
総合評価
(1478件)| 199 | ||
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powered by ブクログ図書館にて読了 平成の高校生という感じの描写が多くて懐かしかった。登場人物が多いのと視点の切り替えがあったり、修飾語の尾ひれが多くて集中できずにウトウトしながらなんとか読み終えた。
1投稿日: 2026.01.11
powered by ブクログモヤモヤした背中を掻いてくれるような本でした。 青春に感じる鬱屈を 青いまま鮮明に書いてくれていると感じた。
0投稿日: 2026.01.10
powered by ブクログインザメガチャーチに圧倒されてこちらを読みました。様々な高校生が悩んでいることや心情が描かれていて、自分の学生時代を思い出しました。また少し経ったら読み返したい。青春小説ですが、大人になった今だからこそ、あの時考えていたことに触れ、記憶のタイムスリップができた気がする
11投稿日: 2026.01.08
powered by ブクログ桐島が部活をやめたことから学校生活において小さな変化が起こっていく。全く違う立場である5人の目線から描いている作品。 高校生という、子供と大人の中間の立場をとても上手く捉えていると感じた。 「学ランを脱いで、もう勉強しろと強制されることもなくて、突然鳥かごから放たれた ように自由になって、何事も全部自分で選択できるようになったとき、俺は何から順番 に並べていくのだろう。」193 自分のこれからの人生においても当てはめて考えてしまうような一文だった。
2投稿日: 2026.01.07
powered by ブクログ・バレー部のキャプテンである桐島が部活をやめることで、周囲の人にちょっとずつ影響を与える。短編集でそれぞれの視点で描かれている。 オーディブルでも聴き、特に小野憲章さんが語るパートは、詩やエッセイのようにも聞こえて耳が心地良かった。 特に好きだったのは、短編の中で唯一バレー部の話である小泉風助の章。 なぜなら私もかつて高校のときにバレー部かつベンチメンバーだったからである。 不在の桐島の代わりに試合に出られる。桐島がいないのは残念だが、内心自分が試合に出られて嬉しい。しかしコートに入ると居心地が悪くも感じる。この、高校生ならではの思春期のもどかしさを絶妙に表現している。 そして、バレー経験者である朝井さんだからこそなせる、試合中の表現も圧巻でした。
2投稿日: 2026.01.06
powered by ブクログテストでどんなにバカな解答を書くやつでも、これだけは絶対に間違えない。 微妙な雰囲気、感情を思い出し抉られて、胸が痛くなりました。
1投稿日: 2026.01.04
powered by ブクログタイトルから予想したものとは異なる内容で、そこも含めてわくわくした。 様々なキャラクターの高校生の考え方を、よく理解して書き分けられるのは本当にすごい。 人間観察をしても目に見える外側の振る舞いしか分からないのに、どうして心の内側の多様さを知ることができるんだろう。 朝井リョウさんの本をもっと読みたい。
1投稿日: 2026.01.03
powered by ブクログ小石に願掛けして蹴ってたなー 何祈ってたかは全然覚えてないけど、、、 楽しかったけど、こんな空っぽの友情で良いのかなとか悩んでたなー。若い!!
21投稿日: 2026.01.01
powered by ブクログオーディブルにて。 朝井リョウさんはエッセイが大好きなものの小説はいまいち好みでない。本作はまだ好きな方だった。 同世代なので、高校生に流行っていたものが同じでエモい。チャットモンチーとか。 肝心な桐島くんが結局最後まで出てこないので真相は闇の中だが、そこが読者に委ねられている感じがなかなか良いなと思った。
8投稿日: 2025.12.31
powered by ブクログ17歳という多感な時期をすごす異なる立場の高校生たちの心情を巧みに表現し、あのとき確かにそこにいたなと感じさせる"高校"を見事に描いていた。 今振り返ってみると、高校生のときって本当に高校という狭いコミュニティが私たちの世界だったなと感じる。 高校という狭いけれど確かに彼らにとってひとつの大きな世界の中に、カーストがあり、生きがいがあり、逃げ場がある。 確かにそんな雰囲気があったな、そう感じていたなと思わせるようなシーンがたくさん... 楽しい思い出ばかり残っていたけど、たしかにこんな葛藤はあった。あの頃の自分は小さな世界で悩んでいたんだなー なんでこんなに達観した目で17歳を捉えられているのだろう。 こんなにリアルに17歳を描けるのは、著者が19歳の時に書いたから?本当に天才としか言いようがないです。すごいです。 好きだったーーー!!!! ほんまに、朝井リョウの文章の全てが好き。 繊細で、心に刺さる表現がたくさん。 朝井リョウ全部読むしかない!
16投稿日: 2025.12.30
powered by ブクログ朝井リョウの著書何冊か読んでいたが、デビュー作をまだ読んでいなかったと思い今回読んでみた。毎回登場人物の感情と使う言葉のリアリティに引き込まれていく。学校に纏うスクールカーストという空気に対して思う距離感や感情に共感した。俺もこの感情はあったし、など振り返ることがあった。スクールメイトという一見交わっていそうで交わらない人がいるのは普通。ただ会話はしないが、大きく影響しあっている。上から下へ、下から上へ、見えない大きなうねりが生まれ、誰にもキラキラとはしていない、ネガティブな感情が発動される仕組みなんだと考えた。 互いを尊重し合えたら、尊重し合うにはどんな考えや経験が必要なんだろう。あなたがいるから、私がいるという一見分かりやすそうで分かりづらい関係性に気づかず卒業後もそのままのスクールカーストの残り香を纏って生きている人もいるのではないか。 上下の感情は人間に備わっている生来の感情。それを受け入れて、その上で尊重し合えたら、ネガティブな感情とも適度な付き合い方をできると考える。 尊重し合うには、自分の涙と光を知り、人の涙と光を知る。涙だけではない、一緒に光を見れることが大事なんだ。いや、見ようとする姿勢で十分なのかもしれない。
2投稿日: 2025.12.29
powered by ブクログ肝心の霧島本人は出てこない。桐島も部活辞めることがこんなにいろんな人の感情を揺さぶることになろうとは思わんよな。笑 途中描写が多すぎてちと読みにくかったかなあ。 それにしてもカースト上の心情もカースト下の心情もどっちも描ける朝井リョウって一体何者…どっちの気持ちもわかるっておかしくない?
0投稿日: 2025.12.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
Audibleで聴いたことで、文字以上に「生身の人間」の気配を感じ、スクールカーストの残酷さが耳からダイレクトに入ってきた。特に、カースト上位の人間が放つ言葉の「針」のような鋭さや、映画部の面々に対する冷ややかな視線が生々しかった。 1. 映画部の「痛々しさ」と異物感 映画部の彼らは、決して「隠れたヒーロー」としてカッコよく描かれているわけではない。最後まで周囲に溶け込めず、その姿は最初から最後まで痛々しかった。彼らが浮いているのは、単に趣味が違うからではなく、スクールカーストという閉鎖的な社会における「異物」として扱われているからだと感じた。 2. 「想像力の欠如」という残酷さ カースト上位の人間たちからは、「自分たちと違うもの」への理解や想像力が決定的に欠如していた。彼らは表面的な「ダサさ」でしか他人を判断できず、その奥にある熱量や真剣さに気づけない。その浅はかさは若さゆえのものかもしれないが、それだけに悲しく、残酷な現実として胸に迫った。 3. 最後の勇気 桐島という中心人物が最後まで不在のまま、物語は進む。ラストシーン、映画部の前田がカメラを向けた瞬間、そこには彼なりの「意地」と、痛々しいながらも振り絞った「勇気」があった。あの行動は、想像力を持たない者たちへの、彼らなりの精一杯の抵抗だったのかもしれない。
0投稿日: 2025.12.26
powered by ブクログ今考えると、自分が通った高校にカーストが無かったのか、そもそもカーストなんて物に気が付かなかったのか。多分後者だと思う。文武両道と何度も言われてきたけども、どちらかに偏っていたことを思い出す。多分カーストなんて考えずにテニスと勉強とファッションに熱中していたんだろうな。当時の物に対する気持ちというかモチベーションを、今は違う物に向けることができている感覚がある。その気持ちを持ち続けることができて良いなと、自分なりに思った。
0投稿日: 2025.12.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
同じ出来事を複数の視点から見ることって面白い。体育のサッカーとその後の昼休み。やっぱりそれぞれが全く違うことを考えている。自分は自分の視点からしか物事を見れないことが残念。こういうのを見るとやっぱり感想を人に聞いたり話したりすることは面白いなと思う。 最後の瞬間、2人の目が合うのが感動的。まさに邂逅、という感じ。
0投稿日: 2025.12.24
powered by ブクログ普段は明らかに学生青春モノは読まないのですが 朝井リョウさんのものだから読みたくなって、 あっという間に読了。 本当はやりたいことをやらずにいる…とか、 頑張っている人のことを馬鹿にするとか 羨ましいのにそれに気づかない感じ… がすごく伝わってくる。 学校におけるそれらは懐かしい感覚。 この学校という枠組みに守られている時にしか 味わえない『時』を思い出させてもらいました。 それにしても、情景描写がとても綺麗。 それらがまるで写真に収められた風景のように美しく感じられました。
18投稿日: 2025.12.22
powered by ブクログ大好きな映画の原作。映画とは違い、桐島は物語の中心にはおらず、登場人物の人柄について掘り下げられている。作中に描かれているのはどこにでもある、ありふれた、普通の高校の景色。誰しもがあの日々の延長線上にいて、私たちは何に気づいて、どう変わったんだろう。 自分が中高生のとき、教室にいる全ての人にその人の世界があるなんて考えもしなかったな、
0投稿日: 2025.12.22
powered by ブクログ高校生の世界、こんなやったなー。狭い教室の中での世の中を毎日必死で人の目を気にしながら生きていたかも。懐かしい。でも、もうあの世界には戻りたくない
22投稿日: 2025.12.18
powered by ブクログ男子バレー部のエース・桐島が部活を辞めるそうだ――。そんな噂話が波紋を広げる。桐島が居なくなったことでレギュラーメンバーに変動があった部内、帰る時間を合わせる必要がなくなった友達、その周囲の人間関係。直接にせよ間接にせよ、桐島が部活を辞めることで彼らの日常が揺さぶられる。桐島に替わってリベロのポジションを得たことで、桐島が見ていた本当の景色を知る風助、桐島の友達に恋するブラスバンド部部長の亜矢、クラスカーストの下位にいるが信頼できる友と映画制作に燃える涼也、精神病の母を持つ実果、何となく情熱を持て余している宏樹…。みんな自分の世界が一番って顔しているのに、常に人の目を気にしている。身の内から迸るようなエネルギーと同時に、誰にも言えない鬱屈を抱えている様子に親近感を覚えてしまう作品。見切り発車で不安定で、でも譲れない何かを胸に秘めている。高校生ってこうだったなぁ。
0投稿日: 2025.12.17
powered by ブクログどうしてこんなに色々なタイプの人間の心情をピンポイントに書き分けられるんだろう、というのが最初の感想だった。 高校生における「上」と「下」のグループ。 それぞれの立場が胸にせまるほどリアルに描かれていて、のめり込むように読んでしまった。 序盤の章で出てきた人物が、後の章で別視点から書かれていたり、読んでいくうちに物語全体の輪郭がはっきりしていく物語だった。 自分が好きと思ったものは、人が何と言おうと好きでいい。自分の中に確固たる「やりたいこと」がある人物は、見た目がどうであれかっこいい。 物語全体から、そんなメッセージを受け取りました。読んで良かったです。
1投稿日: 2025.12.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
単行本には「東原かすみ~14歳」が入っていなかったのでこちらも読了。 解説の吉田大八は本作の映画化監督。 2013年、『桐島、部活やめるってよ』で第36回日本アカデミー賞最優秀監督賞、最優秀作品賞を始め各賞を受賞。同作は初動こそ振るわなかったものの、鑑賞者による口コミの広がりにより6か月以上に及ぶ異例のロングラン上映となった。 解説からも吉田監督の制作方針がわかる気がした。 やはり映画部の前田と第一章と最終章のタイトルとなっている(”主人公”の)菊池の関係が最重要点ですよね。
0投稿日: 2025.12.17
powered by ブクログ桐島、部活やめるってよ ★3.3 有名やったから気になってたやつ、ようやく手を付けた。 とある中学校のクラスの生徒それぞれの視点を描いた話。いわゆる陰キャラ、陽キャラの人たちが互いにどう思い合ってるかが面白かった。映画部の陰キャの生徒は陽キャとはかかわらないようし、女子からもバカにされるが映画にのめりこんで楽しんでいた。一方、特にやりたいことの見つからない陽キャの一人は実は好きなことがあってそれに夢中になれている映画部のクラスメートを羨ましく思っていたりするのも面白かった。中学、高校時代はそのコミュニティが全てみたいな感じがするのが懐かしく感じた。大人は学生に対して「何にでもなれる。自由だ。」とか言うし大人になった今自分もそう思うが、学生の頃は主人公たちと同様に無気力感を感じていた気もする。ストーリーに起承転結はとかオチとかは特にないのでちょっと物足りなく感じた。読んで感じる感情は「成瀬は天下を取りに行く」に近いものを感じた。
8投稿日: 2025.12.16
powered by ブクログ桐島君を起点に何人かの物語が描かれていく。桐島君が一切出てこない人もいるけれどどこかで繋がっている。 学校という世界で生きている学生はそれぞれに苦しみや譲れないものがあって、確立されたスクールカーストの中でどう生きていくか。 菊池宏樹君の章が1番好きだった。 自分は何者になりたいのか、体育のミスなんて気にならないくらい夢中になれるものがあるアイツらが羨ましい。自分が腹立たしい。醜い。 宏樹は最後1歩踏み出した。 私に勇気を与えてくれる章だった。
2投稿日: 2025.12.16
powered by ブクログ映画を昔見たことがあって何かいい映画だった記憶があって、その後朝井リョウの小説好きになって過去作漁ってたら、まさかこの映画の原作が朝井リョウだったとはと思い読んでみた。 すごい若い頃の作品で、今みたいに鋭く言語化しまくる感じじゃないけど、学生時代の微妙な人間関係とか心理描写が上手く表現されててよかった。
0投稿日: 2025.12.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
中学とか高校のときって、クラスメイトでもチームメイトでも、こういう序列みたいなものあるよなって思い出した。でもそうやって人間関係とか他人を学んでいたんだなっていうのも今なら理解できる。意味があったかはわからないけど。 桐島もそういうのが嫌になったんだろうなあと。 学生の頃って学校が自分の世界の全てみたいなところがあるから、はやく逃げ出したくて仕方なかった頃の懐かしい気持ち。高校生の頃に読んでもきっとささってただろうけど、懐古できる今読めたのでとてもよかった。 あと途中からもしかして、と思ってたけど、 桐島でてこんのかい
2投稿日: 2025.12.14
powered by ブクログ菊池宏樹君の章良かった。読みながらこのイライラの答えの感じって大人になって、振り返ってみて解る感覚かと思っていたけど、朝井さんは19歳でこの小説を書いたっていうのがビックリ。すごいです。
0投稿日: 2025.12.14
powered by ブクログ有名な本で ようやく読めて良かった 皆んなそれぞれ悩みや 抱えているものがあって 箱庭のような人間関係の中で 傷ついたり 傷つけられたり けして面白くなかったわけじゃないがい 自分が この本を読むのはちょっと遅過ぎたかも 高校時代に読みたかった
0投稿日: 2025.12.12
powered by ブクログ連作短編集。朝井リョウさんのデビュー作でもある。どの短編にも通じて言えるが、学校内でのカーストや不文律についての疑問など、とても共感できる部分が多かった。高校時代の青春を切り取ったような話でもあるが、けっしてキラキラした部分を描いているわけではなく、暗くて陰湿な場面や感情が突きつけられる。桐島に関しては、周囲の人物から桐島の人物像を探っていくのかと思ったが、本当に名前だけの登場に感じた。
3投稿日: 2025.12.12
powered by ブクログ現役高校生時代に読んで、刺さって刺さって強く印象に残っていた小説。ちょうど世代です。 十数年ぶりに読んでみても色褪せず、なんだか自分の思い出も含め懐かしい気持ちになりました。 「拝啓15の君へ」じゃないですが、大人になっても悩みは尽きないけれど大人になるって悪くないよ、世界は広いよ、と登場人物たちと当時の自分に言ってあげたい。
0投稿日: 2025.12.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今の朝井さんとは文体が少し違う。 2000年代に代表される青春小説。 部活という枠組みから抜け出した桐島。 先生という存在が最後まで無視されたように出てこなかった。高校生にとっての世界に先生は存在しなくて、クラスやグループ、部活や恋人の存在がいかに大きなものかわかるような本だった。 かすみ素敵だなー
0投稿日: 2025.12.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前買えなかった桐島。正欲に続けて朝井リョウ2連発。 読み終わっての一番の感想。これデビュー作か…。 高校生特有のあの人間関係、教室の雰囲気、授業や放課後、部活の描写、、、あれはたしかに、高校卒業したての大学生やからこそ描けた?にしても、まだそんな大人にもなってないような状態で書けるもんなんかあんな文書が。すごいなあ 読むまでは、タイトルだけずっと知ってて、桐島くんが部活辞めるんやなあ、くらいしか知らんかった。 読んでみたら、あれ、桐島くん視点はないんや。桐島くんが部活辞めたってことが、高校生活の日常に起きて それが次々に波紋を広げていくっていう これ、高校生の時代に読んでたらどう感じたやろうなあ。自分にもこんな気持ちの時あったなあっておもったし、スクールカーストの描き方がリアルすぎる。 こんな高校にいたわけじゃないけど、実際の風景がありありと分かってしまう、気がする。 大学に進んで、社会人なって、世渡りは上手くなったかもしれんけど、それだけな気もする。 当時持ってた、将来の不安とかは形を変えて今でも残ってるやろうし、この先もずっと一緒に残っていきそう。 自分の高校生活のなかで、もし同じようなこと起きてたらどうやろうとか、キャプテンが辞めて急に自分にスタメンが回ってきたらどうなってたやろうとか 風助と同じみたいに、頭のなかではずっとうまくイメージできてたのに、試合出たらぜんぜん違うくて頭真っ白になるとか、頭に浮かびすぎてつらい笑 朝井リョウの食わず嫌い、克服です ありがとう桐島
0投稿日: 2025.12.10
powered by ブクログ朝井リョウさん(1989~)の作品、ブクログ登録は2冊目。 で、本作の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。 ---引用開始 田舎の県立高校。バレー部の頼れるキャプテン・桐島が、理由も告げずに突然部活をやめた。そこから、周囲の高校生たちの学校生活に小さな波紋が広がっていく。バレー部の補欠・風助、ブラスバンド部・亜矢、映画部・涼也、ソフト部・実果、野球部ユーレイ部員・宏樹。部活も校内での立場も全く違う5人それぞれに起こった変化とは…?瑞々しい筆致で描かれる、17歳のリアルな青春群像。第22回小説すばる新人賞受賞作。 ---引用終了
112投稿日: 2025.12.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『桐島、部活やめるってよ』は、人気者でバレー部キャプテンの桐島が、突然部活を辞めるところから始まる物語。そこを起点に、彼の周囲にいる高校生たちそれぞれの視点でストーリーが展開していく。 朝井リョウがよく用いている“群像劇形式”の原点があり、視点が変わっていくことで同じ事象の見え方の違いに気付かされるこのスタイルが好きだなあと改めて思った。 本作で特に印象に残ったのは、高校生特有のヒエラルキー構造だった。思春期に芽生える嫉妬や羨望、見栄、劣等感、そういった感情が解像度高く描かれている。後書きにもあったけれど、当時大学生だった朝井リョウが、ここまでリアルに高校生の“嫌な部分”まで切り取っていることがすごい。。。 キャラクターを追っていくと、ヒエラルキー上位にいる生徒は、自分や周囲のステータスに敏感で、見え方を常に意識している。一方、下位にいる生徒は、上位の子たちに羨望や諦念を抱きつつも、自分の興味や好きなことに素直に熱中している。その姿に、上位の生徒たちが密かに憧れを抱いている構図も描かれている。 誰かをかっこいい、うらやましいと思う気持ちは日常的にあるけれど、そんな羨望の気持ちが私は苦しい。その人のことがなんだか嫌になる瞬間もある。だけど他者の“表側”だけじゃなくて、その裏にある本音や弱さや葛藤も想像できたら、もっと心地良くその人を好きになれるのかもと思った。 物語は高校時代で一区切りつくが、それぞれのキャラクターのその後が気になった。映画に夢中だった男の子は、その情熱を大学や社会でどう生かしていくのか見てみたくなった。外見やステータスにこだわって他人をジャッジしていた女の子は、この先どこかで大きな挫折を味わうのではないか、そんな想像も膨らんだ。 高校生という限られた時期の中での感情の揺れを丁寧に描いた作品だった。
0投稿日: 2025.12.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前田涼也と宮部実果が印象に残った。前田涼也のクラスカーストを感じて劣等感を覚えたり自分の惨めさを見ないふりする様子に共感しました。宮部実果は家庭環境が17歳少女が背負うにはあまりに辛い状況で、後半泣けました。どの子も周りの目を気にしたり、自分の立ち位置を考えて行動したり、我慢したり何かにイライラしたり。この時期特有のクラスや授業・部活の空気感が伝わってきて懐かしくもあり、自分を思い出して気恥ずかしくなりました。また何もない自分を感じながら受験勉強することやその不安、目標に向かう周りの人達を羨ましく思う気持ちなども思い出しました。
0投稿日: 2025.12.08
powered by ブクログ大好きな映画の原作として。 面白かった。 ちょっと自分には乗りにくいと思える文章もあったけど。 映画は組立を結構変えてるんだ。 スクールカーストの描き方が秀逸。 ジョゼ、蒼井優、上野樹里といった固有名詞に意外に時代が近い。
5投稿日: 2025.12.08
powered by ブクログきたごやたろうさんにオススメしてもらい、手にとりました。 青春〜 教室カースト 1軍 2軍 イヤな感じがする。 経験というか 感じながら生きてたなと振り返る。 今の学生さん達も、そんな経験しているのかな〜 みんな一生懸命に生きてるだけなんだと思うんだけどな。 映画化もされ、この本も知ってはいたけど、今まで手にとらなかったことを後悔・・・。 1人で生きてない 少しずつどこかで関わりながら生きてるんだなと感じた。 宮部実果、ぎゅっとしてあげたい! きたごやたろうさん、ありがとうございました!
49投稿日: 2025.12.05
powered by ブクログどんな話なのか全く知らずに読んだので、いまいち読む速度が遅かったが、読み進めていくうちに、ぐいぐいと引き込まれていき、高校時代の自分の世界を思い出してきた。けど、途上人物多過ぎて誰が誰だか覚えていられない。 作者がリアルタイムの時間軸をここまで言語化できたのはすごい。当時の彼の国語の先生はどう思っていたんだろうか…
0投稿日: 2025.12.04
powered by ブクログ学生時代からグループは自然とできて、そのグループごとに価値観があって、それが自分の価値観と合っているのか模索しているところに共感できた。
0投稿日: 2025.12.04
powered by ブクログ青春小説なんて読まないと思ったんだけど、朝井リョウ先生がテレビ?に出ていて面白い人だなと思い読んでみた。作品も面白かったんだけど、あらすじを読んで気になる作品は追っかけようと思った
0投稿日: 2025.12.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
クラスによくいるうるさくて陽気な人も、大人しい人も、みんなそれぞれ社会とか人間関係の暗い部分をよく知ってるし人をよく見てるのかなと感じた 桐島くんが部活を辞めたって聞いただけで、ひどく動揺する宏樹はそれほど桐島や映画部の2人みたいなひかりのような人に憧れを持っていたのかなと思った
0投稿日: 2025.12.01
powered by ブクログ桐島からの視点は何も描かれない。なのになんとなく桐島が感じていた生きづらさは想像することが出来る。 高校生の時の痛いほどのヒエラルキーを思い出した、嫌われないように、嘘をついたりとか そんな事はしなくていい友達で助かっていたけど、他のThe1軍!な子とと喋る時は緊張してたな。大学生になっても、このこは高校生の時どんな立ち位置だったんだろう、同じ高校というカーストが可視化されやすすぎる環境にいたら、仲良くなれてたんだろうか?とよく考えてしまう。私の見えてない側面もたくさんあるんだろうな〜って。 私はこの高校にいたら誰と仲がいいんだろうな
0投稿日: 2025.12.01
powered by ブクログほんとうに表現が秀逸すぎる(泣) 特に前田涼也回の描写に、ぐわあああってなる 大きく目を見開いて、その目の中に、これでもかと言うくらい僕を写して、立っていた 僕もなんとなく、そのふたつの綺麗な目を見つめたままでいた
3投稿日: 2025.11.30
powered by ブクログオーディブルで聴きました。 映画化もされたし、いつか読もうと思っていた作品。 高校生の時にでも出会っていたら、神!と抱きしめていたかもしれない。でも大人になってしまったので、あー確かにそんな感じだったなーで終わってしまった。
1投稿日: 2025.11.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
バレー部のキャプテンの桐島が部活を辞めるという噂によって、周りの環境に少し波紋が生じる作品。桐島は出てこないし、部活を辞めたかもわからないし、こういう話の作り方をする発想がすごい。 高校のスクールカーストの階級ごとの日常ちょっとしたことや考えてることを絶妙に描かれていて、朝井リョウはこういうなんとも表現しずらい、なんでもない感情を描くと素晴らしいと思った。
1投稿日: 2025.11.29
powered by ブクログ淡々とした作品だけど、ああ自分も学生の頃こんなことを考えたり、感じたりしたなあと思い出させてくれる作品。 自分の中に登場人物全員の要素がちょっとずつ詰まっているような気がして、懐かしいやら少し悲しいやら
0投稿日: 2025.11.29
powered by ブクログ確かに中学や高校にいる間は高校だけが宇宙で、自分のすぐ周りだけが世界。なにか大きな事が起こるのではない、ただその小宇宙で生きている不安定なまだ幼い人間たちの小さな揺れを、当時ほぼ同年代の朝井リョウが描く。
0投稿日: 2025.11.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
オーディブルにて視聴。 平成の高校ならではのノスタルジックな風景と、未成熟な人間関係の残酷さがとても写実的に群像劇おして描かれていて最高でした。 どの主役の登場人物も基本的に言葉を意図して選んでいて、聴いていて心地よかったです。 映画部の子の話が自分の学生時代と重なり、聴いていてとても切なかったです。 朝井リョウの作品は2作品目ですが、なんでこんなにも人間の解像度が高いのだろう、人生何周目だろうと思ってしまいます。これからも読んでいきます。
1投稿日: 2025.11.28
powered by ブクログ桐島が部活を辞めた、という話題がぽんとあって差はあれこのことに影響を受ける同級生の物語の集まり。桐島視点の話も読んでみたかったけど無かったり、同級生が互いにあまり知らなかったり羨んだりする点は、まとまりがないようであるような高校生の空気感にも思えて良かった。
0投稿日: 2025.11.27
powered by ブクログ桐島、最後まで本人視点が出てこないなんて。タイトル読んでのまさに思い込み、だ。 もう高校生の視点に戻ることなんてないと思っていたのに、なんとも表現しづらい甘酸っぱい気持ちの葛藤を思い出させてくれた。自分はあまり細かいことまで考えていない人間ではあったのと、高校生の頃は劣等感を持っていなかった記憶がある。
0投稿日: 2025.11.27
powered by ブクログ最初は桐島周辺の人物、そこから徐々に派生して桐島と関係の薄い人まで襷形式で物語は繋がっていき、多くの人物が登場していた。 それぞれの話の主人公達が抱える学生特有の悩みが丁寧に描かれていて面白かった。 ただ、気になった点は陽キャ男子高校生への解像度が少し低く下品に感じたことと、桐島が最後まで登場しない事で不消化な感じがした。(登場しないのはそれはそれで良かった気もしれないが)
0投稿日: 2025.11.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一つの学校の中で自他を見つめ合う青春群像劇。 誰もが経験したことのある嫉妬・羨望が重なり合う痛気持ちいストーリーには何とも言えない切なさが詰まっていた。 陽キャグループに所属し何でもできる低体温の広樹が羨むのは、映画部で周りから笑われることに苦しむ前田涼也だった。 それは、目標と生きがいを持ち高揚感に溢れる「ひかり」を前田が宿していたから。 広樹が前田に話しかけるラストシーン、前田は広樹の野球バッグを見て目を逸らす。自分の内面を見られなかった広樹は自己嫌悪に陥り物語は終わる。 周りからどう見られるか、コミュニティの中でどんな立ち位置にいるのかなんてことは、どうでもいい。熱量を持つ人間になりたいと自分は広樹に感情移入をしたが、誰に自分を重ねるかは読み手によって異なる。 それがこの小説の一つの大きな魅力である。
0投稿日: 2025.11.25
powered by ブクログきっとレンズの向こうに映るバドミントン部の姿は、この目で見るよりも遥かに美しい。だけど、そのレンズを覗く映画部の二人の横顔は── ひかりだった。 ひかりそのもののようだった。 『時代を切り取る作家』 どこかの対談動画でそう言われていた、朝井リョウ氏のデビュー作。 本作は第22回小説すばる新人賞受賞作であり、2012年に映画化された作品です。 『桐島』というバレー部の男の子が『部活を辞める』ことで起こる、周りの学生たちへの『余波』や『歪み』のような、微妙な変化を掬い上げて描かれた連作短編集でした。 読み進めている途中までは、なんとなくパラパラと読み進めていたのですが、『菊池宏樹』の章がブッ刺さってから全てが変わりました。 彼の章を見てから他の章の見え方が変わったというか、青春の『ひかり』と『かげ』のコントラストが強く感じるようになったかも。 朝井リョウ作品は『正欲』しか読んだことがありませんでしたが、他の作品も読んでみようっと。 ・ ・ ・ ・ ・ 映画化大ヒット青春小説! バレー部のキャプテン・桐島の突然の退部が、5人の高校生達に波紋を起こして……。 至るところでリンクする、17歳の青春群像小説。 第22回小説すばる新人賞受賞作。(解説/吉田大八)
11投稿日: 2025.11.24
powered by ブクログ映画を見たことがありその印象でいたが映画とまた違う作品であり原作の方が思春期のモヤモヤが凝縮されていた スクールカースト上位のものには上位のもので悩みがあるし、勿論下のものにも何か抱えているものはある 平等のようでそれぞれ人によって重さも違うし見え方も違う 「明日、君がいない」というオーストラリアの映画を思い出した
1投稿日: 2025.11.24
powered by ブクログ17才という眩しい時、学校という狭い世界で生きている生々しいリアルな感情表現が上手い。何かに夢中になってる奴って何歳だろうとかっこいいし眩しい!と気づかされる。桐島のその後が気になりすぎる。
1投稿日: 2025.11.23
powered by ブクログ朝井リョウさんの作品を読むと、自分がその世界で生きているように感じる。それくらいその時の風景、感覚、心の機微を描くのが上手くてびっくりする。そして、自分の見えている世界は物事の一部分にすぎず、そんな単純なもとではないんだと思い知らされる。
1投稿日: 2025.11.23
powered by ブクログ高校の空間を空気も含めてパッキングしたような作品。前半は描写やメタファーが過剰に感じられたが、読了後に振り返ると本作品を構築する必須パーツだったとわかる。 皆の目に映る客観的な高校生活、他者には見えない個々の心情、そして言語化すら難しい何か。その言語化できない何かを、メタファーを効かせた情景描写が伝えてくれる。 高校時代に感じていたあの独特な閉塞感の記憶の多くは、大人になる過程で細部は忘れ去られ、美化され、単純化されてしまう。だが、この作品は読者に高校時代を追体させることでその記憶を生々しく蘇らせてくれる。それは決して爽やかなものではないけれど苦々しいだけのものでもない。この作品が多くの共感を集めるということは、現代日本人の深層心理に関わるものが本作には書かれているのかもしれない。 私が朝井リョウさんと同郷だからなのかもしれませんが、作中の岐阜弁もよかったです。
1投稿日: 2025.11.23
powered by ブクログ初朝井リョウ作品 これ19才で書いたのすごいわ 19才だったからかけたのかもしらんが 桐島出てこなくて驚き 自分の高校生活で人間関係なんて考えたことなかったからこんなにも人間関係に向き合ったりして人間の嫌な部分というか空気を読むと言うかを事細かく描写されててなんか高校生活能天気に生きてたのが申し訳なくなった 他の朝井リョウ作品も読みたくなった
1投稿日: 2025.11.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
高校生の気持ちと人間関係がめちゃくちゃリアルに書かれている。今も昔もさほど変わらないんだろうなって思った。 勉強は間違えてもクラスのランク付けだけは間違わないというのが個人的に刺さった。
0投稿日: 2025.11.22
powered by ブクログ意識的ないじめではないが、いづらい空気を作って人を阻害する人間関係が生々しい。 自分では何もしないけれど、人を批判したり貶めたりすることで何かをしている気になる空気。 スクールカースト 同調圧力 劣等感
0投稿日: 2025.11.21
powered by ブクログバレー部のキャプテン桐島が部活をやめたらしい。というエピソードをもとに五人の生徒がそれぞれの悩みを抱えながら高校生活を過ごしていく青春小説。有名な話ですが桐島は登場しないし(別人物の回想にチラッと出てくる程度)、桐島が部活をやめた理由も明言されない(たぶん人間関係がうまくいかなかったと推察はされてはいる)まま小説は終わり。なぜそんな人物の名前をタイトルに入れたのかは最後まで読むとわかります。 五人それぞれの視点から語られていて、同じ場面を違う視点から語られていたりするのが比較できておもしろい。ただ、全員に共通しているのが「上」か「下」かの価値観、つまりクラス内や高校内、ひいては組織内におけるカーストのようなもの。かっこいい、かわいい、おしゃれ、目立つ、そんな子たちが「上」で、地味で大人しい子たちが「下」。そこに潜む同調圧力やプライドや劣等感が描かれています。この作品が発表されたのが2009年なので、ちょうどそういう、クラス内カーストやら、空気読む能力やら(KYという言葉も流行った)、いじめ問題やらが社会現象としても取り上げられていた時期だったように記憶しています。 朝井リョウ氏の作品を拝読するのは二冊目です。初読みは『何者』で、その時の感想をブクログに載せていましたが、似たような読後感でした。まず「ふーん、なるほどね」と思い、以下引用 >冒頭30頁くらいはなんとなくふつうの文章を気取ったように見せてる、という印象を持ってしまって読むのやめよかなー。と思った。でも続けて読んでいくうちに頁をめくる手が止まらなくなって一気読み。 今回も、ラノベを文学に見せようとしてる印象を感じたけど、やっぱり途中からぐいぐい引き込まれます。映画部の子の話あたりからすごく面白くなりました。私もジョゼ好きだし、岩井俊二監督も好きだし、リリィ・シュシュは推しまくっているので(笑)まぁそういうネタ系にかぎらず、「上」「下」というこの小説がテーマにしているものがよく表れている章だし、それがラストにつながっていくし、ちょうど映画部の章あたりから、明るめの青春→暗めの青春に移行していくのが良かったです。もし明るめの青春のままならラノベとしてキラキラの薄淡いイラストをつけて桐島もちゃんと登場させないと小説として魅力がないと個人的には思うのだけど、暗めに移行してくれたから群像劇として桐島を出さずにいてくれて純文学寄りの良作に仕上がっているし、コンプレックスや感情の機微を細かく伝える文章が物語とマッチしていて上手いなぁと思います。 私個人としてはカーストのような価値観自体が嫌いで、それで悩んでいる友人に対してもアホらしいと感じてしまうタイプではありますが、それも含めてきちんと繊細な感情を表現できているのが素晴らしいと思いました。十九歳でこれを書けるのは確かに天才ですね。
14投稿日: 2025.11.19
powered by ブクログ【桐島、部活やめるってよ】 ってタイトルだったが桐島くんのターンはない。 桐島くんが部活を辞めたことによっての周りの影響とか、今までのモヤモヤに気づく。 桐島くんは部活の部を率いる立場で、クラスでも上のカーストにいて、彼女もいて何もかも順風満帆に思える彼がなぜ部活を辞めたのか、、 宏樹の話はよかった。自分は上位のカーストにいるのに下のカーストである映画部が眩しく感じる。 やりたいことがある人ってなんであんなにもキラキラしているんだろう? 高校って大人に近づいていっているのだからもっと大人な世界なのかと思ったけど、まだまだ子供。 それこそやりたい目標がない人は無駄に日々を過ごすことになる。 あたしももっと高校の時何かやっとけばよかった。 困ったことにあたしは宏樹のモヤモヤが、今もつきまとっているなぁ。
16投稿日: 2025.11.19
powered by ブクログ初めての朝井リョウ。 仕事や結婚を題材にした小説も読むが、やはり学校を舞台とする小説の方がすんなりと入ってくるし、細かい描写に気づく余裕も持てる。 何年後かに読み返してどう感じるのかも楽しみだ。
0投稿日: 2025.11.16
powered by ブクログ『桐島、部活やめるってよ』は高校生の話だけど、ヒエラルキーは、大人になっても続くよね。 常にヒエラルキーからは逃げようという立場をとっていても、世の中には、びっくりするぐらいヒエラルキー重視の人物が現れる。 そして、あの人達って無理やり引きずり込もうとするんよね。 あれは何なんだろう。 放っておいてくれないかな。 巻き込まれがちなの私だけ? ヒエラルキーって、品がないよなー。 もっと品のある環境で生きたいのだけど、そんな環境にまだ行き着いたことないかも。 「かすみ」の立場が1番共感するけど、きっと「かすみ」は「ゆみちゃん」から、いずれ避けられる運命じゃないかと予想する。 アンチヒエラルキーだと、忖度、ゴマすり、迎合、媚びができなくて、これでいいんかと思う時もあるけど。 ただ、反権力!みたいな気合いもないから、結局、だいたい、ぼちぼち、中庸な感じに落ち着く。 これからもヒエラルキーにはまり込んでいる人達を、高みの見物していこうっと。巻き込まれませんように。
44投稿日: 2025.11.14
powered by ブクログ高校の狭い世界、上だとか下だとかいう言葉にしなくとも全員が感じている感覚。嫌なものを思い出した。それと同時にあの世界を生き抜いた自分もみんなよく頑張った、って褒め称えたくなる。
0投稿日: 2025.11.14
powered by ブクログすっかり忘れていたけど、確かに知っている、中学高校の空気感…!! 二度と戻りたくない、ムズムズしてしんどい眩しさに眩暈がしました。最高!
0投稿日: 2025.11.13
powered by ブクログ有名なタイトルだけど、内容はタイトルから想像するものとは違っている。高校生の群像劇で実果の話が印象に残った。満たされない気持ちの中で少し希望があってホッとする。大人の視点では学校の中での狭い関係のカーストを気にしても意味はないと分かるが、高校生にとってはそれが全てと感じてしまうんだなぁ。
15投稿日: 2025.11.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
宏樹の心情に共感を受けるな 何も考えずに適当に日々を過ごすよりも何か熱中できるできるものと生活するほうが楽しいもんな よくわからないけどイライラするって描写、一度経験してなきゃ書けないと思うし、それを完璧に描写できるのすごいと思った。
1投稿日: 2025.11.11
powered by ブクログ自分の好きなことに突き進め! 周りの目なんて気にするな! 熱いメッセージでした。 また、周りの目を気にしたり、斜に構える生徒たちの心理描写などは懐かしい青春のリアリティがあり、共感するところが多かったです。
7投稿日: 2025.11.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
オーディブルにて。 桐島が出ない中で第三者から見た桐島を描くのかと思いきや、もはや桐島メインではなく、これは色んな視点からの高校生活にある複雑な心情・出来事を描いている。 だから何か特別な事件や起承転結がある訳ではない、それでも引き込まれるのが朝井リョウさんの魅力。 とはいえ他の朝井リョウさん作品に比べると、そこまで刺さらなかったかな?
0投稿日: 2025.11.11
powered by ブクログ以前、映画を観た。正直、ピンとこなかった。 バレー部のキャプテン・桐島の突然の退部が、5人の高校生達に波紋を起こす群像小説。元バレー部だけあって、描写が細かい。ボールの弾む音まで聞こえてくるよう。 自分が過ごした17歳はこんなヒエラルキーはなかった。なかったように思う。少なくとも感じなかった。 地味な映画部が、嘲笑されるけど、野球部ユーレイ部員の宏樹は、彼らの眩しい光に気づく。 衝撃が家族を襲った実果も、自分の心を抑えながら生きている。周囲に同調できない、言わばまっとうな彼女は心に痛みを抱えながら、違う人格を演じている。この話は辛い。 17歳の青春は光と影が交錯し、希望あふれる白いキャンバスも黒く思えたりしてしまう。 そんな葛藤や女性の心理を繊細に描く朝井リョウさん。まさに何者って感じだった。朝井リョウさんは映像より文章だ!
93投稿日: 2025.11.11
powered by ブクログ映画とは随分印象が違った。 映像だけでは汲み取りきれない、背景や感情を知ってシーンの意味を知れて良かった。 もう一度映画見てみよう
1投稿日: 2025.11.10
powered by ブクログ高校時代を思い出すような、誰もが感じたであろうモヤモヤや葛藤、甘酸っぱさを感じる作品 部活に青春を燃やしたり、恋やその他の活動だったり、高校時代を思い出しながら読めた青春作品
1投稿日: 2025.11.09
powered by ブクログ『桐島、部活やめるってよ』を読んだ。 青春の“中心の不在”を描いた物語として、やっぱりこれはすごい。桐島が登場しないという大胆な構成の中で、彼の“いない存在感”がすべての登場人物の内面を浮かび上がらせていく。誰もが桐島という名を通して、自分の立ち位置や弱さを見せつけられている感じがした。 学校という小さな世界が、まるで社会そのものの縮図のように機能していて、彼の不在は人間関係の“ほつれ”を一気に露呈させる。何かが崩れていく音が静かに聞こえるような、そんな緊張感のある読書体験だった。 男子たちの描写も痛いほどリアルだ。 バレー部の菊池は焦燥に飲まれ、野球部のキャプテンたちは自分のポジションを守ることに必死で、映画部の前田はその外側から世界を見つめている。彼らの中にあるのは、桐島に対する羨望でも憎しみでもなく、「自分が何者でもない」という痛みだ。 青春というのは、夢や友情よりもむしろ“劣等感との共存”でできている。桐島が辞めたことで、その均衡が一気に壊れていく。誰もが「何かにならなければ」と焦りながら、何者にもなれない現実と向き合う姿に、当時の自分を見た人も多いはずだ。 一方、女子グループの描写も息苦しいほどリアルだった。かすみや里奈たちの間に漂う空気は、友情よりも均衡。「友達」という言葉の脆さが、ページの端々から滲んでくる。同調と支配、微妙な優越感と孤独――男子の世界よりもずっと静かで、ずっと怖い。彼女たちもまた、桐島という中心を失ったことで、自分の立ち位置を見失っていく。 そしてラスト、映画部の前田がカメラを回し続ける場面。誰もが何かを失い、何も変わっていないように見えるのに、前田の中では確かに何かが始まっている。 彼が見つけたのは、“他人の物語”ではなく、“自分の視点”だ。撮ることしかできない自分を受け入れることで、彼は初めて現実に立ったのだと思う。青春は、成功や恋愛ではなく、“自分の現実を受け入れること”で終わる。 タイトルの「桐島、部活やめるってよ」は、その軽さゆえに残酷だ。ひとことで人の世界が崩れる――そんな経験は、誰もが一度はしている。それでも最後には、前田のレンズを通して、世界は少しだけ鮮明になる。桐島という“いない主役”が、結局は全員を動かし、成長させたのだ。 大人になってから読むと、この物語の意味が少し変わる。焦りも、嫉妬も、孤独も、すべてが「生きていた証」だったと思える。あのとき感じた痛みが、いまはどこか懐かしい。『桐島、部活やめるってよ』は、青春の残酷さを描く物語ではなく、“それでも自分を肯定するまでの長い道のり”を描いた、静かで強い傑作だ。
30投稿日: 2025.11.09
powered by ブクログレモンでも齧りながら書いたの? て、聞きたくなるような瑞々しさ、透明感が立体的に立ち上がる、朝井リョウという作家の才能を感じさせられた(見せつけられた)作品でした。 学校という特殊な空間に生きる「僕たち」の感情が交差していくさまが、軽やかな文体とともに生々しく流入してくる。ああ、そりゃ小説すばる新人賞もとるよって。なにげない学生生活の、なんでもないように映る日々を物語にした構成力が素晴らしい。 最新作「イン・ザ・メガ・チャーチ」を読んだあとにこちらを手に取ったので、15年の経験値をうかがわせる文体の荒々しさや表現のまとまりのなさがあったけど、それがかえって青春群像劇というこの作品の良さになっていたと思う。いま、この少年少女たちの続き、社会人とか同窓会とか、を朝井さんが書かれたらどうなるのかな。
2投稿日: 2025.11.09
powered by ブクログ自分にもあった、というか 自分のそばにもあったであろう あの頃の生々しさ。 カーストは決して揺らがない。 でもカーストの中の均衡は濁り、 揺らぎ、ぴりぴりと鳴る。 これを当時19歳が描いたことへの 納得と驚嘆が入り混じる。
1投稿日: 2025.11.08
powered by ブクログ高校生って、男子も女子もヒエラルキーをとても意識しているのですね いるいる、あるあるな青春 でも一番強いのは好きなことをやっているということ
0投稿日: 2025.11.07
powered by ブクログ青春の苦い部分を濾過したような、奥底に眠ってる記憶が蘇って身震いしてしまうような、そんな作品でした。
0投稿日: 2025.11.06
powered by ブクログ登場人物達の、繊細で、かつ微妙な心情の動きを上手に書かれていると感じた。また、「こういうことありそうだなぁ」と、リアルさも感じられた。群像劇、で様々な人物からの視点で書かれており、著者が若干20才くらいで書いた作品だと思うと凄い才能だと思った。
0投稿日: 2025.11.06
powered by ブクログ朝井さんの作品を散々読み漁ってから 改めて本書に辿り着いたので、正直青さが目立つ。 自分のうまいこと言い得ているストックを大放出した感じ。 最初はストーリーよりも突如出てくる「これうまいこと言ったやろ」比喩が多く感じ、若干辟易したものの、前田涼也フェーズくらいから身体が慣れてくる。 まあでも特質すべき点は、 綿谷さんの時も思ったけど、19.20歳でこの作品を描いていることよな。 その時点で格が違うけど、直近の作品はさらに面白いから天才にも伸びしろってあるんやなあ、と素直に驚き。 若い頃に描いた作品だろうけど 己の鬱屈は込められていないように感じたので カジュアルに読めます。胸焼けしないタイプ。
0投稿日: 2025.11.06
powered by ブクログ「桐島がいない」だけで、世界が少しずつ崩れていく――17歳の痛みときらめきの群像劇。 --- 朝井リョウさんというと、どこか軽妙で中二的な印象もありますが、本作『桐島、部活やめるってよ』は、そんなイメージを軽く超えてくる作品でした。 17歳という、大人でも子どもでもない時期――現実と理想のあいだで揺れる心の機微が、驚くほど繊細に、そしてリアルに描かれています。 何より驚かされるのは、これを書いたのが著者がわずか20歳の大学生だったということ。だからこそ、教室の空気、沈黙の重さ、見栄や焦りといった17歳特有の感情が、あまりにも真に迫って感じられます。 “スクールカースト”という言葉で片づけられがちな高校の日常を、誰もが抱える孤独や希望として描き出している点に、この作品の普遍性があるように思います。 読み終えたあと、ふと自分が17歳だった頃を思い返してしまう。 あのときのまぶしさも、居心地の悪さも、全部がここに詰まっている――そんな作品です。
19投稿日: 2025.11.05
powered by ブクログ小説すばる新人賞の受賞作。 エンタメ小説の章なのに、純小説じゃないか。 狭い世界でのスクールカースト、人の意見や視線が異様に気になる気持ち、次第に選択肢が狭められていく焦りといったような高校生や中学生の心情の描き方が見事。 序盤少し読みづらいなーと思ってたら、途中からすごく読みやすくなり、引き込まれた。 沢島亜矢の章からだろうか。女性が書いたとしか思えない描写で、すごく器用だなと思った。 前田涼也の章が一番好き。 作者、この時19歳。すでに自分ほ文体を持っているがすごい。読点で改行するとか。独特。
20投稿日: 2025.11.03
powered by ブクログ映画化されたこちらを読了。 作者が以前、読売新聞の書評委員をされていたとテレビで見て、気になって購入。 同世代だからこそ、学校のカースト描写がめちゃくちゃリアルに響いた。 体育の授業のシーンとか、自分の記憶とリンクして一気に引き込まれた。
0投稿日: 2025.11.03
powered by ブクログ第22回小説すばる新人賞 どうやら映画とは展開が全然違うよう。 小説は結末らしい結末がなく、閉鎖的な学校生活の日常を描いていて、学校生活がまるで人生の全てのような時があったなと思いだされた。 誰もが経験するスクールカーストがリアルに描かれている鋭い作品。 だけど大人になった今はルックスや運動神経で決まるスクールカーストなんて関係なく、全く違う視点から評価されていくのを知っている。 だからこそあの特殊な時期を描くことに意味があるのだと思うし、これからの子どもたちには無事に乗り越えて欲しいと思う。 映画の主題歌、高橋優の「陽はまたのぼる」が大好きで、この小説を読むと聴きたくなった。
52投稿日: 2025.11.03
powered by ブクログ日常生活で小中高のこと思い出すことなんてないのに、この本を読んでいる最中は、いろんな時代のいろんな人(同級生や先生)をありありと思い出した。大抵は苦い、苦しいもの。 この本を読んで思い出したい大切な感情はない。私の学生時代は、沙奈や美紀みたいに自分軸で物事を判断してなかったから。大人の今の方が自由。だから特別な感情に浸るために再読したいということはない。けれど、同じ事象が違う人物から描かれているので、あのときあのひとはどう思っていたんだろう、とジグソーパズルを組み立てるように、また後日読みたい思う。 Paper
0投稿日: 2025.11.01
powered by ブクログ高校生当日無意識に思っていたことをちゃんと文章にされたような感覚だった。 今思えばそんな風に感じていたな、とか。 でも当時こんな風に言葉で表現できていたり、自分の気持ちに向き合っていたりしたらもっと違った人生だったのかなとも思った。
0投稿日: 2025.10.30
powered by ブクログなるほど、これがデビュー作 初っ端からえぐってくるー 心情だけでなく体感までつぶさに言語化されているのがすごい 宏樹の苛立ちはよく分かる 分かってしまう 一人だけ毛色の違う問題を抱えている実果ちゃん、どうか幸せになってほしい
0投稿日: 2025.10.30
powered by ブクログ作家と作品が一致しない毎日。とあるインスタの投稿で朝井さんのエッセーが面白かったとあり、わー読んでみたいなあと思ったら桐島の人だった。しかもつい最近まで新聞連載もしてた人だったとは!←新聞で名前だけ見ていたはずなのに(最初の方を読み逃し、内容を追えずに断念していた!) 当時話題になった時、特に惹かれなかったのだが、いやはや面白い!桐島が出てこない、という前情報だけ持っていたが、本当に桐島を登場させずに周囲の人物で描き切っているし、桐島に対してどのような気持ちを抱いているかでその人物の学校での立ち位置を描いている。朝井さんがバレーをやっている(→同時期借りたエッセー情報)あたりから、本人に重なるのは菊池あたりかなあと想像しつつも、高校時代、クラスメイトを見る観察眼がすごかったんだろうなあ。
1投稿日: 2025.10.28
powered by ブクログタイトルが秀逸。桐島が部活を辞めたことによる周囲への影響力とその謎を解き明かす話かと思いきや全然違っており、ぶっちゃけた話、スクールカースト上位層とはいえ、桐島が部活を辞めただけで周囲にそこまでの影響はない。そこはやや肩透かしではあるものの、巧みなのはいくらスクールカースト最上位とはいえ学校という狭い箱庭での影響力などその程度ということの表れでもあり、また桐島退部の理由を直接的に誰も聞きに行かないあたりにリアルさがある。 また登場人物の心情と風景描写の兼ね合いが素晴らしく、冬が間近に迫った校庭の冷たい空気や固い大地。夕焼けに包まれた放課後の教室やクラスのざわめきなど、五感に訴える青春の切り取りが素晴らしい。それぞれ別の人間の視点でありながら、全員が全員やや感傷的にすぎるきらいがあるものの、その感傷で切り取られた痛々しい青春の風景と胸の奥底から突き上がるような焦燥感は上手く描けているように感じる。 桐島が部活を辞めたこと自体は謂わばバタフライエフェクトのようなものに過ぎず、その「余波」を受けた他の人間たちの群像劇という体裁は非常に興味深いものがあった。絶対にクラス上位層になれないオタクたちの青春や向けられる視線の残酷さもさることながら、それだけではなく一見リア充に見える人間が抱える虚無感であったり周囲の価値観との擦り合わせで疲弊したりする様も描いていて、この切迫感溢れる筆致と当事者性は著者らしい持ち味だなと思った。
1投稿日: 2025.10.27
powered by ブクログあまりにも有名なタイトル。 でも私、まだ読んだ事ないと気づき\(//∇//)\ 今さらながらようやく読了。 桐島メインの話かと思ったら本編では名前しか出てこないし、部活を辞めたのはどうしてだろう。 読みながら高校生の時のあのめんどくさい感情思い出した。 今思えばどうでもいい悩みや思いが表現されいて、鋭いなぁ。
29投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログ今更ですが「桐島、部活やめるってよ」 登場人物たちと同じ年頃で読んだら『うわー、わかるううううう』となっていたかも(まだなかった本だけど)。 解説にもあったけど、特に女子たちの視点、考えを、19歳という同年代で描いているのはすごい。 ただ、自分はもうだいぶ大人になってしまったので、表現が若干くどいな、と感じてしまった。 それが“この年代”だからなんだけどね。 そんなことも確かにあったな……と懐かしむことができた一冊。 山田詠美氏の『風葬の教室』『放課後の音符』も読み直してみたくなったなー。
0投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログ思春期特有のぐちゃぐちゃとした内面、クラスのカーストという小さなある種の閉鎖空間に縛られてしまうという現実、そういったものを非常にクリティカルに描いた作品。 個人的にこの作品を読むまで浅井さんの作品を読んだことがなかったので、その表現方法に衝撃を受けた。 ⭐︎4.3
0投稿日: 2025.10.24
powered by ブクログ高校生の小説かぁ、さぞかし爽やかさ満点な小説なのかな?と思ってましたが、見事に裏切られて、大満足です。 バレー部、バドミントン部、映画部、ソフト部など、いろんな部活の場面が多く、もやもや、悶々、イライラ、キラキラ、あこがれ、どきどき。高校生の頃、自分もそんな時があったなー、と共感できるところがいっぱいでした。 小説の書きっぷりというか、タッチというか、独特のかきっぷりに、引き込まれました。そんな書きっぷり、見たことも読んだこともないよ、と思いました。朝井さんの他の小説も読みたいなと思います。
0投稿日: 2025.10.18
powered by ブクログ平成の、同年代の作家さんでこんなにあの頃の空気を、時代を切り取った鋭い文章が書ける方がいたなんて!と今更ながら衝撃だった。 同じ時代を同じ年代で生きた人の文章、というのはこんなにも理解できて楽しいものなのかとまた新たな発見をしたような気持ちです。これから歳を重ねるごとに、朝井リョウさんがどんな文章を書くのか私も人生の楽しみができました。他の作品も読みます。
0投稿日: 2025.10.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
有名な作品なので、結局桐島本人は出てこないことは知ってて読んだ。 当時19歳の朝井リョウさんは本当にすごい。 なぜ、男子も女子も目立つ子も地味な子もいろんな子の繊細な気持ちを言語化できるのか。 「上」に属しているとみんなに思われている宏樹が、真逆の立ち位置の映画部の涼也をまぶしく感じることもあるってこと、涼也に教えてあげたい。 きっとびっくりするね。 実果のお話が1番辛かった。 実果のお母さんはどうか実果の名前を呼んでほしいと願ってしまう。
16投稿日: 2025.10.15
powered by ブクログ映画とそこそこ内容違うからびっくり! よくこれを映像化して、物語再構築できたものだ… 青春のもどかしさを描く。ってそれだけじゃなく、登場人物の魅力がこんなにも生き生きと伝わるのか… 学生時代って、周りと比較して羨んで、そんな自分も誰かに羨まれてるなんて思いもせず、必死だったなぁと思い出した。スクールカーストの世界には戻りたくないけど、あの頃しか感じることができなかった感情ってあったなぁと思った。
2投稿日: 2025.10.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった! 学生時代を思い出して「あるある」と頷く場面がいっぱいあった。語り部となるキャラはみんな、普通の高校生より客観視がうまくて、自分が高校で体験したあの気持ちを、うまく説明してくれるようだった。 印象に残ったのは、後書のキクチ君のエピソード 要領良くなんでもこなせるけど、夢中になれるものがない。自分は要領は良くないが、やっぱり夢中になった何かがないから、あのイライラする気持ちに共感した。 桐島が最後まで出ないし、かすみも中学生の話しかわからない。なんでや
0投稿日: 2025.10.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
桐島くんが出てこなかったw いろんな人の視点でいろんな青春が描かれていて楽しかった。表現もすごくわかりやすいし、綺麗。 かすみを目で追っている「下」グループの前田くんの話が好きだった。 で、かすみは誰と付き合ってるの? ミサンガお揃いの茶髪パーマなのかな? その2人の話も読みたかったな。 結局、そこはどうなの?っていう部分が多かったな。 綿矢りささんの「蹴りたい背中」を読んだ直後にこれを読んだので、似ている表現方法もあって〔埃が光に輝いているとか〕、しかも陰キャな登場人物も同じで、みんな青春だなと感じた。
2投稿日: 2025.10.14
powered by ブクログ朝井リョウ2冊目。 日常の、誰しも感じたことのある感情や、覚えのある情景を表現するのが上手だなぁと思う。 ただ、もう少し内容が濃い方が好みだな。
0投稿日: 2025.10.13
powered by ブクログ当時これを読んだ時に初めて読んだ小説の構成?に感動したのを思い出した。 桐島でてこねえじゃん、視点が人によって変わっていくのか、全部繋がるなあ
0投稿日: 2025.10.10
powered by ブクログ古傷が疼く。。 狭い狭い高校生の世界をリアルに描きすぎていた。 高校生のカースト、悩みをリアルに描いた短編の連作小説。コロコロ名前や状況が変わる短編連作は苦手分野なので星3かなぁ〜 女子高生の可愛いの基準ってなんであんなに狭くてそこに囚われてるんだろうって、やっぱり思った。 あと夢中になっている人こそ、周りをジャッジして見下してる人よりも尊いって作者は伝えたかったのかな。
2投稿日: 2025.10.09
