
総合評価
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powered by ブクログ桐島君が部活をやめるという話題を共通項とした、様々な学生にまつわる短編ストーリー集。 部活や恋愛をモチーフに、若者ならではの複雑でナイーブで刺々しい心理描写がうまい。
0投稿日: 2023.12.16
powered by ブクログ青春モノはいいね。なんで、男子校に通ってたんだろ。だからこそ、必要以上に良いと思うのかもしれないね。
0投稿日: 2023.11.23
powered by ブクログ何ともリアル。その一言に尽きる。朝井リョウさん、これ19歳で描かれたのか。すごいな。 中学生の頃から、おすすめ本にノミネートされていたりでタイトルは知っていた。その頃から10年が経ち、朝井リョウさん作品読んでみたいなぁと思いながらBOOK・OFFを歩いていたら再会してしまった。ご縁を感じ読了。 何か大きな出来事が起こるわけではない。規模としてはタイトル通り、部活やめたってよ程度。(4つ目美果の話は少し重めに感じた。)なんだけど、これまでもかというくらい17歳のリアルな心情が描写されている。勉強できるできないに関わらず何故か全員の評価が一致する「上」と「下」というスクールカースト。周りから浮かないように、自分の感情を表せないもどかしい思い。この年齢特有の勝ち組の価値観。 高校はおろか大学も卒業している年齢となった今、高校生の頃振り回されていた価値観は歳を経る度に、世界が広がっていく度に、あの頃特有のものであると分かっている。でもあの頃の自分は確実に今の礎であるし、学校という守られる代わりに逃げ場のないコミュニティの窮屈さも共感できる。懐かしい気持ち。 もちろん今読んでも面白かったんだけど、中高生の頃にも読んでおきたかったな。どう感じ方が変わるのか、体感してみたかった。
20投稿日: 2023.11.22
powered by ブクログ桐島という不在の主人公を中心に、5人の高校生の多感で瑞々しい感情が丁寧に描写されている。音楽や映画などのエンタメコンテンツもたくさん登場し、ド世代なので読んでいて懐かしい気持ちになった。 特に菊池宏樹と沢島亜矢に感情移入した。何かを全力でやって失敗したら恥ずかしいと思って、全部が中途半端になってしまったことは今でも後悔してるし、クラスにおける立場が自分より少し「上」の人に淡い恋心を抱いて、でもその恋心は自分の中に留めておこうと自制していたこともある。そういう記憶が呼び起こされて、少しつらくもあったが、それが青春だったんだな、と思う。 クラスにおける立場が「上」だとか「下」だとか、今思うとなんだそれと思うが、でも確かにあの時はクラスの全員が心の中で自分の立場を理解していて、そのせいで特に「下」の人たちは(自分も含めて)自己肯定感がかなり低いままその後の人生を過ごすことになる。スクールカーストがいつから存在するものなのか分からないが、これからの高校生にはそういうものに縛られずに、ありあまる若さと時間を好きなことに全力で注ぐような高校生活を送ってほしいと思った。
3投稿日: 2023.11.21
powered by ブクログ元高校生(笑)として、とてもリアルだと思った。 こういうのあったなー、とか、あの時あの人はこういうことを考えてたんかなー、とか本を読んでて思った。
4投稿日: 2023.11.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
桐島自身は登場しないということは事前に知っていたが、各視点の語りの中でも桐島に対する思いは同じ部活の人間と野球部の人間以外は殆ど触れられておらず、それよりも各人の生き方というか、学校生活での現実的な悩み、思いを吐露している。確かになぁと思うこともあれば、高校時代に私はそこまで考えてなかったなと、達観していて凄いが高校生でそこまで考えるものなのかというものもあった。 特にクラス内での序列が自然に決まり、派手なグループと大人しいグループが固まる話や、あざとかわいい彼女、桐島はキャプテンでありながら孤立していた話など、共感が強い。
6投稿日: 2023.11.16
powered by ブクログ自分が高校を思い出しながら読みました。話に出てくるような目立つ人目立たない人、そんな思いもしたよなー。と。 自分が楽しい事に熱中出来ることが、良いことであり、人の目を気にすることもないと思いました。そういう意味で地味だったけど楽しい高校生活だったのだなと思い出せました。
1投稿日: 2023.11.05
powered by ブクログ学生でありながら、こんなにも繊細な心の動きを言語化して綴ることができたのか、と驚きを隠せない。意識してなかったらこぼれ落としそうな小さな粒を拾ってくれている。ぼくの中で本を読む意味は、やっぱりそういうところにある。人の感情の機微をこぼしていないか?見て見ぬふりをしていないか?朝井リョウさんの小説は、時に圧倒的に突きつけてくれる。読書体験によるこういう感情や気づきが薄く積み重なって、人間的に少しずつ分厚く温かく、なっていくのかもしれないと思うし、そうなんだろうと思っている。毎回書いているかもしれないけれど、朝井リョウさんの小説は人生の処方箋として、これからも読み続けていきたい。改めて、大好きな作家さんだ。
2投稿日: 2023.10.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「正欲」ならぬ「正力」 エネルギーの使い方が分からないんじゃない それを注ぎ込んだ結果の、自分の限界を思い知らされるのが怖いんだ 誰しもが学生時代に味わったことがあるだろう、そんなティーンエイジャー特有の甘痒いジレンマと足踏みを言語化した本作 本作に明確な主人公はいない 桐島も主人公ではない(何ならこいつに至ってはゴドーを待ちながら、だ) もちろん誰しもが自分の人生の主人公ではあるのだろう でも皆が大谷翔平なわけがない スポーツ・恋・夢・友情・家族 物語そのものの主人公には誰もなれない それに気付いてしまうのが怖い 自分のエネルギーと正しく向き合うことが出来ない 等身大の悩み、視野の狭さ、世界の狭さ、選択肢の少なさ 子供と大人予備軍との境目で、自分が何かにエネルギーを注いだとして でもその先に何が残るのか 突きつけられる現実に怖気づいて、 自分が丸裸にされる気がして、 桐島は退き、菊池は自分で自分の気持ちに蓋をした そして映画製作にありったけのエネルギーを注ぐ前田の光に当てられて、菊池はただただ圧倒される 中途半端に聡い子が陥る若者特有の閉塞感を爽やかに描いた良作 菊池が味わった苦悩すら、結局はいつかの糧となる すべての若者は肯定されるべきだ
1投稿日: 2023.10.29
powered by ブクログ高校生の複雑な人間関係やスクールカースト、ダサいかダサくないかで上か下か決めてたり、部活の時のプレッシャーとか、憧れとか、色々な青春が詰まってた。
0投稿日: 2023.10.22
powered by ブクログ「桐島が部活を辞める」という高校においては、大きなイベントに対する、周りの無関心さがリアルだった。 自分の立場を守ったり、将来を憂いたりと、自分のことで精一杯なのが等身大の高校生だなと思った。 なぜ、いろんな立場の人物の視点からリアリティのある話を描けるのだろうか。シンプルに凄い。
1投稿日: 2023.10.18
powered by ブクログバレー部のキャプテン、桐島が部活を辞めたことに絡めて、その周りにいる同級生達の心情を描いた青春小説。 思春期特有の様々な立場の高校生達が、自分の立場や立ち位置、考えをもって生きている。 20年以上前の自分の学生生活を振り返って、覚えがあることがあってチクチクと心を刺してきた。 運動ができて、かっこよくて、クラスで目立つ子は憧れられてるけど、大人しくても1つのことに頑張れる奴に劣等感を抱いていたりもする。 けど、目立たない子は目立つ子に対して劣等感を抱いたりもしてる。 その通りやわ。 結局は隣の芝は青いんやけど、自分の芝をどれだけ綺麗できるのかが大切。 なかなか高校生の時は気付くのは難しかったな。 私の場合は目立つ子への憧れが強すぎて自分見失ってたし。 印象的なタイトルにある桐島が全く出てこないという手法は感心しかない。 こんな切り口で物語書ける人もいるんやな。
5投稿日: 2023.10.16
powered by ブクログ高校生の日常における心情を綴った本。 数人が交差し、それぞれの立ち位置から描かれていく。 題名にある「桐島」君と直接友達でない子が多数出てくる。 小規模なバタフライエフェクト。
1投稿日: 2023.10.12
powered by ブクログ男子バレーボール部のキャプテン桐島が部活を辞めたことで、5人の17歳の高校生の日常に少しずつ影響を与えていく物語。登場人物が抱えているそれぞれの想いや悩み、葛藤、心情がリアルに描かれている。スクールカーストはいつの時代も重苦しくやっかいだ。7つの物語それぞれで主人公は違うが、別の話の中にも出てくることがあり物語同士の繋がりがあっておもしろかった。個人的には「菊池宏樹」の物語が好きで、 「大丈夫、お前はやり直せるよ。と、桐島に言ってやろう。お前は俺と違って、本気で立ち向かえるものに今まで立ち向かってきたんだから、そんなちっさなことで手放してしまったらもったいない、って、言ってやろう。 という文章がよかった。 心に残った言葉 ・「恋っていう文字には下に心があるから下心。愛は真ん中にあるから真心なんよ」(志乃) ・高校って、生徒がランク付けされる。なぜか、それは全員の意見が一致する。 ・大きく分けると目立つ人と目立たない人。運動部と文化部。 ・自分は誰より「上」で、誰より「下」で、っていうのは、クラスに入った瞬間になぜだかわかる。 ・僕らは気づかない振りをするのが得意だ。 ・自分達が傷つきそうなことには近づかない。 ・ひとりじゃない空間を作って、それをキープしたままでないと、教室っていうものは息苦しくて仕方がない。 ・僕らには心から好きなものがある。それを語り合うときには、かっこいい制服の着方だって体育のサッカーだって女子のバカにした笑い声だって全て消えて、世界が色を持つ。(前田涼也) ・くだらないかもしれないけど、女子にとってグループは世界だ。目立つグループにはいれば、目立つ男子とも仲良くなれるし、様々な場面でみじめな思いをしないですむ。 ・どこのグループに属しているかで、自分の立ち位置が決まるのだ。 ・だけど、時々、なぜだか無性に、どんな子でもいいからたったひとりだけの親友が欲しいと思うときがある。笑いたくないときは笑わなくてもいいような、思ってもないことを言わなくてもいいような、そんな当たり前のことを普通にできる親友が欲しいと思うときがある。私たちは、そんな気持ちを隠すように髪の毛を染めたり爪を磨いたりスカートをみじかくして、面白くもないことを大声で笑い飛ばす。(宮部実果) ・俺達はまだ十七歳で、これからなんでもやりたいことができる。希望も夢もなんでも持っている、なんて言われるけれど本当は違う。これからなんでも手に入れられる可能性のあるてのひらかあるってだけで、今は空っぽなんだ。 ・ダサいかダサくないかでとりあえず人をふるいにかけて、ランク付けして、目立ったモン勝ちで、そういうふうにしか考えられないんだろう。 ・一番怖かった。 ・本気でやって、何もできない自分を知ることが。 (菊池宏樹) ・「友未が言ってくれたんやん、おいしいんやし、好きなんやから、食べればいいやんって。私、誰かが好きやからって、ヨーグルト食べたりするわけやないもん。自分が好きやから、食べるんやもん」(東原かすみ)
18投稿日: 2023.10.07
powered by ブクログ映画を見て,答え合わせがしたくて小説拝読。 やっぱり映画と同じで、学生時代の嫌な空気がずっと流れてた。 ずっと流れてたけど,みんなの一人称視点で進んでくから,意外とこう思ってるんだ,とかしれて意外と苦しくなかった。 映画は、みんなが人を分類してるかんじとか、周りからの評価を気にして,本心が何も見えなかったから、嫌だったのかも。
1投稿日: 2023.10.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
宏樹の心理描写がとてもとても刺さる。 高校生あたりまでは、自分の好きを突き詰めることや声に出して好きということは難しかった。狭い世界の中で生きたことを思い出した。 自分が本当は何が好きだったのか、何を考えていたのか、もうあまり思い出すことができない。それくらい自分自身の気持ちと向き合う機会が少なく。周りの世界に溶け込んだり、上手くやってくことが求められていて、無意識にやり遂げてたのかなと思う。 「ひかり」という表現が粋。 セリフが生々しくてリアルだなと思った。 桐島出てこないんだ!!という衝撃と、出さないことでストーリーを成立させてる朝井さんの技が素晴らしかった。19歳で書いたの衝撃。 桐島は自分の気持ちに素直に従えたということなのかな、、 大学生になった今ならわかる、「ひかり」側であることの辛さとそれを上回る幸福さ。私はなあなあと上手く生きてきてしまって、あれ?結局自分何になりたいんだっけ?側の人間だなと痛感。 この小説の子たちに、数年経ったら楽になるよ!大丈夫!と伝えたい。
0投稿日: 2023.10.04
powered by ブクログ私はスクールカーストを感じなかった鈍感な中高生だったが、皆は繊細で自分の立ち位置を確認しながら学校に行ってるのですね? 読めば読むほどスルメのように考えさせられ味が出る これが「何者」「正欲」に繋がるのか… 自身の青春時代と照らし合わせて、 どの人物に共感・嫌悪するのかで皆違う感想を持つのだろう 私はチャットモンチー大好きなので沢島亜矢とは いい酒飲めそうです
69投稿日: 2023.10.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
桐島がバレー部を辞める周辺の生徒たちの物語。 最初はブラスバンド部あたりとかで面白さがいまいちに感じたけど、どんどん面白くなっていった。
3投稿日: 2023.09.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
学校の様子や高校生たちのキャラクターなどがとてもリアルに描写されていて、同作者の何者と同様に読んでいて苦しかった。
3投稿日: 2023.09.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
リア充たちの日常を切り取り等身大に書き上げた作品だと思った。 日常なのでドラマチックな展開はない。特に成長するわけでもない。桐島君が部活辞めなくても何も変わらない。 リア充たち目線なのでスクールカーストとルッキズムがひどい。ひどさを当たり前のように表現してるのがこの作品の評価だと思う。こんな高校いやだな。 何者や正欲のような、えぐるようなメッセージ性を期待したが、それはなかった。先に本書を読んでいたら感想は違ってたかもしれない。著者は好きなので新しい作品をまた読みたい。
2投稿日: 2023.09.16
powered by ブクログ学校という、それはそれは狭い世界の中でもがきながら息をする生徒たち。 きっと誰もが経験してきた10代ならではの繊細な心情が、綺麗な言葉たちで見事に書き上げられていました。 自分を表現することや、何かに対して全力で取り組むことがダサい みたいな空気、なんだか懐かしい、、、 好きなことは好きと叫んでいいのに。役に立つかわからなくても、全力でやることだって意味はあるのにね。 高校生のときに読みたかったなあとも思いますが、今だからこそ感じ取れるものもあり、どの世代にも刺さる本なのではないかと思いました
4投稿日: 2023.09.14
powered by ブクログ青春ってキラキラばかりじゃないということを体感している今にぴったりの小説だった。自分の好きなものを誇ることが出来ないのも、自分の好きなものを誇ることが出来る人を羨ましく思うのも、自分はからっぽだと感じるのも、全てが繊細に表現されていてほんとうにこの感情を説明し難いけど、出会えて良かったと思う小説。
4投稿日: 2023.08.26
powered by ブクログ高校生活の表と闇が登場人物の心情とともに書かれていました。登場人物はどこかの接点で繋がっていると思いますが、名前が一致せずに誰がどの彼女なのか分からないままだったので、面白さが伝わらなかったのだと思います。この原作をどのように映画にしたのか、どんな映画になったのか見てみたくなりましたm(_ _)m
2投稿日: 2023.08.25
powered by ブクログ初めて朝井リョウさんの作品を読んだ。自分の想像していたよりエンタメ色の薄い小説だった。かといって退屈な訳ではなく、高校生たちが抱く葛藤や焦燥あるいは恋心といった内面と、その眼に映る情景がみずみずしくも精緻に綴られている。彼ら彼女らの中で、実果が一番しんどそうだなって思った。あと14歳のかすみのエピソードで、自分の意思を貫くことの難しさと美しさを感じた。大人になっても「誰がなんと言おうとわたしはこれが好き」って言えないときってあるので。
5投稿日: 2023.08.22
powered by ブクログこの人の綴る文章が好き。 何気ない学校生活を舞台にしたオムニバス形式の小説。学校という空間、高校生という立場の"普通"な特異性を、どうやったらこれだけ解像度高く表現できるのか。 学校という小さな社会で確かに存在しているように見える絶対的価値観には、実は誰もが疑問を感じていて、だけどその中でしか生きられない自分への嫌悪を各々が胸にかかえている。本書のテーマだが、よりそこに焦点を当てた「菊池宏樹」編が一番良かった。
3投稿日: 2023.08.15
powered by ブクログかなり前に映画見たことあったから気になって読んだけどだいぶ映画と印象違った。 映画の方が好きかな 体育でチームメイトに迷惑かけた時、自分は世界で1番悪いことをしたと感じる。←これにはめちゃくちゃ同意。
6投稿日: 2023.08.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
高校生の青春群像。登場人物が全員少し子供っぽく描かれています。深いとこを描かないのはわざとかもしれませんが、終始、風景画のように淡々と描かれて終わってしまいました。 桐島くんが出て来ません(笑)
3投稿日: 2023.08.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
桐島は名前しか出てこないというのがすごい。 学生生活の中で感じる息苦しさや劣等感などがうまく描かれている。他人は輝いて見えるんだよね。 そういう描写はいいんだけど、文章が何だか、狙ってる感じで苦手かな…。
1投稿日: 2023.08.07
powered by ブクログ正欲で考えさせられたし、読んでなかったから読んでみた。 片思いとか懐かしい、青春だな。あとは集団生活の序列とか、似たもの同士でつるむ感じ。コンプレックスとか卑屈になるとか。
2投稿日: 2023.08.05
powered by ブクログこれを19、つまりいまの私と同じ歳に書き上げてしまっているんだから本当にこの人は凄いなぁ、、映画はあまり好きじゃない私でもこれは見てみたいと思った。文を読んでいるだけで映像が浮び上がるので期待大。バレーボウイズのMVと重なりそう。
2投稿日: 2023.07.30
powered by ブクログ良かった 青春はもう遠い昔のわたしだけれど だれの気持ちもわかる気がした 光の描写が印象的で 映画も見たけど、わたしは映画より原作が好き
2投稿日: 2023.07.26
powered by ブクログ県内では最難関の中学に入りましたが、運動苦手な私は公立より運動苦手の割合は高いと勝手に思い込んでました。 むしろ運動得意の割合が高く、その点ではより苦労しました。さらに成績は並で、自己肯定感の回復に時間がかかりながら過ごしてました。 そんなシンプルな昔のスクールカーストを思い出しながら、しかし、たしかに、当時ポケコンが長けた同級生はひかりを持ってました。
8投稿日: 2023.07.24
powered by ブクログ同じ高校生活でのやりとりを 三者三様な目線から こんなふうに物語展開できる朝井リョウさんは なんとすごい方なんだろうと感嘆しながら 夢中で一気読みでした。 青春時代の甘酸っぱさを感じながら。 あの時しか感じられない たくさんぶつかって傷ついて 恋に部活に学校生活に夢中になったキラキラの毎日。 高校生絶賛満喫中の娘の姿も照らし合わせながら。 あの時代を 存分に楽しんでほしいなあと 母目線も交えながら。 出会えてよかったな。
4投稿日: 2023.07.24
powered by ブクログ中高時代の日常とか雰囲気とか人間関係とか、こんなのあったなって思い出した。 スクールカースト、、確かにあるよねあったな。二度と戻れないけど学生っていいな、眩しいなって思いながら読んでた
1投稿日: 2023.07.23
powered by ブクログ高校二年生という、硝子のように強くて脆い時期の少年少女たちの、繊細な心の揺れ動きを細かく描写していた。5人の生徒達による回想で桐島の人物像や部活をやめた本当の理由が徐々に明らかになるのかと思ったが、風助がそこを補って、後は個人が抱える問題にケリをつけるような内容になっていたのが良かった。特に進路に悩む私にとって、宏樹の話は共感できる言葉が多かった。
2投稿日: 2023.07.23
powered by ブクログ青春ってキラキラしたイメージあるけど、中には苦いのもあるよね。自分の学生時代思い出して、ウッと思い出させる言葉もあった。 しかし、タイトルにある桐島本人は話の中にほぼ登場しない。話の語り手の中の一人の回想で、一言二言の発言があるくらい。どんな人物なのか。
2投稿日: 2023.07.13
powered by ブクログ「手の平」ではなく「掌」でもなく、てのひら、と書く朝井リョウさんのことを、とても好きだなぁと思った。 朝井リョウさんの本を読み始めるきっかけになった一冊
1投稿日: 2023.07.11
powered by ブクログ一人称記述の青春活劇。活劇ってほど盛り上がらないが、若さへ対する羨望を感じさせる。言葉遣いの若さが際立って、汗と涙を感じさせる雰囲気です進む。盛り上がらないところが、普通の生活なのに楽しかった、と懐古させる。つまり、高齢者向けの本
1投稿日: 2023.06.30
powered by ブクログわかるわかる、と共感を促す文書はわりと罠で、読み進めていくうち、高校の頃に感じていた粘着質な感情が掘り出される。作家さんって、すごいと思う。
2投稿日: 2023.06.30
powered by ブクログ中学とか高校のクラスの中に必ず生じる階層。上と下、あちら側とこちら側。旺盛な人達、なんて描いた小説もあったけど、大体この手の表現が出て来るのは、下、こちら側に属する主人公目線の場合が多い様な。 桐島との関係の濃淡異なる7人の男女高校生のエピソードが、其々の目線で描かれる様はリアルでみずみずしい。 元気、明るい、目立つ、カッコイイ、カワイイの上、あちら側に属する宏樹、かすみ主観のパートで、彼らの決して浮ついてる訳ではない心情も描かれていて良かった。
2投稿日: 2023.06.30
powered by ブクログ高校生の話だからか、前読んだときよりあんまり刺さらなかった。でも、人の心の嫌なところを描いて、リアリティがすごい感じはやっぱりすごいし、嫌なこともたくさんあるし、理不尽な世界なんだけど、憎めない、という感じがめちゃくちゃした。
2投稿日: 2023.06.20
powered by ブクログこんなに面白いなんて、正直舐めてた。 学校生活の閉塞感と、ふとしたきっかけで生まれる心の開放感。 あの頃はみんな未熟でみんな何かに怯えていたような気がする。 登場人物全員が似通った詩的な表現で情景を描写している部分は少々食傷気味ではあったが、それはそれで統一感を感じ、この人たちは同じ世界の人間だと思えて良い。 高校生のリアルな心情を描いていて切なくなりながらも前に一歩進めそうだと思った。
3投稿日: 2023.06.20
powered by ブクログそう言えばまだ読んだことなかったな、と思って朝井リョウの代表作のこちらを読了。 あらすじにも書いてある通り、同じ高校に通う同級生たちの群像劇。中学時代や高校時代に自分の学校にもあった生徒たちのカースト社会が、いろんな視点から描かれている。あのカースト文化は、自分が中高生だったころ本当にくだらないなと思っていた。だけどその一方で、カーストの下になるのは怖くて、自分の立ち位置を把握しながら振る舞っていた部分もあった。それがある意味青春なのかもしれないけど、私はイケイケグループに属していたわけじゃないから、息苦しさを感じることも多かった。いや、イケイケグループの人たちも息苦しさを感じていたかもしれない。この本に登場する高校生たちのように。 今改めて振り返ってみても、あのカースト文化ってほんとしょうもなくて、中学や高校を卒業しちゃったらもう関係ないし世界はもっと広いんだけど、あのころは学校という狭い世界が私たちの全てで、そこで仲間外れにされたり浮いたりしたら人生お終いって感じだった。この本を高校生の頃に読んでいたらもう少し生きやすく感じていたのかな、と思ったりもする。 男子の視点も女子の視点も、いろんなカーストの視点からも書けちゃう朝井さんすごい。
8投稿日: 2023.06.08
powered by ブクログ高校生の日常の一時を丁寧に描写したオムニバス形式の小説。 部活やスクールカースト、友人関係。 嫌な部分もあればキラキラした部分もある。 いわゆるスクールカーストの上にいる人の薄っぺらさにまぁこんなもんだろうなと思いながら、スクールカースト下の映画部の眩しい青春具合に眩しさを感じた。 桐島っていう人物がとても気になる。
8投稿日: 2023.06.07
powered by ブクログ名前しか出てこない桐島の影響を受け、これまでの生活が少しずつ変化する登場人物たち。 学生の頃は確かに「上」の人が言えば絶対な雰囲気もあった。今思えば、好きなものは好きということ、それぞれの個性や価値観、考え方を否定せず受け入れることが大事だと改めて気づいたし、今からでも遅くないと思った。
7投稿日: 2023.06.01
powered by ブクログ中学や高校の話でよくスクールカースト的なグループによる上、下の話が出てくるが、自分が学生の頃はグループはまぁ仲のいいもので集まるが、そこに上下は感じなかったなぁ。 時代の問題か自分が鈍感なだけか学校によるのか解らないが、だから上位のものに話しかけるとかの感覚はいまいち解らないのよね。 とりあえず桐島が部活を辞めるということでこれだけの影響が出る桐島という男。こいつと少し話がしてみたいと思った。
8投稿日: 2023.05.17
powered by ブクログ自分がもう少し若かったらと後悔も残しながら感慨深く読了。 誰が何と言おうと好きなものを好きと言えるって、若いうちはできないんだ。だからこの作品は尊い。 自分もカーストの中で揉まれたんだよなーって、あの時何であんな下らない事で見栄を張ってたんだろうなーって、当時の感情を文体にして表現してくれた朝井青年は凄い。
60投稿日: 2023.05.14
powered by ブクログ桐島が部活を辞めたことで、少なからず影響を受ける各章の主人公たちの物語。性別も場面もバラバラでテーマも異なりますが、全ての主人公の心情が、自分がどこかで経験した感情と通じるものであり、一冊の本を通して物語が成り立っている綺麗な作品でした。
4投稿日: 2023.05.03
powered by ブクログ桐島はほぼ出てこないのに、部活を辞めた事実がクラスメイトやその友人、恋人たちへ少しずつ揺らぎを与える過程が面白い。 映画部の2人と実果の話が好きです。 高校生に戻りたいです。
1投稿日: 2023.05.01
powered by ブクログ他の方のレビューをみて驚愕した一冊。スクールカーストがない時代があっただって?信じられない。それって、めちゃくちゃ楽しい学生時代ではないですか!!わたしは小学校高学年から「上」とか「下」とか感じていました。ゆとり世代だから?田舎だから??本編の感想以上に驚きました。 ●芯がある人が結局強い。 「上」、「下」で翻弄されていたわたしの青春。振り返ってみて思うのは「芯」があるひとが一番強い。この強いというのは、自分らしく学生時代を過ごせるという意味。本書でいえば、かすみしかり、映画部しかり。イメージは川の中に立つ一本の木や花。弱々しいけどたしかにそこにある。大きな流れに惑わされない。これを若いうちから見つけられるかが、その後の人生に大きく関わってくるとわたしは考えています。本書でも出てきましたがその強さは「上」からみても輝いているのです。本書では「ひかり」という表現で輝きを表していたように思いました。 ●充実してそうなのにイライラすることってある。 一見、楽しくやってそうな「上」の人間でも、その内心では何かに、自分にイライラしている人がいる。その描写がわたしにはとてもリアルでした。なぜ、イライラしてしまうのでしょうか。わたしは雑誌などのメディアによくある「今しかない高校生活楽しもう!部活も勉強も恋もなんでもできる」が「正しい」高校生像と思い込むとそのどこかがうまくいかなくなるとそのギャップに苦しむのではと考えました。でも、今は推し文化や個性が割りと尊重されているのでそういうこともないのかな。 ●桐島がいないのはおしゃれだなと思う派 桐島自身の話も読みたかったですよね?結局なんで桐島は部活をやめたのか? 本人の視点から知りたかったと多くの読者が思うのではないでしょうか。しかも、本書をとおして桐島の姿も出てこないんです。(桐島とすれちがった)とかそういう描写がない気がします。そこが朝井さん、一番の工夫で、そこはモヤつくけど狙っていておしゃれだなとわたしは感じました。
9投稿日: 2023.04.25
powered by ブクログ今さらながらに読んだけど、 青春眩しい!というのが第一の感想。 そして、あのときは言葉にできなかった感情が、かなり色濃く描かれていて苦しい。 解説の言葉を借りるなら、“安全圏に逃げ切った”今だから読めるけど、 もっと若かったら苦し過ぎて読めなかったかも。 当時はまだその概念がなかったけど、 スクールカーストで言えば最下層にいたと思う私の高校時代。 でもキラキラに見える同級生が声をかけてくれることもあったから 宏樹くんのような気持ちだったのかな〜とか思った。 男子も女子も。 スクールカースト上位も下位も。 その感情が描かれていてすごい作品だった。
5投稿日: 2023.04.25
powered by ブクログあっという間に読み終えた。特別派手な非日常的事件が起こるわけではない。桐島が部活を辞めるのは事件だけど、派手な話ではないし、桐島の行動が大きな事件を引き起こす訳でもない。同級生達の間にゆらぎが起こるが、きっかけは桐島の退部出なくても起こったであろう。 高校生活を「上」「下」のカースト制にとらえて語る。いじめまではいかない。上下どちらも暗黙のルールで自らを振り分けていく。 確かに自分の学生生活を思い出しても近しいことはあった。でも上下で意識したことはない。モテモテでイケてるグループを羨ましいと思っていただけ。羨ましいと感じることは、見上げるわけで、上下関係ができてしまっている。ただ羨ましいと思うだけで、自分は下と明確に意識していたわけではない。無意識のうちに己を落としていたのかもしれない。認めようとしなかっただけかもしれない。 多分、学校生活の構造は時代を超えて変わってないと思う。言語化されて顕在化するかどうかの違いだろう。言語化されるとレッテルとなり歪んでしまうのではないだろうか。 還暦前のおっさんが、十九歳が書いた高校生活の小説を読む。読めてしまうのは、こうしてぐだぐだと感想書いてしまうのは、四十年前の高校生活も、そして社会に出てからの生活も根っこの構造が同じたまからではないだろうか。 社会に出ると上下は明確に言語化され、数値で表される。そこには高校時代の酸っぱさはない。苦味と辛味があるだけだ。
3投稿日: 2023.04.20
powered by ブクログ朝井さんの「チア男子」を呼んで面白かったので代表作であるこれを読みました。 全く関わりがない人たちかもしれないが、深いところで繋がり合っているる感じが好きでした。 桐島が出てこないのも面白い。 人それぞれ色んな悩みがあって、辛いかもしれないけど、いつかみんなが前を向けるといいな。
3投稿日: 2023.04.16
powered by ブクログスクールカーストの上位も下位もそれぞれ深い悩みがある。タイトルにもある桐島の話が全く出てこなくて驚き。 桐島と関わりがあったりほとんどなかったりする人の思いが滔々と綴られている。その人の心の奥底にある気持ちを文章だけで描かれているのに、完全に感情移入させられてしまう秀逸な言葉選びと喩えに圧倒された。 これを著者・朝井リョウさんは19歳で書いたことも信じられない。 高校を卒業したばかりの時だからこそ登場の煩悶する姿に共感出来たのかな。
9投稿日: 2023.04.14
powered by ブクログスクールカーストの「上」の影の部分と「下」の光の部分が書かれていた。「下」とされるものが「上」の人間を打ち負かすといったありがちなものではなく、それぞれの視点からその人の心の動き・変化が書かれていて高校・中学の頃の自分と重なる話があっておもしろく、色々思い出した。 学校は本当に狭い世界でおかしな空間だと思うけど、皆そこで必死に生きている。その中でも夢中になって輝けるものがある映画部二人の姿は本当に眩しくて羨ましく思った。
2投稿日: 2023.04.01
powered by ブクログ日本アカデミー賞で話題になっていたので映画は見ないが読んでみた。 これ、よく映画にしたね。 ドラマチックな展開があるわけでもなく、高校生の一人一人の感情の物語だ。 心の中を書いているので、映像になりにくいと思うのだが、これがよくアカデミー賞をとったもんだ。 ま、映画を見たいと思わないが。 朝井リョウって早稲田大学在学中に、この本を書いたんでしょ? たいしたもんだ、とは思うが、この他の本を読んでみたいとは思わなかった。 映画見た人、感想はどうだったんだろう? ちなみに、「桐島」って奴は物語に登場しません。 すっげぇーうがった見方なんだけど、映画部に所属する高校生が登場する。 この高校生がなかなか良いんだけど、日本の映画業界において、こういった高校生は嬉しいことだろう。 それを題材にした映画なんでアカデミー賞なんて取った、要は業界の工作なんじゃないだろうか。
0投稿日: 2023.03.30
powered by ブクログ2010年代の高校生の見た目のかっこいい、かわいいの感覚と今の高校生の見た目の価値観はちがっているけれど、(自分自身高校生だからその違いに少しだけ慣れなかった!)服装とかじゃなくてクラスメイトの人間性であったり、校内でのグループの雰囲気だったりについては今と全然変わらなくてどきどきしながら読んだ。 クラスメイトもみんななんも考えてないように見えてちゃんと考えてて、けれどそれは学校っていうスケールの中でのことで、それは今の自分にとっての世界であって全てで、 やっぱり学校の外でもなんでも自分の夢中になれるものを10代のうちに見つけて熱中出来てる人ってかっこいいし羨ましい。絶対それを口には出さないけどね。 自分にはなんもないなぁとかって思っちゃうけど、それでも体当たりで突き進んで行きたいなって思った。
4投稿日: 2023.03.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
もし高校生の時に出会っていたら素直に物語として読めなかったかもなと思うような小説であった。 私はもともとスクールカーストを軸とした物語が得意ではない。その大体の主人公は『下』の人間であり『上』の人間を嫌い、最後には『下』が笑い『上』がこき下ろされて物語が終わる。ありきたりなこの流れが苦手である。しかしこの小説はそうではなかった。 自分自身『上』でも『下』でもない『中』のような学生生活を送ったからこそ、様々な視点から映し出されたこの物語は『上』にも『下』にも救いのある小説だと思った。『下』の光の部分と『上』の影の部分の表現の仕方が綺麗であり、『下』を『下』だけでは終わらせないし『上』を『上』のままでは終わらせない。 お互いがお互いのことを胸のどこかでちょっと羨ましいと感じているけれど、きっと一生伝わることがないであろうすれ違いがもどかしい。が、それを含めこの物語の余韻が好きである。映画の方も観てみたくなった。
2投稿日: 2023.03.04
powered by ブクログ朝井リョウさんの「正欲」を読んで再読したくなった。 かなり昔に映画で見ておもしろかったので読んでいたはずだけど初見だったかもしれない。 情景や人物の内面の描写が正欲よりも瑞々しくサラサラしているのは、著者が若かったからか扱っているテーマや年代が違うからか。 どちらかというと中高生の娘たちに読ませたい。
2投稿日: 2023.02.11
powered by ブクログ朝井リョウの本はほとんど全部読んでいるのに、 なぜか手を付けていなかったデビュー作… なんかもったいなくて読めてなかった。 結果、通勤電車で一気に読んでしまうくらい、 めちゃくちゃ好きだった。 桐島本人が登場しないっていうのは噂で聞いたことがあったけど 周りの人間から桐島がどういう人間なのか じわじわ分かってくる感じが本当におもしろかった。 きっと同じ高校に通って、近くにいたら、けっこう魅力的なんだろうな。 スクールカーストがリアルでもう。 高校時代を思い返して、共感してヒリヒリした。 自分もこういうしょうもないことにこだわってたな。 なんでこんなことがデビュー作で書けてしまうのだろう… やっぱり朝井リョウは天才だ。
4投稿日: 2023.02.09
powered by ブクログ『ちょっとした背徳感が病みつきになる一冊』 朝井リョウさんのデビュー作であり、小説すばる新人賞受賞作。スクールカーストに触れつつ青春時代の葛藤と変化を描く群像小説であり連作短編。かなり前に映画を鑑賞し、高校生たちの光と闇に衝撃を受けた作品ですが原作も良かったです。 まず、タイトルが秀逸。スクールカーストで言えば上位に君臨する桐島が部活をやめることで広がる仲間への動揺。そんな登場人物たちの"言葉にできない微妙な心の揺れ"を丹念に拾い上げていく。 言われてみると人間は無意識に自分より上か下かを判別してしまうのかもしれません。自覚はあるけれど面と向かって触れられたくはない箇所を、ピンポイントで突いてくる朝井リョウさんの執筆力。なんだか悪いことをしているような息苦しさや後ろめたさといった、なんとも言えない感情が湧き上がります。 大人になって世界が広がってからであれば、こういった視点も持てるかもしれませんが、著者が19歳の青春真っ最中にこの作品を書きあげたのはすさまじいこと。同年代の作家さんの青春物語は自分ごとに感じるから感情移入しやすくて好き。いつだって道を切り開くのは自信と勇気なんだなあ…と、しみじみ思いました。
6投稿日: 2023.02.08
powered by ブクログこれ19歳の作品なの?すげ。確かに40歳のおじさんが高校生の心情かくよりリアリティ。 でも自分がおじさんなのでちょっと遠いな。男子校だったからクラスで上とか下とかそういう概念なかったな。進学校だったからかな。小説は無限に広がるメタバース空間って成田先生言ってたけど、高校時代に戻れるメタバース空間やな、この小説は。いやしかし、19歳でこれ書いたの?すげ。
1投稿日: 2023.02.06
powered by ブクログこの人の綴る文章が好き。 何気ない学校生活を舞台にしたオムニバス形式の小説。学校という空間、高校生という立場の"普通"な特異性を、どうやったらこれだけ解像度高く表現できるのか。 学校という小さな社会で確かに存在しているように見える絶対的価値観には、実は誰もが疑問を感じていて、だけどその中でしか生きられない自分への嫌悪を各々が胸にかかえている。本書のテーマだが、よりそこに焦点を当てた「菊池宏樹」編が一番好き。
2投稿日: 2023.01.28
powered by ブクログ周囲と熱感が違うのって、教室の中でも部活の中でもましてや職場の中でも、それだけでやる気だったりモチベを下げるよね。 自分が上の立場なら、熱感を上げたいときは叱責して無理やり上げるのではなく、一旦は自身の高い熱感を抑えて歩み寄ることから始めます。 実際やることやらない奴とかいるとキレたくなりますが。(笑)
2投稿日: 2023.01.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本当にリアルな青春を描いている。高校生が抱く心情が人間関係が本当にリアル。学校という狭い社会で生きるということはどういうことか。17才のかすみが何を感じてるのかが非常に気になる。映画より桐島要素が少ない気がする。
1投稿日: 2023.01.09
powered by ブクログ高校生5人の数日間が各視点で描かれており、共感できる箇所が5人それぞれにあった。例えば、体育で迷惑をかけた時に罪悪感を感じる前田涼也は、中学時代の俺に似ている。何にも情熱的になれない菊池宏樹は、今の俺に似ている。作品全体を通して表現されているカースト制、目に見えないランク付けなども中高を経験してきた大人なら、あったなぁと理解できるはずだ。他人を馬鹿にすることしかできないかわいそうな価値観の人や、熱中するものが何も無いむなしい人、思ったことを勇気を出して言えない人、逆に思ってもないことを言って相手の顔色をうかがいながら生きる人。狭い世界に生きていると、こういう人になってしまうのかなと感じる。朝井リョウの作品は表現が好きだが、珍しく原作よりも映画の方が面白いと思ってしまった作品だった。
3投稿日: 2023.01.04
powered by ブクログ当然だけど、私は私を主人公だと思って生きているけれど、 私以外の人も自分を主人公だと思ってそれぞれ生きているんだよな、と思った。 同じシーンを共有していても、それぞれの主人公の葛藤や焦り、いたたまれなさを感じている者、 それと対照的に全能感があったり優越感に浸っている者。 学生という狭い社会に囚われた独特の世界観が、 いろんな立場の人から汲み取れて懐かしい気持ちになった。 ただ、みんなこんな複雑なスクールカーストの立場を意識して過ごしてたのか...!! 朝井リョウさんと世代ほぼ変わらないですが、 わりと自分は何も考えず毎日楽しく生きていて鈍感であるがゆえに幸せだったんだな、と思えた。
3投稿日: 2023.01.04
powered by ブクログ小説すばる新人賞を受賞したデビュー作。 学校内で生じる「格差」を軸に、高校生たちの心情を描いた群像劇です。 部活や人間関係、恋愛などの悩みや抱えている思いが瑞々しくリアルに表現されています。 学校という狭い世界が全てに思える閉塞感と、何者にもなれる無限の可能性を信じるおおらかさ、その対比も鮮やかに感じました。 大人になるにつれて、少しずつこぼれ落ちてしまう感覚が実に巧みに描かれていて、読む人それぞれに様々な感情を想起させる、そんな作品だと思います。
1投稿日: 2023.01.02
powered by ブクログ高校生の頃、無意識に考えながら生きていたことを、鮮明に呼び起こされた気分。 みんなに置いていかれないように、笑いたくもないのに笑ったり、友達を避けたくもないのに避けたり、つるんだり、中高生の頃ってずっとそんな感じで、自分としては黒歴史。 やけど、多分自分だけじゃなかったんだなって思った。 学生って、社会人より苦しい大変な時代と思う。
0投稿日: 2022.12.27
powered by ブクログ当時19歳だった著者のデビュー作で、口語体のタイトルが印象に残っているが、未読だった。 高校時代の部活、スクールカースト、恋愛、友人同士の人間関係などを心理描写を通して描く。年を重ねた人が青春群像を描写して書くなら判るが、この多感な高校時代を自ら過ごしながら、その渦中でこの客観的な筆致をモノにした著者の才能は凄い。 一方で、adolescence に個有の苦悩や焦燥感が凝縮して弾けた感動的なラストシーンの後に、スピンオフ作品を配置して全てを台無しにしている文庫版編集者の意図は理解に苦しむ。
1投稿日: 2022.12.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
クラスの中のいわゆる「イケてるメンバー」と「地味なメンバー」の立場からそれぞれ書かれた作品。地味であろうが、イケていていても、自分が夢中になれることに集中したらいいと思う。見た目や雰囲気だけの格差なんて、全然気にする必要はないです。でも高校生の年齢だと気になるんでしょうね。とすっかり大人になりすぎた私は思うのです。。。。。 桐島くんが最後まで出てこないのは、面白いな。
0投稿日: 2022.12.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読了後、読み返して最初の「宏樹の荷物でかいで重いんやで」というセリフでやっとつながりました。 再読すると、物語の絡み合いに気づけて面白かったです。
1投稿日: 2022.12.18
powered by ブクログそう言えば私にも高校生ってあったなぁ‥毎日何考えてたんだろう?受験、進学、恋愛まがい、夢‥がんじがらめで頭でっかちで自信なくなり。説明不能の時期でした。思い出させてくれてありがとう。
0投稿日: 2022.12.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
桐島出てこんのかい(笑) でもどれもすごく刺さる。リアル。 章ごとの扉の写真もエモい。 セブンティーンアイスの棒のとコーンのがベンチの上かな?に並んでる写真とか特に、何故かとんでもなく掻き立てられた。 感情の方向性はひとつじゃなくてあっちにもこっちにも揺らぐんだ。
0投稿日: 2022.12.12
powered by ブクログ小説すばる新人賞受賞作。 1989年生まれの作者が19才で書いた作品。ヒエラルキーの空虚の先に見える渇望、羨望、希望を懐かしくも新鮮に読めた。
11投稿日: 2022.12.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
朝井リョウさんの正欲が良かったので有名なこの作品も読んでみた。 登場人物は主に高校生だけど、私は中学生時代にスクールカーストによるクラス内の熾烈な戦いを経験した(経験したというよりは私は下の方だったので上の人たちがやり合うのを眺めていた)ので、自分が中学生の頃のことを沢山思い出して、正直読んでいて辛い気持ちにもなった。 スクールカーストの上位にいようが、下の方にいようが、それぞれに悩みがあり、ほんとうのきもちを言えないという葛藤があり。スクールカースト上位にいたって、下の方にいる人を羨ましく思えたりする。本当にそんな感じだったよなぁと十年前の自分や周りの人たちのことを思い出しながら思う。 「どっちがむなしいんだろうな、俺と。」 と、スクールカースト上位ににいる宏樹が、映画部の二人を見て思うシーンが心に残った。 構成としてはタイトルに出てくる桐島くんが全然出てこないのが意外で面白かった。桐島くん視点の世界はあえて読者の想像に任せてるのかもね。 登場人物それぞれの視点から語られる物語が並んでいるけれど、単なる並列ではなくてちゃんと交差していて凄かった。 亜矢の章でさけるチーズのように弾くように!と詩織がいっていてわけわからん、みたいに亜矢は思ってたけど、後の章でその曲がさけるチーズのCMに使われてたみたいな話がちょろっと入ったりして、もはや作者は小説で遊んでるのでは?笑
3投稿日: 2022.12.01
powered by ブクログ自分よりカーストが「下」にいる子が羨ましくて仕方ないことがある、絶対的な仲良し2人組がいて好きなものがあって、それがどうしようもなく羨ましいことがあるなと思いました。高校生の今読んですごく刺さりました 多分人は他人を羨んで生きていくんだと思う。
0投稿日: 2022.11.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
朝井リョウ氏の作品を読んだことがなく、かつてすごく話題になった本書を見つけたので、買ってみました。桐島が部活を辞める、という話題からクラスメイトの他の部活や恋愛、友情といった心の機微に展開していき、青春の眩しさを感じました。それぞれの視点からみた「ひかり」は自分の高校時代にもあり、決して片面だけだなくさまざまな視点が共存していたんだろうなと思い返しました。特に大きなイベントが起きるわけでもないですが、各々の心の機微や葛藤が綺麗に描かれていました。
0投稿日: 2022.11.13
powered by ブクログ思い返してみて、自分の高校時代にこんなカースト的な青春世界は経験しなかったと思う。もちろんクラスでのポジション取りに微妙に牽制しあってた人もいたんだろうけど、気づかなかったな、そういう攻防。スクールカーストなんて言葉を知ったのも良くも悪くも大人になってからだった気がする。 この小説の中で近いのは映画部の話。吹奏楽部にいたわたしには部活とコンクールの目標だけにひたむきで、自分に見えてる狭い世界だけが全てだった。実際、その世界の外にあった誰と誰が付き合ってるとか、かっこいい先輩が何組にいるとか、どんな髪型がかわいいとか気にしたことなかった。認識できてなかった。幼かったのか鈍感だったのか…。ただ幸いいじめられることもなく、のほほんと卒業したんだと思う。 いまだにこの小説にあるような繊細さはわからなくて、桐島が部活を辞めたからなんなんだってなってて、悔しく情けない気持ちになってる。実写は必ずみたい。
15投稿日: 2022.11.06
powered by ブクログなんとも難しいことを表現してるなぁと これ映画見てないけど、どうやって映画化したんだ?ってハテナマークえぐいくらい笑 ずーっとこんなことを思い描いていたんだろうけど、なかなか考えられなかったことあるな
2投稿日: 2022.10.15
powered by ブクログ40代のおばさんには昔過ぎて気恥ずかしさを感じつつ読みました。 桐島くんの人物像は最後までよくわからなかった。
2投稿日: 2022.10.13
powered by ブクログタイトルが秀逸。読みたいと思いつつ、長いこと積読していた本。 キラキラしていてエネルギーに満ち溢れているのに、空虚で刹那的。世代を超えて共感できる感覚なのだろうか。ちょっとの気恥ずかしさをもって読み進めた。映画も観てみたい。そして朝井リョウ氏の作品も追いかけたいと思う。
14投稿日: 2022.10.13
powered by ブクログ桐島が部活を辞めたことで、少しずつ周囲の生活に変化が訪れる。学校が世界そのものだったな~、窮屈さを感じていたんだな~と作品を読んで改めて感じたり。あの頃にしか感じ取れない感性が描かれていて、胸を締め付けられる。非常に面白い!
3投稿日: 2022.10.09
powered by ブクログ「朝井リョウさんが好き」と自己紹介すると、たいてい「あー!『桐島、部活やめるってよ』の人ね!」と言われるのにデビュー作を読んだことがなく、ついにこの三連休に読破。 人が皆持っている心の中の黒い部分、人生への悩み、焦り、迷い。 本当に朝井リョウさんはこのような描写をするのが上手い。 これは高校生の話だけど、大人になっても悩みって尽きないよなって本当に思う。 大人はお金が稼げるから、それはいいことだけど。
1投稿日: 2022.10.09
powered by ブクログなんか意外な作品であったなというのがこの本を読み終えて 1番最初に抱いた感想であった。『桐島部活やめるってよ』というタイトルは読書にハマる前から聞いたことがあったし、映画化もされ人気であったことを知っていたため展開が激しく面白い青春小説的な類の作品なのだろうと思っていた。しかし読み終えた後には面白かったというよりかは何か深かったと感受性の浅はかさを痛感するような感想を抱いた。現実世界の中のリアルがものすごく再現されていて、話の舞台が高校であったことからも去年まで高校生であった為とても引き込まれた。 読み終えてから、この物語が終始桐島が部活を辞めたというたった一つの出来事と高校生の至って普通の日常のみで構成されていて、出来事ではなくそれぞれの登場人物の心の動きをメインに話が成り立っていたことに気づき、その中でずっとリアルを書いていたの凄いなと思った。物語の構成が登場人物一人一人の視点により分けられていて、読み進めていくにつれどんどん人物であったり話が合致していくのがとても面白かった。 視点とされる登場人物のカーストは異なっていて様々であり、その異なったカーストによる視点それぞれから同じ一つの事柄に対して異なる心情を抱く登場人物を見て、何者同様、そこにいる人間がありのままに、普遍的に描かれていた。この本が何を表現しているのかを一言で言い表すとしたら、高校生という将来希望に満ち溢れた、何でもできるのではないかと思わされるような時期であるにも関わらず、どんなカーストの人も何かしらどこかに窮屈さを抱いているといった一見矛盾した概念についてである気がした。 この本を読み、高校生活を顧みると、やはり自分も似たような窮屈さを多々感じていたし、高校生活をすでに終え、最近は読書などにより少しずつ知見を得たり、初めてバイトを始めたことなどから少しずつ大人に近づいてきていると感じることから、高校生活を1からやりなおせるならかなり上手くこなせるだろうとは思うが、当時の15〜17歳の自分にはだいぶ苦難であった。周りなど気にしないで、自分の感情の赴くがままに行動できるほど強い自我を持って高校生活を送れていたら一体どんな生活だったのだろうなという妄想はもう一生実現することはないし、自分の歩んできたやり直せない高校生活と比較すると悲しい気持ちになった。後悔を減らすために毎日全力で生きれたらなと最近になって常々思う。個人的に後悔の感情が1番キツく重い。 是非とも中学生や高校生活真っ只中の人たちにオススメしたい一冊になった。
1投稿日: 2022.09.20
powered by ブクログ映画を見た後に結末が違うということで原作も読んでみた。 著者と年齢が近いこともあって同じ世代特有の学校内の息苦しさのようなものを追体験できるかと思ったら私の思ってたものと違った。 追記 思ってたのと違った理由がわかった。私の学生時代はヒエラルキーというより、半分はにぎやかで大人数で行動する目立つタイプ、半分は割と地味で少人数で行動するタイプに分かれていた。私はもちろん地味な方。地味な人たちの中で、にぎやかな方の誰かと仲良くできる方がより価値がある、みたいなマウントの取り合いが繰り広げられていて息苦しくて本当にうんざりだった。
0投稿日: 2022.09.18
powered by ブクログ当時話題でしたがようやく手に。桐島出てこないんだ…と率直に感じ。2012年頃の17歳を感じました(同世代)明けない夜がないだなんて誰が言ったのだろう。私が死ねばそれは明けない夜だ。普段書き留めておいたりしないのですが印象的でした。
0投稿日: 2022.09.18
powered by ブクログ朝井リョウさんのデビュー作。 まず文章についていえば、いわゆる「エモさ」がにじみ出ていていい感じなのだけど、正直ちょっとくどいなと思った。 バレー部の桐島君が部活を辞めるらしい。 この噂をきっかけに登場人物たちの日常がほんのちょっとだけ波立ち、そしてそれによって人間関係だったり、彼ら彼女らの気持ちが変化するという構成はとても面白いと思う。 登場人物たちの性格は、「みんなバカだ。まあ、そういう私もバカなんだけどね」的な感じの子が多かったように思う。ちなみに朝井リョウさんは学生時代、桐島君と同じバレー部で、本作は作者さんの個人的な体験や思いが随所にちりばめられているっぽい。 さて、最後に評価について。 本作は「エモさ」がポイントだと思うけど、その表現が個人的には好みに合わなかったので、☆二つ。
0投稿日: 2022.09.12
powered by ブクログ前に凄く話題になった作品。ようやく読めました。 桐島は出てこないという事はなんとなく知ってましたが、まあ出てこない出てこない。 バレーで陽キャ側との事ですが、それにしては影が薄いような。陽キャならもう少し人に興味持たれそう。 小説を読むというより、漫画を読む感覚で読めました。ブラスバンド部の子の話がもっと読みたかったな〜。
1投稿日: 2022.09.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
菊池宏樹 野球部。 竜汰 桐島や宏樹の友人。 小泉風助 男子バレーボール部。リベロ。 孝介 男子バレーボール部副キャプテン。エース。桐島とうまくいってない。 日野 男子バレーボール部。家は花屋。童貞。Tシャツ等の荷物が臭い。 沢島亜矢 ブラスバンド部部長。テナーサックス。 詩織 ブラスバンド部。亜矢の友人。 志乃 亜矢のクラスメイト。 前田涼也 映画部。高校生映画コンクールで特別賞を受賞する。 武文 映画部。ジョゼと虎と魚たち真木よう子が好き。 梨紗 桐島の彼女。 沙奈 宏樹の彼女。 東原かすみ バドミントン部。涼也とは中学二年生の時に同じクラスだった。映画好き。 宮部実果 ソフトボール部。孝介の彼女。 絵理香 ソフトボール部。美人。 桐島 男子バレーボール部キャプテン。リベロ。
0投稿日: 2022.09.06
powered by ブクログイメージは詩のような小説。 映画も全く見ずに初見で読んだ。 主人公が桐島で部活や友達との葛藤や青春かなと思ったけど、ちょっと違った。 実の父と義理の妹が事故死する話が個人的には好き。 でも形容や比喩が無駄に多い。読みにくい。
0投稿日: 2022.08.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
学校は格差社会。 確かに、学生の時、年を重ねるごとに、無意識のうちにこの人は、自分より「上」自分より「下」と順位付けをしていた気がする。みんな平等と言いながらも。 映画部のように、自分のやりたいことをやっている姿はとても輝いて見え、格差なんかどうでもよく感じた。
3投稿日: 2022.08.20
powered by ブクログなんで教室に格差があるんだろう、でも高校生に戻りたくなった、何かを本気でやりたいと思った 私が知らないところで沢山の小説が評価されて映画化されてるんだなぁと気づいた
0投稿日: 2022.08.15
powered by ブクログ著者のデビュー作で、2009年第22回小説すばる新人賞受賞作。 桐島という一人の男子バレーボール部キャプテンが部活を辞めたことから引きおこる周囲の高校生の変化を描いた青春群像劇。バレー部の補欠はもちろん、ブラスバンド部、ソフトボール部、映画部、野球部と様々な立場の視点から、この余波について描かれている。 いわゆるランク付けや、何に対してなのかよく分からないイライラなど、高校生のリアルな感じが描かれていて面白い。高校時代ってこうだったのかなと思い出してしまう。
0投稿日: 2022.08.01
powered by ブクログバレー部のキャプテン、桐島が突然部活を辞めると言い出す。そこから、周りの高校生の変化を語る物語。 桐島の行動に対する捉え方が、一人一人違うことから、人間の多様性が感じ取れた。
0投稿日: 2022.07.31
powered by ブクログ野球部鞄で通学してるけど幽霊部員で空虚感に悩む彼。文化系をキモいと切り捨てる彼女の価値観に萎えながら自分も同類だと思ったり、カーストの底辺にいるけど打ち込める物がある映画研の二人を眩しく感じたり。共学って大変?昭和の男子校は単純だった。 野球部鞄で通学してるけど幽霊部員、やりたい事が見つからず空虚感に悩む彼。スクールカーストの底辺とされている文化系をキモいと切り捨てる彼女の価値観に萎えながら自分も同類だと思ったり。その底辺にいるけど打ち込める物がある映画研の二人を眩しく感じたり。共学って大変そう。昭和の男子校は単純だった。
0投稿日: 2022.07.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
高校生の桐島君の周りの人たちの心模様を連作で描く。最後まで桐島君はでてこなかったけど、一つ一つのエピソードが高校生の心情をピュアに表していて、甘酸っぱい思い出が脳内に広がってくる。高校って生徒がランク付けされるというのはちょっと違うが、グループが違う人たちはいた気がする。男女交際グループに入れなかった私は映研じゃないけど前田君グループ?運動部やってたから風助か?アニメしか知らないジョゼと虎と魚たちの実写版を観なければ!
0投稿日: 2022.07.21
powered by ブクログ高校リア充たちの群像劇。たくさん持っている恵まれた者たちが、何か一つ物足りないことに渇望して憂いているという贅沢な悩みの話。ただし毒親の女子の話だけちょっと毛色が違ってて、この子の悩みは深刻だ。 映画部の男子も「下」というカースト底辺と見せかけておいて、実は十分リア充だ。自虐もほどほどにしようか。 男子の心の描写はリアルさを感じたが、女子の描写はちょっと盛りすぎかな、と思った。作者は少女漫画の読みすぎじゃないだろうか。 異世界ファンタジーとして楽しめばいいのかな。
0投稿日: 2022.07.17
powered by ブクログ面白い。 スクールカーストについて書かれていた。 バレー部部長の桐島が部活を突然辞めたことで、周りの人々に余波が広がっていく。スクールカースト上位の桐島が辞めたことで、同じスクールカースト上位の人たちには余波が大きくそれぞれの思惑が重なって思わぬ方向に進んでいくが、スクールカースト下位の人たちは余波が少なくむしろ以前より楽しくなっていく過程が良い。
1投稿日: 2022.07.12
powered by ブクログ17歳である高校生の心理を表現するのが上手い。 気持ちの浮き沈み、面に出すことのできない心理。これこそが青春の定義に近い。
0投稿日: 2022.07.09
