていたころ大統一理論の可能性は場の量子論で語られていたような気がします。超弦理論はトピックス的な存在感だったような…それを考えると、あと一歩での相対論と量子論を融合もまだまたいろいろありそう!でも、それか楽しみだったりします。そんな人類の知的冒険としての物理学は本書の大栗さんといい「宇宙は何でできているのか」の村上さんといい、今、素晴らしい語り手に恵まれています!

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    投稿日: 2013.02.03
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    理論は理解できなくても、著者の研究への熱意が伝わってくるよい本だった。世界の謎はまだまだ解かれていない。

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    投稿日: 2013.01.19
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    2013/01/13 昨年夏、この本をふと手に取ったことで中二病が30年ぶりに再発した。 一読目は30%の理解度で普通に読了し後書きを読んだところ、作者の真摯な志に心動かされ再読し、理解度は40%といったところか。 多分またページを開いてぼちぼち読むだろう。 読みながら理解しようと頭がぐるぐる回る感が心地よい。

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    投稿日: 2013.01.13
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    正直言って、後半はよくわかりませんでしたが、それでも、ワクワク感は最後まで持続しました。 わからないことが心地いいと思える本には、なかなか出合えないですが、この本は、数少ない、わからないことが心地いいと思える本でした。 重力について理解するだけでなく、もう少し入門的な、相対論や万有引力に対する理解を深めるためにも有効な本だと思います。

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    投稿日: 2013.01.07
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    いつも身近に感じる力の一つでありながら、最も不明な点が多い力「重力」 その重力についての最新の研究成果やそこに至る過程を解説している。 数式を使わないで、説明しているのは意図的にだろう。 分かりやすく説明しようとしているが、決して易しい内容ではない。 ところどころ「理解できなかったら○○○のところまでとばしてもかまいません」と書いてある部分さえある。 自分も一度では理解しきれなかった。(今でも理解しきれたかは自信がない部分がある) 本書では重力の「七不思議」から始まって、重力についての研究がどのように発展してきたか、そして超弦理論まで解説されている。 SF作家のアーサー・C・クラークは、「クラークの三法則」というものを提唱した。内容は次の通り。 1.高名だが年配の科学者が可能であると言った場合、その主張はほぼ間違いない。   また不可能であると言った場合には、その主張はまず間違っている。 2.可能性の限界を測る唯一の方法は、不可能であるとされることまでやってみることである。 3.充分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない。 重力の研究の発展の過程はクラークの第二法則にピッタリあてはまる。(重力の研究に限ったものではないだろうが) 極端な状況にその理論を当てはめても破綻しないか、とさんざん突きまわした挙句、説明できなければ、新しい(そして、古い理論を抱合する)理論を考えつづけた歴史が語られている。 また、それを突き動かすエネルギーはクラークの第一法則の後半、「偉大な先人が不可能と言ったから」というのも混ざっているだろう。 そして、最後の方で語られる内容は、クラークの第三法則そのもの。 所謂「並行宇宙」や「宇宙は10次元だと考える」など、単語を切り出しただけだと、SFと勘違いされるだろう。 ところで、内容の難解さに耐えつつ読み進めていくと、最後に「どんでん返し」が待っている。 この部分は、ちゃんと理解できているか、あまり自信がない部分でもあるし、ある意味「ネタバレ」なので自主規制。 まさに真実は小説より奇なり。 正確には「真実かもしれないこと」だが。

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    投稿日: 2012.12.22
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    著者の方は、難しいことを簡単な例に置き換えて分かりやすく説明する天才だと思いました。ところどころに入っている図もとても親切。重力や宇宙について少しでも興味のある人なら、読んだら絶対楽しい本。 難しすぎて分からなかったことも多いですが、それを差し引いても両手にあまるほどのことがたくさん書いてありました。他の本も色々読んで、また読みかえしたい一冊。

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    投稿日: 2012.12.21
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    これまでの物理学の流れがとてもよくわかる良書であった。アインシュタインの相対性理論における時間のズレがGPSという実用に使われていることを初めて知り、驚きであった。超弦理論についても、これまでキーワードレベルでしか知らなかったが、漸く何を意味し、専門家が何を求めているのかを少し理解できた。

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    投稿日: 2012.12.10
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    なかなか理解できないところもあったが、勉強になった。ニュートンの万有引力からマクスウェルの電磁気学、アインシュタインの相対論までの流れや、相対論と量子力学の融合、超弦理論など、これらの大まかな概要は掴めた。重力のホログラフィー原理というものは知らなかったので新鮮であった。 これらの理論が発展していく中でトポロジカル的な考え等、数学の知識は必須であったとの記載があった。自然科学を理解する上で数学は必須であることは当たり前であると思うけど、中高生にはこのことが解っている人は少ないと思う。学校の数学の授業で、「なぜ数学は必要なのか」ということをもっと教えるべきではないか、なんて感じた。

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    投稿日: 2012.12.09
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    super string theoryあたりから、文字を追っているけど??????っていう状態でしたが、議論されているイメージはすこーし想像出来るような気がした。専門的な内容をここまでしっかりとした文章で書いてあるのはすばらしいと思いますが、話についていくのはきつかった。

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    投稿日: 2012.12.08
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    借りたものの、なんかバタバタしててほぼ読んでない・・・ 50頁くらい流し読みしたかんじでは、堅苦しくなく読みやすそうだったけど。

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    投稿日: 2012.12.06
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    最後の方はイマイチ理解できませんでしたが、いま科学の最先端の雰囲気は伝わってきました。科学発展の歴史や逸話が多いので、楽しく読み切ることができます。

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    投稿日: 2012.12.06
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    IMPUの科学者は説明が上手。伊達に欧米で揉まれてないということか。 自分の言葉で高みから説明するので、機知のつもりの事柄一つ一つが「こういう説明、解釈の仕方があったか」とまさに啓蒙される思い。 さすがに超弦理論からの説明は文章だけでは難しい。

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    投稿日: 2012.12.06
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    副題「アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る」」のとおりの内容。文系のボクにはホーキング以降は「???」が押し寄せるが、なんとか理解してほしいという著者の熱意は伝わる。次の本を読んだときに、あの本でなんて説明してあったっけ?と参照したくなるようなベーシック本(なのにけっこう読ませるところがすごい)。

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    投稿日: 2012.11.26
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    重力について考えつつ、ニュートン力学、特殊相対論、一般相対論、量子力学を通って、超弦理論まで解説されている本。 ブログはこちら。 http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4339700.html

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    投稿日: 2012.11.24
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    2012/11/23 一度図書館から借りたけど、3ページも読まずに挫折。 久しぶりに行った図書館で浮かれて本を借りすぎたせいだ。浮かれついでに貸本屋さんから夏目友人帳全巻借りちゃったし。 全然時間ないよ(汗)。だが後悔はない。 また借りよう。

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    投稿日: 2012.11.23
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     重力について説明した本である。ニュートンから始まり、アインシュタインの相対性理論と、素粒子の話を経て、統一理論から超弦理論まで話を進めるという、実に大きな話を要領よくとりまとめた本なのだけど、これが実にわかりやすい。今までもう一つぴんとこなかった超弦理論が、ぼんやりとなんだけどイメージできたような気がする。  なんといっても、作者の説明の仕方がうまい。難しいことを安易な比喩を使って語りかけるのは、簡単なように見えてとても難しいことだと思う。嘘だと思ったら、微分の意味合いを小学3年生にわかりやすく教えてみるといい。「余分な次元が小さく丸め込まれている」なんて想像を絶する概念だけど、ホースの上にいる蟻と鳥なんて比喩でストンと落ちるから素敵だ。  こういう説明は、作者の頭の良さを示していると同時に、いや、それ以上に、作者の誠実さを示していると思う。相手のことを考え、どうやれば相手に理解してもらえるかに丁寧に力を掛けていると思う。「何を」以上に「いかに」を大事にするというのは、これも簡単なように見えて難しいことなのだ。後書きまで読むと、作者がどうやってそういう書き方ができたのかのヒントがわかり、ちょっと心が温かくなる。  最新の科学を平坦な言葉で理解させてくれるというのは、乗り心地のよいタクシーに乗って、未開拓の絶景を案内してもらうのによく似ている。とても快感だ。今まで見たことのない風景に感動し、心をわくわくさせるのが半分、すばらしいタクシーの運転にうっとりするのが半分。すばらしい本だと思う。

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    投稿日: 2012.11.14
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    難しい。けどなんだかわかった気にさせるところが凄い。三次元の重力は空間のゆがみらしい。けど、すべての物理現象の裏には4次元5次元の影響があるって哲学?

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    投稿日: 2012.11.12
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    重力・量子力学・相対性理論などの歴史を紐解きつつわかりやすく解説してくれる良書。 文系ゴリゴリの私でもわかった気になれる。あくまでも気になるだけだが。 文系の人がしっかり理解するためには複数回読んだり他の書籍等でも知識を得る必要があるでしょう。 我々が生きているこの世界を、宇宙を解説してもらうことで、日常気にしていなかったことに気がついたり、興味を持ち始めたりします。 これを読んで、Newton買ってみよう、と思った人も多いのではないでしょうか。 自分が知らなかった新たな分野の扉を開けるきっかけになりそうです。

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    投稿日: 2012.11.07
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    重力の不思議を挙げた後、相対論と量子力学の流れ、「超弦理論」の位置付けを説明する。例も工夫されており、専門外だが興味を持つ人間には程の良い説明と感じる。理解できない点は勿論あるが、重力に限らず、宇宙論や素粒子論の全体像を捉えられる良い本かな。

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    投稿日: 2012.11.06
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    書評でやたらと評判がいいので呼んでみましたが、本当に良い本でした。カルフォルニア工科大学教授、素粒子論が専門の大栗教授が、高校の同窓生に語るイメージで、重力、相対論、量子力学、そして最新の超弦理論までを非常にうまく語っています。2012年5月出版の本なので、最新動向満載といった感じです。最近話題にのぼった不確定性原理に関する小澤の不等式まで載っています。 ただ後半に進むにつれなかなか難しい。特に超弦理論はいろいろと丁寧に解説されているのだが、通勤途中の斜め読みではやはり消化不良。”小さな空間に6つの余剰次元が丸め込まれている?”などなかなかイメージがわかない。また再読してみます。 アインシュタインは大学受験に失敗して浪人していた16歳の頃から「もし光と同じ速度で並んで走ったとしたら、光はどう見えるだろうか?」と考えていたそうです。それにしてもガロアもそうですが、天才といわれる人は受験に失敗しがちなんでしょうか?やはり既存の枠に入りきらないから天才的な発想が生まれるのでしょうね。いわゆる秀才、いい子ちゃんからはなかなか天才的なひらめきは生まれないのかもしれません。私も自分の子供には、学校の成績はあまり気にせず、もっと学問の本質的なところを追及するように教えて生きたいものです。 また、"キャメロン・ディアスはインタビューで、何か知りたいことはあるか、と聞かれ、e=mc^2が何を意味するかを知りたい、と答えた。"というのもおもしろかった。数式というのは不思議と人々を魅了するものです。私も大学では数学を専攻しましたが、そのきっかけの一つが高校のとき図書館で見た数学事典です。そこにガロア理論の数式が載っていて、内容はさっぱりわからないものの何かとても深遠なものを感じて、こんなことを知りたい、と強く思った記憶があります。もちろん数式なんてみたくもない、という人もいますが、一部の人には数式は強い吸引力を持っているようです。

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    投稿日: 2012.11.02
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    去年、茂木さんの相対性理論の本を読んだが(ほぼ理解できてない)、この本も面白い。しかし、一日数ページしか進まないんだよな。でも、面白いんだ。結果は、また後日。

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    投稿日: 2012.10.26
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    途中からついていけてない感じがしましたが、それでも面白く読めました。物理は苦手でしたが、いつもとは違う分野に触れることで、着想豊かになると思ってます。 ニュートン理論から超弦理論にいたるまでの軌跡。 宇宙自体がそもそも複数あるとする理論(マルチバース)なんか、うん、確かに銀河もたくさんあるんだからと思いました。拡大しつづける宇宙の外に、ほかにも拡大する宇宙があるのかとか考えると、無限ループに陥り、思考力の限界を感じますが、アインシュタインがこういう思考実験で「E=mc^2」を得た話なんか、新鮮でした。特許事務所で働いていたとかも含め、楽しい本でした。 高校生のときに、スティーブン・ホーキンス宇宙を語るって本を英語で読まされたとき、なんてわけのわからない世界なんだって思ったけど(英語力の問題もあっただろう)、そのホーキンスの成果も知ることができます。

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    投稿日: 2012.10.17
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    理解させる気は十分。なので読める。けど難しい。 重力をめぐる冒険の物語、という解説は確かにそうですが、コンディションの問題かあんまり頭に入らないというか残せなかった。 科学書少し頑張ります…

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    投稿日: 2012.10.14
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    高校物理の知識から重力の最新理論までよどみなく、丁寧に。読んでいて引き込まれる。と同時に色々な疑問もわいてくる。これで完結する本ではなく、ここから始まる本なのだろう。超弦理論、ホログラフィー原理など、実験段階に入っているんだなぁ。感慨深かった。ところで、グラビトンってどういう考えから出てきているのだろう。また、重力波って何?

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    投稿日: 2012.10.05
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    巧みな比喩でわかった気になる なにより理論の発展と 理論間の関係がよくわかる この本をもとに 宇宙論や素粒子の本を読みたい さっそくnewtonの素粒子特集号を借りてしまった 再読必至

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    投稿日: 2012.09.25
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    前半は割とほかの科学系の本やら番組やらで聞いたことのある話が多くて、そこまで面白くないなと思ったけど、後半は違った。量子力学とか超弦理論のあたりからが面白い。最新の理論の話が盛り込まれているのが特に。例え話もわかるようなわからないような感じだけど、最先端の理論に触れられるというのはなかなかない機会だし、何より端折らずにぶつけてくれるのがよかった。 サイモンシンと比較すると、例えのわかりやすさだとか、話の面白さは劣る(仕方ない)。でもサイモンシンは最新のところは端折ってわかりやすくまとめちゃうのが玉にきずだったりする。それに比べてこの本は、最先端の研究者が書いているだけあって、難しいところも思い切って書いているように思った。

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    投稿日: 2012.09.23
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    相対論等の解説書は、結構読んでいるが、重力とは何かについての説明が今までで一番納得できるものであった。

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    投稿日: 2012.09.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    余剰次元やブラックホール放射、超弦理論などについて、読みやすい本。さしあたっての全体像をつかむにはよいかも。 ・ところどころ差し込まれるエピドードが結構面白かった。 フェルミ研の加速器の必要性が議会で問題視された時のウィルソンの答弁「この加速器は、直接には国防の役には立ちません。しかし、わが国を守るに足る国にすることに役立ちます」

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    投稿日: 2012.09.12
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    総じて易しくわかりやすい文章で、相対論、量子力学、超弦理論など近代科学史を俯瞰できる。やや難しいと感じる部分もあったけど、文系でも楽しめる一冊だと思う。

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    投稿日: 2012.08.31
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    科学に興味があって噂にきいた本書を手に取りました。高校物理から解説が始まりますが、徐々にちんぷんかんぷんになっていく自分がいましたwそもそも超弦理論という言葉さえ初めて目にしたような自分なので、己の頭の悪さ・知識の無さを思い知らされました。だけども、昨今のノーベル賞を賑わせているのはこの理論に関するものが多いのかなと知り、さらにこの理論の発展をこれからは注目していきたいなと感じました。日常で意識的に感じずにいる重力が宇宙の謎の根源まで遡れるのだから圧倒されます。

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    投稿日: 2012.08.28
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    タイトルの通り、重力についての解説本。 ただ、重力について知るには、ニュートン時代の古典力学から、アインシュタインの相対性理論を経て、量子力学まで触れなければならない。 要所ごとに図で説明されているけれど、つまづいた場合は、相対性理論や量子力学についての雑学文庫などで補うのがオススメ。 さらに終盤では、超弦理論や6次元の世界が出てきたあげく「重力は幻想」であるという驚きの展開を見せる。 最終的には神学や哲学の領域に。 この分野については、本書と合わせて池内了『物理学と神』がオススメ。

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    投稿日: 2012.08.25
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    素粒子物理学の現役研究者である筆者が、身近な重力をとっかかりに、物理学・宇宙論の魅力を詰め込んだ一冊。はっきり言って一回読んだだけじゃわからん。再読はマスト。尻上がりに難解な内容になっていく構成のため序盤の読み飛ばしは禁物。確かにわかりやすく歴史的なストーリーも把握しやすくコンパクトにまとまっているし宇宙論のさわりとしてはいいと思う。しかし超弦理論などの複雑怪奇な理論をたった数ページで理解できるわけもなく、理系であれば歯がゆくもどかしい思いに悶々としながらページを繰ることになるはず。全体を俯瞰するには非常によい。

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    投稿日: 2012.08.25
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     ニュートン力学、相対性理論、量子力学を経て超弦理論に辿り着く様子と、それぞれの特徴を数式を使わずに喩え話を使って説明しているので読みやすかった。後半に進むにつれて三次元的な図形として、あるいは直感的にイメージしづらい事象となっていったため理解の及ばないところもあったが、超弦理論が何者で、何を説明しようとしているのか?ということは、おぼろげならが分かってきた。

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    投稿日: 2012.08.24
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    潮汐力の説明のところはとてもわかりやすかった。 量子力学は多次元の話になってくると、もはやたとえ話で雰囲気をつかむしかないが、それなりに楽しめた。

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    投稿日: 2012.08.17
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    子供達が小さい頃、よく公共施設の科学館に連れて行った。簡単な重力の実験が遊びながら出来るようになっていた。ふと、何で離れている月や太陽から力が伝わるんだろうと疑問が湧いた。ニュートンさん、変じゃないか。 「ブラックホールを避けて、ロケットを打ち上げよう」なんてゲーム状の展示もあった。スマートボール大のボールを斜めに打ち上げるゲーム。盤にはスリバチというか、アリジゴク状の穴が幾つも。もしや、重力は空間の歪みではなかろうか。 中高生の時分には何も思わなかったのだが、いい歳して重力のことが解からず、気になっていた。で、新聞評を見て購入。 アインシュタインの相対性理論の説明は似た説明を過去にも読んだな、と思いつつ読み進んだ。読んだ事実と理解は別物ではあるけれど、本書の説明はかなり解かり易い。噛み砕けない処を無理に丸呑みさせられるように感じることが無い。しっかり理解したと云うつもりもないが、面白かった。 超弦理論も数年前は何か胡散臭く語られていたが、研究が進んだ成果は、おお、そうなのかと驚きと伴に納得させられる内容だった。重力についてもそこまで解かったのかと感心。逆に云えば、今まで意外と解っていなかったんだなあ。 本書については先端の研究家が自身の研究をわかり易く、熱を込めて語ってくれるのだから、文句のつけようがない。とても楽しい読書ができた。電車やバスで即時に眠りこけることも多かったが。 量子力学についてニールス・ボーアについて全然触れず、コペンハーゲン派以外の学者を取り上げていたのが、ちょっと不思議。 この後は、電磁力を教えてくれる良い本ないかな。

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    投稿日: 2012.08.14
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    今更ながらに読み終わりました。重力についてかなりわかりやすく書かれてます。 よく重力の説明に出てくる、トランポリンの上に乗せた重い玉の例、ありますよね。あの意味がようやくわかりました。 サイモン・シンの宇宙創世、本書にも出てくるレオナルド・サスキンドの超弦理論の本読んでたので後半の複雑な話もなんとか分かったような?

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    投稿日: 2012.08.13
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    P.5 進化論的ないい方をすれば、奥がいくつも並ぶような世界のことを理解しなくても、人類が淘汰されることはありません。そんな知性を持つ必然性はまったくないのです。  ところが人間は、生活にはほとんど関係のないことまで知る能力を得てしまいました。役に立たないことがわかっていても、好奇心には勝てません。そして私は、そんな人間の営みにはすばらしい価値があると思います。 P.213  一つには、理論がきちんと成り立つためには、宇宙が一〇次元(空間九次元+時間一次元)である必要があることがわかったのです。私たちの空間は三次元のはずです。これは、空間で位置を決めようとすれば、縦・横・高さを決めればよいということです。空間が九次元ということは、縦・横・高さのほかに、六つの余計な次元があるということです。そのような余計な次元がなぜ必要なのでしょうか。

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    投稿日: 2012.08.12
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    本当に数式が一つもないのに、すごく「判った」気にさせてくれました。数式や理論を自分の言葉で説明できる人って本当に頭がいいのですよね。昔から、自分はできてないので、ホントに思います。

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    投稿日: 2012.08.11
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    世界レベルで活躍する素粒子物理学者による重力の本ですが、高校で習うような物理の基本内容から分かり易く解説されているので、全く知識がない方にも読み易い内容となっています。冒頭重力に関する素朴な疑問を提示し、その後それに対する返答としてニュートンの万有引力、マクスウェルの電磁気力、アインシュタインの相対論、ブラックホールの存在によって複雑化する量子力学、そして現在の主流である超弦理論までと、基本的な物理史を追いながら重力について、また広くは宇宙の原理から素粒子までの最先端の科学が一挙に述べられています。非常に興味深く面白い内容でした。相対性理論やブラックホールの原理なども分かり易いですし、昨今ニュースなどで話題のCERNのLHCや日本の岐阜県にある大型低温重力波望遠鏡KAGRAなどの話も度々出て、まさに今世界の最先端の物理学の現状がすんなり理解でき、そういった世界がぐっと身近に感じつつも未来へのワクワク感が非常に高まります。本書の終盤に至っては今までの定説がひっくり返るようなどんでん返しがあるなど、重力を巡る壮大なSFミステリーのようにも感じられます。こういったスケールの大きい分野を垣間見ると、日々の生活のゴタゴタや社会における争いごとなどが非常に些末に思えてきます。重力や宇宙に興味のある方には勿論、SF系が好きな方にはオススメの一冊です。

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    投稿日: 2012.08.10
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    理解できるとこは理解できるし、分からないものは分からない。確かに分かりやすく説明されていて一読の価値はあり。全てを理解できなくとも、新しい見方がてきるので貴重な本だ。

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    投稿日: 2012.08.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    さすがに難しくて理解できないところはあるが、非常にわかりやすくイメージを説明してあり、どんどん読み進んでしまう。 学校の物理の授業でも、このように体系だてて説明してくれれば、良かったのに。

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    投稿日: 2012.08.03
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    ニュートン力学から超弦理論まで順序立てて説明されるこの書は とても読みやすい。噂には聞いていた「宇宙は10次元」とやらも、 他の本ではまったく理解できなかったが、この本ではなんとなく わかった気がします。読んで良かった。

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    投稿日: 2012.08.03
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    相変わらず何かよく分かりませんが、知的興奮をもたらしてくれる。 この作者も天才? スポーツ選手と違い、学問の世界では言語による説明能力が天才と呼ばれる人には備わっている模様(当たり前か)だが、この人もその匂いを感じる。 「科学とは自然を理解するために新しい理論を構築していく作業」、昨今の経済学者等に聞かせたいお言葉です。

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    投稿日: 2012.07.31
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     重力の不思議に引っぱられて、ガリレオはピサの斜塔から鉄の玉を落とした。ニュートンはリンゴが木から落ちるのを見て万有引力を発見した。確かに、この世界の成り立ちへの探求は、重力に魅せられた人々の疑問から始まったのかもしれない。そして、現代に生きる私たちも、ヒッグス粒子の発見のニュースに心をときめかせる。   「重力」という甘い罠に誘われて読み始める。本質を知り尽くした者だからこそ繰り出しうる巧みな喩えに手を引かれながら、気がついてみると、この宇宙の成り立ちの鍵を握るらしい「超弦理論」にまで辿り着いている。  高校の同級生を思い浮かべながら書かれたという本書は、数々の思考実験に満ちていてスリリングである。読み終わると、私たちは、「人類の経験している最もエキサイティングな知的冒険」に立ち会っているらしいことに思い至る。

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    投稿日: 2012.07.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    万有引力から特殊・一般相対論、量子力学など物理学の展開史から、最新の超弦理論までを視野にいれた重力理論を俯瞰する一冊。難解な内容を分かりやすく纏めている。重力研究の第一人者による格好の入門書。

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    投稿日: 2012.07.30
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    重力をめぐる物理学の歴史をかいつまんで説明する。断片ではなく、ひとつながりのストーリーのように解説してくれるので深入りしすぎない大枠を何となくわかって賢くなった気になれる笑。知的好奇心はかなり刺激される類の本。

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    投稿日: 2012.07.30
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    細かいことに触れずに,大筋や概念,イメージをうまく伝えれれている. エッセンスがもれなく抽出されており,大まかなことがわかった気になってよい.

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    投稿日: 2012.07.29
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    ・粒子と反粒子は対消滅と対生成を繰り返す。通常の時間軸では、生成→消滅だが、量子力学的には消滅→生成でもOK(因果律に矛盾は生じない)と考える。  →これって自分的には、株などのカラ売り(先に売って、後で買い戻す)と同じだw ・自然界の基本法則には、宇宙に人間=知的生命体が生まれるよう絶妙に調節されているように見えるものが少なくない。  太陽と地球との距離など。  

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    投稿日: 2012.07.28
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    ガリレオ、ニュートンから始まり、天才アインシュタインの登場。序盤からすごくおもしろい。 この本は重力について、物理について、ものすごくわかりやすく説明している。にもかかわらず、僕には中盤から理解ができなくなった。 本当に困った。

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    投稿日: 2012.07.28
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    前半はスラスラ読めてちょっと物足りないくらいだけど、後半は脳みそ高速回転状態。たぶん、このあたりは数学的に理解した方が分かりやすいんだろうなぁ。

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    投稿日: 2012.07.24
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    最近 ビックス粒子発見のニュースを読んで 重力とは?と思いこの新書を購入してみました。 すごい! アインシュタインが ホーキングが 量子力学が 超ひも(弦)原理らの何を考え求たのか一度に(理解は難しいが)把握できた。 雑誌ニュートンを観たときよりわかりやすかったなぁ 福岡伸一著:『生物と無生物のあいだ』を読んだ時みたいに 理系の文学サイコー!と思い、また日本を元気にするのもこのような研究者だよな、とも思いました。 

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    投稿日: 2012.07.24
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    超弦理論や、最新の?ホログラフィー原理まで、わかーりやすく説明している。(最後の方は若干ついていけなかったが) また、わからない部分はわからないと正直に述べている部分に好感を持てる。 科学はいつだって発展途上なのですね。 小学生の頃は物質の最小単位は原子だと習ったものだが、既にその頃研究者の間では、超弦理論が素粒子の最終模型の候補になっていただなんて。 先生おしえてくれなかったよねー。 ニュートン力学から、相対性理論から、超弦理論まで、科学の発展とともに順を追って説明しているから、わかりやすいのかな。 --- そういえば、うちのPCはマクスウェルという名前だし、ボソンとかフェルミオンとか聞いてニヤニヤ?できる人にはおすすめか。両艦とも火星沖海戦で沈没しとりますな。 てゆうか「るくしおん」の進宙って2013年だったのね。。。 来年じゃん。 おわ。感想台無し。。

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    投稿日: 2012.07.23
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     インフレーション理論は誤った方向に進んでいるのでは。 241pホーキング理論とインフレーション理論を組み合わせた宇宙全体の「ゆらぎ」の予測が実際に人工衛星による天文観測の結果と一致とある。  文字通り受け取ると滅茶苦茶凄いと思うけど、何となく違和感を感じる。  実は初めに結果ありきなのではないか。つまり、その利理論の結果を前提として、観測装置が設計されたのではないか。もしくは、難しい数学の証明を解くときに、「あ、辺ABとCDは一緒なんだ。ふむふむ。‥‥あれ、でも、問題に辺AB=CDって書いてあるから当たり前か。」って事と同じ状況なのではないか。  後書きに、高校生に説明するつもりで書いた、とあるように丁寧な説明が多かった。ただ自分がどれだけ理解できたのかはよく解らない。。

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    投稿日: 2012.07.23
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    重力の不思議から宇宙の姿を捉える理論まで例え話を用いながら紹介。世界の科学者たちが挑戦する知的冒険の一端を垣間見ることができる。想像力と好奇心を掻き立てられる、宇宙好きには堪らない一冊。

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    投稿日: 2012.07.16
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    重力の事が知りたくて読みました。 難しい事をわかりやすく書いてくれてると思います。 無知な私でも何となくわかったようなわからないような。。。 でも読んでて楽しかったですよ。 こういうことに興味があるなら一読をお勧めいたします。

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    投稿日: 2012.07.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    9割くらいは知ってることではあったが、超弦理論の発展の歴史やその周辺で明らかになってきたこと、細かい小ネタなどが盛りだくさんで、とてもわかり易い本だった。 P.6 今ヒッグス粒子で話題のCERNのLHCの前に世界最高だったフェルミ研究所の加速器の予算審議で、初代所長のロバート・ウィルソンが「この加速器は、直接には国防の役には立ちません。しかし、わが国を守るに足る国にすることに役立ちます」と答えた下りはあっぱれ。 P.37 「質量」(慣性質量)と「重さ」(重力質量)は10兆分の1の精度で一致が確認されてはいるが基本的に別という事を強調するのが古典力学だけれど、この本のように弱い等価原理的(WEP)に質的にも同じと断言されると、そうなのかと思ってしまう。 P.62 エーテルの不在を図らずも証明してしまったマイケルソン=モーリーの実験は、1887年、石造りの建物の地下室で、水銀のプールに浮かべられた砂岩(Wikipediaには大理石とある)の巨大なブロックの上に装置が置かれ、振動による影響を排除した。 P.64 アインシュタインが相対性理論を考えていた時、マイケルソン=モーリーの実験結果を知っていたかどうかは明らかになっていない。 P.78から記述してあるE=mc^2の証明の説明はあっぱれだ。 P.112 アインシュタインが一般相対論の方程式導出をしていた1915年、先に導出をした論文をアインシュタインに送ったヒルベルトは、翌週に発表するつもりだったというアインシュタインからの返信に対し、アインシュタインの功績を認める友好的な返事を送った。 ヒルベルトプログラムを巡るクロネッカーやゲーデルの争いに出てくる堅物なヒルベルト像とは違った懐の広さを感じる。 P.122 重力波の観測を目的に岐阜県神岡鉱山に建設予定の「KAGRA(KAmioka GRAvitational wave telescope)」の精度は、300垓分の1で、地球と太陽の距離を水素原子の10分の1の精度で計測することに匹敵する。 P.125 人工衛星は、相対速度(特殊相対論的効果)によって地上より一日7マイクロ秒遅れ、重力の弱さ(一般相対論的効果)によって一日46マイクロ秒時間が進む。合計で39マイクロ秒進む。 P.144 アインシュタインが自らの重力場方程式に宇宙項を付け加えたことを「生涯の不覚だった」と言われたとされているが、カリフォルニア工科大学でアインシュタインの論文、手紙、メモなどの一次資料の決定版を作成する「アインシュタイン・ペーパー・プロジェクト」のディレクターによると、その発言の記録はジョージ・ガモフの自伝以外に存在せず、ガモフのつくり話である可能性がたかいらしい。 P.168 イギリスの科学誌「フィジックス・ワールド」が2002年に行った「科学史上最も美しい実験」に読者投票で選ばれた日立製作所の外村彰らによる超有名な電子の干渉縞実験。外村氏は、震災直後の昨年3/15にがんと診断され、4月に膵臓の半分と脾臓の大半、胃を摘出。しかし、今年3月に再び体調を崩し、5月に予定されていたFIRST(最先端研究開発支援)外村プログラムの国際シンポジウムの開催と古希を前に息を引き取った(4/24)。残された遺品から「電顕、電子の波、ホ電(ホログラフィー電顕)は僕の命です。」などと書かれたメモがみつかった。(日経サイエンス2012年7月号参照) P.201 CERNのLHCの1京倍のエネルギーを実現する加速器を考える。半径は銀河系の厚み程度。加速する粒子の波長は、10ナノ・ナノ・ナノ・ナノメートルで、この粒子が衝突した際に発生するブラックホールのシュヴァルツシルト半径も同程度になる。したがって、観測すべき領域が覆い隠されてしまい、原理的に測定不可能。これがプランク長さ。 P.206 アメリカでシュウィンガーとファインマンという二人の天才がくりこみ理論の完成に向けて競っていた最中の1948年、日本から小さな小包が届く。同封された雑誌には、朝永振一郎が第二次世界大戦中の1943年に日本語で発表した論文の英訳が掲載されていた。後にこの3者の方法が数学的に同等であることを示したフリーマン・ダイソンは「戦争による破壊と混乱のまっただ中で、世界の他の部分からまったく孤立しながらも、・・・・彼はシュウィンガーに5年先んじて、・・・・新しい量子力学を独立で推し進め、その基礎を築いていた。」と語っている。 その他、クォーク・グルーオンプラズマの発見のドラマや、トポロジカルな弦理論、重力のホログラフィー原理、など、楽しい話題がもりだくさん。 宇宙が人間が存在できるような形でたまたま存在したという人間原理を、科学の最終兵器とする考えには共感できない。たまたま存在しているのは人間の方で、「物理的好奇心」を持ったことはさらにたまたまという気がするから。

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    投稿日: 2012.07.12
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    文章が易しくてわかりやすく、且つ飽きないように面白く書かれていてよい(内容が難しいので途中から理解し辛くなったけどそれは僕の知識不足)。 話題のヒッグス粒子に関して「発見が期待される」と書かれていて、今著者が同じお題で本を書いたら内容が変わっていただろうなと思った。

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    投稿日: 2012.07.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    重力理論というか現代物理学の解説書。  万有引力の法則で有名なニュートン。そして、ニュートン理論では説明できなくなったよりマクロの重力現象を説明するアインシュタインの相対論、アインシュタイン理論では対応できないよりミクロの重力現象を説明するものとして量子力学、更に両者を統一する理論として期待されているのが超弦理論と解説が進みます。正直、後ろに行けばいくほど難くてなかなか読み進みにくくなります(著者としては平易に書いてくれているのでしょうが私には難しかった)。1回読んですぐ読み直しましたが、その後も”?”な部分が少なくありません。 また、超弦理論の解説中、素粒子の標準模型の中で唯一見つかっていないヒッグス粒子という部分がありますが、丁度読んでいる頃に”観測された模様”というニュースが駆け巡りました。まだ重力の理論は完成していないようですが、まさしく現在進行で研究が進んでいる分野なようで、理論の理解はできなくても興味深くページをめくることができました。 しかし、有名な算式 ”E=mc^2”。 見た目は単純なんですが、なんと悩ましいことか…。

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    投稿日: 2012.07.11
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    ていねいに、大切に書かれているのが伝わる良書。 あれもこれもと内容を拾ってくれているのに、(専門的にならない程度に)半端な省略がなされないのはすごい。

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    投稿日: 2012.07.10
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    2012/7/9 Amazonより届く。 2012/8/4~8/18 旅先の富山のホテルで読了。 ヒッグス粒子の存在がほぼ確実になり、重力に注目が集まっている。筆者の大栗先生は、私より少し年上であるが、私ももともと宇宙論の研究がしたくて大学に入ったので前半部分は懐かしい感じで、読めた。超弦理論については、その名前を度々聞いていたが、ちゃんと勉強することなく、物理学を断念してしまったので、その後はあまりフォローできていなかったが、本書を読んでその進展がある程度理解できた。やっぱり物理学は面白いなあ。 あと、一番良く分かったのは自分には物理学の才能が無い、ということだ。(笑)

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    投稿日: 2012.07.10
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    相対論や量子力学の一般向け解説書としては最もわかりやすい。巧みな比喩を用いて書かれていて、著者がいかに本質を理解しているかがわかる。さすがに超弦理論は難解だが何となくわかる気にさせられた。

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    投稿日: 2012.07.09
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    村山さんの著作に続く、IPMUシリーズ。 相対性理論から超弦理論まで。。 最後の超弦理論は初めて聞く内容ばかりで相当読むのが辛かったのでまたいつかリトライしたいところ。

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    投稿日: 2012.07.06
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    現代物理学についての最高の入門書だと思う。素晴らしく分かりやすい。 タイトルは「重力」と銘打っているが、相対論、量子論、そして超弦理論まで、カバレッジは広い。まさかホログラフィー原理まで出てくるとは思わなかった。ホログラフィー原理と言えば、サスキンドの「ブラックホール戦争」を読んでいたから分かるという部分と、同書では分からなかったことが本書の要約で分かったという部分がある。同様に、グリーンの「エレガントな宇宙」を読んでいたから分かりやすかったという面があるかもしれない。逆に、本当の初心者にとっては、相対論の説明など、もう少し手厚い方が分かりやすいかもしれないのだが、むしろ、少しかじったことのある人向けの解説と割り切って考えるべきなのだろう。 ごくごく個人的には、潮汐力の説明の分かりやすさに感動した。「エレガントな宇宙」で初めて量子論の考え方の基礎が理解できたと感じたときと同じように、こんな明快な説明は初めての経験だった。

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    投稿日: 2012.07.04
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    本日2012年7月4日、CERNにより量子物理学の標準モデルにおける最後の仮定素粒子であり、物質に質量を与える役割を持つヒッグス粒子発見に限りなく近づいたという発表がなされたとのニュースが世界を駆け巡った。 BBCの報道によると、物理学の証明としては小数点以下5桁の精度、即ち99.99999%の確度が求められているのに対して今回の発表は下4.9桁レベルの確度だそうで、更なる追試が必要とは言われているものの、これがノーベル賞物の発見と言う事であり、何となくその場にライブで立ち合わせたというのは何となく門外漢にも心躍る出来事だった。 さてその質量がもたらすものが重力だが、重力もまた現在の物理学では良く判っていないものであり、それに焦点を当てた本書のタイトル「重力とは何か」はまさに時流に乗った素晴らしいものだ。 が、しかしながら「名は体を表わす」とは残念ながら言い難く、所謂、一般の宇宙物理学の発展の歴史に加えて、最後は著者の研究テーマであるトポロジー的手法による超弦理論の説明が主という内容でちょっとばかり肩透かしだ。(と云う感想を何時もこの手の本を買っては呟いているので少しは学習しろよ、と自分自身にツッコミを入れたくなるのだが、ついつい何か少しでも理解に近づけるようなものがないかと期待して買ってしまうのだ。) 勿論、各理論の説明に際しては著者独自の喩えや物理学者の自筆イラストが挿入されるなど新しい試みは織り込まれているのだが、余り本質的なものではないような気がする。

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    投稿日: 2012.07.04
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    序盤から中盤にかけての、相対論と量子力学の解説はまぁそれなりのよくある内容って感じですが、量子重力やブラックホールのあたりからの話は、ご本人のいままで研究してきた(今もしている)分野というのもあって熱い内容でした。 超弦理論やブラックホールの蒸発の話は、一般向けの書籍の中では最も詳しく書かれてるんではないでしょうか。 こういう分野に興味のある高校生・大学生・社会人の人は必読かと。

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    投稿日: 2012.07.04
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    かねがね、重力のことは不思議に思ってたので、読んでみた。 ところが、重力のハナシというより、超弦理論のハナシだった。。。その筋の人には、重力のハナシは超弦理論のハナシ(宇宙論のハナシ)とイコールなのかも知れないけれども、私はもっと、重力自体のハナシかと思ったのだ。 村山斉さんの本で、重力を伝える素粒子のことを知って以来、その素粒子が気になって仕方なかったのに。。。だって、いくら質量がないとはいえ、宇宙にばら撒く程になにやらを出したら、あっというまになくなっちゃうんじゃない?ていうか、飛んで行くのに、引っ張る力って、どゆこと? 本書では、そんな重力について、なんとも驚きの解説、あるいは解釈の説明がされる。重力を真剣に勉強した人のコメントが秀逸だった。。。というか、私の生きてるこの世界って、一体なんなんだろう。。。 そして、素人には変態的にしか思えない超弦理論の、めくるめく多次元ワールドによって、宇宙の究極の真理が明かされる!はず!!ということだそうで。。。たぶん、人類が宇宙の究極の真理に辿り着いたとしても、私には理解できないだろうことは、よく分かった。。。 ところで、アインシュタインをはじめとして、お馴染みのファインマンさんやホーキング博士、日本のノーベル賞受賞者の面々などなど、数々の物理学の偉人の業績についての話は、大変面白かった。 特に、ファインマンさんの本は何冊も読んでいるのに、こんなすごい天才だったことに、いまさら新鮮な驚きがあったりして。。。だって、ファインマンさんときたら、イタズラばかりしている口の悪いオトナげないオトナのイメージがありすぎて(笑)

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    投稿日: 2012.06.28
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    この本の骨子と思われる超弦理論について、ほとんど理解できず。 この世界の成り立ちについて理解するのは、私の頭では無理のようだ。

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    投稿日: 2012.06.26
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    大栗氏は日本を代表する超弦理論特に位相的弦理論の研究者である。しかし、村上斉氏の本と同じ程度に期待はずれの本だった。いわゆる知ってる人には何も得る事はなく、知らない人には理解できない内容だった。雑誌ニュートンで延々と繰り返された「また相対論特集…」というあのがっかり感に似ている。私が村上氏の本と同様に感じたのは、これが彼らの分野の対外的なコマーシャルに過ぎないというものだ。いかにもコマーシャルらしく、そこにはバラ色の未来しかかかれていない。

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    投稿日: 2012.06.23
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    素粒子論が専門の理学博士大栗博司による書。 ニュートン力学、マクスウェルの電磁気学、アインシュタインの理論である相対性理論、量子力学、超弦理論、ホログラフィー原理までの壮大な話を重力を中心に解説されている。 後半はやはり難しい話ばかりであったけども、何度か読み返し、分からないでもない・・・いや 、やはり分からない世界の話になっていた。 それにしても、最終的に重力の捉え方をびっくりするような総括の仕方で説明されていたのでおもしろい。 本書にもあるように『では、僕達が一所懸命勉強してきたことはいったいなんだったんですか?』という率直な疑問もわからないでもない。 なにはともあれ、僕の理解は、いままで等価原理あたりで止まっていたので、それよりも幅広い解釈を得るにはちょうど良かった。また読み返してみたい。 本書は、著者が高校の同級生に語るようにということをイメージして書かれたものらしい。 そういう点では、なるほど歴史を追い分かりやすい解説になっていると思う。 本書の副題には『アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る』と打たれているが、アインシュタイン以前の話もあり、またこの副題の通り宇宙の謎を考えるよい構成になっている。 ---------------- 【内容紹介(amazon)】 最先端の研究が直感で分かる、エキサイティング宇宙論。 私たちを地球につなぎとめている重力は、宇宙を支配する力でもある。 重力の強さが少しでも違ったら、星も生命も生まれなかった。 「弱い」「消せる」「どんなものにも等しく働く」など不思議な性質があり、 まだその働きが解明されていない重力。 重力の謎は、宇宙そのものの謎と深くつながっている。 いま重力研究は、ニュートン、アインシュタインに続き、第三の黄金期を迎えている。 時間と空間が伸び縮みする相対論の世界から、ホーキングを経て、 宇宙は一〇次元だと考える超弦理論へ。重力をめぐる大冒険。 ---------------- 【目次】 第1章 重力の七不思議 第2章 伸び縮みする時間と空間―特殊相対論の世界 第3章 重力はなぜ生じるのか―一般相対論の世界 第4章 ブラックホールと宇宙の始まり―アインシュタイン理論の限界 第5章 猫は生きているのか死んでいるのか―量子力学の世界 第6章 宇宙玉ねぎの芯に迫る―超弦理論の登場 第7章 ブラックホールに投げ込まれた本の運命―重力のホログラフィー原理 第8章 この世界の最も奥深い真実―超弦理論の可能性 ----------------

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    投稿日: 2012.06.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    興味深い話ですが途中難しく理解できない箇所がありました。最新の理論を新書一冊で理解しようとするのはおこがましいですが、もうちょっと分かりやすければと思いました。

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    投稿日: 2012.06.18
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    相対性理論や量子論に関する本は色々読んできたけど、新しい本を手に取る度に毎回新しい発見があります。 それは、各々の著者の専門分野が違って、どこに力点を置いているかによるものだと思います。 ですから、そういった物理の話を知りたいと思ったら、とにかく色々な本を読んでみるのが一番いいと思います。 この本の著者の専門は重力です。 重力を重きを置きつつ、何も知らない人にもわかるように優しく相対性理論・量子論・超弦理論が説明されています。 それだけでなく、なぜそうなるかといった詳しい内容(数式とかは含みませんが)も書いてあって、今までこういう関連の本を読んできた人でも十分楽しめると思います。 最後の方の話は結構専門的な内容を噛み砕いて説明したような感じで、わかったようなわからないような感じですが、今最先端の研究はこのようなことをやってるんだなーという漠然としたイメージはできたと思います。 3次元空間の情報を全て完璧に2次元の平面に投影できて、そうすると重力の項を無くすことが出来るなんてのは初耳で面白かったです。さらにそれを4次元に拡張してやると・・・ 入門書という位置づけなんだろうけど、他の入門書に比べたらもっともっと詳しく踏み込んだ内容まで書かれていて読み応えがありました。 説明のために出てくる例えが何も知らない人からしたら若干わかりにくいような気もしますが、そこを除けば全体的に易しく、理解しやすい内容だと思います。

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    投稿日: 2012.06.04
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    朝日カルチャーセンターにて購入。当日の大栗先生の講座の復習として読了した。著者はIPMUのKavli冠教授、Caltech教授の大栗博司先生。 非常に面白く、一気に読んでしまった。 内容は「はじめに」にある様に、朝永先生の三つの言葉に基づいて、まず重力の7不思議から始まり、それがどのようにして解かれて来たか、どのように宇宙の理解につながって来たかと続いている。大きく分けてほぼ以下のテーマとなっている。 ・相対性理論 ・量子力学 ・超弦理論 いずれも数式を使わないで、概念が非常にわかりやすく説明されている。超弦理論などの最先端の所では、詳細について限界はあるものの、現在の物理学でどんな事が理解出来ているかおぼろげながら感じ取る事が出来て非常に興味深い。実際に先生のお話を聴いた後だったからかもしれないが、とても読みやすかった。特に「分かっている話でも手をぬかないできちんと説明する」という話は非常に印象的だった。 挿絵も先生がご自分で描かれた楽しい一冊である。

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    投稿日: 2012.06.03